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JP2009034926A - 樹脂パターン形成方法 - Google Patents

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resin
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Kenji Hiratsuka
健二 平塚
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】 歩留まりの向上が図られた樹脂パターン形成方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る樹脂パターン形成方法によれば、モールド10が基板20に押し付けられた際、凸パターン12よりも高さの高いスペーサ部14が基板20に当接する。そのため、凸パターン12の密集度に関わらずに、均一な荷重負荷を実現することができる。その結果、所望の樹脂パターン30Aを高い確度で得ることができ、高い歩留まりが実現される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ナノインプリント法を用いた樹脂パターン形成方法に関する。
近年、ナノインプリント法を用いて、基板表面に微細パターンを形成する方法の研究が進められている。ナノインプリント法は、例えば、下記非特許文献1,2に開示されている。
一般的なナノインプリントは、図10に示す手順に沿っておこなわれる。すなわち、図10(a)に示すように、まずはステージS上に設置された基板120の表面に、均一厚さのモノマー樹脂130をスピン塗布する。次に、図10(b)に示すように、転写パターンが形成されたモールド110を、上記基板120に平行になるようにヘッドHで保持した状態で、基板120に徐々に押し付けていく。そして、モールド110を基板120に押し付けた状態で、熱や光などにより基板表面の樹脂130を硬化させる。最後に、図10(c)に示すように、ヘッドHを上昇させてモールド110を基板120から離すことにより、ナノインプリント法を用いた基板表面へのパターン130Aの形成が完了する。
このようなパターニング形成においては、高い歩留まりを実現するために、基板120とモールド110とが高い精度で平行にする必要がある。そこで、モールド110の凸パターンの先端部それぞれを基板表面に当接させることで、基板120とモールド110とを平行にする技術が研究されている。
S.Y. Chou,P.R. Krauss and P.J.Renstrom, "Imprint of sub-25 nm vias and trenches inpolymers",Applied Physics Letters, vol.96, 1995,pp.3114-3116. S.Y. Chou,P.R. Krauss and P.J.Renstrom, "Nanoimprint Lithography", J.Vac.Sci.Technol. vol.B14,1996,pp.4129-4133.
前述した従来の樹脂パターン形成方法には、次のような課題が存在している。すなわち、モールドのパターンの先端部が基板表面に当接するようにモールドを基板に密着させた場合、一般にパターンの密集度は領域ごとに異なっているため、均一な荷重負荷が非常に困難であり、歩留まりの低下を招いてしまうという問題があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、歩留まりの向上が図られた樹脂パターン形成方法を提供することを目的とする。
本発明に係る樹脂パターン形成方法は、ナノインプリント法により、基板上に樹脂パターンを形成する樹脂パターン形成方法であって、基板の表面を、樹脂パターンとなるべき樹脂で覆う工程と、基板と対向する側の面に凸パターンと凸パターンよりも高いスペーサ部とが形成されたモールドを、基板に押し付けて、スペーサ部を基板に当接させる工程と、モールドを基板に押し付けた状態で樹脂を硬化させる工程と、モールドを基板から離間させて、樹脂パターンを得る工程とを含む。
この樹脂パターン形成方法においては、モールドが基板に押し付けられた際、凸パターンよりも高いスペーサ部が基板に当接する。そのため、凸パターンの密集度に関わらずに、均一な荷重負荷を実現することができる。その結果、所望の樹脂パターンを高い確度で得ることができ、高い歩留まりが実現される。その上、凸パターンを基板に当接させる必要がないため、パターン深さの自由度が高くなっている。
また、スペーサ部が凸パターンの周囲に複数設けられている態様でもよく、スペーサ部が凸パターンの周囲を囲むように環状に設けられている態様でもよい。
さらに、モールドには、凸パターンが形成されたパターン形成領域が複数設けられており、スペーサ部は複数のパターン形成領域の間に介在するように設けられている態様でもよい。
本発明によれば、歩留まりの向上が図られた樹脂パターン形成方法が提供される。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するにあたり最良と思われる形態について詳細に説明する。なお、同一又は同等の要素については同一の符号を付し、説明が重複する場合にはその説明を省略する。
以下では、ナノインプリント法を利用して半導体レーザを作製する方法について説明する。
ナノインプリント法では、所定のモールドを用いて基板上に樹脂パターンを形成するが、本実施形態では、図1〜図3に示すモールド10を用いる。このモールド10は、例えば石英で構成されており、図1に示すように略円板状の形状を有している。
モールド10の主面10aの中央領域には、複数の凸パターン12がマトリクス状に規則的に配置されている。各凸パターン12は、図2に示すように、平行に並ぶ同一長さの複数のパターン12aで構成されており、およそ300μmだけ離間させて設けられている。なお、図1においては、12組の凸パターン12が3×4のマトリクス状に配列されている態様を示しているが、配列態様は適宜変更することができ、およそ100×100のマトリクス状に配列する態様であってもよい。
また、凸パターン12の各パターン12aの長さはおよそ30μm、ピッチはおよそ240nmとなっている。さらに、凸パターン12は、図3に示すように、断面が矩形波状となっており、各パターン12aは主面10aからの高さ(d)が同一(例えば140nm)となっている。
また、モールド10の周端部には、その周縁に沿うように、3つの円弧帯状のスペーサ部14が設けられている。3つのスペーサ部14は、同一形状を有しており、等間隔で配置されている。各スペーサ部14の主面10aからの高さ(d)は同一であり、上述した凸パターン12のパターン高さdよりも高くなっている(すなわち、d>d)。
続いて、上記モールド10を用いてパターニングされる基板20について、図4を参照しつつ説明する。
基板20は、オリエンタルフラットを有する半導体エピウェハであって、複数の半導体層を含む多層構造となっている。具体的には、最下層のInP基板21の上に、下から順にn型クラッド層22、活性層23、p型回折格子層24、SiO層25が積層されて形成されている。
InP基板21は、例えば、その厚さが350μm、キャリア濃度が約1.0×1018cm−3となっており、下記の半導体層22,23,24が有機金属気相成長法(OMVPE)により成長されている。
n型クラッド層22は、InP層であって、例えば、その厚さが0.55μm、キャリア濃度が約8.0×1017cm−3となっている。活性層23は、InGaAsP系化合物半導体で構成された層であって、その構造は、単一の半導体層からなる構造、単一の量子井戸構造、多重量子井戸構造等から適宜選択可能である。回折格子層24は、後述の回折格子が形成されるInGaAsP層であって、その厚さが0.5μm、キャリア濃度が約5.0×1017cm−3となっている。
SiO層25は、プラズマCVDによって、回折格子層24の上に厚さ30nmで形成されている。
そして、基板20上に樹脂パターンを形成する際には、基板20上に感光性の樹脂30がスピン塗布される。この樹脂30としては、例えば、東洋合成工業のPAK−01が利用可能である。
次に、上述したモールド10を用いて、基板20上に樹脂パターンを形成する手順について、図5を参照しつつ説明する。
まず、図5(a)に示すように、ナノインプリントをおこなうステージS上に基板20を設置すると共に、その基板20に平行に対面するようにモールド10をヘッドHで保持して、モールド10の主面10aを基板20に向けて配置する。
次に、基板20とモールド10とを平行に保持しつつヘッドHを下降させて、図5(b)に示すように、モールド10を基板20に所定の圧力(例えば、13MPa)で押し付ける。このとき、モールド10の基板20と対向する側の面(主面)10aに形成されたスペーサ部14が基板20に当接する。この押し付けによって、モールド10に形成された凸パターン12が基板20上の樹脂30に転写され、樹脂30の上面に凸パターンの逆パターン(いわゆる、ネガパターン)が形成される。なお、ヘッドHの調整によってモールド10と基板20とを厳密に平行にすることは非常に困難であり、上記押し付け過程では、いずれかのスペーサ部14がまず基板20に当接し、さらに押圧力を増していくと、3つ全てのスペーサ部14が基板20に当接して、モールド10と基板20とが平行となる。このとき、凸パターン12は基板20に当接しないため、その機械的損傷を回避することができる。
そして、モールド10を基板20に押し付けた状態で、モールド10の凸パターン12に樹脂30が流動して圧力が安定するのを待ち、その後に樹脂30に紫外線を照射して、樹脂30を硬化させる。それにより、上記ネガパターンが形成された樹脂パターン30Aが形成される。
最後に、図5(c)に示すように、ヘッドHを上昇させて、基板20からモールド10を離間させて、基板20上への樹脂パターン30Aの形成が完了する。
続いて、以上のようにして形成した樹脂パターン30Aを用いて、回折格子層24の回折格子を形成する手順を、図6を参照しつつ説明する。
図6(a)のように基板20のSiO層25上に樹脂パターン30Aを形成した後、図6(b)に示すように、Oプラズマにより残膜の除去処理をおこない、樹脂パターン30Aの凹部に対応する領域のSiO層25を露出させる。そして、CFガスを用いて反応性イオンエッチング(RIE)をおこない、図6(c)に示すように、SiO層25の露出領域を部分的に除去する。さらに、図6(d)に示すように、Oプラズマによって、残った樹脂パターン30Aを除去する。
次に、図6(e)に示すように、パターン成形されたSiO層25をマスクとして、メタン・水素ガスのRIEで回折格子層24を深さ40nmだけエッチング除去する。そして、図6(f)に示すように、マスクとして用いたSiO層25をフッ酸で除去する。さらに、硫酸と過酸化水素水の混合水溶液で回折格子層24表面をわずかにエッチングした後、その上に、p型クラッド層26、p型キャップ層27、シリコン系無機絶縁層(SiO層)28、感光性レジスト層29を順次形成する。
ここで、クラッド層26は、InPで構成されており、その厚さが0.4μm、キャリア濃度が8.0×1017cm−3となっており、キャップ層27はInGaAsで構成されており、その厚さが0.2μm、キャリア濃度が2.0×1017cm−3となっている。
以上により、InP基板21上に、n型クラッド層22、活性層23、p型回折格子層24、p型クラッド層26、p型キャップ層27、無機絶縁層28、感光性レジスト層29が順次積層された積層基板40が得られる。
続いて、上記積層基板40を用いてメサ型半導体レーザを作製する手順を、図7を参照しつつ説明する。
図7(a)に示す積層基板40のレジスト層29に対し、所定パターンを有するフォトマスクを用いて露光及び現像をおこない、回折格子層24の回折格子の並び方向に延びるストライプ状レジスト層29aを得る(図7(b)参照)。次に、ストライプ状レジスト層29aをマスクとして絶縁層28のエッチングをおこなってストライプ状絶縁層28aを得ると共に、ストライプ状レジスト層29aを除去する(図7(c)参照)。さらに、ストライプ状絶縁層28aをマスクとして、InP基板21が露出するまで、例えば、ブロムメタノール等を用いてエッチングをおこない、半導体メサ40aを形成する(図7(d)参照)。
そして、半導体メサ40aが形成された積層基板40を有機金属気相成長炉内に入れて、ストライプ状絶縁層28aを選択成長マスクとして使用し、メサ側面に電流阻止層(埋め込み層)41,42,43を形成する(図7(e)参照)。この電流阻止層は、p型InP層41、n型InP層42及びp型InP層43によって構成される。ここで、p型InP層41は、その厚さが1000nm、キャリア濃度が1.0×1018cm−3であり、n型InP層42は、その厚さが1000nm、キャリア濃度が1.8×1018cm−3であり、p型InP層43は、その厚さが200nm、キャリア濃度が1.0×1018cm−3である。なお、上記電流阻止層41,42,43において、p型不純物はZnであり、n型不純物はSiである。
その後、積層基板40を有機金属気相成長炉から取り出し、ストライプ状絶縁層28aをフッ酸水溶液で除去して、さらに、キャップ層27をリン酸と過酸化水素水の混合水溶液を用いて選択的にエッチング除去する。そして、再び、積層基板40を有機金属気相成長炉に入れて、p型InPクラッド層44及びp型InGaAsコンタクト層45を成長させる(図7(f)参照)。ここで、p型InPクラッド層44は、その厚さが1.6μmであり、キャリア濃度が1.5×1018cm−3であり、p型InGaAsコンタクト層45は、その厚さが0.52μm、キャリア濃度が1.5×1019cm−3である。なお、電流阻止層41,42,43及びコンタクト層45の成長は650℃でおこなう。
さらに、コンタクト層45の上に、後にオーミックコンタクトさせるための開口部を半導体メサ40aに対応する領域に有する絶縁層46を形成する。そして、フォトリソ及びリフトオフにより、パターニングされた電極層47を蒸着して形成する(図7(g)参照)。最後に、基板21の裏面を研磨して、厚さ100μmの電極層48を形成し、半導体レーザ50の作製が完了する。
以上で詳細に説明したとおり、半導体レーザ50は、ナノインプリント法を利用して作製される。このとき、まず、基板20の表面が、樹脂パターン30Aとなるべき樹脂30で覆われる。そして、基板20と対向する側の面(主面)10aに凸パターン12とスペーサ部14とが形成されたモールド10が、基板20に押し付けられて、スペーサ部14が基板20に当接される。さらに、モールド10が基板20に押し付けられた状態で樹脂30が硬化され、最後に、モールド10を基板20から離間させて、樹脂パターン30Aが得られる。
モールド10の凸パターン12の密集度が領域ごとに異なっているため、従来技術では、均一な荷重負荷が非常に困難であり、歩留まりが低下する問題があった。
ところが、上述の樹脂パターン形成方法によれば、モールド10が基板20に押し付けられた際、凸パターン12よりも高さの高いスペーサ部14が基板20に当接する。そのため、凸パターン12の密集度に関わらずに、均一な荷重負荷を実現することができる。その結果、所望の樹脂パターン30Aを高い確度で得ることができ、高い歩留まりが実現される。
その上、凸パターン12を基板に当接させる必要がないため、パターン深さの自由度が高くなっている。つまり、スペーサ部14により高い平行度を実現しつつ、樹脂30の厚さより浅いパターンを形成したり、深さの異なるパターンを同一パターン内に形成したりすることができる。
上述した実施形態においては、パターン12aが同一周期で240nm間隔で並んでいる例を挙げて説明したが、位相シフト構造や周期が変調している構造のパターンに適宜変更してもよい。
なお、上述した実施形態においては、モールド10の寸法と基板20の寸法とが略同一である場合について説明したが、図8に示すように、基板20の寸法に比べて小さい寸法のモールド10を用いて、複数回に分けて樹脂パターン30Aの形成をおこなってもよい。基板側の表面凹凸が大きい場合に、このように小さく分割してインプリントすることで、基板表面の凹凸の影響が抑えられ、より均一なパターンを得ることができる。
上述したように、スペーサ部14は凸パターン12の周囲に複数設けられている態様の他、図9に示すような態様であってもよい。具体的には、スペーサ部14は、凸パターン12の周囲を囲むような円環状(図9(a)参照)や多角形環状(図9(b)参照)であってもよい。また、スペーサ部14は、複数の凸パターン12の形成領域の間に介在するように、複数のスリット状(図9(c)参照)や十字状(図9(d)参照)であってもよい。
本発明の実施形態に係るモールドを示した図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のα−α線断面図を示している。 図1のモールドに形成された凸パターンを示した図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の拡大図である。 図1のモールドに形成された凸パターンを示した図であり、(a)は側面図、(b)は(a)の拡大図である。 本発明の実施形態に係る基板を示した図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 図1のモールドを用いて、図4の基板上に樹脂パターンを形成する手順を示したフロー図である。 図4の基板上に形成された樹脂パターンを用いて回折格子層に回折格子を形成する手順を示したフロー図である。 図6のフロー図の手順により得られた積層基板から半導体レーザを作製する手順を示したフロー図である。 異なる態様の実施形態を示した図である。 モールドのスペーサ部の異なる態様を示した図である。 従来技術に係る樹脂パターン形成方法の手順を示したフロー図である。
符号の説明
10…モールド、12…凸パターン、14…スペーサ部、20…基板、30…樹脂、30A…樹脂パターン、40…積層基板、50…半導体レーザ。

Claims (4)

  1. ナノインプリント法により、基板上に樹脂パターンを形成する樹脂パターン形成方法であって、
    前記基板の表面を、前記樹脂パターンとなるべき樹脂で覆う工程と、
    前記基板と対向する側の面に凸パターンと前記凸パターンよりも高いスペーサ部とが形成されたモールドを、前記基板に押し付けて、前記スペーサ部を前記基板に当接させる工程と、
    前記モールドを前記基板に押し付けた状態で前記樹脂を硬化させる工程と、
    前記モールドを前記基板から離間させて、前記樹脂パターンを得る工程と
    を含む、樹脂パターン形成方法。
  2. 前記スペーサ部が前記凸パターンの周囲に複数設けられている、請求項1に記載の樹脂パターン形成方法。
  3. 前記スペーサ部が前記凸パターンの周囲を囲むように環状に設けられている、請求項1に記載の樹脂パターン形成方法。
  4. 前記モールドには、前記凸パターンが形成されたパターン形成領域が複数設けられており、前記スペーサ部は前記複数のパターン形成領域の間に介在するように設けられている、請求項1に記載の樹脂パターン形成方法。
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