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JP2009035866A - 電気錠施解錠システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電気錠の施解錠操作のために必要とされる携行機器を不要にして利便性を高める。
【解決手段】扉1に設置される電気錠10を施解錠するための施解錠番号の設定を暗証番号入力装置3の番号入力部30にて行い、この施解錠番号を、電気錠の施解錠操作が有効又は無効であるかの判別を行うための暗証番号として入力装置メモリ31及び施解錠装置2の施解錠装置メモリ22にそれぞれ記憶する。また、電気錠の施解錠操作時に番号入力部にて入力される施解錠番号と入力装置メモリに予め記憶された暗証番号との照合を入力装置CPU33にて行い、その比較結果を表示部32に表示させ、電気錠の施解錠操作時に入力される施解錠番号と入力装置メモリ及び施解錠装置メモリに予め記憶された暗証番号との照合を入力装置CPU及び施解錠装置CPU23にてそれぞれ行い、少なくとも施解錠装置CPUによる照合結果が一致した場合にのみ電気錠を施解錠する。
【選択図】図1

Description

本発明は電気錠施解錠システムに係り、特に、扉の電気錠を遠隔操作で施解錠することができる電気錠施解錠システムに関する。
従来から、この種の電気錠施解錠システムとして、所定のID番号が予め記録されている無線リモコン等の電子キーに設けられた送信ボタンを押すことにより、ID番号を含む無線信号を電子キーから電気錠に送信し、電気錠にID番号を読み込ませ、電気錠の制御として、読み取ったID番号と予め設定されたID番号とを比較し、当該ID番号が一致したときに電気錠を解錠することができるセキュリティ管理システムが開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2003−184378号公報
しかしながら、背景技術に記載された特許文献1のセキュリティ管理システムにおいて、無線リモコン等の電子キーを居住者が使用するにあたり、新聞や牛乳の取り入れやゴミの搬出等、居住者にとって些細な理由で住戸外に出る場合であっても、この電子キーを携行せねばならず利便性が低下していた。また、電子キーを紛失してしまうと、電気錠を解錠させるための解錠手段が何ら備えられていないため、例えば、外出先から帰宅しようとする居住者は、住戸内に入れない虞があった。また、電気錠に読み込まれるID番号が、悪意のある泥棒等の不審者により作為的に変更された場合、居住者により携行される電子キーに予め記憶されている正規なID番号との照合が一致せず、例えば、外出先から帰宅しようとする居住者は、住戸内に入れない虞があるばかりでなく、その照合結果を電子キーにて表示する表示手段が何ら備えられていなかった。
本発明は、これらの難点を解消するためになされたもので、電気錠の施解錠操作のために必要とされる携行機器を不要にして利便性を高めるとともに、当該施解錠操作が行われる暗証番号入力装置における施解錠番号と暗証番号との照合結果を操作者に報知し、悪意のある泥棒等の不審者による施解錠操作を無効にして防犯性を高めた電気錠施解錠システムを提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様である電気錠施解錠システムは、扉の電気錠を施解錠するための施解錠装置と、施解錠装置に無線信号を送信して無線通信を行い、電気錠を施解錠するための暗証番号入力装置とが設けられている。暗証番号入力装置には、電気錠を施解錠するための施解錠番号を設定する番号入力部と、番号入力部にて設定された施解錠番号を暗証番号として記憶するための入力装置メモリと、電気錠の施解錠操作時に番号入力部にて入力される施解錠番号と入力装置メモリに予め記憶されている暗証番号とを照合し、電気錠の施解錠操作が有効又は無効であるかの判別を行うための入力装置CPUとを備えている。施解錠装置には、暗証番号入力装置の番号入力部にて設定され、無線通信で送信されてくる施解錠番号を暗証番号として記憶するための施解錠装置メモリと、電気錠の施解錠操作時に番号入力部にて入力され、無線通信で送信されてくる施解錠番号と施解錠装置メモリに予め記憶されている暗証番号とを照合し、電気錠の施解錠操作が有効又は無効であるかの判別を行うための施解錠装置CPUとを備えている。
また、本発明の第2の態様である電気錠施解錠システムは、本発明の第1の態様において、施解錠装置の施解錠装置CPUは、暗証番号入力装置の入力装置CPUによる照合結果と当該施解錠装置CPUによる照合結果とのうち、少なくとも当該施解錠装置CPUによる照合結果が一致したときに電気錠を施解錠するものである。
また、本発明の第3の態様である電気錠施解錠システムは、本発明の第1の態様において、施解錠装置の施解錠装置CPUは、暗証番号入力装置の入力装置CPUによる照合結果と当該施解錠装置CPUによる照合結果とがそれぞれ一致したときに電気錠を施解錠するものである。
また、本発明の第4の態様である電気錠施解錠システムは、本発明の第1の態様乃至第3の態様のうち何れか1の態様において、暗証番号入力装置には、入力装置CPUの照合結果を表示するための表示部を備えている。
本発明の電気錠施解錠システムによれば、扉に設置される電気錠を施解錠するための施解錠番号の設定を暗証番号入力装置の番号入力部にて行い、この施解錠番号を、電気錠の施解錠操作が有効又は無効であるかの判別を行うための暗証番号として入力装置メモリ及び施解錠装置の施解錠装置メモリにそれぞれ記憶することができる。また、電気錠の施解錠操作時に番号入力部にて入力される施解錠番号と入力装置メモリに予め記憶された暗証番号との照合を入力装置CPUにて行い、その比較結果を表示部に表示させることにより、悪意のある泥棒等の不審者により正規な施解錠番号が不正な施解錠番号に作為的に変更され、暗証番号として入力装置メモリに予め記憶された場合であっても、この変更を容易に報知できる。さらには、電気錠の施解錠操作時に番号入力部にて入力される施解錠番号と入力装置メモリ及び施解錠装置メモリに予め記憶された暗証番号との照合を入力装置CPU及び施解錠装置CPUにてそれぞれ行い、少なくとも施解錠装置CPUによる照合結果が一致した場合にのみ電気錠を施解錠することにより、不審者による施解錠操作を無効にすることで防犯性を高めることができる
以下、本発明の電気錠施解錠システムを適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例による電気錠施解錠システムの具体的な構成を示すブロック図である。この電気錠施解錠システムには、壁により隔てられる住戸内外を出入りするための玄関扉1に設置される電気錠10と、住戸内に設置され、扉ラインL1を経由して接続された玄関扉1の開閉状態を検出するとともに、電気錠ラインL2を経由して接続された電気錠10を施解錠するための施解錠装置2と、住戸外に設置され、施解錠装置2に無線信号を送信して無線通信を行い、電気錠10を施解錠するための暗証番号入力装置3とが設けられている。
また、暗証番号入力装置3には、番号入力部30、入力装置メモリ31、表示部32、入力装置CPU33、入力装置無線I/F34及び入力装置電源部35が備えられている。
この暗証番号入力装置3において、番号入力部30は、入力装置CPU33により操作検出され、電気錠10を施解錠するための施解錠番号を設定/入力するものであり、テンキー、アルファベットキー等の各種の独立した複数個の押圧ボタン(図示せず。)や表示部32の前面に設けられるタッチパネル上の複数個のタッチキー(図示せず。)が好適とされる。なお、前述の施解錠番号は、番号入力部30を構成する複数個の押圧ボタン又はキーの組み合わせにより決定されるものである。
入力装置メモリ31は、入力装置CPU33により書込(記憶)/読出制御され、番号入力部30にて設定された施解錠番号を、電気錠10の施解錠操作が有効又は無効であるかの判別を行うための暗証番号として記憶するものであり、例えば、RAM、EEPROM等の各種の記憶媒体が好適とされる。
表示部32は、入力装置CPU33により制御され、入力装置CPU33の照合結果を表示するためのものであり、例えば、LCD、PDP、SED、有機ELディスプレイ等の使用による出画表示媒体やLED等の使用による発光媒体が好適とされる。
入力装置CPU33は、暗証番号入力装置3の構成各部を制御するためのものであり、具体的な制御としては、電気錠10の施解錠操作時に番号入力部30にて入力される施解錠番号と入力装置メモリ31に予め記憶されている暗証番号とを比較し、電気錠10の施解錠操作が有効又は無効であるかの判別を行い、その比較結果を表示部32に表示することができる。また、入力装置CPU32は、番号入力部30にて設定された施解錠番号又は電気錠10の施解錠操作時に番号入力部30にて入力される施解錠番号を、入力装置無線I/F34から施解錠装置2に無線信号で送信することができる。
入力装置無線I/F34は、入力装置CPU32からの施解錠番号を無線信号に信号処理して、施解錠装置2の後述する施解錠装置無線I/F26に無線通信で送信するためのものである。
入力装置電源部35は、暗証番号入力装置3の構成各部への動作電源を生成するためのものであり、例えば、電池(一次電池、二次電池)が好適とされる。
さらに、施解錠装置2には、扉開閉検出部20、電気錠制御部21、施解錠装置メモリ22、施解錠装置CPU23、扉側施解錠装置I/F24、電気錠側施解錠装置I/F25、施解錠装置無線I/F26及び施解錠装置電源部27が備えられている。
この施解錠装置2において、扉開閉検出部20は、電気錠10が設置されている玄関扉1の開閉状態を検出し、その旨の信号を施解錠装置CPU23に送出するためのものである。
電気錠制御部21は、施解錠装置CPU23により制御され、電気錠10を施解錠するためのものである。
施解錠装置メモリ22は、施解錠装置CPU23により書込(記憶)/読出制御され、暗証番号入力装置3の番号入力部30にて設定され、無線信号で自装置に送信されてくる施解錠番号を受信し、電気錠10の施解錠操作が有効又は無効であるかの判別を行うための暗証番号として記憶するものであり、例えば、RAM、EEPROM等の各種の記憶媒体が好適とされる。
施解錠装置CPU23は、施解錠装置2の構成各部を制御するためのものであり、具体的な制御としては、電気錠10の施解錠操作時に暗証番号入力装置3の番号入力部30にて入力され、無線信号で自装置に送信されてくる施解錠番号と施解錠装置メモリ22に予め記憶されている暗証番号とを比較し、電気錠10の施解錠操作が有効又は無効であるかの判別を行うことができる。また、施解錠装置CPU23は、電気錠10の施解錠操作が有効であると判別したときにのみ電気錠制御部21を制御し、電気錠10を施解錠させることができる。
扉側施解錠装置I/F24は、扉ラインL1から扉開閉検出部20への信号伝送路を形成するためのものである。また、電気錠側施解錠装置I/F25は、電気錠制御部21から電気錠ラインL2への信号伝送路を形成するためのものである。さらに、施解錠装置無線I/F26は、暗証番号入力装置3の入力装置無線I/F34から無線通信で送信されてくる無線信号を受信し、受信した無線信号を(電気信号である)施解錠番号に信号処理して、施解錠装置CPU23に送出するためのものである。
施解錠装置電源部25は、施解錠装置2の構成各部への動作電源を生成するためのものであり、例えば、商用電源を整流・平滑して直流電源を生成する当該電源部、或いは電池(一次電池、二次電池)が好適とされる。
このように構成された本発明の実施例による電気錠施解錠システムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。
最初に、図1において、玄関扉1に設置された電気錠10を、暗証番号入力装置3を使用して施解錠するにあたっては、その前提として、電気錠10を施解錠するための施解錠番号A0の設定を行い、この施解錠番号A0を、電気錠10の施解錠操作が有効又は無効であるかの判別を行うための暗証番号A1として、入力装置メモリ31及び施解錠装置2の施解錠装置メモリ22にそれぞれ記憶する必要がある。なお、電気錠10が有する性質としては、玄関扉1が開状態であるときに解錠され、開状態から閉扉状態になると自動的に施錠される性質を有しているものとする。
ここで、暗証番号入力装置3の使用者による番号入力部30の設定操作をもとに、電気錠10を施解錠するための施解錠番号A0が入力されると、この施解錠番号A0は、入力装置CPU33の制御により、暗証番号A1として入力装置メモリ31に記憶されるとともに、入力装置無線I/F34にて無線信号S1aに信号処理された後、施解錠装置2の施解錠装置無線I/F26に無線通信で送信される。
施解錠装置2の施解錠装置無線I/F26は、暗証番号入力装置3の入力装置無線I/F34から無線通信で送信されてきた無線信号S1aを受信し、電気信号である施解錠番号A0に信号処理する。この施解錠番号A0は、施解錠装置CPU23の制御により、暗証番号A1として施解錠装置メモリ22に記憶される。
次に、前述の暗証番号A1を、施解錠装置2の施解錠装置メモリ22及び暗証番号入力装置3の入力装置メモリ31にそれぞれ記憶させた後の第1乃至第4の各動作について説明する。
第1の動作として、例えば、居住者が住戸外に出て外出先へと向かうにあたり、住戸内側から玄関扉1を開けると、電気錠10が施錠状態から解錠状態に切り換えられ、施解錠装置2の扉開閉検出部20は、扉側施解錠装置I/F24、扉ラインL1を経由して、玄関扉1が閉状態から開状態に移行されたことを検出し、その旨の検出信号S2aを施解錠装置CPU23に送出する。
この後、玄関扉1が閉められると、施解錠装置2の扉開閉検出部20は、扉側施解錠装置I/F24、扉ラインL1を経由して、玄関扉1が開状態から閉状態に移行されたことを検出し、その旨の検出信号S3aを施解錠装置CPU23に送出する。この検出信号S3aを検出した施解錠装置CPU23は、電気錠制御部21を制御して、解錠状態である電気錠10を施錠するための施錠制御信号S4aを生成させる。
また、施解錠装置2の電気錠制御部21にて生成された施錠制御信号S4aは、電気錠側施解錠装置I/F25、電気錠ラインL2を経由して電気錠10に伝送されることにより、電気錠10を施錠状態に制御することができる。
次に、第2の動作として、例えば、外出先から住戸内に帰宅しようとする居住者が、暗証番号入力装置3の番号入力部30にて電気錠10を解錠させるための正規な施解錠番号、すなわち、施解錠番号A0を入力すると、入力装置CPU33は、入力された施解錠番号A0と入力装置メモリ31に予め記憶されている暗証番号A1との一致を判別して、その旨の判別情報、すなわち、電気錠10の解錠操作が有効であることを表示部32に表示させることができる。また、入力装置CPU33は、入力された施解錠番号A0を、入力装置無線I/F34にて無線信号S5aに信号処理した後、施解錠装置2の施解錠装置無線I/F26に無線通信で送信する。
施解錠装置2の施解錠装置無線I/F26は、暗証番号入力装置3の入力装置無線I/F34から無線通信で送信されてきた無線信号S5aを受信し、電気信号である施解錠番号A0に信号処理して施解錠装置CPU23に送出する。ここで、施解錠装置CPU23は、入力された施解錠番号A0と施解錠装置メモリ22に予め記憶されている暗証番号A1との一致を判別し、電気錠制御部21を制御して、施錠状態である電気錠10を解錠するための解錠制御信号S6aを生成させる。この解錠制御信号S6aは、前述の施錠制御信号S4aと同一の信号伝送路を経由して電気錠10に伝送され、電気錠10を解錠させることにより、解錠操作を行った居住者は、解錠された電気錠10が設置されている玄関扉1を開けて住戸内に帰宅することができる。
また、玄関扉1を開けて住戸内に帰宅した居住者が、住戸内側から玄関扉1を閉めると、住戸内側から玄関扉1を開けた後、玄関扉1を住戸外側から閉めた前述の第1の動作と同様、施解錠装置2の電気錠制御部21にて生成された施錠制御信号S4aが電気錠10に送出されることにより、電気錠10を施錠状態に制御することができる。
なお、第2の動作によれば、前述までの説明から明らかなように、施解錠装置2の施解錠装置CPU23による照合結果と暗証番号入力装置3の入力装置CPU33による照合結果とがそれぞれ一致することがトリガとなり、施解錠装置CPU23による電気錠制御部21の制御で電気錠10を施解錠させることができる。
次に、第3の動作として、住戸内に侵入しようとする居住者ではない悪意ある人物、例えば、電気錠10を解錠させるための正規な施解錠番号A0を知り得ない泥棒等の不審者が、不正な施解錠番号A10を作為的に変更し、暗証番号A11として暗証番号入力装置3の入力装置メモリ31に予め記憶させた場合において、この不審者が、不正な施解錠番号A10を番号入力部30にて入力すると、入力装置CPU33は、入力された施解錠番号A10と入力装置メモリ31に予め記憶されている暗証番号A11との一致を判別して、その旨の判別情報、すなわち、電気錠10の解錠操作が有効であることを表示部32に表示させることができる。また、入力装置CPU33は、入力された施解錠番号A10を、入力装置無線I/F34にて無線信号S7aに信号処理した後、施解錠装置2の施解錠装置無線I/F26に無線通信で送信する。
施解錠装置2の施解錠装置無線I/F26は、暗証番号入力装置3の入力装置無線I/F34から無線通信で送信されてきた無線信号S7aを受信し、電気信号である施解錠番号A10に信号処理して施解錠装置CPU23に送出する。ここで、施解錠装置CPU23は、入力された施解錠番号A10と施解錠装置メモリ22に予め記憶されている暗証番号A1との不一致を判別し、電気錠10の施錠状態を保持することができる。この制御により、泥棒等の不審者が正規な施解錠番号A0とは異なる不正な施解錠番号A10を作為的に変更し、暗証番号入力装置3の入力装置CPU33による照合結果が一致した場合であっても、施解錠装置2の施解錠装置CPU23による照合結果が不一致となり電気錠10の施錠状態が保持されるため、不審者による住戸内への侵入を未然に防止することができ防犯性が高められる。
次に、第4の動作として、前述の第3の動作と同様、泥棒等の不審者が正規な施解錠番号A0とは異なる不正な施解錠番号A10を作為的に変更し、暗証番号A11として暗証番号入力装置3の入力装置メモリ31に予め記憶させた場合において、外出先から住戸内に帰宅しようとする居住者が暗証番号入力装置3の番号入力部30にて電気錠10を解錠させるための正規な施解錠番号A0を入力すると、入力装置CPU33は、入力された施解錠番号A0と入力装置メモリ31に予め記憶されている暗証番号A10との不一致を判別して、その旨の判別情報、すなわち、電気錠10の解錠操作が無効であることを表示部32に表示させることができる。この制御により、外出先から住戸内に帰宅しようとする居住者は、電気錠10を施解錠させるための正規な施解錠番号A0とは異なる不正な施解錠番号A10が泥棒等の不審者により作為的に変更され、入力装置メモリ31に暗証番号A10として記憶されていることを容易に確認できる。また、入力装置CPU33は、入力された施解錠番号A0を、前述の第2の動作と同様な信号伝送路を経由して、施解錠装置の施解錠装置2の施解錠装置CPU23に送出する。ここで、施解錠装置CPU23は、入力された施解錠番号A0と施解錠装置メモリ22に予め記憶されている暗証番号A1との一致を判別し、電気錠制御部21を制御して解錠制御信号S6aを生成させ、前述の第2の動作と同様、施錠状態である電気錠10を解錠することにより、解錠操作を行った居住者は、解錠された電気錠10が設置されている玄関扉1を開けて住戸内に帰宅することができる。
なお、第4の動作によれば、前述までの説明から明らかなように、施解錠装置2の施解錠装置CPU23による照合結果と暗証番号入力装置3の入力装置CPU33による照合結果とのうち、入力装置CPU33による照合結果が不一致となった場合であっても、施解錠装置CPU23による照合結果が一致してトリガとなり、施解錠装置CPU23による電気錠制御部21の制御で電気錠10を施解錠させることができる。
前述までの説明から明らかなように、本発明の実施例による電気錠施解錠システムによれば、玄関扉1に設置されている電気錠10の施解錠操作のために必要とされる携行機器として、背景技術に記載した無線リモコン等の電子キーを使用せずとも、当該施解錠操作が行われる暗証番号入力装置3の入力装置CPU33における施解錠番号と暗証番号との照合結果を操作者である居住者に報知することができるばかりでなく、悪意のある泥棒等の不審者による施解錠操作を無効にすることで防犯性を高めることができる。
次に、本発明の実施例による電気錠施解錠システムにおいては、施解錠装置2の施解錠装置CPU23による電気錠制御部21の制御で施解錠される当該電気錠として、玄関扉1が開状態であるときに解錠され、開状態から閉扉状態になると自動的に施錠される性質を有する電気錠10を適用し、解錠させる動作について説明したが、この性質を有する当該電気錠に限定されるものではない。例えば、玄関扉1が開状態であるときに解錠されるものの、開状態から閉扉状態になる場合であっても自動的に施錠されない性質を有する電気錠10を適用するにあたっては、住戸内に出た居住者が、暗証番号入力装置3の番号入力部30にて電気錠10を施錠させるための正規な施解錠番号、すなわち、施解錠番号A0を入力することにより、電気錠10を施錠させる動作を行うこともできる。
なお、本発明の実施例による電気錠施解錠システムにおいては、施解錠装置2に無線信号を送信して無線通信を行い、電気錠1を施解錠するための機器として、暗証番号入力装置3のみを適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、背景技術に記載した特許文献1の無線リモコン等の電子キーも併用することができる。この電子キーを使用するにあたっては、所定のID番号を施解錠装置2の施解錠装置メモリ22に予め記録させておく必要がある。
最後に、本発明の電気錠施解錠システムにおいては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成の電気錠施解錠システムであっても採用できるということはいうまでもないことである。
本発明の実施例による電気錠施解錠システムの具体的な構成を示すブロック図。
符号の説明
1……玄関扉(扉)
2……施解錠装置
22……施解錠装置メモリ
23……施解錠装置CPU
3……暗証番号入力装置
30……番号入力部
31……入力装置メモリ
32……表示部
33……入力装置CPU
10……電気錠

Claims (4)

  1. 扉(1)の電気錠(10)を施解錠するための施解錠装置(2)と、前記施解錠装置に無線信号を送信して無線通信を行い、前記電気錠を施解錠するための暗証番号入力装置(3)とが設けられ、
    前記暗証番号入力装置には、前記電気錠を施解錠するための施解錠番号を設定する番号入力部(30)と、前記番号入力部にて設定された前記施解錠番号を暗証番号として記憶するための入力装置メモリ(31)と、前記電気錠の施解錠操作時に前記番号入力部にて入力される施解錠番号と前記入力装置メモリに予め記憶されている暗証番号とを照合し、前記施解錠操作が有効又は無効であるかの判別を行うための入力装置CPU(33)とを備え、
    前記施解錠装置には、前記暗証番号入力装置の番号入力部にて設定され、無線通信で伝送されてくる前記施解錠番号を前記暗証番号として記憶するための施解錠装置メモリ(22)と、前記電気錠の施解錠操作時に前記番号入力部にて入力され、無線通信で伝送されてくる施解錠番号と前記施解錠装置メモリに予め記憶されている暗証番号とを照合し、前記施解錠操作が有効又は無効であるかの判別を行うための施解錠装置CPU(23)とを備えたことを特徴とする電気錠施解錠システム。
  2. 前記施解錠装置の施解錠装置CPUは、前記暗証番号入力装置の入力装置CPUによる照合結果と当該施解錠装置CPUによる照合結果とのうち、少なくとも当該施解錠装置CPUによる照合結果が一致したときに前記電気錠を施解錠することを特徴とする請求項1記載の電気錠施解錠システム。
  3. 前記施解錠装置の施解錠装置CPUは、前記暗証番号入力装置の入力装置CPUによる照合結果と当該施解錠装置CPUによる照合結果とがそれぞれ一致したときに前記電気錠を施解錠することを特徴とする請求項1記載の電気錠施解錠システム。
  4. 前記暗証番号入力装置には、前記入力装置CPUの照合結果を表示するための表示部(32)を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項記載の電気錠施解錠システム。
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