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JP2009002386A - 回転速度検出装置付き車輪用軸受装置 - Google Patents

回転速度検出装置付き車輪用軸受装置 Download PDF

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JP2009002386A
JP2009002386A JP2007161478A JP2007161478A JP2009002386A JP 2009002386 A JP2009002386 A JP 2009002386A JP 2007161478 A JP2007161478 A JP 2007161478A JP 2007161478 A JP2007161478 A JP 2007161478A JP 2009002386 A JP2009002386 A JP 2009002386A
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wheel
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JP2007161478A
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Yuushiro Ono
祐志郎 小野
Kazunari Yamamoto
一成 山本
Yasushi Shibata
靖史 柴田
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Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

【課題】泥水や小石等が検出部に侵入しても検出部の損傷を防止すると共に、センサホルダの抜け出しを防止して信頼性を向上させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】カバー11が、外方部材5の端部に圧入される円筒状の嵌合部11aと、この嵌合部11aから径方向内方に延び、端面5cに密着される鍔部11bと、この鍔部11bからさらに径方向内方に延びる底部11cとを備え、この底部11cの径方向外方の周方向一箇所に突出して固定部19が形成され、この固定部19に円孔19aが穿設されて保持部12が結合されると共に、磁気エンコーダ17のインナー側の表面が内輪2の端面と面一あるいは僅かに軸受内方側になるようにスリンガ14が位置決めされると共に、保持部12のアウター側の表面と底部11cの内側表面との間に段差δが設けられ、このδが0〜0.1mmの範囲に設定されている。
【選択図】図2

Description

自動車等の車輪を回転自在に支承すると共に、この車輪の回転速度を検出する回転速度検出装置が内蔵された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置に関するものである。
自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支承すると共に、アンチロックブレーキシステム(ABS)を制御し、車輪の回転速度を検出する回転速度検出装置が内蔵された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置が一般的に知られている。従来、このような車輪用軸受装置は、転動体を介して転接する内方部材および外方部材の間にシール装置が設けられ、円周方向に磁極を交互に並べてなる磁気エンコーダを前記シール装置に一体化させると共に、磁気エンコーダと、この磁気エンコーダに対面配置され、車輪の回転に伴う磁気エンコーダの磁極変化を検出する回転速度センサとで回転速度検出装置が構成されている。
前記回転速度センサは、懸架装置を構成するナックルに車輪用軸受装置が装着された後、当該ナックルに装着されているものが一般的である。しかし、この回転速度センサと磁気エンコーダとのエアギャップ調整作業の煩雑さを解消すると共に、よりコンパクト化を狙って最近では、回転速度センサをも軸受に内蔵した回転速度検出装置付き車輪用軸受装置が提案されている。
このような回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の一例として図5に示すような構造が知られている。この回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は、図示しない懸架装置に支持固定され、固定部材となる外方部材51と、この外方部材51に複列のボール53、53を介して内挿された内方部材52とを有している。外方部材51は、外周に車体取付フランジ51bを一体に有し、内周には複列の外側転走面51a、51aが形成されている。
一方、内方部材52は、前記した外方部材51の複列の外側転走面51a、51aに対向する複列の内側転走面55a、56aが形成されている。これら複列の内側転走面55a、56aのうち一方の内側転走面55aはハブ輪55の外周に一体形成され、他方の内側転走面56aは内輪56の外周に形成されている。この内輪56は、ハブ輪55の内側転走面55aから軸方向に延びる円筒状の小径段部55bに圧入されている。そして、複列のボール53、53がこれら両転走面間にそれぞれ収容され、保持器57、57によって転動自在に保持されている。
ハブ輪55は、外周に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ54を一体に有し、この車輪取付フランジ54の円周等配位置には車輪を固定するためのハブボルト54aが植設されている。また、ハブ輪55の内周にはセレーション55cが形成され、図示しない等速自在継手を構成する外側継手部材60のステム部61が内嵌されている。内方部材52は、このハブ輪55と内輪56を指す。そして、外方部材51の端部にはシール58、59が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部から軸受内部に雨水やダスト等が侵入するのを防止している。
インナー側のシール59は、図6に拡大して示すように、外方部材51の端部内周に内嵌され、断面L字状に形成された第1のシール板62と、この第1のシール板62に対向し、断面L字状に形成された第2のシール板63とからなる。この第2のシール板63は、内輪56に外嵌される円筒部63aと、この円筒部63aから径方向外方に延びる立板部63bとを有し、この立板部63bの外側面には磁気エンコーダ64が一体に加硫接着されている。この磁気エンコーダ64は、磁性体粉が混入されて周方向に交互に磁極N、Sが形成されたゴム磁石からなる。
一方、第1のシール板62は、断面L字状に形成された芯金65と、この芯金65に一体に加硫接着され、前記第2のシール板63における立板部63bの内側面に摺接するサイドリップ66aと、円筒部63aに摺接する一対のラジアルリップ66b、66cとからなるシール部材66とを有している。
外方部材51の端部には、嵌合筒67と、この嵌合筒67に結合された保持部68とからなる円環状のセンサホルダ69が装着されている。嵌合筒67は、嵌合筒部67aと、この嵌合筒部67aから径方向内方に延びる内向鍔部67bとからなり、断面L字状で全体として円環状に形成されている。
保持部68は、その内部に前記磁気エンコーダ64に所定のエアギャップを介して対峙する回転速度センサ70が包埋され、合成樹脂で円弧状に一体モールド成形されている。回転速度センサ70は、ホール素子、磁気抵抗素子(MR素子)等、磁束の流れ方向に応じて特性を変化させる磁気検出素子と、この磁気検出素子の出力波形を整える波形成形回路が組み込まれたICとからなる。
ここで、内輪56の端面と嵌合筒67の内向鍔部67bとを微小隙間71を介して全周に亙り近接対向させてラビリンスシールが構成されている。これにより、自動車の完成品メーカの組立ラインへの搬送時を含む、ハブ輪55の内径に外側継手部材60のステム部61を嵌合する以前の状態でも、磁気エンコーダ64と回転速度センサ70の検出部との間に外部から泥水、小石、磁性粉末等が侵入するのを防止できる。したがって、車輪の回転速度検出の信頼性向上を図ることができる。
特開2003−254985号公報
こうした従来の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は、自動車の完成品メーカの組立ラインへの搬送時を含む、ハブ輪55の内径に外側継手部材60のステム部61を嵌合する以前の状態でも、磁気エンコーダ64と回転速度センサ70の検出部との間に外部から泥水、小石、磁性粉末等が侵入するのを防止できる特徴を具備する。然しながら、嵌合筒67と外側継手部材60との間にすきまが存在するため、車両走行中は、内輪56の端面と嵌合筒67の内向鍔部67b間の微小隙間71を通して泥水や小石等が嵌合筒67に入り込むことがある。そして、図7に示すように、車両停止時に泥水や小石等72が嵌合筒67内で固着した場合、車両発進時に固着した泥水や小石等72が遠心力で攪拌されて磁気エンコーダ64や保持部68の表面を損傷させたり、また、保持部68に衝突した衝撃で樹脂製の保持部68にクラックを発生させたり、さらには、センサホルダ69自体を微動させる恐れがあった。これにより、磁気エンコーダ64と回転速度センサ70の検出部との間のエアギャップが崩れ、長期間の使用において、車輪の回転速度検出の信頼性を維持することが難しくなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、泥水、小石等が検出部に侵入しても検出部の損傷を防止すると共に、センサホルダの抜け出しを防止して信頼性を向上させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供することを目的としている。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、外周に懸架装置に取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材および前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールと、前記外方部材のインナー側の端部外周に圧入された環状のカバー、およびこのカバーにインサート成形され、回転速度センサが包埋された合成樹脂製の保持部からなるセンサホルダとを備え、前記シールのうちインナー側のシールが、前記外方部材のインナー側の端部に内嵌され、鋼板からプレス加工により断面略L字状に形成された芯金、およびこの芯金に一体に接合されたシール部材からなる環状のシール板と、このシール板に対向して前記内輪の外径に圧入され、鋼板からプレス加工により断面略L字状に形成されたスリンガとからなり、このスリンガのインナー側の側面に、周方向に関する特性が交互にかつ等間隔に変化する磁気エンコーダが接合され、この磁気エンコーダが前記回転速度センサに所定の軸方向すきまを介して対峙された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、前記カバーが、前記外方部材のインナー側の端部に圧入される円筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向内方に延び、前記外方部材の端面に密着される鍔部と、この鍔部からさらに径方向内方に延びる底部とを備え、前記磁気エンコーダのインナー側の表面が前記内輪の端面と面一あるいは僅かに軸受内方側に退避するように前記スリンガが位置決め固定されると共に、前記保持部のアウター側の表面が、前記底部の内側表面よりも突出しないように配置されている。
このように、外方部材のインナー側の端部外周に圧入された環状のカバーと、このカバーにインサート成形され、回転速度センサが包埋された合成樹脂製の保持部からなるセンサホルダを備えた内輪回転タイプの回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、カバーが、外方部材のインナー側の端部に圧入される円筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向内方に延び、外方部材の端面に密着される鍔部と、この鍔部からさらに径方向内方に延びる底部とを備え、磁気エンコーダのインナー側の表面が内輪の端面と面一あるいは僅かに軸受内方側に退避するようにスリンガが位置決め固定されると共に、保持部のアウター側の表面が、底部の内側表面よりも突出しないように配置されているので、車両走行中にカバーの底部内に泥水や小石等が入り込み、それが車両停止時に固着し、そして、車両発進時に固着した泥水や小石等が遠心力で攪拌されたとしても、磁気エンコーダや保持部に直接衝突することはなく、表面が損傷するのを防止することができると共に、衝突した衝撃でセンサホルダ自体が微動することもない。したがって、長期間に亙って磁気エンコーダと回転速度センサの検出部との間のエアギャップを安定かつ精度良く維持することができ、車輪の回転速度検出の信頼性を向上させることができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記保持部のアウター側の表面と前記底部の内側表面との間に段差が設けられ、この段差が0〜0.1mmの範囲に設定されていれば、磁気エンコーダと回転速度センサとのエアギャップが大きくなり磁束密度が低下して検出精度が落ちるのを防止することができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記底部の径方向外方の周方向一箇所に、この底部からインナー側に突出して固定部が形成され、この固定部に円孔が穿設されると共に、当該固定部に前記保持部が一体に結合されていれば、保持部はカバーに強固に固着され、泥水や塩水が跳ねかけられる過酷な環境に曝され、また、高温と低温の繰り返し等、過酷な条件下で使用されても、樹脂製の保持部とカバーとの密着性を確保することができ、インサート成形された保持部がカバーから剥離するのを長期間に亘って防止することができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記底部の路面から最も近い側の周方向一箇所にドレーン孔が穿設されていれば、車両走行中に底部内に泥水や小石等が入り込んだとしても容易に排出され、長時間に亘って滞留することはない。したがって、泥水や小石等が車両停止時に固着して周辺部品に悪影響を及ぼすのを防止することができる。
また、請求項5に記載の発明のように、前記カバーが、前記外方部材のインナー側の端部外周に圧入される円筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向内方に延び、前記外方部材の端面に密着する鍔部と、この鍔部からさらに径方向内方に延びる底部となる固定部とからなり、この固定部の周方向に複数の円孔が穿設され、当該固定部を覆うように全周に亙って前記保持部が一体に結合されると共に、この保持部の内径部が外側継手部材の肩部と平行になるように形成され、この肩部と僅かな径方向すきまを介して対峙してラビリンスシールが形成されていれば、検出部の密封性を高めて泥水、小石等が侵入するのを防止し、検出精度を高めて長期間に亘って信頼性を向上させることができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記保持部と肩部との径方向すきまが0.5〜3.0mmの範囲に設定されていれば、両者との干渉を避け、かつ検出部の密封性を確保することができる。
また、請求項7に記載の発明のように、前記カバーが非磁性体のオーステナイト系ステンレス鋼鈑から形成されていれば、回転速度センサの感知性能に悪影響を及ぼさず、正確な検出精度を確保することができる。
また、請求項8に記載の発明のように、前記保持部が非磁性のポリフェニレンサルファイドで形成されていれば、回転速度センサの感知性能に悪影響を及ぼさず、また、耐食性に優れ、長期間に亘って強度・耐久性を向上させることができる。
また、請求項9に記載の発明のように、前記磁気エンコーダのインナー側の表面と前記カバーの底部の内側表面または前記保持部のアウター側の表面までの距離が3mm以内に設定されていれば、所望のエアギャップを確保すると共に、外部から泥水等が直接浸入するのを防止することができる。
本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は、外周に懸架装置に取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材および前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールと、前記外方部材のインナー側の端部外周に圧入された環状のカバー、およびこのカバーにインサート成形され、回転速度センサが包埋された合成樹脂製の保持部からなるセンサホルダとを備え、前記シールのうちインナー側のシールが、前記外方部材のインナー側の端部に内嵌され、鋼板からプレス加工により断面略L字状に形成された芯金、およびこの芯金に一体に接合されたシール部材からなる環状のシール板と、このシール板に対向して前記内輪の外径に圧入され、鋼板からプレス加工により断面略L字状に形成されたスリンガとからなり、このスリンガのインナー側の側面に、周方向に関する特性が交互にかつ等間隔に変化する磁気エンコーダが接合され、この磁気エンコーダが前記回転速度センサに所定の軸方向すきまを介して対峙された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、前記カバーが、前記外方部材のインナー側の端部に圧入される円筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向内方に延び、前記外方部材の端面に密着される鍔部と、この鍔部からさらに径方向内方に延びる底部とを備え、前記磁気エンコーダのインナー側の表面が前記内輪の端面と面一あるいは僅かに軸受内方側に退避するように前記スリンガが位置決め固定されると共に、前記保持部のアウター側の表面が、前記底部の内側表面よりも突出しないように配置されているので、車両走行中にカバーの底部内に泥水や小石等が入り込み、それが車両停止時に固着し、そして、車両発進時に固着した泥水や小石等が遠心力で攪拌されたとしても、磁気エンコーダや保持部に直接衝突することはなく、表面が損傷するのを防止することができると共に、衝突した衝撃でセンサホルダ自体が微動することもない。したがって、長期間に亙って磁気エンコーダと回転速度センサの検出部との間のエアギャップを安定かつ精度良く維持することができ、車輪の回転速度検出の信頼性を向上させることができる。
外周に懸架装置に取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面の一方に対向する内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入され、外周に前記複列の外側転走面の他方に対向する内側転走面が形成された内輪からなる内方部材と、この内方部材および前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールと、前記外方部材のインナー側の端部外周に圧入された環状のカバー、およびこのカバーにインサート成形され、回転速度センサが包埋された合成樹脂製の保持部からなるセンサホルダとを備え、前記シールのうちインナー側のシールが、前記外方部材のインナー側の端部に内嵌され、鋼板からプレス加工により断面略L字状に形成された芯金、およびこの芯金に一体に接合され、サイドリップとラジアルリップを有するシール部材からなる環状のシール板と、このシール板に対向して前記内輪の外径に圧入され、鋼板からプレス加工により断面略L字状に形成されたスリンガとからなり、このスリンガのインナー側の側面に、周方向に関する特性が交互にかつ等間隔に変化する磁気エンコーダが接合され、この磁気エンコーダが前記回転速度センサに所定の軸方向すきまを介して対峙された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、前記カバーが、前記外方部材のインナー側の端部に圧入される円筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向内方に延び、前記外方部材の端面に密着される鍔部と、この鍔部からさらに径方向内方に延びる底部とを備え、この底部の径方向外方の周方向一箇所に、この底部からインナー側に突出して固定部が形成され、この固定部に円孔が穿設され、当該固定部に前記保持部が一体に結合されると共に、前記磁気エンコーダのインナー側の表面が前記内輪の端面と面一あるいは僅かに軸受内方側に退避するように前記スリンガが位置決め固定されると共に、前記保持部のアウター側の表面と前記底部の内側表面との間に段差が設けられ、この段差が0〜0.1mmの範囲に設定されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図、図2は、図1の要部拡大図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウター側(図面左側)、中央寄り側をインナー側(図面右側)という。
この回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は駆動輪用の第3世代と称され、ハブ輪1と内輪2からなる内方部材3と、この内方部材3に複列の転動体(ボール)4、4を介して外挿された外方部材5とを備えている。
ハブ輪1は、アウター側の端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ6を一体に有し、この車輪取付フランジ6の円周等配位置にハブボルト6aが植設されている。また、外周にはアウター側(一方)の内側転走面1aと、この内側転走面1aから軸方向に延びる円筒状の小径段部1bが形成され、内周にはトルク伝達用のセレーション(またはスプライン)1cが形成されている。ハブ輪1の小径段部1bには内輪2が所定のシメシロを介して圧入固定されている。この内輪2の外周にはインナー側(他方)の内側転走面2aが形成されている。
ハブ輪1はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、内側転走面1aをはじめ、後述するシール8のシールランド部となる車輪取付フランジ6のインナー側の基部6bから小径段部1bに亙って高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。これにより、基部6bの耐摩耗性が向上するばかりでなく、内輪2の嵌合面となる小径段部1bのフレッティングが抑制されると共に、車輪取付フランジ6に負荷される回転曲げ荷重に対してハブ輪1は充分な機械的強度を有する。なお、内輪2および転動体4は、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、ズブ焼入れによって芯部まで58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。
外方部材5はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、外周にナックル(図示せず)に取り付けるための車体取付フランジ5bを一体に有し、内周には前記内方部材3の複列の内側転走面1a、2aに対向する複列の外側転走面5a、5aが一体に形成されている。これら複列の外側転走面5a、5aは高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。
そして、外方部材5の複列の外側転走面5a、5aと、これらに対向する内方部材3の複列の内側転走面1a、2a間には複列の転動体4、4がそれぞれ収容され、保持器7、7によって転動自在に保持されている。また、外方部材5と内方部材3との間に形成される環状空間の開口部にはシール8、9が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部から軸受内部に雨水やダスト等が侵入するのを防止している。
アウター側のシール8は、外方部材5に装着され、車輪取付フランジ6のインナー側の基部6bに摺接する複数のリップを有する一体型のシールで構成されている。一方、インナー側のシール9は、外方部材5に装着され、断面略L字状に形成された環状のシール板13と、このシール板13に対向配置され、内輪2の外径に圧入されたスリンガ14とからなる、所謂パックシールで構成されている。
シール板13は、図2に拡大して示すように、外方部材5のインナー側の端部に内嵌された芯金15と、この芯金15に加硫接着等で一体に接合されたシール部材16とからなる。芯金15は、耐食性を有する鋼板、例えば、オーステナイト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS304系等)、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工にて断面略L字状に形成されている。一方、シール部材16は合成ゴム等の弾性部材からなり、サイドリップ16aとグリースリップ16bおよび中間リップ16cを有している。
また、スリンガ14は、強磁性体の鋼鈑、例えば、フェライト系のステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS430系等)や防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工によって断面略L字状に形成され、内輪2に圧入される円筒部14aと、この円筒部14aから径方向外方に延びる立板部14bとを有している。このスリンガ14における立板部14bのインナー側の側面には、ゴム等のエラストマにフェライト等の磁性体粉が混入された磁気エンコーダ17が加硫接着等によって一体に接合されている。この磁気エンコーダ17は周方向に交互に磁極N、Sが着磁され、車輪の回転速度検出用のロータリエンコーダを構成している。シール部材16のサイドリップ16aは、スリンガ14の立板部14bに摺接されると共に、グリースリップ16bおよび中間リップ16cは、円筒部14aにそれぞれ摺接されている。そして、立板部14bの外縁は、シール板13と僅かな径方向すきまを介して対峙し、ラビリンスシール18を構成している。
ここで、本実施形態では、センサホルダ10が外方部材5のインナー側の端部に装着されている。このセンサホルダ10は、カップ状に形成されたカバー11と、このカバー11に結合された保持部12とからなる。カバー11は、耐食性を有する非磁性体の鋼鈑、例えば、オーステナイト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS304系等)等のステンレス鋼板をプレス加工にて形成されている。これにより、後述する回転速度センサ20の感知性能に悪影響を及ぼさず、また、カバー11の発錆を抑えて長期間に亘って信頼性を維持させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供することができる。
このカバー11は、外方部材5のインナー側の端部外周に圧入される円筒状の嵌合部11aと、この嵌合部11aから径方向内方に延び、外方部材5の端面5cに密着する鍔部11bと、この鍔部11bからさらに径方向内方に延びる底部11cとからなり、全体として円環状に形成されている。このように、鍔部11bを外方部材5の端面5cに密着させた状態で、カバー11が外方部材5のインナー側の端部に外嵌されているので、外方部材5に対してセンサホルダ10が容易に、かつ正確に位置決め固定することができ、車輪の回転速度を精度良く検出することができる。
そして、カバー11の底部11cの径方向外方、すなわち、路面から遠い側の周方向の一箇所に、この底部11cからインナー側に突出して固定部19が形成されている。この固定部19には円孔19aが穿設され、合成樹脂からなる保持部12がインサート成形により一体に結合されている。これにより、保持部12はカバー11に強固に固着され、泥水や塩水が跳ねかけられる過酷な環境に曝され、また、高温と低温の繰り返し等、過酷な条件下で使用されても、樹脂製の保持部12とカバー11との密着性を確保することができ、インサート成形された保持部12がカバー11から剥離するのを長期間に亘って防止することができる。
この保持部12には回転速度センサ20が包埋されている。保持部12は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の非磁性の特殊エーテル系合成樹脂材から射出成形によって形成され、さらにGF(ガラスファイバー)等の強化材が添加されている。これにより、回転速度センサ20の感知性能に悪影響を及ぼさず、また、耐食性に優れ、長期間に亘って強度・耐久性を向上させることができる。
回転速度センサ20は、磁気エンコーダ17に所定の軸方向すきま(エアギャップ)を介して対峙し、ホール素子、磁気抵抗素子(MR素子)等、磁束の流れ方向に応じて特性を変化させる磁気検出素子と、この磁気検出素子の出力波形を整える波形成形回路が組み込まれたICとからなる。そして、回転速度センサ20の出力がハーネス(図示せず)によって取り出され、図示しないABSの制御器に送られる。これにより、低コストで信頼性の高い回転速度検出ができる。なお、保持部12は前述した材質以外にPA(ポリアミド)66、PPA(ポリフタルアミド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の射出成形可能な合成樹脂を例示することができる。
ここで、磁気エンコーダ17のインナー側の表面が内輪2の端面と面一あるいは僅かに軸受内方側に退避するようにスリンガ14が内輪2に位置決め固定されると共に、回転速度センサ20の検知部位となる保持部12のアウター側の表面がカバー11の底部11cの内側表面よりも突出しないように結合されている。これにより、車両走行中にカバー11の底部11c内に泥水や小石等が入り込み、それが車両停止時に固着し、そして、車両発進時に固着した泥水や小石等が遠心力で攪拌されたとしても、磁気エンコーダ17や保持部12に直接衝突することはなく、表面が損傷するのを防止することができると共に、衝突した衝撃でセンサホルダ10自体が微動することもない。したがって、長期間に亙って磁気エンコーダ17と回転速度センサ20の検出部との間のエアギャップを安定かつ精度良く維持することができ、車輪の回転速度検出の信頼性を向上させることができる。
ここでは、カバー11における底部11cの内側表面から磁気エンコーダ17のインナー側の表面との距離L1は3mm以内に設定され、所望のエアギャップを確保すると共に、外部から泥水等が直接浸入するのを防止している。また、保持部12のアウター側の表面と底部11cの内側表面との段差δは0〜0.1mmの範囲に設定されている。この段差δが0.1mmを超えると磁気エンコーダ17と回転速度センサ20の磁気検出素子(検出部)とのエアギャップが大きくなり磁束密度が低下して検出精度が落ちて好ましくない。
なお、カバー11の底部11cにおける路面から最も近い側の周方向の一箇所にドレーン孔21が穿設されている(図1参照)。このドレーン孔21により、車両走行中に底部11c内に泥水や小石等が入り込んだとしても容易に排出され、長時間に亘って滞留することはない。したがって、泥水や小石等が車両停止時に固着して周辺部品に悪影響を及ぼすのを防止することができる。
図3は、本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の第2の実施形態を示す縦断面図、図4は、図3の要部拡大図である。なお、この実施形態は前述した実施形態と基本的にはセンサホルダの構成が異なるだけで、その他、前述した実施形態と同一部品、同一部位あるいは同一の機能を有する部位には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
この回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は駆動輪用の第3世代と称され、ハブ輪1と内輪2からなる内方部材3と、この内方部材3に複列の転動体4、4を介して外挿された外方部材5とを備え、等速自在継手22が連結されている。
等速自在継手22は、外側継手部材23と、図示しない継手内輪とケージおよびトルク伝達ボールとを備えている。外側継手部材23は、肩部24から軸方向に延びる軸部25を一体に有している。軸部25の外周にはハブ輪1のセレーション1cに係合するセレーション25aと、このセレーション25aの端部に雄ねじ25bが形成されている。そして、肩部24が内輪2の端面と衝合するまでハブ輪1に外側継手部材23がセレーション1c、25aを介して内嵌され、雄ねじ25bに締結された固定ナット26によってハブ輪1と外側継手部材23がトルク伝達可能に、かつ着脱自在に結合されている。
本実施形態では、センサホルダ27が外方部材5のインナー側の端部に装着されている。このセンサホルダ27は、カップ状に形成されたカバー28と、このカバー28に結合された保持部29とからなる。カバー28は、図4に拡大して示すように、外方部材5のインナー側の端部外周に圧入される円筒状の嵌合部11aと、この嵌合部11aから径方向内方に延び、外方部材5の端面5cに密着する鍔部11bと、この鍔部11bからさらに径方向内方に延びて底部となる固定部28aとからなり、全体として円環状に形成されている。このカバー28は、耐食性を有する非磁性体の鋼鈑、例えば、オーステナイト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS304系等)等のステンレス鋼板をプレス加工にて形成されている。
カバー28の固定部28aの周方向には複数の円孔19aが穿設され、この固定部28aを覆うように全周に亙って合成樹脂からなる保持部29がインサート成形により一体に結合されている。また、保持部29の径方向外方の一箇所に、磁気エンコーダ17と軸方向に対峙する回転速度センサ20が包埋されている。これにより、保持部29はカバー28に強固に固着され、過酷な条件下で使用されても、樹脂製の保持部29とカバー28との密着性を確保することができ、インサート成形された保持部29がカバー28から剥離するのを長期間に亘って防止することができる。この保持部29は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の非磁性の特殊エーテル系合成樹脂材から射出成形によって形成され、さらにGF(ガラスファイバー)等の強化材が添加されている。
ここで、保持部29が断面略矩形状に、全体として環状に形成されている。そして、内径部29aが外側継手部材23の肩部24と平行になるように形成されると共に、この保持部29の内径部29aが僅かな径方向すきまを介して肩部24と対峙し、ラビリンスシール30が形成されている。これにより、検出部の密封性を高めて泥水や小石等が侵入するのを防止し、検出精度を高めて長期間に亘って信頼性を向上させることができる。
なお、回転速度センサ20の検知部位となる保持部29のアウター側の表面から磁気エンコーダ17のインナー側の表面との距離L2は3mm以内に設定され、所望のエアギャップを確保すると共に、外部から泥水や小石等が直接浸入するのを防止している。また、保持部29と肩部24との径方向すきまは0.5〜3.0mmの範囲に設定されるのが好ましい。これにより、両者との干渉を避け、かつ検出部の密封性を確保することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は、外方部材の端部に装着されたカバーと、このカバーにインサート成形され、回転速度センサが包埋された樹脂製の保持部とからなるセンサホルダを備えた車輪用軸受装置に適用することができる。
本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。 図1の要部拡大図である。 本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の第2の実施形態を示す縦断面図である。 図3の要部拡大図である。 従来の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を示す縦断面図である。 図5の要部拡大図である。 車両の発進時の状態を示す説明図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・・・・ハブ輪
1a、2a・・・・・・・・・・・内側転走面
1b・・・・・・・・・・・・・・小径段部
1c、25a・・・・・・・・・・セレーション
2・・・・・・・・・・・・・・・内輪
3・・・・・・・・・・・・・・・内方部材
4・・・・・・・・・・・・・・・転動体
5・・・・・・・・・・・・・・・外方部材
5a・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
5b・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
5c・・・・・・・・・・・・・・外方部材の端面
6・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
6a・・・・・・・・・・・・・・ハブボルト
6b・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジのインナー側の基部
7・・・・・・・・・・・・・・・保持器
8・・・・・・・・・・・・・・・アウター側のシール
9・・・・・・・・・・・・・・・インナー側のシール
10、27・・・・・・・・・・・センサホルダ
11、28・・・・・・・・・・・カバー
11a・・・・・・・・・・・・・嵌合部
11b・・・・・・・・・・・・・鍔部
11c・・・・・・・・・・・・・底部
12、29・・・・・・・・・・・保持部
13・・・・・・・・・・・・・・シール板
14・・・・・・・・・・・・・・スリンガ
14a・・・・・・・・・・・・・円筒部
14b・・・・・・・・・・・・・立板部
15・・・・・・・・・・・・・・芯金
16・・・・・・・・・・・・・・シール部材
16a・・・・・・・・・・・・・サイドリップ
16b・・・・・・・・・・・・・グリースリップ
16c・・・・・・・・・・・・・中間リップ
17・・・・・・・・・・・・・・磁気エンコーダ
18、30・・・・・・・・・・・ラビリンスシール
19、28a・・・・・・・・・・固定部
19a・・・・・・・・・・・・・円孔
20・・・・・・・・・・・・・・回転速度センサ
21・・・・・・・・・・・・・・ドレーン孔
22・・・・・・・・・・・・・・等速自在継手
23・・・・・・・・・・・・・・外側継手部材
24・・・・・・・・・・・・・・肩部
25・・・・・・・・・・・・・・軸部
25b・・・・・・・・・・・・・雄ねじ
26・・・・・・・・・・・・・・固定ナット
29a・・・・・・・・・・・・・内径部
51・・・・・・・・・・・・・・外方部材
51a・・・・・・・・・・・・・外側転走面
51b・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
52・・・・・・・・・・・・・・内方部材
53・・・・・・・・・・・・・・ボール
54・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
54a・・・・・・・・・・・・・ハブボルト
55・・・・・・・・・・・・・・ハブ輪
55a、56a・・・・・・・・・内側転走面
55b・・・・・・・・・・・・・小径段部
55c・・・・・・・・・・・・・セレーション
56・・・・・・・・・・・・・・内輪
57・・・・・・・・・・・・・・保持器
58、59・・・・・・・・・・・シール
60・・・・・・・・・・・・・・外側継手部材
61・・・・・・・・・・・・・・ステム部
62・・・・・・・・・・・・・・第1のシール板
63・・・・・・・・・・・・・・第2のシール板
63a・・・・・・・・・・・・・円筒部
63b・・・・・・・・・・・・・立板部
64・・・・・・・・・・・・・・磁気エンコーダ
65・・・・・・・・・・・・・・芯金
66・・・・・・・・・・・・・・シール部材
66a・・・・・・・・・・・・・サイドリップ
66b、66c・・・・・・・・・ラジアルリップ
67・・・・・・・・・・・・・・嵌合筒
67a・・・・・・・・・・・・・嵌合筒部
67b・・・・・・・・・・・・・内向鍔部
68・・・・・・・・・・・・・・保持部
69・・・・・・・・・・・・・・センサホルダ
70・・・・・・・・・・・・・・回転速度センサ
71・・・・・・・・・・・・・・微小隙間
72・・・・・・・・・・・・・・泥水や小石等
L1・・・・・・・・・・・・・・カバー底部の内側表面から磁気エンコーダの表面までの距離
L2・・・・・・・・・・・・・・保持部の表面から磁気エンコーダの表面までの距離
δ・・・・・・・・・・・・・・・保持部表面とカバー底部の内側表面との段差

Claims (9)

  1. 外周に懸架装置に取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、
    一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、
    この内方部材および前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、
    前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールと、
    前記外方部材のインナー側の端部外周に圧入された環状のカバー、およびこのカバーにインサート成形され、回転速度センサが包埋された合成樹脂製の保持部からなるセンサホルダとを備え、
    前記シールのうちインナー側のシールが、前記外方部材のインナー側の端部に内嵌され、鋼板からプレス加工により断面略L字状に形成された芯金、およびこの芯金に一体に接合されたシール部材からなる環状のシール板と、このシール板に対向して前記内輪の外径に圧入され、鋼板からプレス加工により断面略L字状に形成されたスリンガとからなり、
    このスリンガのインナー側の側面に、周方向に関する特性が交互にかつ等間隔に変化する磁気エンコーダが接合され、この磁気エンコーダが前記回転速度センサに所定の軸方向すきまを介して対峙された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、
    前記カバーが、前記外方部材のインナー側の端部に圧入される円筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向内方に延び、前記外方部材の端面に密着される鍔部と、この鍔部からさらに径方向内方に延びる底部とを備え、前記磁気エンコーダのインナー側の表面が前記内輪の端面と面一あるいは僅かに軸受内方側に退避するように前記スリンガが位置決め固定されると共に、前記保持部のアウター側の表面が、前記底部の内側表面よりも突出しないように配置されていることを特徴とする回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  2. 前記保持部のアウター側の表面と前記底部の内側表面との間に段差が設けられ、この段差が0〜0.1mmの範囲に設定されている請求項1に記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  3. 前記底部の径方向外方の周方向一箇所に、この底部からインナー側に突出して固定部が形成され、この固定部に円孔が穿設されると共に、当該固定部に前記保持部が一体に結合されている請求項1または2に記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  4. 前記底部の路面から最も近い側の周方向一箇所にドレーン孔が穿設されている請求項1乃至3いずれかに記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  5. 前記カバーが、前記外方部材のインナー側の端部外周に圧入される円筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向内方に延び、前記外方部材の端面に密着する鍔部と、この鍔部からさらに径方向内方に延びる底部となる固定部とからなり、この固定部の周方向に複数の円孔が穿設され、当該固定部を覆うように全周に亙って前記保持部が一体に結合されると共に、この保持部の内径部が外側継手部材の肩部と平行になるように形成され、この肩部と僅かな径方向すきまを介して対峙してラビリンスシールが形成されている請求項1に記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  6. 前記保持部と肩部との径方向すきまが0.5〜3.0mmの範囲に設定されている請求項5に記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  7. 前記カバーが非磁性体のオーステナイト系ステンレス鋼鈑から形成されている請求項1乃至6いずれかに記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  8. 前記保持部が非磁性のポリフェニレンサルファイドで形成されている請求項1乃至7いずれかに記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  9. 前記磁気エンコーダのインナー側の表面と前記カバーの底部の内側表面または前記保持部のアウター側の表面までの距離が3mm以内に設定されている請求項1乃至8いずれかに記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
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JP2023103065A (ja) * 2022-01-13 2023-07-26 Ntn株式会社 磁気エンコーダおよび車輪用軸受装置

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