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JP2009178382A - 使い捨て水着 - Google Patents

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JP2009178382A JP2008020834A JP2008020834A JP2009178382A JP 2009178382 A JP2009178382 A JP 2009178382A JP 2008020834 A JP2008020834 A JP 2008020834A JP 2008020834 A JP2008020834 A JP 2008020834A JP 2009178382 A JP2009178382 A JP 2009178382A
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Abstract

【課題】水に入った後又は水中において、吸水後の自重増により股間部が垂れ下がったり、ずれ落ちたりする問題点を解決する。
【解決手段】内装体20の両フラップ状部分22を外装シート12に対して固定せずに起立可能とし、且つ両フラップ状部分22間の部分21を外装シートに固定する。また、内装体20の両フラップ状部分22のうち前後端部22f,22bを内装体表面上に折り返して固定し、これらの間の中間部22mは非固定にするとともに、中間部22mに側部弾性伸縮部材23を前後方向に沿って伸張した状態で固定する。さらに、脚開口部LOの縁に沿って実質的に環状に連続する脚周り弾性伸縮部材12Gをその連続方向に伸張した状態で固定する。また、内装体20の両フラップ状部分以外に身体側に起立する部材を設けない構造とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、使い捨て水着に関するものである。
近年、乳幼児のプール等での使用を前提とした使い捨て水着(スイミングパンツともい呼ばれている)が市販されており、尿や便等の排泄物が水中に拡散するのを防止する点で通常の水着とは異なるものである(例えば特許文献1、2参照)。
このような使い捨て水着は、使用面側の液透過性トップシートと、背面側の液不透過性バックシートと、これらの間に介在され、トップシートを透過した排泄された液を受け入れ保持する吸収体を基本要素としている。
これらの基本要素に対し、バックシートの裏面側にたとえば不織布などからなる外装シートを設け、バックシートとしてプラスチックシートを使用した場合における肌触りを改良する形態、製品内面の両側部に使用面側に起立するバリヤーカフス(立体ギャザーともいわれる)を形成する形態など、ウエスト周りや腹周りのフィット性を改良するために弾性伸縮性を付与する形態などが、適宜付加される。
吸収体としては、パルプ短繊維の積繊体が一般的に使用されている。使い捨て水着は水中で使用するため、内部に浸入した水も吸収体により吸収される。よって、紙おむつとは異なり、吸収体中に高吸収性ポリマー(以下「SAP」ともいう)を含有させないか、含有させるとしても吸収体が膨らまないように少量しか含有させないことが好ましいと考えられている。
特開2005−296372号公報 特開2005−537号公報
しかしながら、従来の使い捨て水着では、水に入った後又は水中では、吸水後の自重増により股間部が垂れ下がったり、ずれ落ちたりすることにより、見栄えや装着感が悪くなるという問題点があった。また、布製の通常水着をアウターとし、その内側にインナーとして使い捨て水着を着用する場合においては、スリム性、すっきり感に欠けるため、股間部等が脚周りから食み出て見栄えや装着感が悪化するという問題点があった。
そこで、本発明の課題は、これらの問題点を解決することにある。
本発明者らは、上記問題点に関して鋭意研究した結果、次のような知見を得た。すなわち、従来の使い捨て水着は、高吸収性ポリマーを用いないことやデザインを除けば、基本的には通常の使い捨ておむつと同様の構造を採用している。つまり、従来の使い捨て水着は、通常の使い捨ておむつと同様、股間部に尿を一時的に貯留するための空間が確保されており、その両側の隙間を身体側に高く起立するバリヤーカフスにより遮断する構造となっている。そのため、一度水に入ると、身体と使い捨て水着との間及び吸収体に多量の水が保持され、必要以上に自重が増加し、ずれ落ち等が発生し易くなっていたのである。使い捨て水着は、使用時間が短い等、通常のおむつとは異なる使われ方をするものである。本発明者らが調べたところでは、使い捨て水着は、吸収体が一回分の尿を吸収できる程度の吸収性能を有していれば水中での排泄物の拡散防止には十分であり、吸収体が適度な嵩と剛性を有して体にしっかりとフィットするようになっていれば、排便時にも便は臀裂部とトップシートとの間に確実に保持されて外に漏れ出ることは無いため、従来の使い捨て水着のような高く起立するバリヤーカフスは必ずしも必要なものではなく、むしろ前述のように垂れ下がりや見栄えの悪化等の問題点をもたらすものである。しかし、単に、性能を抑えたり寸法をきつくしたり、バリヤーカフスを除去したりするだけでは漏れ易くなるおそれがある。本発明はこのような知見に基づいてなされたものである。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
股間部から腹側に延在する腹側部分と、股間部から背側に延在する背側部分とを有し、これら腹側部分の両側部と背側部分の両側部とが接合されて、胴開口部及び左右一対の脚開口部が形成された外装シートと、
液透過性トップシートとバックシートとの間に吸収体が介在されてなり、背側から股間部を通り腹側までを覆うように前記外装シートの内面に取り付けられた内装体と、
を備えた使い捨て水着において、
前記内装体は、両側縁部が前記外装シートに対して固定されずに起立可能なフラップ状部分とされ、且つ少なくともこのフラップ状部分の幅方向中央側に隣接する部分が前記外装シートに固定された固定部分とされており、
前記内装体の両フラップ状部分における前後端部及びこれらの間の中間部のうち、前後端部が内装体の表面上に折り返されて固定され、中間部は非固定とされるとともに、中間部には、前後方向に沿って延在する側部弾性伸縮部材が前後方向に伸張した状態で固定されており、
前記外装シートの脚開口部の縁に沿って実質的に環状に連続する脚周り弾性伸縮部材がその連続方向に伸張した状態で固定されており、
前記吸収体は、高吸収性ポリマーを含まないか、または高吸収性ポリマーを2g以下かつ50g/m2以下かつ20重量%以下含み、
前記内装体の両フラップ状部分以外に身体側に起立する部材を有しない、
ことを特徴とする使い捨て水着。
(作用効果)
本発明では、内装体の両フラップ状部分のうち前後方向中間部が外装シートから起立する低い堰を形成し、この堰が外装シートから独立して脚の付根に密着し、且つこの部分以外に起立する部材がないため、トップシートと身体との間の空間を少なく抑えながら横漏れを防止することができる。さらに、外装シートの脚開口部の縁に沿って実質的に環状に連続する脚周り弾性伸縮部材を有しているため、水着が脚周り全体に良好に密着し、水の出入りが効果的に抑制される。また、高吸収性ポリマーを多量に含有すると、水着内への侵入水により膨潤してしまい、排泄物の吸収に寄与し難いだけでなく、重量増加により、水着がずり落ち易くなったり、フィット性が低下したりするが、本発明では、高吸収性ポリマーを完全に使用しないか又は使用するとしても少量であるため、吸収体の保水による重量増が極めて少ない。
よって、水着内面側に水が入り難く、且つ水を貯留する空間が少なく、且つ吸収体の保水による重量増も少ないため、ずれ落ちやアウター水着からの食み出しによって見栄えや装着感が悪化する事態を抑制することができる。また、脚周り全体に対する密着部分により、脚開口部へ向かう排泄物を堰き止めることができるようになる。
<請求項2記載の発明>
前記吸収体は、前記内装体の前端部から後端部まで延在する下層吸収体と、この下層吸収体上の前後方向中間部にのみ設けられた下層吸収体より幅の狭い上層吸収体とからなり、前記下層吸収体は目付け20〜50g/m2のフィラメント集合体からなり、前記上層吸収体は、面積が前記下層吸収体の10〜40%で、目付け50〜200g/m2のパルプ繊維の集合体からなるものである、請求項1記載の使い捨て水着。
(作用効果)
この吸収体は、吸収体全体にわたる下層吸収体として保水性に乏しいフィラメント集合体を用い、排泄物を保持する上で重要となる前後方向及び幅方向中間部のみは保水性に優れるパルプ繊維の集合体を上層吸収体として用いたところに特徴を有するものである。これにより、使い捨て水着に要求される吸収性能を最低限確保しながら、保水能を低く抑えることができ、前述したずれ落ち等の防止効果がより一層のものとなる。前述のとおり、使い捨て水着は、一回分の尿を吸収できる程度の吸収性能があり、便が外に漏れでないものであれば十分であり、余計な吸収性能は保水による過度の自重増を招くため好ましくない。さらに、このように構成されていると、吸収体の中央が盛り上がった形状となるため、股間の中央へのフィット性が向上し、内装体と身体の間に隙間を作らず、水着内面に多量の水を貯留することがない。
また、フィラメントの集合体は、繊維が長く、短繊維集合体と比較して他の繊維や部材による拘束力が強いため、水を含んだ場合であっても、繊維が個々にバラけ難く、形状保持性に優れる。よって、上述のような吸収体は、水中使用において吸収体全体としての形状保持性に優れ、ヨレや割れが格段に発生し難いものである。また、このような形状保持性を有しているため、吸収体が低密度低剛性で適度なクッション性を有し、身体へフィットしやすいものとなる。
<請求項3記載の発明>
前記下層吸収体は、前記内装体の全長に亘って、前記内装体の側縁又はその近傍まで延在する、請求項2記載の使い捨て水着。
(作用効果)
このようにフィラメント集合体からなる下層吸収体が内装体の側縁まで延在するように構成されていると、装着時には足の動きにより常に負荷のかかった状態にある吸収体の側部も、ヨレたり割れたりすることがほとんどなくなる。内装体の両フラップ状部分が吸収体を有しながらも変形しやすく、身体へフィットしやすいものとなるため、側部弾性部材の作用により内装体の両フラップ状部分が着用者の身体側にカーブして吸収可能な堰を形成することができる。
<請求項4記載の発明>
前記脚開口部の縁が前記内装体と前記外装シートとの固定部分の両側縁より側方に位置しており、前記脚周り弾性伸縮部材が、前記内装体と前記外装シートとの固定部分の両側縁と、脚開口部の縁との間を通るように設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨て水着。
(作用効果)
このように構成されていると、脚回り弾性伸縮部材が内装体に固定されることがないため、脚開口部の外装シートが持ち上がり、内装体の両フラップ状部分により形成される堰を下から支えるようになり、脚回りからのもれをより効果的に防止できるようため好ましい。
<請求項5記載の発明>
前記脚開口部の縁が前記内装体の両側縁より側方に位置しており、前記脚周り弾性伸縮部材が、前記内装体の両側縁よりも幅方向外側を通るように設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨て水着。
(作用効果)
このように構成されていると、内装体の両フラップ状部分を越えて出てくる排泄物を脚開口部の縁で堰き止めることができるようになり、脚周りからの漏れをさらに効果的に防止できるため好ましい。
<請求項6記載の発明>
前記外装シートの股間部の幅が120〜160mmとされ、前記股間部における前記脚開口部の縁は、前記内装体の両側縁より5〜15mm側方に位置する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の使い捨て水着。
(作用効果)
このような寸法で構成されていると、股間部が垂れ下がり難い、横漏れしにくい、アウター水着から食み出し難い等、本発明の効果がより一層のものとなるため好ましい。
以上のとおり、本発明によれば、水着内面と身体との間の空間を少なく抑えながら横漏れを防止できるとともに、水着内面側に水が入り難く、且つ水を貯留する空間が少なくなるため、ずれ落ちやアウター水着からの食み出しによって見栄えや装着感が悪化する事態を抑制することができるものでありながら、脚開口部の密着性が高くなることにより、脚開口部へ向かう排泄物を脚開口部の縁で堰き止めることができるようになる、等の利点がもたらされる。
以下、本発明に係る使い捨て水着の一例について、添付図面を参照しつつ詳説する。なお、以下の説明において、「前後方向」とは腹側(前側)と背側(後側)を結ぶ方向を意味し、「幅方向」とは前後方向と直交する方向(左右方向)を意味し、「上下方向」とは使い捨て水着の装着状態、すなわち使い捨て水着の前身頃両側部と後身頃量側部を重ね合わせるように使い捨て水着を股間部を折り目として2つに折った際に胴回り方向と直交する方向、換言すれば胴開口部WO側と股間部側とを結ぶ方向を意味する。
図1〜図6は使い捨て水着の一例を示している。この使い捨て水着は、製品外面(裏面)をなす外装シート12と、内面(表面)側の内装体20とから構成されているものである。内装体20は、尿等の排泄物等を吸収保持する部分であり、外装シート12は着用者に装着するための部分である。
(外装シート)
外装シート12は、股間部から腹側に延在する腹側部分Fと、股間部から背側に延在する背側部分Bとを有し、これら腹側部分Fの両側部と背側部分Bの両側部とが接合されて、図6に示すように、胴開口部WO及び左右一対の脚開口部LOが形成されているものである。符号12Aは接合部分を示している。
外装シート12は、胴開口部WOから脚開口部LOの上端に致る前後方向範囲として定まる胴周り部12Tと、脚開口部LOを形成する部分の前後方向範囲として定まる中間部12Lとを有する。胴周り部12Tは、概念的に「胴周り上端部」12Wと「胴周り下部」12Uとに分けることができる。これらの前後方向の長さは、製品のサイズによって異なり、適宜定めることができるが、一例を挙げると、胴周り上端部12Wは15〜40mm、胴周り下部12Uは65〜120mmとすることができる。一方、中間部12Lの両側縁は被着者の脚周りに沿うように括れており、ここが着用者の脚を入れる部位となる。この結果、外装シート12は、全体としては略砂時計形状をなしている。括れの程度は適宜定めることができるが、股間部の幅x1が120〜160mm程度であるのが好ましい。
外装シート12は、図4に示されるように、外側層12Sと内側層12Hとをホットメルト接着剤等の接着剤により張り合わせて形成されるものであり、内側に位置する内側層12Hはウエスト開口部WOの縁までしか延在していないが、外側層12Sは内側層12Hのウエスト側の縁を回り込んでその内側に折り返されており、この折り返し部分12Zは内装体20のウエスト側端部上までを被覆するように延在され、対向面にホットメルト接着剤等により固定されている。
外側層12S及び内側層12Hとしては、特に限定無く使用できるが、肌触りや防水性の観点から撥水性不織布を用いるのが好ましい。特に水と直に接する外側層12Sの外面は、撥水剤を多く使用する、または撥水性能の高い撥水剤を使用する等により、撥水性を強化するのが好ましい。外側層の内面や内側層については、撥水性を高めると接着に支障が出るため好ましくない。
外側層12S、内側層12Hの各々は、複数の素材を積層してなるものであっても良い。外側層12S及び内側層12Hの各厚さは適宜定めることができるが、外側層12Sの厚さが内側層12Hの厚さ以上であるのが好ましい。外側層12S及び内側層12Hは、それぞれ坪量5〜30g/m2の範囲内にあるのが好ましい。また、外側層12Sの厚さは1mm以下が好ましく、内側層12Hの厚さは0.5mm以下が好ましい。
外装シート12には、胴回りに対するフィット性を高めるために、弾性伸縮部材12C,12Dが伸張状態で固定されている。弾性伸縮部材12C,12Dとしては、糸状や紐状、帯状等の細長状のゴム材(合成ゴムでも、天然ゴムでも良い)であれば特に限定無く使用できる。
より詳細には、外装シート12の胴周り下部12Uにおける外側層12Sと内側層12Hとの間に、幅方向に沿って延在する胴回り弾性伸縮部材12Cが前後方向に所定の間隔を空けて多数、例えば15〜40本程度平行に設けられる。これらは、内外層12H,12Sを張り合わせるための接着剤により所定の伸張状態で固定される。
図1に示すように、内装体20と重なる部分において胴回り弾性伸縮部材12Cをエンボス加工や針刺し加工等により切断する、あるいは内装体20と重なる部分には胴回り弾性伸縮部材12Cを設けないことにより、収縮力を無くす若しくは弱めることができる。切断の場合、特開2002−178428号公報に示されるように、幅方向に所定の間隔で多数箇所切断しても良く、また一箇所だけ切断しても良い。このように、内装体20と重なる部分(一部または全部のいずれでも良い)において弾性伸縮部材12Cが不連続になっていると、内装体20に対して作用する収縮力が無くなる或いは弱くなり、内装体20が収縮することによる見た目のモコモコした感じがなくなり、また吸収阻害が発生し難くなる。この弾性伸縮部材12Cの切断部分または無い部分の幅は適宜定めることができる。また、図示形態と異なり、背側Bおよび腹側Fのいずれか一方のみ、胴回り弾性伸縮部材12Cを不連続にすることもできる。
胴回り弾性伸縮部材12Cの太さ、配置間隔は適宜定めることができるが、好適には、太さは1000dtex以下、特に620〜470dtex、配置間隔は1〜20mm、特に1〜10mmとされる。
また、外装シート12の胴回り上端部Uでは、折り返し部分12Zと内側層12Hとの間に、胴開口部WOの端縁に平行に間隔を置いて胴端部弾性伸縮部材12Dが複数設けられている。これらは、折り返し部分12Zと内側層12Hとを張り合わせるための接着剤により所定の伸張状態で固定される。この胴端部弾性伸縮部材12Dの太さ、間隔および本数は適宜定めることができるが、例えば太さとしては620〜925dtex、間隔としては3〜6mm、本数としては4〜10本程度が好ましい。
脚開口部LOの縁は内装体20の両側縁より側方に位置しているのが好ましく、その場合の股間部における脚開口部LOの縁と内装体20の両側縁との間隔x2は5〜15mm程度であるのが好ましい。
(内装体)
内装体20は、図3に示されるように、液透過性のトップシート30と、バックシート70と、これらの間に介在された吸収体56とを有しており、バックシート70の裏面が、前述の外装シート12の内面にホットメルト接着剤等の接着剤Bにより固定される。
特徴的には、内装体20は、両側縁部22が外装シート12に対して固定されずに起立可能なフラップ状部分とされ、且つこの両フラップ状部分22間の部分全体(両フラップ状部分12の幅方向中央側に隣接する線状部分のみでも良い)が外装シート12に固定された固定部分21とされている。内装体20の両フラップ状部分(非固定部分)22の幅x3は適宜定めることができるが、5〜15mm程度であるのが好ましい。また、内装体20の両フラップ状部分22の前後端部22f,22bは、内装体20の表面上に折り返されて固定され、これら前後端部22f,22bの間の中間部22mは非固定とされている。なお、フラップ状部分22の前後端部22f,22bの折り返し幅は、5〜10mm程度が好ましい。
中間部22mにおける先端部(幅法外側の端部)には側部弾性伸縮部材23が前後方向に沿って伸張状態で固定されている。側部弾性伸縮部材23を固定する前後方向範囲y1は適宜定めることができるが、外装シート12における中間部12Lの前後方向長さの50%以上とするのが好ましく、より具体的には180〜300mm程度とするのが好ましい。また、側部弾性伸縮部材23の太さ、間隔および本数は適宜定めることができるが、例えば太さとしては470〜925dtex、本数としては1〜3本程度、複数本平行に設ける場合の間隔としては3〜8mm程度とするのが好ましい。側部弾性伸縮部材23は、内装体20内に設けられる限り、トップシート30、バックシート70、吸収体56、後述する包被シートのいずれに設けても良い。側部弾性部材23を内装体20の側縁より幅方向内側に取り付ける場合は、吸収体56の外装シート12側に配置するのが好ましい。
このように構成された内装体20では、図3に二点鎖線で示すように、両フラップ状部分22のうち前後方向中間部22mが側部男性伸縮部材23の収縮力によって外装シート12から起立する低い堰を形成する。また、内装体20の両フラップ状部分22以外に身体側に起立する部材が設けられていないため、内装体20の両フラップ状部分22からなる堰が外装シート12から独立して脚の付根に密着するようになる。
(脚周り弾性伸縮部材)
本発明に係る使い捨て水着においては、脚周りへの水着の密着性を高めるために、脚開口部LOの縁に沿って実質的に環状に連続する脚周り弾性伸縮部材12Gがその連続方向に伸張した状態で固定されている。本発明の脚周り弾性伸縮部材12Gに関して「実質的に連続する」とは、図1に示すように、単一の弾性伸縮部材12Gが途切れることなく環状に配置される場合の他、図8及び図9に示す例や図10に示す例のように、複数の弾性伸縮部材12Gを全体として見たときに、複数の弾性伸縮部材12Gが繋がって、実質的に脚開口部LOの縁に沿って連続する場合も含む意味である。
より詳細には、図8及び図9に示す例は、脚開口部LOを形成する前後方向範囲である中間部12Lのうち、前側部分及び後側部分に、内装体20の固定部分より幅方向外側を通りつつ脚開口部LOに沿って曲線状に延在する脚周り弾性伸縮部材12Gが設けられるとともに、これらの間の部分に、内装体20の固定部分より幅方向中央側を通りつつ脚開口部LOに沿って前後方向に延在する脚周り弾性伸縮部材12Gが設けられており、これらの脚周り弾性伸縮部材12Gが全体として脚開口部LOの縁に沿って実質的に連続するものである。
また、図10に示す例は、左右各側において、腹側の側部から脚周りに沿って股間部に至る脚周り弾性伸縮部材12Gと、背側の側部から脚周りに沿って股間部に至る脚周り弾性伸縮部材12Gとが交差することにより、両脚周り弾性伸縮部材12Gが繋がり脚開口部LOの縁に沿って実質的に連続するものである。
なお、脚周り弾性伸縮部材12Gを有しない部分には、弾性伸縮部材を有するが、切断されている、あるいは固定されていない等により、収縮力が作用しないように構成された部分が含まれる。
本発明において、脚周り弾性伸縮部材12Gの太さ、間隔および本数は適宜定めることができるが、例えば太さとしては470〜925dtex、本数としては1〜3本程度であるのが好ましい。また、脚周り弾性伸縮部材12Gは、図示のように複数本平行に設けるのが好ましく、その場合の間隔としては3〜6mm程度とするのが好ましい。
脚周り弾性伸縮部材12Gは、図3に示すように外装シート12の外側層12Sと内側層12Hとの間に設ける他、その一部または全部を、図9に示すように内装体20と外装シート12との間に設けることができる。
また、脚周り弾性伸縮部材12Gは、各脚開口部LOに対して少なくとも1本が、股間部において、内装体20と外装シート12との固定部分の両側縁と、脚開口部LOの縁との間を通るように設けられていると、脚回り弾性伸縮部材12Gが内装体20に固定されることがないため、外装シート12における脚開口部LOに沿う部分が持ち上がり、内装体20の両フラップ状部分22により形成される堰構造を下側から効果的に支えることができるため好ましい。特に、脚回り弾性伸縮部材12Gのうち少なくとも1本が、股間部において、内装体20の両側縁よりも幅方向外側を通るように設けられていると、内装体20の両フラップ状部分を越えて出てくる排泄物を脚開口部LOの縁で堰き止めることができるようになり、脚周りからの漏れをより効果的に防止できるため好ましい。
もちろん、図7及び図9に示すように、脚回り弾性伸縮部材12Gのうち少なくとも1本が、股間部において、内装体20と外装シート12との固定部分の両側縁より幅方向中央側を通るような構造を採用することもできる。
(トップシート)
トップシート30は、液を透過する性質を有するものであれば足り、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
また、トップシート30は、1枚のシートからなるものであっても、2枚以上のシートを貼り合せて得た積層シートからなるものであってもよい。同様に、トップシート30は、平面方向に関して、1枚のシートからなるものであっても、2枚以上のシートからなるものであってもよい。
(バックシート)
バックシート70は、吸収体56の裏面側に配されるものであり、吸収物の外側への滲み出しを遮断するものである。バックシート70は、液不透過性であることが好ましく、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂や、ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布、防水フィルムを介在させて実質的に不透液性を確保した不織布(この場合は、防水フィルムと不織布とでバックシートが構成される。)などを用いることができる。もちろん、このほかにも、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている不透液性かつ透湿性を有する素材も例示することができる。この不透液性かつ透湿性を有する素材のシートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた多孔質通気性フィルムを例示することができる。また、耐水度(JIS L1092の耐水度試験(静水圧法)のA法に基づく)が200mm以上、好ましくは400mm以上の耐水性があれば、必ずしも完全に不透液性である必要はなく、例えばSMS不織布のような耐水性に優れた不織布でも使用することが可能である。
(吸収体)
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。合成繊維を用いる場合の繊度は、例えば1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば1インチ当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いるのが好ましい。フィラメント集合体を用いる場合、フィラメントの連続方向は、吸収体56の前後方向に沿う配置とするのが好ましいが、幅方向、厚さ方向等、適宜の方向に沿う配置とすることもできる。
フィラメント集合体におけるフィラメント間の絡み合いが弱く、外力によりヨレや割れが発生し易い場合には、フィラメント相互を散点状に接合して網状構造にするのが好ましい。これにより、フィラメント集合体の形状保持性が向上し、ヨレや割れが発生にし難くなる。この接合は、トウの開繊後に行うのが好ましいが、開繊中または開繊前に行うこともできる。開繊後にフィラメント接合を行うと、比較的に接合箇所が少なく緩い網状構造となるのに比べて、開繊中または開繊前にフィラメント接合を行うと、比較的に接合箇所が多くきつい網状構造となる。
フィラメント相互の接合方法としては、例えばヒートシールや超音波シール等の物理的加熱融着方法の他、溶剤による溶着もしくは接着剤による接着のような化学的方法を採用することができる。後者の場合、フィラメントの集合体に対して、溶剤や接着剤を噴霧等により付与することにより、繊維相互の接触部分を接着または溶着する方法が好適である。
このような溶剤もしくは接着剤としては、トリアセチン、トリエチレングリコールジアセテート、トリエチレングリコールジプロピオネート、ジブチルフタレート、ジメトキシエチルフタレート、クエン酸トリエチルエステルなどのエステル系可塑剤の他、各種の樹脂接着剤、特に熱可塑性樹脂を用いることができる。熱可塑性樹脂には、水不溶性または水難溶性樹脂、および水溶性樹脂があるが、前者を用いるのが好ましい。必要に応じて水不溶性または水難溶性樹脂と水溶性樹脂とを併用することもできる。
水不溶性または水難溶性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのオレフィン系の単独又は共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリメタクリル酸メチル、メタクリル酸メチル−アクリル酸エステル共重合体、(メタ)アクリル系モノマーとスチレン系モノマーとの共重合体などのアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ポリスチレン、スチレン系モノマーと(メタ)アクリル系モノマーとの共重合体などのスチレン系重合体、変性されていてもよいポリエステル、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン610、ナイロン612などのポリアミド、ロジン誘導体(例えば、ロジンエステルなど)、炭化水素樹脂(例えば、テルペン樹脂、ジシクロペンタジエン樹脂、石油樹脂など)、水素添加炭化水素樹脂などを用いることができる。これらの熱可塑性樹脂は一種又は二種以上使用できる。
水溶性樹脂としては、種々の水溶性高分子、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルエーテル、ビニル単量体と、カルボキシル基、スルホン酸基又はそれらの塩を有する共重合性単量体との共重合体などのビニル系水溶性樹脂、アクリル系水溶性樹脂、ポリアルキレンオキサイド、水溶性ポリエステル、水溶性ポリアミドなどを用いることができる。これらの水溶性樹脂は、単独で使用できるとともに二種以上組合せて使用してもよい。
熱可塑性樹脂には、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの安定化剤、充填剤、可塑剤、防腐剤、防黴剤などの種々の添加剤を添加してもよい。
特に好ましい吸収体56は、図示例のように、全体にわたる下層吸収体56bと、この下層吸収体56b上の前後方向中間部(股間部を含む部分)にのみ設けられた上層吸収体56uとからなり、下層吸収体56bは目付け20〜50g/m2のフィラメント集合体からなり、上層吸収体56uは目付け50〜200g/m2のパルプ繊維の集合体からなるものである。吸収体56の厚みは適宜適宜定めることができるが、例えば上層吸収体56u及び下層吸収体56bは、初期厚みT0が1〜5mm、好ましくは2〜4mmで、それぞれの初期厚みT0の差が±25%以内にあることが好ましい。また、吸収体56の総厚み56tとしては、初期厚みT0が2〜10mmの範囲内とするのが好ましい。
また、下層吸収体56bは、上層吸収体56uよりも繊維密度が低く、圧縮しやすくかつ圧縮後の復元性の高い特性を有することが好ましい。吸収体の厚みや圧縮しやすさ、圧縮後の復元性は、KES(Kawabata's Evaluation System for Fabrics)における圧縮試験により確認することができる。圧縮試験は、KES−FB3−AUTO−A自動化圧縮試験機を用いて計測する。測定は、圧縮面積2cm2の円形平面をもつ鋼板間で、0gf/cm2から最大圧縮荷重50gf/cm2まで試料を圧縮し、元に戻す間で行い、初期厚みT0、圧縮剛さLC、圧縮エネルギーWCおよび圧縮レジリエンスRCを求める。初期厚みT0は、圧力0.5gf/cm2における試料の厚みである。圧縮剛さLCは、圧縮変位の直線性を表わし、荷重と変位( 圧縮による厚さの減少)が比例するもの程数値が大きくなる。また、圧縮エネルギーWCは圧縮の仕事量を表し、数値が大きい程、膨らみ感、腰感に優れる。また、圧縮回復率RCは、圧縮回復性を表わし、数値が大きい程ヒステリシスが小さい。従って、下層吸収体56bは、上層吸収体56uよりも厚さ方向における圧縮剛さLCが小さく、厚さ方向における圧縮エネルギーWCが大きく、厚さ方向における圧縮レジリエンスRCが大きいことが好ましい。これら吸収体は、厚さ方向における圧縮剛さLCが0.75〜0.99であり、厚さ方向における圧縮エネルギーWCが6.000〜9.500gf・cm/cm2であり、厚さ方向における圧縮レジリエンスRCが40〜70%であるのが好ましい。
各吸収体56b,56uの繊維密度は、繊維目付けを初期厚みT0で除して求められるものであり、下層吸収体56bは0.005〜0.05g/cm3程度、特に0.01〜0.03g/cm3程度が好ましく、上層吸収体56uは0.01〜0.1cm3程度、特に0.03〜0.05g/cm3程度が好ましい。
このような吸収体56は、下層吸収体56bのうち上層吸収体56uの側方に食み出す部分が低密度低剛性で適度なクッション性を有するため、側部弾性部材23の作用により内装体20の両フラップ状部分が22着用者の身体側にカーブして堰を形成しやすい。また、吸収体56の中央が盛り上がった形状となるため、股間の中央へのフィット性が向上し、内装体20と身体の間に隙間を作らず、水着内面に多量の水を貯留することがない。
吸収体56が単層である場合は、全体をフィラメント集合体により構成し、目付けが50〜100g/m2、初期厚みT0が2〜10mm、密度が0.01〜0.1cm3程度であれば、内装体20の両フラップ状部分22が身体側にカーブして堰を形成しやすいため好ましい。
上層吸収体56uとしては、吸水性と剛性が高く嵩高になる点で、パルプ繊維を空気集積してフォーミングした吸収体が好ましい。また、下層吸収体56bとしては、低密度(嵩高)で柔らかく圧縮回復性に優れる点で、パルプより繊度が大きく、捲縮した繊維のフィラメント集合体を用いることが好ましい。また、フィラメントの集合体は、繊維が長く、短繊維集合体と比較して他の繊維や部材による拘束力が強いため、水を含んだ場合であっても、繊維が個々にバラけ難く、形状保持性に優れる。よって、水中使用において吸収体全体としての形状保持性に優れ、ヨレや割れが格段に発生し難い。また、装着時には足の動きにより常に負荷のかかった状態にある吸収体56の側部がフィラメント集合体のみから構成されるため、その効果が顕著なものとなる。
吸収体56(下層吸収体56b)の前後方向長さy2及び幅x4は、それぞれ内装体20の前後方向長さy3及び幅x5に対して90%以上であるのが好ましく、特に幅x4は、幅x5とほぼ同じになっている、すなわち吸収体56(下層吸収体56b)が内装体20の側縁まで延在しているのが好ましい。上層吸収体56bの前後方向長さy4は下層吸収体56bの前後方向長さy2の30〜70%程度であるのが適当である。上層吸収体56bの幅x6は下層吸収体56bの幅x4の40〜80%程度、もしくは内装体20の外層シート12への固定部分21の幅よりも狭い幅であると、側部弾性部材23の作用により内装体20の両フラップ状部分22が着用者の身体側にカーブするのに伴って、外装シート12の脚開口部LOの縁部周辺も着用者の身体側に向かって付勢されて脚周りに密着しやすくなるため好ましい。
さらに、本発明の吸収体56中には粒子状等の高吸収性ポリマーを含有させることもできるが、含有させるとしても50g/m2以下、かつ吸収体の全体重量(後述の包被シシートを含む)に対して20重量%以下、かつ吸収体56全体での含有量が2g以下とされ、高吸収性ポリマーを全く含有させないのがより好ましい。前述のように、上層吸収体56uを有する場合は、上層吸収体56uのみに含有させることが好ましい。
必要に応じて、吸収体56は図示しない包被シートで包むことができる。図示形態のように吸収体56が複数の吸収体層56u,56bからなる場合には、全ての吸収体層56u,56bを一体的に包む形態の他、各吸収体層56u,56bを個別に包む形態を採用することができる。包被シートとしては、水解性の無い素材、具体的には不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等が好適である。不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布や、SMMS不織布が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレンなどを使用できる。目付けは、8〜20g/m2、特に10〜15g/m2のものが望ましい。包被シートで吸収体56を包む主要な目的は、粒子状の高吸収性ポリマーが吸収体56から脱落することを防止することであり、従って、例えば繊維状のような脱落しにくい高吸収性ポリマーを用いる場合や、高吸収性ポリマーを含有させない場合は、必ずしも包被シートを用いる必要はない。特に、下層吸収体56bは、高吸収性ポリマーを含有させず、包被シートで包まないようにすると、吸収体56のフラップ状部分の剛性が高くならないため、好ましい。なお、吸収体56が包被シートで包まれていない場合は、前述の圧縮試験は、吸収体56を包むシートが1枚だけの状態で、例えば図示例の場合は上面がトップシート30のみで、下面がバックシート70のみで包まれた状態で行えばよい。
(その他)
なお、図示しないが、外装シート12と内装体20、ならびに内装体20の各構成部材は、ホットメルト接着剤などのベタ、ビード、スパイラル、サミット塗布などにより相互に固定することができる。接着剤としては、水不溶性または水難溶性のものを好適に用いることができる。
また、使い捨て水着10は、外面の一部または全部に柄模様を有するのが好ましい。この柄模様は、例えば、外装シート12の内側層12Hの外面やバックシート70の外面に柄模様を印刷したり、外側層12Sと内側層12Hとの間や内側層12Hとバックシート70との間に、柄模様を印刷したシートを別途介在させたりすることによって付与できる。要するに、外面から柄模様を視認できる限り、柄模様を付与する部材は特に限定されない。
本発明は、使い捨て水着に適用されるものである。
使い捨て水着の展開状態を内面側から見た平面図である。 使い捨て水着の展開状態を外面側から見た平面図である。 図1の3―3線断面図である。 図1の4―4線断面図である。 図1の5―5線断面図である。 ダミー人形に本発明に係る使い捨て水着のサンプルを装着した状態を示す写真である。 他の使い捨て水着の断面図である。 別の使い捨て水着の展開状態を外面側から見た平面図である。 図8の9―9線断面図である。 また別の使い捨て水着の展開状態を外面側から見た平面図である。
符号の説明
10…使い捨て水着、12…外装シート、20…内装体、21…固定部、22…フラップ状部分、30…トップシート、56…吸収体、56u…上層吸収体、56b…下層吸収体、12C,12G,23…各部の弾性伸縮部材、70…バックシート。

Claims (6)

  1. 股間部から腹側に延在する腹側部分と、股間部から背側に延在する背側部分とを有し、これら腹側部分の両側部と背側部分の両側部とが接合されて、胴開口部及び左右一対の脚開口部が形成された外装シートと、
    液透過性トップシートとバックシートとの間に吸収体が介在されてなり、背側から股間部を通り腹側までを覆うように前記外装シートの内面に取り付けられた内装体と、
    を備えた使い捨て水着において、
    前記内装体は、両側縁部が前記外装シートに対して固定されずに起立可能なフラップ状部分とされ、且つ少なくともこのフラップ状部分の幅方向中央側に隣接する部分が前記外装シートに固定された固定部分とされており、
    前記内装体の両フラップ状部分における前後端部及びこれらの間の中間部のうち、前後端部が内装体の表面上に折り返されて固定され、中間部は非固定とされるとともに、中間部には、前後方向に沿って延在する側部弾性伸縮部材が前後方向に伸張した状態で固定されており、
    前記外装シートの脚開口部の縁に沿って実質的に環状に連続する脚周り弾性伸縮部材がその連続方向に伸張した状態で固定されており、
    前記吸収体は、高吸収性ポリマーを含まないか、または高吸収性ポリマーを2g以下かつ50g/m2以下かつ20重量%以下含み、
    前記内装体の両フラップ状部分以外に身体側に起立する部材を有しない、
    ことを特徴とする使い捨て水着。
  2. 前記吸収体は、前記内装体の前端部から後端部まで延在する下層吸収体と、この下層吸収体上の前後方向中間部にのみ設けられた下層吸収体より幅の狭い上層吸収体とからなり、前記下層吸収体は目付け20〜50g/m2のフィラメント集合体からなり、前記上層吸収体は、面積が前記下層吸収体の10〜40%で、目付け50〜200g/m2のパルプ繊維の集合体からなるものである、請求項1記載の使い捨て水着。
  3. 前記下層吸収体は、前記内装体の全長に亘って、前記内装体の側縁又はその近傍まで延在する、請求項2記載の使い捨て水着。
  4. 前記脚開口部の縁が前記内装体と前記外装シートとの固定部分の両側縁より側方に位置しており、前記脚周り弾性伸縮部材が、前記内装体と前記外装シートとの固定部分の両側縁と、脚開口部の縁との間を通るように設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨て水着。
  5. 前記脚開口部の縁が前記内装体の両側縁より側方に位置しており、前記脚周り弾性伸縮部材が、前記内装体の両側縁よりも幅方向外側を通るように設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨て水着。
  6. 前記外装シートの股間部の幅が120〜160mmとされ、前記股間部における前記脚開口部の縁は、前記内装体の両側縁より5〜15mm側方に位置する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の使い捨て水着。
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