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JP2009098239A - 光ファイバ映像装置 - Google Patents

光ファイバ映像装置 Download PDF

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JP2009098239A
JP2009098239A JP2007267471A JP2007267471A JP2009098239A JP 2009098239 A JP2009098239 A JP 2009098239A JP 2007267471 A JP2007267471 A JP 2007267471A JP 2007267471 A JP2007267471 A JP 2007267471A JP 2009098239 A JP2009098239 A JP 2009098239A
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Haruaki Kimura
春昭 木村
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Abstract

【課題】ネジの締め付け工程を不要として作業時間を大幅に短縮化でき、スクリーン基板の重量が増大することもなく、しかも、光ファイバ保持力が常に安定化した光ファイバ映像装置を提供する。
【解決手段】単位スクリーンは、第1突起11、第1突起11を貫通する光ファイバ用貫通孔とを備えたスリーブパネル6と、楔状の外形を有する第2突起16、第2突起16を貫通する光ファイバ用貫通孔とを備えたスリーブと、スリーブの第2突起16が嵌合する楔状の孔部22を備えたスクリーン基板と、固定ピン40とを備える。スクリーン基板は、複数のスクリーンブロック8Aが集合した集合体として構成され、スリーブは、スリーブブロック7Aが集合した集合体として構成され、スリーブパネル6にスリーブ及びスクリーン基板がブロック単位ごとに装着され、固定ピン40により一体化されることにより、光ファイバ3がブロック単位ごと固定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数本の光ファイバの一端に投影された映像を、光ファイバの他端が露出するファイバスクリーンから出射する光ファイバ映像装置に関し、特にファイバスクリーンに光ファイバを固定する固定構造に関する。
プロジェクタから映し出された映像を拡大して表示する映像装置として、光ファイバを用いた光ファイバ映像装置がある。光ファイバ映像装置は、複数本の光ファイバの一端側を集束して構成した入射面をプロジェクタの画面に対向して配置し、入射面における配列順序を維持したままで互いの間隔を均等に拡大して複数本の光ファイバの他端側である出射面側をファイバスクリーンの基板に固定している(例えば、特許文献1参照。)。
従来の光ファイバ映像装置では、ファイバスクリーンの基板に複数の貫通孔を所定間隔で格子状に形成し、この貫通孔に光ファイバの出射面側を背面側から貫通させた後、基板の背面に接着剤を充填することにより、複数本の光ファイバを基板に固定している。光ファイバは、基板の表面から延出した部分を切断された後、切断面を研磨される。
しかしながら、従来の光ファイバ映像装置では、光ファイバの出射面側を接着剤を介して基板に固定していたため、接着剤の硬化時における反応熱によって光ファイバが変質する可能性があり、光ファイバの入射面に投影された映像を光ファイバの出射面から正確に出射することができなくなる場合がある。また、出射面を基板に固定した後における光ファイバの交換を容易に行うことができず、部分的な修正が困難になる問題がある。さらに、反応熱の少ない接着剤で完全硬化するには20℃以上の常温で24時間程度が必要で、光ファイバ映像装置の製造に長時間を必要とする問題がある。
そこで、本出願人は、光ファイバの出射面を接着剤を用いることなく基板に固定できるようにし、光ファイバの変質による出射不良の発生を防止することができるとともに、基板に固定した後における光ファイバの交換作業を容易に行うことができ、さらに、製造時間を短縮することができる光ファイバ映像装置を提案している(例えば、特許文献2参照。)。
特開平07−064188号公報 特開2006−139143号公報
しかしながら、上記特許文献2に開示の光ファイバ映像装置では、光ファイバをスクリーン基板にネジ止めにより固定している。そのため、以下の問題が発生している。
(1)光ファイバをスクリーン基板に固定するに際して、ネジの締め付け工程が必要である。しかしも、大型スクリーンのような場合には、膨大な数のネジの締め付けを行わなければならず、作業時間に長時間を要することになり、実用的でない。
(2)また、上記の固定用ネジとして金属製のネジを使用すると、ネジの締結力が大きく強固に光ファイバをスクリーン基板に固定することができるが、光ファイバが固定されたスクリーン基板の重量が大きくなりすぎる。
(3)一方、樹脂製のネジを使用すると、重量の増大の問題は解決されるが、ネジの締結力が弱くなる。なぜなら、樹脂製ネジは強度的に脆弱なため、大きな力で締め付けると、ネジ山が破損するおそれがあり、そのためネジを大きな力で締め付けることができないからである。加えて、樹脂製のネジの場合には破損しやすいことから、多数のネジを締め付けても、そのうちの1のネジの破損が生じ、ネジ締め付け工程が全て無駄となってしまうおそれが大きい。従って、ネジの締め付けトルクの管理を常に行う必要があるという問題も生じる。
本発明は、上記の実情を鑑みて考え出されたものであり、その目的は、ネジの締め付け工程を不要として作業時間を大幅に短縮化でき、スクリーン基板の重量が増大することもなく、しかも、光ファイバ保持力が常に安定化した光ファイバ映像装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明のうち請求項1記載の発明は、複数本の光ファイバの一端に投影された映像を、光ファイバの他端が露出するファイバスクリーンから出射する光ファイバ映像装置であって、前記ファイバスクリーンは1以上の単位スクリーンで構成されており、前記単位スクリーンは、一方の面側から突出する複数の第1突起と、各第1突起を他方の面側から貫通するとともに光ファイバが挿入される光ファイバ用貫通孔とを備えたスリーブパネルと、一方の面側から突出するとともに前記第1突起と同数の第2突起であって、その突出方向において楔状の外形を有し、且つその突出方向に直交する方向に弾性変形自在とされる第2突起と、各第2突起を他方の面側から貫通するとともに光ファイバが挿入される光ファイバ用貫通孔とを備え、該光ファイバ用貫通孔に前記スリーブパネルの第1突起が嵌入されることによりスリーブパネルと連結されるスリーブと、前記スリーブの第2突起が嵌合する楔状の孔部を備えたスクリーン基板と、前記スリーブパネル、前記スリーブ、及び前記スクリーン基板をこの順序で一体化させる複数の固定ピンと、を備えることを特徴とする。
上記構成により、固定ピンでスリーブパネル、スリーブ、及びスクリーン基板を一体化すると、第2突起が楔状孔部に嵌合され、楔状孔部内周面からの締結力が第2突起に作用する。これにより、第2突起内を挿通している光ファイバがスクリーン基板に固定される。このように、本発明では、光ファイバの固定が、従来例のようなネジ止め固定ではなく、楔構造を用いた締め付け力による固定である。従って、本発明は、ネジ止め固定の従来例に比べて、以下の効果を奏する。
(1)ネジの締め付け工程が不要となるので、作業時間を大幅に短縮化できる。
(2)従来例のように金属製ネジの使用による重量アップという課題が解消される。
(3)ネジ止め固定でないので、ネジの締め付けトルクの管理を必要なく、光ファイバ保持力を常に安定化させることができる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の光ファイバ映像装置であって、前記スクリーン基板は、マトリクス状に配列された複数のスクリーンブロックが集合した集合体として構成されており、前記スリーブは、マトリクス状に配列された、前記スクリーンブロックの個数と同数のスリーブブロックが集合した集合体として構成されており、前記スリーブパネルにスリーブ及びスクリーン基板がブロック単位ごとに装着され、この状態で固定ピンにより一体化されることにより、光ファイバがブロック単位ごと固定されていることを特徴する。
上記の如く、スリーブ及びスクリーン基板をブロック単位ごとに装着する構成により、従来例で発生する単位スクリーン同士の境界付近で出現する黒いスジや白っぽいスジを無くして表示特性を向上することができる。なお、その理由は、後述する「発明を実施するための最良の形態」の項に詳細に説明している。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の光ファイバ映像装置であって、前記第2突起は突出方向にスリットが形成されていることを特徴とする。
上記の如く、突出方向にスリットを形成することにより、第2突起は突出方向に直交する方向に弾性変形自在とされる。
また、請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の光ファイバ映像装置であって、前記スリーブパネル、前記スリーブブロック及び前記スクリーンブロックには、前記固定ピンが挿通する固定用貫通孔がそれぞれ形成されており、前記固定ピンは、前記スクリーンブロックの前面側から挿入されて、前記スクリーンブロック、前記スリーブブロック及び前記スリーブパネルの各固定用貫通孔を順次挿通する軸と、該軸の挿入方向基端側に設けられ、固定ピン挿入時にはスクリーンブロックの前面側で固定用貫通孔周縁部に当接するフランジ部と、該軸の挿入方向先端側に設けられ、挿入方向に直交する方向に弾性変形自在であって固定ピン挿入時にはスリーブパネルの後面側で固定用貫通孔周縁部に当接する抜け止め部と、を備えていることを特徴する。
上記構成により、スクリーンブロック、スリーブブロック及びスリーブパネルの各固定用貫通孔を、固定ピンが順次挿通され、固定ピンのフランジ部がスクリーンブロックの前面側でスクリーンブロックの固定用貫通孔周縁部に当接し、且つ固定ピンの抜け止め部がスリーブパネルの後面側で固定用貫通孔周縁部に当接することにより、スクリーンブロック、スリーブブロック及びスリーブパネルがこの順序で一体化される。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載の光ファイバ映像装置であって、前記抜け止め部には、挿入方向にスリットが形成されていることを特徴する。
上記の如く、挿入方向にスリットを形成することにより、固定ピンの抜け止め部は挿入方向に直交する方向に弾性変形自在とされる。これにより、抜け止め部はスクリーンブロック、スリーブブロック及びスリーブパネルの各固定用貫通孔を挿通する際、各固定用貫通孔内周面から挿入方向に直交する方向に押圧力が作用して挿入方向に直交する方向に弾性変形するので、固定用貫通孔を容易に挿入できる。また、固定用貫通孔外に出た時には、元に復元するので、抜け止め部の抜け止め機能が発揮される。
また、請求項6記載の発明は、請求項1〜5記載の光ファイバ映像装置であって、前記スリーブパネルは第1突起の突出方向に複数個配列され、隣接するスリーブパネル同士は、前記突出方向前側のスリーブパネルの光ファイバ用貫通孔に、前記突出方向後側のスリーブパネルの第1突起が嵌入して、段積みされていることを特徴する。
上記の如く、スリーブパネルが段積みされることにより、スリーブパネル内を通過する光ファイバの直線部が大きくなる。その結果、光ファイバの屈曲に起因した光漏れを可及的に低減でき、表示特性の低下を防止できる。
また、請求項7記載の発明は、請求項1〜6記載の光ファイバ映像装置であって、前記ファイバスクリーンが縦横に複数配列されてなることを特徴する。
上記構成により、さらに大型のスクリーンを備えた光ファイバ映像装置を実現できる。
本発明によれば、ネジの締め付け工程が不要となるので、作業時間を大幅に短縮化できると共に、金属製ネジの使用による重量アップという課題が解消される。さらに、ネジ止め固定でないので、ネジの締め付けトルクの管理を必要なく、光ファイバ保持力を常に安定化させることができる。
以下、本発明に係る光ファイバ映像装置を、実施の形態に基づいて詳述する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
(実施の形態)
(光ファイバ映像装置全体構成)
図1は本発明の実施の形態に係る光ファイバ映像装置の構成を示す図である。光ファイバ映像装置1は、画像投写手段としてのプロジェクタ2、導光部材としての光ファイバ3、光ファイバ3の一端側の入射面を保持するアパーチャ4、及び、光ファイバ3の他端側の出射面を構成するファイバスクリーン5を備えている。ファイバスクリーン5は、マトリクス状に区画された単位スクリーン5Aから構成されている。各単位スクリーン5Aは、スリーブパネル6、スリーブ7及びスクリーン基板8を備えている。
アパーチャ4は、複数本の光ファイバ3の入射面側を格子状に集束して保持する。アパーチャ4に保持された光ファイバ3の入射面は、映像を投影するプロジェクタ2に対向して近接した位置に配置される。ファイバスクリーン5は、複数本の光ファイバ3の出射面側を、アパーチャ4における出射面側の配列順序を維持したまま、互いの間隔を拡大して保持する。
これによって、光ファイバ映像装置1は、プロジェクタ2が投影した映像を光ファイバスクリーン5において拡大して表示することができる。
(単位スクリーン5Aの構成)
図2は単位スクリーン5Aの正面図、図3は分解斜視図、図4は図2の矢視A1−A1断面図、図5は図2の矢視A2−A2断面図、図6は図4の状態の組立て前の状態を示す断面図、図7は図5の状態の組立て前の状態を示す断面図である。これらの図面を参照して、単位スクリーン5Aの構成を説明する。
各単位スクリーン5Aは、スリーブパネル6、スリーブ7及びスクリーン基板8を備えている。
スクリーン基板8は、マトリクス状に配列された複数の樹脂製スクリーンブロック8Aが集合した集合体として構成されている。スリーブ7は、マトリクス状に配列された複数の樹脂製スリーブブロック7Aが集合した集合体として構成されている。そして、スリーブ7のブロック化はスクリーン基板8のブロック化に対応しており、スクリーンブロック8Aとスリーブブロック7Aとは同数とされ、1のスクリーンブロック8Aに1のスリーブブロック7Aが対応付けられている。そして、スリーブ7及びスクリーン基板8は、ブロック単位毎にスリーブパネル6に装着され、この状態で固定ピン40により一体化されることにより、光ファイバ3がブロック単位ごと固定されている。
ここで、各スクリーンブロック8Aには、光ファイバ3が挿通する4個の孔部22が縦横に一定のピッチP1(図2参照)で形成されている。そして、スクリーンブロック8Aにおける孔部22のピッチP1は、隣接するスクリーンブロック8A間においても維持されている。従って、単位スクリーン5Aの前面には、孔部22が縦横に一定のピッチP1で形成されている。
スリーブパネル6は、樹脂製であって、パネル本体部10と、パネル本体部10の一方の面10a側から突出する円筒状の複数の第1突起11と、各第1突起11をパネル本体部10の他方の面10b側から貫通するとともに光ファイバ3が挿入される光ファイバ用貫通孔12(図5及び図7参照)と、他方の面10b側から一方の面10a側に貫通する第1固定用貫通孔13(図4及び図6参照)とを備えている。なお、複数の第1突起11は、縦横に孔部22と同一のピッチP1で形成されている。また、光ファイバ用貫通孔12は、背面側(図7の左面側)から前面側(図7の右面側)に向けて、大径部12aと、小径部12bとがこの順序で形成されている(図7参照)。この大径部12aを設けた理由は、後述するようにスリーブパネル6を複数段設ける場合に、後段スリーブパネル6の第1突起11を、前段スリーブパネル6の大径部12aに嵌合させて、前段スリーブパネル6と後段スリーブパネル6を連結させるためである。
スリーブブロック7Aは、ブロック本体部15と、ブロック本体部15の一方の面15a側から突出する4本の第2突起16と、各第2突起16をブロック本体部15の他方の面15b側から貫通するとともに光ファイバ3が挿入される光ファイバ用貫通孔17(図5及び図7参照)と、他方の面15b側から一方の面15a側に貫通する第2固定用貫通孔18(図4及び図6参照)とを備えている。4本の第2突起16は、ブロック本体部15の一方の面15a側から見た場合に仮想正方形の各4隅に位置すると共に、孔部22と同一のピッチP1で配列されている。そして、その4隅の中央部には第2固定用貫通孔18の一方の面15a側の開口が位置している。また、第2突起16は截頭円錐台形状に形成されている。この突起16の外径は、背面側(図7の左面側)において大きく、前面側(図7の右面側)において小さくなっている。したがって、突起16は、図7に示すように、楔状の側面形状を呈している。この突起16には突出方向に延びるスリット20が形成されている(図3参照)。このスリット20により、突起16は突出方向(図7の左右方向)に直交する方向に弾性変形自在とされている。なお、光ファイバ用貫通孔17は、背面側(図7の左面側)から前面側(図7の右面側)に向けて、スリーブパネル6の第1突起11が嵌合する大径部17aと、小径部17bとがこの順序で形成されている(図7参照)。
スクリーンブロック8Aには、スリーブブロック7Aの第2突起16が嵌合する孔部22が、第2突起16の個数と同数(4個)形成されている。この4個の孔部22は、スクリーンブロック8Aの前面側(図7の右面側)から見た場合に仮想正方形の各4隅に形成されている。各孔部22の内径は、背面側(図7の左面側)において大きく、前面側(図7の右面側)において小さくなっている。したがって、孔部22は、截頭円錐台形状に形成されており、図7に示すように楔状の断面形状を呈している。また、スクリーンブロック8Aには、前面から背面に貫通する第3固定用貫通孔23が形成されている。第3固定用貫通孔23は、スクリーンブロック8Aの前面中央部に形成されている。この第3固定用貫通孔23の前面側開口端部には、正面視が十文字状の段差面23aを有している。なお、後述するように、固定ピン40が第3固定用貫通孔23に挿入された際に、固定ピン40のフランジ部40bが段差面23aに当接可能となっている。
固定ピン40は、樹脂製であって、固定用貫通孔13,18,23を挿通する軸40aと、軸40aの挿入方向基端側に設けられたフランジ部40bと、軸40aの挿入方向先端側に設けられた円錐形の抜け止め部40cとを備えている。フランジ部40bは、スクリーンブロック8Aの段差面23aに対応して正面視が十文字状に形成されている。抜け止め部40cには、軸方向に延びるスリット41が形成されている。このスリット41により、抜け止め部40cは軸方向に直交する方向に弾性変形自在とされている。なお、抜け止め部40cの後端部の径は、弾性変形されていない通常状態においては、スリーブパネル6の第1固定用貫通孔13の内径よりも大きく設定されている。これにより、後述するように固定ピン40を各固定用貫通孔23,18,13に挿通させて、抜け止め部40cが第1固定用貫通孔13の背面側に抜き出た状態において、抜け止め部40cの後端部端面が第1固定用貫通孔13の周縁部に当接するようになっている(図4参照)。
(単位スクリーン5Aの組み立て方法)
次いで、単位スクリーン5Aの組み立て方法について説明する。組み立て方法の概略を説明すると、固定ピン40にスクリーンブロック8A、スリーブブロック7Aを順次通した後、固定ピン40をスリーブパネル6に抜け止めが効かない程度に差し込んでおく。
次いで、上記状態で光ファイバ3を差し込み、その後、固定ピン40を抜け止めが効くレベルまで押込み、光ファイバ3を固定する。こうして、光ファイバ3をスクリーンブロック8Aに固定させて、1つのブロックを組み立てる。そして、このブロック毎の組み立てをスリーブパネル6全面に亘って行う。
以下に、1ブロックの組み立方法にさらに詳述する。
(1)固定ピン40にスクリーンブロック8A、スリーブブロック7Aを順次通す。
先ず、固定ピン40にスクリーンブロック8Aを通す。具体的には、固定ピン40の先端側(抜け止め部40c側)にスクリーンブロック8Aの前面側を対向させて、スクリーンブロック8Aの固定用貫通孔23内に固定ピン40を挿入して、固定ピン40の先端側からスクリーンブロック8Aを通していく。
次いで、固定ピン40にスリーブブロック7Aを通す。具体的には、固定ピン40の先端側(抜け止め部40c側)にスリーブブロック7Aの前面側(第2突起16側)を対向させて、スリーブブロック7Aの固定用貫通孔18内に固定ピン40を挿入して、固定ピン40の先端側からスリーブブロック7Aを通していく。そして、固定ピン40に通されたスリーブブロック7Aを、スクリーンブロック8Aに装着させる。具体的には、スリーブブロック7Aの第2突起16を、スクリーンブロック8Aの孔部22に挿入する。第2突起16の外部形状は、孔部22の内部形状に一致しているため、第2突起16は孔部22に嵌合する。
(2)次いで、固定ピン40をスリーブパネル6に抜け止めが効かない程度に差し込む。具体的には、固定ピン40をスリーブパネル6の固定用貫通孔13に挿入し、固定ピン40の抜け止め部40cが固定用貫通孔13から抜け出さない程度まで押込む。そして、この押込み動作と共に、スリーブパネル6の第1突起11をスリーブブロック7Aの光ファイバ用貫通孔17に挿入する。このとき、光ファイバ用貫通孔17の大径部17aの径は第1突起11の径より大きく、且つ、光ファイバ用貫通孔17の小径部17bは第1突起11の径と同一か若しくは若干小さいため、第1突起11が光ファイバ用貫通孔17に弾発的に嵌合する。
なお、上記組み立て工程において、固定ピン40の抜け止め部40cにはスリット41が形成されていることにより、固定ピン40が各固定用貫通孔23,18,13内を通過する際に、その内周面から挿入方向に直交する方向に押圧力が抜け止め部40cに作用する。これにより、抜け止め部40cは、該直交方向に沿って縮む方向の弾性変形が生じる。この結果、抜け止め部40cは各固定用貫通孔23,18,13を円滑に挿入されることになる。
(3)次いで、光ファイバ3を差し込み、その後、固定ピン40を抜け止めが効くレベルまで押込み、光ファイバ3を固定する。具体的には以下の通りである。
先ず、光ファイバ3を、スリーブパネル6の背面側から光ファイバ3を4つの各光ファイバ用貫通孔12,17,に挿入させて、光ファイバ3の先端部が少し光ファイバ用貫通孔17から露出する状態(換言すれば、第2突起16から露出する状態)とする。
このような状態で、固定ピン40を抜け止めが効くレベルまで押込む。具体的には、固定ピン40の抜け止め部40cがスリーブパネル6の背面側に抜き出るまで押込む。抜け止め部40cがスリーブパネル6の背面側に抜き出ると、元の状態に復元するので、抜け止め部40cの後端面が固定用貫通孔13の周縁部に当接し、これと同時にフランジ部40bがスクリーンブロック8Aの段差面23aに当接する。このような固定ピン40による固定動作により、第2突起16が孔部22に完全に嵌合し、光ファイバ3が第2突起16を介して孔部22内周面からの保持力により固定される。なお、光ファイバ3の出射面側においてスクリーンブロック8Aの前面側に突出している部分は切断され、その切断面が研磨される。
このようにして、光ファイバの固定が、従来例のようなネジ止め固定ではなく、楔構造を用いた締め付け力による固定とすることにより、ネジの締め付け工程が不要となるので、作業時間を大幅に短縮化でき、従来例のように金属製ネジの使用による重量アップという課題が解消され、さらに、ネジ止め固定でないので、ネジの締め付けトルクの管理を必要なく、光ファイバ保持力を常に安定化させることができる。
また、スリーブ及びスクリーン基板をブロック単位ごとに装着する構成により、1枚物のパネル構成の場合に発生する単位スクリーン同士の境界付近で出現する黒いスジや白っぽいスジを無くして、表示特性を向上することができる。以下に、黒いスジや白っぽいスジの出現する原因について説明し、次いで、本発明により、これら黒いスジや白っぽいスジを解消できる理由を説明する。
(第1の原因)
従来例の接着剤を用いた光ファイバ固定方式では、多数の光ファイバを単位スクリーン毎にその背面側で束ねる際に、単位スクリーンの端部において光ファイバは大きく屈曲した状態となる。このとき、単位スクリーンの貫通孔に貫通されている光ファイバと該貫通孔との間に隙間があるため、光ファイバの屈曲状態が該貫通孔を貫通している光ファイバ先端部分に作用して、該光ファイバ先端部分が単位スクリーンに対して垂直に配置されず、斜め外側に向いた状態で配置され、この状態のまま接着剤により固定されてしまっていた。この結果、光ファイバ内を通過する光が単位スクリーンに対して垂直方向に照射されず、影(黒いスジ)ができたり、隣り合う単位スクリーンからの光と重複して白っぽいスジができたりしていた。
(第2の原因)
また、光ファイバ映像装置の大型スクリーンは、単位スクリーンを縦横に複数配列して構成されているのが一般的である。そして、このような大型スクリーンは、屋外に設置される場合もある。そのため、スクリーンを構成する樹脂製基板が外気の熱の影響を受けて膨張・収縮する。このような熱による樹脂の膨張・収縮がある場合において、単位スクリーンを構成するスリーブ及びスクリーン基板をスリーブパネルと同様な1枚物のパネルで構成した場合は、隣接する単位スクリーン同士に比較的大きな隙間を設ける必要がある。加えて、単位スクリーンが熱膨張により変形して内側に湾曲する状態が生じる場合もあり、これにより、単位スクリーン同士の隙間が更に大きくなる。このような単位スクリーン同士間の大きな隙間に起因して表示の際に単位スクリーン同士の境界付近で隙間影(黒いスジ)が発生する。
(本発明により第1の原因を解消できる理由)
本発明では、光ファイバの固定が、従来例のような接着剤方式ではなく、楔構造を用いた締め付け力による固定であるので、光ファイバが単位スクリーンに対して垂直に配置固定でき、光ファイバの直線性が向上しているので、上記第1の原因を解消でき、表示特性が向上する。
(本発明により第2の原因を解消できる理由)
本発明のように、スリーブ及びスクリーン基板をブロック単位ごとに装着する構成であれば、ブロック単位の個々について樹脂の伸び縮みが生じ、1のブロック単位としての樹脂の伸び縮みは、1枚物のパネル構成の場合と比較すると、極めて小さい。従って、ブロック単位毎の隙間は極めて小さく設定できる。加えて、ブロック単位の個々について熱膨張により変形して内側に湾曲する状態が生じても、その変形量は小さいので、ブロック単位毎の隙間は極めて小さい。更に、ブロック単位の集合で構成されるスクリーン同士の間隔(従来例の単位スクリーン同士の隙間に相当)も、従来例よりも格段に小さく設定できる。このように、本発明によれば、1枚物のパネル全体に生じる伸び縮みにより生じる隙間を、その隙間より格段に小さい個々のブロック単位の隙間に分散させることができるので、従来例よりも隙間が目立たなくなる。
こうして、本発明によれば、第1及び第2の原因を解消でき、表示特性を向上することができる。
(その他の事項)
(1)上記実施の形態では、スリーブは1段構成であったけれども、図8に示すように複数段積み重ねた構成であってもよい。このように構成することにより、スリーブパネルでの光ファイバの直線性がより向上されるので、光ファイバの屈曲に起因した光漏れを可及的に低減でき、表示特性の低下を防止できる。
(2)上記実施の形態では、第2突起16にスリット20を形成して、突出方向に直交する方向に弾性変形自在としたが、スリット20に代えて溝を形成するようにしてもよい。また、同様に、固定ピン40にスリット41を形成して、軸方向に直交する方向に弾性変形自在としたが、スリット41に代えて溝を形成するようにしてもよい。
(3)上記実施の形態では、第2突起16及び孔部22は截頭円錐台形状としたが、これに限るものではなく、側面断面における少なくとも一面を傾斜面とした楔状であれば、他の形状とすることもできる。
(4)上記実施の形態では、スリーブ及びスクリーン基板は、ブロック化されていたけれども、本発明はこれに限定されず、ブロック化されていない一枚物のスリーブ及び一枚物のスクリーン基板を用いるようにしてもよい。
(5)上記実施の形態では、ファイバスクリーンは複数の単位スクリーンで構成されていたけれども、ファイバスクリーンは1個の単位スクリーンで構成されていてもよい。
(6)また、ファイバスクリーンを縦横に複数配列するようにしてもよく、これにより、さらに大型のスクリーンを備えた光ファイバ映像装置を実現できる。
(7)また、上記実施の形態においては、画像投写手段としてはプロジェクタを例示したけれども、液晶表示器、CRT、DLP等であってもよい。
本発明の実施の形態1に係る光ファイバ映像装置の構成を示す図。 単位スクリーン5Aの正面図。 単位スクリーン5Aの分解斜視図。 図2の矢視A1−A1断面図。 図2の矢視A2−A2断面図。 図4の状態の組立て前の状態を示す断面図。 図5の状態の組立て前の状態を示す断面図。 単位スクリーン5Aの変形例を示す断面図。
符号の説明
1:光ファイバ映像装置 3:光ファイバ
5:ファイバスクリーン 5A:単位スクリーン
6:スリーブパネル 7:スリーブ
7A:スリーブブロック 8:スクリーン基板
8A:スクリーンブロック 11:第1突起
16:第2突起 12,17:光ファイバ用貫通孔
13,18,23:固定用貫通孔 22:孔部
40:固定ピン

Claims (7)

  1. 複数本の光ファイバの一端に投影された映像を、光ファイバの他端が露出するファイバスクリーンから出射する光ファイバ映像装置であって、
    前記ファイバスクリーンは1以上の単位スクリーンで構成されており、
    前記単位スクリーンは、
    一方の面側から突出する複数の第1突起と、各第1突起を他方の面側から貫通するとともに光ファイバが挿入される光ファイバ用貫通孔とを備えたスリーブパネルと、
    一方の面側から突出するとともに前記第1突起と同数の第2突起であって、その突出方向において楔状の外形を有し、且つその突出方向に直交する方向に弾性変形自在とされる第2突起と、各第2突起を他方の面側から貫通するとともに光ファイバが挿入される光ファイバ用貫通孔とを備え、該光ファイバ用貫通孔に前記スリーブパネルの第1突起が嵌入されることによりスリーブパネルと連結されるスリーブと、
    前記スリーブの第2突起が嵌合する楔状の孔部を備えたスクリーン基板と、
    前記スリーブパネル、前記スリーブ、及び前記スクリーン基板をこの順序で一体化させる複数の固定ピンと、
    を備えることを特徴とする光ファイバ映像装置。
  2. 前記スクリーン基板は、マトリクス状に配列された複数のスクリーンブロックが集合した集合体として構成されており、
    前記スリーブは、マトリクス状に配列された、前記スクリーンブロックの個数と同数のスリーブブロックが集合した集合体として構成されており、
    前記スリーブパネルにスリーブ及びスクリーン基板がブロック単位ごとに装着され、この状態で固定ピンにより一体化されることにより、光ファイバがブロック単位ごと固定されている請求項1記載の光ファイバ映像装置。
  3. 前記第2突起は突出方向にスリットが形成されている請求項1又は2記載の光ファイバ映像装置。
  4. 前記スリーブパネル、前記スリーブブロック及び前記スクリーンブロックには、前記固定ピンが挿通する固定用貫通孔がそれぞれ形成されており、
    前記固定ピンは、
    前記スクリーンブロックの前面側から挿入されて、前記スクリーンブロック、前記スリーブブロック及び前記スリーブパネルの各固定用貫通孔を順次挿通する軸と、
    該軸の挿入方向基端側に設けられ、固定ピン挿入時にはスクリーンブロックの前面側で固定用貫通孔周縁部に当接するフランジ部と、
    該軸の挿入方向先端側に設けられ、挿入方向に直交する方向に弾性変形自在であって固定ピン挿入時にはスリーブパネルの後面側で固定用貫通孔周縁部に当接する抜け止め部と、
    を備えている請求項2又は3記載の光ファイバ映像装置。
  5. 前記抜け止め部には、挿入方向にスリットが形成されている請求項4記載の光ファイバ映像装置。
  6. 前記スリーブパネルは第1突起の突出方向に複数個配列され、隣接するスリーブパネル同士は、前記突出方向前側のスリーブパネルの光ファイバ用貫通孔に、前記突出方向後側のスリーブパネルの第1突起が嵌入して、段積みされている請求項1〜5記載の光ファイバ映像装置。
  7. 前記ファイバスクリーンが縦横に複数配列されてなる請求項1〜6記載の光ファイバ映像装置。
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