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JP2009008175A - オートテンショナ - Google Patents

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JP2009008175A
JP2009008175A JP2007170416A JP2007170416A JP2009008175A JP 2009008175 A JP2009008175 A JP 2009008175A JP 2007170416 A JP2007170416 A JP 2007170416A JP 2007170416 A JP2007170416 A JP 2007170416A JP 2009008175 A JP2009008175 A JP 2009008175A
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oil
plunger
screw rod
hole
cylinder chamber
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JP2007170416A
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English (en)
Inventor
Koichi Onimaru
好一 鬼丸
Yoshiaki Ryono
嘉昭 漁野
Satoshi Kitano
聡 北野
Seiji Sato
誠二 佐藤
Goro Nakao
吾朗 中尾
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

【課題】エンジンオイルに混入するエアを排気孔から外部に短時間に排出することができるようにしたオートテンショナを提供する。
【解決手段】ハウジング11のシリンダ室12内にプランジャ15と、プランジャスプリング16とを組込む。プランジャに形成されたロッド挿入孔17の内周に鋸歯状の雌ねじ18を形成し、雌ねじにスクリュロッド19の外周の雄ねじ20をねじ係合する。スクリュロッドにスプリング収容孔23とオイル通路24とを設け、スプリング収容孔とロッド挿入孔の閉塞端間にリターンスプリング25を組込む。スクリュロッドの後端部に外周からオイル通路に貫通する半径方向のエア導入路27を形成し、エンジンの始動によってハウジングの給油通路13からオイル通路にオイルが送り込まれた際に、オイルに混入するエアをエア導入路からシリンダ室内に流動させてハウジングの後端部に形成された排気孔28から外部に排出させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、カム軸を駆動するタイミングチェーンやタイミングベルトの張力を一定に保持するオートテンショナに関するものである。
一般に、タイミングチェーンやタイミングベルト(以下、単にチェーンという)を用いてクランク軸の回転をカム軸に伝えるチェーン伝動装置においては、チェーンの弛み側にオートテンショナの調整力を付与してチェーンの張力を一定に保つようにしている。
上記オートテンショナとして、特許文献1に記載されたものが知られている。
図7はその特許文献1に記載されたオートテンショナを示し、ハウジング11に形成されたシリンダ室12内にプランジャ15と、そのプランジャ15に外方向への突出性を付与するプランジャスプリング16を組込み、上記プランジャ15にロッド挿入孔17を形成し、そのロッド挿入孔17の開口端部の内周に設けられた鋸歯状の雌ねじ18にスクリュロッド19の外周に形成された鋸歯状の雄ねじ20をねじ係合し、上記スクリュロッド19に先端面で開口するスプリング収容孔23と、後端面からスプリング収容孔23に貫通するオイル通路24とを設け、そのスプリング収容孔23とロッド挿入孔17の閉塞端間にリターンスプリング25を組込んで、プランジャ15とスクリュロッド19とを伸長する方向に押圧するようにしている。
また、ハウジング11にシリンダ室12の閉塞端部に連通する給油通路13を設け、その給油通路13の油出口部にオイルの逆流を防止するチェックバルブ14を設け、オイルポンプから上記給油通路13に送り込まれるエンジンオイルをオイル通路24からスプリング収容孔23内に流入させ、ロッド挿入孔17から雌ねじ18と雄ねじ20のねじ係合部のねじ隙間を通ってシリンダ室12内に流入するエンジンオイルによりチェーンからプランジャ15に負荷される押込み力を緩衝すると共に、雌ねじ18と雄ねじ20の圧力側フランク21によって上記押込み力を受けるようにしている。
そして、チェーンに弛みが生じた場合は、プランジャスプリング16の押圧によりプランジャ15を外方向に突出させてチェーンの弛みを吸収するようにしている。このとき、プランジャ15と共にスクリュロッド19が移動し、チェックバルブ14から離反した際に、リターンスプリング25の押圧によりスクリュロッド19を回転しつつ後退動させて上記チェックバルブ14に当接する位置まで後退動させるようにしている。
上記のような給油式オートテンショナにおいては、エンジンを停止すると、ハウジング11内および給油通路13内のエンジンオイルがオイルポンプ側に戻ることになる。このため、エンジンを再始動すると、エンジンオイルの供給と共にエアが送り込まれることになる。このエアがシリンダ室12内に滞留すると油圧ダンパ効果が低下し、また、エアの排除に時間を要すると、シリンダ室12内がエンジンオイルで満たされるまでの間でチェーンに張力変動が生じると、チェーンにバタツキが生じ、異音を発生させることになる。
したがって、給油式オートテンショナにおいては、エンジンオイルと共に送り込まれるエアをシリンダ室12内から外部に速やかに排除する必要性があり、そのエアの排除には、ハウジング11の外周上部にシリンダ室12の閉塞端部に連通する排気孔28を設け、その排気孔28からエアがスムーズに排除されるようプランジャ15の突出方向を斜め下向きとし、排気孔28が上部に配置する傾斜状の取付けとして使用するのが極めて有効である。
特開2001−124159号公報
ところで、図7に示す従来のオートテンショナにおいては、給油通路13に送り込まれたエンジンオイルは同図の矢印で示すように、プランジャ15のロッド挿入孔17の閉塞端部内に一旦流れた状態から180°向きを変えてシリンダ室12内に流入するため、エンジンオイルに混入するエアを排気孔28から外部に排出されるまでに時間を要するという不都合があった。
この発明の課題は、エンジンオイルに混入するエアを排気孔から外部に短時間に排出することができるようにしたオートテンショナを提供することである。
上記の課題を解決するために、第1の発明においては、ハウジングに形成されたシリンダ室の閉塞端部に給油通路を設け、その給油通路の油出口部に設けられたオイルの逆流防止用のチェックバルブが、シリンダ室の閉塞端部内に圧入され、その圧入方向の後行側の端面に筒部が形成されたバルブシートと、そのバルブシートに形成された弁孔を開閉するチェックボールと、前記筒部内に圧入されてチェックボールの開閉量を規制するリテーナとからなり、前記シリンダ室内に摺動可能なプランジャと、そのプランジャに外方向への突出性を付与するプランジャスプリングとを組込み、前記プランジャの後端面から軸方向に延びるロッド挿入孔の開口端部の内周に鋸歯状の雌ねじを形成し、その雌ねじに外周の鋸歯状の雄ねじがねじ係合されたスクリュロッドに先端面で開口するスプリング収容孔と、後端面からスプリング収容孔に貫通するオイル通路とを設け、前記スプリング収容孔とロッド挿入孔の閉塞端間にプランジャとスクリュロッドとを伸長する方向に押圧するリターンスプリングを組込み、前記ハウジングには外周上部からシリンダ室の閉塞端部に貫通する排気孔を設け、その排気孔を上位とし、プランジャの突出方向を斜め下向きとしてチェーンに調整力を付与するオートテンショナにおいて、前記スクリュロッドの後端部にオイルに混入するエアをオイル通路からシリンダ室の閉塞端部内に導くエア導入路を形成した構成を採用したのである。
上記第1の発明にかかるオートテンショナにおいて、エア導入路は、スクリュロッドの外周面から内周面に貫通する貫通孔からなるものであってもよく、あるいは、スクリュロッドの後端面に形成された放射状の溝からなるものであってもよい。エア導入路を放射状の溝とすると、スクリュロッドの回転位置に拘わらず、バルブシートの筒部内のエアをエア導入路からシリンダ室の閉塞端部内に確実に抜くことができる。
貫通孔からなるエア導入路の場合、その貫通孔が単一のものであると、スクリュロッドが回転して停止した際にスクリュロッドの下部に貫通孔が配置されてオイルに混入するエアをシリンダ室に導入し得ない場合が生じる。このため、エア導入路が貫通孔からなる場合は、その貫通孔を複数とし、その複数の貫通孔をスクリュロッドの周方向に等間隔に形成して、スクリュロッドが回転しても常に一つのエア抜き孔が上位に位置されるようにしておくのが好ましい。
ここで、オイル通路をオイル出口側を小径端とするテーパ孔とすると、スクリュロッドの後端面に対する衝突によりオイルの流れに乱れが生じて気泡が発生するのを防止することができる。また、オイル出口側の絞り効果とオイル通路の内周面の傾斜によってオイルに混入するエアがオイル通路の出口側に流れ難くなり、
エア導入路内にエアをスムーズに導くことができる。
上記の課題を解決するために、第2の発明においては、ハウジングに形成されたシリンダ室の閉塞端部に給油通路を設け、その給油通路の油出口部に設けられたオイルの逆流防止用のチェックバルブが、シリンダ室の閉塞端部内に圧入され、その圧入方向の後行側の端面に筒部が形成されたバルブシートと、そのバルブシートに形成された弁孔を開閉するチェックボールと、前記筒部内に圧入されてチェックボールの開閉量を規制するリテーナとからなり、前記シリンダ室内に摺動可能なプランジャと、そのプランジャに外方向への突出性を付与するプランジャスプリングとを組込み、前記プランジャの後端面から軸方向に延びるロッド挿入孔の開口端部の内周に鋸歯状の雌ねじを形成し、その雌ねじに外周の鋸歯状の雄ねじがねじ係合されたスクリュロッドに先端面で開口するスプリング収容孔と、後端面からスプリング収容孔に貫通するオイル通路とを設け、前記スプリング収容孔とロッド挿入孔の閉塞端間にプランジャとスクリュロッドとを伸長する方向に押圧するリターンスプリングを組込み、前記ハウジングには外周上部からシリンダ室の閉塞端部に貫通する排気孔を設け、その排気孔を上位とし、プランジャの突出方向を斜め下向きとしてチェーンに調整力を付与するオートテンショナにおいて、バルブシートにおける筒部の上部に、オイルに混入するエアをその筒部内からシリンダ室の閉塞端部内に導くエア導入路を形成した構成を採用したのである。
ここで、エア導入路は、筒部の外周面から内周面に貫通する貫通孔からなるものであってもよく、あるいは、筒部のスクリュロッド当接面の上部に形成された半径方向の溝からなるものであってもよい。
上記のように、第1の発明に係るオートテンショナにおいては、スクリュロッドの後端部にオイルに混入するエアをオイル通路からシリンダ室の閉塞端部内に導くエア導入路を形成したことにより、給油通路から供給されるエンジンオイルがスクリュロッドのオイル通路内を流動する際、そのエンジンオイルに混入するエアはエア導入路からシリンダ室内に流入して排気孔から外部に排出されることになり、エアを極めて短時間に排除することができる。
また、第2の発明に係るオートテンショナにおいては、バルブシートにおける筒部の上部に、オイルに混入するエアをその筒部内からシリンダ室の閉塞端部内に導くエア導入路を形成したことにより、給油通路から供給されるエンジンオイルがチェックバルブを流通して筒部内を流動する際、そのエンジンオイルに混入するエアはエア導入路からシリンダ室内に流入して排気孔から外部に排出されることになり、エアを極めて短時間に排除することができる。
また、バルブシートの筒部にエア導入路を形成したことにより、スクリュロッドの回転位置に拘わらず筒部内のエアをエア導入路からシリンダ室の閉塞端部内に確実に導くことができる。
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。図1はこの発明に係るオートテンショナを採用したチェーンの張力調整装置を示す。図示のように、クランク軸1の端部に取付けられたスプロケット2とカム軸3の端部に取付けられたスプロケット4間にチェーン5がかけ渡されている。
チェーン5の弛み側チェーン5aの一側方にはチェーンガイド6が設けられている。チェーンガイド6は軸7を中心にして揺動可能とされ、その一側方にはチェーンガイド6を介してチェーン5に調整力を負荷するオートテンショナ10が設けられている。
図2に示すように、オートテンショナ10は、ハウジング11を有し、そのハウジング11にシリンダ室12と、そのシリンダ室12の閉塞端部において開口する給油通路13とが形成され、上記給油通路13の油出口部にチェックバルブ14が設けられている。
チェックバルブ14は、シリンダ室12の閉塞端部内に圧入され、その圧入方向の後行側の端面に筒部14bが形成されたバルブシート14aと、そのバルブシート14aに形成された弁孔14cを開閉するチェックボール14dと、上記筒部14b内に圧入されてチェックボール14dの開閉量を規制するリテーナ14eとからなる。このチェックバルブ14は、オイルポンプから給油通路13を通ってハウジング11内に送り込まれるエンジンオイル(以後、単にオイルという)が給油通路13内に逆流するのを防止する。
シリンダ室12内には、プランジャ15と、そのプランジャ15に外方向に向けての突出性を付与するプランジャスプリング16とが組込まれている。プランジャ15は後端面において開口するロッド挿入孔17が形成されている。ロッド挿入孔17の開口端部の内周には雌ねじ18が設けられ、その雌ねじ18にスクリュロッド19の外周に形成された雄ねじ20がねじ係合されている。
雌ねじ18と雄ねじ20のねじ山は、プランジャ15が押し込まれた際の押込み力を受ける圧力側フランク21のフランク角が遊び側フランク22のフランク角より大きい鋸歯状とされ、その鋸歯状ねじ山にプランジャ15がプランジャスプリング16の押圧によって回転しつつ外方に移動するリード角が設けられている。
また、圧力側フランク21のフランク角は、プランジャ15に付与される押込み力が動的荷重の場合に、そのプランジャ15が回転しつつ後退し、静的荷重の場合に、その荷重を受けてプランジャ15の後退動を阻止する大きさに設定されている。
スクリュロッド19には、先端面で開口するスプリング収容孔23と、そのスプリング収容孔23の閉塞端からスクリュロッド19の後端に貫通するオイル通路24とが設けられている。
スプリング収容孔23とロッド挿入孔17の閉塞端間にはリターンスプリング25と、スプリングシート26が組込まれ、上記リターンスプリング25はプランジャ15とスクリュロッド19を伸長する方向に付勢している。
図2および図3に示すように、スクリュロッド19の後端部には、オイル通路24内のエアをシリンダ室12の閉塞端部内に導くエア導入路27が形成されている。このエア導入路27はスクリュロッド19の後端部の外周面からオイル通路24に貫通する複数の貫通孔からなり、その複数の貫通孔はスクリュロッド19の周方向に等間隔に形成されている。一方、ハウジング11には後端部の外周上部からシリンダ室12の閉塞端部に貫通する排気孔28が設けられている。
上記の構成から成るオートテンショナ10は、プランジャスプリング16によって外方向への突出性が付与されたプランジャ15により、図1に示すチェーンガイド6を押圧する組付けとされる。このとき、ハウジング11は、プランジャ15の突出方向を斜め下向きとし、排気孔28が上位に位置する傾斜状の取付けとされている。
上記のようなオートテンショナ10の組付け状態において、クランク軸1の1回転中における角速度の変化や、カム軸3のトルク変動によりチェーン5が振動し、そのチェーン5の弛み側チェーン5aに弛みが生じると、プランジャ15はプランジャスプリング16の押圧力により外方向に移動してチェーン5の弛みを吸収する。
このとき、プランジャ15と共にスクリュロッド19が同方向に移動し、そのスクリュロッド19がチェックバルブ14から離反するとリターンスプリング25の押圧により、スクリュロッド19が回転しつつ後退動して上記チェックバルブ14に当接する位置に戻る。
また、プランジャ15の外方向への移動およびスクリュロッド19の後退動によってハウジング11の内部の圧力が低下するため、チェックバルブ14が開放し、給油通路13に供給されるオイルがハウジング11の内部に流入する。
一方、チェーン5の張力が増大してプランジャ15が押圧されると、その押圧力はシリンダ室12内およびロッド挿入孔17とスプリング収容孔23内に封入されたオイルによって受けられると共に、雌ねじ18と雄ねじ20の圧力側フランク21により受けられ、プランジャ15は後退しない。上記押圧力がプランジャスプリング16とリターンスプリング25の弾力より強い場合、プランジャ15は回転しつつ後退する。
このとき、チェックバルブ14は給油通路13を閉じ、ロッド挿入孔17およびスプリング収容孔23内のオイルは雌ねじ18と雄ねじ20のねじ係合部からシリンダ室12内に流入すると共に、シリンダ室12内のオイルはシリンダ室12とプランジャ15の摺動面間に流れて外部にリークし、プランジャスプリング16およびリターンスプリング25の弾力と前記押圧力とが釣り合う位置までプランジャ15はゆっくりと後退してチェーン5の張力を一定に保持する。
エンジンを停止すると、ハウジング11内および給油通路13内のオイルがオイルポンプ側に戻り、ハウジング11内のオイル量が減少する。このため、エンジンを再始動すると、供給通路13からオイル通路24内にオイルと共にエアが送り込まれることになる。
このとき、スクリュロッド19の後端部外周にはオイル通路24に貫通するエア導入路27が形成されているため、オイル通路24に供給されるオイルがそのオイル通路24を流動する際、そのオイルに混入するエアはエア導入路27からシリンダ室12内に流入して排気孔28から外部に排出されることになる。
このように、オイルに混入するエアはエア導入路27からシリンダ室12内に流入して排気孔28から外部に直に排出されるため、エアを効果的に排除することができ、ハウジング11の内部はオイルによって短時間に満たされることになって油圧ダンパの発生が早まり、チェーン5のバタツキによる異音の発生を防止することができる。
実施の形態で示すように、エア導入路27を複数とし、その複数のエア導入路27をスクリュロッド19の周方向に等間隔に形成することにより、そのスクリュロッド19が回転しても常に一つのエア導入路27が上位に配置されることになり、エンジンオイルに混入するエアをエア導入路27からシリンダ室12内に確実に導くことができる。
図2に示す実施の形態では、オイル通路24がストレート孔からなるものを示したが、オイル通路24の形状はこれに限定されるものではない。例えば、図4に示すように、オイル出口側を小径端とするテーパ孔としてもよい。
オイル通路24をテーパ孔とすると、スクリュロッド19の後端面に対する衝突によりオイルの流れに乱れが生じて気泡が発生するのを防止することができる。また、オイル出口側の絞り効果とオイル通路24の内周面の傾斜によってオイルに混入するエアがオイル通路24の出口側に流れ難くなり、エア導入路27内にエアをスムーズに導くことができる。
また、図2では、エア導入路27が貫通孔からなるものを示したが、図4に示すように、スクリュロッド19の後端面に放射状の溝を形成し、その放射状の溝をエア導入路27としてもよい。エア導入路27を放射状の溝とすると、スクリュロッド19の回転位置に拘わらず、バルブシート14aの筒部14b内のエアをエア導入路27からシリンダ室12の閉塞端部内に確実に抜くことができる。
さらに、図2および図4では、スクリュロッド19の後端部にエア導入路27を形成したが、図5に示すように、バルブシート14aの筒部14bにエア導入路27を形成するようにしてもよい。
ここで、図5(I)においては、筒部14bの外周面から内周面に貫通する貫通孔をエア導入路27としており、図5(II)では筒部14bのスクリュロッド19が当接するテーパ面14fの上部に半径方向に向く溝を形成し、その溝をエア導入路27としている。
図5に示すように、筒部14bにエア導入路27を形成することにより、スクリュロッド19の回転位置に拘わらず筒部14b内のエアをエア導入路27からシリンダ室12の閉塞端部内に確実に導くことができ、しかも、貫通孔や溝は単一のものとすることができるため、スクリュロッド19にエア導入路27を加工する場合に比較して加工が容易である。
ここで、近年、自動車エンジンには摩擦低減と摺動部の直接接触を減らす目的で有機モリブデン入りのモータオイル(フリクションモディファイアオイル、以下、FMオイルと言う)が一般にも使われるようになってきている。FMオイルを使うと、鉄系の摺動部では、トライボケミカル反応によって摩擦係数の非常に低い皮膜が生成され、各部の摺動抵抗が減少するため、自動車の燃費向上に大きな効果を挙げることができる。
ところで、実施の形態で示すオートテンショナが組み込まれたエンジンにおいて、上記FMオイルが使用されると、プランジャ15の雌ねじ18とスクリュロッド19の雄ねじ20のねじ面に摩擦係数が非常に低い皮膜が生成されるおそれがある。ねじ面に皮膜が形成された場合、ねじ係合部の摩擦係数が極端に低下するため、エンジンの停止時、カムの停止位置の関係からチェーン5が緊張すると、プランジャ15が押し込まれてシリンダ室12内に大きく後退し、エンジン再始動時にチェーン5が大きく振動し、異音を発生する問題が生じる。
そのような問題の発生を未然に防止するため、図6では、スクリュロッド19における雄ねじ20の表面にFMオイルのオイル添加剤と非反応の皮膜30を形成している。皮膜30として、炭素膜、セラミック皮膜、メッキ処理による皮膜等を挙げることができる。
上記のように、スクリュロッド19の雄ねじ20の表面にFMオイルのオイル添加剤と非反応の皮膜30を形成することにより、トライボケミカル反応によるねじ面の摩擦抵抗の低下を抑制することができる。このため、エンジンの停止時、プランジャが押し込まれるのを防止することができ、エンジンの再始動時にチェーン5が振動するのを防ぐことができる。
この発明に係るオートテンショナを用いたチェーンの張力調整装置を示す正面図 図1に示すオートテンショナの縦断正面図 図2のIII−III線に沿った断面図 スクリュロッドの他の例を示す断面図 (I)はバルブシートの筒部にエア導入路を形成した状態の断面図、(II)はバルブシートの筒部に形成されたエア導入路の他の例を示す断面図 スクリュロッドの他の例を示す断面図 従来のオートテンショナを示す断面図
符号の説明
11 ハウジング
12 シリンダ室
13 給油通路
14 チェックバルブ
14a バルブシート
14b 筒部
14c 弁孔
14d チェックボール
14e リテーナ
15 プランジャ
16 プランジャスプリング
17 ロッド挿入孔
18 雌ねじ
19 スクリュロッド
20 雄ねじ
23 スプリング収容孔
24 オイル通路
25 リターンスプリング
27 エア導入路
28 排気孔

Claims (8)

  1. ハウジングに、シリンダ室と、そのシリンダ室の閉塞端部において開口する給油通路とを設け、その給油通路の油出口部にオイルの逆流を防止するチェックバルブを設け、そのチェックバルブが、シリンダ室の閉塞端部内に圧入され、その圧入方向の後行側の端面に筒部が形成されたバルブシートと、そのバルブシートに形成された弁孔を開閉するチェックボールと、前記筒部内に圧入されてチェックボールの開閉量を規制するリテーナとからなり、前記シリンダ室内に摺動可能なプランジャと、そのプランジャに外方向への突出性を付与するプランジャスプリングとを組込み、前記プランジャにその後端面で開口するロッド挿入孔を形成し、そのロッド挿入孔の開口端部の内周に設けられた鋸歯状の雌ねじにスクリュロッドの外周に形成された鋸歯状の雄ねじを係合し、そのスクリュロッドに先端面で開口するスプリング収容孔と、後端面からスプリング収容孔に貫通するオイル通路とを設け、前記スプリング収容孔とロッド挿入孔の閉塞端間にプランジャとスクリュロッドとを伸長する方向に押圧するリターンスプリングを組込み、前記ハウジングには外周上部からシリンダ室の閉塞端部に貫通する排気孔を設け、その排気孔を上位とし、プランジャの突出方向を斜め下向きとしてチェーン又はベルトに調整力を付与するオートテンショナにおいて、
    前記スクリュロッドの後端部にオイルに混入するエアをオイル通路からシリンダ室の閉塞端部内に導くエア導入路を形成したことを特徴とするオートテンショナ。
  2. 前記エア導入路が、スクリュロッドの外周面から内周面に貫通する貫通孔からなる請求項1に記載のオートテンショナ。
  3. 前記貫通孔を複数とし、その複数の貫通孔をスクリュロッドの周方向に等間隔に形成した請求項2に記載のオートテンショナ。
  4. 前記エア導入路が、スクリュロッドの後端面に形成された放射状の溝からなる請求項1に記載のオートテンショナ。
  5. 前記オイル通路が、オイル出口を小径端とするテーパ孔からなる請求項1乃至4のいずれかの項に記載のオートテンショナ。
  6. ハウジングに、シリンダ室と、そのシリンダ室の閉塞端部において開口する給油通路とを設け、その給油通路の油出口部にオイルの逆流を防止するチェックバルブを設け、そのチェックバルブが、シリンダ室の閉塞端部内に圧入され、その圧入方向の後行側の端面に筒部が形成されたバルブシートと、そのバルブシートに形成された弁孔を開閉するチェックボールと、前記筒部内に圧入されてチェックボールの開閉量を規制するリテーナとからなり、前記シリンダ室内に摺動可能なプランジャと、そのプランジャに外方向への突出性を付与するプランジャスプリングとを組込み、前記プランジャにその後端面で開口するロッド挿入孔を形成し、そのロッド挿入孔の開口端部の内周に設けられた鋸歯状の雌ねじにスクリュロッドの外周に形成された鋸歯状の雄ねじを係合し、そのスクリュロッドに先端面で開口するスプリング収容孔と、後端面からスプリング収容孔に貫通するオイル通路とを設け、前記スプリング収容孔とロッド挿入孔の閉塞端間にプランジャとスクリュロッドとを伸長する方向に押圧するリターンスプリングを組込み、前記ハウジングには外周上部からシリンダ室の閉塞端部に貫通する排気孔を設け、その排気孔を上位とし、プランジャの突出方向を斜め下向きとしてチェーン又はベルトに調整力を付与するオートテンショナにおいて、
    前記バルブシートにおける筒部の上部に、オイルに混入するエアをその筒部内からシリンダ室の閉塞端部内に導くエア導入路を形成したことを特徴とするオートテンショナ。
  7. 前記エア導入路が、筒部の外周面から内周面に貫通する貫通孔からなる請求項6に記載のオートテンショナ。
  8. 前記エア導入路が、筒部のスクリュロッド当接面の上部に形成された半径方向の溝からなる請求項6に記載のオートテンショナ。
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JP (1) JP2009008175A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011021647A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Ntn Corp オートテンショナ
JP2012211644A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Honda Motor Co Ltd 油圧テンショナのエア抜き弁

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