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JP2009038530A - 画像読取装置 - Google Patents

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JP2009038530A
JP2009038530A JP2007199946A JP2007199946A JP2009038530A JP 2009038530 A JP2009038530 A JP 2009038530A JP 2007199946 A JP2007199946 A JP 2007199946A JP 2007199946 A JP2007199946 A JP 2007199946A JP 2009038530 A JP2009038530 A JP 2009038530A
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JP2007199946A
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Daijiro Ueno
大二郎 上野
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

【課題】 原稿搬送装置を有する画像読取装置においてごみ及び紙粉を一時的に取り除くだけでなく、その後の処理を施すことにより原稿読取面上から回収する画像読取装置を提供する。
【解決手段】 原稿読取面の上方に、原稿読取面の長さ方向に亘って、原稿の上方ガイド部が、長さ方向の後部に備えられたヒンジ部を支点として原稿カバーに対して上下方向に回動するように設けられており、気流発生部は、上方ガイド部に内包されるエアポンプであり、前記上方ガイド部は、一方の側面に前記吹出口を備え、他方の側面に前記吸引口を備えているとともに、内部には吹出口及び吸引口並びにエアポンプの内部空間と連通する空間を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、原稿搬送装置を有する画像読取装置において、原稿読取面上のごみ及び紙粉を清掃することができる画像読取装置に関する。
近年、画像読取装置において自動原稿搬送装置(ADF)の導入が進み、次のような問題が発生してきた。通常の読み込みであれば原稿の汚れは点として読み取り画面に反映される。これに対し、自動原稿搬送装置の場合、原稿が読み取り面上を搬送されることにより、細かいごみ及び紙粉による点の汚れが線状のスジとなって現れる。そのため今まで以上に原稿面の汚れの清掃が重要視されている。
そこで、下記特許文献1乃至5のような技術が提案されている。
特許文献1には、自動原稿搬送装置の原稿押圧部の主走査方向に一定間隔にスリットを設け、ファンを用い原稿押圧部内部から風を送り出すことで、読み取り面の清掃を行う構成が提案されている。
特許文献2には、バックアップローラの真下にコンタクトガラス主走査方向にスリットを設け、更にファンを用い空気流を発生させることにより、ごみの付着・滞留を低減する手法が提案されている。
特許文献3には、原稿を搬送する搬送ローラの間の原稿搬送路中に位置し、搬送される原稿を露光走査して画像情報を読み取る読み取りユニットと、この読み取りユニットに原稿が密接するように押圧しながら原稿を搬送するバックアップローラとを備えた画像読み取り装置において、読み取りユニットより上流の搬送路に設けられたガイド部材から読み取り手段に向かって気流を吹き付ける送風手段を備えた技術が開示されている。
特許文献4には、次のような技術が開示されている。画像読取装置は、コンタクトガラスの下方に照明ランプを備え、コンタクトガラスの上方にはバックアップローラを備える。また、照明ランプの近傍には冷却ファンを設置する。そして、冷却ファンと照明ランプの間に導風板を設け、冷却ファンで発生する風を、照明ランプ側とコンタクトガラスの上面側に切り替えるようにする。画像読み取りが終了すると、導風板により、冷却ファンからの風をコンタクトガラス上面に吹き付けて粉塵を除去する。
特許文献5には、ADFにおいて、原稿をプラテンガラスからすくい上げ分離させる部材を省略するために、搬送ローラの下流から送風するファンと、その吹出口を持つガイド部材を設ける技術が開示されている。
特開2001−83748号公報 特開平9−93405号公報 特開2002−237926号公報 特開平11−119355号公報 特開2005−200152号公報
しかしながら、例えば図11(特許文献5)に示されるように、特許文献1乃至5に開示の技術では自動原稿読取面20から汚れを吹き飛ばす手段として、ファン21を用いているものであった。
そのため、ファン21の駆動機構等が必要となり、構造の複雑化と製造コストの増加を招いていた。
また、上記特許文献の開示技術においては、読み取り面上のごみや紙粉を吹き飛ばすことにのみ焦点が置かれており、吹き飛ばした後のごみや紙粉を回収することに注意を払った構成を備えていないものであった。
即ち、自動原稿読取面から一時的にごみや紙粉を吹き飛ばしたとしても、自動原稿読取面上から回収したわけではなく、再びそれらのごみや紙粉が自動原稿読取面に戻ってくる可能性があるという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、自動原稿搬送装置を備えた画像読取装置において、自動原稿読取面上におけるごみや紙粉を簡易な構造で吹き飛ばすことができ、その吹き飛ばしたごみや紙粉を自動原稿読取面から回収することのできる画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、原稿搬送装置により搬送される原稿を読み取る帯状の原稿読取面と、該原稿読取面上で開閉する原稿カバーとを備えた画像読取装置であって、気流発生部と、該気流発生部からの排気によって前記原稿読取面に向けて風を吹き出す吹出口を備え、前記気流発生部は、前記原稿カバーの閉動作に連動して排気することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記原稿読取面の原稿搬送方向下流側の縁部に沿って溝が形成され、該溝の略上方に、前記気流発生部からの吸気によって吸引力を生じる吸引口を備え、前記気流発生部は、前記原稿カバーの開動作に連動して吸気することを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の発明において、前記原稿読取面の上方に、該原稿読取面の長さ方向に亘って、原稿の上方ガイド部が、該長さ方向の後部に備えられたヒンジ部を支点として原稿カバーに対して上下方向に回動するように設けられており、前記気流発生部は、前記上方ガイド部に内包されるエアポンプであり、前記上方ガイド部は、一方の側面に前記吹出口を備え、他方の側面に前記吸引口を備えているとともに、内部には該吹出口及び該吸引口並びに前記エアポンプの内部空間と連通する空間を備えているものである。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記溝上部の複数箇所を原稿搬送方向に沿って覆うフィルムを前記吸引口の位置に対応しない場所に備えたことを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記溝内の複数箇所において、原稿搬送方向に沿って延びる板状のリブが前記吸引口の位置に対応しない場所に立設されていることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、前記吹出口の原稿搬送方向上流側から原稿搬送方向に沿って延び、前記吹出口の少なくとも一部を覆う、風の流れを前記原稿読取面に向けるエアガイドを備えたことを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項2乃至6いずれかに記載の発明において、前記溝内に異物排出機構が配設され、該異物排出機構はスクリューを含むことを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、請求項2乃至7のいずれかに記載の発明において、前記原稿読取面の原稿搬送方向下流側の縁部に沿って原稿を上方へ搬送するためのすくい上げガイドが設けられ、前記溝は、このすくい上げガイドに形成されていることを特徴とするものである。
請求項1に係る発明は、原稿搬送装置により搬送される原稿を読み取る帯状の原稿読取面と、該原稿読取面上で開閉する原稿カバーとを備えた画像読取装置であって、気流発生部と、該気流発生部からの排気によって前記原稿読取面に向けて風を吹き出す吹出口を備え、前記気流発生部は、前記原稿カバーの閉動作に連動して排気するものである。
これにより、ファン等の駆動機構を設けることなく、原稿カバーの閉動作という画像読取装置の基本動作を用いて、吹出口からの排気により原稿読取面上のごみや紙粉を吹き飛ばすことができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記原稿読取面の原稿搬送方向下流側の縁部に沿って溝が形成され、該溝の略上方に、前記気流発生部からの吸気によって吸引力を生じる吸引口を備え、前記気流発生部は、前記原稿カバーの開動作に連動して吸気することを特徴とするものである。
これにより、吹出口からの排気で吹き飛ばしたごみや紙粉を溝に堆積させ、原稿読取面上を美しい状態に保つことができる。
また、吸引口から溝に堆積させたごみや紙粉を回収することができ、原稿読取面付近を美しい状態に保つことが可能となる。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の発明において、前記原稿読取面の上方に、該原稿読取面の長さ方向に亘って、原稿の上方ガイド部が、該長さ方向の後部に備えられたヒンジ部を支点として原稿カバーに対して上下方向に回動するように設けられており、前記気流発生部は、前記上方ガイド部に内包されるエアポンプであり、前記上方ガイド部は、一方の側面に前記吹出口を備え、他方の側面に前記吸引口を備えているとともに、内部には該吹出口及び該吸引口並びに前記エアポンプの内部空間と連通する空間を備えているものである。
これにより、画像読取装置の原稿カバーの開閉という基本動作を利用し、エアポンプを圧縮又は膨張させることで、上方ガイド部に備えられた吹出口及び吸引口から風の吹出及び吸引を行うことにより、原稿読取面上のごみや紙粉を吹き飛ばした後、回収することができる。
即ち、自動的な清掃機構を備えたことで意識せずとも常に最適な状態で画像を読み取ることができる。
またエアポンプによるクッション効果により原稿カバーが急激に閉まることがないので、衝突による故障や不快な衝撃音を防止することができる。
また、原稿カバーを開けた時、上方ガイド部が画像読取面に向かって前倒しになる。
そのため、原稿カバーを開けた時、上方ガイド部が自動原稿読取面からさほど離れることがないため、自動原稿読取面上のごみや紙粉を残すことなく吸い込むことができる。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記溝上部の複数箇所を原稿搬送方向に沿って覆うフィルムを前記吸引口の位置に対応しない場所に備えたものである。
これにより、搬送されてきた原稿が溝に入り込んで詰まることがなく、原稿をフィルム表面に沿ってスムーズに上方へ搬送させることができる。
また、フィルムに邪魔されることなく、溝に堆積させたごみや紙粉を吸引口から確実に吸い上げることができる。
請求項5に係る発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記溝内の複数箇所において、原稿搬送方向に沿って延びる板状のリブが前記吸引口の位置に対応しない場所に立設されているものである。
これにより、搬送されてきた原稿が溝に入り込んで詰まることがなく、原稿をリブ上部に沿ってスムーズに上方へ搬送させることができる。
また、リブに邪魔されることなく溝に堆積させたごみや紙粉を吸引口から確実に吸い上げることができる。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、前記吹出口の原稿搬送方向上流側から原稿搬送方向に沿って延び、前記吹出口の少なくとも一部を覆う、風の流れを前記原稿読取面に向けるエアガイドを備えたことを特徴とするものである。
これにより、風が吹出口から原稿読取面に向かって送風されるように導かれるので、確実に原稿読取面の原稿搬送方向の上流から下流に向かってごみや紙粉を吹き飛ばすことができる。
請求項7に係る発明は、請求項2乃至6いずれかに記載の発明において、前記溝内に異物排出機構が配設され、該異物排出機構はスクリューを含むものである。
これにより、溝に堆積させたごみや紙粉をスクリューで絡め取り、絡め取ったごみや紙粉を手動で機外へ排出することができ、原稿読取面付近を美しい状態に保つことが可能となる。
またスクリューをクリーニングすることにより何度でも使用することができる。
請求項8に係る発明は、請求項2乃至7のいずれかに記載の発明において、前記原稿読取面の原稿搬送方向下流側の縁部に沿って原稿を上方へ搬送するためのすくい上げガイドが設けられ、前記溝は、このすくい上げガイドに形成されているものである。
これにより、ごみや紙粉を原稿読取面まで吹き飛ばさず、溝へと堆積させることができる。
また、原稿搬送装置を用いずに原稿カバーを開閉して原稿を読み込む場合に、原稿が清掃風により舞い上がることを防止することができる。
本実施の形態における画像読取装置について図面を参照しながら説明する。
図1は本実施の形態における画像読取装置の概略斜視図である。
図1に示すように、画像読取装置1はその上部に、画像読取装置の後部(紙面奥側)に備えられたヒンジ部(図示せず)により、後述する原稿読取面4に対して上下に開閉可能に支持された原稿カバー2を備えている。
原稿カバー2上部の所定位置には、自動原稿搬送のための原稿を載置する原稿載置台3が備えられている。
原稿カバー2の下部には、原稿カバー2を手動で開いた状態で原稿を載置し、原稿を読み取るためのコンタクトガラスで形成された原稿読取面4が設置されている。
原稿読取面4の左端に隣接して、原稿読取面4の全幅に亘る帯状の自動原稿読取面5が備えられている。原稿読取面4と自動原稿読取面5とは同一面上に形成されている。
原稿カバー2の裏面には、略全面に亘って所定の厚みを有するスポンジ等の弾性体よりなる原稿ガイド6が、原稿カバー2を閉じた時、原稿読取面4と原稿カバー2との衝突により発生する衝撃を緩和させるために設けられている。原稿ガイド6の左部には、原稿ガイド6の長手方向に所定の長さを有し、原稿ガイド6の全幅に亘る台形柱状の上方ガイド部7が設けられている。上方ガイド部7の下面と自動原稿読取面5とは略同長及び略同幅であり、原稿カバー2を閉じた時、自動原稿読取面5と上方ガイド部7の下面とは対向する位置になるように設置される。
上方ガイド部7は、自動原稿読取面5の後部において、原稿カバー2に対して上下方向に回動可能にするヒンジ部(図示せず)により、原稿カバー2を開けた時、前倒し可能になるように取り付けられている。上方ガイド部7の下面は原稿カバー2を完全に閉じた状態においては、原稿ガイド6の下面と同一平面になるものである。
上方ガイド部7は、自動原稿読取面5に与える衝撃を低減するように樹脂などの素材により形成されている。
図2は本実施の形態における自動原稿読取手段における原稿の流れを示す概略断面図である。
自動原稿読取手段は、上記の如く原稿カバー2裏面の原稿ガイド6の間に上方ガイド部7を備え、上方ガイド部7の下部には自動原稿読取面5が設置されている。
上方ガイド部7の左右には原稿ガイド6との間に隙間が設けられている。左側の隙間は後述する吹出経路12(図4参照)であり、右側の隙間は後述する吸引経路13(図4参照)である。
原稿カバー2を閉じた状態において、上方ガイド部7の下面と自動原稿読取面5との間には、原稿が搬送されるだけの隙間が設けられている。
以上のように構成される自動原稿読取手段の作用は以下の通りである。
画像読取装置1の上部に備えられた原稿カバー2上の原稿載置台3(図1参照)上に原稿を載置する。
図2に示すように、原稿を原稿載置台3から原稿カバー2内部を経由し原稿カバーの裏面に搬送し、吹出経路12を通過させる。そして自動原稿読取面5と上方ガイド部7の下面との間を経由させて自動的に原稿を読み取り、読み取り終了後の原稿を吸引経路13を通過させ、原稿カバー2上部まで搬送する。
原稿は、上方ガイド部7により軽く押さえられることによりブレることなく自動原稿読取面5によって読み取られる。
図3は上方ガイド部7を裏面から見た図である。
図1に示すように、上方ガイド部7はヒンジ部(図示せず)付近に気流発生部として蛇腹状のエアポンプ8を備えている。
上方ガイド部7は内部空間9(図4参照)を有しており、この内部空間9はエアポンプ8の内部空間(図示せず)と連通している。
上方ガイド部7の左側面には、内部空間9と連通する複数の吹出口10が開口されており、右側面には内部空間9と連通する複数の吸引口11が開口されている。
吹出口10と吸引口11とは、夫々所定間隔を空けて複数個ずつ開口されている。
なお、本実施の形態においては吹出口10及び吸引口11を点状の丸孔にしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、上方ガイド部7の長さ方向に亘る細い線状の長孔にしても良い。
図4は原稿カバー2を閉めた時、図3のA方向から見た状態を示す上方ガイド部7周辺の概略断面図である。
図4に示すように、原稿カバー2裏面に形成された原稿ガイド6と上方ガイド部7との間には左右に隙間がある。
上方ガイド部7の左側面の隙間は吹出経路12として機能し、上方ガイド部7の右側面の隙間は吸引経路13として機能する。
吹出経路12には吹出口10からの風を吹出経路の下方へ導くためのPETフィルム等で形成されたエアガイド14が備えられている。エアガイド14は原稿搬送方向上流側から原稿搬送方向に沿って延び、吹出口10の少なくとも一部を覆うものである。エアガイド14の下部は上方ガイド部7の下端よりも下方に達しており、且つエアガイド14は吹出経路12を塞がないように取り付けられている。
自動原稿読取面5の右端には、所定の高さを有するすくい上げガイド15が自動原稿読取面5の全幅に亘って形成されている。
このすくい上げガイド15は、前述したように搬送されてきた原稿(図2参照)が自動原稿読取面5から原稿読取面4に流れてしまわないように堰き止め、すくい上げガイド15の上方に備えられた吸引経路13に向けて原稿を導くためのものである。
またすくい上げガイド15の左側面にはすくい上げガイド15の全幅に亘って溝16が形成されている。
なお、すくい上げガイド15の高さは適宜設定されるものであるが、その高さは好ましくは8mmから12mmにすることにより、後述するように吹出口10からの風により吹き飛ばされたごみや紙粉を原稿読取面4まで吹き飛ばすことなく、溝16へ堆積させることができる。また自動原稿搬送装置を用いずに原稿を読み込む場合には原稿読取面4上の原稿が清掃風により舞い上がることを防止することができる。
しかし、すくい上げガイド15の高さはこれに限定されるものではなく、数mm程度の低いものとしても良いし、50mmに達するものであっても良い。
なお、本実施の形態においては、自動原稿読取面5を原稿読取面4の左端に形成したので、すくい上げガイド15を自動原稿読取面5の右端に形成し、溝16をすくい上げガイド15の左側面に形成したが、本発明はこれに限定されるものではない。
即ち、自動原稿読取面5を原稿読取面4の右端に形成した場合、すくい上げガイド15を自動原稿読取面5の左端に形成し、溝16をすくい上げガイド15の右側面に形成すれば良い。
原稿カバー2を閉じた時の動作について説明する。
図4に示すように、原稿カバー2を閉めた時、上方ガイド部7の下面と自動原稿読取面5との間には、原稿が搬送できるだけの隙間が形成される。
ここで、原稿カバー2が閉じることにより蛇腹状のエアポンプ8が圧縮され、上方ガイド部7の内部空間9に風を送り込む。
これにより複数の吹出口10から吹出経路12を経由して自動原稿読取面5に対して風が吹きつけられる(図4矢印参照)。
なお、原稿カバー2を閉じることにより吹出口10から風を吹きつける時のエアポンプ8の駆動時間は1〜数十秒である。
この風圧により、自動原稿読取面5上のごみや紙粉は、自動原稿読取面5の左部から右部に向かって吹き飛ばされ、自動原稿読取面5の右側面に形成された溝16に堆積することになる。
次に原稿カバー2を開けた時の動作について説明する。
図5は原稿カバー2を開けた時、図3のA方向から見た状態を示す上方ガイド部の周辺の概略断面図である。
図5に示すように、原稿カバー2を開けることによりエアポンプ8が膨張し、吸引口11から吸引経路13を経由して溝16に堆積したごみや紙粉が吸い上げられる(図5矢印参照)。
なお、原稿カバー2を開けることにより吸引口11からごみや紙粉を吸い上げる時のエアポンプ8の駆動時間は1〜数十秒である。
原稿カバー2が開いたとき、上方ガイド部7は原稿カバー2の後部においてヒンジ部により上下方向に回動可能に設けられているため、その自重により前倒しになる。
従って、原稿カバー2を開けた場合においても、上方ガイド部7は自動原稿読取面5からさほど離れることがなく、自動原稿読取面5上のごみや紙粉を吸い上げることができる。
このように本実施の形態における画像読取装置1によれば、原稿カバー2の開閉という基本動作を利用し、簡易な方法で自動的に自動原稿読取面5上のごみや紙粉を一時的に除去するだけでなく回収し、常に美しい状態を保つことができる。
以下、本実施の形態における画像読取装置の応用例について説明する。
図6は溝に、異物排出機構として微小なスクリューを備えた場合の概略図である。
図6に示すように、本実施の形態における画像読取装置1においては、溝16に沿って微小なスクリュー17を内蔵することも可能である。
これにより、溝16に堆積されたごみや紙粉を吸引口11から吸い上げるのではなく、スクリュー17により絡め取ることができる。
スクリュー17は、絡め取ったごみや紙粉を適宜手動で取り除くことによりクリーニングし、何度でも使用することが可能である。
また、スクリュー17を備える場合は、図6に示すように吸引口11は不要である。
図7は溝の上部に複数のフィルムを設置した状態を示す斜視図であり、図8は溝の上部にフィルムを設置した状態を示す正面図である。
図7に示すように、溝16上部の複数箇所に原稿搬送方向に沿ってPETフィルム等により形成された微小な矩形状のフィルム18を設置する。
フィルム18の幅は溝16の幅よりもやや短いものであれば特に限定されるものではなく、適宜設定して構わない。
このような構成により、図8に示すように原稿が溝16付近を通過する際、溝16の上部に設置されたフィルム18上を通過するため、溝16の窪みに原稿が嵌ってしまって搬送が上手く行えなくなることを防止することができる。
フィルム18の厚みは特に限定されるものではないが、高速で搬送される原稿を支持できるだけの強度があることが望ましい。
なお、フィルム18は吸引口11が開口されている位置に対応しない位置に設置することが望ましい。なぜならフィルム18の下部における溝16のごみや紙粉はフィルムに覆われているため吸引口11により吸い上げられることができないからである。
なお、フィルム18の形状として、ごみや紙粉のような粒子は通し、原稿は通さないメッシュ状のものを用いるのであれば、フィルム18の設置位置は限定されるものではない。
図9及び図10は、原稿を溝16の窪みに嵌めることなく搬送をスムーズに行うための構成の別の例を示している。図9は、溝の内部に備えられた複数のリブを示す斜視図であり、図10は溝の内部にリブを設置した状態を示す正面図である。
図9に示すように、溝16内部の複数箇所において、原稿搬送方向に沿って延びる微小な板状のリブ19が立設されている。
リブ19の幅は溝16の幅よりもやや短く、溝16内部に納まる大きさである。
またリブ19の上部は原稿の搬送方向に向けて徐々に高くなる曲線状に形成されている。
このような構成により、図10に示すように、原稿が溝16付近を通過する際、溝16の内部に設置されたリブ19上を通過するため、溝16の窪みに原稿が嵌ってしまって搬送が上手く行えなくなることを防止することができる。
なお、リブ19は吸引口11が開口されている位置に対応しない位置に設置することが望ましい。なぜならリブ19の上方に吸引口11を開口するとリブ19が邪魔となりごみや紙粉を吸引口11により十分に吸い上げることができないからである。
本発明は、自動原稿搬送装置を有する画像読取装置において、自動原稿読取面からごみ及び紙粉を取り除き、常に美しい状態に保つために好適に利用できる。
本発明における画像読取装置の概略を示す斜視図 本発明における画像読取装置において原稿の搬送経路を示す概略断面図 上方ガイド部を裏面から見た概略図 原稿カバーを閉めた時の上方ガイド部付近の状態を示す概略断面図 原稿カバーを開けた時の上方ガイド部付近の状態を示す概略断面図 溝にスクリューを設置する場合についての概略図 溝にフィルムを備えた状態を示す斜視図 溝にフィルムを備えた状態を示す概略正面図 溝にリブを備えた状態を示す斜視図 溝にリブを備えた状態を示す概略正面図 従来の自動原稿搬送装置付き原稿読取装置の概略断面図
符号の説明
1 画像読取装置
2 原稿カバー
5 自動原稿読取面
7 上方ガイド部
8 エアポンプ(気流発生部)
9 内部空間
10 吹出口
11 吸引口
12 吹出経路
13 吸引経路
15 すくい上げガイド
16 溝
17 スクリュー(異物排出機構)
18 フィルム
19 リブ

Claims (8)

  1. 原稿搬送装置により搬送される原稿を読み取る帯状の原稿読取面と、該原稿読取面上で開閉する原稿カバーとを備えた画像読取装置であって、
    気流発生部と、該気流発生部からの排気によって前記原稿読取面に向けて風を吹き出す吹出口を備え、
    前記気流発生部は、前記原稿カバーの閉動作に連動して排気することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記原稿読取面の原稿搬送方向下流側の縁部に沿って溝が形成され、該溝の略上方に、前記気流発生部からの吸気によって吸引力を生じる吸引口を備え、
    前記気流発生部は、前記原稿カバーの開動作に連動して吸気することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記原稿読取面の上方に、該原稿読取面の長さ方向に亘って、原稿の上方ガイド部が、該長さ方向の後部に備えられたヒンジ部を支点として前記原稿カバーに対して上下方向に回動するように設けられており、
    前記気流発生部は、前記上方ガイド部に内包されるエアポンプであり、
    前記上方ガイド部は、一方の側面に前記吹出口を備え、他方の側面に前記吸引口を備えているとともに、内部には該吹出口及び該吸引口並びに前記エアポンプの内部空間と連通する空間を備えている
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記溝上部の複数箇所を原稿搬送方向に沿って覆うフィルムを前記吸引口の位置に対応しない場所に備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像読取装置。
  5. 前記溝内の複数箇所において、原稿搬送方向に沿って延びる板状のリブが前記吸引口の位置に対応しない場所に立設されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像読取装置。
  6. 前記吹出口の原稿搬送方向上流側から原稿搬送方向に沿って延び、前記吹出口の少なくとも一部を覆う、風の流れを前記原稿読取面に向けるエアガイドを備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 前記溝内に異物排出機構が配設され、該異物排出機構はスクリューを含むことを特徴とする請求項2乃至6いずれかに記載の画像読取装置。
  8. 前記原稿読取面の原稿搬送方向下流側の縁部に沿って原稿を上方へ搬送するためのすくい上げガイドが設けられ、前記溝は、このすくい上げガイドに形成されていることを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の画像読取装置。
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