JP2009159744A - 摩擦駆動アクチュエータおよびそれを用いるハードディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】HDDの磁気記録ヘッドの駆動などのために用いられる超音波モータにおいて、応答性を向上する。
【解決手段】面内振動を行い、ステータとなる振動体2をロータ3に内包することで、前記振動体2の振動が摩擦接触するロータ3に伝達されて該ロータ3が予め規定された範囲の回転角度内で往復動する超音波モータ10において、略円筒状や有底円筒状に形成される前記ロータ3の周壁を挟んで、振動体2の当接部2g;2h,2iの反対側の位置に弾性部材13を設けるとともに、その弾性部材13にリング12を被せて、前記ロータ3の回転に伴い略前記当接部2g;2h,2iが当接する範囲を振動体2側に加圧(バイアス)する。したがって、ロータ3の全周を緊縛するのではなく、部分的に加圧するので、加圧力を効果的に伝えることができ、応答性を向上することができる。
【選択図】図1
【解決手段】面内振動を行い、ステータとなる振動体2をロータ3に内包することで、前記振動体2の振動が摩擦接触するロータ3に伝達されて該ロータ3が予め規定された範囲の回転角度内で往復動する超音波モータ10において、略円筒状や有底円筒状に形成される前記ロータ3の周壁を挟んで、振動体2の当接部2g;2h,2iの反対側の位置に弾性部材13を設けるとともに、その弾性部材13にリング12を被せて、前記ロータ3の回転に伴い略前記当接部2g;2h,2iが当接する範囲を振動体2側に加圧(バイアス)する。したがって、ロータ3の全周を緊縛するのではなく、部分的に加圧するので、加圧力を効果的に伝えることができ、応答性を向上することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ハードディスク装置(以下HDD)の磁気記録ヘッド駆動用として好適に用いられ、超音波アクチュエータと称される摩擦駆動アクチュエータおよび前記ハードディスク装置に関する。
前記HDDの磁気記録ヘッド駆動用の超音波アクチュエータには、高精度な位置決め性や高速応答性が要求される。そこで、このような用途に適用できそうな典型的な従来技術が、特許文献1で示されている。図13は、その従来技術による超音波アクチュエータの断面図である。この超音波アクチュエータは、一般的な進行波型回転アクチュエータの典型例であり、円板状の振動体101に貼付けられた圧電素子102で発生された円板の周方向に進行する超音波振動が、ライナー103を介して移動体104(ロータ)に伝搬されることで該移動体104が回転するようになっている。
しかしながら、この従来技術では、移動体104は、ボールベアリングから成る軸受105で位置決めされる。したがって、ボールベアリングはボールと内輪および外輪との間にわずかではあるがガタを有するので、その分、ロータ(移動体104)の位置変動や不要な共振が生じ、高精度化、したがって前記HDDの場合には記録密度の向上に限界がある。また、それらのガタに、ボールベアリングの慣性質量、軸受の摩擦抵抗や軸受潤滑剤の粘性抵抗による軸受負荷が、応答性向上の制約になるという問題もある。詳しくは、HDDの磁気記録ヘッド駆動用の超音波アクチュエータとしての駆動応答性は、アーム部の共振周波数、軸受部の共振周波数、先端に取付けられるサスペンションの共振周波数などによって決定される。HDDのサイズの小型化に伴い、アーム部およびサスペンションの共振周波数は比較的高く設計できるようになっており、このため軸受け部における前記ガタ、慣性質量および軸受負荷が前記応答性の制約になっている。
そこで、このような問題を解決できる他の従来技術として、特許文献2が挙げられる。図14は、その従来技術の微小駆動装置を用いた情報記憶装置の平面図である。この情報記憶装置では、ヘッド・アーム111の基端側に円筒状の部材112を固着し、その部材112の周りに3個以上配置した圧電振動体113が、屈曲と伸縮とを組合わせた運動を行うことで楕円振動を行って前記部材112を回転させ、その部材112を回転軸として前記ヘッド・アーム111を揺動させている。これによって、前記ボールベアリングなどの軸受を用いずに、圧電振動体113のみでヘッド・アーム111の位置決めを行っているので、軸受によるガタがなく、また軸受の慣性および軸受負荷が低減されている。
しかしながら、この従来技術では、ヘッド・アーム111を加圧する圧電振動体113が、適度な加圧(摩擦)力を発生するために、バネ114によって加圧方向に可動となるように保持されており、これによって該圧電振動体113もヘッド・アーム111の回転方向に揺動可能であり、それが応答性を高める上での課題となる。すなわち、駆動側も動いてしまい、移動側の移動にオーバーシュートやアンダーシュートが生じて、なかなか目的位置に収束しない。
そこで、このような問題を解決できるさらに他の従来技術として、特許文献3が挙げられる。図15は、その従来技術の超音波モータの断面図である。この超音波モータでは、円筒状の圧電体121の内外周に電極を設けてステータ122が構成され、その径方向に発生した凹凸が周方向に進行して進行波となり、そのステータの外周にロータ123,124,125が嵌め込まれている。この従来技術では、ロータ123,124,125が、図15で示す軸線方向断面で湾曲してステータ122に加圧接触するので、軸受ガタがなく、したがって回転中心ブレがなく、応答性も高いとなっている。また、ロータとステータとの接触圧は、加圧手段がロータを前記軸線方向に押し潰すことで発生している。
特開平6−78570号公報
特開2000−224876号公報
特開平5−268779号公報
上述の特許文献3では、ロータの内周全周とステータの外周全周とが接触加圧するので、ロータは全周内側へ均一な変形をする必要があり、ロータの変形剛性は非常に高いものとなる。その結果、加圧力は振動体へは充分伝達されず、応答性が低いとともに、駆動性能に大きく影響する振動体−ロータ間の接触圧を安定化させることは困難である。
本発明の目的は、面内振動を行う振動体(ステータ)をロータに内包または外包し、前記振動体の振動が摩擦接触するロータに伝達されて該ロータが回転することで、ロータを軸受け不要に支持する摩擦駆動アクチュエータにおいて、前記振動体とロータとの間の摩擦力を安定させることができるとともに、応答性を向上することができる摩擦駆動アクチュエータおよびそれを用いるハードディスク装置を提供することである。
本発明の摩擦駆動アクチュエータは、面内振動を行う振動体と、環状に形成され、その内周面または外周面において前記振動体の当接部が複数箇所で半径方向に当接するロータとを備えて構成され、前記ロータが弾性変形することで当接部に加圧力が生じるよう前記振動体が組み込まれ、前記加圧力により、前記振動体の振動が摩擦接触しているロータに伝達されて該ロータが予め規定された範囲の回転角度内で往復動する摩擦駆動アクチュエータにおいて、前記ロータを挟んで前記当接部の反対側で、前記ロータの回転に対して略前記当接部が当接する範囲に設けられ、前記ロータを前記振動体側に加圧する加圧部材を備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、HDDの磁気記録ヘッド駆動用として好適に用いられ、超音波アクチュエータと称される摩擦駆動アクチュエータにおいて、先ず該摩擦駆動アクチュエータを、面内振動を行い、ステータとなる振動体と、前記振動体を内包または外包するロータとを備えて構成し、前記振動体の振動が摩擦接触するロータに伝達されて該ロータが予め規定された範囲の回転角度内で往復動するようにする。
そして、略円筒状や有底円筒状に形成される前記ロータの周壁を挟んで前記当接部の反対側の位置に加圧部材を設け、その加圧部材が、前記ロータの回転に伴い略前記当接部が当接する範囲を振動体側に加圧(バイアス)する。
したがって、面内振動を行う振動体をロータの加圧(バイアス)力によって挟み込むことで、該ロータの回転軸方向および軸直角方向への位置決め(センタリング)が共に行われて、該ロータの軸受けを不要にした構成とすることができるとともに、振動体やロータに寸法上の製造誤差があっても、また温度変化や摩耗などによって振動体やロータに寸法変化が生じても、当接部の加圧(摩擦)力を常に一定に保つことができる。こうして、駆動性能を安定させることができる。また、ロータの全周を緊縛するのではなく、ロータの回転に伴い、略当接部が当接する範囲を部分的に加圧するので、加圧力を効果的に伝えることができ、応答性を向上することができる。さらにまた、前記ロータが弾性変形するように振動体を組み込むにあたって、前記当接部が前記加圧部材の設けられていない箇所に位置している状態で組み込むことで、容易に組み込むこともできる。
また、本発明の摩擦駆動アクチュエータでは、前記加圧部材は、前記ロータに接触する介在部材と、前記介在部材に外嵌めまたは内嵌めされ、半径方向に縮小または拡大するようにバイアス力を発生することで、前記介在部材に前記ロータを加圧させるコイルばねとを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記加圧(バイアス)力を、コイルばねによって容易に発生させることができる。また、コイルばねは板ばねに比べてばね定数を小さくできるので、加圧力を発生させるための初期チャージ量を大きくとることができ、寸法誤差による加圧力の変動を低減することができる。
さらにまた、本発明の摩擦駆動アクチュエータでは、前記加圧部材は、前記ロータと同心の環状または円弧状に形成されるリングと、前記リングとロータとの間に介在され、それらの径の差よりも厚く形成されることで前記ロータを加圧する樹脂製の介在部材とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記加圧(バイアス)力を、介在部材の厚みによって容易に発生させることができる。また、振動アクチュエータでは、しばしばロータ共振による性能低下が課題となるのに対して、樹脂製の介在部材がロータ共振に対する振動減衰を行うので、ロータ共振が低減され、さらなる駆動性能の向上・安定化を図ることができる。前記介在部材は、前記リングと一体と別体とのどちらであってもよい。
また、本発明の摩擦駆動アクチュエータでは、前記加圧部材は、前記ロータと同心のC字状に形成されるリングと、前記リングとロータとの間に介在される介在部材と、前記リングの遊端部間を締付ける力を加減することで、前記介在部材の加圧力を調整可能にする加圧力調整手段とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記加圧(バイアス)力を、締付けねじなどの加圧力調整手段によって調整可能に発生させることができる。
したがって、さらなる駆動性能の安定化を図ることができる。
さらにまた、本発明の摩擦駆動アクチュエータでは、前記加圧部材は、前記ロータと同心の環状または円弧状に形成されるリングと、前記リングとロータとの間に圧縮された状態で介在されることで弾発力を発生し、前記ロータを加圧する弾性部材とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記加圧(バイアス)力を、スポンジなどの弾性部材の弾発力によって容易に発生させることができる。
また、本発明の摩擦駆動アクチュエータでは、前記加圧部材は、前記ロータと同心で、2種類の径を有する円弧部を半径方向に延びる連結部で接続した略環状に形成され、前記連結部が大径の円弧部とロータとの径の差よりも長く形成されることで小径の円弧部が前記ロータを加圧するリング部材から成ることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記加圧(バイアス)力を、段差を有するリング部材の前記段差の部分によって容易に発生させることができる。
さらにまた、本発明のハードディスク装置は、前記の摩擦駆動アクチュエータを用いることを特徴とする。
上記の構成によれば、軸受けが不要で、振動体(ステータ)とロータとの間の摩擦力をより安定させることができるとともに、応答性を向上することができるヘッドアクチュエータを有するハードディスク装置を実現することができる。
本発明の摩擦駆動アクチュエータは、以上のように、HDDの磁気記録ヘッド駆動用として好適に用いられ、超音波アクチュエータと称される摩擦駆動アクチュエータにおいて、該摩擦駆動アクチュエータを、面内振動を行い、ステータとなる振動体と、前記振動体を内包または外包するロータとを備えて構成し、前記振動体の振動が摩擦接触するロータに伝達されて該ロータが予め規定された範囲の回転角度内で往復動するようにし、さらに略円筒状や有底円筒状に形成される前記ロータの周壁を挟んで前記当接部の反対側の位置に加圧部材を設け、その加圧部材が、前記ロータの回転に伴い略前記当接部が当接する範囲を振動体側に加圧(バイアス)する。
それゆえ、面内振動を行う振動体をロータの加圧(バイアス)力によって挟み込むことで、該ロータの回転軸方向および軸直角方向への位置決め(センタリング)が共に行われて、該ロータの軸受けを不要にした構成とすることができるとともに、振動体やロータに寸法上の製造誤差があっても、また温度変化や摩耗などによって振動体やロータに寸法変化が生じても、当接部の加圧(摩擦)力を常に一定に保つことができる。こうして、駆動性能を安定させることができる。また、ロータの全周を緊縛するのではなく、ロータの回転に伴い、略当接部が当接する範囲を部分的に加圧するので、加圧力を効果的に伝えることができ、応答性を向上することができる。
さらにまた、本発明のハードディスク装置は、以上のように、前記の摩擦駆動アクチュエータを用いる。
それゆえ、軸受けが不要で、振動体(ステータ)とロータとの間の摩擦力をより安定させることができるとともに、応答性を向上することができるヘッドアクチュエータを有するハードディスク装置を実現することができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の第1の形態に係る摩擦駆動アクチュエータである超音波モータ10の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)および(c)は縦断面図である。この超音波モータ10は、大略的に、面内振動を行う振動体2と、前記振動体2を内包するロータ3と、前記振動体2を支持する固定部材4と、前記振動体2から引出されるFPC(フレキシブルプリント基板)5と、前記ロータ3に被せられ、出力伝達部材となる本発明の実施の第1の形態に係る加圧部材11とを備えて構成される。
図1は、本発明の実施の第1の形態に係る摩擦駆動アクチュエータである超音波モータ10の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)および(c)は縦断面図である。この超音波モータ10は、大略的に、面内振動を行う振動体2と、前記振動体2を内包するロータ3と、前記振動体2を支持する固定部材4と、前記振動体2から引出されるFPC(フレキシブルプリント基板)5と、前記ロータ3に被せられ、出力伝達部材となる本発明の実施の第1の形態に係る加圧部材11とを備えて構成される。
図2は、前記振動体2を拡大して示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は裏面図である。この振動体2は、矩形のバルク圧電素子2cの正面側に、4分割した対角線線上に一対のA相電極2aとB相電極2bとが貼付けられ、裏面側に共通のGND電極2dが貼付けられ、長手方向両端部にチップ部材2e,2fが設けられ、そのチップ部材2e,2fに実際にロータ3の内周面に当接する当接部2g;2h,2iが設けられて成る。そして、振動体2の中央部に形成された孔2jに固定ねじ6が挿通され、前記固定部材4に螺着されることで該振動体2が固定部材4にねじ止め固定される。
この振動体2は、矩形に形成されるけれども、三角形等、他の形状が用いられてもよく、また薄い圧電素子の層を複数積層して構成することで、低電圧化を図ることができる。前記当接部2g;2h,2iは、ロータ3の支持のために3点設けられるけれども、4点以上設けられてもよい。前記当接部2g;2h,2iは、アルミナ、ジルコニアなどのセラミックや超硬合金などから成り、前記チップ部材2e,2fとの結合には、接着強度が高く、比較的剛性の高いエポキシ系接着剤などが用いられる。
前記A相電極2a、B相電極2bおよびGND電極2dはFPC5に接続され、図示しない駆動回路から、前記A相電極2aとB相電極2bとに相互に位相の90度ずれた共振周波数の駆動信号が印加されることで、図3(a)で示す縦1次振動モードの振動と、図3(b)で示す屈曲2次振動モードの振動とを励起させ、それらを合成することで、それぞれ同じ方向に回転する高周波の楕円振動が得られるようになっている。この楕円振動が、前記当接部2g;2h、2iで当接しているロータ3に伝搬され、該ロータ3が回転する。前記駆動信号の位相を反転させることで、前記楕円振動の回転方向、すなわちロータ3の回転方向が反転する。前記電極2a,電極2bに与える電圧の大きさを変化することで前記楕円振動の大きが変化し、速度やトルクが変化する。前記バルク圧電素子2cの縦横比、チップ部材2e,2fの重量などを調整することで、前記2つのモードでの共振周波数が略一致されている。
前記振動体2の3点の当接部2g;2h,2iに外接している円筒形状のロータ3は、弾性を有するステンレスなどの金属材料から成り、磨耗を防ぐため、その表面には、窒化処理などの硬化処理が施される。或いは、CrNやTiCNなどのセラミックコーティングが行われてもよい。
上述のように構成される超音波モータ10において、注目すべきは、本実施の形態では、前記加圧部材11は、前記ロータ3と同心の環状に形成されるステンレス製のリング12と、前記リング12とロータ3との間に圧縮された状態で介在されることで弾発力を発生し、スポンジなどから成り、前記ロータ3を加圧(バイアス)する弾性部材13とを備えて構成されることである。
ここで、図4で示すように、ロータ3は、予め規定された範囲の回転角度内で往復動する。図4の例では、前記ロータ3は、中心位置から時計回り、反時計回りにそれぞれθだけ回転することを表しており、その中心位置で前記各当接部2g;2h,2iの中心と回転中心Pとを結ぶ線を参照符号Lg;Lh,Liで示し、各当接部2g;2h,2iのロータ3との当接範囲(稼動範囲)を参照符号Wg;Wh,Wiで示している。近接して2つ設けられる当接部2h、2iでは、そのロータ3との当接する範囲Wh,Wiが角度θ1だけ重なっている。前記角度θは、たとえば20度の範囲であり、後述するHDDのヘッドアームの駆動には充分な回転量である。
したがって、ロータ3に振動体2を組み込む前は、図1および図4で示すように環状のロータ3の略対向位置に設けられる弾性部材13によって、該ロータ3は楕円形状に変形しており、図5で示すように、前記当接部2g;2h,2iが前記弾性部材13の設けられていない箇所に位置している状態、すなわち前記矩形の振動体2の長手方向を該ロータ3の長径方向に一致させた状態で組み込むことで、容易に組み込むことができる。
前記組込みが行われた後、前記図1および図4で示すように、前記当接部2g;2h,2iを前記弾性部材13の設けられている箇所、すなわち前記矩形の振動体2の長手方向を該ロータ3の短径方向に一致させた状態(前記中心位置)までロータ3を回転させることで、前記当接部2g;2h,2iはロータ3に内周側から当接して、ロータ3を半径方向外方に変形させる。これによって、該当接部2g;2h,2iにはロータ3の弾性変形による初期接触圧力に前記弾性部材13による加圧力が加わり、前記当接部2g;2h,2iとロータ3の内周面との接触圧は所定の値となる。
これら3箇所の当接によって、ロータ3は振動体2に対して半径方向の移動がガタつきなく規制(センタリング)される。また、図1(b)や図1(c)で示すロータ3の軸線方向断面には、V形状の溝3aが設けられ、R形状の前記各当接部2g;2h,2iが嵌まり込むので、ロータ3の回転軸方向および軸倒れ方向の移動も規制(センタリング)される。こうして、従来のボールベアリングなどの軸受けを不要にした構成とすることができるとともに、回転軸方向および軸直角方向共に軸受ガタが全くなく、剛性が高まり、モータの応答性を向上できる。
また、振動体2やロータ3に寸法上の製造誤差があっても、さらに温度変化や摩耗などによって振動体2やロータ3に寸法変化が生じても、弾性部材13によって当接部2g;2h,2iの加圧(摩擦)力を常に略一定に保つことができ、駆動性能を安定させることができる。さらにまた、図6で示すバンド11’のように、ロータ3の全周を緊縛するのではなく、ロータ3の回転に伴い、略当接部2g;2h,2iが当接する範囲Wg;Wh,Wiを部分的に加圧するので、加圧力を効果的に伝えることができ、応答性を向上することができる。また、前記加圧(バイアス)力を、スポンジなどの弾性部材13の弾発力によって容易に発生させることができる。なお、前記弾性部材13による加圧範囲は、前記当接部2g;2h,2iが当接する範囲Wg;Wh,Wiに一致していることが望ましい。
図7は、前記図1〜図5で示す超音波モータ10をHDD磁気記録ヘッド15の駆動に応用したHDD装置16の概略構成図である。従来のHDD磁気記録ヘッド駆動アクチュエータの構成としては、前記磁気記録ヘッド15が取付けられたヘッド・アーム17をピボットベアリングで回転支持し、VCM(ボイスコイルモータ)で駆動を行っている。これに対して、本実施の形態では、前記ヘッド・アーム17を前記超音波モータ10で回転支持するとともに、駆動も行う。
具体的には、回転駆動されるディスク18の側方に前記超音波モータ10が配置されており、この超音波モータ10を回転軸として、前記有底円筒状(帽状)に形成されて剛性を有し、その周壁が前記リング12となる出力伝達部材19において、前記リング12の外周面や、底部に前記ヘッド・アーム17が固着され、そのヘッド・アーム17の先端に取付けられたHDD磁気記録ヘッド15が前記回転駆動されるディスク18上を周方向に走行することで、記録内容の書込み、消去、読出し等が行われる。このように有底円筒状(帽状)の出力伝達部材19を用いることで、前記リング12の剛性が向上し、また該リング12に直接ヘッド・アーム17を取付ける場合に比べて、出力の取出しが容易になる。
そして、図示しない制御手段によって前記超音波モータ10が駆動され、HDD磁気記録ヘッド15がディスク18の径方向に移動されることでサーチ動作が実現され、所望とする記録位置へ前記書込み、消去、読出し等が行われる。また、そのサーチ動作や、書込み、消去、読出し等の動作時には、トラックNoが管理されており、前記制御手段は、ロータ3が前記当接範囲(稼動範囲)Wg;Wh,Wiを逸脱しないように振動体2を駆動する。さらにまた、電源遮断時に前記ヘッド・アーム17が拘束されるホームポジションなどには、前記ロータ3の前記当接範囲(稼動範囲)Wg;Wh,Wiからの逸脱を機械的に防止するストッパ14が設けられている。
このようなHDDヘッド駆動の場合、高速で回転するディスク18上のトラックのうねりなどに追従しながら位置決め制御を行う必要があり、アクチュエータには、非常に高い応答性と分解能とが要求される。本実施の形態のように前述の超音波モータ10を磁気記録ヘッド15の駆動に使用すると、軸受ガタに軸受慣性や軸受負荷が全くなく、振動体(ステータ)2とロータ3との間の摩擦力をより安定させられるので、高い応答性を得ることができ、記録密度を向上することができる。
[実施の形態2]
図8は、本発明の実施の第2の形態に係る摩擦駆動アクチュエータである超音波モータ20の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)および(c)は縦断面図である。この超音波モータ20は、前述の超音波モータ10に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、前記ロータ3に被せられ、出力伝達部材となる加圧部材21が、前記ロータ3と同心の環状に形成されるリング22と、前記リング22とロータ3との間に介在され、それらの径の差Δrよりも厚く形成されることで前記ロータ3を加圧する樹脂製の介在部材23とを備えて構成されることである。前記リング22も樹脂製で、図8で示すように介在部材23と一体で構成されてもよい。
図8は、本発明の実施の第2の形態に係る摩擦駆動アクチュエータである超音波モータ20の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)および(c)は縦断面図である。この超音波モータ20は、前述の超音波モータ10に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、前記ロータ3に被せられ、出力伝達部材となる加圧部材21が、前記ロータ3と同心の環状に形成されるリング22と、前記リング22とロータ3との間に介在され、それらの径の差Δrよりも厚く形成されることで前記ロータ3を加圧する樹脂製の介在部材23とを備えて構成されることである。前記リング22も樹脂製で、図8で示すように介在部材23と一体で構成されてもよい。
このように構成することで、前記加圧(バイアス)力を、介在部材23の厚みによって容易に発生させることができる。また、振動アクチュエータで問題となりやすい振動体2からの加振力によるロータ3の不要な共振に対して、加圧部材21が金属に比べて振動減衰効果が高い樹脂製であるので、制振作用が働き、共振を低減し、さらなる駆動性能の向上・安定化を図ることができる。
[実施の形態3]
図9は、本発明の実施の第3の形態に係る摩擦駆動アクチュエータである超音波モータ30の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。この超音波モータ30は、前述の超音波モータ10,20に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。先ず注目すべきは、本実施の形態では、振動体2’は、3つに分割され、ロータ3を外囲するように、前記軸直角断面での形状が略三角形状の位置に配置されていることである。前記振動体2’は、前記軸直角断面がくの字状の圧電素子2c’の屈曲部分に当接部2kが取付けられ、遊端部がブラケット34を介して固定位置のフレーム35に取付けられて構成されており、前記圧電素子2c’の伸縮および屈曲動作によって、前記楕円振動が発生する。このように、本発明では、ロータ3は、振動体2,2’に対して、外嵌めと内嵌めとのどちらで設けられてもよい。
図9は、本発明の実施の第3の形態に係る摩擦駆動アクチュエータである超音波モータ30の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。この超音波モータ30は、前述の超音波モータ10,20に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。先ず注目すべきは、本実施の形態では、振動体2’は、3つに分割され、ロータ3を外囲するように、前記軸直角断面での形状が略三角形状の位置に配置されていることである。前記振動体2’は、前記軸直角断面がくの字状の圧電素子2c’の屈曲部分に当接部2kが取付けられ、遊端部がブラケット34を介して固定位置のフレーム35に取付けられて構成されており、前記圧電素子2c’の伸縮および屈曲動作によって、前記楕円振動が発生する。このように、本発明では、ロータ3は、振動体2,2’に対して、外嵌めと内嵌めとのどちらで設けられてもよい。
また注目すべきは、本実施の形態では、前記ロータ3を加圧する加圧部材31は、ロータ3の内方からロータ3を加圧し、該ロータ3と同心のC字状に形成されるリング32と、前記リングとロータとの間に介在される介在部材33とを備えて構成されることである。前記リング32は、板ばねから成り、ロータ3内に収容される際に、縮小方向に加圧(バイアス)され、組付けられると、拡大方向に弾発力を発生する。このように構成することで、ロータ3を振動体2’に対して、内嵌めすることができる。
[実施の形態4]
図10は、本発明の実施の第4の形態に係る摩擦駆動アクチュエータである超音波モータ40の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。この超音波モータ40は、前述の超音波モータ10,20に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、前記ロータ3に被せられる加圧部材41が、前記ロータ3と同心のC字状に形成されるステンレス板ばねから成るリング42と、前記リング42とロータ3との間に介在される前記介在部材23と、前記リング42の遊端部間を締付ける力を加減することで、前記介在部材23の加圧力を調整可能にする締付けねじ44とを備えて構成されることである。
図10は、本発明の実施の第4の形態に係る摩擦駆動アクチュエータである超音波モータ40の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。この超音波モータ40は、前述の超音波モータ10,20に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、前記ロータ3に被せられる加圧部材41が、前記ロータ3と同心のC字状に形成されるステンレス板ばねから成るリング42と、前記リング42とロータ3との間に介在される前記介在部材23と、前記リング42の遊端部間を締付ける力を加減することで、前記介在部材23の加圧力を調整可能にする締付けねじ44とを備えて構成されることである。
このように構成することで、前記加圧(バイアス)力を、締付けねじ44によって調整可能に発生させることができ、加圧力のより細かい設定調整が可能になり、振動体2の当接部2g;2h,2iの接触圧力がより安定し、駆動性能を安定させることができる。
[実施の形態5]
図11は、本発明の実施の第5の形態に係る摩擦駆動アクチュエータである超音波モータ50の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)および(c)は縦断面図である。この超音波モータ50は、前述の超音波モータ10,20に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、前記ロータ3に被せられ、出力伝達部材となる加圧部材51が、前記ロータに接触する介在部材52と、前記介在部材52に外嵌めされ、半径方向に縮小するようにバイアス力を発生することで、前記介在部材52に前記ロータ3を加圧させるコイルばね53とを備えて構成されることである。
図11は、本発明の実施の第5の形態に係る摩擦駆動アクチュエータである超音波モータ50の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)および(c)は縦断面図である。この超音波モータ50は、前述の超音波モータ10,20に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、前記ロータ3に被せられ、出力伝達部材となる加圧部材51が、前記ロータに接触する介在部材52と、前記介在部材52に外嵌めされ、半径方向に縮小するようにバイアス力を発生することで、前記介在部材52に前記ロータ3を加圧させるコイルばね53とを備えて構成されることである。
このように構成することで、前記加圧(バイアス)力を、コイルばね53によって容易に発生させることができる。また、コイルばね53は板ばねに比べてばね定数を小さくできるので、加圧力を発生させるための初期チャージ量を大きくとることができ、寸法誤差による加圧力の変動を低減することができる。
[実施の形態6]
図12は、本発明の実施の第5の形態に係る摩擦駆動アクチュエータである超音波モータ60の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)および(c)は縦断面図である。この超音波モータ60は、前述の超音波モータ10に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、前記ロータ3に被せられ、出力伝達部材となる加圧部材61が、前記ロータ3と同心で、2種類の径を有する円弧部62,63;64,65を半径方向に延びる連結部66,67で接続した略環状に形成され、前記連結部66,67が大径の円弧部62,63とロータ3との径の差よりも長く形成されることで、小径の円弧部64,65が前記ロータ3を加圧するリング部材から成ることである。すなわち、前記小径の円弧部64,65は前記当接部2g;2h,2iの当接範囲Wg;Wh,Wiに対応し、大径の円弧部62,63は残余の部分に対応する。
図12は、本発明の実施の第5の形態に係る摩擦駆動アクチュエータである超音波モータ60の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)および(c)は縦断面図である。この超音波モータ60は、前述の超音波モータ10に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、前記ロータ3に被せられ、出力伝達部材となる加圧部材61が、前記ロータ3と同心で、2種類の径を有する円弧部62,63;64,65を半径方向に延びる連結部66,67で接続した略環状に形成され、前記連結部66,67が大径の円弧部62,63とロータ3との径の差よりも長く形成されることで、小径の円弧部64,65が前記ロータ3を加圧するリング部材から成ることである。すなわち、前記小径の円弧部64,65は前記当接部2g;2h,2iの当接範囲Wg;Wh,Wiに対応し、大径の円弧部62,63は残余の部分に対応する。
このように構成することで、前記加圧(バイアス)力を、段差を有するリング部材の前記段差の部分によって容易に発生させることができる。
2,2’ 振動体
2a A相電極
2b B相電極
2c,2c’ 圧電素子
2d GND電極
2g;2h,2i;2k 当接部
3 ロータ
4 固定部材
5 FPC
6 固定ねじ
10,20,30,40,50,60 超音波モータ
11,21,31,41,51,61 加圧部材
12,22,32,42 リング
13 弾性部材
14 ストッパ
15 磁気記録ヘッド
16 HDD装置
17 ヘッド・アーム
18 ディスク
19 出力伝達部材
23,33,52 介在部材
34 ブラケット
35 フレーム
44 締付けねじ
53 コイルばね
62,63;64,65 円弧部
66,67 連結部
Wg;Wh,Wi 当接範囲(稼動範囲)
2a A相電極
2b B相電極
2c,2c’ 圧電素子
2d GND電極
2g;2h,2i;2k 当接部
3 ロータ
4 固定部材
5 FPC
6 固定ねじ
10,20,30,40,50,60 超音波モータ
11,21,31,41,51,61 加圧部材
12,22,32,42 リング
13 弾性部材
14 ストッパ
15 磁気記録ヘッド
16 HDD装置
17 ヘッド・アーム
18 ディスク
19 出力伝達部材
23,33,52 介在部材
34 ブラケット
35 フレーム
44 締付けねじ
53 コイルばね
62,63;64,65 円弧部
66,67 連結部
Wg;Wh,Wi 当接範囲(稼動範囲)
Claims (7)
- 面内振動を行う振動体と、環状に形成され、その内周面または外周面において前記振動体の当接部が複数箇所で半径方向に当接するロータとを備えて構成され、前記ロータが弾性変形することで当接部に加圧力が生じるよう前記振動体が組み込まれ、前記加圧力により、前記振動体の振動が摩擦接触しているロータに伝達されて該ロータが予め規定された範囲の回転角度内で往復動する摩擦駆動アクチュエータにおいて、
前記ロータを挟んで前記当接部の反対側で、前記ロータの回転に対して略前記当接部が当接する範囲に設けられ、前記ロータを前記振動体側に加圧する加圧部材を備えることを特徴とする摩擦駆動アクチュエータ。 - 前記加圧部材は、
前記ロータに接触する介在部材と、
前記介在部材に外嵌めまたは内嵌めされ、半径方向に縮小または拡大するようにバイアス力を発生することで、前記介在部材に前記ロータを加圧させるコイルばねとを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の摩擦駆動アクチュエータ。 - 前記加圧部材は、
前記ロータと同心の環状または円弧状に形成されるリングと、
前記リングとロータとの間に介在され、それらの径の差よりも厚く形成されることで前記ロータを加圧する樹脂製の介在部材とを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の摩擦駆動アクチュエータ。 - 前記加圧部材は、
前記ロータと同心のC字状に形成されるリングと、
前記リングとロータとの間に介在される介在部材と、
前記リングの遊端部間を締付ける力を加減することで、前記介在部材の加圧力を調整可能にする加圧力調整手段とを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の摩擦駆動アクチュエータ。 - 前記加圧部材は、
前記ロータと同心の環状または円弧状に形成されるリングと、
前記リングとロータとの間に圧縮された状態で介在されることで弾発力を発生し、前記ロータを加圧する弾性部材とを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の摩擦駆動アクチュエータ。 - 前記加圧部材は、前記ロータと同心で、2種類の径を有する円弧部を半径方向に延びる連結部で接続した略環状に形成され、前記連結部が大径の円弧部とロータとの径の差よりも長く形成されることで小径の円弧部が前記ロータを加圧するリング部材から成ることを特徴とする請求項1記載の摩擦駆動アクチュエータ。
- 前記請求項1〜6のいずれか1項に記載の摩擦駆動アクチュエータを用いることを特徴とするハードディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007335766A JP2009159744A (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 摩擦駆動アクチュエータおよびそれを用いるハードディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007335766A JP2009159744A (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 摩擦駆動アクチュエータおよびそれを用いるハードディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009159744A true JP2009159744A (ja) | 2009-07-16 |
Family
ID=40963140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007335766A Pending JP2009159744A (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 摩擦駆動アクチュエータおよびそれを用いるハードディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009159744A (ja) |
-
2007
- 2007-12-27 JP JP2007335766A patent/JP2009159744A/ja active Pending
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