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JP2009039769A - 接合シート - Google Patents

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JP2009039769A
JP2009039769A JP2007208939A JP2007208939A JP2009039769A JP 2009039769 A JP2009039769 A JP 2009039769A JP 2007208939 A JP2007208939 A JP 2007208939A JP 2007208939 A JP2007208939 A JP 2007208939A JP 2009039769 A JP2009039769 A JP 2009039769A
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alloy
joining
bonding
foil
sheet
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JP2007208939A
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Chuya Aoki
宙也 青木
Yuji Kawauchi
祐治 川内
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】 本発明の目的は、電子部品の接合する際に用いられる接合シートにおいて、接合時におけるSnの染み出しを抑制、低減できると同時に接合信頼性が確保できるPbを含有しない接合シートを提供することである。
【解決手段】 本発明は、Agの箔材の表面にSn−Ag合金からなる層を有する接合シートであり、好ましくは、前記Agの箔材の平均厚さが20〜200μmであり、さらに好ましくは、前記Sn−Ag合金からなる層の平均厚さが10〜40μmである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子部品の接合に用いられる接合シートに関するものである。
近年の電子機器産業において、Siなどからなる半導体素子を配線基板に電気的に接続する方法として、Au線を用いたワイヤボンディングが広く用いられている。ワイヤボンディングを行うためには半導体素子を配線基板に接合し固定する必要があり、その固定のための接合材として様々な素材が提案されている。中でもPbを質量%で90%以上含有するPb−Sn合金は融点が300℃程度であり、樹脂系接合材と比較して耐熱性の面で優れること、低コストであることから、発熱量の大きなパワーデバイス系の半導体素子を配線基板に接合する際に多く用いられている。
また、Pb−Sn合金は電子部品の構造材料、特にセラミックパッケージの封止用金属リッドの接合材として、半導体素子の固定以外の用途でも使用されている。これは電子部品を配線基板に実装する際の200℃程度の温度において、Pb−Sn合金は融点が高いため、電子部品内の接合部分に使用していても、実装時に再溶融しないといった特徴を有するためである。加えてPb−Sn合金は延性に富むことから、携帯機器など落下衝撃を受ける電子機器の接合部材として使用された場合、落下衝撃エネルギーを十分に吸収し電子部品の電気的断線等の損傷を抑制することができる。
一方、近年自然環境への配慮からはんだやロウ材中のPbを削減、削除しようとするいわゆるPbフリー化の動きがあり、Pb−Sn合金の代替材が各種提案されている。
たとえば特許文献1では、Au−20質量%Sn合金やAu−Snめっき層を有した蓋材を用いてセラミックパッケージを封止している。封止後のセラミックパッケージは、後工程でSn−Pb共晶はんだやSn−Ag−Cu系はんだを用いて回路に250℃程度ではんだ付けされる。このとき、前工程でセラミックパッケージに封止した特許文献1のAu−Sn合金の融点は、後工程でパッケージを回路基板に実装するはんだ付け温度より高いため、封止箇所はパッケージを回路基板にはんだ付けする際に再溶融せず接合状態を保つといった特徴をもつ。
また、特許文献2では、特許文献1に記載のAu−Sn合金よりコスト面で優れている高融点金属であるAgまたはCu箔材の表面に低融点金属であるSn層を形成したロウ材シートが提案されている。このロウ材シートはセラミックパッケージと蓋材とを介して加熱することによりSnが低融点であることを活かして封止している。さらに封止後高融点金属箔のAgまたはCuが低融点金属であるSnと反応し、高融点である金属間化合物相を形成することで接合信頼性を確保するといった特徴をもつ。
特開2003−229504号公報 特開2006−272449号公報
上述した特許文献1に開示される蓋材は、Pbを含有せず250℃〜300℃程度の高温環境下でも接合状態を維持するという点では有利であるものの、Auは非常に高価であるためセラミックパッケージの製品コストが著しく上昇すると言った問題がある。さらにAuとSnの金属間化合物は比較的脆く、耐衝撃性の観点から不利である。
特許文献2に開示されるロウ材シートもPbを含有しないため、環境負荷が小さい点では有利であるものの、最初の接合段階での加熱時にまず低融点金属であるSnの融解を行うため、この液相SnがAgもしくはCuと金属間化合物を生成する前に、過剰の液相が染み出しとなって、接合部の外に出てくる現象が生じる可能性がある。このSnの染み出しが発生するとパッケージ内部に内蔵されているSAWフィルターや水晶振動子に液相Snが接触して誤作動の原因となったり、短絡の原因となる危険性がある。パッケージ外部に染み出す場合も電極間の短絡が生じ、電子機器の不良の原因となる。
本発明者は、Snの染み出しの問題について検討した結果、Snの単相ではなく、Sn−Agの合金相からなる層を高融点箔の表面に形成することで、高融点金属箔と金属間化合物相と低融点Sn相の三相からなる組織を形成し、Snの染み出しを抑制、低減できると同時に接合信頼性が確保できることを見出し本発明に到達した。
すなわち本発明はAgの箔材の表面にSn−Ag合金からなる層を有するロウ材シートである。
好ましくは前記Agの箔材の平均厚さが20〜200μmである。
また好ましくは前記Sn−Ag合金からなる層の平均厚さが10〜40μmである。
本発明によれば、Snの融点で接合を可能とし、一端接合した後はSn−Ag合金の寄与により、たとえばセラミックパッケージを封止する際に、Snの染み出しを防止することができ、電子部品の接合にとって欠くことのできない技術となる。
上述したように、本発明の重要な特徴はAgの箔材の表面にSn−Ag合金からなるはんだ層を有することにある。特許文献2に記載のロウ材シートは、はんだ層が純Snであるため、はんだ層であるSnは完全な液体状態となりパッケージ内外へのSnの染み出しが生じやすい。これに対して本発明は、はんだ層がSn−Ag合金で形成されるため、パッケージに加熱封止する際、Sn−Ag合金とSn液相からなる固体と液体の2相状態を有し、粘度が高くなる。このため、この固体と液体の2相状態が存在する温度範囲で加熱封止すれば、Snの染み出しを抑制させることが可能となる。
さらに、Ag箔は、Sn−Ag合金層との界面にSn−Ag金属間化合物を形成し、はんだ層内部にもSn−Ag金属間化合物粒子を形成することに寄与する。これによって、加熱封止時に接合部の流体の粘性を高くすることができるため、Snの染み出しを抑制することができる。
Sn−Ag合金からなる層の形成方法としては、たとえばめっき法が挙げられる。めっき法では、厚いSn−Ag合金からなる層を形成することが容易であり、生産速度を速くすることができる。また、めっき法ではめっき浴中のAg濃度を調整することによりあらゆる濃度のSn−Ag合金を箔材へダイレクトに形成することができる。
本発明のSn−Ag合金を形成するAgの濃度範囲は、20〜55質量%Agが望ましい。Ag濃度が20質量%未満であると、加熱封止時の固体の割合が少ないため、Snの染み出し抑制の効果が十分でない場合がある。また、Agの濃度範囲が55質量%を超えると、はんだ層内部にSn−Ag化合物が多く形成され、接合に寄与する液相の生成量が不足して、いわゆる濡れが不足して、接合信頼性の面で問題となる可能性がある。
また前記Agの箔材の平均厚さは、20〜200μmであることが好ましい。これは箔の厚さが20μm以上であれば、接合シートの作製時やはんだ付け時のハンドリングが容易である。一方、200μmを超えると薄型化が進む傾向にある電子部品に対して接合材の厚さがかなりの部分を占めてしまうことと、高価なAgの使用量が増えることから現実的でない。
また前記Sn−Ag合金からなる層の平均厚さは、10〜40μmであることが好ましい。10μmよりも薄い場合は、接合自体は可能であるが、Sn−Ag合金からなる層の厚みに対してSn起因の接合相手材との間で生成される金属間化合物が多く形成され、接合信頼性の面で問題となる可能性がある。一方、40μmよりも厚い場合は、元々マトリックス部に比べて強度等の信頼性に劣る接合部自体の厚みが厚くなることで、接合部の信頼性が低下する危険性がある。
電子部品用パッケージを封止することを想定し、蓋材となる厚さ100μmのFe−42質量%Ni板上に厚さ30μmのAg箔をTi蒸着層を介して接合した後、Ag箔の表面に、表1に示すSn−Ag合金からなる層を10μmの厚さとなるよう、めっき法で形成し気密封止用リッドを作製した。
また、比較例として、表1に示す厚さ30μmのAg箔の表面に、厚さ10μmのSn層を真空蒸着法で形成した接合シートでも同様の気密封止用リッドを作製した。
次に、接合時のSnの染み出しの有無を確認するために、Snが染み出しやすい環境として、Snと濡れ性が悪いNi箔上に上記気密封止用リッドを置き、水素雰囲気中で260℃に加熱して気密封止用リッドを2.23×10−2MPaで加圧しながらはんだ付けを実施した。
Snの染み出しの評価は、Ni箔に接合した気密封止用リッドを光学顕微鏡(KEYENCE社製 型式VH−7000C)で平面から撮影し、染み出したSnの量を画像解析により染み出し面積として測定した。
Snの染み出し面積の測定結果を表1に示す。表1のように、本発明例1のSn−20.9質量%Ag合金を用いた接合シートでは、比較例2に比べ大幅にSnの染み出し面積が低減できていることが確認できた。
さらに、本発明例2のSn−54.3質量%Ag合金を用いた接合シートでは、Snの染み出しは皆無であり、本発明のSnの染み出し抑制に対する効果の大きいことがわかる。
次に、せん断強度試験を実施した。実際にセラミックパッケージを封止することを想定し、セラミックと同様の低熱膨張係数を示すFe−29質量%Ni−17質量%Co合金の基材上に電解Ni/Auめっきを施し、次いで上記と同様に作製した気密封止用リッドを置き、窒素雰囲気中で260℃に加熱して気密封止用リッドを2.10×10−2MPaで加圧をしながらはんだ付けを実施した。ここで、窒素雰囲気とした理由は、加熱接合時のSnの酸化を防ぎ、加圧は基材と接合シートの密着性を高め、より接合信頼性を確保するためである。
室温環境下で、せん断強度試験機(dage社製 型式DS100)の固定冶具にセットし、基材上の気密封止用リッドをせん断することで接合強度を測定した。また、比較例として、Ag箔上にSn層を形成した接合シートとSn−95質量%Pb合金からなる接合シートについても同様の試験を実施した。
せん断強度試験結果を表1に示す。表1のように、本発明の接合シートは、従来用いられていた比較例1のSn−95質量%Pbを用いた接合シートよりせん断強度が高く、接合シートとして実用的な接合強度を有することが確認できた。
次に、接合状態を確認するため、接合部の断面組織観察を行った。図1に、本発明例2の接合シートを用いた気密封止用リッドを電解Ni/Auめっきした基材上に加熱接合したときの接合断面の走査型電子顕微鏡写真を示す。図1より、Ag箔/はんだ層界面にAg−Sn化合物が形成され、基材側にNi−Sn−Au化合物およびNi−Sn化合物が形成され、接合が十分に行えていることが確認できた。
本発明の一例を示す走査型電子顕微鏡による断面組織写真である。
符号の説明
1.基材、2.電解Ni/Auめっき層、3.Ni−Sn化合物、4.Au−Ni−Sn化合物、5.Ag−Sn化合物、6.Sn、7.Ag箔

Claims (3)

  1. Agの箔材の表面にSn−Ag合金からなる層を有することを特徴とする接合シート。
  2. 前記Agの箔材の平均厚さが20〜200μmであることを特徴とする請求項1に記載の接合シート。
  3. 前記Sn−Ag合金からなる層の平均厚さが10〜40μmであることを特徴とする請求項1または2に記載の接合シート。
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