[go: up one dir, main page]

JP2009007985A - エア供給装置 - Google Patents

エア供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009007985A
JP2009007985A JP2007169036A JP2007169036A JP2009007985A JP 2009007985 A JP2009007985 A JP 2009007985A JP 2007169036 A JP2007169036 A JP 2007169036A JP 2007169036 A JP2007169036 A JP 2007169036A JP 2009007985 A JP2009007985 A JP 2009007985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
bearing
driven
drive shaft
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007169036A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4917974B2 (ja
Inventor
Seisuke Fushijima
清介 伏島
Kazutoshi Suwazono
和俊 諏訪園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ogura Clutch Co Ltd
Original Assignee
Ogura Clutch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ogura Clutch Co Ltd filed Critical Ogura Clutch Co Ltd
Priority to JP2007169036A priority Critical patent/JP4917974B2/ja
Publication of JP2009007985A publication Critical patent/JP2009007985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4917974B2 publication Critical patent/JP4917974B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

【課題】ロータの振動を抑制し、騒音の発生やポンプ性能の低下を防止することができ、また軸シール部材を必要とせず、動力損失および消費電力を少なくする。
【解決手段】駆動軸3と従動軸4の中間部にフランジ91、101を一体に突設し、これらのフランジを軸受孔40、41の内周に突設した軸受突き当て部42、43に僅かな隙間を保って嵌挿する。軸受9、11の外輪9a、11aを軸受突き当て部42、43に突き当てて軸受孔40、41にそれぞれ固定する。ナット30、31を締め付けて駆動ギヤ5と従動ギヤ7を軸受9、11の内輪9a、11aにそれぞれ押し付けて固定する。また、ナット30、31の締付けにより駆動軸3と従動軸4のフランジ91、101を軸受9、11の内輪9a、11aにそれぞれ押し付けて固定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、空気を吸引して過給するエア供給装置に関するものである。
自動車エンジン、燃料電池等に用いられているルーツ型のエア供給装置としては、例えば、特許文献1〜3に開示されているように従来から種々提案されている。
前記特許文献1に開示されているルーツ型の流体圧縮機は、自動車排気ガス浄化装置に使用されるもので、内部が内壁によってフロント側のギヤ室とリア側のポンプ室に仕切られた鋳造機枠と、この鋳造機枠のフロント側およびリア側の開口部分をそれぞれ覆うフロントカバーおよびリアカバーとでケーシングを構成し、このケーシング内に駆動軸と従動軸を平行に配設している。これらの駆動軸と従動軸は、互いに噛合するルーツ型の回転子(ロータ)とギヤをそれぞれ備えている。また、駆動軸は、前記鋳造機枠の内壁を貫通して一端部がポンプ室内に位置し、他端部がギヤ室よりフロントカバーを貫通してケーシングの外部に突出して駆動装置に連結されている。また、この駆動軸は、ギヤが取付けられている軸部の両側部分が前記内壁とフロントカバーの軸受孔にそれぞれ装着された2つの軸受によって回転自在に軸支され、ロータ側の軸端は軸支されず自由端となっている。同じく、従動軸も、前記鋳造機枠の内壁を貫通して一端部がポンプ室内に位置する一方、他端部がギヤ室内に位置し、ギヤが取付けられている軸部の両側部分が前記内壁とフロントカバーの軸受孔にそれぞれ装着された2つの軸受によって回転自在に軸支され、ロータ側の軸端は軸支されず自由端となっている。
このような流体圧縮機においては、駆動軸に動力が伝達されて回転し、この駆動軸の回転がこれらの軸にそれぞれ取付けられ互いに噛合している2つのギヤを介して従動軸に伝達される。このため、駆動軸と従動軸とに取付けられ互いに噛合している2つのロータは同期回転してケーシング外部の空気をポンプ室内に吸込んで圧縮し、排出接続部から高圧状態で吐出し圧送する。
前記特許文献2に開示されているロータリピストンブロワは、燃料電池に酸化剤流を供給するもので、前述した引用文献1と同様に、駆動軸と従動軸とのギヤが取付けられている軸部分の前後2箇所を接触シール型の軸受と軸シール部材によってそれぞれ回転自在に軸支し、ロータ側の軸端は軸支しない構造を採っている。
前記特許文献3に開示されている電動ルーツ型圧縮機も、前述した引用文献2と同様に、駆動軸と従動軸とのギヤ側軸部分の前後2箇所を軸受と軸シール部材とによって軸支し、ロータ側軸端を軸受によって軸支せず自由端としている。
このような軸の片持ち支持構造によれば、軸受とシール部材の数を削減することができるため、製造費を低下させ、ケーシングの組立を簡単にすることができる。
特公昭42−3598号公報 特表2002−517662号公報 特開2006−214380号公報
しかしながら、このような従来の圧縮機ないしブロワにおいては、以下に列記するような問題があった。
(1)ルーツ型の圧縮機ないしブロワは、2つのルーツ型ロータが微少なクリアランスを保って互いに噛合い同期して反対方向に回転することにより、空気を吸引し圧縮して送出するものである。上述した特許文献1〜3に開示されている従来の圧縮機ないしブロワのように、駆動軸と従動軸とのロータ側軸端を軸受によって軸支せず自由端とした構造であると、ロータがポンプ室内の圧力変化によって振動し易く、ロータどうしが互いに接触して騒音が発生する。また、ロータの振動が大きくなると噛合う面が摺動して摩耗したり破損したりする恐れもあり、経年的にポンプとしての性能を著しく低下させる。
(2)特許文献1に開示されている圧縮機は、鋳造機枠の内壁に形成された二つの軸穴に駆動軸と従動軸とをそれぞれ軸受を介して挿通しているため、ロータの振動により軸の外周面が軸穴の内周面に当たると摺動して摩耗したり異音が発生するという問題があった。
(3)前記特許文献2、3に開示されているブロワおよび圧縮機は、軸シール部材を用いているため、軸に軸シール部材が摺接することにより動力を損失し、モータの消費電力が多くなる。
本発明は、上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ロータの振動を抑制し、騒音の発生やポンプ性能の低下を防止することができ、また軸シール部材を必要とせず、動力損失および消費電力を少なくし得るようにしたエア供給装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、駆動ギヤとロータが固定された駆動軸と、前記駆動ギヤとロータにそれぞれ噛合う従動ギヤとロータが固定された従動軸と、内部が仕切壁によって前記駆動ギヤと前記従動ギヤを収納するギヤ室と前記ロータを収納するポンプ室とに仕切られ前記駆動軸と前記従動軸を収納するハウジングと、前記ハウジングにそれぞれ形成された第1、第2の駆動軸用軸受孔および第1、第2の従動軸用軸受孔にそれぞれ圧入固定されることにより前記駆動軸と前記従動軸のロータが取付けられている軸部の両側部分をそれぞれ回転自在に軸支する第1、第2の駆動軸用軸受および第1、第2の従動軸用軸受と、前記駆動軸と前記従動軸の中間部にそれぞれ一体に設けられたフランジと、前記第1の駆動軸用軸受孔と前記第1の従動軸用軸受孔のロータ側開口部にそれぞれ形成されることにより前記駆動軸と前記従動軸のフランジがそれぞれ微少間隔をおいて嵌挿され、前記第1の駆動軸用軸受と第1の従動軸用軸受の外輪がそれぞれ当接する軸受突き当て部と、前記第1の駆動軸用軸受に対する前記駆動軸および前記駆動ギヤのスラスト方向の移動と、前記第1の従動軸用軸受に対する前記従動軸および前記従動ギヤのスラスト方向の移動をそれぞれ規制するスラスト規制手段とを備えたものである。
また、本発明は、前記スラスト規制手段が、前記駆動軸と前記従動軸にそれぞれ取付けられるナットであって、前記各軸のフランジと前記駆動ギヤと前記従動ギヤを前記第1の駆動軸用軸受と前記第1の従動軸用軸受の内輪にそれぞれ押し付けるものである。
本発明においては、ロータが取り付けられている駆動軸と従動軸との軸部の両側を軸受によってそれぞれ軸支しているので、ロータの振動を抑制することができ、振動による騒音やポンプ性能の低下を防止できる。また、振動を抑制することができれば、フランジと軸受突き当て部との間のクリアランスを小さくすることができるため、軸シール部材を用いる必要がない。したがって、電動機の消費電力が少ない小型のエア供給装置を提供することができる。
軸やギヤがスラスト方向に遊動すると、ロータがポンプ室の内壁と接触して摩擦熱が発生したり、ロータや内壁が摩耗する。この摩耗によりロータと内壁との間のクリアランスが大きくなると、ポンプ室内の空気が漏洩してポンプ効率を低下させる。また、ギヤの噛合いが適正でないと、ロータの噛合うタイミングも変わり、ロータどうしが所定のクリアランスを保って同期回転することができなくなる。
そこで、本発明は軸とギヤのスラスト方向の移動をスラスト規制手段によって規制するようにしたので、上記した問題を解消することができ、装置の耐久性を向上させるとともに、ポンプ効率の低下を防止することができる。スラスト規制手段としては、市販品からなるナットを用いることが最も望ましい。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るエア供給装置の一実施の形態を示す分解斜視図、図2は同エア供給装置の正面図、図3は図2のIII −III 線断面図、図4は図3のA部の拡大断面図、図5は図3のB部の拡大断面図、図6は図3のVI−VI線断面図、図7(a)、(b)はリアハウジングの正面図および断面図、図8(a)、(b)はロータの正面図および断面図である。これらの図において、全体を参照符号1で示すエア供給装置は、縦長の箱型に形成されたハウジング2と、このハウジング2内に平行に収納された駆動側と従動側の2本の軸(以下、駆動軸と従動軸ともいう)3、4と、これらの軸3、4にそれぞれ取付けられた駆動側のギア(以下、駆動ギヤともいう)5、ロータ6および従動側のギヤ(以下、従動ギヤともいう)7、ロータ8と、前記各軸3、4の2箇所をそれぞれ軸支する第1、第2の駆動軸用軸受9、10および第1、第2の従動軸用軸受11、12(以下、単に軸受ともいう)等を備えている。なお、本実施の形態においては、図1の左側をエア供給装置1の前方とし、右側を後方とする。
前記ハウジング2は、それぞれアルミニウム合金によって形成されたフロントハウジング20と、センタープレート21と、リアハウジング22およびバックカバー23の4部材で構成され、これらを複数個の六角穴付きボルト24、25、26と2本の位置決めピン27を用いて一体的に結合している。
前記フロントハウジング20は、図3に示すように後方に開放する箱型に形成され、内部が駆動軸3と従動軸4の前端部3a、4aと、ギヤ5、7およびナット30、31を収納するギヤ室32を形成している。ギヤ室32は、ギヤ5、7を収納する開口部分32aが広く、ナット30、31を収納する奥部分32bが狭い段状の凹部によって形成している。
フロントハウジング20の表面下部寄りには、ギヤ室32に連通し駆動軸3が貫通する挿通孔33が形成されている。また、フロントハウジング20の各隅角部には、前記ボルト24がそれぞれ挿通されるボルト取付孔34が表裏面を貫通するように形成されている。さらに、4つの隅角部のうち任意の1つの対角線上に位置する2つの隅角部には、前記位置決めピン27が嵌挿される位置決め用孔35がそれぞれ形成されている。そして、フロントハウジング20の裏面外周寄りには、ギヤ室32を取り囲む環状のシール溝36(図3)が形成され、このシール溝36にOリング37が装填されている。
前記センタープレート21は、前記フロントハウジング20とリアハウジング22との間に介在することにより、ハウジング2の内部を前記ギヤ室32と後述するポンプ室50とに仕切る仕切壁を構成している。センタープレート21には、前記駆動軸3と従動軸4とが前記第1の駆動軸用軸受9と第1の従動軸用軸受11を介して挿通される第1の駆動軸用軸受孔40と第1の従動軸用軸受孔41が形成されている。
第1の駆動軸用軸受9と第1の従動軸用軸受11としては、非接触シール型の軸受が用いられ、前記軸受孔40、41に外輪9a、11aがそれぞれ圧入され、かつ接着剤によって固定されている。
また、第1の駆動軸用軸受孔40と、第1の従動軸用軸受孔41とは、図3および図4に示すように段付き孔で形成されていることにより、後端側開口部に環状の軸受突き当て部42、43がそれぞれ一体に突設されている。これらの軸受突き当て部42、43は、第1の駆動軸用軸受9と第1の従動軸用軸受11の内輪9b、11bの外径より大きく、外輪9a、11aの内径より小さい穴径を有している。そして、これらの軸受突き当て部42、43の内側面は、前記軸受孔40、41に前記軸受9、11を圧入することにより外輪9a、11aの側面が突き当てられ、軸受9、11をセンタープレート21に取付けるための基準面を形成している。
センタープレート21の各隅角部には、フロントハウジング20のボルト取付孔34に対応し一致するボルト取付孔45が表裏面を貫通するように形成されている。また、4つの隅角部のうち1つの対角線上に位置する2つの隅角部には、前記位置決めピン27が貫通する位置決め用孔46が前記フロントハウジング20の位置決め用孔35に対応し一致するように形成され、さらに他の対角線上に位置する2つの隅角部には前記ボルト25が挿通されるボルト取付孔47が形成されている。
前記リアハウジング22は、前方に開放する箱型に形成され、内部が前記駆動軸3、従動軸4の後端部3b、4bと、ロータ6、8を収納するポンプ室50を形成している。ポンプ室50は、図6および図7(a)に示すように互いに対向する2つの円弧状側壁部50a、50bと、これらの円弧状側壁部50a、50bの両端を接続する2つの直線状側壁部50c、50dと、背面壁部50eとで構成されている。直線状側壁部50c、50dの間隔は、円弧状側壁部50a、50bの最大幅より小さく設定されている。このため、ポンプ室50は、略長円形ではあるが、中央部が括れた繭型を呈している。
リアハウジング22の前面22aには、ポンプ室50を取り囲むようにシール溝53が形成されており、このシール溝53にはOリング54が装填されている。また、前面22aの隅角部には、前記ボルト24がねじ込まれる4つのねじ孔55と、前記ボルト25がねじ込まれる2つのねじ孔56と、前記位置決めピン27が嵌挿される2つの位置決め用孔57が形成されている。
リアハウジング22の両側板22b、22cの中央部には、前記ポンプ室50の直線状側壁部50c、50dに開口する空気吸引用通路60と空気排出用通路61がそれぞれ形成されている。また、これらの通路60、61にはマニホールド62、63がそれぞれ接続されている。
リアハウジング22の背面板22dには、前記センタープレート21の第1の駆動軸用軸受孔40と、第1の従動軸用軸受孔41とに対応し一致する第2の駆動軸用軸受孔65と、第2の従動軸用軸受孔66とが貫通するように形成されている。これらの軸受孔65、66には、前記駆動軸3と従動軸4との後端をそれぞれ回転自在に軸支する前記第2の駆動軸用軸受10と第2の従動軸用軸受12との外輪10a、12aがそれぞれ圧入され、かつ接着剤によって固定されている。また、これらの軸受孔65、66は、センタープレート21の軸孔40、41と同様に段付き孔で形成されていることにより、ポンプ室側開口部に環状の軸受突き当て部67、68(図3、図5)がそれぞれ一体に突設されている。これらの軸受突き当て部67、68は、前記軸受10、12の外輪10a、12aの側面が後方から当接することにより、軸受10、12をそれぞれ位置決めされている。軸受突き当て部67、68の先端部67a、68aは、それぞれ薄肉に形成され、前記軸受10、12の内輪10b、12bの側面と適宜な隙間G0 (図5)を保ってそれぞれ対向している。なお、軸受10、12も、前述した軸受9、11と同様に非接触シール型の軸受が用いられる。
また、リアハウジング22の背面板22dの表面には、Oリング71が装填されるシール溝70と、前記ボルト26がねじ込まれる4つのねじ孔72とが形成されている。シール溝70は、前記軸受孔65、66を取り囲む環状の溝に形成されている。
前記バックカバー23は、前記背面板22dに前記Oリング71を介して密接され4本のボルト26によって固定されていることにより、前記第2の駆動軸用軸受孔65および第2の従動軸用軸受孔66を閉塞している。
前記駆動軸3には、前端部3aに前記駆動ギヤ5、第1の駆動軸用軸受9およびナット30が取付けられ、後端部3bに前記ロータ6が取付けられている。また、駆動軸3の前端部3aには、前記ナット30が螺合する雄ねじ90が形成され、前端部3aと後端部3bとの境部には環状のフランジ91が一体に突設されている。このフランジ91は、図3および図4に示すようにセンタープレート21の軸受突き当て部42内に適宜な隙間G(例えば、0.05mm〜0.1mm)を保って嵌挿され、第1の駆動軸用軸受9の内輪9bの側面に後方から当接している。軸受突き当て部42とフランジ91との間の隙間Gは、軸受9の遊動を考慮して設定される。また、軸受突き当て部42とフランジ91の板厚は、略等しく設定されている。なお、駆動軸3の前端部3aは、フロントハウジング20の挿通孔33からハウジング2の外部に突出し、図示を省略した駆動モータに連結されている。
前記駆動ギヤ5は、機械構造用炭素鋼(S45C)によって形成され、駆動軸3の前端部3aに嵌合されることにより前記第1の駆動軸用軸受9の直前に位置し、キー94によって回転が規止されている。また、駆動ギヤ5は、ナット30の締結によって第1の駆動軸用軸受9の内輪9bの側面に押し付けられている。また、駆動ギア5を軸受9に押し付けた後もナット30をさらに締め付けることにより、駆動軸3のフランジ91を軸受9の内輪9bに後方から押し付けている。これにより、駆動ギヤ5とフランジ91が軸受9の内輪9bに固定され、駆動軸3と駆動ギヤ5の軸受9に対するスラスト方向の遊動が規制されている。なお、駆動ギヤ5の外周部は、内周部より薄肉に形成されていることにより、ハウジング2のギヤ室32内に収納された状態において、フロントハウジング20、センタープレート21および軸受9に対して非接触状態を保持している。なお、ナット30は、ピン、接着剤の塗布等によって緩みを規制されるか、または緩み止め機能を備えたナットを用いることが望ましい。
前記従動軸4は、前記駆動軸3より短く形成され、その前端部4aには前記従動ギヤ7、第1の従動ギヤ用軸受11およびナット31が取付けられ、後端部4bには前記ロータ8が取付けられている。また、従動軸4の前端部4aには、前記ナット31が螺合する雄ねじ100が形成され、前端部4aと後端部4bとの境部には環状のフランジ101が一体に突設されている。このフランジ101は、図3に示すように前述した駆動軸3のフランジ91と同様に、センタープレート21の軸受突き当て部43内に適宜な隙間(例えば、G=0.05mm〜0.1mm)を保って嵌挿され、第1の従動軸用軸受11の内輪11bの側面に後方から当接している。軸受突き当て部43とフランジ101との間の隙間(G)は、軸受11の遊動を考慮して設定される。また、軸受突き当て部43とフランジ101の板厚は、略等しく設定されている。従動軸4の前端部4aは、ギヤ室32内にあってハウジング2の外部には突出されておらず、この点で駆動軸3と異なっている。
前記従動ギヤ7は、フェノール樹脂等によって形成され、駆動ギヤ5と同一の平歯車からなり、従動軸4の前端部4aに嵌合されることにより前記第1の従動軸用軸受11の直前に位置して駆動ギヤ5に噛合している。また、この従動ギヤ7は、従動軸4にキー102によって回転が規制された状態で嵌合し、ナット31の締結によって第1の従動軸用軸受11の内輪11bの側面に前方から押し付けられている。また、従動ギヤ7を軸受11に押し付けた後もナット31をさらに締め付けることにより、従動軸4のフランジ101を軸受11の内輪11bに後方から押し付けている。これにより、従動ギヤ7とフランジ101が軸受11の内輪11bに固定され、従動軸4と従動ギヤ7の軸受11に対するスラスト方向の遊動が規制されている。なお、従動ギヤ7の外周部は、内周部より薄肉に形成されていることにより、前記駆動ギヤ5と同様に、ハウジング2のギヤ室32内に収納された状態において、フロントハウジング20、センタープレート21および軸受11に対して非接触状態を保持している。なお、ナット31は、ナット30と同様にピン等の緩み止め手段によって緩みを規制されていることが望ましい。なお、駆動ギヤ5と従動ギヤ7の材質を異ならせた理由は、同材質の噛合いに比べて、歯当たり面のなじみがよく摩耗が少ないためである。また、駆動ギヤ5と従動ギヤ7の材質としては、異なる樹脂どうしであってもよい。また、駆動ギヤ5と従動ギヤ7の噛合いにおいては、歯面に少量の潤滑剤(グリス)が塗布されている。
前記ロータ6、8は、図1、図6および図8に示すように、フェノール樹脂等によって同一形状に形成された断面形状が繭型の成形品からなり、駆動軸3、従動軸4にそれぞれ一体成形されてポンプ室50に組み込まれることにより互いに噛み合っている。ロータ6、8の中央には、駆動軸3、従動軸4の後端部3b、4bが貫通する貫通孔110、111がそれぞれ形成されている。ロータ6、8とポンプ室50の内壁面とセンタープレート21の背面との間には、微少な隙間(例えば、0.01〜0.05mm)が設定されている。
このような構造からなるエア供給装置1は、以下の手順によって組立てられる。
先ず、センタープレート21の軸受孔40、41に、外輪9a、11aの外周面に接着剤が塗布された軸受9、11を圧入して、外輪9a、11aの側面をセンタープレート21の軸受突き当て部42、43に突き当てた状態で、軸受孔40、41に軸受9、11を固着する。そして、駆動軸3と従動軸4の前端部3a、4aを軸受9、11に挿通して、、フランジ91、101を内輪9b、11bの側面に突き当てることにより、フランジ91、101を軸受突き当て部42、43内に位置させる。
次に、駆動軸3と従動軸4の前端部3a、4aに駆動ギヤ5と従動ギヤ7をキー94、102を介してそれぞれ嵌合する。さらに、駆動軸3と従動軸4の雄ねじ90、100にナット30、31をそれぞれ締結してギヤ5、7を軸受9、11の内輪9b、11bにそれぞれ押し付ける。また、これにより駆動軸3と従動軸4のフランジ91、101を軸受9、11の内輪9b、11bにそれぞれ押し付ける。
次に、センタープレート21にリアハウジング22とフロントハウジング20を順次取付ける。リアハウジング22の取付けに際しては、リアハウジング22の軸受孔65、66に軸受10、12の外輪10a、12aをそれぞれ圧入して軸受突き当て部67、68に突き当て、接着剤で固定する。また、リアハウジング22のシール溝53にOリング54を装填する。次に、駆動軸3と従動軸4の後端部3b、4bとロータ6、8をリアハウジング22のポンプ室50内に嵌挿して、駆動軸3と従動軸4の後端を軸受10、12の内輪10b、12bにそれぞれ挿通しながら、センタープレート21とリアハウジング22を重ね合わせる。また、センタープレート21とリアハウジング22を重ね合わせるときには、予めリアハウジング22に打ち込んである2本の位置決めピン27をセンタープレート21の位置決め用孔46に圧入しながら、駆動軸3と従動軸4の後端を軸受10、12の内輪10b、12bに挿入し、かつセンタープレート21とリアハウジング22を位置決めする。さらに、2本のボルト25をボルト取付孔47よりねじ孔56にねじ込み、センタープレート21とリアハウジング22を一体的に結合する。このように組立てることにより、軸受9と軸受10および駆動軸3の中心線は合致するとともに、軸受11と軸受12および従動軸4の中心線も合致する。
次に、シール溝36にOリング37が装填されたフロントハウジング20をセンタープレート21の前面に取付け、駆動ギヤ5、従動ギヤ7およびナット30、31をギア室32に収納する。このフロントハウジング20の取付けに際しては、センタープレート21の前方に突出している位置決めピン27の突出端部をフロントハウジング20の位置決め用孔35に嵌入することにより、フロントハウジング20とセンタープレート21を位置決めする。次に、ボルト24をフロントハウジング20のボルト取付孔34、センタープレート21のボルト取付孔45に挿通してリアハウジング22のねじ孔55にねじ込むことにより、フロントハウジング20、センタープレート21およびリアハウジング22を一体的に結合する。
最後にバックカバー23をリアハウジング22の背面にOリングを介して密接し4本のボルト26によって固定する。これにより、軸受孔65、66がバックカバー23によって覆われ、エア供給装置1の組立を完了する。
このような構造からなるエア供給装置1において、図示を省略した駆動モータの回転を駆動軸3に伝達すると、その回転は駆動ギヤ5および従動ギヤ7を介して従動軸4に伝達される。このため、駆動軸3と従動軸4およびロータ6、8は同期して逆方向にそれぞれ回転する。ロータ6、8は、同期して逆方向に回転すると、マニホールド62から空気をポンプ室50内に吸い込み、マニホールド63から吐出する。
このような構造からなるエア供給装置1によれば、駆動軸3と従動軸4のロータ6,8が取付けられている軸部の前後2箇所、具体的にはフランジ91、101の直前の軸部分と、後端の2箇所を2つの軸受9と10、11と12によってそれぞれ軸支しているので、ロータ6、8の振動を規制することができる。また、駆動軸3、従動軸4、駆動ギヤ5および従動ギヤ7のスラスト方向の遊動をスラスト規制手段としてのナット30、31によってそれぞれ規制しているので、ロータ6、8がポンプ室50の内壁やセンタープレート21に接触して摩擦熱や騒音が発生したり、ロータ自体やポンプ室50の内壁あるいはセンタープレート21が摩耗したりすることがなく、装置の耐久性を向上させ、ポンプ効率の低下を防止することができる。
また、ロータ6、8の振動を抑制することができれば、軸受突き当て部42、43とフランジ91、101との間の隙間Gを小さくすることができるため、軸シール部材を用いる必要がなく、電動機の消費電力が少ない小型のエア供給装置を提供することができる。
なお、上記した実施の形態においては、ハウジング2をフロントハウジング20、センタープレート21、リアハウジング22およびバックカバー23からなる4つの部材で構成したが、これに何ら特定されるものではなく、種々の変更が可能である。
本発明に係るエア供給装置の一実施の形態を示す分解斜視図である。 同エア供給装置の正面図である。 図2のIII −III 線断面図である。 図3のA部の拡大断面図である。 図3のB部の拡大断面図である。 図3のVI−VI線断面図である。 (a)、(b)はリアハウジングの正面図および断面図である。 (a)、(b)はロータの正面図および断面図である。
符号の説明
1…エア供給装置、2…ハウジング、3…駆動軸、4…従動軸、5…駆動ギヤ、6…ロータ、7…従動ギヤ、8…ロータ、9…第1の駆動軸用軸受、10…第2の駆動軸用軸受、11…第1の従動軸用軸受、12…第2の従動軸用軸受、30、31…ナット、32…ギヤ室、40…第1の駆動軸用軸受孔、41…第1の従動軸用軸受孔、42、43…軸受突き当て部、50…ポンプ室、65…第2の駆動軸用軸受孔、66…第2の従動軸用軸受孔、91、101…フランジ、G……隙間。

Claims (2)

  1. 駆動ギヤとロータが固定された駆動軸と、
    前記駆動ギヤとロータにそれぞれ噛合う従動ギヤとロータが固定された従動軸と、
    内部が仕切壁によって前記駆動ギヤと前記従動ギヤを収納するギヤ室と前記ロータを収納するポンプ室とに仕切られ前記駆動軸と前記従動軸を収納するハウジングと、
    前記ハウジングにそれぞれ形成された第1、第2の駆動軸用軸受孔および第1、第2の従動軸用軸受孔にそれぞれ圧入固定されることにより前記駆動軸と前記従動軸のロータが取付けられている軸部の両側部分をそれぞれ回転自在に軸支する第1、第2の駆動軸用軸受および第1、第2の従動軸用軸受と、
    前記駆動軸と前記従動軸の中間部にそれぞれ一体に設けられたフランジと、
    前記第1の駆動軸用軸受孔と前記第1の従動軸用軸受孔のロータ側開口部にそれぞれ形成されることにより前記駆動軸と前記従動軸のフランジがそれぞれ微少間隔をおいて嵌挿され、前記第1の駆動軸用軸受と第1の従動軸用軸受の外輪がそれぞれ当接する軸受突き当て部と、
    前記第1の駆動軸用軸受に対する前記駆動軸および前記駆動ギヤのスラスト方向の移動と、前記第1の従動軸用軸受に対する前記従動軸および前記従動ギヤのスラスト方向の移動をそれぞれ規制するスラスト規制手段と、
    を備えたことを特徴とするエア供給装置。
  2. 請求項1記載のエア供給装置において、
    前記スラスト規制手段が、前記駆動軸と前記従動軸にそれぞれ取付けられるナットであって、前記各軸のフランジと前記駆動ギヤと前記従動ギヤを前記第1の駆動軸用軸受と前記第1の従動軸用軸受の内輪にそれぞれ押し付けることを特徴とするエア供給装置。
JP2007169036A 2007-06-27 2007-06-27 エア供給装置 Expired - Fee Related JP4917974B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169036A JP4917974B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 エア供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169036A JP4917974B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 エア供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009007985A true JP2009007985A (ja) 2009-01-15
JP4917974B2 JP4917974B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=40323319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007169036A Expired - Fee Related JP4917974B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 エア供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4917974B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111963652A (zh) * 2020-08-06 2020-11-20 昆山新莱洁净应用材料股份有限公司 一种齿轮箱及其安装方法
CN115875261A (zh) * 2021-09-27 2023-03-31 小仓离合器有限公司 罗茨鼓风机

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6193663A (ja) * 1984-10-12 1986-05-12 Fujitsu Ltd アモルフアスシリコントランジスタ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6193663A (ja) * 1984-10-12 1986-05-12 Fujitsu Ltd アモルフアスシリコントランジスタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111963652A (zh) * 2020-08-06 2020-11-20 昆山新莱洁净应用材料股份有限公司 一种齿轮箱及其安装方法
CN111963652B (zh) * 2020-08-06 2024-09-17 昆山新莱洁净应用材料股份有限公司 一种齿轮箱及其安装方法
CN115875261A (zh) * 2021-09-27 2023-03-31 小仓离合器有限公司 罗茨鼓风机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4917974B2 (ja) 2012-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8096797B2 (en) Roots type gear compressor with helical lobes having feedback cavity
JP2002257052A (ja) トロコイドギヤポンプ
EP1683971A2 (en) Scroll fluid machine
JP4917974B2 (ja) エア供給装置
JP5252020B2 (ja) ポンプの取付構造
JP5878786B2 (ja) オイルポンプ
US20080056926A1 (en) Gear pump
JP2014501866A (ja) 流体装置用のバランスプレートアセンブリ
JP2010159724A (ja) オイルポンプ
JP3874105B2 (ja) オイルポンプ
JP3911469B2 (ja) 燃料電池用オイルフリースクリュー圧縮機
CN210196008U (zh) 一种水润滑螺杆压缩机
JP7720187B2 (ja) オイルフリースクリュ圧縮機
JP2000027769A (ja) 内接型歯車ポンプまたはモータおよびその製造方法
JPWO2018025880A1 (ja) 両回転スクロール型圧縮機
JP7689860B2 (ja) ポンプ装置
JP2577204Y2 (ja) スクリュ圧縮機
JP4032935B2 (ja) ギヤポンプ
JP7720198B2 (ja) スクリュ圧縮機のケーシング
CN221257124U (zh) 一种具有内嵌式墙板的罗茨鼓风机
JP2002031065A (ja) 電動ポンプユニット
JPH01187391A (ja) エアポンプ
WO2019073602A1 (ja) 歯車ポンプ又はモータ
CN214145907U (zh) 压缩组件、压缩机和换热装置
JPH0821372A (ja) ギアポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees