JP2009087175A - ストレージ装置、処理制御装置、及び記憶システム - Google Patents
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Abstract
【課題】処理種別に応じて適切に入出力処理を制御することのできる技術を提供する。
【解決手段】ストレージ装置3において、ホスト装置2で実行される複数の処理の処理種別毎に、処理種別の処理による入出力処理についての所定時間あたりの上限数を格納する処理比率・上限テーブル22を記憶するメモリ21と、ホスト装置2から入出力要求を受信し、所定時間あたりの処理種別毎の処理に対応する入出力処理が上限数以内となるように、入出力要求に対応する入出力処理を実行するプロセッサ20とを備えるように構成する。係る構成によると、処理種別に応じて、入出力処理の所定時間あたりの処理回数を適切に制御することができる。
【選択図】図1
【解決手段】ストレージ装置3において、ホスト装置2で実行される複数の処理の処理種別毎に、処理種別の処理による入出力処理についての所定時間あたりの上限数を格納する処理比率・上限テーブル22を記憶するメモリ21と、ホスト装置2から入出力要求を受信し、所定時間あたりの処理種別毎の処理に対応する入出力処理が上限数以内となるように、入出力要求に対応する入出力処理を実行するプロセッサ20とを備えるように構成する。係る構成によると、処理種別に応じて、入出力処理の所定時間あたりの処理回数を適切に制御することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の処理種別の処理による入出力要求に基づいて、ボリュームに対する入出力処理を実行するストレージ装置等に関する。
従来、ストレージ装置においては、ホスト装置からのデータ入出力要求に対するデータ入出力処理は、当該ホスト装置に接続されたポートに対応したプロセッサが行うようになっている。このため、優先度の高い業務及び優先度の低い業務のデータ入出力処理が同一のプロセッサにより行われる場合がある。このような状況では、優先度の低い業務の負荷が大きい場合に、その影響を受けて優先度の高い業務の帯域が確保されないことがあった。
かかる問題を解決するための方法として、単一のストレージ装置において、ポートや、WWN(World Wide Name)又はデバイスを単位とするデータ入出力処理の上限値又は閾値をユーザが設定し、非優先の業務のデータの入出力を抑止し、優先したい業務のデータの入出力の帯域を確保する方法が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された方法は、非優先のデータの入出力を抑止するのみであり、優先度の高いデータが複数ある場合には、各優先度の高いデータが一律に取扱われるので、一の優先度の高いデータの入出力によって、他の優先度の高いデータの入出力が妨げられるおそれがある。
また、特許文献1に開示された方法は、ポート、WWN、デバイスを単位としての上限値を設定しているので、例えば、ポートを単位として上限値を設定すると、同一のポートを利用する複数の業務間においては、入出力処理を調整することができない。すなわち、同一のポートを利用している場合には、優先度が異なる業務であっても、優先度の高い業務の入出力処理を優先することができない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、処理種別に応じて適切に入出力処理を制御することのできる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るストレージ装置は、ホスト装置で実行される複数の処理種別の処理による入出力要求に基づいて、ボリュームに対する入出力処理を実行するストレージ装置において、前記複数の処理種別毎に、前記処理種別の処理による入出力処理の処理回数についての所定時間あたりの上限数を記憶する上限数記憶部と、前記ホスト装置から前記入出力要求を受信する受信部と、前記所定時間あたりの前記処理種別毎の処理による前記入出力処理の処理回数が前記上限数以内となるように、受信した前記入出力要求に対応する入出力処理を実行する入出力処理実行部とを有する。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(1)記憶システムの全体構成
図1は、本発明の一実施形態に係る記憶システムの全体構成を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る記憶システムの全体構成を示す図である。
記憶システム1は、複数のホスト装置2と、少なくとも1以上のストレージ装置3と、処理制御装置の一例としてのQoS(Quality of Service)制御装置4と、管理端末5とを有する。ホスト装置2は、ストレージ装置3に接続されている。ホスト装置2とストレージ装置3との接続には、Fibre ChannelやEthernet(登録商標)などのネットワークを用いることができる。このネットワークは、主にデータの入出力に使用される。
QoS制御装置4は、ストレージ装置3に接続されている。ストレージ装置3とQoS制御装置4との接続には、Ethernetなどのネットワークを用いることができる。このネットワークは、主に制御のための情報をやりとりするために用いられる。
管理端末5は、QoS制御装置4に接続されている。なお、本実施形態では、管理者が操作するための管理端末5をQoS制御装置4に直接接続する形態としたが、QoS制御装置4に対して管理操作が可能なら別の形態であってもよい。
ストレージ装置3は、複数のI/O(入出力)処理部10(10A、10B)と、複数のボリューム11(11A、11B)と、データパス12と、管理用ネットワーク13と、管理用I/F(インタフェース)14とを備える。I/O処理部10とボリューム11はデータパス12で接続される。また、I/O処理部10は管理用ネットワーク13、及び管理用I/F14を介してQoS制御装置4に接続される。また、I/O処理部10はホスト装置2に接続される。
I/O処理部10は、プロセッサ20(第1のプロセッサ)と、ホスト装置2と接続するためのインタフェースの一例であるポート15と、上限数記憶部、及び頻度基準情報記憶部の一例としてのメモリ(第1のメモリ)21とを備え、ホスト装置2から受けとったデータ入出力要求に応じてホスト装置2とボリューム11との間でのデータのやりとりを仲介する。ここで、ホスト装置2から受け取ったデータ入出力要求には、例えば、入出力対象のボリュームを示すLUN(Logical Unit Number:論理ユニット番号)、ボリュームにおける入出力対象のLBA(Logical Block Address:論理ブロック番号)、当該入出力要求を行ったホスト装置2のアプリケーションの処理種別を示す処理種別情報が格納される。
ボリューム11は、ホスト装置2に提供される論理的な記憶領域であり、論理的な記憶領域としては、ストレージ装置3の1又は複数のハードディスクドライブ(HDD)の記憶領域の少なくとも一部が割り当てられる。なお、ストレージ装置3においては、複数のHDDの内の2以上のHDDでRAID(Redundant Array of Independent Disks)グループを構成して、RAIDグループの記憶領域を論理的な記憶領域とすることもできる。
メモリ21は、上限テーブルの一例としての処理比率・処理上限テーブル22と、入出力制御プログラム23を記憶する。なお、メモリ21は、プロセッサ20により実行される他のプログラム等も記憶される。
図2及び図3は、本発明の一実施形態に係るI/O処理部の処理比率・処理上限テーブルの一例を示す図である。図2は、I/O処理部10Aの処理比率・処理上限テーブル22Aを示し、図3は、I/O処理部10Bの処理比率・処理上限テーブル22Bを示している。
処理比率・処理上限テーブル22(22A、22B)は、QoS制御装置4が決定した処理種別毎の処理比率と処理上限とが格納されたテーブルであり、I/O処理部10のプロセッサ20は、当該テーブルに従ってデータ入出力制御処理を行う。
処理比率・処理上限テーブル22は、処理種別フィールド22aと、処理比率フィールド22bと、処理上限フィールド22cと、残処理カウンタフィールド22dとを有する。
処理種別フィールド22aには、ホスト装置2で実行される処理種別を示す処理種別情報(処理種別ID)が格納される。本実施形態では、処理種別IDとしては、例えば、「業務1」、「業務2」、「業務3」、「その他」等がある。処理比率フィールド22bには、対応する処理種別の入出力処理の実行頻度の基準となる頻度基準情報の一例としての処理比率が格納される。処理上限フィールド22cには、対応する処理種別の処理による入出力要求に対応する入出力処理の所定時間における処理回数の上限の数(上限数)が格納される。ここで、処理回数を制限する必要が無い場合は、「∞」が格納される。なお、当該テーブルを実装する上においては、「∞」ではなく、「∞」を表す特定の値(例えば「−1」、又は「0」)を格納するようにしてもよい。処理カウンタフィールド22dには、対応する処理種別の処理による入出力要求に対応する入出力処理を或る時点までに実行可能な処理回数が格納される。
図3に示す処理比率・処理上限テーブル22Aでは、処理種別IDとして「業務1」、「業務2」があり、例えば「業務2」については、処理比率が「2」であり、上限数が「3000」回であることが分かる。また、図4に示す処理比率・処理上限テーブル22Bでは、処理種別として「業務3」、「その他」があり、例えば「業務3」については、処理比率が「2」であり、上限数が「4000」回であることが分かる。
図1の説明に戻り、入出力制御プログラム23は、ホスト装置2から取得したデータ入力要求に基づいて、データの入出力処理をプロセッサ20に実行させるためのプログラムである。なお、プロセッサ20が入出力制御プログラム23を実行することにより実現される入出力制御処理(I/O制御処理)については、後述する。ここで、受信部は、主に、ポート15及びプロセッサ20によって構成され、また、入出力処理実行部、カウント部、及び処理回数判定部は、主にプロセッサ20によって構成される。
QoS制御装置4は、ストレージ装置3におけるデータ入出力制御処理を調整制御するための装置である。QoS制御装置4は、プロセッサ40(第2のプロセッサ)と、目標数記憶部の一例としてのメモリ41(第2のメモリ)とを備える。ここで、第1目標判定部、共用処理種別特定部、第2目標判定部、上限調整部、負荷検出部、負荷判定部、及び処理情報出力部は、主にプロセッサ40によって構成される。
メモリ41は、目標数テーブルの一例としての性能管理テーブル42と、負荷状況テーブル43と、部位管理テーブル44と、制御プログラム45とを有する。
図4は、本発明の一実施形態に係る性能管理テーブルの一例を示す図である。
性能管理テーブル42は、ホスト装置2が行う各処理種別の処理(業務)について、管理者が各処理種別に対して設定した入出力処理の目標性能値(目標数)を管理するためのテーブルである。本実施形態では、目標性能値としては、対応する処理種別の処理による1秒あたりに実行すべきデータ入出力処理の処理回数(IOPS:Input Output Per Second)を用いている。なお、管理者は、管理端末5を利用することにより、性能管理テーブル42の目標性能値を設定することができるようになっている。
性能管理テーブル42は、処理種別フィールド42aと、目標性能値フィールド42bと、性能実測値フィールド42cと、ディスク使用頻度フィールド42dと、処理上限フィールド42eと、処理比率フィールド42fとを有する。
処理種別フィールド42aには、各処理種別を示す処理種別IDが格納される。目標性能値フィールド42bには、各処理種別に対して設定された目標性能値(目標値)が格納される。性能実測値フィールド42cには、各処理種別に対応したデータ入出力処理をストレージ装置3が1秒間あたりに実際に行った処理回数が格納される。ディスク使用頻度フィールド42dには、データ入出力処理において1秒間あたりに実際にストレージ装置3のディスクドライブにアクセス(入出力)した回数が格納される。処理上限フィールド42eには、対応する処理種別の処理による入出力処理の所定時間における処理回数の上限数が格納される。ここで、処理回数を制限する必要が無い場合は、「∞」が格納される。処理比率フィールド42fには、対応する処理種別の入出力処理の実行頻度の基準となる処理比率が格納される。
図4に示す性能管理テーブル42では、処理種別IDとして「業務1」、「業務2」、「業務3」、及び「その他」があり、例えば、「業務1」で示される処理種別については、目標性能値として3000(IOPS)が設定され、性能実測値が3500(IOPS)であり、ディスク使用頻度が700(IOPS)であり、処理上限が∞であり、処理比率が3であることが分かる。また、「その他」の処理種別については、目標性能値として1000(IOPS)が設定され、性能実測値が1100(IOPS)であり、ディスク使用頻度が300(IOPS)であり、処理上限が1500であり、処理比率が1であることが分かる。本実施形態では、データ入出力要求において、「業務1」、「業務2」、「業務3」のいずれかのIDが付与されていないものが、「その他」に属する処理種別であるとして扱われるようになっている。
図5は、本発明の一実施形態に係る負荷状況テーブルの一例を示す図である。
負荷状況テーブル43は、ストレージ装置3の各構成部位の負荷状況を示すテーブルであり、QoS制御装置4が各構成部位の負荷状況を監視し、ボトルネックとなる構成部位を調べるために使われる。負荷情報テーブル43は、部位フィールド43aと、利用率フィールド43bとを有する。部位フィールド43aには、監視対象の構成部位を示す名称が格納される。利用率フィールド43bには、対応する構成部位の負荷を示す利用率が格納される。ここで、利用率とは、例えば、時間に占める構成部位が利用されている時間の割合である。
図5に示す負荷状況テーブル43では、監視対象の構成部位として、I/O処理部10AのプロセッサA、I/O処理部10BのプロセッサB、ボリュームA11A、ボリュームB11Bがあり、例えば、プロセッサAの利用率が62%であることが分かる。
図6は、本発明の一実施形態に係る部位管理テーブルの一例を示す図である。
部位管理テーブル44は、処理種別毎に使用されるストレージ装置3の構成部位を示すテーブルである。部位管理テーブル44は、処理種別フィールド44aと、プロセッサAフィールド44bと、プロセッサBフィールド44cと、ボリュームAフィールド44dと、ボリュームBフィールド44eとを有する。
処理種別フィールド44aには、処理種別を示す処理種別IDが格納される。プロセッサAフィールド44bには、対応する処理種別が入出力処理においてプロセッサAを使用するか否かの情報を格納する。本実施形態では、使用する場合には、「1」が格納され、使用しない場合には、「0」が格納される。プロセッサBフィールド44cには、対応する処理種別が入出力処理においてプロセッサBを使用するか否かの情報を格納する。本実施形態では、使用する場合には、「1」が格納され、使用しない場合には、「0」が格納される。ボリュームAフィールド44dには、対応する処理種別が入出力処理においてボリュームAを使用するか否かの情報を格納する。本実施形態では、使用する場合には、「1」が格納され、使用しない場合には、「0」が格納される。ボリュームBフィールド44eには、対応する処理種別が入出力処理においてボリュームBを使用するか否かの情報を格納する。本実施形態では、使用する場合には、「1」が格納され、使用しない場合には、「0」が格納される。
図6に示す部位管理テーブル44では、「業務1」の処理は、入出力処理において、プロセッサAと、ボリュームAとを利用することがわかる。また、ボリュームBは、「業務2」及び「業務3」で共用されていることが分かる。
図1の説明に戻り、制御プログラム45は、ストレージ装置3における複数の処理種別の処理による入出力制御処理を制御し、また、入出力処理の状況等を出力するためのQoS制御処理をプロセッサ40に実行させるためのプログラムである。なお、QoS制御処理については、後述する。
(2)データ入出力制御処理(I/O制御処理)
次に、本発明の一実施形態に係るストレージ装置3の各I/O処理部10(10A、10B)によって実行されるI/O制御処理を説明する。
次に、本発明の一実施形態に係るストレージ装置3の各I/O処理部10(10A、10B)によって実行されるI/O制御処理を説明する。
図7は、本発明の一実施形態に係るI/O制御処理のフローチャートである。
本I/O制御処理においては、複数の処理種別のひとつを処理対象として処理を行い、1つの処理種別を処理対象とした処理が終わると、他の処理種別について処理対象として同様な処理を実行していくループ構造になっている。
まず、プロセッサ20は、最初の順番として規定されている所定の処理種別(プロセッサ20Aの場合には、例えば、業務1)を処理対象として決定する(ステップS1)。
次に、プロセッサ20は、QoS制御装置4から処理比率及び処理上限(変更指示)を受信しているか否かを判定する(ステップS2)。この結果、変更指示を受信していると判定した場合(ステップS2:YES)は、ステップS3に進む一方、受信していないと判定した場合(ステップS2:NO)には、ステップS4に進む。
ステップS3では、プロセッサ20は処理比率・処理上限テーブル22に受信した処理比率・処理上限を格納する。
次に、プロセッサ20は、処理対象の処理種別(業務n)の入出力処理の処理回数が処理上限未満か否かを判定し(ステップS4)、処理上限未満の場合は、まだ入出力処理が実行可能であることを意味しているので、次のステップS5へ進む一方、処理上限以上の場合には、当該業務nの処理による入出力処理を制限する必要があるので、ステップS11へ進む。
ステップS5では、プロセッサ20は、処理比率・処理上限テーブル22の業務nの残処理カウンタが0より大きいか否かを判定し、残処理カウンタが0より大きい場合には、当該業務nの入出力処理が実行可能であることを意味しているので、ステップS6へ進む一方、残処理カウンタが0である場合には、業務nの入出力処理を制限する必要があるので、ステップS11へ進む。
ステップS6では、プロセッサ20は、業務nの入出力要求(コマンド)をホスト装置2から受信しているか否かを判定し(ステップS6)、受信していない場合には、入出力処理を行う必要がないので、ステップS10へ進む。一方、受信している場合には、プロセッサ20は、入出力要求(コマンド)に従って入出力処理を実行し(ステップS7)、処理が終了したら、メモリ21に記憶されている業務nの処理回数をカウントアップ(+1)し(ステップS8)、更に、業務nの残処理カウンタをカウントダウン(−1)する(ステップS9)。
ステップS10では、プロセッサ20は、トータルの残処理カウンタをカウントダウン(−1)する。なお、トータルの残処理カウンタは、メモリ21に格納されており、I/O処理部10で実行する全ての処理種別の残処理カウンタを加算した値を格納するために使用される。トータルの残処理カウンタには、初期値としては、I/O処理部10で実行される全ての処理種別の処理比率の合計が格納されている。
ステップS11では、プロセッサ20は、トータルの残処理カウンタが0になったか否かを判定する。この結果、トータルの残処理カウンタが0でない場合(ステップS11:NO)には、各処理種別に対して、処理比率・処理上限テーブル22に設定されている処理比率に応じた頻度の入出力処理を実行する機会を与えていないことを意味しているので、ステップS14に進む。
一方、トータルの残処理カウンタが0の場合(ステップS11:YES)には、各処理種別に対して、処理比率・処理上限テーブル22に設定されている処理比率に応じた頻度の入出力処理を実行する機会を与えていることを意味しているので、プロセッサ20は、処理比率・処理上限テーブル22の各処理種別の残処理カウンタに、各処理種別の処理比率の値をそのままコピーし(ステップS12)、トータルの残処理カウンタに、各処理種別の残処理カウンタの合計値を格納する(ステップS13)。
ステップS14では、プロセッサ20は、処理開始から、又はQoS制御装置4に処理回数を報告してから、1秒経過したか否かを判定する。この結果、1秒経過していない場合(ステップS14:NO)には、ステップS17へ進む。
一方、1秒経過している場合には、プロセッサ20は、QoS制御装置4へ各処理種別の処理回数を報告(送信)し(ステップS15)、メモリ21に記憶された各業務の処理回数をゼロクリアする(ステップS16)。
ステップS17では、ステップS2〜S16の処理ステップによって、処理対象の業務に対する処理は終了しているので、プロセッサ20は次の順番の業務を次の処理対象に決定し(ステップS17)、ステップS2からの処理を実行する。
(3)QoS制御処理
次に、本発明の一実施形態に係るQoS制御装置4のプロセッサ40が実行するQoS制御処理を説明する。
次に、本発明の一実施形態に係るQoS制御装置4のプロセッサ40が実行するQoS制御処理を説明する。
図8は、本発明の一実施形態に係るQoS制御処理のフローチャートである。
QoS制御装置4のプロセッサ40は、I/O処理部10(10A、10B)から、各処理種別毎の処理回数、ストレージ装置3の入出力処理に関わる各構成部位(プロセッサ、ボリューム等)の利用率の稼動情報を受信する(ステップS21)。
次に、プロセッサ40は、受信した稼動情報を性能管理テーブル42、負荷状況テーブル43に記録する(ステップS22)。続いて、プロセッサ40は、処理比率及び処理上限の更新処理(図9参照)を行う(ステップS23)。続いて、プロセッサ40は、性能管理テーブル42の各業務種別の処理比率及び処理上限の値を、それぞれの処理に利用されるI/O処理部10(10A、10B)へ送信する(ステップS24)。
次に、プロセッサ40は、各業務の性能実測値が目標性能値未満か否かを判定する(ステップS25)。この結果、すべての業務の性能実測値が目標性能値未満でない、すなわち目標性能値以上であると判定した場合には、各業務が適切に行われていることを意味しているので、ステップS27に進む。一方、性能実測値が目標性能未満である業務がある場合には、プロセッサ40は、目標性能値を下回った処理種別を示す情報と、当該処理種別に関わる構成部位であって所定の利用率以上である、すなわち、ボトルネックとなっていると判断できる構成部位を示す情報とを出力する(ステップS26)。ここで、処理種別の入出力処理に関わる構成部位であって、所定の利用率以上である構成部位については、ステップS23における処理において予め把握しておくことができ、ステップS26では、この把握している情報を用いて出力するようにしている。
また、処理種別を示す情報と、ボトルネックとなっていると判断できる構成部位の情報とを出力する方法としては、例えば、これら情報を、管理端末5においてメッセージとして表示出力できるような態様で、管理端末5に対して出力させるようにしてもよく、また、これら情報を含む電子メールを管理者宛に送信(出力)するようにしてもよく、また、所定のsyslog(システムログ)に出力するようにしてもよい。
次いで、プロセッサ40は、稼動情報の出力要求を管理端末5から受け付けているか否かを判定する(ステップS27)。この結果、出力要求を受け付けていない場合には、ステップS21からの処理を再び実行する一方、出力要求を受け付けている場合には、性能管理テーブル42、負荷状況テーブル43から稼動情報を取得し、出力する(ステップS28)。出力する方法としては、管理端末5において稼動情報をメッセージとして表示出力できるような態様で、管理端末5に対して出力させるようにしてもよく、また、稼動情報を含む電子メールを管理者宛に送信(出力)するようにしてもよく、また、所定のsyslog(システムログ)に出力するようにしてもよい。
ここで、ストレージ装置3の負荷はデータの入出力パターンや装置の状態によって大きく変動する。例えば、キャッシュメモリ上のデータを繰り返し読み書きする入出力パターンの場合には比較的負荷が軽いが、キャッシュミスのためにディスクアクセスが必要な入出力パターンの場合は、比較的負荷が重い。また、IOPSの値は同じでも、一度に読み書きするデータサイズ(転送長)が長い場合は比較的負荷が重くなる。さらに、ディスクドライブやキャッシュメモリなどストレージ装置3の一部に障害が発生した場合は、残りの構成部位やプロセッサ20の負荷が重くなる。
ストレージ装置3においては、いずれのケースにおいても目標性能を満たせるよう余裕のある性能設計を行うことは重要だが、余裕を持たせすぎるとコストがかさむこととなる。そこで、コスト面を考慮した記憶システム1においては、ストレージ装置3の処理能力不足のために、処理上限を調整しても目標性能値を満たせないケースが発生するおそれもある。
これに対して、本実施形態では、上述のように管理者からの要求があった場合や、目標性能値を満たしていない場合には、各業務の性能値や記憶システム1における各構成部位の利用率などの稼動情報を出力するので、各業務のデータ入出力性能が目標性能を満たしているか否かということや、各構成部位の利用率などを管理者が監視し、その状況に容易に対処できるようにすることができる。
(4)処理比率・処理上限の更新処理
次に、本発明の一実施形態に係るQoS制御装置4のプロセッサ40が実行する処理比率・処理上限の更新処理を説明する。
次に、本発明の一実施形態に係るQoS制御装置4のプロセッサ40が実行する処理比率・処理上限の更新処理を説明する。
図9は、本発明の一実施形態に係る処理比率・処理上限の更新処理のフローチャートである。
まず、プロセッサ40は、1つの処理種別(例えば、業務1)を処理対象として決定する(ステップS31)。
次に、プロセッサ40は、当該処理対象の業務(第1の処理種別)について、性能実測値が目標値未満であるか否かを判定する(ステップS32)。この結果、性能実測値が目標値未満であると判定した場合(ステップS32:YES)は、プロセッサ40は、当該業務に利用する構成部位にボトルネックとなる構成部位があるか否かを判定する(ステップS33)。具体的には、プロセッサ40は、負荷状況テーブル43及び部位管理テーブル44に基づいて、当該業務に利用する構成部位に、ボトルネックと考えられる利用率(例えば、80%)以上の構成部位があるか否かを判定する。
この結果、ボトルネックとなる構成部位があると判定した場合(ステップS33:YES)には、プロセッサ40は、ステップS34に進む一方、ボトルネックとなる構成部位がないと判定した場合(ステップS33:NO)には、ステップS39に進む。
ステップS34では、プロセッサ40は、部位管理テーブル44を参照して、ボトルネックとなる構成部位を複数の業務で共用しているか否かを判定し(ステップS34)、共用していると判定した場合(ステップS34:YES)には、ステップS35に進む一方、共用していないと判定した場合(ステップS34:NO)には、ステップS39に進む。
ステップS35では、プロセッサ40は、部位管理テーブル44を参照して、ボトルネックとなる構成部位を共用している他の業務(第2の処理種別)について、性能実測値が目標値を超えているか否かを判定し(ステップS35)、性能実測値が目標値を超えていると判定した場合(ステップS35:YES)には、性能管理テーブル42の当該他の業務の処理上限の値を減らす(ステップS36)。本実施形態では、プロセッサ40は、処理上限を、性能実測値未満の値であって目標性能値以上の値とする。これによって、ストレージ装置3において、当該他の業務の目標性能を達成できる範囲内において、ボトルネックとなる構成部位についての当該他の業務の利用している分の一部を、処理対象の業務による利用に振り分けることができる。したがって、処理対象の業務の性能実測値を向上させることができる。
なお、ステップS35において、ボトルネックとなる構成部位を共用している他の業務について、性能実測値が目標値を超えていないと判定した場合(ステップS35:NO)には、プロセッサ40は、ステップS39に進む。
一方、ステップS32において、処理対象の業務について、性能実測値が目標値未満でないと判定した場合(ステップS32:NO)には、プロセッサ40は、負荷状況テーブル43を参照して、当該業務で利用する構成部位が、比較的低い所定の利用率(例えば、40%)以下であるか否かを判定し(ステップS37)、所定の利用率以下であると判定した場合(ステップS37:YES)には、処理上限を上げても支障ないことを意味しているので、性能管理テーブル42の当該業務の処理上限の値を上げる(ステップS38)。これにより、各構成部位の利用率が所定の利用率以下である場合には、当該業務の処理上限を上げて、当該業務をより効率的に実行することができるようになる。一方、所定の利用率以下でない場合(ステップS37:NO)には、ステップS39に進む。
ステップS39では、プロセッサ40は、処理対象としていない未処理の業務があるか否かを判定し(ステップS39)、未処理の業務があると判定した場合(ステップS39:YES)には、未処理の業務を処理対象とし(ステップS40)、ステップS32からの処理を実行する。
一方、全ての業務を処理対象とした場合には、プロセッサ40は、部位管理テーブル44及び性能管理テーブル42を参照して各業務の処理比率を決定し、性能管理テーブル42の処理比率を更新する(ステップS41)。本実施形態では、プロセッサ40は、部位管理テーブル44を参照して、同一のプロセッサで実行される業務を特定し、性能管理テーブル42を参照して、これら業務の目標性能値を取得し、これら業務の目標性能値の整数比を算出して、整数比の値をそれぞれの業務の処理比率と決定している。
(5)入出力処理の制御の具体例
本発明の一実施形態に係る記憶システムにおける入出力処理の制御の一例を説明する。
本発明の一実施形態に係る記憶システムにおける入出力処理の制御の一例を説明する。
図10は、本発明の一実施形態に係る入出力処理の制御の一例を説明する図である。ここで、本例においては、図1及び図10に示すようにストレージ装置3には、2台のホスト装置2(2A、2B)が接続され、また、I/O処理部10Aの処理比率・処理上限テーブル22Aには、図2に示す値が設定され、I/O処理部10Bの処理比率・処理上限テーブル22Bには、図3に示す値が設定され、QoS制御装置4の処理性能管理テーブル42には、図4に示す値が設定され、負荷状況テーブル43には、図5に示す値が設定され、部位管理テーブル44には、図6に示す値が設定されているものとする。
ホスト装置A(2A)では、業務1及び業務2に対応するアプリケーションプログラムが実行され、これら業務のデータ入出力処理はI/O処理部A(10A)で処理されるようになっている。また、ホスト装置B(2B)では、業務3に対応するアプリケーションプログラムが実行され、そのデータ入出力処理はI/O処理部B(10B)で処理されるようになっている。
また、業務1及びその他の業務のデータはボリュームA(11A)に格納され、業務2及び業務3のデータは、ボリュームB(11B)に格納されるようになっている。また、業務1、業務2、業務3、その他の業務の目標性能値は、図4に示すように、3000、2000、2000、1000となっている。
このような場合には、QoS制御装置4においては、処理比率・処理上限の更新処理により、同一のプロセッサにより実行される各業務における処理比率は、目標性能値の比と一致するように決定される(ステップS41)。すなわち、本例においては、I/O処理部A(10A)で処理される業務1、業務2の目標性能値比は3000:2000=3:2であるので、業務1と業務2との処理比率はそれぞれ3、2と決定される。一方、I/O処理部B(10B)で処理される業務3、その他の業務の目標性能値比は2000:1000=2:1であるので、業務3とその他の業務との処理比率はそれぞれ2、1と決定される。
また、QoS制御装置4においては、処理比率・処理上限の更新処理により、複数の業務がボリュームを共有し、かつ、共用されるボリュームが性能上のボトルネックになる場合は、各業務が目標性能値を満たすように処理上限が設定される。
本例においては、性能管理テーブル42を参照すると、業務2の実測性能値(1000)が目標性能値(2000)に達していないことがわかる。QoS制御装置4における処理比率・処理上限の更新処理では、このような業務2の実測性能値を上げるために、処理上限を調整する処理が行われる。
まず、QoS制御装置4のプロセッサ40が、業務2のボトルネックとなるストレージ装置3の構成部位を特定する(ステップS33)。ここでは、各構成部位の利用率を判断基準とし、例えば、利用率が80%以上の構成部位が性能上のボトルネックになっていると判断する。本例では、ボリュームB(11B)が利用率95%であるのでボトルネックと判断される。
次に、QoS制御装置4のプロセッサ40が、ボトルネックの構成部位を共用する業務のうち、目標性能値を超えている業務を探し、当該業務の処理上限を減らす(ステップS34〜S36)。本例では、ボリュームB(11B)を業務2と業務3とが共用し、業務3の性能実測値が目標性能値を超えているので、業務3の処理上限を減らす。本例では、例えば、業務3の処理上限の値を、目標性能値(2000)以上であって、性能実測値(4000)未満の値(例えば、3000)を新たな処理上限の値とする。
このように、QoS制御装置4において、各業務の処理上限が決定されると、これら処理上限がストレージ装置3に送信され、ストレージ装置3は、各業務の所定時間あたりの入出力処理の処理回数をQoS制御装置4から送信された処理上限以内として動作することとなる。
これによって、ストレージ装置3における所定時間内の業務3のボリュームB(11B)に対する入出力処理数が新たな処理上限以内となってボリュームBにおける業務3による負荷が低減されるので、業務2の入出力処理の処理回数を増加させることができることとなり、業務2における目標性能値を実現することができるようになる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限られず、他の様々な態様に適用可能である。
例えば、上記実施形態では、QoS制御装置4と、ストレージ装置3とは別体としていたが、本発明はこれに限られず、ストレージ装置3内にQoS制御装置4を構成するようにしてもよく、また、QoS制御装置4をホスト装置2内に構成するようにしてもよい。この場合、プロセッサ、メモリ等の部位は、共用するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、入出力処理に関わるストレージ装置3の構成部位として、I/O処理部10のプロセッサ20と、ボリューム11とを例に示していたが、本発明はこれに限られず、例えば、I/O処理部10からボリューム11に至る各々のデータバスや、ボリューム11への入出力を直接制御する各プロセッサ等の利用率を検出し、これらの利用率に基づいて各処理種別の処理の入出力要求に対する入出力処理の処理上限を調整するようにしてもよい。
1・・・記憶システム、2・・・ホスト装置、3・・・ストレージ装置、4・・・QoS制御装置、5・・・管理端末、10、10A、10B・・・I/O処理部、11、11A、11B・・・ボリューム、12・・・データパス、13・・・管理用ネットワーク、14・・・管理用I/F、15・・・ポート、20・・・プロセッサ、21・・・メモリ、22・・・処理比率・処理上限テーブル、23・・・入出力制御プログラム、40・・・プロセッサ、41・・・メモリ、42・・・性能管理テーブル、43・・・負荷状況テーブル、44・・・部位管理テーブル、45・・・制御プログラム。
Claims (15)
- ホスト装置で実行される複数の処理種別の処理による入出力要求に基づいて、ボリュームに対する入出力処理を実行するストレージ装置において、
前記複数の処理種別毎に、前記処理種別の処理による入出力処理の処理回数についての所定時間あたりの上限数を記憶する上限数記憶部と、
前記ホスト装置から前記入出力要求を受信する受信部と、
前記所定時間あたりの前記処理種別毎の処理による前記入出力処理の処理回数が前記上限数以内となるように、受信した前記入出力要求に対応する入出力処理を実行する入出力処理実行部と
を有するストレージ装置。 - 前記入出力処理実行部は、
前記所定時間あたりの前記処理種別毎の前記入出力要求に対応する前記入出力処理の処理回数をカウントするカウント部と、
前記処理種別毎に、前記処理回数が前記上限数を超えるか否かを判定する処理回数判定部と、
前記上限数を超えると判定された前記処理種別について、前記処理種別の処理による前記入出力要求に対応する前記入出力処理の実行を制限する処理制限部と
を有する請求項1に記載のストレージ装置。 - 前記入出力要求には、前記入出力要求を行った処理の処理種別を示す処理種別情報が含まれており、
前記入出力処理実行部は、前記処理種別情報に基づいて、前記入出力要求を行なった前記処理種別を把握する
請求項1又は請求項2に記載のストレージ装置。 - 前記処理種別毎の前記入出力処理を実行する頻度の基準とする頻度基準情報を記憶する頻度基準情報記憶部を更に有し、
前記入出力処理実行部は、前記頻度基準情報に基づいて、前記処理種別毎の前記入出力処理を実行する
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のストレージ装置。 - 前記入出力処理実行部は、全ての前記処理種別の処理に対応する前記入出力処理の処理回数が前記上限数以内である場合に、前記処理種別毎の前記頻度基準情報に応じた頻度で、前記処理種別毎の処理による前記入出力要求を受信しているか否かを判定し、受信している前記入出力要求に対応する入出力処理を実行する
請求項4に記載のストレージ装置。 - 前記頻度基準情報は、前記処理種別毎の目標とする入出力処理の処理回数である目標数に基づいて決定されている
請求項4又は請求項5に記載のストレージ装置。 - 前記処理種別毎に、目標とする入出力処理の処理回数である目標数を記憶する目標数記憶部と、
前記処理種別毎に、前記所定時間における前記入出力処理の処理回数が前記目標数以上か否かを判定する第1目標判定部と、
前記入出力処理の処理回数が前記目標数以上でないと判定された第1の処理種別における前記入出力処理と同一の前記ストレージ装置の構成部位を共用している第2の処理種別を特定する共用処理種別特定部と、
前記第2の処理種別における前記入出力処理の処理回数が前記目標数を超えているか否かを判定する第2目標判定部と、
前記第2の処理種別の前記入出力処理の処理回数が前記目標数を超えていると判定した場合に、前記上限記憶部に記憶されている前記第2の処理種別の前記上限数を引き下げる上限調整部と
を備える請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のストレージ装置。 - 前記ストレージ装置の入出力処理に関わる複数の構成部位の負荷を検出する負荷検出部と、
前記第1目標判定部により、前記目標数以上でないと判定された前記第1の処理種別の処理の入出力処理に使用する構成部位が、所定以上の負荷がかかっているか否かを判定する負荷判定部とをさらに備え、
前記共用処理種別特定部は、所定以上の負荷がかかっていると判定された前記構成部位を共用する前記第2の処理種別を特定する
請求項7に記載のストレージ装置。 - 前記第1目標判定部により、前記目標数以上でないと判定された前記第1の処理種別を示す情報を出力する処理情報出力部を更に備える
請求項7又は請求項8に記載のストレージ装置。 - 前記ストレージ装置の入出力処理に関わる複数の構成部位の負荷を検出する負荷検出部と、
前記第1目標判定部により、前記目標数以上でないと判定された前記第1の処理種別の処理の入出力処理に使用する構成部位が、所定以上の負荷がかかっているか否かを判定する負荷判定部とをさらに備え、
前記処理情報出力部は、更に、所定以上の負荷がかかっていると判定された前記構成部位を示す情報を出力する
請求項9に記載のストレージ装置。 - 前記構成部位には、複数の前記処理種別による入出力要求に対応する入出力処理によりデータが入出力される複数のボリュームが含まれている
請求項10に記載のストレージ装置。 - 複数の処理種別の処理による入出力要求に対応するストレージ装置における入出力処理を制御する処理制御装置であって、
前記ストレージ装置は、複数の処理種別毎に、前記処理種別の処理による入出力処理についての所定時間あたりの上限数を記憶する上限数記憶部を有しており、
前記処理種別毎に、目標とする入出力処理の処理回数である目標数を記憶する目標数記憶部と、
前記ストレージ装置から所定時間あたりの前記処理種別毎の前記入出力処理の処理回数を受信する処理回数受信部と、
前記処理種別毎に、前記所定時間における前記入出力処理の処理回数が前記目標数以上であるか否かを判定する第1目標判定部と、
前記所定時間における前記入出力処理の処理回数が前記目標数以上でないと判定された第1の処理種別における前記入出力処理と同一の前記ストレージ装置の構成部位を共用している第2の処理種別を特定する共用処理種別特定部と、
前記第2の処理種別における前記入出力処理の処理回数が前記目標数を超えているか否かを判定する第2目標判定部と、
前記第2の処理種別の前記入出力処理の処理回数が前記目標数を超えていると判定した場合に、前記ストレージ装置の上限数記憶部における前記第2の処理種別の前記上限数を引き下げる制御を行う上限制御部と
を備える処理制御装置。 - 前記第1目標判定部により、前記目標数以上でないと判定された前記第1の処理種別を示す情報を出力する処理情報出力部を更に備える
請求項12に記載の処理制御装置。 - 前記ストレージ装置の入出力処理に関わる複数の構成部位の負荷を検出する負荷検出部と、
前記第1目標判定部により、前記目標数以上でないと判定された前記第1の処理種別の処理の入出力処理に使用する構成部位が、所定以上の負荷がかかっているか否かを判定する負荷判定部とをさらに備え、
前記処理情報出力部は、更に、所定以上の負荷がかかっていると判定された構成部位を示す情報を出力する
請求項13に記載の処理制御装置。 - 処理制御装置と、ホスト装置で実行される複数の処理種別の処理による入出力要求に基づいて、ボリュームに対する入出力処理を実行するストレージ装置とを備える記憶システムであって、
前記ストレージ装置は、
前記ホスト装置と接続されるインタフェースと、第1のメモリと、第1のプロセッサとを備え、
前記第1のメモリは、前記複数の処理種別毎に、前記処理種別の処理による入出力処理の処理回数についての所定時間あたりの上限数を格納する上限テーブルを記憶し、
前記第1のプロセッサは、前記所定時間あたりの前記処理種別毎の処理による前記入出力処理が前記上限数以内となるように、前記入出力要求に対応する入出力処理を実行し、前記所定時間あたりの前記処理種別毎の前記入出力要求に対応する前記入出力処理の処理回数をカウントし、前記処理制御装置に処理回数を送信し、また、入出力処理に関わる前記ストレージ装置の複数の構成部位の負荷を検出し、負荷を示す負荷情報を前記処理制御装置に送信し、また、前記処理制御装置からの指示に基づいて、前記上限テーブルの上限数を更新し、
前記処理制御装置は、
第2のメモリと、第2のプロセッサとを備え、
前記第2のメモリは、前記処理種別毎に、目標とする入出力処理の処理回数である目標数を格納する目標数テーブルを記憶し、
前記第2のプロセッサは、
前記ストレージ装置から前記処理種別毎の前記所定時間あたりの前記処理回数を受信し、前記処理種別毎に前記所定時間における前記入出力処理の処理回数が前記目標数以上であるか否かを判定し、前記目標数以上でないと判定された第1の処理種別における前記入出力処理と同一の前記ストレージ装置の構成部位を共用している第2の処理種別を特定し、前記第2の処理種別における前記入出力処理の処理回数が前記目標数を超えているか否かを判定し、前記第2の処理種別の前記入出力処理の処理回数が前記目標数を超えていると判定した場合に、前記ストレージ装置の前記上限テーブルにおける前記第2の処理種別の前記上限数を引き下げる指示を前記ストレージ装置に送信する
記憶システム。
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