[go: up one dir, main page]

JP2009085270A - ロックボール - Google Patents

ロックボール Download PDF

Info

Publication number
JP2009085270A
JP2009085270A JP2007253605A JP2007253605A JP2009085270A JP 2009085270 A JP2009085270 A JP 2009085270A JP 2007253605 A JP2007253605 A JP 2007253605A JP 2007253605 A JP2007253605 A JP 2007253605A JP 2009085270 A JP2009085270 A JP 2009085270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
ball
inner cylinder
lock ball
lubricant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007253605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5248831B2 (ja
Inventor
Hiroshi Hotta
博史 堀田
Yoshie Miyazaki
剛枝 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AI Co Ltd
Original Assignee
Aisin AI Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AI Co Ltd filed Critical Aisin AI Co Ltd
Priority to JP2007253605A priority Critical patent/JP5248831B2/ja
Publication of JP2009085270A publication Critical patent/JP2009085270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5248831B2 publication Critical patent/JP5248831B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/38Detents

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

【課題】摺動部分に潤滑油が容易に供給できるロックボールを提供することを課題とする。
【解決手段】ロック対象物体2を所定位置に係止する係止ボール11と、係止ボール11の球面部分111を一端121より突出した状態で回転自在に保持する内筒12と、内筒12を軸方向に沿って摺動可能に収容する収容空間13を有し一端開口141有底146のケース14と、ケース14の収容空間13の底146と該収容空間13に収容された内筒12の他端122側との間に圧縮状態で保持され該内筒12を一端121側に付勢する圧縮バネ15とを備える。ケース14は、収容された内筒12と摺接する内壁面1402を持つ側壁140に潤滑剤を導入する潤滑剤導入通孔16を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車などの車両における変速装置等に用いられるロックボールに関する。
自動車などの車両において、走行速度に応じて駆動源から車輪への動力伝達を円滑に行うため、トランスミッション(変速機)が装着されている。運転者が操作レバーを操作することにより変速機のギアシフトが行われ、走行速度などの車両の運転状態(ニュートラル、ファースト、セカンド等)が制御される。また、変速機においての速度設定は、変速機に設けられるロックボール(係合部材)の係止ボールがロック対象物体の所定係止凹部に落ち込むことにより係合して決められる。つまり、変速機に取り付けられたロックボールの係止ボールが、ロック対象物体の複数個の係止凹部のうち所定位置にある一つの係止凹部に落ち込み係合することにより、特定の走行速度に適合するギアが接続され、車両の運転状態(低速、高速又は加速)が制御される。
図7、8は、このような変速機に使用される従来のロックボールを示す。なお、図7は従来のロックボールの斜視図、図8は平面図である。この従来のロックボールは、主にケース部91、内筒部93、係止ボール92、バネ(図示せず)とからなる。ケース部91は、一端に開口911を備え他端に底部912を備える一端開口で有底の円筒状である。内筒部93は、ケース部91の内部空間に軸方向摺動自在に収容されている。また、内筒部93の一端とケース部91の内部空間の底部912との間に圧縮された状態のバネが配置されている。内筒部93の他端には係止ボール92が回転可能に嵌入され保持されている。内筒部93の一端に圧縮されたバネが配置されていることから、内筒部93及び内筒部93の他端に保持された係止ボール92は、ケース部91の開口911側に付勢されている。
この従来のロックボールは、走行中の車両の速度を変えようとするとき、ロック対象物体がロックボールに対して相対移動する。この際、ロックボールのボール92は、ロック対象物体の表面に押し付けられた状態で一つの係止凹部から隣の係止凹部に回転移動する。ボール92が係止凹部から出入する時、係止ボール92はロック対象物体に押され、ケース部91に対して軸方向に移動する。すなわち、係止ボール92を保持する内筒部93はバネの付勢力に抗してケース91の内部空間内で軸方向に相対移動する。
変速機の円滑な変速(ギアシフト)を達成するためにロックボールにおける係止ボール92のスムースな動きも重要である。ロックボールの係止ボール92がスムースに動くためには、係止ボール92を回転自在に保持する内筒部93がバネの付勢力に抗してケース部91の内部空間を形成する内壁面内軸方向にスムースに摺動する必要がある。
従来のロックボールは変速機の内部(室内)において、回転駆動される変速機の部品により掻き上げられ飛散された噴霧状態の潤滑剤がロックボールのケース部91の先端開口911からケース部91内に導入され、互いに摺動する内筒部93の外周面とケース91の内周面との間、及び係止ボール92とこれを回転自在に保持する内筒部93の一端との間に潤滑油が供給され、スムースな摺動が得られる。
しかしながら、ロックボールの係止ボール92が係止凹部に出入りすることにより相対移動するケース部91と内筒部93の軸方向の相対移動距離は極めて短く、開口911が狭いため、互いに摺動するケース部91の内周面と内筒部93の外周面との間に潤滑剤を供給するのは容易ではない。このため、変速機内部に保持されている潤滑剤の掻き上げ飛散が十分でない場合には、ロックボールに供給される潤滑剤が不足する場合も想定される。
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、ロックボールに十分な潤滑剤が供給でき、スムースなボールの動きが得られるロックボールを提供することを課題とする。
本発明のロックボールは、ロック対象物体を所定位置に係止する係止ボールと、前記係止ボールの球面部分を一端より突出した状態で回転自在に保持する内筒と、前記内筒に保持された係止ボールの球面部分を一端開口より突出した状態で該内筒を軸方向に沿って摺動可能に収容する収容空間を有する一端開口有底のケースと、前記ケースの前記収容空間の底と該収容空間に収容された前記内筒の他端側との間に圧縮状態で保持され該内筒を一端側に付勢する圧縮バネと、を備えるロックボールにおいて、前記ケースは、収容された前記内筒と摺接する内壁面を持つ側壁に潤滑剤を導入する潤滑剤導入通孔を備えることを特徴とする。
本発明のロックボールでは、その内筒と摺接する内壁面をもつケースの側壁に潤滑剤導入孔が設けられている。このためケースの開口からの潤滑剤の導入と共に、ロックボールの周囲に飛散している潤滑剤がケースの外側から潤滑剤導入孔を介して、直接互いに摺動する内筒の外周面とケースの内周面との間に潤滑剤が導入される。このように潤滑剤の導入が容易になるため潤滑剤の供給不足が避けられ、係止ボールのスムースな動きをもつロックボールとなる。
本発明のロックボールは、係止ボールと、内筒と、ケースと、圧縮バネとからなる。また、ケースの側壁には潤滑剤導入通孔が備えられている。係止ボールは、ロック対象物体の係合凹部に落ち込んで係合し、ロック対象物体を所定位置に係止するものである。
内筒は、両端を備えており、その一端に係止ボールの球面部分を突出させた状態で回転自在に保持している。内筒の他端にはバネの一端部を収納する開口空間を設けることができる。
ケースは、一端に開口と他端に底とを有し、内部に収容空間を備えるものである。ケースの内部空間には、係止ボールの球面部分が開口から突出した状態で内筒がケースの軸方向に沿って摺動可能に収容されている。このケースは内壁面を持つ側壁を備えており、潤滑剤導入通孔はケースの側壁に形成されている。潤滑剤導入通孔を介して、潤滑剤を内筒と摺接するケースの側壁に導入される。
潤滑剤導入通孔は、ケースの側壁を貫通し、複数個でケースの側壁の外周方向に分散して配置することが好ましい。また、潤滑剤導入通孔の形状は、円形、楕円形、長穴形又は方形などとすることができる。なお、潤滑剤導入通孔の形状はこれに限定されない。また、潤滑剤導入通孔のサイズ、数及び配置などは、ケースの形状などに応じて最適化することができる。
圧縮バネは、ケースの底と、ケースの収容空間に収容された内筒の他端側との間に圧縮状態で保持され、内筒を一端側に付勢するものである。圧縮バネとしてコイルスプリングが好ましく採用できるが、コイルスプリングに限定されなく、弾力性を有し圧縮できるものであればよい。
なお、本発明のロックボールは、一般的に車両などの変速機に使用される。また、車両などの変速機の室内には、ギアなどの潤滑の為に潤滑剤が飛沫状態で使用される。飛散している潤滑剤は、ロックボールに噴射される際、ロックボールのケースの側壁に設けられた潤滑剤導入通孔を介してロックボールの内部に導入され、内筒の外壁面とケースの内壁面との間のスムースな摺動を可能にする。即ち、ロックボール内部に導入される潤滑剤により、内筒は低摩擦状態でケースの内壁面に沿って摺動することができ、係止ボールは係止凹部と係合または離合する際にスムーズに作動することができる。
なお、本発明に使用される潤滑剤として、一般的にギア潤滑に用いる潤滑油などを採用することができる。また、潤滑油が掻き上げ等で霧化(ミスト化)した状態で飛散して使用されることが好ましい。
本発明のロックボールを構成するケース、内筒及び係止ボールは、機械強度を有する金属部材などで構成することが好ましい。なお、これに限定されなく、セラミック、硬性樹脂なども採用できる。
本発明のロックボールによれば、そのケースの側壁に設けられる潤滑剤導入通孔により、潤滑剤をケースの外周側からケースの内部に有効に導入することができる。つまり、ケースの開口だけではなく、ケースの側壁に設けられ貫通する潤滑剤導入通孔により、ケースの外周側からケースの内部に潤滑剤を導入することができる。これにより、ケースの側壁の内壁面には、潤滑剤をより確実に導入することができ、ケースの内壁面を漏れなく効率的に潤滑することができる。よって、ケースの収容空間に収容された内筒は、ケースの内壁面を沿って摺動する際に摩擦による抵抗が抑えられ、スムースな動きが保証されると共に、ロックボールの使用寿命が向上する。
また、ケースの側壁に潤滑剤導入通孔を設けたことにより、ロックボールを変速機に取り付ける際にロックボールの先端開口の配置の方向性の制限が大きく緩和され、ロックボールの取付自由度が向上する。つまり、ロックボールのケースの側壁に潤滑剤導入通孔を設けることにより、ロックボールの内部に潤滑剤を導入可能な方向として、ロックボールの先端の開口方向に加え、ケースの周方向も採用でき、潤滑剤の飛散(噴射)方向に対するロックボールの取付自由度が向上する。
以下、本発明のロックボールの実施例を示し具体的に説明する。
(第1実施例)
本発明のロックボールの第1実施例を図1〜3を用いて説明する。なお、図1は本実施例のロックボールの斜視図を、図2はその平面図を示す。また、図3は、ロックボールの軸方向断面図を示す。
図3に示すように、本実施例のロックボール1は、主に係止ボール11と、内筒12と、ケース14と、圧縮バネ15とからなる。ケース14は、一端に開口端141と、反対側に底部146と、開口端141と底部146を連結する側壁140とを備え、円筒状として形成されている。この側壁140は、開口端141から底部146に向かう方向に、外周径が小さく薄い第1段部142と外周面にねじ山が形成された第2段部143と鍔状の第3段部144とボルト部145とからなっている。この側壁140の第1段部142及び第2段部143の内周面は同一内径をもつ平滑な内壁面1402が形成されている。ボルト部145の内側は内部空間13が形成され底部146の軸芯部分は内側に突出した突部分となっている。
側壁140の第1段部142には、円形(図1、図2に示す)の潤滑剤導入通孔(貫通孔)16が、側壁140の外周方向(外周面1401)に沿って、複数個均等に分散して配置されている。
また、変速機(図示せず)にロックボール1を容易に取付けできるように、ケース14の第2段部143には、雄ネジ構造が形成されている。また、ケース14のボルト部145には、ボルト構造が形成されている。さらに、第3段部144は、ケース14の側壁140の外周面1401より径外方向に突出し、出っ張った形状として形成されている。これにより、ボルト部145と、第3段部144と、第2段部143とを介して、ロックボール1は変速機に容易に取り付けることができる。
なお、本実施例のロックボール1の各寸法は、実際に変速機に取り付ける際の状況に応じて決めることができる。また、第1段部142における潤滑剤導入通孔16の形成位置、数等も実際に取り付ける際の状況に応じて決めれば良い。
また、図3に示すように、本実施例のロックボール1は、ケース14に収容空間13が形成されている。収容空間13は、ケース14の内壁面1402と底部146とで区画される。
ケース14の内部空間13には、内筒12が軸方向に摺動可能に設置されている。具体的には、内筒12の外壁面1201はケース14の内壁面1402に摺接して配置されている。つまり、内筒12はケース14の内壁面1402に案内され、ケース14の軸方向に沿って往復動を行うことができる。また、ケース14の開口端141には、内筒12の外径よりも小さい口径を有する脱落防止部1411を備えているため、内筒12は、ケース14の開口端141から脱落することがない。
また、内筒12は、第1端部121と第2端部122とを備えている。第1端部121には、係止ボール11を収容(保持)する半球状凹部1211が形成されている。係止ボール11は、係止ボール11の球面部分111を第1端部121より突出した状態で回転自在に半球状凹部1211に保持している。具体的には、図3に示すように、半球状凹部1211は係止ボール11の径よりも小さい開口部1212を備えており、係止ボール11は半球状凹部1211において開口部1212より内側に嵌入された状態で保持されている。
また、半球状凹部1211には、複数のベアリングボール112が設けられている。ベアリングボール112は、係止ボール11を安定した状態で第1端部121の半球状凹部1211内に保持し、且つ係止ボール11の回転運動を円滑に行えるように支えている。これにより、係止ボール11が回転する際、係止ボール11と第1端部121(半球状凹部1211)間の摩擦が抑制され、スムースに係止ボール11は回転可能となる。
一方、第2端部122には、ケース14の底部146との間に圧縮バネ15を挟持して収容するバネ収容凹部1221が形成されている。これにより、圧縮バネ15は、ケース14の収容空間13の底(底部146)と内筒12の第2端部122側(バネ収容凹部1221)との間に圧縮状態で保持される。よって、圧縮された圧縮バネ15は、内筒12及び内筒12に保持される係止ボール11を第1端部121側に付勢する。また、第1端部121側に保持された係止ボール11が弾性的にロック対象物体(シフト部2の係止凹部21、図3に示す)に係合することができる。なお、本実施例のバネ収容凹部1221は、本発明の内筒の他端(第2端部122)に位置する開口を構成するものである。
このように、係止ボール11は、内筒12の第1端部121においてケース14の開口端141より突出するように保持されており、内筒12の第2端部121とケース14の底(底部146)に圧縮状態で収容された圧縮バネ15により付勢されている。
変速機(図示せず)に取り付けられ固定されたロックボール1の先端に位置する係止ボール11は、変速機のシフト部2の端面20に設けられた複数の係止凹部21(21A,21B、21C)のうちのいずれか一つ(例えば、図3に示す係止凹部21B)に弾性的に係合し、係合状態(ロック状態)となる。また、変速機のシフト部2が回転部201により回転される場合、つまり、車両の変速制御が行われる際には、変速機のシフト部2は、変速機に取り付けられ固定されたロックボール1に対して、相対的に回転(図3に示す時計回り方向R1又はその逆方向R2)し、シフト部2の端面20に形成された係止凹部21とロックボール1との係合状態(ロック位置)が切り替えられる。例えば、シフト部2は回転部201により回転(R1、又はR2方向)すると、ロックボール1は係止凹部21Bから係止凹部21A或いは係止凹部21Cへ切替える(ロックする)ことができる。このように、変速機において車両の変速制御が行われる。
また、係止凹部21(21A、21B、21C)は係止ボール1との係止状態の切り替える際、係止ボール11が内筒12の第1端部121の半球状凹部1211において回転すると同時に、内筒12はケース14の収容空間13内において側壁140の内壁面に摺動しながら軸方向に沿って往復運動を行う。ケース14の第1段部142には、潤滑剤導入通孔16が設けられているため、潤滑剤がケース14の外側から側壁140の内壁面に有効に導入される。よって、内筒12がケース14の側壁140の内壁面に沿って摺動する際の摺動抵抗が軽減される。つまり、ケース14の側壁140に潤滑剤導入通孔16を設けることにより、ケース14の開口端141に加え、潤滑剤は、ケース14の側壁140から直接ケース14の内壁面1402に導入することもできる。これにより、ケース14の収容空間13内に収容された内筒12に対する潤滑効果が格段に向上し、有効にロックボール1の内部を潤滑し、摩擦による抵抗を軽減することができる。
なお、図2には、ケース14の側壁140に潤滑剤導入通孔16を設けた場合の潤滑剤の導入方向を示している。図2から理解できるように、従来のロックボール(図7、8を参照)では、変速機室内に飛散している潤滑剤をロックボール1の内部に導入する際、ロックボールの先端の向き(方向D1、図8を参照)を潤滑剤の飛散方向に調整する必要がある。よって、ロックボール1を変速機室内に取り付ける際の自由度が制限されている。これに対して、本実施例ではロックボール1の開口端141における導入方向D1に加え、側壁140の外周における任意方向(例えば、図2に示す導入方向D2、D3、D4等)から有効に潤滑剤をロックボール1の内部に導入することが可能である。このため、ロックボールを変速機に取付する際の自由度も向上する。
また、図1又は2に示すように、本実施例では、複数の円形の潤滑剤導入通孔16は所定間隔を持ち、二列でケース14の第1段部142に配置されているが、潤滑剤導入通孔16の数、サイズ、形状又は配置などはこれに限らず、ケース14の強度などの条件に応じて最適化することができる。
また、本実施例のロックボール1では、ロックボール1のケース14の側壁140において、潤滑剤導入通孔16を円形として形成することにより、ケース14の強度を維持しながらも、有効に潤滑剤をケース14の内部に導入することができる。なお、円形に限らず、楕円形などの形状も採用できる。これにより、ケース14の収容空間13に収容された内筒12の摺動による摩擦が抑えられ、変速機の変速操作がより円滑に行うことができる。
(異なる使用例)
第1実施例のロックボール1により係止されるロック対象物を変更した例を図4に示す。この使用例ではロック対象物体となるシフト部2において第1実施例と異なっている。つまり、第1実施例では、シフト部2(図3に示す)は回転軸201(図3に示す)を介して回転する(回転方向R1、R2)ことにより係止凹部21とロックボール1との係合状態(ロック位置)を切替えている。これに対して、本実施例では、シフト部2が横方向の移動により係止凹部21とロックボール1との係合状態(ロック位置)を切替える形態を取る。
具体的には、本実施例の変速機のシフト部2はセレクトシャフト2Aにより構成されている。つまり、セレクトシャフト2Aは、軸方向(R3,R4)に移動でき、そのロックボール1に面する端面20には、複数個の係止凹部21(21A、21B、21C)が軸方向に整列して形成されている。ロックボール1は、係止凹部21のいずれか一つに弾性的に係合する。車両の変速操作により、変速機のセレクトシャフト2Aは、変速機に取り付けられ固定されたロックボール1に対して相対的に移動し、セレクトシャフト部2Aの端面20に形成された係止凹部21とロックボール1との係合状態(ロック位置)が切り替えられる。例えば、図4に示すように、セレクトシャフト部2Aは軸方向(R3、R4)に移動すると、ロックボール1は係止凹部21Aから係止凹部21B或いは係止凹部21Cへ切替える(ロックする)ことができる。このように、セレクトシャフト部2Aが軸方向(R3、R4)の相対移動により、係止凹部21とロックボール1との位置関係が決められ、ギアシフトにより車両の変速制御が行われる。
また、ロックボール1のケース14の側壁140に形成された潤滑剤導入通孔16を介して、ロックボール1の内部に潤滑剤が有効且つ均一に導入される。このため、ロックボール1とセレクトシャフト2Aに形成された係止凹部21との間のロック位置の切り替えによる係止ボール及び内筒12の摺動時の摩擦が抑制され、走行中の車両は変速機において円滑に変速を行うことができる。
(第2実施例)
本実施例は、第1実施例の構成とは基本的に同様である。以下、第1実施例と異なる部分を主に説明する。なお、第1実施例と同様な部分に関しては、同じ符号を用いて説明する。
図5は、本実施例のロックボールの斜視図を示す。本実施例のロックボール1は、ケース14の側壁140に形成されている潤滑剤導入通孔16の形状において第1実施例と異なっている。即ち、本実施例のロックボール1では、ケース14の側壁140の第1段部142には、長径がケース14の軸方向に沿った長穴形(スリット状)の貫通孔16Aが形成されている。貫通孔16Aは、複数個でそれぞれ平行に第1段部142の外周面に形成されている。なお、長穴形の貫通孔16Aは本発明の潤滑剤導入通孔を構成するものである。
また、貫通孔16Aの長径、短径、数、配置などは、ロックボール1のケース14の状態(例えば、形状、サイズ、強度等)、又は変速機に取り付ける際の状況に応じて最適化することができる。
(第3実施例)
本実施例は、第1実施例の構成とは基本的に同様である。以下、第1実施例と異なる部分を主に説明する。なお、第1実施例と同様な部分に関しては、同じ符号を用いて説明する。
図6は、本実施例のロックボールの軸方向断面図を示す。本実施例のロックボール1は、ケース14と内筒12との間に、更にスリーブ部17を同軸に設置したものである。具体的には、スリーブ部17は、円筒状のスリーブ171と、ベアリングボール173と、ボール支持部174とからなる。スリーブ部17は、ケース14と内筒12との間に設置されている。スリーブ部17のスリーブ171は、ケース14の開口端141側に第1端部1711と、ケース14の底部146側に第2端部1712と、外周面173及び内周面174とを備えている。また、スリーブ171は、ケース14の開口端141より一部突出しており、ケース14の側壁140の内壁面1402に固定されている。
また、図6に示すように、本実施例のロックボール1の内筒12の第1端部121の外周面には、第1外周面1213が形成されている。第1外周面1213は、スリーブ171の内周面1714に摺接している。また、内筒12の第2端部122には、第1外周面1213より小さい径を持つ第2外周面1222が形成されている。これにより、第2外周面1222とスリーブ171の内周面1714との間にスリーブ空間172が形成されている。また、内筒12の第2端部122には脱落防止部1223が形成されている。脱落防止部1223は、スリーブ171の第2端部1712より大きい径を持ち、スリーブ171の第2端部1712において内筒12を牽制し、内筒12がスリーブ部17から脱落することを防止するものである。
また、スリーブ空間172には、ベアリングボール173及びボール支持部174が複数個で配置されている。ベアリングボール173は、内筒12の第2外周面1222とスリーブ171の内周面1714に摺接している。つまり、ベアリングボール173が内筒12の軸方向の往復運動に応じて回転し、内筒12の外周面(第1外周面1213)とスリーブ17の内周面1714との間の摩擦抵抗を軽減する。
また、ケース14の開口端141より突出しているスリーブ171の先端所定位置(第1開口1711の付近位置)には、潤滑剤導入通孔16が複数個で形成されており、スリーブ171の外周方向から潤滑剤がロックボール1の内部(スリーブ空間172または第1外周面1213との間)に導入される。これにより、内筒12がスリーブ部17の内壁(内周面174)に摺動する際の摺動抵抗を軽減する。
(その他)
上記各実施例は、本発明の実施例を示したものであり、ロックボールの形状、寸法などはこの限りではない。また、上記各実施例では、本発明のロックボールは車両の変速機において使用され実施されていたが、これに限定されなく、その他の機器に使用することもできる。
本発明のロックボールは、例えば、自動車などの車両の変速機に使用することができる。
本発明の第1実施例におけるロックボールの斜視図を示すものである。 本発明の第1実施例におけるロックボールの平面図を示すものである。 本発明の第1実施例におけるロックボールの軸方向断面図を示すものである。 本発明の第1実施例におけるロックボールの使用例を異にした軸方向断面図を示すものである。 本発明の第2実施例におけるロックボールの斜視図を示すものである。 本発明の第3実施例におけるロックボールの軸方向断面図を示すものである。 従来のロックボールの斜視図を示すものである。 従来のロックボールの平面図を示すものである。
符号の説明
1:ロックボール 2:シフト部(ロック対象物体)
11:係止ボール 111:球面部分
12:内筒 121:第1端部(一端) 122:第2端部(他端)
13:内部空間 14:ケース
140:側壁 1402:内壁面
141:開口端(開口) 146:底部(底)
15:圧縮バネ 16:潤滑剤導入通孔

Claims (2)

  1. ロック対象物体を所定位置に係止する係止ボールと、
    前記係止ボールの球面部分を一端より突出した状態で回転自在に保持する内筒と、
    前記内筒に保持された係止ボールの球面部分を一端開口より突出した状態で該内筒を軸方向に沿って摺動可能に収容する収容空間を有する一端開口有底のケースと、
    前記ケースの前記収容空間の底と該収容空間に収容された前記内筒の他端側との間に圧縮状態で保持され該内筒を一端側に付勢する圧縮バネと、を備えるロックボールにおいて、
    前記ケースは、収容された前記内筒と摺接する内壁面を持つ側壁に潤滑剤を導入する潤滑剤導入通孔を備えることを特徴とするロックボール。
  2. 前記潤滑剤導入通孔は、円形、楕円形、長穴形又は方形であることを特徴とする請求項1に記載のロックボール。
JP2007253605A 2007-09-28 2007-09-28 ロックボール Expired - Fee Related JP5248831B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007253605A JP5248831B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 ロックボール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007253605A JP5248831B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 ロックボール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009085270A true JP2009085270A (ja) 2009-04-23
JP5248831B2 JP5248831B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=40658952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007253605A Expired - Fee Related JP5248831B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 ロックボール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5248831B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101876372A (zh) * 2009-04-28 2010-11-03 株式会社高井 柱塞
JP2019065969A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 ダイハツ工業株式会社 ロックボールホルダー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0643717U (ja) * 1992-11-17 1994-06-10 エヌティエヌ株式会社 戻り止め装置
JP2004278574A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Toyota Motor Corp ロックボール装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0643717U (ja) * 1992-11-17 1994-06-10 エヌティエヌ株式会社 戻り止め装置
JP2004278574A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Toyota Motor Corp ロックボール装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101876372A (zh) * 2009-04-28 2010-11-03 株式会社高井 柱塞
JP2010255821A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Takai Corporation:Kk プランジャ
JP2019065969A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 ダイハツ工業株式会社 ロックボールホルダー

Also Published As

Publication number Publication date
JP5248831B2 (ja) 2013-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101627054B1 (ko) 오버런 모드를 가진 커플링 어셈블리 및 그 안에서 사용하기 위한 래칫형 리버스 스트럿 또는 방사상 래칫
US8327729B2 (en) Shift drive mechanism for multi-speed transmission
US10190667B2 (en) Power transmission interrupting device and limited-slip differential
CN101562370A (zh) 电力传动装置
JP2014173658A (ja) オイルガイドプレート
JP4983402B2 (ja) 転がり軸受装置
JP5248831B2 (ja) ロックボール
JP6493106B2 (ja) セレクタブルワンウェイクラッチ
US10759036B2 (en) Power tool
US20150345572A1 (en) Driving force transmission apparatus
JP3187123U (ja) 送りネジ装置、その移動体およびアクチュエーター
US20080087134A1 (en) Impact absorbing device
US9523395B2 (en) Driving force transmission device
US20090042685A1 (en) Transmission
JP2011163253A (ja) ポンプ用タペット
JP2011047474A (ja) 軸受用保持器および軸受
JP2008051290A (ja) ワンウェイクラッチ
WO2019235578A1 (ja) 玉軸受
US8499894B2 (en) Lubrication structure for multi-speed transmission
JP2011153564A (ja) ポンプ用タペット
US6837352B2 (en) One-way clutch apparatus
JP7331574B2 (ja) クラッチ装置
JP5002413B2 (ja) 遊星歯車機構のピニオンシャフト取付構造
JP7124301B2 (ja) 4点接触玉軸受およびこれを備えるボールねじ装置
JP2011169154A (ja) ポンプ用タペット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees