JP2009077198A - 音響再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1補正係数保持部3は、フィルタ2或いは両フィルタ2,5の伝達特性が1とした場合の受聴位置13に於ける伝達特性に於けるピーク/ディップの振幅を抑制し得る第1補正係数を、フィルタ係数としてフィルタ2に設定する。第2補正係数保持部5は、切替選択部8がフィルタ2側を選択した際に得られるフィルタ2により実現される周波数振幅特性を加味したスピーカー10から受聴位置13に至るまでの伝達特性の逆特性に基づく第2補正係数を保持しており、第2補正係数をフィルタ係数としてフィルタ5に出力する。切替選択部8がフィルタ5側に切り替わったときに、フィルタ5は、フィルタ2が出力するオーディオ信号との畳み込み演算を処理し、切替選択部8に出力する。
【選択図】図1
Description
規模及び群遅延量を短くして小型且つ安価なものとすることを目的として、存在している。即ち、当該オーディオ信号処理装置は、スピーカーから受聴位置までの周波数振幅特性に存在するピーク/ディップを個別に振幅調整するものではない。従って、非巡回型デジタルフィルタに於いて、その大きなピーク/ディップを忠実に補正する様な逆特性フィルタを実現するのは難しいし、そのピーク/ディップが非巡回型デジタルフィルタを構成する有限のタップ数によって特定されてフィルタ係数によって振幅制御が可能な周波数群の各周波数からずれた周波数領域に生じている場合には、猶更、実現が難しい。
図1は、本実施の形態に係る音響再生装置の基本構成を示すブロック図である。図1に於いて、巡回型デジタルフィルタ2は、オーディオ信号入力端子1に加えられるオーディオ信号の伝達特性を可変する第1のデジタルフィルタであり、第1補正係数保持部3は、1種類の複数個から成る第1補正係数を保持しており、且つ、巡回型デジタルフィルタ2に対して複数個の第1補正係数の各々を上記フィルタ2用の各フィルタ係数として適宜出力する機能を呈する部分である。そして、第1補正係数入力端子4は、第1補正係数保持部3に対して、上記の複数個から成るフィルタ係数ないしは第1補正係数を第1補正係数保持部3に入力する端子である。又、非巡回型デジタルフィルタ5は、巡回型デジタルフィルタ2が出力する第1オーディオ信号の伝達特性を可変する第2のデジタルフィルタであり、第2補正係数保持部6は、複数種類の複数個から成る第2補正係数を保持しており、且つ、非巡回型デジタルフィルタ5に対して、複数種類の第2補正係数の内から選択された種類の複数個から成る第2補正係数を、上記フィルタ5用のフィルタ係数として適宜出力する機能を呈する部分である。そして、第2補正係数選択端子7は、第2補正係数保持部6に対して、同部6で保持されている複数種類の第2補正係数の中から適切な種類の第2補正係数を指定・選択するための選択信号を、第2補正係数保持部6に入力する端子である。又、切替選択部8は、巡回型デジタルフィルタ2が出力する第1オーディオ信号と非巡回型デジタルフィルタ5が出力する第2オーディオ信号とを切替て、選択されたオーディオ信号を電力増幅器9に出力するセレクタである。尚、上記の各構成要素2,3,5,6,8は、ハードウェア(回路)として実現可能であり、或いは、マイクロコンピュータ又はDSP(デジタルシグナルプロセッサ)等に於いてソフトウェアによって実現可能な部分である。
図13は、本実施の形態に係る音響再生装置の基本構成を示すブロック図である。図13の音響再生装置が図1の音響再生装置と構成上に於いて相違する点は、図1の装置に対して更に、帯域分割処理部30を巡回型デジタルフィルタ2の前段に挿入したことにある。それ以外は構成上の差は無いので、重複する構成要素の構成・動作の記載を省略する。
以上、本発明の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本発明の適用可能な局面を例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正や変形例を、この発明の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
Claims (6)
- 入力されたオーディオ信号の伝達特性を可変して第1オーディオ信号を出力する巡回型デジタルフィルタと、
前記巡回型デジタルフィルタが出力する前記第1オーディオ信号の伝達特性を可変して第2オーディオ信号を出力する非巡回型デジタルフィルタと、
前記第1オーディオ信号と前記第2オーディオ信号とを切り替えて出力する切替選択部と、
前記切替選択部が出力するオーディオ信号を増幅する電力増幅器と、
前記電力増幅器が出力するオーディオ信号に基づいて音響放射するスピーカーと、
前記切替選択部が前記第1オーディオ信号を出力した際に得られる、前記巡回型デジタルフィルタにより実現される周波数振幅特性を加味した前記スピーカーから受聴位置に至るまでの伝達特性の、逆特性に基づく、少なくとも1種類の補正係数を保持しており、当該補正係数をフィルタ係数として前記非巡回型デジタルフィルタに出力する補正係数保持部とを備えており、
前記切替選択部が前記第2オーディオ信号を前記電力増幅器へ出力する様に切り替えられた後に、
前記非巡回型デジタルフィルタは、前記補正係数を前記フィルタ係数として用いて、前記第1オーディオ信号との畳み込み演算を処理し、処理後のオーディオ信号を前記第2オーディオ信号として前記切替選択部へ出力することを特徴とする、
音響再生装置。 - 請求項1記載の音響再生装置であって、
前記巡回型デジタルフィルタは、前記巡回型デジタルフィルタの伝達特性が“1”である場合又は前記巡回型デジタルフィルタ及び前記非巡回型デジタルフィルタの伝達特性が共に“1”である場合に於ける、前記スピーカーから前記受聴位置に至るまでの初期的伝達特性に於いて、目標振幅値から突出した振幅値を取る周波数領域に対して、前記目標振幅値からの振幅値の離れ量を縮小する特性を、前記周波数振幅特性として保有していることを特徴とする、
音響再生装置。 - 請求項1記載の音響再生装置であって、
前記巡回型デジタルフィルタは、前記巡回型デジタルフィルタの伝達特性が“1”である場合又は前記巡回型デジタルフィルタ及び前記非巡回型デジタルフィルタの伝達特性が共に“1”である場合に於ける、前記スピーカーから前記受聴位置に至るまでの初期的伝達特性に於いて、目標振幅値から突出した振幅値を取る周波数領域の内で、前記非巡回型デジタルフィルタを構成する有限のタップ数によって特定され且つフィルタ係数によって振幅制御が可能な周波数群の各周波数からずれた周波数領域に対して、前記目標振幅値からの振幅値の離れ量を縮小する特性を、前記周波数振幅特性として保有していることを特徴とする、
音響再生装置。 - 請求項2又は3に記載の音響再生装置であって、
前記入力されたオーディオ信号の周波数帯域を複数の帯域に分割し、帯域毎に当該帯域に属するオーディオ信号に対して所定の信号処理を行った上で前記所定の信号処理後の各オーディオ信号を合成して、合成されたオーディオ信号を前記巡回型デジタルフィルタに出力する帯域分割処理部を更に備えたことを特徴とする、
音響再生装置。 - 請求項4記載の音響再生装置であって、
前記帯域分割処理部は、前記所定の信号処理として、帯域毎に当該帯域に属するオーディオ信号に対してリニアリティ補正を行った上で、リニアリティ補正後の各オーディオ信号を合成して、合成されたオーディオ信号を前記巡回型デジタルフィルタに出力することを特徴とする、
音響再生装置。 - 請求項2乃至5の何れかに記載の音響再生装置であって、
複数種類の第1補正係数を保持しており、第1選択信号に応じて前記複数種類の第1補正係数の内から前記巡回型デジタルフィルタのフィルタ係数として前記巡回型デジタルフィルタに設定する第1補正係数を選択・設定する第1補正係数保持部を更に備えており、
前記補正係数保持部は、複数種類の第2補正係数を保持しており、第2選択信号に応じて前記複数種類の第2補正係数の内から前記非巡回型デジタルフィルタのフィルタ係数として前記非巡回型デジタルフィルタに出力する第2補正係数を選択・出力する第2補正係数保持部を成しており、
前記スピーカーから前記受聴位置に至るまでの前記初期的伝達特性の状況変化に応じて前記第1選択信号のレベル及び前記第2選択信号のレベルが設定されることを特徴とする、
音響再生装置。
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| JP2019062564A (ja) * | 2015-01-09 | 2019-04-18 | 節雄 阿仁屋 | スピーカー装置及びオーディオ装置 |
| CN115412681A (zh) * | 2021-05-26 | 2022-11-29 | 华皇电影(苏州)有限公司 | 一种声音全景声制作混录系统及其混录方法 |
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| CN105022316B (zh) * | 2014-05-01 | 2019-05-03 | Gn瑞声达A/S | 多频带信号处理器、听觉仪器、相关方法和数据载体 |
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