JP2009086244A - 偏光板、及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】偏光子と、少なくとも1種のラクトン環含有重合体を主成分として含む熱可塑性樹脂フィルムと、導電性ポリマーを含む帯電防止層とを少なくとも有することを特徴とする偏光板である。
【選択図】図1
Description
特許文献1には、ラクトン環含有重合体を主成分とする熱可塑性樹脂成形体を偏光板の保護フィルムとして用いることが提案されている。また、特許文献2には、偏光子の少なくとも片面に、ラクトン環含有重合体を主成分とする熱可塑性樹脂フィルムが接着剤で貼合されている偏光板であって、前記熱可塑性樹脂フィルムの前記偏光子と対向する面に、ポリウレタン樹脂および/またはアミノ基含有ポリマーを含有する易接着層が形成されていることを特徴とする偏光板が提案されている(特許文献2)。
[1] 偏光子と、少なくとも1種のラクトン環含有重合体を主成分として含む熱可塑性樹脂フィルムと、導電性ポリマーを含む帯電防止層とを少なくとも有することを特徴とする偏光板。
[2] 前記ラクトン環含有重合体が、下記一般式(1)で表されるラクトン環構造単位を有する重合体であることを特徴とする[1]の偏光板。
[4] 前記導電性ポリマーが、臭素終端ポリ(チオフェン−2,5−ジイル)(Poly(thiophene-2,5-diyl), bromine terminated)であることを特徴とする[1]又は[2]の偏光板。
[5] 前記導電性ポリマーが、ポリ(エチレンジオキシチオフェン)であることを特徴とする[1]又は[2]の偏光板。
[6] 前記熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも一方の面上に、ポリウレタン樹脂及び/又はアミノ基含有ポリマーを含有する易接着層を有することを特徴とする[1]〜[5]のいずれかの偏光板。
[7] 前記易接着層が、帯電防止剤を含むことを特徴とする[6]の偏光板。
[8] 前記熱可塑性樹脂フィルムを、最外層として有し、該フィルムの表面に処理層をさらに有することを特徴とする[1]〜[7]のいずれかの偏光板。
[9] 前記熱可塑性樹脂フィルムが、延伸されていることを特徴とする[1]〜[7]のいずれかの偏光板。
[10] 前記熱可塑性樹脂フィルムが、添加剤の少なくとも一種を含有することを特徴とする[1]〜[9]のいずれかの偏光板。
[11] 前記熱可塑性樹脂フィルムが、視野角補償能を有することを特徴とする[1]〜[10]のいずれかの偏光板。
[12] 前記帯電防止層が、塗布により形成された層であることを特徴とする[1]〜[11]のいずれかの偏光板。
[13] [1]〜[12]のいずれかの偏光板を有する液晶表示装置。
[偏光板]
本発明の偏光板は、偏光子と、少なくとも1種のラクトン環含有重合体を主成分として含む熱可塑性樹脂フィルムと、導電性ポリマーを含む帯電防止層とを少なくとも有することを特徴とする。本発明の偏光板は、前記熱可塑性樹脂フィルムを、偏光子の保護フィルムとして、中でも外側(例えば、表示面)に配置される保護フィルムとして、有しているのが好ましい。本発明の偏光板は、前記熱可塑性樹脂フィルムとともに、偏光子の他方の面を保護する保護フィルムをさらに有しているのが好ましい。また、本発明の偏光板において、帯電防止層は、いずれの位置に配置されていてもよい。
図1(a)に示す偏光板は、偏光子10と、その双方の表面にそれぞれ保護フィルム12a及び12bを有し、保護フィルム12aは、少なくとも1種のラクトン環含有重合体を主成分として含む熱可塑性樹脂フィルムである。保護フィルム12bも前記熱可塑性樹脂フィルムからなっていてもよいし、またセルロースアシレートフィルム、ポリカーボネートフィルム等、他の材料を主成分とするフィルムであってよい。耐久性及び帯電防止性をより高めるためには、双方の保護フィルム12a、12bとして、前記熱可塑性樹脂フィルムを用いるのが好ましい。
偏光板の帯電防止性及びその維持性をより高める観点では、帯電防止層は、外側に配置されるのが好ましく、特には表示面側の外側に配置されるのが好ましく、具体的には、図1(b)及び(d)の例が好ましい(但し、表示面側偏光板として用いられ、且つ図中上側を表示面側にして配置されると仮定した場合の好ましい例である)。
なお、他の保護フィルムと偏光子との間にも易接着層を配置し、接着性を高めるのが好ましく、他の保護フィルムも、後述する熱可塑性樹脂フィルムからなる態様で、特に有効である。
(熱可塑性樹脂フィルム)
本発明の偏光板は、少なくとも1種のラクトン環含有重合体を主成分として含む熱可塑性樹脂フィルムを有する。該熱可塑性樹脂フィルムは、偏光子の保護フィルムとして機能しているのが好ましい。前記ラクトン環含有重合体は、下記一般式(1)で表されるラクトン環構造単位を有する重合体であるのが好ましい。
上記棒状または円盤状化合物としては、少なくとも二つの芳香族環を有する化合物を用いることができる。具体的な化合物は、特開2007-3788の記載を参考にすることができる。
本発明では、前記熱可塑性樹脂フィルムの他の層との接着性を改善するために、前記熱可塑性樹脂フィルムの表面に易接着層を形成するのが好ましい。該易接着層は、ポリウレタン樹脂組成物(ポリウレタン樹脂および/または反応後にポリウレタン樹脂を与える前駆体を含有する組成物)および/またはアミノ基含有ポリマーを含有する樹脂組成物(以下、いずれも「易接着層コーティング組成物」ということがある。)から形成するのが好ましい。該組成物を塗布液として調製し、前記熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも一方の表面に塗布した後、乾燥・硬化または乾燥することにより形成される。
本発明の偏光板は、帯電防止層を有する。該帯電防止層は、偏光板が帯電するのを防止し、製造時及び使用時に偏光板表面にゴミ等が付着するのを防止する。また、偏光板の帯電によって生じる、液晶表示装置の表示異常の防止にも寄与する。
前記帯電防止層は、導電性ポリマーの少なくとも一種を含有する。導電性ポリマーについては特に制限されず、種々の導電性ポリマー、例えば、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリエチレンイミン、及びアリルアミン系化合物などから選択することができる。中でも、ポリチオフェン系導電性ポリマーを用いることが好ましい。
(a)ポリチオフェン系重合体
前記ポリチオフェン系重合体は、チオフェン骨格[通常、ポリ(チオフェン−2,5−ジイル)単位]を有しており、導電性(特に、低湿度下での帯電防止性)、化学的安定性、及び透明性に優れている。また、ポリチオフェン系重合体は、水性溶媒中で、陽イオンの形態を有する。
これらのチオフェン及び置換チオフェンのうち、通常、チオフェン、3−ヘキシルチオフェンなどのモノアルキルチオフェンの他、ジアルコキシチオフェン、アルキレンジオキシチオフェン、アルキリデンジオキシチオフェン、シクロアルキレンジオキシチオフェンなどが使用される。ジアルコキシチオフェン、アルキレンジオキシチオフェン、アルキリデンジオキシチオフェン及びシクロアルキレンジオキシチオフェンに対応するチオフェン単位は、例えば、下記式(10)で表わすことができる。
R11及びR12で表されるアルキル基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、t−ブチル基などの直鎖状又は分岐鎖状C1-4アルキル基が挙げられる。R11及びR12が互いに結合して形成されるアルキレン基としては、例えば、エチレン、プロピレン、トリメチレン、2,3−ブチレン、1,4−ブチレン、ヘキシレン、オクチレン、デシレン、ドデシレンなどの直鎖状又は分岐鎖状C2-12アルキレン基などが挙げられる。R11及びR12が互いに結合して形成されるアルキリデン基としては、例えば、メチレン、エチリデン、ブチリデン基などのC1-12アルキリデン基などが挙げられる。R11及びR12が互いに結合して形成されるシクロアルキレン基としては、1,2−シクロペンチレン、1,2−シクロヘキシレン、1,3−シクロヘキシレン基などのC5-12シクロアルキレン基(好ましくは1,2−C5-8シクロアルキレン基など)などが挙げられる。
ポリ陰イオンとしては、多価カルボン酸(トリメリット酸、ピロメリット酸などのトリカルボン酸、ベンゼンテトラカルボン酸などのテトラカルボン酸など)などの化合物であってもよいが、通常、アニオン性重合体(ポリマー状カルボン酸類、ポリマー状スルホン酸類など)が使用できる。ポリ陰イオンは、前記ポリチオフェン系重合体と複合体(複合化合物)を形成してもよい。また、ポリチオフェン系重合体の重合工程で、ポリ陰イオン(アニオン性重合体など)の存在下、重合(酸化重合)を行うことにより、ポリチオフェン系重合体とポリ陰イオンとが共存した導電性ポリマーを形成してもよい。
(バインダー樹脂)
前記バインダー樹脂としては、水性溶媒に溶解又は分散可能である限り、特に制限されず、種々のバインダー樹脂、例えば、ラジカル重合系バインダー樹脂、縮重合系バインダー樹脂、及び重付加系バインダー樹脂の他、セルロース系樹脂[アルキルセルロース(メチルセルロースなど)、ヒドロキシアルキルセルロース(ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなど)、カルボキシメチルセルロースなどのセルロースエーテル類など]、多糖類又はその誘導体(デンプン、アミロース、アミロペクチン、プルラン、カードラン、ザンタン、キチン、キトサンなど)などのいずれも使用できる。
ポリエステル系樹脂としては、ポリカルボン酸成分とポリオール成分との重縮合、オキシカルボン酸又はラクトンの重縮合、またはこれらの単量体成分の重縮合などにより得られるホモポリエステル又はコポリエステルが挙げられる。ポリエステル系樹脂は、通常、これらの単量体成分の少なくとも一部として、前記酸基を有する単量体成分、例えば、酸基を有するポリオール、酸基を有するポリカルボン酸(スルホン酸基を有するポリカルボン酸、トリカルボン酸以上のポリカルボン酸又はその無水物(トリカルボン酸、テトラカルボン酸、又はその無水物など)など)、酸基を有するオキシカルボン酸(ヒドロキシポリカルボン酸、スルホン酸基を有するオキシカルボン酸など)、酸基を有するラクトン(カルボキシラクトン、ラクトンスルホン酸など)の多官能性単量体(親水性基を有する単量体)を用いた重縮合により得られるホモ又はコポリエステルである。
ポリウレタン系樹脂としては、例えば、ジイソシアネート成分と、ジオール成分と、必要により多価アミン類などの鎖伸長剤との反応により得られるポリウレタン系樹脂などが例示できる。ポリウレタン系樹脂は、通常、これらの単量体成分の少なくとも一部として、親水性基を有する単量体成分を用いた反応により得られるポリウレタン系樹脂であってもよい。
ポリアミド系樹脂としては、ポリアミン成分とポリカルボン酸との重縮合、アミノカルボン酸の重縮合、ラクタムの開環重合、またはこれらの単量体成分の重縮合などにより得られるホモポリアミド又はコポリアミドが挙げられる。ポリアミド系樹脂は、通常、これらの単量体成分の少なくとも一部として、親水性基を有する単量体成分を用いた重縮合により得られるホモ又はコポリアミドである。
ポリイミド系樹脂としては、ポリアミン成分とテトラカルボン酸との重縮合により得られるホモポリイミド又はコポリイミドが挙げられる。ポリイミド系樹脂は、通常、これらの単量体成分の少なくとも一部として、親水性基を有する単量体成分を用いた重縮合により得られるホモ又はコポリイミドである。ポリイミド樹脂は熱可塑性であってもよく熱硬化性であってもよい。
ビニル系樹脂としては、(v−1)(メタ)アクリル系樹脂、(v−2)ビニルエステル系樹脂、(v−3)スチレン系樹脂、(v−4)ハロゲン原子含有ビニル系樹脂などが例示できる。これらのビニル系樹脂としては、少なくとも前記酸基(例えば、カルボキシル基、酸無水物基、スルホン酸基、燐酸基など)を有する重合性単量体を構成モノマーとして含む重合体であればよく、例えば、前記酸基を有する重合性単量体の単独又は共重合体、前記酸基を有する重合性単量体と共重合性単量体との共重合体などが挙げられる。
前記ビニル系樹脂(v)のうち、(メタ)アクリル系樹脂としては、(メタ)アクリル系単量体を主たる構成モノマー(例えば、50モル%以上)として含んでいればよく、(メタ)アクリル系単量体及び共重合性単量体のうち、少なくとも一方が酸基を有していればよい。(メタ)アクリル系樹脂としては、例えば、前記酸基を有する(メタ)アクリル系単量体[(メタ)アクリル酸、スルホアルキル(メタ)アクリレート、スルホン酸基含有(メタ)アクリルアミドなど]の単独又は共重合体、前記酸基を有していてもよい(メタ)アクリル系単量体と酸基を有する他の重合性単量体[他の重合性カルボン酸、重合性多価カルボン酸又は無水物、ビニル芳香族スルホン酸など]及び/又は前記共重合性単量体[例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル、グリシジル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル、芳香族ビニル単量体など]との共重合体、前記酸基を有する他の重合体単量体と(メタ)アクリル系共重合性単量体[例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリルなど]との共重合体などが挙げられる。
ビニルエステル系樹脂としては、前記酸基を有する重合性単量体(例えば、(メタ)アクリル酸、ビニルスルホン酸など)と、前記ビニルエステル系単量体と、必要により他の共重合性単量体(α−オレフィン類など)との共重合体などが挙げられる。
スチレン系樹脂としては、スチレン系単量体を主たる構成モノマー(例えば、40モル%以上)として含んでいればよく、スチレン系単量体(芳香族ビニル系単量体)及び共重合性単量体のうち、少なくとも一方が酸基を有していればよい。スチレン系樹脂としては、例えば、前記酸基を有するスチレン系単量体(スチレンスルホン酸などのビニル芳香族スルホン酸など)の単独又は共重合体、前記酸基を有していてもよいスチレン系単量体と、酸基を有する他の重合性単量体[(メタ)アクリル酸などの重合性カルボン酸、重合性多価カルボン酸又は無水物、ビニルスルホン酸など]及び/又は前記共重合性単量体[例えば、芳香族ビニル単量体、(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリロニトリルなど]との共重合体、前記酸基を有する他の重合体単量体と前記芳香族ビニル系単量体との共重合体などが挙げられる。
ハロゲン原子含有ビニル系樹脂としては、例えば、前記酸基を有する重合性単量体(例えば、(メタ)アクリル酸、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸など)と、ハロゲン原子を有する共重合性単量体[例えば、前記ハロゲン化スチレン、塩素原子を有する単量体類、フッ素原子を有するビニル系単量体類などの前記ハロゲン含有単量体類など]と、必要により他の共重合性単量体(前記ビニルエステル系単量体、(メタ)アクリロニトリルなど)との共重合体が挙げられる。
また、臭素終端ポリ(チオフェン−2,5-ジイル)、即ちPoly(thiophene-2,5-diyl), bromine terminated (ALDRICH製、ポリチオフェンで末端基がBr)は、特に、高い帯電防止能を発揮し、且つ前記熱可塑性樹脂フィルムと組み合わせることで、その維持性にも優れるので好ましい。
また、ポリ(エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)は高い導電性を発揮し、さらに耐酸化性に優れるので、苛酷な環境での使用にも耐えることができ好ましい。
また、前記易接着層の材料を添加し、易接着能を有する帯電防止層としてもよい。
なお、前記帯電防止層の形成方法の詳細については、特開2006−198805号公報に詳細が記載されていて、かかる記載は、本発明における帯電防止層の形成方法の説明として参照することができる。
上記した通り、易接着層の材料を帯電防止層形成用の塗布液中に添加して、易接着性を有する帯電防止層を形成してもよい。
本発明の偏光板は、反射防止層を有していてもよい。反射防止層は、表面の反射を抑えて、表面への蛍光灯などの外光の写り込みを防止するためのものであるので、最表面層として配置するのが好ましい。反射防止層は、金属酸化物、フッ化物、ケイ化物、ホウ化物、炭化物、窒化物、硫化物等の無機物の薄膜からなる場合と、アクリル樹脂、フッ素樹脂などの屈折率の異なる樹脂を単層あるいは多層に積層させたものからなる場合とがある。また、特開2003−292805号公報に開示されているような無機系化合物と有機系化合物との複合微粒子を含む薄膜を積層させたものも使用できる。
本発明の偏光板は、種々の機能層、例えば、防眩(ノングレア)層、光触媒層などの防汚層ハードコート層、紫外線遮蔽層、熱線遮蔽層、電磁波遮蔽層、ガスバリヤー性層等、を有していてもよい。これらの形成に用いる材料等については、特開2006−96960号公報の[0060]〜[0065]等に詳細な記載があり、かかる記載は、本発明における各種機能層の形材料の説明として参照することができる。
本発明の偏光板が有する偏光子としては、ヨウ素系偏光膜、二色性染料を用いる染料系偏光膜やポリエン系偏光膜のいずれも用いることができる。ヨウ素系偏光膜及び染料系偏光膜は、一般にポリビニルアルコール系フィルムを用いて製造する。
本発明の偏光板は、前記熱可塑性樹脂フィルム以外の第2の保護フィルムを有しているのが好ましい。前記第2の保護フィルムは、偏光子の表面であって、前記熱可塑性樹脂フィルムが貼り合せられていない他方の表面に貼り合せられる。前記第2の保護フィルムは、前記熱可塑性樹脂フィルムであってもよいし、また他のポリマーフィルム、セルロースアシレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、ノルボルネン系フィルム等、いずれであってもよい。
本発明の偏光板の作製において、前記熱可塑性樹脂フィルムや前記第2の保護フィルムと、他の層、例えば、偏光子とを貼り合せるのに、接着剤を利用してもよい。より好ましくは、前記熱可塑性樹脂フィルムの表面に前記易接着層を形成し、該易接着層と、他の層とを、接着剤を用いて貼り合せるのが好ましい。使用可能な接着剤の例には、PVA系接着剤、ポリウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、イソシアネート系接着剤などが含まれる。これらの接着剤は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの接着剤のうち、ポリウレタン系接着剤およびイソシアネート系接着剤が特に好適である。なお、接着剤の形態は、特に限定されるものではないが、例えば、溶剤系、水系、無溶剤系などの各種形態の接着剤を使用することができる。
本発明の偏光板の製造方法の一例は、ラクトン環含有重合体を主成分とする熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも一方の表面に、帯電防止層を形成する工程、帯電防止層の表面に接着剤を塗布する工程、及び偏光子の表面と該接着剤の塗布面とを貼り合せる工程を含む。この方法により、例えば、図1(a)に示す構成の偏光板等を作製することができる。
また、本発明の偏光板の製造方法の他の例は、ラクトン環含有重合体を主成分とする熱可塑性樹脂フィルムの一方の表面に、易接着剤層を塗布により形成する工程、前記易接着層の表面に帯電防止層を塗布により形成する工程、帯電防止層の表面に接着剤を塗布する工程、及び偏光子の表面と該接着剤の塗布面とを貼り合せる工程を含む。この方法により、例えば、図2(a)に示す構成の偏光板等を作製することができる。易接着層を形成する工程に用いられる塗布液中に、帯電防止能を有する導電性ポリマー等を添加することにより、その後の帯電防止層形成工程を省略することができる。
また、本発明の偏光板の製造方法の他の例は、ラクトン環含有重合体を主成分とする熱可塑性樹脂フィルムの一方の表面に、易接着層を塗布により形成する工程、他方の表面に帯電防止層を塗布により形成する工程、易接着層の表面に接着剤を塗布する工程、及び偏光子の表面と該接着剤の塗布面とを貼り合せる工程を含む。この方法により、例えば、図3(b)及び(c)に示す構成の偏光板等を作製することができる。
本発明の偏光板は、偏光子の偏光機能を利用する用途であれば、いかなる用途にも適用可能であるが、耐水性、耐湿性などに優れるとともに、帯電防止性及びその維持性にも優れるので、高温多湿などの過酷な環境下で使用される種々の電子機器の構成部品、例えば、LCDや有機EL素子、遮光用窓ガラス、偏光メガネなどに好適である。
特開2006−96960号公報の[実施例]に記載の製造例を参照して、熱可塑性樹脂フィルムB1〜B4を製造した。具体的には、以下の方法で製造した。
〔製造例1〕
攪拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入管を付した30L反応釜に、9000gのメタクリル酸メチル(MMA)、1000gの2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル(MHMA)、10000gの4−メチル−2−ペンタノン(メチルイソブチルケトン、MIBK)、5gのn−ドデシルメルカプタンを仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温し、還流したところで、重合開始剤として5.0gのターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボネート(アクゾ化薬製、商品名:カヤカルボン Bic−7)を添加すると同時に、10.0gのターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボネートと230gのMIBKからなる溶液を4時間かけて滴下しながら、還流下(約105〜120℃)で溶液重合を行い、さらに4時間かけて熟成を行った。
攪拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入管を付した30L反応釜に、8500gのMMA、1500gのMHMA、10000gのMIBK、5gのn−ドデシルメルカプタンを仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温し、還流したところで、重合開始剤として10.0gのターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボネートを添加すると同時に、10.0gのターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボネートと230gのMIBKからなる溶液を4時間かけて滴下しながら、還流下(約105〜120℃)で溶液重合を行い、さらに4時間かけて熟成を行った。
得られたペレット(2A)について、特開2006−96960号公報に記載の方法で各種物性を測定し、特開2006−96960号公報の実施例で作製したペレット2Aが製造されたことを確認した。
製造例1において、MMAの量を8000g、MHMAの量を2000gに変更した以外は製造例1と同様に行い、透明なペレット(3A)を得た。
得られたペレット(3A)について、特開2006−96960号公報に記載の方法で各種物性を測定し、特開2006−96960号公報の実施例で作製したペレット3Aが製造されたことを確認した。
攪拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入管を付した30L反応釜に、7500gのMMA、2000gのMHMA、500gのメタクリル酸、10000gのMIBK、25gのn−ドデシルメルカプタンを仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温し、還流したところで、開始剤として10.0gのターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボネートを添加すると同時に、10.0gのターシャリーブチルパーオキシイソプロピルカーボネートと230gのMIBKからなる溶液を4時間かけて滴下しながら、還流下(約105〜120℃)で溶液重合を行い、さらに4時間かけて熟成を行った。
得られたペレット(4A)について、特開2006−96960号公報に記載の方法で各種物性を測定し、特開2006−96960号公報の実施例で作製したペレット4Aが製造されたことを確認した。
特開2006−96960号公報の[実施例]に記載の実施例1〜4を参照して、熱可塑性樹脂フィルム1B〜4Bを製造した。具体的には、以下の方法で製造した。
製造例1で得られたペレット(1A)を、20mmφのスクリューを有する二軸押出し機を用いて、幅150mmのコートハンガータイプTダイから溶融押出しし、厚さ約100μmのフィルム(1B)を作製した。
製造例2〜4で得られたペレット(2A)〜(4A)をそれぞれ用いた以外は、上記と同様にして、厚さ約100μmのフィルム(2B)〜(4B)を作製した。
特開2006−96960号公報の[実施例]に記載の実施例6及び7を参照して、保護フィルム用ポリマーフィルム1C及び3Cをそれぞれ製造した。具体的には、以下の方法で製造した。
上記で得られたフィルム(1B)を、二軸延伸試験機(東洋精機製作所製)を用いて、150℃、0.1m/分の延伸速度で1.5倍に二軸延伸することで、厚さ45μmの延伸フィルム(保護フィルム用ポリマーフィルム1C)を得た。
製造例3で得られたペレット(3A)を用いて、実施例1と同様にして、厚さ約200μmのフィルムを作製した。これを、二軸延伸試験機(東洋精機製作所製)を用いて、150℃、0.1m/分の延伸速度で1.5倍に単軸延伸することで、厚さ148μmの延伸フィルム(保護フィルム用ポリマーフィルム3C)を得た。
製造例1で得られたペレット(1A)100質量部に対して、下記のレターデーション発現剤(RP2)を7質量部混合し、押出加工によりフィルム状に形成した後、2倍に延伸して保護フィルム用ポリマーフィルム5Cを製造した。
図1(a)の構成と同様の構成の偏光板PL1を以下の方法で作製した。
まず、ポリチオフェン系導電ポリマー(ナガセケムテック社製、商品名,デナトロンP502RG)を水/イソプロピルアルコール(50/50:質量比)の混合溶媒にて希釈して1.0質量%に調製したと塗布液を調製した。当該塗布液を、熱可塑性樹脂フィルム1Bの片面に塗布し、80℃の温風乾燥機で2分間乾燥し、帯電防止層C4(厚さ0.1μm)を形成した。
まず、温度計、攪拌機、窒素シール管、冷却管を備えた反応器に、ヘキサメチレンジイソシアネート300部、1,3−ブタンジオール2.4質量部を仕込み、反応器内を窒素置換して、攪拌しながら、反応温度を80℃に加温し、同温度で2時間反応させた。次いで、触媒としてカプリン酸カリウム0.06質量部、助触媒としてフェノール0.3質量部を加え、60℃で、4.5時間イソシアヌレート化反応を行った。この反応液に停止剤としてリン酸を0.042質量部加え、反応温度で1時間攪拌後、遊離ヘキサメチレンジイソシアネートを120℃、1.33Pa(0.01mmHg)で薄膜蒸留により除去した。得られたポリイソシアネート化合物は、NCO基含有量21.1%、粘度2,200cP/25℃、遊離ヘキサメチレンジイソシアネート含有量0.4%であった。
熱可塑性樹脂フィルム1B上に形成した帯電防止層C4の面と、保護フィルム用ポリマーフィルム1Cの片面とに、接着剤1を塗布し、これらのフィルムで偏光子用のポリビニルアルコール膜を挟んで、圧着ローラーで余分な接着剤を押し出しながら、ウェットラミネーションにより貼合した。このように貼合した積層フィルムを熱風乾燥機中で60℃×10分の条件で乾燥させた。次いで、50℃のオーブンで15時間乾燥硬化し、偏光板を作製した。乾燥後の接着剤層の厚さは50nmであった。
熱可塑性樹脂フィルム2Bを用い、その表面に、下記方法で帯電防止層C1を形成した。
ナガセケムテックス(株)製、「デナトロン」♯3020を、80質量%エタノール水溶液で稀釈して、固形分濃度4.5質量%の塗布液を調製した。この塗布液を、熱可塑性樹脂フィルム2Bの片面に、乾燥後質量が0.30g/m2となるように塗布し、乾燥して帯電防止層C1を形成した。
また、第2の保護フィルムとして熱可塑性樹脂フィルム2B(但し、帯電防止層C1は形成していない)を用いた。
一方の熱可塑性樹脂フィルム2Bの裏面(帯電防止層C1を形成していない側の面)と、他方の熱可塑性樹脂フィルム2Bの片面とに、接着剤1を塗布し、これらのフィルムで偏光子用のポリビニルアルコール膜を挟んで、上記と同様にして、偏光板PL2を作製した。この偏光板PL2は、図1(b)と同様の構成であった。
熱可塑性樹脂フィルム3Bを用いた。
偏光子として、ヨウ素系ポリビニルアルコール膜を準備した。
第2の保護フィルムとして上記で作製した保護フィルム用ポリマーフィルム3Cの表面に、下記方法で帯電防止層C2を形成したフィルムを用いた。
帯電防止層C2は、以下の方法で形成した。
ナガセケムテックス(株)製、「デナトロン」♯3027を、80質量%エタノール水溶液で稀釈して、固形分濃度3.5質量%の塗布液を調製した。この塗布液を、熱可塑性樹脂フィルム3Bの片面に、乾燥後質量が0.30g/m2となるように塗布し、乾燥して帯電防止層C2を形成した。
接着剤2を以下の方法で調製した。
まず、温度計、窒素ガス導入管、攪拌機を備えた反応器で、窒素ガスを導入しながら、1,4−ブタンジオール367.2質量部、イソフタル酸166質量部、ジブチルスズオキシド0.05質量部を加熱攪拌しながら溶融し、酸価1.1になるまで、200℃で8時間縮合反応を行った。120℃に冷却し、アジピン酸584質量部と2,2−ジメチロールプロピオン酸268質量部を加えて、再び170℃に昇温し、この温度で23時間反応させ、水酸基価102.0、酸価93.5のポリエステルポリオールを得た。得られたポリエステル55質量部を減圧下100℃で脱水し、その後、60℃に冷却し、1,4−ブタンジオール6.58質量部を加えて、充分に攪拌混合し、次いで、ヘキサメチレンジイソシアネート35.17質量部を加え、100℃で加熱し、この温度で4.5時間反応させて、NCO末端ウレタンプレポリマーを得た。反応終了後、40℃に冷却し、アセトン96.75質量部を加えて希釈し、プレポリマー溶液とした。ピペラジン7.04質量部とトリエチルアミン10.19質量部を予め水245.19質量部に溶解させて得られたアミン水溶液中に前記プレポリマー溶液を徐々に注ぎ込んで、鎖伸長と中和とを同時に行った。この反応生成物から、減圧下、50℃でアセトンを除去した後、水を加えて不揮発分30%、粘度60mPa・s/25℃、pH7.1のポリエステル系アイオノマー型ウレタン樹脂の水分散液を得た。得られたポリエステル系アイオノマー型ウレタン樹脂の水分散液20質量部、自己乳化型ポリイソシアネート(1−1)1.2質量部を脱イオン水14.8質量部に分散させて、不揮発分20%の接着剤2を得た。この接着剤2は、ポリエステル系アイオノマー型ウレタン樹脂を含有するポリウレタン系接着剤の一例である。
図2(d)に示す構成と同様の構成の偏光板PL4を作製した。
まず、温度計、加熱装置、攪拌機、還流冷却管、窒素ガス導入装置、滴下ロートを備えた4ツ口フラスコに、キシレン115部、酢酸ブチル30部を仕込み、窒素ガスを導入しながら、加熱攪拌し、内温が100℃になったところで、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル15部と、メタクリル酸メチル50部と、メタクリル酸ブチル33部と、メタクリル酸2部と、1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン(日本油脂(株)製)0.26部との混合物を100℃一定下で、滴下ロートにより2時間にわたって滴下した。滴下終了後、100℃で2時間保持した後、1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン0.05部およびキシレン5部の混合物を滴下して、さらに2時間保持した。その後、内温を110℃に昇温し、2時間保持し、反応を終了し、重合液を室温に冷却して、不揮発分40%の重合液を得た。重合体の重量平均分子量(Mw)は27,000、数平均分子量(Mn)は17,000、水酸基価は70mgKOH/g・固形物であった。
得られたアクリルポリオール重合液10部、イソシアネート系硬化剤としてヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)ベース変性ポリイソシアネート(有効成分100%、ビウレット体)0.9部を秤量し、トルエン38部で希釈して、不揮発分10%の易接着層コーティング組成物P2を得た。この易接着層コーティング組成物P−2は、溶剤中にポリアクリルポリオールとイソシアネート系硬化剤とを含有する2液型ポリウレタン樹脂組成物の一例である。
また、上記で調製した易接着層コーティング組成物P2中に、偏光板PL2の作製において帯電防止層C1の形成に用いた「デナトロン」♯3020の80質量%エタノール水溶液による稀釈液を添加して、易接着能を有する帯電防止層用塗布液P2−1を調製した。この塗布液P2−1を、保護フィルム用ポリマーフィルム3Cの片面に、バーコーター#2で塗布し、100℃の熱風乾燥機に投入して、溶剤を除去して前記組成物を乾燥させて帯電防止層C1’を形成した。乾燥後の易接着能を有する帯電防止層C1’の厚さは300nmであった。
熱可塑性樹脂フィルム3B上に形成した易接着層P2の面と、ポリマーフィルム4Cの帯電防止層C1’の面とに、接着剤1を塗布し、これらのフィルムで偏光子用のポリビニルアルコール膜を挟んで、上記と同様にして、偏光板PL4を作製した。この偏光板PL4は、図2(d)と同様の構成であった。
偏光板PL4の作製において、帯電防止層C1'に代えて、帯電防止層C2’、C5’、C7’及びC9’をそれぞれ形成した以外は、全く同様にして、偏光板PL5〜PL8をそれぞれ作製した。
帯電防止層C2’(偏光板PL5):
帯電防止層C2’は、上記で調製した易接着層コーティング組成物P2中に、偏光板PL3の作製において帯電防止層C2の形成に用いた「デナトロン」♯3027の80質量%エタノール水溶液による稀釈液を添加して、易接着能を有する帯電防止層用塗布液P2−2を調製した。この塗布液P2−2を、塗布液P2−1の代わりに用いた以外は、易接着能を有する帯電防止層C1’と同様にして、易接着能を有する帯電防止層C2’を形成した。
上記で調製した易接着層コーティング組成物P2中に、Poly(thiophene-2,5-diyl), bromine terminated (ALDRICH製、ポリチオフェンで末端基がBr)を添加して、易接着能を有する帯電防止層用塗布液P2−3を調製した。この塗布液P2−3を、塗布液P2−1の代わりに用いた以外は、易接着能を有する帯電防止層C1’と同様にして、易接着能を有する帯電防止層C5’を形成した。
下記構造の4,8−ジヒドロキシ−4,8−ビス(2−チエニル)ベンゾ[1,2−c:4,5−c']−ビス[1,2,5]チアジアゾールを、特表2003−513100号公報の実施例1に記載の方法により合成した。この化合物を、上記で調製した易接着層コーティング組成物P2中に添加し、易接着能を有する帯電防止層用塗布液P2−4を調製した。この塗布液P2−4を、塗布液P2−1の代わりに用いた以外は、易接着能を有する帯電防止層C1’と同様にして、易接着能を有する帯電防止層C7’を形成した。
上記で調製した易接着層コーティング組成物P2中に、PEDOT(ポリ(エチレンジオキシチオフェン)、バイエル社製)を添加して、易接着能を有する帯電防止層用塗布液P2−5を調製した。この塗布液P2−5を、塗布液P2−1の代わりに用いた以外は、易接着能を有する帯電防止層C1’と同様にして、易接着能を有する帯電防止層C9’を形成した。
図2(b)に示す構成と同様の構成(但し、偏光子10と保護フィルム12bとの間に易接着層を配置)の偏光板PL8を作製した。
熱可塑性樹脂フィルム1Bの片面に、以下の方法により、帯電防止層C4’を形成した。
まず、ジメチルテレフタレート194.2質量部、エチレングリコール124質量部、ネオペンチルグリコール208.3質量部、三酸化アンチモン0.14質量部および酢酸亜鉛0.2質量部を反応器に仕込み、窒素気流下、160〜220℃で、エステル交換反応を行った。所定量のメタノール流出後、セバチン酸202.3質量部を加え、220〜230℃でエステル化反応を行い、徐々に減圧し、230〜260℃で30分間縮合後、0.1〜0.2mmHgで270〜275℃で2時間重縮合反応を行った。数平均分子量が約10,000であるポリエステルグリコールを得た。得られたポリエステルグリコールをトルエン/メチルエチルケトン(質量比1/1)の混合溶剤に溶解し、不揮発分50%の溶液(P−3−A)を得た。
トリレンジイソシアネート(2,4−体/2,6−体=80/20)174.2質量部と、トリメチロールプロパン44.7質量部と、酢酸エチル73.0質量部との混合液を65℃で3時間反応させて、不揮発分75%、NCO基含有量14.4%、数平均分子量657のポリウレタンイソシアネートの溶液(P−3−B)を得た。
得られたアクリルポリオール重合液(P−3−A)100質量部およびポリウレタンイソシアネートの溶液(P−3−B)10質量部をトルエン465質量部で希釈して、不揮発分10%の易接着層コーティング組成物P3を得た。この易接着層コーティング組成物P3は、溶剤中にポリエステルポリオールとイソシアネート系硬化剤とを含有する2液型ポリウレタン樹脂組成物の一例である。
また、第2の保護フィルムとして、上記で作製した保護フィルム用ポリマーフィルム5Cを用いた。ポリマーフィルム5Cの片面には、あらかじめ易接着層コーティング組成物P3をバーコーター#2で塗布し、100℃の熱風乾燥機に投入して、溶剤を除去して前記組成物を乾燥させて易接着層P3を形成した。乾燥後の易接着層P3の厚さは300nmであった。
熱可塑性樹脂フィルム1B上に形成した帯電防止層C4’の面と、ポリマーフィルム5Cの易接着層P3の面とに、接着剤2を塗布し、これらのフィルムで偏光子用のポリビニルアルコール膜を挟んで、上記と同様にして、偏光板PL9を作製した。この偏光板PL9は、図2(b)に示す構成と同様の構成(但し、偏光子10と保護フィルム12bとの間に易接着層を配置)であった。
まず、熱可塑性樹脂フィルム1Bの片面に、易接着層コーティング組成物P2を上記と同様にして塗布して、易接着層P2を形成した。
偏光子として、ヨウ素系ポリビニルアルコール膜を準備した。
また、第2の保護フィルムとして、熱可塑性樹脂フィルム1Bを用いた。熱可塑性樹脂フィルム1Bの片面には、あらかじめ易接着層コーティング組成物P2を上記と同様に塗布して、厚さ300nmの易接着層P2を形成した。他方の面には、下記の方法で帯電防止層C3を形成した。
ナガセケムテックス(株)製、「デナトロン」♯3020からバインダー樹脂を除いた水性組成物(ナガセケムテックス(株)製)を、80質量%エタノール水溶液で稀釈して、固形分濃度1.0質量%の塗布液を調製した。この塗布液を乾燥後質量が0.22g/m2で、熱可塑性樹脂フィルム1Bの易接着層P2の面に塗布して、乾燥し、帯電防止層C3を形成した。
接着剤3は、以下の方法で調製した。
接着剤2と同様の方法で、テレフタル酸/イソフタル酸/アジピン酸/エチレングリコール/ネオペンチルグリコール(モル比で30/30/40/50/50)の共重合ポリステルポリオール(数平均分子量2,000、水酸基価93.0、酸価0.2)200質量部、2,2−ジメチロールプロピオン酸13.41質量部、ヘキサンメチレンジイソシアネート33.64質量部をメチルエチルケトン中で反応させてウレタン化した後、アンモニア水で中和して、不揮発分20%の透明コロイド状水分散液を得た。次いで、温度計、攪拌機を備えた反応器中に前記透明コロイド状水分散液100質量部を仕込み、攪拌しながら、エピクロン850(大日本インキ化学工業(株)製)1.81質量部を添加し、60℃で12時間反応させて、ポリエポキシで変性したポリエステル系アイオノマー型ウレタン樹脂の水分散液を得た。得られたポリエポキシで変性したポリエステル系アイオノマー型ウレタン樹脂と自己乳化型ポリイソシアネート(1−1)との固形分比が100/20となるように脱イオン水に混合分散させて、不揮発分20%の接着剤3を得た。この接着剤3は、(エポキシ変性)ポリエステル系アイオノマー型ウレタン樹脂を含有するポリウレタン系接着剤の一例である。
熱可塑性樹脂フィルム2Bの片面に、以下の方法で易接着層P4を形成した。
易接着層P4の形成のために、易接着層コーティング組成物P4を以下の通り調製した。まず、温度計、攪拌機、質量部分還流式冷却管を備えた反応器に、ジメチルイソフタレート932質量部、エチレングリコール488質量部、ネオペンチルグリコール400質量部および触媒を仕込み、140〜210℃で、4時間エステル交換反応を行った。続いて、反応系を90分間かけて1,333Pa(10mmHg)に減圧し、さらに230℃、133Pa(1mmHg)以下で、30分間重縮合反応を行った。得られたポリエステルジオールの数平均分子量は、2,400であった。また、得られたポリエステルジオールをNMRで分析した結果、組成はイソフタル酸100モル%、エチレングリコール50モル%、ネオペンチルグリコール50モル%であった。次いで、温度計、攪拌機を備えた反応器に、トルエン445質量部、メチルエチルケトン445質量部、上記ポリエステルジオール500質量部、ネオペンチルグリコール30質量部を仕込み、60℃で溶解し、そこに4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート121質量部および触媒としてジブチルスズラウレート0.3質量部を仕込んだ。温度を80℃に調節しながら、10時間反応させた。その後、トルエン330質量部、メチルエチルケトン330質量部を仕込み、1時間攪拌し、ポリウレタン樹脂を得た。得られたポリウレタン樹脂の数平均分子量は、38,000であった。さらに、トルエン/メチルエチルケトン(質量比1/1)の混合溶剤で不揮発分10wt%に希釈し、易接着層コーティング組成物P−4を得た。この易接着層コーティング組成物P4は、溶剤中にポリエステル系ポリウレタン樹脂を含有する1液型ポリウレタン樹脂組成物の一例である。
また、第2の保護フィルムとして、あらかじめ、セルローストリアセテートフィルム(TACフィルム、富士フイルム製「TD80UL」)の片面に、帯電防止層C4の形成に用いた塗布液を塗布し、上記と同様にして帯電防止層C4を形成したフィルムを用いた。
熱可塑性樹脂フィルム2B上に形成した易接着層P2の面に上記で調製した粘着剤1を塗布し、一方TACフィルムの裏面(帯電防止層C4を形成していない側の面)に、接着剤4(ポリビニルアルコール(クラレポバールPVA−110、(株)クラレ製)の7.5wt%水溶液を接着剤4として用いた)を塗布し、これらのフィルムで偏光子用のポリビニルアルコール膜を挟んで、上記と同様にして、偏光板PL11を作製した。この偏光板PL11は、図2(c)と同様の構成であった。
図3(a)と同様の構成(但し、偏光子10と保護フィルム12bとの間に易接着層を配置)の偏光板PL12を作製した。
まず、熱可塑性樹脂フィルム1Bの両面に、易接着層コーティング組成物P2を上記と同様に塗布して、両面に易接着層P2を形成した。
次に、この一方の易接着層の面に、帯電防止層C2の形成に用いた塗布液を塗布して、帯電防止層C2を形成した。さらに、帯電防止層C2の表面に、反射防止剤(旭硝子製、商品名:サイトップ)をバーコーターを用いて塗布し、膜厚0.1μmの低屈折率の反射防止層を形成した。
また、第2の保護フィルムとして、上記で作製した保護フィルム用ポリマーフィルム1Cを用いた。ポリマーフィルム1Cの片面には、あらかじめ易接着層コーティング組成物P2を上記と同様に塗布して、同様の易接着層P2を形成した。
熱可塑性樹脂フィルム1Bの易接着層P2の面(帯電防止層C2及び反射防止層が形成されていない)、及びポリマーフィルム1Cの易接着層P2の面に、上記で調製した粘着剤1を塗布し、これらのフィルムで偏光子用のポリビニルアルコール膜を挟んで、圧着ローラーで余分な接着剤を押し出しながら、ウェットラミネーションにより貼合した。このように貼合した積層フィルムを熱風乾燥機中で60℃×10分の条件で乾燥させた。次いで、50℃のオーブンで15時間乾燥硬化し、偏光板を作製した。乾燥後の接着剤層の厚さは50nmであった。
偏光板PL12で形成した帯電防止層C1を、下記の通り、各帯電防止層に代えた以外は、全く同一の方法で、図3(a)と同様の構成の偏光板PL13〜PL20を作製した。
帯電防止層C2(偏光板PL13):
実施例3と同様にして、帯電防止層C2を形成した。
帯電防止層C3(偏光板PL14):
実施例9と同様にして、帯電防止層C3を形成した。
帯電防止層C4(偏光板PL15):
実施例4と同様にして、帯電防止層C4を形成した。
帯電防止層C5(偏光板PL16):
実施例6の帯電防止層C5’の形成に用いたPoly(thiophene-2,5-diyl), bromine terminated (ALDRICH製、ポリチオフェンで末端基がBr)をポリチオフェンとして用い、常法にしたがって、導電性ポリマーを調製して、帯電防止層C5を形成した。
特表2004−532298号公報の実施例1に記載の方法に従って、イオン錯体ポリチオフェン+An-の水性分散液を調製した。具体的には、遊離ポリスチレンスルホン酸(Mn約40000)20g、カリウムペルオキソジスルフェート21.4gおよび硫酸鉄(III)50mgを、撹拌しながら水2000ml中に装入した。撹拌しながら、3,4−エチレンジオキシチオフェン8.0gを添加した。溶液を室温で24時間撹拌した。次いで、アニオン交換体(市販品 Bayer AG Lewatit MP 62)100gおよびカチオン交換体(市販品 Bayer AG Lewatit S 100)100g(双方とも水で湿潤されたもの)を添加し、8時間撹拌した。イオン交換体を濾過により除去した。約1.2質量%の固体含量を有するすぐに使用可能な溶液が得られた。
撹拌機および内部温度計を備えた500mlの3つ口フラスコ中に、上記で製造した溶液100gを装入した。ジメチルアセトアミド200gを攪拌しながら15分間で添加し、引き続き、水とジメチルアセトアミドとの混合物122gを、40℃で18ミリバールの圧力で留去した。この溶液10gをエタノールで希釈し、引き続き、この溶液を、スパイラルドクターブレードを用いて24μmの湿潤被膜厚で、熱可塑性樹脂フィルム1Bの表面に塗布して、60℃で15分間乾燥させ、帯電防止層C6を形成した。
実施例7で用いた4,8−ジヒドロキシ−4,8−ビス(2−チエニル)ベンゾ[1,2−c:4,5−c']−ビス[1,2,5]チアジアゾールを用いて、常法に従って、導電性ポリマーを調製し、それを用いた帯電防止層C7を形成した。
帯電防止層C8(偏光板PL19):
微粉末状にされた4,8−ジヒドロキシ−4,8−ビス(2−チエニル)ベンゾ[1,2−c:4,5−c']−ビス[1,2,5]チアジアゾール(25mg)にギ酸(10ml)を加え、混合物を室温で12時間撹拌した。得られたポリマーを、導電性ポリマーとして用いて、帯電防止層C8を形成した。
帯電防止層C8(偏光板PL20):
実施例8で用いたPEDOT(ポリ(エチレンジオキシチオフェン)、バイエル社製)を用いて、常法に従って、帯電防止層C9を形成した。
図3(b)と同様の構成の偏光板PL21を作製した。具体的には、以下の通りの方法で作製した。
まず、熱可塑性樹脂フィルム4Bの一方の面に、帯電防止層C4の形成に用いた塗布液を塗布し、同様にして帯電防止層C4を形成し、さらに帯電防止層C4の面上に、偏光板PL12と同様にして、反射防止層を形成した。熱可塑性樹脂フィルム4Bの他方の面には、以下の方法で調製した易接着層コーティング組成物P5を、上記と同様に塗布して、易接着層P5を形成した。
易接着層コーティング組成物P5は、温度計、窒素ガス導入管、攪拌機を備えた反応器で、トリレンジイソシアネート(デスモジュールT−80、日本ポリウレタン工業(株)製;NCO基含有量48.1%)38質量部とひまし油(商品名LAV、伊藤製油(株)製;平均分子量1,050、水酸基価160)62質量部とを、窒素ガス中において、75℃で4時間反応させることにより、NCO基含有量10.8%のNCO末端ウレタンプレポリマーを得た。さらに、トルエン/酢酸エチル(質量比4/1)の混合溶剤で不揮発分10wt%に希釈して調製した。この易接着層コーティング組成物P5は、1液型湿気硬化型ポリウレタン樹脂組成物の一例である。
また、第2の保護フィルムとして、熱可塑性樹脂フィルム4Bを用いた。この熱可塑性樹脂フィルム4Bの片面には、あらかじめ易接着層コーティング組成物P5を上記と同様に塗布して、同様の易接着層P5を形成した。
熱可塑性樹脂フィルム4Bの易接着層P5の面(帯電防止層C4及び反射防止層が形成されていない)、及び第2の保護フィルムとして用いる熱可塑性樹脂フィルム4Bの易接着層P5の面に、上記で調製した粘着剤3を塗布し、これらのフィルムで偏光子用のポリビニルアルコール膜を挟んで、上記と同様にして、偏光板PL21を作製した。この偏光板PL21は、図3(b)と同様の構成であった。
図3(c)と同様の構成の偏光板PL22を作製した。具体的には、以下の方法で製造した。
熱可塑性樹脂フィルム1Bの一方の面に、偏光板PL12と同様にして、反射防止層を形成し、他方の面に、易接着層コーティング組成物P1は、上記と同様にして塗布して、同様の易接着層P1を形成した。
また、第2の保護フィルムとして、熱可塑性樹脂フィルム1Bを用いた。この熱可塑性樹脂フィルム1Bの一方の面には帯電防止層C1を、及び他方の面には易接着層P1を上記と同様にしてあらかじめ形成した。
双方の熱可塑性樹脂フィルム1Bの易接着層P1の面に、上記で調製した粘着剤2をそれぞれ塗布し、これらのフィルムで偏光子用のポリビニルアルコール膜を挟んで、上記と同様にして、偏光板PL22を作製した。この偏光板PL22は、図3(c)と同様の構成であった。
図1(c)と同様の構成の偏光板PL23を作製した。
熱可塑性樹脂フィルム2Bを用いた。
偏光子として、ヨウ素系ポリビニルアルコール膜を準備した。
また、第2の保護フィルムとして、熱可塑性樹脂フィルム2Bの一方の面に帯電防止層C1をあらかじめ形成したフィルムを用いた。
双方の熱可塑性樹脂フィルム2Bの片面に、上記で調製した粘着剤1をそれぞれ塗布し、これらのフィルムで偏光子用のポリビニルアルコール膜を挟んで、上記と同様にして、偏光板PL23を作製した。この偏光板PL23は、図1(c)と同様の構成であった。
偏光子として、ヨウ素系ポリビニルアルコール膜を準備した。双方の面の保護フィルムとして同一のTACフィルム(富士フイルム製「TD80UL」)を用いて、粘着剤4を用いて、偏光子の表面にそれぞれ貼り合せて、偏光板PL100を作製した。
[比較例2:偏光板PL101の作製]
偏光板PL100の作製において、双方の保護フィルムとして用いたTACフィルムを熱可塑性樹脂フィルム1Bに代え、接着剤4を接着剤1に代えた以外は、偏光板PL100と同様にして偏光板PL101を作製した。
[比較例3:偏光板PL102の作製]
偏光板PL101の作製において、双方の熱可塑性樹脂フィルム1Bの接着面に、易接着層P2をそれぞれ形成し、その易接着面に、粘着剤2を塗布して、偏光子と貼り合せた以外は、偏光板PL101と同様にして偏光板PL102を作製した。
作製した偏光板PL1〜PL23、及びPL100〜PL102について、以下の評価を行った。
(表面抵抗値の測定)
表面抵抗計[三菱化学(株)製、ハイレスターUP(MCP−HT450)]を用いて、JIS K7194に準じて表面抵抗値を測定した。
(耐水性)
得られた各偏光板を25×50mmの長方形に切断し、60℃の温水に4時間浸漬した後、偏光子と保護フィルム(偏光板PL1〜PL21、及びPL101及びPL102では熱可塑性樹脂フィルム、PL100ではTACフィルム、)との界面における剥離の有無を確認した。判定は下記の基準で行った。
○:偏光子と保護フィルムとの界面で剥離なし
△:偏光子と保護フィルムとの界面の一部に剥離あり
×:偏光子と保護フィルムとの界面の全体で剥離した
(耐湿性)
得られた各偏光板を25×50mmの長方形に切断し、60℃/95%RHの恒温恒湿機に入れ、500時間経過後に取り出し、変色や剥離の様子を目視にて観察した。判定は下記の基準で行った。
◎:剥離なし・変色なし
○:剥離なし・わずかに変色あり
×:剥離あり・変色あり
得られた各偏光板を、80℃の乾燥雰囲気中及び60℃相対湿度90%の雰囲気中に、それぞれ500時間放置した後、偏光板性能(偏光度)の低下を以下の基準で評価した。
◎:偏光度変化が0.005以下
○:偏光度変化が0.005を超え、0.01以下
△:偏光度変化が0.01を超え、0.05以下
×:偏光度変化が、0.05を超え、0.1以上
得られた各偏光板を、80℃の乾燥雰囲気中に120時間放置した後、液晶パネル(BRAVIA KDL-32V2000)に実装し、黒表示時の光漏れ、及びパネル内に実装された各偏光板の表面へのゴミ付着性を、以下の基準で評価した。なお、液晶表示装置に実装する際は、各偏光板の裏面(図1や図2では、下側の表面)に、粘着剤シート(SK−2057 綜研化学製)を貼合した。
《光漏れ》
◎:光漏れなし
○:光漏れ箇所があるが面積小さい
×:光漏れがあり、面積が大きい
《ゴミ付着性》
◎:ゴミが付着していない
○:ゴミつきが少なく気にならない
×:ゴミつきが多く、気になるレベル
これらの評価結果を、以下の表1にまとめる。
12a 保護フィルム(熱可塑性樹脂フィルム)
12b 第2の保護フィルム
14 帯電防止層
16 反射防止層
18 易接着層
Claims (13)
- 偏光子と、少なくとも1種のラクトン環含有重合体を主成分として含む熱可塑性樹脂フィルムと、導電性ポリマーを含む帯電防止層とを少なくとも有することを特徴とする偏光板。
- 前記導電性ポリマーが、ポリ(3,4−ジ置換チオフェン)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の偏光板。
- 前記導電性ポリマーが、臭素終端ポリ(チオフェン−2,5−ジイル)(Poly(thiophene-2,5-diyl), bromine terminated)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の偏光板。
- 前記導電性ポリマーが、ポリ(エチレンジオキシチオフェン)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の偏光板。
- 前記熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも一方の面上に、ポリウレタン樹脂及び/又はアミノ基含有ポリマーを含有する易接着層を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の偏光板。
- 前記易接着層が、帯電防止剤を含むことを特徴とする請求項6に記載の偏光板。
- 前記熱可塑性樹脂フィルムを、最外層として有し、該フィルムの表面に処理層をさらに有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の偏光板。
- 前記熱可塑性樹脂フィルムが、延伸されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の偏光板。
- 前記熱可塑性樹脂フィルムが、添加剤の少なくとも一種を含有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の偏光板。
- 前記熱可塑性樹脂フィルムが、視野角補償能を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の偏光板。
- 前記帯電防止層が、塗布により形成された層であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の偏光板。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載の偏光板を有する液晶表示装置。
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