JP2009166915A - 媒体孔形成装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】媒体(S)の厚み方向に貫通して、前記媒体(S)に孔を形成する孔形成部材(51)と、孔形成部材(51)を移動可能に支持する枠体(21)と、前記枠体(21)に設けられ前記媒体(S)が搬送される媒体搬送路(SH5)を形成する搬送路形成部(22)と、前記搬送路形成部(22)の搬送路(SH5)側表面に空間をあけて支持され、且つ、前記搬送路形成部(22)の材料に比べて熱伝導率が小さな材料により構成され、搬送路(SH5)を搬送される媒体(S)を案内する媒体案内部材(32)と、を備えた媒体孔形成装置(PU)。
【選択図】図1
Description
媒体の厚み方向に貫通して、前記媒体に孔を形成する孔形成部材と、
前記孔形成部材が前記媒体から離隔した離隔位置と、前記孔形成部材が前記媒体を貫通した貫通位置との間で前記孔形成部材を移動可能に支持する枠体と、
前記枠体に設けられ、前記媒体が搬送される媒体搬送路を形成する搬送路形成部と、
前記搬送路形成部の前記媒体搬送路側の表面に空間をあけて支持され、且つ、前記搬送路形成部の材料に比べて熱伝導率が小さな材料により構成され、前記媒体搬送路を搬送される媒体を案内する媒体案内部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記搬送路形成部は、前記孔形成部材が移動する際に通過する通過孔が形成され、前記通過孔の周縁が前記媒体案内部材側に湾曲して形成された
ことを特徴とする。
媒体に画像を記録する画像記録部と、前記画像記録部で記録された媒体が排出される媒体排出口と、前記媒体排出口から排出された媒体が積載される排出媒体積載部と、を有する画像形成装置本体と、
前記媒体排出口から排出された画像が記録された媒体が搬入される搬送装置搬入口と、媒体が搬送される媒体搬送路と、搬送された媒体が排出される搬送装置排出口と、を有し、前記排出媒体積載部に支持される記録済み媒体搬送装置と、
前記媒体搬送装置の前記媒体搬送路上に配置された請求項1または2に記載の媒体孔形成装置と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、従来構成に対して大型化することを抑制できる。
請求項3に記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合に比べて、画質の低下を低減しつつ結露による媒体の濡れを低減することができる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例であるプリンタUは、画像形成装置本体U1を備えている。前記プリンタUに電気的に接続された画像情報送信装置の一例としての情報処理装置PCから送信された画像情報は、制御部Cに入力される。前記制御部Cに入力された画像情報は、所定の時期に潜像形成用の黄色Y、マゼンタM、シアンC、黒Kの画像情報に変換され、潜像形成装置駆動回路DLに出力される。
なお、原稿画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒Kのみの画像情報が潜像形成装置駆動回路DLに入力される。
前記潜像形成装置駆動回路DLは、図示しない各色Y,M,C,Kの各駆動回路を有し、入力された画像情報に応じた信号を所定の時期に、各色毎に配置された潜像形成装置LHy,LHm,LHc,LHkに出力する。
図1、図2において、前記プリンタUの重力方向中央部に配置された可視像形成装置Uy,Um,Uc,Ukはそれぞれ、Y、M、C、およびKの各色の可視像を形成する装置である。
潜像形成装置LHy〜LHkの各潜像書込光源から出射したY,M,C,Kの潜像書込光Ly,Lm,Lc,Lkは、それぞれ、回転する像保持体PRy,PRm,PRc,PRkに入射する。なお、実施例1では、前記潜像形成装置LHy〜LHkは、いわゆる、LEDアレイにより構成されている。
前記Yの可視像形成装置Uyは、回転する像保持体PRy、帯電器CRy,潜像形成装置LHy、現像装置Gy、一次転写器T1y、像保持体清掃器CLyを有している。なお、実施例1では、前記像保持体PRy、帯電器CRy、像保持体清掃器CLyが、画像形成装置本体U1に対して一体的に着脱可能な像保持体ユニットとして構成されている。
前記可視像形成装置Um,Uc,Ukはいずれも前記Yの可視像形成装置Uyと同様に構成されている。
その現像されたトナー像は、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて中間転写ベルトBの裏面側に配置された1次転写器T1y,T1m,T1c,T1kには、制御部Cにより制御される電源回路Eから所定の時期にトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。
前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kで一次転写器T1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトB上に順次重ねて転写された単色または多色のトナー像は、前記2次転写領域Q4に搬送される。
前記一次転写器T1y〜T1k、中間転写ベルトBおよび二次転写器T2等により、実施例1の転写装置T1+T2+Bが構成されている。また、前記可視像形成装置Uy〜Ukおよび転写装置T1+T2+Bとにより、実施例1の画像記録部Uy〜Uk+T1+T2+Bが構成されている。
前記ピックアップロールRp、さばきロールRs等により、実施例1の給紙装置Rp+Rsが構成されている。
また、前記最上段の給紙トレイTR1の左方には、手差し給紙部の一例としての手差しトレイTR0が設置されている。前記手差しトレイTR0に支持された記録シートSは、手差し給紙部材の一例としての手差し給紙ロールRp0により給紙され、手差し搬送路SH0を搬送され、レジロールRrに送られる。
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、中間転写体清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbにより清掃される。
前記定着装置Fの搬送方向下流側である上方には、記録シートSを排出媒体積載部の一例としての排紙トレイTRhに向けて搬送する搬送路の一例としての排紙路SH3が配置されている。したがって、排紙トレイTRhに向けて搬送される場合には、定着された記録シートSが排紙路SH3を搬送され、媒体排出口の一例としてのシート排出口SH3aから排紙ロールRhにより搬送される。
前記各搬送路SH1〜SH4により実施例1の搬送路SHが構成されており、前記搬送路SH、給紙装置Rp+Rs、シート搬送ロールRa、レジロールRr、排紙ロールRh等により媒体搬送装置SH+Ra〜Rhが構成されている。
図1において、実施例1の前記プリンタUは、前記排紙トレイTRhに着脱可能に装着された記録済み媒体搬送装置の一例としてのシート搬送ユニットU2を有する。前記シート搬送ユニットU2は、前記画像形成装置本体U1のシート排出口SH3aに接続する一側面に、前記排紙ロールRhから排出された記録シートSが搬入される搬送装置搬入口の一例としてのシート搬入口1が設けられている。前記シート搬入口1から搬入された前記記録シートSは、前記シート搬送ユニットU2内部に配置された記録済媒体搬送部材の一例としての記録済媒体搬送ロールRa2により、媒体搬送路の一例としての連絡用搬送路SH5を搬送される。前記連絡用搬送路SH5を搬送された記録シートSは、シート搬送ユニットU2の他側面に形成された搬送装置排出口の一例としてのシート排出口2から排出される。
図1において、前記シート搬送ユニットU2の連絡用搬送路SH5上には、媒体孔形成装置の一例として、記録シートに綴じ孔、いわゆるパンチ孔をあけるパンチユニットPUが配置されている。なお、パンチユニットPUの構成については、後で詳述する。
また、図1において、実施例1のプリンタUは、前記シート搬送ユニットU2に接続され、前記シート排出口2から排出された前記記録シートSに、後処理を行う後処理装置U3を有する。実施例1の後処理装置U3は、画像形成装置本体U1の右側壁に対向して配置される画像形成装置本体側壁面の一例としての本体左側壁H1と、本体左側壁H1の上端部に配置され且つ本体左側壁H1に対して画像形成装置本体U1側に突出して形成された後処理装置搬入部の一例としての搬入凸部H2とを有する。
前記搬入凸部H2には、シート排出口2に接続される後処理装置搬入口の一例としてのシート搬入口3が形成されており、後処理装置U3が画像形成装置本体U1に連結される際に、前記後処理装置連結空間U2aに食い込むように配置される。したがって、食い込むように配置されていない場合に比べて、後処理装置U3装着後の画像形成装置U全体の大きさが小型化される。
前記折り筋形成搬送路SH6において、後処理レジロール4の媒体搬送方向下流側には、折り筋形成装置U4が配置されている。前記折り筋形成装置U4は、回転軸6を中心に回転する偏心カム7と、偏心カム7の回転に伴って上下動する折り筋形成部材8を有し、折り筋形成搬送路SH6で停止された記録シートSに折り筋形成装置8が押し当てられることで前後方向に沿った折り筋が形成される。なお、実施例1では、折り筋形成装置U4と後処理レジロール4が共に後処理装置U3に支持されており、後処理レジロール4がシート搬送装置U2に設けられている場合に比べて、シート搬送装置U2や後処理装置U3を画像形成装置U1に装着する際の公差や取り付け誤差等によるズレが少なくなっている。
第1後処理搬送路SH8の下流側には、端綴じ装置HTSが配置されている。前記端綴じ装置HTSは、複数の記録紙Sを積載して揃え、記録紙束の端部にコの字形の針を記録紙束に打ち込んで綴じたり、綴じずに揃えて端綴じ排出部TH1に排出する端綴じ処理を実行する。
第2後処理搬送路SH9の下流側には、中綴じ装置NTSが配置されている。前記中綴じ装置NTSは、複数の記録紙Sを積載して揃え、記録紙束の中央部をコの字形の針で綴じた後2つ折りにして中綴じ排出部TH2に排出したり、あるいは綴じずに二つ折りにして排出する中綴じ処理を実行する。
なお、前記端綴じ装置HTSや中綴じ装置NTSは、従来公知であり、例えば、特開2003−89462号公報、特開2003−89463号公報等に記載されているため、詳細な説明は省略する。
図3は実施例1のパンチユニットの斜視説明図である。
図4は図3の矢印IV方向から見た図である。
図5はパンチユニットの説明図であり、図5Aは図4のパンチユニットから上側枠体を取り外した状態の説明図、図5Bはスライダの要部説明図である。
図6は孔形成部材の要部説明図である。
図7は図6の矢印VII方向から見た図である。
図8は実施例1のパンチユニットの駆動伝達部材の要部説明図である。
図1において、実施例1のパンチユニットPUは、パンチユニット本体PU1と、パンチユニットPU1により記録シートSに孔が形成された際に発生する孔屑を受ける屑受け容器PU2とを有する。
図3〜図8において、パンチユニット本体PU1は、枠体の一例として、前後方向に延びる上側フレーム21を有する。図3〜図6において、前記上側フレーム21は、搬送路形成部の一例としての底壁部22と、前記底壁部22のシート搬送方向上流端から上方に延びる上流端壁部23と、前記上流端壁部23の上端からシート搬送方向下流側に延びる頂壁部24とを有する。なお、実施例1の上側フレーム21は、強度を持たせるために金属、いわゆる板金により構成されている。
図3,図4において、前記上流端壁部23には、前記上側パンチ通過孔22aに対応して、歯車軸回転支持部23aが4つ形成されている。また、前記歯車軸回転支持部23aの上方には、孔形成部材移動案内部の一例として、上下方向に延びる長孔により構成されたパンチガイド長孔23bが4つ形成されている。
図6において、前記頂壁部24には、孔形成部材保護部材の一例として、パンチ通過孔22aに対応する位置にそれぞれパンチカバー装着孔24aが形成されている。
図9は実施例1のパンチユニットの案内部材の説明図であり、下方からみた説明図である。
図3、図4において、前記上側フレーム21の下側には下側フレーム26が両端部で固定支持されている。図4、図6、図7、図9において、前記下側フレーム26は、搬送路形成部材の一例として、上側フレーム21の底壁部22に間隔をあけて対向して配置された下側ガイド壁27と、前記下側ガイド壁27のシート搬送方向上流端から下方に折れ曲がって形成された下側搬入部材支持部の一例としてのシュート取付部28とを有する。前記下側ガイド壁27には、下側孔形成部材通過孔の一例として、前記上側パンチ通過孔22aに対応する位置に下側パンチ通過孔27aが形成されている。前記下側パンチ通過孔27aには、鋭利部材であるパンチ部材の先端に利用者等が誤って触れないようにしてけがを防止するための安全保護部材の一例としての円筒状のキャップ27bが設けられている。なお、実施例1の下側フレーム26は、上側フレーム21と同様に板金で構成されている。
図3、図4、図9において、前記下側フレーム26のシュート取付部28には、記録シートSをパンチユニット本体PU1内部に案内する下側シュート29が固定支持されている。なお、実施例1の下側シュート29は、樹脂で構成されている。
図10は図9に示す状態から下側案内部材を取り外した状態の説明図である。
図11は図10に示す状態から上側媒体案内部材を取り外した状態の説明図である。
図3、図4、図11において、前記上側フレーム21の上流端壁部23には、下側シュート29に対応して配置され、記録シートSをパンチユニット本体PU1内部に案内する上側シュート31が固定支持されている。前記上側シュート31は、シート搬送方向上流側に配置されたシュート本体31aと、補強部の一例として前記シュート本体31aに連続して形成され且つ上側フレーム21の底壁部22の外周および上側パンチ通過孔22aを縁取るように形成されたリブ部31bと、を有する。
図6、図7、図10において、前記リブ部31bの下面には、媒体案内部材の一例として、薄膜状のマイラー32が固定支持されている。したがって、実施例1のマイラー32は、リブ部31bの厚みに対応する距離だけ、上側フレーム21の底壁部22との間に空間をあけて支持されている。図10において、前記マイラー32には、上側パンチ通過孔22aに対応して、案内部孔形成部材通過部の一例としてのマイラー側パンチ通過孔32aが形成されている。また、実施例1のマイラー32は、上側フレーム21の底壁部22を構成する板金よりも熱伝導率が小さな樹脂材料により構成されている。したがって、リブ部31bを介して上側フレーム21に支持されたマイラー32と、下側フレーム26の下側ガイド壁27と間の隙間により、連絡用搬送路SH5の一部が形成されている。
図3〜図5、図8において、前記上側フレーム21および下側フレーム26のシート搬送方向下流側には、下流側案内部材の一例としての下流側ガイド34が支持されている。
図5、図8〜図11において、前記上側フレーム21および下側フレーム26の前端部には、駆動源支持部の一例としてのモータ支持フレーム36が支持されている。前記モータ支持フレーム36には孔形成用駆動源の一例としてのパンチ駆動モータユニット37が支持されている。前記パンチ駆動モータユニット37には、制御信号や電源を供給する接続部材の一例としてのケーブル37aが接続され、駆動の制御が行われる。図5、図8において、前記パンチ駆動モータユニット37には駆動歯車の一例としての駆動ギア37bが支持されている。前記駆動ギア37bの後方には、駆動伝達部材の一例として、駆動ギア37bに噛み合って駆動が伝達される中間ギア38がモータ支持フレーム36に回転可能に支持されている。前記中間ギア38の左端面の外周側には、移動方向変換部材の一例として、スライダ移動突起38aが突出して形成されている。
図5、図7において、前記上側フレーム21の内側には、前後方向に延びる孔形成部材移動伝達部材の一例としてのスライダ41が、前後方向に沿って移動可能に支持されている。前記スライダ41は、前後方向に延びるスライダ本体42と、スライダ本体42の前端部に一体的に形成された移動力被付与部の一例としてのギア連結部43とを有する。
図5において、前記スライダ本体42には、移動時孔形成部材被案内部の一例として、上側パンチ通過孔に対応する位置に、前後方向に延びる4つのスライド時パンチ通過長孔42aが形成されている。また、図7において、前記スライダ本体42の下面には、前記スライド時パンチ通過長孔42aそれぞれの左側に対応する位置に前後方向に沿って駆動伝達部の一例としてのラック歯42bが形成されている。
図5Bにおいて、前記ギア連結部43の右側面には、移動方向被変換部の一例として、中間ギア38側に突出する上下方向に沿って延びる一対の突起連動部43aが形成されており、一対の突起連動部43aの間に挟まれるように前記中間ギア38のスライダ移動突起38aが収容されている。
図3、図5〜図7において、前記上側フレーム21の歯車軸回転支持部23aには、歯車回転軸の一例としてのギア軸46が支持されており、前記ギア軸46には前記ラック歯42bに対応して、孔形成部材作動部材の一例としてのパンチ作動ギア47が回転可能に支持されている。図5において、実施例1の4つのパンチ作動ギア47は、扇形に形成されており、前後両端部に配置された2つの四孔用作動ギア48と、中央側に配置された2つの二孔用作動ギア49と、を有する。
図5,図8において、前記二孔用作動ギア49は、四孔用作動ギア48と同様に、ラック歯42bに噛み合うギア歯49aと、パンチ作動溝49bとを有する。前記二孔用作動ギア49のパンチ作動溝49bは、前記作動溝部48b2と同様に形成された四孔時作動溝部49b2と、前記四孔時作動溝部49b2の後側に連続して形成され且つ前記四孔時作動溝部49b2と前後対称な形状に形成された二孔時作動溝部49b1とを有する。
図6〜図8において、前記上側フレーム21の上側パンチ通過孔22aに対応する位置には、孔形成部材の一例として、上下方向に延びるパンチ部材51が配置されている。前記パンチ部材51には、孔形成被作動部材の一例として、パンチ部材51を左右方向に貫通するパンチ部材被作動軸52が連結されている。前記パンチ部材被作動軸52は、各作動ギア47のパンチ作動溝48b,49bを貫通し、上側フレーム21のパンチガイド長孔23bを貫通している。したがって、前記パンチ部材51は、パンチ部材被作動軸52がパンチガイド長孔23bにより案内されて、上下方向に移動可能に支持されている。よって、前記パンチ部材51は上部が、スライダ41のスライド時パンチ通過長孔42aを貫通して配置されており、パンチ部材51が上下方向に移動する際に、上側パンチ通過孔22aやマイラー側パンチ通過孔32a、下側パンチ通過孔27aを通過するように設定されている。
図3〜図5において、前記パンチ部材51の上端部には、保護部材の一例として、パンチカバー53が配置されており、パンチカバー53の爪部53aによりパンチカバー装着孔24aに固定されている。
図13は実施例1のパンチユニットの孔形成部材が四孔形成位置に移動した状態の説明図である。
図14は実施例1のパンチユニットの孔形成部材が二孔形成位置に移動した状態の説明図である。
図5、図8、図12において、実施例1のパンチユニットPU1では、パンチ孔を形成する後処理が実行されない状態では、初期位置である図12に示す位置に保持される。前記初期位置では、パンチ部材被作動軸52がギア軸46から最も離れた作動溝部48b、49bの中央部に接触しており、パンチ部材51が連絡用搬送路SH5から上方に退避し、搬送される記録シートSから離隔した離隔位置に保持される。
前記スライダ41が後方に移動すると、ラック歯42aも後方に移動し、噛み合う作動ギア47が後方に向けて回転する。前記作動ギア47が後方に回転すると、上下方向に移動可能に支持された4つのパンチ部材作動軸52が、それぞれ作動溝部48b2および四孔時作動溝部49b2に沿ってガイドされ、ギア軸46に近づく。これにより、前記パンチ部材作動軸52が連結された4つのパンチ部材51は、下方に降下して、連絡用搬送路SH5の記録シートSを貫通する貫通位置に移動する。前記パンチ部材51が記録シートSを貫通して4つのパンチ孔が形成されると、孔屑は下方の屑受け容器PU2に回収され、その後、パンチ駆動モータユニット37を逆回転駆動することで、図12に示す初期位置に戻る。
一方、前後方向中央側に配置された二孔用作動ギア49を貫通するパンチ部材作動軸52は、二孔時作動溝部49b1に案内され、下方に降下する。したがって、内側の2つのパンチ部材51は、貫通位置に移動し、記録シートSにパンチ孔を形成する。
よって、パンチ駆動モータユニット37が逆回転駆動することで、記録シートSには、2つのパンチ孔が形成され、その後、パンチ駆動モータユニット37が正回転駆動することで、図12に示す初期位置に戻る。
なお、実施例1では、前記パンチユニットPUは、いわゆるサービスエンジニアのような作業者がシート搬送ユニットU2に対して着脱することが可能なユニットとして構成されている。そして、前記パンチユニットPUが作動する際に、二孔形成または四孔形成に応じて、屑受け容器PU2に回収される孔屑を計数手段、いわゆるカウンタで計数しており、計数された孔屑の量で前記屑受け容器PU2が満杯になったか否かを判別することで、前記屑受け容器PU2の屑捨て時期をユーザーに報知している。また、前記パンチユニットPUは前記屑受け容器PU2と一体で構成されているため、パンチユニットの故障による交換、またはパンチユニットの種類変更による交換等で、前記パンチユニットPUの交換が検出されると、前記屑受け容器PU2は空になったと判断し、前記カウンタはリセットされるように設定されている。
前記スライダ移動突起38aや突起連動部43a、スライダ41、ラック歯42b、作動ギア47、パンチ部材被作動軸52等により、パンチ部材52を作動させる孔形成部材作動系の一例としてのパンチ作動系38a+41+42b+43a+47+52が構成されている。
前記構成を備えた実施例1のプリンタUでは、画像記録部Uy〜Uk+T1+T2+Bで記録シートSに記録されたトナー像は、定着装置Fで加熱されて定着される。画像が定着された記録シートSは、パンチ孔が形成される場合には、連絡用搬送路SH5を搬送され、所定の位置で一時停止し、パンチユニットPUでパンチ孔が形成されて、下流側の後処理装置U3に搬送される。パンチ孔が形成された記録シートSに、端綴じや中綴じ、あるいは綴じずに整合するといった後処理が実行される場合には、後処理装置U3で後処置が実行される。パンチ孔が形成されず、そのほかの後処理が実行される場合には、記録シートSは、パンチユニットPUを通過して、後処理装置U3に搬送され、後処理が実行される。
図1、図15において、実施例1のパンチユニットPUは、連絡用搬送路SH5に配置されており、後処理装置U3に配置される場合に比べて、定着装置Fからの距離が近く、記録シートSが十分に冷却される前にパンチユニットPUを通過しやすい。したがって、パンチユニットPU内の空気や部材が加熱され、結露が発生することがある。このとき、実施例1のパンチユニットPUでは、記録シートSが接触する面に熱伝導率の低いマイラー32が配置されており、熱伝導率の高い板金製の上側フレーム21との間には空間が形成されている。したがって、加熱された記録シートSの熱により発生する結露61は、熱伝導率の低いマイラー32表面には発生しにくく、板金製の上側フレーム21の記録シートS側の面、すなわち、マイラー32と上側フレーム21との間の空間に発生しやすい。
また、実施例1では、記録シートSが接触する面にマイラー32が配置されており、記録シートSが押しつけられたりせず、記録シートSの表面が擦られて破損したり、表面の画像が損傷することが低減されている。
図15Cにおいて、図15Aに示す構成に替えて、図15Bに示す構成のように上方に突出するバーリング加工を施した上側パンチ通過孔22a′の下方にマイラー32を設ける構成を採用した場合、上下方向の長さは長くなるが、実施例1と同様に、結露が成長して水滴が上側フレーム21から落下しても、マイラー32の上面に落下し、記録シートSが濡れることが防止される。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明のその他の変更例(H01)〜(H06)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としてのプリンタを例示したが、これに限定されず、FAXや複写機あるいはこれらすべてまたは複数の機能を備えた複合機とすることも可能である。また、4色分の像保持体PRy〜PRkおよび現像装置Gy〜Gk、潜像形成装置LHy〜LHkを有する画像形成装置を例示したが、これに限定されず、単色の画像形成装置や、像保持体および潜像形成装置が1つで4つの現像装置が回転して順次像保持体に対向する回転式の画像形成装置にも適用可能である。また、いわゆるLEDアレイにより構成された潜像形成装置に限定されず、回転多面鏡を使用する潜像形成装置等の従来公知の潜像形成装置を使用可能である。
(H03)前記実施例において、パンチユニットPUをシート搬送装置U2に設ける構成を例示したが、この構成に限定されず、後処理装置U3にパンチユニットPUを配置した構成とすることも可能である。
(H05)前記実施例において、各部材の構成材料を具体的に例示したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、材料は任意に変更可能である。
なお、このとき、パンチユニットPUにおいて、パンチ部材51の数やスライダ41のラック歯42bの位置、パンチ通過孔22a等の位置を変更するだけで、パンチユニットPUの外的な大きさを統一することで、二孔や四孔、あるいは三孔仕様のパンチユニットを共通のシート搬送ユニットU2に装着可能となり、装着されたパンチユニットの仕様に応じてソフトウェアで制御することで、二孔形成や四孔形成、三孔形成等が可能となる。
さらに、例えば、四孔のみ形成可能なパンチユニットとした場合に、4つの作動ギアすべてを四孔用作動ギア48とすることで、4つのパンチ孔を形成する際に、パンチ駆動モータユニット37が正回転駆動した場合に4つのパンチ孔が形成される。そして、仮にソフトウェアにバグがある等で、万一間違えて、パンチ駆動モータユニット37を逆回転駆動させる入力がされた場合でも、四孔用作動ギア48の非作動溝部48b1によりパンチ部材が下降せず、いわば空回りした状態となり、パンチ孔が形成されることが防止されると共に、非作動溝部が形成されていない場合と比較して、非作動溝部による逃げがない(空回りができない)状態でパンチ駆動モータユニット37が逆回転した場合にパンチユニットPUが破損してしまうことも防止される。
2…搬送装置排出口、
21…枠体、
22…搬送路形成部、
22a…通過孔、
32…媒体案内部材、
51…孔形成部材、
PU…媒体孔形成装置、
S…媒体、
SH3a…媒体排出口、
SH5…媒体搬送路、
TRh…排出媒体積載部、
U1…画像形成装置本体、
U2…記録済み媒体搬送装置、
Uy〜Uk+T1+T2+B…画像記録部。
Claims (3)
- 媒体の厚み方向に貫通して、前記媒体に孔を形成する孔形成部材と、
前記孔形成部材が前記媒体から離隔した離隔位置と、前記孔形成部材が前記媒体を貫通した貫通位置との間で前記孔形成部材を移動可能に支持する枠体と、
前記枠体に設けられ、前記媒体が搬送される媒体搬送路を形成する搬送路形成部と、
前記搬送路形成部の前記媒体搬送路側の表面に空間をあけて支持され、且つ、前記搬送路形成部の材料に比べて熱伝導率が小さな材料により構成され、前記媒体搬送路を搬送される媒体を案内する媒体案内部材と、
を備えたことを特徴とする媒体孔形成装置。 - 前記搬送路形成部は、前記孔形成部材が移動する際に通過する通過孔が形成され、前記通過孔の周縁が前記媒体案内部材側に湾曲して形成された
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体孔形成装置。 - 媒体に画像を記録する画像記録部と、前記画像記録部で記録された媒体が排出される媒体排出口と、前記媒体排出口から排出された媒体が積載される排出媒体積載部と、を有する画像形成装置本体と、
前記媒体排出口から排出された画像が記録された媒体が搬入される搬送装置搬入口と、媒体が搬送される媒体搬送路と、搬送された媒体が排出される搬送装置排出口と、を有し、前記排出媒体積載部に支持される記録済み媒体搬送装置と、
前記媒体搬送装置の前記媒体搬送路上に配置された請求項1または2に記載の媒体孔形成装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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| JP2007091382A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
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