JP2009073067A - 塗布具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイレクトメールやクレジットカードの明細書等の印刷物に印刷されている住所や宛名、カード番号等の印刷文字を判読不可能にするための情報流出防止用に好適な塗布具を提供する。
【解決手段】少なくとも黒色着色剤、フェニル基を有する溶剤の1種以上を含有してなる油性インキを搭載し、ペン体に消し具を具備してなることを特徴とする塗布具A。
消し具としては、硬度70〜100となる材質で成形されたものが好ましい。
【効果】印刷方法に関わらず、ダイレクトメールやクレジットカードの明細書等に印字された個人情報を隠蔽し判読不可能にすることができるため、情報が流出してしまうことを防止でき、しかも、印字部分を塗布して処理するものであるため、場所をとらず、簡便な方法による情報流出防止対策を安価で提供することができる。
【選択図】図1
【解決手段】少なくとも黒色着色剤、フェニル基を有する溶剤の1種以上を含有してなる油性インキを搭載し、ペン体に消し具を具備してなることを特徴とする塗布具A。
消し具としては、硬度70〜100となる材質で成形されたものが好ましい。
【効果】印刷方法に関わらず、ダイレクトメールやクレジットカードの明細書等に印字された個人情報を隠蔽し判読不可能にすることができるため、情報が流出してしまうことを防止でき、しかも、印字部分を塗布して処理するものであるため、場所をとらず、簡便な方法による情報流出防止対策を安価で提供することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ダイレクトメールやクレジットカードの明細書等の印刷物に印刷されている住所や宛名、カード番号等の印刷文字を判読不可能にするための情報流出防止用に好適な塗布具に関する。
一般に、ダイレクトメールやクレジットカードの明細書等に印刷されている住所や宛名、カード番号等は、個人情報であり、その情報の流出は防止する必要がある。
個人情報を含んだ印刷物からの情報流出防止策としては、従来は、シュレッダー、ハサミ(刃が多数枚となる多連ハサミ続含む)や手等により裁断する必要があった。
個人情報を含んだ印刷物からの情報流出防止策としては、従来は、シュレッダー、ハサミ(刃が多数枚となる多連ハサミ続含む)や手等により裁断する必要があった。
しかしながら、シュレッダーついては、場所やコストによる制約があり、更に、裁断のレベルが不十分であり、判読不可能なレベルまで到達していないものもある。また、手による不規則な裁断では裁断が不十分であり、更に、ハサミについては、複数枚の処理に不便を感じるなど、いずれも満足できるものでないのが現状である。
一方、シュレッダーやハサミによる裁断以外の手段としては、例えば、ダイレクトメールなどの印刷物に印刷されている住所や名前等の印刷文字を判読不可能にするための、少なくとも黒色着色剤、グリコール系溶剤、リモネンを配合させてなる油性インキを用いたペンタイプやスタンパータイプのものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この油性インキを用いたものは、シュレッダーやハサミによる裁断に比べ、場所、コスト、簡便性において有利である。
この油性インキを用いたものは、シュレッダーやハサミによる裁断に比べ、場所、コスト、簡便性において有利である。
しかしながら、上記特許文献1に開示されている油性インキは、特にレーザー印刷によって印字されたトナーを固着させている樹脂を溶解できるものの、インキは紙面へと浸透してしまいトナーを分散させることができないため、印字された文字は残留してしまい、紙面と盛り上がった印字部との光の反射率の違いに等により判読されてしまう可能性がある点に課題がある。
特開2005−232392号公報(特許請求の範囲、実施例等)
本発明は、上記従来技術の課題及び現状等に鑑み、これを解消しようとするものであり、多種多様な印字方法により印字された個人情報を判読不可能とする情報流出防止用に好適な塗布具を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来の課題等を解決するために、鋭意検討した結果、少なくとも黒色着色剤と、特定の溶剤を含有してなる油性インキを搭載すると共に、消し具を具備することにより、上記目的の塗布具が得られることを見い出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、次の(1)〜(5)に存する。
(1) 少なくとも黒色着色剤、フェニル基を有する溶剤の1種以上を含有してなる油性インキを搭載すると共に、消し具を具備してなることを特徴とする塗布具。
(2) 黒色着色剤は、顔料及び染料の併用であることを特徴とする上記(1)記載の塗布具。
(3) フェニル基を有する溶剤の含有量は、油性インキ全量に対して20〜90重量%であることを特徴とする上記(1)又は(2)記載の塗布具。
(4) フェニル基を有する溶剤が、アルコール類、多価アルコール類、グリコールエーテル類の中から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の塗布具。
(5) 消し具は、硬度70〜100(SRIS0101;アスカーC)となる材質で成形されたことを特徴とする上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の塗布具。
なお、本発明で規定する「塗布具」は、ダイレクトメールやクレジットカードの明細書等にインキジェット方式やレーザー方式等で印刷されている住所や宛名、カード番号等の個人情報を塗布具の油性インキ、消し具により隠蔽し判読不可能とする目的で使用する塗布具を意味する。
また、本発明において規定する「消し具の硬度」は、ゴム硬度計GS−701(テクロック社製)によって測定した値である。
(1) 少なくとも黒色着色剤、フェニル基を有する溶剤の1種以上を含有してなる油性インキを搭載すると共に、消し具を具備してなることを特徴とする塗布具。
(2) 黒色着色剤は、顔料及び染料の併用であることを特徴とする上記(1)記載の塗布具。
(3) フェニル基を有する溶剤の含有量は、油性インキ全量に対して20〜90重量%であることを特徴とする上記(1)又は(2)記載の塗布具。
(4) フェニル基を有する溶剤が、アルコール類、多価アルコール類、グリコールエーテル類の中から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の塗布具。
(5) 消し具は、硬度70〜100(SRIS0101;アスカーC)となる材質で成形されたことを特徴とする上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の塗布具。
なお、本発明で規定する「塗布具」は、ダイレクトメールやクレジットカードの明細書等にインキジェット方式やレーザー方式等で印刷されている住所や宛名、カード番号等の個人情報を塗布具の油性インキ、消し具により隠蔽し判読不可能とする目的で使用する塗布具を意味する。
また、本発明において規定する「消し具の硬度」は、ゴム硬度計GS−701(テクロック社製)によって測定した値である。
本発明の塗布具によれば、印刷方法に関わらず、ダイレクトメールやクレジットカードの明細書等に印字された個人情報を隠蔽等し判読不可能にすることができるため、情報が流出してしまうことを防止でき、しかも、印字部分を塗布して処理するものであるため、場所をとらず、簡便な方法による情報流出防止対策を安価で提供することができる。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳しく説明する。
図1は、本発明の塗布具の実施形態の一例を示すものである。
本実施形態の塗布具Aは、図1に示すように、少なくとも黒色着色剤、フェニル基を有する溶剤の1種以上を含有してなる油性インキ10を直接貯溜する軸体(本体)となるインキタンク部11に搭載すると共に、消し具20を具備してなることを特徴とするものである。
図1は、本発明の塗布具の実施形態の一例を示すものである。
本実施形態の塗布具Aは、図1に示すように、少なくとも黒色着色剤、フェニル基を有する溶剤の1種以上を含有してなる油性インキ10を直接貯溜する軸体(本体)となるインキタンク部11に搭載すると共に、消し具20を具備してなることを特徴とするものである。
この塗布具Aでは、インキタンク部11内にバルブ機構12を介在して繊維芯や焼結芯からなるペン先13へ油性インキ10が供給される構成となっている。図1中の14はホルダー部材であり、15はインキタンク部11の後部に固着される後部部材であり、16はスプリング17にて可動するインナーキャップであり、これによりキャップ18をした際に加圧されてバルブ12が開放されるのを防止することができる。
消し具20は、キャップ18の一方の端部の凹状19内に嵌合により取り付けられている。
消し具20は、キャップ18の一方の端部の凹状19内に嵌合により取り付けられている。
油性インキ10に用いる黒色着色剤としては、インキを黒色とし、塗布した場合に印字部分を当該黒色により隠蔽できる黒色着色剤であれば特に限定されず、例えば、C.I.ソルベント・ブラック5、C.I.ソルベント・ブラック7、C.I.ソルベント・ブラック29などの黒色染料や、カーボンブラック、チタンブラック、アニリンブラックなどの黒色顔料から選ばれる少なくとも1種(各単独又は2種以上の混合物、以下同様)が挙げられる。
また、有彩色の染料、例えば、青色と赤色と黄色の油溶性染料の混合物を用いることにより(染料による配合の組み合わせにより)黒色としてもよく、例えば、青色染料のC.I.ソルベント・ブルー35と、赤色染料のC.I.ソルベント・レッド18とC.I.ソルベント・レッド27とC.I.ソルベント・レッド49とから選ばれる少なくとも1種と、黄色染料のC.I.ソルベント・イエロー14とC.I.ソルベント・イエロー56とC.I.アシッド・イエローの造塩物とから選ばれる少なくとも1種とを好適に組み合わせて黒色着色剤として用いてもよいものである。
好ましい黒色着色剤としては、インキジェット方式による印字、レーザー方式の印字などの印字方法にかかわらず、各印字された住所、氏名等の個人情報を隠蔽し判読不能にする点から、顔料と染料(黒色染料の他上記有彩色の染料の混色も含む)を併用することが好ましい。
また、有彩色の染料、例えば、青色と赤色と黄色の油溶性染料の混合物を用いることにより(染料による配合の組み合わせにより)黒色としてもよく、例えば、青色染料のC.I.ソルベント・ブルー35と、赤色染料のC.I.ソルベント・レッド18とC.I.ソルベント・レッド27とC.I.ソルベント・レッド49とから選ばれる少なくとも1種と、黄色染料のC.I.ソルベント・イエロー14とC.I.ソルベント・イエロー56とC.I.アシッド・イエローの造塩物とから選ばれる少なくとも1種とを好適に組み合わせて黒色着色剤として用いてもよいものである。
好ましい黒色着色剤としては、インキジェット方式による印字、レーザー方式の印字などの印字方法にかかわらず、各印字された住所、氏名等の個人情報を隠蔽し判読不能にする点から、顔料と染料(黒色染料の他上記有彩色の染料の混色も含む)を併用することが好ましい。
これらの染料や顔料の黒色着色剤の含有量は、油性インキ全量に対して、1〜60重量%(以下、単に「%」という)、好ましくは、5〜40%の範囲で使用することが望ましい。
この黒色着色剤の含有量が1%未満であると、印字に対する隠蔽性等の実用性に欠け、一方、60%を越えると、インキが不安定化し、ペン体としてインキ追従不良を起こすこととなり、好ましくない。
この黒色着色剤の含有量が1%未満であると、印字に対する隠蔽性等の実用性に欠け、一方、60%を越えると、インキが不安定化し、ペン体としてインキ追従不良を起こすこととなり、好ましくない。
また、油性インキ10に用いるフェニル基を有する溶剤としては、例えば、フェニル基を有するアルコール類、多価アルコール類、グリコールエーテル類の中から選ばれる少なくとも1種が挙げられる。
フェニル基を有するアルコール類としては、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール(フェニルエタノール)、2−フェニル,2−プロパノール及びそれらの誘導体が挙げられ、フェニル基を有する多価アルコール類としては、フタリルアルコール(ベンゼン−1,2−ジメタノール)、ベンゼン−1,2−ジエタノール及びそれらの誘導体が挙げられ、フェニル基を有するグリコールエーテル類としては、エチレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル及びそれらの誘導体が挙げられる。
これらの中で、レーザープリンター方式のトナーと良好な相溶性、安全性、ペン体としての使い勝手の点から、好ましくは、ベンジルアルコール、エチレングリコールモノフェニルエーテル、またはその混合物の使用が望ましい。
フェニル基を有するアルコール類としては、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール(フェニルエタノール)、2−フェニル,2−プロパノール及びそれらの誘導体が挙げられ、フェニル基を有する多価アルコール類としては、フタリルアルコール(ベンゼン−1,2−ジメタノール)、ベンゼン−1,2−ジエタノール及びそれらの誘導体が挙げられ、フェニル基を有するグリコールエーテル類としては、エチレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル及びそれらの誘導体が挙げられる。
これらの中で、レーザープリンター方式のトナーと良好な相溶性、安全性、ペン体としての使い勝手の点から、好ましくは、ベンジルアルコール、エチレングリコールモノフェニルエーテル、またはその混合物の使用が望ましい。
これらのフェニル基を有する溶剤の含有量は、油性インキ全量に対して、好ましくは、20〜90%、更に好ましくは、80〜90%の範囲で用いることができる。
このフェニル基を有する溶剤の含有量が20%未満であると、粘度増加によるインキ追従不良となり、一方、90%を越えると、インキ粘度が低下し、塗布した後のインキ乾燥に時間を要することとなり、好ましくない。
このフェニル基を有する溶剤の含有量が20%未満であると、粘度増加によるインキ追従不良となり、一方、90%を越えると、インキ粘度が低下し、塗布した後のインキ乾燥に時間を要することとなり、好ましくない。
本発明に用いる塗布具に搭載する油性インキは、上記各成分を含有するものであるが、本発明の効果を損なわない範囲で、例えば、防食剤、防錆剤、蒸発抑制剤、顔料分散剤などを必要に応じて適宜含有せしめることができる。
本発明に用いる油性インキ10は、上記各成分を、例えば、タンク中に撹拌しながら順次投入して均一混合することにより製造することができる。
本発明に用いる油性インキ10は、上記各成分を、例えば、タンク中に撹拌しながら順次投入して均一混合することにより製造することができる。
本発明の塗布具Aに具備する消し具20としては、紙面上の印刷された文字を削り取る点から、好ましくは、硬度70以上〜100未満の消し具、更に好ましくは、硬度80以上〜100未満であって、紙面を削りとることがなく(研磨剤を含有せず)、更に成形性及び強度の点から、樹脂とエラストマーの混合物〔混合比率(重量比)、樹脂:エラストマー=1:1〜1:4〕〕からなる消し具、例えば、ポリプロピレン樹脂(PP)とポリスチレンエラストマーの混合物〔混合比率1:3〕からなる消し具の使用が望ましい。
消し具20の大きさ、形状は、特に限定されず、円柱状、四角柱状などの好適な形状とすることができる。
消し具20の大きさ、形状は、特に限定されず、円柱状、四角柱状などの好適な形状とすることができる。
このように構成される本発明の塗布具では、インキジェット方式による印字に対しては、印字部分に黒色着色剤を含有した油性インキをペン先13で塗布することにより、印字部分が隠蔽され、個人情報の判読を不可能とすることができる。具体的には、インキジェット方式による印字は、紙面にインキが浸透しており、印字部を隠蔽するためには、本発明の塗布具の油性インキが印字面にはじかれることなく、印字面にも浸透する必要がある。本発明の塗布具では、油性インキに含有された黒色着色剤(黒色顔料)が紙面に浸透してインキジェット方式による印字部分が隠蔽され、個人情報の判読を不可能とするものである。
また、レーザー方式の印字に対しては、紙面上のトナーを固着させている樹脂(主にスチレン系樹脂)をベンジルアルコール等のフェニル基を有する溶剤により溶解させた後に、塗布具に具備された消し具により擦過することにより、紙面上のトナーを分散させることで、個人情報を判読不能とすることができる。具体的には、レーザー方式による印字は、紙面上にトナーが定着しており、印字部を隠蔽するためには、本発明の塗布具の油性インキがトナー樹脂(主にスチレン系の定着樹脂)を溶かす必要がある。本発明の塗布具では、油性インキに含まれるベンジルアルコール等のフェニル基を有する溶剤により溶かすことにより、更に好ましくは、消し具により該印字部を擦過することにより、レーザー方式による印字部分を隠蔽乃至除去等することで、個人情報の判読を不可能とするものである。
更に、その他のダイレクトメールに使用される表面処理された特殊な紙への印字については、紙面自体をインキに含有された黒色着色剤の油溶性染料により染着させることで、個人情報を判読不能とすることができる。
このように、本発明においては、場所、コスト、簡便性に優れており、消し具を具備したマーキングペンタイプの情報流出防止ツールとして好適な塗布具が得られることとなる。
また、レーザー方式の印字に対しては、紙面上のトナーを固着させている樹脂(主にスチレン系樹脂)をベンジルアルコール等のフェニル基を有する溶剤により溶解させた後に、塗布具に具備された消し具により擦過することにより、紙面上のトナーを分散させることで、個人情報を判読不能とすることができる。具体的には、レーザー方式による印字は、紙面上にトナーが定着しており、印字部を隠蔽するためには、本発明の塗布具の油性インキがトナー樹脂(主にスチレン系の定着樹脂)を溶かす必要がある。本発明の塗布具では、油性インキに含まれるベンジルアルコール等のフェニル基を有する溶剤により溶かすことにより、更に好ましくは、消し具により該印字部を擦過することにより、レーザー方式による印字部分を隠蔽乃至除去等することで、個人情報の判読を不可能とするものである。
更に、その他のダイレクトメールに使用される表面処理された特殊な紙への印字については、紙面自体をインキに含有された黒色着色剤の油溶性染料により染着させることで、個人情報を判読不能とすることができる。
このように、本発明においては、場所、コスト、簡便性に優れており、消し具を具備したマーキングペンタイプの情報流出防止ツールとして好適な塗布具が得られることとなる。
本発明の塗布具は、上述の如く構成されるものであるが、上記実施形態に限定されることなく、本発明の技術思想の範囲内で種々の形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態として、バルブ機構を備えた塗布具を例示したが、インキ保溜体(コレクター部材)を備えた油性インキを直接収容した直液式の塗布具、油性インキを中綿等のインキ吸蔵体に吸蔵させたタイプの塗布具であってもよく、消し具はこれらのキャップやインキタンク部の後端部に取り付けたものであってもよいものである。
また、塗布部となるペン先として、繊維芯を用いたが印字部を油性インキにより塗布して印字部を判読不可能にできるものであれば、ブラシ体、ボールペン型、プラスチック芯などであってもよいものである。
例えば、上記実施形態として、バルブ機構を備えた塗布具を例示したが、インキ保溜体(コレクター部材)を備えた油性インキを直接収容した直液式の塗布具、油性インキを中綿等のインキ吸蔵体に吸蔵させたタイプの塗布具であってもよく、消し具はこれらのキャップやインキタンク部の後端部に取り付けたものであってもよいものである。
また、塗布部となるペン先として、繊維芯を用いたが印字部を油性インキにより塗布して印字部を判読不可能にできるものであれば、ブラシ体、ボールペン型、プラスチック芯などであってもよいものである。
次に、実施例及び比較例により本発明を更に詳細に説明するが、下記実施例等に限定されるものではない。
〔実施例1〜5及び比較例1〜3〕
下記表1に示す配合成分を、タンク内に撹拌しながら順次添加し、均一になるまで、混合撹拌した後、1μmのバグフィルターで濾過することにより油性インキを得た。
下記表1に示す配合成分を、タンク内に撹拌しながら順次添加し、均一になるまで、混合撹拌した後、1μmのバグフィルターで濾過することにより油性インキを得た。
得られた各油性インキを、下記構成(図1準拠)の塗布具本体に搭載して、消し具付きの塗布具を得た。得られた塗布具を用いて、下記各印字方法により印字された部分の隠蔽性(秘密保持性、文字の判読性)について評価した。
これらの結果を下記表1に示す。
これらの結果を下記表1に示す。
〔塗布具の構成〕
塗布具Aは、インキタンク部11(ポリプロピレン製)内にバルブ機構12を介在し、ペン先13(ポリエチレンテレフタレート)へ油性インキ10が供給される機構となっているバルブ機構にはスプリング(SUS製)、弁座ゴム(シリコーン製)、弁棒、バネ受け(ポリプロピレン製)、口プラ(ポリプロピレン製)を用いている。開放防止のため、インナースプリング(SUS製)17にて可動するインナーキャップ(ポリプロピレン製)が搭載されたキャップを用いている。
消し具の構成:硬度90の消し具〔ポリプロピレン樹脂(PP)とポリスチレンエラストマーの混合物〔混合比率1:3〕(大きさ12×5×20mm)を用いた。
塗布具Aは、インキタンク部11(ポリプロピレン製)内にバルブ機構12を介在し、ペン先13(ポリエチレンテレフタレート)へ油性インキ10が供給される機構となっているバルブ機構にはスプリング(SUS製)、弁座ゴム(シリコーン製)、弁棒、バネ受け(ポリプロピレン製)、口プラ(ポリプロピレン製)を用いている。開放防止のため、インナースプリング(SUS製)17にて可動するインナーキャップ(ポリプロピレン製)が搭載されたキャップを用いている。
消し具の構成:硬度90の消し具〔ポリプロピレン樹脂(PP)とポリスチレンエラストマーの混合物〔混合比率1:3〕(大きさ12×5×20mm)を用いた。
〔インキジェット印刷〕
PPC用紙にインクジェットプリンタ(エプソン社製、LP−9400)で黒色文字を印刷した。
〔レーザー印刷〕
PPC用紙にレーザープリンタ(キャノン社製、LBP5800)で黒色文字を印刷した。
PPC用紙にインクジェットプリンタ(エプソン社製、LP−9400)で黒色文字を印刷した。
〔レーザー印刷〕
PPC用紙にレーザープリンタ(キャノン社製、LBP5800)で黒色文字を印刷した。
〔秘密保持性の評価方法〕
上記で得た各塗布具を用いて、上記各印刷法により紙面に印刷された文字等に塗布し、
10秒経過後消し具を用いて5回往復擦過し、紙面の表面について紙を机に置いて状態で、裏面について手に持った状態で下記評価基準により秘密保持性を評価した。
評価基準:
◎:マーキング(塗布)のみで文字が消去。判読不可。
○:マーキング(塗布)後、5回往復擦過により文字が消去。判読不可。
△:文字が完全に消去されていないが、判読不可。
×:文字が消去されていない(浮き出ている)。判読可。
上記で得た各塗布具を用いて、上記各印刷法により紙面に印刷された文字等に塗布し、
10秒経過後消し具を用いて5回往復擦過し、紙面の表面について紙を机に置いて状態で、裏面について手に持った状態で下記評価基準により秘密保持性を評価した。
評価基準:
◎:マーキング(塗布)のみで文字が消去。判読不可。
○:マーキング(塗布)後、5回往復擦過により文字が消去。判読不可。
△:文字が完全に消去されていないが、判読不可。
×:文字が消去されていない(浮き出ている)。判読可。
上記表1の結果から明らかなように、本発明の範囲となる実施例1〜5の塗布具は、比較例1〜3に較べて、秘密保持性に優れていることが判明した。
これに対して、本発明の範囲外となる比較例1〜3の塗布具は、文字の判読が可能であり、満足する秘密保持性が得ることができないことが判った。
これに対して、本発明の範囲外となる比較例1〜3の塗布具は、文字の判読が可能であり、満足する秘密保持性が得ることができないことが判った。
A 塗布具
10 油性インキ
11 インキタンク部
13 ペン先
20 消し具
10 油性インキ
11 インキタンク部
13 ペン先
20 消し具
Claims (5)
- 少なくとも黒色着色剤、フェニル基を有する溶剤の1種以上を含有してなる油性インキを搭載すると共に、消し具を具備してなることを特徴とする塗布具。
- 黒色着色剤は、顔料及び染料の併用であることを特徴とする請求項1記載の塗布具。
- フェニル基を有する溶剤の含有量は、油性インキ全量に対して20〜90重量%であることを特徴とする請求項1又は2記載の塗布具。
- フェニル基を有する溶剤が、アルコール類、多価アルコール類、グリコールエーテル類の中から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の塗布具。
- 消し具は、硬度70〜100(SRIS0101;アスカーC)となる材質で成形されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の塗布具。
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009190210A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Shachihata Inc | トナー文字隠蔽用黒色フェルトペン |
| JP2014100919A (ja) * | 2014-02-05 | 2014-06-05 | Pilot Ink Co Ltd | 摩擦体及び熱変色性筆記具 |
-
2007
- 2007-09-21 JP JP2007244707A patent/JP2009073067A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
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| JP2009190210A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Shachihata Inc | トナー文字隠蔽用黒色フェルトペン |
| JP2014100919A (ja) * | 2014-02-05 | 2014-06-05 | Pilot Ink Co Ltd | 摩擦体及び熱変色性筆記具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20101207 |