JP2009158501A - 磁気デバイス及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含むコアとその周囲に巻回された巻線とを有するトランスやチョークコイル等の磁気デバイスにおいて、磁気抵抗の増加を抑えながら、複雑な形状を有するコアを形成することを目的とする。
【解決手段】この磁気デバイスは、少なくとも1つのコア部材がアモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含む複数のコア部材の突合せ面を、磁性材料の粉末を含む接合剤を用いて互いに接合することによって構成された少なくとも1つのコアと、少なくとも1つのコアの周囲に巻回された少なくとも1つの巻線とを具備する。
【選択図】図1
【解決手段】この磁気デバイスは、少なくとも1つのコア部材がアモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含む複数のコア部材の突合せ面を、磁性材料の粉末を含む接合剤を用いて互いに接合することによって構成された少なくとも1つのコアと、少なくとも1つのコアの周囲に巻回された少なくとも1つの巻線とを具備する。
【選択図】図1
Description
本発明は、磁性材料のコアとその周囲に巻回された巻線とを有するトランスやチョークコイル等の磁気デバイス、及び、そのような磁気デバイスの製造方法に関する。
近年においては、電子機器の小型軽量化に伴い、小型軽量で効率良く電力を取り出すことのできるスイッチング電源が広く使用されている。スイッチング電源において、入力側と出力側との間で電気的な絶縁を必要とする場合には、トランスが使用される。一方、入力側と出力側との間で電気的な絶縁を必要としない場合には、トランスの替わりにチョークコイルを使用したチョッパ方式のスイッチング電源も用いられている。特に、インパクトプリンタにおいては、印字ヘッドを駆動するプランジャのソレノイドに十分な電流を供給するために、過負荷状態になっても電流を出力することが可能なスイッチング電源が望まれる。
一般に、トランスやチョークコイル等の磁気デバイスのコアとなる磁性体としては、低損失で効率の良いフェライトが用いられる。しかしながら、フェライトは磁気的に飽和し易いので、コアに巻かれた巻線の電流が一定値を超えると、コアが飽和して磁気特性が低下してしまう。
そこで、フェライトよりも飽和磁束密度が高く小型化に適したアモルファス金属の磁性体を磁気デバイスのコアとして使用することが考えられる。その場合には、巻線に流れるピーク電流を大きくすることができるので、プリンタ等の負荷がダイナミックに変動した場合でも、それに対応した電流を出力することが可能となる。
アモルファス金属の磁性材料の圧粉コアを製造する際には、アモルファス金属の磁性体を粉砕した後に、金型を使用して粉体を圧縮成形することによって、圧粉コアが形成される。しかしながら、アモルファス金属の磁性材料の圧粉コアは、金型内部への粉体の充填や成形に課題を残しており、複雑な形状を有する圧粉コアを形成することはできない。
関連する技術として、特許文献1には、機械的、熱的に厳しい環境条件に耐え得る構造で金具を簡易形状とし、かつ組立作業性を良好とし、コストダウンを図った小型トランス及びその製造方法が開示されている。この小型トランスは、縦断面がほぼU字状の長尺部材からなる取付金具用の押し出し素材を所定の長さで切断し、かつ離間して相対向する側板の一部を除去して平板状の底板の四隅に脚部を形成して製作され、軽量であって放熱性の良好な合金からなる取付金具と、縦断面がほぼコ字状の長尺部材からなる押え金具用の押し出し素材を所定の長さで切断し、前記取付金具と同素材からなり、かつその底板とほぼ同形状であって前記脚部上に設けられる蓋状の押え金具とを備え、前記取付金具の底板上に、下側スペーサを配し、その上にコイルボビンにコイルが巻回され、コアが組み込まれてなるトランス本体を設け、その上に上側スペーサを配し、蓋状の押え金具を前記脚部に取り付け固定し、かつ接着剤にて一体化して構成される。
また、特許文献2には、ボビンとコアとの重ね部分を薄肉構造とし、薄型化を図った低背型トランスが開示されている。この低背型トランスは、コイルが巻装される扁平矩形状の中央コア部及びこの中央コア部の両端部に一体に設けられた両端コア部を有するコア主体と、内側に薄肉部、外側に厚肉部を有し、前記薄肉部には上方に突出する一対の突出片を設けて、これら突出片と前記厚肉部の側面との間に上向きに開口する嵌合部を形成し、前記コア主体の両端コア部が前記嵌合部に嵌合されて前記薄肉部に載置されると共に、前記一対の突出片で前記中央コア部の両端部を挟持することにより、前記コア主体と一体的に結合される一対の合成樹脂製のボビンと、両端部が前記薄肉部の長手方向の端部に支持されて前記中央コア部を挟んで前記コア主体の両側部に設けられ、前記両端部が前記一対のボビンに接着固定される外側コア部と、前記一対のボビンにインサートされ、前記コイルの端末が接続される端子とを具備する。
さらに、特許文献3には、磁気ヘッドコアの加工精度の向上を図り、各ヘッドコアの高さ位置を調整した状態で各ヘッドコアを共通の取付ベースに取り付けることにより、従来必要とされていたヘッドコアの高さ調節機構を削除して、構造及び組立て工程を簡素化した磁気ヘッド及びその取り付け方法が開示されている。ここで、各ヘッドコアは、ガラスを用いたガラスボンディングによりC型コアとI型コアとを接着して、両者間にギャップを形成することにより製造される(段落0024)。
特許文献1及び特許文献2には、複数のコアを互いに接着することは開示されていない。また、特許文献3には、ガラスを用いたガラスボンディングにより複数のコアを互いに接着することが開示されているが、ガラスは非磁性体であるので、接着部分において磁気抵抗が増加してしまう。
特許第3607680号公報(第4頁、図4)
特許第3619812号公報(第2頁、図1)
特許第3843452号公報(第4、7頁、図6)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含むコアとその周囲に巻回された巻線とを有するトランスやチョークコイル等の磁気デバイスにおいて、磁気抵抗の増加を抑えながら、複雑な形状を有するコアを形成することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の1つの観点に係る磁気デバイスは、少なくとも1つのコア部材がアモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含む複数のコア部材の突合せ面を、磁性材料の粉末を含む接合剤を用いて互いに接合することによって構成された少なくとも1つのコアと、少なくとも1つのコアの周囲に巻回された少なくとも1つの巻線とを具備する。
また、本発明の1つの観点に係る磁気デバイスの製造方法は、少なくとも1つのコア部材の周囲に少なくとも1つの巻線を配置する工程(a)と、複数のコア部材の突合せ面を、樹脂と磁性材料の粉末とを含む接合剤を用いて互いに接合することによって、少なくとも1つの巻線が巻回されたコアを構成する工程(b)であって、複数のコア部材の内の少なくとも1つがアモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含む工程(b)とを具備する。
本発明によれば、磁性材料の粉末を含む接合剤を用いて複数のコア部材を接合することによってアモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含むコアが構成されるので、アモルファス金属の圧粉体の突合せ面に多少の空隙があっても、接合剤に含まれている磁性材料の粉末が突合せ面における空隙を埋めることができる。また、凹凸や傾斜を有する突合せ面にも柔軟に対応することができる。従って、コア部材の突合せ面の接合部分における磁気抵抗の増加を抑えながら、複雑な形状を有するコアを形成することが可能となる。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る磁気デバイスにおいて用いられるコアの構造を示す斜視図である。本発明に係る磁気デバイスは、少なくとも1つのコアと、その周囲に巻回された少なくとも1つの巻線とを有する。本実施形態においては、そのような磁気デバイスの例として、E型コアとI型コアとが組み合わされて磁気回路を構成するトランスについて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る磁気デバイスにおいて用いられるコアの構造を示す斜視図である。本発明に係る磁気デバイスは、少なくとも1つのコアと、その周囲に巻回された少なくとも1つの巻線とを有する。本実施形態においては、そのような磁気デバイスの例として、E型コアとI型コアとが組み合わされて磁気回路を構成するトランスについて説明する。
本実施形態においては、フェライトよりも飽和磁束密度が高く小型化に適したアモルファス金属の磁性材料を用いて形成される圧粉体のコアが用いられる。この磁性材料は、例えば、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、又は、ボロン(B)を含んでおり、さらに、シリコン(Si)又はアルミニウム(Al)を含んでいても良い。具体的な材料の例としては、鉄(Fe)及びコバルト(Co)を含むアモルファス合金Fe−Co(60〜80wt%)を用いることができる。
アモルファス金属の磁性材料の圧粉コアを製造する際には、アモルファス金属の磁性体を粉砕した後、金型を使用して磁性材料の粉体を圧縮成形することによって、圧粉コアが形成される。しかしながら、アモルファス金属の磁性材料の圧粉コアは、金型内部への粉体の充填や成形に課題を残しており、複雑な形状を有する圧粉コアを形成することはできない。そこで、本実施形態においては、図1に示すように、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含む複数のコア部材11〜13の突合せ面11a〜13aを、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含むコア部材14の突合せ面14aに接合することによって、E型コア10が構成される。
これらのコア部材11〜14の接合には、磁性材料の粉末を含む接合剤が用いられる。このような接合剤としては、樹脂と磁性材料の粉末とを含む接着剤や、ガラス等の低融点の無機材料と磁性材料の粉末とを含む充填剤を用いることができる。ここで、接合剤用の磁性材料としては、例えば、コア部材用のアモルファス金属と同じ材料が用いられる。また、接着剤用の樹脂としては、例えば、エポキシ系、シリコーン系、又は、アクリル系の樹脂が用いられる。
これにより、アモルファス金属の圧粉体のもろさを保護すると共に、突合せ面の接合部分における磁気抵抗の増加を抑えることができる。アモルファス金属の圧粉体の表面は、フェライトのように焼結してセラミック質となっている訳ではなく、比較的ポーラスな状態である。従って、接合剤がアンカー効果によって着き易く、強い接着力を生じる。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る磁気デバイスの組立て工程を示す斜視図である。図2に示すように、この磁気デバイスは、E型コア10とI型コア20との間に、1次側巻線(コイル)31及び2次側巻線(コイル)32が回巻されたボビン30を挟み込む構造を有するトランスとして構成される。あるいは、2次側巻線32を省略すれば、磁気デバイスとしてチョークコイルを構成することができる。
I型コア20も、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を用いて形成される。E型コア10のコア部材12がボビン30の開口に挿入され、E型コア10とI型コア20とを組み合わせることによってコア構造体が構成され、コア構造体が固定部材によって固定される。固定部材に加えて、又は、固定部材に替えて、磁性材料の粉末を含む接合剤を用いて、コア部材11〜13の突合せ面11b〜13bをI型コア20の突合せ面20aに接合するようにしても良い。それによって、コア部材11〜13とI型コア20との間の磁気抵抗を低減することができる。その場合に、コア部材11及び13を省略して、「工」型のコア構造体を形成するようにしても良い。あるいは、コア部材12を省略して、コア部材11又は13をボビン30の開口に挿入するようにしても良い。
次に、本発明の第1の実施形態の変形例について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態の変形例に係る磁気デバイスの組立て工程を示す斜視図である。通常は、ボビン30に巻線が巻回された後に、ボビン30の開口にコアの一部が挿入されるのであるが、本発明によれば、ボビン30の開口にコア部材12が挿入された後に、ボビン30に巻線を巻くことも可能となる。さらに、コア部材11〜13をコア部材14に接合すると共に、コア部材11〜14をI型コア20に組み合わせ、又は、接合することにより、磁気デバイスが完成する。このように、本発明によれば、巻線工程の順序に自由度を持たせることができる。
図3は、本発明の第1の実施形態の変形例に係る磁気デバイスの組立て工程を示す斜視図である。通常は、ボビン30に巻線が巻回された後に、ボビン30の開口にコアの一部が挿入されるのであるが、本発明によれば、ボビン30の開口にコア部材12が挿入された後に、ボビン30に巻線を巻くことも可能となる。さらに、コア部材11〜13をコア部材14に接合すると共に、コア部材11〜14をI型コア20に組み合わせ、又は、接合することにより、磁気デバイスが完成する。このように、本発明によれば、巻線工程の順序に自由度を持たせることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る磁気デバイスのコアの構造を示す斜視図である。第2の実施形態においては、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含むI型コア部材40及びU型コア部材50の突合せ面40a及び50aを互いに接合することによって、1つのコアが構成される。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る磁気デバイスのコアの構造を示す斜視図である。第2の実施形態においては、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含むI型コア部材40及びU型コア部材50の突合せ面40a及び50aを互いに接合することによって、1つのコアが構成される。
まず、I型コア部材40又はU型コア部材50が、1次側巻線61及び2次側巻線62が巻回された1つ又は2つのボビンの開口に挿入される。なお、図4においては、1次側巻線61及び2次側巻線62が模式的に示されている。その後に、磁性材料の粉末を含む接合剤を用いて、I型コア部材40及びU型コア部材50の突合せ面40a及び50aが互いに接合される。これにより、磁気デバイスとしてトランスが構成される。あるいは、ボビンに1次側巻線61及び2次側巻線62を巻回する前に、ボビンの開口にI型コア部材40又はU型コア部材50を挿入するようにしても良い。また、2次側巻線62を省略すれば、磁気デバイスとしてチョークコイルを構成することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る磁気デバイスのコアの構造を示す斜視図である。第3の実施形態においては、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含む半ドーナツ型のトロイダルコア部材71及び72の突合せ面71a及び72aを互いに接合することによって、1つのトロイダルコアが構成される。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る磁気デバイスのコアの構造を示す斜視図である。第3の実施形態においては、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含む半ドーナツ型のトロイダルコア部材71及び72の突合せ面71a及び72aを互いに接合することによって、1つのトロイダルコアが構成される。
まず、トロイダルコア部材71及び72が、1次側巻線81及び2次側巻線82が巻回された1つ又は2つのボビンの開口に挿入される。なお、図5においては、1次側巻線81及び2次側巻線82が、模式的に示されている。その後に、磁性材料の粉末を含む接合剤を用いて、トロイダルコア部材71及び72の突合せ面71a及び72aが互いに接合される。これにより、磁気デバイスとしてトロイダルトランスが構成される。あるいは、ボビンに1次側巻線81及び2次側巻線82を巻回する前に、ボビンの開口にトロイダルコア部材71及び72を挿入するようにしても良い。また、2次側巻線82を省略すれば、磁気デバイスとしてチョークコイルを構成することができる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図6は、本発明の第4の実施形態に係る磁気デバイスのコアの構造を示す斜視図である。第4の実施形態においては、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含むI型コア部材40及びU型コア部材50及び90の突合せ面を互いに接合することによって、1つのコアが構成される。
図6は、本発明の第4の実施形態に係る磁気デバイスのコアの構造を示す斜視図である。第4の実施形態においては、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含むI型コア部材40及びU型コア部材50及び90の突合せ面を互いに接合することによって、1つのコアが構成される。
まず、I型コア部材40が、1次側巻線61及び2次側巻線62が巻回された2つのボビンの開口に挿入され、U型コア部材90が、3次側巻線63が巻回されたボビンの開口に挿入される。なお、図6においては、1次側巻線61〜3次側巻線63が模式的に示されている。その後に、磁性材料の粉末を含む接合剤を用いて、I型コア部材40及びU型コア部材50及び90が互いに接合される。これにより、磁気デバイスとしてトランスが構成される。あるいは、それぞれのボビンに1次側巻線61〜3次側巻線63を巻回する前に、それぞれのボビンの開口にI型コア部材40及びU型コア部材90を挿入するようにしても良い。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。第5の実施形態においては、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体から形成されたコア部材と、フェライトの磁性体から形成されたコア部材とを用いて、コアが構成される。
図7は、本発明の第5の実施形態に係る磁気デバイスのコアの構造を示す斜視図である。図7の(A)においては、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含むコア部材11、13、14、及び、フェライトの磁性体を含むコア部材102を互いに接合することにより、E型コア10aが構成される。さらに、E型コア10aをI型コア20に組み合わせ、又は、接合することにより、磁気デバイスとしてトランス又はチョークコイルが構成される。フェライトは、アモルファス金属よりも飽和磁束密度が低いが、エネルギー密度が高く、透磁率の周波数特性が広帯域であるので、アモルファス金属とフェライトとを組み合わせることにより、従来においては得られなかった磁気特性を有するコアを製造することが可能となる。
また、図7の(B)においては、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含むコア部材12、14、及び、フェライトの磁性体を含むコア部材101、103を互いに接合することにより、E型コア10bが構成される。さらに、E型コア10bをI型コア20に組み合わせ、又は、接合することにより、磁気デバイスとしてトランス又はチョークコイルが構成される。ここで、アモルファス金属のコア部材12に巻線が巻回される場合には、フェライトのコア部材101及び103が磁気回路において互いに並列に接続されることになるので、フェライトの飽和特性が改善される。
複数のコア部材の接合には、磁性材料の粉末を含む接合剤が用いられる。このような接合剤としては、樹脂と磁性材料の粉末とを含む接着剤や、ガラス等の低融点の無機材料と磁性材料の粉末とを含む充填剤を用いることができる。ここで、接合剤用の磁性材料としては、例えば、コア部材用のアモルファス金属又はフェライトと同じ磁性材料が用いられる。また、接着剤用の樹脂としては、例えば、エポキシ系、シリコーン系、又は、アクリル系の樹脂が用いられる。
以上においては、本発明をトランス及びチョークコイルに適用する場合について説明したが、本発明は、トランス及びチョークコイルに限定されるものではなく、モータ用ヨーク、磁気センサ、磁気ヘッド、磁気シールド、電磁ブザー(発音体)、表面実装用のインダクタンスチップ等の磁気デバイスに広く適用することが可能である。
本発明は、磁性材料のコアとその周囲に巻回された巻線とを有するトランスやチョークコイル等の磁気デバイスにおいて利用することが可能である。
10 E型コア
11〜14 アモルファス金属のコア部材
11a〜14a、11b〜13b、20a、40a、50a、71a、72a 突合せ面
20 I型コア
30 ボビン
31、61、81 1次側巻線
32、62、82 2次側巻線
40 I型コア部材
50、90 U型コア部材
63 3次側巻線
71、72 トロイダルコア部材
101〜103 フェライトのコア部材
11〜14 アモルファス金属のコア部材
11a〜14a、11b〜13b、20a、40a、50a、71a、72a 突合せ面
20 I型コア
30 ボビン
31、61、81 1次側巻線
32、62、82 2次側巻線
40 I型コア部材
50、90 U型コア部材
63 3次側巻線
71、72 トロイダルコア部材
101〜103 フェライトのコア部材
Claims (7)
- 少なくとも1つのコア部材がアモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含む複数のコア部材の突合せ面を、磁性材料の粉末を含む接合剤を用いて互いに接合することによって構成された少なくとも1つのコアと、
前記少なくとも1つのコアの周囲に巻回された少なくとも1つの巻線と、
を具備する磁気デバイス。 - 前記複数のコア部材が、アモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含む、請求項1記載の磁気デバイス。
- 前記接合剤が、樹脂とアモルファス金属の磁性材料の粉末とを含む、請求項2記載の磁気デバイス。
- 前記複数のコア部材の内の少なくとも他の1つが、フェライトの磁性体を含む、請求項1記載の磁気デバイス。
- 前記接合剤が、樹脂とアモルファス金属又はフェライトの磁性材料の粉末とを含む、請求項4記載の磁気デバイス。
- 前記少なくとも1つのコアが、トランス又はチョークコイルのE型コア又はトロイダルコアを含む、請求項1〜5のいずれか1項記載の磁気デバイス。
- 少なくとも1つのコア部材の周囲に少なくとも1つの巻線を配置する工程(a)と、
複数のコア部材の突合せ面を、樹脂と磁性材料の粉末とを含む接合剤を用いて互いに接合することによって、前記少なくとも1つの巻線が巻回されたコアを構成する工程(b)であって、前記複数のコア部材の内の少なくとも1つがアモルファス金属の磁性材料の圧粉体を含む工程(b)と、
を具備する磁気デバイスの製造方法。
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