JP2009006794A - 車両の荷台後部構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】煩雑な作業を伴うことなく、変向板を使用状態と不使用状態とに容易に設定することが可能な車両の荷台後部構造の提供。
【解決手段】テールゲート9は、荷台の後部で車幅方向に沿って起立して荷台の後端を区画する。トノカバー9は、テールゲート9の上端部から車両前方へ延びて荷台の上方開口の少なくとも後端側を覆う閉止位置に設定可能である。トノカバー6の凸部10とテールゲート9のガイド溝19とは、閉止位置のトノカバー9の後端部とテールゲート6とを連結する。凸部10とガイド溝19とは、トノカバー9が閉止位置から後上方へ移動して起立する回転移動と、起立したトノカバー9がテールゲート6に沿って下降するスライド移動とを許容する。起立したトノカバー9は、テールゲート6に沿って下降することにより、テールゲート6と対向する収容位置に設定される。
【選択図】図6
【解決手段】テールゲート9は、荷台の後部で車幅方向に沿って起立して荷台の後端を区画する。トノカバー9は、テールゲート9の上端部から車両前方へ延びて荷台の上方開口の少なくとも後端側を覆う閉止位置に設定可能である。トノカバー6の凸部10とテールゲート9のガイド溝19とは、閉止位置のトノカバー9の後端部とテールゲート6とを連結する。凸部10とガイド溝19とは、トノカバー9が閉止位置から後上方へ移動して起立する回転移動と、起立したトノカバー9がテールゲート6に沿って下降するスライド移動とを許容する。起立したトノカバー9は、テールゲート6に沿って下降することにより、テールゲート6と対向する収容位置に設定される。
【選択図】図6
Description
本発明は、車両の荷台後部構造に関する。
特許文献1には、荷台の後端部の一部を覆う板状の第1及び第2の変向板を備えた空気抵抗低減装置が記載されている。荷台のフロアの後端には、テールゲートの下端側が開閉自在に連結され、テールゲートの上端側には、第1の変向板の基端側がヒンジを介して連結されている。第1の変向板の他端側には、第2の変向板の上端側がヒンジを介して連結され、第2の変向板の下端側はフロアにヒンジを介して連結されている。テールゲートを閉めて起立させると、これに連動して第2の変向板も起立し、テールゲートの上端側と第2の変向板の上端側とによって、第1の変向板が荷台の後端部の一部を覆う使用位置に設定され支持される。車両走行時には、荷台上方の空気の流れが第1の変向板によって変向され、空気抵抗が低減される。
また、特許文献2には、空気抵抗の低減ではなく荷台を仕切るために荷台に対して着脱自在に取り付けられる仕切り板と、テールゲートの内側面に形成された格納部とが記載されている。不使用時に取り外された仕切り板は、格納部にボルトによって締結固定される。
特許文献1の構造では、テールゲートの起立に連動して第1の変向板が荷台の後端部を覆う使用位置に設定され保持されるため、例えば、積み荷が多く第1の変向板を使用せずに積載量の確保を優先させたい場合であっても、第1の変向板を使用位置から移動させることができない。
このような不都合は、特許文献2に記載された構造と同様に、変向板をテールゲートやフロアに対して着脱自在に連結し、不使用時に取り外した変向板を固定するための格納部をテールゲートに形成することによって回避することも可能である。
しかし、変向板をテールゲートやフロアに対して着脱自在に連結する場合、取り付け時に変向板をテールゲートやフロアに対して移動自在に連結しなければならず、取り付け作業が煩雑である。また、取り外した変向板を格納部に対して固定又は取り外す際に、ボルトによる締結又は締結解除作業を要するため、格納部に対する着脱作業も煩雑である。
そこで、本発明は、煩雑な作業を伴うことなく、変向板を使用状態と不使用状態とに容易に設定することが可能な車両の荷台後部構造の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明にかかる車両の荷台後部構造は、車両の荷台の後部で車幅方向に沿って起立して荷台の後端を区画するテールゲートと、テールゲートの上端部から車両前方へ延びて荷台の上方開口の少なくとも後端側を覆う閉止位置に設定可能な変向板と、閉止位置の変向板の後端部とテールゲートとを連結する連結機構と、を備える。連結機構は、変向板が閉止位置から後上方へ移動して起立する回転移動と、起立した変向板がテールゲートに沿って下降するスライド移動と、を許容する。起立した変向板は、テールゲートに沿って下降することにより、テールゲートと対向する収容位置に設定される。
上記構成では、変向板を使用する場合には、変向板を、荷台の上方開口の少なくとも後端側を覆う閉止位置に設定する。閉止位置では、変向板が、車両走行時に発生する空気の流れを変向して空気抵抗を低減させる。変向板を使用しない場合には、閉止位置に設定されている変向板を後上方へ回転移動させて起立させ、起立させた変向板をテールゲートに沿ってスライド移動させて下降させる。これにより、変向板は、テールゲートと対向する収容位置に設定される。このとき、変向板の回転移動及びスライド移動が連結機構により許容されるため、変向板の取り外し等の煩雑な作業を伴うことなく、変向板を使用状態と不使用状態とに容易に設定することができる。また、テールゲートが荷台の床に開閉自在に連結され、テールゲートを開放して荷物の積み卸しを行う場合であっても、不使用時の変向板はテールゲートと対向する収容位置に設定されてテールゲートとともに移動するので、テールゲートが邪魔になることがない。
また、変向板は、変向板を収容位置から起立した状態へ引き上げるために把持される把持部を有してもよい。
上記構成では、把持部を利用することで、収容位置に設定された変向板を容易に引き上げることができる。従って、変向板の設定位置を変更する際の作業性が向上する。
さらに、閉止位置の変向板を、荷台に対して解除可能にロックするロック機構を備えてもよい。
上記構成では、ロック機構が、閉止位置の変向板を荷台に対してロックするため、車両走行中に振動等が生じた場合であっても、変向板のばたつき等を抑止することができる。
本発明によれば、煩雑な作業を伴うことなく、変向板を使用状態と不使用状態とに容易に設定することができる。
以下、本発明に係る一実施形態を、図面に基づいて説明する。図1はトノカバーが起立した状態を示すピックアップトラックの斜視図、図2はトノカバーが荷台の後端部を覆う状態を示すピックアップトラックの斜視図、図3はテールゲートが開いた状態を示すピックアップトラックの斜視図である。図4は収容位置のトノカバーとテールゲートとを示す斜視図、図5は閉止位置のトノカバーとテールゲートとを示す斜視図である。図6は、閉止位置のトノカバーとテールゲートとを示す要部拡大断面図であり、(a)は図5のVIa方向矢視断面図、(b)は図5のVIb方向矢視断面図である。図7は起立状態のトノカバーとテールゲートとを示す要部拡大断面図であり、(a)は図6(a)に対応する断面図、(b)は図6(b)に対応する断面図である。図8は取っ手を車幅方向から視た要部拡大断面図である。図9は、取っ手の他の例を車幅方向から視た要部拡大断面図であり、(a)は取っ手を格納した状態を示し、(b)は取っ手を引き出した状態を示す。図10は、図9(b)を車両前方から視た要部拡大断面図である。なお、以下の説明において、前後方向は車両の進行方向前後を示し、内外方向は車幅方向の内外を示す。
図1に示すように、ピックアップトラック1の荷台2は、床3と前壁4と左右一対の側壁5とテールゲート6等から構成され、荷台2の後端側には後述するトノカバー(変向板)9が設けられている。
前壁4は、キャブ7の後面に対向配置されて荷台2の前端を区画する。側壁5は、ストッパー8を備え、前壁4の車幅方向両端部から前後方向に沿って立設される。ストッパー8は、図3及び図6(b)に示すように、例えば、板状に形成された部材であり、側壁5の内側面の後上端部近傍に設けられる。
テールゲート6は、荷台2の後端で車幅方向に沿って起立し、荷台2の後端を区画する。テールゲート6の下端部は、床3の後端部に回転自在に連結され、テールゲート6は、起立した閉止位置と床3の後端から後方へ略水平に延びる開放位置との間を開閉移動する。また、特に図示していないが、テールゲート6と側壁5との間には、閉止位置のテールゲート6を起立状態に保持するゲートロック機構が設けられている。
テールゲート6は、ゲート後板部12と一対のゲート側板部13と一対のゲート前板部14とゲート上板部15とゲート底板部16とを有する。
図1及び図4に示すように、テールゲート6が起立した状態で、ゲート後板部12は、テールゲート6の後面全域を覆う。一対のゲート側板部13は、ゲート後板部12の車幅方向両端縁部からそれぞれ前方に延びる。一対のゲート前板部14は、各ゲート側板部13の前端からそれぞれ車幅方向内側に延び、側壁5の後端面に対向配置される。一対のゲート前板部14の内端縁同士は離間し、ゲート前板部14の内端縁にはそれぞれ支持板30が設けられる。各支持板30は、ゲート前板部14の内端縁のうち上端近傍を除いた領域から内側に向かってそれぞれ延び、支持板30の内端縁同士は離間する。なお、本実施形態の支持板30は、その内端縁同士が離間しているが、これは一例であって、一対の支持板30同士を離間させずに連結して一体的に形成してもよい。
ゲート底板部16は、ゲート後板部12の下端縁から前方へ延び、各ゲート側板部13の下端縁及び各ゲート前板部14の下端縁と接合する。ゲート底板部16は、床3の後端部に回転自在に連結され、これにより、テールゲート6の開閉移動が許容される。
一対のゲート上板部15は、それぞれゲート前板部14の上端から後方に延びてゲート後板部12の上端及びゲート側板部13の上端と接合し、ゲート上板部15の内端縁同士は離間する。一対のゲート上板部15の一方(本実施形態では、図4中右側のゲート上板部15)は、取り付けカバー17を備える。取り付けカバー17は、ゲート上板部15の内側上端部に脱着可能に取り付けられる。取り付けカバー17を外した状態で、後述するガイド溝19(図6(a)及び図6(b)に示す)の上方が開放される。なお、本実施形態では、取り付けカバー17を一方のゲート上板部15に設けたが、他方又は双方のゲート上板部15に設けてもよい。
ゲート後板部12の前面と各ゲート前板部14の後面との間には、ガイド溝(連結機構)19がそれぞれ区画形成されている。ガイド溝19の上端と下端と車幅方向外端とは、それぞれゲート上板部15の下端面とゲート底板部16の上端面とゲート側板部13の内面とによって区画される。
ゲート後板部12の前面上でガイド溝19の間の領域は、トノカバー収容部18として機能し、トノカバー収容部18の車幅方向両側はそれぞれガイド溝19と連通する。トノカバー収容部18の車幅方向両端の前後は、ゲート後板部12の前面と各支持板30の後面とによって区画され、トノカバー収容部18の下端は、ゲート底板部16の上面によって区画される。
トノカバー9は、略矩形板形状であり、後面20と表面21と裏面22と前面23と一対の側面24とを有する。なお、本実施形態のトノカバー9は硬質の板状部材であるが、これは一例であって、例えば、軟質の素材によって形成されたソフトタイプのトノカバーを用いてもよい。
トノカバー9は、使用時には閉止位置に設定され、不使用時には収容位置に設定される。閉止位置のトノカバー9は、起立したテールゲート6の上端部から前方へ延びて荷台2の上方開口の少なくとも後端側を覆う。また収容位置のトノカバー9は、テールゲート6に対向配置される。
図2,図5,図6(a)及び図6(b)に示すように、閉止位置のトノカバー9の後面20は、後方を向いてゲート前板部14の前面の上端縁近傍と対向し、表面21、裏面22、前面23及び側面24は、それぞれ上方、下方、前方及び車幅方向外側を向く。また、裏面22の車幅方向両側前端部は、ストッパー8によって下方から支持され、裏面22の車幅方向両側後端部は、支持板30によって下方から支持される。
図4及び図8に示すように、前面23には、2箇所の取っ手(把持部)11が形成されている。取っ手11は、トノカバー9を上方へ引き上げる際に把持可能な寸法形状を有し、前面23の一部を、例えば刳り抜き加工することによって形成されている。なお、本実施形態では取っ手11を2箇所に設けたが、これは一例であって、例えば1箇所であってもよい。
図4〜図7に示すように、各側面24には、凸部(連結機構)10がそれぞれ一体的に突出形成されている。トノカバー9を閉止位置に設定した状態において、凸部10は、各側面24の後端から車幅方向外側へ突出する軸部材であり、ガイド溝19にそれぞれ収容される。各凸部10が各ガイド溝19に収容されることによって、トノカバー9がテールゲート6に連結される。なお、凸部10をガイド溝19に収容する際には、ゲート上板部15の取り付けカバー17を外して一方のガイド溝19の上方を開放し、収容後には、取り付けカバー17を取り付けて一方のガイド溝19の上方を塞ぐ。各凸部10は、各ガイド溝19に沿ってスライド移動自在で且つ回転自在な寸法形状を有する。
トノカバー9をテールゲート6に連結して閉止位置に設定すると、凸部10はガイド溝19の上端に位置する。この状態で、ガイド溝19内での凸部10の回転(凸部10を中心としたトノカバー9の上方への回転移動)は許容されるが、ガイド溝19に沿った凸部10のスライド移動は、裏面22とストッパー8又は支持板30との当接によって規制される。
図7(a)及び図7(b)に示すように、凸部10を中心としてトノカバー9を閉止位置から上方へ回転移動して起立させると、凸部10がガイド溝19に沿って下方へスライド移動可能な状態(トノカバー9をガイド溝19に沿って下降可能な状態)となる。起立状態のトノカバー9がガイド溝19に沿って下降し、凸部10がガイド溝19の上端から下端に移動すると、図4に示すように、トノカバー9が、収容位置に達してトノカバー収容部18に収容される。収容位置では、トノカバー9の表面21(図5参照)はゲート後板部12の前面と対向し、後面20はゲート底板部16の上面と対向し、トノカバー9はテールゲート6の前方に並立した状態となる。また、トノカバー9が起立状態から下降すると、ガイド溝19内での凸部10の回転は、トノカバー9の裏面22と支持板30との当接によって規制される。これにより、トノカバー9の上昇又は下降を円滑に行うことができるとともに、収容位置のトノカバー9が床3に向かって倒れることがない。
本実施形態によれば、ピックアップトラック1の乗員などの使用者は、トノカバー9を使用する場合には、トノカバー9を、図2に示すように、荷台2の上方開口の後端側を覆う閉止位置に設定する。閉止位置のトノカバー9は、車両走行時に発生する空気の流れを変向して空気抵抗を低減させる。
一方、トノカバー9を使用しない場合には、図7(a)及び図7(b)に示すように、閉止位置のトノカバー9を、凸部10を中心として後上方に回転移動して起立させる。次に、トノカバー9をガイド溝19に沿って下降させ、図4に示すように、トノカバー収容部18に収容する。また、収容位置のトノカバー9を閉止位置に戻すときは、トノカバー9をガイド溝19に沿って引き上げて起立状態とし、凸部10を中心として前下方に回転移動させる。
一方、トノカバー9を使用しない場合には、図7(a)及び図7(b)に示すように、閉止位置のトノカバー9を、凸部10を中心として後上方に回転移動して起立させる。次に、トノカバー9をガイド溝19に沿って下降させ、図4に示すように、トノカバー収容部18に収容する。また、収容位置のトノカバー9を閉止位置に戻すときは、トノカバー9をガイド溝19に沿って引き上げて起立状態とし、凸部10を中心として前下方に回転移動させる。
このように、使用者は、トノカバー9の取り外し等の煩雑な作業を伴うことなく、トノカバー9を使用状態と不使用状態とに設定することができる。
また、使用者は、収容位置のトノカバー9を引き上げる際に、取っ手11を把持することができるため、不使用状態から使用状態への変更をさらに容易に行うことができる。
また、テールゲート6を開放して荷物の積み卸しを行う場合、トノカバー9を収容位置に設定しておけば、テールゲート6を開放する際にトノカバー9がテールゲート6と一体的に開放位置へ移動するので、トノカバー9が積み卸し作業の邪魔になることがない。
なお、本実施形態の取っ手11は、図8に示すように前面23の一部を加工したものであるが、図9(a),図9(b)及び図10に示すように、取っ手11をトノカバー9に取り付けてもよい。図9(a),図9(b)及び図10に示す取っ手11は、不使用時には前面23の内部に格納され、適宜引き出されて使用される。
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。
図11は、ロック部の正面図である。図12は、図11におけるロック部の要部拡大図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図11に示すように、トノカバー9の車幅方向両端縁部にロック部(ロック機構)25が設けられている。ロック部25は、トノカバー9を閉止位置に設定したときに、ストッパー8と当接する位置近傍に配置されている。
図12に示すように、ロック部25は、鍵部26とバネ27とを有する。鍵部26は、トノカバー9の表面21から裏面22へ貫通する貫通孔31に挿入され、軸28によってトノカバー9に回転自在に支持されている。鍵部26の一端(図12中上端)はトノカバー9の表面21から突出し、他端(図12中下端)は裏面22から突出する。また、鍵部26の他端には、ストッパー8と係合自在な係合突起33が車幅方向外側に向かって突出形成されている。なお、本実施形態のストッパー8は略L字状であり、リベット29により側壁5に固定されている。
貫通孔31の車幅方向外側で且つ軸28よりも表面21側には、バネ27を収容するバネ収容凹部32が形成されている。バネ収容凹部32に収容されたバネ27は、鍵部26の一端側を車幅方向内側に向かって付勢する。すなわち、バネ27の付勢力によって、鍵部26の他端側が車幅方向外側(ロック方向)に付勢され、図12中二点鎖線で示すように、係合突起33とストッパー8との係合状態が維持される。係合突起33とストッパー8との係合状態は、バネ27の付勢力に抗して鍵部26の一端を車幅方向外側へ押圧し、図12中実線で示すように、軸28を中心に鍵部26を傾動して鍵部26の他端側を車幅方向内側(ロック解除方向)へ移動させることによって解除される。また、係合突起33には傾斜面33aが形成され、トノカバー9を起立状態から閉止位置へ回転移動させると、傾斜面33aとストッパー8との当接によって鍵部26の他端側がロック解除方向へ移動してトノカバー9の回転移動を許容し、トノカバー9が閉止位置に達したときに、バネ27の付勢力によって鍵部26の他端側がロック方向へ移動して係合突起33がストッパー8との係合する。
また、特に図示していないが、テールゲート6のゲート後板部12の前面には、テールゲート6を起立状態と収容位置との間でスライド移動させる際に、鍵部26の一端側との干渉を避けるための直線状の溝部が形成されている。なお、このような溝部をテールゲート6に形成せず、鍵部26の一端を表面21から突出せずに貫通孔31に常時収容される寸法形状に設定してもよい。
このようなロック部25を設けることにより、閉止位置(使用状態)のトノカバー9が荷台2(側壁5)に対して強固に保持される。従って、車両走行中に振動等が生じた場合であっても、トノカバー9のばたつき等を抑止することができ、空気抵抗の低減効果が増大する。
次に、本発明の第3の実施形態を図面に基づいて説明する。
図13は、ロック部の正面図である。図14は、図13におけるロック部の要部拡大図である。図15は、係合凹部の他の例を示した要部拡大断面図である。図16は、第3の実施形態におけるロック部とストッパーとを示す要部拡大断面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図13に示すように、トノカバー9の車幅方向両端縁部にロック部(ロック機構)25を設け、側壁5の内側面にストッパー8ではなく係合凹部35を形成している。係合凹部35は側壁5に設けられた窪みであり、トノカバー9を閉止位置に設定したときにロック部25近傍の側面24と対向する位置に設けられている。なお、本実施形態では、係合凹部35が側壁5に設けられた窪みである場合を説明するが、これは一例であって、図15に示すように、側壁5を貫通する孔であってもよい。
図13に示すように、ロック部25は、ピン34とスライド摘み36とスライド板39とバネ27とを有する。ピン34は、トノカバー9の表面21と裏面22との間に設けられたピン収容部37に収容されている。ピン34は、一端側(図13中左端)に円弧状の頭部43が形成されている。頭部43は、側面24に開けられた孔から突出してトノカバー9が閉止位置に設定されたときに係合凹部35と係合する。頭部43の車幅方向内側には、頭部43よりも径が小さいくびれ部44が形成され、くびれ部44の車幅方向内側には、くびれ部44よりも径が大きく且つバネ27の外径よりも径が大きいバネ当接部42が形成されている。さらに、バネ当接部42の車幅方向内側には、バネ当接部42の外径よりも径が小さく且つバネ27の内径よりも径が小さいバネ係合部41が形成されている。
ピン収容部37の車幅方向内側且つ表面21近傍には、スライド板39を収容するスライド板収容部38が形成されている。スライド板収容部38は、車幅方向の長さがスライド板39の車幅方向の長さよりも長く形成されてスライド板39の車幅方向内側へのスライド移動を許容する。スライド収容部38に収容されたスライド板39は、ピン収容部37の車幅方向内側且つスライド板収容部38よりも裏面22側に位置する仕切り部45によって、下方から支持されている。スライド板39の一端(図13中左端)は、仕切り部45の車幅方向外側且つトノカバー9の側面24近傍で裏面22に向かって屈曲し、くびれ部44と接合している。すなわち、ピン34は、スライド板39のスライド移動に連動して移動する。また、スライド板39にはスライド摘み36が接合され、接合されたスライド摘み36がトノカバー9の表面21に設けられた開口部40から突出している。開口部40は、突出したスライド摘み36の車幅方向内側へのスライド移動を許容する。なお、本実施例では、屈曲したスライド板39がくびれ部44と接合している場合を説明したが、これは一例であって、例えば、頭部43とくびれ部44とを着脱自在にすると共に、屈曲したスライド板39にくびれ部44とほぼ同じ大きさの径で孔を開けくびれ部44を挿入するものとしてもよい(図示せず)。
ピン収容部37の車幅方向内側且つ仕切り部45よりも裏面22側には、バネ27を収容するバネ収容凹部32が形成されている。バネ収容凹部32に収容されたバネ27は、バネ係合部41と係合しバネ当接部42を車幅方向外側に向かって付勢する。すなわち、バネ27の付勢力によって、ピン34の頭部43が車幅方向外側(ロック方向)に付勢され、頭部43と係合凹部35との係合状態が維持される。頭部43と係合凹部35との係合状態は、図14に示すように、バネ27の付勢力に抗してスライド摘み36を車幅方向内側へ押圧し、ピン34を車幅方向内側(ロック解除方向)へ移動させることによって解除される。また、ピン34の一端側が円弧状に形成されているため、トノカバー9を起立状態から閉止位置へ回転移動させると、頭部43と側壁5との当接によってピン34がロック解除方向へ移動してトノカバー9の回転移動を許容し、トノカバー9が閉止位置に達したときに、バネ27の付勢力によってピン34がロック方向へ移動して頭部43が係合凹部35と係合する。
また、特に図示していないが、テールゲート6のゲート後板部12の前面には、テールゲート6を起立状態と収容位置との間でスライド移動させる際に、スライド摘み36との干渉を避けるための直線状の溝部が形成されている。なお、このような溝部をテールゲート6に形成せず、スライド摘み36を表面21から突出せずにピン収容部37に常時収容される寸法形状に設定してもよい。
なお、本実施形態では側壁5にストッパー8を設けない場合を説明したが、図16に示すように、第2の実施形態と同様にストッパー8を側壁5の内側面の後上端部近傍に設けてもよい。
このようなロック部25を設けることにより、閉止位置(使用状態)のトノカバー9が荷台2(側壁5)に対して強固に保持される。従って、車両走行中に振動等が生じた場合であっても、トノカバー9のばたつき等を抑止することができ、空気抵抗の低減効果が増大する。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明は、荷台と荷台の後端を区画するテールゲートとを有する車両に適用可能である。
1 ピックアップトラック
2 荷台
3 床
4 前壁
5 側壁
6 テールゲート
7 キャブ
8 ストッパー
9 トノカバー(変向板)
10 凸部(連結機構)
11 取っ手(把持部)
12 ゲート後板部
13 ゲート側板部
14 ゲート前板部
15 ゲート上板部
16 ゲート底板部
17 取り付けカバー
18 トノカバー収容部
19 ガイド溝(連結機構)
20 後面
21 表面
22 裏面
23 前面
24 側面
25 ロック部(ロック機構)
26 鍵部
27 バネ
28 軸
29 リベット
30 支持板
31 貫通孔
32 バネ収容凹部
33 係合突起
33a 傾斜面
34 ピン
35 係合凹部
36 スライド摘み
37 ピン収容部
38 スライド板収容部
39 スライド板
40 開口部
41 バネ係合部
42 バネ当接部
43 頭部
44 くびれ部
45 仕切り部
2 荷台
3 床
4 前壁
5 側壁
6 テールゲート
7 キャブ
8 ストッパー
9 トノカバー(変向板)
10 凸部(連結機構)
11 取っ手(把持部)
12 ゲート後板部
13 ゲート側板部
14 ゲート前板部
15 ゲート上板部
16 ゲート底板部
17 取り付けカバー
18 トノカバー収容部
19 ガイド溝(連結機構)
20 後面
21 表面
22 裏面
23 前面
24 側面
25 ロック部(ロック機構)
26 鍵部
27 バネ
28 軸
29 リベット
30 支持板
31 貫通孔
32 バネ収容凹部
33 係合突起
33a 傾斜面
34 ピン
35 係合凹部
36 スライド摘み
37 ピン収容部
38 スライド板収容部
39 スライド板
40 開口部
41 バネ係合部
42 バネ当接部
43 頭部
44 くびれ部
45 仕切り部
Claims (3)
- 車両の荷台の後部で車幅方向に沿って起立して該荷台の後端を区画するテールゲートと、
前記テールゲートの上端部から車両前方へ延びて前記荷台の上方開口の少なくとも後端側を覆う閉止位置に設定可能な変向板と、
前記閉止位置の変向板の後端部と前記テールゲートとを連結する連結機構と、を備え、
前記連結機構は、前記変向板が前記閉止位置から後上方へ移動して起立する回転移動と、該起立した変向板が前記テールゲートに沿って下降するスライド移動とを許容し、
前記起立した変向板は、前記テールゲートに沿って下降することにより、該テールゲートと対向する収容位置に設定される
ことを特徴とする車両の荷台後部構造。 - 請求項1に記載の車両の荷台後部構造であって、
前記変向板は、該変向板を前記収容位置から前記起立した状態へ引き上げるために把持される把持部を有する
ことを特徴とする車両の荷台後部構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の車両の荷台後部構造であって、
前記閉止位置の変向板を前記荷台に対して解除可能にロックするロック機構を備えた
ことを特徴とする車両の荷台後部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007168836A JP2009006794A (ja) | 2007-06-27 | 2007-06-27 | 車両の荷台後部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007168836A JP2009006794A (ja) | 2007-06-27 | 2007-06-27 | 車両の荷台後部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009006794A true JP2009006794A (ja) | 2009-01-15 |
Family
ID=40322345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007168836A Pending JP2009006794A (ja) | 2007-06-27 | 2007-06-27 | 車両の荷台後部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009006794A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111369899A (zh) * | 2020-04-26 | 2020-07-03 | 江阴市康乾车业有限公司 | 一种带有柔性显示屏的多功能面板 |
| CN114454966A (zh) * | 2020-11-10 | 2022-05-10 | 长城汽车股份有限公司 | 车辆的车箱结构及具有其的车辆 |
-
2007
- 2007-06-27 JP JP2007168836A patent/JP2009006794A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111369899A (zh) * | 2020-04-26 | 2020-07-03 | 江阴市康乾车业有限公司 | 一种带有柔性显示屏的多功能面板 |
| CN114454966A (zh) * | 2020-11-10 | 2022-05-10 | 长城汽车股份有限公司 | 车辆的车箱结构及具有其的车辆 |
| CN114454966B (zh) * | 2020-11-10 | 2023-03-17 | 长城汽车股份有限公司 | 车辆的车箱结构及具有其的车辆 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100524 |
|
| A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20111004 |