以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の表示装置は、画像の表示と外部からの入力に対応する光の検出を行う入出力部(例えば、図1の入出力ディスプレイ22)を有し、前記入出力部の表示画面(例えば、図2の表示画面51A)上の複数の点に対する入力が可能であり、透明または半透明なシート状の保護部材(例えば、図2の保護部材52、図15の保護部材211、図16の保護部材231、または、図16の保護部材261)が前記表示画面を覆うように接着されている。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した表示システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1において、表示システム1は、例えば、携帯電話機やTV(Television)受像機等を構成する。
表示システム1は、アンテナ10、信号処理部11、制御部12、記憶部13、操作部14、通信部15、及び入出力パネル16から構成される。
信号処理部11は、アンテナ10で受信された地上波や衛星波等のテレビジョン放送の放送電波を復調し、その結果得られる画像データ及び音声データを制御部12に供給する。
制御部12は、操作部14から供給されるユーザの操作に対応する操作信号に基づいて、各種の処理を行い、その過程で一時的に記憶すべきデータを、記憶部13に供給する。また、制御部12は、信号処理部11から供給される画像データ等を入出力パネル16に供給する。さらに、制御部12は、入出力パネル16から供給される、後述するターゲットとイベントの情報に基づいて、必要に応じて、画像データを、入出力パネル16の入出力ディスプレイ22に供給することにより、入出力ディスプレイ22の表示状態を変更させる等の表示制御を行う。
記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)から構成される。記憶部13は、制御部12から供給されるデータを一時的に記憶する。
操作部14は、例えば、テンキー、キーボード等から構成される。操作部14は、ユーザによって操作されることにより、その操作に対応する操作信号を生成し、制御部12に供給する。
通信部15は、例えば、図示せぬ無線局との間で無線電波を用いて通信を行う。
入出力パネル16は、制御部12から供給される画像データに対応する画像を入出力ディスプレイ22に表示するとともに、入出力ディスプレイ22から出力される受光信号から検出される1以上の点に対する入力の情報に、後述する統合処理と認識処理を施すことにより、ターゲットとイベントの情報を生成し、制御部12に供給する。
すなわち、入出力パネル16は、表示信号処理部21、入出力ディスプレイ22、受光信号処理部23、画像処理部24、及び生成部25から構成される。
表示信号処理部21は、制御部12から供給される画像データに対して、入出力ディスプレイ22に表示するための処理を施し、その結果得られる画像データを、入出力ディスプレイ22に供給する。
入出力ディスプレイ22は、画像の表示と、外部からの入力に対応する光の検出とを行う。すなわち、入出力ディスプレイ22は、表示信号処理部21から供給される画像データに対応する画像を、その表示画面に表示する。また、入出力ディスプレイ22は、例えば、表示画面全体に分布するように配置された複数の光センサ22Aを内蔵し、外部から入射する光を受光し、その光の受光量に対応する受光信号を生成して、受光信号処理部23に供給する。
受光信号処理部23は、入出力ディスプレイ22から供給される受光信号に対して、所定の処理を施すことにより、入出力ディスプレイ22の表示画面に対して、ユーザの指等が近接または接触している部分と、何も近接および接触していない部分とで輝度が異なる画像を、フレームごとに得て、画像処理部24に供給する。
画像処理部24は、受光信号処理部23から供給される各フレームの画像に対して、2値化、ノイズ除去、ラベリング等の画像処理を施すことにより、入出力ディスプレイ22の表示画面に指等の物体が近接または接触している部分(領域)を、外部からの入力があった入力部分として検出し、その入力部分の情報、すなわち、例えば、その入力部分を代表する表示画面上の点の座標である代表座標等の入力があった表示画面上の点に関する点情報、つまり、入力部分の点情報を得て、生成部25に供給する。
生成部25は、画像処理部24から供給される入力部分の点情報に、後述の統合処理を施すことにより、ターゲットの情報を生成する。さらに、生成部25は、ターゲットの情報に基づいて、後述の認識処理を行うことにより、ターゲットの状態の変化を表すイベントの情報を生成する。なお、統合処理でも、一部のイベントの情報が生成される。
すなわち、生成部25は、ターゲット生成部31、イベント生成部32、及び記憶部33から構成され、ターゲットとイベントの情報を、フレームごとに生成し、制御部12に供給する。
入出力ディスプレイ22に対しては、その表示画面に、例えば、指等を近接または接触することにより、入力を行うことができるが、この入出力ディスプレイ22に対する一連の入力が、ターゲットである。すなわち、例えば、入出力ディスプレイ22の表示画面に対して、指が近接または接触し、その近接または接触が維持されながら指が移動し、指の近接および接触が解除されるまでに行われる、入出力ディスプレイ22の表示画面への一連の入力がターゲットとなる。
また、イベントは、ターゲットの状態の変化を表し、例えば、ターゲットの位置が移動したことや、ターゲットが新たに出現した(生成された)こと、ターゲットが消滅した(削除された)こと等を表す。
生成部25のターゲット生成部31は、画像処理部24から供給されるフレームごとの入力部分の点情報に、統合処理を施すことにより、外部から入力があった入力部分の時間的若しくは空間的位置関係に基づいて、一連の入力を表すターゲットの情報を生成して、記憶部33に供給する。
いま、画像処理部24からターゲット生成部31に供給される入力部分の点情報が、時刻t+1の第t+1フレームの点情報であるとすると、ターゲット生成部31は、第t+1フレームの入力部分の点情報と、時間的に近い関係にある1つ前のフレームである時刻tの第tフレームのターゲットの情報とを比較する。
第tフレームのあるターゲットを、注目ターゲットとして注目することとすると、ターゲット生成部31は、注目ターゲットに対して、第t+1フレームの空間的に近い関係にある入力部分を、注目ターゲットとしての一連の入力における一部を構成する入力部分であるとして、注目ターゲットに統合する。
また、ターゲット生成部31は、注目ターゲットに対して、空間的に近い関係にある入力部分が第t+1フレームに存在しない場合には、注目ターゲットとしての一連の入力が終了したとして、注目ターゲットを削除する。
さらに、ターゲット生成部31は、ターゲットに統合されずに残った第t+1フレームの入力部分については、ターゲットとしての一連の入力が開始されたとして、新たなターゲットを生成する。そして、ターゲット生成部31は、統合されたターゲットの情報と新たに生成されたターゲットの情報を、第t+1フレームのターゲットの情報として記憶部33に供給する。
イベント生成部32は、ターゲットの情報に基づいて、ターゲットの状態の変化を表すイベントの情報を適宜生成し、記憶部33に供給する。すなわち、例えば、イベント生成部32は、第tフレームと第t+1フレームのそれぞれのターゲットの情報、あるいは、必要に応じて、記憶部33に記憶されている第tフレーム以前に発行されたイベントの情報等に基づいて、ターゲットの状態の変化を表すイベントを認識する。そして、イベント生成部32は、認識したイベントの内容を表すイベントの情報を生成するイベントの発行を行い、そのイベントの情報を第t+1フレームのイベントの情報として記憶部33に供給する。
また、イベント生成部32は、記憶部33から第t+1フレームのターゲットとイベントの情報を読み出し、制御部12に供給(出力)する。
記憶部33は、ターゲット生成部31から供給されるターゲットの情報と、イベント生成部32から供給されるイベントの情報とを記憶する。
図2は、入出力ディスプレイ22の外観の構成の例を模式的に示す図である。入出力ディスプレイ22の本体部51の画像を表示したり外部から入射する光を受光したりする表示画面51Aは、損傷や汚れを防止するためのシート状の保護部材52により覆われている。
保護部材52は、例えば、アクリル樹脂など、軽くて傷や汚れに強く、耐久性に優れ、加工しやすい透明な素材からなる薄い板により構成される。この場合、保護部材52は、例えば、ネジなどにより表示画面51Aを覆うように固定されたり、セロファンテープ、接着剤などにより、表示画面51Aを覆うように表示画面51Aに接着される。
また、例えば、保護部材52は、表示画面51Aと接触する面(以下、裏面とも称する)が、シリコン樹脂からなるシリコン膜など、軽くて粘着性がある透明な素材からなり、裏面と反対の面(以下、表面とも称する)が、PET(Polyethylene Terephthalate、ポリエチレンテレフタレート)など、軽くて傷や汚れに強く、耐久性に優れる透明な素材からなるフィルムにより構成される。この場合、保護部材52は、表示画面51Aを覆うように表示画面51Aに接着される。
保護部材52は、透明な素材からできているため、入出力ディスプレイ22の視認性、および、受光感度を低下させることがない。また、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aには、ユーザの指やペンなどが頻繁に接触するが、保護部材52により表示画面51Aの損傷や汚れが防止され、表示画面51Aの視認性および受光感度の低下が防止される。
なお、ユーザが指などを表示画面51Aに接触させようとした場合、結果的に保護部材52に接触させることになるが、以下、説明を分かりやすくするために、指などを表示画面51Aに接触させるということにする。
図3は、入出力ディスプレイ22の本体部51の積層構造の例を模式的に示す図である。
入出力ディスプレイ22の本体部51は、ガラス等で構成された2枚の透明な基板であるTFT(Thin Film Transistor)基板61と対向電極基板62を互いに対向配置させ、その間隙に、例えば、ツイステッドネマチック(TN)液晶を封入した液晶層63を設けた構成となっている。
TFT基板61の液晶層63側には、スイッチング素子としての薄膜トランジスタ(TFT)、画素電極、および、それらを絶縁・分離する絶縁層を含む、電極層64が形成されている。対向電極基板62の液晶層63側には、対向電極65及びカラーフィルタ66が形成されている。そして、TFT基板61、対向電極基板62、液晶層63、電極層64、対向電極65、および、カラーフィルタ66により、透過型の液晶表示パネルが構成される。また、TFT基板61および対向電極基板62の液晶層63側とは反対側に、それぞれ偏光板67,68が設けられている。
さらに、偏光板68の対向電極基板62側と反対の面を覆うように、保護部材52が設けられている。
また、液晶表示パネルの背面側には、バックライト69が設けられている。このバックライト69によって、背面側から液晶表示パネルを照明することにより、カラー画像を表示することができる。バックライト69は、例えば、複数の蛍光管や、複数の発光ダイオード等の、光源が配列された構成とすることができる。なお、バックライト69は、比較的高速で点灯のオン・オフ制御ができるようにすることが望ましい。
さらに、電極層64には、受光素子として、複数の光センサ22Aが形成されている。そして、液晶表示ディスプレイを構成する各発光素子に隣接して、光センサ22Aを配置することにより、発光(画像の表示)と受光(読み取り)とを、並行して行うことが可能となる。
図4は、入出力ディスプレイ22の動作を制御するドライバの配置の例を示す図である。
図4に示されるように、入出力ディスプレイ22の中央に、透明な表示エリア(センサエリア)81が配置され、この表示エリア81の4つの端面に、表示用水平ドライバ82、表示用垂直ドライバ83、センサ用垂直ドライバ84、センサ読み出し用水平ドライバ85が配置されている。
表示用水平ドライバ82と表示用垂直ドライバ83は、表示用の画像データとして画像信号線86を介して供給されてくる表示信号と制御クロックとに基づいて、表示エリア81にマトリクス状に配置されている画素の駆動を行う。
センサ用垂直ドライバ84とセンサ読み出し用水平ドライバ85は、外部から供給される読み出し用のクロック(図示せず)に同期して、受光センサ22Aから読み出した受光信号を、受光信号線87を介して、図1の受光信号処理部23に供給する。
図5は、入出力ディスプレイ22の表示エリア81に配置される画素の1画素あたりの回路の構成の例を示す図である。図5の画素101は、薄膜トランジスタ(TFT)から成る光センサ22A、スイッチング素子111、画素電極112、リセットスイッチ113、コンデンサ114、バッファアンプ115、および、スイッチ116から構成される。そのうち、スイッチング素子111および画素電極112が、表示機能を実現する表示部を構成し、光センサ22A、リセットスイッチ113、コンデンサ114、バッファアンプ115、および、スイッチ116が、受光機能を実現する受光部を構成する。
スイッチング素子111は、そのゲートが、水平方向に延びるゲート線121に接続され、そのドレインが、垂直方向に延びる表示信号線122に接続されている。すなわち、ゲート線121と表示信号線122の交点に、スイッチング素子111が配置されている。スイッチング素子111のソースは、画素電極112の一端に接続されている。画素電極112の一端であって、スイッチング素子111のソースに接続されている一端とは異なる一端は、配線123に接続されている。
スイッチング素子111は、ゲート線121を介して供給される信号により、オンまたはオフが制御され、表示信号線122を介して供給される信号により、画素電極112での表示状態が設定される。
光センサ22Aは、画素電極112に隣接した位置に配置され、その一端が電源電圧VDDが供給される電源線124に接続され、他の一端が、リセットスイッチ113の一端、コンデンサ114の一端、および、バッファアンプ115の入力端子に接続されている。リセットスイッチ113の一端であって、光センサ22Aの一端に接続されている一端とは異なる一端、および、コンデンサ114の一端であって、光センサ22Aの一端に接続されている一端とは異なる一端は接地端子VSSに接続されている。バッファアンプ115の出力端子は、読み出しスイッチ116を介して、センサ信号線125に接続されている。
リセットスイッチ113のオンまたはオフは、リセット線126から供給される信号により制御される。読み出しスイッチ116のオン・オフは、読み出し線127から供給される信号により制御される。
この光センサ22Aにおける動作は、以下のように行われる。
まず、リセットスイッチ113をオンにして、光センサ22Aの電荷のリセットを行う。その後、リセットスイッチ113をオフにすることにより、光センサ22Aにおける受光量に対応した電荷が、コンデンサ114に蓄積される。次に、読み出しスイッチ116をオンにすることにより、コンデンサ114に蓄積された電荷が、バッファアンプ115を介して、センサ信号線125に供給され、外部に出力される。
次に、図6のフローチャートを参照して、表示システム1による表示受光制御処理について説明する。
表示システム1による表示受光制御処理は、例えば、ユーザが表示システム1の電源をオンにすると、開始される。
なお、以下においては、既に、表示受光制御処理のステップS1乃至S8の処理が第tフレームまで行われており、記憶部33には、少なくとも、第tフレーム以前のターゲットとイベントの情報が適宜記憶されているものとする。
ステップS1において、入出力ディスプレイ22の光センサ22Aは、時刻t+1のフレームのタイミングで、表示画面51Aに指が近接または接触している部分から反射した光等の外部からの光を受光し、その光の受光量に対応する受光信号を受光信号処理部23に供給する。
ステップS2において、受光信号処理部23は、入出力ディスプレイ22から供給される受光信号に所定の処理を施すことにより、入出力ディスプレイ22に対して、指等が近接または接触している部分と、何も近接および接触していない部分とで輝度が異なる画像を、第t+1フレームの画像として得て、画像処理部24に供給する。
ステップS3において、画像処理部24は、受光信号処理部23から供給される第t+1フレームの画像に対して、2値化、ノイズ除去、ラベリング等の画像処理を施すことにより、第t+1フレームについて、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに指等の物体が近接または接触した部分(領域)を、外部からの入力があった入力部分として検出し、その入力部分の点情報を得て、生成部25に供給する。
ステップS4において、生成部25のターゲット生成部31は、画像処理部24から供給される第t+1フレームの入力部分の点情報に、統合処理を施すことにより、第t+1フレームについて、ターゲットの情報を生成し、記憶部33に記憶させる。また、生成部25のイベント生成部32は、ターゲットの情報に基づいて、統合処理を行うことにより、第t+1フレームについて、特定のイベント、すなわち、例えば、ターゲットの生成及び削除(消滅)を表すイベントの情報を適宜生成し、記憶部33に記憶させる。統合処理の詳細については、図8乃至図12を参照して、後述する。
ステップS5において、生成部25のイベント生成部32は、さらに、ターゲットの情報に基づいて、認識処理を行うことにより、第t+1フレームについて、ターゲットの状態の変化を表すイベントの情報を生成し、記憶部33に記憶させる。
例えば、ユーザが表示画面51Aに指を近接または接触させたまま移動させた場合、すなわち、ターゲットが移動した場合、イベント生成部32は、イベント「移動」を生成し、イベント「移動」の情報を記憶部33に記憶させる。
また、例えば、ユーザが表示画面51Aに近接または接触させたまま移動させていた指を停止した場合、すなわち、ターゲットが停止した場合、イベント生成部32は、イベント「停止」を生成し、イベント「停止」の情報を記憶部33に記憶させる。
さらに、例えば、ユーザが表示画面51Aに対する指の近接または接触を開始し、近接または接触を継続しながら指を移動して、指の近接および接触を解除した場合に、近接または接触を開始したときの指の位置と近接および接触を終了したときの指の位置との間の距離が閾値以上であるときに、すなわち、ターゲットが所定の距離以上移動して消滅した場合、イベント生成部32は、イベント「投射」を生成し、イベント「投射」の情報を記憶部33に記憶させる。
また、例えば、ユーザが表示画面51Aに対する2本の指の近接または接触を開始し、近接または接触を継続しながら2本の指の間の距離を拡げるか、または狭めるように2本の指を移動して、2本の指の近接および接触を解除した場合に、近接または接触を開始したときの2本の指の間の距離を基準として、2本の指の間の距離の拡大率または縮小率が所定の閾値以上または以下であるときに、すなわち、2つのターゲットが生成されてから消滅するまでの間にターゲット間の距離の拡大率または縮小率が所定の閾値以上または以下となった場合、イベント生成部32は、イベント「拡大」または「縮小」を生成し、イベント「拡大」または「縮小」の情報を記憶部33に記憶させる。
さらに、例えば、ユーザが表示画面51Aに対する2本の指の近接または接触を開始し、近接または接触を継続しながら、表示画面51A上のある点を中心とした同心円を描くように2本の指を移動して、2本の指の近接および接触を解除した場合に、近接または接触を開始したときの2本の指のそれぞれの表示画面51A上の位置を結ぶ直線に対して、第t+1フレームの2本の指のそれぞれの表示画面51A上の位置を結ぶ直線が回転する回転角の絶対値が所定の閾値以上であるときに、すなわち、2つのターゲットが生成されてから消滅するまでの間にターゲット間を結ぶ直線の回転角の絶対値が所定の閾値以上である場合、イベント生成部32は、イベント「回転」を生成し、イベント「回転」の情報を記憶部33に記憶させる。
また、例えば、ユーザが表示画面51Aに対する3本の指の近接または接触を開始し、近接または接触を継続しながら、表示画面51A上のある点を中心とした同心円を描くように3本の指を移動して、3本の指の近接および接触を解除した場合に、近接または接触を開始したときの3本の指のうちの2本ずつの指の表示画面51A上の位置を結ぶ直線に対して、第t+1フレームの3本の指のうちの同じ2本ずつの指の表示画面51A上の位置を結ぶ直線が回転する回転角を、3本の指のうちの3通りの2本ずつの指のセット(組)について平均した回転角の絶対値が、所定の閾値以上であるときに、すなわち、3つのターゲットが生成されてから消滅するまでの間に各ターゲット間を結ぶ直線の回転角の平均値の絶対値が所定の閾値以上である場合、イベント生成部32は、イベント「3点回転」を生成し、イベント「3点回転」の情報を記憶部33に記憶させる。
ステップS6において、生成部25のイベント生成部32は、記憶部33から第t+1フレームのターゲットとイベントの情報を読み出し、制御部12に供給(出力)する。
ステップS7において、制御部12は、入出力パネル16の生成部25から供給(出力)されるターゲットとイベントの情報に基づいて、必要に応じて、画像データを、表示信号処理部21を介して、入出力ディスプレイ22に供給することにより、入出力ディスプレイ22の表示状態を変更させる等の表示制御を行う。
ステップS8において、入出力ディスプレイ22は、制御部12の表示制御に従い、それまでとは異なる表示状態、例えば、それまで表示されていた画像が時計周りに90°回転して表示される表示状態で、画像を表示する。
その後、処理は、ステップS1に戻り、次の第t+2フレームについて、同様の処理が繰り返される。
図7は、図6の表示受光制御処理を行うソフトウェアの構成例を説明する図である。
ここで、表示受光制御処理を行うソフトウェアは、受光信号処理を行うソフトウェア、点情報の生成処理を行うソフトウェア、統合処理を行うソフトウェア、認識処理を行うソフトウェア、出力処理を行うソフトウェア、及び上位のアプリケーションとしての表示制御ソフトウェアを含む。
図6において、入出力ディスプレイ22の光センサ22Aは、外部からの光、例えば、表示画面51Aに近接または接触している指等で反射した光を受光し、1フレームの受光信号を生成する。
受光信号処理の階層では、入出力ディスプレイ22から供給される1フレームの受光信号に、例えば、増幅やフィルタ処理等の受光信号処理が施されることにより、その受光信号に対応する1フレームの画像が得られる。
受光信号処理の階層の上位階層の点情報の生成処理の階層では、受光信号処理で得られる画像に対して、所定の画像処理、例えば、2値化、ノイズ除去、ラベリング等が施されることにより、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aの、物体が近接または接触している部分である入力部分が検出される。そして、入力部分の点情報がフレームごとに生成される。
点情報の生成処理の上位の統合処理の階層では、点情報の生成処理で得られる点情報に、統合処理が施され、フレームごとのターゲットの情報が生成される。さらに、そのフレームのターゲットの情報に基づいて、特定のイベント、例えば、ターゲットの生成や削除(消滅)を表すイベントの情報が生成される。
統合処理の上位階層の認識処理の階層では、統合処理で生成されたターゲットの情報等に基づいて、ユーザの指の動きやジェスチャ等の認識処理が施されることにより、ターゲットの状態の変化を表すイベントの情報がフレームごとに生成される。
認識処理の上位階層の出力処理の階層では、統合処理で生成されたターゲット及びイベントの情報と、認識処理で生成されたイベントの情報が、フレームごとに出力される。
出力処理の上位階層の上位のアプリケーションとしての、例えば、表示制御ソフトウェアの階層では、出力処理で出力されたターゲットとイベントの情報に基づいて、必要に応じて、画像データが、図1の入出力パネル16の入出力ディスプレイ22に供給されることにより、入出力ディスプレイ22の表示状態が変更される等の表示制御が行われる。
次に、図8乃至図12を参照して、図1の生成部25による統合処理の詳細について説明する。
図8は、時刻tの第tフレームに存在するターゲットを表している。
ここで、図8では(後述する図9及び図10でも同様)、フレームを表す長方形の内部に、説明の便宜上、マスを図示してある。
図8において、時刻tの第tフレームには、3つのターゲット#1,#2、及び#3が存在する。ターゲットには、ターゲットの属性であるターゲット属性を与えることができる。ターゲット属性には、例えば、各ターゲットを識別するための識別情報としてのターゲットID(Identifier)(識別番号)があり、図8では、3つのターゲットに対して、#1,#2、及び#3がそれぞれターゲットIDとして付されている。
例えば、ユーザが、3本の指を、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに近接または接触させている場合に、図8に示したような3つのターゲット#1乃至#3が存在する状態となる。
図9は、時刻tの第tフレームより1フレーム後の時刻t+1の第t+1フレームの統合処理前の入力部分を表している。
図9において、第t+1フレームには、4つの入力部分#a乃至#dが存在する。
例えば、ユーザが、4本の指を、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに近接または接触している場合に、図9に示したような4つの入力部分#a乃至#dが生じる。
図10は、図8に示した第tフレームと図9に示した第t+1フレームとを重ね合わせた状態を表している。
統合処理では、例えば、時間的に近い関係にある第tフレームのターゲットと第t+1フレームの入力部分とが比較される。そして、第tフレームのあるターゲットを、注目ターゲットとして注目すると、例えば、注目ターゲットに対して、空間的に近い関係にある入力部分、すなわち、注目ターゲットからの距離が、例えば、所定の距離(例えば、2マス分の距離)以内にある入力部分が、注目ターゲットとしての一連の入力の一部を構成する入力部分であるとして、注目ターゲットに統合される。
なお、注目ターゲットに対して、空間的に近い関係にある入力部分が、複数存在する場合には、例えば、その複数の入力部分のうちの、注目ターゲットに対して、最も近い入力部分が、注目ターゲットに統合される。
また、統合処理では、例えば、注目ターゲットに対して、空間的に近い関係にある入力部分が存在しない場合には、その注目ターゲットとしての一連の入力が終了したとして、注目ターゲットが削除される。
さらに、統合処理では、例えば、ターゲットに統合されずに残った入力部分、つまり、ターゲットに対して空間的に近い関係にない入力部分については、新たな一連の入力が開始されたとして、新たなターゲットが生成される。
したがって、図10に示される第t+1フレームの入力部分#a乃至#dと第tフレームのターゲット#1乃至#3を対象として、統合処理が行われると、ターゲット#1の近傍には、入力部分#aと#bが存在するが、入力部分#bの方が、入力部分#aに比べてより近いので、入力部分#bが、ターゲット#1に統合(マージ)される。
また、図10では、ターゲット#2の近傍には、入力部分が存在しないので、このターゲット#2は、削除される。そして、ターゲットが削除されたことを表すイベント「削除」が生成される。
さらに、図10では、ターゲット#3の近傍には、入力部分#cと#dが存在するが、入力部分#dの方が、入力部分#cに比べてより近いので、入力部分#dが、ターゲット#3に統合(マージ)される。
そして、ターゲット#1乃至#3のうちのいずれにも統合されずに残った入力部分#aと#cは、それぞれ新たなターゲットとして生成される。そして、ターゲットが生成されたことを表すイベント「生成」が生成される。
統合処理では、第tフレームのターゲットのうちの削除されずに残ったターゲットと、第t+1フレームの入力部分のうちの統合されずに残った入力部分について新たに生成されたターゲットとが、第t+1フレームのターゲットとなる。そして、第t+1フレームのターゲットの情報は、第t+1フレームの入力部分の点情報に基づいて、生成される。
ここで、入力部分の点情報は、受光信号処理部23から画像処理部24に供給される1フレームの画像である受光画像に対して、画像処理を施すことで得られる。
図11は、受光画像を示している。
図11の受光画像には、3つの入力部分#1乃至#3が存在する。
受光画像上の各入力部分は、例えば、表示画面51Aの指が近接または接触している部分から反射した光が受光された部分であるので、表示画面51Aの指が近接および接触していない部分に比べて、輝度の高いまたは低い部分となっている。画像処理部24は、受光画像の輝度の高いまたは低い領域を、入力部分として検出し、その入力部分の領域の特徴量を、その入力部分の点情報として出力する。
点情報としては、入力部分を代表する位置の座標である代表座標としての入力部分の領域の中心(例えば、入力部分を囲む最小の円の中心など)や重心、入力部分の領域(図中の斜線部分)の面積の情報である面積情報、入力部分の範囲を表す領域情報としての、例えば、入力部分を囲む最小の長方形の上端の座標、下端の座標、左端の座標、及び右端の座標等を採用することができる。
ターゲットの情報のうちのターゲットの属性であるターゲット属性は、ターゲットに統合される入力部分の点情報に基づいて、生成される。すなわち、ターゲットに入力部分が統合されるとき、ターゲットに固有の識別情報であるターゲットIDが維持され、それ以外のターゲット属性、例えば、ターゲットの代表座標、面積情報、領域情報等が、そのターゲットに統合される入力部分の点情報、すなわち、入力部分の代表座標、面積情報、領域情報等で置き換えられる。
また、ターゲット属性には、ターゲットしての一連の入力が開始したときの時刻を表す情報やターゲットしての一連の入力が終了したときの時刻を表す情報等が含まれてもよい。
ターゲットの情報には、上述したターゲット属性の他、例えば、生成部25が制御部12に出力するフレームごとのターゲットの数等を採用することができる。
次に、図12のフローチャートを参照して、図6のステップS4で図1の生成部25が行う統合処理について説明する。
ステップS21において、ターゲット生成部31は、記憶部33から第t+1フレームの時間的な近傍である第tフレームのターゲットの情報を読み出し、画像処理部24から供給される第t+1フレームの入力部分の点情報と、記憶部33から読み出した第tフレームのターゲットの情報とを比較する。
ステップS22において、ターゲット生成部31は、ステップS21で読み出した第tフレームに、まだ注目ターゲットとしていないターゲットがあるかを判定する。ステップS22において、ステップS21で読み出した第tフレームに、まだ注目ターゲットとしていないターゲットがあると判定された場合、ステップS23において、ターゲット生成部31は、第tフレームのターゲットのうちの、まだ注目ターゲットとしていないターゲットのうちの1つを注目ターゲットとし、第tフレームの注目ターゲットの空間的な近傍に、第t+1フレームの入力部分が存在するかを判定する。
ステップS23において、第tフレームの注目ターゲットの空間的な近傍に、第t+1フレームの入力部分が存在すると判定された場合、ステップS24において、ターゲット生成部31は、ステップS22で注目ターゲットの空間的な近傍にあると判定された第t+1フレームの入力部分を注目ターゲットに統合し、統合後の注目ターゲットの情報を、第t+1フレームのターゲットの情報として、記憶部33に記憶させる。
具体的には、ターゲット生成部31は、注目ターゲットのターゲットIDを維持し、それ以外のターゲット属性、例えば、注目ターゲットの代表座標等を、注目ターゲットに統合される入力部分の代表座標等で置き換え、第t+1フレームのターゲットの情報として、記憶部33に記憶させる。
一方、ステップS23において、第tフレームの注目ターゲットの空間的な近傍に、第t+1フレームの入力部分が存在しないと判定された場合、ステップS25において、ターゲット生成部31は、注目ターゲットの情報を記憶部33から削除する。
ステップS26において、イベント生成部32は、ターゲット生成部31が注目ターゲットを削除すると、ターゲットが消滅したこと、すなわち、ターゲットとしての一連の入力が終了したことを表すイベント「削除」を新たに発行し、そのイベントの情報を第t+1フレームのイベントの情報として、記憶部33に記憶させる。図10の例では、ターゲット#2が注目ターゲットである場合、ターゲット#2が第t+1フレームで削除されたことを表すイベント「削除」が発行され、そのイベント「削除」の情報が記憶部33に記憶される。
ステップS24,S26の処理の後、処理は、ステップS22に戻り、新たな注目ターゲットについて、同様の処理が実行される。
ステップS22において、ステップS21で読み出した第tフレームに、まだ注目ターゲットとしていないターゲットがないと判定された場合、ステップS27において、ターゲット生成部31は、画像処理部24から供給された第t+1フレームに、第tフレームのターゲットに統合されずに残っている入力部分が存在するかを判定する。
ステップS27において、第t+1フレームに統合されずに残っている入力部分が存在すると判定された場合、ステップS28において、ターゲット生成部31は、統合されずに残っている入力部分について、新しいターゲットを生成する。
すなわち、第tフレームのターゲットに統合されずに残った第t+1フレームの入力部分、つまり、ターゲットに対して空間的に近い関係にない入力部分については、新たな一連の入力が開始されたとして、新しいターゲットを生成する。そして、ターゲット生成部31は、新しいターゲットの情報を、第t+1フレームのターゲットの情報として、記憶部33に記憶させる。
ステップS29において、イベント生成部32は、ターゲット生成部31が新しいターゲットを生成すると、イベント「生成」を新たに発行し、そのイベントの情報を、第t+1フレームのイベントの情報として、記憶部33に記憶させる。そして、統合処理を終了し、処理は、図6のステップS5にリターンする。
一方、ステップS27において、第t+1フレームに残っている入力部分が存在しないと判定された場合、ステップS28,S29の処理はスキップされ、統合処理は終了する。そして、処理は、図6のステップS5にリターンする。
なお、上述した統合処理では、第tフレームのターゲットのうちの、第t+1フレームの入力部分が空間的に近い位置に存在しないターゲットの情報が削除されるように説明したが、その他、第tフレームのターゲットのうちの、第t+1フレームの入力部分が空間的に近い位置に存在しないターゲットの情報を、入力部分が空間的に近い位置にない場合に限って、その後も数フレーム連続して保持してから削除するようにしてもよい。これにより、ユーザが指の近接および接触を誤って一瞬解除してしまった場合でも、指の近接または接触を再開すれば、表示画面51Aに近接または接触している指に対応する入力部分を、指の近接および接触を一瞬解除する前のターゲットに統合することが可能となる。
以上のように、統合処理では、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対して新たに入力があった入力部分のうちの、ターゲットの時間的及び空間的近傍にある入力部分が、ターゲットとしての一連の入力における一部を構成する入力部分としてそのターゲットに統合される。また、統合処理では、ターゲットの生成または消滅(削除)を表すイベントが適宜発行される。
図13は、生成部25から出力されるターゲットとイベントの情報の例を表している。
図13の上の図は、時刻nの第nフレーム乃至時刻n+5の第n+5フレームのそれぞれの受光画像上の入力部分(図中、白丸で表す)を示している。また、図13の下の図は、第nフレーム乃至第n+5フレームのそれぞれに出力されるターゲットとイベントの情報を示している。
図13の上の図は、例えば、ユーザが、時刻nにおいて、1本の指で、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接または接触を開始し、その後、時刻nからn+4までの間、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接または接触をし続けながら、第n+2フレームで、表示画面51Aに近接または接触している位置を、左から右方向に移動することを開始し、第n+4フレームで、その移動を停止して、時刻n+5において、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接および接触を解除した場合に得られる入力部分#0を表している。
すなわち、第nフレームでは、ユーザが入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接または接触を開始することにより、図13の上の図に示すように、入力部分#0が新たに出現している。
この場合、第nフレームの入力部分#0について、新たなターゲット#0が生成される。すなわち、第nフレームでは、図13の下の図に示すように、ターゲットIDが0で、第nフレームの入力部分#0の位置情報(代表座標)等のターゲットID以外のターゲット属性(以下、ターゲット関連情報INFOという)を有する新たなターゲット#0が生成される。
なお、ターゲットの実体は、ターゲット属性を記憶する、メモリ等に確保される記憶領域である。
第nフレームでは、新たなターゲット#0が生成されたことに対応して、イベントが生成される。すなわち、第nフレームでは、図13の下の図に示すように、イベントを識別する識別情報であるイベントIDが0で、イベントの種類を表すイベントタイプTypeが新たなターゲットの生成を表すCreateであり、イベントが状態を表すターゲットを特定する特定情報tidが、ターゲット#0のターゲットIDの0であるイベント属性を有する新たなイベント#0が生成される。
なお、イベントタイプTypeが新たなターゲットの生成を表すCreateであるイベントが、イベント「生成」である。
このように、イベントは、イベントが状態を表すターゲットを特定する特定情報tidを、イベント属性の1つとして有するので、その特定情報tidによって、イベントが状態を表すターゲットを特定することができる。
なお、イベントの実体は、イベント属性を記憶する、メモリ等に確保される記憶領域である。
次に、第n+1フレームでは、図13の上の図に示すように、入力部分#0が移動せずに、そのまま存在している。
この場合、その1フレーム前の第nフレームのターゲット#0に、第n+1フレームの入力部分#0が統合される。その結果、第n+1フレームでは、ターゲット#0は、図13の下の図に示すように、ターゲット関連情報INFOが、第n+1フレームの入力部分の位置情報等で更新された第nフレームのターゲット#0、つまり、ターゲットIDが0のままで、第n+1フレームの入力部分#0の位置情報等をターゲット関連情報INFOとして有するターゲットとなる。
第n+2フレームでは、図13の上の図に示すように、入力部分#0が移動を開始している。
この場合、その1フレーム前の第n+1フレームのターゲット#0に、第n+2フレームの入力部分#0が統合される。その結果、第n+2フレームでは、ターゲット#0は、図13の下の図に示すように、ターゲット関連情報INFOが、第n+2フレームの入力部分#0の位置情報等で更新された第n+1フレームのターゲット、つまり、ターゲットIDが0のままで、第n+2フレームの入力部分#0の位置情報等をターゲット関連情報INFOとして有するターゲットとなる。
さらに、第n+2フレームでは、ターゲット#0に統合された入力部分#0の移動が開始されたこと、したがって、ターゲット#0の移動が開始されたことに対応して、イベントが生成される。すなわち、第n+2フレームでは、図13の下の図に示すように、イベントを識別する識別情報であるイベントIDが、第nフレームで生成されたイベントのイベントIDとは異なる1で、イベントタイプTypeがターゲットの移動を表すMoveStartであり、特定情報tidが、移動を開始したターゲット#0のターゲットIDの0であるイベント属性を有する新たなイベント#1が生成される。
次に、第n+3フレームでは、図13の上の図に示すように、入力部分#0が移動中である。
この場合、その1フレーム前の第n+2フレームのターゲット#0に、第n+3フレームの入力部分#0が統合される。その結果、第n+3フレームでは、ターゲット#0は、図13の下の図に示すように、ターゲット関連情報INFOが、第n+3フレームの入力部分#0の位置情報等で更新された第n+3フレームのターゲット、つまり、ターゲットIDが0のままで、第n+3フレームの入力部分#0の位置情報等をターゲット関連情報INFOとして有するターゲットとなる。
第n+4フレームでは、図13の上の図に示すように、入力部分#0が停止している。
この場合、その1フレーム前の第n+3フレームのターゲット#0に、第n+4フレームの入力部分#0が統合される。その結果、第n+4フレームでは、ターゲット#0は、図13の下の図に示すように、ターゲット関連情報INFOが、第n+4フレームの入力部分#0の位置情報等で更新された第n+3フレームのターゲット、つまり、ターゲットIDが0のままで、第n+4フレームの入力部分#0の位置情報等をターゲット関連情報INFOとして有するターゲットとなる。
さらに、第n+4フレームでは、ターゲット#0に統合された入力部分#0の移動が終了されたこと、したがって、ターゲット#0の移動が終了されたことに対応して、イベントが生成される。すなわち、第n+4フレームでは、図13の下の図に示すように、イベントを識別する識別情報であるイベントIDが、第nフレームまたは第n+2フレームで生成されたイベントのいずれのイベントIDとも異なる2で、イベントタイプTypeがターゲットの停止を表すMoveStopであり、特定情報tidが、移動を終了したターゲット#0のターゲットIDの0であるイベント属性を有する新たなイベント#2が生成される。
第n+5フレームでは、ユーザが入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する指の近接および接触を解除することにより、図13の上の図に示すように、入力部分#0が消滅している。
この場合、第n+5フレームでは、ターゲット#0が削除される。
さらに、第n+5フレームでは、入力部分#0が消滅したこと、したがって、ターゲット#0が削除されたことに対応して、イベントが生成される。すなわち、第n+5フレームでは、図9の下の図に示すように、イベントを識別する識別情報であるイベントIDが、第nフレーム、第n+2フレーム、または第n+4フレームで生成されたイベントのいずれのイベントIDとも異なる3で、イベントタイプTypeがターゲットの削除を表すDeleteであり、特定情報tidが、削除されたターゲット#0のターゲットIDの0であるイベント属性を有する新たなイベント#3が生成される。
なお、イベントタイプTypeがターゲットの削除を表すDeleteであるイベントが、イベント「削除」である。
図14は、生成部25から出力されるターゲットとイベントの情報の他の例を表している。
図14の上の図は、時刻nの第nフレーム乃至時刻n+5の第n+5フレームのそれぞれの受光画像上の入力部分(図中、白丸で表す)を示している。図14の下の図は、第nフレーム乃至第n+5フレームのそれぞれに出力されるターゲットとイベントの情報を示している。
図14は、例えば、ユーザが、時刻nにおいて、ある1本の指で、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接または接触を開始し、その後、時刻nからn+4までの間、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接または接触をし続けながら、第n+2フレームで、表示画面51Aに近接または接触している位置を、左から右方向に移動することを開始し、第n+4フレームで、その移動を停止して、時刻n+5において、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接および接触を解除した場合に得られる入力部分を表している。
また、図14は、ユーザが、時刻n+1において、他の1本の指で、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接または接触を開始し、その後、時刻n+1からn+3までの間、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接または接触をし続けながら、第n+2フレームで、表示画面51Aに近接または接触している位置を、右から左方向に移動することを開始し、第n+3フレームで、その移動を停止して、時刻n+4において、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接および接触を解除した場合に得られる入力部分を表している。
すなわち、第nフレームでは、ユーザが、ある1本の指で、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接または接触を開始することにより、図14の上の図に示すように、入力部分#0が新たに出現している。
この場合、第nフレームの入力部分#0について、図13の場合と同様に新たなターゲット#0が生成される。すなわち、第nフレームでは、図14の下の図に示すように、ターゲットIDが0で、ターゲット関連情報INFOが、第nフレームの入力部分#0の位置情報等になっているターゲット属性を有する新たなターゲット#0が生成される。
さらに、第nフレームでは、新たなターゲット#0が生成されたことに対応して、図13の場合と同様に、イベントが生成される。すなわち、第nフレームでは、図14の下の図に示すように、イベントIDが0で、イベントタイプTypeが新たなターゲットの生成を表すCreateであり、特定情報tidがターゲット#0のターゲットIDの0であるイベント属性を有する新たなイベント#0が生成される。
次に、第n+1フレームでは、図14の上の図に示すように、入力部分#0が移動せずに、そのまま存在している。
この場合、その1フレーム前の第nフレームのターゲット#0に、第n+1フレームの入力部分#0が統合される。その結果、第n+1フレームでは、ターゲット#0は、図14の下の図に示すように、ターゲット関連情報INFOが、第n+1フレームの入力部分#0の位置情報等で更新された第nフレームのターゲット#0、つまり、ターゲットIDが0のままで、第n+1フレームの入力部分#0の位置情報等をターゲット関連情報INFOとして有するターゲットとなる。
また、第n+1フレームでは、ユーザが、他の1本の指で、入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接または接触を開始することにより、図14の上の図に示すように、他の入力部分#1が新たに出現している。
この場合、第n+1フレームの新たな入力部分#1について、新たなターゲット#1が生成される。すなわち、第n+1フレームでは、図14の下の図に示すように、ターゲットIDが、既に存在するターゲット#0のターゲットIDの0とは異なる1で、ターゲット関連情報INFOが、第n+1フレームの新たな入力部分#1の位置情報等になっているターゲット属性を有する新たなターゲット#1が生成される。
さらに、第n+1フレームでは、新たなターゲット#0が生成されたことに対応して、イベントが生成される。すなわち、第n+1フレームでは、図14の下の図に示すように、イベントIDが、第nフレームで生成されたイベントのイベントIDの0とは異なる1で、イベントタイプTypeが新たなターゲットの生成を表すCreateであり、特定情報tidがターゲット#1のターゲットIDの1であるイベント属性を有する新たなイベント#1が生成される。
第n+2フレームでは、図14の上の図に示すように、入力部分#0と#1が移動を開始している。
この場合、その1フレーム前の第n+1フレームのターゲット#0に、第n+2フレームの入力部分#0が統合される。その結果、第n+2フレームでは、ターゲット#0は、図14の下の図に示すように、ターゲット関連情報INFOが、第n+2フレームの入力部分#0の位置情報等で更新された第n+1フレームのターゲット、つまり、ターゲットIDが0のままで、第n+2フレームの入力部分#0の位置情報等をターゲット関連情報INFOとして有するターゲットとなる。
同様に、第n+1フレームのターゲット#1に、第n+2フレームの入力部分#1が統合される。その結果、第n+2フレームでは、ターゲット#1は、図14の下の図に示すように、ターゲット関連情報INFOが、第n+2フレームの入力部分#1の位置情報等で更新された第n+1フレームのターゲット、つまり、ターゲットIDが1のままで、第n+2フレームの入力部分#1の位置情報等をターゲット関連情報INFOとして有するターゲットとなる。
また、第n+2フレームでは、ターゲット#0に統合された入力部分#0の移動が開始されたこと、したがって、ターゲット#0の移動が開始されたことに対応して、イベントが生成される。すなわち、第n+2フレームでは、図14の下の図に示すように、イベントを識別する識別情報であるイベントIDが、いままでに生成されたイベント#0及び#1のイベントとは異なる2で、イベントタイプTypeがターゲットの移動を表すMoveStartであり、特定情報tidが、移動を開始したターゲット#0のターゲットIDの0であるイベント属性を有する新たなイベント#2が生成される。
同様に、第n+2フレームでは、ターゲット#1に統合された入力部分#1の移動が開始されたこと、したがって、ターゲット#1の移動が開始されたことに対応して、イベントが生成される。すなわち、第n+2フレームでは、図14の下の図に示すように、イベントを識別する識別情報であるイベントIDが、いままでに生成されたイベント#0乃至#2のイベントIDとは異なる3で、イベントタイプTypeがターゲットの移動を表すMoveStartであり、特定情報tidが、移動を開始したターゲット#1のターゲットIDの1であるイベント属性を有する新たなイベント#3が生成される。
次に、第n+3フレームでは、図14の上の図に示すように、入力部分#0が移動中である。
この場合、その1フレーム前の第n+2フレームのターゲット#0に、第n+3フレームの入力部分#0が統合される。その結果、第n+3フレームでは、ターゲット#0は、図14の下の図に示すように、ターゲット関連情報INFOが、第n+3フレームの入力部分#0の位置情報等で更新された第n+3フレームのターゲット、つまり、ターゲットIDが0のままで、第n+3フレームの入力部分#0の位置情報等をターゲット関連情報INFOとして有するターゲットとなる。
また、第n+3フレームでは、入力部分#1が停止している。
この場合、その1フレーム前の第n+2フレームのターゲット#1に、第n+3フレームの入力部分#1が統合される。その結果、第n+3フレームでは、ターゲット#1は、図14の下の図に示すように、ターゲット関連情報INFOが、第n+3フレームの入力部分#1の位置情報等で更新された第n+3フレームのターゲット、つまり、ターゲットIDが1のままで、第n+3フレームの入力部分#1の位置情報等をターゲット関連情報INFOとして有するターゲットとなる。
さらに、第n+3フレームでは、ターゲット#1に統合された入力部分#1の移動が終了されたこと、したがって、ターゲット#1の移動が終了されたことに対応して、イベントが生成される。すなわち、第n+3フレームでは、図14の下の図に示すように、イベントを識別する識別情報であるイベントIDが、いままでに生成されたイベント#0乃至#3のイベントIDとは異なるとは異なる4で、イベントタイプTypeがターゲットの停止を表すMoveStopであり、特定情報tidが、移動を終了したターゲット#1のターゲットIDの1であるイベント属性を有する新たなイベント#4が生成される。
次に、第n+4フレームでは、ユーザが、指の近接および接触を解除することにより、図14の上の図に示すように、入力部分#1が消滅している。
この場合、第n+4フレームでは、ターゲット#1が削除される。
また、第n+4フレームでは、図14の上の図に示すように、入力部分#0が停止している。
この場合、その1フレーム前の第n+3フレームのターゲット#0に、第n+4フレームの入力部分#0が統合される。その結果、第n+4フレームでは、ターゲット#0は、図14の下の図に示すように、ターゲット関連情報INFOが、第n+4フレームの入力部分#0の位置情報等で更新された第n+4フレームのターゲット、つまり、ターゲットIDが0のままで、第n+4フレームの入力部分#0の位置情報等をターゲット関連情報INFOとして有するターゲットとなる。
また、第n+4フレームでは、ターゲット#0に統合された入力部分#0の移動が終了されたこと、したがって、ターゲット#0の移動が終了されたことに対応して、イベントが生成される。すなわち、第n+4フレームでは、図14の下の図に示すように、イベントを識別する識別情報であるイベントIDが、いままでに生成されたイベント#0乃至#4のイベントとは異なる5で、イベントタイプTypeがターゲットの停止を表すMoveStopであり、特定情報tidが、移動を終了したターゲット#0のターゲットIDの0であるイベント属性を有する新たなイベント#5が生成される。
同様に、第n+4フレームでは、入力部分#1が消滅したこと、したがって、ターゲット#1が削除されたことに対応して、イベントが生成される。すなわち、第n+4フレームでは、図14の下の図に示すように、イベントを識別する識別情報であるイベントIDが、いままでに生成されたイベント#0乃至#5のイベントIDとは異なる6で、イベントタイプTypeがターゲットの削除を表すDeleteであり、特定情報tidが、削除されたターゲット#1のターゲットIDの1であるイベント属性を有する新たなイベント#6が生成される。
第n+5フレームでは、ユーザが入出力ディスプレイ22の表示画面51Aに対する近接および接触を解除することにより、図14の上の図に示すように、入力部分#0が消滅している。
この場合、第n+5フレームでは、ターゲット#0が削除される。
さらに、第n+5フレームでは、入力部分#0が消滅したこと、したがって、ターゲット#0が削除されたことに対応して、イベントが生成される。すなわち、第n+5フレームでは、図14の下の図に示すように、イベントを識別する識別情報であるイベントIDが、いままでに生成されたイベント#0乃至#6のイベントIDとは異なる7で、イベントタイプTypeがターゲットの削除を表すDeleteであり、特定情報tidが、削除されたターゲット#0のターゲットIDの0であるイベント属性を有する新たなイベント#7が生成される。
以上のように、入出力パネル16では、複数の点に対する入力がある場合でも、外部から入力があった入力部分の時間的若しくは空間的位置関係に基づいて、一連の入力を表すターゲットの情報を生成し、さらに、ターゲットの状態の変化を表すイベントの情報を生成して出力するので、複数の点に対する入力の情報を容易に扱うことが可能になる。
ここで、図15乃至図17を参照して、入出力ディスプレイの保護部材の他の例について説明する。
図15には、図2の保護部材52の代わりに保護部材211を用いた入出力ディスプレイ201が示されている。保護部材211は、保護部材52とは異なり、有色の半透明の素材で出来ている。
このように保護部材211を有色とすることにより、入出力パネル16のデザイン上の見栄えが向上する。
また、保護部材211は、半透明の素材で出来ているため、視認性および受光感度の低下を低く抑えることができる。なお、例えば、光センサ22Aが、460nm以下の波長の光(青または青に近い色の光)に対する受光感度が優れている場合、換言すれば、460nm以下の波長の光を拾いやすい特性がある場合、保護部材211の色を青色の半透明とすることにより、他の色にするよりも、光センサ22Aの受光感度を良好に保つことができる。
図16には、図2の保護部材52の代わりに保護部材231を用いた入出力ディスプレイ221が示されている。
保護部材231は、本体部51に接触する面と反対の面に凹または凸状のガイド231A乃至231Eの加工が施されている。ガイド231A乃至231Eは、例えば、入出力ディスプレイ22に表示される画像上のボタンやスイッチなどの操作部(UI(ユーザインタフェース)部品)に対応した形をしている。そして、保護部材231を本体部51に装着した場合、表示画面51Aにおいて、ガイド231A乃至231Eのほぼ真下に対応する操作部が表示されるようになされている。これにより、ユーザは、表示画面51A上の操作部(UI部品)の種類および位置を手の感覚で知ることができ、例えば、表示画面51Aを見ずに操作することが可能となり、表示システム1の操作性が向上する。
図17には、図2の保護部材52の代わりに保護部材261を用いた入出力ディスプレイ251が示されている。
保護部材261は、本体部51に接触する面と反対の面に保護部材231と同様のガイド261A乃至261Eの加工が施されるとともに、有色の半透明の素材で出来ている。これにより、表示システム1の操作性を向上させるとともに、入出力パネル16のデザイン上の見栄えを向上させることができる。
なお、保護部材の表面に所定の模様や文字などを凹または凸状に加工することにより、入出力パネル16のデザイン上の見栄えを向上させたり、各種の情報を示したりすることも可能である。
また、保護部材を本体部51に簡単に着脱可能な構成とすることにより、例えば、表示システム1において使用するアプリケーションの種類に応じて、すなわち、表示画面51Aに表示される画像上の操作部の種類、形、位置などの違いに応じて、保護部材を取り替えるようにして、さらにユーザの操作性を向上させることができる。
図18は、本発明を適用した表示システムの他の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図18の表示システム301では、図1における制御部12に、入出力パネル16の生成部25が移動されている。
すなわち、図18において、アンテナ310、信号処理部311、記憶部313、操作部314、通信部315、表示信号処理部321、入出力ディスプレイ322、光センサ322A、受光信号処理部323、画像処理部324、及び生成部325は、図1におけるアンテナ10、信号処理部11、記憶部13、操作部14、通信部15、表示信号処理部21、入出力ディスプレイ22、光センサ22A、受光信号処理部23、画像処理部24、及び生成部25と同様に構成されるので、表示システム301は、図1における表示システム1と同様に表示受光制御処理を行うことができる。ただし、図1の生成部25の記憶部33として、図18では、記憶部313が使用されている。
図19は、本発明を適用した表示システムの他の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図19の表示システム401では、図1における制御部12に、入出力パネル16の生成部25と画像処理部24が移動されている。
すなわち、図19において、アンテナ410、信号処理部411、記憶部413、操作部414、通信部415、表示信号処理部421、入出力ディスプレイ422、光センサ422A、受光信号処理部423、画像処理部424、及び生成部425は、図1におけるアンテナ10、信号処理部11、記憶部13、操作部14、通信部15、表示信号処理部21、入出力ディスプレイ22、光センサ22A、受光信号処理部23、画像処理部24、及び生成部25と同様に構成されるので、表示システム401は、図1における表示システム1と同様に表示受光制御処理を行うことができる。
図20は、本発明を適用した入出力パネル601の外観の構成の例を示している。図20に示されるように、入出力パネル601はフラット型のモジュール形状をしている。入出力パネル601においては、例えば、絶縁性の基板611上に、液晶素子、薄膜トランジスタ、薄膜容量、受光素子等からなる画素をマトリックス状に集積形成した画素アレイ部613が設けられる。また、この画素アレイ部613を囲むように接着剤を配し、ガラス等の対向基板612が貼り付けられる。さらに、入出力パネル601には、外部から画素アレイ部613への信号等を入出力するためのコネクタ614Aおよび614Bが設けられる。コネクタ614Aおよび614Bは、例えば、FPC(フレキシブルプリントサーキット)により構成される。
以上に説明した本発明における入出力パネルは、例えば、フラットパネル形状を有し、例えば、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話機、ビデオカメラなど、電子機器に入力された、または、電子機器内で生成した映像信号を、画像または映像として表示するあらゆる分野の電子機器のディスプレイに適用することが可能である。以下この様な入出力パネルが適用された電子機器の例を示す。
図21には、本発明が適用されたテレビジョン受像機の一実施の形態が示されている。図21のテレビジョン受像機621は、フロントパネル631A、フィルターガラス631B等から構成される映像表示部631を含み、例えば、映像表示部631に本発明の入出力パネルが適用される。
図22には、本発明が適用されたデジタルカメラの一実施の形態が示されており、上が正面図で下が背面図である。図22のデジタルカメラ641は、撮像レンズ、フラッシュ用の発光部651、表示部652、コントロールスイッチ、メニュースイッチ、シャッター653等を含み、例えば、表示部652に本発明の入出力パネルが適用される。
図23には、本発明が適用されたノート型パーソナルコンピュータの一実施の形態が示されている。図23のパーソナルコンピュータ661の本体部661Aは、文字等を入力するとき操作されるキーボード671を含み、本体カバー部661Bは、画像を表示する表示部672を含んでいる。例えば、表示部672に本発明の入出力パネルが適用される。
図24には、本発明が適用された携帯端末装置の一実施の形態が示されており、左側の図が携帯端末装置を開いた状態を表し、右側の図が携帯端末装置を閉じた状態を表している。図24の携帯端末装置681は、上側筐体681Aと下側筐体681Bがヒンジ部681により連結され、ディスプレイ691、サブディスプレイ692、ピクチャーライト693、カメラ694等を含む。例えば、ディスプレイ691やサブディスプレイ692に本発明の入出力パネルが適用される。
図25には、本発明が適用されたビデオカメラの一実施の形態が示されている。図25のビデオカメラ701は、本体部711、前方を向いた側面に被写体撮影用のレンズ712、撮影時のスタート/ストップスイッチ713、モニタ714等を含み、例えば、モニタ714に本発明の入出力パネルが適用される。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
なお、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。