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JP2009011014A - インバータ制御装置と電動圧縮機および家庭用電気機器 - Google Patents

インバータ制御装置と電動圧縮機および家庭用電気機器 Download PDF

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JP2009011014A
JP2009011014A JP2007167149A JP2007167149A JP2009011014A JP 2009011014 A JP2009011014 A JP 2009011014A JP 2007167149 A JP2007167149 A JP 2007167149A JP 2007167149 A JP2007167149 A JP 2007167149A JP 2009011014 A JP2009011014 A JP 2009011014A
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inverter
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power supply
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JP2007167149A
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Hideji Ogawara
秀治 小川原
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Panasonic Corp
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Panasonic Corp
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Abstract

【課題】直流電圧部の電圧に応じて瞬時に通電角を変更することにより、瞬停や急激な電圧変動に対して、脱調停止するのを防止する信頼性の高いインバータ制御装置を提供するものである。
【解決手段】インバータ回路部205に供給される直流電源電圧の電圧値を検出する直流電圧検出部209と、直流電圧検出部209にて検出した電圧値に応じてインバータ回路部205における通電角を電気角で180度未満の範囲で変更する通電角制御部218とを備えているので、急激な電圧変化に対して回転数が大きく変動した場合に、通電角を小さくし位置検出区間を拡大することができ、ロータ磁極位置を見失うことが無くなり、電圧変動による脱調を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブラシレスDCモータのインバータ制御装置における広角通電制御に関するものである。
従来、この種のインバータ制御装置は、通電角を電気角120度以上に広げる広角制御を行うことにより、インバータの運転範囲を拡大し、インバータ制御装置の出力を増大するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一般にこれまでインバータの波形制御として、制御の容易さの観点から120度通電波形が採用されてきた。ブラシレスDCモータを駆動するシステムにおいては、正負それぞれの電気角が180度あるにもかかわらず、電気角120度分だけしかインバータの各相スイッチを導通させておらず、残りの電気角60度の区間が無制御となっていた。
したがって、無制御期間においては、インバータが望みの電圧を出力することができず、インバータの直流電圧利用率が低い。そして直流電圧利用率が低いことに起因してブラシレスDCモータの端子電圧が小さくなり運転範囲が狭くなってしまう、すなわち最高回転数が低くなっていた。
そこで、この特許文献1では、電圧形インバータの通電幅を電気角で120度より大きく180度以下の所定の幅に設定しており、無制御区間を電気角で60度未満にしている。その結果、モータ端子電圧を大きくし運転範囲を広くしている。
また近年、モータの高効率化を図るためロータ内部に永久磁石を埋め込み、磁石に起因するトルクのみならずリラクタンスに起因するトルクを発生させることにより、モータ電流を増加させることなく全体として発生トルクを大きくすることができる埋込磁石構造のブラシレスDCモータが用いられてきている。
このリタクタンストルクを有効に活用するために、モータ誘起電圧の位相に対してインバータの電圧位相を進める進角制御が行なわれている。さらに進角制御は弱め磁束効果を有効に活用でき、出力トルクを増大できる。
また、圧縮機などでは使用環境、信頼性、メンテナンスの観点から、ホール素子等のセンサを用いずにステータ巻線に生じる誘起電圧によりロータ磁極位置を検知するセンサレス方式のインバータ制御装置が用いられている。
この場合、無制御期間中の電気角60度を用い、上下アームのスイッチのオフ期間中にモータ端子に現れる誘起電圧を観測することにより、ロータ磁極位置を得ているものが多い。
以下、図面を参照しながら上記のインバータ制御装置を説明する。
図5は従来のインバータ制御装置の構成を示す構成図である。図6は従来のインバータ制御装置の負荷トルク−回転数特性を示す特性図であり、広角制御を行ったときの特性を示している。
また図7は、従来のインバータ制御装置の各部の信号波形及び処理内容を示すタイミングチャートであり、広角度150度時の特性を示している。
図5において、直流電源001の端子間に3対のスイッチングトランジスタTru,Trx,Trv,Try,Trw,Trzをそれぞれ直列接続してインバータ回路部002を構成している。ブラシレスDCモータ003は4極の分布巻き構造のステータ003aと、ロータ003bで構成されている。ロータ003bは内部に永久磁石003α,003βを埋め込んだ磁石埋込型構造である。
各対のスイッチングトランジスタ同士の接続点は、ブラシレスDCモータ003のY接続された各相のステータ巻線003u,003v,003wの端子にそれぞれ接続されている。
そして、各対のスイッチングトランジスタ同士の接続点は、Y接続された抵抗004u,004v,004wにもそれぞれ接続されている。
尚、スイッチングトランジスタTru,Trx,Trv,Try,Trw,Trzのコレクターエミッタ端子間にそれぞれ保護用の還流ダイオードDu,Dx,Dv,Dy,Dw,Dzが接続されている。
磁極位置検出回路010は、差動増幅器011と積分器012とゼロクロスコンパレータ013により構成されている。そして、上記Y接続されたステータ巻線003u,003v,003wの中性点003dの電圧は、抵抗011aを介して増幅器011bの反転入力端子に供給され、Y接続された抵抗004u,004v,004wの中性点004dの電圧は、そのまま増幅器011bの非反転入力端子に供給されている。
そして、増幅器011bの出力端子と反転入力端子との間に抵抗011bを接続することにより、差動増幅器011として動作させるようにしている。
また、差動増幅器011の出力端子から出力される出力信号は、抵抗012aとコンデンサ012bとを直列接続してなる積分器012に供給されている。
積分器012からの出力信号(抵抗012aとコンデンサ012bとの接続点電圧)は、ゼロクロスコンパレータ013の非反転入力端子に供給されており、ゼロクロスコンパレータ013の反転入力端子には中性点003dの電圧が供給されている。
そして、ゼロクロスコンパレータ013の出力端子から磁極位置検出信号が出力される。
上記差動増幅器011、積分器012およびゼロクロスコンパレータ013で、ブラシレスDCモータ003のロータ003bの磁極位置を検出する磁極位置検出回路010が構成される。
磁極位置検出回路010から出力される磁極位置検出信号はマイクロプロセッサ020に供給され、マイクロプロセッサ020に供給された磁極位置検出信号は、周期測定、進角や通電角の設定のための位相補正などを行い、電気角1周期当りのタイマ値を算出し、スイッチングトランジスタTru,Trx,Trv,Try,Trw,Trzの転流信号を決定する。
また、マイクロプロセッサ020は回転速度指令に基づいて電圧指令を出力する。マイクロプロセッサ020は、電圧指令をPWM(パルス幅変調)変調すると共に、回転速度指令と実回転速度の偏差に基づきPWM変調信号のON/OFF比であるデューティ量を制御し、3相分のPWM変調信号を出力する。
そして、回転速度指令に対し、実回転速度が低いとデューティを大きくし、逆に実回転速度が高いとデューティを小さくする。
このPWM変調信号はドライブ回路030に供給され、ドライブ回路030が、スイッチングトランジスタTru,Trx,Trv,Try,Trw,Trzのそれぞれのベース端子に供給すべきドライブ信号を出力する。
以上のインバータ制御装置について、通電の動作を説明する。
図7において、(A),(B),(C)は、ブラシレスDCモータ003のU相,V相,W相の誘起電圧Eu,Ev,Ewであり、位相がそれぞれ120度ずつずれた状態で変化する。
(D)は差動増幅器011から出力される信号であり、(E)は積分器012による積分波形である。この積分波形がゼロクロスコンパレータ013に供給されることにより、積分波形のゼロクロス点において立ち上り、立ち下りの励磁切替信号が磁極位置検出信号として(F)のように出力される。
この励磁信号の立ち上り、立ち下りによりスタートする位相補正タイマ(G1)と、この位相補正タイマによりスタートする第2の位相補正タイマ(G2)により、転流パターンであるインバータモード(N)を1ステップ進める。
ここで、W相の誘起電圧波形からU相の通電タイミングを算出しており、位相補正タイマ(G1)によりインバータの位相進み量を制御できる。図7においては、通電角150度で進角60度の設定である。したがって、位相補正タイマ(G1)の値は45度相当、第2位相補正タイマの値は30度相当の値となっている。
その結果、各インバータモードに対応してスイッチングトランジスタTru,Trx,Trv,Try,Trw,TrzのON−OFF状態が、それぞれ(H),(I),(J),(K),(L),(M)に示すように制御される。
以上のように、通電期間を120度から180度に設定した状態でのブラシレスDCモータ003の駆動を達成することができ、インバータ電圧の位相をモータ誘起電圧よりも進めた状態にすることができる。
しかしながら、上記従来の構成では、ロータ003bの回転に基づいてステータ巻線003u,003v,003wに生じる誘起電圧を検出し、この誘起電圧を90度の遅れを有する積分器012により移相することによってロータ003bの磁極に対応する位置検出信号を得ており、この位置検出信号に基づいてステータ巻線003u,003v,003wへの通電タイミングを決定する構成となっている。
その結果、90度遅れ位相の積分器012を用いているので急激な加減速に対する応答性が悪いという不具合がある。
そこで、このような応答性を改善した位置検出回路が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
以下、図面を参照しながら、特許文献2に記載された従来のインバータ制御装置について説明する。
図8は、従来例2のインバータ制御装置の構成を示す構成図、図9はインバータ制御装置の各部の信号波形及び処理内容を示すタイミングチャートである。
図8において、抵抗101,102は、母線103,104間に直列に接続されており、その共通接続点たる検出端子ONは、ブラシレスDCモータ105のステータ巻線105u,105v,105wの中性点の電圧に相当する直流電源001の電圧の1/2たる仮想中性点の電圧VNを出力するようになっている。
コンパレータ106a,106b,106cは、これらの各非反転入力端子(+)は抵抗107,108,109を介して出力端子OU,OV,OWにそれぞれ接続され、各反転入力端子(−)は、検出端子ONに接続されている。
そしてこれらのコンパレータ106a,106b,106cの出力端子は論理手段たるマイクロプロセッサ110の入力端子I1,I2,I3にそれぞれ接続されている。またその出力端子O1からO6はドライブ回路120を介してトランジスタTru,Trx,Trv,Try,Trw,Trzを駆動する。
ブラシレスDCモータ105は4極分布巻き構造で、ロータ105aはロータ表面に永久磁石105α、105βを配置した表面磁石構造である。したがって、通電角120度、進角0度の設定となっている。
次に図9を用いて説明する。
(A),(B),(C)は定常動作時におけるステータ巻線105u,105v,105wの端子電圧Vu,Vv,Vwを示すものである。
これらの端子電圧は、インバータ回路部140による供給電圧Vua,Vva,Vwaと、ステータ巻線105u,105v,105wに発生する誘起電圧Vub,Vvb,Vwbと、転流切り換え時にインバータ回路部140のダイオードDu,Dx,Dv,Dy,Dw,Dzの内のいずれかが導通することにより生じるパルス状のスパイク電圧Vuc,Vvc,Vwcとの合成波形となる。
そして、これらの端子電圧Vu,Vv,Vwと直流電源電圧001の1/2の電圧たる仮想中性点電圧VNとコンパレータ106a,106b,106cにより比較した出力信号PSu,PSv,PSwが(D),(E),(F)に示されている。
この場合、コンパレータの出力信号PSu,PSv,PSwは、前述の誘起電圧Vub,Vvb,Vwbの正および負ならびに位相を表わす信号PSua,PSva,PSwaと、前述のパルス状電圧のVuc,Vvc,Vwcに対応する信号PSub,PSvb,PSwbとからなる。
また、パルス状電圧のVuc,Vvc,Vwcは、ウェイトタイマにより無視しているので、コンパレータの出力信号PSu,PSv,PSwは、結果として誘起電圧Vub,Vvb,Vwbの正および負ならびに位相を示すものとなる。
マイクロプロセッサ110は、各コンパレータの出力信号PSu,PSv,PSwの状態に基づいて(G)に示す如き6つのモードA〜Fを認識し、出力信号PSu,PSv,PSwのレベルが変化した時点から電気角で30度だけ遅らせて、ドライブ信号DSu(J)からDSz(O)を出力する。
モードA〜Fの各時間T(H)は電気角60度を示すものであり、A〜Fの1/2の時間(I)すなわちT/2は電気角で30度に相当する遅延時間を示すものである。
このように、ブラシレスDCモータ105のロータ105aの回転に応じて、ステータ巻線105u,105v,105wに生ずる誘起電圧からロータ105aの位置状態を検出するとともに、その誘起電圧の変化時間(T)を検出してステータ巻線105u,105v,105wへの通電モード及びタイミングにより各相ステータ巻線105u,105v,105wの通電のための駆動信号を決定して実行させるようにしている。
そのため、特許文献1に記載された従来のインバータ制御装置とは異なり、フィルタ回路を必要としないことから誘起電圧の検出感度が高くなって始動特性の向上を図ることができ、低速駆動を可能としている。
さらに、90度遅れ特性のフィルタ回路を用いておらず、第1タイマ122及び第2タイマ123の組合せにより30度遅れをもって制御できるので、急激な加減速に対する応答性を改善している。
また、インバータ制御装置の電圧と通電角の脱調特性について、図10を用いて説明する。
図10は従来のインバータ制御装置の電圧と通電角の脱調特性の関係を示す特性図である。
図10より、電圧を急激に下降した場合、通電角が大きい程、脱調耐力が低いことが分かる。電圧が急激に上昇した場合も同様な特性を示す。
国際公開第95/27328号パンフレット 特開平1−8890号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の構成では、電気角180度区間で位置検出可能な磁極位置検出回路010を提案しているが、フィルタを用いているため、電気角で90度の遅れが発生し、急激な負荷変動等の回転変動に対する応答性が悪く、脱調し停止してしまうという課題を有していた。
また、特許文献2に記載された従来の構成では、電気角で90度の遅れを発生しない位置検出回路を提案しているが、120度以上に通電角を広げる広角制御を行ったり、モータ誘起電圧の位相に対してインバータの電圧位相を進める進角制御を行ったり、高効率化のためステータ巻線105u,105v,105wの巻数を多くしインダクタンスが増加することによりスパイク電圧幅を増大させると、位置検出可能な区間は狭まっていき、急激な負荷変動等の回転変動に対して位置検出できずに脱調してしまうという課題を有していた。
また、高効率化や出力トルクアップのために集中巻き構造のステータを用いたモータにおいて、ブラシレスDCモータ105の極数を6極にした場合、4極時に比べ位置検出可能区間は機械角では2/3に減少する。
したがって、位置検出可能な区間を狭める、広角制御や、進角制御、モータ巻数の増大を行うことや、また、機械的な位置検出可能区間を狭める極数増大は、位置検出区を狭めることとなり、急激な回転変動を伴う、負荷変動や瞬停や電圧変動が発生した場合、位置検知できずに脱調停止するというような課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、直流電圧部の電圧に応じて瞬時に通電角を変更することにより、瞬停や急激な電圧変動に対して、脱調停止するのを防止する信頼性の高いインバータ制御装置を提供するものである。
上記課題を解決するために本発明のインバータ制御装置は、ロータに永久磁石を設けたブラシレスDCモータを駆動するインバータ回路部と、ブラシレスDCモータの誘起電圧によりロータの相対位置を検出する位置検出回路部と、インバータ回路部に供給される直流電源電圧の電圧値を検出する直流電圧検出部と、直流電圧検出部にて検出した電圧値に応じてインバータ回路部における通電角を電気角で180度未満の範囲で変更する通電角制御部とを具備する。
これにより、直流電圧部の電圧に応じて瞬時に通電角を変更することにより、瞬停などの急激な電圧変化に対して回転数が変動した場合に、通電角を小さくすることにより位置検出区間を拡大することができ、ロータ磁極位置を見失うことが無くなるという作用を有する。
本発明のインバータ制御装置は、電圧変化による回転数変動に対する応答性を良化することができ、瞬停などの急激な電圧変化に対して回転数が変動した場合に、通電角を小さくし位置検出区間を拡大することができ、ロータ磁極位置を見失うことが無くなり、電圧変動による脱調を防止し、瞬停耐量を向上することができる。
請求項1に記載の発明は、ロータに永久磁石を設けたブラシレスDCモータを駆動するインバータ回路部と、前記ブラシレスDCモータの誘起電圧により前記ロータの相対位置を検出する位置検出回路部と、前記インバータ回路部に供給される直流電源電圧の電圧値を検出する直流電圧検出部と、前記直流電圧検出部にて検出した電圧値に応じて前記インバータ回路部における通電角を電気角で180度未満の範囲で変更する通電角制御部とを備えているので、急激な電圧変化に対して回転数が大きく変動した場合に、通電角を小さくし位置検出区間を拡大することができ、ロータ磁極位置を見失うことが無くなり、電圧変動による脱調を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、直流電源電圧に対して基準電圧を設定する基準電圧設定部を備え、通電角制御部は前記直流電源電圧の電圧値が前記基準電圧よりも小さくなった場合に、インバータ回路部における通電角を小さくするものであり、急激な電圧低下に対して回転数が大きく低下した場合に、通電角を小さくし位置検出区間を拡大することができ、ロータ磁極位置を見失うことが無くなり、電圧低下による脱調を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、直流電源電圧に対して基準電圧を設定する基準電圧設定部を備え、通電角制御部は前記直流電源電圧の電圧値が前記基準電圧よりも大きくなった場合に、インバータ回路部における通電角を小さくするものであり、急激な電圧上昇に対して回転数が急激に上昇した場合に、通電角を小さくし位置検出区間を拡大することができ、ロータ磁極位置を見失うことが無くなり、電圧上昇による回転変動に対する脱調を防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、直流電源電圧に対する基準電圧値の範囲を設定する基準電圧設定部と遅延タイマとを備え、通電角制御部は前記直流電源電圧の電圧値が前記基準電圧値の範囲外から範囲内に変化した場合に、インバータ回路部における通電角を遅延タイマにより徐々に基準値に戻すことを特徴としたものであり、急激な電圧変化に対して通電角を小さくしたことに対して、電圧が復帰した場合に通電角も復帰させることができ、再び高回転、高トルクで運転することが可能である。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、通電角制御部は、直流電源電圧が300V/秒以上の変化率で低下した場合に、インバータ回路部における通電角を小さくするものであり、瞬停などの急激な電圧低下に対しても位置検出区間を拡大することにより瞬停耐量を向上することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、ブラシレスDCモータのロータは内部に永久磁石が埋め込まれ突極性を有したものに適用したものであり、リラクタンストルクを有効に活用し位置検出区間を狭くする進角制御を行うものに対しても電圧変動による脱調を防止することができ、瞬停耐量を向上することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、ブラシレスDCモータの固定子巻線の巻数が160ターン以上のものに適用したものであり、インダクタンスが大きく、スパイク電圧幅が増大し位置検出区間を狭くするモータに対しても電圧変動による脱調を防止することができ、瞬停耐量を向上することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の発明において、ブラシレスDCモータの極数は6極以上のものに適用したものであり、極数増加による機械的角度で位置検出区間を狭くするモータに対しても電圧変動による脱調を防止することができ、瞬停耐量を向上することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の発明のインバータ制御装置を電動圧縮機に適用したものであり、電圧変動による脱調を防止することができ、瞬停耐量を向上することができ、信頼性の高い電動圧縮機を提供することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の発明のインバータ制御装置を冷蔵庫等の家庭用電気機器に適用したものであり、電圧変動や瞬停に対する耐量を向上することができ、信頼性の高い冷蔵庫等の家庭用電気機器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるインバータ制御装置のブロック図、図2は同実施の形態における各部の信号波形と処理内容を示すタイミングチャートである。また、図3は同実施の形態における電源電圧の変化と通電角の関係を示す特性図である。図4は同実施の形態におけるインバータ制御装置の瞬停時の動作を示す特性図である。
図1において、インバータ制御装置200は、商用交流電源201と電動圧縮機(図示せず)に接続されており、商用交流電源201を直流電源に変換する整流部203と、電動圧縮機のブラシレスDCモータ204を駆動するインバータ回路部205を備えている。
さらにインバータ回路部205を駆動するドライブ回路206と、ブラシレスDCモータ204の磁極位置を検出する位置検出回路部207とインバータ回路部205を制御するマイクロプロセッサ208と、直流電源に変換された整流部203の電圧を検知する直流電圧検出部209を備えている。
直流電圧検出部209は抵抗による分圧回路で構成されており、マイクロプロセッサ208にアナログ値として入力としている。また、ノイズ除去用のCRフィルタ回路が備わっている。
マイクロプロセッサ208は、回転速度検出手段210、転流制御手段211、デューティ設定手段212、PWM制御手段213、ドライブ制御手段214、キャリア出力手段215を備えている。
さらに、直流電源電圧に対し複数の基準電圧を定める基準電圧設定部217、と、それぞれの基準電圧に対し通電角を決定する通電角制御部218を備えている。通電角制御部218は遅延タイマ218aを設けている。
ブラシレスDCモータ204は6極の突極集中巻モータであり、3相巻線のステータ204aとロータ204bとで構成されている。
ステータ204aは6極9スロットの構造であり、各相のステータ巻線204u,204v、204wの巻数はそれぞれ189ターンである。ロータ204bは、内部に永久磁石204α,204β,204γ,204δ,204ε,204ζを配置し、リラクタンストルクを発生する磁石埋込型構造である。
インバータ回路部205は、6つの三相ブリッジ接続されたスイッチングトランジスタTru,Trx,Trv,Try,Trw,Trzと、それぞれに並列に接続された環流ダイオードDu,Dx,Dv,Dy,Dw,Dzより構成されている。
位置検出回路部207は、コンパレータ(図示せず)などから構成されておりブラシレスDCモータ204の誘起電圧に基づく端子電圧信号と基準電圧とをコンパレータにより比較してロータ204bの位置信号を得ている。従来例2と同様の構成である。
転流制御手段211は、位置検出回路部207の位置信号より転流のタイミングを計算し、スイッチングトランジスタTru,Trx,Trv,Try,Trw,Trzの転流信号を生成する。
回転速度検出手段210は、位置検出回路部207からの位置信号を一定期間カウントしたり、パルス間隔を測定したりすることによりブラシレスDCモータ204の回転速度を算出する。
デューティ設定手段212は、回転速度検出手段210から得られた回転速度と、指令回転速度との偏差からデューティの加減演算を行い、デューティ値をPWM制御手段213へ出力する。回転速度指令に対し実回転速度が低いとデューティを大きくし、逆に実回転速度が高いとデューティを小さくする。
キャリア出力手段215ではスイッチングトランジスタTru,Trx,Trv,Try,Trw,Trzをスイッチングするキャリア周波数を設定する。この場合、キャリア周波数は3kHzから10kHzの間で設定している。
PWM制御手段213では、キャリア出力手段215で設定されたキャリア周波数と、デューティ設定手段212で設定されたデューティ値から、PWM変調信号を出力する。
基準電圧設定部217は、複数の基準電圧を設定すると共に、複数の基準電圧範囲を設定している。そして、通電角制御部218は、直流電圧検出部209で検出された直流電圧とこれらの複数の基準電圧、基準電圧範囲に基づいて、インバータ回路部205における通電角を制御する。
ドライブ制御手段214では、転流信号とPWM変調信号と通電角、および進角を合成し、スイッチングトランジスタTru,Trx,Trv,Try,Trw,TrzをON/OFFするドライブ信号を生成し、ドライブ回路206へ出力する。ドライブ回路206では、ドライブ信号に基づき、スイッチングトランジスタTru,Trx,Trv,Try,Trw,TrzのON/OFFスイッチングを行い、ブラシレスDCモータ204を駆動する。
次に図2に示すインバータ制御装置の各種波形について説明する。
インバータ制御装置200は、通電角は150度、進角15度でブラシレスDCモータ204を制御している。
(A),(B),(C)は、ブラシレスDCモータ204のU相,V相,W相の端子電圧Vu,Vv,Vwであり、それぞれの位相が120度ずつずれた状態で変化する。
これらの端子電圧は、インバータ回路部205による供給電圧Vua,Vva,Vwaと、ステータ巻線204u,204v,204wに発生する誘起電圧Vub,Vvb,Vwbと、転流切り換え時にインバータ回路205の還流ダイオードDu,Dx,Dv,Dy,Dw,Dzの内のいずれかが導通することにより生じるパルス状のスパイク電圧Vuc,Vvc,Vwcとの合成波形となる。
そして、これらの端子電圧Vu,Vv,Vwと直流電源電圧1の1/2の電圧たる仮想中性点電圧VNとを比較し、コンパレータより出力信号PSu,PSv,PSwを(D),(E),(F)に示している。
ここで、直流電源電圧が急激に低下すると、実回転速度が低下し、誘起電圧は仮想中性点電圧VNと比較しレベルが反転するクロスポイントは通電区間の中へ消えてしまう。また、直流電源電圧が急激に上昇するとクロスポイントはスパイク電圧の中へ消えてしまう。いずれも誤検知を招き、脱調してしまうこととなる。
そこで、本実施の形態では、図3に示すように、直流電源電圧に対し複数の基準電圧Edn1,Edn2,Edn3,Edn4,Eup1,Eup2,Eup3,Eup4を設け、各基準電圧に対し、通電角を決定するものである。
通常150度通電で運転していて、直流電源電圧が急激に低下した場合に、Edn1を検知したときに瞬時に通電角を150度から142.5度に変更する。Edn2を検知した場合も同様に瞬時に142.5度から135度へ変更する。同様に135度から127.5度、120度と通電角を下げていく。
このように直流電源電圧の低下と共に、通電角を狭めることにより、位置検出区間を増大することができ、誘起電圧が遅れて通電域にクロスポイントが隠れてしまうのを防ぎ、位置検出の誤検知による脱調を防止することができる。
また、直流電源電圧が急激に上昇した時も同様に、Eup1を越えると、通電角を150度から142.5度に変更し、直流電源電圧が基準電圧Eup2,Eup3,Eup4と越える毎に、通電角を142.5度から135度,127.5度,120度と狭めていく。
これにより、スパイク電圧幅も減少することができ、位置検出可能区間を拡大することができるので位置検出の誤検知による脱調を防止することができる。
次に、図4を用いて瞬停時の動作を示す。
直流電源電圧が基準電圧範囲Esw1の範囲外からEsw1の範囲内へ入ってくると、通電角を徐々に基準値の150度へ戻している。
このとき、遅延タイマ218aは100msとすると、Esw1の範囲内へ入ってから、100ms後に120度から127.5度へ戻す。さらに100ms後に127.5度から135度へモ戻し、最終的に400ms後に基準値である150度へ復帰する。なお、復帰途中に電圧変動があった場合は、前述のとおり瞬時に通電角を狭める制御を行う。
なお、本実施の形態において、通電角は150度から5段階で120度へ遷移させたが、直流電源電圧と通電角はリニアに変化させても良いし、150度から120度へいきなり変更させてもよい。さらに、120度未満の通電角を用いることにより、さらに電源電圧の変動や瞬停に対して、耐量のあるシステムとすることができる。
また、電動圧縮機に上記インバータ制御装置200を用いても、良好な運転が可能となり、冷蔵庫等の家庭用電気機器に上記インバータ制御装置200を用いても、良好なシステム運転が可能となる。
以上のように、本発明にかかるインバータ制御装置は、電源電圧変動に対してロータ磁極を見失うことなく位置検出できるので、電源電圧変動のあるエアコン、冷蔵庫、洗濯機等の家庭用電気機器や、電気自動車に有用である。また電源電圧変動の多い地域にも有用である。
本発明の実施の形態1におけるインバータ制御装置のブロック図 同実施の形態における各部の信号波形と処理内容を示すタイミングチャート 同実施の形態における電源電圧の変化と通電角の関係を示す特性図 同実施の形態におけるインバータ制御装置の瞬停時の動作を示す特性図 従来のインバータ制御装置の構成を示す構成図 従来のインバータ制御装置の負荷トルク−回転数特性を示す特性図 従来のインバータ制御装置の各部の信号波形及び処理内容を示すタイミングチャート 従来のインバータ制御装置の構成を示す構成図 従来のインバータ制御装置の各部の信号波形及び処理内容を示すタイミングチャート 従来のインバータ制御装置の電圧と通電角の脱調特性の関係を示す特性図
符号の説明
200 インバータ制御装置
204 ブラシレスDCモータ
204b ロータ
204α,204β,204γ,204δ,204ε,204ζ 永久磁石
204u,204v,204w ステータ巻線
205 インバータ回路部
207 位置検出回路部
209 直流電圧検出部
217 基準電圧設定部
218 通電角制御部
218a 遅延タイマ

Claims (10)

  1. ロータに永久磁石を設けたブラシレスDCモータを駆動するインバータ回路部と、前記ブラシレスDCモータの誘起電圧により前記ロータの相対位置を検出する位置検出回路部と、前記インバータ回路部に供給される直流電源電圧の電圧値を検出する直流電圧検出部と、前記直流電圧検出部にて検出した電圧値に応じて前記インバータ回路部における通電角を電気角で180度未満の範囲で変更する通電角制御部とを備えたインバータ制御装置。
  2. 直流電源電圧に対して基準電圧を設定する基準電圧設定部を備え、通電角制御部は前記直流電源電圧の電圧値が前記基準電圧よりも小さくなった場合に、インバータ回路部における通電角を小さくすることを特徴とする請求項1に記載のインバータ制御装置。
  3. 直流電源電圧に対して基準電圧を設定する基準電圧設定部を備え、通電角制御部は前記直流電源電圧の電圧値が前記基準電圧よりも大きくなった場合に、インバータ回路部における通電角を小さくすることを特徴とする請求項1に記載のインバータ制御装置。
  4. 直流電源電圧に対する基準電圧値の範囲を設定する基準電圧設定部と遅延タイマとを備え、通電角制御部は前記直流電源電圧の電圧値が前記基準電圧値の範囲外から範囲内に変化した場合に、インバータ回路部における通電角を遅延タイマにより徐々に基準値に戻すことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のインバータ制御装置。
  5. 通電角制御部は、直流電源電圧が300V/秒以上の変化率で低下した場合に、インバータ回路部における通電角を小さくすることを特徴とする請求項1に記載のインバータ制御装置。
  6. ブラシレスDCモータのロータは内部に永久磁石が埋め込まれ突極性を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のインバータ制御装置。
  7. ブラシレスDCモータのステータ巻線の巻数が160ターン以上である請求項1から6のいずれか一項に記載のインバータ制御装置。
  8. ブラシレスDCモータの極数は6極以上である請求項1から7のいずれか一項に記載のインバータ制御装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のインバータ制御装置を用いた電動圧縮機。
  10. 請求項1から8のいずれか一項に記載のインバータ制御装置を用いた冷蔵庫等の家庭用電気機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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