JP2009083174A - ピロー包装用積層体およびウェットティッシュ用包装体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガスバリア性積層フィルムと熱融着層とからなる積層体であって、前記熱融着層は、熱融着性樹脂に炭素数18〜22の脂肪酸アミド(I)および/または炭素数23以上の脂肪酸アミド(II)からなる滑剤を含むことを特徴とする。低温シール性および滑り性、ガスバリア性を有し、かつ高速充填が可能である。
【選択図】なし
Description
更に、ウェットティッシュなどの消費材は、大量生産に適した高速充填性を有する必要がある。しかしながら、ピロー包装用積層体を巻き取った原反は、夏場の空調が効いていない倉庫や輸送時のトラック内等の高温環境下で、熱融着層の滑り性が低下する場合がある。この原反をピロー包装機に装着して製袋すると、ピロー成型用のガイド部分を通過させた後のセンターヒートシールを行う際に、熱融着層の滑り性が悪いために熱融着層同士がきれいに重なり合わず、シワが生じ、充填速度が高速になるほどより顕著になる。一方、高速充填には熱融着層が低温シール性およびホットタック性に優れることが要求されるが、ホットタック性および低温シール性を有し、かつ高速充填に適する滑り性を有する熱融着層は存在しない。
また、このようなピロー包装用積層体からなるピロー包装袋、およびピロー包装袋からなるウェットティッシュ用包装体を提供することを目的とする。
前記ガスバリア性積層フィルムは、基材フィルム層の一方の面に酸化珪素の蒸着膜を設け、該酸化珪素の蒸着膜上に一般式R1 nM(OR2)m(ただし、式中、R1、R2は、炭素数1〜8の有機基を表し、Mは、金属原子を表し、nは、0以上の整数を表し、mは、1以上の整数を表し、n+mは、Mの原子価を表す。)で表される少なくとも1種以上のアルコキシドと、ポリビニルアルコール系樹脂及び/又はエチレン・ビニルアルコール共重合体とを含有し、更に、ゾルゲル法によって重縮合して得られるガスバリア性組成物によるガスバリア性塗布膜を設けた積層フィルムであり、
前記熱融着層は、熱融着性樹脂に炭素数18〜22の脂肪酸アミド(I)および/または炭素数23以上の脂肪酸アミド(II)からなる滑剤を含むことを特徴とする、ピロー包装用積層体を提供するものである。
更に、前記ピロー包装袋からなる、ウェットティッシュ用包装体を提供するものである。
(1)ピロー包装用積層体
本発明のピロー包装用積層体は、少なくともガスバリア性積層フィルムと熱融着層とからなり、前記ガスバリア性積層フィルムは、基材フィルム層の一方の面に酸化珪素の蒸着膜を設け、該酸化珪素の蒸着膜上に一般式R1 nM(OR2)m(ただし、式中、R1、R2は、炭素数1〜8の有機基を表し、Mは、金属原子を表し、nは、0以上の整数を表し、mは、1以上の整数を表し、n+mは、Mの原子価を表す。)で表される少なくとも1種以上のアルコキシドと、ポリビニルアルコール系樹脂及び/又はエチレン・ビニルアルコール共重合体とを含有し、更に、ゾルゲル法によって重縮合して得られるガスバリア性組成物によるガスバリア性塗布膜を設けた積層フィルムである。
本発明で使用するガスバリア性積層フィルムは、基材フィルム層の一方の面に酸化珪素の蒸着膜を設け、該酸化珪素の蒸着膜上に一般式R1 nM(OR2)m(ただし、式中、R1、R2は、炭素数1〜8の有機基を表し、Mは、金属原子を表し、nは、0以上の整数を表し、mは、1以上の整数を表し、n+mは、Mの原子価を表す。)で表される少なくとも1種以上のアルコキシドと、ポリビニルアルコール系樹脂及び/又はエチレン・ビニルアルコール共重合体とを含有し、更に、ゾルゲル法によって重縮合して得られるガスバリア性組成物によるガスバリア性塗布膜を設けた積層フィルムである。ガスバリア性塗布膜をポリビニルアルコール系樹脂またはエチレン・ビニルアルコール共重合体と1種以上のアルコキシドとが相互に化学的に反応して強固な三次元網目状複合ポリマー層を形成しており、酸化珪素の蒸着膜とが相乗的に作用し、酸素、水蒸気などの透過を阻止するガスバリア性に優れ、かつ透明性、耐衝撃性、耐熱水性にも優れる。
ガスバリア性積層フィルムを構成する基材フィルム層としては、酸化珪素の蒸着膜やガスバリア性塗布膜を設けるに足る機械的、物理的、化学的強度を有し、特に酸化珪素の蒸着膜を形成する条件に耐え、酸化珪素の蒸着膜の特性を損なうことなく良好に保持し得る樹脂フィルムを使用することが好ましい。
(ii)表面処理
本発明において、上記の基材フィルム層の一方の面に酸化珪素の蒸着膜を形成するが、予め基材フィルム層に表面処理をおこなってもよい。これによって酸化珪素の蒸着膜やガスバリア性塗布膜との密着性を向上させることができる。
酸化珪素の蒸着膜は、化学気相成長法で形成することが好ましい。ガスバリア性に加えて屈曲性に優れており、ピロー包装機のピロー成型用ガイド部分を通過する際の物理的ストレスの耐性に優れるからである。
本発明では、プラズマ化学気相成長装置221の真空チャンバー222内に配置された巻き出しロール223から基材フィルム層201を繰り出し、更に、該基材フィルム層201を、補助ロール224を介して所定の速度で冷却・電極ドラム225周面上に搬送する。一方、ガス供給装置226、227および、原料揮発供給装置228等から酸素ガス、不活性ガス、有機珪素化合物等の蒸着用モノマーガスその他等を供給して蒸着用混合ガス組成物を調製し、これを原料供給ノズル229を通して真空チャンバー222内に導入する。該蒸着用混合ガス組成物を上記冷却・電極ドラム225周面上に搬送された基材フィルム層201の上に供給し、グロー放電プラズマ230によってプラズマを発生させ照射し、酸化珪素等の酸化珪素の蒸着膜を製膜化する。次いで、上記で酸化珪素等の酸化珪素の蒸着膜を形成した基材フィルム層201を補助ロール233を介して巻き取りロール234に巻き取れば、プラズマ化学気相成長法による酸化珪素の蒸着膜を形成することができる。なお、冷却・電極ドラム225は、真空チャンバー222の外に配置されている電源231から所定の電力が印加され、冷却・電極ドラム225の近傍には、マグネット232を配置してプラズマの発生が促進されている。このように冷却・電極ドラムに電源から所定の電圧が印加されているため、真空チャンバー内の原料供給ノズルの開口部と冷却・電極ドラムとの近傍でグロー放電プラズマが生成される。このグロー放電プラズマは、混合ガスなかの1つ以上のガス成分から導出されるものであり、この状態で基材フィルム層を一定速度で搬送させると、グロー放電プラブマによって、冷却・電極ドラム周面上の基材フィルム層の上に、酸化珪素等の酸化珪素の蒸着膜を形成することができる。なお、図4中、符号235は真空ポンプを表す。
本発明で使用するガスバリア性塗布膜としては、一般式R1 nM(OR2)m(ただし、式中、R1、R2は、炭素数1〜8の有機基を表し、Mは、金属原子を表し、nは、0以上の整数を表し、mは、1以上の整数を表し、n+mは、Mの原子価を表す。)で表される少なくとも1種以上のアルコキシドと、ポリビニルアルコール系樹脂及び/又はエチレン・ビニルアルコール共重合体とを含有し、更に、ゾルゲル法触媒、酸、水、および、有機溶剤の存在下に、ゾルゲル法によって重縮合してなるガスバリア性組成物からなる塗布膜であり、該組成物を上記基材フィルム層上の酸化珪素の蒸着膜の上に塗工して塗布膜を設け、20℃〜180℃、かつ上記の基材フィルム層の融点以下の温度で10秒〜10分間加熱処理して形成することができる。
本発明においてケイ素であることが好ましい。この場合、本発明で好ましく使用できるアルコキシドとしては、上記一般式R1 nM(OR2)mにおいてn=0の場合には、一般式Si(ORa)4(ただし、式中、Raは、炭素数1〜5のアルキル基を表す。)で表されるものである。上記において、Raとしては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、その他等が用いられる。このようなアルコキシシランの具体例としては、テトラメトキシシランSi(OCH3)4、テトラエトキシシランSi(OC2H5)4、テトラプロポキシシランSi(OC3H7)4、テトラブトキシシランSi(OC4H9)4等を例示することができる。
まず、上記のアルコキシシラン等のアルコキシド、シランカップリング剤、ポリビニルアルコール系樹脂及び/又はエチレン・ビニルアルコール共重合体、ゾルゲル法触媒、酸、水、有機溶媒、および、必要に応じて、金属アルコキシド等を混合し、ガスバリア性組成物を調製する。混合により、ガスバリア性組成物(塗工液)は、重縮合反応が開始および進行する。
ガスバリア性組成物として配合されたアルコキシシランや金属アルコキシドは、添加された水によって加水分解される。加水分解の際には、酸が加水分解の触媒として作用する。次いで、ゾルゲル法触媒の働きによって、加水分解によって生じた水酸基からプロトンが奪取され、加水分解生成物同士が脱水重縮合する。このとき、酸触媒により同時にシランカップリング剤も加水分解されて、アルコキシ基が水酸基となる。
熱融着層を構成する樹脂は、熱によって溶融し相互に融着し得る各種のヒートシール性を有するポリオレフィン系樹脂、その他等を使用することができる。このような樹脂としては、低密度ポリエチレン(以下、LDPEと記載する)、直鎖状低密度ポリエチレン(以下、LLDPEと記載する)、シングルサイト系触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EVAと記載する)、エチレン−アクリル酸共重合体(以下、EAAと記載する)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(以下、EEAと記載する)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体(以下、EMAと記載する)、エチレン−メタクリル酸共重合体(以下、EMAAと記載する)、アイオノマー、非晶性ポリエステル、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体(エチレン含有量が10モル%以下の共重合体)、或いは、ポリプロピレンに不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物またはエステル単量体などをグラフト重合または共重合したポリプロピレン系樹脂、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどの無延伸フィルム、またはこれらの樹脂を押し出しコートした樹脂層を使用することができる。
また、熱融着層は、単層のみならず2層以上の多層とすることもできる。その場合、各層の厚みはフィルムとして要求される物性(熱接着性やフィルムの腰等)に応じて適時設定することができる。
本発明は、上記熱融着層に炭素数18〜22の脂肪酸アミド(I)と炭素数23以上の脂肪酸アミド(II)とからなる滑剤の含有を規定する点に特徴がある。
本発明では、上記ガスバリア性塗布膜の面にプライマーを塗布してプライマー層を形成し、ついで該プライマー層の面にラミネート用接着剤を介して熱融着層をドライラミネート積層法を用いて積層することができる。
なお、上記ラミネート用接着剤には、例えば、シランカップリング剤などの接着促進剤を任意に添加することができる。
本発明では、上記ガスバリア性塗布膜の面に、例えばプライマーを塗布してプライマー層を形成し、ついで、該プライマー層の面にラミネート用接着剤層を形成し、その後プライマー層およびラミネート用接着剤層を介して中間基材層や熱融着層などをドライラミネート積層法を用いて積層してもよい。このようなプライマー層を設けることで、ガスバリア性塗布膜とその上に積層しうる、ラミネート用接着剤層などとの密着性を高め、積層強度を向上させることができる。
本発明では、ガスバリア性積層フィルムと熱融着層との積層に際して、熱融着層を溶融押し出しによって積層する際には、溶融押し出し樹脂層と接触する積層面に予めアンカーコート剤を塗布して、アンカーコート層を形成することが好ましい。
(8)印刷層
本発明において、印刷層を形成することができる。印刷層は、ガスバリア性積層フィルムの基材フィルム層に形成してもよく、またはガスバリア性塗布膜に形成してもよい。ピロー包装用積層体が更に最外層を有する場合には、最外層に印刷層を形成してもよい。印刷方法に限定はないが、グラビア印刷によることが好ましい。この際、印刷層の形成個所に応じて表印刷や裏印刷を行うことができる。
本発明のピロー包装用積層体は、更に最外層を有していてもよい。最外層として、機械的、物理的、化学的強度に優れ、特に耐熱性、防湿性、耐ピンホール性、耐突き刺し性などに優れる樹脂を広く使用することができる。例えば、耐熱性・耐水性に優れる樹脂として、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、各種ナイロンなどのポリアミド、ポリプロピレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテンポリマー、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、フッ素系樹脂などの一軸または二軸延伸フィルムを好適に使用することができる。本発明においては、特に耐熱性・耐水性に優れる最外層として、特にポリプロピレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂を好適に使用することができる。表面が光沢を有するため、外観を向上させることができ、更に、印刷による印字等を行うこともできる。
(10)他の積層体
本発明のピロー包装用積層体を構成する材料として、その他、例えば、水蒸気、水等のバリア性を有する低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等の樹脂のフィルム、あるいは、酸素、水蒸気等に対するバリア性を有するポリ塩化ビニリデン系樹脂、、ポリビニルアルコール系樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体、MXDポリアミド系樹脂、ポリナフタレンテレフタレート系樹脂等の樹脂のフィルム、樹脂に顔料等の着色剤を、その他、所望の添加剤を加えて混練してフィルム化してなる遮光性を有する各種の着色樹脂のフィルム等を使用することができる。これらの材料は、一種ないしそれ以上を組み合わせて使用することができる。上記のフィルムの厚さとしては、任意であるが、通常、5μmないし300μm位、更には、10μmないし100μm位が望ましい。
本発明では、予め調製したガスバリア性積層フィルムに上記熱融着層を積層することでピロー包装用積層体を製造することができる。なお、ガスバリア性積層フィルムは、予め基材フィルム層の一方の面に、酸化珪素の蒸着膜を設け、更に、該酸化珪素の蒸着膜の面上に、コロナ処理などの表面処理を行い、次いで前記ガスバリア性塗布膜を塗布して製造することができる。
本発明のピロー包装袋は、上記ピロー包装用積層体を従来のピロー包装機に装着して、製造することができる。本発明のピロー包装用積層体は、熱融着層に滑剤を配合して熱融着層の滑り性を改良した点に特徴があり、これにより熱融着時に熱融着層同士を円滑に重ね合わせ、高速で低温シールによって熱融着することができる。このため、ピロー包装機としては、縦ピロー包装機でも、横ピロー包装機でも対応することができる。
実施例1
片面をコロナ処理した厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、これをプラズマ化学気相成長装置の送り出しロールに装着し、次いで、上記の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムのコロナ処理面に、厚さ200Åの酸化珪素の蒸着膜を形成し、酸化珪素の蒸着膜面にプラズマ処理を行った。次いで、下記の表1に示す組成に従って、組成a.EVOH(エチレン共重合比率29%)をイソプロピルアルコールおよびイオン交換水の混合溶媒にて溶解したEVOH溶液に、予め調製した組成b.のエチルシリケート40、イソプロピルアルコール、アセチルアセトンアルミニウム、イオン交換水からなる加水分解液を加えて攪拌、更に予め調製した組成c.のポリビニルアルコール水溶液、シランカップリング剤(エポキシシリカSH6040)、酢酸、イソプロピルアルコール及びイオン交換水からなる混合液を加えて攪拌し、無色透明のバリアー塗工液を得た。
厚さ40μmの単層LLDPEフィルム(I)に代えて、厚さ40μmの多層LLDPEフィルムを使用した以外は、実施例1と同様に操作して、ピロー包装用積層体(II)を製造した。
酸化珪素蒸着膜にバリアー塗工液を塗工しない以外は、実施例1と同様に操作し、比較ピロー包装用積層体(I)を製造した。
40μmの単層LLDPEフィルム(I)に代えて、40μmの単層LLDPEフィルム(II)を使用した以外は、実施例1と同様に操作し、比較ピロー包装用積層体(II)を製造した。
40μmの単層LLDPEフィルム(I)に代えて、40μmの多層LLDPEフィルム(II)を使用した以外は、実施例1と同様に操作し、比較ピロー包装用積層体(III)を製造した。
上記の実施例1、2、および、比較例1〜3で製造したピロー包装用積層体について、酸素透過度、水蒸気透過度、耐水、耐アルコール、シール面摩擦係数、充填適性を評価した。上記のテスト結果について下記の表2に示す。なお、表2において、酸素透過度の単位は、〔cc/m2/day・23℃・90%RH〕であり、水蒸気透過度の単位は、〔g/m2/day・40℃・90%RH〕である。
上記の実施例1、2、および、比較例1〜3で製造した積層体について、温度23℃、湿度90%RHの条件で、米国、モコン(MOCON)社製の測定機〔機種名、オクストラン(OXTRAN)〕にて測定した。
上記の実施例1、2、および、比較例1〜3で製造した積層体について、温度40℃、湿度90%RHの条件で、米国、モコン(MOCON)社製の測定機〔機種名、パーマトラン(PERMATRAN)〕にて測定した。
上記の実施例1、2および、比較例1〜3で製造した積層体を使って10cm四方の四方袋を作成し、これに精製水、プロピレングリコール及びエタノールを含有するウェットティッシュを充填した。これを40℃オーブンに2週間保存し、保存後の四方袋の外観を確認した。膨らみその他の変化を観察した。
上記の実施例1、2、および比較例1〜3で製造した積層体について、温度3℃、23℃、50℃下で2週間保存し、保存後の積層体のシール面同士の摩擦係数をJIS K7125に規定される摩擦係数測定装置を使って測定した。
上記の実施例1、2および比較例1〜3で製造した積層体を巻き取った原反について温度3℃、23℃、50℃下で2週間保存し、保存後に横ピロー包装機に装着し、内容物を入れずにピロー包装袋を製造した。ピロー包装袋の仕上がり工程を以下のように判定した。
△:滑り性は問題ないが低温シール性が幾分悪く、シール抜けが見られる
×:滑り性が悪いことによるシール部分のシワが生じ、充填不良発生
××:滑り性が悪く、低温シール性が幾分悪いために、充填不良多発
11・・・基材フィルム層
13・・・酸化珪素蒸着層
15・・・コロナ処理層
17・・・ガスバリア性塗布膜
20・・・熱融着層、
21・・・熱融着層の最外層
23・・・熱融着層の最外層に接触する層
25・・・熱融着層の最内層
30・・・ラミネート用接着層。
Claims (9)
- 少なくともガスバリア性積層フィルムと熱融着層とからなる積層体であって、
前記ガスバリア性積層フィルムは、基材フィルム層の一方の面に酸化珪素の蒸着膜を設け、該酸化珪素の蒸着膜上に一般式R1 nM(OR2)m(ただし、式中、R1、R2は、炭素数1〜8の有機基を表し、Mは、金属原子を表し、nは、0以上の整数を表し、mは、1以上の整数を表し、n+mは、Mの原子価を表す。)で表される少なくとも1種以上のアルコキシドと、ポリビニルアルコール系樹脂及び/又はエチレン・ビニルアルコール共重合体とを含有し、更に、ゾルゲル法によって重縮合して得られるガスバリア性組成物によるガスバリア性塗布膜を設けた積層フィルムであり、
前記熱融着層は、熱融着性樹脂に炭素数18〜22の脂肪酸アミド(I)および/または炭素数23以上の脂肪酸アミド(II)からなる滑剤を含むことを特徴とする、ピロー包装用積層体。 - 前記滑剤の配合量は、前記熱融着層中に200〜4,000ppmである、請求項1記載のピロー包装用積層体。
- 前記熱融着層は、前記炭素数18〜22の脂肪酸アミド(I)1質量部に対し、炭素数23以上の脂肪酸アミド(II)を0を超え0.5質量部含むことを特徴とする、請求項1または2記載のピロー包装用積層体。
- 前記熱融着層は、前記脂肪酸アミド(I)1質量部に対し、脂肪酸アミド(II)が0を超えて0.5質量部である最外層と、脂肪酸アミド(I)1質量部に対し、脂肪酸アミド(II)が0である前記最外層に隣接する層を少なくとも含む積層である、請求項1または2記載のピロー包装用積層体。
- 前記熱融着層は、更にアンチブロッキング剤を含有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のピロー包装用積層体。
- 前記熱融着性樹脂は、直鎖状低密度ポリエチレンである、請求項1〜5のいずれかに記載のピロー包装用積層体。
- 前記酸化珪素の蒸着膜は、化学気相蒸着法による酸化珪素の蒸着膜であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のピロー包装用積層体。
- 請求項1〜7のピロー包装用積層体からなるピロー包装袋。
- 請求項8記載のピロー包装袋からなる、ウェットティッシュ用包装体。
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