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JP2009079684A - 固定式等速自在継手 - Google Patents

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JP2009079684A
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Masashi Funabashi
雅司 船橋
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

【課題】内側継手部材と保持器との接触面積を増大させて、その接触部の面圧を低減することが可能な固定式等速自在継手を提供することを目的とする。
【解決手段】保持器4の内周面4cの縦断面形状を、一対の対向する円弧状曲線から成るゴシックアーチ形状、楕円形状、又は放物線形状のいずれかに成形すると共に、内側継手部材2の外周面2aの縦断面形状を、単一の円弧から成る球面状に成形した。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車や各種産業機械の動力伝達系において使用され、駆動側と従動側の二軸間で作動角変位を許容しながら回転トルクを伝達する固定式等速自在継手に関する。
自動車及びこれに準ずる各種車両においては、エンジンからの駆動力をホイールに伝達する動力伝達経路に、二軸間で角度変位や軸方向変位があった場合でも等速で回転動力を伝達することが可能な等速自在継手を配設することが行われている。等速自在継手には、プランジング運動(軸方向変位)を行わない固定式等速自在継手とプランジング運動を行う摺動式等速自在継手がある。
図8に示すのは、固定式等速自在継手を継手軸線Xに沿って切断した縦断面図である。図8に示すように、固定式等速自在継手は、外側継手部材100と、内側継手部材200と、複数のトルク伝達ボール300と、保持器400とを主要な構成要素としている。
外側継手部材100の内周面100aと内側継手部材200の外周面200aには、それぞれ軸方向に延びた複数の案内溝100b,200bが対向して形成され、これら対向する案内溝100b,200b間に、トルク伝達ボール300が配設される。保持器400は、前記両継手部材100,200の間に介装されており、保持器400に貫設した複数のポケット400aには、トルク伝達ボール300を収容している。
上記図8に示す固定式等速自在継手は、両継手部材100,200の各案内溝100b,200bの縦断面形状が、単一の円弧で形成された、所謂ツェッパー型(BJ型)等速自在継手である。
また、固定式等速自在継手として、図9に示すように、両継手部材100,200の各案内溝100b,200bの縦断面形状が、円弧部と、軸線に平行なストレート部から成る、アンダーカットフリー型(UJ型)等速自在継手が知られている。
さらに、近年では、小型軽量化を図った固定式等速自在継手として、トルク伝達ボールを8個備えたもの(特許文献1参照)、トルク伝達ボールを周方向不等間隔に配置したもの(特許文献2参照)、保持器のポケットにトルク伝達ボールを2個ずつ収容したもの(特許文献3参照)、外側継手部材及び内側継手部材の周方向に隣り合う案内溝の形状が異なるもの(特許文献4参照)などがある。
また、作動角をより高角度にとれる固定式等速自在継手として、外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝の縦断面形状が、円弧部と、軸線に対して傾斜したテーパ部から成るもの(特許文献5参照)が提案されている。
特開平9−317783号公報 特開平11−218147号公報 特表2004−504570号公報 特開2004−518083号公報 特開2001−153149号公報
上記の各種固定式等速自在継手において、外側継手部材の内周面、内側継手部材の外周面、保持器の外周面及び内周面は、それぞれ継手中心を中心とする同心球面にて形成されている。また、図10に示すように、外側継手部材・内側継手部材・保持器の各部材の寸法誤差を許容するため、外側継手部材100の内周面100aと保持器400の外周面400bとの間、保持器400の内周面400cと内側継手部材200の外周面200aとの間には、それぞれ隙間S1,S2を僅かに設けている。
継手がトルク伝達を行う場合、保持器400と内側継手部材200は、それぞれ回転に伴う付勢力によって上記隙間S1,S2の分だけ外側継手部材100に対して移動する。具体的には、図11に示すように、保持器400は外側継手部材100の開口側(図の右側)に移動し、保持器400の外周面400bは、外側継手部材100の内周面100aにおける開口側の端部(図のハッチング部A)と接触する。一方、内側継手部材200は外側継手部材100の開口側と反対側の奥側(図の左側)に移動し、内側継手部材200の外周面200aは、保持器400の内周面400cにおける奥側の端部(図のハッチング部B)と接触する。
このように、保持器400は、外側継手部材100の内周面100aの端部と接触し、内側継手部材200は、保持器400の内周面の端部と接触するので、それぞれ十分な接触面積を確保することができない。外側継手部材・内側継手部材・保持器の各部材相互間の接触面積が小さいと、特に継手が高作動角で高トルクを付与する時に、上記各部材の接触部において面圧が増大し油膜切れが生じる場合がある。この接触部の面圧の増大や、それに伴う油膜切れは、継手の耐久性の低下やこすれ音の発生、あるいは異常な温度上昇の原因となる虞がある。
そこで、本発明は斯かる実情に鑑み、内側継手部材と保持器との接触面積を増大させて、その接触部の面圧を低減することが可能な固定式等速自在継手を提供しようとするものである。
請求項1の発明は、内周面に軸方向に延びた複数の案内溝を周方向等間隔に形成した外側継手部材と、外周面に軸方向に延びた複数の案内溝を周方向等間隔に形成した内側継手部材と、前記両継手部材の各案内溝間に転動自在に配設した複数のトルク伝達ボールと、前記両継手部材相互間に介在すると共に前記トルク伝達ボールを収容する複数のポケットを周方向等間隔に貫設した保持器を備えた固定式等速自在継手において、前記保持器の内周面の縦断面形状を、一対の対向する円弧状曲線から成るゴシックアーチ形状、楕円形状、又は放物線形状のいずれかに成形すると共に、前記内側継手部材の外周面の縦断面形状を、単一の円弧から成る球面状に成形したものである。
この継手を回転させてトルク伝達を行うと、その回転に伴う付勢力によって、内側継手部材は、保持器に対して、外側継手部材の開口側と反対側に移動する。そして、内側継手部材の外周面は、保持器の内周面に対して、上記開口側と反対側の端部よりも軸方向中間寄りの部分に接触する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の固定式等速自在継手において、前記外側継手部材の内周面の縦断面形状を、一対の対向する円弧状曲線から成るゴシックアーチ形状、楕円形状、又は放物線形状のいずれかに成形すると共に、前記保持器の外周面の縦断面形状を、単一の円弧から成る球面状に成形したものである。
継手を回転させてトルク伝達を行うと、その回転に伴う付勢力によって、保持器は、外側継手部材に対してその開口側に移動する。そして、保持器の外周面は、外側継手部材の内周面に対して、その開口側の端部よりも軸方向中間寄りの部分に接触する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の固定式等速自在継手において、前記外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝を、研削加工又は焼入れ鋼切削加工にて成形したものである。
外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝の加工方法として、研削加工又は焼入れ鋼切削加工を採用することができる。
請求項4の発明は、請求項1又は2に記載の固定式等速自在継手において、前記外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝を、鍛造加工にて成形したものである。
外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝の加工方法として、鍛造加工を採用することができる。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手において、前記外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝の縦断面形状を、単一円弧で形成したものである。
請求項6の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手において、前記外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝の縦断面形状を、円弧部と、軸線に平行なストレート部とで形成したものである。
請求項7の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手において、前記外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝の縦断面形状を、円弧部と、軸線に対して傾斜したテーパ部とで形成したものである。
請求項8の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手において、前記外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝、前記トルク伝達ボール、前記保持器のポケットを、それぞれ周方向不等間隔に配設したものである。
請求項9の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手において、前記外側継手部材及び内側継手部材の周方向に隣り合う各案内溝を、互いに異なる形状に形成したものである。
請求項10の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手において、前記保持器のポケットに前記トルク伝達ボールを2個ずつ収容したものである。
本発明の構成を、上記請求項5から10のいずれかに記載の固定式等速自在継手に適用可能である。
請求項11の発明は、請求項1から10のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手において、前記トルク伝達ボールを、3個以上10個以下配設したものである。
本発明の構成を、3個以上10個以下のトルク伝達ボールを有する固定式等速自在継手にも適用可能である。
本発明の固定式等速自在継手によれば、保持器の内周面の縦断面形状を、ゴシックアーチ形状等に成形したので、トルク伝達時に、内側継手部材の外周面を、保持器の内周面端部よりも軸方向中間寄りに接触させることができる。すなわち、本発明の継手は、内側継手部材が保持器の内周面端部に接触する従来の継手に比べ、接触面積を増大させ面圧を低減させることが可能である。
また、保持器のゴシックアーチ状の内周面と、内側継手部材の球面状の外周面とが、アンギュラコンタクト(部分接触)するので、保持器の内周面と内側継手部材の外周面との間に微小な隙間を形成することができる。この隙間は、潤滑剤の溜まり部として機能するので、保持器の内周面と内側継手部材の外周面との間の油切れを防止することが可能である。また、保持器の内周面の上記隙間が形成される面は、内側継手部材の外周面と接触しないので、研磨などの仕上げ加工を省略することができ、コストダウンを図ることができる。
以下、本発明に係る固定式等速自在継手の実施の一形態を、添付の図面を参照して説明する。図1は、本発明の固定式等速自在継手を、継手軸線Xに沿って切断した縦断面図である。図1に示すように、本発明の固定式等速自在継手は、外側継手部材1と、内側継手部材2と、複数のトルク伝達ボール3と、保持器4とを主要な構成要素としている。また、同図において、符号Oは継手中心であり、継手中心Oは、作動角に関わりなく固定されている。
外側継手部材1は、図1において右側に開口して形成され、同図の左側には駆動軸及び従動軸の二軸のうちの一方と連結する連結部(図示省略)を有する。外側継手部材1の外周面1aには、軸方向に延びた複数の案内溝1bが、周方向等間隔に形成されている。
内側継手部材2は、外側継手部材1内に組み込まれた筒状の部材である。内側継手部材2の外周面2aには、軸方向に延びた複数の案内溝2bが、外側継手部材1の案内溝1bと対を成すように、周方向等間隔に形成されている。これら両継手部材1,2の対を成す案内溝1b,2b間に、トルク伝達ボール3が1個ずつ転動自在に配設されている。また、内側継手部材2の内周面2cには、前記二軸の他方であるシャフト等を挿入して嵌合するためのスプライン又はセレーションが形成してある。
図1に示す実施形態は、両継手部材1,2の各案内溝1b,2bの縦断面形状が、単一の円弧で形成された、ツェッパー型(BJ型)等速自在継手である。上記各案内溝1b,2bの加工方法としては、例えば、研削加工又は焼入れ鋼切削加工、あるいは鍛造加工等を採用することができる。
保持器4は、外側継手部材1と内側継手部材2の間に介装された筒状の部材である。保持器4には、複数のポケット4aが周方向等間隔に貫設され、各ポケット4aにトルク伝達ボール3を1個ずつ収容している。トルク伝達ボール3の個数は、通常6個であるが、3個以上10個以下のトルク伝達ボール3を有する固定式等速自在継手にも、本発明の構成を適用可能である。
図1に示すように、保持器4の内周面4cの縦断面形状は、一対の対向する円弧状曲線から成るゴシックアーチ形状に成形されている。一方、この保持器4の内周面4cと接触する内側継手部材2の外周面2aは、その縦断面形状が単一の円弧状曲線から成る球面状に成形されている。
詳しくは、保持器と内側継手部材を示す図2において、保持器4の内周面4cは、継手中心Oを通ると共に継手軸線Xに直交する軸直交線Yに対して、鏡像対称に配設された一対の円弧状部5,6から構成される。一対の円弧状部5,6の各曲率半径R5,R6は、内側継手部材2の外周面2aの継手中心Oを中心とする曲率半径r2より大きく設定されている。また、これら円弧状部5,6の各曲率中心O5,O6は、上記軸直交線Yを挟んで互いに逆方向に等距離だけオフセットされた位置に配設されている。
このように、ゴシックアーチ状に成形した保持器4の内周面4cに対して、内側継手部材2の球面状の外周面2aは、軸直交線Yから接触角αをとってアンギュラコンタクトするようになっている。ここで、接触角αとは、保持器4の内周面4cと内側継手部材2の外周面2aの接点を点P5,P6としたとき、これら接点P5,P6と継手中心Oとを結ぶ直線から、軸直交線Yまでの開き角度である。図2を拡大した図3に示すように、保持器4と内側継手部材2がアンギュラコンタクトした状態で、保持器4の内周面4cにおける軸方向の中間部及び両端部には、内側継手部材2の外周面2aとの間に、微小な隙間Sが形成されている。
なお、図2及び図3において、保持器4の内周面4cと内側継手部材2の外周面2aとの間には、寸法誤差を許容するための隙間を設けているが、図示省略している。
また、図1に示すように、この実施形態では、外側継手部材1の内周面1aの縦断面形状も、一対の対向する円弧状曲線から成るゴシックアーチ形状に成形されている。一方、保持器4の外周面4bの縦断面形状は、単一の円弧状曲線から成る球面状成形されている。
詳しくは、外側継手部材と保持器を示す図4において、外側継手部材1の内周面1aは、軸直交線Yに対して、鏡像対称に配設された一対の円弧状部7,8から構成される。一対の円弧状部7,8の各曲率半径R7,R8は、保持器4の外周面4bの継手中心Oを中心とする曲率半径r4より大きく設定されている。また、これら円弧状部7,8の各曲率中心O7,O8は、上記軸直交線Yを挟んで互いに逆方向に等距離だけオフセットされた位置に配設されている。
このゴシックアーチ状に成形した外側継手部材1の内周面1aに対して、保持器4の球面状の外周面4bは、軸直交線Yから接触角βをとってアンギュラコンタクトするようになっている。なお、接触角βは、外側継手部材1の内周面1aと保持器4の外周面4bとの接点P7,P8と継手中心Oとを結ぶ直線から、軸直交線Yまでの開き角度である。
また、図3に示すのと同様に、外側継手部材1と保持器4がアンギュラコンタクトした状態で、外側継手部材1の内周面1aにおける軸方向の中間部及び両端部には、保持器4の外周面4bとの間に、微小な隙間が形成されている。なお、図4において、外側継手部材1の内周面1aと保持器4の外周面4bとの間には、寸法誤差を許容するための隙間を設けているが、図示省略している。
図5は、保持器4の内周面4cの他の実施形態を示す。この実施形態では、保持器4の内周面4cは、軸直交線Yから軸方向に角度θだけ傾斜した直線Zを対称軸としてゴシックアーチ形状に成形されている。この場合、内側継手部材2の球面状の外周面2aは、保持器4の内周面4cに対して、上記直線Zから接触角αをとってアンギュラコンタクトするようになっている。
また、図6に示すように、外側継手部材1の内周面1aも同様に、軸直交線Yから軸方向に角度θだけ傾斜した直線Zを対称軸としてゴシックアーチ形状に成形してもよい。この場合、保持器4の外周面4bは、外側継手部材1の内周面1aに対して、直線Zから接触角βをとってアンギュラコンタクトするようになっている。
以下、図7を参照して上述した本発明の固定式等速自在継手の作用について説明する。
図7に示す固定式等速自在継手は、保持器4の内周面4cと、外側継手部材1の内周面1aの、それぞれの縦断面形状が、軸直交線Yを対称軸とするゴシックアーチ形状に成形されたものである。一方、内側継手部材2の外周面2aと、保持器4の外周面4bは、それぞれ、単一の円弧状曲線から成る球面状に形成されている。
この継手を回転させてトルク伝達を行うと、その回転に伴う付勢力によって、保持器4は、外側継手部材1に対してその開口側(図の右側)に移動し、内側継手部材2は、保持器4に対して、上記開口側と反対側(図の左側)に移動する。
そして、保持器4の外周面4bは、外側継手部材1の内周面1aに対して、その開口側(図の右側)の端部よりも軸方向中間寄りの部分(図のハッチング部A′)に接触する。また、内側継手部材2の外周面2aは、保持器4の内周面4cに対して、上記開口側と反対側(図の左側)の端部よりも軸方向中間寄りの部分(図のハッチングB′)に接触する。
このように、本発明の継手は、図11に示す従来の継手のように、保持器及び内側継手部材が、外側継手部材の内周面及び保持器の内周面における各端部に接触することがない。すなわち、本発明の構成によれば、トルク伝達時に、外側継手部材・保持器・内側継手部材の各部材の接触位置を、軸方向の中間寄りに移動させることができるので、各部材の接触面積を従来に比べ増大させ面圧を低減させることが可能である。
また、図3に示すように、保持器4の内周面4cと内側継手部材2の外周面2aとの間に形成される微小な隙間Sは、グリース等の潤滑剤の溜まり部となる。また、同様に、外側継手部材1の内周面1aと保持器4の外周面4bとの間に形成される微小な隙間(図示省略)も、潤滑剤の溜まり部として機能する。これにより、外側継手部材・保持器・内側継手部材の各部材相互間の油切れを防止することができる。
また、保持器4の内周面4cの上記隙間Sが形成される面は、内側継手部材2と接触しないので、研磨などの仕上げ加工を省略することができる。このことは、外側継手部材1の内周面1aについても同様である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更を加え得ることは勿論である。例えば、保持器の内周面、及び外側継手部材の内周面の各縦断面形状を、ゴシックアーチ形状以外に、楕円形状や放物線形状に成形してもよい。また、その楕円形状の長軸又は短軸、放物線形状の対称軸を、継手軸線Xと直交方向に配設する以外に、継手軸線Xに対して傾斜させて配設してもよい。
また、上述の本発明の実施形態は、ツェッパー型(BJ型)等速自在継手を例に挙げて説明したが、本発明の構成をこれ以外の固定式等速自在継手にも適用可能である。例えば、外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝が円弧部と軸線に平行なストレート部から成るアンダーカットフリー型(UJ型)等速自在継手(図9参照)、トルク伝達ボールを周方向不等間隔に配置した継手(特許文献2参照)、保持器のポケットにトルク伝達ボールを2個ずつ収容した継手(特許文献3参照)、外側継手部材及び内側継手部材の周方向に隣り合う案内溝の形状が異なる継手(特許文献4参照)、外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝が円弧部と軸線に対して傾斜したテーパ部から成る継手(特許文献5参照)にも、本発明の構成を適用可能である。
本発明の固定式等速自在継手の実施の一形態を軸線に沿って切断した縦断面図である。 前記固定式等速自在継手の保持器と内側継手部材の縦断面図である。 図2の拡大図である。 前記固定式等速自在継手の外側継手部材と保持器の縦断面図である。 前記保持器の他の実施形態を示す縦断面図である。 前記外側継手部材の他の実施形態を示す縦断面図である。 前記固定式等速自在継手の動作を説明するための縦断面図である。 従来のツェッパー型固定式等速自在継手を示す縦断面図である。 従来のアンダーカットフリー型固定式等速自在継手を示す縦断面図である。 図8の固定式等速自在継手の縦断面図である。 図8の固定式等速自在継手の動作を示す縦断面図である。
符号の説明
1 外側継手部材
1a 内周面
1b 案内溝
2 内側継手部材
2a 外周面
2b 案内溝
3 トルク伝達ボール
4 保持器
4a ポケット
4b 外周面
4c 内周面

Claims (11)

  1. 内周面に軸方向に延びた複数の案内溝を周方向等間隔に形成した外側継手部材と、外周面に軸方向に延びた複数の案内溝を周方向等間隔に形成した内側継手部材と、前記両継手部材の各案内溝間に転動自在に配設した複数のトルク伝達ボールと、前記両継手部材相互間に介在すると共に前記トルク伝達ボールを収容する複数のポケットを周方向等間隔に貫設した保持器を備えた固定式等速自在継手において、
    前記保持器の内周面の縦断面形状を、一対の対向する円弧状曲線から成るゴシックアーチ形状、楕円形状、又は放物線形状のいずれかに成形すると共に、前記内側継手部材の外周面の縦断面形状を、単一の円弧から成る球面状に成形したことを特徴とする固定式等速自在継手。
  2. 前記外側継手部材の内周面の縦断面形状を、一対の対向する円弧状曲線から成るゴシックアーチ形状、楕円形状、又は放物線形状のいずれかに成形すると共に、前記保持器の外周面の縦断面形状を、単一の円弧から成る球面状に成形したことを特徴とする請求項1に記載の固定式等速自在継手。
  3. 前記外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝を、研削加工又は焼入れ鋼切削加工にて成形した請求項1又は2に記載の固定式等速自在継手。
  4. 前記外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝を、鍛造加工にて成形したことを特徴とする請求項1又は2に記載の固定式等速自在継手。
  5. 前記外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝の縦断面形状を、単一円弧で形成したことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手。
  6. 前記外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝の縦断面形状を、円弧部と、軸線に平行なストレート部とで形成したことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手。
  7. 前記外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝の縦断面形状を、円弧部と、軸線に対して傾斜したテーパ部とで形成したことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手。
  8. 前記外側継手部材及び内側継手部材の各案内溝、前記トルク伝達ボール、前記保持器のポケットを、それぞれ周方向不等間隔に配設したことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手。
  9. 前記外側継手部材及び内側継手部材の周方向に隣り合う各案内溝を、互いに異なる形状に形成したことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手。
  10. 前記保持器のポケットに前記トルク伝達ボールを2個ずつ収容したことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手。
  11. 前記トルク伝達ボールを、3個以上10個以下配設したことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の固定式等速自在継手。
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