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JP2009008039A - 空気圧縮機 - Google Patents

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JP2009008039A
JP2009008039A JP2007171658A JP2007171658A JP2009008039A JP 2009008039 A JP2009008039 A JP 2009008039A JP 2007171658 A JP2007171658 A JP 2007171658A JP 2007171658 A JP2007171658 A JP 2007171658A JP 2009008039 A JP2009008039 A JP 2009008039A
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Masatoshi Asai
政敏 浅井
Jun Inagaki
純 稲垣
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Max Co Ltd
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Abstract

【課題】圧縮ピストンが上下死点で荷重伝達方向が反転するときの衝撃を緩衝して騒音の1つの要因を除去する。
【解決手段】クランクケース1内に回転自在に設けられた回転軸3に軸受け9を介してコンロッド10、11を取り付け、コンロッド10、11の先端に設けた圧縮ピストン12、13を圧縮シリンダ内で往復動させ、圧縮ピストン12、13によって圧縮シリンダ14、15内に導入された空気を圧縮する空気圧縮機において、上記圧縮ピストンを、上記コンロッド10、11と一体の下部ピストン18とその上部に配された上部ピストン19とから構成し、下部ピストン18と上部ピストン19とを、シール用リップリング27と緩衝材28とを介して固定した。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気圧縮機の圧縮用の圧縮ピストンが圧縮シリンダ内を往復動するときの衝撃を緩衝して運転時の騒音を小さくする圧縮ピストンの緩衝構造を備えた空気圧縮機に関する。
一般に、圧縮シリンダ内を往復動する圧縮ピストンによって空気を圧縮する空気圧縮機においては、圧縮ピストンが往復動する際に、上下死点を境にして荷重の伝達方向が反転する。このとき圧縮ピストンは反対方向に振られる。また、圧縮ピストン質量の往復動慣性力も上下死点で反転する。このため、コンロッド・軸受け間あるいは圧縮ピストン・圧縮シリンダ間に衝撃が発生する。
例えば、ロッキングピストン型(往復揺動型)の空気圧縮機(特許文献1参照)では、コンロッドと軸受けとの間にわずかながら隙間が形成されている。軸受けの運動方向とコンロッドの運動方向とは異なるから、コンロッドが逆方向に移動したときに軸受けに衝撃的に当たる。コンロッドは高速で反転するから、衝撃が振動伝播により音となる。
また、圧縮ピストンがコンロッドの先端に設けられた圧縮ピストンピンに回動自在に設けられている空気圧縮機(特許文献2参照)においては、圧縮ピストンの外周面にはガイドライナーが設けられている。このガイドライナーは圧縮ピストンを圧縮シリンダに沿って運動するようにガイドするものであるが、圧縮シリンダと圧縮ピストンとの間にはわずかながら隙間があるので、コンロッドが上下死点で逆方向に移動して上下の荷重が切り替わったときに、圧縮ピストンには斜めになる。斜めになった圧縮ピストンが圧縮ピストン断面の2つの対角線の先端の部分が圧縮シリンダの内面に交互に当たり、このときの衝撃でコギング音のような騒音が発生する。
このように、コンロッド・軸受け間あるいは圧縮ピストン・圧縮シリンダ間に衝撃が発生すると、この衝撃が圧縮機のいろいろな部分に伝播し、この振動伝播が音となり、騒音の原因のひとつとなっている。騒音はその機械により発生している要因全てに対策をとらないと大きな効果が得られない。
特開2001−50159公報 特開平8−254178号公報
本発明は、上記問題点を解消し、圧縮ピストンが上下死点で荷重伝達方向が反転するときの衝撃を緩衝して騒音の1つの要因を除去することができる、空気圧縮機における圧縮ピストンの緩衝構造を提供するものである。
すなわち、上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、クランクケース内に回転自在に設けられた回転軸に偏心板を介してコンロッドを取り付け、コンロッドの先端に設けた圧縮ピストンを圧縮シリンダ内で往復動させ、圧縮ピストンによって圧縮シリンダ内に導入された空気を圧縮する空気圧縮機において、上記圧縮ピストンを、上記コンロッドと一体の下部ピストンとその上部に配された上部ピストンとから構成し、下部ピストンと上部ピストンとを、シール用リップリングと緩衝材とを介して固定したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記下部ピストンの上部に中間部材を介して上部ピストンを配置し、上部ピストンと中間部材との間に上記シール用リップリングを固定するとともに、上部ピストンと下部ピストンとを上記緩衝材を固定した
ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、上記上部ピストンは頭付きボルトによって下部ピストンに固定され、上記ボルト頭部と上部ピストンとの間に緩衝材を介装したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、上記下部ピストンの中央には凹部を形成し、上記上部ピストンの中央部には上記凹部に遊びをもって挿入される筒部を形成するとともに、上記凹部と筒部との間にはガイドライナーを取付けたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、クランクケース内に回転自在に設けられた回転軸に偏心板を介してコンロッドを取り付け、コンロッドの先端に設けた圧縮ピストンを圧縮シリンダ内で往復動させ、圧縮ピストンによって圧縮シリンダ内に導入された空気を圧縮する空気圧縮機において、上記圧縮ピストンを上記コンロッドの端部に回動可能に設けるとともに、上記圧縮ピストンの外周面と上記圧縮ピストンの外周に設けたガイドライナーの内周面との間の上部と下部にそれぞれ緩衝材を配置したことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、クランクケース内に回転自在に設けられた回転軸に偏心板を介してコンロッドを取り付け、コンロッドの先端に設けた圧縮ピストンを圧縮シリンダ内で往復動させ、圧縮ピストンによって圧縮シリンダ内に導入された空気を圧縮する空気圧縮機において、上記ピストンロッドを上下に分割し、緩衝材を介して連結したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、圧縮シリンダ内の圧縮ピストンを、コンロッドと一体の下部ピストンとその上部に配された上部ピストンとから構成し、下部ピストンと上部ピストンとを、シール用リップリングと緩衝材とを介して固定した構成であるから、圧縮ピストンが上下死点で反転するときに衝撃が発生しても、圧縮ピストン全体の中で上部ピストンの質量分の衝撃エネルギーは緩衝材により吸収されるので、全体の衝撃は緩和される。したがって、その分コンロッドとその内側の軸受け間の騒音の発生が少なくなり、運転時の音が静かになる。
請求項2に係る発明によれば、圧縮ピストンを、コンロッドと一体の下部ピストンの上部に中間部材を介して上部ピストンを配置し、上部ピストンと中間部材との間にシール用リップリングを固定し、上部ピストンと下部ピストンとを緩衝材を介して固定した構成であるから、シール用リップリングと緩衝材とはそれぞれ別個に固定されるから、強固に固定されるとともに、請求項1の場合と同様に、圧縮ピストンが上下死点で反転するときに衝撃が発生しても、圧縮ピストン全体の中で上部ピストンの質量分の衝撃エネルギーは緩衝材により吸収されるので、全体の衝撃は緩和され、その分コンロッドとその内側の軸受け間の騒音の発生が少なくなり、運転時の音が静かになる。
請求項3に係る発明によれば、上部ピストンは頭付きボルトによって下部ピストンに固定され、上記ボルト頭部と上部ピストンとの間に緩衝材を介装したので、下部ピストンの振動が頭付きボルトに伝達されないので、運転時の衝撃の緩和が損なわれることはない。
請求項4に係る発明によれば、下部ピストンの中央には凹部を形成し、上部ピストンの中央部には上記凹部に遊びをもって挿入される筒部を形成するとともに、上記凹部と筒部との間にはガイドライナーを取付けた構成であるから、上部ピストンの移動はガイドライナーによって常に正しく案内される。
請求項5に係る発明によれば、圧縮ピストンを上記コンロッドの端部に回動可能に設けるとともに、圧縮ピストンの外周面と上記圧縮ピストンの外周に設けたガイドライナーの内周面との間の上部と下部にそれぞれ緩衝材を配置したので、圧縮ピストンが往復動する際に、上下死点を境にして荷重の伝達方向が反転したときに圧縮ピストンのガイドライナーと圧縮シリンダとの間で発生した衝撃は緩衝材によって緩和される。したがって、その分圧縮ピストン・圧縮シリンダ間の騒音の発生が少なくなり、運転音は静かになる。
請求項6に係る発明によっても、圧縮ピストンが上下死点で反転するときに衝撃が発生しても、圧縮ピストン全体の中で分割された上の部分の圧縮ピストンの質量分の衝撃エネルギーは緩衝材により吸収されるので、全体の衝撃は緩和される。したがって、その分コンロッドとその内側の軸受け間の騒音の発生が少なくなり、静かな運転音を期待することができる。
図1に基づいて本発明に係る空気圧縮機の構造について説明する。
本発明の空気圧縮機Aは往復動型であり、符号1はクランクケースを示す。クランクケース1内には電動モータ2と回転軸3とが収容されているとともに、固定子コイル等から構成されたステータ4が設けられ、ロータ5を外周側から包囲している。ロータ5はステータ4との間で作用する電磁力によって回転軸3を回転させるもので、永久磁石等からなり、回転軸3に一体的に設けられている。回転軸3はクランクケース1の電動モータ2側の端壁とケースキャップ6の中央にそれぞれ設けられたボールベアリング7に回転自在に支持されている。
回転軸3には2つの偏心板8が固定され、それぞれ軸受け9を介して2本のコンロッド10、11が連結され、一方のコンロッド10は一次圧縮機の圧縮ピストン12に連結され、他方のコンロッド11は二次圧縮機の圧縮ピストン13に連結されている。
一次圧縮機a1の圧縮ピストン12は円筒状の圧縮シリンダ14に摺動自在に収容されている。二次圧縮機a2の圧縮ピストン13は円筒状の圧縮シリンダ15に摺動自在に収容されている。そして、一次圧縮機a1の圧縮シリンダ14には大気が導入される。すなわち、大気はクランクケース1のケースキャップ6に形成した吸気孔(図示せず)からクランクケース1の内部に導入され、さらに一次圧縮機a1の圧縮シリンダ14の上室に取り込まれるように構成されている。二次圧縮機a2の圧縮シリンダ15には一次圧縮機a1から吐出された一次圧エアが供給されるように構成され、二次圧縮機a2によって圧縮された圧縮空気が外部の図示されない空気タンクに供給されて貯留されるようになっている。
すなわち、電動モータ2が作動すると、回転軸3が回転するが、一次圧縮機a1の偏心板8とコンロッド10によって回転が往復運動に変換され、圧縮ピストン12が圧縮シリンダ14内を往復動する。圧縮ピストン12が吸気工程で後退移動すると、圧縮シリンダ14内のスペースが急に拡張するので内部が負圧になり、空気が圧縮シリンダ14に導入される。また、圧縮工程に移って圧縮ピストン12が前進移動すると、逆にクランクケース1内のスペースが急に拡張するので、クランクケース1内に空気が取り込まれ、同時に圧縮シリンダ14内のスペースは収縮して圧縮されるので、圧縮シリンダ14に形成した吐出口16が開いて圧縮空気が吐出される。これにより、圧縮シリンダ14内に送り込まれた大気は圧縮シリンダ14内で圧縮されて一次圧エアとして吐出される。一次圧エアは二次圧縮機a2の圧縮シリンダ15に供給される。圧縮シリンダ15内の一次圧エアは同様にして往復動する圧縮ピストン13によってさらに圧縮されて二次圧エアとして吐出され、昇圧されて空気タンクに供給されて貯留されるのである。
次に、本発明は主に圧縮ピストンの構造に関するもので、1つの実施形態は一次圧縮機a1のロッキングピストンに、また他の実施形態は二次圧縮機a2の通常の圧縮ピストンに関係するものであるから、以下個別に説明する。
[実施形態1]
図2において、符号12は図1に示されたロッキングピストンで、コンロッド10と一体の下部ピストン18とその上部の上部ピストン19とから構成されている。
下部ピストン18の上面の中央には凹部20が形成され、凹部20の中心にはねじ孔29が形成されている。
上部ピストン19は下部ピストン18をほぼ同じ外径を有する円板状部材であるが、中央上部には凹陥部21が形成され、凹陥部21の中央部から下方に内筒部22が形成されている。また、凹部20と内筒部22の中心にはねじの挿通孔23が形成されている。
上部ピストン19の下部には中間部材24が配置されている。中間部材24は、上部ピストン19と略同じ外径を有する金属製のドーナツ状円板体の中央の円孔から下方に外筒部26を突出形成したもので、外筒部26は、下部ピストン18の凹部20の内側に嵌合するとともに、上部ピストン19の内筒部22の外側に螺合されている。
次に、下部ピストン18と上部ピストン19とは、シール用リップリング27と緩衝材28とを介して固定されている。リップリング27は可撓性材料からなるドーナツ状のシール用部材である。
上部ピストン19と下部ピストン18との間に中間部材24とリップリング27と緩衝材28とを取り付けるにあたっては、上部ピストン19の内筒部22の外側に中間部材24の外筒部26を嵌合し、上部ピストン19と中間部材24との間にリップリング27を挟む。さらに、凹部20の内周面にガイドライナー30を嵌合しておく。この状態で下部ピストン18と中間部材24とを上部ピストン19上に重合し、中間部材24の外筒部26を下部ピストン18の凹部20内に嵌合する。なお、上部ピストン19を下部ピストン18上に重合するとき、下部ピストン18の上面には予めリング状の緩衝材28を2重に配しておく。また、凹部20の底部上面にもリング状の緩衝材32を配しておく。したがって、上部ピストン19は緩衝材28を介して下部ピストン18上に重合する。
さらに、固定用の頭付きボルト33を上部ピストン19の凹陥部21のねじ挿通孔23から挿通し、下部ピストン18の凹部20の中心のねじ孔29に螺着する。上記頭付きボルト33のボルト33の頭部34の下面と上部ピストン19の凹陥部21の上面との間には緩衝材35を配置する。
なお、上記頭付きボルト33の軸部の外周面と上部ピストン19の内筒部22の内周面との間にはシール材36が取り付けられている。
上記構成によれば、上記固定用の頭付きボルト33によって、上部ピストン19と中間部材24との間にはリップリング27が挟持固定され、上部ピストン19の外周面の外側にスカート状に張り出して、圧縮シリンダとの間のシールが確保されている。そして、電動モータ2等により回転軸3が回転すると、偏心板8の回転がコンロッド10の直線運動に変換され、圧縮ピストン12は圧縮シリンダ14内で往復動し、圧縮シリンダ14の上室内に空気を吸気した後に圧縮して二次圧縮機に送り出すように構成されている。
また、下部ピストン18と中間部材24とともに固定された上部ピストン19とは緩衝材28を介して分離した状態となる。このため、圧縮ピストンが往復運動している場合、圧縮ピストン12が上下死点で反転するときに衝撃が発生しても、圧縮ピストン12全体の中で上部ピストン19の質量分の衝撃エネルギーは緩衝材28により吸収されるので、全体の衝撃は緩和される。したがって、その分コンロッド10とその内側の軸受け9間の騒音の発生が少なくなり、静かになる。
なお、上記圧縮ピストン12が下死点から反転して上死点に向かうように切り替わったときに、上部ピストン19が頭付きボルト33のボルト頭部34の下面に衝撃的に当たるが、上記頭部34の下面と上部ピストン19の上面との間には緩衝材35が設けられているので、上記衝撃も緩和される。したがって、この部分の騒音発生の原因も除去される。
また、下部ピストン18の中央の凹部20には上部ピストン19の内筒部22が挿入され、凹部20と内筒部22との間にはガイドライナー30が取付けられているから、上部ピストン19の移動はガイドライナー30によって常に正しく案内される。そして、外筒部26と凹部20上面との間にはシール材32が取り付けられているから、圧縮シリンダ14の上室で圧縮された空気が中間部材24と下部ピストン18との間を通って圧縮シリンダ14の下室に漏れることが確実に防止できる。
なお、固定用のボルト33は1本に限定されない。図3は上部ピストン19を下部ピストン18に固定する手段として、固定用の頭付きボルト33を2本使用する場合の例を示すものである。
また、圧縮ピストン構造の他の形態として、圧縮ピストンではなく、図4に示すように、コンロッド10のロッド部分10a、10bを上下に分割して緩衝材38を介して連結するようにしてもよい。この場合も、圧縮ピストン12が上下死点で反転するときに衝撃が発生しても、圧縮ピストン全体の中で分割された上の部分の圧縮ピストン12の質量分の衝撃エネルギーは緩衝材38により吸収されるので、全体の衝撃は緩和される。したがって、その分コンロッド10、11とその内側の軸受け9間の騒音の発生が少なくなり、運転音は静かになる。
[実施形態2]
図5において、符号13は図1に示す二次圧縮機a2の圧縮ピストンで、この圧縮ピストン13はコンロッド11の上端に設けられたピストンピン40を介して回動可能に支持され、また前述のように圧縮シリンダ15内に往復動可能に嵌合している。
圧縮ピストン13は有底円筒状に形成され、側壁部に設けられたピストンピン40に回動自在に軸受けさせている。
また、圧縮ピストン13の外周面の上端にはピストンリング42が取り付けられている。上記外周面の外周にはガイドライナー43が取り付けられている。ガイドライナー43は、圧縮ピストン13が往復動する際に傾かないようにガイドする部材である。
次に、圧縮ピストン13の外周面と上記ガイドライナー43の内周面の上部と下部との間にはそれぞれ緩衝材44が配置されている。
上記圧縮ピストン構成によれば、圧縮ピストン13が往復運動している場合、圧縮ピストン13が上下死点で反転し、上下の荷重が切り替わったときに、図6に示すように圧縮ピストン13が瞬間的に逆方向に傾き、圧縮シリンダ15に対して斜めになる。斜めになったとき、ガイドライナー43の、圧縮ピストン断面の2つの対角線p、qの先端の部分が圧縮シリンダ15の内面に交互に当たり、衝撃が発生する。しかし、圧縮ピストン13の外周面の上下部とガイドライナー43の内周面の上下部との間にそれぞれ緩衝材44が配置されているので、上記衝撃は緩衝材44によって緩和される。したがって、その分圧縮ピストン・圧縮シリンダ間の騒音の発生が少なくなり、運転音は静かになる。
なお、ガイドライナー43が圧縮シリンダ15に当たって衝撃が発生する部分はガイドライナー43の上部と下部に限られるから、ガイドライナー43の中間部には緩衝材44を設ける必要がない。また、ガイドライナー43の中間部と圧縮ピストン13の中間部の外周面を突出させてガイドライナー43の内面に接触してもよい。
なお、本発明は、一次圧縮機と二次圧縮機の圧縮ピストンに限定されない。ロッキングピストン又は通常圧縮ピストンのいずれかの圧縮機を備えた空気圧縮機にも適用することができる。
本発明に係る空気圧縮機の圧縮ピストン構造の断面図 一次圧縮機の圧縮ピストン部分の断面図 上記圧縮ピストンの他の形態の断面図 上記圧縮ピストンのさらに別の形態の断面図 二次圧縮機の圧縮ピストン部分の断面図 上記圧縮ピストンの上下死点の切り替わりの模式図
符号の説明
1 クランクケース
12、13 圧縮ピストン
18 下部ピストン
19 上部ピストン
27 リップリング
24 中間部材
28 緩衝材

Claims (6)

  1. クランクケース内に回転自在に設けられた回転軸に偏心板を介してコンロッドを取り付け、コンロッドの先端に設けた圧縮ピストンを圧縮シリンダ内で往復動させ、圧縮ピストンによって圧縮シリンダ内に導入された空気を圧縮する空気圧縮機において、
    上記圧縮ピストンを、上記コンロッドと一体の下部ピストンとその上部に配された上部ピストンとから構成し、下部ピストンと上部ピストンとを、シール用リップリングと緩衝材とを介して固定した
    ことを特徴とする空気圧縮機。
  2. 上記下部ピストンの上部に中間部材を介して上部ピストンを配置し、上部ピストンと中間部材との間に上記シール用リップリングを固定するとともに、上部ピストンと下部ピストンとを上記緩衝材を固定した
    ことを特徴とする、請求項1に記載の空気圧縮機。
  3. 上記上部ピストンは頭付きボルトによって下部ピストンに固定され、上記ボルト頭部と上部ピストンとの間に緩衝材を介装したことを特徴とする、請求項1又は2に記載の空気圧縮機。
  4. 上記下部ピストンの中央には凹部を形成し、上記上部ピストンの中央部には上記凹部に遊びをもって挿入される筒部を形成するとともに、上記凹部と筒部との間にはガイドライナーを取付けたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の空気圧縮機。
  5. クランクケース内に回転自在に設けられたクランクシャフトに偏心板を介してコンロッドを取り付け、コンロッドの先端に設けた圧縮ピストンを圧縮シリンダ内で往復動させ、圧縮ピストンによって圧縮シリンダ内に導入された空気を圧縮する空気圧縮機において、
    上記圧縮ピストンを上記コンロッドの端部に回動可能に設けるとともに、上記圧縮ピストンの外周面と上記圧縮ピストンの外周に設けたガイドライナーの内周面との間の上部と下部にそれぞれ緩衝材を配置した
    ことを特徴とする空気圧縮機。
  6. クランクケース内に回転自在に設けられた回転軸に偏心板を介してコンロッドを取り付け、コンロッドの先端に設けた圧縮ピストンを圧縮シリンダ内で往復動させ、圧縮ピストンによって圧縮シリンダ内に導入された空気を圧縮する空気圧縮機において、
    上記ピストンロッドを上下に分割し、緩衝材を介して連結したことを特徴とする空気圧縮機。
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