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JP2009169545A - マルチウィンドウ情報処理装置、ウィンドウ制御方法およびプログラム - Google Patents

マルチウィンドウ情報処理装置、ウィンドウ制御方法およびプログラム Download PDF

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JP2009169545A JP2008004884A JP2008004884A JP2009169545A JP 2009169545 A JP2009169545 A JP 2009169545A JP 2008004884 A JP2008004884 A JP 2008004884A JP 2008004884 A JP2008004884 A JP 2008004884A JP 2009169545 A JP2009169545 A JP 2009169545A
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吉明 佐藤
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Abstract

【課題】マルチウィンドウシステム環境下で、関連する複数のウィンドウそれぞれについて、使用者にとって作業効率が良い配置を継続的に記憶/再現することで、作業効率を上げることができる環境を提供する。
【解決手段】画面に1以上の作業ウィンドウを表示可能なマルチウィンドウ機能を備えた表示システムと、前記画面に表示するためのグラフィックユーザインタフェース(GUI)を操作する入力装置と、前記画面上に表示されるウィンドウの一つを、少なくとも1つの他のウィンドウとグループ化するウィンドウ群形成手段と、前記グループ化されたウィンドウ群を連動させて処理するウィンドウ群制御手段と、を含むことを特徴とするマルチウィンドウ情報処理装置により、上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

複数のアプリを多重にオープンさせて使用するマルチウィンドウ機能を備えたOSが動作する、パーソナルコンピュータやワークステーションなどのマルチウィンドウ情報処理装置、そのウィンドウ制御方法およびその方法を実行するためのプログラムに関する。
従来、画面上に複数のウィンドウを表示するマルチウィンドウ情報処理装置を備えたマルチウィンドウ情報処理装置では、この装置に適合したOS(Operating System)を立ち上げた後に、複数のあるいは1つのアプリケーションソフトを起動してアプリケーションウィンドウを表示装置に表示している。
典型的なアプリケーションでは、ウィンドウの上部に当該アプリケーション自体のメニューバーを有している。ユーザは、このアプリケーションウィンドウ内で、文書ファイルや表作成等所望の作業を行うことができるように環境が与えられている。
一般にマルチウィンドウ情報処理装置用OS、例えばマイクロソフト社のウィンドウズ(登録商標)等では、複数アプリがオープン可能であるが、そのうちアクティブなもの(ウィンドウが最手前に配置されキー入力を受け取る立場にあるアプリ)は常に一つであり、ユーザの介入などにより、アクティブなアプリが切り換えられるようになっている。この場合、マウスなどの入力装置などの典型的なグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)では、ユーザの必要に応じて、特定のアプリケーションに対するフォーカスを、1つのアプリケーションから別のアプリケーションに移すことができる。そのアクティブな表示ウィンドウ内で各種操作を行いながら、文書ファイルや表ファイル等(対象オブジェクト)のデータ作成作業等が行われている。また、必要に応じウィンドウの表示位置や大きさを調整することができるようになっている。
この種の装置におけるマルチウィンドウ制御方式では、複数のウィンドウをディスプレイ(ここでは、マルチウィンドウ表示の可能な表示装置上の全体の画面を意味する)に各ウィンドウの表示制御に必要な管理情報を記憶している管理テーブル記憶部と、各ウィンドウの表示情報(当該各ウィンドウに表示されているデータの内容を示す情報)を格納している表示情報記憶部とに基づいて、ウィンドウマネージャ(マルチウィンドウ制御部)がディスプレイ上での複数のウィンドウのオープン(Open)、クローズ(Close)、表示、移動、縮小、拡大、消去および表示切替え等の制御を行っている。ここで、各ウィンドウの表示制御に必要な管理情報とは、各ウィンドウについての、位置、大きさ、表示階層(複数のウィンドウが重なっている場合の当該各ウィンドウの表示の表裏順優先度を示す情報)および表示情報ポインタ(表示情報記憶部における当該各ウィンドウの表示情報の存在する箇所を示す情報)を含む情報をいう。
複数のウィンドウが、ディスプレイ(いわゆる、デスクトップ)上に、関連なく任意に開かれる場合もあるが、多くのウィンドウシステムでは、あるウィンドウ上での操作により同じアプリケーションの新規対象オブジェクト(以下、「新規オブジェクト」という)用に同種ウィンドウを新規に追加して開くことが可能になっている。また、対象オブジェクト上に、別種アプリケーションにリンクさせた第2の対象オブジェクト(以下、「第2オブジェクト」という)が貼り付けられている場合に、この第2オブジェクトをダブルクリック等で操作することで、リンクされたアプリケーションのウィンドウが、第2オブジェクトを開いた状態で開かれる機能も多くのウィンドウシステムで提供されている。
ところで、上述のように、マルチウィンドウ制御方式が適用される情報処理装置において、複数のウィンドウを同一表示装置に同時に開いて作業を行う場合、特定のウィンドウの情報を元に他のウィンドウで編集や入力を行いたいことが多々ある。例えば、作業過程で、ディスプレイ上に複数のウィンドウが重なって表示されている状況下で、上位の階層のウィンドウの背後に隠れている下位の階層のウィンドウ内のデータを参照したいという要請が生じることもある。
このように、単に上位の階層のウィンドウの背後に隠れている、下位の階層のウィンドウに表示されているデータを参照したいだけのときにも、従来のマルチウィンドウ制御方式では、現在のディスプレイ上のウィンドウの表示状態を大幅に変更しなければならない。すなわち、このようなときに、ウィンドウマネージャの制御によって、例えば、背後に隠れている下位の階層のウィンドウの手前に表示されている上位の階層のウィンドウに対して、その移動、縮小または消去等の複雑な操作を行う必要がある。このような特定の複数のウィンドウが関連する操作は、通常の作業中に繰り返し行われ、表示画面上であるウィンドウから他のウィンドウに移って上記したような操作を繰り返して行う必要があり、そのような操作の繰り返しは煩雑であり、時にはある瞬間に閃いたアイデアなり今までの仕事の不足部分を、どこのどの部分に追加しようとしているかなどの予定を失念する結果をもたらす可能性が高まる。
然しながら、このように、オペレータ(コンピュータ使用者)が、アクティブウィンドウの移動毎に、その時々で操作性のよい配置の調整・実現をその都度行うことは煩雑であり、作業効率を悪化させる要因となっている。この他に、従来の制御方式では、表示画面(デスクトップ)上に現在の作業とは直接に関係しないウィンドウが開いて混在していると、紛らわしく作業効率を下げてしまうという問題点も有している。
ちなみに、マルチウィンドウOSでは、利便性向上のために、特定のウィンドウを最大化させることにより、画面を無駄無く表示する機能が備えられている。また、開かれた複数のウィンドウを重ならずに表示すべく、簡単な指示で、複数のウィンドウをタイル状に並べる機能も備えられているのが一般的であるが、これら既知の機能は多数のウィンドウを開いた場合の作業効率向上のためには、充分なものとは言い難い。
特表2006−513485号公報
本発明はマルチウィンドウシステム環境下で、関連する複数のウィンドウそれぞれについて、使用者にとって作業効率が良い配置を継続的に記憶/再現することで、作業効率を上げることができる環境を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画面に1以上の作業ウィンドウを表示可能なマルチウィンドウ機能を備えた表示システムと、前記画面に表示するためのグラフィックユーザインタフェース(GUI)を操作する入力装置と、前記画面上に表示されるウィンドウの一つを、少なくとも1つの他のウィンドウとグループ化するウィンドウ群形成手段と、前記グループ化されたウィンドウ群を連動させて処理するウィンドウ群制御手段と、を含むことを特徴とするマルチウィンドウ情報処理装置である。
また、請求項2に記載のウィンドウ制御プログラムの発明は、マルチウィンドウ機能を備えたオペレーティングシステム(OS)と協働するウィンドウ制御プログラムであって、表示画面上に表示されるウィンドウの一つを、少なくとも1つの他のウィンドウとグループ化するウィンドウ群形成機能と、前記グループ化されたウィンドウ群に対して連動させて一括して制御を行うウィンドウ群制御機能とを、前記オペレーティングシステムに付加することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記ウィンドウ群形成機能により、任意のウィンドウ内の作業オブジェクトにリンクされたアプリケーションソフトを起動させた場合に開いたウィンドウを前記任意のウィンドウと自動的にグループ化されることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記ウィンドウ群形成機能により、前記グループ化された任意のアプリケーションウィンドウからアプリケーションソフトにより新たにファイルまたは文書を作成する別なウィンドウが開かれる毎に、前記開かれた別なウィンドウを、当該ウィンドウを開かせたアプリケーションソフトを実行中のウィンドウと自動的にグループ化されることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記ウィンドウ群形成機能により、アプリケーションソフトウィンドウのメニューバーのプルダウンメニュー中に、新たなファイルまたは文書を作成するための新たなウィンドウを当該アプリケーションソフトウィンドウとグループ化して開くための操作項目が追加されることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記ウィンドウ群制御機能により、前記グループ化されたウィンドウ群の個々のウィンドウ間の相対座標の指定を受け付ける処理と、前記指定された相対座標に従って表示された前記グループ群の任意のウィンドウの表示位置が変更された場合には、前記グループ群の残りのウィンドウの表示位置を変更して、前記指定された相対座標を維持するように再表示をする処理と、を行うことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記相対座標指定は、前記グループ群内の基準とする基準ウィンドウを指定し残るウィンドウが前記基準ウィンドウの矩形周辺の中のいずれの辺に密接するかを規定する相対位置と相対座標の指示であることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記相対座標指定は、前記グループ群内のウィンドウのアクティブウィンドウの後方に整列する順番を規定する前後順優先度の指示であり、前記ウィンドウ群制御機能により、前記指定された前後順優先度に従って整列表示された前記グループ群の任意のウィンドウの表示前後順が変更された場合に、前記グループ群の残りのウィンドウの表示と位置を変更して、前記指定された優先度どおりの表示の前後順を維持し再整列表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項2〜8のいずれか1項に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記ウィンドウ群制御機能は、前記グループ群以外のウィンドウを全て最小化させて、グループ群のウィンドウのみを表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項2〜9のいずれか1項に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記ウィンドウ群制御機能により、前記グループ群以外のウィンドウを全て閉じてアプリケーションを終了させて、グループ群のウィンドウのみを表示する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項2〜10のいずれか1項に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記ウィンドウ群制御機能により、前記グループ群の全てのウィンドウを最小化させる処理を行うことを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項2〜11のいずれか1項に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記ウィンドウ群制御機能により、前記グループ群中のウィンドウの任意のウィンドウを最小化させた場合に、残りのウィンドウも全て最小化させる処理を行うことを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項2〜12のいずれか1項に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記ウィンドウ群制御機能により、前記グループ群の全てのウィンドウを閉じてアプリケーションを終了させる処理を行うことを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項2〜13のいずれか1項に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記ウィンドウ群制御機能により、前記グループ群中のウィンドウの任意のウィンドウを終了させた場合に、残りのウィンドウも全て終了させる処理を行うことを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項2に記載のウィンドウ制御プログラムにおいて、前記ウィンドウ群形成機能により、ウィンドウ自動配置設定のための手段であるポップアップメニューまたはプルダウンメニューなどを画面に表示して、表示再配置の基準となる基準ウィンドウの登録を受付け、グループウィンドウ追加のための追加操作ボタンによる指示操作により、ウィンドウ追加メニューを画面に表示し、前記追加メニュー内で、グループに追加するアプリケーションプログラムの登録と、当該アプリケーションプログラムの作業ウィンドウ表示の前記基準ウィンドウに対する基準ウィンドウのいずれの辺に密接するかを規定する相対位置と相対座標、前後順優先度の指示入力を受付け、グループ化されたウィンドウ群を、連動して最小化させるか否かの選択か、または連動して終了させるか否かの選択かの少なくとも1つの選択を受付け、上記のそれぞれの設定内容の確定・記憶を受付け、前記ウィンドウ群制御手段が、前記ウィンドウ自動配置設定のための手段により確定・記憶された相対座標に従って表示された前記グループ群の任意のウィンドウの表示位置が変更された場合には、前記グループ群の残りのウィンドウの表示位置を変更して、前記指定された相対座標を維持するように再表示をすることを特徴とする。
また、請求項16に記載のウィンドウ制御方法の発明は、ウィンドウ自動配置設定のための手段であるポップアップメニューまたはプルダウンメニューなどを画面に表示する処理と、表示再配置の基準となる基準ウィンドウの登録を受付ける処理と、グループウィンドウ追加のための追加操作ボタンによる指示操作により、ウィンドウ追加メニューを画面に表示する処理と、前記追加メニュー内で、グループに追加するアプリケーションプログラムの登録と、当該アプリケーションプログラムの作業ウィンドウ表示の際の、前記基準ウィンドウに対する相対座標の指示入力を受付ける処理と、グループ化されたウィンドウ群を、連動して最小化させるか否かの選択か、または連動して終了させるか否かの選択かの少なくとも1つの選択を受付ける処理と、上記のそれぞれの設定内容の確定・記憶を受付ける処理と、を行うことを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の方法を、コンピュータまたはコンピュータ機能を有するシステム内で実行するためのウィンドウ制御プログラムの発明である。
また、請求項18に記載の発明は、請求項2〜15のいずれか1項に記載のマルチウィンドウ制御プログラムの機能が組み込まれていることを特徴とするマルチウィンドウ機能を備えたオペレーティングシステムの発明である。
本発明によれば、マルチウィンドウシステム環境下で、関連する複数のウィンドウそれぞれについて、使用者にとって作業効率が良い配置を継続的に記憶/再現することで、作業効率を上げることが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本発明のマルチウィンドウ群情報処理装置は、画面に1以上の作業ウィンドウを表示可能なマルチウィンドウ機能を備えた表示システムと、前記した画面に表示するためのグラフィックユーザインタフェース(GUI)を操作する入力装置と、前記した画面上に表示されるウィンドウの一つを、少なくとも1つの他のウィンドウとグループ化するウィンドウ群形成手段と、前記グループ化されたウィンドウ群を連動させて処理するウィンドウ群制御手段とを含むことを特徴とする。
表示システムとしては、コンピュータと電気的に接続(有線、無線を問わない)され、このコンピュータからの動作指令に基づいて動作する表示装置を用いることができる。
マルチウィンドウ情報処理装置の例を図1〜図10により説明する。なお、本発明におけるコンピュータ処理は、コンピュータプログラムにより当該コンピュータのCPU(Central Processing Unit)と主記憶装置等を用いることにより実行されるが、このコンピュータプログラムの提供形態は、当該コンピュータに接続された補助記憶装置をはじめ、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)等の可搬型記憶装置やネットワークに接続された他のコンピュータの主記憶装置及び補助記憶装置等の各記録媒体に格納されて提供されるものであってもよく、このコンピュータプログラムの実行に際しては、当該コンピュータの主記憶装置上にローディングされ実行されるものである。なお、以下の実施例ではOSとしてマイクロソフト社のウィンドウズ(登録商標)を採用したパソコンにおける実施の場合について説明するが、本発明がUNIX(登録商標)、LINUXその他のマルチウィンドウ型OSを動作させる情報処理装置をも包含することはいうまでもない。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。周知の如く、マルチウィンドウ情報処理装置はハードウェア資源を用い、ソフトウェアを動作させて各機能部に機能を発揮させるように構成されている。本発明は、このようなコンピュータなどの装置において、複数のウィンドウを1つの画面上に表示するマルチウィンドウ情報処理装置であり、各応用プログラムのウィンドウに関して表示上のお互いの干渉をなくして、ウィンドウの参照、操作を行い易くする構成を提供する。図1は本発明の実施の形態を示すマルチウィンドウ情報処理装置(マルチウィンドウ表示システム)のブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態のマルチウィンドウ情報処理装置は、ユーザから入力するための入力装置1と、プログラム制御により動作するコンピュータ等により構成され、応用プログラム(アプリケーションプログラム)を実行する応用プログラム実行装置2と、情報を記憶する記憶装置3と、画面表示を行うCRTあるいは液晶ディスプレイ等の表示装置4と、プログラム制御により動作するコンピュータ等により構成され、さらにマルチウィンドウ表示制御を行う画面表示制御装置5とを有して構成されている。
図1に示すように、入力装置1は、ユーザから入力された情報を画面表示制御装置5内の論理画面生成手段51やウィンドウ配置手段52へ送る。応用プログラム実行装置2は、応用プログラム実行手段21を有する。この応用プログラム実行手段21は、ウィンドウ配置手段52からの応用プログラム実行要求に応じて応用プログラムの実行を開始する。応用プログラム実行手段21によって実行される応用プログラムは、画面表示制御装置5内の画面表示制御手段53より画面情報を取得し、その情報を基にして描画要求(描画要求情報)を生成し、画面表示制御手段53にそれを送る。画面表示制御手段53は生成された描画要求情報により表示装置4を制御し表示装置に要求された描画により画面表示を行う。
記憶装置3は、画面分割パターン情報記憶部31を有する。この画面分割パターン情報記憶部31は、表示装置4の画面(以下、物理画面と呼ぶ)をどのようなパターンで複数の論理画面に分割するかを示す分割パターン情報を記憶している。また記憶装置には、基準ウィンドウの位置情報(エリア情報も含む)、画素情報などを少なくとも一時的に記憶しておく部を設けている。
表示装置4は、画面表示制御手段53からの要求に従って、物理画面に表示を行う。画面表示制御装置5は、論理画面生成手段51と、ウィンドウ配置手段52と、画面表示制御手段53とを有する。
論理画面生成手段51は、たとえば物理画面を複数の論理画面に分割する分割要求を入力装置1から受け取ると、画面分割パターン情報記憶部31に記憶された分割パターン情報を、画面表示制御手段53を介して表示装置4により表示させてユーザに提示し、物理画面をどのようなパターンで論理画面に分割するかの決定を促す。ユーザは、決定した分割パターンを、入力装置1を用いて入力する。論理画面生成手段51は、入力装置1から入力された分割パターン情報を画面表示制御手段53へ送る。
ウィンドウ配置手段52はアプリA〜nあるうちのたとえばアプリCについての応用プログラムの起動要求を入力装置1から受け取ると、起動要求がされた応用プログラムをどの論理画面に表示するかの情報を、画面表示制御手段53を介して表示装置4によりユーザに提示する。ユーザは、起動要求した応用プログラムのウィンドウをどの論理画面に表示するかを示す情報を、入力装置1を用いて入力する。この情報は、入力装置1からウィンドウ配置手段52へ送出される。
こうして、応用プログラムと論理画面との対応関係が決定すると、ウィンドウ配置手段52は、応用プログラム(アプリC)と論理画面の対応関係を示す情報を画面表示制御手段53へ送る。また、ウィンドウ配置手段52は、応用プログラム実行手段21に対して、上記起動要求された応用プログラム(アプリC)の実行を要求する。画面表示制御手段53は、論理画面生成手段51から送られてくる分割パターン情報と、ウィンドウ配置手段52から送られてくる応用プログラム(応用プログラムが具体的なアプリCと判る情報)と、論理画面の対応関係を示す情報とを記憶する。
また、画面表示制御手段53は、論理画面生成手段51、ウィンドウ配置手段52、応用プログラム実行手段21からの表示要求を受け付け、分割パターン情報や応用プログラム(アプリC)と論理画面との対応関係を示す情報を考慮し、表示命令情報を表示装置4へ送り、表示装置4に表示してユーザに開示する。さらに、画面表示制御手段53は、応用プログラム実行手段21上の応用プログラムから送られてくる画面情報の要求に対して、この応用プログラムに対応する論理画面を示す画面情報を返送する。
このようにして、物理画面に対してマルチウィンドウ群が表示されるようにすると共に、あるウィンドウの1つ(たとえば後述する登録した基準ウィンドウ)に対して、応用プログラム(アプリC)がグループ化されるようになる。
また本発明のウィンドウ制御プログラムでは、図2または図3で示すように、前記したようにウィンドウ群形成機能を有しているのでこのウィンドウ群形成機能を発揮することにより、前記したようにしてグループ化された応用プログラム(たとえばアプリC)から、アプリケーションソフトにより新たにファイルまたは文書を作成する別なウィンドウが開かれる毎に、前記開かれた別なウィンドウと、当該ウィンドウを開かせたアプリケーションソフト(アプリ)を実行中のウィンドウとが自動的にグループ化されるようになる。
このようなグループ化は、たとえばアプリCを開いてこのアプリを利用して文書あるいは画像、表などを作成中に、このアプリの実行画面上部あるいは下部にあるメニュー群にカーソル等を移動してプルダウンメニューあるいはポップアップメニューなどの機能を発揮させてこのメニュー中に有る、他の新たなファイル、オブジェクトまたは文書を作成するための新たなウィンドウを、この開いた、たとえばアプリCとグループ化して開くための操作項目として追加されるようにすることができる。換言すれば本発明のウィンドウ制御プログラムでは、このようなあるアプリ(アプリケーションソフト)ウィンドウのメニューバー(プルダウン(ドロップダウン)メニュー、ポップアップメニュー、バルーンメニューなどを含む)中に、他の新たなファイル、オブジェクトまたは文書を作成するための新たなウィンドウを、この開いた、たとえばアプリCとグループ化して開くための操作項目として追加されるようにする機能を有することができる。
[第2実施形態]
次に、図6を用いて、本発明のマルチウィンドウ情報処理装置、ウィンドウ制御プログラムの第2実施形態について説明する。
本発明のマルチウィンドウ情報処理装置の第2実施形態における構成例を図6に示す。
図6に示すように、本発明のマルチウィンドウ情報処理装置は、入力装置1と、(主)記憶部3と、表示装置4とを備え、表示装置4を制御するための画面表示制御部としての機能を有するオペレーティングシステムと、応用プログラム実行部としてのウィンドウ群制御プログラムとからなっている。なおソフトウェアの構成は、前記した第1実施形態で説明した図2〜図3に示すものと同様であるので説明を省略する。また基準ウィンドウとされる応用アプリに連結される他のアプリにおいて、前記したように、グループ化されたこの応用プログラムから、アプリケーションソフトにより新たにファイルまたは文書を作成する別なウィンドウが開かれる毎に、この開かれた別なウィンドウと、ウィンドウを開かせたアプリケーションソフト(アプリ)を実行中のウィンドウとが、自動的に、グループ化されるようになる。その他は、前記第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
本実施形態のマルチウィンドウ情報処理装置では、図3に示すように、OS内にウィンドウ(群)制御部1および群制御関連管理部2が共に実装されている。そしてウィンドウ(群)制御部1を構成するソフトは図2に示すように、ウィンドウ群形成機能とウィンドウ群制御機能とを有する部s10であり、群制御関連管理部2を構成するソフトはOS内保存制御部h11およびOS内表示制御部h12からなる。
これら図2に示すソフトウェア構成は、一般のマルチウィンドウ情報処理装置の場合と同様のOS及びアプリと、OSと協働する補助ソフトウェアとしての本実施形態に係るウィンドウ群制御プログラムとで構成されている図3に示す構成となっていることが好ましい。OSはタスク管理機能部、ウィンドウ管理機能部、入出力管理機能部などの機能を有する諸サービス部を有し、これらとアプリから呼び出されるAPI部(Application Programming Interface 部)とからなっている。図2に示すソフトウェア構成例では、OS内に作業中ファイル一括保存手段1および保存タイミング手段2の双方が実装されている構成を示す。作業中ファイル一括保存手段1を構成するソフトはOS内一括保存サービスのs10であり、保存タイミング手段2を構成するソフトはOS内ハ゜ラメータ設定サービスのh11と、OS内保存タイミング監視サービスh12とからなる。
前記したウィンドウ群制御プログラムは、一般アプリと、OS(Operating System)とを協働させてマルチウィンドウとして表示装置上に表示させてグループ化されるように表示させると共に、OS上における2種以上の各アプリ間の連結を行ってウィンドウ群を形成する機能を有し、また、これらのアプリに対して、どのアプリを基準アプリとし、その他のアプリがこの基準アプリに対して連動させるように、OS上において一括して制御されるようにする機能を有する。
このような本発明のウィンドウ制御プログラムを実行させると、実行された装置上の表示装置において、OSを立ち上げることによって、基準ウィンドウがマルチウィンドウ画面上に表示される。
図3に示す関連API s22は、OSの側で準備する3つの一括保存関連サービス関数を含んで構成されるインタフェースである。これらの関数を含む構成により、行ったサービスをアプリで行わせるためのインタフェースとなる。すなわち、第1の関数により現在オープン中のすべてのプロセスのハンドルリストを返すことによって、アプリはアクティブ/インアクティブのすべてのプロセスを指定する手がかりを得ることができる。そして第2の関数は、第1引数に所望のプロセスハンドルを設定し、第2引数にこのプロセスハンドルに対応するプロセスが更新中のファイルに対応するファイルハンドルを返してもらう関数(機能)である。これによってアプリは所望のプロセスの更新中のファイルに対応するファイルキャッシュをあらわすファイルハンドルを得ることができる。そして第3の関数はプロセスハンドル、ファイルハンドルを引数として与えることにより、与えられたプロセスハンドル空間中の与えられたファイルハンドルに対応する、全ての形態のファイルキャッシュ内容を、対応するディスクの指定されたバックアップ領域に強制書き込みを行うことができる。
これらのAPIサポートを得て、一括保存サービスアプリs21はたとえば前記した第1の関数(たとえばGet Created Process Handles(・・・))を呼び出すことにより現在オープン中のすべてのプロセスハンドルリストを取得する。次に第2の関数(たとえばGet Created File Handles( ))を実行し、これらのプロセスハンドルhPi のひとつごとに対応するプロセスPiが更新中のファイルdF(Pi)に対応するファイルハンドルhF(Pi)を取得することができる。そして第3の関数(たとえばFlush Process File Buffers( ))を実行し、プロセスPi、ファイルハンドルhF(Pi)に対応するファイルキャッシュcF(Pi)の内容をディスクの予め決められたバックアップ領域BdF(Pi) にバックアップすることができる。
OS機能とアプリとが連係をとって、ある機能を実現しAPIを形成する。そこで、このような一括保存をアプリで実現させるための機能(一括保存APIと呼ぶ)をOSに備えることにしたものが図3に示す構成である。
この場合には、このAPIを用いた一括保存専用アプリ(図3中の一括保存サービスアプリ s21)を用意することにより、従来の既存の個々の一般アプリに変更を求めることなく、これらアプリを使用中にその作業ファイルのすべてを一括保存させることが可能となる。
本発明のマルチウィンドウ情報処理装置は、このようなソフトウェア構成の中に、作業中ファイル一括保存手段1および保存タイミング手段2を埋め込んだものである。
図3に示すソフトウェア構成では、OS内に作業中ファイル一括保存手段1および保存タイミング手段2の双方ともが実装されている。
作業中ファイル一括保存手段1を構成するソフトはOS内一括保存サービスs10であり、保存タイミング手段2を構成するソフトはOS内パラメータ設定サービス(OS内保存制御部)h11およびOS内保存タイミング監視サービス(OS内表示制御部)h12からなる。
次にウィンドウのグループ化、またグループ化されたウィンドウ群の連動制御に関わる構成要素部について説明する。
このウィンドウ制御プログラムは、表示画面上に表示されるウィンドウの一つを少なくとも1つの他のウィンドウとグループ化するウィンドウ群形成手段と、グループ化されたウィンドウ群に対してこれらを連動させて一括して制御するウィンドウ群制御手段とを含んで構成されている。これらの手段は、マルチウィンドウ機能を備えたオペレーティングシステムに付加され、アプリケーションソフトからの指示や情報によって、当該オペレーティングシステムと協働して機能する。
先ず、ウィンドウ群形成手段(以下では、簡略化して単に群形成手段とも記載)について説明する。
ウィンドウのグループ化またはグループ群の設定変更のために例えば画面上からのポップアップメニューあるいはプルダウンメニューから選択する等の操作によって、ウィンドウ群形成手段は、『ウィンドウ自動配置設定』の操作指示画面(ダイアログ)を表示する。
[画面実施例]
図7に示すように、図7(A)はウィンドウグループ化画面(ウィンドウ自動配置設定画面)であり、基準ウィンドウとして「MS Word」が選択された場合の例を示す。この例において、基準ウィンドウのMS Wordには、アプリAとアプリBとアプリCとが、その位置と上下順が共に記録された状態で設定されており、この状態のときに、アプリが追加される場合について説明されている。アプリを追加する場合には、「変更」、「追加」、「削除」と選択されるバーのうちの「追加」をクリックする。また、自動配置を行いたいとするアプリCについて、それに関する情報(位置情報である相対座標と、上下順の「3」)を入力したい場合には、それを記入する。
また基準ウィンドウと「連動して最小化」する動作を実行したり、「連動して終了」する動作を実行したりする場合には、どちらかの欄にチェックマークによりその入力をGUIを介して行う。
そして全ての必要な入力が終わった時点で図7(A)の最下段に表示されている「OK」のボタンを押し、また前記したいずれかの入力に対して誤入力したり、あるいはその入力を中止したりするという場合には「Cancel」のボタンを押すこととなる。
登録のために、本実施形態では、先ず基準ウィンドウを登録した後に、追加ボタンからサブダイアログとして『ウィンドウ追加』画面を呼び出す。すなわち上記したGUIにより、追加をONした場合に、図7(B)に示すように、追加したいアプリとして、「ウィンドウ」のバーの欄にアプリ名を記入したり貼り付けたり、あるいは左クリックしてプルダウンされた中から選択することにより、この例に示すように、「アプリD」を入力する。
そしてこの「アプリD」に関して、ウィンドウ表示位置(この図7(B)では、4種類「上、下」と「左、右」で表示している例で示している中から、「上」が選択された例を示す)、相対座標(X,Y)、上下順として、数値化された「3」が入力されていることを示している。すなわち、図7(A)のダイアログ中の追加ボタンの表示領域をポインティングデバイス(入力装置)でクリックすることにより、図7(B)に示したような『ウィンドウ追加』ダイアログが表示されて、図示例のように『ウィンドウ』欄に、任意のアプリケーション(図ではアプリD)を入力し、当該作業ウィンドウの、基準ウィンドウに対する位置指定として(a):『位置(隣接)』を選択して、隣接位置として、"上","下","左,"右"のどれかを指定してからOKボタンをクリック操作することにより、アプリDが登録されるとともにアプリDが起動されてウィンドウが開く。
あるいは、位置指定として選択的に、基準ウィンドウに対する位置として(b):『相対座標』を選択することもできる。この場合には、相対座標の具体的な"X座標"、"Y座標"を、ドット単位の数値で入力することができる。同時にグループウィンドウ間での表示優先順位を指定することができる(この例では『上下順』欄に数値で入力する場合を示している。)。以上の入力が終わったら、OKボタンをクリック操作することにより、アプリDが登録されるとともにアプリDが起動されてウィンドウが開く。全く同様の手順で、任意の作業ウィンドウ(アプリケーション)についてもグループ化が可能となる。
このような図7(B)に示されている入力に必要な情報が終わった際に、確認の「OK」の入力か、「Cancel」のいずれかが入力される。なお本実施形態では、「OK」の入力か、「Cancel」の入力されたことを、入力手段で確認して、最終的に入力されたことをユーザに再確認する入力をさらに実行するように設定することもできる。
このような図7(B)に示す入力が終了後にウィンドウ自動配置コマンドメニュー画面には、図7(C)に示すようなコマンドメニューが表示されることとなる。
また、『ウィンドウ自動配置設定』の画面(図7(A)から、グループ化とは反対に、既に登録されているグループウィンドウの一覧から既存のウィンドウのグループ化設定を削除することが出来る(グループ化解除)。このためには、『ウィンドウ自動配置設定』の画面に表示されている、現在当該グループに登録されている(アプリケーション)ウィンドウを選択して、削除ボタンをクリック操作する。これにより(好ましくは、確認ダイアログの承認操作を経て)実行される。
この他、『ウィンドウ自動配置設定』の画面(図7(A))から、既存のウィンドウのグループ化設定を変更することが可能で、この場合には、(アプリケーション)ウィンドウを選択して、変更ボタンをクリック操作することで、登録の場合と同様に、変更のためのサブダイアログを兼ねた前出の『ウィンドウ追加』画面(図7(B))が呼び出される。デフォルトで表示されるアプリケーション(図7(B)ではアプリD)についての設定が、変更可能でOKボタンのクリックで設定が変更登録される。
なお、上述した以外にも、同じウィンドウ群形成手段(群形成手段)の別な実施形態として、直接ウィンドウからのグループ化操作で、新しいウィンドウを開くと同時に自動的にグループ化登録を行うようにしてグループ化がより簡易に行えるようにすることもできるが、このような態様の群形成手段については、後で詳細に説明することにする。
次に、本実施形態におけるウィンドウ群制御手段(以下、単に「群制御手段」と記載する)について説明する。上述したようにして、グループ化されたウィンドウ群は、グループ化されたウィンドウ群を連動させて処理するウィンドウ群制御手段の機能によって各ウィンドウの各種の操作処理を連係させて一括して制御することが可能になる(コマンドに関しては、図7(C)参照)。
すなわち、全てのウィンドウを自動的に同時に、“全て起動”、“全て終了”、“全て最小化”、更に表示位置が前述設定で規定されている配列になるように常に制御されて表示(再表示)される“全て通常表示”と言う処理が、一括して操作でき、併せて、グループ化されていない他のウィンドウに対する制御として、“他を全て終了”および“他を全て最小化”を指示することができる。ウィンドウ群制御手段によるウィンドウ群の制御の具体例について、図8〜図12のフローチャートチャートを用いて説明する。
ウィンドウ群制御手段は、グループ化されたウィンドウ群の個々のウィンドウ間の相対座標の指定に従って全グループ化ウィンドウ(グループ化されたウィンドウの全てあるいはその一部)を表示する。そして、こうして表示されたグループ群の前述した基準ウィンドウの表示位置が変更された場合にはこれを検出し、検出された変更に対応してグループ群の残りのウィンドウの表示位置を変更し、前記指定された相対座標を維持するように再表示をすることができる機能を有している。また、前述した『ウィンドウ自動配置コマンドメニュー』を画面上にフローティングパレット状(各アプリを平行にフローティングさせながら表示することなど)に常時表示して、ウィンドウに対する操作要求があれば、これに対応した処理を行う。なお、この『ウィンドウ自動配置コマンドメニュー』は、タスクバーあるいは常駐アイコンとして、あるいはタスクバー中に最小化してデスクトップから隠す(画面表示しないようにする)こともできる。
上記した各ウィンドウの再表示処理について、図8および図9のフローチャートを用いて説明する。図8は、基準ウィンドウ状態変化検出処理を説明するフローチャートを示している。また、図9は、グループ内他ウィンドウ群の位置/サイズ変更処理を説明するフローチャートである。
図8に示すフローチャートでの処理は、ウィンドウの状態に何らかの変化があったときに起動される(より現実的には、「開始」の前の段階に、「ウィンドウの状態に何らかの変化が有り?」というステップS00が存在するということができる。ステップ00においてNoの場合には図8に示す「開始」以降のステップは実行されない)。本処理では、基準ウィンドウの表示変化を監視する(ステップS01)。
もし、基準ウィンドウの表示が変化したことが判ると(ステップS01:Yes)、基準ウィンドウの状態変化が取得される(ステップS02)。その変化の種別がウィンドウの位置の変更かどうかを確認する(ステップS03)。位置の変更であった場合には(ステップS03:Yes)、図9を用いながら後述する、「位置/サイズ変化(対応)処理」を行う(ステップS05)。上述のステップS03の判定で、(ステップS03:No)の場合には、表示変化がサイズの変化か否かの判定(ステップS04)を行う。この判定においてYes(ステップS04:Yes)の場合にも、位置/サイズ変化(対応)処理を行う(ステップS05)に移行する。前述ステップS04の判定で(ステップS04:No)の場合には、ステップS06の「上下順の変更か?」の判定を行う。そしてステップS06において、上下順の変更の場合(ステップS06:Yes)には、図10を参照しながら後述する「上下順の変更処理」を行う。
ステップS06の判定結果がNoの場合には、表示変更以外の指示に対応する処理(ステップS08〜ステップS11)が行われる。すなわち、先ず基準ウィンドウの最小化の指示か否かが判定され(ステップS08)、最小化の指示であれば、図11を参照しながら後述するウィンドウ群の最小化処理(ステップS09)が行なわれる。最小化の指示でなければ(ステップS08:No)、基準ウィンドウの終了指示であるかが判定され(ステップS10)、Yesであれば後述するウィンドウ群の終了処理(ステップS11)が行われ、全てのグループウィンドウを終了させる。なお、前述の、ステップS01で、Noの場合、ステップS00に戻り(すなわち図8に示すフローが一旦終了してステップS00に戻り)、ウィンドウの状態に何らかの変化が有るか否かが判断されて表示画面においてウィンドウの変化の監視が続行される。
次に、前記した、位置/サイズ変更(対応)処理(図8のステップS05)について、図9を参照しながら詳述する。図8に示すステップS03またはステップS04において、Yesである場合には、位置/サイズ変更(対応)処理が開始される。
まず開始されると基準ウィンドウの新位置(変更後の座標)を取得する(ステップS51)。次いで未処理のウィンドウがあるか否かが判断され(ステップS52)、ウィンドウがあれば(ステップS52:Yesの場合)、未処理ウィンドウの表示位置を取得し(ステップS53)、なければ処理を終了する。
前記したステップS53による処理後に、未処理ウィンドウの表示位置が相対位置指定であるか否かが判断され(ステップS54)、相対位置指定であれば(ステップS54:Yesの場合)、ステップS55の指定した相対位置へウィンドウを移動する処理を行った後にステップS52に戻り、前記ステップS54においてNoの場合には、基準ウィンドウの各辺の座標を取得し(ステップS56)、指定した辺に隣接する座標へウィンドウを移動し(ステップS57)、その後ステップS52に戻る。
次に、前記した、各ウィンドウの上下順の変更処理(図8のステップS07)について、図10を参照しながら詳述する。
図8に示すステップS06において「上下順の変更か?」でYesとなった場合、まずウィンドウグループの各ウィンドウの上下順の設定(情報)を取得し、上下順(の大きい順)に処理リストを作成する(ステップS61)。次いで、未処理のウィンドウが処理リストにあるか否かを判断し(ステップS62)、あれば(ステップS62:Yes)次のステップS63の処理へ進み、なければ(ステップS62:No)終了する。次のステップS63の処理では、処理リスト中で一番大きな上下順に設定のウィンドウを取得する。次いで取得したウィンドウを最前面にして上下順を変更し(ステップS64)、この処理したウィンドウを処理リストより削除し(ステップS65)、ステップS62に戻り、以下同様に全ての未処理のウィンドウがなくなる、すなわち終了するまで処理を実行する。
次に、前記した、ウィンドウ群の最小化処理(図8のステップS09)について、図11を参照しながら説明する。
図8に示すステップS08において、基準ウィンドウの最小化?か否かが判断され、基準ウィンドウの最小化であると判断された場合(ステップS08:Yes)、本「ウィンドウ群の最小化処理」の実行が開始される。まず、連動の最小化の設定を取得し(ステップS71)、次いで連動の最小化の設定をONするか否かが判断される(ステップS72)。そして連動の最小化の設定をONする場合(ステップS72:Yes)には、次のステップS73に進み、ONしない場合(ステップS72:No)には、終了する。次のステップS73では、未処理のウィンドウがあるか否かが判断され、未処理ウィンドウがある場合(ステップS73:Yes)には、次のステップS74に進み、無い場合(ステップS73:No)には、終了する。そして、ウィンドウ群の中に含まれる連動する未処理ウィンドウを取得し(ステップS74)、そのウィンドウを最小化し、ステップS73に戻って未処理のウィンドウが全てなくなるまで、前記同様の処理を行う。
次に、前記した、ウィンドウ群の終了処理(図8のステップS11)について、図12を参照しながら説明する。
図8に示すステップS10において、基準ウィンドウの終了と判断された場合(ステップS10:Yes)、本「ウィンドウ群の終了処理」が開始される。まず基準ウィンドウを終了し(ステップS81)、連動終了の設定を取得する(ステップS82)。次いで連動終了の設定をONするか否かが判断され(ステップS83)、ONされる場合には(ステップS83:Yes)、次のステップS85の処理へ進み、ONしない場合には(ステップS83:No)、終了する。そしてステップS85に進んだ場合には、ステップS85において未処理のウィンドウを取得し(ステップS85)、ウィンドウを終了し(ステップS86)、前記ステップS83に戻り、未処理ウィンドウが全てなくなるまでステップS83以降の前記同様のステップを繰り返す。なお前記したステップS81は省略できる場合には省略することもできる。
以上説明したようにウィンドウ群のグループ化と再表示の設定を行った場合、各ウィンドウを適宜順に使ってウィンドウにまたがって能率的に所望の作業を行うことができる。そのような作業中に、いずれかのウィンドウを画面(デスクトップ)に対して相対変化が生じるような操作を行った場合に、操作に応じて当該ウィンドウの表示位置等を変化させる処理を行うと同時に、当該ウィンドウとグループ化されたウィンドウについても表示の変更を行って、操作性の良いウィンドウ間配置を保つように制御がなされる。また、グループに属する全てのウィンドウに対して、最小化あるいは(アプリケーションの)終了等の操作を一括して行うことが可能に制御されていて、使い勝手が向上する。
なお、表示位置制御については、より発展した制御形態として基準ウィンドウ以外のウィンドウも含めて任意のアクティブウィンドウの表示位置が変更された場合に、これを検出するようにして、その変更に対応して当該表示位置変更があったウィンドウに残りの全てのグループ化されているウィンドウについてそれらの表示位置を変更して、常にグループ内全ウィンドウの相対表示位置が保たれるように各ウィンドウの表示位置を制御するようにしても良い。このような制御は既に説明したのと類似の処理内容によって実現でき、このような発明も本発明に含まれる故、使い勝手が向上して作業効率が上がるという効果が得られる。
本発明のマルチウィンドウ情報処理装置の第1実施形態における構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるソフトウェア構成概念図である。 実施形態のウィンドウ制御プログラムの構成要部を示す機能ブロック図である。 グループ化されたウィンドウにおけるアプリ上でのプルダウンメニューバーによりグループ化するためのGUIとしての1例を示す図である。 グループ化されたウィンドウ同士のアプリ上でのタスク上などにおいてのさらなるグループ化して開くための操作項目の例を示す図である。 本発明のマルチウィンドウ情報処理装置の第2の実施形態における構成例を示すブロック図である。 (A)は『ウィンドウ自動配置設定』の画面の例であり、(B)は『ウィンドウ追加』画面の例であり、(C)は『ウィンドウ自動配置コマンドメニュー』の画面の実施例である。 基準ウィンドウ状態変化検出処理を説明するフローチャートである。 グループ内他ウィンドウ群の位置/サイズ変更処理を示したフローチャートである。 グループ内他ウィンドウ群の上下順変更処理を示したフローチャートである。 グループ内他ウィンドウ群のウィンドウ最小化処理を示したフローチャートである。 グループ内他ウィンドウ群のウィンドウ終了処理を示したフローチャートである。
符号の説明
1 入力装置
2 応用プログラム実行部
2’ ウィンドウ群制御プログラム
3 (主)記憶部
4 表示装置
5 画面表示制御部
5’ オペレーティングシステム
h11 OS内パラメータ設定サービス(OS内保存制御部)
h12 OS内保存タイミング監視サービス(OS内表示制御部)
s10 ウィンドウ群形成機能とウィンドウ群制御機能とを有する部(OS内一括保存サービス)
s21 一括保存サービスアプリ
s22 関連API

Claims (18)

  1. 画面に1以上の作業ウィンドウを表示可能なマルチウィンドウ機能を備えた表示システムと、
    前記画面に表示するためのグラフィックユーザインタフェース(GUI)を走査する入力装置と、
    前記画面上に表示されるウィンドウの一つを、少なくとも1つの他のウィンドウとグループ化するウィンドウ群形成手段と、
    前記グループ化されたウィンドウ群を連動させて処理するウィンドウ群制御手段と、
    を含むことを特徴とするマルチウィンドウ情報処理装置。
  2. マルチウィンドウ機能を備えたオペレーティングシステム(OS)と協働するウィンドウ制御プログラムであって、
    表示画面上に表示されるウィンドウの一つを、少なくとも1つの他のウィンドウとグループ化するウィンドウ群形成機能と、
    前記グループ化されたウィンドウ群に対して連動させて一括して制御を行うウィンドウ群制御機能とを、
    前記オペレーティングシステムに付加することを特徴とするウィンドウ制御プログラム。
  3. 前記ウィンドウ群形成機能により、任意のウィンドウ内の作業オブジェクトにリンクされたアプリケーションソフトを起動させた場合に開いたウィンドウを前記任意のウィンドウと自動的にグループ化されることを特徴とする請求項2に記載のウィンドウ制御プログラム。
  4. 前記ウィンドウ群形成機能により、前記グループ化された任意のアプリケーションウィンドウからアプリケーションソフトにより新たにファイルまたは文書を作成する別なウィンドウが開かれる毎に、前記開かれた別なウィンドウを、当該ウィンドウを開かせたアプリケーションソフトを実行中のウィンドウと自動的にグループ化されることを特徴とする請求項2または3に記載のウィンドウ制御プログラム。
  5. 前記ウィンドウ群形成機能により、アプリケーションソフトウィンドウのメニューバーのプルダウンメニュー中に、新たなファイルまたは文書を作成するための新たなウィンドウを当該アプリケーションソフトウィンドウとグループ化して開くための操作項目が追加されることを特徴とする請求項4に記載のウィンドウ制御プログラム。
  6. 前記ウィンドウ群制御機能により、前記グループ化されたウィンドウ群の個々のウィンドウ間の相対座標の指定を受け付ける処理と、
    前記指定された相対座標に従って表示された前記グループ群の任意のウィンドウの表示位置が変更された場合には、前記グループ群の残りのウィンドウの表示位置を変更して、前記指定された相対座標を維持するように再表示をする処理と、
    を行うことを特徴とする請求項5に記載のウィンドウ制御プログラム。
  7. 前記相対座標指定は、前記グループ群内の基準とする基準ウィンドウを指定し残るウィンドウが前記基準ウィンドウの矩形周辺の中のいずれの辺に密接するかを規定する相対位置と相対座標の指示であることを特徴とする請求項6に記載のウィンドウ制御プログラム。
  8. 前記相対座標指定は、前記グループ群内のウィンドウのアクティブウィンドウの後方に整列する順番を規定する前後順優先度の指示であり、
    前記ウィンドウ群制御機能により、前記指定された前後順優先度に従って整列表示された前記グループ群の任意のウィンドウの表示前後順が変更された場合に、前記グループ群の残りのウィンドウの表示と位置を変更して、前記指定された優先度どおりの表示の前後順を維持し再整列表示する処理を行うことを特徴とする請求項6に記載のウィンドウ制御プログラム。
  9. 前記ウィンドウ群制御機能は、前記グループ群以外のウィンドウを全て最小化させて、グループ群のウィンドウのみを表示する処理を行うことを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項に記載のウィンドウ制御プログラム。
  10. 前記ウィンドウ群制御機能により、前記グループ群以外のウィンドウを全て閉じてアプリケーションを終了させて、グループ群のウィンドウのみを表示する処理を行うことを特徴とする請求項2〜9のいずれか1項に記載のウィンドウ制御プログラム。
  11. 前記ウィンドウ群制御機能により、前記グループ群の全てのウィンドウを最小化させる処理を行うことを特徴とする請求項2〜10のいずれか1項に記載のウィンドウ制御プログラム。
  12. 前記ウィンドウ群制御機能により、前記グループ群中のウィンドウの任意のウィンドウを最小化させた場合に、残りのウィンドウも全て最小化させる処理を行うことを特徴とする請求項2〜11のいずれか1項に記載のウィンドウ制御プログラム。
  13. 前記ウィンドウ群制御機能により、前記グループ群の全てのウィンドウを閉じてアプリケーションを終了させる処理を行うことを特徴とする請求項2〜12のいずれか1項に記載のウィンドウ制御プログラム。
  14. 前記ウィンドウ群制御機能により、前記グループ群中のウィンドウの任意のウィンドウを終了させた場合に、残りのウィンドウも全て終了させる処理を行うことを特徴とする請求項2〜13のいずれか1項に記載のウィンドウ制御プログラム。
  15. 前記ウィンドウ群形成機能により、
    ウィンドウ自動配置設定のための手段であるポップアップメニューまたはプルダウンメニューなどを画面に表示して、表示再配置の基準となる基準ウィンドウの登録を受付け、
    グループウィンドウ追加のための追加操作ボタンによる指示操作により、ウィンドウ追加メニューを画面に表示し、
    前記追加メニュー内で、グループに追加するアプリケーションプログラムの登録と、当該アプリケーションプログラムの作業ウィンドウ表示の前記基準ウィンドウに対する基準ウィンドウのいずれの辺に密接するかを規定する相対位置と相対座標、前後順優先度の指示入力を受付け、
    グループ化されたウィンドウ群を、連動して最小化させるか否かの選択か、または連動して終了させるか否かの選択かの少なくとも1つの選択を受付け、
    上記のそれぞれの設定内容の確定・記憶を受付け、
    前記ウィンドウ群制御手段が、
    前記ウィンドウ自動配置設定のための手段により確定・記憶された相対座標に従って表示された前記グループ群の任意のウィンドウの表示位置が変更された場合には、前記グループ群の残りのウィンドウの表示位置を変更して、前記指定された相対座標を維持するように再表示をすることを特徴とする請求項2に記載のウィンドウ制御プログラム。
  16. ウィンドウ自動配置設定のための手段であるポップアップメニューまたはプルダウンメニューなどを画面に表示する処理と、
    表示再配置の基準となる基準ウィンドウの登録を受付ける処理と、
    グループウィンドウ追加のための追加操作ボタンによる指示操作により、ウィンドウ追加メニューを画面に表示する処理と、
    前記追加メニュー内で、グループに追加するアプリケーションプログラムの登録と、当該アプリケーションプログラムの作業ウィンドウ表示の際の、前記基準ウィンドウに対する相対座標の指示入力を受付ける処理と、
    グループ化されたウィンドウ群を、連動して最小化させるか否かの選択か、または連動して終了させるか否かの選択かの少なくとも1つの選択を受付ける処理と、
    上記のそれぞれの設定内容の確定・記憶を受付ける処理と、
    を行うことを特徴とするウィンドウ制御方法。
  17. 請求項16に記載の方法を、コンピュータまたはコンピュータ機能を有するシステム内で実行するためのウィンドウ制御プログラム。
  18. 請求項2〜15のいずれか1項に記載のマルチウィンドウ制御プログラムの機能が組み込まれていることを特徴とするマルチウィンドウ機能を備えたオペレーティングシステム。
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