JP2009015220A - 光学シート及びそれを用いたバックライト・ユニット、ディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
液晶ディスプレイの大型化や薄型化に対応したシート剛性が強く、輝度分布にムラがない良好な表示品位の光学シート及びその光学シートを用いたバックライトユニット、ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
レンズシート1のレンズアレイが形成された面の裏面、もしくは光拡散層81の一方の面のどちらか一方に補強要素83を配置し、さらにこのレンズシート1と光拡散層81とを積層一体化することで、液晶ディスプレイの大型化や薄型化に対応したシート強度を有し、かつ光学特性を満足する光学シート及び、それを用いたバックライトユニット、ディスプレイ装置である。
【選択図】図1
Description
このプリズムシートは導光板の光射出面から射出され、拡散フィルムで拡散された光を、高効率で液晶パネルの有効表示エリアに集光させるものである。
代表的なものとしては米国3M社製の登録商標である輝度強調フィルム(Brightness Enhancement Film:BEF)が知られている。
またバックライト点灯時にランプハウス内が、約80℃に達するため、光学シートの四隅が光学シートのレンズアレイが形成された面へ大きく反ってしまうという問題もある。
このように光学シートの剛性を増加させる方法として、単に光学シートの膜厚を増加する方法だけでは、市場の要求に応える光学シートを得ることは困難である。
すなわち、複数の光学シート同士をベタ塗りし積層一体化する方法や、粘着性微粒子などを用いて積層一体化する方法などが考えられるが、単に光学シート同士を貼り合わせるだけでは、光学シートと他の基材の間に空気層などの低屈折層が介在しないため、光学シートのレンズアレイが形成された面の裏面から入射する光が拡散してしまい、設計どおりの光学特性が得られないだけでなく、粘着剤の塗工ムラも視認されてしまう問題も生じる。
ここで、前記第1の透明樹脂シート部材と第2の透明樹脂シート部材との重合部分に占める接着部分の面積比が、0.05%以上5%以下の範囲に設定されている。
しかしこの接着面積では、第1の透明基材部と第2の透明樹脂シートとの間の密着力は弱く、実用上充分な密着力を得ることは難しい。
またシート同士の固定力を増加させるために粘着性微粒子の塗布量を増やしていき、接地部面積が5%を超えると、微粒子の面ばらつきによる輝度分布にムラが生じて、表示品位が低下する問題もある。
更に、粘着性微粒子を密着に使用する場合は、粒度分布にある程度のばらつきがあるため、一様な厚みの空気層が得られない問題も考えられる。
請求項1の発明は、レンズアレイが形成された基材の裏面に補強要素を有することを特徴とするレンズシートである。
請求項2の発明は、前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群、またはマイクロレンズであることを特徴とする請求項1記載のレンズシートである。
請求項3の発明は、前記補強要素がストライプ状に配列されてなることを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシートである。
この発明によれば、請求項1乃至2に記載のレンズシートにおいてアレイ状に配列されたレンズ部の対向位置に前記補強要素がストライプ状に延在しており、裏打ち補強材としての機能を発揮するので、ストライプの延在方向と直交方向の、シート曲げに対する強度を増加させることができる。
請求項4の発明は、前記補強要素がマトリックス状に配列されてなることを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシートである。
この発明によれば、請求項1乃至2に記載のレンズシートにおいてアレイ状に配列されたレンズ部の対向位置に前記固定要素がマトリックス状に延在していることから、マトリックスの延在方向と垂直、平行方向に曲がる2軸方向(面)のシート曲げに対する強度を増加させるだけでなく、シートの捩れに対する強度も増加させることができる。
請求項5の発明は、前記補強要素の高さHが、10μm<H<250μmであることを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシートである。
請求項6の発明は、
前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の場合において、前記凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の各々のレンズピッチをPとし、
前記補強要素の幅をWとしたときに、
W<P
なる関係が成り立つことを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシート。
請求項7の発明は、前記補強要素の断面は、前記基材側と接する接地部と、前記接地部と対向する位置にある非接地部が平行であることを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシートである。
請求項8の発明は、前記補強要素の前記レンズアレイが形成された基材面に対する前記接地部の面積の総和が3%以上10%以下であることを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシートである。
請求項9の発明は、前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズムである場合において、前記凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の単位レンズの長手方向と、
前記補強要素のストライプ状の配列方向が、α(0°<α<30°)で交差することを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシートである。
請求項10の発明は、前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズムである場合において、前記凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の単位レンズの長手方向と、
前記補強要素のストライプ状の配列方向が、90°±α(0°<α<30°)で交差することを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシートである。
請求項11の発明は、前記補強要素の内部に微粒子を含有していることを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシートである。
請求項12の発明は、前記補強要素の底辺Tが光反射表面を有することを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシートである。
請求項13の発明は、前記光反射表面を、金属フィラーを分散混合してなるインキ層の塗布形成、転写形成、または金属のラミネート形成のうち何れかによって形成することを特徴とする請求項12記載のレンズシートである。
請求項14の発明は、前記補強要素が押し出し成型法、射出成型法、UV成型のいずれかの方法で成型されることを特徴とする請求項1乃至14に記載のレンズシートの製造方法である。
請求項15の発明は、請求項1乃至12に示すレンズシートと表面が平滑な光拡散層の間に、一部間隙を保った状態で、粘着または接着剤を用いて積層することを特徴とする光学シートである。
請求項16の発明は、前記間隙は、空気からなることを特徴とする請求項15記載の光学シート。
請求項17の発明は、前記粘着または接着剤は、紫外線硬化性樹脂、感圧粘着剤、感熱接着剤のうち何れかであることを特徴とする請求項15記載の光学シートである。
請求項18の発明は、表面に前記補強要素を有することを特徴とする光拡散層である。
請求項19の発明は、前記補強要素がストライプ状に配列されてなることを特徴とする請求項18記載の光散乱層である。
請求項20の発明は、前記補強要素がマトリックス状に配列されてなることを特徴とする請求項18記載の光散乱層である。
請求項21の発明は、前記補強要素は、前記レンズシートの入射面の面積に対し、前記補強要素の接地部の面積の総和Yが、0%<Y≦10%であることを特徴とする請求項18に記載のレンズシートである。
請求項22の発明は、前記補強要素が押し出し成型法、射出成型法、UV成型のいずれかの方法で成型されることを特徴とする請求項18乃至21に記載の光拡散層の製造方法である。
請求項23の発明は、レンズアレイが形成されたレンズシートと、
請求項18記載の光拡散層の間に、一部間隙を保った状態で、粘着または接着剤を用いて積層することを特徴とする光学シートである。
請求項24の発明は、前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群、またはマイクロレンズからなることを特徴とする請求項23記載の光学シートである。
請求項25の発明は、前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズムである場合において、前記凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の単位レンズの長手方向と、
前記補強要素のストライプ状の配列方向が、α(0°<α<30°)で交差することを特徴とする請求項23に記載の光学シートである。
請求項26の発明は、前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズムである場合において、前記凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の単位レンズの長手方向と、
前記補強要素のストライプ状の配列方向が、90°±α(0°<α<30°)で交差することを特徴とする請求項23に記載の光学シートである。
請求項27の発明は、請求項13、または請求項23記載の光学シートと、
前記光学シートの裏面に液晶パネルを前記液晶パネルの非視認面側から光を照射する光源を備えることを特徴とするバックライトユニットである。
請求項28の発明は、前記バックライトの前記光学シートの光出射面側に前記液晶パネルを備えることを特徴とするディスプレイ装置である。
請求項29の発明は、請求項13、または請求項23記載の光学シートを用いたバックライトユニット、及びディスプレイ装置であって、前記バックライトユニット及び前記ディスプレイ装置に使用される光源が、冷陰極蛍光ランプまたはLEDまたはELまたは半導体レーザーであることを特徴とするバックライトユニット、ディスプレイ装置である。
この発明によれば、請求項1乃至28のいずれかに記載の発明と同様の作用効果を備えることができるため、多様な光源の中から、目的に応じた光源を選定することが可能であり、商品構成上の利点がある。
本実施形態の液晶ディスプレイ装置の断面図を図1、5に、レンズシートの断面図を図2、図6に示す。
また、バックライトユニット10は光源部9と光学シート8から構成される。
ここで光源90は、例えば冷陰極蛍光ランプまたはLEDまたはELまたは半導体レーザーなどを使用できるが、白色光を出射できればこのような光源には限定されず、いかなる光源を採用してもよい。
すなわち、リブの断面形状の接地部と対向位置にある非接地部が平行に形成されていることから組み立て及び使用時に、摩擦によりレンズシート1に傷をつけることなく取り扱うことができる。
また、光学シート8は、リブが平行でさらに高さも均一であると拡散層81とレンズシート1の配置の間隔が均一になり、またリブ表面が平面であることから密着力が増加し、シート強度が増加し、加えて表示品位も良好になる。
すなわち接地部面積を3%以下にすると、レンズシート1の強度が十分でなく、剛性が低い。また、レンズシート1を拡散層81と補強要素83を介して一体化させる場合に補強要素83の接地部面積が小さく密着力が弱い。
一方、接地部面積を10%以上にすると、レンズシート1の強度は十分であるが、急激に輝度低下などの光学特性上の影響が現れるためである。
ストライプ配置の場合、図4(a)、(d)、(g)に示すように、レンズシート1面に対して縦方向、横方向、斜め方向など任意の方向に配列されることができ、また図4(b)、(c)に示すようにピッチ間隔Xを変更したり、レンズシート1の端部などに局所的に配列することもできる。
またマトリックス配置の場合も、図4(e)、(h)に示すようにこのように直交方向に配列することで必要なシート強度方向や、シート部分などバックライトユニットに必要なシート強度に合わせて、ピッチ間隔Xやリブ幅Wなどを適宜変更することができる。
更にリブは端から端までの連続パターンでなく、不連続なパターンであってもよく、光学シート8に必要な部分の強度を持たせながら、一部、柔軟性を持たせることもできる。
またリブをストライプ状に配置することによりストライプ直交方向に曲がる1軸(線)方向のシート曲げに対する強度だけでなく、リブをマトリックス状に配置することで2軸方向の強度も増加させることもできる。
本発明を従来の、ディスプレイ用光学シートに採用することにより、シートの剛性不足から自重に耐え切れなくなり撓みが発生したり、また薄型化されることにより、高温動作時の冷陰極間の発熱による影響を受けやすくなり反り量が増加する問題なども回避することができる。
更にリブをランダムに配置することによりモアレを回避することも可能である。
レンズシート1のリブ83の断面形状は長方形、台形、逆台形、三角形などの任意の形状を取ることができる。リブの断面形状を調整することで、リブ部に入射する光の屈折を調整し、レンズ面に入射させることでき、全体としての光学特性への影響を最小化することができる。
これは、光拡散層81からリブ83に入射した光は、間隙Uを通過せず、視認面側K(正面方向)から出射されないので、正面方向からの光が若干減少するため、リブ83の表面が光反射機能を有することで、光がリサイクルして光拡散シート81に再入射することにより結果として正面輝度を向上させることができるためである。
この場合、レンズ部85とリブ83を片側ずつ成型してもいいし、または両側を同時に上記成型方法で成型してもよい。また片側ずつ作成する場合、押し出し成型でレンズ部85を作製した後に、UV成型でリブ83を作製するなど成型方法を組み合わせて作製してもよい。
ここで押出しの方法でレンズシート1を作製する場合は、図1で、レンズシート1は、レンズ部85、基材84、補強要素83と三つの構成に分かれているが押出しであればレンズ部85、基材84、補強要素83が一つに一体化されたものが作製される。
ストライプ配置の場合、図4(a)、(d)、(g)に示すように、光拡散層81面に対して縦方向、横方向、斜め方向など任意の方向に配列されることができ、また図4(b)、(c)に示すようにピッチ間隔Xを変更したり、光拡散層81の端部などに局所的に配列することもできる。
またマトリックス配置の場合も、図4(e)、(h)に示すようにこのように直交方向に配列することで必要なシート強度方向や、シート部分などバックライトユニットに必要なシート強度に合わせて、ピッチ間隔Xやリブ幅Wなどを適宜変更することができる。
更にリブは端から端までの連続パターンでなく、不連続なパターンであってもよく、光学シート8に必要な部分の強度を持たせながら、一部、柔軟性を持たせることもできる。
またリブをストライプ状に配置することによりストライプ直交方向に曲がる1軸(線)方向のシート曲げに対する強度だけでなく、リブをマトリックス状に配置することで2軸方向の強度も増加させることもできる。
本発明を従来の、ディスプレイ用光学シートに採用することにより、シートの剛性不足から自重に耐え切れなくなり撓みが発生したり、また薄型化されることにより、高温動作時の冷陰極間の発熱による影響を受けやすくなり反り量が増加する問題なども回避することができる。
またより強力にシート強度が必要な場合は、光拡散層81の両面に固定要素83を設けても良い。この場合の補強要素83の配置は上述の図4に示す配置を光拡散層81の両面で組合せて用いればよい。
また、リブ83は、光拡散層81と同一の組成の材料で形成されてもよいし、別の材料で形成されていてもよい。さらにリブ83に微粒子を混合させてもよい。微粒子としては、金属フィラーや空気等光を散乱もしくは反射させるものであれば材料の種類は問わない。
しかしながら、レンズシート1若しくは光拡散層81に補強要素83を設けることで反りの発生を防止することができる。
0.1mm未満の場合、光拡散層81は薄くてリブ83を設けてもたわむという欠点がある。一方5mmを越えると、光源9からの光の透過率が悪くなるという欠点がある。
一体化する際に使用する粘着や接着剤は、光拡散層81全面に塗工しても、光拡散層81のリブの頂点部だけ塗工し、対応する光拡散層81を貼り合わせてもよい。一体化する場合、リブ間に空気層などの低屈折層が介在していない場合、所望の光学特性が得られないことがあるので貼合わせるリブ部以外は低屈折層で満たされていることが好ましい。
この方法により、上述のように、単に粘・接着剤でレンズシート1と光拡散層81を固定するよりシート強度が極めて強い光学シート8を作製することができる。
同様にリブ付きのレンズシート1をリブなしの光拡散層81の内部までリブを突き刺して固定してもよい。
また粘接着剤は両面テープ状のものでも良いし、単層のものでもよい。
(比較例1)
次に表1に記載した本発明の代表的な実施例を、以下に記載する。
シート強度と正面輝度測定に使用した37インチ液晶ディスプレイはSONY製のBRAVIAを使用した。また輝度測定はトプコン製のBM−7を用いて行った。
レンズシート1
レンズ部85 S1=30um、T1=15um、P=30um、プリズムの頂角θ=90度
基材84 T2=125um
得られたレンズシート1のシート強度と正面輝度を評価するために、市販のディスプレイのバックライトユニットに作成した37インチサイズのレンズシート1と光拡散層81を組み込み、1時間バックライトを点灯させ、安定化させた後に、液晶パネル前面1mの場所から、目視でシートの撓みの有無と、分光光度計を用いて従来品に対する正面輝度の低下を評価した。
その結果、作成したレンズシート1はバックライト点灯時には観測されなかった撓みが1時間後に発生し、輝度ムラとして認識された。この撓みは光源からの発せられる熱により、シート強度が低下し、シート自重に耐えられなくなったためである。また正面輝度の従来品に対する低下は観測されなかった。
(レンズシート1作成方法)
熱可塑性樹脂であるポリカーボネート樹脂を約300℃に加熱し、ロールに沿わせ延伸しながらフィルムを成形した後に、プリズムシートの形状に切削したレンズ用金型と長方形形状に切削したリブ用金型を2本使用して加熱されたフィルムを加圧しながら冷却(レンズシート1の形状に切削したシリンダー金型は水冷式のロールで80℃に設定した。)することで熱可塑性樹脂の粘性を低下させ、レンズシート1とリブ83形状を維持した状態で硬化させた。この方法により、レンズアレイ1のレンズピッチが30μm、レンズ高さ15um、レンズ幅30umの三角プリズム形状を有するレンズ形状と同時に、リブのピッチが750um、リブ高さが25um、リブ幅が15umの長方形形状を有するリブ形状を押出し方法で形成した。
レンズシート1寸法
レンズ部85 S1=30um、T1=15um、P=30um、プリズムの頂角θ=90度
基材84 T2=125um
リブ83 W=15um、H=25um、X=750um(接地部面積2%)
(レンズシート1評価方法)
得られたレンズシートのシート強度を評価するために、市販のディスプレイのバックライトユニットに作成した37インチサイズのレンズシートと光拡散層81を組み込み、1時間バックライトを点灯させ、安定化させた後に、液晶パネル前面1mの場所から、シートの撓みの有無を目視で評価した。
その結果、作成したレンズシート1はバックライト点灯時には観測されなかった撓みが1時間後に僅かに発生し、薄い輝度ムラとして認識された。この撓みは光源からの発せられる熱により、シート強度が低下し、シート自重に耐えられなくなったためである。また正面輝度の従来品に対する低下は、良品判定以内であった。
(レンズシート1作成方法)
熱可塑性樹脂であるポリカーボネート樹脂を約300℃に加熱し、ロールに沿わせ延伸しながらフィルムを成形した後に、プリズムシートの形状に切削したレンズ用金型と長方形形状に切削したリブ用金型を2本使用して加熱されたフィルムを加圧しながら冷却(レンズシート1の形状に切削したシリンダー金型は水冷式のロールで80℃に設定した。)することで熱可塑性樹脂の粘性を低下させ、レンズシート1とリブ83形状を維持した状態で硬化させた。この方法により、レンズアレイのレンズピッチが30μm、レンズ高さ15um、レンズ幅30umの三角プリズム形状を有するレンズ形状と同時に、リブのピッチが500um、リブ高さが25um、リブ幅が15umの長方形形状を有するリブ形状を押出し方法で形成した。
レンズシート1寸法
レンズ部85 S1=30um、T1=15um、P=30um、プリズムの頂角θ=90度
基材84 T2=125um
リブ83 W=15um、H=25um、X=500um(接地部面積3%)
(レンズシート1評価方法)
得られたレンズシート1のシート強度と正面輝度を評価するために、市販のディスプレイのバックライトユニットに作成した37インチサイズのレンズシート1と光拡散層81を組み込み、1時間バックライトを点灯させ、安定化させた後に、液晶パネル前面1mの場所から、目視でシートの撓みの有無と、分光光度計を用いて従来品に対する正面輝度の低下を評価した。
その結果、作成した接地部面積が3%のリブ付レンズシート1はバックライト点灯時には観測されなかった撓みはバックライト1時間点灯後にも特に撓みは観測されなかった。このことからレンズシート1裏面に形成した接地部面積が3%のリブがあれば、高温化でもシート強度を低下させないことがわかる。また正面輝度の従来品に対する低下は、良品判定であった。
(レンズシート1作成方法)
熱可塑性樹脂であるポリカーボネート樹脂を約300℃に加熱し、ロールに沿わせ延伸しながらフィルムを成形した後に、プリズムシートの形状に切削したレンズ用金型と長方形形状に切削したリブ用金型を2本使用して加熱されたフィルムを加圧しながら冷却(レンズシートの形状に切削したシリンダー金型は水冷式のロールで80℃に設定した。)することで熱可塑性樹脂の粘性を低下させ、レンズシート1とリブ83形状を維持した状態で硬化させた。この方法により、レンズアレイのレンズピッチが30μm、レンズ高さ15um、レンズ幅30umの三角プリズム形状を有するレンズ形状と同時に、リブのピッチが300um、リブ高さが25um、リブ幅が15umの長方形形状を有するリブ形状を押出し方法で形成した。
レンズシート1寸法
レンズ部85 S1=30um、T1=15um、P=30um、プリズムの頂角θ=90度
基材84 T2=125um
リブ83 W=15um、H=25um、X=300um(接地部面積5%)
(レンズシート1評価方法)
得られたレンズシートのシート強度と正面輝度を評価するために、市販のディスプレイのバックライトユニットに作成した37インチサイズのレンズシート1と光拡散層81を組み込み、1時間バックライトを点灯させ、安定化させた後に、液晶パネル前面1mの場所から、目視でシートの撓みの有無と、分光光度計を用いて従来品に対する正面輝度の低下を評価した。
その結果、作成した接地部面積が5%のリブ付レンズシート1はバックライト点灯時には観測されなかった撓みはバックライトを1時間点灯後にも特に撓みは観測されなかった。このことからレンズシート1の裏面に形成した接地部面積が5%のリブがあれば、高温化でもシート強度を低下させないことがわかる。また正面輝度の従来品に対する低下は、良品判定であった。
(レンズシート1作成方法)
熱可塑性樹脂であるポリカーボネート樹脂を約300℃に加熱し、ロールに沿わせ延伸しながらフィルムを成形した後に、プリズムシートの形状に切削したレンズ用金型と長方形形状に切削したリブ用金型を2本使用して加熱されたフィルムを加圧しながら冷却(レンズシート1の形状に切削したシリンダー金型は水冷式のロールで80℃に設定した。)することで熱可塑性樹脂の粘性を低下させ、レンズシート1とリブ形状を維持した状態で硬化させた。この方法により、レンズアレイのレンズピッチが30μm、レンズ高さ15um、レンズ幅30umの三角プリズム形状を有するレンズ形状と同時に、リブのピッチが187.5um、リブ高さが25um、リブ幅が15umの長方形形状を有するリブ形状を押出し方法で形成した。
レンズシート1寸法
レンズ部85 S1=30um、T1=15um、P=30um、θ=90度
基材84 T2=125um
リブ83 W=15um、H=25um、X=187.5um(接地部面積8%)
(レンズシート1評価方法)
得られたレンズシート1のシート強度と正面輝度を評価するために、市販のディスプレイのバックライトユニットに作成した37インチサイズのレンズシート1と光拡散層81を組み込み、1時間バックライトを点灯させ、安定化させた後に、液晶パネル前面1mの場所から、目視でシートの撓みの有無と、分光光度計を用いて従来品に対する正面輝度の低下を評価した。
その結果、作成した接地部面積が8%のリブ付レンズシート1はバックライト点灯時には観測されなかった撓みはバックライト1時間点灯後にも特に撓みは観測されなかった。このことからレンズシート1の裏面に形成した接地部面積が8%のリブがあれば、高温化でもシート強度を低下させないことがわかる。また正面輝度の従来品に対する低下は、良品判定であった。
(レンズシート1作成方法)
熱可塑性樹脂であるポリカーボネート樹脂を約300℃に加熱し、ロールに沿わせ延伸しながらフィルムを成形した後に、プリズムシートの形状に切削したレンズ用金型と長方形形状に切削したリブ用金型を2本使用して加熱されたフィルムを加圧しながら冷却(レンズシート1の形状に切削したシリンダー金型は水冷式のロールで80℃に設定した。)することで熱可塑性樹脂の粘性を低下させ、レンズシート1とリブ形状を維持した状態で硬化させた。この方法により、レンズアレイのレンズピッチが30μm、レンズ高さ15um、レンズ幅30umの三角プリズム形状を有するレンズ形状と同時に、リブのピッチが150um、リブ高さが25um、リブ幅が15umの長方形形状を有するリブ形状を押出し方法で形成した。
レンズシート1寸法
レンズ部85 S1=30um、T1=15um、P=30um、プリズムの頂角θ=90度
基材84 T2=125um
リブ83 W=15um、H=25um、X=150um(接地部面積10%)
(レンズシート1評価方法)
得られたレンズシート1のシート強度と正面輝度を評価するために、市販のディスプレイのバックライトユニットに作成した37インチサイズのレンズシート1と光拡散層81を組み込み、1時間バックライトを点灯させ、安定化させた後に、液晶パネル前面1mの場所から、目視でシートの撓みの有無と、分光光度計を用いて従来品に対する正面輝度の低下を評価した。
その結果、作成した接地部面積が10%のリブ付レンズシートはバックライト点灯時には観測されなかった撓みはバックライト1時間点灯後にも特に撓みは観測されなかった。このことからレンズシート1の裏面に形成した接地部面積が10%のリブがあれば、高温化でもシート強度を低下させないことがわかる。また正面輝度の従来品に対する低下は、良品判定であった。
(レンズシート1作成方法)
熱可塑性樹脂であるポリカーボネート樹脂を約300℃に加熱し、ロールに沿わせ延伸しながらフィルムを成形した後に、プリズムシートの形状に切削したレンズ用金型と長方形形状に切削したリブ用金型を2本使用して加熱されたフィルムを加圧しながら冷却(レンズシート1の形状に切削したシリンダー金型は水冷式のロールで80℃に設定した。)することで熱可塑性樹脂の粘性を低下させ、レンズシート1とリブ83形状を維持した状態で硬化させた。この方法により、レンズアレイのレンズピッチが30μm、レンズ高さ15um、レンズ幅30umの三角プリズム形状を有するレンズ形状と同時に、リブのピッチが100um、リブ高さが25um、リブ幅が15umの長方形形状を有するリブ形状を押出し方法で形成した。
レンズシート2寸法
レンズ部85 S1=30um、T1=15um、P=30um、プリズムの頂角θ=90度
基材84 T2=125um
リブ83 W=15um、H=25um、X=100um(接地部面積15%)
(レンズシート2評価方法)
得られたレンズシート1のシート強度と正面輝度を評価するために、市販のディスプレイのバックライトユニットに作成した37インチサイズのレンズシート1と光拡散層81を組み込み、1時間バックライトを点灯させ、安定化させた後に、液晶パネル前面1mの場所から、目視でシートの撓みの有無と、分光光度計を用いて従来品に対する正面輝度の低下を評価した。
その結果、作成した接地部面積が15%のリブ付レンズシート1はバックライト点灯時には観測されなかった撓みはバックライト1時間点灯後にも特に撓みは観測されなかった。このことからレンズシート1の裏面に形成した接地部面積が15%のリブがあれば、高温化でもシート強度を低下させないことがわかる。また正面輝度の従来品に対する低下は、リブの接地部面積が増加したことでリブ部から拡散される光が増加し、正面に集光される光量が低下したため、不良品判定であった。
(レンズシート1作成方法)
熱可塑性樹脂であるポリカーボネート樹脂を約300℃に加熱し、ロールに沿わせ延伸しながらフィルムを成形した後に、プリズムシートの形状に切削したレンズ用金型と長方形形状に切削したリブ用金型を2本使用して加熱されたフィルムを加圧しながら冷却(レンズシート1の形状に切削したシリンダー金型は水冷式のロールで80℃に設定した。)することで熱可塑性樹脂の粘性を低下させ、レンズシート1とリブ形状を維持した状態で硬化させた。この方法により、レンズアレイのレンズピッチが30μm、レンズ高さ15um、レンズ幅30umの三角プリズム形状を有するレンズ形状と同時に、リブのピッチが75um、リブ高さが25um、リブ幅が15umの長方形形状を有するリブ形状を押出し方法で形成した。
レンズシート1寸法
レンズ部85 S1=30um、T1=15um、P=30um、プリズムの頂角θ=90度
基材84 T2=125um
リブ83 W=15um、H=25um、X=75um(接地部面積20%)
(レンズシート1評価方法)
得られたレンズシート1のシート強度と正面輝度を評価するために、市販のディスプレイのバックライトユニットに作成した37インチサイズのレンズシート1と光拡散層81を組み込み、1時間バックライトを点灯させ、安定化させた後に、液晶パネル前面1mの場所から、目視でシートの撓みの有無と、分光光度計を用いて従来品に対する正面輝度の低下を評価した。
その結果、作成した接地部面積が20%のリブ付レンズシート1はバックライト点灯時には観測されなかった撓みはバックライト1時間点灯後にも特に撓みは観測されなかった。このことからレンズシート1裏面に形成した接地部面積が20%のリブがあれば、高温化でもシート強度を低下させないことがわかる。また正面輝度の従来品に対する低下は、リブの接地部面積が増加したことでリブから拡散される光が増加し、正面に集光される光量が低下したため、不良品判定であった。
7 液晶表示部
8 光学シート
9 光源部
10 バックライトユニット
11 ディスプレイ装置
70 液晶部
71 偏光板
72 偏光板
81 光拡散層
82 粘着または接着剤
83 補強要素(リブ)
84 基材
85 レンズ部
90 反射板
91 光源
100 入射面
200 出射面
T 固定要素83の底辺
K 視認面側
H 固定要素の高さ
S 光線
U 間隙
L 光線
V 光線
P レンズピッチ
M 入射面
X 固定要素83の間隔
W リブの幅
θ レンズの頂角
T2 基材の厚さ
T5 拡散層の厚さ
T4 粘・接着剤の厚さ
Y 補強要素の接地部の面積の総和
Z リブの頂部
α 凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の単位レンズの長手方向と、補強要素のストライプ状の配列方向がなす角度
Claims (29)
- レンズアレイが形成された基材の裏面に補強要素を有することを特徴とするレンズシート。
- 前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群、またはマイクロレンズであることを特徴とする請求項1記載のレンズシート。
- 前記補強要素がストライプ状に配列されてなることを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシート。
- 前記補強要素がマトリックス状に配列されてなることを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシート。
- 前記補強要素の高さHが、10μm<H<250μmであることを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシート
- 前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の場合において、前記凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の各々のレンズピッチをPとし、
前記補強要素の幅をWとしたときに、
W<P
なる関係が成り立つことを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシート。 - 前記補強要素の断面は、前記基材側と接する接地部と、前記接地部と対向する位置にある非接地部が平行であることを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシート。
- 前記補強要素の前記レンズアレイが形成された基材面に対する前記接地部の面積の総和が3%以上10%以下であることを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシート。
- 前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズムである場合において、前記凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の単位レンズの長手方向と、
前記補強要素のストライプ状の配列方向が、α(0°<α<30°)で交差することを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシート。 - 前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズムである場合において、前記凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の単位レンズの長手方向と、
前記補強要素のストライプ状の配列方向が、90°±α(0°<α<30°)で交差することを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシート。 - 前記補強要素の内部に微粒子を含有していることを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシート。
- 前記補強要素の底辺Tが光反射表面を有することを特徴とする請求項1乃至2に記載のレンズシート。
- 前記光反射表面を、金属フィラーを分散混合してなるインキ層の塗布形成、転写形成、または金属のラミネート形成のうち何れかによって形成することを特徴とする請求項12記載のレンズシート。
- 前記補強要素が押し出し成型法、射出成型法、UV成型のいずれかの方法で成型されることを特徴とする請求項1乃至14に記載のレンズシートの製造方法。
- 請求項1乃至12に示すレンズシートと表面が平滑な光拡散層の間に、一部間隙を保った状態で、粘着または接着剤を用いて積層することを特徴とする光学シート。
- 前記間隙は、空気からなることを特徴とする請求項15記載の光学シート。
- 前記粘着または接着剤は、紫外線硬化性樹脂、感圧粘着剤、感熱接着剤のうち何れかであることを特徴とする請求項15記載の光学シート。
- 表面に前記補強要素を有することを特徴とする光拡散層。
- 前記補強要素がストライプ状に配列されてなることを特徴とする請求項18記載の光散乱層。
- 前記補強要素がマトリックス状に配列されてなることを特徴とする請求項18記載の光散乱層。
- 前記補強要素は、前記レンズシートの入射面の面積に対し、前記補強要素の接地部の面積の総和Yが、0%<Y≦10%であることを特徴とする請求項18に記載のレンズシート。
- 前記補強要素が押し出し成型法、射出成型法、UV成型のいずれかの方法で成型されることを特徴とする請求項18乃至21に記載の光拡散層の製造方法。
- レンズアレイが形成されたレンズシートと、
請求項18記載の光拡散層の間に、一部間隙を保った状態で、粘着または接着剤を用いて積層することを特徴とする光学シート。 - 前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群、またはマイクロレンズからなることを特徴とする請求項23記載の光学シート。
- 前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズムである場合において、前記凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の単位レンズの長手方向と、
前記補強要素のストライプ状の配列方向が、α(0°<α<30°)で交差することを特徴とする請求項23に記載の光学シート。 - 前記レンズアレイが凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズムである場合において、前記凸シリンドリカルレンズ群もしくは三角プリズム群の単位レンズの長手方向と、
前記補強要素のストライプ状の配列方向が、90°±α(0°<α<30°)で交差することを特徴とする請求項23に記載の光学シート。 - 請求項13、または請求項23記載の光学シートと、
前記光学シートの裏面に液晶パネルを前記液晶パネルの非視認面側から光を照射する光源を備えることを特徴とするバックライトユニット。 - 前記バックライトの前記光学シートの光出射面側に前記液晶パネルを備えることを特徴とするディスプレイ装置。
- 請求項13、または請求項23記載の光学シートを用いたバックライトユニット、及びディスプレイ装置であって、前記バックライトユニット及び前記ディスプレイ装置に使用される光源が、冷陰極蛍光ランプまたはLEDまたはELまたは半導体レーザーであることを特徴とするバックライトユニット、ディスプレイ装置。
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| JP2007179588A JP2009015220A (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 光学シート及びそれを用いたバックライト・ユニット、ディスプレイ装置 |
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