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JP2009038015A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】その周囲の濡れを簡単にかつ確実に防止できる、燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池システム10は、セルスタック14、セルスタック14を収容する筐体12、セルスタック14のカソード出口C2からの水と水蒸気とを含む排気を外部に案内するためのパイプP6〜P9、および筐体12に取り付けられる保持ユニット72を含む。保持ユニット72は、収容部材84と、収容部材84に収容される吸収部材86とを含む。セルスタック14のカソード出口C2からの水と水蒸気とを含む排気ガスは、パイプP6〜P8を介してパイプP9から排出され、収容部材84に収容される吸収部材86に吹き付けられる。これによって、当該排気ガスに含まれる水が吸収部材86に吸収される。
【選択図】図8

Description

この発明は燃料電池システムに関し、より特定的には、燃料電池からの排気ガスに水と水蒸気とが含まれる燃料電池システムに関する。
従来、燃料電池システムでは、燃料電池のアノードに燃料を供給するとともに燃料電池のカソードに酸素を含む空気を供給することによって燃料電池に発電させることが知られている。カソードからの排気ガスには、発電等に伴って生成された水分(水および水蒸気を含む)が含まれている。
たとえば特許文献1に開示されている燃料電池システムでは、カソードからの排気ガスをラジエータで冷却することによって排気ガスに含まれる水蒸気を水にする。そして、当該排気ガスに含まれる水をタンクに収容し、当該タンク内の水を燃料水溶液の水として利用する。液化されなかった水蒸気を含む排気ガスは、排気パイプから排出される。
特開2006−107786号公報
ラジエータの温度は外気温度よりも高くなることがある。このために、特許文献1の燃料電池システムでは、ラジエータを通過した水蒸気がラジエータよりも下流側で液化して排気パイプから排出される場合がある。燃料電池システムの近傍に電子機器が配置されている場合や燃料電池システムの配置場所に排水設備がない場合、燃料電池システムの周囲を濡らすことは好ましくない。
ラジエータで排気ガスを外気温度程度に冷却することによって、当該排気ガスに含まれる水蒸気の大部分を液化させることができる。そして、ラジエータよりも下流側で当該排気ガスに含まれる水を回収することによって、排気パイプから排出される水の量を抑えることができる。しかし、そのためには高性能なラジエータが必要であり、ラジエータを冷却するファンの消費電力も大きくなってしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、その周囲の濡れを簡単にかつ確実に防止できる、燃料電池システムを提供することである。
上述の目的を達成するために、カソードを有する燃料電池、水と水蒸気とを含むカソードからの排気ガスを外部に案内するためにカソードに接続される排気パイプ、および排気パイプから排出された後の水を保持する保持手段を備える、燃料電池システムが提供される。
この発明では、排気パイプから排出された排気ガスに含まれる水を保持手段が保持する。これによって、当該燃料電池システムの周囲の濡れを簡単にかつ確実に防止できる。
好ましくは、保持手段は水を吸収する吸収部材を含む。この場合、保持手段の吸収部材が水を吸収して保持する。これによって、たとえば水を容器等に溜める場合に比べて水が気化しやすくなり、保持手段を清潔な状態に保つことができる。ひいては、保持手段の清掃や取り替え等のメンテナンスに要する負担を軽減できる。
また好ましくは、燃料電池を収容する筐体をさらに含み、保持手段は筐体の外に設けられる。このように保持手段を筐体の外に設けることによって保持手段に保持される水が気化しやすくなる。したがって、保持手段を清潔な状態に保つことができる。また、保持手段を筐体の外に設けることによって保持手段のメンテナンスを容易にできる。
さらに好ましくは、排気ガスに含まれる水を収集するために排気パイプに設けられる収集手段をさらに含む。この場合、収集手段が排気ガスに含まれる水を収集する。これによって、排気パイプから排出される水を少なくできる。したがって、当該燃料電池システムの周囲の濡れをより確実に防止できる。
好ましくは、排気ガスに含まれる水蒸気を液化させるためにカソードと収集手段との間に設けられる液化手段をさらに含む。この場合、液化手段が排気ガスに含まれる水蒸気を液化させた後に、収集手段が当該排気ガスに含まれる水を収集する。これによって、収集手段よりも下流側で液化する水蒸気を少なくできる。ひいては排気パイプから排出される水をより少なくできる。
また好ましくは、吸収部材に風を与える送風手段をさらに含む。この場合、吸収部材に風を当てることによってより多くの量の水を気化させることができ、吸収部材を迅速に乾かすことができる。
さらに好ましくは、送風手段は排気パイプの外周に与えられた風を吸収部材に与える。排気パイプ中にカソードから排出された温かい排気ガスが流れると、排気パイプ自体が温められる。したがって、温かい排気パイプの外周を通過して温められた風を吸収部材に与えることによって、より多くの水を気化させることができる。その結果、排気ガス中の水量が多くなったときでも吸収部材に保持された水の気化を促進でき、吸収部材に保持された水が腐敗することを防止できる。
好ましくは、送風手段は液化手段の外周に与えられた風を吸収部材に与える。液化手段は水蒸気の液化時に水蒸気から奪う熱によって温められる。したがって、温かい液化手段の外周を通過して温められた風を吸収部材に与えることによって、より多くの水を気化させることができ、吸収部材に保持された水が腐敗することを防止できる。
また好ましくは、燃料電池はアノードをさらに有し、燃料電池システムはアノードからの燃料水溶液を冷却する冷却手段をさらに含み、送風手段は冷却手段の外周に与えられた風を吸収部材に与える。冷却手段は燃料水溶液の冷却時に燃料水溶液から奪う熱によって温められる。したがって、温かい冷却手段の外周を通過して温められた風を吸収部材に与えることによって、より多くの水を気化させることができ、吸収部材に保持された水が腐敗することを防止できる。
さらに好ましくは、燃料電池を通過した冷却液が流れる冷却液用パイプをさらに含み、送風手段は、冷却液用パイプの外周に与えられた風を吸材部材に与える。冷却液は燃料電池の冷却時に燃料電池から奪う熱によって温められ、冷却液用パイプに流れる。したがって、温かい冷却液が流れる冷却液用パイプの外周を通過して温められた風を吸収部材に与えることによって、より多くの水を気化させることができ、吸収部材に保持された水が腐敗することを防止できる。
この発明によれば、その周囲の濡れを簡単にかつ確実に防止できる燃料電池システムが得られる。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。
燃料電池システム10は、メタノール(メタノール水溶液)を改質せずにダイレクトに電気エネルギの生成(発電)に利用する直接メタノール型燃料電池システムである。燃料電池システム10は、可搬型に構成され、たとえば屋外コンサートの会場で音響機器等の電子機器に電力を供給するために用いられる。燃料電池システム10の重量は30kg程度であり、燃料電池システム10の発電による最大出力は500W程度である。
図1は燃料電池システム10を右上前方からみた斜視図である。図2は燃料電池システム10を右上後方から見た斜視図である。図1および図2に示すように、燃料電池システム10は直方体状に形成される筐体12を含む。また、図3は燃料電池システム10の筐体12内の構成要素を示す概略図である。
図3に示すように、筐体12は、燃料電池セルスタック(以下、単にセルスタックという)14、水溶液タンク16および収集ユニット18を収容している。収集ユニット18は、遠心分離器20と水タンク22とを含む。
セルスタック14は、メタノールに基づく水素イオンと酸素(酸化剤)との電気化学反応によって発電できる燃料電池(燃料電池セル)24を、セパレータ26を挟んで複数個積層(スタック)して構成されている。セルスタック14を構成する各燃料電池24は、たとえば固体高分子膜からなる電解質膜24aと、電解質膜24aを挟んで互いに対向するアノード(燃料極)24bおよびカソード(空気極)24cとを含む。アノード24bおよびカソード24cはそれぞれ、電解質膜24a側に設けられる白金触媒層を含む。
水溶液タンク16は、セルスタック14の電気化学反応に適した濃度(たとえば、メタノールを約3wt%含む)のメタノール水溶液を収容している。水溶液タンク16は、パイプP1を介してセルスタック14のアノード入口A1に接続されている。パイプP1には、水溶液タンク16側から順に水溶液ポンプ28および水溶液フィルタ30が介挿されている。水溶液ポンプ28を駆動させることによって、水溶液タンク16内のメタノール水溶液がセルスタック14に供給される。
セルスタック14のアノード出口A2には、パイプP2、水溶液ラジエータ32およびパイプP3を介して水溶液タンク16が接続されている。水溶液ラジエータ32には、水溶液ラジエータ32を冷却するために水溶液ラジエータ32に風を与えるファン34が設けられている。
また、水溶液タンク16には、パイプP4を介して外部燃料タンク100が接続可能である。パイプP4には、水溶液タンク16側から順に燃料ポンプ36およびバルブ38が介挿されている。外部燃料タンク100は、セルスタック14の電気化学反応の燃料となる高濃度(たとえば、メタノールを約50wt%含む)のメタノール燃料(高濃度メタノール水溶液)を収容しており、オペレータによってパイプP4に適宜接続される。外部燃料タンク100をパイプP4に接続しかつバルブ38を開いた状態で燃料ポンプ36を駆動させることによって、外部燃料タンク100内のメタノール燃料が水溶液タンク16に供給される。
上述したパイプP1〜P4は主として燃料の流路となる。
セルスタック14のカソード入口C1には、パイプP5を介してサイレンサ40が接続されている。パイプP5には、サイレンサ40側から順にエアフィルタ42、エアポンプ44およびバルブ46が介挿されている。エアポンプ44を駆動させることによって、酸素(酸化剤)を含む外部の空気がセルスタック14に供給される。
セルスタック14のカソード出口C2には、パイプP6を介して排気ラジエータ48が接続されている。排気ラジエータ48には、排気ラジエータ48を冷却するために排気ラジエータ48に風を与えるファン50が設けられている。また、排気ラジエータ48には、パイプP7を介して収集ユニット18の遠心分離器20が接続されている。
遠心分離器20は、排気ラジエータ48からの排気ガスに遠心力を与えることによって排気ガスから水(液体)を分離する。遠心分離器20には、バルブ52が介挿されるパイプP8が接続されている。パイプP8は筐体12から突出し、パイプP8の突出部には複数の排出口P9a(図4参照)を有するパイプP9が接続されている。
上述したパイプP5〜P9は主として酸化剤の流路となる。
収集ユニット18の遠心分離器20と水タンク22とは、パイプP10を介して接続されている。水タンク22は、水溶液タンク16に供給すべき水を収容している。水タンク22には、遠心分離器20によって排気ガスから分離された水が与えられる。
水タンク22は、パイプP11を介して水溶液タンク16に接続されている。パイプP11には水ポンプ54が介挿されている。水ポンプ54を駆動させることによって、水タンク22内の水が水溶液タンク16に供給される。
上述したパイプP10,P11は水の流路となる。
また、パイプP1における水溶液ポンプ28と水溶液フィルタ30との間の接続部J1には、パイプP1を流れるメタノール水溶液の一部が流入するようにパイプP12の一端が接続されている。パイプP12には、超音波センサ56およびバルブ58が介挿されている。パイプP12の他端は水溶液タンク16に接続されている。
超音波センサ56は、メタノール水溶液における超音波の伝播速度がその濃度に応じて変化することを利用して、パイプP12内のメタノール水溶液の濃度を検出するために用いられる。濃度の検出時にはバルブ58が閉じられ、パイプP12内でのメタノール水溶液の流れが止められる。濃度の検出後、バルブ58が開けられ、濃度検出済みのメタノール水溶液が水溶液タンク16に戻される。
上述したパイプP12は主として濃度検出用の流路となる。
また、水溶液タンク16には、パイプP13およびP14を介してキャッチタンク60が接続されている。パイプP13は、パイプP12におけるバルブ58よりも下流側の接続部J2に接続されている。また、キャッチタンク60には、パイプP15が接続されている。パイプP15は、パイプP5におけるバルブ46よりも下流側の接続部J3に接続されている。
上述したパイプP13〜P15は燃料処理用の流路となる。
上述した水溶液ポンプ28、燃料ポンプ36、エアポンプ44、ファン34,50およびバルブ38,46,52,58等の補機類は、筐体12内に設けられる図示しないコントローラによって制御される。
図1に戻って、筐体12の前側の壁12aには、筐体12内に外部の空気を取り込むための吸気口62、水タンク22内の水量を確認するための確認窓64、各種情報提供用の表示部66、ならびに運転開始および運転停止指示用の入力部68が設けられている。
確認窓64は、水タンク22に設けられる図示しない水量ゲージを確認(視認)するために用いられる。表示部66は、液晶ディスプレイ等によって構成されており、セルスタック14の発電状況等を表示する。入力部68は、運転開始ボタン68aと運転停止ボタン68bとを含む。運転開始ボタン68aと運転停止ボタン68bとはそれぞれ、壁12aから外側に突出しないように設けられている。これによって、障害物に接触することで運転開始ボタン68aまたは運転停止ボタン68bが押されるといったことを防止できる。
筐体12の右側の壁12bには、上端近傍に埋め込み式の取っ手70aが設けられている。同様に、筐体12の底板(下側の壁)12cには、左縁近傍に埋め込み式の取っ手70bが設けられている。このように2つの取っ手70aおよび70bが筐体12に設けられていることによって、筐体12を右側(壁12b側)に傾けて掴むことができ、燃料電池システム10の持ち運びが容易になる。
図1および図2に示すように、筐体12の後側の壁12dには、パイプP9からの排気ガスに含まれる水を保持する保持ユニット72が着脱可能に取り付けられている。また、図4をも参照して、壁12dの右上隅近傍からは、パイプP8が壁12dに対して垂直に突出している。パイプP8の突出部にはパイプP9が接続されている。なお、図4は、保持ユニット72を取り外した状態の筐体12を左下後方からみた部分斜視図である。
図4に示すように、パイプP9は、パイプP8に接続されている端部とは反対側の端部(下流側端部)が閉じた円筒状に形成されており、パイプP8から左に屈曲して壁12dに平行にかつ水平に延びている。パイプP9の内径は11mm程度である。このようなパイプP9の側面には、後方斜め下に開口する複数(ここでは21個)の排出口P9aが左右に並ぶように設けられている。複数の排出口P9aはそれぞれ直径が4mm程度の円形に形成されている。排出口P9aが後方斜め下に開口していることによって、排気ガスに含まれる水を筐体12にかからないように効率よく排出(吐出)できる。
また、壁12dには、ファン34を外部に露出させる送風口74、およびファン50を外部に露出させる送風口76が設けられている。ファン34は、そのプロペラの回転に伴って外部の空気を壁12aの吸気口62を介して吸入する。これによって、ファン34よりも吸気口62側(気流の上流側)に配置されている水溶液ラジエータ32に外部の空気が与えられる。つまり、ファン34を駆動させることによって水溶液ラジエータ32に風が与えられる。冷却のために水溶液ラジエータ32に与えられた風は、ファン34および送風口74を介して筐体12の外部に排出される。同様に、ファン50を駆動させることによって排気ラジエータ48(図3参照)に風が与えられる。冷却のために排気ラジエータ48に与えられた風はファン50および送風口76を介して筐体12の外部に排出される。
また、壁12dには、引出口78および出力端子80が設けられている。引出口78は、筐体12内からパイプP4(図3参照)を引き出すために設けられている。引出口78を介して筐体12から引き出されたパイプP4を外部燃料タンク100に接続することによって、水溶液タンク16にメタノール燃料を供給可能になる。出力端子80は、燃料電池システム10から電力を取り出すために用いられる。出力端子80にリード線等を接続することによって、燃料電池システム10から電力を取り出し可能になる。
さらに、壁12dには、保持ユニット72を取り付けるための取付部材82が右上隅近傍、左上隅近傍、中央やや下寄りかつ右縁近傍および中央やや下寄りかつ左縁近傍にそれぞれ設けられている。取付部材82はその内周面にねじ溝を有する円筒状に形成されている。
ついで、図5〜図8を参照して、保持ユニット72について詳しく説明する。
図5は図1に示す保持ユニット72を右上後方から見た斜視図である。図6は図2の燃料電池システム10を筐体12と保持ユニット72との接触面で切った断面を矢印Z方向から見た断面図である。図7は図6に示す燃料電池システム10のX1−X1断面を示す図解図である。図8は図6に示す燃料電池システム10のX2−X2断面を示す図解図である。図5および図6に示すように、保持ユニット72は、収容部材84および収容部材84に収容される吸収部材86を含む。収容部材84は、パイプP9の右端部を包囲する包囲部88、および吸収部材86を収容する収容部90を一体的に形成してなる。収容部材84は、その貫通孔を挿通したボルト92を取付部材82に螺入させることによって、壁12dの上端から中央やや下寄りの部分を覆うように壁12dに取り付けられている(図2参照)。図7および図8に示すように、収容部材84と取付部材82との間には、収容部材84を位置決めするためのカラー94が介挿されている。収容部材84としては、たとえば耐腐食性を有する金属が用いられる。具体的には、JIS−SUS304やJIS−SUS316等のステンレス鋼またはアルマイト処理等の表面処理が施されたアルミニウム合金等が用いられる。
図5、図6および図7に示すように、包囲部88は、前方に開口する直方体状に形成されている。包囲部88の左側の壁には、右から左に延びるパイプP9(図6参照)を通すための切り欠き部96が設けられている。
図5、図6および図8に示すように、箱状の収容部90には、前側の壁を大きく切り欠くことによって、左右に並ぶ複数の排出口P9aおよびファン34,50に対応する開口部90aが形成されている。収容部90の内側にありかつ壁12dおよびパイプP9に平行な貼付面90bには、パイプP9よりも下側で貼付面90bの略全面を覆うようにシート状の吸収部材86が貼り付けられている。
吸収部材86は、液体を吸収して保持可能な任意の材料を含み、たとえば、紙、布、スポンジ、多孔質セラミック、発泡金属および高分子化合物(ポリマー)のいずれかまたはこれらの組み合わせを含む。具体的には、吸収部材86として、東陽特紙株式会社製のポリマーシートや東洋紡績株式会社製のコスモ吸水シート等が用いられる。
図8に一点鎖線で示すように、このような吸収部材86の上端部近傍には、排出口P9aからの排気ガスが吹き付けられる。吸収部材86は、吹き付けられた排気ガスに含まれる水を吸収して保持する。また、図8に二点鎖線で示すように、ファン34,50の駆動に伴って、送風口74,76を介して筐体12から排出される空気が吸収部材86に与えられる。つまり、ファン34,50の駆動に伴って吸収部材86に風が与えられる。
水溶液ラジエータ32を冷却するために用いられた送風口74からの風は、水溶液ラジエータ32の熱を吸収して温風(外気温度以上の風)となっている。排気ラジエータ48を冷却するために用いられた送風口76からの風についても同様である。したがって、吸収部材86には温風が与えられる。
パイプP9から貼付面90bまでの距離Dは、貼付面90bに貼り付けられる吸収部材86が排出口P9aからの排気ガスを受けることができ、かつ吸収部材86に水を吸収された排気ガスを外部に円滑に流出させることができる程度に設定されている。具体的には、通常運転時のエアポンプ44の出力が100L/m(リットル/分)である場合、パイプP9から貼付面90bまでの距離Dは30mm程度に設定されている。
この実施形態では、収容部材84と吸収部材86とを含む保持ユニット72が保持手段に相当し、遠心分離器20と水タンク22とを含む収集ユニット18が収集手段に相当し、ファン34および50がそれぞれ送風手段に相当する。液化手段は排気ラジエータ48を含み、冷却手段は水溶液ラジエータ32を含む。排気パイプは、パイプP6〜P9を含む。
ついで、燃料電池システム10の基本的な動作について説明する。
燃料電池システム10は、運転開始ボタン68aが押されることを契機として、コントローラを起動させ、運転を開始する。これによって、筐体12に収容されている図示しない二次電池から外部の電子機器に電力の供給が可能になる。そして、二次電池の蓄電率が所定値未満になることを契機として、バルブ46,52を開くとともに二次電池からの電力によって水溶液ポンプ28およびエアポンプ44の駆動を開始させ、セルスタック14に発電を開始させる。
図3を参照して、水溶液タンク16内のメタノール水溶液は、水溶液ポンプ28の駆動によってパイプP1に流入し、水溶液ポンプ28、水溶液フィルタ30およびアノード入口A1を介してセルスタック14に含まれる各燃料電池24のアノード24bにダイレクトに供給される。
一方、エアポンプ44の駆動によって、外部の空気が吸気口62(図1参照)を介して筐体12内に取り込まれ、サイレンサ40に吸入される。サイレンサ40に吸入された空気は、パイプP5に流入し、エアフィルタ42、エアポンプ44、バルブ46およびカソード入口C1を介してセルスタック14に含まれる各燃料電池24のカソード24cに供給される。
また、バルブ58を閉じた状態では、水溶液タンク16内にある水蒸気、気化したメタノールおよび二酸化炭素等が、パイプP12に流入し、接続部J2およびパイプP13を介してキャッチタンク60に与えられる。キャッチタンク60内では水蒸気および気化したメタノールが冷却される。そして、キャッチタンク60内で得られたメタノール水溶液がパイプP14を介して水溶液タンク16に戻される。また、液化されなかった水蒸気およびメタノール、ならびに二酸化炭素等が、キャッチタンク60からパイプP15に流入し、接続部J3およびパイプP5を介してカソード入口C1に与えられる。
各燃料電池24のアノード24bでは、供給されたメタノール水溶液におけるメタノールと水とが化学反応し、二酸化炭素および水素イオンが生成される。生成された水素イオンは、電解質膜24aを介してカソード24cに流入し、そのカソード24cに供給された空気中の酸素(酸化剤)と電気化学反応して水分(水および水蒸気)および電気エネルギが生成される。つまり、各燃料電池24ひいてはセルスタック14において発電が行われる。セルスタック14の温度は各種反応に伴って発生する熱によって上昇し、セルスタック14の出力はその温度上昇に伴って上昇する。燃料電池システム10は、セルスタック14が約60℃で定常的に発電可能な通常運転に移行する。セルスタック14からの電力は、二次電池の充電や外部の電子機器の駆動等に利用される。
各燃料電池24のアノード24bで生成された二酸化炭素および未反応メタノールを含むメタノール水溶液は、電気化学反応に伴って熱せられる。当該二酸化炭素およびメタノール水溶液は、セルスタック14のアノード出口A2およびパイプP2を介して水溶液ラジエータ32に与えられる。水溶液ラジエータ32は、ファン34の駆動に伴って与えられる風によって冷却され、その内部を流れるメタノール水溶液を冷却する。水溶液ラジエータ32を冷却した風は、水溶液ラジエータ32から与えられた熱によって温風となる。そして、当該温風がファン34および送風口74を介して吸収部材86に与えられる(図8参照)。このようにファン34の駆動に伴って吸収部材86に与えられた温風は、吸収部材86の表面上を流れて、壁12dと収容部材84との間から外部に流出する。通常運転時には、ファン34の駆動ひいては水溶液ラジエータ32によるメタノール水溶液の冷却動作が継続される。水溶液ラジエータ32からのメタノール水溶液は、パイプP3を介して水溶液タンク16に還流される。つまり、水溶液ポンプ28を駆動させることによって、水溶液タンク16内のメタノール水溶液がセルスタック14に循環供給される。
また、各燃料電池24のカソード24cでは、キャッチタンク60からの気化したメタノールおよびクロスオーバーによってカソード24cに移動したメタノールが白金触媒層で酸素と化学反応して無害な水分と二酸化炭素とに分解される。
セルスタック14のカソード出口C2からは、各カソード24cで生成された水分、クロスオーバーによって各カソード24cに移動した水分、各カソード24cで生成された二酸化炭素、および未反応の空気等を含む排気ガスが排出される。排気ガスに含まれる水蒸気の大部分は水(液体)となってカソード出口C2から排出されるが、飽和水蒸気分はガス状態で排出される。
カソード出口C2からの排気ガスは、パイプP6を介して排気ラジエータ48に与えられる。排気ラジエータ48は、ファン50の駆動に伴って与えられる風によって冷却され、その内部を流れる排気ガスを冷却する。これによって、排気ガスに含まれる水蒸気が液化される。このような液化動作は、水タンク22に設けられる図示しない水量センサの検出結果に基づいて、コントローラがファン50の駆動に伴って排気ラジエータ48に与えられる風の量(ファン50の出力)を調節することによって制御される。具体的には、コントローラは、水タンク22の水量が少なくなればファン50の出力を大きくして排気ガスに含まれる水を多くする。一方、コントローラは、水タンク22の水量が多ければファン50の出力を小さくして排気ガスに含まれる水が多くならないようにする。排気ラジエータ48を冷却した風は、排気ラジエータ48から与えられた熱によって温風になる。そして、当該温風がファン50および送風口76を介して吸収部材86に与えられる(図8参照)。このようにファン50の駆動に伴って吸収部材86に与えられた温風は、吸収部材86の表面上を流れて、壁12dと収容部材84との間から外部に流出する。
排気ラジエータ48からの排気ガスは、パイプP7を介して遠心分離器20に与えられる。遠心分離器20では排気ガスから水が分離され、当該水がパイプP10を介して水タンク22に与えられる。つまり、遠心分離器20で排気ガスから分離された水が水タンク22に収集(回収)される。水タンク22内の水は、水ポンプ54の駆動によって水溶液タンク16に適宜供給される。
一方、遠心分離器20で水が分離された排気ガスは、パイプP8に流入し、バルブ52を介してパイプP9の排出口P9aから排出される。遠心分離器20で水が分離された後であっても、排気ガスに残る水蒸気の一部がパイプP8,P9で外気温度程度に冷却されて液化する場合がある。この場合、パイプP9の排出口P9aからは、水、水蒸気、二酸化炭素および未反応の空気等を含む排気ガスが排出される。
図8を参照して、排出口P9aからの排気ガスは吸収部材86の上端部近傍に吹き付けられる。これによって、排気ガスに含まれる水が吸収部材86に吸収される。その後、水(液体)を含まない排気ガスが壁12dと収容部材84との間から外部に流出する。
このような燃料電池システム10では、パイプP9の排出口P9aから排出された排気ガスに含まれる水を吸収部材86が吸収することによって、その周囲の濡れを簡単にかつ確実に防止できる。
収容部90の貼付面90bがパイプP9の排出口P9aから排出された排気ガスを受けるように収容部材84が設けられていることによって、排気ガスに含まれる水を吸収部材86に簡単かつ確実に吸収させることができる。
吸収部材86に吸収させて水を保持することによって、水が気化しやすくなり、吸収部材86および収容部材84を清潔な状態に保つことができる。ひいては、保持ユニット72の清掃や取り替え等のメンテナンスに要する負担を軽減できる。
保持ユニット72を筐体12の外に設けることによって保持ユニット72が乾きやすくなり、保持ユニット72を清潔な状態に保つことができる。また、保持ユニット72のメンテナンスを容易にできる。
遠心分離器20で排気ガスから分離した水を水タンク22に収集することによって、パイプP8,P9に至る水を少なくでき、排出口P9aから排出される水を少なくできる。したがって、燃料電池システム10の周囲の濡れをより確実に防止できる。
排気ガスに含まれる水蒸気を排気ラジエータ48で液化させて水タンク22に収集できる。これによって、パイプP8,P9で液化する水蒸気を少なくできる。ひいては排出口P9aから排出される水をより一層少なくできる。
吸収部材86にファン34の駆動に伴う風およびファン50の駆動に伴う風が与えられるので、吸収部材86に吸収された水の気化を促進でき、吸収部材86に吸収された水をより多く蒸散させることができる。したがって、ヒータ等を別に設ける必要がなく、簡単な構成で吸収部材86ひいては保持ユニット72を迅速に乾かすことができる。
また、パイプP6〜P9、水溶液ラジエータ32および排気ラジエータ48よりも気流の下流側(風下)に吸収部材86を配置することによって、パイプP6〜P9(特にパイプP6)の外周や水溶液ラジエータ32の外周や排気ラジエータ48の外周を通過して温められた風を吸収部材86に与えることができ、吸収部材86をより迅速に乾かすことができる。したがって、排気ガス中の水量が多くなったときでも吸収部材86に保持された水の蒸散を促進でき、吸収部材86に保持された水が腐敗することを防止できる。
ファン50の出力は水タンク22の水量に応じて変化するが、吸収部材86にファン34の駆動に伴う風を与えることができるので、ファン50の出力が小さくても吸収部材86ひいては保持ユニット72を確実に乾かすことができる。
なお、上述の実施形態では、パイプP8にパイプP9を接続する場合について説明したが、パイプP8の排出口P8a(図4参照)から排気ガスを排出するようにしてもよい。
この場合、保持ユニット72に代えて図9および図10に示すような保持ユニット72aが用いられる。図9は図2の燃料電池システム10の保持ユニット72を保持ユニット72aに置き換え、筐体12と保持ユニット12aとの接触面で切った断面を矢印Z方向から見た断面図である。図10は図9に示す燃料電池システム10のX3−X3断面を示す図解図である。保持ユニット72aでは、保持ユニット72の収容部材84に代えて収容部材84aが用いられる。収容部材84aの包囲部88aには、左側の壁に切り欠き部96が設けられておらず、代わりに下側の壁に包囲部88aと収容部90とを連通する連通口96aが形成されている(図10参照)。それ以外は、収容部材84と84aとは同様に構成されている。
図10に示すように、この場合、排出口P8aから排出された排気ガスが包囲部88aの後側の壁に吹き付けられる。当該排気ガスに含まれる水は、後側の壁を伝って流れ落ち、連通口96aを介して収容部90の吸収部材86に与えられる。水(液体)を含まない排気ガスは、連通口96aを介して収容部90に流入し、開口部90aから外部に流出する。したがって、パイプP9を用いる場合と同様に、周囲の濡れを簡単にかつ確実に防止できる。
また、図11に示すように、セルスタック14と水溶液ラジエータ32とを通過する冷却液用パイプP16および冷却液用パイプ16に介挿されるポンプ98がさらに設けられてもよい。
冷却液用パイプP16は閉路を形成しかつセルスタック14を冷却するための冷却液を収容する。ポンプ98を駆動することによって、セルスタック14に冷却液が循環供給される。すなわち、冷却液は、セルスタック14を通過したのち水溶液ラジエータ32を通過し再びセルスタック14に供給される。
この場合、セルスタック14に与えられた冷却液はセルスタック14の冷却時にセルスタック14から奪う熱によって温められる。温められた冷却液は、冷却液用パイプP16中を水溶液ラジエータ32に向かって流れる。ここで、ファン34を駆動することによって、ファン34近傍の冷却液用パイプP16の外周を通過した風を吸収部材86に与えることができる。この風は、温かい冷却液用パイプP16の外周を通過することによって温められているので、吸収部材86が保持するより多くの水を気化させることができ、吸収部材86に保持された水が腐敗することを防止できる。
なお、上述の実施形態では、排出口P9a(P8a)および保持ユニット72(72a)を筐体12の外に設ける場合について説明したが、排出口および保持手段を筐体内に設けるようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、吸収部材86を水溶液ラジエータ32および排気ラジエータ48よりも気流の下流側(風下)に配置して吸収部材86に温風を送風する場合について説明したが、この発明はこれに限定されない。たとえば、ファン34,50のプロペラを逆回転させることによって吸収部材86側から水溶液ラジエータ32および排気ラジエータ48に送風するようにしてもよい。つまり、吸収部材86が水溶液ラジエータ32および排気ラジエータ48よりも気流の上流側(風上)となるようにファン34,50を駆動するようにしてもよい。このように吸収部材86側から水溶液ラジエータ32および排気ラジエータ48に送風するようにしても、その表面上を流れるように吸収部材86に風が与えられ、吸収部材86に吸収された水の気化を促進できる。
さらに、上述の実施形態では、吸収部材86に保持された水の気化をファン34,50によって促進する場合について説明したが、この発明はこれに限定されない。たとえば、当該水の気化を促進するためにヒータ等を別に設けるようにしてもよい。
なお、上述の実施形態では、ファン50からの風で排気ラジエータ48を空冷する場合について説明したが、冷却液によって排気ラジエータ48を水冷するようにしてもよい。
また、排気ラジエータ48は、パイプP6を介することなく直接セルスタック14のカソード出口C2に接続されてもよい。
また、上述の実施形態では、排気ガスに含まれる水が上方から与えられるように吸収部材86を配置する場合について説明したが、この発明はこれに限定されない。たとえば、収容部材の収容部に溜めた水を吸収部材に吸い上げさせるようにしてもよい。
さらに、上述の実施形態では、吸収部材86に水を吸収させて保持する保持ユニット72(72a)を保持手段として用いる場合について説明したが、この発明はこれに限定されない。たとえば、保持手段として、排気パイプからの排気ガスを受けるように排気パイプの排出口近傍に容器を設けるようにしてもよい。
なお、排気パイプと保持手段との位置関係は上述の実施形態に限定されない。たとえば、排気パイプの排出口から保持手段までの距離を変更する変更手段を設け、外気温度の変化に応じて排出口から保持手段までの距離を変更するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、燃料としてメタノールを、燃料水溶液としてメタノール水溶液を用いたが、これに限定されず、燃料としてエタノール等のアルコール系燃料、燃料水溶液としてエタノール水溶液等のアルコール系水溶液を用いてもよい。
さらに、上述の実施形態では、直接メタノール型燃料電池システムについて説明したが、この発明はこれに限定されない。この発明は、改質器搭載型燃料電池システムや水素ガスを燃料として燃料電池に供給する水素型燃料電池システムにも適用できる。
なお、この発明は、自動二輪車等の輸送機器、またはパーソナルコンピュータ等の電子機器に搭載される燃料電池システムにも適用できる。また、据え付け(固定)タイプの燃料電池システムにも適用できる。
この発明の一実施形態の燃料電池システムを右上前方からみた斜視図である。 この発明の一実施形態の燃料電池システムを右上後方からみた斜視図である。 この発明の一実施形態の燃料電池システムの筐体内の構成要素を示す概略図である。 保持ユニットを取り外した状態の筐体を示す部分斜視図である。 保持ユニットを右上前方から見た斜視図である。 図2のZ−Z断面図である。 図6のX1−X1断面を示す図解図である。 図6のX2−X2断面を示す図解図である。 他の例の保持ユニットを用いたときの図2のZ−Z断面図である。 図9のX3−X3断面を示す図解図である。 この発明の他の実施形態の燃料電池システムの筐体内の構成要素を示す概略図である。
符号の説明
10 燃料電池システム
12 筐体
14 燃料電池セルスタック
18 収集ユニット
20 遠心分離器
22 水タンク
24 燃料電池(燃料電池セル)
24b アノード
24c カソード
32 水溶液ラジエータ
34,50 ファン
48 排気ラジエータ
72,72a 保持ユニット
84,84a 収容部材
86 吸収部材
88,88a 包囲部
90 収容部
P1〜P15 パイプ
P16 冷却液用パイプ
P8a,P9a 排出口

Claims (10)

  1. カソードを有する燃料電池、
    水と水蒸気とを含む前記カソードからの排気ガスを外部に案内するために前記カソードに接続される排気パイプ、および
    前記排気パイプから排出された後の前記水を保持する保持手段を備える、燃料電池システム。
  2. 前記保持手段は前記水を吸収する吸収部材を含む、請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃料電池を収容する筐体をさらに含み、
    前記保持手段は前記筐体の外に設けられる、請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記排気ガスに含まれる前記水を収集するために前記排気パイプに設けられる収集手段をさらに含む、請求項1に記載の燃料電池システム。
  5. 前記排気ガスに含まれる前記水蒸気を液化させるために前記カソードと前記収集手段との間に設けられる液化手段をさらに含む、請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記吸収部材に風を与える送風手段をさらに備える、請求項2に記載の燃料電池システム。
  7. 前記送風手段は前記排気パイプの外周に与えられた前記風を前記吸収部材に与える、請求項6に記載の燃料電池システム。
  8. 前記排気ガスに含まれる前記水蒸気を液化させるために前記排気パイプに設けられる液化手段をさらに含み、
    前記送風手段は前記液化手段の外周に与えられた前記風を前記吸収部材に与える、請求項6に記載の燃料電池システム。
  9. 前記燃料電池はアノードをさらに有し、
    前記アノードからの燃料水溶液を冷却する冷却手段をさらに含み、
    前記送風手段は、前記冷却手段の外周に与えられた前記風を前記吸収部材に与える、請求項6に記載の燃料電池システム。
  10. 前記燃料電池を通過した冷却液が流れる冷却液用パイプをさらに含み、
    前記送風手段は、前記冷却液用パイプの外周に与えられた前記風を前記吸収部材に与える、請求項6に記載の燃料電池システム。
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