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JP2009027920A - 圧電アクチュエータ駆動装置、電子機器、電子機器の駆動方法 - Google Patents

圧電アクチュエータ駆動装置、電子機器、電子機器の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】幅広い駆動電圧に対応でき、かつ圧電アクチュエータの高効率な駆動が確実に実行できる圧電アクチュエータ駆動装置を提供すること。
【解決手段】電源と、圧電アクチュエータAと、この圧電アクチュエータの駆動を制御する駆動制御装置100とを備えた電子機器において、駆動制御装置100は、駆動信号SDRを振動体12の圧電素子に供給する駆動回路111と、振動体12の振動状態を表す位相差を検出する位相差検出手段120と、振動状態の目標となる目標位相差を補正する比較電圧設定回路133と、位相差と目標位相差とを比較する駆動周波数設定手段140とを備え、比較結果に基づいて位相差が目標位相差に近づくように駆動信号SDRの駆動周波数を変更させことで、駆動電圧に依存せず、高効率な圧電アクチュエータAの駆動が実現できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、圧電アクチュエータ駆動装置、電子機器、電子機器の駆動方法、電子機器の駆動制御プログラム、このプログラムを記録した記録媒体に関する。
圧電素子は、電気エネルギーから機械エネルギーへの変換効率や、応答性に優れている。このため、近年、圧電素子の圧電効果を利用した各種の圧電アクチュエータが開発されている。
この圧電アクチュエータとしては、圧電素子を有する振動体を主要構成要素とするものであり、例えば、この振動体を、一端に被駆動体と当接する突起部を有する板状の補強板と、この補強板の両面に貼設された圧電素子と、これら圧電素子の上面に設けられた駆動用電極およびこの駆動用電極と電気的に絶縁する検出用電極とで構成したものがある。そして、振動体の駆動用電極に所定の交流電圧を印加し、振動体をその長手方向に伸縮させる縦振動で励振させるとともに、この縦振動の振動方向と直交する方向に揺動する屈曲振動を誘発させる圧電アクチュエータの駆動装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような駆動装置による駆動制御により、圧電アクチュエータは、振動体の突起部が楕円軌道を描くように回転し、該突起部と当接する被駆動体を駆動する。ここで、被駆動体を高効率で駆動するためには、圧電アクチュエータの振動体に設計上の最適な駆動周波数を有する交流電圧を印加して所定の縦振動および屈曲振動を生じさせる必要がある。しかしながら、駆動装置の回路特性や温度、駆動トルク等により、常時設計上の最適な駆動周波数を印加することは困難である。このため、この駆動装置は、圧電素子に設けられた検出用電極から検出信号を検出し、この検出信号に基づいて駆動用電極に印加する交流電圧の駆動周波数を調整するフィードバック制御を実施している。
具体的に、駆動用電極に印加される交流電圧の位相と、検出用電極から検出される検出信号の位相との位相差、または、複数の検出用電極から検出される検出信号間の位相差が、駆動用電極に印加される交流電圧の駆動周波数に依存することが知られている。そこで、この駆動装置では、圧電アクチュエータの設計上の最適な駆動周波数に相当する前述の位相差を、目標位相差として予め設定しておき、検出した位相差が予め設定した目標位相差に近づくように、駆動用電極に印加する交流電圧の駆動周波数を調整する。このようなフィードバック制御を実施することにより、圧電アクチュエータの振動体に最適な駆動周波数を有する交流電圧を印加することが可能となり、圧電アクチュエータを所定の縦振動および屈曲振動で励振させ、被駆動体を高効率で駆動させることを可能としている。
特開2002−291264号公報
しかしながら、本出願人の鋭意研究の結果、検出用電極から検出される振動体の振動状態を表す周波数特性が駆動電圧に依存するという新たな知見が得られたため、特許文献1の駆動装置では、駆動電圧の位相と検出信号の位相との位相差を、予め設定した目標位相差に近づけるように駆動周波数をフィードバック制御しても、圧電アクチュエータの振動体に最適な駆動周波数を印加することができない可能性がある。すなわち、従来のフィードバック制御では、駆動電圧が変動した場合に、この駆動電圧に依存して振動体の周波数
特性も変動してしまうため、予め設定した目標位相差に基づいて駆動周波数を調整しても、最適な制御ができないことになる。このため、圧電アクチュエータによって印加できる駆動電圧の範囲が限定されてしまい、特定の電圧範囲を外れた駆動電圧を印加した場合には駆動効率が極端に悪化してしまうという問題がある。
本発明の目的は、幅広い駆動電圧に対応でき、かつ圧電アクチュエータの高効率な駆動が確実に実行できる圧電アクチュエータ駆動装置、電子機器、その駆動方法、その駆動制御プログラム、そのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
本発明の圧電アクチュエータの駆動装置は、圧電素子に所定の駆動周波数を有する駆動信号が与えられることにより振動する振動体を有した圧電アクチュエータを駆動する圧電アクチュエータの駆動装置であって、前記駆動信号を前記振動体の圧電素子に供給する駆動手段と、前記振動体の振動状態を表す値を検出する振動状態検出手段と、前記振動状態の目標となる目標値を設定する目標値設定手段と、電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記振動状態を表す値の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて、前記振動状態を表す値および前記目標値のうちの少なくとも一方を補正する補正手段と、前記振動状態を表す値と前記目標値とを比較する比較手段と、前記比較手段における比較結果に基づいて前記振動状態を表す値が前記目標値に近づくように前記駆動信号の駆動周波数を変更させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
このような本発明によれば、補正手段によって振動体の振動状態を表す値、および振動状態の目標値の少なくとも一方を補正し、この補正結果に基づいて駆動信号の駆動周波数を変更することで、駆動電圧に依存して振動体の振動状態が目標値からずれるような場合であっても、振動状態とその目標値との関係を適正に修正することができ、最適な駆動周波数を印加して高効率な駆動が実現できる。また、駆動電圧に応じて多数の圧電アクチュエータを用意する必要がなく、少数種類の圧電アクチュエータで幅広い駆動電圧に対応できるようになる。さらに、使用状況や使用期間等の要因で電源電圧が低下する、あるいはばらついた場合にも、この電圧変動の影響を回避したフィードバック制御が実施でき、圧電アクチュエータの駆動効率を常時適正に維持することができる。
なお、補正手段は、検出された振動状態を表す値を補正してもよく、また振動状態の目標値を補正してもよく、これらの両方を補正してもよい。また、補正手段は、圧電アクチュエータについて予め設定した補正値に基づいて補正すればよく、この補正値は、測定や計算等により求められる駆動電圧依存性に基づいて設定されていればよい。
また、補正手段による補正が、電源電圧、圧電アクチュエータの駆動電圧および振動状態を表す値の電圧値の少なくとも1つに基づくことで、駆動電圧の変動に応じてすぐに振動状態を表す値や目標値を変更することができ、この点からも迅速かつ確実に制御を実行することができる。この際、駆動電圧を直接検出すれば、駆動電圧の変動が検出されるのは当然であるが、振動状態を表す値の電圧値は駆動電圧に対応しているため、この電圧値を検出するようにしても同様に駆動電圧の変動を検出することができる。
この際、本発明の圧電アクチュエータの駆動装置では、前記振動状態検出手段は、前記駆動信号と前記振動体の振動状態を表す検出信号との位相差、または前記振動体の振動状態を表す複数の検出信号間の位相差を検出する位相差検出手段であり、前記目標値設定手段は、前記位相差の目標となる目標位相差を設定し、前記補正手段は、前記電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記検出信号の電圧値のうちの少なくとも1つを検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段で検出した電圧値に基づいて前記目標位相差を変更する位相差変更手段とを有し、前記比較手段は、前記位相差と前記変更された目標位相差とを比較することが好ましい。
このような構成によれば、駆動信号と振動体の振動状態を表す検出信号との位相差、または振動体に設けた複数の検出電極からの複数の検出信号間の位相差を検出し、この位相差の目標値である目標位相差を補正し、補正された目標位相差と位相差との比較に基づいてフィードバック制御を実施するので、迅速に駆動周波数を変更することができる。すなわち、前述したように、駆動信号および検出信号(または検出信号間)の位相差と駆動電圧の駆動周波数との依存性が知られており、この依存性は、駆動周波数の増加に対して位相差が単純に減少する、つまり位相差がピークを持たないようなものとなっている。このため、位相差検出手段で検出した位相差と目標位相差との大小から、駆動周波数を増加させるか減少させるかが即座に決定でき、制御を迅速化させることができる。この際、目標位相差を変更する変更値としては、電圧値の所定範囲ごとに設定された離散値でもよく、電圧値に対して連続的に設定された関数値でもよい。
また、本発明の圧電アクチュエータの駆動装置では、前記振動状態検出手段は、前記駆動信号と前記振動体の振動状態を表す検出信号との位相差、または前記振動体の振動状態を表す複数の検出信号間の位相差を検出する位相差検出手段であり、前記目標値設定手段は、前記位相差の目標となる目標位相差を設定し、前記補正手段は、前記電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記検出信号の電圧値のうちの少なくとも1つを検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段で検出した電圧値に基づいて前記位相差をシフトさせる位相差シフト手段とを有し、前記比較手段は、前記シフトした位相差と前記目標位相差とを比較するような構成でもよい。
このような構成によれば、駆動信号と振動体の振動状態を表す検出信号との位相差、または振動体に設けた複数の検出電極からの複数の検出信号間の位相差を検出し、この位相差を補正し、補正された位相差と目標位相差との比較に基づいてフィードバック制御を実施するので、前述と同様の理由から迅速に駆動周波数を変更することができる。この際、位相差を変更する変更値としては、電圧値の所定範囲ごとに設定された離散値でもよく、電圧値に対して連続的に設定された関数値でもよい。
また、本発明の圧電アクチュエータの駆動装置では、前記補正手段は、前記電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記振動体の振動状態を表す検出信号の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて前記検出信号の位相をシフトさせる位相シフト手段を有し、前記振動状態検出手段は、前記駆動信号と前記位相がシフトした検出信号との位相差を検出する位相差検出手段であり、前記目標値設定手段は、前記位相差の目標となる目標位相差を設定し、前記比較手段は、前記位相差と前記目標位相差とを比較するような構成でもよい。
このような構成によれば、電源電圧、圧電アクチュエータの駆動電圧および振動体の振動状態を表す検出信号の電圧値の少なくとも1つに基づいて、検出信号の位相をシフトさせ、このシフトした検出信号および駆動信号の位相差と、目標位相差との比較に基づいてフィードバック制御を実施するので、迅速に駆動周波数を変更することができる。すなわち、前述の位相差や目標位相差を変更する場合と同様に、位相差検出手段で検出した位相差と目標位相差との大小から、駆動周波数を増加させるか、または減少させるかが即座に決定でき、制御を迅速化させることができる。また、駆動電圧の変動に応じてすぐに検出信号の位相をシフトさせることができ、この点からも迅速かつ確実に制御を実行することができる。
この際、本発明の圧電アクチュエータの駆動装置では、前記位相シフト手段は、非線形素子から構成されていることが望ましい。
また、前記非線形素子は、ダイオードやオフ状態のトランジスタから構成可能である。
さらに、前記非線形素子をダイオードから構成した場合には、前記ダイオードは、MOSトランジスタの寄生ダイオードから構成可能である。
このような構成によれば、位相シフト手段を一般的なダイオードやMOSトランジスタ
の寄生ダイオード、あるいはオフ状態のトランジスタ等の非線形素子から構成することで、簡単な回路構成により検出信号の位相をシフトさせることができる。すなわち、非線形素子により検出信号の電圧値と電流値とが比例しなくなることで、検出信号の位相がシフトするようになっている。また、ダイオードやMOSトランジスタの寄生ダイオード、オフ状態のトランジスタ等を用いることで、安価に位相シフト手段を構成することができる。
なお、非線形素子としては、上述のものに限らず、印加される電圧の大きさに対して電流の大きさが非線形に変化する素子や、このような素子とコンデンサ等とを組み合わせた回路等が利用可能である。
以上において、本発明の圧電アクチュエータの駆動装置では、前記位相差検出手段は、前記駆動信号および前記検出信号の各信号の波形を整形する波形整形回路と、整形された各信号の位相差を検出するとともに、検出した位相差を電圧に変換する位相差電圧変換回路とを備えて構成されていることが好ましい。
このような構成によれば、駆動信号および検出信号の各信号の位相差が位相差電圧変換回路から電圧値として出力されるので、この位相差の電圧値と比較する目標位相差も電圧値として設定しておけば、コンパレータ等の簡便かつ安価な機器によって比較手段を構成することができる。
一方、本発明の圧電アクチュエータの駆動装置では、前記振動状態検出手段は、前記振動体の振動状態を表す検出信号の電圧を検出する電圧検出手段であり、前記目標値設定手段は、前記検出信号の電圧の目標となる目標電圧を設定し、前記補正手段は、前記電源電圧、および前記圧電アクチュエータの駆動電圧のうちの少なくとも一方に基づいて、前記検出信号の電圧および前記目標電圧の少なくとも一方を変更する電圧変更手段を有し、前記比較手段は、前記検出信号の電圧と前記目標電圧とを比較するような構成でもよい。
さらに、前記振動状態検出手段は、前記振動体の振動状態を表す検出信号の電流を検出する電流検出手段であり、前記目標値設定手段は、前記検出信号の電流の目標となる目標電流を設定し、前記補正手段は、前記電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記検出信号の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて、前記検出信号の電流および前記目標電流の少なくとも一方を変更する電流変更手段を有し、前記比較手段は、前記検出信号の電流と前記目標電流とを比較してもよい。
また、前記振動状態検出手段は、前記駆動信号の電流を検出する電流検出手段であり、前記目標値設定手段は、前記駆動信号の電流の目標となる目標電流を設定し、前記補正手段は、前記電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記検出信号の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて、前記駆動信号の電流および前記目標電流の少なくとも一方を変更する電流変更手段を有し、前記比較手段は、前記検出信号の電流と前記目標電流とを比較してもよい。
これらの構成によれば、振動体の振動状態を表す検出信号の電圧または電流と、目標電圧または目標電流とのうちの少なくとも一方、または駆動信号の電流と目標電流とのうちの少なくとも一方を補正するとともに、両者を比較し、この比較結果に基づいて駆動信号の駆動周波数を変更するので、駆動電圧に依存して検出信号の電圧または電流が、目標電圧または目標電流からずれる、あるいは駆動信号の電流が目標電流からずれたとしても、このずれを修正することができ、最適な駆動周波数を印加して高効率な駆動が実現できる。
以上において、本発明の圧電アクチュエータの駆動装置では、前記比較手段は、前記振動体の振動状態を表す値と前記目標値との比較結果を積算する積算手段を備え、前記制御手段は、前記積算手段で積算した積算情報に基づいて前記駆動信号の駆動周波数を変更させることが望ましい。
このような構成によれば、積算手段により比較結果を積算し、積算情報を制御手段に出
力することで、1回の比較結果によって制御するのではなく、積算された少なくとも2回以上の比較結果に基づいて制御することにより、検出信号や駆動電圧等のばらつきの影響を受けにくくなり、フィードバック制御の精度および効率を向上させることができる。この際、積分手段としては、例えば、アップダウンカウンタ等を備えて構成された積分回路が利用できる。
一方、本発明の電子機器は、前記いずれかの圧電アクチュエータの駆動装置と、これにより駆動される圧電アクチュエータと、電源とを備えたことを特徴とする。
このような本発明によれば、前述の圧電アクチュエータの駆動装置と同様に、駆動電圧に依存して振動体の振動状態が目標値からずれるような場合であっても、振動状態とその目標値との関係を適正に修正することができ、最適な駆動周波数を印加して高効率な駆動を可能とした電子機器が実現できる。
また、本発明の電子機器の駆動方法は、圧電素子に所定の駆動周波数を有する駆動信号が与えられることにより振動する振動体を有した圧電アクチュエータと、前記振動体の圧電素子に前記駆動信号を供給する駆動手段と、電源とを備えた電子機器を駆動する電子機器の駆動方法であって、前記振動体の振動状態を表す値を検出する振動状態検出工程と、前記振動状態の目標となる目標値を設定する目標値設定工程と、電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記振動状態を表す値の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて、前記振動状態を表す値および前記目標値の少なくとも一方を補正する補正工程と、前記振動状態を表す値と前記目標値とを比較する比較工程と、前記比較工程における比較結果に基づいて前記振動状態を表す値が前記目標値に近づくように前記駆動信号の駆動周波数を変更させる制御工程とを備えたことを特徴とする。
さらに、圧電アクチュエータの駆動方法として、圧電素子に所定の駆動周波数を有する駆動信号が与えられることにより振動する振動体を有した圧電アクチュエータを、前記振動体の圧電素子に前記駆動信号を供給する駆動手段を用いて駆動する圧電アクチュエータの駆動方法であって、前記振動体の振動状態を表す値を検出する振動状態検出工程と、前記振動状態の目標となる目標値を設定する目標値設定工程と、電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記振動状態を表す値の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて、前記振動状態を表す値および前記目標値の少なくとも一方を補正する補正工程と、前記振動状態を表す値と前記目標値とを比較する比較工程と、前記比較工程における比較結果に基づいて前記振動状態を表す値が前記目標値に近づくように前記駆動信号の駆動周波数を変更させる制御工程とを備えたものを採用してもよい。
このような本発明によれば、前述の圧電アクチュエータの駆動装置あるいは電子機器の駆動装置と同様に、駆動電圧に依存して振動体の振動状態が目標値からずれるような場合であっても、振動状態とその目標値との関係を適正に修正することができ、最適な駆動周波数を印加して高効率な駆動が実現できる。また、少数種類の圧電アクチュエータで幅広い駆動電圧に対応できるようになるとともに、電源電圧が低下あるいはばらついた場合にも、圧電アクチュエータの駆動効率を常時適正に維持することができる。
また、本発明の電子機器の駆動制御プログラムは、圧電素子に所定の駆動周波数を有する駆動信号が与えられることにより振動する振動体を有した圧電アクチュエータと、前記振動体の圧電素子に前記駆動信号を供給する駆動手段を有した駆動装置と、電源とを備えた電子機器を駆動制御する電子機器の駆動制御プログラムであって、コンピュータを、前記駆動信号を前記振動体の圧電素子に供給する駆動手段と、前記振動体の振動状態を表す値を検出する振動状態検出手段と、前記振動状態の目標となる目標値を設定する目標値設定手段と、電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記振動状態を表す値の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて、前記振動状態を表す値および前記目標値の
少なくとも一方を補正する補正手段と、前記振動状態を表す値と前記目標値とを比較する比較手段と、前記比較手段における比較結果に基づいて前記振動状態を表す値が前記目標値に近づくように前記駆動信号の駆動周波数を変更させる制御手段とのうちの少なくとも1つとして機能させることを特徴とする。
さらに、圧電アクチュエータの駆動制御プログラムとして、圧電素子に所定の駆動周波数を有する駆動信号が与えられることにより振動する振動体を有した圧電アクチュエータを駆動制御する圧電アクチュエータの駆動制御プログラムであって、コンピュータを、前記駆動信号を前記振動体の圧電素子に供給する駆動手段と、前記振動体の振動状態を表す値を検出する振動状態検出手段と、前記振動状態の目標となる目標値を設定する目標値設定手段と、電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記振動状態を表す値の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて、前記振動状態を表す値および前記目標値の少なくとも一方を補正する補正手段と、前記振動状態を表す値と前記目標値とを比較する比較手段と、前記比較手段における比較結果に基づいて前記振動状態を表す値が前記目標値に近づくように前記駆動信号の駆動周波数を変更させる制御手段とのうちの少なくとも1つとして機能させるプログラムを採用してもよい。
このような本発明によれば、コンピュータを電子機器の駆動制御手段の一部または全部として機能させることで、前述の圧電アクチュエータの駆動装置あるいは電子機器の駆動装置と同様に、最適な駆動周波数を印加して高効率な駆動が実現できるとともに、一つの圧電アクチュエータで幅広い駆動電圧に対応できる。
一方、本発明の記録媒体は、前記した電子機器の駆動制御プログラム、または圧電アクチュエータの駆動制御プログラムがコンピュータにて読み取り可能に記録されたものであることが好ましい。
このような構成によれば、圧電アクチュエータまたは電子機器の駆動制御プログラムを変更、改良した際にも、そのプログラムをコンピュータに容易に読み取らせて、プログラムをアップデートすることができる。
以上の本発明によれば、幅広い駆動電圧に対応でき、かつ圧電アクチュエータの高効率な駆動が確実に実行できる圧電アクチュエータ駆動装置、電子機器、その駆動方法、その駆動制御プログラム、そのプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
〔1.第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、後述する第2実施形態以降では、以下に説明する第1実施形態での構成部品と同じ部品および同様な機能を有する部品には同一符号を付し、説明を簡単にあるいは省略する。
〔1−1.全体構成〕
図1は、本実施形態における電子機器としての電子時計1の概略構成を示す図である。図2は、電子時計1における日付表示機構10の詳細な構成を示す平面図である。
図1に示すように、電子時計1は、時刻を表示する指針2と、この指針2を駆動するステッピングモータ3とを備えた腕時計である。ステッピングモータ3の駆動は、発振回路4、分周回路5、および駆動回路6により制御される。発振回路4は、水晶振動子からなる基準発振源を有し、基準パルスを出力するものである。分周回路5は、発振回路4から出力された基準パルスを入力し、この基準パルスに基づいて基準信号(例えば1Hzの信号)を生成する。駆動回路6は、分周回路5から出力された基準信号に基づいて、ステッピングモータ3を駆動するモータ駆動パルスを発生する。
電子時計1の日付表示機構10は、圧電アクチュエータAと、この圧電アクチュエータAを駆動制御する駆動制御装置100とを備えている。この駆動制御装置100は、電子時計1の時刻(例えば、24時)を検出して開閉するスイッチ8をトリガーとして作動し、日付表示機構10を駆動するようになっている。
図2に示すように、日付表示機構10の主要部は、圧電アクチュエータAと、この圧電アクチュエータAによって回転駆動される駆動対象としてのロータ20と、ロータ20の回転を減速しつつ伝達する減速輪列と、減速輪列を介して伝達される駆動力により回転する日車50とから大略構成されている。減速輪列は、日回し中間車30と日回し車40とを備えている。これらの圧電アクチュエータA、ロータ20、日回し中間車30、および日回し車40は、底板11に支持されている。圧電アクチュエータAは、扁平な短冊状の振動体12を有しており、この振動体12は、その先端部がロータ20の外周面と当接するように配置されている。日付表示機構10の上方には、図1に示すように、円盤状の文字板7が設けられており、この文字板7の外周部の一部には日付を表示するための窓部7Aが設けられ、窓部7Aから日車50の日付を覗けるようになっている。また、底板11の下方(裏側)には、ステッピングモータ3に接続されて指針2を駆動するムーブメント等が設けられている。
日回し中間車30は、大径部31と小径部32とから構成されている。小径部32は、大径部31よりも若干小径の円筒形であり、その外周面には、略正方形状の切欠部33が形成されている。この小径部32は、大径部31に対し、同心をなすように固着されている。大径部31には、ロータ20の上部の歯車21が噛合している。したがって、大径部31と小径部32とからなる日回し中間車30は、ロータ20の回転に連動して回転する。
日回し中間車30の側方の底板11には、板バネ34が設けられており、この板バネ34の基端部が底板11に固定され、先端部34Aが略V字状に折り曲げられて形成されている。板バネ34の先端部34Aは、日回し中間車30の切欠部33に出入可能に設けられている。板バネ34に近接した位置には、接触子35が配置されており、この接触子35は、日回し中間車30が回転し、板バネ34の先端部34Aが切欠部33に入り込んだときに、板バネ34と接触するようになっている。そして、板バネ34には、所定の電圧が印加されており、接触子35に接触すると、その電圧が接触子35にも印加される。従って、接触子35の電圧を検出することによって、日送り状態を検出でき、日車50の1日分の回転量が検出できる。
なお、日車50の回転量は、板バネ34や接触子35を用いたものに限らず、ロータ20や日回し中間車30の回転状態を検出して所定のパルス信号を出力するものなどが利用でき、具体的には、公知のフォトリフレクタ、フォトインタラプタ、MRセンサ等の各種の回転エンコーダ等が利用できる。
日車50は、リング状の形状をしており、その内周面に内歯車51が形成されている。日回し車40は、五歯の歯車を有しており、日車50の内歯車51に噛合している。また、日回し車40の中心には、シャフト41が設けられており、このシャフト41は、底板11に形成された貫通孔42に遊挿されている。貫通孔42は、日車50の周回方向に沿って長く形成されている。そして、日回し車40およびシャフト41は、底板11に固定された板バネ43によって図2の右上方向に付勢されている。この板バネ43の付勢作用によって日車50の揺動も防止される。
圧電アクチュエータAの振動体12は、二長辺と二短辺とにより囲まれた長方形状の板である。また、振動体12は、2枚の長方形かつ板状の圧電素子の間に、これらの圧電素子と略同形状であり、かつ圧電素子よりも肉厚の薄いステンレス鋼等の補強板を挟んだ積層構造を有している。圧電素子としては、チタン酸ジルコニウム酸鉛(PZT(商標))
、水晶、ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、メタニオブ酸鉛、ポリフッ化ビニリデン、亜鉛ニオブ酸鉛、スカンジウムニオブ酸鉛等の各種のものを用いることができる。
振動体12は、一短辺の幅方向略中央部分に当接部13を有している。この当接部13は、補強板を切断成形する等の方法により得られたものであり、緩やかな曲面を持った先端部分を圧電素子から突出させている。振動体12は、この当接部13の先端をロータ20の外周面に当接させる姿勢を保っている。振動体12にこのような姿勢を維持させるために、支持部材14と付勢部材15とが圧電アクチュエータAに設けられている。
圧電アクチュエータAの支持部材14は、補強板の切断成形等の方法により補強板と一体形成されたものである。この支持部材14は、L字状の部材であり、振動体12の一長辺の略中央から垂直に突出した垂直部と、この垂直部の先端から長辺に対して平行にロータ20側に向けて延びた水平部とからなる。垂直部とは反対側の水平部の端部には、底板11から突出したピンが貫通しており、このピンを回転軸として支持部材14およびこれに固定された振動体12が回転可能である。支持部材14の水平部の略中央には、付勢部材15の一端が係合されている。付勢部材15は、その略中央部分を底板11から突出したピンが貫通しており、このピンを回転軸として回動可能である。また、支持部材14と反対側の付勢部材15の端部は、底板11に係合されており、この端部の位置を変えることにより振動体12の当接部13をロータ20の外周面に押し当てる圧力が調整可能になっている。
以上の構成において、圧電アクチュエータAの振動体12は、駆動制御装置100から所定の周波数の駆動信号が圧電素子に印加されることで第1の振動モードである縦振動と、この縦振動に誘発されて第2の振動モードである屈曲振動とが発生し、その板面を含む平面内において当接部13が楕円軌道を描いて運動する。ロータ20は、この振動体12の当接部13によってその外周面が叩かれ、図2中矢印で示すように、時計回りに回転駆動される。このロータ20の回転は、日回し中間車30を介して日回し車40に伝達され、この日回し車40が日車50を時計回り方向に回転させる。このような振動体12からロータ20、ロータ20から減速輪列(日回し中間車30および日回し車40)、減速輪列から日車50への力の伝達は、いずれも振動体12の底板11面に平行な方向の力の伝達である。このため、ステップモータのようにコイルやロータを厚さ方向に積み重ねるのではなく、同一平面内に振動体12およびロータ20を配置し、日付表示機構10を薄型化できる。そして、日付表示機構10を薄型にできるため、電子時計1全体を薄型にできる。
〔1−2.圧電アクチュエータAの駆動制御装置の構成〕
先ず、駆動制御装置100の構成を説明する前に、振動体12の振動状態と印加される駆動電圧信号SDRの駆動電圧との関係について、図3に基づいて説明する。
図3は、駆動電圧信号SDRの駆動周波数に対する、振動体12からの検出信号SD1と駆動電圧信号SDRとの位相差(振動状態を表す値)の関係を示す図である。ここで、検出信号SD1は、振動体12の圧電素子に配置された振動検出電極T1(図4)から得られる信号であり、振動体12の振動を表すものである。同図において、2本示された曲線のうちの上側の曲線P1は、駆動電圧が比較的低い場合(例えば、1V)の駆動周波数に対する位相差の関係を示し、下側の曲線P2は、駆動電圧が比較的高い場合(例えば、2V)の駆動周波数に対する位相差の関係を示している。また同図中、f0は、圧電アクチュエータAの最適駆動周波数を表し、曲線P1における最適駆動周波数f0(例えば、300kHz)における位相差は、約120°となり、曲線P2における最適駆動周波数f0における位相差は、約60°となっている。
以上のように、検出信号SD1と駆動電圧信号SDRとの位相差、つまり振動体12の振動状態は、駆動電圧の大きさに依存し、駆動電圧の大きさによって最適駆動周波数f0
における位相差が変動してしまう。すなわち、駆動電圧が比較的低い場合(図中、P1の場合)を想定して、最適駆動周波数f0における目標位相差を120°に設定しておいたとしても、駆動電圧が高くなってしまうと(図中、P2の場合)、目標位相差(120°)における駆動周波数が最適駆動周波数f0よりも小さい方向にずれてしまう。このため、この目標位相差を基準にして圧電アクチュエータAを駆動制御しても、最適な振動体12の振動状態が得られないということが図3から分かる。
次に、本実施形態の駆動制御装置について、図4に基づいて説明する。
図4は、本実施形態の駆動制御装置100を示すブロック図である。
図4において、圧電アクチュエータAを駆動制御する駆動制御装置100は、上述した振動体12の振動状態の駆動電圧依存性に鑑みて設計されたものであって、ICチップ上に回路として実装されたものである。すなわち、この駆動制御装置100は、駆動電圧信号SDRの駆動電圧に応じて、検出信号SD1と駆動電圧信号SDRとの位相差と、目標位相差との関係が、最適駆動周波数f0になるように目標位相差を補正した上で、駆動周波数を制御する。そして、駆動制御装置100は、駆動信号供給手段110と、位相差検出手段120と、目標位相差を補正する補正手段130と、比較手段としての駆動周波数設定手段140とを備えている。
駆動信号供給手段110は、駆動周波数設定手段140における比較結果に基づいて、所定の駆動周波数を有する駆動電圧信号SDRを振動体12の駆動電極に印加する。この駆動信号供給手段110は、駆動手段としての駆動回路111と、可変周波数発振回路112とを備えている。
駆動回路111は、振動体12の駆動電極と電気的に接続され、可変周波数発振回路112から出力される出力信号Sdrを増幅し、駆動電圧信号SDRを振動体12の駆動電極に印加する回路である。
可変周波数発振回路112は、駆動周波数設定手段140から出力される周波数制御電圧信号SVCに応じた周波数で発振し、信号Sdrを駆動回路111に出力する回路である。本実施形態では、可変周波数発振回路112の発振周波数は、例えば、温度等により所定の周波数変動幅を有するものとする。
位相差検出手段120は、駆動回路111から振動体12に出力される駆動電圧信号SDRと、この駆動電圧信号SDRを振動体12の駆動電極に印加した結果、振動体12の振動により振動検出電極T1から出力される検出信号SD1とを検出し、これらの駆動電圧信号SDRと検出信号SD1との位相差を検出する。この位相差検出手段120は、波形整形回路121と、位相差電圧変換回路としての位相差-DC変換回路122とを備えている。
波形整形回路121は、駆動回路111および振動体12の振動検出電極T1と電気的に接続され、駆動回路111から出力される駆動電圧信号SDRと、振動検出電極T1から出力される検出信号SD1を入力し、これらの駆動電圧信号SDRおよび検出信号SD1の波形を整形し、整形した駆動電圧信号SDRおよび検出信号SD1を位相差-DC変換回路122に出力する回路である。
なお、本実施形態では、検出信号SD1と駆動電圧信号SDRとの位相差を検出することとするが、これに限らず、振動体12に複数の検出電極を設け、これら複数の検出電極からの複数の検出信号間の位相差の位相差を検出するようにしてもよい。
位相差‐DC変換回路122は、波形整形回路121にて整形された駆動電圧信号SDRおよび検出信号SD1の位相差に応じた信号を出力する回路である。この位相差-DC変換回路122は、図示しない位相差検出部と、平均電圧変換部とを備えている。位相差検出部は、駆動電圧信号SDRおよび検出信号SD1の位相差に相当するパルス幅の位相差信号を生成し、この位相差信号を平均電圧変換部に出力する。平均電圧変換部は、位相
差検出部から出力される位相差信号を平均化し、駆動電圧信号SDRおよび検出信号SD1の位相差に比例したレベルの位相差信号SPDを駆動周波数設定手段140に出力する。
補正手段130は、駆動電圧に応じて目標位相差を設定し、この目標位相差に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段140に出力する回路であり、すなわち、駆動電圧に依存して検出信号SD1と駆動電圧信号SDRとの位相差が変動した場合に、この位相差の変動に応じて目標位相差を変更するものである。この補正手段130は、電源電圧(駆動電圧)を検出する電圧検出手段としての電源電圧検出回路131と、この電源電圧検出回路131で検出した電源電圧に応じて目標位相差を変更させる制御回路132と、この制御回路132からの指令を受けて目標位相差を変更し、変更した目標位相差に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段140に出力する位相差変更手段(目標値設定手段)としての比較電圧設定回路133とを備えている。制御回路132は、電源電圧検出回路131で検出した電源電圧に対応する制御信号を比較電圧設定回路133に出力する。
なお、電源電圧検出回路131は、電源電圧(駆動電圧)を検出するものに限らず、圧電アクチュエータAの振動体12の振動検出電極T1に接続され、振動検出電極T1からの検出信号SD1の電圧値を検出するように構成されていてもよい。
比較電圧設定回路133は、制御回路132による制御の下、所定の目標位相差に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段140に出力する回路である。この比較電圧設定回路133は、図示しないアップダウンカウンタと、D/Aコンバータとを備えている。アップダウンカウンタは、制御回路132から適宜出力される信号により、アップカウント入力、または、ダウンカウント入力が実施され、これらの各アップ、ダウンカウント入力があった際にカウンタ値をアップあるいはダウンするように構成されている。また、アップダウンカウンタは、圧電アクチュエータAの駆動開始時に制御回路132から出力される制御信号を入力することにより、カウンタ値を所定値に、例えば、MAXのカウンタ値に設定するように構成されている。そして、このアップダウンカウンタは、例えば、3ビットのカウンタ等で構成されており、アップカウントまたはダウンカウントによる3ビットのカウンタ値をD/Aコンバータに出力する。D/Aコンバータは、内部にアップダウンカウンタのカウンタ値に応じた比較電圧値が設定されている。そして、このD/Aコンバータは、アップダウンカウンタから出力されるカウンタ値を入力すると、該カウンタ値に応じた比較電圧値に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段140に出力する。
駆動周波数設定手段140は、位相差検出手段120にて検出される位相差と、補正手段130で設定される目標位相差との間の差が0近傍の値を示すように、駆動信号供給手段110から出力される駆動電圧信号SDRの駆動周波数を設計上の最適な駆動周波数f0近傍にロックする駆動制御を実施する。この駆動周波数設定手段140は、比較回路141と、積分回路142と、図示しない制御手段としての駆動制御回路とを備えている。
比較回路141は、比較電圧設定回路133から出力される比較電圧信号SREFの比較電圧値と、位相差検出手段120から出力される位相差信号SPDの電圧値とを比較して、積分回路142に比較情報を出力する。この比較回路141は、例えば、コンパレータ等から構成され、位相差信号SPDの電圧値が比較電圧信号SREFの比較電圧値以下である場合に、比較情報としてのハイレベルの信号SCTHを積分回路142に出力する。また、位相差信号SPDの電圧値が比較電圧信号SREFの比較電圧値よりも大きい場合に比較情報としてのローレベルの信号SCTLを積分回路142に出力する。
積分回路142は、比較回路141から出力される比較情報を積算し、積算情報を駆動信号供給手段110に出力し、駆動信号供給手段110から出力される駆動電圧信号SD
Rの駆動周波数を変更させる。この積分回路142は、図示しない2つのANDゲートと、アップダウンカウンタと、D/Aコンバータとを備えている。ANDゲートは、比較回路141から出力されるハイレベルの信号SCTHおよびローレベルの信号SCTLと、駆動制御回路(不図示)のパルス発生源から出力されるパルス信号とを入力し、該パルス信号の入力タイミングに応じてアップダウンカウンタに信号を出力する。具体的に、ANDゲートは、比較回路141から出力されるハイレベルの信号SCTHを入力すると、パルス信号の入力タイミングに応じてアップダウンカウンタに信号を出力し、アップカウント入力を実施する。また、ANDゲートは、比較回路141から出力されるローレベルの信号SCTHを入力すると、パルス信号の入力タイミングに応じてアップダウンカウンタに信号を出力し、ダウンカウント入力を実施する。アップダウンカウンタは、ANDゲートを介して入力される比較情報を積算する。このアップダウンカウンタは、例えば、12ビットのカウンタ等から構成されており、ANDゲートからの信号により、カウンタ値をアップあるいはダウンする。また、このアップダウンカウンタは、駆動制御回路からの信号をRESET入力端子に入力することにより、カウンタ値を0に設定するように構成されている。そして、このアップダウンカウンタは、ANDゲートからの信号により、カウンタ値をアップあるいはダウンし、12ビットのカウンタ値をD/Aコンバータに出力する。D/Aコンバータは、内部にアップダウンカウンタのカウンタ値に応じた周波数制御電圧値が設定されている。そして、このD/Aコンバータは、アップダウンカウンタから出力されるカウンタ値を入力すると、該カウンタ値に応じた周波数制御電圧値に相当する周波数制御電圧信号SVCを駆動信号供給手段110の可変周波数発振回路112に出力する。
駆動周波数設定手段140の駆動制御回路は、圧電アクチュエータAの駆動開始から駆動終了までの間に、補正手段130および積分回路142に適宜、制御指令信号を出力し、これら回路130,142を制御する。この駆動制御回路は、図示しないパルス発生源と、微分回路、タイマ回路とを備えている。パルス発生源は、例えば、水晶振動子やセラミック振動子等の基準発振信号から所定の周波数のパルス信号を出力する回路である。例えば、このパルス発生源は、積分回路142の2つのANDゲート、およびタイマ回路にパルス信号を出力する。微分回路は、午前0時を示し、圧電アクチュエータAの駆動を開始する旨のスタート信号、すなわち、日車50(図2)の回転開始を示すスタート信号をスイッチ8から入力すると、このスタート信号の入力タイミングに合わせてパルス信号を出力する回路である。この微分回路は、比較電圧設定回路133のアップダウンカウンタ、積分回路142のアップダウンカウンタ、およびタイマ回路にパルス信号を出力する。
〔1−3.圧電アクチュエータAの駆動制御方法〕
図5は、圧電アクチュエータAの駆動制御方法を説明するためのフローチャートである。
スイッチ8からのスタート信号が入力されると、駆動周波数設定手段140の駆動制御回路は、補正手段130の電源電圧検出回路131に制御信号を出力し、電源電圧検出回路131に電源電圧(駆動電圧)を検出させる(ステップS1)。
補正手段130の制御回路132は、検出した電源電圧に基づいた制御信号を比較電圧設定回路133に出力し、比較電圧設定回路133に電源電圧に対応した目標位相差を設定させる(ステップS2、補正工程、目標値設定工程)。そして、比較電圧設定回路133は、設定された目標位相差に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段140に出力する。この比較電圧信号SREFとして出力された目標位相差は、例えば、電源電圧が低い場合(図3のP1の場合)、すなわち、電源電圧が1Vであれば、120°に設定され、電源電圧が高い場合(図3のP2の場合)、すなわち、電源電圧が2Vであれば、60°に設定されるようになっている。
また、ステップS1と同時に、駆動周波数設定手段140の駆動制御回路は、予め設定
した最大周波数fmaxに相当する周波数制御電圧信号SVCを、積分回路142から駆動信号供給手段110の可変周波数発振回路112に出力させる(ステップS3)。
ステップS3の後、駆動信号供給手段110から所定の駆動周波数(ここでは、最小駆動周波数fmax)の駆動周波数を有する駆動電圧信号SDRが圧電アクチュエータAの振動体12に印加され、振動体12が振動する。この際、駆動電圧信号SDRは、位相差検出手段120にも出力される。
この振動体12の振動により、振動検出電極T1から検出信号SD1が出力される。そして、位相差検出手段120は、この検出信号SD1と駆動電圧信号SDRとの位相差を検出し(ステップS4、振動状態検出工程)、位相差信号SPDを駆動周波数設定手段140の比較回路141に出力する。
そして、駆動周波数設定手段140は、比較回路141において、比較電圧設定回路133から出力された比較電圧信号SREFの比較電圧値と、位相差検出手段120から出力された位相差信号SPDの電圧値とを比較する(ステップS5、比較工程)。すなわち、比較回路141では、位相差検出手段120にて検出された位相差が目標位相差(120°や60°)以下であるか否かを判定している。
ステップS5において、位相差信号SPDの電圧値が比較電圧信号SREFの比較電圧値よりも大きい(「No」)と比較回路141判定した場合には、積分回路142に信号SCTLを出力する。そして、積分回路142は、信号SCTLを入力すると、アップダウンカウンタがカウントダウンし、カウンタ値を1下げる。これにより、積分回路142から出力される周波数制御電圧値が減少し、駆動信号供給手段110から出力される駆動電圧信号SDRの駆動周波数が減少する(ステップS6A、制御工程)。
そして、ステップS5およびS6Aを繰り返し実施して、駆動電圧信号SDRの駆動周波数が減少することで、この駆動電圧信号SDRの駆動周波数が設計上の最適な駆動周波数f0を下回る。この際、ステップS5において、駆動周波数設定手段140の比較回路141は、位相差信号SPDの電圧値が比較電圧信号SREFの比較電圧値よりも小さいと判定し、積分回路142に信号SCTHを出力する。
積分回路142は、信号SCTHを入力すると、アップダウンカウンタがカウントアップし、カウンタ値を1上げる。これにより、積分回路142から出力される周波数制御電圧値が所定の値だけ増加し、駆動信号供給手段110から出力される駆動電圧信号SDRの駆動周波数が所定の値だけ増加する(ステップS6B、制御工程)。
以上のようにして、駆動電圧信号SDRが最適な駆動周波数f0近傍の駆動周波数となり、振動体12の振動状態が最適に制御されるフィードバック制御が実行される。このような圧電アクチュエータAの駆動は、前記日付表示機構10における日回し中間車30の接触子35によって検出される日車50の回転量が、所定の回転量に達した時点で停止されるまで継続されるようになっている。
なお、以上のステップS6A,S6Bに続いて、ステップS1,S2,S5を繰り返し実行させるようにしてもよい。このようにすれば繰り返しの度ごとに随時、補正手段130の電源電圧検出回路131で電源電圧を検出し、これに基づいて比較電圧設定回路133にて目標位相差を設定し直すことができる。従って、電源電圧の変動に伴って位相差と目標位相差との間にずれが生じても、このずれを補正することができるようになる。
〔1−4.第1実施形態の効果〕
上述した第1実施形態では、以下のような効果がある。
(1)すなわち、電源電圧検出回路131にて検出した電源電圧に基づいて、補正手段130の比較電圧設定回路133によって目標位相差を補正し、この補正した目標位相差と、検出信号SD1および駆動電圧信号SDRの位相差とを比較し、この比較結果に基づいて駆動電圧信号SDRの駆動周波数を変更するフィードバック制御により、圧電アクチュ
エータAの駆動制御を実施することで、電源電圧に依存して振動体12の振動状態が目標値からずれるような場合であっても、振動状態とその目標値との関係を適正に修正することができ、最適な駆動周波数を印加して高効率な駆動が実現できる。
(2)また、電子時計1における電源電圧に応じて多数の圧電アクチュエータAを用意する必要がなく、少数種類の圧電アクチュエータAで幅広い電源電圧の電子機器に対応できるようになる。
(3)さらに、電子時計1の使用状況や使用期間等の要因で電源電圧が低下する、あるいはばらついた場合であっても、圧電アクチュエータAの駆動開始時、あるいはフィードバック制御中に、電源電圧を検出し、これに基づいて目標位相差を設定し直すようにすれば、電圧変動の影響を回避した駆動制御が実施でき、圧電アクチュエータAの駆動効率を常時適正に維持することができる。
(4)また、駆動周波数の増加に対して単純に減少する位相差の比較に基づいてフィードバック制御するようにしたので、位相差検出手段120で検出した検出信号SD1および駆動電圧信号SDRの位相差と、目標位相差との大小から、比較回路141において、駆動周波数を増加させるか減少させるかが即座に決定でき、駆動制御を迅速化することができる。
(5)また、駆動周波数設定手段140の積分回路142によって比較回路141から出力される比較情報を積算し、積算情報を駆動信号供給手段110に出力することで、1回の比較結果によって制御するのではなく、積算された少なくとも2回以上の比較結果に基づいて制御することにより、検出信号SD1や駆動電圧等のばらつきの影響を受けにくくなり、フィードバック制御の精度および効率を向上させることができる。
(6)また、位相差検出手段120が波形整形回路121と、位相差-DC変換回路122とを備えて構成され、駆動電圧信号SDRおよび検出信号SD1の各信号の位相差が位相差-DC変換回路122から電圧値として出力されるので、この位相差の電圧値と目標位相差の電圧値とを比較する比較回路141を、コンパレータ等の簡便かつ安価な機器によって構成することができ、駆動制御装置100の構造を簡単化することができる。
(7)また、圧電アクチュエータAにより日付表示機構10を駆動することで、小型薄型の構成でありながら、高効率の駆動を実現でき、より一層の電子時計1の小型化が実現できる。
〔2.第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態を図6に基づいて説明する。
図6は、本実施形態の駆動制御装置200を示すブロック図である。
第2実施形態では、前述の第1実施形態と同様の構成を有した電子時計1において、その日付表示機構10を駆動する圧電アクチュエータAの駆動制御装置200が異なる。
具体的には、第1実施形態では、圧電アクチュエータAの振動状態の目標値である目標位相差を補正手段により補正し、この補正した目標位相差と、検出信号SD1および駆動電圧信号SDRの位相差とを比較し、この比較結果に基づいて駆動電圧信号SDRの駆動周波数を変更するフィードバック制御を実施した。
これに対して第2実施形態は、圧電アクチュエータAの振動状態を表す検出信号SD1および駆動電圧信号SDRの位相差を補正し、この補正した位相差と、予め設定した目標位相差とを比較し、この比較結果に基づいてフィードバック制御を実施する点が相違する。以下、相違点について詳しく説明する。
〔2−1.圧電アクチュエータAの駆動制御装置の構成〕
駆動制御装置200は、駆動信号供給手段210と、位相差検出手段220と、検出された位相差を補正する補正手段230と、比較手段としての駆動周波数設定手段240と、目標位相差を設定する比較電圧設定回路250とを備えている。
ここで、駆動信号供給手段210、位相差検出手段220、および駆動周波数設定手段240は、それぞれ第1実施形態の駆動信号供給手段110、位相差検出手段120、および駆動周波数設定手段140と同様の構成であり、駆動信号供給手段210は、駆動回路211と、可変周波数発振回路212とを備え、位相差検出手段220は、波形整形回路221と、位相差電圧変換回路としての位相差-DC変換回路222とを備え、駆動周波数設定手段240は、比較回路241と、積分回路242と、図示しない制御手段としての駆動制御回路とを備えている。そして、比較電圧設定回路250は、予め設定された目標位相差に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段240に出力する回路である。
補正手段230は、駆動電圧に応じて位相差検出手段220で検出された位相差をシフト(位相差シフト手段)させ、このシフトさせた位相差を駆動周波数設定手段240に出力する回路である。すなわち、駆動電圧に依存して検出信号SD1と駆動電圧信号SDRとの位相差が変動した場合に、この変動分だけ位相差をシフトさせて補正するものである。この補正手段230は、電源電圧(駆動電圧)を検出する電圧検出手段としての電源電圧検出回路231と、この電源電圧検出回路131で検出した電源電圧に応じて位相差シフト量を指令する制御回路232と、この制御回路232からの指令を受けて位相差に相当する位相差信号SPDの電圧値を変更し、変更した位相差信号SPDaを駆動周波数設定手段240に出力する位相差シフト回路233とを備えている。
なお、電源電圧検出回路231は、電源電圧(駆動電圧)を検出するものに限らず、圧電アクチュエータAの振動体12の振動検出電極T1に接続され、振動検出電極T1からの検出信号SD1の電圧値を検出するように構成されていてもよい。
駆動周波数設定手段240は、補正手段230の位相差シフト回路233でシフトさせた位相差と、比較電圧設定回路250で設定された目標位相差との間の差が0近傍の値を示すように、駆動信号供給手段210から出力される駆動電圧信号SDRの駆動周波数を設計上の最適な駆動周波数f0近傍にロックする駆動制御を実施する。すなわち、駆動周波数設定手段240は、シフトした位相差信号SPDaの電圧値が比較電圧信号SREFの比較電圧値以下である場合に、比較情報としてのハイレベルの信号SCTHを積分回路242に出力する。また、位相差信号SPDaの電圧値が比較電圧信号SREFの比較電圧値よりも大きい場合に比較情報としてのローレベルの信号SCTLを積分回路242に出力する。
〔2−2.圧電アクチュエータAの駆動制御方法〕
本実施形態の駆動制御装置200による圧電アクチュエータAの駆動制御方法は、前述の第1実施形態の駆動制御方法と略同一であり、図5のステップS2において、位相差をシフトさせる点と、ステップS6A,S6Bに続いて、ステップS1,S2,S5を繰り返し実行する点とが相違する。すなわち、駆動開始とともに予め設定した最大周波数fmaxに発信周波数を設定し(ステップS3)た後、電源電圧検出回路231で電源電圧(駆動電圧)を検出し(ステップS1)、検出した電源電圧に基づいて位相差シフト回路233で位相差をシフトさせ(ステップS2)、シフトさせた位相差と目標位相差とを比較し(ステップS5)、この比較結果に基づいて発信周波数を減少または増加させる(ステップS6A,S6B)。これらのステップS1,S2,S5,S6A,S6Bを順次繰り返すことで、駆動電圧信号SDRが最適な駆動周波数f0近傍の駆動周波数となり、振動体12の振動状態が最適に制御されるフィードバック制御が実行される。
〔2−3.第2実施形態の効果〕
上述した第2実施形態では、前述の(2)、(4)〜(7)の効果に加えて以下のような効果がある。
(8)すなわち、電源電圧検出回路231にて検出した電源電圧に基づいて、検出信号SD1および駆動電圧信号SDRの位相差を補正手段130の位相差シフト回路233によってシフトさせ、このシフトした位相差と、目標位相差とを比較し、この比較結果に基づいて駆動電圧信号SDRの駆動周波数を変更するフィードバック制御により、圧電アクチュエータAの駆動制御を実施することで、電源電圧に依存して振動体12の振動状態が目標値からずれるような場合であっても、振動状態とその目標値との関係を適正に修正することができ、最適な駆動周波数を印加して高効率な駆動が実現できる。
(9)さらに、電子時計1の使用状況や使用期間等の要因で電源電圧が低下する、あるいはばらついた場合であっても、圧電アクチュエータAの駆動開始時およびフィードバック制御中に、電源電圧を検出し、これに基づいて位相差をシフトさせるので、電圧変動の影響を回避した駆動制御が実施でき、圧電アクチュエータAの駆動効率を常時適正に維持することができる。
〔3.第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態を図7〜9に基づいて説明する。
図7は、本実施形態の駆動制御装置300を示すブロック図である。図8は、駆動制御装置300における位相シフト手段330の等価回路を示す図である。図9は、駆動電圧信号SDRの駆動周波数に対する、振動体12からの検出信号SD1と駆動電圧信号SDRとの位相差(振動状態を表す値)の関係を示す図である。
第3実施形態では、前述の第1、2実施形態と同様の構成を有した電子時計1において、その日付表示機構10を駆動する圧電アクチュエータAの駆動制御装置300が異なる。
具体的には、第1実施形態では、圧電アクチュエータAの振動状態の目標値である目標位相差を補正手段により補正し、この補正した目標位相差と、検出信号SD1および駆動電圧信号SDRの位相差とを比較し、この比較結果に基づいて駆動電圧信号SDRの駆動周波数を変更するフィードバック制御を実施した。また、第2実施形態では、圧電アクチュエータAの振動状態を表す検出信号SD1および駆動電圧信号SDRの位相差をシフトさせ、このシフトした位相差と、予め設定した目標位相差とを比較し、この比較結果に基づいて駆動電圧信号SDRの駆動周波数を変更するフィードバック制御を実施した。
これに対して第3実施形態は、圧電アクチュエータAの振動状態を表す検出信号SD1の位相を補正し、この位相を補正した検出信号SD1aと駆動電圧信号SDRとの位相差を検出し、検出した位相差と予め設定した目標位相差とを比較し、この比較結果に基づいてフィードバック制御を実施する点が相違する。以下、相違点について詳しく説明する。
〔3−1.圧電アクチュエータAの駆動制御装置の構成〕
駆動制御装置300は、駆動信号供給手段310と、位相差検出手段320と、検出信号SD1の位相を補正する補正手段である位相シフト手段330と、比較手段としての駆動周波数設定手段340と、目標位相差を設定する比較電圧設定回路350とを備えている。
ここで、駆動信号供給手段310、位相差検出手段320、駆動周波数設定手段240、および比較電圧設定回路350は、それぞれ第1、2実施形態の駆動信号供給手段110、210、位相差検出手段120、220、駆動周波数設定手段140、240、および第2実施形態の比較電圧設定回路250と同様の構成であり、駆動信号供給手段310は、駆動回路311と、可変周波数発振回路312とを備え、位相差検出手段320は、波形整形回路321と、位相差電圧変換回路としての位相差-DC変換回路322とを備え、駆動周波数設定手段340は、比較回路341と、積分回路342と、図示しない制
御手段としての駆動制御回路とを備えている。そして、位相差検出手段320は、位相シフト手段330により位相がシフトした検出信号SD1aと、駆動電圧信号SDRとの位相差を検出し、検出した位相差に相当する位相差信号SPDを駆動周波数設定手段340に出力するものである。
位相シフト手段330は、駆動電圧に応じて検出信号SD1の位相をシフトさせ、この位相がシフトした検出信号SD1aを位相差検出手段320に出力する回路である。すなわち、駆動電圧に依存して検出信号SD1の電圧値が変動した場合に、この変動に応じて検出信号SD1の位相をシフトさせて補正するものである。この位相シフト手段330は、振動体12の振動検出電極T1と位相差検出手段320との間に接続された2つのダイオード331,332と、コンデンサ333とを備えて構成されている。2つのダイオード331,332のうちの一方のダイオード331は、プラス電極側に接続され、他方のダイオード332およびコンデンサ333は、グランド側に接続されている。
なお、ダイオード331,332のサイズを最適化することにより、ダイオード331,332の寄生容量をコンデンサ333の代わりに使用して、コンデンサ333を省略することもできる。
このような位相シフト手段330の等価回路が図8に示されており、この等価回路では、次のような作用によって検出信号SD1の位相をシフトさせることができる。
すなわち、図8の等価回路では、検出信号SD1の電圧値Vがダイオード331,332の閾値電圧以下の場合には、ダイオード331、332に電流が流れないため、検出信号SD1の電圧値Vは、検出電極の出力容量とコンデンサ333の入力容量とで分圧され、検出信号SD1の位相はシフトしない。
一方、検出信号SD1の電圧値Vがダイオード331,332の閾値電圧を超えた場合には、ダイオード331,332に電流が流れる。これはコンデンサ333の入力容量と並列に抵抗を接続したものと等価な回路が構成されたことになる。このため、入力端子に発生する電圧の位相は、検出信号SD1に対してシフトすることになる。
ここで、電源電圧(駆動電圧)をVDDとし、ダイオード331,332の閾値電圧をVFとし、コンデンサ333の入力容量をCiとし、検出電極の出力容量をC0としたときの、検出信号SD1の位相のシフト量θは、次式(1)〜(4)で表すことができる。すなわち、式(1)のように電圧値Vが閾値電圧以下の場合には、式(2)のようにシフト量θがゼロとなり、式(3)のように電圧値Vが閾値電圧を超えた場合には、シフト量θが式(4)のようになる。
以上のようにシフトした検出信号SD1aと駆動電圧信号SDRとの位相差は、図9に示すように、元の(シフトさせない)検出信号SD1と駆動電圧信号SDRとの位相差に比べて高くなる方向(図中、上方)にシフトしていることが分かる。同図において、実線で示された2本の曲線P1,P2は、前述の第1実施形態で説明したように、シフトさせない検出信号SD1と駆動電圧信号SDRとの位相差を示し、駆動電圧が比較的低い場合(例えば、1V)と、駆動電圧が比較的高い場合(例えば、2V)との駆動周波数に対する位相差の関係を示している。そして、破線で示された2本の曲線P1a,P2aは、駆動電圧が比較的低い場合および高い場合のシフトした検出信号SD1aと駆動電圧信号SDRとの位相差を示している。そして、同図中、最適駆動周波数f0における曲線P1aおよびP2aの位相差は、ともに約140°となっている。この際、駆動電圧が比較的低い場合のシフト量よりも、駆動電圧が比較的高い場合のシフト量の方が大きくなっているのは、駆動電圧に伴って検出信号SD1の電圧値も大きくなるためで、これは前式からも明らかである。
そして、駆動電圧が低い場合および駆動電圧が高い場合のいずれにおいても、シフトした検出信号SD1aと駆動電圧信号SDRとの位相差は、最適駆動周波数f0において略同一の値となる。換言すると、最適駆動周波数f0において略同一の値となるように、位相シフト手段330のダイオード331,332の閾値電圧やコンデンサ333の入力容量を設定していることになる。
従って、比較電圧設定回路350において設定する目標位相差を、最適駆動周波数f0におけるシフトした検出信号SD1aと駆動電圧信号SDRとの位相差(本実施形態では、140°)に予め設定しておけば、駆動電圧が変動しても目標位相差を変更する必要がなく、この一定の目標位相差との比較により、最適な駆動周波数で圧電アクチュエータAを制御できる。
〔3−2.圧電アクチュエータAの駆動制御装置の他の構成〕
なお、位相シフト手段330は、以上の構成に限らず、図10に示すように、MOSトランジスタ334を非線形素子として用いる構成が採用できる。
この際、位相シフト手段330の非線形素子としては、OFF状態のMOSトランジスタ334を用いてもよく、また、MOSトランジスタ334の寄生ダイオード334Aを用いてもよい。
OFF状態のMOSトランジスタ334を用いる場合には、MOSトランジスタ334の閾値電圧VTHが、寄生ダイオード334Aの閾値電圧VFよりも小さくなるように設定しておけばよい。
また、寄生ダイオード334Aを用いる場合には、寄生ダイオード334Aの閾値電圧VFが、MOSトランジスタ334の閾値電圧VTHよりも小さくなるように設定しておけばよい。
このようなMOSトランジスタ334を用いた位相シフト手段330によっても、前述と同様に、検出信号SD1の位相をシフトさせることができる。
さらに、MOSトランジスタのサイズ等を最適化することにより、MOSトランジスタの寄生容量をコンデンサ333の代わりに使用して、コンデンサ333を省略することもできる。
〔3−3.圧電アクチュエータAの駆動制御方法〕
本実施形態の駆動制御装置300による圧電アクチュエータAの駆動制御方法は、前述の第1実施形態の駆動制御方法と略同一であり、図5の電源電圧(駆動電圧)を検出するステップS1が省略される点と、ステップS2において検出信号SD1の位相をシフトさせる点と、ステップS6A,S6Bに続いて、ステップS2,S5を繰り返し実行する点とが相違する。すなわち、駆動開始とともに予め設定した最大周波数fmaxに発信周波数を設定し(ステップS3)た後、電源電圧(駆動電圧)に応じて位相シフト手段330で自動的に検出信号SD1の位相をシフトさせ(ステップS2)、位相がシフトした検出信号SD1aおよび駆動電圧信号SDRの位相差と目標位相差とを比較し(ステップS5)、この比較結果に基づいて発信周波数を減少または増加させる(ステップS6A,S6B)。これらのステップS2,S5,S6A,S6Bを順次繰り返すことで、駆動電圧信号SDRが最適な駆動周波数f0近傍の駆動周波数となり、振動体12の振動状態が最適に制御されるフィードバック制御が実行される。
〔3−4.第3実施形態の効果〕
上述した第3実施形態では、前述の(2)、(4)〜(7)の効果に加えて以下のような効果がある。
(10)すなわち、駆動電圧に応じて位相シフト手段330により検出信号SD1の位相をシフトさせ、このシフトした検出信号SD1aおよび駆動電圧信号SDRの位相差と、目標位相差との比較に基づいてフィードバック制御を実施するので、迅速に駆動周波数を変更することができる。すなわち、駆動電圧の変動に応じてすぐに検出信号SD1の位相をシフトさせることができるため、迅速かつ確実に制御を実行することができる。
(11)さらに、電子時計1の使用状況や使用期間等の要因で電源電圧が低下する、あるいはばらついた場合であっても、圧電アクチュエータAのフィードバック制御中に、電源電圧に応じて検出信号SD1の位相をシフトさせるので、電圧変動の影響を回避した駆動制御が実施でき、圧電アクチュエータAの駆動効率を常時適正に維持することができる。
(12)また、ダイオード331,332やコンデンサ333、MOSトランジスタ334等で位相シフト手段330を構成することで、駆動制御装置300の回路構成を簡単にできる。さらに、ダイオード331,332を静電保護用ダイオードと兼用すれば、一層回路構成を簡略化することができる。また、圧電アクチュエータAの振動検出電極T1を駆動電極と切り替えて使用する場合に、駆動用トランジスタを位相シフト手段330のMOSトランジスタとして兼用することで、より一層回路を簡略化することができる。
〔4.第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態を図11に基づいて説明する。
図11は、本実施形態の駆動制御装置400を示すブロック図である。
第4実施形態では、前述の第1〜3実施形態と同様の構成を有した電子時計1において、その日付表示機構10を駆動する圧電アクチュエータAの駆動制御装置400が異なる。
具体的には、第1〜3実施形態では、圧電アクチュエータAの振動状態を表す検出信号SD1および駆動電圧信号SDRの位相差と、振動状態の目標値である目標位相差とを比較し、この比較結果に基づいて駆動電圧信号SDRの駆動周波数を変更するフィードバック制御を実施した。
これに対して第4実施形態では、圧電アクチュエータAの振動状態を表す値として、検
出信号SD1の電圧値または電流値を検出し、検出した電圧値または電流値と目標値(目標電圧または目標電流)とを比較し、この比較結果に基づいてフィードバック制御を実施する点が相違する。以下、相違点について詳しく説明する。
〔4−1.圧電アクチュエータAの駆動制御装置の構成〕
図11において、駆動制御装置400は、駆動信号供給手段410と、検出信号SD1の電圧値を検出する電圧検出手段としてのピークホールド回路420と、目標値である目標電圧を補正する補正手段430と、検出した電圧値と比較電圧とを比較する比較手段としての駆動周波数設定手段440とを備えている。
ここで、駆動信号供給手段410、および駆動周波数設定手段440は、それぞれ第1〜3実施形態の駆動信号供給手段110,210,310、および駆動周波数設定手段140,240,340と同様の構成であり、駆動信号供給手段410は、駆動回路411と、可変周波数発振回路412とを備え、駆動周波数設定手段440は、比較回路441と、積分回路442と、図示しない制御手段としての駆動制御回路とを備えている。
ピークホールド回路420は、オペアンプや電圧保持用コンデンサで構成されたもので、振動体12の振動検出電極T1からの検出信号SD1の電圧値を検出するとともに、この電圧値を保持し、保持した電圧値を電圧信号SD1bとして駆動周波数設定手段440に出力する。
補正手段430は、駆動電圧に応じて目標値である比較電圧(目標電圧)を設定し、この比較電圧に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段440に出力する回路であり、すなわち、駆動電圧が変動した場合に、この変動に応じて比較電圧を変更するものである。この補正手段430は、電源電圧(駆動電圧)を検出する電源電圧検出回路431と、この電源電圧検出回路431で検出した電源電圧に応じて比較電圧を変更させる制御回路432と、この制御回路432からの指令を受けて比較電圧を変更し、変更した比較電圧に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段440に出力する電圧変更手段(目標値設定手段)としての比較電圧設定回路433とを備えている。制御回路432は、電源電圧検出回路431で検出した電源電圧に対応する制御信号を比較電圧設定回路433に出力する。
比較電圧設定回路433は、前述の第1実施形態における比較電圧設定回路133と同様に、図示しないアップダウンカウンタと、D/Aコンバータとを備えて構成され、制御回路432による制御の下、設定した比較電圧に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段440に出力する回路である。
なお、電源電圧検出回路431は、電源電圧(駆動電圧)を検出するものに限らず、圧電アクチュエータAの振動体12の振動検出電極T1に接続され、振動検出電極T1からの検出信号SD1の電圧値を検出するように構成されていてもよい。
駆動周波数設定手段440は、ピークホールド回路420からの電圧信号SD1bと、補正手段430の比較電圧設定回路433で設定された比較電圧に相当する比較電圧信号SREFとを入力し、これらの電圧信号SD1bと比較電圧信号SREFとの間の差が0近傍の値を示すように、駆動信号供給手段410から出力される駆動電圧信号SDRの駆動周波数を設計上の最適な駆動周波数f0近傍にロックする駆動制御を実施する。
〔4−2.圧電アクチュエータAの駆動制御装置の他の構成〕
なお、圧電アクチュエータAの振動状態を表す値としては、検出信号SD1の電圧値に限らず、検出信号SD1の電流値でもよく、図12に示すように、電流値を検出する電流検出手段を備えた駆動制御装置500が採用できる。
図12は、本実施形態の他の構成としての駆動制御装置500を示すブロック図である

図12において、駆動制御装置500は、駆動信号供給手段510と、検出信号SD1の電流値を検出する電流検出手段520と、目標値である目標電流(比較電流)を補正する補正手段530と、検出した電流値と比較電流とを比較する比較手段としての駆動周波数設定手段540とを備えている。
ここで、駆動信号供給手段510、および駆動周波数設定手段540は、前述の駆動信号供給手段410、および駆動周波数設定手段440と同様の構成であり、駆動信号供給手段510は、駆動回路511と、可変周波数発振回路512とを備え、駆動周波数設定手段540は、比較回路541と、積分回路542と、図示しない制御手段としての駆動制御回路とを備えている。
電流検出手段520は、振動体12の振動検出電極T1からの検出信号SD1の電流値(SD1c)を検出するとともに、この電流値を電圧値に変換して電圧値として保持し、保持した電圧値を電圧信号SD1bとして駆動周波数設定手段540に出力する。この電流検出手段520は、検出信号SD1の電流値を電圧値に変換する電流−電圧変換回路521と、ピークホールド回路522とを備えている。電流−電圧変換回路521は、検出した電流値SD1cを電圧信号SD1dに変換してピークホールド回路522に出力する。ピークホールド回路522は、前述のピークホールド回路420と同様のものである。
補正手段530は、駆動電圧に応じて目標値である比較電流(目標電流)を設定し、この比較電流に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段540に出力する回路であり、すなわち、駆動電圧が変動した場合に、この変動に応じて比較電流を変更するものである。この補正手段530は、前述と同様の電源電圧検出回路531と、制御回路532と、この制御回路532からの指令を受けて比較電流を変更し、変更した比較電流を電圧に変換した比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段540に出力する電流変更手段(目標値設定手段)としての比較電圧設定回路533とを備えている。比較電圧設定回路533は、前述の比較電圧設定回路433と同様に、制御回路532による制御の下、設定した比較電流に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段540に出力する回路である。
なお、電源電圧検出回路531は、電源電圧(駆動電圧)を検出するものに限らず、圧電アクチュエータAの振動体12の振動検出電極T1に接続され、振動検出電極T1からの検出信号SD1の電圧値を検出するように構成されていてもよい。
〔4−3.圧電アクチュエータAの駆動制御装置の他の構成〕
また、圧電アクチュエータAの振動状態を表す値としては、検出信号SD1の電流値に限らず、駆動信号SDRの電流値でもよく、図13に示すように、電流値を検出する電流検出手段を備えた駆動制御装置600が採用できる。
図13は、本実施形態の他の構成としての駆動制御装置600を示すブロック図である。
図13において、駆動制御装置600は、駆動信号供給手段610と、駆動信号SDRの電流値を検出する電流検出手段620と、目標値である目標電流(比較電流)を補正する補正手段630と、検出した電流値と比較電流とを比較する比較手段としての駆動周波数設定手段640とを備えている。
ここで、駆動信号供給手段610、および駆動周波数設定手段640は、前述の駆動信号供給手段410,510、および駆動周波数設定手段440,540と同様の構成であり、駆動信号供給手段610は、駆動回路611と、可変周波数発振回路612とを備え、駆動周波数設定手段640は、比較回路641と、積分回路642と、図示しない制御手段としての駆動制御回路とを備えている。
電流検出手段620は、駆動回路611からの駆動信号SDRの電流値(SDRa)を
検出するとともに、この電流値を電圧値に変換して電圧値として保持し、保持した電圧値を電圧信号SDRcとして駆動周波数設定手段640に出力する。この電流検出手段620は、駆動信号SDRの電流値を電圧値に変換する電流−電圧変換回路621と、ピークホールド回路622とを備えている。電流−電圧変換回路621は、検出した電流値SDRaを電圧信号SDRbに変換してピークホールド回路622に出力する。ピークホールド回路622は、前述のピークホールド回路420,520と同様のものである。
補正手段630は、前述の補正手段530と同様のもので、駆動電圧に応じて目標値である比較電流(目標電流)を設定し、この比較電流に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段640に出力する回路である。この補正手段630は、前述と同様の電源電圧検出回路631と、制御回路632と、比較電圧設定回路633とを備えている。比較電圧設定回路633は、前述の比較電圧設定回路433,533と同様に、制御回路632による制御の下、設定した比較電流に相当する比較電圧信号SREFを駆動周波数設定手段640に出力する回路である。
〔4−4.圧電アクチュエータAの駆動制御方法〕
本実施形態の駆動制御装置400,500,600による圧電アクチュエータAの駆動制御方法は、前述の第1実施形態の駆動制御方法と略同一であり、図5のステップS2において、比較電圧(または電流)を変更する点と、ステップS5において、ピークホールド回路420,522,622から出力される電圧信号SD1b,SDRcと、比較電圧設定回路433,533,633からの比較電圧信号SREFとを比較する点とが相違する。すなわち、駆動開始時に電源電圧検出回路431,531,631で駆動電圧を検出し(ステップS1)、検出した電源電圧に基づいて比較電圧設定回路433,533,633で比較電圧(または電流)を変更し(ステップS2)、予め設定した最大周波数fmaxに発信周波数を設定し(ステップS3)た後、ピークホールド回路420,522,622からの電圧信号SD1b,SDRcと比較電圧信号SREFとを比較し(ステップS5)、この比較結果に基づいて発信周波数を減少または増加させる(ステップS6A,S6B)。これらのステップS5,S6A,S6Bを順次繰り返すことで、駆動電圧信号SDRが最適な駆動周波数f0近傍の駆動周波数となり、振動体12の振動状態が最適に制御されるフィードバック制御が実行される。
なお、以上のステップS6A,S6Bに続いて、ステップS1,S2,S5を繰り返し実行させるようにしてもよい。このようにすれば繰り返しの度ごとに随時、電源電圧検出回路431,531,631で電源電圧を検出し、これに基づいて比較電圧設定回路433,533,633にて比較電圧(または電流)を設定し直すことができる。従って、電源電圧の変動に伴って検出信号SD1の電圧値(または電流値)と比較電圧(または電流)との間、または駆動信号SDRの電流値と比較電流との間にずれが生じても、このずれを補正することができるようになる。
〔4−4.第4実施形態の効果〕
上述した第2実施形態では、前述の(2)、(5)、(7)の効果に加えて以下のような効果がある。
(13)すなわち、電源電圧検出回路431,531,631にて検出した電源電圧に基づいて、比較電圧設定回路433,533,633によって比較電圧(または電流)を補正し、この補正した比較電圧(または電流)と、検出信号SD1の電圧値(または電流値)または駆動信号SDRの電流値とを比較し、この比較結果に基づいて駆動電圧信号SDRの駆動周波数を変更するフィードバック制御により、圧電アクチュエータAの駆動制御を実施することで、電源電圧に依存して振動体12の振動状態が目標値からずれるような場合であっても、振動状態とその目標値との関係を適正に修正することができ、最適な駆動周波数を印加して高効率な駆動が実現できる。
(14)さらに、電子時計1の使用状況や使用期間等の要因で電源電圧が低下する、あるいはばらついた場合であっても、圧電アクチュエータAの駆動開始時、あるいはフィードバック制御中に、電源電圧を検出し、これに基づいて比較電圧(または電流)を設定し直すようにすれば、電圧変動の影響を回避した駆動制御が実施でき、圧電アクチュエータAの駆動効率を常時適正に維持することができる。
〔5.第5実施形態〕
次に、本発明の第5実施形態を図14〜17に基づいて説明する。
本実施形態における圧電アクチュエータAの駆動制御装置300は、前述の第3実施形態と同様のものであり、その詳細説明を省略する。
〔5−1.電源および圧電アクチュエータAの駆動制御装置の構成〕
図14は、本実施形態の電子時計1における電源60および駆動制御装置300の構成を示すブロック図である。図15は、電子時計1の駆動部、電源60および駆動制御装置300を示すブロック図であり、図14の電源60周辺をより詳しく図示したものである。
図14、15において、電子時計1の電源60は、昇圧回路64を介して駆動制御装置300における位相シフト手段330のダイオード331と駆動信号供給手段310の駆動回路311とに接続されている。この電源60は、図15に示すように、発電機61と、整流回路62と、大容量コンデンサ63とを有して構成されている。発電機61としては、太陽電池や、回転錘を用いた発電装置、ゼンマイで駆動される発電装置等が利用でき、この発電機61からの出力が、昇圧整流、全波整流、半波整流、トランジスタ整流等からなる整流回路62を通して整流され、大容量コンデンサ63に充電供給される。なお、発電機61として直流電力を発電する太陽電池を用いた場合には、整流回路62を省略し、逆流防止回路を介して太陽電池を大容量コンデンサ63に接続してもよい。そして、大容量コンデンサ63に充電された電源電圧を昇圧回路64で昇圧した駆動電圧が、ダイオード331および圧電アクチュエータAの駆動回路311に印加される。このように、大容量コンデンサ63および昇圧回路64を介して駆動電圧を印加することで、昇圧回路64により昇圧された駆動電圧を圧電アクチュエータAに印加することができ、前述の駆動制御装置300の構成と合わせて、圧電アクチュエータAをより一層高効率に駆動することができる。
一方、電子時計1の駆動部である発振回路4、分周回路5、駆動回路6、およびステッピングモータ3には、昇圧回路64で昇圧された電源電圧が一旦、補助コンデンサ65に充電され、この充電された電源電圧が定電圧回路66を介して印加される。このように、昇圧回路64で昇圧した電源電圧を補助コンデンサ65および定電圧回路66を介して発振回路4に印加することで、発振回路4から出力される基準パルスの発振周波数を安定化させることができる。そして、発振回路4に印加される電源電圧が日付表示機構10の駆動負荷の影響を受けにくくなるため、電子時計1の駆動部へ安定した電圧を供給することができ、指針2の運針を安定化させることができる。すなわち、前述のように圧電アクチュエータAで駆動される電子時計1の日付表示機構10は、24時検出スイッチ8をトリガーとして作動され、日車50の1日分の回転量だけ作動された後に停止される。このため、日付表示機構10の作動中には電源60への負荷が増大することとなるが、補助コンデンサ65および定電圧回路66を介することによって電子時計1の駆動部へ安定した電圧を印加することができる。
〔5−2.電源および圧電アクチュエータAの駆動制御装置の他の構成〕
なお、電源および圧電アクチュエータAの駆動制御装置の構成は、以上の構成に限らず、図16および図17に示すような構成が採用できる。
図16は、本実施形態における電源70および駆動制御装置300の他の構成を示すブ
ロック図である。図17は、他の構成における電子時計1の駆動部、電源60および駆動制御装置300を示すブロック図であり、図16の電源70周辺をより詳しく図示したものである。
図16、17において、電子時計1の電源70は、駆動制御装置300における位相シフト手段330のダイオード331と、駆動信号供給手段310の駆動回路311と、位相差検出手段320の波形整形回路321とに接続されている。さらに、電源70は、定電圧回路73を介して、位相差検出手段320の位相差-DC変換回路322と、駆動周波数設定手段340の比較回路341および積分回路342と、駆動信号供給手段310の可変周波数発振回路312とに接続されている。この電源70は、図17に示すように、発電機71と、大容量コンデンサ72とを有して構成され、発電機71からの交流出力が大容量コンデンサ72に充電供給される。そして、大容量コンデンサ72に充電された電源電圧が、定電圧回路73を介して駆動制御装置300の各回路322,341,342,312に印加される。
一方、電子時計1の駆動部である発振回路4、分周回路5、駆動回路6、およびステッピングモータ3には、前述の図15と同様に、大容量コンデンサ72に充電された電源電圧が昇圧回路64で昇圧されてから一旦、補助コンデンサ75に充電され、この充電された電源電圧が定電圧回路76を介して印加される。これにより前述と同様に、発振回路4から出力される基準パルスの発振周波数を安定化させることができる。
〔6.第6実施形態〕
次に、本発明の第6実施形態を図18、図19に基づいて説明する。
本実施形態は駆動制御装置100,200,300,400,500,600を携帯型の電子機器に適用した点で第1〜第5実施形態と相違するものであるが、圧電アクチュエータの駆動装置の構成は前記実施形態のいずれかと同じである。ここで、第6実施形態の説明中、前記実施形態と同一の構成要素は同一符号を付して説明を省略もしくは簡略にする。
〔6−1.電子機器の構成〕
本実施形態において、電子機器(携帯機器)は、決済機能を有する非接触型ICカード700であり、このICカード700に圧電アクチュエータAおよび駆動装置710が設けられている。
図18は、非接触型ICカード700の外観斜視図である。
図18において、非接触型ICカード700の表面側には、残金表示を行う残金表示カウンタ701が設けられている。
残金表示カウンタ701は、4桁の残金を表示するものであり、図19に示される通り、上位2桁を表示する上位桁表示部702と、下位2桁を表示する下位桁表示部703とを備えている。
上位桁表示部702は、ロータ20Aを介して圧電アクチュエータAに連結されており、ロータ20Aの駆動力によって駆動される。上位桁表示部702の主要部は、送り爪を有し、ロータ20Aが1/n回転すると1回転する駆動ギア702Aと、駆動ギア702Aの1回転で1目盛分回転する第1上位桁表示車702Bと、第1上位桁表示車702Bの1回転で1目盛分回転する第2上位桁表示車702Cと、第1上位桁表示車702Bの非回転時に第1上位桁表示車702Bを固定する固定部材702Dとを備えている。なお、第2上位桁表示車702Bについても、第2上位桁表示車702Cを固定する図示しない固定部材が設けられている。
駆動ギア702Aは、ロータ20Aが1/n回転すると1回転する。そして、駆動ギア702Aの送り爪は、第1上位桁表示車702Bの送りギア部に噛合しており、第1上位桁表示車702Bは1目盛分回転することとなる。さらに、第1上位桁表示車702Bが
回転し、1回転すると、第1上位桁表示車702Bに設けられている送りピンが送りギアを回転させ、第2上位桁表示車702Cの送りギアを回転させ、第2上位桁表示車702Cを1目盛分回転させることとなる。
下位桁表示部703は、ロータ20Bを介して圧電アクチュエータAに連結されており、ロータ20Bの駆動力によって駆動される。下位桁表示部703の主要部は、送り爪を有しロータ20Bが1/n回転すると1回転する駆動ギア703Aと、駆動ギア703Aの1回転で1目盛分回転する第1下位桁表示車703Bと、第1下位桁表示車703Bの1回転で1目盛分回転する第2下位桁表示車703Cとを備えている。
第1下位桁表示車703Bは、駆動ギア703Aの送り爪に噛合する送りギア部を有しており、駆動ギア703Aの1回転で1目盛分回転する。そして、第1下位桁表示車703Bには、送りピンが設けられており、第1下位桁表示車703Bが1回転する毎に、送りギアを回転させ、第2下位桁表示車703Cを1目盛分回転させる。この場合において、第1下位桁表示車703Bおよび第2下位桁表示車703Cの固定部材(不図示)は、非回転時にそれぞれの送りギア部に噛合して第1下位桁表示車703Bおよび第2下位桁表示車703Cを固定する。
以上の非接触型ICカード700において、アクチュエータAは、駆動装置710により同期して駆動されるように設定されており、駆動装置710は、図示しないICカードチップにより決済金額に相当する駆動制御信号が入力されることにより駆動されている。この駆動装置710の具体的な構造は前記各実施形態における駆動制御装置100,200,300,400,500,600と同じであるため、説明を省略する。
以上のような構成により、非接触ICカードのような薄型の携帯機器においても、機械的に残金額表示を行うことができ、駆動時以外は、電源を必要とせずに、表示を行えるので、低商品電力で表示を行えると共に、電源が無くなった場合においても、それまでの表示を保持することができる。
〔7.実施形態の変形〕
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形をも含むものである。
例えば、前記各実施形態では、腕時計である電子時計1および非接触型ICカード700について説明したが、電子時計としては腕時計に限定されず、置時計や柱時計等でもよい。また、電子機器としては、電子時計やICカードに限らず、各種の電子機器に本発明が適用可能であり、特に小型化が要求される携帯用の電子機器に好適である。ここで、各種の電子機器としては、時計機能を備えた電話、携帯電話、パソコン、携帯情報端末(PDA)、カメラ等が例示できる。また、時計機能を備えないカメラ、ディジタルカメラ、ビデオカメラ、カメラ機能付き携帯電話等の電子機器にも適用可能である。これらカメラ機能を備えた電子機器に適用する場合には、レンズの合焦機構や、ズーム機構、絞り調整機構等の駆動に本発明の圧電アクチュエータを用いることができる。さらに、計測機器のメータ指針の駆動機構や、可動玩具の駆動機構等に本発明の圧電アクチュエータを用いてもよい。
また、前記実施形態では、電子時計1の日付表示機構10の駆動に圧電アクチュエータAを用いたが、これに限らず、電子時計1の時刻表示針(指針)を圧電アクチュエータAで駆動してもよい。このようにすれば、指針を駆動するステッピングモータ3を圧電アクチュエータAに置き換えることで、電子時計の一層の薄型化が実現できるとともに、圧電アクチュエータAがステッピングモータよりも磁性の影響を受けにくいことから、電子時計の高耐磁化をも図ることができる。
さらに、本発明では、駆動制御装置100,200,300,400,500,600
内の各手段等を各種論理回路素子等のハードウェアで構成したが、これに限らず、CPU(中央処理装置)、メモリ(記憶装置)等を備えたコンピュータを電子機器内に設け、このコンピュータに所定のプログラムやデータ(各記憶部に記憶されたデータ)を組み込んで各手段を実現させるように構成したものでもよい。
ここで、前記プログラムやデータは、電子機器内に組み込まれたRAMやROM等のメモリに予め記憶しておけばよい。また、例えば、電子機器内のメモリに所定の制御プログラムやデータをインターネット等の通信手段や、CD−ROM、メモリカード等の記録媒体を介してインストールしてもよい。そして、メモリに記憶されたプログラムでCPU等を動作させて、各手段を実現させればよい。なお、時計や携帯機器に所定のプログラム等をインストールするには、その時計や携帯機器にメモリカードやCD−ROM等を直接差し込んで行ってもよいし、これらの記憶媒体を読み取る機器を外付けで時計や携帯機器に接続してもよい。さらには、LANケーブル、電話線等を時計や携帯機器に接続して通信によってプログラム等を供給しインストールしてもよいし、無線によってプログラムを供給してインストールしてもよい。
本発明は、圧電アクチュエータ駆動装置、電子機器、電子機器の駆動方法、電子機器の駆動制御プログラム、このプログラムを記録した記録媒体として利用できる。
本発明の第1実施形態に係る電子機器の概略構成を示す図。 前記電子機器における日付表示機構の詳細な構成を示す平面図。 圧電アクチュエータにおける振動状態を示す図。 前記圧電アクチュエータの駆動制御装置を示すブロック図。 前記圧電アクチュエータの駆動制御方法を説明するためのフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る圧電アクチュエータの駆動制御装置を示すブロック図。 本発明の第3実施形態に係る圧電アクチュエータの駆動制御装置を示すブロック図。 前記駆動制御装置における位相シフト手段の等価回路を示す図。 前記実施形態の圧電アクチュエータにおける振動状態を示す図。 前記実施形態の他の構成における位相シフト手段の等価回路を示す図。 本発明の第4実施形態に係る圧電アクチュエータの駆動制御装置を示すブロック図。 前記実施形態の他の構成における駆動制御装置を示すブロック図。 前記実施形態の他の構成における駆動制御装置を示すブロック図。 本発明の第5実施形態に係る電子機器における電源および駆動制御装置の構成を示すブロック図。 前記電子機器における駆動部、電源および駆動制御装置を示すブロック図。 前記実施形態の他の構成における電源および駆動制御装置の構成を示すブロック図。 前記他の構成における駆動部、電源および駆動制御装置を示すブロック図。 本発明の第5実施形態に係る電子機器を示す斜視図。 前記電子機器における桁表示部を示す詳細構成正面図。
符号の説明
1…電子時計(電子機器)、12…振動体、100,200,300,400,500,600…駆動制御装置、111,211,311,411,511,611…駆動回路
(駆動手段)、120,220,320…位相差検出手段(駆動手段)、121,221,321…波形整形回路、122,222,322…位相差-DC変換回路(位相差電圧変換回路)、130,230,430,530,630…補正手段、131,231,431,531,631…電源電圧検出回路(電圧検出手段)、133…比較電圧設定回路(位相差変更手段)、140,240,340,440,540,640…駆動周波数設定手段(比較手段)、142,242,342,442,542,642…積分回路(積算手段)、233…位相差シフト回路、250,350,433,533,633…比較電圧設定回路(目標値設定手段)、330…位相シフト手段、331,332…ダイオード、333…コンデンサ、334…MOSトランジスタ、334A…寄生ダイオード、420…ピークホールド回路(電圧検出手段)、520,620…電流検出手段、A…圧電アクチュエータ、SD1…検出信号、SDR…駆動信号。

Claims (17)

  1. 圧電素子に所定の駆動周波数を有する駆動信号が与えられることにより振動する振動体を有した圧電アクチュエータを駆動する圧電アクチュエータの駆動装置であって、
    前記駆動信号を前記振動体の圧電素子に供給する駆動手段と、
    前記振動体の振動状態を表す値を検出する振動状態検出手段と、
    前記振動状態の目標となる目標値を設定する目標値設定手段と、
    電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記振動状態を表す値の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて、前記振動状態を表す値および前記目標値のうちの少なくとも一方を補正する補正手段と、
    前記振動状態を表す値と前記目標値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段における比較結果に基づいて前記振動状態を表す値が前記目標値に近づくように前記駆動信号の駆動周波数を変更させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  2. 請求項1に記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
    前記振動状態検出手段は、前記駆動信号と前記振動体の振動状態を表す検出信号との位相差、または前記振動体の振動状態を表す複数の検出信号間の位相差を検出する位相差検出手段であり、
    前記目標値設定手段は、前記位相差の目標となる目標位相差を設定し、
    前記補正手段は、前記電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記検出信号の電圧値のうちの少なくとも1つを検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段で検出した電圧値に基づいて前記目標位相差を変更する位相差変更手段とを有し、
    前記比較手段は、前記位相差と前記変更された目標位相差とを比較することを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  3. 請求項1に記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
    前記振動状態検出手段は、前記駆動信号と前記振動体の振動状態を表す検出信号との位相差、または前記振動体の振動状態を表す複数の検出信号間の位相差を検出する位相差検出手段であり、
    前記目標値設定手段は、前記位相差の目標となる目標位相差を設定し、
    前記補正手段は、前記電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記検出信号の電圧値のうちの少なくとも1つを検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段で検出した電圧値に基づいて前記位相差をシフトさせる位相差シフト手段とを有し、
    前記比較手段は、前記シフトした位相差と前記目標位相差とを比較することを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  4. 請求項1に記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
    前記補正手段は、前記電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記振動体の振動状態を表す検出信号の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて前記検出信号の位相をシフトさせる位相シフト手段を有し、
    前記振動状態検出手段は、前記駆動信号と前記位相がシフトした検出信号との位相差を検出する位相差検出手段であり、
    前記目標値設定手段は、前記位相差の目標となる目標位相差を設定し、
    前記比較手段は、前記位相差と前記目標位相差とを比較することを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  5. 請求項4に記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
    前記位相シフト手段は、非線形素子から構成されていることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  6. 請求項5に記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
    前記非線形素子は、ダイオードであることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  7. 請求項6に記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
    前記ダイオードは、MOSトランジスタの寄生ダイオードであることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  8. 請求項5に記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
    前記非線形素子は、オフ状態のトランジスタであることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  9. 請求項2から請求項8のいずれかに記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
    前記位相差検出手段は、前記駆動信号および前記検出信号の各信号の波形を整形する波形整形回路と、整形された各信号の位相差を検出するとともに、検出した位相差を電圧に変換する位相差電圧変換回路とを備えて構成されていることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  10. 請求項1に記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
    前記振動状態検出手段は、前記振動体の振動状態を表す検出信号の電圧を検出する電圧検出手段であり、
    前記目標値設定手段は、前記検出信号の電圧の目標となる目標電圧を設定し、
    前記補正手段は、前記電源電圧、および前記圧電アクチュエータの駆動電圧のうちの少なくとも一方に基づいて、前記検出信号の電圧および前記目標電圧の少なくとも一方を変更する電圧変更手段を有し、
    前記比較手段は、前記検出信号の電圧と前記目標電圧とを比較することを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  11. 請求項1に記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
    前記振動状態検出手段は、前記振動体の振動状態を表す検出信号の電流を検出する電流検出手段であり、
    前記目標値設定手段は、前記検出信号の電流の目標となる目標電流を設定し、
    前記補正手段は、前記電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記検出信号の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて、前記検出信号の電流および前記目標電流の少なくとも一方を変更する電流変更手段を有し、
    前記比較手段は、前記検出信号の電流と前記目標電流とを比較することを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  12. 請求項1に記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
    前記振動状態検出手段は、前記駆動信号の電流を検出する電流検出手段であり、
    前記目標値設定手段は、前記駆動信号の電流の目標となる目標電流を設定し、
    前記補正手段は、前記電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記検出信号の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて、前記駆動信号の電流および前記目標電流の少なくとも一方を変更する電流変更手段を有し、
    前記比較手段は、前記検出信号の電流と前記目標電流とを比較することを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれかに記載の圧電アクチュエータの駆動装置において、
    前記比較手段は、前記振動体の振動状態を表す値と前記目標値との比較結果を積算する
    積算手段を備え、
    前記制御手段は、前記積算手段で積算した積算情報に基づいて前記駆動信号の駆動周波数を変更させることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  14. 請求項1から請求項13のいずれかに記載の圧電アクチュエータの駆動装置と、これにより駆動される圧電アクチュエータと、電源とを備えたことを特徴とする電子機器。
  15. 圧電素子に所定の駆動周波数を有する駆動信号が与えられることにより振動する振動体を有した圧電アクチュエータと、前記振動体の圧電素子に前記駆動信号を供給する駆動手段と、電源とを備えた電子機器を駆動する電子機器の駆動方法であって、
    前記振動体の振動状態を表す値を検出する振動状態検出工程と、
    前記振動状態の目標となる目標値を設定する目標値設定工程と、
    電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記振動状態を表す値の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて、前記振動状態を表す値および前記目標値の少なくとも一方を補正する補正工程と、
    前記振動状態を表す値と前記目標値とを比較する比較工程と、
    前記比較工程における比較結果に基づいて前記振動状態を表す値が前記目標値に近づくように前記駆動信号の駆動周波数を変更させる制御工程と
    を備えたことを特徴とする電子機器の駆動方法。
  16. 圧電素子に所定の駆動周波数を有する駆動信号が与えられることにより振動する振動体を有した圧電アクチュエータと、前記振動体の圧電素子に前記駆動信号を供給する駆動手段を有した駆動装置と、電源とを備えた電子機器を駆動制御する電子機器の駆動制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記駆動信号を前記振動体の圧電素子に供給する駆動手段と、
    前記振動体の振動状態を表す値を検出する振動状態検出手段と、
    前記振動状態の目標となる目標値を設定する目標値設定手段と、
    電源電圧、前記圧電アクチュエータの駆動電圧、および前記振動状態を表す値の電圧値のうち、少なくとも1つに基づいて、前記振動状態を表す値および前記目標値の少なくとも一方を補正する補正手段と、
    前記振動状態を表す値と前記目標値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段における比較結果に基づいて前記振動状態を表す値が前記目標値に近づくように前記駆動信号の駆動周波数を変更させる制御手段と
    のうちの少なくとも1つとして機能させることを特徴とする電子機器の駆動制御プログラム。
  17. 請求項16に記載の電子機器の駆動制御プログラムがコンピュータにて読み取り可能に記録されたことを特徴とする記録媒体。
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