JP2009000178A - 使いすておむつ - Google Patents
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Abstract
【課題】 フロントシートを配置した使いすておむつの有する問題点を克服し、良好な透湿性を有し、おむつ着用時にフロントシート部分のムレやカブレが無く、さらに優れた着用感を有する使いすておむつを提供する。
【解決手段】 前身頃と後身頃のうちのいずれか一方の身頃の両側縁部には機械的ファスナーのフック材を備えたファスニングテープが配置され、もう一方の身頃の前記バックシート側の面には前記ファスニングテープと係合可能なフロントシートが配置された展開型の使いすておむつにおいて、前記バックシートは、液不透過性かつ通気性を有するフィルムと、繊度1.9〜3.3dtexの繊維からなる厚さ0.2〜5mmの不織布とを積層して形成されており、かつ前記フロントシートが配置された領域の、前記バックシートと前記フロントシートを重ね合わせた部分におけるシートのJIS Z0208に示されている条件に準じて測定した透湿度が2500g/m2 ・24hr以上であることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 前身頃と後身頃のうちのいずれか一方の身頃の両側縁部には機械的ファスナーのフック材を備えたファスニングテープが配置され、もう一方の身頃の前記バックシート側の面には前記ファスニングテープと係合可能なフロントシートが配置された展開型の使いすておむつにおいて、前記バックシートは、液不透過性かつ通気性を有するフィルムと、繊度1.9〜3.3dtexの繊維からなる厚さ0.2〜5mmの不織布とを積層して形成されており、かつ前記フロントシートが配置された領域の、前記バックシートと前記フロントシートを重ね合わせた部分におけるシートのJIS Z0208に示されている条件に準じて測定した透湿度が2500g/m2 ・24hr以上であることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ファスニングテープを有する展開型の使いすておむつに関するものである。さらに詳しくは、本発明は、フロントシートが配置された部分の透湿性に優れ、フロントシート部分のムレ、カブレを改善すると共に、優れた着用感を有する使いすておむつに関するものである。
使いすておむつは、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸収体から基本的に形成されており、着用時に排泄された尿等の排泄物を液透過性のトップシートを介して吸収体に保持し、液不透過性のバックシートにより排泄物がおむつの外に漏れ出すのを防ぐ構造になっている。そして、用途に応じて好適に使用できるように展開型、パンツ型等、様々な形態のものが提案されており、乳幼児を始めとして成人失禁者まで広く使用されている。
展開型の使いすておむつは、一般に、後身頃の左右両側縁部にファスニングテープを配置し、前身頃のバックシート表面にファスニングテープを着脱可能に係合するためのフロントシートを配置して、ファスニングテープをフロントシートに接合することによりおむつを着用者に装着するようになっている。
このような展開型使いすておむつにおけるファスニングテープとフロントシートの組み合わせとしては、機械的ファスナーのフック材を有するファスニングテープとフック材と係合可能なループ材からなるフロントシートを組み合わせたものが広く用いられており、ファスニングテープあるいはフロントシートに様々の工夫が施されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3)。
しかしながら、このようにバックシート表面にフロントシートを配置した使いすておむつは、フロントシートを配置した部分の通気性が悪くなり、この部分がむれ易く、カブレを生じ易くなるという問題点を有している。さらに、バックシートの素材によっては、おむつが硬い感じになり、着用感が悪くなるという問題点を有している。
しかしながら、このようにバックシート表面にフロントシートを配置した使いすておむつは、フロントシートを配置した部分の通気性が悪くなり、この部分がむれ易く、カブレを生じ易くなるという問題点を有している。さらに、バックシートの素材によっては、おむつが硬い感じになり、着用感が悪くなるという問題点を有している。
上記のようなフロントシートを配置した使いすておむつの有する問題点を改善した使いすておむつとして、フロントシートを特定の通気度を有する材料で形成した使いすておむつが開示されている(特許文献4)。
しかしながら、このような特定の通気度を有する材料でフロントシートを形成した使いすておむつでも、フロントシートを接着剤によりバックシート表面に接着するため、フロントシートとバックシートが重なり合った部分の透湿度は必ずしも十分ではなく、時としてムレやカブレを生じる場合があり、また、バックシートの素材によっては、おむつが硬い感じになり、着用感が悪くなるという問題点を有している。
特開2001−70340号公報
特開2002−253608号公報
特開2003−144490号公報
特開2004−267257号公報
しかしながら、このような特定の通気度を有する材料でフロントシートを形成した使いすておむつでも、フロントシートを接着剤によりバックシート表面に接着するため、フロントシートとバックシートが重なり合った部分の透湿度は必ずしも十分ではなく、時としてムレやカブレを生じる場合があり、また、バックシートの素材によっては、おむつが硬い感じになり、着用感が悪くなるという問題点を有している。
本発明は、上記したようなフロントシートを配置した使いすておむつの有する問題点を克服し、良好な透湿性を有し、おむつ着用時にフロントシート部分のムレやカブレが無く、さらに優れた着用感を有する使いすておむつを提供することを目的とするものである。
上記フロントシートを配置した使いすておむつの有する問題点を解決するための本発明は、以下の展開型使いすておむつに関する技術を基礎とする発明である。
(1)液透過性のトップシートと、液不透過性かつ通気性のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸収体とを有し、前身頃と後身頃のうちのいずれか一方の身頃の両側縁部には機械的ファスナーのフック材を備えたファスニングテープが配置され、もう一方の身頃の前記バックシート側の面には前記ファスニングテープと係合可能なフロントシートが配置された展開型の使いすておむつにおいて、
前記バックシートは、液不透過性かつ通気性を有するフィルムと、繊度1.9〜3.3dtexの繊維からなる厚さ0.2〜5mmの不織布とを積層して形成されており、かつ前記フロントシートが配置された領域の、前記バックシートと前記フロントシートを重ね合わせた部分におけるシートのJIS Z0208に示されている条件に準じて測定した透湿度が2500g/m2 ・24hr以上であることを特徴とする使いすておむつ。
前記バックシートは、液不透過性かつ通気性を有するフィルムと、繊度1.9〜3.3dtexの繊維からなる厚さ0.2〜5mmの不織布とを積層して形成されており、かつ前記フロントシートが配置された領域の、前記バックシートと前記フロントシートを重ね合わせた部分におけるシートのJIS Z0208に示されている条件に準じて測定した透湿度が2500g/m2 ・24hr以上であることを特徴とする使いすておむつ。
(2)前記バックシートを形成する前記不織布は、ポリエチレンテレフタレートを芯成分とし、ポリエチレンを鞘成分とする芯−鞘構造の複合繊維からなることを特徴とする(1)項記載の使いすておむつ。
(3)前記バックシートを形成する前記不織布は、前記繊維100質量部当たり撥水性油剤が0.01〜0.5質量%塗布されていることを特徴とする(1)項又は(2)項に記載の使いすておむつ。
上記の技術的事項によって構成されている本発明の展開型使いすておむつは、ふんわり感のある肌触りのよいバックシートを有し、さらにフロントシートを配置した部分の透湿性が高くなるように構成しているため、これを着用した場合に、肌触りが良く、フロントシートを配置した部分のムレ、カブレを防止され、着用者に快適な使用感を与えることができる。
本発明の展開型使いすておむつは、液透過性のトップシートと、液不透過性かつ通気性のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸収体とを有し、前身頃と後身頃のうちのいずれか一方の身頃の両側縁部に機械的ファスナーのフック材を備えたファスニングテープが配置され、もう一方の身頃の前記バックシート側の面には前記ファスニングテープと係合可能なフロントシートが配置されているという基本構造を有している。
上記基本構造を有する本発明の展開型使いすておむつは、前記バックシートとして、液不透過性かつ通気性を有するフィルムと、繊度1.9〜3.3dtexの繊維からなる厚さ0.2〜5mmの不織布とを積層して形成されており、かつ、フック材を備えたファスニングテープを係合するためのフロントシートを配置した領域のフロントシートとバックシートを重ね合わせた部分のシートが2500g/m2 ・24hr以上の透湿度を有している積層体によって形成されている。
以下、図面を参照して、本発明の展開型使いすておむつを詳細に説明するが、勿論、本発明はこれらによって何等制限されるものではない。
図1は、本発明の使いすておむつをトップシート側から見た場合の一部切り欠き展開平面図であり、図2は、図1に示す使いすておむつをX−X線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。
図1及び図2において、展開型使いすておむつ1は、液透過性のトップシート2と、液不透過性かつ通気性のバックシート3と、これら両シートの間に配置された吸収体4とから基本的に構成されており、着用者の腹側に位置する前身頃5と、背側に位置する後身頃6と、前後身頃の間に位置する股下部7とを有している。
また、後身頃6の長手方向両側縁には機械的ファスナーのフック材を備えたファスニングテープ8が配置され、前身頃5のバックシート3の外側面にはファスニングテープ8と係合可能なフロントシート9が配置され、おむつ1の長手方向両側縁部には脚周り弾性体10が配置され、後身頃6の長手方向端縁部にはウエスト周り弾性体11が配置されており、さらに、おむつ1の長手方向両側縁に沿って、脚周り弾性体10の内側に一対の立体ギャザー12が配置されている。
また、後身頃6の長手方向両側縁には機械的ファスナーのフック材を備えたファスニングテープ8が配置され、前身頃5のバックシート3の外側面にはファスニングテープ8と係合可能なフロントシート9が配置され、おむつ1の長手方向両側縁部には脚周り弾性体10が配置され、後身頃6の長手方向端縁部にはウエスト周り弾性体11が配置されており、さらに、おむつ1の長手方向両側縁に沿って、脚周り弾性体10の内側に一対の立体ギャザー12が配置されている。
バックシート3は、吸収体4に隣接して配置された液不透過性かつ通気性のフィルム13と、フィルム13の外側面に積層した不織布14とを接着剤で接着して形成されており、さらに、不織布14は、繊度1.9〜3.3dtexの繊維を用いて0.2〜5mm、好ましくは0.5〜5.0mmの厚さに形成されている。バックシート3をこのような構成とすることが、前述したように本発明の展開型使いすておむつにおいては重要であり、この条件を満たす不織布をバックシート部材として有することにより、通気性に優れ、ふんわり感のある肌触りのよい展開型使いすておむつとなる。
本発明の展開型使いすておむつは、前身頃5のバックシート3の外側面に配置されたフロントシート9が接着剤によりバックシート3に接着されている。接着手段は、バックシートとフロントシートを重ね合わせた部分全体としての、JIS Z0208に示されている条件に準じて測定した透湿度が2500g/m2 ・24hr以上となることを妨げない接着手段であれば特に制限はない。適当な間隔で線状、点状又はそれらの形状を組合せて配置された接着剤層や、網状の接着剤層によって接着することができる。
フロントシート9としては、充分な通気性と、ファスニングテープのフック部材と係合できる表面とを有し、かつ、着用者が装着した状態における通常の動きに追随できる柔軟性と剥離強度を備えていることが必要であり、通常、不織布が使用される。
本発明の実施例においては、図2に示すように、第1不織布層15と第1不織布層15の上面に配置された第2不織布層16の2層の不織布を熱エンボスにより接合して形成されている積層不織布が使用されている。
なお、本実施例では、フロントシート9を2枚の不織布を積層して形成した例を示したが、1枚の不織布で形成しても良く、あるいは3枚以上の不織布を積層して形成しても良い。
本発明の実施例においては、図2に示すように、第1不織布層15と第1不織布層15の上面に配置された第2不織布層16の2層の不織布を熱エンボスにより接合して形成されている積層不織布が使用されている。
なお、本実施例では、フロントシート9を2枚の不織布を積層して形成した例を示したが、1枚の不織布で形成しても良く、あるいは3枚以上の不織布を積層して形成しても良い。
本発明の展開型使いすておむつでは、バックシート3とフロントシート9の積層された部分のシートのJIS Z0208に示す条件に準じて測定した透湿度が2500g/m2 ・24hr以上である。透湿度が2500g/m2 ・24hr以上であると、おむつを装着した際にフロントシートを配置した部分の透湿性が良好となり、ムレやカブレを防止することが可能となる。一方、透湿度が2500g/m2 ・24hr未満になるとムレやカブレを生じ易くなる。
以下、本発明において使用される材料について説明するが、本発明は、これらによって何等制限されるものではない。
本発明において、液透過性のトップシートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、その他熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不織布に親水化処理を施したものが用いられる。
本発明において、バックシートは、液不透過性かつ通気性のフィルムと不織布とを貼り合せて形成されている。
液不透過性かつ通気性のフィルムとしては、微孔を設けたポリエチレンフィルム、あるいは熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸したフィルムなどが用いられる。
不織布としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を原料とした繊維により形成したものを用いることができる。
液不透過性かつ通気性のフィルムとしては、微孔を設けたポリエチレンフィルム、あるいは熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸したフィルムなどが用いられる。
不織布としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を原料とした繊維により形成したものを用いることができる。
本発明においては、バックシートを形成する不織布は、繊度1.9〜3.3dtexの繊維を用いて、厚さを0.2〜5mmに形成したものが使用される。このような不織布を用いてバックシートを形成することにより、柔らかく、ふんわり感のあるバックシートが得られるため、通気性に優れた肌触りのよい使いすておむつを得ることができる。
不織布を形成する繊維の繊度も重要である。繊度が1.9dtex未満では、不織布の嵩が不足してふんわり感が得られなくなり、一方、繊度が3.3dtexを超えて大きくなると、不織布の嵩が大きくなり過ぎて柔らかさが損なわれてしまう。また、不織布の厚さが0.2mm未満では十分な柔らかさが得られなくなり、一方、5mmを超えて厚くなると、不織布が厚くなり過ぎて柔らかさが損なわれてしまう。
バックシートを形成する不織布は、原料として上記したような1種類の繊維を用いて形成したものでも良く、あるいは2種類の原料を使用して形成した芯−鞘型の複合繊維を用いて形成したものでも良いが、中でも、ポリエチレンテレフタレート(PET)を芯成分としポリエチレン(PE)を鞘成分とするPE/PET型の複合繊維を用いた場合には、強度が強く、柔らかくて肌触りの良い不織布が得られるため、特に好ましい。
バックシートを形成する不織布は、不織布を形成する繊維として、撥水性油剤を繊維100質量部当たり0.01〜0.5質量部塗布したものを用いることが好ましい。このように撥水性油剤を塗布した繊維を用いることにより、より疎水性に優れた均一な不織布を得ることができるため、柔らかくて肌触りが良く、さらに脚周り開口部及びウエスト周り開口部からの漏れ防止効果を向上したおむつを得ることができる。
撥水性油剤の塗布量が0.01質量部未満では、不織布の製造時に静電気が発生して均一な不織布が得られなくなり、一方、0.5質量部を超えて塗布量が多くなると、得られる不織布の接着性が悪くなり、フィルムと貼り合せる際のホットメルト接着剤の接着強度が低下する。
撥水性油剤としては、アルキルホスフェートやパラフィン系油剤とフッ素系、あるいはシリコン系油剤とを併用したものを使用することができる。
撥水性油剤の塗布量が0.01質量部未満では、不織布の製造時に静電気が発生して均一な不織布が得られなくなり、一方、0.5質量部を超えて塗布量が多くなると、得られる不織布の接着性が悪くなり、フィルムと貼り合せる際のホットメルト接着剤の接着強度が低下する。
撥水性油剤としては、アルキルホスフェートやパラフィン系油剤とフッ素系、あるいはシリコン系油剤とを併用したものを使用することができる。
本発明の展開型使いすておむつにおいて、吸収体としては、通常の使いすておむつのような吸収性物品に使用されるものであればいずれも使用することが可能である。すなわち、綿状パルプと高吸収性ポリマー(SAP)を併用したもの、さらに熱融着繊維を加えたもの等を使用することができ、全体がティッシュのような親水性シートで包まれているものが好ましい。その他、親水性シートの片面にSAPの層を設けたもの、2枚の親水性シートの間にSAPの層を挟持したもの等のシート状の吸収体も使用することができる。また、吸収体の形状は、砂時計型でも矩形でもよい。
本発明の展開型使いすておむつにおいて、フロントシートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を原料とした繊維からなる不織布により形成することができる。
フロントシートを形成する不織布は、上記原料の1種類からなる繊維を用いて形成しても良く、あるいは2種類の原料を使用して形成した芯−鞘型の複合繊維を1種類又は数種類混合したものを用いて形成しても良い。また、フロントシートは、1層の不織布で形成しても良く、あるいは2層以上の不織布を積層して形成しても良い。さらに、フロントシートを2層以上の不織布を積層して形成する場合、各層の不織布の構成繊維ならびに製法は同一であってもよいし、異なっていてもよい。
フロントシートは、その全坪量が10〜100g/m2 であることが好ましく、坪量が10g/m2 未満になるとフロントシートの強度が低下してしまい、一方、100g/m2 を超えて大きくなると透湿性が低下してしまう。
フロントシートを形成する不織布は、上記原料の1種類からなる繊維を用いて形成しても良く、あるいは2種類の原料を使用して形成した芯−鞘型の複合繊維を1種類又は数種類混合したものを用いて形成しても良い。また、フロントシートは、1層の不織布で形成しても良く、あるいは2層以上の不織布を積層して形成しても良い。さらに、フロントシートを2層以上の不織布を積層して形成する場合、各層の不織布の構成繊維ならびに製法は同一であってもよいし、異なっていてもよい。
フロントシートは、その全坪量が10〜100g/m2 であることが好ましく、坪量が10g/m2 未満になるとフロントシートの強度が低下してしまい、一方、100g/m2 を超えて大きくなると透湿性が低下してしまう。
また、必要に応じて、フロントシートにファスニングテープ係合位置確認用の目印を印刷してもよい。目印は、直線や曲線の線状であってもよく、三角形、円形、四角形等の図形であってもよく、各種のキャラクター等の絵柄であってもよく、特に限定されるものではない。また、フロントシートを複数層の不織布で形成する場合には、目印は必ずしも最上層表面に印刷する必要はなく、2層以上の不織布面にそれぞれ異なる図形や絵柄を印刷し、全体として1つの目印となる模様を形成してもよい。
また、フロントシートを形成する不織布のうち、最外層を形成する不織布の繊度は1〜3デニールであることが好ましく、繊度がこの範囲にあると、フック材の良好な係合力が得られる。繊度が1デニール未満になると、不織布の強度が低下してしまい、繊度が3デニールを越えて太くなると、フック材との係合力が低下する。
本発明の展開型使いすておむつには、その長手方向に沿って一対の立体ギャザーを配置することが好ましい。立体ギャザーは、各種の素材により形成することができる。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を原料とした繊維からなる通気性、撥水性を有する不織布により形成することができる。あるいは、サイドフラップを形成する不織布として広幅のものを用い、サイドフラップを形成するとともにおむつの内側へ延出する部分で立体ギャザーを形成してもよい。さらに、トップシートとして広幅のものを用い、トップシートの吸収体の両側縁から延出する部分で立体ギャザーを形成してもよい。また、立体ギャザーの自由部の先端部領域には弾性体が配置されている。弾性体としては、天然系、合成系のウレタン糸、糸ゴム、平ゴム等の通常の使いすておむつに使用される弾性体をそのまま使用することができ、これらの弾性体を伸長状態で自由部の先端部領域に配置し、ホットメルト接着剤などにより接着固定される。
本発明の展開型使いすておむつにおいて、脚周り開口部及びウエスト周り開口部の位置に弾性体を配置することができる。弾性体としては、天然系、合成系のウレタン糸、糸ゴム、平ゴム等の通常の使いすておむつに使用される弾性体をそのまま使用することができ、これらの弾性体を伸長状態で配置し、ホットメルト接着剤などにより接着固定される。
本発明の展開型使いすておむつにおいて、使いすておむつを着用者に固定するためのファスニングテープとしては、各種のフィルム又は不織布シートを用いることができ、これらの材料を単独で、あるいは数種類の材料を積層して形成され、その一方の端部領域がサイドフラップに接着固定され、もう一方の端部領域には機械的ファスナーのフック材が取り付けられる。また、フック材を取り付けた部分の外側には、摘持部を有していることが好ましい。
本発明の展開型使いすておむつは、バックシートが液不透過性かつ通気性を有するフィルムと特定の繊度の繊維から成る特定の厚さを有する不織布とを積層して形成され、さらに、フロントシートを配置した領域のフロントシートとバックシートを重ね合わせた部分のシートが2500g/m2 ・24hr以上の透湿度を有している。このような構成の本発明の使いすておむつは、柔らかいバックシートが形成され、さらにフロントシートを配置した部分の透湿性が高くなるため、これを着用した場合に、肌触りが良く、フロントシートを配置した部分のムレ、カブレを防止され、着用者に快適な使用感を与えることができるものであり、乳幼児を始めとして成人失禁者用の使いすておむつとして有用である。
1:使いすておむつ
2:トップシート
3:バックシート
4:吸収体
5:前身頃
6:後身頃
7:股下部
8:ファスニングテープ
9:フロントシート
10:脚周り弾性体
11:ウエスト周り弾性体
12:立体ギャザー
13:フィルム層
14:不織布
15:第1不織布層
16:第2不織布層
2:トップシート
3:バックシート
4:吸収体
5:前身頃
6:後身頃
7:股下部
8:ファスニングテープ
9:フロントシート
10:脚周り弾性体
11:ウエスト周り弾性体
12:立体ギャザー
13:フィルム層
14:不織布
15:第1不織布層
16:第2不織布層
Claims (3)
- 液透過性のトップシートと、液不透過性かつ通気性のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸収体とを有し、前身頃と後身頃のうちのいずれか一方の身頃の両側縁部には機械的ファスナーのフック材を備えたファスニングテープが配置され、もう一方の身頃の前記バックシート側の面には前記ファスニングテープと係合可能なフロントシートが配置された展開型の使いすておむつにおいて、
前記バックシートは、液不透過性かつ通気性を有するフィルムと、繊度1.9〜3.3dtexの繊維からなる厚さ0.2〜5mmの不織布とを積層して形成されており、かつ前記フロントシートが配置された領域の、前記バックシートと前記フロントシートを重ね合わせた部分におけるシートのJIS Z0208に示されている条件に準じて測定した透湿度が2500g/m2 ・24hr以上であることを特徴とする使いすておむつ。 - 前記バックシートを形成する前記不織布は、ポリエチレンテレフタレートを芯成分とし、ポリエチレンを鞘成分とする複合繊維からなることを特徴とする請求項1記載の使いすておむつ。
- 前記バックシートを形成する前記不織布は、繊維100質量部に対して0.01〜0.5質量部の撥水性油剤が塗布されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の使いすておむつ。
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