JP2009145800A - 液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数色の着色層がパターン形成された基板上に非感光性樹脂からなる第1の層を形成し、さらにその上に感光性樹脂を含有する第2の層を積層してパターン加工を行う液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法であって、少なくとも下記の工程をこの順に行うことを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
(1)該基板上に非感光性樹脂組成物を塗布、セミキュアして第1の層を形成する工程
(2)該第1の層上に感光性樹脂組成物を塗布、セミキュアして第2の層を形成する工 程
(3)ハーフトーンフォトマスクを介して該第2の層を露光する工程
(4)第2の層を現像液によりパターン加工して、高さの異なる2種以上の突起を形成する工程
(5)該第1の層および該第2の層を加熱、硬化させる工程
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1に開示されているように、従来のビーズスペーサを散布した液晶表示装置では、ビーズスペーサ周辺で液晶の配向が乱れ、コントラストが低下していたのに対し、カラーフィルタに固定スペーサを形成した液晶表示装置では、固定スペーサを非表示領域に形成することで、コントラストの向上を図ることができる。
さらに、非特許文献2には、半透過型液晶表示装置において、反射表示領域に透明樹脂層を形成し、反射表示領域のセルギャップを狭くすることで、透過表示領域との光路長をおよそ同じにし、反射表示領域、透過表示領域ともに明るい半透過型液晶表示装置とする構成が開示されている。
これらの付加構造体は、パターン加工されており、通常フォトリソ工程を経て、形成される。従って、高性能液晶表示装置に用いられる付加構造物を具備したカラーフィルタでは、単純な構成のカラーフィルタに比べ、フォトリソ工程が多く、コスト増になるという課題があった。
しかしながら特許文献4には現像工程の記載はないが、ネガ型レジストの場合では、ハーフトーン露光部分は光硬化が不十分のため、ハーフ露光されたネガレジストが現像液に部分的に溶解して現像工程でパターンの一部または全部が剥がれる問題があった。ポジ型レジストの場合でも、ハーフトーン露光部分のパターン幅が15μmより小さくなると現像工程でパターンの一部または全部が剥がれる問題があった。
1.複数色の着色層がパターン形成された基板上に非感光性樹脂を含有する第1の層を形成し、その上に感光性樹脂を含有する第2の層を積層してパターン加工を行う液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法であって、
少なくとも下記の工程をこの順に行うことを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
(1)該基板上に非感光性樹脂組成物を塗布、セミキュアして第1の層を形成する工程
(2)該第1の層上に感光性樹脂組成物を塗布、セミキュアして第2の層を形成する工程
(3)ハーフトーンフォトマスクを介して該第2の層を露光する工程
(4)第2の層を現像液によりパターン加工して、高さの異なる2種以上の突起を形成する工程
(5)該第1の層および該第2の層を加熱、硬化させる工程
2.前記感光性樹脂組成物が、少なくともポリマ、光重合性モノマおよび光重合開始剤を含有する樹脂組成物であることを特徴とする1項に記載の液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
3.前記感光性樹脂組成物が、ナフトキノンジアジド化合物を含有する樹脂組成物であることを特徴とする1項に記載の液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
4.前記第1の層が、現像液に対して不溶性もしくは難溶性である1項〜3項のいずれかに記載の液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
5.前記突起が、(1)垂直配向液晶表示装置の配向制御用の突起物、(2)液晶表示装置の液晶層厚みを調整するギャップ調整層、または(3)液晶表示装置を構成する一対の基板の間隙を規制する固定スペーサのうちのいずれか1種以上である1項〜4項のいずれかに記載の液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
6.前記2種以上の突起の高低差が、0.1μm以上である1項〜5項のいずれかに記載の液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
第1の層上に形成されるパターン化層としては、(1)垂直配向性液晶の液晶制御用の突起物、(2)液晶表示装置の液晶層厚みを調整するギャップ調整層、(3)液晶表示装置を構成する一対の基板の間隙を規制する固定スペーサがある。ここで、(2)「液晶表示装置の液晶層厚みを調整するギャップ調整層」としては、カラーフィルタの着色画素ごとに最適な液晶セルギャップになるように形成する液晶厚みを調整する液晶セルギャップ調整層と半透過型液晶表示における反射領域の液晶層厚みを調整するギャップ調整層がある。パターン化層は機能によって、目的とする膜厚や大きさが変る。 固定スペーサは液晶表示装置を構成する一対の基板の間隙を規制するが、単一の膜厚の固定スペーサでは、液晶セルが指やペンなどで押された場合に、1対の基板間隙の液晶セルギャップが変形して表示ムラになることがある。液晶セルギャップが押されたときにも変形量を低減するために、1対の基板間隙の液晶セルギャップを規制する固定スペーサよりも低いサブ固定スペーサを形成して変形量を軽減することができるので、サブ固定スペーサを形成することが好ましい。
垂直配向性液晶の配向性制御用の突起物は単一の膜厚でも用いられるが、画素の中央と画素端のブラックマトリックスとの重なった位置では膜厚が部分的に厚くなる段差構造があるので、突起物の膜厚を形成する場所によって調整することが好ましい。相対的に膜厚が厚い部分では配向性制御用の突起物の高さを低くすることが好ましい。
液晶セルは通常は、赤画素、緑画素、青画素から形成されるが、各画素を透過する光は波長が異なるので、液晶セル中での屈折率も透過率も異なる。各画素を透過する光の屈折率を補正するために、各画素に液晶層厚みを調整するギャップ調整層を設けることが好ましく、液晶セルのコントラストを上げることが可能である。透過する光の波長が短くなるほど液晶層厚みを小さくすることが好ましいので、液晶セルギャップは青画素が最も狭く、緑画素、赤画素になることが好ましい。このため液晶層厚みを調整する補正層は青画素が最も厚く、緑画素、赤画素になることが好ましく、少なくとも2種類の高さの液晶層厚みを調整するギャップ調整層を形成する必要がある。
半透過型液晶表示装置においては、反射表示領域に透明樹脂層を形成し、反射表示領域の液晶層の厚みを狭くすることで、透過表示領域との光路長をおよそ同じにし、反射表示領域、透過表示領域ともに明るい半透過型液晶表示装置とすることが好ましい。
一対の基板間隙を調整する固定用スペーサ、垂直配向性液晶の配向性突起制御物、半透過型液晶表示装置の反射表示領域に形成する液晶層厚み調整層は必要な膜厚が異なるので、それぞれ個別の工程で加工されていたが、これらを同時に加工することができれば工程短縮となり好ましい。
これまでハーフトーンマスクで低露光量で形成した感光性樹脂パターンは高さが低く、下層との密着力も弱くなり、パターンが欠落しやすい。この傾向は、膜厚が厚いほど、パターン幅が狭く、小さくなるほど顕著であり。パターン幅が15μm以下になると特に欠落しやすい問題があった
本発明者らはパターン欠落を防止しつつ、複数の構造を同時に形成することを検討した結果、パターンの欠落は、現像工程で、下層との界面に現像液が浸透して起こることを確認した。基板上に第1の層である非感光性樹脂を塗布、セミキュアする工程の次に、第2の層である感光性樹脂を塗布、セミキュアする工程とすることで、第1の層の非感光性樹脂層が完全に熱硬化しない状態で第2の感光性樹脂層を形成してセミキュアをするので第1の層の非感光性樹脂との密着力が向上し、第2の層の感光性樹脂層が現像工程で欠落することを改善できることを発見した。この工程の後にハーフトーンフォトマスクを介して感光性樹脂を露光することで、幅の狭い小さなパターンの複数の複雑な構造を欠落なしに形成することが可能となった。
第2の層がポジ材料の場合では、ハーフトーンで低露光される領域は、露光されなかった部分よりも薄くなり、露光された領域はパターンが形成されない。ポジ材料の場合では、ネガ材料に比べてハーフトーン露光される部分のパターン欠落は少ないが、幅の狭い小さなパターンの複数の複雑な構造を欠落なしに形成するには、基板上に第1の層である非感光性樹脂を塗布、セミキュアする工程の次に、第2の層である感光性樹脂を塗布、セミキュアする工程が好ましい。
パターンの膜厚の測定方法としては、触針式表面粗さ計、原子間力顕微鏡、レーザー顕微鏡、断面を透過型電子顕微鏡で観察するなどで測定することができる。パターンの膜厚差は測定したパターン表面の段差形状から測定することも可能であるが、パターン下層に凹凸がある場合には表面段差から膜厚を測定することができない場合もある。この場合は、形成されているパターンを物理的に削ったり、科学的にエッチングしたりして、実質的にパターンが形成されていない状態の基板表面からの高さを測定することで、パターンの高低差を測定することが可能である。基板表面が柔らかい場合には、断面を透過型電子顕微鏡で観察した結果からパターンの高低差を測定することが有効である。
本発明における第1の層である非感光性の層については、その樹脂成分について特に限定はなく、エポキシ樹脂、アクリルエポキシ樹脂、アクリル樹脂、シロキサンポリマ、ポリイミド、ケイ素含有ポリイミド、ポリイミドシロキサン等を用いることができる。
第2の層である感光性樹脂組成物に用いられる溶剤としては、樹脂成分を溶解し、下地となるセミキュア後の非感光性樹脂層を膨潤、溶解させないものであれば、特に制限なく使用することができる。
光源がレーザー光の場合は、レーザー光の中心波長を用いて露光量を計算することができる。
ハーフトーンマスクに形成される光半透過領域は光を半透過する膜を形成する方法や、2μm以下のラインやスペースなどを形成して、平均的に光半透過領域を形成する方法があり、どちらも用いることができる。
ハーフトーンマスクの半透過遮光膜領域では、光を10%から90%透過する領域が形成されるので、遮光膜が形成されていない領域を透過する光量が300mJ/cm2のときには、半透過領域では30から270mJ/cm2の光量となる。半透過領域の透過率は、感光性材料の感度や、形成する膜厚によって適宜選択されるが、感光性材料がネガ型材料の場合には、半透過領域の透過率は10から60%の範囲が好ましく用いられ、感光性材料がポジ型材料の場合には、半透過領域の透過率は40から90%の範囲が好ましく用いられる。
これら現像液のアルカリ性物質の濃度は特に限定されるわけではないが、通常0.01〜50質量%、好ましくは0.05〜5質量%である。また、現像液には界面活性剤も好ましく用いられ、非イオン系界面活性剤などを0.01〜10質量%、より好ましくは0.1〜5質量%添加することでパターン形状を向上させることもできる。
アルカリ現像はディップ現像、シャワー現像、パドル現像などの方法が可能であり、これらを組み合わせても良い。現像後はアルカリ現像液を除去するために適宜純水などによる洗浄工程を加えても良い。
第2の層をパターン加工して得られるパターン化層については、その機能、形状等に特に制限はなく、固定スペーサ、透明樹脂層、液晶配向制御用突起等、さまざまな機能、形状等を持つものであって良い。
工程P1では樹脂ブラックマトリックス層および着色層からなる基板1上に第1の層2を塗布してセミキュアをした状態を示す。
工程P2では第2の層3を塗布してセミキュアした状態を示す。
工程P3ではフォトマスク4を介して露光した状態を示す。フォトマスク4には光透過領域5と半透過領域6と遮光領域7が形成されている。露光での光8はフォトマスクの光透過領域5と半透過領域6を通って第2の層に照射される。
工程P4では第2の層を現像した状態を示す。フォトマスクの透過領域に対応する第2の層のパターン9は、フォトマスクの半透過領域に対応する第2の層のパターン10よりも膜厚の厚いパターンが形成される。
A.ブラックペーストの作製
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、4,4’− ジアミノジフェニルエーテル及びビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサンをN−メチル−2−ピロリドンを溶媒として反応させ、ポリイミド前駆体(ポリアミック酸)溶液を得た。
カーボンブラックミルベースの組成
カーボンブラック(MA100 、三菱化成(株)製):4.6部
ポリイミド前駆体溶液:24.0部
N−メチルピロリドン:61.4部
ガラスビーズ:90.0部。
B.ポリマー分散剤の合成
4,4′−ジアミノベンズアニリド 161.3g、3,3′−ジアミノジフェニルスルホン 176.7g、およびビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン 18.6gをγ−ブチロラクトン 2667g、N−メチル−2−ピロリドン 527gと共に仕込み、3,3′,4,4′−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物 439.1gを添加し、70℃で3時間反応させた後、無水フタル酸 2.2gを添加し、さらに70℃で2時間反応させ、20重量%のポリアミック酸溶液であるポリマー分散剤(PD)を得た。
C.カラーペーストの作製
ピグメントレッドPR254、3.87g(86wt%)、ピグメントレッドPR122、0.63g(14wt%)とポリマー分散剤(PD) 22.5gおよびγ−ブチロラクトン 42.8g、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 20.2gをガラスビーズ 90gとともに仕込み、ホモジナイザーを用い、7000rpmで5時間分散後、ガラスビーズを濾過し、除去した。このようにして赤色分散液5%溶液(GD)を得た。
分散液(GD) 50.0gにポリアミック酸溶液(PAA) 8.0gをγ−ブチロラクトン 42.0gで希釈した溶液を添加混合し、赤色カラーペースト(R−1)を得た。同様にして、表1に示す割合で緑ペースト(G−1)、青ペースト(B−1)を得た。
ガラス基板(コーニング製、イーグルXG材)に上記ブラックペーストをスリットコーターで塗布し、130℃のホットプレートで、10分間加熱することによりセミキュア処理した黒色の樹脂塗膜を形成した。ポジ型フォトレジスト(ロームアンドハース電子材料社製、“LC−100A”)をスリットコーターでプリベーク後の膜厚が1.0μmになるように塗布し、100℃のホットプレートで、5分間乾燥し、セミキュアをした。
キャノン株式会社製紫外線露光機PLA−501Fを用い、フォトマスクを介して100mJ/cm2 (365nmの紫外線強度)で露光して、48μmピッチでブラックマトリックスの幅が8μmになるようにマスク露光した。次に2.25%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液を用いて、フォトレジストの現像と樹脂塗膜のエッチングを同時に行い、パターンを形成し、メチルセロソルブアセテートでレジストを剥離した。次に300℃のホットプレートで、15分間熱処理することでイミド化させ、ブラックマトリクス層を形成した。形成したブラックマトリックスはブラックマトリックスの膜厚1.6μmであった。
ブラックマトリクスがパターン加工されたガラス基板上にC光源を通したときの色度(x、y)が(0.464、0.282)となるように非感光性樹脂を含む赤ペースト(R−1)をスピンナーでガラス基板上に塗布した。該塗膜を120℃のオーブンで20分乾燥しセミキュア処理した。この上にポジ型フォトレジスト(“LC−100A”)を乾燥後に1μmになるように塗布し、90℃のオーブンで10分間乾燥し、セミキュア処理した。キャノン株式会社製紫外線露光機PLA−501Fを用い、フォトマスクを介して100mJ/cm2(365nmの紫外線強度)で露光した。露光後、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの2.0%の水溶液からなる23℃の現像液に浸漬し、フォトレジストの現像、ポリアミック酸の着色塗膜のエッチングを同時に行った。エッチング後不要となったフォトレジストをメチルセロソルブアセテートで剥離した。さらにポリアミック酸の着色塗膜を240℃のオーブンで30分熱処理し、イミド化させ赤画素を形成した。
次に、C光源を通したときの仕上がりの色度(x、y)が(0.152、0.190)になるように、非感光性樹脂を含む青ペースト(B−1)を塗布し120℃のオーブンで20分乾燥しセミキュア処理した。この上にポジ型フォトレジスト(“LC−100A”)を乾燥後に1μmになるように塗布し、90℃のオーブンで10分間乾燥し、セミキュア処理した。キャノン株式会社製紫外線露光機PLA−501Fを用い、フォトマスクを介して100mJ/cm2(365nmの紫外線強度)で露光した。露光後、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの2.0%の水溶液からなる23℃の現像液に浸漬し、フォトレジストの現像、ポリアミック酸の着色塗膜のエッチングを同時に行った。エッチング後不要となったフォトレジストをメチルセロソルブアセテートで剥離した。さらにポリアミック酸の着色塗膜を240℃のオーブンで30分熱処理し、イミド化させ青画素を形成した。
次にC光源を通したときの仕上がりの色度(x、y)が(0.284、0.443)になるように非感光性樹脂を含む緑ペースト(G−1)を塗布し120℃のオーブンで20分乾燥しセミキュア処理した。この上にポジ型フォトレジスト(“LC−100A”)を乾燥後に1μmになるように塗布し、90℃のオーブンで10分間乾燥し、セミキュア処理した。キャノン株式会社製紫外線露光機PLA−501Fを用い、フォトマスクを介して100mJ/cm2(365nmの紫外線強度)で露光した。露光後、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの2.0%の水溶液からなる23℃の現像液に浸漬し、フォトレジストの現像、ポリアミック酸の着色塗膜のエッチングを同時に行った。エッチング後不要となったフォトレジストをメチルセロソルブアセテートで剥離した。さらにポリアミック酸の着色塗膜を240℃のオーブンで30分熱処理し、イミド化させ緑画素を形成した。
以上の工程でカラーフィルター画素を基板上に形成した。
トリメリット酸 65.05gをγ−ブチロラクトン 280gに溶解した後に、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン 74.95gを添加し、120℃で2時間加熱した。得られた溶液 20gに、ビスフェノキシエタノールフルオレンジグリシジルエーテル 7g、ジエチレングリコールジメチルエーテル 15gを加えて、室温(約23℃)で、2時間攪拌して、第1の層用非感光性樹脂溶液組成物を得た。
得られたカラーフィルタ用非感光性樹脂溶液組成物をカラーフィルター画素を形成した基板に本キュア後の厚さが1.5μmとなるようにスピンコートし、130℃のオーブンで10分加熱することにより、セミキュア処理した非感光性樹脂組成物の塗膜を得た。
[感光性樹脂組成物(第2の層用、固定スペーサ用)の調製]
アクリル共重合体溶液(ダイセル化学工業株式会社製サイクロマーP、ACA−250、43質量%溶液)70.0g、多官能モノマとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート30.0g、光重合開始剤として2−メリル−1−「4−(メチルチオ)フェニル」−2−モルフォリノプロパン−1−オンを10.0g、溶剤としてシクロペンタノン217.5gを加え、アクリル樹脂濃度(アクリル共重合体とモノマの合計濃度)20質量%の第2の層用感光性透明樹脂組成物(A)を得た。
非感光性樹脂溶液組成物を塗布、セミキュアして得られたカラーフィルタ基板に、第2の層(A)を本キュア後の膜厚が厚さ3.0μmとなるようにスピンコートし、90℃のオーブンで5分加熱することにより、セミキュア処理した。非感光性樹脂組成物からなる第1の層と感光性樹脂組成物(A)からなる第2の層の積層塗膜を得た。
キャノン株式会社製紫外線露光機PLA−501Fを用い、フォトマスクに固定スペーサ形成用の光透過領域とサブ固定スペーサ形成用の透過率が50%の光半透過領域を持つハーフトーンフォトマスクパターンを介して120mJ/cm2(365nmの紫外線強度)で露光した。露光後、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの0.5%の水溶液からなる現像液に90秒浸漬して現像した。熱風オーブンで230℃で30分熱処理し、膜厚1.5μmの第1の層上に第2の層からなる高さが異なる固定スペーサを形成した。膜厚3.0μm、直径15μmの固定スペーサと、膜厚2.8μm、直径12μmのサブ固定スペーサの2種類を一括で形成することができた。
実施例2
[第1の層と膜厚が異なる液晶配向制御用突起の一括形成]
実施例1と同様にして作製した第1の層を塗布、セミキュアして得られたカラーフィルタ基板に、ポジ型感光性レジスト(“LC−100A”)を本キュア後の膜厚が厚さ1.5μmとなるように塗布し、90℃のオーブンで10分間乾燥し、セミキュア処理した。非感光性樹脂組成物からなる第1の層とポジレジストからなる第2の層の積層塗膜を得た。
[感光性樹脂組成物(第2の層用、液晶セルギャップ調整層用)の調製]
アクリル共重合体溶液(ダイセル化学工業株式会社製サイクロマーP、ACA−250、43質量%溶液)70.0g、多官能モノマとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート30.0g、光重合開始剤として2−メリル−1−「4−(メチルチオ)フェニル」−2−モルフォリノプロパン−1−オンを10.0g、紫外線吸収剤に2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1、1、3、3−テトラメチルブチル)フェノールを3g、溶剤としてシクロペンタノン217.5gを加え、アクリル樹脂濃度(アクリル共重合体とモノマの合計濃度)20質量%の感光性透明樹脂組成物(B)を得た。
実施例1と同様にして作製した第1の層を塗布、セミキュアして得られたカラーフィルタ基板に、第2の層として感光性透明樹脂組成物(B)を本キュア後の膜厚が厚さ0.4μmとなるようにスピンコートし、90℃のオーブンで5分加熱することにより、セミキュア処理した非感光性樹脂組成物からなる第1の層と第2の層(B)からなる樹脂層の積層塗膜を得た。
実施例4
[第1の層と固定スペーサと液晶配向制御用突起の一括形成]
実施例1と同様にして作製した第1の層を塗布、セミキュアして得られたカラーフィルタ基板に、ポジ型感光性レジスト(“LC−100A”)を 本キュア後の膜厚が厚さ2.0μmとなるように塗布し、90℃のオーブンで10分間乾燥し、セミキュア処理した非感光性樹脂組成物からなる第1の層とポジレジストからなる第2の層の積層塗膜を得た。
実施例5
[第1の層と固定スペーサと半透過用液晶セルギャップ調整層の一括形成]
実施例1と同様にして作製した第1の層を塗布、セミキュアして得られたカラーフィルタ基板に、第2の層の感光性透明樹脂組成物(A)を本キュア後の膜厚が厚さ3.0μmとなるようにスピンコートし、90℃のオーブンで5分加熱することにより、セミキュア処理した非感光性樹脂組成物からなる第1の層と第2の層の積層塗膜を得た。
実施例6
[第1の層と半透過用液晶セルギャップ調整層と液晶配向制御用突起の一括形成]
実施例1と同様にして作製した第1の層を塗布、セミキュアして得られたカラーフィルタ基板に、第2の層として感光性透明樹脂組成物(B)を本キュア後の膜厚が厚さ1.5μmとなるようにスピンコートし、90℃のオーブンで5分加熱することにより、セミキュア処理した非感光性樹脂組成物からなる第1の層と第2の層の積層塗膜を得た。
実施例7
[第1の層と固定スペーサと半透過用液晶セルギャップ調整層と液晶配向制御用突起の一括形成]
実施例1と同様にして作製した第1の層を塗布、セミキュアして得られたカラーフィルタ基板に、第2の層として感光性透明樹脂組成物(A)を本キュア後の膜厚が厚さ3.0μmとなるようにスピンコートし、90℃のオーブンで5分加熱することにより、セミキュア処理した非感光性樹脂組成物からなる第1の層と第2の層の積層塗膜を得た。
[第1の層と固定スペーサの一括形成]
実施例1と同様に非感光性樹脂溶液組成物を本キュア後の膜厚が1.5μmとなるようにスピンコートし、130℃のオーブンで5分加熱した後に、230℃のオーブンで30分間加熱して、平坦化層を形成したカラーフィルタ基板を得た。得られたカラーフィルタ基板を紫外線照射、アルカリ洗浄液に浸漬後に、純水リンス、エアナイフ乾燥して洗浄した。
洗浄したカラーフィルタ基板に、感光性透明樹脂組成物(A)を本キュア後の膜厚が厚さ3.0μmとなるようにスピンコートし、90℃のオーブンで5分加熱した。
2:第1の層
3:第2の層
4:フォトマスク
5:光透過領域
6:半透過領域
7:遮光領域
8:露光での光
9:フォトマスクの透過領域に対応する第2の層のパターン
10:フォトマスクの半透過領域に対応する第2の層のパターン
Claims (6)
- 複数色の着色層がパターン形成された基板上に非感光性樹脂を含有する第1の層を形成し、その上に感光性樹脂を含有する第2の層を積層してパターン加工を行う液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法であって、
少なくとも下記の工程をこの順に行うことを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
(1)該基板上に非感光性樹脂組成物を塗布、セミキュアして第1の層を形成する工程
(2)該第1の層上に感光性樹脂組成物を塗布、セミキュアして第2の層を形成する工程
(3)ハーフトーンフォトマスクを介して該第2の層を露光する工程
(4)第2の層を現像液によりパターン加工して、高さの異なる2種以上の突起を形成する工程
(5)該第1の層および該第2の層を加熱、硬化させる工程 - 前記感光性樹脂組成物が、少なくともポリマ、光重合性モノマおよび光重合開始剤を含有する樹脂組成物であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
- 前記感光性樹脂組成物が、ナフトキノンジアジド化合物を含有する樹脂組成物であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
- 前記第1の層が、現像液に対して不溶性もしくは難溶性である請求項1〜3のいずれかに記載の液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
- 前記突起が、(1)垂直配向液晶表示装置の配向制御用の突起物、(2)液晶表示装置の液晶層厚みを調整するギャップ調整層、または(3)液晶表示装置を構成する一対の基板の間隙を規制する固定スペーサのうちのいずれか1種以上である請求項1〜4のいずれかに記載の液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
- 前記2種以上の突起の高低差が、0.1μm以上である請求項1〜5のいずれかに記載の液晶表示装置用カラーフィルタ基板の製造方法。
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