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JP2009038096A - 画像撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像撮像装置におけるオフセットの補正を高精度に行う。
【解決手段】2つの画像処理基板33a、33bに対応させて2つの補正用領域R1、R2を設けるとともに、放射線画像検出器の放射線入射面側において、補正用領域Rに対応する部分には放射線を遮蔽する遮蔽板を設けて、補正用信号の取得と画像信号の取得を同時に行えるようにする。画像処理基板33aで検出された信号については補正用領域R1から取得された信号を用いてオフセット補正を行い、画像処理基板33bで検出された信号については補正用領域R2から取得された信号を用いてオフセット補正を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像情報を静電潜像として記録する蓄電部、および蓄電部に記録された静電潜像に応じた電流を出力するための複数の信号出力用線状配線を有する画像検出器と、信号出力用線状配線から出力されたアナログ信号を検出する信号検出手段と、信号検出用手段により検出されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのAD変換手段とを備えてなる画像撮像装置に関するものである。
今日、医療診断等を目的とする放射線撮影において、放射線を検出して得た電荷を放射線画像情報を表す電気信号に変換して出力する放射線画像検出器(以下単に検出器ともいう)を使用する放射線画像情報記録読取装置が各種提案されている。この装置において使用される放射線画像検出器としては、種々のタイプのものが提案されているが、電荷を外部に読み出す電荷読出プロセスの面から、TFT(薄膜トランジスタ)方式のものと検出器に読取光(読取用の電磁波)を照射して読み出す光読出方式のものがある。
本出願人は、読出しの高速応答性と効率的な信号電荷の取り出しの両立を図ることができる光読出方式の放射線画像検出器として、特許文献1、特許文献2等において、記録用の放射線あるいは該放射線の励起により発せられる光(以下記録光という)に対して透過性を有する第1の導電層、記録光を受けることにより導電性を呈する記録用光導電層、第1の導電層に帯電される電荷と同極性の電荷に対しては略絶縁体として作用し、かつ、該同極性の電荷と逆極性の電荷に対しては略導電体として作用する電荷蓄積層、読取光の照射を受けることにより導電性を呈する読取用光導電層、読取光に対して透過性を有する信号出力用線状配線を含む第2の導電層を、この順に積層して成り、画像情報を担持する潜像電荷(静電潜像)を電荷蓄積層に蓄積する検出器を提案している。
そして、上記特許文献2および特許文献3においては、特に、第2の導電層の配線を多数の読取光に対して透過性を有する信号出力用線状配線からなるストライプ配線とすると共に、電荷蓄積層に蓄積された潜像電荷の量に応じたレベルの電気信号を出力させるための多数の補助線状配線を、前記信号出力用線状配線と交互にかつ互いに平行となるように設けた検出器を提案している。
このように、多数の補助線状配線からなるサブストライプ配線を併設して第2の導電層とすることにより、電荷蓄積層とサブストライプ配線との間に新たなコンデンサが形成され、記録光によって電荷蓄積層に蓄積された潜像電荷と逆極性の輸送電荷を、読取りの際の電荷再配列によってこのサブストライプ配線にも帯電させることが可能となる。これにより、読取用光導電層を介してストライプ配線と電荷蓄積層との間で形成されるコンデンサに配分される前記輸送電荷の量を、このサブストライプ配線を設けない場合よりも相対的に少なくすることができ、結果として検出器から外部に取り出し得る信号電荷の量を多くして読取効率を向上させると共に、読出しの高速応答性と効率的な信号電荷の取り出しの両立をも図ることができるようになっている。
上記のような放射線画像検出器を備えた画像撮像装置では、画像検出器に放射線を照射していない状態でも信号が発生する現象、すなわちオフセットが問題となるため、従来よりこのオフセットを補正して正しい画像信号を取得する方法が各種提案されている。
例えば特許文献3では、放射線を照射して得られた画像信号から、放射線非照射に取得した信号を引くことによりオフセットを相殺している。
特開2000−105297号公報 特開2000−284056号公報 特開2004−516901号公報
しかしながら、オフセットの量は常に一定ではなく変動するため、上記特許文献3のように放射線非照射に予め取得した信号では、正確にオフセットを補正できないおそれがある。
また、オフセットは放射線画像検出器に起因して発生するものだけではなく、放射線画像検出器から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのAD変換手段等の電子回路部分の個体差に起因して発生するものもあるため、この点についても配慮する必要がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、オフセットを高精度に補正することが可能な画像撮像装置を提供することを目的とする。
本発明による画像撮像装置は、画像情報を担持する記録光の照射を受けた際に、画像情報を静電潜像として記録する蓄電部、および蓄電部に記録された静電潜像に応じた電流を出力するための複数の信号出力用線状配線を有し、信号出力用線状配線の配列に基づいて複数の画素(この場合の画素はTFT読出方式の場合の画素電極に対応する画素だけではなく,光読取方式の信号出力用線状配線に基づいて導出されたデータ上の画素も含むものとする)を有する検出領域が二次元状に構成される画像検出器と、信号出力用線状配線から出力されたアナログ信号を検出する信号検出手段と、信号検出手段により検出されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのAD変換手段とを備えてなる画像撮像装置であって、前記二次元の方向のうちの一方の方向において、検出領域は、画像情報を検出するための画像用領域と、画像用領域において検出された信号を補正するための補正信号を取得するための補正用領域とに分割され、補正用領域は、前記一方の方向において、複数画素分の幅を有し、さらに補正用領域の記録光入射面側には記録光を遮蔽するための遮蔽部材が設けられていることを特徴とするものである。
上記画像撮像装置では、前記一方の方向において、補正用領域の幅を0.5mm以上とすることが好ましい。
また、前記一方の方向において、画像用領域と補正用領域とは連続的に設けてもよい。
さらに、画像検出器に接続される画像処理基板の数と合わせて補正用領域を複数設けている場合には、これら補正用領域を連続的に設けてもよい。
上記において「画像検出器」とは、被写体の画像情報を担持する記録光、例えば放射線を検出して被写体に関する放射線画像を表す画像信号を出力する検出器であって、入射した放射線を直接または一旦光に変換した後に電荷に変換し、この電荷を外部に出力させることにより、被写体に関する放射線画像を表す画像信号を得ることができるものである。
この画像検出器には種々の方式のものがあり、例えば、放射線を電荷に変換する電荷生成プロセスの面からは、放射線が照射されることにより蛍光体から発せられた蛍光を光電変換素子で検出して得た信号電荷を画像信号(電気信号)に変換して出力する光変換方式の放射線画像検出器、あるいは、放射線が照射されることにより放射線導電体内で発生した信号電荷を電気信号に変換して出力する直接変換方式の放射線画像検出器等、あるいは、電荷を外部に読み出す電荷読出プロセスの面からは、蓄電部と接続されたTFT(薄膜トランジスタ)を走査駆動して読み出すTFT読出方式のものや、読取光(読取用の電磁波)を検出器に照射して読み出す光読出方式のもの等、さらには、前記直接変換方式と光読出方式を組み合わせた本願出願人による上記特許文献1や上記特許文献2において提案している改良型直接変換方式のもの等がある。
本発明による画像撮像装置によれば、画像情報を担持する記録光の照射を受けた際に、画像情報を静電潜像として記録する蓄電部、および蓄電部に記録された静電潜像に応じた電流を出力するための複数の信号出力用線状配線を有し、信号出力用線状配線の配列に基づいて複数の画素を有する検出領域が二次元状に構成される画像検出器と、信号出力用線状配線から出力されたアナログ信号を検出する信号検出手段と、信号検出手段により検出されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのAD変換手段とを備えてなる画像撮像装置において、検出領域を、前記二次元の方向のうちの一方の方向において画像情報を検出するための画像用領域と、画像用領域において検出された信号を補正するための補正信号を取得するための補正用領域とに分割し、補正用領域は、前記一方の方向において、複数画素分の幅を有し、さらに補正用領域の記録光入射面側には記録光を遮蔽するための遮蔽部材を設けている。
上記のように画像検出器内の検出領域を画像用領域と補正用領域とに分割した場合、画像用領域に照射された放射線が補正用領域に回り込むおそれがある。そのため補正用領域の幅を前記一方の方向において複数画素分の幅を有するものとすることにより、補正用領域において検出された信号の中から放射線の影響を受けていない信号を用いて画像用領域の信号を補正することが可能となる。また、補正用領域の記録光入射面側には記録光を遮蔽するための遮蔽部材を設けているため、画像情報記録時に補正信号の取得も同時に行うことができるため、オフセット量の変動の影響を受けることがなくなる。以上のことから本発明の画像撮像装置では、オフセットを高精度に補正することができる。
また、画像検出器の検出領域の端部付近では、静電潜像記録時に電界集中等により特性が変わるおそれがあるため、画像用領域と補正用領域とは前記一方の方向において連続的に設けることにより、領域端部付近の特性変動の影響を受けることなくオフセットを高精度に補正することができる。
さらに、画像検出器に接続される画像処理基板の数と合わせて補正用領域を複数設けている場合に、複数の補正用領域を連続的に設けて隣接させることにより、記録光の遮蔽を容易に行なうことができる。さらに、この構成においては補正用領域を画像用領域の片側に配置することになるので、画像用領域を基板端面近くまで設定することが可能になるので,乳房撮影(マンモグラフィ)などの用途に好都合である。
以下、本発明の画像撮像装置について説明する。図1は本発明の画像撮像装置の一例である光読取方式の放射線画像撮像装置の概略構成を示す上面図、図2は図1中のII−II線断面図、図3は放射線画像検出器の第2の導電層の構成を示す上面図である。
画像撮像装置1は、画像情報を静電潜像として記録する電荷蓄積層13、および電荷蓄積層13に記録された静電潜像に応じた電流を出力するための複数の信号出力用線状配線を備えた第2の導電層15を含み、画像情報を記録する放射線画像検出器10と、信号出力用線状配線から出力されたアナログ信号を検出する電流検出部30と、電流検出部30により検出されたアナログ信号をデジタル信号に変換するための画像処理基板33とから構成される。
放射線画像検出器10は、被写体の放射線画像を担持した放射線を透過する第1の導電層11、第1の導電層11を透過した放射線の照射を受けることにより電荷を発生する記録用光導電層12、記録用光導電層12において発生した潜像電荷に対しては絶縁体として作用し、且つその潜像電荷と逆極性の輸送電荷に対しては導電体として作用する電荷蓄積層13、読取光の照射を受けることにより電荷を発生する読取用光導電層14、および読取光を透過する第2の導電層15をガラス基板20上にこの順に積層してなるものである。記録用光導電層12内で発生した潜像電荷は電荷蓄積層13に蓄積される。また、支持部材となるガラス基板20は透明で剛性のあるガラス、例えばソーダライムガラスにより厚さ1.8mmで形成されている。
第1の導電層11としては、金属薄膜が好ましく用いられる。材料としてはAu、Ni、Cr、Au、Pt、Ti、Al、Cu、Pd、Ag、Mg、MgAg3−20%合金、Mg-Ag系金属間化合物、MgCu3−20%合金、Mg-Cu系金属間化合物などの金属から形成するようにすればよい。
特にAuやPt、Mg-Ag系金属間化合物が好ましく用いられる。例えばAuを用いた場合、厚みとして15nm以上、200nm以下であることが好ましく、より好ましくは30nm以上、100nm以下である。例えばMgAg3−20%合金を用いた場合は、厚さ100nm以上400nm以下を用いることがより好ましい。
第2の導電層15は、記録用光導電層12や読取用光導電層14等が重なる領域において、多数の信号出力用線状配線と多数の共通線状配線とが交互に複数平行に配列された構造となっている。各線状配線の長手方向(図3中横方向)と直交する方向(図3中縦方向)の幅は例えば信号出力用線状配線が10μm、共通線状配線が20μmである。信号出力用線状配線および共通線状配線は、ガラス基板20側から照射される読取光に対して透明である例えばIZO(Indium Zinc Oxide)、ITO(Indium Tin Oxide)等の材料により厚さ0.2μmの平坦な線状に形成されている。また、共通線状配線は、記録用光導電層12や読取用光導電層14等と重ならない領域において、互いに電気的に接続されており、共通電位となるように構成されている。
共通線状配線のガラス基板20側には、所定の波長の光だけを透過させるカラーフィルターが形成されており、共通線状配線とカラーフィルターの間には透明有機絶縁層が形成されている。カラーフィルターは、顔料を分散させた感光性のレジスト、例えばLCDのカラーフィルターに用いられる赤色レジストにより厚さ1.2μmで形成されている。さらに、このカラーフィルター層による段差を無くすため、PMMA (メタクリル樹脂)等の透明有機絶縁層が、例えば1.8μmの厚さで形成されている。
図3に示すように、第2の導電層15のうち、第1の導電層11、記録用光導電層12、電荷蓄積層13、読取用光導電層14と重なる領域が検出領域Aとなり、この検出領域Aは、図3中縦方向において、画像情報を検出するための画像用領域Gと、画像用領域Gにおいて検出された信号を補正するための補正信号を取得するための補正用領域Rとに分割されている。
多数の信号出力用線状配線および多数の共通線状配線は、その半数が左側の画像処理基板33aに接続され、残りが右側の画像処理基板33bに接続されるため、左側の画像処理基板33aに接続される補正用領域R1と、右側の画像処理基板33bに接続される補正用領域R2の2つの補正用領域Rが設けられている。
また、図1に示すように、放射線画像検出器10の放射線入射面側において、補正用領域Rに対応する部分には放射線を遮蔽する遮蔽板40が設けられており、放射線照射時において検出領域Aのうち画像用領域Gのみに放射線が入射するように構成されている。
さらに、補正用領域Rは、図3中縦方向において複数画素分の幅を有する。これは画像用領域Gのみに照射すべき放射線が補正用領域Rに回り込むおそれがあり、さらに放射線が回り込む量は撮影条件によって異なるため、ある程度の幅を持たせて放射線の影響を受けていない信号を取得可能にするためである。ここで検出領域Aの領域分割方向における補正用領域Rの幅は0.5mm以上とすることが好ましい。
記録用光導電層12は、放射線を吸収し電荷を発生する光導電物質であり、アモルファスセレン化合物、Bi12MO20 (M:Ti、Si、Ge)、Bi4M3O12 (M:Ti、Si、Ge)、Bi2O3、BiMO4(M:Nb、Ta、V)、Bi2WO6、Bi24B2O39、ZnO、ZnS、ZnSe、ZnTe、MNbO3(M:Li、Na、K)、PbO、HgI2、PbI2、CdS、CdSe、CdTe、BiI3、GaAs等のうち少なくとも1つを主成分とする化合物により構成される。この中で特にアモルファスセレン化合物よりなることが好ましい。
アモルファスセレン化合物の場合には、その層中にLi、Na、K、Cs、Rb等のアルカリ金属を0.001ppmから1ppmまでの間で微量にドープしたもの、LiF、NaF、KF、CsF、RbF等のフッ化物を10ppmから10000ppmまでの間で微量にドープしたもの、P、As、Sb、Geを50ppmから0.5%までの間添加したもの、Asを10ppmから0.5%までドープしたもの、Cl、Br、Iを1ppmから100ppmの間で微量にドープしたもの、を用いることができる。
特に、Asを10ppmから200ppm程度含有させたアモルファスセレン、Asを0.2%〜1%程度含有させさらにClを5ppm〜100ppm含有させたアモルファスセレン、0.001ppm〜1ppm程度のアルカリ金属を含有させたアモルファスセレンが好ましく用いられる。
また、数ナノから数ミクロンのBi12MO20 (M:Ti、Si、Ge)、Bi4M3O12 (M:Ti、Si、Ge)、Bi2O3、BiMO4(M:Nb、Ta、V)、Bi2WO6、Bi24B2O39、ZnO、ZnS、ZnSe、ZnTe、MNbO3(M:Li、Na、K)、PbO、HgI2、PbI2、CdS、CdSe、CdTe、BiI3、GaAs等の光導電性物質微粒子を含有させたものも用いることができる。
記録用光導電層12の厚みは、アモルファスセレンの場合100μm以上、2000μm以下であることが好ましい。特にマンモグラフィ用途では150μm以上、250μm以下、一般撮影用途においては500μm以上1200μm以下の範囲であることが特に好ましい。
電荷蓄積層13としては、蓄積したい極性の電荷に対して絶縁性の膜であれば良く、アクリル系有機樹脂、ポリイミド、BCB、PVA、アクリル、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド等のポリマーやAs2S3、Sb2S3、ZnS等の硫化物、その他に酸化物、フッ化物より構成される。更には、蓄積したい極性の電荷に対して絶縁性であり、それと逆の極性の電荷に対しては導電性を有する方がより好ましく、移動度×寿命の積が、電荷の極性により3桁以上差がある物質が好ましい。
好ましい化合物としては以下のものを挙げることができる。
・As2Se3
・As2Se3にCl、Br、Iを500ppmから20000ppmまでドープしたもの
・As2Se3のSeをTeで50%程度まで置換したAs2(SexTe1−x)3(0.5<x<1)
・As2Se3のSeをSで50%程度まで置換したもの
・As2Se3からAs濃度を±15%程度変化させたもの
・アモルファスSe−Te系でTeを5−30wt%のもの
この様なカルコゲナイド系元素を含む物質を用いる場合、電荷蓄積層の厚みは0.4μm以上3.0μm以下であること好ましく、より好ましくは0.5μm以上2.0μm以下である。この様な電荷蓄積層は、一度の製膜で形成しても良いし、複数回に分けて積層しても良い。
有機膜を用いた好ましい電荷蓄積層としては、アクリル系有機樹脂、ポリイミド、BCB、PVA、アクリル、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド等のポリマーに対し、電荷輸送剤をドープした化合物が好ましく用いられる。好ましい電荷輸送剤としては、トリス(8−キノリノラト)アルミニウム(Alq3)、N,N−ジフェニル−N,N−ジ(m−トリル)ベンジジン(TPD)、ポリパラフェニレンビニレン(PPV)、ポリアルキルチオフェン、ポリビニルカルバゾール(PVK)、トリフェニレン(TNF)、金属フタロシアニン、4−(ジシアノメチレン)−2−メチル−6−(p−ジメチルアミノスチリル)−4H−ピラン(DCM)、液晶分子、ヘキサペンチロキシトリフェニレン、中心部コアがπ共役縮合環あるいは遷移金属を含有するディスコティック液晶分子、カーボンナノチューブ、フラーレンからなる群より選択される分子を挙げることができる。ドープ量は0.1から50wt%の間で設定される。
読取用光導電層14は、電磁波特に可視光を吸収し電荷を発生する光導電物質であり、アモルファスセレン化合物、アモルファスSi:H、結晶Si、GaAs等のエネルギーギャップが0.7−2.5eVの範囲に含まれる半導体物質を用いることができる。特にアモルファスセレンであることが好ましい。
アモルファスセレン化合物の場合には、その層中にLi、Na、K、Cs、Rb等のアルカリ金属を0.001ppmから1ppmまでの間で微量にドープしたもの、LiF、NaF、KF、CsF、RbF等のフッ化物を10ppmから10000ppmまでの間で微量にドープしたもの、P、As、Sb、Geを50ppmから0.5%までの間添加したもの、Asを10ppmから0.5%までドープしたもの、Cl、Br、Iを1ppmから100ppmの間で微量にドープしたものを用いることができる。
特に、Asを10ppmから200ppm程度含有させたアモルファスセレン、Asを0.2%〜1%程度含有させさらにClを5ppm〜100ppm含有させたアモルファスセレン、0.001ppm〜1ppm程度のアルカリ金属を含有させたアモルファスセレンが好ましく用いられる。
読取用光導電層14の厚みは、読取光を十分吸収でき、かつ電荷蓄積層13に蓄積された電荷による電界が光励起された電荷をドリフトできれば良く、1μmから30μm程度が好ましい。
なお、放射線画像検出器10の層構成は上記のような層構成に限らず、その他の層を含むものとしてもよく、また各層の材料についても上記各層の作用と同等の作用を有するものであれば上記以外の材料を利用するようにしてもよい。
電流検出部30は、フレキシブル基板32上に信号検出用IC(チャージアンプIC)31を実装した複数のTCP(Tape Carrier Package)を備えており、図1および図2に示す通り、TCPの一方の端部はガラス基板20上において放射線画像検出器10の信号出力用線状配線および共通線状配線と接続されており、TCPの他方の端部は画像処理基板33に接続されている。
画像処理基板33は、各信号出力用線状配線より出力され信号検出用IC31により検出されたアナログ信号をデジタル信号(画像信号)に変換するための不図示のAD変換器等を備えている。
次に、上記放射線画像検出器10の作用について説明する。
まず、第1の導電層11と第2の導電層15との間に電界を形成する。本実施の形態においては第1の導電層11と第2の導電層15の信号出力用線状配線および共通線状配線との間に不図示の高圧電源を接続し、両者の間にバイアス電圧を印加する。この状態で記録用光導電層12に画像情報を担持する放射線が照射されると、記録用光導電層12内に正と負の電荷が発生し、そのうちの負電荷が上記電圧の印加により形成された電界分布に沿って第2の導電層15の各線状配線に集中せしめられ、電荷蓄積層13に潜像電荷として蓄積される。潜像電荷の量は照射放射線量に略比例し、この潜像電荷の量が放射線画像を示すことになる。一方、記録用光導電層12内で発生する正電荷は第1の導電層11に引き寄せられて、電圧源から注入された負の電荷と結合して消滅する。
次に、上記のようにして放射線画像検出器10に記録された放射線画像を読み取る際には、信号出力用線状配線の長手方向(図3中横方向)と直交する方向(図3中縦方向)に延びる線状の読取光により、信号出力用線状配線の長手方向に沿って放射線画像検出器10の全面を走査することによって、読取光の走査位置に対応する読取用光導電層14内に正負の電荷対が発生し、読取用光導電層14に生じた正電荷は電荷蓄積層13の潜像電荷に引きつけられ、電荷蓄積層13で潜像電荷と電荷再結合し消滅する一方、読取用光導電層14に生じた負電荷は信号出力用線状配線の正電荷と電荷再結合し消滅する。この読取りの際に各画素に対応して発生した潜像電荷に基づく画像信号をTCPに出力させ、チャージアンプIC31により検出し、画像処理基板33のAD変換器によりデジタル信号に変換して画像信号化することにより、潜像電荷が担持する放射線画像を読み取ることができる。
ここで、上記のように取得された画像信号に対してオフセット補正を行う方法について説明する。
まず放射線を入射させない状態で2つの補正用領域R1、R2および画像用領域Gから画素信号を取得する。左側の画像処理基板33aに接続される補正用領域R1と、右側の画像処理基板33bに接続される補正用領域R2の2つの補正用領域Rはともに二次元状に複数の画素を有するため、補正用領域R1内の全ての画素信号の平均値SR1ave、補正用領域R2内の全ての画素信号の平均値SR2aveを算出する。また画像用領域Gの任意のアドレスの画素信号をSnとする。
放射線を照射した通常撮影時についても同様に、補正用領域R1、R2の画素信号の平均値S´R1ave、S´R2aveを算出する。また画像用領域Gの任意のアドレスの画素信号をS´nとする。
左側の画像処理基板33aにおいて検出される画素信号S´nについてオフセット補正した信号Snrを算出する場合、(1)式に基づいて算出する。
Snr=S´n−Sn−(S´R1ave−SR1ave) (1)
同様に、右側の画像処理基板33bにおいて検出される画素信号S´nについてオフセット補正した信号Snrを算出する場合、(2)式に基づいて算出する。
Snr=S´n−Sn−(S´R2ave−SR2ave) (2)
このような手順でオフセット補正を行うことにより、オフセット量の変動の影響や、画像処理基板の個体差による影響を受けることなく、高精度にオフセットを補正することができる。
なお、補正用領域Rの信号の平均値を算出する際は、全ての信号を使用する必要は無く、放射線の回り込みの影響を受けていると考えられる画素信号を除いて平均値を算出してもよい。放射線の回り込みの影響を受けている画素信号を識別する方法としては、所定値以上のレベルの画素信号を、放射線の回り込みの影響を受けている画素信号とみなしてもよいし、撮影条件から推測される放射線の回り込み範囲内の画素信号を、放射線の回り込みの影響を受けている画素信号とみなしてもよい。
また、オフセット補正を行う際の式についても上記に限定されるものではなく、目的の値を算出可能なものであればどのような式を用いてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上記に限定されるものではない。例えば、補正用領域の配置態様については、図3に示した様に画像用領域と補正用領域とを連続的に設けたものに限らず、図4に示した様に画像処理基板の数に合わせて設けられた複数の補正用領域(R1、R2)を連続的に設けたものとしてもよい。この場合は当然に遮蔽板も補正用領域に対応する位置に設ける必要がある。また、放射線画像検出器の構成については、直接変換方式のものに限らずシンチレーターを用いた間接変換方式のものでもよい。また読出方式についても、上記の光読出方式のものに限らずTFT読出方式のものでもよい。
本発明の画像撮像装置の概略構成を示す上面図 図1中のII−II線断面図 上記装置の放射線画像検出器の第2の導電層の構成を示す上面図 その他の態様の放射線画像検出器の第2の導電層の構成を示す上面図
符号の説明
1 画像撮像装置
10 放射線画像検出器
11 第1の導電層
12 記録用光導電層
13 電荷蓄積層
14 読取用光導電層
15 第2の導電層
20 ガラス基板
30 電流検出部
31 信号検出用IC
32 フレキシブル基板
33 画像処理基板
40 遮蔽板

Claims (4)

  1. 画像情報を担持する記録光の照射を受けた際に、該画像情報を静電潜像として記録する蓄電部、および該蓄電部に記録された前記静電潜像に応じた電流を出力するための複数の信号出力用線状配線を有し、該信号出力用線状配線の配列に基づいて複数の画素を有する検出領域が二次元状に構成される画像検出器と、
    前記信号出力用線状配線から出力されたアナログ信号を検出する信号検出手段と、
    該信号検出手段により検出されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのAD変換手段とを備えてなる画像撮像装置であって、
    前記二次元の方向のうちの一方の方向において、前記検出領域は、前記画像情報を検出するための画像用領域と、該画像用領域において検出された信号を補正するための補正信号を取得するための補正用領域とに分割され、
    該補正用領域は、前記一方の方向において、複数画素分の幅を有し、
    該補正用領域の前記記録光入射面側には該記録光を遮蔽するための遮蔽部材が設けられていることを特徴とする画像撮像装置。
  2. 前記一方の方向において、前記補正用領域の幅が0.5mm以上であることを特徴とする請求項1記載の画像撮像装置。
  3. 前記一方の方向において、前記画像用領域と前記補正用領域とが連続的に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の画像撮像装置。
  4. 前記補正用領域が複数設けられている場合、該補正用領域が連続的に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の画像撮像装置。
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