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JP2009169365A - 電気泳動表示装置及びその駆動方法並びに電子機器 - Google Patents

電気泳動表示装置及びその駆動方法並びに電子機器 Download PDF

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JP2009169365A JP2008010508A JP2008010508A JP2009169365A JP 2009169365 A JP2009169365 A JP 2009169365A JP 2008010508 A JP2008010508 A JP 2008010508A JP 2008010508 A JP2008010508 A JP 2008010508A JP 2009169365 A JP2009169365 A JP 2009169365A
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electrode
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JP2008010508A
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Hiroshi Maeda
浩 前田
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】電気泳動表示装置において、電極間のリーク電流を低減する。
【解決手段】電気泳動表示装置は、一対の第1及び第2基板(28、29)と、第1及び第2基板間に挟持されており、電気泳動粒子(82、83)を含む電気泳動素子(80)と、第1基板上に設けられた複数の画素電極(21)と、第2基板上に複数の画素電極に対向するように設けられた共通電極(22)と、画素電極に、第1電位(VH)及び該第1電位より低い第2電位(VL)のいずれか一方の電位を、画像書込み期間において、画像信号に応じて選択して供給する画素電極電位供給手段(25、91、92、210)と、共通電極に、共通電位(Vcom)を、画像書込み期間のうち少なくとも第1期間(ST2)において、第1電位と第2電位との中間の電位(VI)を有するように供給する共通電位供給手段(93、220)とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、電気泳動表示装置及びその駆動方法並びに電子機器に係る技術分野に関する。
この種の電気泳動表示装置は、電気泳動粒子を含む電気泳動素子を挟んで対向する画素電極及び共通電極間に電位差を与えて、電気泳動粒子を移動させることで画像を表示する(例えば特許文献1参照)。尚、共通電極は、対向電極と呼ばれることもある。電気泳動素子は、例えば、複数の電気泳動粒子を夫々含む複数のマイクロカプセルから構成され、画素電極及び共通電極間に例えば樹脂からなるバインダーや接着剤によって固定されている。電気泳動粒子を画素電極及び共通電極間で確実に移動させるために、画素電極及び共通電極間には、例えば10V以上の電位差が、連続的或いは断続的に与えられる場合が多い。
特開2003−84314号公報
しかしながら、画素電極及び共通電極間に例えば10V以上の電位差が、連続的或いは断続的に与えられた場合、マイクロカプセルの表面やバインダー等を介して、画素電極間、及び画素電極と共通電極との間にリーク電流が発生してしまうおそれがあるという技術的問題点がある。中でも、画素電極間のリーク電流の方が発生度合いが大きかった。
このため、電気泳動表示装置における消費電力が増大してしまうおそれがある。また、リーク電流によって画素電極にイオンマイグレーションなどによる電気化学的な腐食が発生してしまうおそれもある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、電極間に発生し得るリーク電流を低減することが可能な電気泳動表示装置及びその駆動方法並びに該電気泳動表示装置を備えた電子機器を提供することを課題とする。
本発明の電気泳動表示装置は上記課題を解決するために、一対の第1及び第2基板と、該第1及び第2基板間に挟持されており、電気泳動粒子を含む電気泳動素子と、前記第1基板上に設けられた複数の画素電極と、前記第2基板上に前記複数の画素電極に対向するように設けられた共通電極と、前記画素電極に、第1電位及び該第1電位より低い第2電位のいずれか一方の電位を、画像書込み期間において、画像信号に応じて選択して供給する画素電極電位供給手段と、前記共通電極に、共通電位を、前記画像書込み期間のうち少なくとも第1期間において、前記第1電位と前記第2電位との中間の電位を有するように供給する共通電位供給手段とを備える。
本発明の電気泳動表示装置によれば、その動作時には、第1基板に画素毎に設けられた画素電極と第2基板に複数の画素に共通して設けられた共通電極との間に挟持された電気泳動素子に、画像信号に応じた電圧(即ち、電位差)が印加されることによって、複数の画素からなる表示部に画像が表示される。より具体的には、例えばマイクロカプセルである電気泳動素子の内部には、電気泳動粒子として、例えば、負に帯電された複数の白色粒子と正に帯電された複数の黒色粒子とが含まれている。画素電極及び共通電極間に印加される電圧に応じて、負に帯電された複数の白色粒子及び正に帯電された複数の黒色粒子のうち一方が画素電極側に移動(即ち、泳動)し、他方が共通電極側に移動することにより、共通電極が設けられた第2基板側に画像が表示される。尚、電気泳動素子は、第1及び第2基板間に例えば樹脂からなるバインダーや接着剤によって固定される。
本発明では、表示部に画像を書き込む(或いは表示部に既に表示されている画像を書き換える)ための画像書込み期間において、画素電極には、第1電位及び該第1電位より低い第2電位のいずれか一方の電位が、画素電極電位供給手段によって画像信号に応じて選択されて(即ち、選択的に)供給され、一方、共通電極には、共通電位供給手段によって共通電位が供給される。よって、第1電位と共通電位との電位差又は第2電位と共通電位との電位差が、画像信号に応じて、画素電極及び共通電極間に挟持された電気泳動素子に印加される。
第1及び第2電位は、当該第1電位と第2電位との電位差が当該電気泳動表示装置を駆動するために必要とされる最大の電位差となるように設定される。この最大の電位差は、例えば、電気泳動粒子を移動させ始めるために必要とされる電位差として決定される。
ここで、この種の電気泳動表示装置では、一般的に、画像書込み期間において、画素電極及び共通電極間に、上述した最大の電位差を連続的或いは断続的に印加し、電気泳動粒子を移動させることにより、画像を表示する。このように仮に、画素電極及び共通電極間に、上述した最大の電位差が、連続的或いは断続的に印加された場合には、画素電極及び共通電極間に、電気泳動素子やバインダー等を介して、リーク電流が発生してしまうおそれがある。
しかるに本発明では特に、共通電位供給手段は、共通電極に、共通電位を、画像書込み期間のうち少なくとも第1期間において、第1電位と第2電位との中間の電位を有するように供給する。ここで、「中間の電位」とは、第1電位より低く且つ第2電位よりも高い電位を意味し、第1及び第2電位の間にある大きさを有する電位という意味である。即ち、中間値に限定される趣旨ではない。「第1期間」は、画像書込み期間のうち、例えば、画素電極及び共通電極間に上述した最大の電位差を印加することにより電気泳動粒子を移動させ始める期間(言い換えれば、例えばマイクロカプセルである電気泳動素子の被膜に固着した電気泳動粒子を引き剥がすために、画素電極及び共通電極間に上述した最大の電位差を印加する期間)の後に続く、電気泳動粒子を移動させる(即ち、泳動させる)ための期間として設定される。
よって、第1期間において、上述した最大の電位差よりも小さい、第1電位と前記中間の電位との電位差又は第2電位と前記中間の電位との電位差によって、電気泳動粒子を移動させることができる。ここで、電気泳動粒子が移動し始めた後に電気泳動粒子を移動させるために必要な電位差(言い換えれば、例えばマイクロカプセルである電気泳動素子の被膜に固着されていない状態の電気泳動粒子を移動させるために必要な電位差)は、電気泳動粒子を移動させ始めるのに必要な電位差に比べて小さいので、第1電位と前記中間の電位との電位差又は第2電位と前記中間の電位との電位差によって、電気泳動粒子を確実に移動させることができる。尚、第1期間の長さは、第1電位と前記中間の電位との電位差又は第2電位と前記中間の電位との電位差によって、電気泳動粒子が画素電極側から共通電極側まで(或いは共通電極側から画素電極側まで)移動するのに必要な長さに適宜設定すればよい。
このように、本発明では特に、画像書込み期間のうち少なくとも第1期間において、画素電極及び共通電極間には、第1電位と第2電位との電位差(言い換えれば、上述した最大の電位差)よりも小さい電位差が印加される。即ち、第1期間においては、画素電極に第1電位又は第2電位が供給されると共に、共通電極に第1電位と第2電位との中間の電位を有する共通電位が供給されることで、画素電極及び共通電極間に、第1電位と前記中間の電位との電位差又は第2電位と前記中間の電位との電位差が印加される。
従って、画素電極及び共通電極間に、電気泳動素子やバインダー等を介して、リーク電流が発生してしまうことを抑制或いは防止できる。これにより、当該電気泳動表示装置における消費電力の増大を抑制或いは防止できる。更に、リーク電流によって画素電極に生じ得るイオンマイグレーションなどによる電気化学的な腐食を殆ど或いは完全になくすことができる。
以上説明したように、本発明の電気泳動表示装置によれば、画像書込み期間のうち少なくとも第1期間において、共通電極に、共通電位を、画素電極に画像信号に応じて選択的に供給される第1及び第2電位の中間の電位を有するように供給するので、画素電極及び共通電極間にリーク電流が発生してしまうことを抑制或いは防止できる。
本発明の電気泳動表示装置の一態様では、前記共通電位供給手段は、前記共通電位を、前記画像書込み期間のうち前記第1期間に先立つ第2期間において、前記第1電位と同一の電位と、前記第2電位と同一の電位とを所定の周期で繰り返すように供給する。
この態様によれば、画像書込み期間のうち第2期間において、画素電極及び共通電極間には、第1電位と第2電位との電位差が、所定の周期で繰り返して印加される。言い換えれば、第2期間は、画素電極及び共通電極間に第1電位と第2電位との電位差が印加される期間と、画素電極及び共通電極間に電位差が印加されない期間とが繰り返されることにより構成される。ここで、本明細書では、共通電位供給手段によって、共通電極に、共通電位を、第1電位と同一の電位と、第2電位と同一の電位とを繰り返すように供給することを「コモン振り駆動」と適宜称する。即ち、この態様によれば、画像書込み期間のうち第1期間に先立つ第2期間では、コモン振り駆動を行う。よって、第2期間において、画素電極及び共通電極間に第1電位と第2電位との電位差を印加することができ、電気泳動粒子を確実に移動させ始める(言い換えれば、例えばマイクロカプセルである電気泳動素子の被膜に固着した電気泳動粒子を引き剥がす)ことができる。従って、第2期間の後に続く第1期間において、第1電位と前記中間の電位との電位差又は第2電位と前記中間の電位との電位差が印加されることで、電気泳動粒子を確実に移動させることができる。尚、第2期間が第1期間よりも短い期間として設定されることで、画素電極及び共通電極間にリーク電流が発生してしまうことを確実に抑制或いは防止できる。
本発明の電気泳動表示装置の他の態様では、前記共通電位供給手段は、前記共通電位を、前記画像書込み期間のうち前記第1期間の後に続く第3期間において、前記第1電位と同一の電位と、前記第2電位と同一の電位とを所定の周期で繰り返すように供給する。
この態様によれば、画像書込み期間のうち第1期間の後に続く第3期間では、コモン振り駆動を行う。よって、第3期間において、画素電極及び共通電極間に第1電位と第2電位との電位差を印加することができ、電気泳動粒子を例えばマイクロカプセルである電気泳動素子の被膜に固着させることができる。従って、画素電極及び共通電極間に電圧が印加されない状態において表示部に表示された画像を保持する時間を長くすることが可能となる。
本発明の電気泳動表示装置の他の態様では、前記画素電極電位供給手段は、前記共通電極に前記共通電位として前記第1電位と同一の電位が供給される期間において、前記複数の画素電極のうち前記一方の電位として前記第2電位を供給すべき画素電極に対して前記第2電位を供給すると共に、前記複数の画素電極のうち前記一方の電位として前記第1電位を供給すべき画素電極を電気的に切断されたハイインピーダンス状態とし、前記共通電極に前記共通電位として前記第2電位と同一の電位が供給される期間において、前記複数の画素電極のうち前記一方の電位として前記第1電位を供給すべき画素電極に対して前記第1電位を供給すると共に、前記複数の画素電極のうち前記一方の電位として前記第2電位を供給すべき画素電極を電気的に切断されたハイインピーダンス状態とする。
この態様によれば、複数の画素電極のうち第1電位を供給すべき画素電極に第1電位が供給される際には、複数の画素電極のうち第2電位を供給すべき画素電極はハイインピーダンス状態(即ち、電気的に切断された状態)とされ、複数の画素電極のうち第2電位を供給すべき画素電極に第2電位が供給される際には、複数の画素電極のうち第1電位を供給すべき画素電極はハイインピーダンス状態とされる。即ち、画素電極電位供給手段は、複数の画素電極のうち第1及び第2電位のいずれか一方の電位を供給すべき画素電極に該一方の電位を供給する際には、他方の電位を供給すべき画素電極をハイインピーダンス状態とする。
ここで、仮に、複数の画素電極のうち互いに隣り合う画素電極に第1及び第2電位が夫々供給されることで、第1電位が供給された画素電極と第2電位が供給された画素電極とが互いに隣り合う状態となった場合には、該互いに隣り合う画素電極間に、電気泳動素子やバインダー等を介して、リーク電流が発生してしまうおそれがある。
しかるに、この態様では、上述したように、画素電極電位供給手段は、複数の画素電極のうち第1及び第2電位のいずれか一方の電位を供給すべき画素電極に該一方の電位を供給する際には、他方の電位を供給すべき画素電極をハイインピーダンス状態とするので、第1電位が供給された画素電極と第2電位が供給された画素電極とが互いに隣り合う状態となることを無くすことができる。よって、互いに隣り合う画素電極間にリーク電流が発生してしまうことを抑制或いは防止できる。
本発明に係る電気泳動表示装置の駆動方法は、一対の第1及び第2基板と、該第1及び第2基板間に挟持されており、電気泳動粒子を含む電気泳動素子と、前記第1基板上に設けられた複数の画素電極と、前記第2基板上に前記複数の画素電極に対向するように設けられた共通電極とを備えた電気泳動表示装置を駆動する電気泳動表示装置の駆動方法であって、前記画素電極に、第1電位及び該第1電位よりも低い第2電位のいずれか一方の電位を、予め定められた画像書込み期間において、画像信号に応じて選択的に供給する工程と、前記共通電極に、共通電位を、前記画像書込み期間のうち少なくとも所定の第1期間において、前記第1電位と前記第2電位との中間の電位を有するように供給する工程とを含む。
本発明に係る電気泳動表示装置の駆動方法によれば、上述した本発明の電気泳動表示装置と同様に、画素電極及び共通電極間に、電気泳動素子やバインダー等を介して、リーク電流が発生してしまうことを抑制或いは防止できる。これにより、電気泳動表示装置における消費電力の増大を抑制或いは防止できる。更に、リーク電流によって画素電極に生じ得るイオンマイグレーションなどによる電気化学的な腐食を殆ど或いは完全になくすことができる。
尚、本発明に係る電気泳動表示装置の駆動方法においても、上述した本発明の電気泳動表示装置における各種態様と同様の各種態様を採ることが可能である。
本発明の電子機器は上記課題を解決するために、上述した本発明の電気泳動表示装置(但し、その各種態様も含む)を備える。
本発明の電子機器によれば、上述した本発明の電気泳動表示装置を具備してなるので、消費電力が小さく、高品質な画像表示を行うことが可能な、例えば、腕時計、電子ペーパー、電子ノート、携帯電話、携帯用オーディオ機器などの各種電子機器を実現できる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下では、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る電気泳動表示装置について、図1から図9を参照して説明する。
先ず、本実施形態に係る電気泳動表示装置の全体構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る電気泳動表示装置の全体構成を示すブロック図である。
図1において、本実施形態に係る電気泳動表示装置1は、表示部3と、コントローラ10と、走査線駆動回路60と、データ線駆動回路70と、電源回路210と、共通電位供給回路220とを備えている。
表示部3には、m行×n列分の画素20がマトリクス状(二次元平面的)に配列されている。また、表示部3には、m本の走査線40(即ち、走査線Y1、Y2、…、Ym)と、n本のデータ線50(即ち、データ線X1、X2、…、Xn)とが互いに交差するように設けられている。具体的には、m本の走査線40は、行方向(即ち、X方向)に延在し、n本のデータ線50は、列方向(即ち、Y方向)に延在している。m本の走査線40とn本のデータ線50との交差に対応して画素20が配置されている。
コントローラ10は、走査線駆動回路60、データ線駆動回路70、電源回路210及び共通電位供給回路220の動作を制御する。コントローラ10は、例えば、クロック信号、スタートパルス等のタイミング信号を各回路に供給する。
走査線駆動回路60は、コントローラ10から供給されるタイミング信号に基づいて、走査線Y1、Y2、…、Ymの各々に走査信号をパルス的に順次供給する。
データ線駆動回路70は、コントローラ10から供給されるタイミング信号に基づいて、データ線X1、X2、…、Xnに画像信号を供給する。画像信号は、高電位レベル(以下「ハイレベル」という。例えば5V)又は低電位レベル(以下「ローレベル」という。例えば0V)の2値的なレベルをとる。尚、本実施形態では、黒色が表示されるべき画素20に対してローレベルの画像信号が供給され、白色が表示されるべき画素20に対してハイレベルの画像信号が供給される。
電源回路210は、高電位電源線91に高電位VH(例えば15V)で一定の高電位電源電位Vddを供給すると共に、低電位電源線92に低電位VL(例えば0V)で一定の低電位電源電位Vssを供給する。尚、電源回路210は、後述する第1の制御線91、第2の制御線92及びメモリ回路25と共に、本発明に係る「画素電極電位供給手段」の一例を構成する。
共通電位供給回路220は、共通電位線93に共通電位Vcomを供給する。尚、共通電位供給手段は、後述する共通電位線93と共に、本発明に係る「共通電位供給手段」の一例を構成する。
尚、コントローラ10、走査線駆動回路60、データ線駆動回路70、電源回路210及び共通電位供給回路220には、各種の信号が入出力されるが、本実施形態と特に関係のないものについては説明を省略する。
図2は、画素の電気的な構成を示す等価回路図である。
図2において、画素20は、画素スイッチング用トランジスタ24と、メモリ回路25と、画素電極21と、共通電極22と、電気泳動素子23とを備えている。
画素スイッチング用トランジスタ24は、N型トランジスタで構成されている。画素スイッチング用トランジスタ24は、そのゲートが走査線40に電気的に接続されており、そのソースがデータ線50に電気的に接続されており、そのドレインがメモリ回路25の入力端子N1に電気的に接続されている。画素スイッチング用トランジスタ24は、データ線駆動回路70(図1参照)からデータ線50を介して供給される画像信号を、走査線駆動回路60(図1参照)から走査線40を介してパルス的に供給される走査信号に応じたタイミングで、メモリ回路25の入力端子N1に出力する。
メモリ回路25は、インバータ回路25a及び25bを有しており、SRAM(Static Random Access Memory)として構成されている。
インバータ回路25a及び25bは、互いの入力端子に他方の出力端子が電気的に接続されたループ構造を有している。即ち、インバータ回路25aの入力端子とインバータ回路25bの出力端子とが互いに電気的に接続され、インバータ回路25bの入力端子とインバータ回路25aの出力端子とが互いに電気的に接続されている。インバータ回路25aの入力端子が、メモリ回路25の入力端子N1として構成されており、インバータ回路25aの出力端子が、メモリ回路25の出力端子N2として構成されている。
インバータ回路25aは、N型トランジスタ25a1及びP型トランジスタ25a2を有している。N型トランジスタ25a1及びP型トランジスタ25a2のゲートは、メモリ回路25の入力端子N1に電気的に接続されている。N型トランジスタ25a1のソースは、低電位電源電位Vssが供給される低電位電源線92に電気的に接続されている。P型トランジスタ25a2のソースは、高電位電源電位Vddが供給される高電位電源線91に電気的に接続されている。N型トランジスタ25a1及びP型トランジスタ25a2のドレインは、メモリ回路25の出力端子N2に電気的に接続されている。
インバータ回路25bは、N型トランジスタ25b1及びP型トランジスタ25b2を有している。N型トランジスタ25b1及びP型トランジスタ25b2のゲートは、メモリ回路25の出力端子N2に電気的に接続されている。N型トランジスタ25b1のソースは、低電位電源電位Vssが供給される低電位電源線92に電気的に接続されている。P型トランジスタ25b2のソースは、高電位電源電位Vddが供給される高電位電源線91に電気的に接続されている。N型トランジスタ25b1及びP型トランジスタ25b2のドレインは、メモリ回路25の入力端子N1に電気的に接続されている。
メモリ回路25は、その入力端子N1にハイレベルの画像信号が入力されると、その出力端子N2から低電位電源電位Vssを出力し、その入力端子N1にローレベルの画像信号が入力されると、その出力端子N2から高電位電源電位Vddを出力する。
画素電極21は、メモリ回路25の出力端子N2に電気的に接続されている。画素電極21には、メモリ回路25に入力された画像信号に応じて、高電位電源電位Vdd又は低電位電源電位Vssがメモリ回路25から供給される。例えば、メモリ回路25にハイレベルの画像信号が入力された場合には、画素電極21は、メモリ回路25から低電位VLで一定の低電位電源電位Vssが供給されることにより低電位VLとされ、一方、メモリ回路25にローレベルの画像信号が入力された場合には、画素電極21は、メモリ回路25から高電位VHで一定の高電位電源電位Vddが供給されることにより高電位VHとされる。画素電極21は、電気泳動素子23を介して共通電極22と互いに対向するように配置されている。
共通電極22は、共通電位Vcomが供給される共通電位線93に電気的に接続されている。
電気泳動素子23は、電気泳動粒子をそれぞれ含んでなる複数のマイクロカプセルから構成されている。
次に、本実施形態に係る電気泳動表示装置の表示部の具体的な構成について、図3から図5を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る電気泳動表示装置の表示部の部分断面図である。
図3において、表示部3は、素子基板28と対向基板29との間に電気泳動素子23が挟持される構成となっている。尚、本実施形態では、対向基板29側に画像を表示することを前提として説明する。素子基板28は、本発明に係る「第1基板」の一例であり、対向基板29は、本発明に係る「第2基板」の一例である。
素子基板28は、例えばガラスやプラスチック等からなる基板である。素子基板28上には、ここでは図示を省略するが、図2を参照して上述した画素スイッチング用トランジスタ24、メモリ回路25、走査線40、データ線50、高電位電源線91、低電位電源線92、共通電位線93等が作り込まれた積層構造が形成されている。この積層構造の上層側に複数の画素電極21がマトリクス状に設けられている。
対向基板29は、例えばガラスやプラスチック等からなる透明な基板である。対向基板29における素子基板28との対向面上には、共通電極22が複数の画素電極9aと対向してベタ状に形成されている。共通電極22は、例えばマグネシウム銀(MgAg)、インジウム・スズ酸化物(ITO)、インジウム・亜鉛酸化物(IZO)等の透明導電材料から形成されている。
電気泳動素子23は、電気泳動粒子をそれぞれ含んでなる複数のマイクロカプセル80から構成されており、例えば樹脂等からなるバインダー30及び接着層31によって素子基板28及び対向基板29間で固定されている。尚、本実施形態に係る電気泳動表示装置1は、製造プロセスにおいて、電気泳動素子23が予め対向基板29側にバインダー30によって固定されてなる電気泳動シートが、別途製造された、画素電極21等が形成された素子基板28側に接着層31によって接着される。
マイクロカプセル80は、画素電極21及び共通電極22間に挟持され、1つの画素20内に(言い換えれば、1つの画素電極21に対して)1つ又は複数配置されている。
図4は、マイクロカプセルの構成を示す模式図である。尚、図4では、マイクロカプセルの断面を模式的に示している。
図4において、マイクロカプセル80は、被膜85の内部に分散媒81と、複数の白色粒子82と、複数の黒色粒子83とが封入されてなる。マイクロカプセル80は、例えば、50um程度の粒径を有する球状に形成されている。尚、白色粒子82及び黒色粒子83は、本発明に係る「電気泳動粒子」の一例である。
被膜85は、マイクロカプセル80の外殻として機能し、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル等のアクリル樹脂、ユリア樹脂、アラビアゴム等の透光性を有する高分子樹脂から形成されている。
分散媒81は、白色粒子82及び黒色粒子83をマイクロカプセル80内(言い換えれば、被膜85内)に分散させる媒質である。分散媒81としては、水や、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、オクタノール、メチルセルソルブ等のアルコール系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル等の各種エステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、ペンタン、ヘキサン、オクタン等の脂肪族炭化水素、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環式炭化水素、ベンゼン、トルエンや、キシレン、ヘキシルベンゼン、へブチルベンゼン、オクチルベンゼン、ノニルベンゼン、デシルベンゼン、ウンデシルベンゼン、ドデシルベンゼン、トリデシルベンゼン、テトラデシルベンゼン等の長鎖アルキル基を有するベンゼン類等の芳香族炭化水素、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1、2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素、カルボン酸塩やその他の油類を単独で又は混合して用いることができる。また、分散媒81には、界面活性剤が配合されてもよい。
白色粒子82は、例えば、二酸化チタン、亜鉛華(酸化亜鉛)、三酸化アンチモン等の白色顔料からなる粒子(高分子或いはコロイド)であり、例えば負に帯電されている。
黒色粒子83は、例えば、アニリンブラック、カーボンブラック等の黒色顔料からなる粒子(高分子或いはコロイド)であり、例えば正に帯電されている。
このため、白色粒子82及び黒色粒子83は、画素電極21と共通電極22との間の電位差によって発生する電場によって、分散媒81中を移動することができる。
これらの顔料には、必要に応じ、電解質、界面活性剤、金属石鹸、樹脂、ゴム、油、ワニス、コンパウンド等の粒子からなる荷電制御剤、チタン系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤、シラン系カップリング剤等の分散剤、潤滑剤、安定化剤等を添加することができる。
図5は、マイクロカプセル40の基本的な動作を説明するための模式図である。
図5(a)に示すように、画素電極21と共通電極22との間に、相対的に共通電極22の電位が高くなるように電圧が印加された場合には、正に帯電された黒色粒子83はクーロン力によってマイクロカプセル80内で画素電極21側に引き寄せられると共に、負に帯電された白色粒子82はクーロン力によってマイクロカプセル80内で共通電極22側に引き寄せられる。この結果、マイクロカプセル80内の表示面側(即ち、共通電極22側)には白色粒子82が集まることになり、表示部3の表示面にはこの白色粒子82の色(即ち、白色)が表示されることとなる。
逆に、図5(b)に示すように、画素電極21と共通電極22との間に、相対的に画素電極21の電位が高くなるように電圧が印加された場合には、負に帯電された白色粒子82がクーロン力によって画素電極21側に引き寄せられると共に、正に帯電された黒色粒子83はクーロン力によって共通電極22側に引き寄せられる。この結果、マイクロカプセル80の表示面側には黒色粒子83が集まることになり、表示部3の表示面にはこの黒色粒子83の色(即ち、黒色)が表示されることとなる。
尚、白色粒子82、黒色粒子83に用いる顔料を、例えば赤色、緑色、青色等の顔料に代えることによって、赤色、緑色、青色等を表示することができる。
次に、本実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法について、図6から図9を参照して説明する。尚、以下では、表示部3に配列された複数の画素電極21のうち、黒色が表示されるべき画素20の画素電極21を画素電極21Bとし、白色が表示されるべき画素20の画素電極21を画素電極21Wとして説明する。
図6は、本実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。図6には、画像書込み期間における、共通電位Vcom(即ち、共通電極22の電位)、画素電極21Bの電位、及び画素電極21Wの電位の各々の経時的変化を示している。
図6に示すように、先ず、画像書込み期間のうち期間ST1において、共通電位供給回路220(図1参照)は、共通電位線93を介して共通電極22に、共通電位Vcomを、低電位VL(例えば0V)と高電位VH(例えば15V)とを所定周期で繰り返すように供給する。即ち、画像書込み期間のうち期間ST1において、コモン振り駆動が行われる。
また、期間ST1において、黒色が表示されるべき画素20(即ち、ローレベルの画像信号が供給される画素20)の画素電極21Bは、メモリ回路25(図2参照)からローレベルの画像信号に応じて高電位電源電位Vddが供給されることにより高電位VHで一定とされ、白色が表示されるべき画素20(即ち、ハイレベルの画像信号が供給される画素20)の画素電極21Wは、メモリ回路25(図2参照)からハイレベルの画像信号に応じて低電位電源電位Vssが供給されることにより低電位VLで一定とされる。
図7は、期間ST1における電気泳動粒子の運動状態を示す模式図である。尚、図7(a)は、期間ST1のうち共通電位Vcomが高電位VHとされる期間における電気泳動粒子の運動状態を示し、図7(b)は、期間ST1のうち共通電位Vcomが低電位VLとされる期間における電気泳動粒子の運動状態を示している。図7(a)及び図7(b)では、黒色が表示されるべき画素と白色が表示されるべき画素とを対比して夫々示している。また、図7(a)では、期間ST1の直前まで黒色が表示されていた2つの画素を示しており、図7(b)では、期間ST1の直前まで白色が表示されていた2つの画素を示している。
図7(a)に示すように、期間ST1のうち共通電位Vcomが高電位VHとされる期間において、画素電極21Bと共通電極22との間には、(画素電極21B及び共通電極22のいずれもが高電位VHとされているので、)電圧が印加されず、他方、画素電極21Wと共通電極22との間には、低電位VLとされた画素電極21Wと高電位VHとされた共通電極22との電位差(即ち電圧)が印加される。このため、画素電極21Bと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の黒色粒子83及び白色粒子82は、移動しない。一方、画素電極21Wと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の黒色粒子83は、共通電極22側から画素電極21W側へ移動し始め、画素電極21Wと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の白色粒子82は、画素電極21W側から共通電極22側へ移動し始める。より具体的には、期間ST1の直前(即ち、画像書込み期間の直前)に他の画像(図7(a)では黒色画像としてある)を表示するために、マイクロカプセル80の被膜85における共通電極22側に固着された状態であった黒色粒子83が、画素電極21Wと共通電極22との間に電位差に起因するクーロン力によって、引き剥がされ、マイクロカプセル80の被膜85における画素電極21W側に固着された状態であった白色粒子82が、画素電極21Wと共通電極22との間に電位差に起因するクーロン力によって、引き剥がされる。
尚、期間ST1の直前まで白色画像が表示されていた場合には、期間ST1のうち共通電位Vcomが高電位VHとされる期間において、マイクロカプセル80の被膜85における共通電極22側に固着された状態であった白色粒子82は、画素電極21W側から共通電極22側へ向かうクーロン力によってマイクロカプセル80の被膜85に押し付けられることで、より一層強く、被膜85に固着される。
一方、図7(b)に示すように、期間ST1のうち共通電位Vcomが低電位VLとされる期間において、画素電極21Bと共通電極22との間には、高電位VHとされた画素電極21Bと低電位VLとされた共通電極22との電位差が印加され、他方、画素電極21Wと共通電極22との間には、(画素電極21W及び共通電極22のいずれもが低電位VLとされているので、)電圧が印加されない。このため、画素電極21Bと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の黒色粒子83は、画素電極21B側から共通電極22側へ移動し始め、画素電極21Wと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の白色粒子82は、共通電極22側から画素電極21W側へ移動し始める。より具体的には、期間ST1の直前(即ち、画像書込み期間の直前)に他の画像(図7(b)では白色画像としてある)を表示するために、マイクロカプセル80の被膜85における共通電極22側に固着された状態であった白色粒子82が、画素電極21Bと共通電極22との間に電位差に起因するクーロン力によって、引き剥がされ、マイクロカプセル80の被膜85における画素電極21B側に固着された状態であった黒色粒子83が、画素電極21Bと共通電極22との間に電位差に起因するクーロン力によって、引き剥がされる。一方、画素電極21Wと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の黒色粒子83及び白色粒子82は、移動しない。
尚、期間ST1の直前まで黒色画像が表示されていた場合には、期間ST1のうち共通電位Vcomが低電位VLとされる期間において、マイクロカプセル80の被膜85における共通電極22側に固着された状態であった黒色粒子83は、画素電極21B側から共通電極22側へ向かうクーロン力によってマイクロカプセル80の被膜85に押し付けられることで、より一層強く、被膜85に固着される。
尚、期間ST1において共通電位Vcomが低電位VLと高電位VHとを繰り返す所定周期は、例えば、数msから数十msの期間として設定されており、期間ST1は、所定周期の10倍程度の長さの期間として設定されている。
図6に示すように、画像書込み期間のうち期間ST1の後に続く期間ST2において、共通電位供給回路220(図1参照)は、共通電位線93を介して共通電極22に、共通電位Vcomを、低電位VL(例えば0V)と高電位VH(例えば15V)との中間の中間電位VI(例えば7.5V)を有するように供給する。また、期間ST2において、画素電極21Bは、上述した期間ST1と同様に、高電位VHで一定とされ、画素電極21Wは、上述した期間ST1と同様に、低電位VLで一定とされる。
図8は、期間ST2における電気泳動粒子の運動状態を示す模式図である。尚、図8では、黒色が表示されるべき画素と白色が表示されるべき画素とを対比して夫々示している。より具体的には、図8では、黒色が表示されるべき画素を、図7(b)における画素電極21Bが含まれる画素に対応して示し、白色が表示されるべき画素を、図7(a)における画素電極21Wが含まれる画素に対応して示している。
図8に示すように、期間ST2において、画素電極21Bと共通電極22との間には、高電位VHとされた画素電極21Bと中間電位VIとされた共通電極22との電位差が印加され、画素電極21Wと共通電極22との間には、低電位VLとされた画素電極21Wと中間電位VIとされた共通電極22との電位差が印加される。このため、画素電極21Bと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の白色粒子82は、共通電極22側から画素電極21B側へ移動し、画素電極21Bと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の黒色粒子83は、画素電極21B側から共通電極22側へ移動する。一方、画素電極21Wと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の黒色粒子83は、共通電極22側から画素電極21W側へ移動し、画素電極21Wと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の白色粒子82は、画素電極21W側から共通電極22側へ移動する。
尚、期間ST2は、例えば、数十msから数sの期間として設定されている。期間ST2の長さは、高電位VHと中間電位VIとの電位差又は低電位VLと中間電位VIとの電位差によって、白色粒子82及び黒色粒子83が画素電極21側から共通電極22側まで(或いは共通電極22側から画素電極21側まで)移動するのに必要な長さに適宜設定すればよい。
このように、本実施形態では特に、画像書込み期間のうち期間ST2において、画素電極21及び共通電極22間には、高電位VH(例えば15V)と低電位VL(例えば0V)との電位差(15V)よりも小さい、高電位VH(例えば15V)と中間電位VI(例えば7.5V)との電位差(7.5V)或いは低電位VL(例えば0V)と中間電位VI(例えば7.5V)との電位差(7.5V)が印加される。
よって、期間ST2において、期間ST1に比べて低い電位差(即ち、低電界)で駆動することができるため、画素電極21間、及び画素電極21と共通電極22との間に、マイクロカプセル80の被膜85やバインダー30、接着層31等を介して、リーク電流が発生してしまうことを抑制できる。これにより、本実施形態に係る電気泳動表示装置1における消費電力の増大を抑制できる。更に、リーク電流によって画素電極21に生じ得るイオンマイグレーションなどによる電気化学的な腐食を殆どなくすことができる。
加えて、本実施形態に係る電気泳動表示装置1は、上述したように、期間ST2に先立つ期間ST1において、共通電位Vcomを、低電位VL(例えば0V)と高電位VH(例えば15V)とを所定周期で繰り返すように供給するコモン振り駆動を行うので、白色粒子82及び黒色粒子83を確実に移動させ始める(言い換えれば、マイクロカプセル80の被膜85に固着した白色粒子82及び黒色粒子83を引き剥がす)ことができる。よって、期間ST1に続く期間ST2において、高電位VHと低電位VLとの電位差よりも小さい、高電位VHと中間電位VIとの電位差或いは低電位VLと中間電位VIとの電位差によって、白色粒子82及び黒色粒子83を確実に移動させることができる。
図6に示すように、画像書込み期間のうち期間ST2の後に続く期間ST3において、上述した期間ST1と同様に、共通電位供給回路220(図1参照)は、共通電位線93を介して共通電極22に、共通電位Vcomを、低電位VL(例えば0V)と高電位VH(例えば15V)とを所定周期で繰り返すように供給する。即ち、画像書込み期間のうち期間ST3において、上述した期間ST1と同様に、コモン振り駆動が行われる。また、期間ST3において、画素電極21Bは、上述した期間ST1及びST2と同様に、高電位VHで一定とされ、画素電極21Wは、上述した期間ST1及びST2と同様に、低電位VLで一定とされる。
図9は、期間ST3における電気泳動粒子の運動状態を示す模式図である。尚、図9(a)は、期間ST3のうち共通電位Vcomが高電位VHとされる期間における電気泳動粒子の運動状態を示し、図9(b)は、期間ST3のうち共通電位Vcomが低電位VLとされる期間における電気泳動粒子の運動状態を示している。図9(a)及び図9(b)では、黒色が表示されるべき画素と白色が表示されるべき画素とを対比して夫々示している。
図9(a)に示すように、期間ST3のうち共通電位Vcomが高電位VHとされる期間において、画素電極21Bと共通電極22との間には、(画素電極21B及び共通電極22のいずれもが高電位VHとされているので、)電圧が印加されず、他方、画素電極21Wと共通電極22との間には、低電位VLとされた画素電極21Wと高電位VHとされた共通電極22との電位差(即ち電圧)が印加される。このため、画素電極21Bと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の黒色粒子83及び白色粒子82には、クーロン力が働かない。一方、画素電極21Wと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の黒色粒子83には、共通電極22側から画素電極21W側へ向かうクーロン力が働き、画素電極21Wと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の白色粒子82には、画素電極21W側から共通電極22側へ向かうクーロン力が働く。より具体的には、期間ST3に先立つ期間ST2にマイクロカプセル80の被膜85における画素電極21側付近まで移動された黒色粒子83が、期間ST3において、共通電極22側から画素電極21W側へ向かうクーロン力によってマイクロカプセル80の被膜85に押し付けられることで、被膜85に固着される。また、期間ST3に先立つ期間ST2にマイクロカプセル80の被膜85における共通電極22側付近まで移動された白色粒子82が、期間ST3において、画素電極21W側から共通電極22側へ向かうクーロン力によってマイクロカプセル80の被膜85に押し付けられることで、被膜85に固着される。
一方、図9(b)に示すように、期間ST3のうち共通電位Vcomが低電位VLとされる期間において、画素電極21Bと共通電極22との間には、高電位VHとされた画素電極21Bと低電位VLとされた共通電極22との電位差(即ち電圧)が印加され、他方、画素電極21Wと共通電極22との間には、(画素電極21W及び共通電極22のいずれもが低電位VLとされているので、)電圧が印加されない。このため、画素電極21Bと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の白色粒子82には、共通電極22側から画素電極21B側へ向かうクーロン力が働き、画素電極21Bと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の黒色粒子83は、画素電極21B側から共通電極22側へ向かうクーロン力が働く。より具体的には、期間ST3に先立つ期間ST2にマイクロカプセル80の被膜85における画素電極21B側付近まで移動された白色粒子82が、期間ST3において、共通電極22側から画素電極21B側へ向かうクーロン力によってマイクロカプセル80の被膜85に押し付けられることで、被膜85に固着される。また、期間ST3に先立つ期間ST2にマイクロカプセル80の被膜85における共通電極22側付近まで移動された黒色粒子83が、期間ST3において、画素電極21B側から共通電極22側へ向かうクーロン力によってマイクロカプセル80の被膜85に押し付けられることで、被膜85に固着される。一方、画素電極21Wと共通電極22との間に挟持されたマイクロカプセル80内の黒色粒子83及び白色粒子82には、クーロン力が働かない。
尚、期間ST3において共通電位Vcomが低電位VLと高電位VHとを繰り返す所定周期は、期間ST1における所定周期と同様に、例えば、数msから数十msの期間として設定されており、期間ST3は、所定周期の10倍程度の長さの期間として設定されている。
本実施形態に係る電気泳動表示装置1は、上述したように、期間ST2の後に続く期間ST3において、共通電位Vcomを、低電位VL(例えば0V)と高電位VH(例えば15V)とを所定周期で繰り返すように供給するコモン振り駆動を行うので、画素電極21及び共通電極22間に低電位VLと高電位VHとの電位差を印加することができ、白色粒子82及び黒色粒子83をマイクロカプセル80の被膜85にしっかりと固着させることができる。よって、当該画像書込み期間の後、画素電極21及び共通電極22間に電圧が印加されない状態において表示部3に表示された画像を保持する時間を長くすることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る電気泳動表示装置1によれば、画像書込み期間のうち期間ST2において、共通電極22に、共通電位Vcomを、高電位VH及び低電位VLの中間の中間電位VIを有するように供給するので、画素電極21及び共通電極22間にリーク電流が発生してしまうことを抑制できる。更に、期間ST2に先立つ期間ST1において、共通電位Vcomを、低電位VLと高電位VHとを所定周期で繰り返すように供給するコモン振り駆動を行うので、白色粒子82及び黒色粒子83を確実に移動させ始めることができ、期間ST2において、比較的小さな電位差によって、白色粒子82及び黒色粒子83を確実に移動させることができる。加えて、期間ST2の後に続く期間ST3において、共通電位Vcomを、低電位VLと高電位VHとを所定周期で繰り返すように供給するコモン振り駆動を行うので、白色粒子82及び黒色粒子83をマイクロカプセル80の被膜85に対して強固に固着させることができる。これらの結果、消費電力を小さくしつつ、高品位な画像を表示することが可能となる。
言い換えれば、本実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法によれば、画像書込み期間として、比較的大きな電位差によって白色粒子82及び黒色粒子83を確実に移動させ始める(即ち、マイクロカプセル80の被膜85に固着した白色粒子82及び黒色粒子83を引き剥がす)期間ST1と、比較的小さな電位差によって白色粒子82及び黒色粒子83を確実に移動させる(即ち泳動させる)期間ST2と、比較的大きな電位差によって白色粒子82及び黒色粒子83をマイクロカプセル80の被膜85に対して確実に固着させる期間ST3との3つの期間を含むので、画素電極21及び共通電極22間のリーク電流を抑制して消費電力を小さくしつつ、高品位な画像を表示することが可能となる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る電気泳動表示装置について、図10及び図11を参照して説明する。
図10は、第2実施形態に係る電気泳動表示装置の画素の電気的な構成を示す等価回路図である。尚、図10において、図1及び図2に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図10に示すように、第2実施形態に係る電気泳動表示装置は、画素20にスイッチ回路110を更に備える点、並びに第1の制御線94及び第2の制御線95を備える点で、上述した第1実施形態に係る電気泳動表示装置1と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係る電気泳動表示装置1と概ね同様に構成されている。
図10において、スイッチ回路110は、第1のトランスミッションゲート111及び第2のトランスミッションゲート112を備えている。
第1のトランスミッションゲート111は、P型トランジスタ111p及びN型トランジスタ111nを備えている。P型トランジスタ111p及びN型トランジスタ111nのソースは、第1の制御線94に電気的に接続されている。P型トランジスタ111p及びN型トランジスタ111nのドレインは、画素電極21に電気的に接続されている。P型トランジスタ111pのゲートは、メモリ回路25の入力端子N1に電気的に接続されており、N型トランジスタ111nのゲートは、メモリ回路25の出力端子N2に電気的に接続されている。
第2のトランスミッションゲート112は、P型トランジスタ112p及びN型トランジスタ112nを備えている。P型トランジスタ112p及びN型トランジスタ112nのソースは、第2の制御線95に電気的に接続されている。P型トランジスタ112p及びN型トランジスタ112nのドレインは、画素電極21に電気的に接続されている。P型トランジスタ112pのゲートは、メモリ回路25の出力端子N2に電気的に接続されており、N型トランジスタ112nのゲートは、メモリ回路25の入力端子N1に電気的に接続されている。
スイッチ回路110は、メモリ回路25に入力される画像信号に応じて、第1の制御線94及び第2の制御線95のいずれか一方の制御線を択一的に選択して、その一方の制御線を画素電極21に電気的に接続する。
具体的には、メモリ回路25の入力端子N1にハイレベルの画像信号が入力されると、メモリ回路25からN型トランジスタ111n及びP型トランジスタ112pのゲートに低電位電源電位Vssが出力されると共にP型トランジスタ111p及びN型トランジスタ112nのゲートに高電位電源電位Vddが出力されることにより、第2のトランスミッションゲート112を構成するP型トランジスタ112p及びN型トランジスタ112nのみがオン状態となり、第1のトランスミッションゲート111を構成するP型トランジスタ111p及びN型トランジスタ111nはオフ状態となる。一方、メモリ回路25の入力端子N1にローレベルの画像信号が入力されると、メモリ回路25からN型トランジスタ111n及びP型トランジスタ112pのゲートに高電位電源電位Vddが出力されると共にP型トランジスタ111p及びN型トランジスタ112nのゲートに低電位電源電位Vssが出力されることにより、第1のトランスミッションゲート111を構成するP型トランジスタ111p及びN型トランジスタ111nのみがオン状態となり、第2のトランスミッションゲート112を構成するP型トランジスタ112p及びN型トランジスタ112nはオフ状態となる。つまり、メモリ回路25の入力端子N1にハイレベルの画像信号が入力された場合には、第2のトランスミッションゲート112のみがオン状態となり、一方、メモリ回路25の入力端子N1にローレベルの画像信号が入力された場合には、第1のトランスミッションゲート111のみがオン状態となる。
第1の制御線94及び第2の制御線95は、電源回路90からそれぞれ第1の電位S1及び第2の電位S2が供給可能に構成されている。第1の制御線94は、スイッチ94sを介して電源回路90に電気的に接続されており、第2の制御線95は、スイッチ95sを介して電源回路90に電気的に接続されている。スイッチ94s及びスイッチ95sは、コントローラ10によってオン状態とオフ状態とが切り替えられるように構成されている。スイッチ94sがオン状態とされることで、第1の制御線94と電源回路90とが電気的に接続され、スイッチ94sがオフ状態とされることで、第1の制御線94は電気的に切断されたハイインピーダンス状態とされる。スイッチ95sがオン状態とされることで、第2の制御線95と電源回路90とが電気的に接続され、スイッチ95sがオフ状態とされることで、第2の制御線95は電気的に切断されたハイインピーダンス状態とされる。
複数の画素20の各々の画素電極21は、スイッチ回路110によって画像信号に応じて択一的に選択された制御線94又は95に電気的に接続される。その際、複数の画素20の各々の画素電極21は、スイッチ94s又は95sのオンオフ状態に応じて、電源回路90から第1の電位S1又は第2の電位S2が供給される、或いはハイインピーダンス状態とされる。
より具体的には、ローレベルの画像信号が供給される画素20(言い換えれば、黒色が表示されるべき画素20)については、第1のトランスミッションゲート111のみがオン状態となり、その画素電極21Bは、第1の制御線94に電気的に接続され、スイッチ94sのオンオフ状態に応じて電源回路90から第1の電位S1が供給され又はハイインピーダンス状態とされる。一方、ハイレベルの画像信号が供給される画素20(言い換えれば、白色が表示されるべき画素20)については、第2のトランスミッションゲート112のみがオン状態となり、その画素電極21Wは、第2の制御線95に電気的に接続され、スイッチ95sのオンオフ状態に応じて電源回路90から第2の電位S2が供給され又はハイインピーダンス状態とされる。
尚、本実施形態では、第1の電位S1は、高電位VLで一定の電位として設定され、第2の電位S2は、低電位VLで一定の電位として設定されている。
図11は、本実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。図11には、画像書込み期間における、共通電位Vcom(即ち、共通電極22の電位)、画素電極21Bの電位、及び画素電極21Wの電位の各々の経時的変化を示している。
図11において、第2実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法は、画像書込み期間のうち期間ST1及びST3における駆動方法が、上述した第1実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法と異なり、画像書込み期間ST2における駆動方法が、上述した第1実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法と概ね同様である。ここでは、上述した第1実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法と同様な点については説明を適宜省略し、上述した第1実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法と異なる点について主に説明する。
図11に示すように、先ず、画像書込み期間のうち期間ST1において、共通電位供給回路220(図1参照)は、共通電位線93を介して共通電極22に、共通電位Vcomを、低電位VL(例えば0V)と高電位VH(例えば15V)とを所定周期で繰り返すように供給する。
また、期間ST1において、黒色が表示されるべき画素20(即ち、ローレベルの画像信号が供給される画素20)の画素電極21Bは、オン状態とされた第1のトランスミッションゲート111を介して第1の制御線94に電気的に接続され、スイッチ94sのオンオフ状態が所定周期で切り替えられることにより、高電位VHとされる状態とハイインピーダンス状態(Hi−Z)とが繰り返される。一方、白色が表示されるべき画素20(即ち、ハイレベルの画像信号が供給される画素20)の画素電極21Wは、オン状態とされた第2のトランスミッションゲート112を介して第2の制御線95に電気的に接続され、スイッチ95sのオンオフ状態が所定周期で切り替えられることにより、低電位VLとされる状態とハイインピーダンス状態とが繰り返される。
より具体的には、期間ST1のうち共通電位Vcomが高電位VHとされる期間には、画素電極21Bは、スイッチ94sがオフ状態とされることでハイインピーダンス状態とされ、画素電極21Wは、スイッチ95sがオン状態とされることで電源回路90から第2の制御線95を介して第2の電位S2が供給されることにより低電位VLとされる。期間ST1のうち共通電位Vcomが低電位VLとされる期間には、画素電極21Bは、スイッチ94sがオン状態とされることで電源回路90から第1の制御線94を介して第1の電位S1が供給されることにより高電位VHとされ、他方、画素電極21Wは、スイッチ95sがオフ状態とされることでハイインピーダンス状態とされる。よって、高電位VHとされた画素電極21Bと低電位VLとされた画素電極21Wとが互いに隣り合う状態を回避することができる。
ここで、例えば、上述した図7に示すように、高電位VHとされた画素電極21Bと低電位VLとされた画素電極21Wとが互いに隣り合う状態となった場合には、該互いに隣り合う画素電極21B及び画素電極21W間に、マイクロカプセル80の被膜85やバインダー30、接着層31等を介して、リーク電流が発生してしまうおそれがある。
しかるに、本実施形態よれば、上述したように、高電位VHとされた画素電極21Bと低電位VLとされた画素電極21Wとが互いに隣り合う状態を回避することができるので、互いに隣り合う画素電極21間にリーク電流が発生してしまうことを抑制できる。これにより、電気泳動表示装置における消費電力の増大をより一層確実に抑制できる。更に、リーク電流によって画素電極に生じ得るイオンマイグレーションなどによる電気化学的な腐食をより一層確実に低減することができる。
図11に示すように、画像書込み期間のうち期間ST2の後に続く期間ST3において、期間ST1と同様に、共通電位供給回路220(図1参照)は、共通電位線93を介して共通電極22に、共通電位Vcomを、低電位VL(例えば0V)と高電位VH(例えば15V)とを所定周期で繰り返すように供給する。
また、期間ST3において、黒色が表示されるべき画素20の画素電極21Bは、期間ST1と同様に、高電位VHとされる状態とハイインピーダンス状態(Hi−Z)とが繰り返される。一方、白色が表示されるべき画素20の画素電極21Wは、期間ST1と同様に、低電位VLとされる状態とハイインピーダンス状態とが繰り返される。よって、期間ST3においても、期間ST1と同様に、高電位VHとされた画素電極21Bと低電位VLとされた画素電極21Wとが互いに隣り合う状態を回避することができる。従って、互いに隣り合う画素電極21間にリーク電流が発生してしまうことを抑制できる。
<電子機器>
次に、上述した電気泳動表示装置を適用した電子機器について、図12及び図13を参照して説明する。以下では、上述した電気泳動表示装置を電子ペーパー及び電子ノートに適用した場合を例にとる。
図12は、電子ペーパー1400の構成を示す斜視図である。
図12に示すように、電子ペーパー1400は、上述した実施形態に係る電気泳動表示装置を表示部1401として備えている。電子ペーパー1400は可撓性を有し、従来の紙と同様の質感及び柔軟性を有する書き換え可能なシートからなる本体1402を備えて構成されている。
図13は、電子ノート1500の構成を示す斜視図である。
図13に示すように、電子ノート1500は、図12で示した電子ペーパー1400が複数枚束ねられ、カバー1501に挟まれているものである。カバー1501は、例えば外部の装置から送られる表示データを入力するための表示データ入力手段(図示せず)を備える。これにより、その表示データに応じて、電子ペーパーが束ねられた状態のまま、表示内容の変更や更新を行うことができる。
上述した電子ペーパー1400及び電子ノート1500は、上述した実施形態に係る電気泳動表示装置を備えるので、消費電力が小さく、高品質な画像表示を行うことが可能である。
尚、これらの他に、腕時計、携帯電話、携帯用オーディオ機器などの電子機器の表示部に、上述した本実施形態に係る電気泳動表示装置を適用することができる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の駆動方法及び該電気泳動表示装置を備えてなる電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
第1実施形態に係る電気泳動表示装置の全体構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る電気泳動表示装置の画素の電気的な構成を示す等価回路図である。 第1実施形態に係る電気泳動表示装置の表示部の部分断面図である。 マイクロカプセルの構成を示す模式図である。 マイクロカプセルの基本的な動作を説明するための模式図である。 第1実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 期間ST1における電気泳動粒子の運動状態を示す模式図である。 期間ST2における電気泳動粒子の運動状態を示す模式図である。 期間ST3における電気泳動粒子の運動状態を示す模式図である。 第2実施形態に係る電気泳動表示装置の画素の電気的な構成を示す等価回路図である。 第2実施形態に係る電気泳動表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 電気泳動表示装置を適用した電子機器の一例たる電子ペーパーの構成を示す斜視図である。 電気泳動表示装置を適用した電子機器の一例たる電子ノートの構成を示す斜視図である。
符号の説明
21…画素電極、22…共通電極、25…メモリ回路、28…素子基板、29…対向基板、80…マイクロカプセル、82…白色粒子、83…黒色粒子、91…高電位電源線、92…低電位電源線、93…共通電位線、210…電源回路、220…共通電位線

Claims (6)

  1. 一対の第1及び第2基板と、
    該第1及び第2基板間に挟持されており、電気泳動粒子を含む電気泳動素子と、
    前記第1基板上に設けられた複数の画素電極と、
    前記第2基板上に前記複数の画素電極に対向するように設けられた共通電極と、
    前記画素電極に、第1電位及び該第1電位より低い第2電位のいずれか一方の電位を、画像書込み期間において、画像信号に応じて選択して供給する画素電極電位供給手段と、
    前記共通電極に、共通電位を、前記画像書込み期間のうち少なくとも第1期間において、前記第1電位と前記第2電位との中間の電位を有するように供給する共通電位供給手段と
    を備えることを特徴とする電気泳動表示装置。
  2. 前記共通電位供給手段は、前記共通電位を、前記画像書込み期間のうち前記第1期間に先立つ第2期間において、前記第1電位と同一の電位と、前記第2電位と同一の電位とを所定の周期で繰り返すように供給することを特徴とする請求項1に記載の電気泳動表示装置。
  3. 前記共通電位供給手段は、前記共通電位を、前記画像書込み期間のうち前記第1期間の後に続く第3期間において、前記第1電位と同一の電位と、前記第2電位と同一の電位とを所定の周期で繰り返すように供給することを特徴とする請求項1又は2に記載の電気泳動表示装置。
  4. 前記画素電極電位供給手段は、
    前記共通電極に前記共通電位として前記第1電位と同一の電位が供給される期間において、前記複数の画素電極のうち前記一方の電位として前記第2電位を供給すべき画素電極に対して前記第2電位を供給すると共に、前記複数の画素電極のうち前記一方の電位として前記第1電位を供給すべき画素電極を電気的に切断されたハイインピーダンス状態とし、
    前記共通電極に前記共通電位として前記第2電位と同一の電位が供給される期間において、前記複数の画素電極のうち前記一方の電位として前記第1電位を供給すべき画素電極に対して前記第1電位を供給すると共に、前記複数の画素電極のうち前記一方の電位として前記第2電位を供給すべき画素電極を電気的に切断されたハイインピーダンス状態とする
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の電気泳動表示装置。
  5. 一対の第1及び第2基板と、該第1及び第2基板間に挟持されており、電気泳動粒子を含む電気泳動素子と、前記第1基板上に設けられた複数の画素電極と、前記第2基板上に前記複数の画素電極に対向するように設けられた共通電極とを備えた電気泳動表示装置を駆動する電気泳動表示装置の駆動方法であって、
    前記画素電極に、第1電位及び該第1電位よりも低い第2電位のいずれか一方の電位を、画像書込み期間において、画像信号に応じて選択して供給する工程と、
    前記共通電極に、共通電位を、前記画像書込み期間のうち少なくとも所定の第1期間において、前記第1電位と前記第2電位との中間の電位を有するように供給する工程と
    を含むことを特徴とする電気泳動表示装置の駆動方法。
  6. 請求項1から4のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置を備えることを特徴とする電子機器。
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