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JP2009074679A - 自動調心ころ軸受 - Google Patents

自動調心ころ軸受 Download PDF

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JP2009074679A
JP2009074679A JP2008005462A JP2008005462A JP2009074679A JP 2009074679 A JP2009074679 A JP 2009074679A JP 2008005462 A JP2008005462 A JP 2008005462A JP 2008005462 A JP2008005462 A JP 2008005462A JP 2009074679 A JP2009074679 A JP 2009074679A
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axial
guide wheel
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spherical rollers
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Akihide Sakano
彰秀 坂野
Yoshihiro Sato
佳宏朗 佐藤
Yutaka Kanda
裕 神田
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NSK Ltd
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Abstract

【課題】運転時に複数の球面ころ4、4がスキューする事を防止して、これら各球面ころ4、4と外輪軌道7及び1対の内輪軌道8、8との転がり接触部での摩擦低減を図り、運転時に発生する摩擦熱を低減する。
【解決手段】上記各球面ころ4、4の最大直径部を、上記外輪軌道7の曲率中心点Oout と上記両内輪軌道8、8の曲率中心点Oinとを結ぶ仮想直線上に配置したと仮定した状態で、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14と上記案内輪6の軸方向両側面13、13との擦れ合い部の隙間を、0又は負の値とする。この構成により、これら軸方向両側面13、13による上記各球面ころ4、4の姿勢制御を確実に行って、上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

この発明は、各種機械装置に組み込まれ、例えばハウジングの内側に回転軸を支承する、自動調心ころ軸受の改良に関する。具体的には、運転時に複数の球面ころがスキューする事を防止して、これら各球面ころと外輪軌道及び内輪軌道との転がり接触部での摩擦低減を図るものである。
例えば重量の嵩む軸をハウジングの内側に回転自在に支承する為に従来から、特許文献1〜4に記載された様な自動調心ころ軸受が使用されている。図7は、これら特許文献1〜4に記載される等により、従来から広く知られている自動調心ころ軸受1を示している。この自動調心ころ軸受1は、互いに同心に組み合わされた外輪2と内輪3との間に、複数の球面ころ4、4を転動自在に配列して成る。そして、保持器5と案内輪6とにより、これら各球面ころ4、4の位置並びに姿勢を規制している。
上記外輪2の内周面には、単一の中心を有する球状凹面である、外輪軌道7を形成している。即ち、この外輪軌道7は、母線形状が、上記外輪2の中心軸上の点Oout を中心とする、部分凹円弧である。従って上記外輪軌道7の母線形状の曲率半径は、この外輪軌道7の最大内径の1/2である。又、上記内輪3の外周面の幅方向(図7の左右方向)両側には、それぞれが上記外輪軌道7と対向する(上記各球面ころ4、4の自転軸に関して対称な母線形状を有する)、1対の内輪軌道8、8を形成している。これら両内輪軌道8、8は、それぞれの母線形状が点Oinを中心とする部分凹円弧である。又、これら両内輪軌道8、8の母線形状の曲率半径は、上記外輪軌道7の母線形状の曲率半径と等しい。尚、図示の例の場合、上記内輪3の外周面の軸方向両端部に、それぞれ外向フランジ状の鍔部9、9を形成している。又、上記各球面ころ4、4は、その最大径部が各球面ころ4、4の軸方向中間部に存在するビヤ樽型(一般的には最大径部が軸方向中央部にある対称形)で、上記外輪軌道7と上記1対の内輪軌道8、8との間に、2列に亙って転動自在に配列されている。上記各球面ころ4、4の外周面の母線形状の曲率半径は、上記外輪軌道7及び上記両内輪軌道8、8の母線形状の曲率半径よりも少しだけ小さい。
上記保持器5は、真鍮の如き銅系合金の様に自己潤滑性を有する金属製の素材に削り加工を施す事により、或いは、合成樹脂を射出成形する事により、全体を一体に造られたもので、円環状のリム部10と、このリム部10の軸方向両側面から互いに反対方向に突出した複数本の柱部11、11とを備える。そして、円周方向に隣り合う柱部11、11の側面と上記リム部10の軸方向側面とにより三方を囲まれる部分を、それぞれ上記各球面ころ4、4を保持する為のポケット12、12としている。
更に、前記案内輪6は、銅系合金の如き自己潤滑性を有する金属、含油メタル、合成樹脂等の、摩擦係数の低い材料により、全体を円環状に形成している。上記案内輪6は、軸方向幅が外径側で大きく内径側で小さい、断面台形で、上記内輪3の軸方向中間部よりも少しだけ大きい内径と、上記保持器5のリム部10の内径よりも少しだけ小さい外径とを有する。この様な案内輪6は、上記内輪3の軸方向中間部外周面と上記リム部10の内周面との間に、これら内輪3及びリム部10に対する相対回転を可能に設置している。この状態で上記案内輪6の軸方向両側面13、13は、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面(自動調心ころ軸受1の幅方向中央側の端面。本明細書及び特許請求の範囲全体で同じ。)14、14と実質的に(対向する部分の周方向両端同士を結ぶ面同士が)平行になる。
上述の様に構成される自動調心ころ軸受1により、例えばハウジングの内側に回転軸を支承する場合、前記外輪2をハウジングに内嵌固定し、上記内輪3を回転軸に外嵌固定する。この回転軸と共にこの内輪3が回転する場合には、上記各球面ころ4、4が転動して、この回転を許容する。上記ハウジングの軸心と上記回転軸の軸心とが不一致の場合、上記外輪2の内側で上記内輪3が調心する(外輪2の中心軸に対し内輪3の中心軸を傾斜させる)事で、この不一致を補償する。この場合に於いて、前記外輪軌道7は単一球面状に形成されている為、上記各球面ころ4、4の転動は、不一致補償後に於いても、円滑に行われる。又、これら各球面ころ4、4は、それぞれの軸方向内端面14、14と上記案内輪6の軸方向両側面13、13との係合に基づいて姿勢を制御される。即ち、上記各球面ころ4、4の自転中心軸が本来の位置からずれるスキューを抑え、これら各球面ころ4、4の転動面と上記外輪軌道7及び前記両内輪軌道8、8との転がり接触部での摩擦を抑える。
従来は、上述の様に構成され作用する自動調心ころ軸受1の中立状態で、上記案内輪6の軸方向両側面13、13と上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14との間に正の隙間を設定していた。この場合の中立状態とは、上記各球面ころ4、4に軸方向の力が作用しない状態で、これら各球面ころ4、4が、上記外輪軌道7と上記両内輪軌道8、8との間で最も安定する位置に存在する状態を言う。そして、この最も安定する状態とは、これら両軌道7、8の断面形状の曲率中心点Oout 、Oin同士を結ぶ仮想直線α上に、上記各球面ころ4、4の最大直径部(一般的な対称形状の球面ころ4、4の場合には軸方向中央部)を位置させた状態を言う。従来構造の場合には、この状態で、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14と上記案内輪6の軸方向両側面13、13との間に、正の隙間を存在させていた。又、この正の隙間の、これら両面14、13に対し直角方向の厚さδを、上記各球面ころ4、4の軸方向長さLwの0.002倍以上(δ≧0.002Lw、例えばδ=0.025Lw)としていた。
この様に、上記自動調心ころ軸受1の中立状態で、上記両面14、13同士の間に正の隙間を介在させる理由は、上記案内輪6の軸方向両側面13、13と前記内輪3の外周面の軸方向両端部に形成した鍔部9、9の内側面15、15との距離が上記各球面ころ4、4の軸方向長さLwより小さいと、これら両側面13、15との間にこれら各球面ころ4、4を挿入しにくくなると考えられていた為である。この為に従来は、上記案内輪6の軸方向両側面13、13と上記両鍔部9、9の内側面15、15との距離が、上記各球面ころ4、4の軸方向長さLwより大きくなる様に設計して、これら各球面ころ4、4の中立状態で、これら各球面ころ4、4の軸方向外端面16、16と上記両鍔部9、9の内側面15、15との間、及び、これら各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14と上記案内輪6の軸方向両側面13、13との間に、何れも正の隙間を介在させていた。
ところが、これら両面14、13同士の間に正の隙間が介在すると、この隙間分だけ、上記各球面ころ4、4のスキューを抑える事ができず、スキューに基づいて発生する摩擦熱が増大する。即ち、上記従来構造の場合には、上記隙間に基づくスキューにより、上記各球面ころ4、4の転動面と上記外輪軌道7及び両内輪軌道8、8との転がり接触部での滑り摩擦の割合が多くなり、この転がり接触部で発生する摩擦熱が多くなる。本発明者の研究により、上記両面14、13同士の間の隙間の大きさによっては、上記転がり接触部で発生する摩擦熱の増大量が、これら両面14、13同士の擦れ合い部で発生する摩擦熱の低減量を上回り、上記自動調心ころ軸受1全体としての摩擦熱の発生量を増大させる事が分かった。
この様な事情に鑑みて、特許文献5には、図8に示す様な、案内輪6aにウェーブワッシャ等の弾性材17を組み込む事で、この案内輪6aに軸方向寸法を増大させる方向の弾力を付与し、この案内輪6aの軸方向両側面13、13と各球面ころ4、4の軸方向端面14、14とを摺接させ、これら各球面ころ4、4のスキューを防止する構造が記載されている。この様な特許文献5に記載された従来構造の場合、上記案内輪6aの構造が複雑になり、コストが嵩むだけでなく、この案内輪6aの軸方向両側面13、13と上記各球面ころ4、4の軸方向端面14、14との擦れ合い部の摩擦を低く抑える事が難しい。即ち、上記案内輪6aとして、1対の円輪状部材18、18により上記弾性材17をサンドイッチ状に挟持したものを使用する必要があり、上記案内輪6aの製造コストが嵩む。しかも、この案内輪6aに組み込める程度に薄い(軸方向寸法が小さい)弾性材17のばね定数を低く抑える事は難しく(僅かな変位で弾性が大きく変化する為)、上記擦れ合い部の面圧を適正にする(低く抑える)事は難しい。上記特許文献5には、案内輪全体を、断面形状が馬蹄形である板ばね製とする技術も記載されているが、この様な案内輪にしても、加工が面倒でコストが嵩むだけでなく、ばね定数も低く抑える事が難しい為、同様の問題を生じる。
特開平11−30232号公報 特開2000−352418号公報 特開2001−82467号公報 特開2005−121199号公報 特開2001−82467号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑み、運転時に複数の球面ころがスキューする事を防止して、これら各球面ころと外輪軌道及び内輪軌道との転がり接触部での摩擦低減を図り、自動調心ころ軸受の運転時に発生する摩擦熱を、この自動調心ころ軸受全体として安定して低減でき、しかも低コストで造れる構造を実現すべく発明したものである。
本発明の自動調心ころ軸受は、前述した従来から知られている自動調心ころ軸受と同様に、外輪と、内輪と、複数の球面ころと、保持器と、案内輪とを備える。
このうちの外輪は、全体が円環状であって、内周面に外輪軌道を形成している。この外輪軌道は、部分球状凹面であって、その母線形状が、上記外輪の中心軸上の点Oout を中心とする部分凹円弧である。
又、上記内輪は、外周面に1対の内輪軌道を形成している。これら両内輪軌道は、それぞれの母線形状が、上記内輪の径方向外側に存在する点Oinを中心とする部分凹円弧であって、それぞれが上記外輪軌道と対向する。
又、上記各球面ころは、それぞれの外周面の母線形状が、上記外輪軌道及び上記両内輪軌道の母線形状の曲率半径よりも小さな曲率半径を有する凸円弧(単一の曲率半径を有する形状)又は部分凸円弧(軸方向両端寄り部分にクラウニングを施す為、部分的に曲率半径を異ならせた、複合曲面形状)である、ビヤ樽型である。この様な上記各球面ころは、それぞれが上記外輪軌道と上記両内輪軌道との間に、2列に亙って、これら両列毎に複数個ずつ、転動自在に設けられている。
又、上記保持器は、円環状であって、上記各球面ころを転動自在に保持する複数のポケットを、円周方向複数個所に設けている。
更に、上記案内輪は、上記両列の球面ころの互いに対向する軸方向内端面同士の間に挟持されている。
特に、本発明の自動調心ころ軸受に於いては、中立状態で、上記案内輪の軸方向両側面と上記各球面ころの軸方向内端面との間の隙間を、0又は負としている。即ち、これら各球面ころに軸方向の力が作用しない状態で、これら各球面ころが上記外輪軌道と上記両内輪軌道との間で最も安定する位置に存在する状態である、上記各球面ころの最大直径部を、上記外輪軌道の曲率中心点Oout と上記両内輪軌道の曲率中心点Oinとを結ぶ仮想直線上に配置したと仮定した状態で、上記各球面ころの軸方向内端面と上記案内輪の側面との擦れ合い部の隙間を、0又は負の値としている。尚、実際上、隙間を丁度0にして、正の隙間を生じない様にする事が難しい場合には、隙間を負とする。
この様な本発明を実施する場合に好ましくは、請求項2に記載した発明の様に、上記各球面ころの形状を軸方向に関して対称として、これら各球面ころの最大直径部をこれら各球面ころの軸方向中央位置に存在させる。そして、これら各球面ころの軸方向長さをLwとし、これら各球面ころの軸方向内端面と案内輪の軸方向側面との擦れ合い部の隙間の大きさをδとした場合に、0≧δ/Lw≧−0.004を満たすべく、各部の寸法を規制する。
或いは、請求項3に記載した発明の様に、上記各球面ころの軸方向内端面と上記案内輪の軸方向側面との擦れ合い部の接触荷重fを、それぞれこれら各球面ころ及び案内輪を組み込んだ自動調心ころ軸受の静定格荷重Corの0〜0.02倍(0≦f/Cor≦0.02)、更に好ましくは0〜0.012倍(0≦f/Cor≦0.012)を満たすべく、各部の寸法を規制する。
又、上述の様な本発明を実施する場合に好ましくは、請求項4に記載した発明の様に、上記外輪軌道の表面粗さを、0.1μmRa〜0.5μmRaとする。
或いは、請求項5に記載した発明の様に、前記案内輪を金属製とし、この案内輪の軸方向両側面と各球面ころの軸方向内端面とのうちの少なくとも一方の面を酸化被膜で覆う。
上述の様な構成を有する本発明の自動調心ころ軸受によれば、各球面ころのスキューを抑え、スキューに基づいてこれら各球面ころの転動面と外輪軌道及び内輪軌道との転がり接触部で滑りの要素が増大する事を抑えられる。この為、自動調心ころ軸受全体としての運転時の発熱量を抑える事ができて、この自動調心ころ軸受のより高速での運転が可能になる他、耐久性の向上も図れる。
特に、負の隙間の大きさを上記各球面ころの軸方向長さの0.004倍以下に抑えるか、或いは、これら各球面ころの軸方向内端面と案内輪の軸方向側面との擦れ合い部の接触荷重fを、それぞれこれら各球面ころ及び案内輪を組み込んだ自動調心ころ軸受の静定格荷重Corの0〜0.02倍に抑えれば、上記各球面ころの軸方向内端面と案内輪の軸方向両側面との間の滑り摩擦を抑えて、上記自動調心ころ軸受全体としての運転時の発熱量を、十分に抑えられる。又、上記各球面ころの形状を軸方向に関して対称とすれば、これら各球面ころの組み付け方向に注意を払わずに、上記スキューを防止できる。
又、請求項4に記載した発明の様に、上記外輪軌道の表面粗さを、0.1μmRa〜0.5μmRaの範囲に規制すれば、早期剥離を抑制して、自動調心ころ軸受の耐久性向上を図れる。
更に、請求項5に記載した発明の様に、案内輪を金属製とし、この案内輪の軸方向両側面と各球面ころの軸方向内端面とのうちの少なくとも一方の面を酸化被膜で覆えば、この案内輪の軸方向両側面と上記各球面ころの軸方向内端面との擦れ合い部で焼き付き等の損傷が発生する事を防止して、耐久性をより向上させられる。
何れにしても本発明の自動調心ころ軸受の場合には、各部の形状及び寸法を規制するのみで足り、上記案内輪として特殊なものを使用する必要がないので、製造コストを抑えられる。又、上記案内輪の軸方向両側面と上記各球面ころの軸方向内端面との擦れ合い部の接触荷重を、低く、しかも安定させて、この擦れ合い部での発熱を抑えつつ、スキューを抑えられる。
[実施の形態の第1例]
図1〜2は、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例を含め、本発明の構造の特徴は、外輪軌道7及び1対の内輪軌道8、8の母線形状の曲率中心点Oout 、Oinの位置、各球面ころ4、4の軸方向長さLwとこれら各球面ころ4、4の最大外径部の軸方向位置(各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14の位置)、案内輪6の軸方向に関する幅寸法(軸方向両側面13、13の位置)を適切に規制する事により、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14と上記案内輪6の軸方向両側面13、13との擦れ合い部に押し付け方向の力を付与する点にある。その他の部分の構成及び作用は、前述した従来構造と同様であるから、同等部分には同一符号を付して重複する説明は省略し、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
一般的に自動調心ころ軸受では、上記各球面ころ4、4に軸方向の力が作用せず、しかも、これら各球面ころ4、4の軸方向両端面が、鍔部9、9の内側面15、15にも、上記案内輪6の軸方向両側面13、13の何れの面にも当接しない状態では、これら各球面ころ4、4が、上記外輪軌道7と上記両内輪軌道8、8との間で最も安定した位置に存在する事になる。そして、この最も安定する位置とは、上記各球面ころ4、4の最大直径部(本例の場合には軸方向中央部)が、上記外輪軌道7の曲率中心Oout と上記両内輪軌道8、8の曲率中心点Oinとを結ぶ仮想直線α上に位置した状態である。
これに対し、本例の自動調心ころ軸受の場合には、上記各球面ころ4、4の最大直径部である軸方向中央部が、上記各軌道7、8の曲率中心点Oout 、Oin同士を結ぶ仮想直線α上に位置した状態で、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14が、図1に示す様に、丁度上記案内輪6の軸方向両側面13、13の位置に存在するか、或いは、図2に示す様に、この案内輪6の軸方向側面13よりもこの案内輪6の軸方向内側に入り込んだ位置に存在する様に、各部の形状及び寸法を規制している。具体的には、上記各球面ころ4、4の最大直径部から軸方向内端面14、14迄の軸方向距離Lw/2を上記仮想直線αと上記案内輪6の軸方向側面13との間隔D以上(Lw/2≧D)としている。
但し、図2に示す様に、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14が、この案内輪6の軸方向側面13よりもこの案内輪6の軸方向内側に入り込んだ位置に存在するのは、上記各球面ころ4、4の最大直径部が、上記各軌道7、8の曲率中心点Oout 、Oin同士を結ぶ仮想直線α上に位置した状態にあると仮定した場合である。上記各球面ころ4、4を、実際に上記案内輪6と前記両鍔部9、9との間に組み込んだ状態では、これら各球面ころ4、4の最大直径部は、上記仮想直線αよりも、上記両鍔部9、9側に偏った部分に存在する。この状態でも、上記各球面ころ4、4の軸方向外端面16、16と上記両鍔部9、9の内側面15、15との間には正の隙間が存在するので、上記各球面ころ4、4を上記案内輪6と上記両鍔部9、9との間に組み込みにくくなる事はない。
上述の通りであるから、実際に上記各軌道7、8同士の間に上記各球面ころ4、4と上記案内輪6とを組み込み、外輪2と内輪3との相対回転に基づいてこれら各球面ころ4、4を最も安定する位置に向け移動させると、これら各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14が、丁度上記案内輪6の軸方向両側面13、13に、隙間なく(接触圧ゼロで)当接するか、或いは、(接触圧を生じさせつつ)突き当てられる。そして、上記各球面ころ4、4の姿勢が、それぞれの軸方向内端面14、14と上記案内輪6の軸方向両側面13、13との係合により規制される。この場合に、上記図2に示す様に、上記案内輪6を設けないと仮定した場合に、上記球面ころ4の軸方向内端面14が上記案内輪6の軸方向側面13よりもこの案内輪6の幅方向内側に、δ分だけ入り込む場合、このδを負の隙間とする。上記組み込み状態では、このδ分に見合う力で、上記軸方向内端面14が上記軸方向側面13に押し付けられる。即ち、負の隙間の絶対値|δ|が大きい程、組み込み状態での、これら両面14、13同士の当接圧が高くなる。
本例の構造を実施する場合に好ましくは、上記負の隙間の絶対値|δ|を、0.004Lw以下に規制する。即ち、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14と上記案内輪6の軸方向両側面13、13との擦れ合い部の隙間の大きさδを、上記軸方向長さLwとの関係で、0≧δ/Lw≧−0.004の範囲(|δ/Lw|≦0.004)に規制する。或いは、上記各擦れ合い部の接触荷重fを、それぞれ自動調心ころ軸受の静定格荷重Corの0〜0.02倍に抑える。上記隙間の大きさδ、或いは上記接触荷重fをこの様な範囲に規制する事が好ましい理由に就いては、後述する。
上述の様な構成を有する本例の自動調心ころ軸受1aによれば、上記各球面ころ4、4のスキューを抑えられる。即ち、本例の構造の場合には、これら各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14と上記案内輪6の軸方向両側面13、13とが接触し易くなる{これら各面14、13同士の間に、実際上の隙間(正の隙間)が生じにくくなる}。即ち、これら各面14、13同士は、丁度(当接圧ゼロの状態で)隙間なく擦れ合うか、若しくは、上記負の隙間の絶対値|δ|に応じた当接圧で擦れ合う。この為、上記各球面ころ4、4の姿勢が、上記各面14、13同士の係合により規制される。
即ち、これら各面14、13のうち、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14は、これら各球面ころ4、4の自転軸に対し直交する方向に形成されている。又、上記案内輪6の軸方向両側面13、13は、全周に亙って均一な(軸方向の凹凸が存在しない)部分円すい凹面となっている。従って、各面14、13同士が、互いに対向する部分の周方向両端部で均等に当接している限り、上記各球面ころ4、4の自転軸は正規の方向に向く。言い換えれば、これら各球面ころ4、4がスキューする事はない。この為、スキューに基づいてこれら各球面ころ4、4の転動面と、前記外輪軌道7及び前記両内輪軌道8、8との転がり接触部で滑りの要素が増大する事を抑えられる。この結果、自動調心ころ軸受1a全体としての運転時の発熱量を抑える事ができて、この自動調心ころ軸受1aの、より高速での運転が可能になる他、耐久性の向上も図れる。
特に、上記負の隙間の絶対値|δ|を、上記各球面ころ4、4の軸方向長さLwの0.004倍以下(|δ/Lw|≦0.004)に抑えれば、或いは、上記各擦れ合い部の接触荷重fを、それぞれ自動調心ころ軸受の静定格荷重Corの0〜0.02倍に抑えれば、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14と前記案内輪6の軸方向両側面13、13との間の滑り摩擦を十分に低く抑えて、上記自動調心ころ軸受1a全体としての運転時の発熱量を、十分に抑えられる。この点に就いて、図3〜5を参照しつつ説明する。
これら図3〜5のうちの図3〜4は、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14と上記案内輪6の軸方向側面13、13との擦れ合い部の隙間の大きさδが、自動調心ころ軸受全体としての発熱量に及ぼす影響に就いて示している。但し、図3は理論解析の結果を、図4は実際に行った実験の結果を、それぞれ示している。実験は、呼び番号が24144である自動調心ころ軸受(内径=220mm、外径=370mm、幅=150mm、基本動定格荷重=1800kN)を、160kNのラジアル荷重を付与しつつ、400min-1 で回転させつつ、外輪の温度を測定する事で行った。上記図3〜4の横軸は上記隙間の大きさδと上記各球面ころ4、4の軸方向長さLwとの比(δ/Lw)を、縦軸は、上記発熱量(図4の場合には外輪温度)を、それぞれ示している。この発熱量(外輪温度)は、上記隙間が僅かな負である(δ/Lw≒−0.001〜0.0035)場合に最小になり、これよりも大きくても、逆に小さくても(負の隙間の絶対値|δ|が大きくなっても)増大する。上記隙間が大きくなって(負の隙間の絶対値|δ|が小さくなり、更には正の隙間となって)上記発熱量が増大する理由は、上記各球面ころ4、4のスキューに基づく、上記各転がり接触部での発熱量が増大する為である。これに対して、上記隙間が小さくなって(負の隙間の絶対値|δ|が大きくなって)上記発熱量が増大する理由は、上記各球面ころ4、4の軸方向端面14、14と上記案内輪6の軸方向両側面13、13との擦れ合い部の滑り摩擦に基づく発熱量が増大する為である。
この様な図3〜4から明らかな通り、上記負の隙間の絶対値|δ|を上記範囲に規制すれば、上記自動調心ころ軸受1a全体としての運転時の発熱量を、十分に抑えられる。尚、図4に示した実験結果が図3に示した理論解析の結果と多少異なった理由は、上記負の隙間の絶対値|δ|が大きくなって上記発熱量が増大する程度が、スキューに基づいて上記各転がり接触部でこの発熱量が増大する程度よりも著しかった為である。但し、上記負の隙間の絶対値|δ|を、上記各球面ころ4、4の軸方向長さLwの0.004倍以下に抑えれば上記滑り摩擦を十分に低く抑えられる点では、理論解析の結果と実験結果とが一致し、本発明の有効性が確認された。
又、図5は、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14と上記案内輪6の軸方向側面13、13との擦れ合い部の接触荷重fとそれぞれ自動調心ころ軸受1a(呼び番号=24144)の静定格荷重Corとの比が、この自動調心ころ軸受1a全体としての発熱量に及ぼす影響に就いて理論解析した結果を示している。図5中、実線aは静定格荷重Corの5%の荷重を加えた状態で運転した場合を、破線bは同じく10%の荷重を加えた状態で運転した場合を、それぞれ示している。この様な解析結果を示す図5から明らかな通り、上記擦れ合い部の接触荷重fを自動調心ころ軸受1aの静定格荷重Corの0〜0.02倍に抑えれば、この自動調心ころ軸受1a全体としての運転時の発熱量を、十分に抑えられる。
[実施の形態の第2例]
図6は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合、内輪3aの両端部外周面に、上述した実施の形態の第1例の様な鍔部9、9(図1参照)を設けていない。本発明の自動調心ころ軸受の場合には、外輪軌道7及び1対の内輪軌道8、8と各球面ころ4、4の転動面との係合により、これら各球面ころ4、4を案内輪6に向け押圧する方向の力が作用する。従って、本例の構造の様に、上記鍔部9、9を省略しても、上記各球面ころ4、4がスキューしたり、更には、上記各軌道7、8同士の間部分から抜け出る事を、確実に防止できる。上記鍔部9、9を省略した分、上記各軌道7、8同士の間への上記各球面ころ4、4の組み込みは容易になる。
その他の部分の構造及び作用は、上述した実施の形態の第1例と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明の効果をより向上させる為に、上述した実施の形態の各例で、外輪軌道7の表面粗さを0.1μmRa〜0.5μmRaの範囲に規制したり、案内輪6を金属製とし、この案内輪6の軸方向両側面13、13を酸化被膜で覆う事もできる。
上記外輪軌道7の表面粗さを0.1μmRa〜0.5μmRaの範囲に規制すれば、前述の特許文献4に記載された発明の場合と同様に、各球面ころ4、4の転動面に対する上記外輪軌道7の摩擦係数を、安定して増大させ、これら各球面ころ4、4の自転滑りを抑制できる。この結果、ピーリング等の表面損傷に基づく早期剥離の発生を抑えて、自動調心ころ軸受の耐久性を、より向上させられる。
又、上記案内輪6を金属製とし、この案内輪6の軸方向両側面13、13を、黒染め(四三酸化鉄被膜処理)等の酸化被膜で覆えば、この案内輪6の両側面13、13と上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14との焼き付きを防止して、自動調心ころ軸受1、1aの、より高速での運転を可能にし、しかも耐久性の向上を図れる。即ち、本発明を実施する場合、上記案内輪6の両側面13、13と上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14との擦れ合い部の面圧が、多少なりとも上昇する事は避けられない。この為、潤滑油の流量が不足する等、運転条件が厳しくなると、上記擦れ合い部で焼き付き等の損傷が発生する可能性がある。これに対して、上記案内輪6の軸方向両側面13、13を酸化被膜で覆えば、上記擦れ合い部での、焼き付き等の損傷を抑えられる。尚、この損傷を抑える為には、酸化被膜を上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14に形成する事も考えられるが、これら各球面ころ4、4に酸化被膜を形成する事は、個数が多くなり、面倒である。これに対して、上記案内輪6の両側面13、13を酸化被膜で覆う事は、個数が少なく、容易である。又、一般的に、球面ころに比べて案内輪の方が、表面粗さが大きい為、表面粗さが大きい方の部材に酸化被膜処理を施す事により、上記擦れ合い部の摩擦及び摩耗を小さく抑えられる。但し、コストの面を考慮しなければ、上記案内輪6の両側面13、13に代えて、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14を酸化被膜で覆っても良い。
更に、上記各球面ころ4、4の軸方向内端面14、14と上記案内輪6の両側面13、13との擦れ合い部の接触荷重を、それぞれ静定格荷重の0〜0.02倍に規制する技術は、本発明の構造で実施できる他、図8に示す前述の特許文献5に記載されている様な、案内輪6aに軸方向の弾性を付与した構造にも(コストを考える必要がなければ)適用可能である。即ち、上記案内輪6aに組み込むウェーブワッシャ等の弾性材17の弾力を適切に規制できて(ばね定数が低く、しかも安定している弾性材を得られ)、上記接触荷重を静定格荷重の0〜0.02倍の範囲に抑えられれば、上記擦れ合い部での発熱を抑えつつ、各球面ころ4、4のスキューを抑えられる。そして、スキューに基づく転がり接触部で滑りの要素の増大を抑えて、自動調心ころ軸受全体としての運転時の発熱量を抑え、この自動調心ころ軸受の高速化、耐久性向上を図れる。
本発明の実施の形態の第1例を示す部分断面図。 球面ころの軸方向内端面と案内輪の軸方向側面との間に存在する負の隙間の概念を説明する為の、図1のA部に相当する拡大図。 各球面ころの軸方向内端面と案内輪の軸方向側面との間の隙間の大きさが、自動調心ころ軸受全体としての発熱量に及ぼす影響に関して、理論解析の結果を示す線図。 同じく実験結果を示す線図。 各球面ころの軸方向内端面と案内輪の軸方向側面との擦れ合い部の接触荷重と自動調心ころ軸受の静定格荷重との比が、自動調心ころ軸受全体としての発熱量に及ぼす影響に関して、理論解析の結果を示す線図。 本発明の実施の形態の第2例を示す部分断面図。 従来構造の第1例を示す部分断面図。 同第2例を示す部分断面図。
符号の説明
1、1a 自動調心ころ軸受
2 外輪
3、3a 内輪
4 球面ころ
5 保持器
6、6a 案内輪
7 外輪軌道
8 内輪軌道
9 鍔部
10 リム部
11 柱部
12 ポケット
13 軸方向側面
14 軸方向内端面
15 内側面
16 軸方向外端面
17 弾性材
18 円輪状部材

Claims (5)

  1. 全体が円環状であって、母線形状が中心軸上の点Oout を中心とする部分凹円弧である部分球状凹面の外輪軌道を内周面に形成した外輪と、全体が円環状であって、それぞれの母線形状が、径方向外側に存在する点Oinを中心とする部分凹円弧で、それぞれが上記外輪軌道と対向する1対の内輪軌道を外周面に形成した内輪と、外周面の母線形状が、上記外輪軌道及びこれら両内輪軌道の母線形状の曲率半径よりも小さな曲率半径を有する凸円弧又は部分凸円弧であって、それぞれが上記外輪軌道と上記両内輪軌道との間に、2列に亙って転動自在に設けられた複数の球面ころと、これら各球面ころを転動自在に保持する複数のポケットを、円周方向複数個所に設けた円環状の保持器と、上記両列の球面ころの互いに対向する軸方向内端面同士の間に挟持された案内輪とを備えた自動調心ころ軸受に於いて、上記各球面ころの最大直径部を、上記外輪軌道の曲率中心点Oout と上記両内輪軌道の曲率中心点Oinとを結ぶ仮想直線上に配置したと仮定した状態で、上記各球面ころの軸方向内端面と上記案内輪の側面との擦れ合い部の隙間が、0又は負の値である事を特徴とする自動調心ころ軸受。
  2. 各球面ころの形状が軸方向に関して対称であって、これら各球面ころの最大直径部がこれら各球面ころの軸方向中央位置に存在し、これら各球面ころの軸方向長さをLwとし、これら各球面ころの軸方向内端面と案内輪の軸方向側面との擦れ合い部の隙間の大きさをδとした場合に、0≧δ/Lw≧−0.004を満たす、請求項1に記載した自動調心ころ軸受。
  3. 各球面ころの軸方向内端面と案内輪の軸方向側面との擦れ合い部の接触荷重が、それぞれ静定格荷重の0〜0.02倍である、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した自動調心ころ軸受。
  4. 外輪軌道の表面粗さが0.1μmRa〜0.5μmRaである、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載した自動調心ころ軸受。
  5. 案内輪が金属製であり、この案内輪の軸方向両側面と各球面ころの軸方向内端面とのうちの少なくとも一方の面が酸化被膜で覆われている、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載した自動調心ころ軸受。
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