JP2009176884A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】センス部の耐量を高め、全体として耐量を向上することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置1は、第1の主電流領域11と、その主面部に配設された第1の主電流制御領域131と、その主面部に配設された第2の主電流領域141と、第1の主電流領域11、第1の主電流制御領域131及び第2の主電流領域141を有するメイン部2の第1のトランジスタT1と、第1の主電流領域11の平面面積に比べて平面面積が小さい第3の主電流領域11と、その主面部に配設され、第1の主電流制御領域131の接合深さに比べて深い接合深さを有する第2の主電流制御領域132と、その主面部に配設された第4の主電流領域142と、第3の主電流領域11、第2の主電流制御領域132及び第4の主電流領域142を有するセンス部3の第2のトランジスタT2とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】半導体装置1は、第1の主電流領域11と、その主面部に配設された第1の主電流制御領域131と、その主面部に配設された第2の主電流領域141と、第1の主電流領域11、第1の主電流制御領域131及び第2の主電流領域141を有するメイン部2の第1のトランジスタT1と、第1の主電流領域11の平面面積に比べて平面面積が小さい第3の主電流領域11と、その主面部に配設され、第1の主電流制御領域131の接合深さに比べて深い接合深さを有する第2の主電流制御領域132と、その主面部に配設された第4の主電流領域142と、第3の主電流領域11、第2の主電流制御領域132及び第4の主電流領域142を有するセンス部3の第2のトランジスタT2とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体装置に関し、特にトランジスタに流れる電流を検出する電流センス機能を備えた半導体装置に関する。
電流センス機能を内蔵する電力用半導体装置の開発が進められている。この電力用半導体装置には、パワーMOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)、IGBT(insulated gate bipolar transistor)等、電流のオン、オフ制御を行うトランジスタがメイン部として搭載されている。電流センス機能は、メイン部のトランジスタに流れる電流の検出を行い、メイン部とともに電力用半導体装置に搭載されている。
電力用半導体装置のメイン部のトランジスタは、例えばパワートランジスタの場合、n型ドレイン領域と、p型ボディ領域と、n型ソース領域と、ゲート絶縁膜と、ゲート電極とを備えている。n型ドレイン領域はn型シリコン単結晶基板上のn型半導体領域により構成されている。このn型半導体領域は、例えばエピタキシャル成長法によりn型シリコン単結晶基板上に成長させたシリコン単結晶層にn型不純物を注入若しくは拡散することにより形成されている。また、n型半導体領域はn型シリコン単結晶基板の主面部にn型不純物を注入若しくは拡散することにより形成されている。p型ボディ領域はn型ドレイン領域の主面部にp型不純物を注入若しくは拡散することにより形成されている。n型ソース領域はp型ボディ領域の主面部にn型不純物を注入若しくは拡散することにより形成されている。ゲート絶縁膜はp型ボディ領域の表面上に配設され、ゲート電極はゲート絶縁膜上に配設されている。
センス部のトランジスタは、メイン部のトランジスタと同一のn型シリコン単結晶基板上に同一構造においてかつ同一製造工程により形成されている。すなわち、センス部のトランジスタは、メイン部のトランジスタと同様に、n型ドレイン領域と、p型ボディ領域と、n型ソース領域と、ゲート絶縁膜と、ゲート電極とを備え、パワートランジスタにより構成されている。
メイン部のトランジスタのn型ドレイン領域とセンス部のトランジスタのn型ドレイン領域とは共用され、双方の間は電気的に並列に接続されている。また、メイン部のトランジスタのゲート電極とセンス部のトランジスタのゲート電極との間は電気的に並列に接続されている。
なお、パワートランジスタの電流センス方法に関しては、例えば下記非特許文献1に開示がなされている。
"Current Sensing Power MOSFETs". Semiconductor Components Industries, LLC, 2002. July, 2002-Rev. 5. Publication Order Number AND8093/D, pp.1-10.
"Current Sensing Power MOSFETs". Semiconductor Components Industries, LLC, 2002. July, 2002-Rev. 5. Publication Order Number AND8093/D, pp.1-10.
しかしながら、前述の電力用半導体装置においては、以下の点について配慮がなされていなかった。電力用半導体装置に電流センス機能が搭載される場合、n型シリコン単結晶基板(半導体チップ)の主面の大半が主電流のオン、オフ制御を行うメイン部により構成される。これに対して、メイン部のトランジスタの電流検出を行うセンス部はn型シリコン単結晶基板の主面の極一部の領域に構成されている。例えば、メイン部の面積(平面面積)に対してセンス部の面積は約1000の1である。メイン部のトランジスタ、センス部のトランジスタのそれぞれは同一構造において同一製造工程(同一製造条件)により構成されているので、双方の降伏電圧は同等であるが、センス部の面積がメイン部に比べて極端に小さいので、センス部のトランジスタにおいてアバランシェ破壊が発生し易い。このため、センス部のトランジスタの耐量が弱く、結果として電力用半導体装置の全体としての耐量が弱くなる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものである。従って、本発明は、センス部の耐量を高め、装置全体としての耐量を向上することができる半導体装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、半導体装置において、第1の導電型を有する第1の主電流領域と、第1の主電流領域の主面部に配設され、第1の導電型に対して逆の第2の導電型を有する第1の主電流制御領域と、第1の主電流制御領域の主面部に配設され、第1の導電型を有する第2の主電流領域と、第1の主電流領域、第1の主電流制御領域及び第2の主電流領域を有する第1のトランジスタと、第1の導電型を有し、第1の主電流領域の平面面積に比べて平面面積が小さい第3の主電流領域と、第3の主電流領域の主面部に配設され、第2の導電型を有し、第1の主電流制御領域の接合深さに比べて深い接合深さを有する第2の主電流制御領域と、第2の主電流制御領域の主面部に配設され、第1の導電型を有する第4の主電流領域と、第3の主電流領域、第2の主電流制御領域及び第4の主電流領域を有する第2のトランジスタとを備えている。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、第1の導電型を有する第1の主電流領域、この第1の主電流領域上に配設され第1の導電型とは逆の第2の導電型を有する第1の主電流制御領域、及び第1の主電流制御領域上に配設され第1の導電型を有する第2の主電流領域を備え、主電流のスイッチング制御を行う第1のトランジスタを有するメイン部と、第1の導電型を有する第3の主電流領域、この第3の主電流領域上に配設され第2の導電型を有し第1の主電流制御領域の接合深さに比べて深い接合深さを有する第2の主電流制御領域、及び第2の主電流制御領域上に配設され第1の導電型を有する第4の主電流領域を備え、第1のトランジスタの電流検出を行う第2のトランジスタを有するセンス部とを備えている。
第1の特徴又は第2の特徴に係る半導体装置において、第1のトランジスタの第1の主電流制御領域に沿う第1のゲート絶縁膜を介して配設された第1のゲート電極と、第2のトランジスタの第2の主電流制御領域に沿う第2のゲート絶縁膜を介して配設された第2のゲート電極と、を備え、第1のトランジスタの第1の主電流領域と第2のトランジスタの第3の主電流領域とが電気的に接続され、第1のゲート電極と第2のゲート電極とが電気的に接続されることが好ましい。
また、第1の特徴又は第2の特徴に係る半導体装置において、第2の主電流制御領域は、第3の主電流領域と第4の主電流領域との間の主電流が流れる主電流経路部と、この主電流経路部とは別の領域であって、上層電極が接続されるコンタクト領域部と、を更に備え、第2の主電流制御領域のコンタクト領域部の接合深さが、第1の主電流制御領域の接合深さに比べて深く構成されていることが好ましい。また、第1の特徴又は第2の特徴に係る半導体装置において、第2の主電流制御領域の主電流経路部の接合深さが、第1の主電流制御領域の接合深さと同等であることが好ましい。
また、第1の特徴又は第2の特徴に係る半導体装置において、第1の主電流領域の主面部の全域にはこの第1の主電流領域と同一導電型を有しかつ第1の主電流領域に比べて不純物密度が高い第1の半導体領域が配設され、第3の主電流領域の主面部には、第2の主電流制御領域と上層電極とのコンタクト領域部以外に、この第3の主電流領域と同一導電型を有しかつ第3の主電流領域に比べて不純物密度が高い第2の半導体領域が配設されていることが好ましい。
更に、第1の特徴又は第2の特徴に係る半導体装置において、第2のトランジスタの第4の主電流領域には800オーム以下の抵抗が電気的に接続されていることが好ましい。
本発明によれば、センス部の耐量を高め、装置全体として耐量を向上することができる半導体装置を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なる。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
また、以下に示す実施の形態はこの発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態は、パワートランジスタを搭載し、電流センス機能を搭載した電力用半導体装置に本発明を適用した例を説明するものである。
本発明の第1の実施の形態は、パワートランジスタを搭載し、電流センス機能を搭載した電力用半導体装置に本発明を適用した例を説明するものである。
[半導体装置の回路構成]
第1の実施の形態に係る半導体装置1は、図2に示すように、主電流のオン、オフ制御を行う第1のトランジスタT1を有するメイン部2と、このメイン部2の第1のトランジスタT1に流れる主電流の検出を行う第2のトランジスタT2を有するセンス部3とを備えている。メイン部2及びセンス部3は同一基板(半導体チップ)内に搭載されている。センス部3は電流センス機能を構築し、第1の実施の形態に係る半導体装置1は電流センス機能を内蔵する。
第1の実施の形態に係る半導体装置1は、図2に示すように、主電流のオン、オフ制御を行う第1のトランジスタT1を有するメイン部2と、このメイン部2の第1のトランジスタT1に流れる主電流の検出を行う第2のトランジスタT2を有するセンス部3とを備えている。メイン部2及びセンス部3は同一基板(半導体チップ)内に搭載されている。センス部3は電流センス機能を構築し、第1の実施の形態に係る半導体装置1は電流センス機能を内蔵する。
第1の実施の形態において、メイン部2の第1のトランジスタT1にはパワーMISFET(metal insulator field effect transistor)が使用されている。ここで、MISFETとは、ゲート絶縁膜に絶縁体が使用されているトランジスタを意味し、MOSFET(metal oxide field effect transistor)を含む意味において使用されている。第1のトランジスタT1の一方の第1の主電流領域(ここでは、ドレイン領域。)はドレイン端子Dに電気的に接続され、他方の第2の主電流領域(ここでは、ソース領域。)はソース端子S1に電気的に接続されている。ソース端子S1はケルビンソース端子である。ゲート電極はゲート端子Gに電気的に接続されている。
センス部3の第2のトランジスタT2には、第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域(131)よりも深い接合深さを有する第2の主電流制御領域(132)を有するパワーMISFETが使用されている。第2のトランジスタT2の一方の第3の主電流領域(ここでは、ドレイン領域。)は、第1のトランジスタT1の第1の主電流領域に電気的に接続され、同一の(共用の)ドレイン端子Dに電気的に接続されている。他方の第4の主電流領域(ここでは、ソース領域。)はソース端子S2に電気的に接続されている。ソース端子S2はセンス部3のソース端子である。第2のトランジスタT2のゲート電極は、第1のトランジスタT1のゲート電極に電気的に接続され、同一の(共用の)ゲート端子Gに電気的に接続されている。
ソース端子S2には半導体装置1の外部素子としての外付け抵抗Rが電気的に直列に接続される。第1の実施の形態においてこの外付け抵抗Rは800オーム以下の抵抗値を有し、ここでは100オームの抵抗値を有する外付け抵抗Rが使用されている。
[半導体装置のチップレイアウト]
図3に示すように、第1の実施の形態に係る半導体装置1における基板(半導体チップ)10は平面方形状である。この基板10は、半導体装置1の製造過程において半導体ウエーハに複数個の同一の回路パターンを製作し、ダイシング工程により回路パターン毎に切り出されたものである。
図3に示すように、第1の実施の形態に係る半導体装置1における基板(半導体チップ)10は平面方形状である。この基板10は、半導体装置1の製造過程において半導体ウエーハに複数個の同一の回路パターンを製作し、ダイシング工程により回路パターン毎に切り出されたものである。
基板10の主面上の大半にメイン部2が配設され、メイン部2に比べて十分に小さく、基板10の主面上の極一部ここでは図3中左側の極一部の領域にセンス部3が配設されている。第1の実施の形態において、基板10の主面のメイン部2の占有面積(複数個の第1のトランジスタT1の合計の占有面積)とセンス部3の占有面積(複数個の第2のトランジスタT2の合計の占有面積)との比は、例えば約1000対1である。ここで、基板10の主面とは、第1のトランジスタT1及び第2のトランジスタT2のゲート絶縁膜やゲート電極が成膜される側の基板10の表面(図1中、上側表面)であって、トランジスタが作り込まれる主要な表面という意味において使用される。
メイン部2においては、複数個の第1のトランジスタT1が、第1の主電流領域、第2の主電流領域、ゲート電極のそれぞれを個々に共有し、電気的に並列に接続されている。同様に、センス部3においては、複数個の第2のトランジスタT2が、第3の主電流領域、第4の主電流領域、ゲート電極のそれぞれを個々に共有し、電気的に並列に接続されている。
[半導体装置の断面構造]
図1に示すように、第1の実施の形態に係る半導体装置1は、基板10の主面上にメイン部2を構築する複数個の第1のトランジスタT1と、センス部3を構築する複数個の第2のトランジスタT2とを備えている。基板10には第1の実施の形態においてn型シリコン単結晶基板が使用されている。この基板10の主面上にはn型半導体領域11が配設されている。n型半導体領域11は、基板10の主面上にエピタキシャル成長法を用いて基板10の主面上の全面にシリコン単結晶層を成長させ、このシリコン単結晶層の全面に注入法若しくは拡散法を用いてn型不純物を導入することにより形成されている。また、n型半導体領域11は、基板10の主面部(表面部分)に注入法若しくは拡散法を用いてn型不純物を導入することにより形成されている。n型半導体領域11は例えば 1 x 1014 atoms/cm3 − 3 x 1014 atoms/cm3の不純物密度に設定されている。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る半導体装置1は、基板10の主面上にメイン部2を構築する複数個の第1のトランジスタT1と、センス部3を構築する複数個の第2のトランジスタT2とを備えている。基板10には第1の実施の形態においてn型シリコン単結晶基板が使用されている。この基板10の主面上にはn型半導体領域11が配設されている。n型半導体領域11は、基板10の主面上にエピタキシャル成長法を用いて基板10の主面上の全面にシリコン単結晶層を成長させ、このシリコン単結晶層の全面に注入法若しくは拡散法を用いてn型不純物を導入することにより形成されている。また、n型半導体領域11は、基板10の主面部(表面部分)に注入法若しくは拡散法を用いてn型不純物を導入することにより形成されている。n型半導体領域11は例えば 1 x 1014 atoms/cm3 − 3 x 1014 atoms/cm3の不純物密度に設定されている。
メイン部2の第1のトランジスタT1は、図1中、左側に示すように、第1の導電型を有する第1の主電流領域と、第1の主電流領域の主面部に配設され、第1の導電型に対して逆の第2の導電型を有する第1の主電流制御領域と、第1の主電流制御領域の主面部に配設され、第1の導電型を有する第2の主電流領域と、第1の主電流制御領域に沿う第1のゲート絶縁膜151を介して配設された第1のゲート電極161とを備えている。ここで、第1の実施の形態において、第1の導電型とはn型であり、第2の導電型とはp型である。
この第1のトランジスタT1の第1の主電流領域は、n型ドレイン領域であり、主にn型半導体領域11により構成されている。メイン部2においては、第1の主電流制御領域が配設される領域を含み、n型半導体領域11つまり第1の主電流領域の主面部には、この第1の主電流領域と同一導電型において第1の主電流領域の不純物密度に比べて高い不純物密度を有する第1の半導体領域(表面n層)121が配設されている。つまり、第1の半導体領域121はメイン部2においてn型半導体領域11の主面部の全域に配設されている。この第1の半導体領域121は、第1の主電流領域における主電流(ソース領域とドレイン領域との間に流れる電流)の経路の抵抗値を減少する目的において配設されている。第1の半導体領域121は例えば 1 x 1016 atoms/cm3 − 3 x 1016 atoms/cm3の不純物密度に設定されている。
第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域は、p型ボディ領域であり、p型半導体領域131により構成されている。p型半導体領域131は例えば 1 x 1017 atoms/cm3 − 3 x 1017 atoms/cm3の不純物密度に設定されている。この第1の主電流制御領域が配設される領域、詳細には第1の主電流制御領域の第1の主電流領域と第2の主電流領域との間の主電流経路部並びに上層の電極(18)が電気的に接続されるコンタクト領域部(ここでは、第1の主電流制御領域のコンタクト領域。)には、第1の半導体領域121を形成するための反対導電型の不純物が導入(注入若しくは拡散)されている。第1の主電流制御領域のこれら主電流経路部並びにコンタクト領域部は第1の半導体領域121のn型を打ち消してp型に設定されている。
第2の主電流領域は、n型ソース領域であり、n型半導体領域14により構成されている。n型半導体領域14は例えば 1 x 1020 atoms/cm3 − 3 x 1020 atoms/cm3の不純物密度に設定されている。
第1のトランジスT1のゲート絶縁膜151は、後述するコンタクト領域部(ここでは、第1の主電流制御領域並びに第2の主電極領域のコンタクト領域。)を除き、少なくとも第1の主電流制御領域(p型半導体領域131)の第1の主電流領域と第2の主電流領域との間の表面上に(第1の主電流制御領域に沿って)配設されている。ゲート絶縁膜151には、例えば熱酸化法を用いて成膜されたシリコン酸化膜の単層膜を実用的に使用することができる。また、ゲート絶縁膜151には、シリコン窒化膜の単層膜や、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜とを組み合わせた複合膜を使用することができる。ゲート電極161には例えばCVD法を用いて成膜されたシリコン多結晶膜を実用的に使用することができ、このシリコン多結晶膜には抵抗値を低減する例えばn型不純物が注入若しくは拡散により導入されている。
メイン部2において、第1のトランジスタT1は、その平面構造を示していないが、図3に示す基板10の上辺から下辺に向かってゲート電極161が延在し、かつ一定間隔において離間して複数配列されている。第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域並びに第2の主電流領域は、隣り合うゲート電極161間においてゲート電極161の延在方向と同一方向に延在し、ゲート電極161の配列間隔に相応して一定間隔をおいて配列されている。ここで、第1のトランジスタT1は平面ストライプ形状に構成されている。なお、第1のトランジスタT1の平面形状は必ずしもこのような形状に限定されるものではない。
メイン部2の第1のトランジスタT1上には層間絶縁膜17が配設されている。層間絶縁膜17には例えば燐シリケートガラス(PSG)膜を実用的に使用することができる。第1のトランジスタT1の第2の主電流領域上及び第1の主電流制御領域の主電流経路部に対して第2の主電流領域を介在させた反対側の領域上において、層間絶縁膜17にはコンタクト開口17Hが配設されている。層間絶縁膜17上には電極18が配設され、この電極18は層間絶縁膜17に配設されたコンタクト開口17Hを通して第1の主電流制御領域並びに第2の主電流領域に電気的に接続されている。電極18は第1の実施の形態においてソース電極(又はソース配線)である。電極18には、例えばアロイスパイク耐性を有するシリコン(Si)、マイグレーション耐性を有する銅(Cu)の少なくともいずれか一方がアルミニウム(Al)に添加されたAl合金(例えば、Al−Si、Al−Cu、Al−Cu−Si等。)を実用的に使用することができる。また、電極18には、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)等のバリアメタルとアルミニウムとを積層した複合膜を使用することができる。
センス部3の第1のトランジスタT2は、図1中、右側に示すように、第1の導電型を有する第3の主電流領域と、第3の主電流領域の主面部に配設され、第1の導電型に対して逆の第2の導電型を有する第2の主電流制御領域と、第2の主電流制御領域の主面部に配設され、第1の導電型を有する第4の主電流領域と、第2の主電流制御領域に沿う第2のゲート絶縁膜152を介して配設された第1のゲート電極162とを備えている。ここで、第1のトランジスタT1と同様に、第1の導電型とはn型であり、第2の導電型とはp型である。
この第2のトランジスタT2の第3の主電流領域は、n型ドレイン領域であり、主に第1のトランジスタT1のn型半導体領域11と同一層のn型半導体領域11により構成されている。つまり、n型半導体領域11は第1のトランジスタT1と第2のトランジスタT2とにおいて共用されている。センス部3においては、第2の主電流制御領域のコンタクト領域部1322以外において、第2の主電流制御領域の主電流経路部1321の主面部、及びn型半導体領域11つまり第3の主電流領域の主面部には、この第3の主電流領域と同一導電型において第3の主電流領域の不純物密度に比べて高い不純物密度を有する第2の半導体領域(表面n層)122が配設されている。この第2の半導体領域122は、第3の主電流領域における主電流(ソース領域とドレイン領域との間に流れる電流)の経路の抵抗値を減少する目的において配設されている。第2の半導体領域122は、第1の半導体領域121と同様に例えば 1 x 1016 atoms/cm3 − 3 x 1016 atoms/cm3の不純物密度に設定され、第1の実施の形態においては第1の半導体領域121と同一製造工程により同時にかつ同一製造条件において製造されている。ここで、コンタクト領域部1322とは、第2の主電流制御領域(p型半導体領域132)の電極18との接続部分という意味において使用されている。
また、第1の実施の形態においては、第2の主電流制御領域の主電流経路部(p型半導体領域)1321が配設された領域並びに第4の主電流領域(n型半導体領域142)が配設された領域と同一の領域において、第2の半導体領域122が配設されている。これは、第2のトランジスタT2のトランジスタとしての電気的特性を第1のトランジスタT1の電気的特性に対して等しくするためである。
第2のトランジスタT2の第2の主電流制御領域は、p型ボディ領域であり、p型半導体領域132により構成されている。p型半導体領域132は例えば 1 x 1017 atoms/cm3 − 3 x 1017 atoms/cm3の不純物密度に設定され、第1の実施の形態においては第1の主電流制御領域のp型半導体領域131と同一製造工程により同時にかつ同一製造条件において製造されている。
この第2の主電流制御領域が配設される領域、詳細には第2の主電流制御領域の第3の主電流領域と第4の主電流領域との間の主電流経路部1321は第2の半導体領域122のn型を打ち消してp型に設定されている。つまり、第2のトランジスタT2において、第2の主電流制御領域(p型半導体領域132)の主電流経路部1321の不純物密度並びに接合深さ(xj)は第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域(p型半導体領域131)の主電流経路部の不純物密度並びに接合深さと同等に設定されている。
一方、第2の主電流制御領域のコンタクト領域部1322は第2の半導体領域122を配設していないので、第2の半導体領域122のn型を打ち消してp型に設定する必要がなくなり、コンタクト領域部1322のp型不純物が第3の主電流領域(n型半導体領域)の主面から深さ方向に深く拡散される。つまり、第2の主電流制御領域のコンタクト領域部1322の接合深さ(xj)、換言すれば第2の主電流制御領域のコンタクト領域直下の接合深さは、主電流経路1321の接合深さよりも深く、同様に第1の主電流制御領域の接合深さよりも深く設定されている。
第4の主電流領域は、n型ソース領域であり、n型半導体領域142により構成されている。n型半導体領域14は例えば 1 x 1020 atoms/cm3 − 3 x 1020 atoms/cm3の不純物密度に設定され、第1の実施の形態においては第2の主電流領域のn型半導体領域141と同一製造工程により同時にかつ同一製造条件において製造されている。
第2のトランジスT2のゲート絶縁膜152は、後述するコンタクト領域部(ここでは、第2の主電流制御領域並びに第4の主電極領域のコンタクト領域。)を除き、少なくとも第2の主電流制御領域(p型半導体領域132)の第3の主電流領域と第4の主電流領域との間の表面上に配設されている。ゲート絶縁膜152は、第1のトランジスタT1のゲート絶縁膜151と同一製造工程により同時にかつ同一製造条件において製造されている。ゲート電極162は第1のトランジスタT1のゲート電極161と同一製造工程により同時にかつ同一製造条件において製造されている。
センス部3において、メイン部2の第1のトランジスタT1と同様に、第2のトランジスタT2は、その平面構造を示していないが、図3に示す基板10の上辺から下辺に向かってゲート電極162が延在し、かつ一定間隔において離間して複数配列されている。第2のトランジスタT2の第2の主電流制御領域並びに第4の主電流領域は、隣り合うゲート電極162間においてゲート電極162の延在方向と同一方向に延在し、ゲート電極162の配列間隔に相応して一定間隔において配列されている。例えば、第2のトランジスタT2は、第1のトランジスタT1と同様に、平面ストライプ形状において構成されている。なお、第2のトランジスタT2の平面形状は必ずしもこのような形状に限定されるものではない。
センス部3の第2のトランジスタT2上には層間絶縁膜17が配設されている。この層間絶縁膜17はメイン部2上の層間絶縁膜17と同一層である。第2のトランジスタT2の第4の主電流領域上及び第2の主電流制御領域の主電流経路部1321に対して第4の主電流領域を介在させた反対側の領域上において、層間絶縁膜17にはコンタクト開口17Hが配設されている。層間絶縁膜17上には電極18が配設され、この電極18は層間絶縁膜17に配設されたコンタクト開口17Hを通して第2の主電流制御領域並びに第4の主電流領域に電気的に接続されている。電極18は、第1の実施の形態においてソース電極(又はソース配線)であり、メイン部2上の電極18と同一層である。
図1中、中央部分には分離領域(分離バッファ領域)4が配設されている。この分離領域4は、メイン部2とセンス部3との間においてn型半導体領域11の主面部に配設され、p型半導体領域133により構成されている。このp型半導体領域133は、第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域であるp型半導体領域131、第2のトランジスタT2の第2の主電流制御領域であるp型半導体領域132のそれぞれと同一製造工程により同一製造条件において形成されている。
なお、第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域であるp型半導体領域131と、それに隣り合う別の第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域であるp型半導体領域131との間又は隣り合う第2のトランジスタT2の第2の主電流制御領域であるp型半導体領域132との間の離間距離が十分に大きい場合には、分離領域4のp型半導体領域133は必ずしも必要ではない。離間距離が十分に大きいとは、第1のトランジスタT1の第2の主電流領域と電極18との間、第2のトランジスタT2の第4の主電流領域と電極18との間においてコンタクト領域を形成することができる幅を有することである。
[半導体装置の特徴]
このように構成される第1の実施の形態に係る半導体装置1においては、センス部3の第2のトランジスタT2の第2の主電流制御領域、詳細にはコンタクト領域部1322の接合深さがメイン部2の第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域の接合深さに比べて深く構成されている。図1に一点鎖線で示すように、第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域(p型半導体領域131)と第1の主電流領域(n型半導体領域11)とのpn接合界面から第1の主電流領域側に伸びる空乏層21の輪郭形状に対して、第2のトランジスタT2の第2の主電流制御領域(p型半導体領域132)と第3の主電流領域(n型半導体領域11)とのpn接合界面から第3の主電流領域側に伸びる空乏層22の輪郭形状を緩やかにすることができる。この結果、センス部3の第2のトランジスタT2の第3の主電流領域と第2の主電流制御領域とのpn接合部におけるアバランシェ破壊を抑制することができ、耐量を高めることができる。
このように構成される第1の実施の形態に係る半導体装置1においては、センス部3の第2のトランジスタT2の第2の主電流制御領域、詳細にはコンタクト領域部1322の接合深さがメイン部2の第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域の接合深さに比べて深く構成されている。図1に一点鎖線で示すように、第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域(p型半導体領域131)と第1の主電流領域(n型半導体領域11)とのpn接合界面から第1の主電流領域側に伸びる空乏層21の輪郭形状に対して、第2のトランジスタT2の第2の主電流制御領域(p型半導体領域132)と第3の主電流領域(n型半導体領域11)とのpn接合界面から第3の主電流領域側に伸びる空乏層22の輪郭形状を緩やかにすることができる。この結果、センス部3の第2のトランジスタT2の第3の主電流領域と第2の主電流制御領域とのpn接合部におけるアバランシェ破壊を抑制することができ、耐量を高めることができる。
例えば、第1の実施の形態に係る半導体装置1においては、センス部3の第2のトランジスタT2の耐量を約2倍に高めることができた。また、第2のトランジスタT2の耐圧においては約20 V −30 V 程度高められ、第2のトランジスタT2の耐圧は第1のトランジスタT1の耐圧よりも高められた。
更に、第1の実施の形態に係る半導体装置1においては、メイン部2の第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域の主電流経路部に第1の半導体領域121が配設されるとともに、同一製造条件において、センス部3の第2のトランジスタT2の第2の主電流制御領域の主電流経路部1321に第2の半導体領域122が配設される。従って、メイン部2の第1のトランジスタT1の電気的特性とセンス部3の第2のトランジスタT2の電気的特性とを同等に設定することができる。
[半導体装置の製造方法]
次に、前述の第1の実施の形態に係る半導体装置1の製造方法を、図4及び図9を用いて説明する。
次に、前述の第1の実施の形態に係る半導体装置1の製造方法を、図4及び図9を用いて説明する。
まず、最初に、n型シリコン単結晶基板からなる基板10が準備される(図4参照。)。図4に示すように、この基板10の主面上又は主面部にn型半導体領域11が形成される。メイン部2において、n型半導体領域11は第1のトランジスタT1の第1の主電流領域として使用される。センス部3において、n型半導体領域11は第2のトランジスタT2の第3の主電流領域として使用される。
図5に示すように、n型半導体領域11の主面上に、メイン部2においてゲート絶縁膜151が形成され、センス部3においてゲート絶縁膜152が形成される。ここでは、ゲート絶縁膜151、152のそれぞれは同一製造工程により同一製造条件において形成される。
引き続き、センス部3の第2のトランジスタT2の第2の主電流制御領域のコンタクト領域部(1322)が形成される領域において、ゲート絶縁膜152上にマスク30が形成される(図6参照。)マスク30は、センス部3において第2の半導体領域(表面n層)122を形成しない領域に形成される。マスク30は、ここではイオン注入法を用いてn型不純物を注入するので、耐イオン注入マスクとして使用される。マスク30には例えばフォトリソグラフィ技術を用いて形成されたフォトレジスト膜を実用的に使用することができる。第1の半導体領域(表面n層)121及び第2の半導体領域122を形成するn型不純物が元々マスクを使用して注入される場合には、マスクパターンを変更するだけで、製造工程を追加することなく、マスク30を形成することができる。n型不純物がマスクを使用して注入されない場合には、製造工程を追加して、マスク30が形成される。
図6に示すように、メイン部2、センス部3、分離領域4のそれぞれにn型不純物が注入される。n型不純物の注入にはイオン注入法が使用される。n型不純物は注入後又は後の工程において活性化され、メイン部2(及び分離領域4)においては第1の半導体領域121が形成され、センス部3においては第2の半導体領域122が形成される。第2の半導体領域122は、n型不純物の注入の際にマスク30を用いてn型不純物の注入が阻止されているので、マスク30直下のn型半導体領域11の主面部には形成されない。この非注入領域は第2のトランジスタT2の第2の主電流制御領域のコンタクト領域部(1322)に相当する。この後、マスク30が除去される。
図7に示すように、メイン部2においてゲート絶縁膜151上にゲート電極161が形成されるとともに、センス部3においてゲート絶縁膜152上にゲート電極162が形成される。ゲート電極161、162のそれぞれは同一製造工程により同一製造条件において形成される。
図8に示すように、メイン部2においてn型半導体領域11の主面部にp型半導体領域131が形成され、センス部3においてn型半導体領域11の主面部にp型半導体領域132が形成される。p型半導体領域131、132のそれぞれは同一製造工程により同一製造条件において形成される。p型半導体領域131はゲート電極161を耐不純物注入マスクとして使用し、p型半導体領域132はゲート電極162を耐不純物注入マスクとして使用し、p型不純物をイオン注入法により注入することによりp型半導体領域131及び132を形成することができる。
メイン部2において、p型半導体領域131は第1のトランジスタT1の第1の主電流制御領域として使用される。センス部3において、p型半導体領域132は第2のトランジスタT2の第2の主電流制御領域として使用される。センス部3において、第2の主電流制御領域は、第2の半導体領域122が形成された領域において第2の半導体領域122のn型をう打ち消してp型に形成された主電流経路部1321と、第2の半導体領域122が形成されない領域においてn型半導体領域11のn型を打ち消してp型に形成されたコンタクト領域部1322とを備えて形成されている。コンタクト領域部1322は第2の半導体領域122の不純物密度に比べて低い不純物密度を有するn型半導体領域11に形成されているので、コンタクト領域部1322の接合深さは、主電流経路1321の接合深さよりも深く、第1の主電流制御領域の接合深さよりも深くなる。
図9に示すように、メイン部2において第1の主電流制御領域の主面部にn型半導体領域141が形成され、センス部3において第2の主電流制御領域の主面部にn型半導体領域142が形成される。n型半導体領域141、142のそれぞれは同一製造工程により同一製造条件において形成される。n型半導体領域141はゲート電極161を耐不純物注入マスクとして使用し、n型半導体領域142はゲート電極162を耐不純物注入マスクとして使用し、更に図示しないフォトリソグラフィ技術により形成されたマスクを使用し、n型不純物をイオン注入法により注入することによりn型半導体領域141及び142を形成することができる。
ここで、n型半導体領域141及び142は、フォトリソグラフィ技術により形成されたマスクを使用する方法以外の方法においても形成可能である。例えば、ゲート電極161、162のそれぞれを形成した後に、ゲート電極161をマスクとしてp型半導体領域131の主面部に隣り合うゲート電極161間の全域においてn型半導体領域141が形成されるとともに、ゲート電極162をマスクとしてp型半導体領域132の主面部に隣り合うゲート電極162間の全域においてn型半導体領域142が形成される(図8及び図9参照)。この後、層間絶縁膜17が形成され、この層間絶縁膜17にコンタクト開口17Hが形成される(図1参照。)。引き続き、メイン部2において、コンタクト開口17Hから露出するn型半導体領域141をp型半導体領域131が露出するまでエッチングにより除去し、n型半導体領域141が細分化される。同様に、センス部3において、コンタクト開口17Hから露出するn型半導体領域142をp型半導体領域132が露出するまでエッチングにより除去し、n型半導体領域142が細分化される。コンタクト開口17Hをパターンニングのためのマスクとして使用し、n型半導体領域141及び142の接合深さよりも深く、p型半導体領域131及び132の接合深さよりも浅い範囲内において、n型半導体領域141及び142がパターンニングされる。
メイン部2において、n型半導体領域141は第1のトランジスタT1の第2の主電流領域として使用される。このn型半導体領域141が形成した段階において、メイン部2の第1のトランジスタT1を完成させることができる。センス部3において、n型半導体領域142は第2のトランジスタT2の第4の主電流領域として使用される。このn型半導体領域142を形成した段階において、センス部3の第2のトランジスタT2を完成させることができる。
次に、メイン部2上及びセンス部3上を少なくとも覆う層間絶縁膜17が形成され、層間絶縁膜17にコンタクト開口17Hが形成される(図1参照。)。そして、層間絶縁膜17上にコンタクト開口17Hを通して電気的に接続される電極18が形成され、前述の図1に示す半導体装置1を完成させることができる。
以上説明したように、第1の実施の形態に係る半導体装置1においては、センス部2の耐量を高め、装置全体として耐量を向上することができる。
また、第1の実施の形態に係る半導体装置1の製造方法においては、メイン部2とセンス部3とが同一製造工程により同一製造条件において製造することができるので、製造が容易になる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、IGBTを搭載し、電流センス機能を搭載した電力用半導体装置に本発明を適用した例を説明するものである。
本発明の第2の実施の形態は、IGBTを搭載し、電流センス機能を搭載した電力用半導体装置に本発明を適用した例を説明するものである。
第2の実施の形態に係る半導体装置1は、基本的には前述の図1に示す第1の実施の形態に係る半導体装置1と同様の断面構造により構成されている。図1に示す半導体装置1において、メイン部2の第1のトランジスタT1はIGBTにより構成され、センス部3の第2のトランジスタT2がIGBTにより構成される。
第1のトランジスタT1においては、第1の主電流領域(n型半導体領域11)はn型コレクタ領域として使用され、第1の主電流制御領域(p型半導体領域131)はp型ボディ領域(p型ベース領域)として使用され、第2の主電流領域(n型半導体領域141)はn型エミッタ領域として使用される。第2のトランジスタT2においては、第3の主電流領域(n型半導体領域11)はn型コレクタ領域として使用され、第2の主電流制御領域(p型半導体領域132)はp型ボディ領域(p型ベース領域)として使用され、第4の主電流領域(n型半導体領域142)はn型エミッタ領域として使用される。
このように構成される第2の実施の形態に係る半導体装置1においては、第1の実施の形態に係る半導体装置1により得られる作用効果と同様に、センス部2の耐量を高め、装置全体として耐量を向上することができるという作用効果を奏することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明を第1の実施の形態並びに第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものでない。本発明は様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術に適用することができる。例えば、前述の第1の実施の形態においては半導体装置1に縦型パワートランジスタが搭載され、第2の実施の形態においては縦型IGBTが搭載された例を説明したが、本発明は、縦型に限定されるものではない。
上記のように、本発明を第1の実施の形態並びに第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものでない。本発明は様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術に適用することができる。例えば、前述の第1の実施の形態においては半導体装置1に縦型パワートランジスタが搭載され、第2の実施の形態においては縦型IGBTが搭載された例を説明したが、本発明は、縦型に限定されるものではない。
また、本発明は、トレンチ内部にゲート絶縁膜及びゲート電極を埋設し、トレンチ側壁に沿ってゲート絶縁膜を介して主電流制御領域を配設したトレンチゲートパワートランジスタ又はトレンチゲートIGBTを搭載した半導体装置に適用することができる。この場合、前述の実施の形態と同様に、センス部の第2のトランジスタにおける第2の主電流制御領域のコンタクト領域部の接合深さが、メイン部の第1のトランジスタの第1の主電流制御領域の接合深さよりも深く設定されている。
また、本発明は、前述の実施の形態に係る半導体装置のメイン部2の第1のトランジスタT1並びにセンス部3の第2のトランジスタT2の平面形状をストライプ形状において構成したが、このような平面形状に限定されるものではなく、複数のトランジスタがドット状に配列されていてもよい。
1…半導体装置
2…メイン部
3…センス部
4…分離領域
10…基板
11…n型半導体領域(第1又は第3の主電流領域)
121…第1の半導体領域
122…第2の半導体領域
131、132…p型半導体領域(第1又は第2の主電流制御領域)
1321…主電流経路部
1322…コンタクト領域部
141、142…n型半導体領域(第2又は第4の半導体領域)
151、152…ゲート絶縁膜
161、162…ゲート電極
17…層間絶縁膜
17H…コンタクト開口
18…電極
21、22…空乏層
30…マスク
T1…第1のトランジスタ
T2…第2のトランジスタ
2…メイン部
3…センス部
4…分離領域
10…基板
11…n型半導体領域(第1又は第3の主電流領域)
121…第1の半導体領域
122…第2の半導体領域
131、132…p型半導体領域(第1又は第2の主電流制御領域)
1321…主電流経路部
1322…コンタクト領域部
141、142…n型半導体領域(第2又は第4の半導体領域)
151、152…ゲート絶縁膜
161、162…ゲート電極
17…層間絶縁膜
17H…コンタクト開口
18…電極
21、22…空乏層
30…マスク
T1…第1のトランジスタ
T2…第2のトランジスタ
Claims (7)
- 第1の導電型を有する第1の主電流領域と、
前記第1の主電流領域の主面部に配設され、前記第1の導電型に対して逆の第2の導電型を有する第1の主電流制御領域と、
前記第1の主電流制御領域の主面部に配設され、前記第1の導電型を有する第2の主電流領域と、
前記第1の主電流領域、前記第1の主電流制御領域及び前記第2の主電流領域を有する第1のトランジスタと、
前記第1の導電型を有し、前記第1の主電流領域の平面面積に比べて平面面積が小さい第3の主電流領域と、
前記第3の主電流領域の主面部に配設され、前記第2の導電型を有し、前記第1の主電流制御領域の接合深さに比べて深い接合深さを有する第2の主電流制御領域と、
前記第2の主電流制御領域の主面部に配設され、前記第1の導電型を有する第4の主電流領域と、
前記第3の主電流領域、前記第2の主電流制御領域及び前記第4の主電流領域を有する第2のトランジスタと、
を備えたことを特徴とする半導体装置。 - 第1の導電型を有する第1の主電流領域、この第1の主電流領域上に配設され前記第1の導電型とは逆の第2の導電型を有する第1の主電流制御領域、及び前記第1の主電流制御領域上に配設され前記第1の導電型を有する第2の主電流領域を備え、主電流のスイッチング制御を行う第1のトランジスタを有するメイン部と、
前記第1の導電型を有する第3の主電流領域、この第3の主電流領域上に配設され前記第2の導電型を有し前記第1の主電流制御領域の接合深さに比べて深い接合深さを有する第2の主電流制御領域、及び前記第2の主電流制御領域上に配設され前記第1の導電型を有する第4の主電流領域を備え、前記第1のトランジスタの電流検出を行う第2のトランジスタを有するセンス部と、
を備えたことを特徴とする半導体装置。 - 前記第1のトランジスタの前記第1の主電流制御領域に沿う第1のゲート絶縁膜を介して配設された第1のゲート電極と、
前記第2のトランジスタの前記第2の主電流制御領域に沿う第2のゲート絶縁膜を介して配設された第2のゲート電極と、を更に備え、
前記第1のトランジスタの前記第1の主電流領域と前記第2のトランジスタの前記第3の主電流領域とが電気的に接続され、前記第1のゲート電極と前記第2のゲート電極とが電気的に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。 - 前記第2の主電流制御領域は、前記第3の主電流領域と前記第4の主電流領域との間の主電流が流れる主電流経路部と、この主電流経路部とは別の領域であって、上層電極が接続されるコンタクト領域部と、を備え、
前記第2の主電流制御領域の前記コンタクト領域部の接合深さが、前記第1の主電流制御領域の接合深さに比べて深く構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体装置。 - 前記第2の主電流制御領域の前記主電流経路部の接合深さが、前記第1の主電流制御領域の接合深さと同等であることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
- 前記第1の主電流領域の主面部の全域にはこの第1の主電流領域と同一導電型を有しかつ前記第1の主電流領域に比べて不純物密度が高い第1の半導体領域が配設され、前記第3の主電流領域の主面部には、前記第2の主電流制御領域と前記上層電極との前記コンタクト領域部以外に、この第3の主電流領域と同一導電型を有しかつ前記第3の主電流領域に比べて不純物密度が高い第2の半導体領域が配設されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の半導体装置。
- 前記第2のトランジスタの第4の主電流領域には800オーム以下の抵抗が電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の半導体装置。
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