JP2009032660A - 高圧放電ランプ用点灯装置及び照明装置。 - Google Patents
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Abstract
【課題】高圧放電ランプの始動時に高圧パルス電圧を発生するイグナイタ回路を動作させ
ることなく適合か否かを判別できるようにすることである。
【解決手段】点灯回路11は高圧放電ランプ15を点灯するための電力を高圧放電ランプ
15に供給し、その点灯回路11の出力端にイグナイタ回路16の入力端が接続され、イ
グナイタ回路16は高圧放電ランプ15の始動時に高圧パルス電圧を発生する。そのイグ
ナイタ回路16の入力端子間に検出用素子17が並列的に接続され、検出用素子17はイ
グナイタ回路16の電気特性を検出し、判別回路22は検出用素子17で検出された検出
信号に基づいて、イグナイタ回路16と点灯回路11との適合性を判別する。
【選択図】図1
ることなく適合か否かを判別できるようにすることである。
【解決手段】点灯回路11は高圧放電ランプ15を点灯するための電力を高圧放電ランプ
15に供給し、その点灯回路11の出力端にイグナイタ回路16の入力端が接続され、イ
グナイタ回路16は高圧放電ランプ15の始動時に高圧パルス電圧を発生する。そのイグ
ナイタ回路16の入力端子間に検出用素子17が並列的に接続され、検出用素子17はイ
グナイタ回路16の電気特性を検出し、判別回路22は検出用素子17で検出された検出
信号に基づいて、イグナイタ回路16と点灯回路11との適合性を判別する。
【選択図】図1
Description
本発明は、高圧放電ランプを点灯する高圧放電ランプ用点灯装置及び照明装置に関する。
一般に、高圧放電ランプは、グロー放電からアーク放電に転移して放電を開始する特性を有する。そのため、グロー放電を開始させるために高圧パルス電圧を印加する必要があり、また、グロー放電からアーク放電転移のためにグロー放電を開始させる電圧よりは比較的低い電圧を所定時間にわたって印加する必要がある。そして、一般的には、グロー放電を開始させるためにイグナイタ回路が用いられている。従って、高圧放電ランプを適正に点灯するにあたっては、イグナイタ回路が点灯回路に適合するものであるか否かを判別することが必要となる。
ここで、定格の異なる放電ランプの誤装着を防止するための放電ランプを判別するものとしては、点灯時の電気的特性を検出して放電ランプのランプ電力を検出するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−106088号公報
しかし、特許文献1のものでは、放電ランプを点灯してみなければ放電ランプの判別をすることができないものであるので、例えば、高圧放電ランプ用点灯装置は検出のために初め低い電力で点灯しなければならず、光束の立ち上がりが遅くなるなどの課題がある。
また、放電ランプ端子間に電気的特性を検出する検出用素子を設ける場合には、その検出用素子には、始動時の高圧パルス電圧に耐えられる性能が要求される。
近年、高圧放電ランプを再始動したい要望や、比較的始動電圧が高い無水銀高圧ランプの開発があり、これらには、例えば20kV以上の高圧パルス電圧を高圧ランプに印加する必要がある。このように始動電圧が高くなると、これに耐えられる検出用素子を見つけるのが困難になる。また、高圧パルス電圧が必要な場合に、高圧放電ランプとイグナイタ回路との間の配線長によって、高圧パルス電圧が減衰してしまうという課題もある。
本発明の目的は、高圧放電ランプの始動時に高圧パルス電圧を発生するイグナイタ回路を動作させることなく適合か否かを判別できる高圧放電ランプ用点灯装置及び照明装置を提供することである。
請求項1の発明に係わる高圧放電ランプ用点灯装置は、高圧放電ランプを点灯するための電力を前記高圧放電ランプに供給する点灯回路と;前記点灯回路の出力端に入力端が接続され、前記高圧放電ランプの始動時に高圧パルス電圧を発生するイグナイタ回路と;前記イグナイタ回路の入力端子間に並列的に接続され、前記イグナイタ回路の電気特性を検出する検出用素子と;前記検出用素子で検出された検出信号に基づいて前記イグナイタ回路と前記点灯回路との適合性を判別する判別回路と;を具備したことを特徴とする。
本発明および以下の発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は以下による。高圧放電ランプは、水銀ランプ、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプなどを示し、また、発光管にアルミナ管を用いたセラミック放電ランプも含む。
点灯回路は直流電源からの直流を交流電力に変換して出力するものである。イグナイタ回路は高圧放電ランプの始動時に高圧パルス電圧を発生する回路であり、例えば、数kV〜数十kVの電圧を発生し高圧放電ランプにグロー放電を起こさせるものである。イグナイタ回路の電気特性とは、例えば、高圧放電ランプが点灯した状態で高圧放電ランプに供給可能な電流値がいくらであるかを示す電気特性である。
イグナイタ回路と点灯回路との適合性とは、例えば、高圧放電ランプが定格電力で点灯した状態でイグナイタ回路が高圧放電ランプに供給可能な電流値と、点灯回路が高圧放電ランプに供給可能な電流値とが一致することをいう。検出用素子は、点灯回路からの直流電圧が印加されたときに流れる電流に基づく分圧電圧を電気特性として検出する素子であり、例えば、抵抗またはコンデンサである。
また、検出用素子としては、抵抗値を選択することが好適である。これは、検出用素子は、点灯回路からの直流電圧が印加されたときに流れる電流に基づく分圧電圧を電気特性として検出する素子であるので、過渡的な電流しか流さないコンデンサよりも抵抗器の方が適しているためである。
請求項2の発明に係わる高圧放電ランプ用点灯装置は、請求項1の発明において、前記点灯回路は、起動時に前記イグナイタ回路の動作可能電圧未満の検出用出力電圧を検出用素子に印加し、前記判別回路は検出用出力電圧が印加された状態で前記検出用素子で検出された検出信号に基づいて前記イグナイタ回路と前記点灯回路との適合性を判別することを特徴とする。
イグナイタ回路の動作可能電圧未満の検出用出力電圧とは、イグナイタ回路が高圧パルス電圧を発生しない範囲の電圧をいう。検出用素子で検出された検出信号とは、点灯回路からの電圧が印加されたときに流れる電流に基づく分圧電圧である。
請求項3の発明に係わる高圧放電ランプ用点灯装置は、請求項2の発明において、前記点灯回路は、前記検出用素子で検出された検出信号に応じて、前記高圧放電ランプに供給する出力電力を最適に調整することを特徴とする。
「高圧放電ランプに供給する出力電力を最適に調整する」とは、点灯回路及びイグナイタ回路が高圧放電ランプに供給可能な電流値の範囲内で検出結果に応じ、高圧放電ランプに点灯用の電力を制御して供給することをいう。
請求項4の発明に係わる高圧放電ランプ用点灯装置は、請求項1ないし3いずれか一記載の発明において、前記点灯装置は、高圧放電ランプがソケットに着脱されることにより状態が可変する前記検出用素子と直列に接続されたスイッチ素子を有し、前記判別回路は、前記スイッチ素子が前記ランプがソケットに装着された状態に応じて動作することに起因して生じる前記検出用素子からの検出値に基づいて前記ランプの装着状態を検出し、装着状態が検出されると適合性を判別することを特徴とする。
本発明は、判別回路の動作よりも高圧放電ランプの装着状態の検出を優先させるものであり、このように構成することによって、高圧放電ランプが未装着状態においては、少なくともイグナイタ回路を動作させることがない。そして、検出用素子を高圧放電ランプの装着を検出するためにも用いることができるため、新たな部材を追加することなく高圧放電ランプの装着検出機能を追加することができる。さらに、イグナイタ回路の入力端子間に並列的に接続された検出用素子にスイッチ素子を接続する構成であるため、高圧放電ランプの装着を検出するための特別な配線を用いることない。
請求項5の発明に係わる照明装置は、前記請求項1乃至4のいずれか一記載の高圧放電ランプ用点灯装置のイグナイタ回路及び検出用素子を口金に内蔵した高圧放電ランプと;前記高圧放電ランプの口金と接続されるソケットと;前記ソケットに電気的に接続される前記請求項1乃至5のいずれか一記載の高圧放電ランプ用点灯装置の点灯回路及び判別回路と;を具備したことを特徴とする。
本発明は、イグナイタ回路を口金に内蔵し、イグナイタ回路が発生する高圧パルス電圧をイグナイタ回路と口金との間に印加しなくてもよい照明装置を提供するものである。
請求項6の発明に係わる照明装置は、前記請求項1乃至3のいずれか一記載の高圧放電ランプ用点灯装置のイグナイタ回路及び検出用素子を内蔵し、さらに請求項4記載のスイッチ素子が配設されたソケットと; 前記ソケットに電気的に接続される前記請求項1乃至3のいずれか一記載の高圧放電ランプ用点灯装置の点灯回路及び請求項4記載の判別回路と;を具備したことを特徴とする。
本発明は、ソケットと点灯回路との間を接続する配線において、特別な配線を設けなくとも高圧放電ランプの装着を検出することができ、かつ、高圧放電ランプが装着していない状態では適合するイグナイタ回路であっても動作することがない。
請求項1の発明によれば、点灯回路の誤使用によるイグナイタ回路や高圧放電ランプの破壊を防止できる。
請求項2の発明によれば、イグナイタ回路の動作可能電圧未満の検出用出力電圧を印加するので、不要な高圧パルス電圧の発生を防止することができ、高圧放電ランプを点灯させることなくイグナイタ回路の判別をすることができる。
請求項3の発明によれば、点灯回路及びイグナイタ回路が検出結果に応じて高圧放電ランプに適正な電流値の範囲内の点灯用の電力を供給するので、複数の定格電力の高圧放電ランプに対応することができる。
また、請求項4の発明によれば、高圧放電ランプがソケットに装着されている状態で初めてイグナイタ回路の動作を可能とするため、前記ランプを装着する際の安全性を確保することができる。
また、請求項5の発明によれば、イグナイタ回路が発生する高圧パルス電圧をイグナイタ回路と口金との間に印加しなくてもよいので、従来の口金を使用しながら高圧放電ランプを始動または再始動できる。
また、請求項6の発明によれば、ソケットと点灯回路との間を接続する配線において、特別な配線を設けなくとも高圧放電ランプの装着を検出することができ、かつ、高圧放電ランプが装着していない状態では適合するイグナイタ回路であっても動作することがない。
また、請求項6の発明によれば、ソケットと点灯回路との間を接続する配線において、特別な配線を設けなくとも高圧放電ランプの装着を検出することができ、かつ、高圧放電ランプが装着していない状態では適合するイグナイタ回路であっても動作することがない。
図1は本発明の第一実施の形態に係わる高圧放電ランプ用点灯装置の構成図である。点灯装置の点灯回路11には商用電源12から電力が供給される。商用電源12の交流電力は点灯回路11の直流電源部13で直流電力に変換されインバータ回路14に入力される。インバータ回路14は直流電力を高圧放電ランプ15に供給する交流電力に変換するものであり、イグナイタ回路16を介して高圧放電ランプ15に交流電力が供給される。
イグナイタ回路16は、高圧放電ランプ15の始動時に高圧パルス電圧を発生する回路であり、例えば、数kV〜数十kVの電圧を発生し高圧放電ランプ15にグロー放電を起こさせるものである。すなわち、イグナイタ回路16は、点灯回路11のインバータ回路14からの入力電圧を整流回路18で整流して、得られたこの直流電圧がスイッチ素子(ギャップ)19のオン電圧を超えるとトランス20の一次巻線に印加され、トランス20の二次巻線に高圧パルス電圧を出力する。また、イグナイタ回路16の入力端子間には、イグナイタ回路16の電気特性を検出する検出用素子17としての抵抗器が並列的に接続されている。
インバータ回路14は、例えば、FET等の4個のスイッチング素子Q1〜Q4を有しており、これら4個のスイッチング素子Q1〜Q4は制御部21でスイッチング制御される。また、点灯回路11には、イグナイタ回路16の検出用素子17で検出された検出信号に基づいてイグナイタ回路16と点灯回路11との適合性を判別する判別回路22が設けられている。
次に、高圧放電ランプ15の始動時におけるイグナイタ回路16と点灯回路11との適合性の判別の動作について説明する。商用電源12が投入され点灯回路11が起動されると、高圧放電ランプ15の点灯動作に先立ちイグナイタ回路16と点灯回路11との適合性の判別を行う。
まず、点灯回路11のインバータ回路14のスイッチング素子Q1をオンにして、他のスイッチング素子Q2、Q3、Q4はオフさせる。このとき、制御部21は、点灯回路11の出力電圧がイグナイタ回路16の動作可能電圧未満となるように、直流電源部13の出力電圧を制御する。つまり、イグナイタ回路16では、整流回路18の直流電圧がスイッチ素子(ギャップ)19のオン電圧を超えると高圧パルス電圧が出力されるので、このスイッチ素子19がオンする電圧未満の電圧となるように、制御部21は直流電源部13の出力電圧を制御する。なお、高圧放電ランプ15が一旦点灯した後において、高圧放電ランプ15の点灯中の電圧では、一般に、このスイッチ素子19はオンしないような値に選択されている。
イグナイタ回路16のスイッチ素子19がオンする電圧未満の電圧が印加されている状態で、点灯回路11の判別回路22では、点灯回路11の出力の一端(スイッチング素子Q1とは異なる部分)に発生する電圧値を検出する。すなわち、直流電源部13の出力電圧はスイッチング素子Q1−検出用素子17−判別回路22の直列回路に印加されるので、判別回路22により直列回路の分圧電圧を計測することにより検出用素子17の分圧電圧の値を判別することが可能である。
判別回路22では、検出用素子17の分圧電圧値が所定値を満たすか否かでイグナイタ回路16と点灯回路11との適合性を満たすか否かを判別する。例えば、イグナイタ回路16が高圧放電ランプ15に供給可能な電流値と、点灯回路11が高圧放電ランプ15に供給可能な電流値とが一致するか否かで判別される。その電流値に対応する検出用素子17の電圧値が所定値として判別回路22に予め設定されている。
図2は判別回路22での判別基準の説明図である。いま、点灯回路11は100Wの高圧放電ランプ及び70Wの高圧放電ランプに対して、それらの双方に点灯電力を供給できる能力があるとする。そして、例えば、検出用素子17の電圧値が1V〜1.5Vの範囲であるときは、100Wの高圧放電ランプ15を点灯するためのイグナイタ回路16であると判別し、検出用素子17の電圧値が1.5V〜2Vの範囲であるときは、70Wの高圧放電ランプ15を点灯するためのイグナイタ回路16であると判別するものであるとする。
この場合、検出用素子17の電圧値が2Vを超えるとき、あるいは1V未満であるときは、点灯回路11は不適合のイグナイタ回路16が接続されていると判断する。一方、検出用素子17の電圧値が1V〜1.5Vの範囲であるとき、及び1.5V〜2Vの範囲であるときは、適合したイグナイタ回路16が接続されていると判断する。
判別回路22で判別されたイグナイタ回路16と点灯回路11との適合性の判別結果は制御部21に入力され、検出用素子17で検出された検出値が適正な値である場合には、点灯回路11の制御部21は高圧放電ランプ15を始動する動作へ移行する。すなわち、検出用素子17の電圧値が1V〜1.5Vの範囲であるときは、100Wの高圧放電ランプ15を始動するように動作開始し、検出用素子17の電圧値が1.5V〜2Vの範囲であるときは、70Wの高圧放電ランプ15を始動するように動作開始する。このように、点灯回路11は、検出用素子17で検出された検出信号に応じて、高圧放電ランプ15に供給する出力電力を最適に調整する。従って、定格電力の異なる複数の高圧放電ランプに対応できる。
図3は点灯回路11の起動から高圧放電ランプ15の点灯までの点灯回路11及び判別回路22の出力波形図である。図3の上側は判別回路22の検出電圧、図3の下側は点灯回路11の出力(イグナイタ回路16の入力)波形を示している。時点t0において、点灯回路11を商用電源12に接続し、点灯回路11の出力電圧としてイグナイタ回路16の動作可能電圧未満となる電圧を出力開始する。時点1〜時点t2において、イグナイタ回路16の動作可能電圧未満となる電圧を継続して出力する。この期間がイグナイタ回路16と点灯回路11との適合性の判別期間となる。そして、検出用素子17で検出された検出値が適正な値である場合には、制御部21は時点t2において高圧放電ランプ15を始動する動作へ移行する。
高圧放電ランプ15の始動開始にあたって、点灯回路11はイグナイタ回路16の動作可能電圧を出力する。これにより、イグナイタ回路16が動作し高圧パルス電圧が高圧放電灯に印加されグロー放電が発生する。そして、グロー放電からアーク放電転移のために時点t2〜時点t3にわたってグロー放電を開始させる電圧よりは比較的低い電圧が継続して印加され、時点t3で高圧放電ランプ15の点灯となる。
このように、高圧放電ランプ15の始動時には、直流電源部13の出力電圧をイグナイタ回路16が動作可能な電圧でかつ高圧放電ランプ15がアーク転移可能な電圧以上に上昇させ、スイッチング素子Q1〜Q4までをスイッチング動作させる。高圧放電ランプ15を点灯させるには、グロー放電を発生させる比較的高い電圧と、グロー放電からアーク放電へ移行させる比較的低い電圧の両方が必要であるが、アーク放電へ移行させる電圧は300V〜500V程度が一般的である。
スイッチング素子Q1〜Q4のスイッチング方法は、スイッチング素子Q2、Q3がオフ、スイッチング素子Q1が高周波でオンオフ、スイッチング素子Q4がオンする期間と、スイッチング素子Q1、Q4がオフ、スイッチング素子Q2が高周波でオンオフ、スイッチング素子Q3がオンする期間を、高圧放電ランプ15の点灯周期で交互に繰り返す。高圧放電ランプ15の点灯後の電力制御は、高周波でオンオフするスイッチング素子Q1、Q2のオンデューティにより行う。
このように、点灯回路11は、検出用素子17の検出値が所定の範囲にあるときにのみ、出力電圧をイグナイタ回路16が動作可能な電圧でかつ高圧放電ランプ15がアーク転移可能な電圧まで上昇させるように制御し、高圧放電ランプ15を点灯する。
以上の説明では、イグナイタ回路16の検出用素子17は、抵抗器である場合について説明したが、点灯回路11からの直流電圧が印加されたときに流れる電流に基づく分圧電圧を電気特性として検出できる素子であれば、抵抗器でなくとも、例えばコンデンサであってもよい。コンデンサの場合には、直流電圧が印加されることからコンデンサに充電されるまでの過渡的な範囲において分圧電圧を検出することになる。従って、検出用素子17は抵抗器の方が望ましい。
図4は高圧放電ランプ15の口金23にイグナイタ回路16を内蔵し、高圧放電ランプ15とイグナイタ回路16とを一体的な構造とした照明装置の構成図である。高圧放電ランプ15の口金23にイグナイタ回路16を内蔵し、本発明の実施の形態の点灯回路11とイグナイタ回路16との間の接続部に、高圧放電ランプ15の口金23と接続されるソケット24を設ける。
図4は高圧放電ランプ15の口金23にイグナイタ回路16を内蔵し、高圧放電ランプ15とイグナイタ回路16とを一体的な構造とした照明装置の構成図である。高圧放電ランプ15の口金23にイグナイタ回路16を内蔵し、本発明の実施の形態の点灯回路11とイグナイタ回路16との間の接続部に、高圧放電ランプ15の口金23と接続されるソケット24を設ける。
これにより、高圧放電ランプ15の口金23にイグナイタ回路16を内蔵したので、その間の配線長は短くなる。また、イグナイタ回路16が発生する高圧パルス電圧をイグナイタ回路16と口金23との間に印加しなくてもよいので、口金23に印加可能な上限電圧の制約を受けることなく、高圧パルス電圧を高圧放電ランプ15に印加可能となる。従って、従来の口金を使用しながら高圧放電ランプを始動または再始動できる。
次に第二の実施形態について説明する。本実施例は、構成上、第一実施形態と比較して、検出用素子17と直列に、かつ、ソケット24にスイッチ素子を接続すること、及び、イグナイタ回路16は23ではなく、照明装置のソケット24に設けることが相違するが、その他は同一構造であるため、図示は省略するとともに、同一符号についてはその説明は省略する。そして、スイッチ素子は、高圧放電ランプ15がソケット24に装着されると閉成し、ソケット24から外されると開成する状態となるように設けられているものである。
本実施形態においては、判別回路22で高圧放電ランプの装着を検出するようになっている。つまり、第一実施形態に加え、イグナイタ回路16の検出用回路17の値に基づいてランプの装着の有無も判別回路22が判別できるようになっている。この点について詳述すると、商用電源12が投入され点灯回路11が起動されると、点灯回路11のインバータ回路14のスイッチング素子Q1をオンにして、他のスイッチング素子Q2、Q3、Q4はオフさせる。このとき、制御部21は、点灯回路11の出力電圧がイグナイタ回路16の動作可能電圧未満となるように、直流電源部13の出力電圧を制御する。そしてこの状態で、点灯回路11の判別回路22では、イグナイタ回路16の判別に先立って点灯回路11の出力の一端(スイッチング素子Q1とは異なる部分)に電圧値が発生するかどうかを検出する。
すなわち、ソケット24に高圧放電ランプ15が装着されると、スイッチ素子が閉成することによって、直流電源部13の出力電圧はスイッチング素子Q1−検出用素子17−スイッチ素子−判別回路22の直列回路に印加されるので、判別回路22により直列回路の分圧電圧を計測することにより検出用素子17に電圧が発生したか否かを判別することが可能である。そして、判別回路22では、検出用素子17の分圧電圧値がまずは高圧放電ランプ15が装着された状態を示す閾値となったか否かでランプが装着されているかいないかを判別する。これにより、高圧放電ランプ15がソケット24に装着されている状態と判別回路22で判別されると、後は第一実施形態と同様にイグナイタ回路16の判別を実施するようになっている。
本実施形態によれば、第一実施形態の作用に加えて、高圧放電ランプ15が装着されている状態とならないと仮に適合するイグナイタ回路16であっても動作しないようになっているため、ソケット24と一体にイグナイタ回路16を設ける構成としても高圧放電ランプ15の装着時にイグナイタ回路16が動作している状態をつくり出すことがない。また、検出用素子17を高圧放電ランプ15の装着を検出するためにも用いているため、新たな部材を追加することなく高圧放電ランプ15の装着検出機能を追加することができる。さらに、イグナイタ回路16の入力端子間に並列的に接続された検出用素子17に図示しないスイッチ素子を接続する構成であるため、高圧放電ランプ15の装着を検出するために点灯回路11とソケット24とを接続する特別な配線を用いる必要がない。
11…点灯回路、12…商用電源、13…直流電源部、14…インバータ回路、15…高
圧放電ランプ、16…イグナイタ回路、17…検出用素子、18…整流回路、19…スイ
ッチ素子、20…トランス、21…制御部、22…判別回路、23…口金、24…ソケッ
ト
圧放電ランプ、16…イグナイタ回路、17…検出用素子、18…整流回路、19…スイ
ッチ素子、20…トランス、21…制御部、22…判別回路、23…口金、24…ソケッ
ト
Claims (6)
- 高圧放電ランプを点灯するための電力を前記高圧放電ランプに供給する点灯回路と;
前記点灯回路の出力端に入力端が接続され、前記高圧放電ランプの始動時に高圧パルス電圧を発生するイグナイタ回路と;
前記イグナイタ回路の入力端子間に並列的に接続され、前記イグナイタ回路の電気特性を検出する検出用素子と;
前記検出用素子で検出された検出信号に基づいて前記イグナイタ回路と前記点灯回路と
の適合性を判別する判別回路と;
を具備したことを特徴とする高圧放電ランプ用点灯装置。 - 前記点灯回路は、起動時に前記イグナイタ回路の動作可能電圧未満の検出用出力電圧を検出用素子に印加し、前記判別回路は検出用出力電圧が印加された状態で前記検出用素子で検出された検出信号に基づいて前記イグナイタ回路と前記点灯回路との適合性を判別することを特徴とする請求項1記載の高圧放電ランプ用点灯装置。
- 前記点灯回路は、前記検出用素子で検出された検出信号に応じて、前記高圧放電ランプに供給する出力電力を最適に調整することを特徴とする請求項2記載の高圧放電ランプ用点灯装置。
- 前記点灯装置は、高圧放電ランプがソケットに着脱されることにより状態が可変する前記検出用素子と直列に接続されたスイッチ素子を有し、
前記判別回路は、前記スイッチ素子が前記ランプがソケットに装着された状態に応じて動作することに起因して生じる前記検出用素子からの検出値に基づいて前記ランプの装着状態を検出し、装着状態が検出されると適合性を判別することを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の高圧放電灯点灯装置。 - 前記請求項1乃至4のいずれか一記載の高圧放電ランプ用点灯装置のイグナイタ回路及び検出用素子を口金に内蔵した高圧放電ランプと;
前記高圧放電ランプの口金と接続されるソケットと;
前記ソケットに電気的に接続される前記請求項1乃至5のいずれか一記載の高圧放電ランプ用点灯装置の点灯回路及び判別回路と;
を具備したことを特徴とする照明装置。 - 前記請求項1乃至3のいずれか一記載の高圧放電ランプ用点灯装置のイグナイタ回路及び検出用素子を内蔵し、さらに請求項4記載のスイッチ素子が配設されたソケットと;
前記ソケットに電気的に接続される前記請求項1乃至3のいずれか一記載の高圧放電ラ
ンプ用点灯装置の点灯回路及び請求項4記載の判別回路と;
を具備したことを特徴とする照明装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008041895A JP2009032660A (ja) | 2007-06-29 | 2008-02-22 | 高圧放電ランプ用点灯装置及び照明装置。 |
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|---|---|---|---|
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| JP2008041895A JP2009032660A (ja) | 2007-06-29 | 2008-02-22 | 高圧放電ランプ用点灯装置及び照明装置。 |
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Family Applications (1)
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2008
- 2008-02-22 JP JP2008041895A patent/JP2009032660A/ja active Pending
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