JP2009149540A - 歯磨組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)キサンタンガム及び(B)ポリビニルピロリドンを、(A)成分が1.0〜3.0質量%、(B)成分が0.5〜2.5質量%、かつ(A)及び(B)成分の合計が2.0〜4.0質量%となる範囲で配合し、かつ、アルキル硫酸塩と、ソルビットと、酸化チタンとを併用してなることを特徴とする歯磨組成物。
【効果】本発明の歯磨組成物は、口腔内分散性及び泡の持続性に優れ、優れた使用感を有し、かつ保存時に変色が生じることがほとんどなく、経時保存安定性に優れる。
【選択図】なし
【効果】本発明の歯磨組成物は、口腔内分散性及び泡の持続性に優れ、優れた使用感を有し、かつ保存時に変色が生じることがほとんどなく、経時保存安定性に優れる。
【選択図】なし
Description
本発明は、歯磨き時の口腔内分散性及び泡の持続性に優れ、良好な使用感を有し、かつ経時での保存安定性に優れた歯磨組成物に関する。
歯磨組成物の使用感のうち、口腔内の泡の感触は清掃感を感じることができるテクスチャーのひとつである。ところが、口腔内には、常に唾液が分泌されており、長時間に亘って歯を磨いていると歯磨剤が唾液により希釈され、このため泡が持続せず、清掃実感が減少してしまう。
泡を口腔内に長時間滞留させる技術として、ポリビニルピロリドン、脂肪酸ジエタノールアミド又はポリオキシエチレン硬化ひまし油とアルキル硫酸塩を含有する歯磨組成物が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、近年、歯間や歯と歯肉との境目を丁寧に磨くなどといった家庭での口腔セルフケア意識の高まりにより、より口腔内分散性に優れ、感触のある泡が持続する歯磨組成物が求められている。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、歯磨き時の口腔内分散性及び泡の持続性に優れ、使用感が良好であり、かつ経時保存安定性も良好な歯磨組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意研究を重ねた結果、(A)キサンタンガム及び(B)ポリビニルピロリドンを、(A)成分を1.0〜3.0%(質量%、以下同様)、(B)成分を0.5〜2.5%、かつ(A)及び(B)成分の合計が2.0〜4.0%で配合し、かつ、アルキル硫酸塩と、ソルビットと、酸化チタンとを組み合わせて配合することにより、意外にも歯磨き時における口腔内分散性に優れ、かつ泡の持続性に優れると共に、経時で変色がほとんどなく、保存安定性にも優れる歯磨組成物が得られることを知見し、本発明をなすに至った。
上記のように、キサンタンガム、ポリビニルピロリドン、ソルビット、アルキル硫酸塩は、歯磨組成物の配合成分としてそれぞれ汎用されており、特許文献2〜4にも配合組成が記載されているが、本発明にかかわる上記成分を特定割合で組み合わせて配合することにより、優れた口腔内分散性及び泡の持続性、経時での保存安定性を兼ね備えることができるという技術的思想は何ら示されていない。後述する実施例から明らかなように、本発明の必須要件のいずれかを満たさない場合は、優れた口腔内分散性、泡の持続性及び中高温で保存後の経時安定性を兼ね備えることはできず、本発明の目的は達成できない。
従って、本発明は、(A)キサンタンガム及び(B)ポリビニルピロリドンを、(A)成分が1.0〜3.0%、(B)成分が0.5〜2.5%、かつ(A)及び(B)成分の合計が2.0〜4.0%となる範囲で配合し、かつ、アルキル硫酸塩と、ソルビットと、酸化チタンとを併用してなることを特徴とする歯磨組成物を提供する。
本発明の歯磨組成物は、口腔内分散性及び泡の持続性に優れ、優れた使用感を有し、かつ保存時に変色が生じることがほとんどなく、経時保存安定性に優れる。
以下、本発明につき更に詳細に説明する。本発明の歯磨組成物は、練歯磨、液体歯磨、液状歯磨等の歯磨剤、特に練歯磨として調製され、キサンタンガム、ポリビニルピロリドン、アルキル硫酸塩、ソルビット、酸化チタンを必須成分として含有する。
(A)キサンタンガムとしては、市販品を使用することができ、例えばADMファーイースト(株)製のノヴァザン、ケルコ(株)製モナートガムDA、ケルザンT、ケルデント、大日本製薬(株)製のエコーガムなどが挙げられる。
キサンタンガムの配合量は、組成全体の1.0〜3.0%であり、好ましくは1.5〜2.8%である。配合量が1.0%未満では十分な泡の持続効果が発揮されず、3.0%を超えると口腔内分散性が悪くなる場合がある。
(B)ポリビニルピロリドンとしては、重量平均分子量10,000〜1,500,000、特に30,000〜1,300,000のものが好ましい。重量平均分子量が10,000未満のものは、泡の持続効果を十分に発揮できない場合があり、1,500,000を超えると口腔内分散性が悪くなったり、曳糸性が生じるなど使用感に劣ることがある。なお、ポリビニルピロリドンは1種単独でも、2種以上を組み合わせてもよい。
上記重量平均分子量は、USPにおいて規定されたK値を光散乱法により測定された重量平均分子量に換算したものである。
上記重量平均分子量は、USPにおいて規定されたK値を光散乱法により測定された重量平均分子量に換算したものである。
上記ポリビニルピロリドンとしては、市販品を使用でき、例えばBASFジャパン(株)製のルビスコールK30(重量平均分子量約40,000)、ルビスコールK90(重量平均分子量約1,200,000)などが挙げられる。
ポリビニルピロリドンの配合量は、組成物全体の0.5〜2.5%、好ましくは0.8〜2.0%である。配合量が0.5%未満では十分な泡の持続効果が発揮されず、2.5%を超えると口腔内での分散性が悪くなるなど使用感が悪くなる場合がある。
本発明組成物では、(A)キサンタンガムと(B)ポリビニルピロリドンの合計含有量は2.0〜4.0%であり、好ましくは2.5〜4.0%であることが、優れた口腔内分散性と泡の持続効果を満たすために有効である。合計含有量が2.0%未満であると、泡の持続性に劣り、4.0%を超えると口腔内の分散性が悪くなり、また、歯磨剤が固くなって使用性が悪くなる。
次に、アルキル硫酸塩として、アルキル基の炭素数が8〜18、特に12〜14のものが好適であり、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩が使用される。アルキル基の炭素数が8未満では使用時に刺激が感じられたり、また味が悪くなり、18を超えると、液分離など製剤の安定性に劣る場合がある。
上記アルキル硫酸塩としては具体的には、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ミリスチル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウムなどが挙げられ、溶解性及び使用感の点から特にラウリル硫酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、日光ケミカルズ株式会社製など)が好適である。
アルキル硫酸塩の配合量は、組成物全体の0.5〜2.5%、特に0.8〜2.0%が好ましい。配合量が0.5%未満では泡立ちが弱く磨き心地に劣る場合があり、2.5%を超えると口腔内に刺激を感じるなど、使用感が悪くなることがある。
ソルビットは、歯磨組成物に通常使用できるものであれば特に制限はなく、市販品を使用できる。例えば、ロケット(株)製のNEOSORB70/02SB、東和化成工業(株)製のD−ソルビトール液などが挙げられる。
ソルビットの配合量は、純分換算で組成物全体の15〜45%、特に20〜35%が好ましい。配合量が15%未満では泡の持続効果が低下することがあり、45%を超えると分散性が悪くなったり、経時により変色が悪化することがある。
酸化チタンは、通常歯磨組成物に使用できるものであれば特に制限はなく、市販品を使用できる。例えば、石原産業(株)製のTIPAQUE CR−50などが挙げられる。
酸化チタンの配合量は、組成物全体の0.1〜2%、特に0.5〜1%が好ましい。配合量が0.1%未満では変色が生じて経時安定性に劣ることがあり、2%を超えると口腔内分散性が悪くなったり、歯磨使用時に違和感を生じるなど使用感が劣る場合がある。なお、本発明においては、酸化チタンを配合することで、被覆効果やチタン由来の作用などによって、保存時に経時で変色が生じるのを防止することができるものと考えられる。
本発明の歯磨組成物には、上述した成分に加えて、本発明の効果を損なわない範囲で、通常歯磨組成物に使用されているその他の各種成分を任意成分として配合することができる。配合できる他の成分としては、粘結剤、界面活性剤、研磨剤、粘稠剤、甘味剤、香料、pH調整剤、有効成分あるいは薬効成分、防腐剤等がある。
粘結剤としては、キサンタンガム及びポリビニルピロリドンに加えて、他の粘結剤、例えばカラギーナン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、トラガントガム、カラヤガム、アラビヤガム、ローカストビーンガム、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、架橋型ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、カーボポール、ビーガム等を配合できる。
他の粘結剤を配合する場合、その配合量は、(A)キサンタンガム及び(B)ポリビニルアルコールの合計量との総和が組成全体の2〜5%となる範囲が好適である。
他の粘結剤を配合する場合、その配合量は、(A)キサンタンガム及び(B)ポリビニルアルコールの合計量との総和が組成全体の2〜5%となる範囲が好適である。
界面活性剤としては、アルキル硫酸塩に加えて、他のアニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤が配合可能である。
アニオン性界面活性剤としては、アルキル硫酸塩以外のN−ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、N−ミリストイルサルコシン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタルミン酸ナトリウム等のN−アシルグルタメート、N−メチル−N−アシルタウリンナトリウム等のN−アシルタウレートなどが挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、アルキルアンモニウム、アルキルベンジルアンモニウム塩等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、アルキルアンモニウム、アルキルベンジルアンモニウム塩等が挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、マルトース脂肪酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、マルチトール脂肪酸エステル、ラクトール脂肪酸エステル等の糖アルコール脂肪酸エステル、アルキロールアマイド、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ラウリル酸モノ又はジエタノールアミド等の脂肪酸ジエタノールアミド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エステル、プルロニックなどが挙げられる。
任意成分である他の界面活性剤は、アルキル硫酸塩との合計配合量が組成物全体の0.5〜5%、特に0.8〜3%となる範囲が好ましい
研磨剤としては、第2リン酸カルシウム・2水和塩及び無水和物、第1リン酸カルシウム、第3リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム等のリン酸カルシウム系化合物、沈降性シリカ、アルミノシリケート等のシリカ系化合物、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウム、第3リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、ベントナイト等の1種又は2種以上を配合することができる。研磨剤の配合量は通常、組成物全体の0〜50%、特に2〜40%である。
粘稠剤としては、ソルビットに加えて、他の粘稠剤、例えばグリセリン、プロピレングリコール、重量平均分子量200〜6,000のポリエチレングリコール、エチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、還元でんぷん糖化物等のソルビット以外の多価アルコールが挙げられ、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて配合できる。配合量は、ソルビットとの合計配合量が組成物全体の15〜60%となる範囲が好ましい。
甘味剤としては、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルヒドロカルコン、ペルラルチン、グリチルリチン、ソーマチン、アスパラチルフェニルアラニンメチルエステル等がある。甘味剤の配合量は通常、0.01〜5%である。
香料としては、メントール、アネトール、カルボン、オイゲノール、リモネン、n−デシルアルコール、シトロネロール、α−テレピネオール、シトロネリルアセテート、シネオール、リナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、スペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメント油、桂葉油、シソ油、冬緑油、丁字油あるいはユーカリ油等が挙げられる。香料の組成物中への配合量は0.001〜2%とすることができる。
pH調整剤としては、クエン酸、乳酸、リンゴ酸などの有機酸及びその塩類、塩酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、リン酸水素ニナトリウム、リン酸二水素ナトリウムなどの無機化合物などが挙げられる。
薬効成分あるいは有効成分としては、デキストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナーゼ等の酵素、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、アルミニウムクロルヒドロキシアラントイン、アズレン、グリチルリチン酸塩、グリチルレチン酸、塩化ナトリウム、ビタミン類等の抗炎症剤、銅クロロフィル、グルコン酸銅、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、トリクロサン、ヒノキチオール、塩化リゾチーム等の殺菌剤、水溶性ピロリン酸塩等のポリリン酸塩類などの歯石予防剤、グリシン、プロリンなどのアミノ酸類などを配合できる。
防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のパラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム等が挙げられる。
その他にも、任意成分として、キシリトール、マンニトール、エリスリトールなどの糖アルコール、リン酸水素カルシウム、ゼオライト、ハイドロキシアパタイトなどの無機化合物やその造粒物、結晶性セルロース等の有機粉末の造粒物や、寒天、ゼラチン、デンプン、グルコマンナン等の天然高分子や、ポリ酢酸ビニル、アクリル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン、ポリ塩化ビニル等の合成高分子化合物及びそれらの共重合体、カルナバワックス、ロジン、ライスワックス、マイクロクリスタリンワックス、ミツロウ、パラフィンワックス等のワックス類、セタノール、ステアリルアルコール等の高級アルコール、ポリイソブチレン、ポリブタジエン、ウレタン、シリコン、天然ゴム等のラテックスゴムを架橋、重合、成形等により得られたもの、あるいは、これらの原料を混合して得られたものやラメフィルムを用いることができる。ラメフィルムとしては、有機樹脂の積層フィルム末、及び、有機樹脂積層フィルム中にアルミニウム等の蒸着層を導入した積層フィルム末等、具体的には、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末などを本発明の効果を妨げない範囲で配合することができる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。なお、以下の例において配合量はいずれも質量%である。
なお、ソルビット、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、グリセリンについては、純分換算した配合量を表中に示した。
なお、ソルビット、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、グリセリンについては、純分換算した配合量を表中に示した。
[実施例1〜15、比較例1〜13]
表1、2に示す組成の歯磨組成物を常法にて調製し、口腔内分散性、泡の持続性及び経時安定性(変色)を下記方法で評価した。結果を表1、2に示す。なお、使用原料は下記に示すとおりである。
表1、2に示す組成の歯磨組成物を常法にて調製し、口腔内分散性、泡の持続性及び経時安定性(変色)を下記方法で評価した。結果を表1、2に示す。なお、使用原料は下記に示すとおりである。
<口腔内分散性>
専門パネラー10人を用いた官能試験により評価した。ラミネートチューブに充填した試験歯磨組成物を歯ブラシ上に1g押出して、普段と同じ方法で歯磨きを行った。使用中の試験歯磨組成物の口腔内分散性について、以下に示す評価基準−1で評価し、10人の平均点を評価基準−2で示した。なお、対照には、比較例13の歯磨組成物を用いた。
専門パネラー10人を用いた官能試験により評価した。ラミネートチューブに充填した試験歯磨組成物を歯ブラシ上に1g押出して、普段と同じ方法で歯磨きを行った。使用中の試験歯磨組成物の口腔内分散性について、以下に示す評価基準−1で評価し、10人の平均点を評価基準−2で示した。なお、対照には、比較例13の歯磨組成物を用いた。
評価基準−1;
5点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の分散性はかなり良い
4点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の分散性は良い
3点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の分散性は同等である
2点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の分散性は悪い
1点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の分散性はかなり悪い
評価基準−2;
◎:10人の平均点が4.5点以上
○:10人の平均点が3.5点以上〜4.5点未満
△:10人の平均点が2.0点以上〜3.5点未満
×:10人の平均点が2.0点未満
5点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の分散性はかなり良い
4点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の分散性は良い
3点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の分散性は同等である
2点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の分散性は悪い
1点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の分散性はかなり悪い
評価基準−2;
◎:10人の平均点が4.5点以上
○:10人の平均点が3.5点以上〜4.5点未満
△:10人の平均点が2.0点以上〜3.5点未満
×:10人の平均点が2.0点未満
<泡の持続性>
専門パネラー10人を用いた官能試験により評価した。ラミネートチューブに充填した試験歯磨組成物を歯ブラシ上に1g押出して、普段と同じ方法で歯磨きを行った。2分後の口腔内における泡の持続性について、以下に示す評価基準−3で評価し、10人の平均点を評価基準−4で示した。なお、対照には、比較例13の歯磨組成物を用いた。
専門パネラー10人を用いた官能試験により評価した。ラミネートチューブに充填した試験歯磨組成物を歯ブラシ上に1g押出して、普段と同じ方法で歯磨きを行った。2分後の口腔内における泡の持続性について、以下に示す評価基準−3で評価し、10人の平均点を評価基準−4で示した。なお、対照には、比較例13の歯磨組成物を用いた。
評価基準−3;
5点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の方が泡の持続性がかなり良い
4点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の方が泡の持続性が良い
3点:対照の歯磨組成物と試験歯磨組成物の泡の持続性は同等である
2点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の方が泡の持続性が悪い
1点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の方が泡の持続性がかなり悪い
評価基準−4;
◎:10人の平均点が4.5点以上
○:10人の平均点が3.5点以上〜4.5点未満
△:10人の平均点が2.0点以上〜3.5点未満
×:10人の平均点が2.0点未満
5点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の方が泡の持続性がかなり良い
4点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の方が泡の持続性が良い
3点:対照の歯磨組成物と試験歯磨組成物の泡の持続性は同等である
2点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の方が泡の持続性が悪い
1点:対照の歯磨組成物と比べて、試験歯磨組成物の方が泡の持続性がかなり悪い
評価基準−4;
◎:10人の平均点が4.5点以上
○:10人の平均点が3.5点以上〜4.5点未満
△:10人の平均点が2.0点以上〜3.5点未満
×:10人の平均点が2.0点未満
<経時安定性(変色)>
口径8mmのラミネートチューブに充填した試験歯磨組成物を50℃及び−5℃の恒温槽に4週間保存後、ラミネートチューブから紙の上に押出したときの50℃で保存した試験歯磨組成物の変色の程度を、−5℃で保存した試験歯磨組成物を対照として以下の基準で評価した。
口径8mmのラミネートチューブに充填した試験歯磨組成物を50℃及び−5℃の恒温槽に4週間保存後、ラミネートチューブから紙の上に押出したときの50℃で保存した試験歯磨組成物の変色の程度を、−5℃で保存した試験歯磨組成物を対照として以下の基準で評価した。
評価基準;
◎:変色が認められない
△:変色が認められる
×:著しい変色が認められる
◎:変色が認められない
△:変色が認められる
×:著しい変色が認められる
*2)ポリビニルピロリドン:ルビスコールK−90(BASF(株)製、重量平均分子量1,200,000)
*3)ソルビットは、70%水溶液のものを使用し、表中には純分換算した配合量を示した。
使用原料
キサンタンガム;CPケルコ(株)製 モナートガムDA
ラウリル硫酸ナトリウム;東邦化学工業(株)製 ラウリル硫酸ナトリウム
ミリスチル硫酸ナトリウム;日本ケミカルズ(株)製;NIKKOL SMS
ソルビット液(70%);東和化成工業(株) D−ソルビトール液
酸化チタン;石原産業(株);TIPAQUE CR−50
キサンタンガム;CPケルコ(株)製 モナートガムDA
ラウリル硫酸ナトリウム;東邦化学工業(株)製 ラウリル硫酸ナトリウム
ミリスチル硫酸ナトリウム;日本ケミカルズ(株)製;NIKKOL SMS
ソルビット液(70%);東和化成工業(株) D−ソルビトール液
酸化チタン;石原産業(株);TIPAQUE CR−50
*2)ラウロイルメチルアラニンナトリウムは、30%水溶液のものを使用し、表中には純分換算した配合量で示した。
*3)ソルビットは70%水溶液を使用し、表中は純分換算した配合量である。
*4)グリセリンは85%水溶液を使用し、表中は純分換算した配合量である。
使用原料
カルボキシメチルセルロースナトリウム;ダイセル化学工業(株)製 CMC1260
アルギン酸ナトリウム;(株)キミカ製 キミカアルギン
N−ラウロイルメチルタウリンナトリウム;
日本ケミカルズ(株)製 NIKKOL LMT
ラウロイルメチルアラニンナトリウム;
日本ケミカルズ(株)製 NIKKOL アラニネート LN−30
グリセリン(85%);ライオンオレオケミカル(株)製 歯磨用グリセリン
カルボキシメチルセルロースナトリウム;ダイセル化学工業(株)製 CMC1260
アルギン酸ナトリウム;(株)キミカ製 キミカアルギン
N−ラウロイルメチルタウリンナトリウム;
日本ケミカルズ(株)製 NIKKOL LMT
ラウロイルメチルアラニンナトリウム;
日本ケミカルズ(株)製 NIKKOL アラニネート LN−30
グリセリン(85%);ライオンオレオケミカル(株)製 歯磨用グリセリン
表1、2の結果からわかるように、(A)キサンタンガム又は(B)ポリビニルピロリドンを配合しないと泡の持続効果に劣り、口腔内分散性にも劣り(比較例1、2)、(A)キサンタンガムの配合量が1.0%未満であると十分な泡の持続効果が得られず、3.0%を超えると泡の持続性は良くなるものの口腔内分散性が劣化し、経時安定性も悪化する傾向にあった(比較例7、8、13)。(B)ポリビニルピロリドンの配合量が0.5%未満であると泡の持続効果と口腔内分散性が共に優れず、2.5%を超えると泡の持続性に劣っていた(比較例9、10、13)。また、(A)キサンタンガムと(B)ポリビニルピロリドンの合計含有量が2.0%未満であると泡の持続効果に劣り、4.0%を超えると口腔内分散性、泡の持続性ともに悪くなった(比較例11、12)。アルキル硫酸塩を含有せず、N−ラウロイルメチルタウリンナトリウムなどの他のアニオン性界面活性剤を配合しても、十分な口腔内分散性、泡の持続効果が得られず(比較例3、4)、ソルビットを含まないと泡の持続性に劣り(比較例5)、酸化チタンを含有しない歯磨組成物は、経時で強い変色が認められ、保存安定性に劣るものであった(比較例6、13)。
これらに対して、(A)キサンタンガム及び(B)ポリビニルピロリドンを、(A)成分を1.0〜3.0%、(B)成分を0.5〜2.5%、かつ(A)及び(B)成分の合計が2.0〜4.0%で配合し、かつ、アルキル硫酸塩と、ソルビットと、酸化チタンとを併用することにより(実施例)、歯磨き時の口腔内分散性及び泡の持続性に優れ、かつ経時で変色がなく、保存安定性に優れており、本発明の目的を達成できることがわかった。
これらに対して、(A)キサンタンガム及び(B)ポリビニルピロリドンを、(A)成分を1.0〜3.0%、(B)成分を0.5〜2.5%、かつ(A)及び(B)成分の合計が2.0〜4.0%で配合し、かつ、アルキル硫酸塩と、ソルビットと、酸化チタンとを併用することにより(実施例)、歯磨き時の口腔内分散性及び泡の持続性に優れ、かつ経時で変色がなく、保存安定性に優れており、本発明の目的を達成できることがわかった。
Claims (2)
- (A)キサンタンガム及び(B)ポリビニルピロリドンを、(A)成分が1.0〜3.0質量%、(B)成分が0.5〜2.5質量%、かつ(A)及び(B)成分の合計が2.0〜4.0質量%となる範囲で配合し、かつ、アルキル硫酸塩と、ソルビットと、酸化チタンとを併用してなることを特徴とする歯磨組成物。
- (A)キサンタンガムを1.5〜2.8質量%、(B)ポリビニルピロリドンを0.8〜2.0質量%含有し、(A)及び(B)成分の合計が2.5〜4.0質量%であり、かつラウリル硫酸ナトリウムを0.8〜2.0質量%、ソルビットを純分換算で20〜35質量%、酸化チタンを0.5〜1質量%含有する請求項1記載の歯磨組成物。
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| JP2007327252A JP2009149540A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | 歯磨組成物 |
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|---|---|---|---|
| JP2007327252A JP2009149540A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | 歯磨組成物 |
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| Country | Link |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010114005A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 小林製薬株式会社 | 歯磨組成物 |
| JP2011068599A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Lion Corp | 歯磨組成物 |
| WO2018221609A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-06 | ライオン株式会社 | 歯磨剤組成物 |
-
2007
- 2007-12-19 JP JP2007327252A patent/JP2009149540A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010114005A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 小林製薬株式会社 | 歯磨組成物 |
| JP2010235573A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | 歯磨組成物 |
| JP2011068599A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Lion Corp | 歯磨組成物 |
| WO2018221609A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-06 | ライオン株式会社 | 歯磨剤組成物 |
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