JP2009159791A - Two-wheeled vehicle and two-wheeled vehicle drive device - Google Patents
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Abstract
【課題】車体の組立作業を簡素化できる駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置は、車軸周りにおいて回転可能に設けられるホイール40と、ステータ21と、当該ステータ21に対して相対回転可能なロータ22とを含むモータ20と、前記ロータ22の回転を減速してホイール40に伝える減速機構30と、ステータ21が取り付けられ、ホイール40に対して相対的に回転可能に設けられるとともに、モータ20と減速機構30とを収容する収容室Sをホイール40とともに構成する支持プレート11とを備える。ホイール40には、車軸の軸方向における支持プレート11の相対的な動きを制限するストッパ機構45,46が設けられる。
【選択図】図3A drive device capable of simplifying the assembly work of a vehicle body is provided.
A drive device includes a wheel 40 rotatably provided around an axle, a motor 21 including a stator 21 and a rotor 22 rotatable relative to the stator 21, and the rotation of the rotor 22 is reduced. Then, the speed reduction mechanism 30 that transmits to the wheel 40 and the stator 21 are attached, and are provided so as to be relatively rotatable with respect to the wheel 40. The support plate 11 is provided. The wheel 40 is provided with stopper mechanisms 45 and 46 that limit the relative movement of the support plate 11 in the axial direction of the axle.
[Selection] Figure 3
Description
本発明は、モータを備える二輪車の駆動装置に関し、特に、その組立作業を簡素化するための技術に関する。 The present invention relates to a two-wheeled vehicle drive device including a motor, and more particularly to a technique for simplifying the assembling work.
従来、駆動装置としてモータを備える電動の二輪車や、モータだけでなくエンジンをも動力源とするハイブリッドの二輪車がある(例えば、特許文献1)。特許文献1の車両では、ホイールと同軸上にモータと減速機構とが配置され、モータの回転は減速機構を介してホイールに伝達されている。
特許文献1の車両では、モータと減速機構とが1つのケースに収容されており、車体の組立作業では、このモータと減速機構とを一体的に取り扱うことができる。しかしながら、ホイールは、モータ及び減速機構とは一体化されてはいないため、モータと減速機構とを車体に取り付ける作業と、ホイールを車体に取り付ける作業とを別の工程で行なう必要が生じる。そのため、特許文献1の駆動装置は、車体の組立作業の作業性において良好ではなかった。
In the vehicle of
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、車体の組立作業を簡素化できる駆動装置、及び当該駆動装置を備える二輪車を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a drive device that can simplify the assembly work of a vehicle body and a two-wheeled vehicle including the drive device.
上記課題を解決するために、本発明に係る駆動装置は、車軸周りにおいて回転可能に設けられるホイールと、ステータと、当該ステータに対して相対回転可能なロータとを含むモータと、前記ロータの回転を減速して前記ホイールに伝える減速機構と、前記ステータが取り付けられ、前記ホイールに対して相対的に回転可能に設けられるとともに、前記モータと前記減速機構とを収容する収容室を前記ホイールとともに構成する支持部材と、を備える。そして、前記支持部材と前記ホイールの少なくとも一方には、前記車軸の軸方向における他方の相対的な動きを制限する少なくとも1つのストッパ機構が設けられる。 In order to solve the above problems, a drive device according to the present invention includes a wheel provided rotatably around an axle, a motor including a stator, and a rotor rotatable relative to the stator, and rotation of the rotor. A speed reducing mechanism that transmits the speed to the wheel and the stator is mounted, and is provided rotatably relative to the wheel, and a housing chamber that houses the motor and the speed reducing mechanism is configured with the wheel. And a supporting member. At least one of the support member and the wheel is provided with at least one stopper mechanism that restricts relative movement of the other in the axial direction of the axle.
また、上記課題を解決するために本発明に係る二輪車は、上記駆動装置を備える。 In order to solve the above-described problem, a motorcycle according to the present invention includes the drive device.
本発明によれば、車体の組立作業において、ホイールと、モータと、減速機構とを一体的に取り扱うことができるようになり、組立作業の作業性を向上できる。なお、ここで、二輪車は、モータとエンジンとを駆動源とする自動二輪車(スクータを含む)や、モータ単体の駆動力で走行する二輪の電動車等である。 According to the present invention, in the assembly work of the vehicle body, the wheel, the motor, and the speed reduction mechanism can be handled integrally, and the workability of the assembly work can be improved. Here, the two-wheeled vehicle is a motorcycle (including a scooter) using a motor and an engine as driving sources, a two-wheeled electric vehicle that travels with a driving force of a single motor, or the like.
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態の例である駆動装置10を備える自動二輪車1の側面図である。図2は、図1のII−II線断面図であり、図3は、車軸49が挿通される前の状態における駆動装置10の断面図である。図4は駆動装置10が備えるモータ20のステータ21の平面図である。図5は、図3のV−V線の断面図であり、図6は図3のVI−VI線の断面図である。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view of a
図1に示すように、自動二輪車1は、駆動装置10の他にエンジンユニット60と、リアホイール69とを備え、エンジンユニット60は、エンジン61と、変速機65とを備えている。また、図2に示すように、駆動装置10は、支持プレート11と、モータ20と、減速機構30と、フロントホイール40とを備え、これらは同軸上に設けられている。
As shown in FIG. 1, the
図1に示すように、エンジン61は、シート3の下方に配置されている。エンジン61は、シリンダ61aと、シリンダ61aの内部において往復運動するピストン62と、ピストン62と不図示のコンロッドを介して接続され、ピストン62の往復運動を受けて回転するクランクシャフト63とを有している。クランクシャフト63の回転は、変速機65に伝達される。
As shown in FIG. 1, the
図1の例では、変速機65は、ケース64内に配置されるベルト式無段変速機であり、駆動側プーリ65aと、被駆動側プーリ65bと、駆動側プーリ65aと被駆動側プーリ65bとに巻き掛けられるベルト65cとを有している。クランクシャフト63の回転は駆動側プーリ65aに伝達される。駆動側プーリ65aの回転は、ベルト65cを介して、被駆動側プーリ65bに伝達される。被駆動側プーリ65bの回転は、不図示のクラッチやギアを介して、リアホイール69の車軸68に伝達され、リアホイール69は、エンジン61が出力する駆動力によって回転する。
In the example of FIG. 1, the
車体の前側には、斜め上下方向に延伸するフロントフォーク5が配置されている。フロントフォーク5の上部には、ハンドル6が接続されている。図1又は図2に示すように、フロントフォーク5の下端部には、ブラケット5a,5aが設けられている。左右のブラケット5a,5aには、フロントホイール40の車軸49が挿通されており、フロントフォーク5は、車軸49を支持している。ハンドル6は、フロントフォーク5及びフロントホイール40とともに左右に回転する。
A
図2に示すように、車軸49の一端部には、頭部49aが設けられている。車軸49の他端部には螺子が形成され、当該他端部には、ナット48が取り付けられている。頭部49aとナット48とは、2つのブラケット5a,5aを挟んだ状態で、締め付けられており、駆動装置10と車軸49の軸方向の動きを制限している。
As shown in FIG. 2, a
支持プレート11は、車軸49によって支持されている。図3に示すように、支持プレート11は、円盤状の円盤部11aを有し、その中心部には車軸49が挿通される挿通孔11cが形成されている。支持プレート11は、車軸49から径方向の離れた位置に位置するボルト19によって、ブラケット5aに固定されており、これによって、支持プレート11の回転が規制されている。なお、ブラケット5a又は支持プレート11のいずれか一方に凸部を形成し、他方に凹部を形成し、凸部を凹部に嵌めることによって、支持プレート11のブラケット5aに対する回転を規制してもよい。
The
図3に示すように、円盤部11aにはホイール支持部11dが形成されている。ホイール支持部11dは、円盤部11aの他の部分より厚い円盤状であり、その外周面11eには、ベアリング12が嵌められている。また、ベアリング12は、ホイール40に設けられた保持部41dによって保持されている。この説明では、保持部41dは、軸方向に開く開口の縁であり、この開口の内側にベアリング12が圧入されることによって、当該ベアリング12を保持している。そして、ホイール支持部11dは、ベアリング12を介して、ホイール40を支持するとともに、ホイール40と支持プレート11の相対的な回転が許容されている。
As shown in FIG. 3, a
また、支持プレート11は、円盤部11aの外周縁から車軸49の軸方向に立ち上がる外筒部11bを有している。この外筒部11bの先端部には、減速機構30の第1リングギア31が固定されている。減速機構30については、後において詳細に説明する。
Moreover, the
モータ20は、ステータ21と、当該ステータ21に対して相対的に回転可能に設けられるロータ22とを有している。モータ20は、アキシャルギャップ型のモータであり、ステータ21とロータ22は、車軸49の軸方向に向き合うように配置されている。
The
図3又は図4に示すように、ステータ21は、複数(ここでは、12個)の鉄心21bに巻かれたコイル21aを含み、これらは車軸49を囲むよう配置されている(図2参照)。ステータ21は、円環状の板によって構成される基台部21cを有している。複数の鉄心21bが、それぞれこの基台部21cに固定されることによって、複数のコイル21a及び鉄心21bは、全体として環状をなしている。なお、複数のコイル21a、鉄心21b及び基台部21cは、樹脂部21dによってモールドされている。
As shown in FIG. 3 or FIG. 4, the
ステータ21は、支持プレート11に取り付けられている。詳細には、図4に示すように、ステータ21の樹脂部21dの外周縁には、複数(ここでは4つ)の取付孔21eが設けられている。また、樹脂部21dの内周縁には、複数(ここでは2つ)の取付孔21fが設けられている。図3に示すように、取付孔21e,21fは、それぞれボルト29,28によって、支持プレート11に固定されている。
The
なお、ステータ21の樹脂部21dには、ロータ22の回転位置を検出するための複数の磁気センサ21gが取り付けられている。
A plurality of
ロータ22は円盤状であり、その中心部に車軸49が挿通される孔22bが形成されている。ロータ22は、その回転中心が車軸49の中心線O1上に位置するように配置され、車軸49によって、その周りを回転可能となるように支持されている。
The
図7は、ロータ22の拡大断面図である。同図に示すように、ロータ22の孔22bの内側には、2つのベアリング27,27が圧入されている。またベアリング27,27の内側には、筒状のカラー24が嵌められており、当該カラー24に車軸49が挿通されている(図2参照)。これによって、ロータ22は、カラー24及びベアリング27,27を介して、車軸49によって回転可能に支持されている。
FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view of the
ロータ22のステータ21に向き合う面には、複数の永久磁石22aが設けられている。ロータ22は、駆動電流が供給されるコイル21aが、順次切り替えられることによって、車軸49の中心線O1を中心として回転する。
A plurality of
なお、ロータ22は、永久磁石22aと、ステータ21の鉄心21bとの間に生じる磁力によって、ステータ21側に引き寄せられている。ロータ22のステータ21への接近はカラー24によって規制され、これによって、ロータ22の位置は、ステータ21から所定距離だけ離れた位置に維持されている。カラー24がロータ22の移動を規制する構造については、後において詳細に説明する。
The
図5又は図7に示すように、ロータ22には、車軸49の軸方向に延伸するよう形成され、その断面の外形が円形を呈するロータ出力部22cが設けられている。このロータ出力部22cは車軸49に対して偏心している。すなわち、ロータ出力部22cの外形の中心O2は、車軸49の中心線O1から径方向に離れた位置に位置している。一方、ロータ出力部22cの中心に形成された孔22bの中心は、車軸49の中心線O1上に位置している。そして孔22bの内側に、上述したベアリング27,27が圧入されている。
As shown in FIG. 5 or 7, the
減速機構30は、ロータ22の回転を減速して、ホイール40に伝達する機構である。ここで説明する例では、減速機構30は、ハイポサイクロイド減速機構であり、図3に示すように、第1リングギア31と、第2リングギア32と、遊星ギア33と、ワンウェイクラッチ36とを有している。また、遊星ギア33は、第1遊星ギア34と、第2遊星ギア35とを含んでいる。
The
第1リングギア31は、回り止めされた状態で支持プレート11によって支持されている。詳細には、支持プレート11には、上述したように、円盤部11aの外周縁から軸方向に伸びる外筒部11bが設けられている。第1リングギア31は、この外筒部11bの先端部に複数のボルト39によって固定されている。図5に示すように、第1リングギア31の外周縁には、ボルト39が挿通される複数の取付孔31aが形成されている。なお、この第1リングギア31の中心は、車軸49の中心線O1上に位置している。
The
図5又は図7に示すように、第1遊星ギア34は、車軸49の中心線O1に対して偏心した位置においてロータ出力部22cによって支持されている。詳細には、第1遊星ギア34の中心の位置は、ロータ出力部22cの中心O2の位置と同じであり、車軸49の中心線O1から径方向に離れている。また、第1遊星ギア34と第2遊星ギア35とを含む遊星ギア33は環状であり、その内側にはベアリング26が嵌められている。また、ベアリング26の内側には、ロータ出力部22cが嵌められている。そして、ロータ出力部22cは、当該ロータ出力部22cに対して相対的に回転可能となるように、ベアリング26を介して第1遊星ギア34及び第2遊星ギア35を支持している。
As shown in FIG. 5 or 7, the first
第1遊星ギア34は外歯ギアであり、その歯の一部が第1リングギア31に噛み合っている。詳細には、図5に示すように、第1遊星ギア34において、車軸49の中心線O1から最も離れた位置にある歯34bと当該歯34bに隣接する歯が、第1リングギア31に噛み合っている。また、第1遊星ギア34は、車軸49に対して偏心しているため、第1遊星ギア34に形成された歯のうち歯34bとは中心線O1を挟んで反対側に位置する歯34cは、第1リングギア31から離れている。
The first
なお、第1遊星ギア34を軽量化するために、当該第1遊星ギア34には、車軸49の軸方向に当該第1遊星ギア34を貫く複数の孔34eが形成されている。また、図7に示すように、ロータ22には、ロータ出力部22c、遊星ギア33、及びベアリング26の径方向における重心位置を均衡させるための凹部22fと、厚肉部22gとが形成されている。これによって、ロータ出力部22c、遊星ギア33、及びベアリング26の回転によって生じる径方向の振動が低減されている。
In order to reduce the weight of the first
図3又は図6に示すように、第2遊星ギア35は、第1遊星ギア34と同様に、車軸49に対して偏心している。すなわち、第2遊星ギア35の中心は、車軸49の中心線O1から径方向に離れており、第1遊星ギア34の中心O2を通る線上に位置している。第2遊星ギア35は、第1遊星ギア34と一体的に成型されており、当該第1遊星ギア34に連動する。なお、第2遊星ギア35と第1遊星ギア34は、別体でもよい。この場合、これらのギアは、例えばボルトやリベット等によって連結される。
As shown in FIG. 3 or FIG. 6, the second
図6に示すように、第2リングギア32とワンウェイクラッチ36は、その中心が車軸49の中心線O1上に位置するように配置されている。ここで説明する例では、ワンウェイクラッチ36は、スプラッグクラッチであり、外輪36aと、当該外輪36aの内側において周方向に並ぶ複数のスプラッグ36bとを有している。外輪36aには、ボルト38が挿通される複数の取付孔36cが形成されており、外輪36aは、複数のボルト38によってホイール40に固定されている(図2参照)。
As shown in FIG. 6, the
第2リングギア32は、ワンウェイクラッチ36の内側に配置され、第2遊星ギア35と噛み合っている。また、第2リングギア32が、ホイール40にモータ20の駆動力を伝える方向に回転する場合には、その回転はスプラッグ36bを介して外輪36aに伝達され、ワンウェイクラッチ36の外輪36aと第2リングギア32は一体的に回転する。一方、第2リングギア32の外輪36aに対する相対的な回転方向が、それとは反対である場合には、外輪36aは第2リングギア32に対して空転する。
The
車軸49の中心線O1を中心としてロータ22が回転すると、車軸49に対して偏心しているロータ出力部22cは、遊星ギア33を中心線O1の周りで公転させる。上述したように、遊星ギア33の第1遊星ギア34は、第1リングギア31に噛み合っている。そのため、第1遊星ギア34は、当該第1遊星ギア34が公転するにともなって、その中心O2を中心として自転する。その結果、第2遊星ギア35は、第1遊星ギア34とともに、中心線O1の周りで公転しつつ、自転する。第2リングギア32は、第2遊星ギア35が自転と公転とをすることによって、車軸49の中心線O1を中心として回転する。そして、第2リングギア32の回転は、ワンウェイクラッチ36を介して、ホイール40に伝達される。このようにして、ロータ32の回転は、減速機構30を介して、ホイール40に伝達される。
When the
ホイール40は中空をなすよう形成されている。詳細には、図3に示すように、ホイール40は、車軸49の軸方向に分離可能な左ホイール部41と右ホイール部42とを含んでいる。左ホイール部41は椀状に形成され、右ホイール部42は、略円盤状に形成されている。右ホイール部42の外周縁は、左ホイール部41の外周縁に複数のボルト47で固定されている。これによって、ホイール40の内側に空間が設けられている。なお、図2に示すように、ホイール40は、タイヤ44が嵌められるリム43を有している。左ホイール部41の外周面には、当該外周面から径方向に延伸し、左ホイール部41とリム43とを繋ぐ複数のアーム部41bが形成されている。
The
ホイール40は、支持プレート11とともに収容室Sを構成し、当該収容室Sにモータ20と減速機構30とが収容されている。詳細には、図3に示すように、左ホイール部41は、支持プレート11の円盤部11aの外側(図3においてWo1の示す方向)に位置する底部41aを有している。この底部41aに保持部41dが形成されている。すなわち、底部41aの中心に軸方向に開く開口が形成されており、この開口の縁が保持部41dとなっている。ホイール支持部11dは、保持部41dの内側を閉塞するよう配置されており、左ホイール部41と右ホイール部42とホイール支持部11dとによって、収容室Sが構成されている。
The
また、ホイール40には、支持プレート11の軸方向における相対的な動きを制限する2つのストッパ機構45,46が設けられている。ストッパ機構45,46は、支持プレート11を軸方向に挟む位置に設けられており、互いに反対方向の支持プレート11の動きを規制している。
Further, the
詳細には、ストッパ機構45は、支持プレート11に対して、左側(図3においてWo1の示す方向)に位置し、保持部41dと、当該保持部41dによって保持されるベアリング12とを含んでいる。そして、車軸49が支持プレート11及びカラー24に挿通される前においても、左ホイール部41はベアリング12を介して円盤部11aの裏面に当接するよう設けられ、左ホイール部41に対して相対的に左側に支持プレート11が移動することを規制している。なお、保持部41dには、当該保持部41dの縁から車軸49の軸中心側に突出するストッパ41eが設けられている。ストッパ41eは、ベアリング12の軸方向の移動を制限するとともに、ベアリング12に塵等が付着することを防止している。また、円盤部11aには、ベアリング12側に隆起する段差11iが形成されている。この段差11iはベアリング12の内輪に当接するよう設けられている。なお、段差11iとベアリング12の内輪との間には、支持プレート11等の製造誤差を吸収するために僅かな隙間が設けられている。そのため、支持プレート11が軸方向に僅かに移動することで、段差11iはベアリング12の内輪に当接する。
Specifically, the
ストッパ機構46は、支持プレート11に対して、右側(図3においてWo2の示す方向)に位置し、右ホイール部42の中心に形成された開口の縁である保持部42aと、当該保持部42aに圧入されることによって保持されるベアリング47とを有している。
The
ベアリング47の内輪は、カラー24の一端に当接するよう設けられ、カラー24の他端は、支持プレート11の貫通孔11cの縁に当接している。そして、車軸49が支持プレート11及びカラー24に挿通される前においても、右ホイール部42はベアリング47及びカラー24を介して貫通孔11cの縁に当接することによって、右ホイール部42に対して相対的に右側に支持プレート11が移動することを制限している。なお、カラー24等の製造誤差に対処するために、各部材の間に僅かな隙間が設けられてもよい。この場合、カラー24、右ホイール部42、又は支持プレート11が軸方向に僅かに移動することで、右ホイール部42はベアリング47及びカラー24を介して貫通孔11cの縁に当接する。また、駆動装置10が車体に組み付けられ、ベアリング47の内側に車軸49が嵌められた後には(図2参照)、右ホイール部42は、車軸49の周りで回転可能となるように、当該車軸49によって支持される。
The inner ring of the
また、図2に示すように、ベアリング47の軸方向の外側(図2においてWo2の示す方向)には、車速センサ51が配置されている。この車速センサ51も車軸49によって支持されている。駆動装置10を車体に組み付けた後には、ベアリング47、車速センサ51、カラー24、及び支持プレート11は、ブラケット5a,5aによって挟まれ、軸方向への移動が規制される。
Further, as shown in FIG. 2, a
また、右ホイール部42の軸方向の外側にはブレーキディスク52が配置されている。このブレーキディスク52は複数のボルト53によって右ホイール部42に固定されている。なお、自動二輪車1には、ディスクブレーキではなく、ドラムブレーキが搭載されてもよい。この場合、右ホイール部42の外側に、当該右ホイール部42とともに回転するブレーキドラムが配置されてもよい。
A
モータ20及び減速機構30は、車軸49が挿通される前の状態においても、収容室Sにおける軸方向の動きが制限されている(図3参照)。以下、モータ20と減速機構30の軸方向の動きを制限する駆動装置10の構造について説明する。
The
上述したように、ステータ21は、支持プレート11にボルト29,28によって固定されている(図3参照)。また、第1リングギア31は、支持プレート11の外筒部11bにボルト39によって固定されている。これによって、ステータ21及び第1リングギア31の軸方向の移動は、支持プレート11によって規制されている。
As described above, the
カラー24は、支持プレート11からロータ22の内側を通って、軸方向に延伸している。そして、図7に示すように、このカラー24の外周面に、ロータ22の軸方向の動きを規制するストッパ24bが形成されている。詳細には、このストッパ24bには、ベアリング27の内輪が当接し、ロータ22の内周面22bにはベアリング27の外輪に当接するストッパ22dが形成されている。そして、ストッパ24bは、ロータ22をステータ21側に引き寄せる永久磁石22aの磁力に抗して、ストッパ22dを磁力と反対方向に付勢している。これによって、ロータ22の軸方向の動きが規制されている。
The
なお、カラー24に形成されたストッパ24bの位置は、ロータ22とステータ21との距離が、所望の距離になるように設定されている。また、カラー24の外周面には、環状リング(例えば、サークリップ)25が嵌められている。環状リング25とストッパ24bは、ベアリング27,27の内輪を軸方向に挟んでいる。これによって、カラー24の外周面におけるベアリング27,27の位置が固定されている。
The position of the
ロータ出力部22cの外周面にはストッパ22eが形成されている。このストッパ22eは、ベアリング26を介して遊星ギア33の軸方向の動きを制限している。詳細には、ベアリング26は、遊星ギア33の内側に圧入されており、ベアリング26と遊星ギア33の軸方向の相対的な移動は制限されている。また、ロータ出力部22cの外周面には、ストッパ22eが形成されるとともに、環状リング(例えば、サークリップ)54が嵌められている。そして、このストッパ22eとリング54とによってベアリング26の内輪が挟まれており、ロータ出力部26の外周面におけるベアリング26の位置が固定されている。これによって、遊星ギア33の軸方向の移動は規制されている。なお、遊星ギア33は、永久磁石22aの磁力によって、支持プレート11側に引き寄せられている。遊星ギア33の内周面には、ベアリング26の外輪に当接するストッパ33aが形成されており、当該ストッパ33aは、遊星ギア33の支持プレート11側への移動を規制している。
A
図8は第2リングギア32の軸方向への移動が制限されていることを説明するための図である。上述したように、ワンウェイクラッチ36は、ボルト38によって右ホイール部42に固定されている(図3参照)。第2リングギア32の車幅方向の端面32bは、図8に示すように、右ホイール部42の内面に当接しており、第2リングギア32の右ホイール部42側への移動は規制されている。一方、第2リングギア32の他端面32aは、第1遊星ギア34から離間している。そのため、第2リングギア32の第1遊星ギア34側への僅かな移動は許容されているものの、その可動範囲は第2リングギア32と第2遊星ギア35との噛み合いが外れない範囲に限定されている。
FIG. 8 is a diagram for explaining that the movement of the
すなわち、第2リングギア32の端面32aと、第1遊星ギア34との間には間隔Gが空いており、第2リングギア32は、端面32aが第1遊星ギア34に当接する位置まで移動可能となっている。そして、端面32aが第1遊星ギア34に当接する位置に第2リングギア32が達した場合においても、第2リングギア32と第2遊星ギア35の噛み合いが外れることのないように、それらの厚さが設定されている。なお、右ホイール部42には、その内周面から軸方向に立ち上がり、第2リングギア32の外側に位置する突出部42cが形成されている。第2リングギア32は、この突出部42cとワンウェイクラッチ36とによって径方向の動きが規制されている。以上の説明が、モータ20と減速機構30の軸方向の動きを制限する構造についての説明である。
That is, there is a gap G between the
なお、第1遊星ギア34の歯の一部と第2遊星ギア35の歯の一部は、第1リングギア31及び第2リングギア32から径方向に離れているものの(図5及び図6参照)、第1リングギア31と第1遊星ギア34との噛み合い、及び第2リングギア32と第2遊星ギア35との噛み合いによって、遊星ギア33、ロータ22及びカラー24の径方向への移動も規制されている。
Note that a part of the teeth of the first
詳細には、図5に示すように、第1遊星ギア34の外周に形成された歯は、車軸49の中心線O1から最も離れた位置に位置する歯34bを中心とする広い角度範囲(図5においてθの示す角度範囲、以下、噛み合い範囲)において、第1リングギア31に噛み合っている。そのため、噛み合い範囲θの端に位置する歯34d,34dは、第1リングギア31の歯31b,31bに噛み合うことによって、第1遊星ギア34が第1リングギア31に対して径方向(車軸49の中心線O1側)に移動することを規制する。同様に、第2遊星ギア35も、第2リングギア32に対して広い角度範囲で噛み合っており、径方向への移動が規制されている。
Specifically, as shown in FIG. 5, the teeth formed on the outer periphery of the first
これによって、遊星ギア33の内側に嵌められたロータ出力部22cを有するロータ22の径方向の移動も規制されている。なお、永久磁石22aの磁力によっても、遊星ギア33、ロータ22及びカラー24の径方向への移動も規制されている。つまり、永久磁石22aの磁力によって、ロータ22とステータ21は互いに引き寄せ合っている。そのため、ロータ22とカラー24とが径方向に移動しようとすると、カラー24と支持プレート11との間に摩擦力が生じ、そのような移動が抑制される。
Accordingly, the radial movement of the
このように、ロータ22の径方向の移動が規制された状態では、カラー24の軸中心の位置は、支持プレート11の挿通孔11cの中心と、ベアリング47の中心の位置とに一致している(図2又は図3参照)。これによって、支持プレート11と、モータ20、ホイール40、及びカラー24を組み立てた後に車軸49を容易に挿通できる。
As described above, in the state where the movement of the
以上説明したように、駆動装置10は、車軸49周りにおいて回転可能に設けられるホイール40と、ステータ21と、当該ステータ21に対して相対回転可能なロータ22とを含むモータ20と、ロータ22の回転を減速してホイール40に伝える減速機構30と、ステータ21が取り付けられ、ホイール40に対して相対的に回転可能に設けられるとともに、モータ20と減速機構30とを収容する収容室Sをホイール40とともに構成する支持プレート11とを備える。そして、支持プレート11とホイール40の少なくとも一方(ここではホイール40)には、車軸49の軸方向における他方(ここでは支持プレート11)の相対的な動きを制限するストッパ機構45,46が設けられている。
As described above, the driving
これによって、駆動装置10を車体に取り付ける作業において、モータ20と減速機構30とホイール40とを一体的に取り扱うことができるようになり、車体の組立作業の作業性を向上できる。
As a result, in the operation of attaching the
また、駆動装置10では、ストッパ機構45,46は、ベアリング12,47と、当該ベアリング12,47を、それぞれ保持する保持部41d,42aとを含み、ホイール40は、車軸49の軸方向においてベアリング12,47を介して支持プレート11に当接するよう設けられている。これによって、簡単な構造で支持プレート11とホイール40の相対的な回転を許容しつつ、軸方向の動きを制限できる。
In the driving
また、駆動装置10では、2つのストッパ機構45,46がホイール40に設けられ、これらストッパ機構45,46は、互いに反対方向への支持プレート11の動きを制限している。これによって、ホイール40に対して支持プレート11が左右両側に移動することを制限できる。
In the driving
また、駆動装置10では、減速機構30は、環状の第1リングギア31、第2リングギア32、第1遊星ギア34、及び第2遊星ギア35を含んでいる。そして、ロータ22と、ステータ21と、第1リングギア31、第2リングギア32、第1遊星ギア34、及び第2遊星ギア35の内側には、車軸49が挿通されるカラー24が配置されている。これによって、一体化されたモータ20と減速機構30とホイール40とに、車軸49を挿通する作業の作業性を向上できる。
In the
また、車体の重量やモータを駆動させようとする運転領域に応じて、出力できるトルクが大きいモータを採用する必要が生じる場合がある。駆動装置10では、モータ20は、ステータ21とロータ22とが軸方向に向き合うように配置されるアキシャルギャップ型のモータであるので、径方向にステータとロータとが向き合うラジアルギャップ型のモータに比べて、ホイール40の幅(軸方向の大きさ)の増加を抑制しつつ、モータ20の出力トルクを大きく出来る。
Further, it may be necessary to employ a motor with a large torque that can be output, depending on the weight of the vehicle body and the operation region in which the motor is to be driven. In the
また、駆動装置10では、ロータ22とステータ21の内側には、ロータ22のステータ21への接近を規制するカラー24が配置されている。上述したように、ステータ21とロータ22は、一般的に磁力によって互いに引き寄せ合っている。そのため、このようなカラー24が配置されることによって、車軸49をモータ20の内側に挿通する前であっても、収容室S内においてロータ22とステータ21とが動くことを防止できる。
In the driving
また、駆動装置10では、支持プレート11は、車軸49を支持するフロントフォーク5に対して回り止めされている。これによって、モータ20が出力する駆動力が大きい場合であっても、支持プレート11を安定的に回り止めできる。
In the driving
駆動装置10では、減速機構30は、車軸49を囲む環状の第1リングギア31、第2リングギア32、第1遊星ギア34、及び第2遊星ギア35によって構成されるハイポサイクロイド減速機構である。これによって、駆動装置10の構成が簡素化され、ホイールを小型化できる。つまり、例えば、サンギアの周りで自転又は公転する遊星ギア等によって構成される減速機構を採用する場合には、車軸とは別に、遊星ギアを回転可能に支持する支持軸を設ける必要があり、当該支持軸を支持するための構造が複雑になる恐れがある。駆動装置10では、第1遊星ギア34及び第2遊星ギア35を支持するための支持軸を設ける必要がなく、駆動装置10の構成を簡素化できる。
In the
また、駆動装置10では、ロータ22は、ロータ22の回転中心に対して偏心したロータ出力部22cを有している。また、ハイポサイクロイド減速機構である減速機構30は、回り止めされた状態で支持プレート11によって支持される第1リングギア31と、ロータ出力部22cによって車軸49に対して偏心した位置に支持されるとともに、第1リングギア31に噛み合い、ロータ出力部22cが回転することによって公転及び自転する第1遊星ギア34とを備える。また、減速機構30は、車軸49に対して偏心し、第1遊星ギア34に連動する第2遊星ギア35と、当該第2遊星ギア35との噛み合い、当該第2遊星ギア35の回転をホイール40に伝える第2リングギア32とを含んでいる。そして、ロータ出力部22c、第1リングギア31、第1遊星ギア34、第2遊星ギア35及び第2リングギア32は、車軸49を囲むよう配置される。これによって、減速機構30とモータ20とホイール40と支持プレート11とを一体化し、その後、車軸49を挿通する作業ができるようになり、駆動装置10の車体への組み付け作業の作業性を向上できる。つまり、例えば、サンギアの周りで自転又は公転する遊星ギア等によって構成される減速機構のように、回転中心上にギアが配置される減速機構を採用する場合には、当該ギアが障害となって1本の車軸を支持プレート、モータ、減速機構及びホイールに挿通させることができない。駆動装置10では、ロータ出力部22c、第1リングギア31、第1遊星ギア34、第2遊星ギア35及び第2リングギア32は、車軸49が配置される位置を囲むので、駆動装置10をブラケット5a,5aの間に配置した後に、当該ブラケット5a,5a及び駆動装置10に、車軸49を挿通する作業ができるようになり、駆動装置10の車体への組み付け作業の作業性を向上できる。
In the driving
また、駆動装置10では、第1遊星ギア34は、第1リングギア31との噛み合いによって、車軸49の径方向へ移動することが制限されている。これによって、車軸49を、第1遊星ギア34の内側に挿通し易くなる。
Further, in the driving
また、第2遊星ギア35は、第2リングギア32との噛み合いによって、車軸49の径方向へ移動することが制限されている。これによって、車軸49を、第2遊星ギア35の内側に挿通し易くなる。
Further, the second
なお、本発明は以上説明した駆動装置10に限られず、種々の変更が可能である。例えば、以上の説明では、減速機構30は、ハイポサイクロイド減速機構であった。しかしながら、減速機構は、サンギアと、当該サンギアの周りで回転する複数の遊星ギアとを備える遊星減速機構でもよい。図9は、この形態の例である駆動装置100の断面図であり、図10は、当該駆動装置100の拡大断面図である。なお、これらの図において、これまで説明した箇所と同一箇所には同一符号を付し、その説明を省略する。
The present invention is not limited to the driving
図9に示すように、駆動装置100は、支持プレート11Aと、支持プレート13と、支持プレート14と、モータ20Aと、減速機構30Aと、車軸91と、車軸91と同軸上に配置された支持軸92とを有している。モータ20Aは、ステータ21と、ロータ122Aとを備え、減速機構30Aは、サンギア131と、複数の遊星ギア133と、リングギア32と、ワンウェイクラッチ36とを備えている。なお、図9及び図10においては、複数の遊星ギア133のうち1つが示されている。
As shown in FIG. 9, the driving
支持プレート11Aは、2つのボルト19によって、フロントフォーク5の下端部に設けられたブラケット5aに固定されている。また、支持プレート11Aは、上述した支持プレート11と同様に、ホイール支持部11dと円盤部11aと外筒部11bとを有している(図10参照)。
The
図10に示すように、ロータ22Aは、支持軸92によって回転可能に支持されている。詳細には、支持軸92の一端は、支持プレート11Aの中心に形成された孔11cに差し込まれ、当該支持プレート11Aに固定されている。支持軸92の他端には、2つのベアリング99,99が嵌められている。支持軸92の他端と、ベアリング99,99とが、ロータ22Aの中心に形成された凹部22iの内側に嵌められており、ロータ22Aは、支持軸92及び車軸91の中心線O3を中心として回転する。
As shown in FIG. 10, the
ロータ22Aの中心には、凹部22iとともに、挿通孔22jが形成されている。この挿通孔22jには、サンギア131の一端が嵌められており、ロータ22Aはサンギア131とともに回転する。なお、サンギア131の外周面に、挿通孔22jの内周面に形成されたギアに噛み合うギアが形成されている。
An
サンギア131の他端の外周面にもギアが形成されている。このギアは、遊星ギア133に設けられた第1遊星ギア134に噛み合っている。遊星ギア133は、第1遊星ギア134に加えて、当該第1遊星ギア134に軸方向に並ぶ第2遊星ギア135を有し、これらは一体成型されて遊星ギア133を構成している。遊星ギア133は、支持軸93によって回転可能に支持されている。
A gear is also formed on the outer peripheral surface of the other end of the
支持軸93の両端は、支持プレート11Aに固定された支持プレート13と支持プレート14とによって支持され、これらによって支持軸93の軸方向の動きが規制されている。詳細には、支持プレート13の外周縁は、支持プレート11Aの外筒部11bの先端部に、周方向に並ぶ複数のボルト15によって固定されている。支持プレート13の中心線O3側には、軸方向に伸びるボス13aが設けられている。このボス13aに、支持プレート14の外周縁14aが、周方向に並ぶ複数のボルト16によって固定されている。このようにして、支持プレート13と支持プレート14は、支持プレート11Aに固定されている。そして、支持軸93は、支持プレート13の内周縁13cと支持プレート14の外周縁14aとの間に配置され、支持軸93の両端部は、支持プレート13の内周縁13cと支持プレート14の外周縁14aとによって支持されている。なお、支持軸93は、支持プレート13と支持プレート14によって、中心線O3周りの周方向の位置が固定されている。そのため、遊星ギア133は、サンギア131が回転することによって、支持軸93の周りで自転する。
Both ends of the
第2遊星ギア135は、リングギア32に噛み合っている。このリングギア32は、上述した第2リングギア32と同様に、右ホイール部42に固定されたワンウェイクラッチ36の内側に配置されている。
The second
ホイール40は、上述した駆動装置10と同様に、支持プレート11Aと車軸91とによって回転可能に支持されている。詳細には、図9に示すように、左ホイール部41は、保持部41dの内側には、ベアリング12が嵌められ、当該ベアリング12の内側には支持プレート11Aのホイール部支持部11dが嵌められている。また、右ホイール部42の保持部42aの内側には、ベアリング47が嵌められ、当該ベアリング47の内側に車軸91が嵌められている。
The
ロータ22Aが回転すると、当該ロータ22Aに噛み合っているサンギア131が、中心線O1を中心として回転する。そして、サンギア131の他端に噛み合っている第1遊星ギア134は、支持軸93を中心として回転し、当該遊星ギア134と一体的に成型されている第2遊星ギア135も回転する。第2遊星ギア135の回転はリングギア32とワンウェイクラッチ36を介してホイール40に伝達される。
When the
駆動装置100においては、ストッパ機構45,46は、支持プレート11A,13,14を軸方向に挟む位置に設けられており、互いに反対方向の支持プレート11,13,14の動きを制限している。詳細には、支持プレート11A,13,14は、上述したように、ボルト15及びボルト16によって互いに連結されている。そして、左ホイール部41に設けられたストッパ機構45は、ベアリング12を介して、支持プレート11Aに当接するよう設けられている。また、右ホイール部42に設けられたストッパ機構46は、ベアリング47を介して、支持プレート14に当接するよう設けられている。これによって、支持プレート11A,13,14の左右両側へのホイール40に対する相対的な移動が制限されている。
In the
また、駆動装置100においては、支持プレート11A及び車軸91がブラケット5a,5aに取り付けられる前の状態においても、モータ20A、減速機構30A、及び支持軸92、及び車軸91は、収容室Sにおける軸方向の動きが規制されている。
Further, in the
詳細には、図10に示すように、支持軸92の外周面には、支持プレート11Aの孔11cの縁に当接するストッパ92aが形成されている。車軸91は支持プレート14の中心に形成された孔14bに嵌められている。車軸91の一端にも、支持プレート14に当接し、当該車軸91の軸方向の外側(図9及び図10においてWo2の示す方向)への移動を規制するストッパ91aが形成されている。そして、これら支持軸92と車軸91との間にサンギア131が配置され、サンギア131、支持軸92及び車軸91の軸方向の動きが規制されている。また、ストッパ92aは、永久磁石22aに抗して、ロータ22Aのステータ21側への移動を規制している。また、遊星ギア133は、支持プレート13の内周縁13cと支持プレート14の外周縁14aとに挟まれて、軸方向の移動が規制されている。さらに、リングギア32は、駆動装置10の場合と同様にして、右ホイール部42の内壁と、遊星ギア133とによって軸方向の動きが制限されている。
Specifically, as shown in FIG. 10, a
このように、駆動装置100によれば、モータ20A及び減速機構30Aは、収容室Sにおける軸方向の動きが、これらを車体に組み付ける前の状態において、規制されている。そのため、車体の組立作業において、ホイール40、モータ20A、減速機構30A、及び車軸91を一体的に取り扱うことができるようになり、組立作業の作業性が向上する。
Thus, according to the
なお、以上説明した駆動装置10,100では、左ホイール部41及び右ホイール部42にストッパ機構45,46が設けられ、左ホイール部41の保持部41dにベアリング12が圧入され、右ホイール部42の保持部42aにベアリング47が圧入されていた。しかしながら、ストッパ機構は、支持プレートに設けられてもよい。この場合、支持プレートにベアリングを保持する保持部が形成される。
In the
また、以上の説明では、ホイール40の左ホール部41が椀状に形成され、その内側に支持プレート11が配置されていた。しかしながら、ホイール40及び支持プレート11の形状はこれに限られない。例えば、ホイール40と支持プレート11の双方が椀状に形成されてもよい。この場合、左ホイール部41と支持プレート11のいずれか一方の縁に、他方の縁に引っ掛かるストッパ機構が設けられてもよい。
In the above description, the
1 自動二輪車、10,100 駆動装置、5 フロントフォーク、6 ハンドル、11,11A 支持プレート(支持部材)、12,47 ベアリング、13,14 支持プレート、20,20A モータ、21 ステータ、22,22A ロータ、24 カラー、30,30A 減速機構、31 第1リングギア、32 第2リングギア、33 遊星ギア、34 第1遊星ギア、35 第2遊星ギア、40 ホイール、41 左ホイール部、41d 保持部、42 右ホイール部、42a 保持部、43 リム、44 タイヤ、45,46 ストッパ機構、48 ナット、49 車軸、60 エンジンユニット、61 エンジン、62 ピストン、63 クランクシャフト、64 ケース、65 変速機、68 車軸、69 リアホイール、91 車軸、92,93 支持軸、131 サンギア、133 遊星ギア、134 第1遊星ギア、135 第2遊星ギア。
DESCRIPTION OF
Claims (12)
ステータと、当該ステータに対して相対回転可能なロータとを含むモータと、
前記ロータの回転を減速して前記ホイールに伝える減速機構と、
前記ステータが取り付けられ、前記ホイールに対して相対的に回転可能に設けられるとともに、前記モータと前記減速機構とを収容する収容室を前記ホイールとともに構成する支持部材と、を備え、
前記支持部材と前記ホイールの少なくとも一方には、前記車軸の軸方向における他方の相対的な動きを制限する少なくとも1つのストッパ機構が設けられる、
ことを特徴とする二輪車の駆動装置。 A wheel provided rotatably around the axle;
A motor including a stator and a rotor rotatable relative to the stator;
A speed reduction mechanism for decelerating the rotation of the rotor and transmitting it to the wheel;
The stator is mounted and provided so as to be rotatable relative to the wheel, and a support member configured together with the wheel to house the motor and the speed reduction mechanism;
At least one stopper mechanism that restricts relative movement of the other in the axial direction of the axle is provided on at least one of the support member and the wheel.
A two-wheeled vehicle drive device.
前記ストッパ機構は、ベアリングと、当該ベアリングを保持する保持部とを含み、前記支持部材と前記ホイールの前記一方は、前記車軸の軸方向において前記ベアリングを介して前記他方に当接する、
ことを特徴とする二輪車の駆動装置。 The two-wheeled vehicle drive device according to claim 1,
The stopper mechanism includes a bearing and a holding portion that holds the bearing, and the one of the support member and the wheel is in contact with the other through the bearing in the axial direction of the axle.
A two-wheeled vehicle drive device.
前記支持部材と前記ホイールの前記一方には、前記車軸の軸方向における互いに反対方向への前記他方の動きを制限する2つの前記ストッパ機構が設けられる、
ことを特徴とする二輪車の駆動装置。 The two-wheeled vehicle drive device according to claim 1,
The one of the support member and the wheel is provided with two stopper mechanisms for restricting the other movement in opposite directions in the axial direction of the axle.
A two-wheeled vehicle drive device.
前記減速機構は複数の環状のギアを含み、
前記ロータと前記ステータと前記複数のギアの内側には、前記車軸が挿通されるカラーが配置される、
ことを特徴とする二輪車の駆動装置。 The two-wheeled vehicle drive device according to claim 1,
The speed reduction mechanism includes a plurality of annular gears,
A collar through which the axle is inserted is disposed inside the rotor, the stator, and the plurality of gears.
A two-wheeled vehicle drive device.
前記ステータと前記ロータは、前記車軸の軸方向に向き合うよう配置される、
ことを特徴とする二輪車の駆動装置。 The two-wheeled vehicle drive device according to claim 1,
The stator and the rotor are arranged to face each other in the axial direction of the axle.
A two-wheeled vehicle drive device.
前記ステータと前記ロータは、前記車軸の軸方向に向き合うよう配置され
前記ロータと前記ステータの内側には、前記ロータの前記ステータへの接近を規制するカラーが配置される、
ことを特徴とする二輪車の駆動装置。 The two-wheeled vehicle drive device according to claim 1,
The stator and the rotor are disposed so as to face each other in the axial direction of the axle, and a collar that restricts the approach of the rotor to the stator is disposed inside the rotor and the stator.
A two-wheeled vehicle drive device.
前記支持部材は、車軸を支持するフロントフォークに対して回り止めされる、
ことを特徴とする二輪車の駆動装置。 The drive device according to claim 1,
The support member is prevented from rotating with respect to a front fork that supports the axle.
A two-wheeled vehicle drive device.
前記減速機構は、前記車軸を囲む環状の複数のギアによって構成されるハイポサイクロイド減速機構である、
ことを特徴とする二輪車の駆動装置。 The two-wheeled vehicle drive device according to claim 1,
The speed reduction mechanism is a hypocycloid speed reduction mechanism configured by a plurality of annular gears surrounding the axle.
A two-wheeled vehicle drive device.
前記ロータは、当該ロータの回転中心に対して偏心したロータ出力部を有し、
前記減速機構は、
回り止めされた状態で前記支持部材によって支持される第1のリングギアと、
前記ロータ出力部によって前記車軸に対して偏心した位置に支持されるとともに、前記第1のリングギアに噛み合い、前記ロータ出力部が回転することによって公転及び自転する第1の遊星ギアと、
前記車軸に対して偏心し、前記第1の遊星ギアに連動する第2の遊星ギアと、
前記第2の遊星ギアと噛み合い、当該第2の遊星ギアの回転を前記ホイールに伝える第2のリングギアと、を含み、
前記ロータ出力部、前記第1のリングギア、前記第1の遊星ギア、前記第2の遊星ギア、前記第2のリングギアは、前記車軸を囲むよう配置される、
ことを特徴とする二輪車の駆動装置。 The drive device according to claim 8, wherein
The rotor has a rotor output portion that is eccentric with respect to the rotation center of the rotor,
The deceleration mechanism is
A first ring gear supported by the support member in a detent state;
A first planetary gear that is supported by the rotor output portion at a position eccentric with respect to the axle, meshes with the first ring gear, and revolves and rotates as the rotor output portion rotates;
A second planetary gear that is eccentric with respect to the axle and interlocked with the first planetary gear;
A second ring gear meshing with the second planetary gear and transmitting the rotation of the second planetary gear to the wheel,
The rotor output portion, the first ring gear, the first planetary gear, the second planetary gear, and the second ring gear are arranged so as to surround the axle.
A two-wheeled vehicle drive device.
前記第1の遊星ギアは、前記第1のリングギアとの噛み合いによって、前記車軸の径方向への移動が制限される、
ことを特徴とする二輪車の駆動装置。 The drive device according to claim 9, wherein
The movement of the first planetary gear in the radial direction of the axle is limited by meshing with the first ring gear.
A two-wheeled vehicle drive device.
前記第2の遊星ギアは、前記第2のリングギアとの噛み合いによって、前記車軸の径方向への移動が制限される、
ことを特徴とする二輪車の駆動装置。 The drive device according to claim 9 or 10,
The movement of the second planetary gear in the radial direction of the axle is limited by meshing with the second ring gear.
A two-wheeled vehicle drive device.
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