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JP2009036754A - アンモニアガスセンサ - Google Patents

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JP2009036754A JP2008120858A JP2008120858A JP2009036754A JP 2009036754 A JP2009036754 A JP 2009036754A JP 2008120858 A JP2008120858 A JP 2008120858A JP 2008120858 A JP2008120858 A JP 2008120858A JP 2009036754 A JP2009036754 A JP 2009036754A
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Abstract

【課題】固体電解質体に基準電極部及び検出電極部を設け、かつ、検出リード部を検出電極部から延ばして形成したアンモニアガスセンサにおいて、検出リード部と基準電極部との間で酸素分圧差を発生させることなく、基準電極部と検出電極部との間のみに発生させるようにして、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度を精度良く検出することを目的とする。
【解決手段】基準電極部320は、固体電解質体310の裏面に形成されていおり、また、検出電極部335は、固体電解質体310の表面上に形成されている。そして、検出電極部335に接続するようにして固体電解質体310の表面上に検出リード部350が設けられている。そして、この検出リード部350と固体電解質体310との間、もしくは検出リード部350上に絶縁層340、380が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、被測定ガス中に含まれるアンモニアガスを検出するアンモニアガスセンサに関する。
従来、この種のアンモニアガスセンサの一例として、特許文献1に開示されたアンモニアガス濃度測定装置が提案されている。このアンモニアガス濃度測定装置は、固体電解質体と、この固体電解質体の一方の面上に設けられる基準電極部と、固体電解質体の他方の面上に設けられる検出電極部とを備えている。
このアンモニアガス濃度測定装置は、使用時に、基準電極部が大気に晒され、検出電極部が被測定ガスに晒される。そして、このアンモニアガス濃度測定装置は、被測定ガス中のアンモニアガスに応じ、基準電極部と検出電極部との間から生ずる酸素分圧差に基づく起電力を発生し、アンモニアガスの濃度を検出するようになっている。
特開2003−83933号公報
ところで、特許文献1のアンモニアガス濃度測定装置は、起電力を外部回路に出力するために、検出リード部が検出電極部から延びるように形成されている。ところが、この検出リード部の一部も、検出電極部と同様に被測定ガスに晒される。そして、この検出リード部は、貴金属等の導電材料で形成されているため、検出リード部と基準電極部との間においても、被測定ガス中のアンモニアガスに基づき酸素分圧差を生ずる虞がある。その結果、この検知リード部に起因した酸素分圧差により起電力を変動させてしまい、アンモニアガスの濃度の検出精度を低下させる虞がある。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、アンモニアガスセンサにおいて、検出リード部と基準電極部との間に酸素分圧差を発生させることなく、基準電極部と検出電極部との間のみに発生させるようにして、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度を精度良く検出することを目的とする。
本発明に係るアンモニアガスセンサは、請求項1の記載によれば、軸線方向に延び、ジルコニアを主成分とする固体電解質体と、固体電解質体の表面上に設けられた検出部と、固体電解質体の裏面上に設けられた基準電極部と、検出部と外部回路とを電気的に接続するために、固体電解質体の上記表面上に直接又は他部材を介して設けられた検出リード部とを備えるアンモニアガスセンサにおいて、
検出リード部の表面上及び該検出リード部と固体電解質体との間の少なくともいずれか一方に設けられた絶縁部を備えることを特徴とする。
絶縁部が検出リード部の表面上に形成される場合には、検出リード部は、絶縁部により被測定ガスから遮断される。このため、検出リード部と基準電極部との間には酸素分圧差が発生しない。
また、絶縁部が検出リード部と固体電解質体との間に設けられる場合には、検出リード部は絶縁部により固体電解質体から絶縁される。よって、検出リード部が被測定ガスに晒されても、検出リード部と基準電極部との間には酸素分圧差が発生しない。
従って、上述のいずれかのアンモニアガスセンサであれば、検出リード部と基準電極部との間における酸素分圧差の発生を防止でき、その結果、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度が精度良く検出できる。
なお、絶縁部は、検出リード部の表面上と、検出リード部と固体電解質体との間との両方に設けられることが好ましい。絶縁部が、検出リード部の表面上及び検出リード部材と固体電解質体との間との両方に形成される場合には、検出リード部は、一方の絶縁部により被測定ガスから遮断され、他方の絶縁部により固体電解質体から絶縁される。このため、検出リード部と基準電極部との間には酸素分圧差が確実に発生しない。
また、絶縁部は、検出リード部の表面上のみや検出リード部と固体電解質体との間のみに形成されていてもよいし、検出リード部の表面上を越えて、もしくは検出リード部と固体電解質体との間を越えて形成されていてもよい。
さらに、本発明の請求項2の記載によれば、検出部は、貴金属からなる検出電極部と、アンモニアガス選択性を有する金属酸化物からなる選択反応層とを有することを特徴とする。このような構成とすることで、選択反応層がアンモニアガスに対する良好なガス選択性を発揮し、被測定ガス中のアンモニアガス以外の妨害ガスを除去して、アンモニアガスを固体電解質体に到達させることができる。そして、検出電極部によりアンモニアガスに基づく良好な集電作用を発揮することができる。この結果、検出電極部と基準電極部との間でアンモニアガスの濃度を精度良く検出することができる。
また、本発明の請求項3の記載によれば、検出電極部は、固体電解質体上に直接又は他部材を介して設けられ、選択反応層は、検出電極部上に直接又は他部材を介して設けられていることを特徴とする。このような構成とすることで、被測定ガスがまず選択反応層に晒されることとなり、被測定ガス中のアンモニアガス以外の妨害ガスを選択反応層により十分に燃焼させた上で、アンモニアガスを固体電解質体に到達させることができる。その結果、アンモニアガスの濃度をさらに精度良く検出することができる。
また、本発明の請求項4の記載によれば、絶縁部は、検出リード部の表面上に形成されると共に、検出電極部の表面上に軸線方向に延びる第1絶縁部を有することを特徴とする。このような構成とすることで、アンモニアガスセンサが被測定ガスに晒されても、検出リード部は絶縁部により被測定ガスから遮断される。その上、第1絶縁部を検出リード部の近傍にある検出電極部の表面上に設けているので、検出リード部が検出電極部を経由した被測定ガスに晒されることも抑制できる。よって、検出リード部は、殆ど被測定ガスから遮断される。このため、検出リード部と基準電極部との間には酸素分圧差が殆ど発生することが無く、その結果、被測定ガスのアンモニアガスの濃度がより精度良く検出できる。
また、本発明の請求項5の記載によれば、第1絶縁部の軸線方向の長さは、検知電極部の厚みよりも大きいことを特徴とする。このような構成とすることで、検知電極部の厚み以上の長さを有する第1絶縁部を回り込んでまで検出リード部に被測定ガスが晒される現象が殆ど起こらず、検出リード部をほぼ被測定ガスから遮断することができる。
また、本発明の請求項6の記載によれば、絶縁部は、検出リード部と固体電解質体との間に設けられると共に、検出電極部と固体電解質体との間に軸線方向に延びる第2絶縁部を有することを特徴とする。このような構成とすることで、検出リード部は絶縁部により固体電解質体から絶縁されるため、検出リード部が被測定ガスに晒されても、検出リード部と基準電極部との間には酸素分圧差が発生しない。その上、第2絶縁部が、検出リード部の近傍にある検出電極部と固体電解質体との間に設けられるので、検出リード部と検出リード部の近傍にある基準電極部との間で酸素分圧差が発生することを抑制できる。その結果、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度がより精度良く検出できる。
また、本発明の請求項7の記載によれば、第2絶縁部の軸線方向の長さは、検知電極部の厚みよりも大きいことを特徴とする。このような構成とすることで、検知電極部の厚み以上の長さを有する第2絶縁部を回り込んでまで検出リード部と検出リード部の近傍にある基準電極層との間で酸素分圧差が発生することを抑制できる。
また、本発明の請求項8の記載によれば、第1絶縁部の軸線方向の長さは、第2絶縁部の軸線方向の長さよりも長いことを特徴とする。第1絶縁部を第2絶縁部よりもより長くすることで、検出リード部に被測定ガスを晒させないことで、より確実に検出リード部と基準電極部との間における酸素分圧差の発生を防止できる。その結果、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度が精度よく検出できる。
また、本発明の請求項9の記載によれば、固体電解質体は、先端側に底部を有する有底筒形状を有し、基準電極部は、固体電解質体の内面上に形成され、検出部は、固体電解質体の先端側外面上に設けられ、検出リード部は、検出部から後端側に向かって軸線方向に延びる帯形状であることを特徴とする。このような先端側外面上に検出部を有し、且つ検出部から後端側に向かって軸線方向に延びる帯形状の検出リード部を備える筒形状の固体電解質体を有するアンモニアガスセンサにおいても、絶縁層を検出リード部の表面及び検出リード部と固体電解質体との間の少なくともいずれか一方に設けることで、検出リード部と基準電極部との間における酸素分圧差の発生を未然に防止し、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度が精度良く検出できる。
また、本発明の請求項10の記載によれば、基準電極部と検出リード部とが、固体電解質体を介して対向していることを特徴とする。このような構成であれば、検出リード部と基準電極部との間に酸素分圧差が発生しやすいが、絶縁層を検出リード部の表面及び検出リード部と固体電解質体の他方の面との間の少なくともいずれか一方に設けることで、検出リード部と基準電極部との間における酸素分圧差の発生を未然に防止し、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度が精度良く検出できる。
また、本発明の請求項11の記載によれば、固体電解質体の筒内には、基準電極部に接触するヒータが配置されており、ヒータと基準電極部との接触位置が絶縁部よりも先端側に位置することを特徴とする。アンモニアガスセンサには、固体電解質体の活性を早期に実現するためにヒータを固体電解質体に接触(具体的には、固体電解質体の内面に形成された基準電極部に接触)させる構成がある。この場合、ヒータと基準電極部との接触位置を絶縁部よりも先端側に位置することで、アンモニアガスの濃度を検出する検出電極部と基準電極部とが配置される固体電解質体の部位の早期活性を実現することができる。
また、本発明の請求項12の記載によれば、ヒータは、先端側に配置された発熱抵抗体と、発熱抵抗体から後端側に向かって延びるヒータリード部とを有し、発熱抵抗体は、絶縁層よりも先端側に位置することを特徴とする。このような構成とすることで、アンモニアガスの濃度を検出する検出電極部と基準電極部とが配置される固体電解質体の部位を集中的に加熱することができる。
また、本発明の請求項13の記載によれば、固体電解質体は、先端側に検知部を有し、軸線方向に延びる板形状であり、検出部は、固体電解質体の先端側表面上に設けられ、検出リード部は、検出部から後端側に向かって軸線方向に延びる帯形状であることを特徴とする。このように、先端側表面上に検出部を有し、且つ検出部から後端側に向かって軸線方向に延びる帯形状の検出リード部を備える板形状の固体電解質体を有するアンモニアガスセンサにおいても、絶縁層を検出リード部の表面及び検出リード部と固体電解質体の他方の面との間の少なくともいずれか一方に帯状に設けることで、検出リード部と基準電極部との間における酸素分圧差の発生を未然に防止し、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度が精度良く検出できる。
また、本発明の請求項14の記載によれば、選択反応層は検出電極部が露出しないように検出電極部を覆うことを特徴とする。このように、検出電極部を露出しないように選択反応層で覆うことで、被測定ガスが固体電解質体に到達するためには選択反応層を確実に通過する。すると、被測定ガス中のアンモニアガス以外の妨害ガスをほぼ選択反応層で燃焼させた上で、アンモニアガスを固体電解質体に到達させることができる。その結果、アンモニアガスの濃度を精度良く検出できる。
また、本発明の請求項15の記載によれば、検出電極部及び検出リード部は、金及び白金の少なくとも一種を主成分とすることを特徴とする。このように、検出電極部及び検出リード部に金や白金、それらの合金等を用いることで、効果的に、アンモニアガスの集電作用を発揮できたり、起電力を外部回路に送信できる。
さらに、本発明の請求項16の記載によれば、検出電極部には、ジルコニアが含有されており、検出リード部にはアルミナが含有されていることを特徴とする。このような構成とすることで、検知電極部は固体電解質体との密着性が向上し、検知リード部は絶縁部との密着性が向上する。
また、本発明の請求項17の記載によれば、絶縁部は、アルミナ、シリカ、シリカアルミナ、ムライト、ケイ酸ガラス、ホウ酸ガラス、ホウケイ酸ガラス及びリン酸ガラスのうちの少なくとも一種を主成分とすることを特徴とする。これにより、検知リード部に被測定ガスが晒されるのを防止したり、検出リード部を固体電解質体から絶縁できる。
また、本発明の請求項18の記載によれば、金属酸化物は、バナジウム酸化物、ビスマス酸化物或いはこれらバナジウム酸化物及びビスマス酸化物の複合酸化物であることを特徴とする。これにより、アンモニアガスに対するガス選択性がより一層良好に確保される。
また、本発明の請求項19の記載によれば、選択反応層は、金属酸化物に代えて、パラジウムを含有することを特徴とする。金属酸化物の代わりにパラジウムを用いてもアンモニアガスに対するガス選択性を良好に確保できる。
以下、本発明に係るアンモニアガスセンサの各実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1のアンモニアガスセンサ1の断面図である。アンモニアガスセンサ1は、自動車等の内燃機関の排気管(図示しない)等に取り付けられて使用される。なお、実施形態1では、図1の下側を先端側、上側を後端側として説明する。
図1に示すアンモニアガスセンサ1は、先端側が閉じられた筒状のセンサ素子300を、主体金具110内に保持した構造を有する。また、アンモニアガスセンサ1からは、センサ素子300の出力信号を取り出したり、センサ素子300に併設されるヒータ370への通電を行うためのリード線710が引き出されている。このリード線710は、図示しないセンサ制御装置あるいは自動車の電子制御装置(ECU)に電気的に接続される。
主体金具110はSUS430等のステンレス鋼からなる筒部材であり、先端側に、排気管(図示せず)に取り付けられる雄ねじ部111が設けられている。さらに、この雄ねじ部111よりも先端側には、後述する外側プロテクタ130が係合される先端係合部113が設けられている。
他方、主体金具110の雄ねじ部111の後端側には、アンモニアガスセンサ1を排気管に取付る際に用いられる取付工具が係合する工具係合部114が設けられている。さらに、主体金具110の後端側には、センサ素子300を加締め固定するための加締部115が設けられている。そして、工具係合部114と加締部115との間には、後述する外筒120が係合される後端係合部112が設けられている。
次に、主体金具110の筒内には、径方向内側に向けて突出する段部116が設けられており、この段部116に金属製のパッキン(図示しない)を介し、アルミナからなる筒状の支持部材210が支持されている。さらに、支持部材210の内周も段状に形成されており、金属製のパッキン(図示しない)を介して後述するセンサ素子300のフランジ部301が支持されている。さらに、支持部材210の後端側には、滑石粉末からなる充填部材220が充填され、さらに、この充填部材220を支持部材210とで挟むように、アルミナからなるスリーブ230が配置されている。
そして、スリーブ230の後端側には環状のリング231が配置されており、主体金具110の加締部115を加締めることで、リング231を介し、スリーブ230が充填部材220に対して押しつけられる。
次に、主体金具110の先端係合部113には、センサ素子300の先端側を覆う外側プロテクタ130が溶接によって組み付けられている。さらに、外側プロテクタ130の内部には、有底筒状の内側プロテクタ140が固定されている。この外側プロテクタ130および内側プロテクタ140には内部に被測定ガスを導入するための導入口131、141がそれぞれ設けられている。また、外側プロテクタ130および内側プロテクタ140の底面には、内部に入り込んだ水滴や被測定ガスを排出するための排出口132、142がそれぞれ設けられている。
一方、主体金具110の後端係合部112には、SUS304等のステンレス鋼からなる筒状の外筒120がレーザ溶接等にて固定されている。さらに、外筒120は後端側へ向けて延びており、センサ素子300の後端側やそれよりも後方側に配置される後述するセパレータ400を取り囲んでいる。なお、外筒120の外周面の一部は、セパレータ400を保持するための保持金具610を係止するために加締められている。
セパレータ400は、センサ素子300の基準電極部320および検出電極330や、ヒータ370が有する発熱抵抗体にそれぞれ電気的に接続される4つの接続端子700(図1ではそのうちの3つの接続端子700を示している。)を内部に保持している。各接続端子700には4本のリード710の芯線がそれぞれ加締め接合されており(図1ではそのうちの3本のリード線710を示している。)、各リード線710は、後述するグロメット500を介してアンモニアガスセンサ1の外部に引き出されている。また、セパレータ400の外周面には径方向外側に突出するフランジ部410が設けられており、このフランジ部410を保持金具610が支持している。
また、外筒120の後端側開口を塞ぐように、フッ素系ゴムからなる略円柱状のグロメット500が配置されている。そして、このグロメット500の径方向の中央には外筒120内に大気を導入する連通孔510が貫通している。さらに、その連通孔510よりも外周側にも、リード線710が挿通される4つのリード線挿通孔520が周方向に等間隔となる位置にそれぞれ設けられている。
また、グロメット500の連通孔510内にはフィルタ部材840およびその留め金具850が挿入されている。フィルタ部材840は、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂から形成された網目構造を有する薄膜状のフィルタであり、水滴等は通さず大気は連通可能に構成されたものである。留め金具850は筒状に形成された部材であり、自身の外周と連通孔510の内周との間にフィルタ部材840を挟み、グロメット500に固定される。
次に、センサ素子300について説明する。図1に示されるように、センサ素子300の略中間位置には、径方向外側に向かって突出する鍔状のフランジ部301が設けられている。このセンサ素子300は、図2に示されるように、ジルコニアを主成分とする有底筒状の固体電解質体310を備えている。なお、図2は、センサ素子300の先端側を拡大した断面図である。そして、固体電解質体310の内部には、固体電解質体310を加熱して活性化させるための棒状のヒータ370が挿入されている。このヒータ370は、先端側に配置された発熱抵抗体371と抵抗発熱体371から後端側に向かって延びるヒータリード部372が配置されている。
また、固体電解質体310の内面には、Pt又はPt合金を主成分とする基準電極部320が全面を覆うように形成されている。一方、固体電解質体310の先端側の外面には、検出電極部335(厚み:20μm)及び選択反応層360(厚み:30μm)が設けられている。このうち、選択反応層360は、酸化バナジウム(V)及び酸化ビスマス(Bi)を主成分とする金属酸化物(例えば、酸化ビスマスバナジウム(BiVO))から形成されている。さらに、固体電解質体310の外面には、検出電極部335から延びる帯状の検出リード部350が形成されている。この検出電極部335及び検出リード部350は、金(Au)を主成分とする材料で形成されている。
このように配設したアンモニアガスセンサ1において、選択反応層360が被測定ガス中の妨害ガスを除去してアンモニアガスを固体電解質体310に到達させることができる。その後、検出電極部335によりアンモニアガスに基づく集電作用を発揮することができる。その結果、アンモニアガスの濃度を精度良く検出できる。
そして、検出リード部350と固体電解質体310との間には、アルミナ(Al)を主成分とする絶縁層340が設けられている。なお、実施形態1では、絶縁層340は、検出リード部350と固体電解質体310との間だけでなく、固体電解質体310の外面全周にわたって設けられている。
このように、絶縁層340が検出リード部350と固体電解質体310との間に設けられるので、検出リード部350は絶縁部340により固体電解質体310から絶縁される。よって、検出リード部350が被測定ガスに晒されても、検出リード部350と基準電極部320との間には酸素分圧差が発生しない。
また、検出リード部350の表面には、アルミナ(Al)を主成分とする絶縁層380が設けられている。なお、実施形態1では、絶縁層380は、検出リード部350の表面だけでなく、絶縁層340の表面全周にわたって設けられている。
このように、絶縁層380が検出リード部350の表面上に形成されているので、検出リード部350は絶縁部340により被測定ガスから遮断される。このため、検出リード部350と基準電極部320との間には酸素分圧差が発生しない。
従って、アンモニアガスセンサ1は、検出リード部350と基準電極部320との間における酸素分圧差の発生を防止でき、その結果、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度が精度良く検出できる。
また、絶縁部380には、検出電極部335の表面上に軸線方向に延びる第1絶縁部381が設けられている。第1絶縁部381を検出リード部350の近傍にある検出電極部335の表面上に設けているので、検出リード部350が検出電極部335を経由した被測定ガスに晒されることが抑制できる。よって、検出リード部350は、殆ど被測定ガスから遮断される。このため、検出リード部350と基準電極部320との間には酸素分圧差が殆ど発生することが無く、その結果、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度がより精度良く検出できる。
そして、第1絶縁部381の軸線方向の長さt2は100μmであり、検知電極部335の厚みt1よりも大きい。よって、第1絶縁部381を回り込んでまで検出リード部350に被測定ガスが晒される現象が殆ど起こらず、検出リード部350をほぼ被測定ガスから遮断することができる。
他方、絶縁部340にも、検出電極部335と固体電解質体310との間に軸線方向に延びる第2絶縁部341が設けられている。第2絶縁部341が、検出リード部350の近傍にある検出電極部335と固体電解質体310との間に設けられるので、検出リード部350と検出リード部350の近傍にある基準電極部320との間で酸素分圧差が発生することを抑制できる。その結果、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度がより精度良く検出できる。
そして、第2絶縁部341の軸線方向の長さt3は50μmであり、検出電極部t2の厚みよりも大きい。よって、第2絶縁部341を回り込んでまで検出リード部350と検出リード部350の近傍にある基準電極部320との間で酸素分圧差が発生することを抑制できる。その結果、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度が精度良く検出できる。
その上、第1絶縁部381の軸線方向の長さt2は、第2絶縁部341の軸線方向の長さt3よりも長い。これにより、検出リード部350に被測定ガスを晒せないことで、より確実に検出リード部350と基準電極部320との間における酸素分圧差の発生を防止できる。その結果、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度が精度良く検出できる。
また、基準電極部320と検出リード部350とが、固体電解質体310を介して対向して実施形態1の構成であれば、特に検出リード部350と基準電極部320との間に酸素分圧差が発生しやすいが、絶縁層340、380に設けることで、検出リード部350と基準電極部320との間における酸素分圧差の発生を未然に防止し、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度が精度良く検出できる。
また、ヒータ370と基準電極部320との接触位置Aが絶縁部340、380よりも先端側に位置しているので、検出電極部335と基準電極部320とが配置される固体電解質体310の先端部を早期活性することができる。
また、発熱抵抗体371が絶縁層340、380よりも先端側に位置しているので、検出電極部335と基準電極部320とが配置される固体電解質体310の先端側を集中的に加熱することができる。
さらに、選択反応層360は、検知電極部335が露出しないように検出電極部335を覆っている。これにより、被測定ガスが固体電解質体310に到達するためには選択反応層360を確実に通過することとなり、被測定ガス中のアンモニアガス以外の妨害ガスをほぼ選択反応層360で燃焼させた上で、アンモニアガスを固体電解質体310に到達させることができる。
次に、実施形態1のアンモニアガスセンサ1の製造方法について説明する。
1.固体電解質体310の作製工程
部分安定化ジルコニアの粉末を準備して有底円筒状のゴム型(図示しない)内に充填する。ここで、部分安定化ジルコニアは、ジルコニア(ZrO)に安定化剤である酸化イットリウム(Y)を4.5(モル%)添加してなるものである。そして、部分安定化ジルコニアの粉末を、ゴム型内にて有底筒状に加圧成形し、その後焼成温度1490(℃)にて焼成する。これにより、有底筒状の固体電解質体310が作製される。
2.基準電極部320の作製工程
次に、固体電解質体310の内面に白金(Pt)を無電解メッキにて施し、その後焼成する。これにより、基準電極部320が固体電解質体310の内面に作製される。
3.絶縁層340の作製工程
次に、アルミナ(Al)、有機溶剤及び分散剤を分散混合する。次にバインダー及び粘度調整材を所定量ずつさらに添加して湿式混合を施し、焼成後に絶縁層340となる絶縁層用ペーストを作製する。
そして、この絶縁層用ペーストを、固体電解質体310の外面に塗布し、乾燥した上で、焼成温度1400(℃)にて1時間の間、焼成する。これにより、絶縁層340が固体電解質体310の外表面全周にわたって作製される。
4.検出電極部335及び検出リード部350の作製工程
次に、金(Au)、ジルコニア(ZrO)、有機溶剤及び分散剤を分散混合する。次に、バインダー及び粘度調整材を所定量ずつさらに添加して湿式混合を施し、検出電極部用ペーストを作製する。
また、金(Au)、アルミナ(Al)、有機溶剤及び分散剤を分散混合する。次に、バインダー及び粘度調整材を所定量ずつさらに添加して湿式混合を施し、検出リード部用ペーストを作製する。
そして、検出電極部用ペースト及び検知リード部用ペーストを、上述のように作製した固体電解質体310の外面及び絶縁層340の外面に印刷し、乾燥後、1000(℃)にて1時間の間焼成する。これにより、検出電極部335が、固体電解質体310及び絶縁層340の先端側外面に作製されるとともに、検出リード部350が、検出電極部335から帯状に延出するように、絶縁層340の外面に作製される。
このように、検出電極部335にジルコニアを含有させ、検出リード部にアルミナを含有させることで、検知電極部335は、固体電解質体310との密着性が向上し、検知リード部350は、絶縁部340、380との密着性が向上する。
5.絶縁層380の作製工程
次に、上述の絶縁層用ペーストを、検出電極部335、検出リード部350及び絶縁層380の外面に塗布し、乾燥した上で、焼成温度1000(℃)にて1時間の間、焼成する。これにより、絶縁層380が固体電解質体310の外表面全周にわたって作製される。
6.選択反応層360の作製工程
次に、酸化バナジウム(V)及び酸化ビスマス(Bi)からなる複合酸化物、有機溶剤及び分散剤を分散混合する。次に、バインダー及び粘度調整材を所定量ずつさらに添加して湿式混合を施し、選択反応層用ペーストを作製する。
そして、この選択反応層用ペーストを、検出電極部335及び絶縁層380の外面に印刷して乾燥し、750(℃)にて10(分)の間焼成して、酸化ビスマスバナジウム(BiVO)からなる選択反応層360を作製する。
7.アンモニアガスセンサ1のその他の組み付け工程
上述のようにセンサ素子300を製作した後は、主体金具110内にセンサ素子300を保持する。次に、セパレータ400を、保持金具610を介して外筒120内に保持し、グロメット500、各ターミナル700及び各被覆導線710を外筒120内に組み付ける。これにより、アンモニアガスセンサ1の製造が終了する。
(実施形態2)
図3は、実施形態2のアンモニアガスセンサ2に取り付けられるセンサ素子400の先端側の拡大断面図を示している。この実施形態2では、実施形態1にて述べたセンサ素子300のうち、絶縁層380が設けられず、検知電極部335及び検知リード部350の表面上に直接選択反応層360が設けられている。なお、実施形態2のアンモニアガスセンサ2については、実施形態1と同様の説明については省略、又は簡略し、また、実施形態1と同様の部位については同符号を用いて説明する。
この実施形態2では、検出電極部335及び検出リード部350の先端側の表面上に選択反応層360が設けられている。この選択反応層360は、検知電極部335が露出しないように、検出電極部335を覆っている。これにより、被測定ガス中のアンモニアガス以外の妨害ガスをほぼ選択反応層360で燃焼させた上で、アンモニアガスを検知電極部335に到達させることができる。その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態2のアンモニアガスセンサ2においても、絶縁部340が検出リード部350と固体電解質体310との間に設けられるため、検出リード部350は絶縁部350により固体電解質体310から絶縁される。よって、検出リード部350が被測定ガスに晒されても、検出リード部350と基準電極部320との間には酸素分圧差が発生しない。その結果、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度が精度よく検出できる。
(実施形態3)
図4は、実施形態3のアンモニアガスセンサ3に取り付けられるセンサ素子500の先端側の拡大断面図を示している。この実施形態3では、実施形態1にて述べたセンサ素子300のうち、絶縁層340が設けられず、固体電解質体310の表面上に直接検知電極部335及び検知リード部350が設けられている。なお、実施形態3のアンモニアガスセンサ2については、実施形態1と同様の説明については省略、又は簡略し、また、実施形態1と同様の部位については同符号を用いて説明する。
この実施形態3では、固体電解質体310の表面上に検出電極部335及び検出リード部350が設けられている。そして、検知リード部350を覆うように絶縁層380が設けられている。その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態3のアンモニアガスセンサ3においても、絶縁層380が検出リード部350の表面上に形成されるので、検出リード部350は、絶縁層380により被測定ガスから遮断される。このため、検出リード部350と基準電極部320との間には酸素分圧差が発生しない。その結果、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度が精度よく検出できる。
(実施形態4)
図5〜図7は、実施形態4のアンモニアガスセンサ4のセンサ素子900を示している。なお、この実施形態4のアンモニアガスセンサ4は、実施形態1のガスセンサ素子300の代わりに板型のセンサ素子900を組み付けて構成されており、その他の部位は実施形態1と同様の構成である。なお、実施形態4のアンモニアガスセンサ4について、実施形態1と同様の説明については省略、又は簡略し、また、実施形態1と同様の部位については同符号を用いて説明する。
板型のセンサ素子900は、主体金具110内に同軸的に保持されている。このセンサ素子900は、実施形態1の固体電解質体310と同材料からなる固体電解質体940を備えている。
さらに、固体電解質体940の裏面には、絶縁膜933を介して実施形態1の基準電極部320と同材料からなる基準電極部931及び基準リード部932を有している。このうち、基準電極部931は、絶縁膜933の先端側に形成された開口部934に対応する位置に配置され、固体電解質体940の先端部に密着している。一方、基準リード部932は、絶縁膜933の裏面上の先端側から後端側に向かって形成されている。そして、基準リード部932は、絶縁膜933のスルーホール935、固体電解質体940のスルーホール941、後述する絶縁膜950のスルーホール952を介して電極パッド961に導通している。
さらに、基準電極部931及び基準リード部932を挟むようにして、絶縁膜933の裏面上に絶縁膜922、封止層920、絶縁膜912、支持層910及び絶縁膜911をこの順で積層している。このうち、封止層920には、先端側から後端側に向かって連通溝部921が形成されている。この連通溝部921は大気と基準電極部931とを連通している。
他方、固体電解質体940の表面には、絶縁膜950を介して白金(Pt)を主成分とし、アルミナが含有された材料からなる検出リード部960及び電極パッド961が形成されている。この検出リード部960及び電極パッド961は、絶縁膜950の表面を先端側から後端側に向かって延びている。そして検出リード部960の先端部962は、後述する検出電極部980と接続するように、絶縁膜950の開口部951の内側へ延出されている。
さらに、検出リード部960を挟むようにして、絶縁膜950の表面上に絶縁膜970が積層されている。この絶縁膜970は、その先端側にて、開口部971を有しており、この開口部971は、絶縁膜950の開口部951に重なるように形成されている。
さらに、絶縁膜970の開口部971及び絶縁膜950の開口部951内には、実施形態1にて述べた検出電極部335と同様の材料からなる検出電極部980が設けられている。この検出電極部980は、固体電解質体940の表面に密着されている。さらに、検出電極部980の表面には、実施形態1で述べた選択反応層360と同様の材料からなる選択反応層990が設けられている。
このように、絶縁層950が検出リード部960と固体電解質体940との間に設けられるので、検出リード部960は絶縁部950により固体電解質体940から絶縁される。よって、検出リード部960が被測定ガスに晒されても、検出リード部960と基準リード部932との間には酸素分圧差が発生しない。
また、絶縁層970が検出リード部960の表面上に形成されているので、検出リード部960は絶縁層970により被測定ガスから遮断される。このため、検出リード部960と基準リード部932との間には酸素分圧差が発生しない。
従って、アンモニアガスセンサ4は、検出リード部960と基準リード部932930との間における酸素分圧差の発生を防止でき、その結果、被測定ガス中のアンモニアガスの濃度が精度よく検出できる。
次に、アンモニアガスセンサ4の製造方法について説明する。実施形態1の絶縁層用ペーストを、絶縁膜933に対応する形状となるように、予め準備した固体電解質体940となるグリーンシートの裏面に印刷して乾燥する。なお、グリーンシートは、ジルコニア(ZrO)に安定化剤である酸化イットリウム(Y)を5.4(モル%)添加してなる部分安定化ジルコニアである。
次に、主成分である白金(Pt)の他、この白金に対する重量比にて14(%)の部分安定化ジルコニアを、有機溶剤及び分散剤と共に分散混合する。次に、バインダー及び粘度調整剤を所定量ずつ添加して湿式混合し、電極用ペーストを作製する。なお、白金の触媒活性を抑制するために、当該白金に金(Au)を数(%)添加してもよい。
そして、この電極用ペーストを、基準電極部931及び基準リード部932に対応する形状となるように、上述の絶縁膜933用ペースト膜上にスクリーン印刷して乾燥する。ついで、実施形態1の絶縁層用ペーストを、絶縁膜922に対応する形状となるように、電極層ペーストを介して絶縁膜933用ペースト膜上に印刷して乾燥する。
一方、実施形態1の絶縁層用ペーストを、絶縁膜950に対応する形状となるように、グリーンシートの表面に印刷して乾燥する。次に、電極層ペーストを、一対の検出リード部960、961に対応する形状となるように、絶縁層950用ペースト上に印刷して乾燥する。
その後、実施形態1の絶縁層用ペーストを、絶縁膜970に対応する形状となるように、電極用ペーストを介して絶縁膜950用ペースト上に印刷して乾燥する。次に、支持層910及び封止層920に所定のペーストを印刷、乾燥、圧着し、400(℃)にて脱脂した後、1470(℃)にて焼成する。なお、ヒータ及び測温抵抗体(図示しない)は上記センサ素子構造体の絶縁膜911に貼着形成されるが、これらヒータ及び測温抵抗体は、上記センサ素子構造体に内蔵するようにしてもよい。
その後、実施形態1にて述べた検出電極部用ペーストを、検出電極部980に対応する形状となるように、絶縁膜970用ペーストの開口部(絶縁膜970の開口部971に対応)にグリーンシートの表面に密着するようにスクリーン印刷し、乾燥した上で、1000℃にて1時間焼成する。
最後に、実施形態1にて述べた選択反応層用ペーストを、検出電極部980上にスクリーン印刷して、750(℃)にて10(分)間焼成する。これにより、センサ素子900の作製が終了する。
(試験例)
実施形態1〜実施形態3のアンモニアガスセンサ1〜3について特性を評価してみた。この評価にあたり、実施形態1のアンモニアガスセンサ1を実施例1、実施形態2のアンモニアガスセンサ2を実施例2、実施形態3のアンモニアガスセンサ3を実施例3とした。また、この実施例との比較対象として、比較例も準備した。なお、この比較例は、絶縁層340、380を採用することなく、検出リード部350を、直接、固体電解質体310の外表面に配置している。
上述の評価にあたり、評価装置として、モデルガス発生装置を採用した。このモデルガス発生装置に発生する評価用ガスは次の通りである。
ベースガスの組成は、10(%)の酸素(O)、5(%)の二酸化炭素(CO)、5(%)の水(HO)、窒素(N)とする。さらに、評価用ガスの組成は、ベースガスの組成に対し、10(ppm)或いは100(ppm)のアンモニア(NH)及び100(ppmC)のプロピレン(C)を添加するものとする。なお、評価用ガスの温度は280(℃)とする。
実施例1〜3及び比較例を、モデルガス発生装置内にて、評価用ガス中に配置した。そして、実施例1〜3及び比較例の基準電極層320と検出電極部335との間に生ずる電位差をそれぞれ測定する。なお、実施例1〜3及び比較例の各制御温度は、ヒータ370による加熱のもと、650(℃)に維持する。
そして、実施例1〜3及び比較例の各ガス感度(mV)と評価用ガスのアンモニアガス又はプロピレンガスとの関係を測定した。なお、ガス感度とは、ベースガスにアンモニアガス又はプロピレンガスを添加したときの起電力からベースガスのときの起電力を減算して得られる。結果を図8に示す。
図8において、棒グラフ1〜1−2は、実施例1のガス感度を示し、棒グラフ2〜2−2は、実施例2のガス感度を示す。また、棒グラフ3〜3−2は、実施例3のガス感度を示し、棒グラフ4〜4−2は、比較例のガス感度を示す。さらに、棒グラフ1〜4は、10(ppm)のアンモニアガスをベースガスに添加した評価用ガスのときの実施例1〜3及び比較例のガス感度をそれぞれ示す。棒グラフ1−1〜4−1は、100(ppm)のアンモニアガスをベースガスに添加した評価用ガスのときの実施例1〜3及び比較例のガス感度をそれぞれ示す。棒グラフ1−2〜4−2は、100(ppmC)のプロピレンガスをベースガスに添加した評価用ガスのときの実施例1〜3及び比較例のガス感度をそれぞれ示す。
実施例1〜3のアンモニアセンサのガス感度は、比較例のアンモニアガスセンサのガス感度に対して、10(ppm)のアンモニアガスの添加時(棒グラフ1〜3)、100(ppm)のアンモニアガスの添加時(棒グラフ1−1〜3−1)にそれぞれに高いガス感度を得ている。また、プロピレンガスの添加時(棒グラフ1−2〜3−2)には、それぞれ比較例に比べて実施例は低い感度を得ている。
なお、本発明の実施にあたり、上記各実施形態に限ることなく、次のような種々の変形例が挙げられる。
(1)検出電極部335、980を形成する検出電極材料は、金に代えて、白金(Pt)或いはこの白金及び金を主成分としてもよく、また、金や白金に限ることなく、貴金属材料を主成分としてもよい。
(2)また、検出リード部350、960は、金(Au)を主成分とする検出電極材料に限ることなく、白金(Pt)或いはこの白金及び金を主成分としてもよい。
(3)また、絶縁層340、380や絶縁膜950、970は、アルミナに限ることなく、シリカ、シリカアルミナ、ムライト、ケイ酸ガラス、ホウ酸ガラス、ホウケイ酸ガラス及びリン酸ガラスのうちの少なくとも一種を主成分とする電気絶縁材料でもって形成してもよい。
(4)また、金属酸化物は、酸化ビスマスバナジウム等のビスマスバナジウム酸化物に限ることなく、バナジウム酸化物、ビスマス酸化物或いはこれらバナジウム酸化物及びビスマス酸化物の複合酸化物であってもよい。
(5)また、選択反応電極層360、990の触媒能の微調整や熱的安定性を向上させるために、WO3、MoO3、Nb2O5、Ta2O5、MgO、CaO、SrO、BaOのうちの少なくとも1種を5(at%)程度まで金属酸化物に添加してもよい。
(6)また、選択反応層360、990は、金属酸化物に代えて、パラジウムを含有する材料で形成されていてもよい。これによっても、アンモニアガスセンサにおけるアンモニアガスに対するガス選択性を良好に確保し得る。
(7)また、実施形態1〜3にて述べた絶縁層340、380は、帯状に限ることなく、固体電解質体310の全周に亘り形成するようにしてもよい。他方、実施形態4にて述べた絶縁膜950、970は、リード960の幅に対応するように帯状であってもよい。
(8)また、実施形態1〜3にて述べた検知電極部335及び検知リード部350は重なっていないが、導通の信頼性を向上させるため、検知リード部350に検知電極部335を重ねて配置しても良い。
(9)本発明の実施にあたり、当該アンモニアガスセンサは、内燃機関の排気ガス系統に限ることなく、排気ガスを発生する機関や装置等であれば、どのようなものに、本発明を適用してもよい。
実施形態1のアンモニアガスセンサ1の断面図である。 図1のセンサ素子300の先端側の拡大断面図である。 実施形態2のアンモニアガスセンサ2のセンサ素子400の先端側の拡大断面図である。 実施形態3のアンモニアガスセンサ3のセンサ素子500の先端側の拡大断面図である。 実施形態4のアンモニアガスセンサ4のセンサ素子900を示す斜視図である。 図5の14−14線でセンサ素子900を切り取った断面図である。 図5のセンサ素子900の分解斜視図である。 実施形態1〜3及び比較例のガス感度とアンモニア及びプロピレンのガス成分の濃度との関係を示すデータである。
符号の説明
310、940…固体電解質体、320、931…基準電極部、335、980…検出電極部、340、380・・・絶縁部、950、970…絶縁層、350、960…検出リード部、360、990…選択反応層。

Claims (19)

  1. 軸線方向に延び、ジルコニアを主成分とする固体電解質体と、
    前記固体電解質体の表面上に設けられた検出部と、
    前記固体電解質体の裏面上に設けられた基準電極部と、
    前記検出部と外部回路とを電気的に接続するために、前記固体電解質体の前記表面上に直接又は他部材を介して設けられた検出リード部とを備えるアンモニアガスセンサにおいて、
    前記検出リード部の表面上及び該検出リード部と前記固体電解質体との間の少なくともいずれか一方に設けられた絶縁部を備えることを特徴とするアンモニアガスセンサ。
  2. 前記検出部は、貴金属からなる検出電極部と、アンモニアガス選択性を有する金属酸化物からなる選択反応層とを有することを特徴とする請求項1記載のアンモニアガスセンサ。
  3. 前記検出電極部は、前記固体電解質体上に直接又は他部材を介して設けられ、
    前記選択反応層は、前記検出電極部上に直接又は他部材を介して設けられていることを特徴とする請求項2に記載のアンモニアガスセンサ。
  4. 前記絶縁部は、前記検出リード部の表面上に形成されると共に、前記検出電極部の表面上に前記軸線方向に延びる第1絶縁部を有することを特徴とする請求項2又は請求項3記載のアンモニアガスセンサ。
  5. 前記第1絶縁部の前記軸線方向の長さは、前記検知電極部の厚みよりも大きいことを特徴とする請求項4記載のアンモニアガスセンサ。
  6. 前記絶縁部は、前記検出リード部と前記固体電解質体との間に設けられると共に、前記検出電極部と前記固体電解質体との間に前記軸線方向に延びる第2絶縁部を有することを特徴とする請求項2乃至5の何れか一項に記載のアンモニアガスセンサ。
  7. 前記第2絶縁部の前記軸線方向の長さは、前記検知電極部の厚みよりも大きいことを特徴とする請求項6記載のアンモニアガスセンサ。
  8. 前記第1絶縁部の前記軸線方向の長さは、前記第2絶縁部の前記軸線方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項7記載のアンモニアガスセンサ。
  9. 前記固体電解質体は、先端側に底部を有する筒形状を有し、
    前記基準電極部は、前記固体電解質体の内面上に形成され、
    前記検出部は、前記固体電解質体の先端側外面上に設けられ、
    前記検出リード部は、前記検出部から後端側に向かって前記軸線方向に延びる帯形状であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のアンモニアガスセンサ。
  10. 前記基準電極部と前記検出リード部とが、前記固体電解質体を介して対向していることを特徴とする請求項9に記載のアンモニアガスセンサ。
  11. 前記固体電解質体の筒内には、前記基準電極部に接触するヒータが配置されており、該ヒータと前記基準電極部との接触位置が前記絶縁部よりも先端側に位置することを特徴とする請求項9又は10に記載のアンモニアガスセンサ。
  12. 前記ヒータは、先端側に配置された発熱抵抗体と、該発熱抵抗体から後端側に向かって延びるヒータリード部とを有し、該発熱抵抗体は、前記絶縁層よりも先端側に位置することを特徴とする請求項11記載のアンモニアガスセンサ。
  13. 前記固体電解質体は、前記軸線方向に延びる板形状であり、
    前記検出部は、前記固体電解質体の前記先端側表面上に設けられ、
    前記検出リード部は、前記検出部から後端側に向かって前記軸線方向に延びる帯形状であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載のアンモニアガスセンサ。
  14. 前記選択反応層は、前記検出電極部が露出しないように該検出電極部を覆うことを特徴とする請求項2乃至13のいずれか一項に記載のアンモニアガスセンサ。
  15. 前記検出電極部及び検出リード部は、金及び白金の少なくとも一種を主成分とすることを特徴とすることを特徴とする請求項2乃至14のいずれか一項に記載のアンモニアガスセンサ。
  16. 前記検出電極部には、ジルコニアが含有されており、
    前記検出リード部には、アルミナが含有されていることを特徴とする請求項15に記載のアンモニアガスセンサ。
  17. 前記絶縁部は、アルミナ、シリカ、シリカアルミナ、ムライト、ケイ酸ガラス、ホウ酸ガラス、ホウケイ酸ガラス及びリン酸ガラスのうちの少なくとも一種を主成分とすることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載のアンモニアガスセンサ。
  18. 前記金属酸化物は、バナジウム酸化物、ビスマス酸化物或いはこれらバナジウム酸化物及びビスマス酸化物の複合酸化物であることを特徴とする請求項2乃至17のいずれか一項に記載のアンモニアガスセンサ。
  19. 前記選択反応層は、前記金属酸化物に代えて、パラジウムを含有することを特徴とする請求項2乃至18のいずれか一項に記載のアンモニアガスセンサ。
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