JP2009178724A - 円筒部材の鍛造成形方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】円筒部材を成形する時に、円筒部材の軸線方向両端外周に欠肉及びバリのない円筒部材の鍛造成形方法を提供することを目的とする。
【解決手段】軸線方向に貫通する貫通孔5を有する円筒部材W4の鍛造成形方法において、軸線方向に伸びる予備穴4aを成形して、軸線方向一端に底部2を有する第一中間成形品W2を成形した後、第一中間成形品W2の軸線方向一端面を第一保持型23で保持すると共に、第一中間成形品W2の軸線方向他端面を第二保持型24で保持した状態で、第一保持型23の内部に配置された第一パンチ25により軸線方向他端に底部2を移動することにより、軸線方向他端に底部2を有する第二中間成形品W3を成形し、その後、底部2を除去して、貫通孔5を有する円筒部材W4を成形する。
【選択図】図9
【解決手段】軸線方向に貫通する貫通孔5を有する円筒部材W4の鍛造成形方法において、軸線方向に伸びる予備穴4aを成形して、軸線方向一端に底部2を有する第一中間成形品W2を成形した後、第一中間成形品W2の軸線方向一端面を第一保持型23で保持すると共に、第一中間成形品W2の軸線方向他端面を第二保持型24で保持した状態で、第一保持型23の内部に配置された第一パンチ25により軸線方向他端に底部2を移動することにより、軸線方向他端に底部2を有する第二中間成形品W3を成形し、その後、底部2を除去して、貫通孔5を有する円筒部材W4を成形する。
【選択図】図9
Description
本発明は、円筒部材の鍛造成形方法に関する。
従来、円筒部材の鍛造成形方法においては、図11の左半部に示す如く、素材W100の側面に当接する側面型122、側面型122の内部に配置され、軸線方向に突出するピン126により形成される型彫空間127に素材W100を投入した後、図11の右半部に示す如く、ピン126と軸線方向反対側に配置されたパンチ125により素材W100を押出成形し、軸線方向に伸びる予備孔104aを成形して、軸線方向一端に底部102を有するカップ状の第一中間成形品W102を成形する。その後、底部102を打ち抜いて、軸線方向に貫通孔を有する円筒部材を成形する鍛造成形方法が知られている(特許文献1参照)。
また、異なる円筒部材の鍛造成形方法においては、図12に示す如く、側面に歯型222aが成形された金型222、及び金型222の内部に配置されたピン226により成形された型彫空間227に素材W200を投入した後、図13に示す如く、素材W200の軸線方向一端面の軸心を内パンチ223で押圧し、軸線方向一端に軸線方向に伸びる予備孔204aを成形して、軸線方向他端に底部202を成形する。その後、内パンチ225の外側に配置された外パンチ223により、素材W200の軸線方向他端面を押圧して、外周に歯形203が成形された第一中間成形品202を成形する。そして、図14に示す如く、金型222の内部に配置されたピン226を固定した状態(移動させない)で、内パンチ225を後退させながら、第一中間成形品W202の軸線方向一端面を更に外パンチ223で押圧する。すると、素材が予備孔204a内に流動するので、軸線方向他端にあった底部202が自然に軸線方向一端に移動して、軸線方向一端に底部202を有する第二中間成形品W203を成形する。最後に、軸線方向一端の底部202を打ち抜いて、軸線方向に貫通孔を有する円筒部材を成形する鍛造成形方法が知られている(特許文献2参照)。
特公昭62−57414号公報
特公昭59−30499号公報
特許文献1に示される円筒部材の鍛造成形方法においては、図11に示す如く、側面型122の内部に配置され、軸線方向に突出するピン126上で、ピン126と軸線方向反対側に配置されたパンチ125により素材W100を押出成形し、軸線方向他端に向けて素材W100を流動させて、軸線方向他端に軸線方向に伸びる予備孔104aを成形し、軸線方向一端に底部102を有するカップ状の第一中間成形品W102を成形する。そして、ピン126とパンチ125により素材W100を押出成形すると、パンチ125と離れている第一中間成形品W102の軸線方向他端は、十分に素材W100を流動させることができず、軸線方向他端の内周及び外周に欠肉部103a,103bが成形され、軸線方向他端を所望の形状に成形することができないという問題があった。また、軸線方向他端に素材W100を流動させて所望の形状に成形するために、パンチ125に更に高い加圧力を付加すると、パンチ125、側面型122、及びピン126に高い付加荷重がかかり、破損してしまうという問題もあった。
更に、特許文献2に示される円筒部材の鍛造成形方法においては、図14に示す如く、金型222の内部に配置されたピン226を固定した状態で、内パンチ225を後退させながら、第一中間成形品W202の軸線方向一端面を更に外パンチ223で押圧し、軸線方向他端にあった底部202を軸線方向一端に移動させ、軸線方向一端に底部202を有する第二中間成形品W203を成形するため、外パンチ223で素材を押圧した時に、金型222と外パンチ223先端の間に素材が流出して、成形された第二中間成形品W203の軸線方向一端外周にバリ203bが成形されてしまい、底部202が打ち抜かれて成形された円筒部材は、軸線方向一端外周のバリ203bを除去しなければならないという問題があった。
本発明は、上記事情により鑑みなされたもので、円筒部材を成形する時に、金型の破損を防止すると共に、円筒部材の軸線方向両端外周に欠肉及びバリのない円筒部材の鍛造成形方法を提供することを目的とする。
本発明の円筒部材の鍛造成形方法は、軸線方向に貫通する貫通孔を有する円筒部材の鍛造成形方法において、軸線方向に伸びる予備穴を成形して、軸線方向一端に底部を有する第一中間成形品を成形した後、第一中間成形品の軸線方向一端面を第一保持型で保持すると共に、第一中間成形品の軸線方向他端面を第二保持型で保持した状態で、第一保持型の内部に配置された第一パンチにより軸線方向他端に底部を移動することにより、軸線方向他端に底部を有する第二中間成形品を成形し、その後、底部を除去して、貫通孔を有する円筒部材を成形することを第1の特徴とする。
本発明の円筒部材の鍛造成形方法は、軸線方向一端から軸線方向に伸びる凹部を成形して、底部を有する予備成形品を成形した後、予備成形品の軸線方向一端面を第一保持型で保持すると共に、予備成形品の軸線方向他端面を第二保持型で保持した状態で、第二保持型の内部に配置された第二パンチにより軸線方向一端に底部を移動することにより、軸線方向一端に底部を有する第一中間成形品を成形することを第2の特徴とする。
本発明の円筒部材の鍛造成形方法は、第一保持型の内部に配置された第一パンチと第二保持型の内部に配置された第二パンチにより、底部を挟持した状態で、軸線方向に底部を移動することを第3の特徴とする。
本発明の円筒部材の鍛造成形方法は、円筒部材の外周に歯形が成形されていることを第4の特徴とする。
本発明の第1の特徴の円筒部材の鍛造成形方法によれば、軸線方向に貫通する貫通孔を有する円筒部材の鍛造成形方法において、軸線方向に伸びる予備穴を成形して、軸線方向一端に底部を有する第一中間成形品を成形した後、第一中間成形品の軸線方向一端面を第一保持型で保持すると共に、第一中間成形品の軸線方向他端面を第二保持型で保持した状態で、第一保持型の内部に配置された第一パンチにより軸線方向他端に底部を移動することにより、軸線方向他端に底部を有する第二中間成形品を成形し、その後、底部を除去して、貫通孔を有する円筒部材を成形するため、第一中間成形品の軸線方向一端面が第一保持型で保持され、第一中間成形品の軸線方向他端面が第二保持型で保持されているので、成形された第二中間成形品の軸線方向両端外周に素材があふれることがなく、バリが成形されることを抑制することができる。また、第一パンチにより軸線方向他端に底部を移動することにより、欠肉の発生しやすい第二中間成形品の軸線方向他端外周に向けて素材を流動させることができる。このため、円筒部材の軸線方向両端外周に欠肉のない円筒部材の鍛造成形方法を提供することができる。更に、第一保持型及び第二保持型は、移動しない状態で、既に成形された第一中間成形品の底部を移動して第二中間成形品を成形するので、加圧力を低くすることができ、第二中間成形品を成形する金型が破損することを防止することができる。
また、本発明の第2の特徴の円筒部材の鍛造成形方法によれば、軸線方向一端から軸線方向に伸びる凹部を成形して、底部を有する予備成形品を成形した後、予備成形品の軸線方向一端面を第一保持型で保持すると共に、予備成形品の軸線方向他端面を第二保持型で保持した状態で、第二保持型の内部に配置された第二パンチにより軸線方向一端に底部を移動することにより、軸線方向一端に底部を有する第一中間成形品を成形するため、予備成形品の軸線方向一端面が第一保持型で保持され、予備成形品の軸線方向他端面が第二保持型で保持されているので、成形された第一中間成形品の軸線方向両端外周に素材があふれることがなく、バリが成形されることを抑制することができる。また、第二パンチにより軸線方向一端に底部を移動することにより、欠肉の発生しやすい第一中間成形品の軸線方向一端外周に向けて素材を流動させることができる。このため、円筒部材の軸線方向両端外周に欠肉のない円筒部材の鍛造成形方法を提供することができる。更に、第一保持型及び第二保持型は、移動しない状態で、既に成形された予備成形品の底部を移動して第一中間成形品を成形するので、加圧力を低くすることができ、第一中間成形品を成形する金型が破損することを防止することができる。
また、本発明の第3の特徴の円筒部材の鍛造成形方法によれば、第一保持型の内部に配置された第一パンチと第二保持型の内部に配置された第二パンチにより、底部を挟持した状態で、軸線方向に底部を移動するため、底部を移動する時に、素材が予備孔内に流動することを防止することができるので、軸線方向両端外周に向けて素材の流動を集中させることができる。また、素材が予備孔内に素材が流動することを防止することができるので、後に除去する底部の厚みが増すことがなく、素材の歩留まりがよい。
更に、本発明の第4の特徴の円筒部材の鍛造成形方法によれば、円筒部材の外周に歯形が成形されているため、歯形の軸線方向両端外周に欠肉が発生することを防止することができる。
図1乃至図10は、本発明の第一実施例を表し、図1の(ア)は素材の断面正面図であり、(イ)は予備成形品の断面正面図であり、(ウ)は第一中間成形品の断面正面図であり、(エ)は第二中間成形品の断面正面図であり、(オ)は、円筒部材の断面正面図である。また、図2及び図3は本発明の円筒部材の成形装置を表し、図2は、搬送装置により側面型及び素材、第二中間成形品、円筒部材を搬送している状態を表す断面平面図である。図3は、各ステーションで所定の動作をしている状態を表す断面平面図である。図4乃至図9は、歯形成形ステーションを表し、図4は、側面型及び素材が搬送され、第二保持型の上に素材を配置した状態を表す部分断面正面図である。図5は、素材の上に第一保持型を配置した状態を表す部分断面正面図である。図6は、素材を第一パンチ及び第二パンチで押圧して、予備成形品を成形した状態を表す部分断面正面図である。図7は、予備成形品から第一パンチを後退させた状態を表す部分断面正面図である。図8は、予備成形品を第二パンチで押圧して、第一中間成形品を成形した状態を表す部分断面正面図である。図9は、第一中間成形品を第一パンチで押圧して、第二中間成形品を成形した状態を表す部分断面正面図である。図10は、本発明の第二実施例を表し、第一パンチと第二パンチにより、底部を挟持した状態で、軸線方向に底部を移動した状態を表す部分断面正面図である。
図1に基づいて円柱状の素材W0から円筒部材W4の成形工程について説明する。図1の(ア)に示す如く、素材W0は、円柱形状である。この素材W0の軸線方向両端を押圧すると、図1の(イ)に示す如く、外周に歯形3を有する予備成形品W1が成形される。この予備成形品W1は、軸心の軸線方向両端に、軸線方向に伸びる凹部1a,1bと、凹部1a,1bの間に成形された底部2を有する。外周に成形された歯形3は、軸線方向両端外周に欠肉部3a,3bを有する。この予備成形品W1の底部2を軸線方向一端に移動すると、図1の(ウ)に示す如く、軸線方向一端に底部2を有すると共に、軸心に軸線方向に伸びる予備孔4aを有する第一中間成形品W2が成形される。尚、歯形3の軸線方向一端外周の欠肉部3aは無く、所望の形状に成形され、歯形3の軸線方向他端外周は、欠肉部3bを有する。次に、第一中間成形品W2の底部2を軸線方向他端に移動すると、図1の(エ)に示す如く、軸線方向他端に底部2を有すると共に、軸心の軸線方向に伸びる予備孔4bを有する第二中間成形品W3が成形される。尚、歯形3の軸線方向他端外周の欠肉部3bは無く、軸線方向両端外周は、所望の形状に成形されている。続いて、第二中間成形品W3の底部2を打ち抜いて、図1の(オ)に示す如く、軸線方向に貫通する貫通孔5を有する円筒部材W4が成形される。
次に、図2及び図3に基づいて、素材W0から予備成形品W1、第一中間成形品W2、第二中間成形品W3、及び円筒部材W4を成形する成形装置50について説明する。
図2に示す如く、成形装置50は、素材W0を側面型22内に投入する素材投入ステーション10、素材W0から予備成形品W1、第一中間成形品W2、第二中間成形品W3を鍛造成形する歯形成形ステーション20、第二中間成形品W3から円筒部材W4を成形するピアスステーション30、側面型22から円筒部材W4を取り出す製品取出ステーション40を有する。各ステーション10,20,30,40の中央には、回転自在なターンテーブル51が配置されている。このターンテーブル51は、素材投入ステーション10から順次、歯形成形ステーション20、ピアスステーション30、製品取出ステーション40へ素材W0、第二中間成形品W3、円筒部材W4、及び、側面型22を搬送する搬送装置52が4本取り付けられている。そして、この4本の搬送装置52は、図3に示す如く、伸縮自在に構成されている。
次に、成形装置50の歯形成形ステーション20について、図6に基づいて詳述する。歯形成形ステーション20は、内部に軸線方向に伸びる歯型22aを有する側面型22を有する。この側面型22の上面には、側面型22の上面、及び、素材W0の上面を当接した状態で保持する第一保持型23を有する。また、側面型22の下面には、側面型22の下面、及び、素材W0の下面を当接した状態で保持する第二保持型24を有する。第一保持型23の軸心には、第一保持型孔23aが軸線方向に貫通成形され、この第一保持型孔23a内を進退自在に移動する第一パンチ25が配置されている。また、第二保持型24の軸心には、第二保持型孔24aが軸線方向に貫通成形され、この第二保持型孔24a内を進退自在に移動する第二パンチ26が配置されている。そして、側面型22、第一保持型23、第二保持型24によって型彫空間27が形成されている。
次に、円柱状の素材W0から円筒部材W4を成形する方法を説明する。
まず、図3に示す如く、搬送装置52のアームを伸ばすことにより、搬送装置52に保持された側面型22を素材投入ステーション10に配置し、線材を必要な長さに切断した円柱状の素材W0を、側面型22の型彫空間27の中に投入する。側面型22の下側には、搬送装置52に設けられたストッパー53が突出しており、素材W0が側面型22の型彫空間27内に保持される。
そして、図2示す如く、搬送装置52のアームを縮小することにより、型彫空間27内に素材W0が保持された状態の側面型22を、成形装置50の中央側に移動させ、ターンテーブル51を右回りに回転させて、歯形成形ステーション20の前に配置し、再び、図3に示す如く、搬送装置52のアームを伸ばすことにより、搬送装置52に保持され、型彫空間27内に素材W0が保持された状態の側面型22を歯形成形ステーション21に配置する。この状態を正面視により説明すると、図4に示す如く、側面型22は、歯形成形ステーション21内の側面保持型25内であって、第二保持型24の上面に位置決めされる。また、搬送装置52に設けられたストッパー53が後退することにより、素材W0は、第二保持型24上に載置される。
次に、図5に示す如く、第一保持型23が側面型22の上面に移動して、側面型22の上面及び素材W0の上面を保持する。続いて、図6に示す如く、第一パンチ25及び第二パンチ26が同時に素材W0方向に移動して素材W0を押圧し、予備成形品W1は、軸心の軸線方向両端に、軸線方向に伸びる凹部1a,1bと、凹部1a,1bの間に成形された底部2が成形されると同時に、外周に軸線方向に伸びる歯形3を有する予備成形品W1を成形する。この歯形3は、軸線方向両端外周に欠肉部3a,3bを有する。
次に、図7に示す如く、第一パンチ25を後退させた後、図8に示す如く、予備成形品W1の軸線方向一端面を第一保持型23で保持し、軸線方向他端面を第二保持型24で保持した状態で、第一保持型23の内部に配置された第二パンチ26により軸線方向一端に底部2を移動する。これにより、軸線方向他端に軸線方向に伸びる予備孔4aを成形し、軸線方向一端に底部2を有する第一中間成形品W2を成形する。この時、歯形3の軸線方向一端外周は、軸線方向一端に底部2を移動した時に、軸線方向一端外周に向けて素材が流動するので、欠肉部3aがなく、所望の形状に成形されている。
そして、図9に示す如く、第二パンチ26を後退させた後、第一保持型23の内部に配置された第一パンチ25により軸線方向他端に底部2を移動することにより、軸線方向一端に軸線方向に伸びる予備孔4bを成形し、軸線方向他端に底部2を有する第二中間成形品W3を成形する。この時、歯形3の軸線方向他端外周は、軸線方向他端に底部2を移動した時に、軸線方向他端外周に向けて素材が流動するので、欠肉部3bがなく、歯形3の軸線方向両端外周は、所望の形状に成形されている。
続いて、第二中間成形品W3の成形が完了すると、第一パンチ25及び第一保持型23が上方に後退すると共に、第二パンチ26及び第二保持型24が下方に後退する。そして、図2に示す如く、第二中間成形品W3及び側面型22は、搬送装置52のアームを縮小することにより、成形装置50の中央側に移動され、ターンテーブル9を右回りに回転させて、ピアスステーション31の前に配置し、図3に示す如く、再び、搬送装置52のアームを伸ばすことにより、第二中間成形品W3及び側面型22は、ピアスステーション30内の金型内に位置決めされる。そして、図示しないピアスパンチで底部2を打ち抜いて、円筒部材W4を成形する。
最後に、円筒部材W4及び側面型22は、図2に示す如く、搬送装置52のアームを縮小することにより、成形装置50の中央側に移動され、ターンテーブル9を右回りに回転させて、製品取り出しステーション40の前に配置し、図3に示す如く、再び、搬送装置52のアームを伸ばすことにより、円筒部材W4及び側面型22は、製品取り出しステーション40内の金型内に位置決めされる。そして、図示しないノックアウトにより、円筒部材W4が側面型22から取り出されて、円筒部材W4の成形が終了する。
以上のように、本発明の円筒部材の成形方法によれば、軸線方向に貫通する貫通孔5を有する円筒部材W4の鍛造成形方法において、軸線方向に伸びる予備穴4aを成形して、軸線方向一端に底部2を有する第一中間成形品W2を成形した後、第一中間成形品W2の軸線方向一端面を第一保持型23で保持すると共に、第一中間成形品W2の軸線方向他端面を第二保持型24で保持した状態で、第一保持型23の内部に配置された第一パンチ25により軸線方向他端に底部2を移動することにより、軸線方向他端に底部2を有する第二中間成形品W3を成形し、その後、底部2を除去して、貫通孔5を有する円筒部材W4を成形するため、第一中間成形品W2の軸線方向一端面が第一保持型23で保持され、第一中間成形品W2の軸線方向他端面が第二保持型24で保持されているので、成形された第二中間成形品W3の軸線方向両端外周に素材があふれることがない。また、第一パンチ25により軸線方向他端に底部2を移動することにより、欠肉の発生しやすい第二中間成形品W3の軸線方向他端外周に向けて素材を流動させることができる。更に、第一保持型23及び第二保持型24を固定した状態で、既に成形された第一中間成形品W2の底部を移動して第二中間成形品W3を成形するので、加圧力を低くすることができる。
また、軸線方向一端から軸線方向に伸びる凹部1aを成形して、底部2を有する予備成形品W1を成形した後、予備成形品W1の軸線方向一端面を第一保持型23で保持すると共に、予備成形品W1の軸線方向他端面を第二保持型24で保持した状態で、第二保持型24の内部に配置された第二パンチ26により軸線方向他端に底部2を移動することにより、軸線方向一端に底部2を有する第一中間成形品W2を成形するため、予備成形品W1の軸線方向一端面が第一保持型23で保持され、予備成形品W1の軸線方向他端面が第二保持型24で保持されているので、成形された第一中間成形品W2の軸線方向両端外周に素材があふれることがない。また、第二パンチ26により軸線方向一端に底部2を移動することにより、欠肉の発生しやすい第一中間成形品W2の軸線方向一端外周に向けて素材を流動させることができる。更に、第一保持型23及び第二保持型24を固定した状態で、既に成形された予備成形品W1の底部2を移動して第一中間成形品W2を成形するので、加圧力を低くすることができる。
尚、第一実施例では、図9に示す如く、第二保持型24の内部の第二パンチ25を後退させた後、第一中間成形品W3の底部2を第一保持型23の内部に配置された第一パンチ25により軸線方向他端に移動していたが、第二実施例として、図10に示す如く、第一保持型23の内部に配置された第一パンチ25と第二保持型24の内部に配置された第二パンチ26により、底部2を挟持した状態で、軸線方向他端に底部2を移動してもよい。この場合、底部2を移動する時に、素材が予備孔4a,4b内に流動することを防止することができる。
また、第一実施例、第二実施例では、外周に歯形3を有する円筒部材W4について説明しているが、外周に歯形を有さない円筒部材に適用することも可能である。
更に、第一実施例、第二実施例では、図1に示す如く、軸線方向の中間位置に底部2を有する予備成形品W1を成形した後、軸線方向一端に底部2を移動しているが、軸線方向の中間位置に底部2を有する予備成形品W1を成形することなく、軸線方向一端に底部2を有する第一中間成形品W1を成形してもよい。
そして、第二中間成形品W2の底部2は、図示しないピアスパンチにより打ち抜いて除去しているが、切削により除去してもよい。
更にその上、第一実施例、第二実施例では、軸線方向両端外周に欠肉部3a,3bを有する歯形3の成形、底部2の軸線方向一端面への移動、及び、底部2の軸線他端面への移動を1つの歯形成形ステーション21で行なっているが、複数の歯形成形ステーションを設け、欠肉部3a,3bを有する歯形3の成形、底部2の軸線方向一端面への移動、及び、底部2の軸線他端面への移動を適宜、分割してもよい。
1a 凹部
2 底部
3 歯形
4a 予備穴
5 貫通孔
23 第一保持型
24 第二保持型
25 第一パンチ
26 第二パンチ
W1 予備成形品
W2 第一中間成形品
W3 第二中間成形品
W4 円筒部材
2 底部
3 歯形
4a 予備穴
5 貫通孔
23 第一保持型
24 第二保持型
25 第一パンチ
26 第二パンチ
W1 予備成形品
W2 第一中間成形品
W3 第二中間成形品
W4 円筒部材
Claims (4)
- 軸線方向に貫通する貫通孔(5)を有する円筒部材(W4)の鍛造成形方法において、
軸線方向に伸びる予備穴(4a)を成形して、軸線方向一端に底部(2)を有する第一中間成形品(W2)を成形した後、
該第一中間成形品(W2)の軸線方向一端面を第一保持型(23)で保持すると共に、第一中間成形品(W2)の軸線方向他端面を第二保持型(24)で保持した状態で、第一保持型(23)の内部に配置された第一パンチ(25)により軸線方向他端に前記底部(2)を移動することにより、軸線方向他端に底部(2)を有する第二中間成形品(W3)を成形し、
その後、前記底部(2)を除去して、貫通孔(5)を有する円筒部材(W4)を成形することを特徴とする円筒部材の鍛造成形方法。 - 軸線方向一端から軸線方向に伸びる凹部(1a)を成形して、底部(2)を有する予備成形品(W1)を成形した後、
該予備成形品(W1)の軸線方向一端面を前記第一保持型(23)で保持すると共に、予備成形品(W1)の軸線方向他端面を前記第二保持型(24)で保持した状態で、第二保持型(24)の内部に配置された第二パンチ(26)により軸線方向一端に前記底部(2)を移動することにより、軸線方向一端に底部(2)を有する前記第一中間成形品(W2)を成形することを特徴とする請求項1に記載の円筒部材の鍛造成形方法。 - 前記第一保持型(23)の内部に配置された第一パンチ(25)と前記第二保持型(24)の内部に配置された第二パンチ(26)により、前記底部(2)を挟持した状態で、軸線方向に底部(2)を移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の円筒部材の鍛造成形方法。
- 前記円筒部材(W4)の外周に歯形(3)が成形されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の円筒部材の鍛造成形方法。
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| JP2008017900A JP2009178724A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 円筒部材の鍛造成形方法 |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012170991A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Musashi Seimitsu Ind Co Ltd | 円筒歯車の鍛造成形方法 |
| CN102909300A (zh) * | 2012-10-19 | 2013-02-06 | 盐城理研精密锻造有限公司 | 齿形管柱冷锻成形方法及挤齿挤孔模具 |
| CN110238342A (zh) * | 2019-07-17 | 2019-09-17 | 重庆市忠德锻压有限公司 | 齿轮的精锻工艺及制造工艺 |
| CN112893729A (zh) * | 2021-01-15 | 2021-06-04 | 南昌航空大学 | 一种枝杈类锻件锻造方法 |
-
2008
- 2008-01-29 JP JP2008017900A patent/JP2009178724A/ja active Pending
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