JP2009039981A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録シートを支持するプラテンを、汚損されていない摺擦面で長期にわたって容易にこまめに清掃することができる清掃手段を備えたインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】 キャリッジに搭載された記録ヘッドと対向する位置で記録シートを支持するプラテンと、プラテンを清掃するためにキャリッジの移動方向に移動可能に配された清掃手段と、を備える。清掃手段は、一対の芯部材によりキャリッジの移動方向と交差する方向に巻取移動可能に巻装された摺動部材と、摺動部材をプラテンに押圧するための押圧機構と、を具備する。摺動部材をプラテンに押圧して巻取移動させることによりプラテンを摺擦する。
【選択図】 図1
【解決手段】 キャリッジに搭載された記録ヘッドと対向する位置で記録シートを支持するプラテンと、プラテンを清掃するためにキャリッジの移動方向に移動可能に配された清掃手段と、を備える。清掃手段は、一対の芯部材によりキャリッジの移動方向と交差する方向に巻取移動可能に巻装された摺動部材と、摺動部材をプラテンに押圧するための押圧機構と、を具備する。摺動部材をプラテンに押圧して巻取移動させることによりプラテンを摺擦する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、 移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に関し、特に、記録ヘッドと対向する位置で記録シートを支持するプラテンを清掃するための清掃手段を備えたインクジェット記録装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機能を有する記録装置は、画像情報に基づいて記録ヘッドにより記録媒体に画像を記録するように構成されている。記録装置には、インクジェット式、レーザービーム式、熱転写式、感熱式、ワイヤドット式など、種々の記録方式がある。そのうちのインクジェット記録装置は、記録ヘッドに設けられた複数の吐出口からインクを吐出して記録を行う。インクジェット記録装置においては、微小なインク滴を吐出するため、記録のための主滴の他に、霧状のインクミストも同時に発生することがある。通常の記録動作においては、インクミストの量はごく僅かであり、画質に影響を及ぼすことはほとんどない。
ところが、記録媒体である記録シートを記録ヘッドと対向する位置で支持するプラテンには、長期間の記録によりインクに紙紛等が混ざり合って乾燥した増粘インクが堆積し続けることがある。さらには、記録シートの余白を縮小したり、フチ無し記録を行う場合には、記録シートの端縁部におけるインク濃度が高くなり、インクが堆積し易い環境が作り出される。そうなると、堆積したインクにより、記録シートを支持するプラテン面が汚れ、このインク汚れが記録シートにも転写されてしまい、記録物の品質が低下することになる。これがシート裏面では許容範囲であっても、両面記録の場合には重大な画質低下につながる。また、増粘した堆積物は、プラテン面の平滑性を損なうことがあり、記録シートの斜行、シワ発生、あるいは紙折れなどの原因となることがある。最悪の場合には、給紙不良の原因にもなる。このような不都合に対処する手段として、特許文献1には、プラテン面に転接又は摺擦することにより汚れを拭き取る清掃手段が開示されている。
特開平07−068792号公報
しかしながら、従来の清掃手段では、増粘インク等の堆積物を十分に除去できないという不都合があった。すなわち、従来の清掃手段では、インクが増粘する期間を与えないような適正なタイミングで拭き取りを行うことができない。このため、紙紛等と混ざり合って乾燥した増粘したインクの場合に、摺動部材による転接又は摺擦だけでは十分な除去効果が得られないという技術的課題があった。
また、期待する清掃効果を得るには、摺動部材の清掃面を可能な限り長期間にわたって清浄な状態に維持できることが要請されるが、従来の清掃手段では、このような要請にも十分に応えることができなかった。さらに、従来の清掃手段では、拭き取るための摺動部材を短期間で交換する必要があり、使用者にとってコスト及び手間の面で大きな負担になるという不都合もあった。
また、期待する清掃効果を得るには、摺動部材の清掃面を可能な限り長期間にわたって清浄な状態に維持できることが要請されるが、従来の清掃手段では、このような要請にも十分に応えることができなかった。さらに、従来の清掃手段では、拭き取るための摺動部材を短期間で交換する必要があり、使用者にとってコスト及び手間の面で大きな負担になるという不都合もあった。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、記録シートを支持するプラテンを、汚損されていない摺擦面で長期にわたって容易にこまめに清掃することができる清掃手段を備えたインクジェット記録装置を提供することである。
本発明は、移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドと対向する位置で記録シートを支持するプラテンと、前記プラテンを清掃するために前記キャリッジの移動方向に移動可能に配された清掃手段と、を備え、前記清掃手段は、一対の芯部材により前記キャリッジの移動方向と交差する方向に巻取移動可能に巻装された摺動部材と、前記摺動部材を前記プラテンに押圧するための押圧機構と、を具備し、前記摺動部材を前記プラテンに押圧して巻取移動させることにより該プラテンを摺擦することを特徴とする。
本発明によれば、記録シートを支持するプラテンを、汚損されていない摺擦面で長期にわたって容易にこまめに清掃することができる清掃手段を備えたインクジェット記録装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図2は一実施形態に係るインクジェット記録装置の斜視図である。図2において、記録媒体である記録シートSは不図示の給紙装置から送給され、その先端が搬送ローラ1とピンチローラ2のニップに当接する。なお、搬送ローラ1は砥石やアルミナなどの微小粒子を表面に着床させた砥石ローラで形成され、ピンチローラ2はゴムローラで形成されている。搬送ローラ1を砥石ローラにすることで、ローラの外径精度や振れ精度を高めることができ、ゴムローラの場合よりも記録シートSの搬送精度を向上させることができる。記録シートSが到達したところで搬送ローラ1の回転を開始させ、圧接されて従動回転するピンチローラとの共働により、記録シートSの矢印A方向への搬送が開始される。なお、給紙装置は、記録開始指令を受けると積載された記録シートの中から1枚ずつ分離して給送する自動給紙装置(オートシートフィーダ、ASF)で構成されている。
搬送ローラ搬送上流側にはPE(紙端)センサが配されており、記録シートSの先端や有無が検出される。搬送ローラ1の搬送下流側には、プラテン3、記録ヘッド4及びキャリッジ7等を備えた画像形成部が構成されている。画像形成部では、プラテン3上に支持された記録シートSに対する記録ヘッド4による画像形成(記録)が行われる。記録ヘッド4は、画像情報に基づいて複数の吐出口から選択的にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドである。インクジェット記録ヘッドでは、プラテン3に支持された記録シートSと記録ヘッド4の吐出面(吐出口が配された面)との間には所定の隙間(例えば0.2〜2.0mm)が設けられている。記録ヘッド4はキャリッジ7に搭載されており、キャリッジ7は装置本体に互いに平行に設置されたガイドレール5、6に沿って往復移動可能に支持されている。キャリッジ7の移動方向(主走査方向)は記録シートSの搬送方向(副走査方向)と交差する方向である。
本実施形態における記録ヘッド4は複数種類のインクを用いて記録を行うカラー記録用もしくは階調記録用の記録ヘッドであり、吐出面にはインクの種類に対応する複数の吐出口列が配されている。記録ヘッド4に対しては、タンク装着ユニット9に着脱自在に装着された複数のインクタンク8から、それぞれの供給チューブ10を通して各吐出口列にインクが供給される。そこで、主走査方向に往復移動するキャリッジ7に搭載された記録ヘッド4により、プラテン3上に支持された記録シートSにインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置が構成されている。記録ヘッド4の吐出面には各吐出口列を構成する複数の吐出口が設けられており、画像情報に基づいて各吐出口から選択的にインクを吐出することにより、記録媒体である記録シートSに所望の画像が形成される。すなわち、キャリッジ7の移動に同期して記録ヘッド4からインクを吐出する1ライン分の記録と搬送ローラ1による所定ピッチの搬送とを交互に繰り返すことにより、記録シートSの全領域に記録が行われる。プラテン3の搬送下流側には、搬送ローラ1と同期駆動される排出ローラ12とこれに圧接されて従動回転する拍車13が配されている。記録された記録シートSは、排出ローラ12及び拍車13を通して装置本体外へ排出される。
記録ヘッド4の移動範囲であって記録範囲を外れた所定位置(例えばホームポジション)には、記録ヘッド4のインク吐出性能を維持回復するための回復ユニット11が配設されている。回復ユニット11は、記録ヘッド4の吐出面を覆うためのキャップ、吐出口面をキャッピングした状態で吐出口からインクを強制的に吸引するための吸引ポンプ、吐出面に付着したインク等の付着物を払拭するためのワイパーなどが備えている。回復ユニット11から排出される廃インクは、装置本体の底部に配された不図示の廃インクタンクに回収される。この廃インクタンクは着脱可能(又は交換可能)である。
図1は一実施形態に係る清掃手段を備えた画像形成部の斜視図である。図3は一実施形態に係る清掃手段及びその駆動機構を示す斜視図である。図4は図1の画像形成部において清掃手段を記録シートの外側へ向けて移動させた状態を示す斜視図である。図1〜図4において、本実施形態に係るインクジェット記録装置には、プラテン3のプラテン面上のインク汚れを拭き取り除去するための清掃手段50が設けられている。図示の構成では、清掃手段50はキャリッジ7の側面に装着されている。キャリッジ7の側壁には、搬送方向所定距離をおいて一対の芯部材17、18が回転可能に取り付けられている。これらの芯部材17、18には、帯状もしくはシート状の摺動部材16が巻取移動可能に巻装(ロール状に巻回)されている。摺動部材16は、一方の芯部材を回転駆動することにより、キャリッジ7の移動方向と交差する方向に巻取移動可能に巻装されている。
また、キャリッジ7の側壁には、一対の芯部材17、18の間で摺動部材16をプラテン3のプラテン面(記録シートを支持する面)に押圧するための押圧機構が設けられている。この押圧機構は、プラテン3に対し接近、離間する方向に駆動される押圧部材としての2本のガイドローラ19、20を具備している。すなわち、押圧部材としてのガイドローラ19、20は、記録シートの搬送方向と交差する方向の軸心を中心に回転自在に、かつ上下方向(プラテン3に接触離間する方向)に移動可能に取り付けられている。本実施形態に係る清掃手段50は、上記のような摺動部材16とガイドローラ19、20を具備するものである。
なお、上記の芯部材17、18には、回転駆動されないときに空回転しない程度の軽い摺動負荷を付与しておくことが好ましい。摺動部材16は、プラテン面のインク汚れを拭き取ることから、布状もしくはスポンジ状のインク吸収性に優れた材質であることが好ましい。また、ガイドローラ19、20の表面材質は、プラテン3に押し付けたときにプラテン面を傷めないように十分に変形可能なゴム状もしくは発泡体状のものが好ましい。また、本実施形態に係る清掃手段50は、キャリッジ7に装着されることでキャリッジ7とともに主走査方向に移動可能である。この場合、清掃手段50のキャリッジ7に対する装着は、常設であっても良く、着脱自在であっても良い。着脱自在の場合は、使用しないときには移動可能範囲の端部に退避させて置く構成としても良い。さらに、清掃手段50は、専用の移動手段により、キャリッジ7の駆動とは別に、キャリッジ7の移動方向に移動する構成としても良い。
次に、図3を用いて、清掃手段50及びその駆動機構の構成及び動作について説明する。図3において、一対の芯部材17、18はモータ21を駆動源として回転駆動される。本実施形態では、モータ21の回転方向を選定することにより、所望の芯部材を回転させ、この芯部材上に摺動部材16を巻取るように構成されている。すなわち、モータ21の出力ギア52は、振り子部材22に軸支された太陽ギア54の大径ギア部と噛み合っている。振り子部材22は揺動軸53を中心に揺動自在である。太陽ギア54は固定中心である揺動軸53に回転自在に軸支されている。振り子部材22には、太陽ギア54の小径ギア部と噛み合うアイドラギア55とアイドラギア55と噛み合う遊星ギア56が回転自在に軸支されている。また、一方の芯部材17にはギア23が固定され、他方の芯部材18にはギア24が固定されている。
そこで、モータ21の駆動により太陽ギア54が回転すると、その回転方向に対応する方向へ振り子部材22が揺動し、遊星ギア56が一ギア23及びギア24のいずれか一方と噛み合うことになる。こうして、モータ21の回転方向を選択することにより、所望の芯部材を回転駆動し、この芯部材に摺動部材16を巻取ることができる。この際、摺動部材16を後述する押圧機構でプラテン3のプラテン面に押圧した状態で巻取ることにより、摺動部材16の摺擦動作によりプラテン面に付着(または堆積)したインク汚れを拭き取り清掃することができる。
次に、摺動部材16をプラテン3に押圧するための2本のガイドローラ(押圧部材)19、20を具備する押圧機構について説明する。ガイドローラ19、20はガイドローラホルダ25の両端部に回転自在に軸支されている。ガイドローラホルダ25は、支持軸28を中心に回動自在なL字状のリンク部材29の一端部に軸58を介して連結されている。リンク部材29の他端部は、ソレノイド26のプランジャ27に連結されている。従って、ソレノイド26を駆動源としてプランジャ27が前後移動することにより、ガイドローラホルダ25を昇降させることができる。これにより一対のガイドローラ19、20を昇降させることができる。押圧部材であるガイドローラ19、20を下降させることにより、芯部材17、18の間で摺動部材16をプラテン3に押し付けることができる。この状態で一方の芯部材を回転させて摺動部材16を巻取移動させることにより、摺動部材16によりプラテン3のプラテン面を摺擦することができる。また、ガイドローラホルダ25を上昇させてガイドローラ19、20を上昇させることにより、摺動部材16をプラテン面から離間させることができる。なお、プラテン3に対する摺動部材16の押圧及び離間は、上記のような専用の駆動機構によらず、例えば、記録ヘッド4と記録シートSと間隔を調整するためのキャリッジ7の昇降動作を利用して行っても良い。
図1〜図4において、プラテン3上の記録シートSの端縁部30の外側の近傍の位置には、画像形成の過程においてインク汚れ31が付着し堆積する。このインク汚れを除去するためには、まず、摺動部材16がインク汚れ31の直上にくる位置まで清掃手段50を移動させる。本実施形態では、摺動部材16の移動はキャリッジ7の移動により行われる。そして、ガイドローラ19、20を下降させて摺動部材16をプラテン3に押し付け、この状態で芯部材を巻取駆動して摺動部材16をプラテン3と摺擦させる。これにより、プラテン面上のインク汚れ31を摺動部材16に転写させることで、プラテン3の清掃を行う。プラテンの清掃が終わると、ガイドローラ19、20を上昇させて摺動部材16をプラテン3から離間させる。そして、摺動部材16は、清掃するときを除き、通常では、プラテン3と接触しないように離間位置に保持される。
再び清掃動作を行うときは、芯部材17又は18を回転させて摺動部材16を巻取ることにより、常にきれいな(又は新しい)摺擦面をプラテン面に接触させて摺擦することができる。この場合、インク汚れ31の度合いによって、ガイドローラ19、20の押圧力や芯部材17、18の回転速度(従って摺動部材16の摺擦速度)を可変にしても良い。また、プラテン3上の1箇所のインク汚れ31に対し、摺動部材16の往動作及び復動作を組み合わせて清掃しても良い。さらに、インク汚れ31が強固に固着しているような場合には、摺動部材16を一対の芯部材17、18の間で複数回にわたって往復巻取する動作を行うことにより、清掃能力を高めてもよい。つまり、複数回往復巻取を行うことにより、除去能力を高めることができる。また、インク汚れ31の位置や広がり範囲等を考慮して、摺動部材は、記録シートの端縁30を境界線として、記録シート側の位置、プラテン側の位置及び双方と重なる位置で摺擦するように、清掃中におけるキャリッジの移動方向における位置を変えても良い。
また、インク汚れの位置及び範囲や摺動部材16の摺擦面の汚れ状態等考慮して、摺動部材16は、記録シートの端縁30を境界線として、記録シートS側の位置から記録シートSの外側の位置へ向けて順次ずらした位置で摺擦するようにしても良い。すなわち、摺動部材16の清掃中におけるキャリッジ7の移動方向における位置を変えても良い。さらには、インク汚れの位置及び範囲や摺動部材16の摺擦面の汚れ状態等考慮して、摺動部材16は、一対の芯部材17、18の間で往復巻取する毎に、記録シートSの端縁30を境界線として、記録シート側の位置から記録シートの外側の位置へ向けて順次ずらした位置で摺擦するように、清掃中におけるキャリッジ7の移動方向における位置を変えても良い。また、巻取移動する摺動部材16の摺擦動作を上記のように変えても、長期間の使用により摺動部材16の清掃機能が低下した場合は、摺動部材16を新しいものと交換することが必要となる。そのような場合を考慮して、摺動部材16は交換可能であることが好ましい。
摺動部材16でプラテン3を清掃するときの詳細な動作態様について、例を挙げて説明する。先ず、摺動部材16の巻取動作が1往路分終了した後の動作方法について説明する。摺動部材16と記録シートSの端縁30との相対位置を図1に示す状態にしてインク汚れ31の拭取除去を継続する。そして、摺動部材16の1往路分の巻取動作が終了すると、図4に示すように、摺動部材16のインク浸透範囲(インク汚れを拭取った範囲)32がインク汚れ31の位置(図1における拭取位置)よりも記録シートSの外側へ遠のく方向へ移動させる。つまり、摺動部材16の位置を、上記1往路の清掃で汚れたインク浸透範囲32の分だけ、記録シートSの端縁の外側へ向けてずらす。このように位置をずらした後、摺動部材16の復路、もしくは一旦全て巻戻した後の再度の往路を使用してプラテン面を拭き取る。この場合、拭取動作で摺動部材16に拭取られた(浸透した)インクの、摺動部材の摺擦面→プラテン3の記録シート支持面→記録シートSの裏面への再転写を防止することを要請される。このような要請に応えるためにも、摺動部材16のインク浸透範囲32の位置は、記録シートSの端縁30の外側へ逃げていく方向に順次ずらすことが好ましい。
また、清掃手段50(その摺動部材16)による清掃動作は、記録シートSの幅サイズを変更したとき、あるいは、同じ幅サイズの記録シートであってもプラテン3に付着したインク汚れ31が乾燥して増粘する前の所定時期に、定期的に行うことが好ましい。さらに、ヘビーデューティの画像形成においては、インクの累積消費量や画像形成した記録シートの累積枚数などを加味して、清掃動作を随時割り込ませて実行することも効果的である。また、インクを大量に消費するような濃い画像を連続して記録する使用環境においては、設定された定期的な清掃時期に達しないときでも、これらが所定値に達したことを検知したときに随時清掃動作を割り込み実行しても良い。つまり、インクの打込み量や記録枚数等を勘案して、随時清掃動作を割り込み実行しても良い。すなわち、本実施形態に係る清掃手段50は、一定時間の経過、記録シートのサイズ変更、記録画像のインク量の累積、あるいは記録シートの記録枚数の累積に基づいて動作するように構成することが好ましい。
以上説明した実施形態によれば、記録シートSより外側のプラテン3の表面にインク汚れ31が固着し堆積しても、ロール状の摺動部材16を巻取ることによりきれいな摺擦面でインク汚れの部位を拭取ることができる。また、繰返し拭取る場合も、記録シートSの外側位置のインク汚れに対する摺動部材16の位置をずらしながら摺擦することにより、ロール状の摺擦面を繰り返し使用することができる。これにより、摺動部材16を有効にかつ長期間にわたって使用することができる。これにより、記録シートを支持するプラテンを、汚損されていない摺擦面で長期にわたって容易にこまめに清掃することができる。以上により、プラテン面の清浄化及び平滑性を容易に確保することができ、使用者の負担を軽減しつつ記録品位の維持を図ることができるインクジェット記録装置が提供される。
なお、本発明は、インクジェット式の記録装置であれば、プリンタ、ファクシミリ、複写機等の単体の記録装置の他、複合機器やシステム構成などにおける記録装置に対しても同様に適用可能である。また、記録媒体である記録シートの材質も、紙、プラスチックシート、写真調印画紙、OHP、布、皮革など、画像形成が可能であれば種々の材質を使用することができる。
3 プラテン
4 記録ヘッド
7 キャリッジ
16 摺動部材
17、18 芯部材
19、20 押圧部材(ガイドローラ)
30 記録シートの端縁
31 インク汚れ
32 インク浸透範囲
50 清掃手段
S 記録シート(記録媒体)
4 記録ヘッド
7 キャリッジ
16 摺動部材
17、18 芯部材
19、20 押圧部材(ガイドローラ)
30 記録シートの端縁
31 インク汚れ
32 インク浸透範囲
50 清掃手段
S 記録シート(記録媒体)
Claims (10)
- 移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドと対向する位置で記録シートを支持するプラテンと、前記プラテンを清掃するために前記キャリッジの移動方向に移動可能に配された清掃手段と、を備え、
前記清掃手段は、一対の芯部材により前記キャリッジの移動方向と交差する方向に巻取移動可能に巻装された摺動部材と、前記摺動部材を前記プラテンに押圧するための押圧機構と、を具備し、
前記摺動部材を前記プラテンに押圧して巻取移動させることにより該プラテンを摺擦することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記清掃手段は前記キャリッジとともに移動可能であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記清掃手段は前記キャリッジに着脱自在であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記清掃手段は、専用の移動手段により前記キャリッジの移動方向に移動することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記摺動部材を、前記一対の芯部材の間で複数回往復巻取することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記摺動部材は、記録シートの端縁を境界線として、記録シート側の位置、前記プラテン側の位置及び双方と重なる位置で摺擦することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記摺動部材は、記録シートの端縁を境界線として、記録シート側の位置から記録シートの外側の位置へ向けて順次ずらした位置で摺擦することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記摺動部材は、前記一対の芯部材の間で往復巻取する毎に、記録シートの端縁を境界線として、記録シート側の位置から記録シートの外側の位置へ向けて順次ずらした位置で摺擦することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記摺動部材は交換可能であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記清掃手段は、一定時間の経過、記録シートのサイズ変更、記録画像のインク量の累積、あるいは記録シートの記録枚数の累積に基づいて動作することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007208750A JP2009039981A (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2007208750A JP2009039981A (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2009039981A true JP2009039981A (ja) | 2009-02-26 |
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Country Status (1)
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| JP (1) | JP2009039981A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011083904A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 媒体印字処理装置 |
| JP2014065594A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
-
2007
- 2007-08-10 JP JP2007208750A patent/JP2009039981A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011083904A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 媒体印字処理装置 |
| JP2014065594A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
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