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JP2009181899A - 積層式電池 - Google Patents

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JP2009181899A JP2008021653A JP2008021653A JP2009181899A JP 2009181899 A JP2009181899 A JP 2009181899A JP 2008021653 A JP2008021653 A JP 2008021653A JP 2008021653 A JP2008021653 A JP 2008021653A JP 2009181899 A JP2009181899 A JP 2009181899A
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Hitoshi Maeda
仁史 前田
Masayuki Fujiwara
雅之 藤原
Masataka Shinyashiki
昌孝 新屋敷
Atsuhiro Funabashi
淳浩 船橋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】製造コストの大幅な高騰を抑制しつつ、電池が発熱、電池内部に水分等が侵入することによる電池性能の低下、及び、外力が加わった場合であっても集電タブが切断するのを抑制することができる積層式電池を提供することを目的としている。
【解決手段】各々正極集電タブ11が延出された複数の正極板1と、各々負極集電タブ12が延出された複数の負極板2とが、セパレータ3を介して交互に積層された積層電極体10を有し、上記正極集電タブ11は重畳状態で正極集電端子15に接合され、上記負極集電タブ12は重畳状態で負極集電端子16に接合され、これら両集電端子15、16がラミネート外装体25から突出する積層式電池において、上記正極集電タブ11には、当該正極集電タブ11の少なくとも一部を覆う絶縁性樹脂層20が形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、例えば、ロボット、電気自動車、バックアップ電源等に使用される積層式電池に関し、特に、ハイレートでの充放電特性を向上させることができる積層式リチウムイオン電池に関する。
近年、電池は、携帯電話、ノートパソコン、PDA等の移動情報端末の電源のみならず、ロボット、電気自動車、バックアップ電源などに使用されるようになってきており、さらなる高容量化が要求されるようになってきている。このような要求に対し、リチウムイオン電池は、高いエネルギー密度を有し、高容量であるので、上記のような駆動電源として広く利用されている。
このようなリチウムイオン電池の電池形態としては、大別して、渦巻状の電極体を有底筒状の外装体に封入した筒型のものと、方形状電極を複数積層した積層電極体を有底角状の外装体または2枚のラミネートフィルムを溶着することにより作製したラミネート外装体に封入した積層式のものとがある。
これらリチウムイオン電池のうち、積層電極体をラミネート外装体に封入した積層式電池の積層電極体の具体的な構成は、正極集電タブを有するシート状の正極板と、負極集電タブを有するシート状の負極板とを、セパレータを介して必要な数だけ積層するような構成である。
ここで、上述の如く、リチウムイオン電池は高容量、高出力のために、積層電極内の一部で内部短絡が起きると短絡部へ積層電極から大電流が流れ込むおそれがあり、この大電流が流れ込んだときは、このリチウムイオン電池自体が損傷する等の不良が生ずると共にこのリチウムイオン電池自体に発熱が起こり、多量の熱を周囲に放出する不都合があった。
このようなことを考慮して、集電タブをヒューズ部とし、このヒューズ部の断面積を、集電体の抵抗率(μΩ・mm)×正極電極面積(mm2 )×4.27×10-7<ヒューズ部断面積(mm2 )<集電体の抵抗率(μΩ・mm)×正極電極面積(mm2 )×2.41×10-6と規制するような提案がなされている(下記特許文献1参照)。
また、電池の安全性の向上を図るべく、渦巻状の電極体を備えた電池の正極電極、負極電極のいずれかの巻き始め部に取り付けた集電タブにPTC素子を直列に接続するとともに、このPTC素子を電池要素内部に位置させるような電池が提案されている(下記特許文献2参照)。
特開平08−185850号公報 特開2002−110137号公報
ここで、上記特許文献1に記載の技術では、内部短絡等で異常電流が流れた際、当該異常電流が流れた部位の集電タブは溶断されるので、電池の安全性はある程度確保できる。しかしながら、溶断された集電タブは露出した状態にあるので、当該集電タブが隣接する集電タブと接触した場合には、隣接する集電タブから異常電流が流れて、電池が発熱したりすることがある。また、溶断された集電タブとラミネート外装体のアルミニウム層とが接触して、アルミニウムが腐食し、この結果、電池内部に水分等が侵入して電池性能が低下することがある。更に、集電タブは箔状であるため強度が小さく、外力が加わった場合にリード部が切断することがある。尚、ラミネート外装体は、金属層の両面に樹脂層が形成されているものであるため、集電タブとラミネート外装体のアルミニウム層とが直接接触することはないのでは、とも考えられる。しかしながら、樹脂層には傷、ボイド、クラック等が存在することがあるため、樹脂が欠けている部分もある。したがって、溶断された集電タブとラミネート外装体のアルミニウム層とが直接接触することは起こりうる。
また、上記特許文献2に記載の技術では、PTC素子の存在により、内部短絡等で異常電流が流れた場合の電池の安全性はある程度確保できるが、積層型電池にこの技術を適用するには各集電タブにそれぞれPTC素子を接続する必要があり、電池に製造工程が複雑化して製造コストが高騰する。
本発明は上記課題を考慮したものであって、製造コストの大幅な高騰を抑制しつつ、電池が発熱したり、電池内部に水分等が侵入したりすることに起因する電池性能の低下、及び、外力が加わった場合であっても集電タブが切断するのを抑制することができる積層式電池を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明は、各々正極集電タブが延出された複数の正極板と、各々負極集電タブが延出された複数の負極板とが、セパレータを介して交互に積層された積層電極体を有すると共に、この積層電極体が外装体の収納空間内に配置され、且つ、上記正極集電タブは重畳状態で正極集電端子に接合され、上記負極集電タブは重畳状態で負極集電端子に接合され、これら両集電端子が外装体から突出する積層式電池において、上記両集電タブのうち少なくとも一方の集電タブには、当該集電タブの少なくとも一部を覆う絶縁層が形成されていることを特徴とする。
通常、集電タブに電流が流れると集電タブが発熱し、所定の電流値以上の電流(異常電流)が流れると、大きな発熱により集電タブが溶断することが知られている。そこで、上記構成の如く、集電タブの少なくとも一部を覆う絶縁層が形成されていれば、当該絶縁層が存在する部位は、絶縁層が存在しない部位よりも放熱性に劣るため、絶縁層が存在する部位の温度上昇が大きくなる。この結果、異常電流が流れた場合には、絶縁層が存在する部位で集電タブが溶断される。
このように、絶縁層が存在する部位で集電タブが溶断されると、溶断部分の集電タブは絶縁層に覆われている(集電タブは露出した状態にない)ので、当該集電タブが溶断後に隣接する集電タブ方向に変形しても、溶断した集電タブと隣接する集電タブとが電気的に接続されることがない。したがって、隣接する集電タブから異常電流が流れて、電池が発熱するのを防止できる。また、絶縁層の存在により箔状の集電タブの強度がある程度大きくなるので、外力が加わった場合に集電タブが切断するのを抑制できる。
上記外装体として、金属層と樹脂層とを備えた2枚のラミネートフィルムの周縁同士を接合することにより形成されたラミネート外装体、又は、金属層と樹脂層とを備えた1枚のラミネートフィルムを折り返して周縁同士を接合することにより形成されたラミネート外装体が用いられていることが望ましい。
外装体としてラミネート外装体を用いた場合に、溶断した集電タブがラミネート外装体方向に変形しても、溶断部分の集電タブは絶縁層に覆われているので、溶断した集電タブとアルミニウム層とが電気的に接続されることがない。したがって、アルミニウムの腐食に起因して、電池内部に水分等が侵入し電池性能が低下する等の不都合が発生するのを抑制できる。
上記絶縁層は絶縁性樹脂から成ることが望ましく、特に、絶縁性樹脂としてポリテトラフルオロエチレン樹脂が用いられていることが望ましい。
一般的に、絶縁性樹脂は安価で且つ容易に塗布することができるからであり、このような点を考慮すると、ポリテトラフルオロエチレン樹脂がより好ましい。
但し、本発明の絶縁層を形成する素材としては絶縁性樹脂に限定するものではなく、例えば、SiO2やTiO2を含むゲル状接着剤を用いても良い。また、絶縁性樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン樹脂に限定されるものではなく、エポキシ樹脂等であっても良い。
上記絶縁層は上記重畳状態にある集電タブを一体的に覆っていることが望ましい。
各集電タブに各々樹脂層を形成することもできるが、重畳状態にある集電タブを一体的に覆うような絶縁層を形成しても本発明の作用効果は発揮される。この場合には、各集電タブに各々樹脂層を形成するよりも短時間で絶縁層を形成できる。
加えて、切断した集電タブが隣接する集電タブやラミネート外装体方向に変形するのが抑えられるので、上述した作用効果が一層発揮される。
上記絶縁層が形成された集電タブのうち、最も上記ラミネート外装体に最も近い位置に存在する集電タブには、集電端子との接合部から極板に至るまで上記樹脂層が形成されていることが望ましい。
外部から力が加わった場合、上記ラミネート外装体に最も近い位置に存在する集電タブ(以下、最外集電タブと称するときがある)は他の集電タブよりも大きな負荷が加わって、最外集電タブが切断することが多い。そこで、最外集電タブに、集電端子との接合部から極板に至るまで樹脂層を形成することにより、最外集電タブの切断が抑制される。
上記正極板に用いられる正極活物質と、上記負極板に用いられる負極活物質とが、リチウムを吸蔵放出できる材料から構成されていることが望ましい。
正極活物質と負極活物質とがリチウムを吸蔵放出できる材料から構成されるリチウムイオン電池では、発熱等の問題が特に生じ易いので、本発明の構成を適用する効果が大きい。
本発明によれば、絶縁層が存在する部位で集電タブが溶断されるので、当該溶断された集電タブが隣接する集電タブ方向に変形しても、溶断した集電タブと隣接する集電タブとが電気的に接続されない。したがって、隣接する集電タブに異常電流が流れることに起因する電池の発熱を抑制できる。また、絶縁層の存在により箔状の集電タブの強度がある程度大きくなるので、外力が加わった場合に集電タブが切断するのを抑制できるといった優れた効果を奏する。
以下、本発明の一例に係る積層式電池(角型リチウムイオン電池)を、図1〜図12に基づいて説明する。なお、本発明における積層式電池は、下記の形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
(積層式電池の構造)
図1に示すように、積層式電池は積層電極体10を有しており、この積層電極体10は、2枚のセパレータから成り内部に正極板1が配置された袋状セパレータ3と負極板2とが多数積層され、且つ、最外位置には負極板2が配置される構造となっている。このように、最外位置に負極板2が配置されることから、負極板2の枚数が正極板1の枚数より1枚多くなるように構成されている(具体的には、正極板1は50枚、負極板2は51枚で構成されている)。また、図示はしないが、最外位置に存在する負極板2の外側にはポリプロピレン製の形状保持シートが配置されており、また、図5に示すように、積層電極体10の外周部には積層電極体10を跨ぐように、各電極板1、2のずれを抑制するためのテープ5が貼着されている。更に、上記積層電極体10は、図2に示すような2枚のラミネートフィルム28を溶着することにより形成したラミネート外装体25の収納空間の内部に、電解液と共に封入されており、上記ラミネート外装体25からは、アルミニウム板(厚さ:0.5mm)から成る正極集電端子15と、銅板(厚さ:0.5mm)から成る負極集電端子16とが突出する構造となっている。尚、上記ラミネートフィルム28はアルミニウム箔の両面に樹脂層が形成される構造であり、また、図2の符号27は2枚のラミネートフィルム28の溶着部である。
上記正極板1は、図3(a)に示すように、方形状のアルミニウム箔(厚さ:15μm)から成る正極用導電性芯体の両面の全面に、LiCoO2から成る正極活物質と、カーボンブラックから成る導電剤と、ポリフッ化ビニリデンから成る結着剤とから構成される正極活物質層1aが設けられる構造となっている。上記正極板1の幅L1は96mm、高さL2は96mmとなっており、また、正極板1の一辺からは、上記正極用導電性芯体と一体形成されると共に上記正極活物質層1aが設けられていない正極集電タブ11(幅L3は30mm、高さL4は20mm)が突出する構造となっている。この正極集電タブ11は、上記正極集電端子15の両面に重ねられた状態で(正極集電端子15の各面に25枚ずつ重ねられた状態で)、上記正極集電端子15と溶着されている。
上記袋状セパレータ3は、図3(c)に示すように、2枚のポリプロピレン(PP)製のセパレータ3aを重ね合わせ、これらセパレータ3aの周辺部においてセパレータ3a同士を融着する融着部4(溶着幅は2mm)を設けるような構成である。このような構成とすることにより、上記正極板1を袋状セパレータ3内に収納できる。尚、上記セパレータ3aは、図3(b)に示すように、高さL5は100mm、幅L6は100mmの方形状を成しており、また、その厚さは30μmとなっている。
上記負極板2は、図4に示すように、方形状の銅箔(厚さ:10μm)から成る負極用導電性芯体の両面の全面に、天然黒鉛から成る負極活物質と、ポリフッ化ビニリデンから成る結着剤とから構成される負極活物質層2aが設けられる構造となっている。上記負極板2の幅L7は100mm、高さL8は100mmであり、上記セパレータ3aと同様の大きさとなっている。また、負極板2の一辺からは、上記負極用導電性芯体と一体形成されると共に上記負極活物質層2aが設けられていない負極集電タブ12(幅L9は30mm、高さL10は20mm)が突出する構造となっている。この負極集電タブ12は、上記負極集電端子16の両面に重ねられた状態で(負極集電端子16の一方の面に25枚、他方の面に26枚重ねられた状態で)、上記負極集電端子16と溶着されている。
ここで、上記各正極集電タブ11の両面には、図6及び前記図1、図3、図5に示すように、当該正極集電タブ11の一部を覆う絶縁性樹脂層20が各々形成されており、この絶縁性樹脂層20はポリテトラフルオロエチレン樹脂から成る。また、絶縁性樹脂層20の厚さは片面が約30μmであり、幅L11は5mmである。尚、図6は模式的に表した図であり、実際は、図7に示すように、隣接する絶縁性樹脂層20同士が接触しているような構造となっている。これは、両極板1、2やセパレータ3が極めて薄いということに起因するものである。
上記の如く、絶縁性樹脂層20が正極集電タブ11に形成されていれば、当該絶縁性樹脂層20が存在する部位は、絶縁性樹脂層20が存在しない部位よりも放熱性に劣るため、絶縁性樹脂層20が存在しない部位よりも絶縁性樹脂層20が存在する部位の温度上昇が大きくなる。この結果、図8及び図9に示すように、最外位置に存在するセル10aに異常をきたして、そのセル10aに対応する正極集電タブ11aに異常電流が流れた場合には、図8〜図10に示すように、正極集電タブ11aの絶縁性樹脂層20aが存在する部位で、正極集電タブ11aが溶断されることになる。
このように、絶縁性樹脂層20aが存在する部位で正極集電タブ11aが溶断され、図8に示すように、当該正極集電タブ11aが溶断後に隣接する正極集電タブ11b方向に変形した場合に、溶断部分の正極集電タブ11aは絶縁性樹脂層20aに覆われている(正極集電タブ11aは露出した状態にない)ので、溶断した正極集電タブ11aと隣接する正極集電タブ11bとが電気的に接続されることがない。したがって、隣接する正極集電タブ11bに異常電流が流れるのを防止できるので、電池が発熱するのを阻止することができる。また、絶縁性樹脂層20の存在により箔状の正極集電タブ11の強度がある程度大きくなるので、外力が加わった場合に正極集電タブ11が切断するのを抑制できる。
一方、図9に示すように、溶断した正極集電タブ11aが図示しないラミネート外装体25方向に変形した場合であっても、溶断部分の正極集電タブ11aは絶縁性樹脂層20に覆われていることから、溶断した正極集電タブ11aとラミネート外装体25のアルミニウム層とが電気的に接続されることはない。したがって、アルミニウムの腐食に起因して、電池内部に水分等が侵入し、電池性能が低下する等の不都合が発生するのを抑制できる。
尚、絶縁性樹脂層20が存在することにより放熱性を低下させるという観点からは、絶縁性樹脂層20の厚みを大きくすることが望ましいが、厚みを大きくすると、積層式電池において、電池の内部空間に対する集電部の占める体積が増大し、電池のエネルギー密度が低下する。したがって、絶縁性樹脂層20の厚みは上述した程度に規制するのが好ましい。
(積層式電池の作製方法)
〔正極板の作製〕
正極活物質としてのLiCoO2を90質量%と、導電剤としてのカーボンブラックを5質量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデンを5質量%と、溶剤としてのN−メチル−2−ピロリドン(NMP)溶液とを混合して正極スラリーを調製した。次に、この正極スラリーを、正極集電体としてのアルミニウム箔(厚み:15μm)の両面に塗布した。その後、溶剤を乾燥し、ローラーで厚み0.1mmにまで圧縮した後、上述した幅L1及び高さL2になり且つ正極集電タブ11が突出するように切断して正極板1を作製した。この後、正極集電タブ11の両面に、正極集電タブ11の一部を覆うように絶縁性樹脂を塗布した後、加熱することにより、各正極集電タブ11に絶縁性樹脂層20を形成した。
〔正極板が内部に配置された袋状セパレータの作製〕
PP製セパレータ3aを2枚用意し、当該セパレータ3a間に正極板1を配置した後、セパレータ3aの周辺部を熱溶着して、正極板1が内部に配置された袋状セパレータ3を作製した。
〔負極板の作製〕
負極活物質としての天然黒鉛粉末を95質量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデンを5質量%と、溶剤としてのNMP溶液とを混合してスラリーを調製した後、このスラリーを負極集電体としての銅箔(厚み:10μm)の両面に塗布した。その後、溶剤を乾燥し、ローラーで厚み0.08mmにまで圧縮した後、上述した幅L7及び高さL8になり且つ負極集電タブ12が突出するように切断して負極板2を作製した。
〔電池の作製〕
上述のようにして得られた負極板2(51枚)と、正極板1が内部に配置された袋状セパレータ3(50枚)とを交互に積層して積層電極体を作製した。尚、この積層電極体10における積層方向の端部には負極板2を配置した。次に、積層電極体10の4辺に、積層電極体10を跨ぐようにして、ずれ防止用テープ5を貼着した。
次いで、積層電極体10から突出した50枚の正極集電タブ11と正極集電端子15とを超音波溶接法にて溶着すると共に、積層電極体10から突出した51枚の負極集電タブ12と負極集電端子16とを超音波溶接法にて溶着した後、ラミネート外装体25の収納空間内に、積層電極体10を配置した。その後、正極集電端子15と負極集電端子16とがラミネートフィルム28から突出した状態で、両集電端子15、16が存在する辺のラミネートフィルム28同士を溶着した後、ラミネートフィルム28の残り3辺のうち2辺を溶着することにより積層電極体10をラミネート外装体25内に配置した。最後に、ラミネート外装体25の内圧が30torr以下となるように規制した状態で、ラミネート外装体25の開口部から非水電解液を注液した後、ラミネート外装体25の開口部(ラミネートフィルムの残りの1辺)を溶着することにより積層式電池を作製した。尚、上記非水電解液としては、エチレンカーボネート(EC)とメチルエチルカーボネート(MEC)とが体積比で30:70の割合で混合された混合溶媒に、LiPF6が1M(モル/リットル)の割合で溶解されたものを使用した。
(その他の事項)
(1)上記実施例では絶縁層を正極集電タブ11に形成したが、負極集電タブ12に形成しても良い。尚、両集電タブ11、12に形成しても良いが、工数が増えて製造コストが上昇するので、一方の集電タブに形成するのが望ましい。また、両集電タブ11、12に形成しなくても、一方の集電タブに形成すれば、本発明の作用効果は十分に発揮される。
(2)上記実施例では正極集電タブ11の一部分にのみ絶縁性樹脂層20が形成されているが、図11に示すように、最も外側に位置する(最も上記ラミネート外装体25に最も近い位置に位置する)正極集電タブ11aには、正極集電端子15との接合部から正極板1に至るまで上記絶縁性樹脂層20aが形成されていても良い。尚、最も外側に位置する正極集電タブ11aのみならず、全ての正極集電タブ11を同様の構成としても良い。
(3)上記実施例では各正極集電タブ11に各々絶縁性樹脂層20を形成したが、図12に示すように、重畳状態にある正極集電タブ11を一体的に覆うような絶縁性樹脂層20を形成しても良い。
(4)上記実施例では、正極集電端子15をアルミニウム板、負極集電端子16を銅板でそれぞれ構成しているが、これらをニッケル板で構成しても良い。このように両集電端子15、16に同一素材のものを用いれば、電池の生産コストが低減できる。
(5)上記実施例では2枚のラミネートフィルム28の両者に収納空間を構成する収納凹部を設けているが、このような構造に限定するものではなく、一方のラミネートフィルムにのみ収納凹部を設け、他方のラミネートフィルムには収納凹部を設けないような構造であっても良い。また、必ずしも2枚のラミネートフィルムを用いる必要はなく、1枚のラミネートフィルムを折り返してラミネート外装体を構成しても良い。
(6)正極活物質としては、上記LiCoO2に限定するものではなく、LiNiO2、LiMnO4或いはこれらの複合体等であっても良く、負極活物質としては上記天然黒鉛に限定するものではなく、人造黒鉛等であっても良い。
(7)上記実施例では、全ての負極板2につき、負極用導電性芯体の両面に負極活物質層2aを形成したが、正極板と対向していない部位の負極活物質層(具体的には、最外に配置された負極板の外側に存在する負極活物質層)はなくても良い。そして、このような構造とすれば、積層電極体10の厚みが小さくなるので、電池の高容量密度化を達成できる。
本発明は、例えば、ロボット、電気自動車およびバックアップ電源等に用いる電池に適用することができる。
本発明の積層式電池に用いる積層電極体の分解斜視図である。 本発明の積層式電池の斜視図である。 本発明の積層式電池の一部を示す図であって、同図(a)は正極の平面図、同図(b)はセパレータの斜視図、同図(c)は正極が内部に配置された袋状セパレータを示す平面図である。 本発明の積層式電池に用いる負極の平面図である。 本発明の積層式電池に用いる積層電極体の斜視図である。 本発明の積層式電池に用いる積層電極体の説明図である。 本発明の積層式電池に用いる積層電極体の側面図である。 正極集電タブが切断したときの状態を示す説明図である。 正極集電タブが切断したときの他の状態を示す説明図である。 正極集電タブが切断したときの状態を示す平面図である。 本発明の積層式電池の変形例を示す説明図である。 本発明の積層式電池の他の変形例を示す説明図である。
符号の説明
1:正極板
2:負極板
3:セパレータ
10:積層電極体
11:正極集電タブ
12:負極集電タブ
15:正極集電端子
16:負極集電端子
20:絶縁性樹脂層
25:ラミネート外装体

Claims (7)

  1. 各々正極集電タブが延出された複数の正極板と、各々負極集電タブが延出された複数の負極板とが、セパレータを介して交互に積層された積層電極体を有すると共に、この積層電極体が外装体の収納空間内に配置され、且つ、上記正極集電タブは重畳状態で正極集電端子に接合され、上記負極集電タブは重畳状態で負極集電端子に接合され、これら両集電端子が外装体から突出する積層式電池において、
    上記両集電タブのうち少なくとも一方の集電タブには、当該集電タブの少なくとも一部を覆う絶縁層が形成されていることを特徴とする積層式電池。
  2. 上記外装体として、金属層と樹脂層とを備えた2枚のラミネートフィルムの周縁同士を接合することにより形成されたラミネート外装体、又は、金属層と樹脂層とを備えた1枚のラミネートフィルムを折り返して周縁同士を接合することにより形成されたラミネート外装体が用いられている、請求項1に記載の積層式電池。
  3. 上記絶縁層は絶縁性樹脂から成る、請求項1又は2に記載の積層式電池。
  4. 上記絶縁性樹脂としてポリテトラフルオロエチレン樹脂が用いられている、請求項3に記載の積層式電池。
  5. 上記絶縁層は上記重畳状態にある集電タブを一体的に覆っている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の積層式電池。
  6. 上記絶縁層が形成された集電タブのうち、上記ラミネート外装体に最も近い位置に存在する集電タブには、集電端子との接合部から極板に至るまで上記樹脂層が形成されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の積層式電池。
  7. 上記正極板に用いられる正極活物質と、上記負極板に用いられる負極活物質とが、リチウムを吸蔵放出できる材料から構成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の積層式電池。
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