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JP2009021269A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法 Download PDF

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JP2009021269A JP2007180469A JP2007180469A JP2009021269A JP 2009021269 A JP2009021269 A JP 2009021269A JP 2007180469 A JP2007180469 A JP 2007180469A JP 2007180469 A JP2007180469 A JP 2007180469A JP 2009021269 A JP2009021269 A JP 2009021269A
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典洪 山下
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Abstract

【課題】ゲート電極とコンタクトの間の容量とフリンジ容量の両者を低減することが半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】チャネル形成領域を有する半導体基板10上にゲート絶縁膜20とゲート電極21が形成され、ゲート電極の両側部における半導体基板にソース・ドレイン領域13が形成されて、電界効果トランジスタが構成されており、電界効果トランジスタを被覆して第1絶縁膜26が形成され、第1絶縁膜においてソース・ドレイン領域に達するようにコンタクトホールCHSDが開口され、コンタクトホール内にコンタクトプラグ(28,29,30)が埋め込まれ、第1絶縁膜の上層に第2絶縁膜(31,33)が形成されており、ゲート電極とコンタクトプラグの間の領域における第1絶縁膜が除去され、ゲート電極の側面とコンタクトプラグの側面を含む面から空隙Vが構成されている構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置及びその製造方法に関し、特に、電界効果トランジスタを有する半導体装置及びその製造方法に関するものである。
半導体装置における基本的な素子であるMOS(metal-oxide-semiconductor)電界効果トランジスタはますます微細化が進められており、微細化とともに寄生抵抗と寄生容量の影響が急激に強くなっている。
上記の寄生抵抗を削減するため、例えば非特許文献1には、アクティブ領域に形成されたソース・ドレイン領域に対するコンタクトをゲート電極に対して平行な方向に延伸してサイズを大きくする方法が開示されている。コンタクト自体の抵抗を小さくすると同時に、コンタクトとアクティブ領域との接触面積を大きくすることにより、MOSトランジスタの寄生抵抗を低減するものである。
一方、MOSトランジスタの寄生容量は、例えば、エクステンション領域とゲート電極の間のオーバーラップ容量、ゲート電極とソース・ドレイン領域の間のフリンジ容量、及び、ゲート電極とコンタクトの間の容量などがある。
上記のうち、オーバーラップ容量はトランジスタ性能特性とバラツキ限界の要求から決まっていて削減の余地は少なくなっており、むしろゲート絶縁膜の薄膜化により増大の傾向にある。
ここで、上記の寄生抵抗を低減するためにコンタクトをゲート電極に対して平行な方向に延伸させる方法においては、コンタクトとゲート電極の間の対向面積が増加することになり、コンタクトとゲート電極の間の寄生容量を増加させていた。
上記の状況もあり、微細化したMOSトランジスタの性能向上と消費電力削減の観点から、ゲート電極とコンタクトの間の容量とフリンジ容量の低減が不可欠となりつつある。
例えば、特許文献1に開示されているように、ゲート電極とコンタクトの間に空隙を形成することにより、コンタクトとゲート電極間の容量を減らすことができる。
しかし、上記の方法では、ゲート電極の直近に形成した窒化シリコン層を空隙形成時に保護膜として利用しているため、上記寄生容量のフリンジ容量が逆に増える課題がある。
特開2002−231941号公報 M. Khareら、"A High Performance 90nm SOI Technology with 0.992 μm2 6T-SRAM Cell", IEDM Tech. Digest, December 811, 2002, pp.407410
解決しようとする課題は、ゲート電極とコンタクトの間の容量とフリンジ容量の両者を低減することが困難であることである。
本発明の半導体装置は、チャネル形成領域を有する半導体基板と、前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極の両側部における前記半導体基板に形成されたソース・ドレイン領域とを有して電界効果トランジスタが構成されており、前記電界効果トランジスタを被覆する第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜において前記ソース・ドレイン領域に達するように開口されたコンタクトホール内に埋め込まれたコンタクトプラグと、前記第1絶縁膜の上層に形成された第2絶縁膜とを有し、前記ゲート電極と前記コンタクトプラグの間の領域において前記ゲート電極の側面と前記コンタクトプラグの側面を含む面から空隙が構成されていることを特徴とする。
上記の本発明の半導体装置は、チャネル形成領域を有する半導体基板上にゲート絶縁膜が形成され、ゲート絶縁膜上にゲート電極が形成され、ゲート電極の両側部における半導体基板にソース・ドレイン領域が形成されて、電界効果トランジスタが構成されており、電界効果トランジスタを被覆して第1絶縁膜が形成され、第1絶縁膜においてソース・ドレイン領域に達するようにコンタクトホールが開口され、コンタクトホール内にコンタクトプラグが埋め込まれ、第1絶縁膜の上層に第2絶縁膜が形成されており、ゲート電極とコンタクトプラグの間の領域においてゲート電極の側面とコンタクトプラグの側面を含む面から空隙が構成されている。
また、本発明の半導体装置は、チャネル形成領域を有する半導体基板と、前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極の両側部における前記半導体基板に形成されたソース・ドレイン領域とを有して電界効果トランジスタが構成されており、前記電界効果トランジスタを被覆する第1絶縁膜とを有し、前記ゲート電極の近傍において前記ゲート電極の側面を含む面から空隙が構成されていることを特徴とする。
上記の本発明の半導体装置は、チャネル形成領域を有する半導体基板上にゲート絶縁膜が形成され、ゲート絶縁膜上にゲート電極が形成され、ゲート電極の両側部における半導体基板にソース・ドレイン領域が形成されて電界効果トランジスタが構成されており、電界効果トランジスタを被覆して第1絶縁膜が形成され、ゲート電極の近傍においてゲート電極の側面を含む面から空隙が構成されている。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、チャネル形成領域を有する半導体基板にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の両側部における前記半導体基板にソース・ドレイン領域を形成して電界効果トランジスタを形成する工程と、前記電界効果トランジスタを被覆して第1絶縁膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜において前記ソース・ドレイン領域に達するようにコンタクトホールを開口する工程と、前記コンタクトホール内を埋め込んでコンタクトプラグを形成する工程と、前記第1絶縁膜の上層に第2絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート電極と前記コンタクトプラグの間の領域における前記第1絶縁膜を除去し、前記ゲート電極の側面と前記コンタクトプラグの側面を含む面から空隙を形成する工程とを有することを特徴とする。
上記の本発明の半導体装置の製造方法は、チャネル形成領域を有する半導体基板にゲート絶縁膜を形成し、ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成し、ゲート電極の両側部における半導体基板にソース・ドレイン領域を形成して、電界効果トランジスタを形成する。
次に、電界効果トランジスタを被覆して第1絶縁膜を形成し、第1絶縁膜においてソース・ドレイン領域に達するようにコンタクトホールを開口し、コンタクトホール内を埋め込んでコンタクトプラグを形成し、第1絶縁膜の上層に第2絶縁膜を形成する。
また、ゲート電極とコンタクトプラグの間の領域における第1絶縁膜を除去し記ゲート電極の側面とコンタクトプラグの側面を含む面から空隙を形成する。
本発明の半導体装置は、ゲート電極とコンタクトプラグの間の領域における第1絶縁膜が除去され、ゲート電極の側面とコンタクトプラグの側面を含む面から空隙が構成されており、ゲート電極とコンタクトの間の容量とフリンジ容量の両者を低減することができる。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、ゲート電極とコンタクトプラグの間の領域における第1絶縁膜を除去し、ゲート電極の側面とコンタクトプラグの側面を含む面から空隙を形成することにより、ゲート電極とコンタクトの間の容量とフリンジ容量の両者を低減して半導体装置を製造できる。
以下に、本発明の半導体装置及びその製造方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
第1実施形態
図1(a)は、本実施形態に係る半導体装置の平面図であり、図1(b)は図1(a)中のABCDにおける模式断面図である。
例えば、チャネル形成領域を有するシリコンの半導体基板10に活性領域を区切るSTI(shallow trench isolation)法による素子分離絶縁膜11(I)が形成されており、半導体基板10上に酸化シリコンからなるゲート絶縁膜20を介してポリシリコンからなるゲート電極21(G)が形成されている。ゲート電極21は素子分離絶縁膜11上まで延伸してゲートコンタクト部21cとなる。
ゲート電極21の両側部における半導体基板10の表面にエクステンション領域12を有するソース・ドレイン領域13(SD)が形成されており、ソース・ドレイン領域13の上面とゲート電極21の上面にはニッケルシリサイドなどの高融点金属シリサイド層(14,25)が形成されている。上記のようにして、MOS電界効果トランジスタが構成されている。
また、例えば、上記のMOSトランジスタを被覆して酸化シリコンからなる第1絶縁膜26が形成されており、ソース・ドレイン領域13(SD)及びゲートコンタクト部21cの高融点金属シリサイド層(14,25)に達するコンタクトホール(CHSD,CH)がそれぞれ開口されており、内壁面に窒化シリコンからなる内壁スペーサ27が形成されており、その内側において、チタン層28、窒化チタン層29及びタングステン層30からなるコンタクトプラグが埋め込まれて形成されている。チタン層28はコンタクトプラグの下層との接触抵抗を低減するための膜であり、窒化チタン層29はその内側に設けられるタングステン層のシリコンへの拡散を防止するバリアメタル膜である。
例えば、上記のコンタクトホール(CHSD,CH)及びその内部に埋め込まれているコンタクトプラグは、ゲート電極21に対して平行な方向に延伸して形成されている。
また、例えば、上記の第1絶縁膜及びコンタクトプラグを被覆して、SiOCからなる下部第2絶縁膜31が形成され、その上層に、酸化シリコンあるいはいわゆるlow−k材などからなる上部第2絶縁膜33が形成され、このように下部第2絶縁膜31と上部第2絶縁膜33から第2絶縁膜が構成されている。
ここで、例えば、上記のゲート電極21とコンタクトプラグの間の領域における第1絶縁膜26が除去され、ゲート電極21の側面とコンタクトプラグの側面を含む面から空隙Vが構成されている。空隙Vに露出する部分の内壁スペーサ27も除去されている。
さらに、例えば、上記の下部第2絶縁膜31には空隙Vに連通するように開口部Pが形成されており、上部第2絶縁膜33は開口部Pを埋め込んで空隙Vを気密封止するように形成されている。
また、例えば、素子分離絶縁膜11の上層など、上記の空隙Vを除く領域において、ゲート電極21及びゲートコンタクト部21cの両側部に酸化シリコンからなるオフセットスペーサ22が形成され、さらにその両側部において、酸化シリコン層23及び窒化シリコン層24からなるサイドウォール絶縁膜が形成されている。これらのオフセットスペーサ22と、サイドウォール絶縁膜となる酸化シリコン層23及び窒化シリコン層24は、空隙Vに露出している部分は除去されている。
上記のオフセットスペーサ22は、エクステンション領域12を形成するためのマスクとなっていた層である。
また、酸化シリコン層23及び窒化シリコン層24はソース・ドレイン領域を形成するためのマスクとなっていた層(サイドウォールスペーサ)である。
上記の本実施形態に係る半導体装置は、ゲート電極21とコンタクトプラグの間の領域における第1絶縁膜26が除去され、ゲート電極21の側面とコンタクトプラグの側面を含む面から空隙Vが構成されており、ゲート電極21とコンタクトの間の容量とフリンジ容量の両者を低減することができる。
次に、本実施形態に係る半導体装置の製造方法について図面を参照して説明する。
まず、図2(a)に示すように、例えば、チャネル形成領域を有するシリコンの半導体基板10において、STI(shallow trench isolation)法により、活性領域を区切る素子分離絶縁膜11を形成する。
次に、例えば熱酸化法により全面に膜厚4nm程度の酸化シリコンを形成し、さらにCVD(化学気相成長)法により膜厚が150〜200nmのポリシリコンを堆積し、フォトリソグラフィ工程によりゲート形成領域を残してエッチング加工することにより、半導体基板10の活性領域におけるゲート電極形成領域上において、ゲート絶縁膜20及びゲート電極21を形成する。このとき、ゲート電極21は素子分離絶縁膜11上にまで延伸して形成し、コンタクト用のゲートコンタクト部21cを設ける。
次に、図2(b)に示すように、例えば、TEOS(tetraethylorthosilicate)などを原料ガスとするCVD(chemical vapor deposition)法により全面に3〜10nmの厚みの酸化シリコンを堆積し、全面にエッチバックすることで、ゲートコンタクト部21cを含むゲート電極21の両側部にオフセットスペーサ22を形成する。
次に、図3(a)に示すように、例えば、活性領域においてオフセットスペーサ22及びゲート電極21をマスクとして不純物をイオン注入して、半導体基板10中にエクステンション領域12と、必要に応じてポケット層(Halo;不図示)を形成する。
次に、図3(b)に示すように、例えば、CVD法により全面に10〜30nmの厚みの酸化シリコンを堆積し、さらに30〜100nmの厚みの窒化シリコンを堆積し、全面にエッチバックすることで、オフセットスペーサ22の両側部に、酸化シリコン層23と窒化シリコン層24からなるサイドウォールスペーサを形成する。サイドウォールスペーサは、酸化シリコン層/窒化シリコン層/酸化シリコン層などの3層積層絶縁膜であってもよい。
次に、図4(a)に示すように、例えば、活性領域においてサイドウォールスペーサ(酸化シリコン層23と窒化シリコン層24)、オフセットスペーサ22及びゲート電極21をマスクとして不純物をイオン注入して、半導体基板10中にソース・ドレイン領域13を形成する。さらに、必要に応じて不純物の活性化のためにRTA処理などの熱処理を施す。
以上のようにして、オフセットスペーサ22及びサイドウォールスペーサ(酸化シリコン層23と窒化シリコン層24)の下部における半導体基板10において、エクステンション領域12を有するソース・ドレイン領域13を形成する。
次に、図4(b)に示すように、例えば、希フッ酸前処理などを行い、スパッタリングにより全面にニッケル、コバルトまたは白金などの高融点金属を8nmの膜厚で堆積させ、ソース・ドレイン領域13の表面及びゲート電極21の上面における高融点金属とシリコンが接しているところでシリサイド化させ高融点金属シリサイド層(14,25)を形成する。この後で、未反応の高融点金属を除去する。
上記のようにして、MOS電界効果トランジスタを形成する。
次に、図5(a)に示すように、例えば、上記のMOS電界効果トランジスタを被覆して全面に、CVD法により酸化シリコンを堆積させて第1絶縁膜26を形成する。
例えば、第1絶縁膜26を形成した後にCMP(chemical mechanical polishing)処理により研磨し、平坦化する。例えば、平坦化後に200〜300nm程度の膜厚となるように、形成する。
次に、図5(b)に示すように、例えば、フォトリソグラフィ工程により、ソース・ドレイン領域13(SD)及びゲートコンタクト部21cの高融点金属シリサイド層(14,25)に達するコンタクトホール(CHSD,CH)を開口する。
次に、図6(a)に示すように、例えば、CVD法によりコンタクトホール(CHSD,CH)の内壁を被覆して全面に5〜150nmの膜厚の窒化シリコンを堆積させ、エッチバックすることにより、コンタクトホール(CHSD,CH)の内壁面に内壁スペーサ27を形成する。
次に、図6(b)に示すように、例えば、スパッタリング法により内壁スペーサ27のさらに内側を被覆して、全面に5〜10nmの膜厚のチタン層28及び5〜10nmの膜厚の窒化チタン層29を形成する。
次に、図7(a)に示すように、例えば、スパッタリング法により窒化チタン層29のさらに内側の領域を埋め込んでタングステン層30を形成する。
さらに、例えば上面からCMP処理により、コンタクトホール(CHSD,CH)の外部に堆積したタングステン層、窒化チタン層、チタン層を除去するまで研磨し、タングステン層30、窒化チタン層29、チタン層28からなるコンタクトプラグがコンタクトホール(CHSD,CH)内部に埋め込まれた状態とする。
次に、図7(b)に示すように、例えば、CVD法により、第1絶縁膜26の上層に全面に低比誘電率のSiOCを100〜400nmの膜厚で堆積させて、下部第2絶縁膜31を形成し、その上層に、窒化シリコンを50〜150nmの膜厚で堆積させてマスク層32を形成する。
次に、フォトリソグラフィ工程により、空隙に連通するパターンでマスク層32に開口部Pを形成する。これは、後に第1絶縁膜をエッチングして空隙を形成するための開口部であり、空隙を形成するゲート電極領域を含むようなパターンで、即ち、図1(a)に示すように、ゲート電極の形状に合わせて長方形の形状にして形成する。
上記のマスク層32をマスクとして下部第2絶縁膜31をエッチング加工し、開口部Pのパターンを下部第2絶縁膜31に転写する。これにより、開口部Pから第1絶縁膜26の表面が露出した状態となる。
次に、図8(a)に示すように、例えば、希フッ酸処理などの酸化シリコンを除去するウェットエッチング処理により、開口部Pから露出した部分の第1絶縁膜26をエッチング除去して、空隙Sを形成する。
図面の左右方向へのエッチングにおいては、サイドウォールスペーサを構成する窒化シリコン層24と内壁スペーサ27の表面で停止することができ、上記のようにコンタクトホール(CHSD,CH)及びその内部に埋め込まれているコンタクトプラグがゲート電極21に対して平行な方向に延伸して形成されていることから、エッチングがこの方向に広がってしまうことを防止することができる。
一方、図面の垂直方向へのエッチングは、図1(a)からわかるようにエッチングストッパがないので、空隙Sの端部の位置が所望の部分まで広がる程度にエッチング処理時間を制御して、第1絶縁膜26をエッチング除去するようにして行う。
ここで、窒化シリコンの内壁スペーサは、上記の第1絶縁膜26のエッチング処理においてチタン層を処理液から保護することができる。例えば、コンタクトプラグをCu層とTaN層で形成するような場合にでは、TaN層は上記のエッチング処理に耐性があるので、窒化シリコンの内壁スペーサを形成しなくてもよい。
次に、図8(b)に示すように、例えば、窒化シリコンを除去するドライエッチング処理により、空隙S内において露出した部分の窒化シリコン層24と内壁スペーサ27をエッチング除去する。
上記のエッチングにより、マスク層32も除去される。
次に、図9(a)に示すように、例えば、酸化シリコンを除去するドライエッチング処理により、空隙S内において露出した部分の酸化シリコン層23とオフセットスペーサ22をエッチング除去する。
以上のようにして、ゲート電極とコンタクトプラグの間の領域における第1絶縁膜が除去された状態とする。
次に、図9(b)に示すように、例えば、CVD法により全面に酸化シリコンあるいはいわゆるlow−k材など、被覆率の低い方法及び材料を用いて、下部第2絶縁膜31の開口部Pを埋め込んで空隙Vを気密封止するように、上部第2絶縁膜33を形成する。
上記の被覆率の低い成膜条件として、例えば、常圧CVD法において、基板温度を390℃、気圧を大気圧、ガス流量をSiH/PH/O/N=35/2.8/670/22000(cc/分)として、PSG(リンを含有する酸化シリコン)を堆積する。
上記の上部第2絶縁膜33を形成する雰囲気をアルゴンや窒素などの不活性ガス雰囲気とすることで、空隙Vの内部を不活性ガス雰囲気にして気密封止することができる。また、減圧雰囲気とすることも可能であり、空気が封入された状態としてもよい。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、ゲート電極とコンタクトプラグの間の領域における第1絶縁膜を除去し記ゲート電極の側面とコンタクトプラグの側面を含む面から空隙を形成することにより、ゲート電極とコンタクトの間の容量とフリンジ容量の両者を低減して半導体装置を製造できる。
第2実施形態
図10は、本実施形態に係る半導体装置の平面図である。
第1実施形態と異なり、上記のコンタクトホール(CHSD,CH)及びその内部に埋め込まれているコンタクトプラグは、ゲート電極21に対して平行な方向に延伸していない形状で形成されている。
本実施形態の半導体装置において、ゲート電極近傍の領域であるゲート電極とコンタクトプラグの間の領域における第1絶縁膜が除去されており、ゲート電極の側面を含む面から空隙が構成されており、ゲート電極とコンタクトの間の容量とフリンジ容量の両者を低減することができる。
本実施形態の半導体装置も第1実施形態と同様にして製造できる。
但し、空隙を形成する希フッ酸処理などの酸化シリコンを除去するウェットエッチング処理において、図面の左右方向へのエッチングにおいてもエッチングが停止する膜がないので、エッチング処理時間を制御して行う。
第3実施形態
図11は、本実施形態に係る半導体装置の平面図である。
上記のコンタクトホール(CHSD,CH)及びその内部に埋め込まれているコンタクトプラグは、第1実施形態と異なり、ゲート電極21に対して平行な方向に延伸しておらず、ゲート電極21に対して平行な方向に並べられた複数個のプラグから形成されている。
本実施形態の半導体装置において、ゲート電極近傍の領域であるゲート電極とコンタクトプラグの間の領域における第1絶縁膜が除去されており、ゲート電極の側面を含む面から空隙が構成されており、ゲート電極とコンタクトの間の容量とフリンジ容量の両者を低減することができる。
本実施形態の半導体装置も第1実施形態と同様にして製造できる。
但し、空隙を形成する希フッ酸処理などの酸化シリコンを除去するウェットエッチング処理において、図面の左右方向へのエッチングにおいてエッチングが停止する膜が断続的となっているので、エッチング処理時間を制御して行う。
(実施例)
上記の第1実施形態に係る半導体装置を作成し、空隙の部分を設けていない従来例と寄生容量を比較した。
第1実施形態に係る半導体装置は、従来例に比べてMOSトランジスタのフリンジ容量を54%低減し、ゲート電極とコンタクトの間の容量を74%低減することができた。
本発明は上記の説明に限定されない。
例えば、ゲート電極とコンタクトプラグの間の領域における第1絶縁膜が除去され、ゲート電極の側面とコンタクトプラグの側面を含む面から空隙が構成されている構成に限らず、ゲート電極の近傍における第1絶縁膜が除去され、ゲート電極の側面を含む面から空隙が構成されていることによっても同様の効果を享受できる。
また、例えば、ゲート絶縁膜及びゲート電極を構成する材料は、上記の実施形態に限定されない。高融点金属シリサイド層は形成されていなくてもよい。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
本発明の半導体装置は、MOSFETを有する半導体装置に適用できる。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、MOSFETを有する半導体装置を製造する方法に適用できる。
図1(a)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の平面図であり、図1(b)は模式断面図である。 図2(a)及び(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 図3(a)及び(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 図4(a)及び(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 図5(a)及び(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 図6(a)及び(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 図7(a)及び(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 図8(a)及び(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 図9(a)及び(b)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の工程を示す断面図である。 図10は本発明の第2実施形態に係る半導体装置の平面図である。 図11は本発明の第3実施形態に係る半導体装置の平面図である。
符号の説明
10…半導体基板、11…素子分離絶縁膜、12…エクステンション領域、13…ソース・ドレイン領域、14…高融点金属シリサイド層、20…ゲート絶縁膜、21…ゲート電極、21c…ゲートコンタクト部、22…オフセットスペーサ、23…酸化シリコン層、24…窒化シリコン層、25…高融点金属シリサイド層、26…第1絶縁膜、27…内壁スペーサ、28…チタン層、29…窒化チタン層、30…タングステン層、31…下部第2絶縁膜、32…マスク層、33…上部第2絶縁膜、G…ゲート電極、I…素子分離絶縁膜、P…開口部、V…空隙、SD…ソース・ドレイン領域、CHSD,CH…コンタクトホール

Claims (11)

  1. チャネル形成領域を有する半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
    前記ゲート電極の両側部における前記半導体基板に形成されたソース・ドレイン領域と
    を有して電界効果トランジスタが構成されており、
    前記電界効果トランジスタを被覆する第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜において前記ソース・ドレイン領域に達するように開口されたコンタクトホール内に埋め込まれたコンタクトプラグと、
    前記第1絶縁膜の上層に形成された第2絶縁膜と
    を有し、
    前記ゲート電極と前記コンタクトプラグの間の領域において前記ゲート電極の側面と前記コンタクトプラグの側面を含む面から空隙が構成されていることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 前記空隙が気密封止されている
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2絶縁膜が、前記空隙に連通する開口部を有する下部第2絶縁膜と、前記下部第2絶縁膜の上層に形成され、前記開口部を埋め込んで前記空隙を気密封止する上部第2絶縁膜を含む
    請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記コンタクトホール及び前記コンタクトプラグが、前記ゲート電極に対して平行な方向に延伸して形成されている
    請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記コンタクトホール及び前記コンタクトプラグが、前記ゲート電極に対して平行な方向に並べられた複数個のプラグから形成されている
    請求項1に記載の半導体装置。
  6. チャネル形成領域を有する半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
    前記ゲート電極の両側部における前記半導体基板に形成されたソース・ドレイン領域と
    を有して電界効果トランジスタが構成されており、
    前記電界効果トランジスタを被覆する第1絶縁膜と
    を有し、
    前記ゲート電極の近傍において前記ゲート電極の側面を含む面から空隙が構成されていることを特徴とする
    半導体装置。
  7. チャネル形成領域を有する半導体基板にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の両側部における前記半導体基板にソース・ドレイン領域を形成して電界効果トランジスタを形成する工程と、
    前記電界効果トランジスタを被覆して第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜において前記ソース・ドレイン領域に達するようにコンタクトホールを開口する工程と、
    前記コンタクトホール内を埋め込んでコンタクトプラグを形成する工程と、
    前記第1絶縁膜の上層に第2絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート電極と前記コンタクトプラグの間の領域における前記第1絶縁膜を除去し、前記ゲート電極の側面と前記コンタクトプラグの側面を含む面から空隙を形成する工程と
    を有することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  8. 前記空隙を形成する工程において、気密封止して空隙を形成する
    請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第2絶縁膜を形成する工程が、前記第1絶縁膜の上層に下部第2絶縁膜を形成する工程と、前記下部第2絶縁膜に開口部を形成する工程と、前記下部第2絶縁膜の上層に、前記開口部を埋め込んで前記空隙を気密封止する上部第2絶縁膜を形成する工程を含み、
    前記ゲート電極と前記コンタクトプラグの間の領域における前記第1絶縁膜を除去する工程において、前記開口部を形成する工程の後、前記上部第2絶縁膜を形成する工程の前に、前記開口部を通じてゲート電極と前記コンタクトプラグの間の領域における前記第1絶縁膜を除去する
    請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記コンタクトホールを開口する工程及び前記コンタクトプラグを形成する工程において、前記ゲート電極に対して平行な方向に延伸して前記コンタクトホールを開口し、前記コンタクトプラグを形成する
    請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記コンタクトホールを開口する工程及び前記コンタクトプラグを形成する工程において、前記ゲート電極に対して平行な方向に並べて複数個の前記コンタクトホールを開口し、複数個の前記コンタクトプラグを形成する
    請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
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