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JP2009031760A - 撮像装置及びオートフォーカス制御方法 - Google Patents

撮像装置及びオートフォーカス制御方法 Download PDF

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JP2009031760A
JP2009031760A JP2008139319A JP2008139319A JP2009031760A JP 2009031760 A JP2009031760 A JP 2009031760A JP 2008139319 A JP2008139319 A JP 2008139319A JP 2008139319 A JP2008139319 A JP 2008139319A JP 2009031760 A JP2009031760 A JP 2009031760A
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Wataru Takayanagi
渉 高柳
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】被写体距離の変化に対応し、合焦の高速化及び安定化を図る。
【解決手段】顔検出部(41)は、各フレーム画像から顔を検出する。顔サイズ履歴メモリ(42)は、各フレーム画像から検出された顔のサイズを顔サイズ時系列情報として記憶する。AF評価部(43)は、顔領域を含むAF評価領域のコントラスト量に応じたAF評価値を算出する。レンズ位置制御部(44)は、AF評価値が最大値をとるようにフォーカスレンズの位置を制御する。一度、顔に対する合焦が実現された後、再度、合焦レンズ位置を探索する際、顔サイズ時系列情報に基づく顔の大きさの変化から被写体距離の変化を推測し、その推測結果に基づいて、コンティニアスAFにおける合焦レンズ位置の探索方向又はシングルAFにおける合焦レンズ位置の探索範囲を設定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、デジタルビデオカメラ等の撮像装置に関し、特に、オートフォーカス制御機能を備えた撮像装置に関する。また本発明は、オートフォーカス制御方法に関する。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置では、TTL(Through The Lends)方式のコントラスト検出法を用いたオートフォーカス制御が一般的に用いられる。この種のオートフォーカス制御は、コンティニアスAFとシングルAFに大別される。
コンティニアスAFでは、被写体への合焦状態に応じたAF評価値が最大値付近に保たれるように、所謂山登り制御(山登り法)に基づいて、フォーカスレンズの位置を逐次制御する。コンティニアスAFは、動く被写体に対して合焦状態を維持することできるオートフォーカス制御であるが、合焦レンズ位置が探索された後、被写体距離が変化したことによってAF評価値が低下した場合などにおいては、再度、AF評価値に最大値を与えるフォーカスレンズの位置を探索しなおす必要がある。即ち、変化後の被写体距離に対応した新たな合焦レンズ位置を探索しなおす必要がある。
再度の探索時におけるフォーカスレンズの移動方向には至近端方向と無限遠端方向とがあるが、従来の撮像装置では、被写体距離が増加したのか或いは減少したのかが不明であるために、フォーカスレンズを至近端方向と無限遠端方向のどちらかに盲目的に移動させることによって、新たな合焦レンズ位置を探索していた。しかしながら、この手法では、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズの移動方向が被写体の移動方向と適応しないことも多い。
例えば、被写体距離が増加したのにも拘らずフォーカスレンズを現レンズ位置から至近端方向に移動させた場合、合焦レンズ位置が見つからないことが判明してから、改めてフォーカスレンズを無限遠端方向に移動させる必要がある。このような場合は、再度の合焦状態が得られるまでに多くの時間がかかり、コンティニアスAFの安定性が損なわれる。
これと類似した問題が、連写撮影時にシングルAFを実行する場合にも生じる。シングルAFによって最初に合焦を実現する際、被写体距離が不明であるために、通常、フォーカスレンズの全可動範囲が合焦レンズ位置の探索範囲とされる。この合焦を実現して撮影を行った後、2回目、3回目の撮影に対してもシングルAFが実行されるが、従来の撮像装置では、撮影間において被写体距離がどのように変化したかが分からないために、2回目、3回目のシングルAFにおいても、盲目的に合焦レンズ位置を探索していた。このため、合焦が得られるまでに時間がかかるという問題があった。
尚、オートフォーカス制御に関する従来手法として、例えば下記特許文献1に記載の手法がある。この手法では、レンズの焦点距離と画像上の顔の大きさから被写体距離を演算し、演算した被写体距離をフォーカスレンズの位置に換算する。そして、その換算によって得られた位置にフォーカスレンズを移動させることにより顔に合焦させる。しかしながら、この手法では、被写体距離を逐次演算する必要があるため演算負荷が重い。
特開2003−75717号公報
そこで本発明は、合焦の高速化及び/又は安定化に寄与する撮像装置及びオートフォーカス制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、入射した光を光電変換する撮像素子と、前記撮像素子の光電変換により得られた撮像信号に基づいて焦点を調節するフォーカス制御手段と、を備えた撮像装置において、前記フォーカス制御手段は、前記撮像信号に基づく動画像内における特定の被写体の大きさの変化を検出する変化検出手段を備え、前記変化をも考慮して前記特定の被写体に合焦するように前記焦点を調節することを特徴とする。
画像上における特定の被写体の大きさの変化から、合焦されるべき特定の被写体についての被写体距離の増減を推測可能である。これを考慮し、特定の被写体の大きさの変化をも考慮して焦点を調節する。これにより、合焦の高速化及び/又は安定化が図られる。
具体的には例えば、前記焦点を調節するためのフォーカスレンズを介して、前記光は前記撮像素子に入射し、当該撮像装置は、前記フォーカスレンズを駆動する駆動手段を更に備え、前記フォーカス制御手段は、前記撮像信号に基づき、前記駆動手段を用いて前記フォーカスレンズのレンズ位置を制御することにより前記焦点の調節を行い、前記特定の被写体の大きさの変化に基づいて、前記特定の被写体に合焦するように前記レンズ位置を制御する。
より具体的には例えば、前記特定の被写体に合焦している時における前記レンズ位置を合焦レンズ位置と呼んだ場合、前記フォーカス制御手段は、前記フォーカスレンズを至近端方向又は無限遠端方向に移動させることにより前記合焦レンズ位置を探索する探索処理を介して前記特定の被写体に対する合焦を実現させ、一度その合焦が実現された後に前記探索処理を再度実行するとき、前記特定の被写体の大きさの変化に基づいて、その再度の探索処理の実行開始時における前記フォーカスレンズの移動方向を決定する。
これにより、コンティニアスAFの実行時における、合焦の高速化及び/又は安定化が図られる。
より具体的には例えば、前記フォーカス制御手段は、再度の探索処理の実行前に前記大きさの減少が検出された場合、その再度の探索処理の実行開始時における前記移動方向を前記無限遠端方向とする一方、再度の探索処理の実行前に前記大きさの増加が検出された場合、その再度の探索処理の実行開始時における前記移動方向を前記至近端方向とする。
また例えば、前記特定の被写体に合焦している時における前記レンズ位置を合焦レンズ位置と呼んだ場合、前記フォーカス制御手段は、前記フォーカスレンズを至近端方向又は無限遠端方向に移動させることにより前記合焦レンズ位置を探索する探索処理を介して前記特定の被写体に対する合焦を実現させ、一度その合焦が実現された後に前記探索処理を再度実行するとき、前記特定の被写体の大きさの変化に基づいて、その再度の探索処理の実行時における前記合焦レンズ位置の探索範囲を設定する。
これにより、シングルAFの実行時における、合焦の高速化及び/又は安定化が図られる。
より具体的には例えば、前記フォーカス制御手段は、再度の探索処理の実行前に前記大きさの減少が検出された場合、前回の探索処理にて得られた前記合焦レンズ位置より無限遠端側のレンズ位置範囲を前記探索範囲として設定する一方、再度の探索処理の実行前に前記大きさの増加が検出された場合、前回の探索処理にて得られた前記合焦レンズ位置より至近端側のレンズ位置範囲を前記探索範囲として設定する。
また例えば、当該撮像装置は、前記撮像素子上に形成される光学像の大きさを変更するための光学ズームを実現するズームレンズを更に備え、前記フォーカス制御手段は、前記動画像内における前記特定の被写体の大きさの変化と、前記動画像の取得中における前記光学ズームの倍率変化と、に基づいて前記レンズ位置を制御する。
これにより、光学ズーム倍率が変化している最中においても、合焦の高速化及び/又は安定化が図られる。
より具体的には例えば、前記特定の被写体に合焦している時における前記レンズ位置を合焦レンズ位置と呼んだ場合、前記フォーカス制御手段は、前記フォーカスレンズを至近端方向又は無限遠端方向に移動させることにより前記合焦レンズ位置を探索する探索処理を介して前記特定の被写体に対する合焦を実現させ、一度その合焦が実現された後に前記探索処理を再度実行するとき、前記特定の被写体の大きさの変化と前記光学ズームの倍率変化に基づいて、その再度の探索処理の実行開始時における前記フォーカスレンズの移動方向を決定する。
更に具体的には例えば、前記変化検出手段は、前記特定の被写体の大きさの変化と前記光学ズームの倍率変化に基づいて、前記特定の被写体と前記撮像装置との、実空間上の距離の変化を推定し、前記フォーカス制御手段は、再度の探索処理の実行前における推定変化が前記距離の増加を表す場合、その再度の探索処理の実行開始時における前記移動方向を前記無限遠端方向とする一方、再度の探索処理の実行前における推定変化が前記距離の減少を表す場合、その再度の探索処理の実行開始時における前記移動方向を前記至近端方向とする。
また例えば、前記フォーカス制御手段は、前記撮像信号に基づいて前記撮像素子の位置を駆動制御することにより前記焦点の調節を行い、前記特定の被写体の大きさの変化に基づいて、前記特定の被写体に合焦するように前記撮像素子の位置を制御してもよい。
撮像素子の位置を駆動制御することによって焦点の調節を行う場合、本発明に係る撮像装置の具体的構成を記述した上述の文章中のフォーカスレンズ、レンズ位置及び合焦レンズ位置を、必要に応じて、それぞれ、撮像素子、素子位置(撮像素子の位置)及び合焦素子位置に読み替えればよい。
また具体的には例えば、前記撮像信号に基づいて、前記動画像を形成する各フレーム画像から特定種類の物体を前記特定の被写体として検出する物体検出手段を更に備え、前記変化検出手段は、前記物体検出手段の検出結果に基づいて、前記特定の被写体の大きさの変化を検出する。
或いは具体的には例えば、前記動画像中の基準のフレーム画像から前記特定の被写体の特徴点を複数抽出し、前記動画像を形成する各フレーム画像における前記複数の特徴点の位置を検出する特徴点検出手段を更に備え、前記変化検出手段は、異なるフレーム画像間における、前記複数の特徴点間の相対位置変化に基づいて、前記特定の被写体の大きさの変化を検出する。
また具体的には例えば、前記特定種類の物体は、人物の顔を含む。
本発明に係るオートフォーカス制御方法は、入射した光を光電変換する撮像素子からの撮像信号に基づいて焦点の調節を行うオートフォーカス制御方法において、前記撮像信号に基づく動画像内における特定の被写体の大きさの変化を検出し、前記変化をも考慮して前記特定の被写体に合焦するように前記焦点を調節することを特徴とする。
本発明によれば、合焦の高速化及び/又は安定化に寄与する撮像装置及びオートフォーカス制御方法を提供することができる。
本発明の意義ないし効果は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。後に第1〜第7実施例を説明するが、まず、各実施例に共通する事項又は各実施例にて参照される事項について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の全体ブロック図である。図1の撮像装置1は、静止画像を撮影及び記録可能なデジタルスチルカメラ、又は、静止画像及び動画像を撮影及び記録可能なデジタルビデオカメラである。
撮像装置1は、撮像部11と、AFE(Analog Front End)12と、主制御部13と、内部メモリ14と、表示部15と、記録媒体16と、操作部17と、を備えている。
図2に、撮像部11の内部構成図を示す。撮像部11は、光学系35と、絞り32と、撮像素子33と、ドライバ34を有している。光学系35は、光学系35のズーム倍率を調節するためのズームレンズ30及び光学系35の焦点を調節するためのフォーカスレンズ31を含む複数枚のレンズを備えて構成される。ズームレンズ30及びフォーカスレンズ31は光軸方向に移動可能である。ドライバ34は、主制御部13からの制御信号に基づいて、ズームレンズ30及びフォーカスレンズ31の移動を制御し、光学系35のズーム倍率や焦点位置を制御する。また、ドライバ34は、主制御部13からの制御信号に基づいて絞り32の開度(開口部の大きさ)を制御する。
被写体からの入射光は、光学系35を構成する各レンズ及び絞り32を介して、撮像素子33に入射する。光学系35を構成する各レンズは、被写体の光学像を撮像素子33上に結像させる。
撮像素子33は、例えばCCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等からなる。撮像素子33は、光学系35及び絞り32を介して入射した光(光学像)を光電変換し、該光電変換によって得られた電気信号をAFE12に出力する。
AFE12は、撮像部11(撮像素子33)から出力されるアナログ信号を増幅し、増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。AFE12は、このデジタル信号を、順次、主制御部13に出力する。
主制御部13は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を備え、映像信号処理部としても機能する。主制御部13は、AFE12の出力信号に基づいて、撮像部11によって撮影された画像(以下、「撮影画像」又は「フレーム画像」ともいう)を表す映像信号を生成する。また、主制御部13は、表示部15の表示内容を制御する表示制御部としての機能をも備え、表示に必要な制御を表示部15に対して行う。
内部メモリ14は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等にて形成され、撮像装置1内で生成された各種データを一時的に記憶する。表示部15は、液晶ディスプレイパネル等から成る表示装置であり、主制御部13の制御の下、直前のフレームにて撮影された画像や記録媒体16に記録されている画像などを表示する。記録媒体16は、SD(Secure Digital)メモリカード等の不揮発性メモリであり、主制御部13による制御の下、撮影画像などを記憶する。操作部17は、外部からの操作を受け付ける。操作部17に対する操作内容は、主制御部13に伝達される。
撮像装置1の動作モードには、静止画像または動画像の撮影及び記録が可能な撮影モードと、記録媒体16に記録された静止画像または動画像を表示部15に再生表示する再生モードと、が含まれる。操作部17に対する操作に応じて、各モード間の遷移は実施される。撮影モードにおいて、撮像部11は、所定のフレーム周期(例えば、1/60秒)にて順次撮影を行う。以下の説明は、特に記述なき限り、撮影モードにおける動作の説明である。
今、フレーム周期が経過するごとに、第1、第2、第3、・・・、第(n−2)、第(n−1)及び第nフレームがこの順番で訪れるものとし(nは2以上の整数)、第1、第2、第3、・・・、第(n−2)、第(n−1)及び第nフレームにて得られた撮影画像を、夫々、第1、第2、第3、・・・、第(n−2)、第(n−1)及び第nフレーム画像と呼ぶこととする。時系列で並ぶ複数のフレーム画像は、動画像を形成する。
図1に示す如く、主制御部13は、フォーカス制御部20を含む。フォーカス制御部20は、AFE12の出力信号(即ち、撮像素子33の出力信号)に基づいてフォーカスレンズ31の位置をドライバ34を介して制御することにより、オートフォーカス制御を実現する。
以下、フォーカスレンズ31の位置を、単に、「レンズ位置」と呼ぶ。また、フォーカス制御部20からドライバ34に与えられる、フォーカスレンズ31の位置を制御するための制御信号を、特に「レンズ位置制御信号」と呼ぶ。
フォーカスレンズ31は、光学系35の光軸方向に沿って移動可能であり、光軸方向は、更に、至近端方向と無限遠端方向に細分化される。図3に示す如く、フォーカスレンズ31の可動範囲は、所定の至近端と所定の無限遠端との間の範囲である。レンズ位置が至近端に配置されている時、ピントが合う被写体の被写体距離は最小となり、レンズ位置が無限遠端に配置されている時、ピントが合う被写体の被写体距離は最大となる。そして、レンズ位置が至近端から無限遠端に移動するにつれて、ピントが合う被写体の被写体距離は大きくなる。ここで、或る被写体についての被写体距離とは、該被写体と撮像装置1との間の、実空間上の距離を意味する。
オートフォーカス制御に利用されるAF評価値の算出法について説明する。図4は、AF評価値を算出するAF評価部の内部ブロック図である。図4のAF評価部は、抽出部21、HPF(ハイパスフィルタ)22及び積算部23を有して構成される。図4のAF評価部は、例えば、主制御部13内に実装される。AF評価値は、フレーム画像ごとに算出される。1つの着目したフレーム画像に対してAF評価値を算出する際の、図4のAF評価部内の各部位の動作について説明する。
抽出部21は、着目したフレーム画像の映像信号より輝度信号を抽出する。この際、フレーム画像内に定義された、AF評価領域内の輝度信号のみを抽出する。HPF22は、抽出部21によって抽出された輝度信号中の所定の高域周波数成分のみを抽出する。
積算部23は、HPF22によって抽出された高域周波数成分を積算し、積算値をAF評価値として出力する。AF評価値は、AF評価領域内の画像のコントラスト量(エッジ量)に概ね比例し、該コントラスト量が増大するにつれて増大する。
以下、オートフォーカス制御に関与する実施例として、第1〜第7実施例を説明する。或る実施例で記載した内容は、適宜、他の実施例でも引用され、矛盾無き限り他の実施例にも適用される。
<<第1実施例>>
まず、本発明に係る第1実施例について説明する。図5は、第1実施例に係る、オートフォーカス制御に関与する部位のブロック図である。第1実施例に係る主制御部13(図1)は、図5の顔検出部41とフォーカス制御部20aを含む。フォーカス制御部20aは、図1のフォーカス制御部20として利用される。フォーカス制御部20aは、符号42〜44にて参照される各部位を含む。図5では、顔検出部41がフォーカス制御部20aの外部に設けられているが、顔検出部41がフォーカス制御部20aの内部に設けられていると考えても構わない。第1実施例は、各フレーム画像内に人物の顔が含まれている場合を想定している。
顔検出部41には、各フレーム画像が入力画像として与えられる。顔検出部41は、入力画像ごとに、入力画像の映像信号(画像データ)に基づいて入力画像中から人物の顔を検出し、検出された顔を含む顔領域を抽出する。画像中に含まれる顔を検出する手法として様々な手法が知られており、顔検出部41は何れの手法をも採用可能である。例えば、特開2000−105819号公報に記載の手法のように入力画像から肌色領域を抽出することによって顔(顔領域)を検出しても良いし、特開2006−211139号公報又は特開2006−72770号公報に記載の手法を用いて顔(顔領域)を検出しても良い。
典型的には例えば、入力画像内に設定された着目領域の画像と所定の画像サイズを有する基準顔画像とを対比して両画像の類似度を判定し、その類似度に基づいて着目領域に顔が含まれているか否か(着目領域が顔領域であるか否か)を検出する。類似判定は、顔であるか否かを識別するのに有効な特徴量を抽出することによって行う。特徴量は、水平エッジ、垂直エッジ、右斜めエッジ、左斜めエッジ等である。
入力画像において着目領域は一画素ずつ左右方向又は上下方向にずらされる。そして、ずらされた後の着目領域の画像と基準顔画像とが対比されて、再度、両画像の類似度が判定され、同様の検出が行われる。このように、着目領域は、例えば入力画像の左上から右下方向に向けて1画素ずつずらされながら、更新設定される。また、入力画像を一定割合で縮小し、縮小後の画像に対して、同様の顔検出処理を行う。このような処理を繰り返すことにより、入力画像中から任意の大きさの顔を検出することができる。
顔検出部41によって検出された顔の大きさを「顔サイズ」と呼ぶ。顔サイズは、フレーム画像上における検出された顔の大きさを表し、例えば、その顔を含む顔領域の面積(画素数)にて表される。また、顔検出部41によって検出された顔の位置を「顔位置」と呼ぶ。顔位置は、フレーム画像上における検出された顔の位置を表し、例えば、その顔を含む顔領域の中心座標にて表される。
顔サイズ履歴メモリ42は、最新のkフレーム分の顔サイズを時系列で並べて記憶する(kは2以上の整数)。例えば、第nフレーム画像に対する顔検出処理によって第nフレーム画像における顔サイズが特定された直後においては、少なくとも、第(n−k+1)〜第nフレーム画像についての顔サイズが顔サイズ履歴メモリ42に記憶されている。顔サイズ履歴メモリ42に記憶されている顔サイズの集まりを、総称して、「顔サイズ時系列情報」と呼ぶ。顔サイズ時系列情報は、レンズ位置制御部44に出力される。
AF評価部43は、図4のAF評価部と同様の部位であり、各フレーム画像についてのAF評価値を算出する。但し、フォーカス制御部20aは、顔検出部41によって特定された顔位置(及び顔サイズ)に基づき、AF評価領域内に顔領域を含めるようにする。フレーム画像上におけるAF評価領域の位置及びサイズは、異なるフレーム画像間で異なることもあるが、説明の便宜上、以下の説明では、それらが全フレーム画像間で同じであるとする(後述の他の実施例についても同様)。
レンズ位置制御部44は、顔サイズ時系列情報とAF評価部43からのAF評価値とに基づいてレンズ位置を制御するためのレンズ位置制御信号を生成し、それをドライバ34(図2)に対して出力することによってレンズ位置を制御する。
第1実施例は、フォーカス制御部20aが、所謂コンティニアスAFを実現する場合を想定している。コンティニアスAFとは、被写体の動きに追従して被写体に合焦し続けるオートフォーカス制御である。或る被写体に対する合焦とは、その被写体にピントが合うことを意味する。本実施例では、顔領域がAF評価領域内に含められるので、人物の顔が主要被写体として取り扱われ、その主要被写体に合焦するようにコンティニアスAFが行われる。また、主要被写体に合焦している時におけるレンズ位置を、「合焦レンズ位置」と呼ぶ。
基本的な動作としては、レンズ位置制御部44が、レンズ位置を至近端方向又は無限遠端方向に所定移動量ずつ移動させながら各フレーム画像に対して算出されるAF評価値を参照し、所謂山登り法を用いてAF評価値が最大値(付近)をとるようにレンズ位置を制御する。主要被写体にピントが合うと、AF評価値は最大(或いは略最大)となる。従って、AF評価値が最大値をとるレンズ位置が合焦レンズ位置である。故に、レンズ位置に対する上記の制御処理は、合焦レンズ位置の探索処理と呼べる。探索処理において、レンズ位置制御部44は、AF評価値が大きくなる方向にドライバ34を介してフォーカスレンズ31の位置を継続的に制御する。この結果、同一の光学像に対する、AF評価領域内の画像のコントラスト量は最大値(付近)に保たれる。尚、AF評価値に関する最大値とは、厳密には、極大値を意味する。
主要被写体及び撮像装置1が静止している状態で、コンティニアスAFによって主要被写体に対する合焦が実現されると、レンズ位置は合焦レンズ位置にてほぼ停止する。但し、この状態から、主要被写体の被写体距離が変化する方向に主要被写体が大きく動いた場合などにおいては、再度、山登り法を用いて、合焦レンズ位置を探索しなおす必要がある。この再度の探索処理における動作を、図6(a)及び(b)並びに図7(a)及び(b)を参照して説明する。
今、主要被写体の被写体距離がタイミングT1からタイミングT2の間に大きくなった場合を想定する。タイミングT2は、タイミングT1の後に訪れるタイミングである。図6(a)において符号201が付された実線四角枠内は、タイミングT1におけるフレーム画像を表し、図6(b)において符号211が付された実線四角枠内は、タイミングT2におけるフレーム画像を表す。図6(a)において、符号202が付された破線矩形領域は、フレーム画像201から抽出された、主要被写体としての顔領域であり、図6(b)において、符号212が付された破線矩形領域は、フレーム画像211から抽出された、主要被写体としての顔領域である。図6(a)において、符号203が付された実線矩形領域は、フレーム画像201内に定義されたAF評価領域であり、図6(b)において、符号213が付された実線矩形領域は、フレーム画像211内に定義されたAF評価領域である。
図7(a)及び(b)は、レンズ位置とAF評価値との関係を示すグラフである。図7(a)の曲線204は、図6(a)のフレーム画像201に対応するレンズ位置とAF評価値との関係を表し、図7(b)の曲線214は、図6(b)のフレーム画像211に対応するレンズ位置とAF評価値との関係を表す。
曲線204及び214を表す各グラフにおいて、横軸はレンズ位置を表し、横軸の右方は無限遠端側に対応している。図7(a)において、符号205は、タイミングT1におけるレンズ位置を表し、図7(b)において、符号215は、タイミングT2におけるレンズ位置を表す。そして、図6(a)のフレーム画像201から得られるAF評価値及び図6(b)のフレーム画像211から得られるAF評価値を、夫々、VA及びVBとする。尚、フレーム画像201からは、VAのAF評価値が得られるのみであって、タイミングT1において、フォーカス制御部20aが曲線204の形状の全てを認識しているわけではない(曲線214についても同様)。
タイミングT1以前から実行されているコンティニアスAFによって、タイミングT1時点では主要被写体に合焦しており、タイミングT1におけるレンズ位置205は、合焦レンズ位置に合致する。このため、AF評価値VAは、AF評価値の取りうる最大値となっている。
タイミングT1からタイミングT2にかけて、主要被写体に対応する人物が撮像装置1から遠ざかることにより、タイミングT2における主要被写体の被写体距離がタイミングT1におけるそれよりも大きくなったとする。主要被写体の動きが急激な場合などにおいては、レンズ位置を合焦レンズ位置に追従させることができない。本例は、このような状態を想定しており、タイミングT1からタイミングT2にかけてレンズ位置は変更されていないものとする。そうすると、タイミングT2におけるAF評価値(VB)は、タイミングT1におけるそれから急激に低下する。図5のレンズ位置制御部44は、このAF評価値の低下を検知して主要被写体の合焦状態が崩れたと判断し、タイミングT2の後において、再度の探索処理を実行する。この際、レンズ位置制御部44は、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向(換言すれば、合焦レンズ位置の探索方向)を顔サイズ時系列情報に基づいて決定する。
この移動方向の決定を行うための顔サイズ時系列情報には、フレーム画像201及び211に対する顔サイズが含まれており、被写体距離の増加に起因してフレーム画像201における顔領域202の顔サイズに比べてフレーム画像211における顔領域212の顔サイズは小さくなっている。再度の探索処理の実行前において、このような顔サイズの減少が検出された場合、レンズ位置制御部44は、被写体距離が増加したと判断して、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向を無限遠端方向と定める。従って、タイミングT2の後においては、レンズ位置215を基準として、フォーカスレンズ31を無限遠端方向に移動させながら最大のAF評価値を再度探索する(即ち、再度、合焦レンズ位置を探索する)。
図7(b)及び図8の曲線214からも分かるように、レンズ位置215を基準としてフォーカスレンズ31を至近端方向に移動させてもAF評価値の最大値(極大値)は見つからず、また、至近端方向の移動によってAF評価値は減少する。従って、仮に、再度の探索処理の実行開始時おいてフォーカスレンズ31の移動方向を至近端方向に設定したならば、図8の矢印付き曲線220に示す如く、一旦、フォーカスレンズ31は至近端方向に移動させられる。そして、その至近端方向への移動によってAF評価値の減少が観測された後に、フォーカスレンズ31の移動方向が無限遠端方向に再設定され、その後のレンズ位置調整によって、最終的に合焦レンズ位置が見つかる。
一方、顔サイズ時系列情報に基づく移動方向判断を適用し、再度の探索処理の実行開始時おいてフォーカスレンズ31の移動方向を無限遠端方向とすると、図8の矢印付き直線221に示す如く、短期間で合焦レンズ位置が見つかる。結果、コンティニアスAFの安定性が向上すると共に合焦速度が向上する。また、特許文献1の手法の如く被写体距離を演算する必要もないため、演算負荷も軽微である。
尚、図7(b)に示す状況とは異なるが、タイミングT2の後において、レンズ位置215を基準としてフォーカスレンズ31を無限遠端方向に移動させても最大のAF評価値が見つからなかった場合は、フォーカスレンズ31の移動方向を反転した上で、更に、AF評価値に最大値(極大値)を与えるレンズ位置の探索を行う。
また、タイミングT2における主要被写体の被写体距離がタイミングT1におけるそれよりも大きくなった場合を例示したが、タイミングT2における主要被写体の被写体距離がタイミングT1におけるそれよりも小さくなった場合は、フォーカスレンズ31の移動方向は逆方向とされる。つまり、フレーム画像201における顔領域202の顔サイズに比べてフレーム画像211における顔領域212の顔サイズは大きくなっていたならば、レンズ位置制御部44は、被写体距離が減少したと判断して、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向を至近端方向と定める。
図6(a)及び(b)に示されるフレーム画像201とフレーム画像211の関係について説明を加える。フレーム画像201及び211は、例えば、夫々、第(n−k+1)及び第nフレーム画像である(上述したように、kは2以上の整数)。そして単純には例えば、k=2とする。この場合、隣接するフレーム画像間における顔サイズ変化に基づいて上記の移動方向が定められることになる。
勿論、kを3以上とすることもできる。k=3の場合、第(n−2)〜第nフレーム画像についての顔サイズに基づいて、第(n−2)〜第nフレーム間における顔サイズの変化を検出し、その検出結果に基づいて上記の移動方向が定められることになる。例えば、第(n−j)フレーム画像の顔サイズをFS[n−j]で表した場合(jは、0以上の整数)、FS[n−2]>FS[n−1]>FS[n]が成立する時に、第(n−2)〜第nフレーム間において顔サイズが減少したと判断して、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向を無限遠端方向と定める。一方、FS[n−2]<FS[n−1]<FS[n]が成立する時に、第(n−2)〜第nフレーム間において顔サイズが増加したと判断して、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向を至近端方向と定める。
<<第2実施例>>
次に、本発明に係る第2実施例について説明する。第2実施例に係る、オートフォーカス制御に関与する部位のブロック図は、図5と同じであるため、重複する図示を省略する。第2実施例に係る主制御部13(図1)は、図5の顔検出部41とフォーカス制御部20aを含む。フォーカス制御部20aは、図1のフォーカス制御部20として利用される。第2実施例は、第1実施例と同様、各フレーム画像内に人物の顔が含まれている場合を想定している。
但し、第2実施例は、フォーカス制御部20aが、所謂シングルAFを実現する場合を想定している。シングルAFとは、一旦、合焦レンズ位置を探索した後は、レンズ位置をその合焦レンズ位置に固定するオートフォーカス制御である。
シングルAFでは、例えば、レンズ位置制御部44が、フォーカスレンズ31を定められた探索範囲内で所定移動量ずつ移動させ、移動の度に、最新のAF評価値をAF評価部43から得る。そして、探索範囲内でAF評価値に最大値を与えるレンズ位置を合焦レンズ位置として特定し、実際のレンズ位置を、その特定された合焦レンズ位置に移動させてからレンズ位置を固定する。これにより、AF評価領域内の主要被写体に対する合焦が実現される。上記の説明からも分かるように、探索範囲とは、合焦レンズ位置を探索するためにフォーカスレンズ31が配置されることになるレンズ位置の範囲である(換言すれば、合焦レンズ位置を探索するための、フォーカスレンズ31の移動範囲である。)。探索範囲は、典型的には例えば、フォーカスレンズ31の可動範囲の全体である(即ち、至近端と無限遠端の間の全範囲である)。
今、連写機能などを用いて、比較的短い時間間隔で連続的に複数の静止画像の撮影及び記録を行う場合を想定し、図9に示すような具体例を想定する。つまり、図1の操作部17に対する操作に従って、タイミングT3におけるフレーム画像を記録媒体16に第1の記録画像として記録し、且つ、タイミングT4におけるフレーム画像を記録媒体16に第2の記録画像として記録することを想定する。タイミングT4は、タイミングT3よりも後のタイミングであるが、両者の時間間隔は比較的短い。
また、図9に示す如く、タイミングT3におけるフレーム画像(及び第1の記録画像)を符号301で参照し、タイミングT4におけるフレーム画像(及び第2の記録画像)を符号351で参照することとする。また、タイミングT3より前には、複数のフレーム画像が取得されており、その複数のフレーム画像の夫々は、タイミングT3以前にスルー画像として表示部15に更新表示される。タイミングT3より前に取得された、この複数のフレーム画像は、フレーム画像301に対するシングルAFの実現に利用される。
同様に、タイミングT3より後であってタイミングT4の前には、複数のフレーム画像が取得されており、その複数のフレーム画像の夫々はスルー画像として表示部15に更新表示される(但し、表示されないこともある)。タイミングT3より後であってタイミングT4の前に取得された、この複数のフレーム画像は、フレーム画像351に対するシングルAFの実現に利用される。また、タイミングT3とT4の間の或るタイミングをタイミングTAとし、タイミングTAにおけるフレーム画像を符号311で参照する。
フレーム画像301に対してシングルAFを実現すべく、フォーカス制御部20aは、タイミングT3より前にシングルAFを実行する。この際における上述の探索範囲は、例えば、フォーカスレンズ31の可動範囲の全体とされる。つまり、タイミングT3より前において、レンズ位置制御部44は、フォーカスレンズ31を至近端から無限遠端(或いは無限遠端から至近端)へと所定移動量ずつ移動させ、移動の度に、最新のAF評価値をAF評価部43から得る。そして、探索範囲内でAF評価値に最大値を与えるレンズ位置を合焦レンズ位置として特定し、実際のレンズ位置を、その特定された合焦レンズ位置に移動させてからレンズ位置を固定する。フレーム画像301は、この状態で取得される。
そして今、タイミングT3以前において一定であった主要被写体の被写体距離がタイミングT3とタイミングTAの間に大きくなった場合を想定する。図10(a)に、タイミングT3におけるフレーム画像301を示し、図10(b)に、タイミングTAにおけるフレーム画像311を示す。図10(a)において、符号302が付された破線矩形領域は、フレーム画像301から抽出された、主要被写体としての顔領域であり、符号303が付された実線矩形領域は、フレーム画像301内に定義されたAF評価領域である。図10(b)において、符号312が付された破線矩形領域は、フレーム画像311から抽出された、主要被写体としての顔領域であり、符号313が付された実線矩形領域は、フレーム画像311内に定義されたAF評価領域である。
図11(a)及び(b)は、レンズ位置とAF評価値との関係を示すグラフである。図11(a)の曲線304は、図10(a)のフレーム画像301に対応するレンズ位置とAF評価値との関係を表し、図11(b)の曲線314は、図10(b)のフレーム画像311に対応するレンズ位置とAF評価値との関係を表す。
曲線304及び314を表す各グラフにおいて、横軸はレンズ位置を表し、横軸の右方は無限遠端側に対応している。図11(a)において、符号305は、タイミングT3におけるレンズ位置を表し、図11(b)において、符号315は、タイミングTAにおけるレンズ位置を表す。タイミングTAは、フレーム画像351(図9参照)に対するシングルAFを実行する前のタイミングであり、レンズ位置305及び315は同じである。レンズ位置305は合焦レンズ位置と一致するが、被写体距離の変化に起因してレンズ位置315は合焦レンズ位置と一致せず、タイミングTAにおけるフレーム画像311のAF評価値は随分小さくなっている。
タイミングTA−T4間において、フォーカス制御部20aは、フレーム画像351に対するシングルAFを実行するが、この際における上述の探索範囲を顔サイズ時系列情報に基づいて決定する。
この探索範囲の決定を行うための顔サイズ時系列情報には、フレーム画像301及び311に対する顔サイズが含まれており、被写体距離の増加に起因してフレーム画像301における顔領域302の顔サイズに比べてフレーム画像311における顔領域312の顔サイズは小さくなっている(図10(a)及び(b)参照)。フレーム画像351に対するシングルAF(即ち、フレーム画像351に対する合焦レンズ位置の探索処理)の実行前において、このような顔サイズの減少が検出された場合、レンズ位置制御部44は、被写体距離が増加したと判断して、フレーム画像351に対するシングルAFの探索範囲を、現在のレンズ位置よりも無限遠端側に定める。
即ち、レンズ位置制御部44は、タイミングTAにおけるレンズ位置315(図11(b)及び図12参照)と、レンズ位置315よりも無限遠端側に位置するレンズ位置316との間のレンズ位置範囲を、フレーム画像351に対するシングルAFの探索範囲として定める。その後、タイミングTA−T4間において、フォーカスレンズ31をレンズ位置315から無限遠端方向に向かってレンズ位置316まで所定移動量ずつ移動させ、移動の度に、最新のAF評価値をAF評価部43から得る。そして、その探索範囲内でAF評価値に最大値を与えるレンズ位置を合焦レンズ位置として特定し、実際のレンズ位置を、その特定された合焦レンズ位置に移動させてからレンズ位置を固定する。図9のフレーム画像351は、この状態で取得される。
探索範囲の一端点である図12のレンズ位置316は、単純には例えば、無限遠端とされるが、レンズ位置315と無限遠端との間のレンズ位置をレンズ位置316とすることもできる。例えば、フレーム画像301におけるAF評価値とフレーム画像311におけるAF評価値との対比又は顔領域302の顔サイズと顔領域312の顔サイズとの対比からタイミングT3―TA間の被写体距離の変化量を推測し(図9、図10(a)及び(b)参照)、その変化量が比較的小さいと推測される場合は、その推測した変化量に応じて、レンズ位置316をレンズ位置315と無限遠端との間に設定するようにしても良い。
上述の如く、顔サイズ時系列情報に基づいてシングルAFにおける探索範囲を設定するようにすれば、合焦レンズ位置の探索時間が減少し、シングルAFにおける合焦の高速化を図ることができる。
また、タイミングTAにおける主要被写体の被写体距離がタイミングT3におけるそれよりも大きくなった場合を例示したが、タイミングTAにおける主要被写体の被写体距離がタイミングT3におけるそれよりも小さくなった場合は、探索範囲は上述と逆方向の範囲とされる。つまり、フレーム画像301における顔領域302の顔サイズに比べてフレーム画像311における顔領域312の顔サイズは大きくなっていたならば、レンズ位置制御部44は、被写体距離が減少したと判断して、フレーム画像351に対するシングルAFの探索範囲を、現在のレンズ位置よりも至近端側に定める。その後の処理は、探索範囲が異なるだけで、上述の処理と同様である。
図10(a)及び(b)に示されるフレーム画像301とフレーム画像311の関係について説明を加える。フレーム画像301及び311は、例えば、夫々、第(n−k+1)及び第nフレーム画像である(上述したように、kは2以上の整数)。そして単純には例えば、k=2とする。この場合、隣接するフレーム画像間における顔サイズ変化に基づいて上記の探索範囲が定められることになる。
勿論、kを3以上とすることもできる。k=3の場合、第(n−2)〜第nフレーム画像についての顔サイズに基づいて、第(n−2)〜第nフレーム間における顔サイズの変化を検出し、その検出結果に基づいて上記の探索範囲が定められることになる。例えば、第(n−j)フレーム画像の顔サイズをFS[n−j]で表した場合(jは、0以上の整数)、FS[n−2]>FS[n−1]>FS[n]が成立する時に、第(n−2)〜第nフレーム間において顔サイズが減少したと判断して、フレーム画像351に対するシングルAFの探索範囲を、現在のレンズ位置よりも無限遠端側に定める。一方、FS[n−2]<FS[n−1]<FS[n]が成立する時に、第(n−2)〜第nフレーム間において顔サイズが増加したと判断して、フレーム画像351に対するシングルAFの探索範囲を、現在のレンズ位置よりも至近端端側に定める。
図9のタイミングT4の後に、更に、第3の記録画像(第4、第5、・・・の記録画像)を撮影及び記録する場合も、上述と同様にして探索範囲が設定される。即ち、タイミングT4を基準とした顔サイズの変化を検出し、その検出結果に基づいて、第3の記録画像に対するシングルAFの探索範囲を定めればよい(第4、第5、・・・の記録画像についても同様)。
<<第3実施例>>
次に、本発明に係る第3実施例について説明する。図13は、第3実施例に係る、オートフォーカス制御に関与する部位のブロック図である。第3実施例に係る主制御部13(図1)は、図13のフォーカス制御部20bを含む。フォーカス制御部20bは、図1のフォーカス制御部20として利用される。フォーカス制御部20bは、符号51〜54にて参照される各部位を含む。
フォーカス制御部20bは、各フレーム画像内にAF評価領域を設定する。AF評価領域は、フレーム画像の一部である矩形領域である。単純には例えば、フレーム画像の中央付近に位置する所定の矩形領域をAF評価領域として設定する。
或いは例えば、フレーム画像内に現れる被写体の内、被写体距離が最も近い被写体が現れている領域をAF評価領域とするようにしてもよい。この場合は、以下のようにしてAF評価領域を設定する。フレーム画像を互いに異なる複数の候補AF評価領域に分割し、レンズ位置を至近端から無限遠端まで移動させながら各候補AF評価領域のAF評価値を算出することより、候補AF評価領域ごとに、図7(a)の曲線204のようなレンズ位置とAF評価値の関係を取得する。そして、候補AF評価領域ごとに、AF評価値に最大値(極大値)を与えるレンズ位置を特定し、特定されたレンズ位置が最も至近端に近くなる候補AF評価領域を、最終的に、AF評価領域として設定する。
フォーカス制御部20bは、設定したAF評価領域内の被写体を主要被写体として取り扱う。
特徴点検出部51は、特徴点抽出器(不図示)を用いて、主要被写体における複数の特徴点を抽出する。特徴点とは、周囲の点と区別できる、追跡の容易な点のことである。このような特徴点は、水平及び垂直方向における濃淡変化量が大きくなる画素を検出する、周知の特徴点抽出器(不図示)を用いて自動的に抽出することができる。特徴点抽出器とは、例えば、Harrisのコーナ検出器、SUSANのコーナ検出器、KLTのコーナ検出器である。
或るフレーム画像(以下、基準フレーム画像と呼ぶ)から、第1〜第4の特徴点から成る4つの特徴点を抽出した場合を考える。図14では、基準フレーム画像における第1〜第4の特徴点を、夫々、符号421〜424が付された点にて表記している。実際には、主要被写体を含むAF評価領域から5以上の特徴点が抽出されることもあるが、その5以上の特徴点の中から第1〜第4の特徴点が選定されるものとする。尚、基準フレーム画像を、符号401にて参照し、それをフレーム画像401とも呼ぶ。
基準フレーム画像が得られるフレームを基準フレームと呼ぶ。特徴点検出部51は、基準フレームの次のフレームのフレーム画像が得られた時、そのフレーム画像内における第1〜第4の特徴点を追跡処理によって特定する。時間的に互いに隣接する2つのフレーム画像を前フレーム画像及び現フレーム画像と呼んだ場合、前フレーム画像における特徴点の位置の近傍領域を特徴点探索領域とし、現フレーム画像の特徴点探索領域内で画像マッチング処理を行うことにより現フレーム画像の特徴点の位置を特定することできる。画像マッチング処理では、例えば、前フレーム画像における特徴点の位置を中心とした矩形領域内の画像でテンプレートを形成し、そのテンプレートと現フレーム画像の特徴点探索領域内の画像との類似性を計算する。特徴点検出部51は、このような追跡処理を繰り返し行うことで、基準フレームにて抽出された第1〜第4の特徴点を、基準フレーム以降の動画像内で追跡する。
また、特徴点検出部51は、第1〜第4の特徴点間の距離を算出する。今の例の場合、図14に示す如く、画像上における、第1と第2の特徴点間の距離D1、第2と第3の特徴点間の距離D2、第3と第4の特徴点間の距離D3及び第4と第1の特徴点間の距離D4を算出する。距離D1〜D4の算出は、基準フレーム画像に対してだけでなく、第1〜第4の特徴点の追跡がなされる、基準フレーム以降の各フレーム画像に対しても行われる。
特徴点履歴メモリ52は、最新のkフレーム分の距離D1〜D4を時系列で並べて記憶する(kは、上述したように2以上の整数)。例えば、第nフレーム画像における距離D1〜D4が特定された直後においては、少なくとも、第(n−k+1)〜第nフレーム画像についての距離D1〜D4が特徴点履歴メモリ52に記憶されている。特徴点履歴メモリ52に記憶されている距離D1〜D4の集まりを、総称して、「特徴点時系列情報」と呼ぶ。特徴点時系列情報は、レンズ位置制御部54に出力される。
AF評価部53は、図4のAF評価部と同様の部位であり、各フレーム画像についてのAF評価値を算出する。レンズ位置制御部54は、特徴点時系列情報とAF評価部53からのAF評価値とに基づいてレンズ位置を制御するためのレンズ位置制御信号を生成し、それをドライバ34(図2)に対して出力することによってレンズ位置を制御する。
第3実施例は、フォーカス制御部20bが、コンティニアスAFを実行する場合を想定している。
一度、主要被写体に対する合焦が実現されるまでの動作、即ち、第1実施例で述べたタイミングT1までのコンティニアスAFの動作は、第1実施例と同様である。基準フレームにおいて、合焦レンズ位置の探索処理が完了してレンズ位置が合焦レンズ位置に配置された場合を考える。この場合、基準フレーム画像は、タイミングT1におけるフレーム画像(第1実施例における図6(a)のフレーム画像201)に対応する。
そして、第1実施例と同様、主要被写体の被写体距離がタイミングT1からタイミングT2の間に大きくなった場合を想定する。図15は、タイミングT2におけるフレーム画像411を表しており、そのフレーム画像411中に表記された4つの点は、フレーム画像411中の第1〜第4の特徴点を表す。
主要被写体の動きが急激な場合などにおいては、レンズ位置を合焦レンズ位置に追従させることができない。本例は、このような状態を想定しており、タイミングT1からタイミングT2にかけてレンズ位置は変更されていないものとする。そうすると、タイミングT2におけるAF評価値は、タイミングT1におけるそれから急激に低下する。図13のレンズ位置制御部54は、このAF評価値の低下を検知して主要被写体の合焦状態が崩れたと判断し、タイミングT2の後において、再度の探索処理を実行する。この際、レンズ位置制御部54は、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向(換言すれば、合焦レンズ位置の探索方向)を特徴点時系列情報に基づいて決定する。
この移動方向の決定を行うための特徴点時系列情報には、タイミングT1及びT2のフレーム画像401及び411に対する距離D1〜D4が含まれており、レンズ位置制御部54は、両フレーム画像間で対応する距離同士を比較することにより、タイミングT1−T2間における主要被写体の大きさの変化を判断する。つまり、距離D1〜D4の夫々の、タイミングT1−T2間における変化量及び変化の方向を検出し、その検出結果に基づいてタイミングT1−T2間における主要被写体の大きさの変化を判断する。実際には、例えば、距離D1〜D4についての各変化量の平均値に基づいて、主要被写体の大きさの変化を判断すればよい。
第1〜第4の特徴点は主要被写体の特徴的な部位を示す点であり、図16に示す如く、主要被写体の大きさは第1〜第4の特徴点によって形成される図形の大きさに概ね比例する。従って、主要被写体の被写体距離がタイミングT1からタイミングT2の間に大きくなった場合は、タイミングT1−T2間において距離D1〜D4の夫々は減少する。このような減少が検出された場合、レンズ位置制御部54は、被写体距離が増加し、画像上の主要被写体の大きさが減少したと判断して、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向を無限遠端方向と定める。従って、タイミングT2の後においては、タイミングT2におけるレンズ位置を基準として、フォーカスレンズ31を無限遠端方向に移動させながら最大のAF評価値を再度探索する(即ち、再度、合焦レンズ位置を探索する)。
本実施例の如く、主要被写体の大きさの変化を、複数の特徴点間の距離(換言すれば、複数の特徴点間の相対位置関係)の変化に基づいて検出するようにしても、第1実施例と同様のコンティニアスAFを実現することができ、第1実施例と同様の効果が得られる。
また、タイミングT2における主要被写体の被写体距離がタイミングT1におけるそれよりも大きくなった場合を例示したが、タイミングT2における主要被写体の被写体距離がタイミングT1におけるそれよりも小さくなった場合は、フォーカスレンズ31の移動方向は逆方向とされる。つまり、タイミングT1−T2間において距離D1〜D4が増加した場合は、レンズ位置制御部54は、被写体距離が減少し、画像上の主要被写体の大きさが増加したと判断して、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向を至近端方向と定める。
図14及び図15に示されるフレーム画像401及び411の関係について説明を加える。フレーム画像401及び411は、例えば、夫々、第(n−k+1)及び第nフレーム画像である(上述したように、kは2以上の整数)。そして単純には例えば、k=2とする。この場合、隣接するフレーム画像間における距離D1〜D4の変化に基づいて上記の移動方向が定められることになる。
勿論、kを3以上とすることもできる。k=3の場合、第(n−2)〜第nフレーム画像についての距離D1〜D4に基づいて、第(n−2)〜第nフレーム間における主要被写体の大きさの変化を検出し、その検出結果に基づいて上記の移動方向が定められることになる。例えば、第(n−2)フレームから第nフレームに向かうにつれて距離D1〜D4が減少していった時に、画像上の主要被写体の大きさが減少したと判断して、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向を無限遠端方向と定める。一方、第(n−2)フレームから第nフレームに向かうにつれて距離D1〜D4が増加していった時に、画像上の主要被写体の大きさが増加したと判断して、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向を至近端方向と定める。
上述の例では、追跡される特徴点の個数を4つとしたが、その個数は、2以上であれば幾つでもよい(後述する第4及び第6実施例でも同様)。2つの特徴点があれば、2つの特徴点間の距離から、画像上における主要被写体の大きさを検出することができるからである。
<<第4実施例>>
第3実施例の手法をシングルAFにも適用することができる。これを、本発明に係る第4実施例として説明する。第4実施例は、第1実施例を第3実施例に変更したのと同様に、第2実施例を変更した実施例に相当する。第4実施例に係る、オートフォーカス制御に関与する部位のブロック図は、図13と同じであるため、重複する図示を省略する。第4実施例に係る主制御部13(図1)は、図13のフォーカス制御部20bを含む。フォーカス制御部20bは、図1のフォーカス制御部20として利用される。
第3実施例と同様、フォーカス制御部20bは、各フレーム画像内にAF評価領域を設定し、設定したAF評価領域内の被写体を主要被写体として取り扱う。フォーカス制御部20b内の各部位の基本的動作は、第3実施例と同様である。
本実施例でも図9を参照し、第2実施例と同様、タイミングT3におけるフレーム画像301を記録媒体16に第1の記録画像として記録し、且つ、タイミングT4におけるフレーム画像351を記録媒体16に第2の記録画像として記録することを想定する。また更に、図9に示す如く、タイミングT3とT4の間のタイミングTAにおいて、フレーム画像311が取得されたとする。
フレーム画像301に対するシングルAFの動作は、第2実施例と同様である。即ち、タイミングT3より前において、レンズ位置制御部54は、フォーカスレンズ31を至近端から無限遠端(或いは無限遠端から至近端)へと所定移動量ずつ移動させ、移動の度に、最新のAF評価値をAF評価部53から得る。そして、探索範囲内でAF評価値に最大値を与えるレンズ位置を合焦レンズ位置として特定し、実際のレンズ位置を、その特定された合焦レンズ位置に移動させてからレンズ位置を固定する。フレーム画像301は、この状態で取得される。第1〜第4の特徴点の抽出元の基準フレーム画像は、このフレーム画像301に相当する。
そして、第2実施例と同様、タイミングT3以前において一定であった主要被写体の被写体距離がタイミングT3とタイミングTAの間に大きくなった場合を想定する(図9参照)。この場合、タイミングT3−TA間において距離D1〜D4が減少するはずである。レンズ位置制御部54は、この減少を考慮して、フレーム画像351に対するシングルAFの探索範囲を決定する。
より具体的に説明する。タイミングTA−T4間において、フォーカス制御部20bは、フレーム画像351に対するシングルAFを実行するが、この際における上述の探索範囲を特徴点時系列情報に基づいて決定する。
この探索範囲の決定を行うための特徴点時系列情報には、フレーム画像301及び311に対する距離D1〜D4が含まれており、レンズ位置制御部54は、両フレーム画像間で対応する距離同士を比較することにより、タイミングT3−TA間における主要被写体の大きさの変化を判断する。この判断手法は、第3実施例で述べたそれと同様である。
第1〜第4の特徴点は主要被写体の特徴的な部位を示す点であり、主要被写体の大きさは第1〜第4の特徴点によって形成される図形の大きさに概ね比例する。従って、主要被写体の被写体距離がタイミングT3からタイミングTAの間に大きくなった場合は、タイミングT3−TA間において距離D1〜D4の夫々は減少する。このような減少が検出された場合、レンズ位置制御部54は、被写体距離が増加し、画像上の主要被写体の大きさが減少したと判断して、第2実施例と同様、フレーム画像351に対するシングルAFの探索範囲を、現在のレンズ位置よりも無限遠端側に定める。
即ち、第2実施例と同様、タイミングTAにおけるレンズ位置をレンズ位置315と呼ぶとすると(図12参照)、レンズ位置制御部54は、タイミングTAにおけるレンズ位置315と、レンズ位置315よりも無限遠端側に位置するレンズ位置316との間のレンズ位置範囲を、フレーム画像351に対するシングルAFの探索範囲として定める。その後、タイミングTA−T4間において、フォーカスレンズ31をレンズ位置315から無限遠端方向に向かってレンズ位置316まで所定移動量ずつ移動させ、移動の度に、最新のAF評価値をAF評価部53から得る。そして、その探索範囲内でAF評価値に最大値を与えるレンズ位置を合焦レンズ位置として特定し、実際のレンズ位置を、その特定された合焦レンズ位置に移動させてからレンズ位置を固定する。図9のフレーム画像351は、この状態で取得される。
探索範囲の一端点である図12のレンズ位置316は、単純には例えば、無限遠端とされるが、レンズ位置315と無限遠端との間のレンズ位置をレンズ位置316とすることもできる。例えば、フレーム画像301におけるAF評価値とフレーム画像311におけるAF評価値との対比又はフレーム画像301における距離D1〜D4とフレーム画像311における距離D1〜D4との対比からタイミングT3―TA間の被写体距離の変化量を推測し、その変化量が比較的小さいと推測される場合は、その推測した変化量に応じて、レンズ位置316をレンズ位置315と無限遠端との間に設定するようにしても良い。
本実施例の如く、主要被写体の大きさの変化を、複数の特徴点間の距離(換言すれば、複数の特徴点間の相対位置関係)の変化に基づいて検出するようにしても、第2実施例と同様のシングルAFを実現することができ、第2実施例と同様の効果が得られる。
また、タイミングTAにおける主要被写体の被写体距離がタイミングT3におけるそれよりも大きくなった場合を例示したが、タイミングTAにおける主要被写体の被写体距離がタイミングT3におけるそれよりも小さくなった場合は、探索範囲は上述と逆方向の範囲とされる。つまり、タイミングT3−TA間において距離D1〜D4が増加した場合は、レンズ位置制御部54は、被写体距離が減少し、画像上の主要被写体の大きさが増加したと判断して、フレーム画像351に対するシングルAFの探索範囲を、現在のレンズ位置よりも至近端側に定める。その後の処理は、探索範囲が異なるだけで、上述の処理と同様である。
本実施例で取り扱ったタイミングT3におけるフレーム画像301及びタイミングTAにおけるフレーム画像311は、例えば、第(n−k+1)及び第nフレーム画像である(上述したように、kは2以上の整数)。そして単純には例えば、k=2とする。この場合、隣接するフレーム画像間における距離D1〜D4の変化に基づいて上記の探索範囲が定められることになる。
勿論、kを3以上とすることもできる。k=3の場合、第(n−2)〜第nフレーム画像についての距離D1〜D4に基づいて、第(n−2)〜第nフレーム間における主要被写体の大きさの変化を検出し、その検出結果に基づいて上記の移動方向が定められることになる。例えば、第(n−2)フレームから第nフレームに向かうにつれて距離D1〜D4が減少していった時に、画像上の主要被写体の大きさが減少したと判断して、フレーム画像351に対するシングルAFの探索範囲を、現在のレンズ位置よりも無限遠端側に定める。一方、第(n−2)フレームから第nフレームに向かうにつれて距離D1〜D4が増加していった時に、画像上の主要被写体の大きさが増加したと判断して、フレーム画像351に対するシングルAFの探索範囲を、現在のレンズ位置よりも至近端側に定める。
図9のタイミングT4の後に、更に、第3の記録画像(第4、第5、・・・の記録画像)を撮影及び記録する場合も、上述と同様にして探索範囲が設定される。即ち、特徴点時系列情報に基づいて、タイミングT4を基準とした主要被写体の大きさの変化を検出し、その検出結果に基づいて、第3の記録画像に対するシングルAFの探索範囲を定めればよい(第4、第5、・・・の記録画像についても同様)。
<<第5実施例>>
次に、本発明に係る第5実施例を説明する。上述の第1〜第4実施例では、光学ズーム倍率が固定されていることを想定しているが、第5実施例では、光学ズーム倍率が変化している最中にも有益なコンティニアスAFを説明する。
光学ズーム倍率の変化は、図2のズームレンズ30の、光学系35内における移動によって実現される。ユーザが操作部17に対して所定のズーム操作を施した際、主制御部13の制御の下、図2のドライバ34によってズームレンズ30が移動せしめられる。光学系35の焦点距離は、ズームレンズ30の位置に依存する。ドライバ34を介してズームレンズ30の位置を制御する主制御部13(図1参照)は、光学系35の焦点距離を認識している。
或る注目した被写体の被写体距離が不変である状況下において、ズームレンズ30の移動により光学系35の焦点距離が増加すると、撮像素子33上に形成される注目被写体の光学像の大きさが増加し(即ち光学ズーム倍率が増加し)、ズームレンズ30の移動により光学系35の焦点距離が減少すると、撮像素子33上に形成される注目被写体の光学像の大きさが減少する(即ち光学ズーム倍率が減少する)
第5実施例に係るオートフォーカス制御に関与する部位のブロック図は、図5に示すそれと同じである。従って、第5実施例に係る主制御部13(図1)は、図5の顔検出部41とフォーカス制御部20aを備える。但し、第5実施例では、図5のレンズ位置制御部44に対して光学系35の焦点距離を表す焦点距離情報が与えられ、レンズ位置制御部44は、焦点距離情報、顔サイズ時系列情報及びAF評価値に基づいて、レンズ位置制御信号を生成する。
第1実施例と同様、各フレーム画像内に人物の顔が含まれている場合を想定して、第5実施例に係るオートフォーカス制御をより詳細に説明する。第5実施例においても、第1実施例と同様、顔領域がAF評価領域内に含められるので、人物の顔が主要被写体として取り扱われ、その主要被写体に合焦するようにコンティニアスAFが行われる。
顔検出部41によって検出される顔サイズは、主要被写体の被写体距離が変化した時だけでなく、光学ズーム倍率が変化した時にも変化する。主要被写体の被写体距離が不変である状況下において光学ズーム倍率が第1倍率から第2倍率へと変化した場合、顔検出部41によって検出される顔サイズは、第1サイズから第2サイズへと変化する。この時、第2サイズを第1サイズにて割った値を、「光学ズームによる顔サイズ拡大率」という。
今、光学ズーム倍率がタイミングT1からタイミングT2の間に変化した場合を想定し、且つ、タイミングT1及びT2におけるフレーム画像が、夫々、図6(a)及び(b)のフレーム画像201及び211であった場合を考える。上述したように、フレーム画像201及び211に対してAF評価領域203及び213が設定され、フレーム画像201及び211から顔領域202及び212が抽出される。
タイミングT1及びT2における焦点距離(即ち、フレーム画像201及び211の撮影時における焦点距離)を、夫々f1及びf2にて表す。そうすると、タイミングT1−T2間の光学ズームによる顔サイズ拡大率YZは、下記式(1)によって表される。
Z=f1/f2 ・・・(1)
また、顔領域202及び212の顔サイズを夫々SZ1及びSZ2にて表す。顔サイズSZ1及びSZ2は、フレーム画像201及び211に基づき、顔検出部41によって検出される。顔領域202の顔サイズを基準として、顔領域212の顔サイズは、タイミングT1−T2間における光学ズーム倍率変化及び被写体距離変化に由来して増減する。タイミングT1−T2間の被写体距離が不変であると仮定したならばタイミングT2の撮影によって得られるであろう、仮想的なフレーム画像中の顔領域の顔サイズをSZ2’にて表す。顔サイズSZ2’は、下記式(2)によって表される。図17に、顔サイズSZ1、SZ2及びSZ2’の関係を示す。
SZ2’=SZ1×YZ ・・・(2)
顔検出部41によって検出された顔サイズSZ2と焦点距離変化から推測された顔サイズSZ2’との比から、被写体距離変化のみに由来する顔サイズの拡大率、即ち、光学ズーム倍率変化の影響が除去された顔サイズの拡大率を求めることができる。その比によって表される、顔サイズの拡大率をYDにて表す。拡大率YDは、下記式(3)にて求めることができる。
D=SZ2’/SZ2
=(SZ1×YZ)/SZ2 ・・・(3)
={SZ1×(f1/f2)}/SZ2
レンズ位置制御部44は、顔サイズ時系列情報と焦点距離情報に基づいて、タイミングT1−T2間の拡大率YDを求め、拡大率YDに応じてレンズ位置を調整する。具体的には以下のような動作が行われる。
タイミングT1以前から実行されているコンティニアスAF(第1実施例で述べた探索処理)によってタイミングT1時点では主要被写体に合焦しており、タイミングT1におけるレンズ位置は、合焦レンズ位置に合致しているものとする。そして、タイミングT1からタイミングT2にかけて、主要被写体の被写体距離及び光学ズーム倍率の少なくとも一方が変化したとする。主要被写体の動きが急激な場合などにおいては、レンズ位置を合焦レンズ位置に追従させることができない。本例は、このような状態を想定しており、タイミングT1からタイミングT2にかけてレンズ位置は変更されていないものとする。そうすると、タイミングT2におけるAF評価値は、タイミングT1におけるそれから急激に低下する。レンズ位置制御部44は、このAF評価値の低下を検知して主要被写体の合焦状態が崩れたと判断し、タイミングT2の後において、再度の探索処理を実行する。
この際、レンズ位置制御部44は、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向(換言すれば、合焦レンズ位置の探索方向)を顔サイズ時系列情報及び焦点距離情報に基づいて決定する。具体的には、顔サイズ時系列情報に含まれる顔領域201及び211についての顔サイズSZ1及びSZ2と焦点距離情報に含まれるタイミングT1及びT2の焦点距離f1及びf2とに基づき、上記式(3)に従ってタイミングT1−T2間の拡大率YDを求め、拡大率YDから、タイミングT1−T2間における主要被写体の被写体距離の変化を推定する(換言すれば、撮像装置1から見た、主要被写体の移動方向を推定する)。
拡大率YDが1よりも大きければ主要被写体の被写体距離が減少したと推定し、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向を至近端方向と定める。この場合、タイミングT2以降において、タイミングT2におけるレンズ位置を基準としてフォーカスレンズ31を至近端方向に移動させながら、合焦レンズ位置の再探索を行う。
一方、拡大率YDが1よりも小さければ主要被写体の被写体距離が増加したと判断して、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向を無限遠端方向と定める。この場合、タイミングT2以降において、タイミングT2におけるレンズ位置を基準としてフォーカスレンズ31を無限遠端方向に移動させながら、合焦レンズ位置の再探索を行う。
図18を参照して、第5実施例に係るコンティニアスAFの動作の流れを説明する。図18は、第5実施例に係るコンティニアスAFの動作フローチャートである。コンティニアスAFの動作中、順次得られる各フレーム画像に対して顔検出部41による顔検出処理及びAF評価部43によるAF評価値算出処理が行われていると共に、その顔検出処理の結果に基づいて顔サイズ時系列情報が順次更新される。
オートフォーカス制御としてのコンティニアスAFが開始されると、まず、ステップS1においてAF動作モードが山登りモードに設定され、続くステップS2においてレンズ駆動方向(フォーカスレンズ31を移動させる方向)が至近端方向に設定され、その後、ステップS3に至る。AF動作モードはオートフォーカス制御の状態を規定する。AF動作モードは、山登りモード、停止モード及び再起動モードの何れかに設定される。AF動作モードが山登りモードに設定されている時、山登り法に基づくフォーカスレンズ31の駆動(即ち、レンズ位置の調整)が行われ、AF動作モードが停止モードに設定されている時、フォーカスレンズ31は停止される。再起動モードは、AF動作モードを停止モードから山登りモードに戻すためのモードであり、AF動作モードが再起動モードに設定されている時も、フォーカスレンズ31は停止している。
ステップS3ではAF動作モードが山登りモードであるか否かが確認され、AF動作モードが山登りモードであるならステップS4に移行し、そうでないならステップS10に移行する。ステップS4では、現時点において設定されているレンズ駆動方向にフォーカスレンズ31が駆動され(即ち、レンズ位置が所定量だけレンズ駆動方向に移動せしめられ)、その後、ステップS5に移行する。この駆動は、上述してきたように、レンズ位置制御部44からのレンズ位置制御信号に従って行われる。
ステップS5において、レンズ位置制御部44は、ステップS4のレンズ駆動前後に得られたAF評価値を対比することにより、レンズ駆動前に得られたAF評価値に対してレンズ駆動後に得られたAF評価値が増加しているか否かを判定する。AF評価値が増加していると判定した場合は、ステップS3に戻る一方、AF評価値が減少していると判定した場合は、ステップS6にてレンズ駆動方向を反転させてからステップS7に移行する。例えば、レンズ駆動方向が至近端方向に設定されている状態においてAF評価値の減少が観測された場合、レンズ駆動方向は、ステップS6にて無限遠端方向に設定される。
ステップS7において、レンズ位置制御部44は、AF評価値に極大値を与えるレンズ位置が見つかったか否かを判定する。レンズ位置を一定の方向に移動させることによってAF評価値が増加していった後、減少したならば、その移動の過程において、AF評価値は極大値をとることになる。このような極大値が観測されたならば、ステップS7からステップS8に移行し、フォーカスレンズ31の位置をAF評価値に極大値を与える位置(即ち、合焦レンズ位置)に停止させる一方でAF動作モードを停止モードに設定し、その後、ステップS3に戻る。ステップS7にて、AF評価値に極大値を与えるレンズ位置が見つからなかった場合は、ステップS7から直接ステップS3に戻る。
ステップS10ではAF動作モードが停止モードであるか否かが確認され、AF動作モードが停止モードであるならステップS11に移行し、そうでないならステップS20に移行する。停止モードにおいて、レンズ位置制御部44は、AF評価部43から順次送られてくるAF評価値に基づき、AF評価値が安定しているか否かを監視する。AF評価値が急激に変化している場合、AF評価値は安定していないと判断され、そうでない場合は、AF評価値は安定していると判断される。例えば、AF評価値が、単位時間当たりで所定値以上減少した時、AF評価値は安定していないと判断される。
ステップS11においてAF評価値が安定していると判断された場合は、ステップS12においてAF動作モードを停止モードに設定してからステップS3に戻り、ステップS11においてAF評価値が安定していないと判断された場合は、ステップS13においてAF動作モードを再起動モードに設定してからステップS3に戻る。
ステップS20ではAF動作モードが再起動モードであるか否かが確認され、AF動作モードが再起動モードであるならステップS21に移行し、そうでないならステップS1に移行する。ステップS21において、レンズ位置制御部44は、上述の算出手法に従い、顔サイズ時系列情報と焦点距離情報に基づいて拡大率YDを算出すると共にAF動作モードを山登りモードに設定する。その後、ステップS22において、算出した拡大率YDを1と比較する。そして、YD>1であれば、主要被写体の被写体距離が減少したと判断して、ステップS23にてレンズ駆動方向を至近端方向に設定してからステップS3に戻る一方、YD<1であれば、主要被写体の被写体距離が増加したと判断して、ステップS24にてレンズ駆動方向を無限遠端方向に設定してからステップS3に戻る。これにより、主要被写体の被写体距離の変化に応じた合焦レンズ位置の再探索が実行される。
上述のようなコンティニアスAFを実行することにより、第1実施例と同様、コンティニアスAFの安定性向上及び合焦速度の向上が図られる。加えて、光学ズーム倍率が変化している最中であっても、主要被写体の移動方向の正確なる推定結果に基づいてフォーカスレンズの位置の移動制御がなされるため、コンティニアスAFの、更なる安定性向上が図られる。
<<第6実施例>>
上述の第5実施例と第3実施例を組み合わせることも可能であり、これによっても、第5実施例と同様の効果が得られる。この組み合わせに係る実施例を、第6実施例とする。第6実施例に係るオートフォーカス制御に関与する部位のブロック図は、図13に示すそれと同じである。従って、第6実施例に係る主制御部13(図1)は、図13のフォーカス制御部20bを備える。但し、第6実施例では、図13のレンズ位置制御部54に対して光学系35の焦点距離を表す焦点距離情報が与えられ、レンズ位置制御部54は、焦点距離情報、特徴点時系列情報及びAF評価値に基づいて、レンズ位置制御信号を生成する。
第6実施例においても、フォーカス制御部20bによってコンティニアスAFが実行される。今、タイミングT1及びT2におけるフレーム画像が、夫々、図14及び図15のフレーム画像401及び411であった場合を考える。一度、主要被写体に対する合焦が実現されるまでの動作、即ち、タイミングT1までのコンティニアスAFの動作は、第1実施例で述べたものと同様である。
つまり、タイミングT1以前から実行されているコンティニアスAF(第1実施例で述べた探索処理)によってタイミングT1時点では主要被写体に合焦しており、タイミングT1におけるレンズ位置は、合焦レンズ位置に合致しているものとする。そして、タイミングT1からタイミングT2にかけて、主要被写体の被写体距離及び光学ズーム倍率の少なくとも一方が変化したとする。主要被写体の動きが急激な場合などにおいては、レンズ位置を合焦レンズ位置に追従させることができない。本例は、このような状態を想定しており、タイミングT1からタイミングT2にかけてレンズ位置は変更されていないものとする。そうすると、タイミングT2におけるAF評価値は、タイミングT1におけるそれから急激に低下する。レンズ位置制御部54は、このAF評価値の低下を検知して主要被写体の合焦状態が崩れたと判断し、タイミングT2の後において、再度の探索処理を実行する。
この際、レンズ位置制御部54は、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向(換言すれば、合焦レンズ位置の探索方向)を、特徴点時系列情報及び焦点距離情報に基づいて決定する。この特徴点時系列情報には、フレーム画像401及び402の夫々に対して算出された距離D1〜D4のデータが含まれ、この焦点距離情報には、フレーム画像401及び402の撮影時における焦点距離のデータが含まれる。
具体的には例えば、レンズ位置制御部54は、フレーム画像401についての距離D1〜D4の平均値DAVE1をフレーム画像401における主要被写体の大きさとして推定する共にフレーム画像411についての距離D1〜D4の平均値DAVE2をフレーム画像411における主要被写体の大きさとして推定する。そして、フレーム画像401及び411における主要被写体の大きさの推定値DAVE1及びDAVE2をそれぞれ上記式(3)のSZ1及びSZ2に代入し、且つ、フレーム画像401及び402の撮影時における焦点距離を夫々上記式(3)のf1及びf2に代入することにより、式(3)の左辺の値YDを求める。ここで求められるYDは、被写体距離変化のみに由来する主要被写体の大きさの拡大率、即ち、光学ズーム倍率変化の影響が除去された主要被写体の大きさの拡大率を示している。
レンズ位置制御部54は、求めた拡大率YDから、タイミングT1−T2間における主要被写体の被写体距離の変化を推定し(換言すれば、撮像装置1から見た、主要被写体の移動方向を推定し)、推定結果に基づいて、合焦レンズ位置を再探索するためのフォーカスレンズ31の移動方向を決定する。
具体的には、拡大率YDが1よりも大きければ主要被写体の被写体距離が減少したと判断して、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向を至近端方向と定める。この場合、タイミングT2以降において、タイミングT2におけるレンズ位置を基準としてフォーカスレンズ31を至近端方向に移動させながら、合焦レンズ位置の再探索を行う。
一方、拡大率YDが1よりも小さければ主要被写体の被写体距離が増加したと判断して、再度の探索処理の実行開始時におけるフォーカスレンズ31の移動方向を無限遠端方向と定める。この場合、タイミングT2以降において、タイミングT2におけるレンズ位置を基準としてフォーカスレンズ31を無限遠端方向に移動させながら、合焦レンズ位置の再探索を行う。
<<第7実施例>>
上述の各実施例では、撮像部11にフォーカスレンズ31を設け、固定された撮像素子33を基準としてフォーカスレンズ31の位置を変化させることにより焦点の調節を行い、これによって主要被写体に対する合焦を実現している。しかしながら、この合焦を、撮像素子33の移動によって実現するようにしてもよい。即ち、フォーカスレンズ31ではなく撮像素子33の位置をドライバ34によって変更可能にしておき、撮像素子33の駆動を介して撮像素子33と光学系35内の固定レンズ(不図示)との位置関係を変化させることにより焦点の調節を行い、これによって主要被写体に対する合焦を実現してもよい。撮像素子33の移動によって焦点の調節を行う実施例を第7実施例とする。
第1実施例等の如くフォーカスレンズ31を駆動する場合は、フォーカスレンズ31の移動によってフォーカスレンズ31と撮像素子33との距離が調整され、該距離を最適距離に設定することで主要被写体に対する合焦が実現される。一方、撮像素子33を駆動する場合は、撮像素子33の移動によって上記固定レンズと撮像素子33との距離が調整され、該距離を最適距離に設定することで主要被写体に対する合焦が実現される。上記固定レンズは、被写体の光学像を撮像素子33上で結像させるために光学系35内に固定して配置されたレンズである。フォーカスレンズ31の位置を常に固定していると考えれば、その常に固定されたフォーカスレンズ31は、固定レンズの一種である。
上記の距離を最適距離に設定するために移動せしめられる移動物体が、撮像素子33であっても、第1〜第6実施例で述べた技術は全て適用可能である。勿論、第1〜第6実施例と第7実施例との間で該移動物体が異なるため、第1〜第6実施例で述べた事項を第7実施例に適用する場合には、適宜、読み替えが行われるべきである。
今、便宜上、撮像素子33の位置を素子位置と呼び、主要被写体に合焦している時における撮像素子33の位置を合焦素子位置と呼ぶ。第7実施例において、撮像素子33は、光学系35の光軸方向に沿って移動可能であり、撮像素子33の可動範囲は、所定の至近端と所定の無限遠端との間の範囲である。撮像素子33が至近端に配置されている時、ピントが合う被写体の被写体距離は最小となり、撮像素子33が無限遠端に配置されている時、ピントが合う被写体の被写体距離は最大となる。そして、撮像素子33が至近端から無限遠端に移動するにつれて、ピントが合う被写体の被写体距離は大きくなる。但し、第7実施例にて述べる、撮像素子33の可動範囲にとっての至近端及び無限遠端の位置は、当然、上述してきたフォーカスレンズ31にとってのそれらと異なる。
第1〜第6実施例で述べた事項を第7実施例に適用する場合は、必要に応じて、第1〜第6実施例の記述中におけるフォーカスレンズ31、レンズ位置及び合焦レンズ位置を、それぞれ、撮像素子33、素子位置及び合焦素子位置に読み替えればよい。
コンティニアスAFを実行する場合には、撮像素子33の位置を至近端方向又は無限遠端方向に所定移動量ずつ移動させながらAF評価値の最大値を探索し、これによって合焦素子位置を探す。合焦レンズ位置を探す処理と同様、合焦素子位置を探す処理も、探索処理と呼ぶ。一度、合焦が実現された後に合焦状態が崩れた場合、再度の探索処理が実行されるが、この際、再度の探索処理の実行開始時における撮像素子33の移動方向(換言すれば、合焦素子位置の探索方向)を、第1、第3、第5又は第6実施例にて述べた手法に従い、顔サイズ時系列情報、特徴点時系列情報、顔サイズ時系列情報及び焦点距離情報、又は、特徴点時系列情報及び焦点距離情報に基づいて決定する。
即ち、再度の探索処理の実行前に、画像上における主要被写体の大きさの減少が検出された場合(又は、主要被写体の被写体距離が増加したと判断される場合)は、再度の探索処理の実行開始時における撮像素子33の移動方向を無限遠端方向と定める。一方、再度の探索処理の実行前に、画像上における主要被写体の大きさの増加が検出された場合(又は、主要被写体の被写体距離が減少したと判断される場合)は、再度の探索処理の実行開始時における撮像素子33の移動方向を至近端方向と定める。
シングルAFにおいて、第1回目の探索処理を実行した後、第2回目の探索処理を実行する場合は、第2回目の探索処理の実行時における合焦素子位置の探索範囲を、第2又は第4実施例にて述べた手法に従い、顔サイズ時系列情報又は特徴点時系列情報に基づいて決定すればよい。
即ち、第2回目の探索処理の実行前に、画像上における主要被写体の大きさの減少が検出された場合(又は、主要被写体の被写体距離が増加したと判断される場合)は、第1回目の探索処理にて得られた合焦素子位置より無限遠端側の位置範囲を、第2回目の探索処理の実行時における合焦素子位置の探索範囲として定める。一方、第2回目の探索処理の実行前に、画像上における主要被写体の大きさの増加が検出された場合(又は、主要被写体の被写体距離が減少したと判断される場合)は、第1回目の探索処理にて得られた合焦素子位置より至近端側の位置範囲を、第2回目の探索処理の実行時における合焦素子位置の探索範囲として定める。
尚、第7実施例に係るフォーカス制御部は、図5のフォーカス制御部20a又は図13のフォーカス制御部20bによって形成されるが、第7実施例では、図5又は図13のレンズ位置制御部44又は55が素子位置制御部として機能し、その素子位置制御部が、合焦素子位置の探索処理を実現するべく、素子位置を制御するための素子位置制御信号をドライバ34に対して送出する。また、撮像素子33の駆動は、アクチュエータやピエゾ素子等によって実現される。フォーカスレンズ31を駆動する場合も同様である。
<<変形等>>
上述した説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。上述の実施形態の変形例または注釈事項として、以下に、注釈1〜注釈3を記す。各注釈に記載した内容は、矛盾なき限り、任意に組み合わせることが可能である。
[注釈1]
第1、第2及び第5実施例において、図5の顔検出部41による顔検出結果は常に正しいわけではなく、顔の向きが変わったり、顔の前に別の物体が侵入してきたりした場合などにおいては、顔検出の信頼度が低くなる。顔検出部41において、顔検出の信頼度は着目領域の顔らしさを表す数値によって表現されるため、その数値に基づいて顔検出の信頼度が低いと判断される場合は、第1又は第5実施例で述べた移動方向の設定及び第2実施例で述べた探索範囲の設定を行わないようにするとよい。これにより、顔の誤検出によって、逆に合焦速度が遅くなるといったことを防止することができる。
[注釈2]
第1、第2及び第5実施例では、撮像装置1内に顔検出部41を設け、各フレーム画像内から検出する対象物(特定種類の物体)を人間の顔としているが、本発明はこれに限定されない。即ち、顔以外の特定種類の物体を、フレーム画像内から検出すべき対象物として取り扱うことも可能である(顔検出部41を利用する場合、特定種類の物体は、人物の顔である)。例えば、検出すべき対象物を車両とすることもできる。顔以外の対象物の検出も公知の手法(パターンマッチング等)を用いることによって実現可能である。
[注釈3]
図1の撮像装置1は、ハードウェア、或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実現可能である。特に、図5及び図13に示される各部位の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実現可能である。ソフトウェアを用いて撮像装置1を構成する場合、ソフトウェアにて実現される部位についてのブロック図は、その部位の機能ブロック図を表すことになる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の全体ブロック図である。 図1の撮像部の内部構成図である。 図2のフォーカスレンズの可動範囲を示す図である。 図1の主制御部内に実装されるAF評価部の内部ブロック図である。 本発明の第1実施例に係る、オートフォーカス制御に関与する部位のブロック図である。 本発明の第1実施例に係り、タイミングT1におけるフレーム画像(a)と、タイミングT2におけるフレーム画像(b)を表す図である。 本発明の第1実施例に係り、タイミングT1に対応する、レンズ位置とAF評価値との関係を表すグラフ(a)と、タイミングT2に対応する、レンズ位置とAF評価値との関係を表すグラフ(b)である。 本発明の第1実施例に係り、合焦レンズ位置の探索方向を説明するための図である。 本発明の第2実施例に係り、複数の記録画像間におけるタイミング関係を示す図である。 本発明の第2実施例に係り、タイミングT3におけるフレーム画像(a)と、タイミングTAにおけるフレーム画像(b)を表す図である。 本発明の第2実施例に係り、タイミングT3に対応する、レンズ位置とAF評価値との関係を表すグラフ(a)と、タイミングTAに対応する、レンズ位置とAF評価値との関係を表すグラフ(b)である。 本発明の第2実施例に係り、シングルAFの実行時におけるフォーカスレンズの探索範囲を表す図である。 本発明の第3実施例に係る、オートフォーカス制御に関与する部位のブロック図である。 本発明の第3実施例に係り、基準フレーム画像としての、タイミングT1におけるフレーム画像を示す図である。 本発明の第3実施例に係り、タイミングT2におけるフレーム画像を示す図である。 本発明の第3実施例に係り、主要被写体の大きさが4つの特徴点によって形成される図形の大きさに概ね比例する様子を示すイメージ図である。 本発明の第5実施例に係り、画像上の顔サイズが、光学ズーム倍率変化及び被写体距離変化に由来して変化する様子を示す図である。 本発明の第5実施例に係るコンティニアスAFの動作フローチャートである。
符号の説明
1 撮像装置
11 撮像部
13 主制御部
20、20a、20b フォーカス制御部
30 ズームレンズ
31 フォーカスレンズ
33 撮像素子
41 顔検出部
42 顔サイズ履歴メモリ
43、53 AF評価部
44、54 レンズ位置制御部
51 特徴点検出部
52 特徴点履歴メモリ

Claims (14)

  1. 入射した光を光電変換する撮像素子と、
    前記撮像素子の光電変換により得られた撮像信号に基づいて焦点を調節するフォーカス制御手段と、を備えた撮像装置において、
    前記フォーカス制御手段は、
    前記撮像信号に基づく動画像内における特定の被写体の大きさの変化を検出する変化検出手段を備え、
    前記変化をも考慮して前記特定の被写体に合焦するように前記焦点を調節する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記焦点を調節するためのフォーカスレンズを介して、前記光は前記撮像素子に入射し、
    当該撮像装置は、前記フォーカスレンズを駆動する駆動手段を更に備え、
    前記フォーカス制御手段は、
    前記撮像信号に基づき、前記駆動手段を用いて前記フォーカスレンズのレンズ位置を制御することにより前記焦点の調節を行い、
    前記特定の被写体の大きさの変化に基づいて、前記特定の被写体に合焦するように前記レンズ位置を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記特定の被写体に合焦している時における前記レンズ位置を合焦レンズ位置と呼んだ場合、
    前記フォーカス制御手段は、
    前記フォーカスレンズを至近端方向又は無限遠端方向に移動させることにより前記合焦レンズ位置を探索する探索処理を介して前記特定の被写体に対する合焦を実現させ、
    一度その合焦が実現された後に前記探索処理を再度実行するとき、前記特定の被写体の大きさの変化に基づいて、その再度の探索処理の実行開始時における前記フォーカスレンズの移動方向を決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記フォーカス制御手段は、
    再度の探索処理の実行前に前記大きさの減少が検出された場合、その再度の探索処理の実行開始時における前記移動方向を前記無限遠端方向とする一方、
    再度の探索処理の実行前に前記大きさの増加が検出された場合、その再度の探索処理の実行開始時における前記移動方向を前記至近端方向とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記特定の被写体に合焦している時における前記レンズ位置を合焦レンズ位置と呼んだ場合、
    前記フォーカス制御手段は、
    前記フォーカスレンズを至近端方向又は無限遠端方向に移動させることにより前記合焦レンズ位置を探索する探索処理を介して前記特定の被写体に対する合焦を実現させ、
    一度その合焦が実現された後に前記探索処理を再度実行するとき、前記特定の被写体の大きさの変化に基づいて、その再度の探索処理の実行時における前記合焦レンズ位置の探索範囲を設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記フォーカス制御手段は、
    再度の探索処理の実行前に前記大きさの減少が検出された場合、前回の探索処理にて得られた前記合焦レンズ位置より無限遠端側のレンズ位置範囲を前記探索範囲として設定する一方、
    再度の探索処理の実行前に前記大きさの増加が検出された場合、前回の探索処理にて得られた前記合焦レンズ位置より至近端側のレンズ位置範囲を前記探索範囲として設定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像素子上に形成される光学像の大きさを変更するための光学ズームを実現するズームレンズを更に備え、
    前記フォーカス制御手段は、前記動画像内における前記特定の被写体の大きさの変化と、前記動画像の取得中における前記光学ズームの倍率変化と、に基づいて前記レンズ位置を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  8. 前記特定の被写体に合焦している時における前記レンズ位置を合焦レンズ位置と呼んだ場合、
    前記フォーカス制御手段は、
    前記フォーカスレンズを至近端方向又は無限遠端方向に移動させることにより前記合焦レンズ位置を探索する探索処理を介して前記特定の被写体に対する合焦を実現させ、
    一度その合焦が実現された後に前記探索処理を再度実行するとき、前記特定の被写体の大きさの変化と前記光学ズームの倍率変化に基づいて、その再度の探索処理の実行開始時における前記フォーカスレンズの移動方向を決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記変化検出手段は、前記特定の被写体の大きさの変化と前記光学ズームの倍率変化に基づいて、前記特定の被写体と前記撮像装置との、実空間上の距離の変化を推定し、
    前記フォーカス制御手段は、
    再度の探索処理の実行前における推定変化が前記距離の増加を表す場合、その再度の探索処理の実行開始時における前記移動方向を前記無限遠端方向とする一方、
    再度の探索処理の実行前における推定変化が前記距離の減少を表す場合、その再度の探索処理の実行開始時における前記移動方向を前記至近端方向とする
    ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記フォーカス制御手段は、
    前記撮像信号に基づいて前記撮像素子の位置を駆動制御することにより前記焦点の調節を行い、
    前記特定の被写体の大きさの変化に基づいて、前記特定の被写体に合焦するように前記撮像素子の位置を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 前記撮像信号に基づいて、前記動画像を形成する各フレーム画像から特定種類の物体を前記特定の被写体として検出する物体検出手段を更に備え、
    前記変化検出手段は、前記物体検出手段の検出結果に基づいて、前記特定の被写体の大きさの変化を検出する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項10の何れかに記載の撮像装置。
  12. 前記動画像中の基準のフレーム画像から前記特定の被写体の特徴点を複数抽出し、前記動画像を形成する各フレーム画像における前記複数の特徴点の位置を検出する特徴点検出手段を更に備え、
    前記変化検出手段は、異なるフレーム画像間における、前記複数の特徴点間の相対位置変化に基づいて、前記特定の被写体の大きさの変化を検出する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項10の何れかに記載の撮像装置。
  13. 前記特定種類の物体は、人物の顔を含む
    ことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  14. 入射した光を光電変換する撮像素子からの撮像信号に基づいて焦点の調節を行うオートフォーカス制御方法において、
    前記撮像信号に基づく動画像内における特定の被写体の大きさの変化を検出し、
    前記変化をも考慮して前記特定の被写体に合焦するように前記焦点を調節する
    ことを特徴とするオートフォーカス制御方法。
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