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JP2009174414A - 軸流ファン - Google Patents

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JP2009174414A
JP2009174414A JP2008013505A JP2008013505A JP2009174414A JP 2009174414 A JP2009174414 A JP 2009174414A JP 2008013505 A JP2008013505 A JP 2008013505A JP 2008013505 A JP2008013505 A JP 2008013505A JP 2009174414 A JP2009174414 A JP 2009174414A
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JP2008013505A
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Masaaki Okuma
仁明 大熊
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Nidec Corp
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Abstract

【課題】インペラ形状の改良により同一風量に対する消費電力を低減した軸流ファンを提供する。
【解決手段】インペラカップ41とその外周面から径方向外側に延び回転中心軸AXを中心として周方向に配列された複数の羽根42とを有するインペラ4と、インペラカップの内部に配置されインペラを回転させるモータ2と、モータを支持するベース部12とを備えた軸流ファンにおいて、複数の羽根42のそれぞれは、回転方向下流側の縁である前縁421と、回転方向上流側の縁である後縁422と、前縁の径方向外側端部と後縁の径方向外側端部とを接続する外周縁423とを有し、各羽根が後退翼であると共に、前縁421の径方向内側端部から径方向に延びる直線に対して、前縁421の径方向外側端部が回転中心軸方向基端側に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器の冷却用として使用される軸流ファンに関し、詳しくは軸流ファンを構成するインペラの形状の改良に関する。
近年の電子機器には、筐体内の電子部品を冷却するための冷却ファンを備えているものが多い。特に、電子機器の高性能化に伴ってCPU等の演算処理装置の処理速度が高くなり、それらの発熱量が多くなるに従って高性能の冷却ファンが求められている。電子機器に使用される冷却ファンとして、構造の異なる二種類の冷却ファン、すなわち軸流ファンと遠心ファンが一般的に使用されている。通常、大きな風量が求められる用途には軸流ファンが使用され、高い静圧が求められる用途には遠心ファンが使用される。
軸流ファンは遠心ファンに比べて、大きな風量を得ることができるが静圧が低い。しかし最近では高い静圧が要求される用途に軸流ファンが使用されることもあり、軸流ファンの性能向上、特に静圧の向上が求められるようになってきた。他方、ファンの回転数は増加傾向にあるが、それに伴って増加する消費電力を抑えることが求められている。
なお、この種の軸流ファンにおいて、インペラ及びモータを収容するケースの中心部(ベース部)と周壁部とを接続するリブの形状に着目して性能向上を図ったものが特許文献1に記載されている。
特開2007ー192217号公報
上記のように、近年の電子機器に使用される冷却用の軸流ファンには、大風量、高静圧及び低消費電力が要求されている。本発明の目的は、インペラの形状を改良することにより、上記のような要求を満たすことができる軸流ファンを提供することにある。
本発明の軸流ファンは、インペラカップとその略円筒状の外周面から径方向外側に向けて延び回転中心軸を中心として周方向に配列された複数の羽根とを有するインペラと、前記インペラカップの内部に配置され前記インペラを回転させるモータと、前記モータを支持するベース部とを備えた軸流ファンであって、前記複数の羽根のそれぞれは、回転方向下流側の縁である前縁と、回転方向上流側の縁である後縁と、前記前縁の径方向外側端部と前記後縁の径方向外側端部とを接続する外周縁とを有し、前記前縁の径方向内側端部から径方向に延びる直線に対して、前記前縁の径方向外側端部が回転方向上流側に位置しており、かつ、前記前縁の径方向内側端部から径方向に延びる直線に対して、前記前縁の径方向外側端部が前記回転中心軸方向基端側に位置していることを特徴とする。なお、「回転中心軸方向基端側」は、インペラの回転中心軸の方向におけるインペラカップの開口部側を意味し、後述の「回転中心軸方向先端側」はその反対側を意味する。
上記のような本発明に係る軸流ファンのインペラ形状の具体的な実施形態として、前記前縁の径方向外側端部は、径方向外側に行くほど前記回転中心軸方向基端側へ向かう傾斜部を有することが好ましい(請求項2)。
別の実施形態として、前記前縁は、前記径方向内側端部から前記径方向外側端部に向かって直線的に前記回転中心軸方向基端側へ傾斜していることが好ましい(請求項3)。更に、前記前縁は、前記径方向内側端部から前記径方向外側端部に向かって直線的に回転方向上流側へ傾斜していることが好ましい(請求項4)。
更に別の実施形態として、前記前縁は、前記径方向内側端部から前記径方向外側端部に向かって曲線的に前記回転中心軸方向基端側へ傾斜していることが好ましい(請求項5)。更に、前記前縁は、前記径方向内側端部から前記径方向外側端部に向かって曲線的に回転方向上流側へ傾斜していることが好ましい(請求項6)。また、前記前縁の径方向内側端部と前記インペラカップの前記回転中心軸方向先端側の面とが略同一の前記回転中心軸方向位置にあることも好ましい(請求項7)。
また、インペラの後縁に関して、その径方向内側端部から径方向に延びる直線に対して、前記後縁の径方向外側端部が回転方向上流側に位置していることが好ましい(請求項8)。更に、後縁の径方向内側端部から径方向に延びる直線に対して、前記後縁の径方向外側端部が前記回転中心軸方向基端側に位置していることが好ましい(請求項9)。
更に、別の実施形態として、前記インペラカップの外周面が、前記回転中心軸方向基端側へ向かうほど径方向外方へ広がる形状を有することが好ましい(請求項10)。
本発明の軸流ファンは、上記のようなインペラ形状の改良によって、従来の軸流ファンに比べて、同一消費電力に対する風量増加と静圧向上の効果が得られる。換言すると、従来の軸流ファンに比べて同一風量に対する消費電力の低減と静圧向上の効果が得られる。詳細な特性については後述する。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る軸流ファンの特徴であるインペラの形状に関する説明に先立ち、軸流ファンの概略構造について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る軸流ファンの概略構造を示し、中心軸AXを含む断面で切断した断面図である。また、この軸流ファンに使用されているインペラの平面図を図2に示し、同じく側面図を図3(a)に示す。なお、図3(b)は比較例に係るインペラの側面図である。この軸流ファンは、樹脂成形品であるハウジング1の内部に、モータ2及びインペラ4を組み込んだものである。
ハウジング1は、平面視で略正方形の外形と略円形の内周面を有する筒状部11と、その中心部に配置された平面視で円形のベース部12と、複数本(例えば4本)の連結部13とからなる。筒状部11の平面視で円形の内周面112は、インペラ4の外周縁と所定の空隙を挟んで対向する略円筒状の面であり、インペラ4の回転によって軸方向に送られる空気の通路を構成している。なお、ハウジング1は、樹脂成形品に限らず、アルミニウムのダイカストにより成形してもよい。また、ハウジング1の筒状部11、ベース部12、及び連結部13は、樹脂の射出成形やアルミニウムのダイカストにより一体に形成される。
ハウジング1のベース部12は複数本の連結部13によって筒状部11の内側中心部に支持されており、モータ2がベース部12に保持されている。ベース部12の中心部に中心軸AXを中心とする円筒部121が立設され、この中にモータ2(及びインペラ4)の回転軸21を回転自在に支持する一対の軸受22が装着されている。一対の軸受22は、中心軸AXに沿う方向に離間するように配置され、円筒部材221の内側に固定されている。この円筒部材221は、ハウジング1の円筒部121の内側に挿入され、一体として固定されている。また、回転軸21の基端側端部には、抜け防止用のリング部材211が装着されている。なお、中心軸AXに沿う方向(軸方向)において、ハウジング1のベース部12及び連結部13がある側を基端側と記し、反対側を先端側と記す。
回転軸21の先端側には、磁性体(例えば亜鉛メッキ鋼板など)のロータホルダ25が固定されている。ロータホルダ25は、回転軸21に固定された中心部251と、径方向外方に略円板状に広がる円板部252と、その外周部から基端側へ折れ曲がって延びる円筒部253を有する。円筒部253の内周面には、略円筒状のロータマグネット26の外周部が固着され、保持されている。ロータマグネット26は4極に磁化されている。
ロータホルダ25の外側(外周面)には、インペラ4が固定されている。インペラ4は樹脂成形品であり、ロータホルダ25の円筒部253及び円板部252の外面を覆うインペラカップ41と、その外周面から径方向外方に向けて延び回転中心軸AXを中心として周方向に配列された複数枚(図2の例では7枚)の羽根42とからなる。図1から分かるように、インペラカップ41の内部にモータ2が配置されることになる。なお、図2において、矢印RTは、インペラ4の回転方向を示している。
モータ2は回転中心軸(以下、単に中心軸ということもある)AXを中心とするステータ部と中心軸AXを中心に回転するロータ部とを備えている。ロータ部は、略円筒状のロータマグネット26と、ロータマグネット26の外周部を保持する円筒部253を有するロータホルダ25とを備え、ステータ部は、コイル31が巻回されたステータコア32と、コイル31の電線端部が電気的に接続される制御回路部を有した回路基板35とを備えている。制御回路部は、モータ2のロータマグネット26の回転に伴う磁束の変化を検出するホール素子(又はホールIC)、その出力信号に基づいてコイル31への供給電流を制御するモータ駆動用IC等の回路部品で構成されている。
ステータコア32は、中心軸AXを中心として周方向の複数箇所から径方向外方に伸びる複数(例えば4個)の極歯を有し、各極歯にコイル31が巻回されている。ステータコア32は複数枚の電磁鋼板が中心軸AXの方向に積層されたものであり、各電磁鋼板は、ドーナツ状の部分の外周から上記の極歯を構成する部分が径方向外方へ延びる形状を有している。ドーナツ状の部分が積層されて構成されるステータコア32の中央円筒部が、ハウジング1のベース部12の円筒部121の周囲に外嵌するようにして、ステータコア32を含むステータがハウジング1のベース部12に固定される。
また、コイル31は、樹脂製の絶縁体であるインシュレータ33を介してステータコア32に巻回される。インシュレータ33は、軸方向先端側のインシュレータ33Dと軸方向基端側のインシュレータ33Pとに分かれており、両者が軸方向両側からステータコア32に被せられ、その上からコイル31が巻回されている。ステータコア32の各極歯の外周面は、電磁鋼板の径方向外側端面が露出している。
次に、インペラ4の形状の特徴とその作用効果について説明する。本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラ4の形状の第1の特徴は、いわゆる後退翼である点にある。ここでいう後退翼は、図2に示すように、各羽根(翼)42がインペラ4の回転方向(RT)の上流側(後側)に傾斜しているようなインペラの形状を意味する。より正確には、下記のように定義される。
後退翼の定義に先立って、図2に示すように、各羽根42の輪郭が前縁421、後縁422及び外周縁423を有するものとする。前縁421は回転方向RT下流側(前側)の縁であり、後縁422は回転方向RT上流側(後側)の縁である。そして、前縁421の径方向外側端部と後縁422の径方向外側端部とを接続する縁が外周縁423である。
上記のような羽根(翼)42の形状に関して、図2に示すように、その前縁421の径方向内側端部から径方向に延び中心軸AXを通る直線RL1と、径方向外側端部から径方向に延び中心軸AXを通る直線RL2との位置関係に関して、直線RL2が直線RL1よりも回転方向RT上流側(後側)に位置しているような羽根(翼)42を後退翼という。言い換えれば、前縁421の径方向内側端部から径方向に延び中心軸AXを通る直線RL1に対して、前縁421の径方向外側端部が回転方向RT上流側(後側)に位置している羽根42が後退翼である。
上記のような形状の後退翼は、大きな風量を得る目的で採用される。軸流ファンのインペラ4の回転によって発生する空気流は回転中心軸AXに沿う方向の成分である軸方向成分と、インペラ4の回転方向RT(周方向)に沿う方向の成分である旋回成分と、径方向外方に向かう成分である径方向成分とを有している。後退翼のインペラ4を採用することにより、各羽根の空気に対して作用する面が径方向外方を向いているので、空気流の径方向成分が大きくなる。つまり、インペラ4によって押し出される空気がスムーズに径方向外方に向かって流れ、その結果風量が増加することが実験結果から分かっている。その理由に関する考察を以下に述べる。
上記のような後退翼と反対に、前縁421の径方向内側端部から径方向に延びる直線RL1に対して、前縁421の径方向外側端部が回転方向RT下流側(前側)に位置している羽根、すなわち、図2における直線RL2が直線RL1よりも回転方向RT下流側(前側)に位置しているような羽根を「前進翼」と呼称することにする。そして、インペラが回転するときの各羽根による空気の流れについて、前進翼の場合と後進翼の場合とを比較して模式的に図4(a)に示す。図中、破線の横線はインペラの回転中心軸AXであり、RTは回転方向を示している。4本の矢印線は1個の羽根による空気の流れを模式的に示している。
また、図4(a)では、前進翼の場合と後進翼の場合とのそれぞれについて、高負荷領域、サージ領域、低負荷領域の3つの領域に分けて空気の流れを図示している。なお、図4(b)に一般的な静圧−風量特性(いわゆるPQカーブ)における高負荷領域、サージ領域及び低負荷領域を示している。低負荷領域は負荷が軽く風量が多くなる領域であり、高負荷領域は負荷が重くなって風量が少なくなる領域であり、サージ領域は低負荷領域と高負荷領域との間の領域である。
図4(a)に示すように、低負荷領域では各羽根の周方向の回転速度から定まる遠心力と径方向の圧力勾配がほぼ釣り合った状態となるが、前進翼に比べて後退翼では遠心力の影響が大きくなり、その分だけ空気の流れが径方向外側へ向きやすい。
低負荷領域より負荷が重くなり風量が小さくなるサージ領域では、回転中心軸AX方向の流速が小さくなり、その分だけ遠心力の影響が大きくなるので、空気の流れは径方向外側へ向きやすくなる。図に示すように、各羽根の回転中心軸AXの基端側(空気流の下流側)で空気が径方向外側へ移動すると、径方向内側で負圧による逆流が生じる。この流れは回転中心軸AXの先端側から基端側へ空気を送る仕事に寄与しないので効率低下につながる。
サージ領域より更に負荷が重くなり風量が小さくなる高負荷領域では、図に示すように空気流の下流側だけでなく上流側でも逆流が生じる。なお、上流側では径方向外側で逆流が生じやすくなる。この逆流も回転中心軸AXの先端側から基端側へ空気を送る仕事に寄与しないので効率低下につながる。
前進翼の場合も後退翼の場合も、上記のような仕事に寄与しない逆流が発生するが、上述のように、前進翼に比べて後退翼では遠心力の影響が大きくなり、その分だけ空気の流れが径方向外側へ向きやすいので、逆流による効率低下は前進翼に比べて後退翼のほうが少ないと考えられる。つまり、前進翼のインペラを採用している従来の軸流ファンに比べて後退翼のインペラ4を採用した本発明の実施形態に係る軸流ファンは効率が向上している。
次に、本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラ4の形状の第2の特徴は、図3(a)に示すように、回転中心軸AXに垂直な方向から見て、各羽根42の前縁421の径方向内側端部から径方向に延びる直線に対して、前縁421の径方向外側端部が回転中心軸(AX)方向基端側に位置している点にある。図3(a)に示す例では、前縁421径方向外側端部が距離dだけ回転中心軸AX方向基端側に位置している。また、前縁421の径方向内側端部とインペラカップ41の回転中心軸AX方向先端側の面とが略同一の回転中心軸AX方向位置にあり、その径方向内側端部から径方向外側端部に向けて徐々に(ほぼ直線的に)回転中心軸AX方向基端側へ傾斜するように前縁421が形成されている。
なお、図3(b)に示す比較例に係るインペラでは、前縁421’の径方向内側端部と径方向外側端部は共にインペラカップ41’の回転中心軸AX方向先端側の面と同じ回転中心軸AX方向位置にある。図3(a)に示した本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラの形状によれば、図3(b)に示した比較例のインペラの形状に比べて、余分な負荷を取り除いて、同等の風量を得ながら消費電力を下げることができる。つまり、図4を参照して説明したような後退翼による空気流の分布において、各羽根の前縁421の仕事に寄与していない部分(小円又は小長円で囲んだ部分)を削ったような羽根形状とすることにより、余分な負荷を取り除いて、消費電力を下げることができる。
図5は、図3(a)に示したインペラを有する本発明の実施形態に係る軸流ファンの特性と図3(b)に示した比較例のインペラを有する軸流ファンの特性とを実測値に基づいて比較して示すグラフである。図5(a)は静圧−流量特性を示し、図5(b)は消費電力−流量特性を示している。また、両グラフにおいて、◆でプロットされた破線が本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラの特性を示し、■でプロットされた実線が比較例のインペラの特性を示している。
図5(b)から分かるように、測定範囲である0−1.45立方メートル/分の流量範囲全体にわたって、本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラのほうが比較例のインペラよりも消費電力が小さい。他方、図5(a)から分かるように、静圧−流量特性は発明のインペラと比較例のインペラとの間にはほとんど差異がなく、むしろ、0−0.4立方メートル/分の小さい流量範囲における静圧が本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラのほうが比較例のインペラよりも若干勝っている。
以上に説明したように、本発明の実施形態に係る軸流ファンは、いわゆる後退翼のインペラを採用し、かつ、各羽根の前縁421の仕事に寄与していない部分を斜めに削り取ったような形状としたことにより、同一風量に対する消費電力を下げ、効率を向上することができる。静圧も少し向上している。
次に、本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラ形状に関するいくつかの変形例を図6から図9に基づいて説明する。
図6から図8は、本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラ形状に関する変形例を示し、中心軸AXを含む断面で切断した断面概略図である。上述のインペラ形状の第2の特徴、つまり、回転中心軸AXに垂直な方向から見て、各羽根の前縁の径方向内側端部から径方向に延びる直線に対して、前縁の径方向外側端部が回転中心軸AX方向基端側に位置している形状の変形例を示している。
図1に示した実施形態のインペラ4の羽根42では前縁421が径方向内側端部から径方向外側端部に向かって直線的に回転中心軸AX方向基端側へ傾いているのに対して、図6(a)に示す変形例のインペラでは、前縁421の径方向内側部分は従来のインペラのように略水平に径方向外側へ向かっているが、径方向外側端部に、径方向外側に行くほど回転中心軸AX方向基端側へ向かう傾斜部421aが設けられている。
図6(b)に示す変形例のインペラは、上記の傾斜部421aが曲線的な輪郭を有することが図6(a)に示す変形例のインペラと異なっている。図6(c)に示す変形例のインペラは、図1に示した本実施形態のインペラ形状と図6(a)に示す変形例のインペラ形状とを組み合わせたものである。同様に、図6(d)に示す変形例のインペラは、図1に示した本実施形態のインペラ形状と図6(b)に示す変形例のインペラ形状とを組み合わせたものである。
また、図1に示した実施形態のインペラ4の羽根42では前縁421が径方向内側端部から径方向外側端部に向かって直線的に回転中心軸AX方向基端側へ傾いているのに対して、図7(a)に示す変形例のインペラでは、前縁421が径方向内側端部から径方向外側端部に向かって曲線的に回転中心軸AX方向基端側へ傾いている。また、曲線的に傾斜している羽根42の前縁421が図7(a)に示す変形例のインペラでは外に(上に)凸形状であるのに対して、図7(b)に示す変形例のインペラでは外に(上に)凹形状である。
また、図7(c)に示す変形例のインペラは、図7(a)の凸曲線状の前縁421に図6(a)の傾斜部421aを組み合わせたものである。同様に、図7(d)に示す変形例のインペラは、図7(b)の凹曲線状の前縁421に図6(a)の傾斜部421aを組み合わせたものである。なお、図6(b)に示した曲線的な輪郭の傾斜部421aを図7(a)又は(b)の曲線的に傾斜している前縁421と組み合わせてもよい。
図8は、インペラ4の羽根42の形状のうち、後縁422の形状に関する変形例を示している。図1に示した実施形態のインペラ4の羽根42では前縁421と同様に後縁422が径方向内側端部から径方向外側端部に向かって直線的に回転中心軸AX方向基端側へ傾いているのに対して、図8(a)に示す変形例のインペラでは、後縁422が径方向内側端部から径方向外側端部に向かって曲線的に回転中心軸AX方向基端側へ傾いている。また、曲線的に傾斜している羽根42の後縁422が図8(a)に示す変形例のインペラでは外に(下に)凸形状であるのに対して、図8(b)に示す変形例のインペラでは外に(下に)凹形状である。
また、図8(c)に示す変形例のインペラは、図8(a)の凸曲線状の後縁422の径方向外側端部に、径方向外側に行くほど回転中心軸AX方向先端側へ向かう傾斜部422aを設けたものである。同様に、図8(d)に示す変形例のインペラは、図8(b)の凹曲線状の後縁422に傾斜部422aを組み合わせたものである。なお、傾斜部422aを曲線的な輪郭としてもよい。また、後縁422の形状は必ずしも径方向内側端部から径方向外側端部に向かって回転中心軸AX方向基端側へ傾斜している必要はなく、回転中心軸AXから垂直に延びるような形状であってもよい。そのような形状の場合に、径方向外側端部に傾斜部422a又は逆向きの傾斜部(方向外側に行くほど回転中心軸AX方向基端側へ向かう傾斜部)を設けてもよい。
次に、図9は、本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラ形状に関する変形例を示す平面概略図でる。本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラ形状の第1の特徴、つまり、後退翼である形状の変形例を示している。図9(a)から(e)において、矢印RTはインペラの回転方向を示し、θは後退翼であることを示す角度、つまり、前縁の径方向内側端部から径方向に延びる直線と、前縁の径方向外側端部から径方向に延びる直線とが成す角度を示している。
図2に示した実施形態のインペラ4の羽根42では後縁422が外に凸の曲線形状であるのに対して、図9(a)に示す変形例のインペラでは、前縁421と後縁422が共に直線形状の後退翼となっている。図9(b)に示す変形例のインペラでは、図9(a)のインペラ形状に加えて、前縁421及び後縁422の径方向外側端部に曲線的な傾斜部が設けられている。また、図9(c)に示す変形例のインペラでは前縁421が外に凸の曲線形状を有し、図9(d)に示す変形例のインペラでは後縁422が外に凸の曲線形状を有する。更に、図9(e)に示す変形例のインペラでは前縁421及び後縁422が共に外に凸の曲線形状を有する。
なお、図6から図9に示したインペラ形状の変形例は適宜組み合わせることが可能である。また、これら以外の種々の変形も可能である。要は、前述のような定義の後退翼のインペラを採用し、かつ、回転中心軸AXに垂直な方向から見て、各羽根の前縁の径方向内側端部から径方向に延びる直線に対して、前縁の径方向外側端部が回転中心軸AX方向基端側に位置している形状であればよい。このようなインペラ形状を採用したことにより、軸流ファンの同一風量に対する消費電力を下げ、効率を向上する効果が得られる。
また、図10に示すように、インペラカップ41の外周面が、回転中心軸AX方向基端側へ向かうほど径方向外方へ広がる(断面でテーパ状の)形状を有する変形例も好ましい。この変形例は、インペラ4の羽根(翼)42の形状に関する上記の実施例又は各変形例と組み合わせて実施することが可能であり、後退翼による風量増加の効果に加えて、静圧を高める効果が得られる。静圧を高める効果は、インペラカップ41の外周面に沿って流れる空気に遠心力が付与されるためであると考えられられる。
本発明の実施形態に係る軸流ファンの概略構造を示す断面図である。 図1の軸流ファンに使用されているインペラの平面図である。 図1の軸流ファンに使用されているインペラの側面図である。 インペラが回転するときの各羽根による空気の流れについて、前進翼の場合と後進翼の場合とを比較して模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る軸流ファンの特性と比較例のインペラを有する軸流ファンの特性とを実測値に基づいて比較して示すグラフである。 本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラ形状に関する変形例を示す断面概略図である。 本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラ形状に関する変形例を示す断面概略図である。 本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラ形状に関する変形例を示す断面概略図である。 本発明の実施形態に係る軸流ファンのインペラ形状に関する変形例を示す平面概略図でる。 本発明の実施形態に係る軸流ファンの変形例を示す断面図である。
符号の説明
2 モータ
4 インペラ
12 ベース部
41 インペラカップ
42 羽根
421 前縁
421a 傾斜部
422 後縁
423 外周縁
AX 回転中心軸
RT 回転方向

Claims (10)

  1. インペラカップとその略円筒状の外周面から径方向外側に向けて延び回転中心軸を中心として周方向に配列された複数の羽根とを有するインペラと、前記インペラカップの内部に配置され前記インペラを回転させるモータと、前記モータを支持するベース部とを備えた軸流ファンであって、
    前記複数の羽根のそれぞれは、回転方向下流側の縁である前縁と、回転方向上流側の縁である後縁と、前記前縁の径方向外側端部と前記後縁の径方向外側端部とを接続する外周縁とを有し、
    前記前縁の径方向内側端部から径方向に延びる直線に対して、前記前縁の径方向外側端部が回転方向上流側に位置しており、かつ、
    前記前縁の径方向内側端部から径方向に延びる直線に対して、前記前縁の径方向外側端部が前記回転中心軸方向基端側に位置していることを特徴とする軸流ファン。
  2. 前記前縁の径方向外側端部は、径方向外側に行くほど前記回転中心軸方向基端側へ向かう傾斜部を有することを特徴とする
    請求項1記載の軸流ファン。
  3. 前記前縁は、前記径方向内側端部から前記径方向外側端部に向かって直線的に前記回転中心軸方向基端側へ傾斜していることを特徴とする
    請求項1記載の軸流ファン。
  4. 前記前縁は、前記径方向内側端部から前記径方向外側端部に向かって直線的に回転方向上流側へ傾斜していることを特徴とする
    請求項1記載の軸流ファン。
  5. 前記前縁は、前記径方向内側端部から前記径方向外側端部に向かって曲線的に前記回転中心軸方向基端側へ傾斜していることを特徴とする
    請求項1記載の軸流ファン。
  6. 前記前縁は、前記径方向内側端部から前記径方向外側端部に向かって曲線的に回転方向上流側へ傾斜していることを特徴とする
    請求項1記載の軸流ファン。
  7. 前記前縁の径方向内側端部と前記インペラカップの前記回転中心軸方向先端側の面とが略同一の前記回転中心軸方向位置にあることを特徴とする
    請求項1から6のいずれか1項記載の軸流ファン。
  8. 前記後縁の径方向内側端部から径方向に延びる直線に対して、前記後縁の径方向外側端部が回転方向上流側に位置していることを特徴とする
    請求項1から7のいずれか1項記載の軸流ファン。
  9. 前記後縁の径方向内側端部から径方向に延びる直線に対して、前記後縁の径方向外側端部が前記回転中心軸方向基端側に位置していることを特徴とする
    請求項1から8のいずれか1項記載の軸流ファン。
  10. 前記インペラカップの外周面が、前記回転中心軸方向基端側へ向かうほど径方向外方へ広がる形状を有することを特徴とする
    請求項1から9のいずれか1項記載の軸流ファン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016120012A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社岡村製作所 送風装置および冷凍冷蔵ショーケース
CN107781224A (zh) * 2016-08-31 2018-03-09 昆山广兴电子有限公司 轴流式风扇
US11754084B2 (en) 2019-03-04 2023-09-12 Minebea Mitsumi Inc. Motor drive control device using feedback speed control and motor current control

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