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JP2009071394A - 撮像装置、駆動方式切り替え方法、および駆動方式切り替えプログラム - Google Patents

撮像装置、駆動方式切り替え方法、および駆動方式切り替えプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮像素子の駆動方式の切り替えの際にも連続的に動画像を表示させる。
【解決手段】撮像素子1と、電荷信号を読み出す読み出し手段3、6、7と、読み出し動作を制御する読み出し制御手段5と、垂直同期信号を生成するタイミング発生手段5と、撮像素子1の駆動方式を切り替えるべく、読み出し動作の設定を切り替える切り替え手段4と、前記駆動方式の切り替えのタイミングを、垂直同期信号に同期させるよう制御する制御手段3と、読み出される電荷信号に基づく動画像を表示する表示手段14によって、撮像装置を構成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、撮像素子を駆動するためのタイミング信号を発生して電荷信号を読み出すデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話機等の撮像装置、同装置に用いられるタイミング信号を発生するタイミング信号処理装置に関する。
従来、撮影モードに応じて撮像素子の駆動方式を切り替える電子カメラがある。例えば、特許文献1には、通常撮影モード時やAE・AF時には、固体撮像素子28の垂直方向を1/4又は1/8に間引き駆動し、マクロ撮影モードに切り換えた時や画像信号を外部出力して確認する時には、自動的に1/2間引き、又は間引き無しで駆動する電子カメラが開示されている。詳細には、上記の電子カメラは、撮像素子の駆動方式の切換を、この撮像素子を駆動させるドライバ(水平ドライバ、及び、垂直ドライバ)へタイミング信号を供給するタイミング発生器を制御することによって行っている。
図8は、上述の電子カメラの信号処理に関する時間的な流れを説明するためのタイミングチャートである。同図において、N−1番目のフレームの電荷信号を処理する期間T1(N−1)(電子シャッタ処理と露光処理をする期間)の途中で撮像素子の駆動方式を切り替えた場合、この切り替えに伴うタイミング発生器の設定の更新期間中はタイミング発生器によるドライバへの信号の生成を一旦停止させ、撮像素子に蓄積された電荷信号の読み出し動作も一旦停止する。そして、この設定更新作業の完了に合わせて、タイミング発生器からドライバへの信号の供給を再開して切り替え後の駆動方式で撮像素子を駆動させる。
特開平11−355665号公報
しかしながら、上記の電子カメラでは撮像素子の駆動方式の切り替えの際、タイミング発生器の設定更新作業中は電荷信号の読み出しを停止している。そのため、この更新期間中は、次フレームの電荷信号の処理に移行することができず撮像素子が露光状態のままとなる。
例えば、同図において、CCDの動作タイミングT1の期間中に、駆動方式切り替えのタイミング信号が入力されると、その時点からタイミング発生器が設定更新作業に入り、電荷信号の読み出しを停止する。このため、E(N−1)((N−1)フレームの露光期間)は、他のフレームの露光期間よりも長くなり、(N−1)フレーム用の電荷信号が撮像素子に過剰に蓄積されてしまうことになる。
そしてその結果、E(N−1)で露光した画像は過剰な輝度を持ち、表示に適さない画像として破棄され、フレーム表示される場合には、T3(N−1)((N−1)フレームの表示期間)が無くなる一方、T3(N−2)の期間が長くなり、その後Nフレームが表示されることとなるので、連続的なスルー表示できないという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、撮像素子の駆動方式の切り替えの際にも連続的に動画像を表示させることのできる撮像装置、撮像素子駆動方法および撮像素子駆動プログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、被写体からの光像を光電変換して電荷信号を蓄積する撮像素子と、前記撮像素子に蓄積された電荷信号を読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段による読み出し動作を制御する読み出し制御手段と、前記読み出し手段が前記電荷信号をフレーム単位で読み出すよう制御するための垂直同期信号を生成するタイミング発生手段と、
前記撮像素子の駆動方式を切り替えるべく、前記読み出し制御手段の読み出し動作の設定を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段による前記駆動方式の切り替えのタイミングを、前記タイミング発生手段によって生成される前記垂直同期信号に同期させるよう制御する制御手段と、前記読み出し手段によって読み出される電荷信号に基づく動画像を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記読み出し手段は、前記切り替え手段によって前記読み出し制御手段の読み出し動作の設定が切り替えられている期間中にも、前記撮像素子に蓄積された電荷信号を読み出すことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、ユーザからの選択入力を検知して、前記表示手段における複数の表示モードから任意の表示モードを選択する選択手段を更に備え、前記切り替え手段は、現在の前記駆動方式から、前記選択手段によって選択された前記表示モードに応じた前記駆動方式に切り替えるべく、前記読み出し制御手段の読み出し動作の設定を切り替え、前記制御手段は、前記選択手段が前記選択入力を検知したタイミングによらず、垂直同期信号に同期して前記読み出し制御手段の読み出し動作の設定の切り替えが終了するように前記切り替え手段を制御することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、撮像素子の駆動方式切り替え方法であって、前記撮像素子に蓄積された電荷信号を読み出す読み出しステップと、前記読み出し手段による読み出し動作を制御する読み出し制御ステップと、前記読み出しステップで前記電荷信号をフレーム単位で読み出すよう制御するための垂直同期信号を生成するタイミング発生ステップと、前記撮像素子の駆動方式を切り替えるべく、前記読み出し制御ステップの読み出し動作の設定を切り替える切り替えステップと、前記切り替えステップでの前記駆動方式の切り替えのタイミングを、前記タイミング発生ステップで生成される前記垂直同期信号に同期させるよう制御する制御ステップと、前記読み出しステップで読み出される電荷信号に基づく動画像を表示部に表示させる表示制御ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、撮像素子と、該撮像素子に蓄積された電荷信号を読み出す読み出し手段と、該電荷信号をフレーム単位で区切る垂直同期信号を生成するタイミング発生手段と、表示手段とを備える撮像装置のコンピュータを、前記読み出し手段による読み出し動作を制御する読み出し制御手段、前記撮像素子の駆動方式を切り替えるべく、前記読み出し制御手段の読み出し動作の設定を切り替える切り替え手段、前記切り替え手段による前記駆動方式の切り替えのタイミングを、前記タイミング発生手段によって生成される前記垂直同期信号に同期させるよう制御する制御手段、前記読み出し手段によって読み出される電荷信号に基づく動画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子の駆動方式の切り替えの際にも、動画像をスムーズに表示できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態によるデジタルカメラの一部構成を示すブロック図である。
撮像レンズ2の撮影光軸後方に配置された撮像素子であるCCD1は、タイミング発生器5からの信号により走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する電荷信号が読み出される。
CCD1には、図2や図3に示すように、光電変換素子である複数のフォトダイオード100、100、100…からなる単位画素がマトリクス状に配置されている。CCD1は、撮像レンズ2により集束された被写体からの光像をフォトダイオード100、100、100…で光電変換して電荷を蓄積する。そして、水平ドライバ6および垂直ドライバ7による制御によって、CCD1は、蓄積した電荷を単位画素に隣接する回路である垂直CCD101に転送し、この転送された電荷を縦ラインごとにまとめて読み出す回路である水平CCD102によって電荷信号としてアナログフロントエンド3に転送する。
フォトダイオード100、100、100…に蓄積された電荷は、垂直ドライバ7を介して供給されるタイミング発生器5からの垂直走査信号に応じて垂直CCD101に読み出され、垂直CCD101内を水平CCD102の方向に転送される。転送された電荷は、水平ドライバ6を介して供給されるタイミング発生器5からの水平走査信号に応じて、水平CCDのアンプ103の方向に電荷信号として転送され、このアンプ103を介して増幅されて出力される。
タイミング発生器5は、CCD1に蓄積される電荷を掃き出す電子シャッタ動作のタイミング、CCD1に蓄積された電荷を読み出すタイミングを制御するタイミング信号を発生する。また、このタイミング信号は少なくとも後述する4/8ライン間引きモード(水平加算あり)と4/16ライン間引きモード(水平加算なし)とが用意されており、DSP4からの制御信号に基づいて切り換えられる。
アナログフロントエンド3は、CCD1から転送された電荷信号をサンプリング・増幅したアナログ信号をA/D変換によってデジタル信号に変換してDSP4に出力する。タイミング発生器5は、デジタル信号をフレーム(静止画像)単位で出力させるためのタイミング信号である垂直同期信号を生成してアナログフロントエンド3とDSP4とに送信する。このフレームが連続することによってデジタルカメラで撮影される動画像(スルー画像)を構成することとなる。
そして、この垂直同期信号によってアナログフロントエンド3からフレーム単位でデジタル信号がDSP4に出力されるように制御される。また、垂直同期信号によって、アナログフロントエンド3から電荷信号を転送するタイミングとDSP4で電荷信号を受信するタイミングが同期するように制御される。
DSP4は、デジタル信号に変換された画像データを取り込み、データバス8へ出力する。また、DSP4は、タイミング発生器5に対し、後述する4/8ライン間引きモード(水平加算あり)と4/16ライン間引きモード(水平加算なし)を切り換える制御信号を出力する。
メモリ10は、データバス9に出力された画像データを記憶する。また、メモリ10は、CCD1の各駆動方式(上述の4/8ライン間引きモード、及び4/16ライン間引きモード)に対応する駆動データを複数記憶している。この駆動データが、CPU8の制御によりタイミング発生器5にロードされることによって、各駆動方式に応じたタイミング信号を生成できるようにタイミング発生器5の設定が更新される。
CPU8は、デジタルカメラ全体の制御動作を司るもので、撮影時には、メモリ10に記憶された動作プログラムに基づいて、オートフォーカス(AF)制御、自動露出制御(AE)、デジタルズーム制御などを実行する。また、CPU8は、スルー画像表示設定処理を実行して、スルー画像表示時における画像の画質の指定をユーザからの入力に基づき設定することができる。また、CPU8は、このスルー画像表示設定による設定に基づいて、スルー画像表示駆動設定処理によって、DSP4を通じてタイミング発生器5によるタイミング信号発生動作を制御する。
デジタルビデオエンコーダ13は、メモリ10に記憶されたデータをVRAMコントローラ11を介して定期的に読出してワークエリアであるVRAM11に展開し、これらのデータを元にビデオ信号を発生してディスプレイ14に出力する。
ディスプレイ14は、撮影モード時にはモニタ表示部(電子ファインダ)として機能し、デジタルビデオエンコーダ13からのビデオ信号に基づいた表示を行なうことで、その時点でVRAMコントローラ12から取込んでいるデジタル信号に基づく動画像(スルー画像)をリアルタイムに表示する。
また、CPU8には、入力回路15が接続される。入力デバイス16は、電源キー、シャッタキー、モード切り換えキー、メニューキー、選択キー、及び十字キー(カーソルキー)等の各種キーやボタン、またタッチパネル等のポインティングデバイスなどを含む。入力回路14は、入力デバイス16に対する入力操作に伴う信号を入力してCPU7に通知する。
ディスプレイ14にスルー画像がリアルタイムに表示されている表示状態で、静止画像を撮影するタイミングで入力デバイス16のシャッタキーが操作されると、トリガ信号を発生する。
CPU8は、このトリガ信号に応じてその時点でCCD1の駆動を停止した後、自動露出処理を実行して適正な露出値を得て、撮像レンズ2で構成される光学系の絞りとCCD1の露光時間を制御してあらためて撮像を実行させる。
こうして新たに得られた1フレーム分の画像データがメモリに書込まれた後、メモリに書込まれている1フレーム分の画像データに対して、JPEG(Joint Photographic Experts Group)の符号化方式により画像データを符号化する。符号化された画像データは、デジタルカメラの記録媒体として着脱自在に装着されている不揮発性のメモリカード(図示せず)、あるいはメモリカードが装着されていない場合は固定的に内蔵されている不揮発性の内蔵メモリ(図示せず)に書き込む。
そして、メモリカード10または内蔵メモリへの画像データの書込み終了に伴って、CPU8は、CCD1からメモリを経由したスルー画像をディスプレイ14においてモニタ表示させる駆動を再開する。
次に、本実施形態におけるCCD1に対する駆動方法について説明する。ここでは、モニタモード(スルー画像表示時)の駆動方法について説明する。例えば、本実施形態におけるデジタルカメラのCCD1では、モニタモード時の駆動方法として、(1)4/8ライン間引きモード(水平加算あり)、(2)4/16ライン間引きモード(水平加算なし)の2つの間引き駆動モードが使用できるものとする。
ここで、各駆動モードにおけるCCD1からの電荷信号の転送制御動作について説明する。図2は、(1)4/8ライン間引きモード(水平加算あり)の動作を示す図であり、図3は、(2)4/16ライン間引きモード(水平加算なし)の動作を示す図である。
図2に示すように、(1)4/8ライン間引きモード(水平加算有り)では、垂直方向に1/2に間引かれ、水平CCD内にて水平、垂直それぞれの2画素を加算し、計4画素が加算されるため、CCD1から出カされるデータ量は、全画像読み取り時の1/4となる(図中、黒塗りの画素は読み出されないことを表している)。
(1)4/8ライン間引きモード(水平加算あり)の駆動モードは、例えばフレームレート30fps、有効出力サイズ1308×490(水平×垂直)となる。この駆動モードは、垂直方向の解像度が490ラインあるため、主にVGA(Video Graphics Array)(680×480)の動画撮影用に使用する。
また、図3に示すように、(1)4/16ライン間引きモード(水平加算なし)では、垂直方向に1/2に間引かれ、水平CCD内での加算をしないため、CCD1から出カされるデータ量は、全画像読み取り時の1/8となる。
(2)4/16ライン間引きモード(水平加算なし)の駆動モードは、例えばフレームレート30fps、有効出力サイズ2616×245(水平×垂直)となる。この駆動モードは、垂直方向の解像度が245となるが、ディスプレイ14が例えばQVGA(Quarter Video Graphics Array)によるとすると垂直解像度がほぼ同じであり、またフレームレートも30fpsであり通常のモニタモードにおける表示駆動に適している。
次に、本実施形態におけるスルー画像表示の設定項目とCCD1の駆動方法の関係について説明する。本実施形態のデジタルカメラでは、スルー画像表示時の画質をユーザ指定により任意に設定することができる。
まず、ユーザの入力デバイス16に対する所定の操作によって、スルー画像表示設定要求が入力されると、CPU8は、スルー画像表示設定処理を起動して、スルー画像表示設定画面をディスプレイ14において表示させる。
スルー画像表示設定画面では、通常のスルー画像表示を設定するための「通常表示」の他、通常表示時よりも高画質のスルー画像表示を設定するための「画質優先」の項目が設けられており、入力デバイス16のカーソルキーの操作などにより任意に指定することができる。
本実施形態では、「画質優先」が指定された場合には、4/8ライン間引きモード(水平加算あり)、「通常表示」が指定された場合には、4/16ライン間引きモード(水平加算なし)の駆動方式によりCCD1を駆動して電荷信号の読み出しを実行するものとする。
CPU8は、スルー画像表示設定画面において何れかの項目を選択する指示が入力されると、この設定に基づいて、スルー画像表示駆動設定処理によって、DSP4を通じてタイミング発生器5によるタイミング信号出力動作を制御する。
次に、本実施形態におけるデジタルカメラのCCD1の駆動方式の切り替え動作について説明する。ここで、図4は、本第1実施形態によるデジタルカメラのスルー画像表示設定の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、CPU8は、スルー画像の表示開始に先がけ、スルー画像表示設定の切り替えがあるか否かを判断する(ステップA1)。CPU8が、ユーザからのスルー画像表示設定の選択入力を検知して、スルー画像表示設定がなされたと判断した場合は(ステップA1でYES)、選択されたスルー画像表示設定に応じた駆動データをメモリ10からタイミング発生器5にロードして、タイミング発生器5の設定を行なう(ステップA2)。
一方、CPU8は、ユーザからの選択入力を検知せず、スルー画像表示設定がなされなかったと判断した場合は(ステップA1でNO)、スルー画像表示設定をデフォルトの設定である「通常表示」とし、「通常表示」に対応する4/16ライン間引きモード(水平加算なし)の駆動データをメモリ10からタイミング発生器5にロードして、タイミング発生器5の設定を行う(ステップA3)。
スルー画像表示設定の後、CCD1から電荷信号を読み出されてディスプレイ14でスルー画像のモニタ表示が開始される(ステップA4)。CPU8は、スルー画像の撮影が行われている状態で、スルー画像表示設定の切り替えがあるか否かを逐次確認する(ステップA5)。スルー画像の撮影において、ユーザからの選択入力を検知せずCCD1の駆動方式の切り替えがない場合には、ステップA1に戻り現在設定されているCCD1の駆動方式でスルー画像の撮影を継続する(ステップA5でNO)。
一方、CPU8が、ユーザからの選択入力を検知してスルー画像表示設定の切り替えがあったと判断した場合には(ステップA5でYES)、メモリ10からタイミング発生器5に、切り替え後のスルー画像表示設定に対応した駆動方式の駆動データのロードが可能か否かを判断する(ステップA6)。駆動データのロードが不可能である場合とは、CCD1に蓄積された1フレーム分の電荷信号の転送処理に与えられた時間の終了以前に、CCD1に蓄積された電荷信号の転送処理が完了する場合である。
CPU8が、駆動データのロードが不可能であると判断した場合には、駆動データのロードが可能になるまで待機する(ステップA6でNO)。そして、駆動データのロードが可能になった場合には(ステップA6でYES)、CPU8は切り替え後のスルー画像表示設定に対応する駆動データをメモリ10からタイミング発生器5にロードさせる(ステップA7)。
次いで、CPU7は、メモリ10からタイミング発生器5にロードした駆動データに基づいた駆動方式に対応するタイミング信号が発生されるように、タイミング発生器5の設定を更新する。つまり、切り替え後のCCD1の駆動方式に対応したタイミング信号を生成できるようにタイミング発生器5の設定を更新する。この設定更新の作業の完了とともに駆動方式が切り替えられることとなる(ステップA8)。そして、ディスプレイ14にて切り替え後の駆動方式に基づくスルー画像の表示が開始される(ステップA9)。
次に、本実施形態におけるCCD1の駆動方式の切り替えのタイミングについて説明する。ここで、図5は、本実施形態による信号処理に関する時間的な流れを説明するためのタイミングチャートである。
同図において、電荷の蓄積処理期間をT1(N−2、N−1、N、……)、電子シャッタ期間をS(N−2、N−1、N、……)、露光期間をE(N−2、N−1、N……)、電荷の転送期間をT2(N−3、N−2、N−1、N……)、フレーム表示期間をT2(N−4、N−3、N−2、N−1、N……)としている。尚、Nはフレームの順番を示している。
従来技術との違いは、CPU8がタイミング発生器5の設定を更新している期間中もCCD1を駆動させている点にある。このため、タイミング発生器5の設定の更新期間中も電荷信号の読み出しを停止させることがなく、この更新期間中に相当するE(N−1)は前後するE(N−2)やE(N)と同じ長さになる。そのため(N−1)フレームは適正な輝度を持つこととなり有効なフレームとなる。その結果、CCD1の駆動方式の切り替えの際に無効なフレームの発生を防止でき、有効なフレームを連続的に出力させてスルー画像をスムーズに表示できる。
また、CPU8は、ユーザからのスルー画像表示設定の切り替え入力を検知したタイミングによらず、フレームを区切る垂直同期信号に同期してタイミング発生器5の設定を更新する作業が完了するように制御する。つまり、CPU8は、スルー画像表示設定の切り替え入力を検知したタイミングで、タイミング発生器5の設定を更新作業を開始するのはなく、垂直同期信号に同期してタイミング発生器5の設定を更新する作業が完了するように、スルー画像表示設定の切り替え入力を検知してからしばらく時間を置いてタイミング発生器5の設定の更新作業を開始する。
この更新作業が完了すると同時にCCD1の駆動方式が切り替わるため、垂直同期信号に同期してCCD1の駆動方式を切り替えることができる。そのため、CCD1の駆動方式の切り替え時に、CCD1の駆動を停止させて切り替えのための時間を確保する必要がなく、E(N−1)は他のフレームの電荷蓄積期間と同じとなる。つまり、(N−1)フレームを有効なフレームとして表示できる。その結果、CCD1の駆動方式の切り替えの際に無効なフレームが発生せず、有効なフレームを連続的に出力させてスルー画像をスムーズに表示できる。
(変形例)
本実施形態では、スルー画像表示設定の切り替えに応じて、CCD1の駆動方式を切り替えることとしたが、CPU8が、オートフォーカス制御を実行中であるか否かを判断し、オートフォーカス制御の実行中であると判断された場合に、オートフォーカス制御に対応する駆動データをメモリ10からタイミング発生器5にロードさせてCCD1の駆動方式をオートフォーカス制御に対応する駆動方式に切り替えてもよい。
これにより、通常撮影の状態からオートフォーカス状態に移行する際に、スルー画像の表示が途切れることなくスムーズに表示できる。
オートフォーカス制御に対応する駆動方式は、図6に示す(3)4/16ライン間引きモード(水平加算有り)である。この駆動モードでは、垂直方向に1/4に間引かれ、水平CCD102内にて水平、垂直それぞれの2画素を加算し、計4画素が加算されるため、CCD1から出カされるデータ量は、全画像読み取り時の1/8となる。
(3)4/16ライン間引きモード(水平加算あり)の駆動モードは、例えばフレームレート60fps、有効出力サイズ1308×245(水平×垂直)となる。この駆動モードは、垂直方向の解像度が245となるが、フレームレートが60fpsと非常に高速となるため、オートフォーカス制御に好適となる。
また、CPU8が、デジタルズーム制御を実行中であるか否かを判断し、デジタルズーム制御の実行中であると判断された場合に、デジタルズーム制御に対応する駆動データをメモリ10からタイミング発生器5にロードさせてCCD1の駆動方式をデジタルズーム制御に対応する駆動方式に切り替えてもよい。
これにより、通常撮影の状態からデジタルズーム状態に移行する際に、スルー画像の表示が途切れることなくスムーズに表示できる。
デジタルズーム制御に対応する駆動方式は、図7に示す(4)4/8ライン間引きモード(水平加算なし)である。この駆動モードでは、垂直方向に1/2に間引かれ、水平CCD102内で加算しないため、CCD1から出カされるデータ量は、全画像読み取り時の1/2となる
(4)4/8ライン間引きモード(水平加算なし)の駆動モードは、例えばフレームレート15fps、有効出力サイズ2616×490(水平×垂直)となる。この駆動モードは、(1)〜(4)の間引き駆動モードの中では解像度が最大となり、デジタルズーム制御に好適となる。
また、CPU8が、フレームにスミアが発生しているか否かを判断し、フレームにスミアが発生していると判断された場合に、駆動データをメモリ10からタイミング発生器5にロードさせてCCD1の駆動方式をスミアを低減する駆動方式に切り替えてもよい。フレームにスミアが発生しているか否かの判断は、CPU8が、CCD1から読み出された電荷信号の輝度情報を把握することによって行なう。
これにより、通常撮影の状態からスミアを低減する駆動モードに移行した際に、スルー画像の表示が途切れることなくスムーズに表示できる。
スミアを低減する駆動方式は、上記の(3)4/16ライン間引きモード(水平加算有り)である。この駆動モードは、フレームレートが60fpsと非常に高速となるため、スミアの低減に好適となる。
また、スルー画像表示設定画面に、上記の「通常表示」と消費電力の少ない「省電力優先」の項目を設けておき、「通常表示」が指定された場合に、上記の(2)4/16ライン間引きモード(水平加算なし)のフレームレートを60fpsに上げた駆動方式によりCCD1を駆動し、「省電力優先」が指定された場合に、上記の(3)4/16ライン間引きモード(水平加算あり)(フレームレートは30fps)の駆動方式によりCCD1を駆動して電荷信号の読み出しを実行してもよい。
このようにすれば、通常撮影の状態から消費電力の少ない駆動モードに移行した際に、スルー画像の表示が途切れることなくスムーズに表示できる。
また、本発明は、前述した実施形態において説明したデジタルカメラに限定されるものではなく、撮影機能を有した携帯電話機、時計、PDA(personal digital assistant)、静止画撮像機能付きビデオカメラ、カメラ付きパーソナルコンピュータ等、AF機能付きの撮像装置を搭載した装置に適用することができる。
本発明の実施の形態におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図 4/8ライン間引きモード(水平加算あり)の動作を示す図 4/16ライン間引きモード(水平加算なし)の動作を示す図 本実施形態におけるスルー画像表示駆動設定処理の動作を説明するためのフローチャート 本実施形態におけるCCD1の駆動方式の切り替え処理のタイミングを説明するためのタイミングチャート 4/16ライン間引きモード(水平加算あり)の動作を示す図 4/8ライン間引きモード(水平加算なし)の動作を示す図 従来技術におけるCCD1の駆動方式の切り替え処理のタイミングを説明するためのタイミングチャート
符号の説明
1 CCD
2 撮像レンズ
3 アナログフロントエンド
4 DSP
5 タイミング発生器
6 水平ドライバ
7 垂直ドライバ
8 CPU
9 データバス
10 メモリ
11 VRAM
12 VRAMコントローラ
13 デジタルビデオエンコーダ
14 ディスプレイ
15 入力回路
16 入力デバイス
100 フォトダイオード
101 垂直CCD
102 水平CCD
103 アンプ

Claims (5)

  1. 被写体からの光像を光電変換して電荷信号を蓄積する撮像素子と、
    前記撮像素子に蓄積された電荷信号を読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段による読み出し動作を制御する読み出し制御手段と、
    前記読み出し手段が前記電荷信号をフレーム単位で読み出すよう制御するための垂直同期信号を生成するタイミング発生手段と、
    前記撮像素子の駆動方式を切り替えるべく、前記読み出し制御手段の読み出し動作の設定を切り替える切り替え手段と、
    前記切り替え手段による前記駆動方式の切り替えのタイミングを、前記タイミング発生手段によって生成される前記垂直同期信号に同期させるよう制御する制御手段と、
    前記読み出し手段によって読み出される電荷信号に基づく動画像を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記読み出し手段は、前記切り替え手段によって前記読み出し制御手段の読み出し動作の設定が切り替えられている期間中にも、前記撮像素子に蓄積された電荷信号を読み出すことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. ユーザからの選択入力を検知して、前記表示手段における複数の表示モードから任意の表示モードを選択する選択手段を更に備え、
    前記切り替え手段は、現在の前記駆動方式から、前記選択手段によって選択された前記表示モードに応じた前記駆動方式に切り替えるべく、前記読み出し制御手段の読み出し動作の設定を切り替え、
    前記制御手段は、前記選択手段が前記選択入力を検知したタイミングによらず、垂直同期信号に同期して前記読み出し制御手段の読み出し動作の設定の切り替えが終了するように前記切り替え手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 撮像素子の駆動方式切り替え方法であって、
    前記撮像素子に蓄積された電荷信号を読み出す読み出しステップと、
    前記読み出し手段による読み出し動作を制御する読み出し制御ステップと、
    前記読み出しステップで前記電荷信号をフレーム単位で読み出すよう制御するための垂直同期信号を生成するタイミング発生ステップと、
    前記撮像素子の駆動方式を切り替えるべく、前記読み出し制御ステップの読み出し動作の設定を切り替える切り替えステップと、
    前記切り替えステップでの前記駆動方式の切り替えのタイミングを、前記タイミング発生ステップで生成される前記垂直同期信号に同期させるよう制御する制御ステップと、
    前記読み出しステップで読み出される電荷信号に基づく動画像を表示部に表示させる表示制御ステップと、
    を含むことを特徴とする駆動方式切り替え方法。
  5. 撮像素子と、該撮像素子に蓄積された電荷信号を読み出す読み出し手段と、該電荷信号をフレーム単位で区切る垂直同期信号を生成するタイミング発生手段と、表示手段とを備える撮像装置のコンピュータを、
    前記読み出し手段による読み出し動作を制御する読み出し制御手段、
    前記撮像素子の駆動方式を切り替えるべく、前記読み出し制御手段の読み出し動作の設定を切り替える切り替え手段、
    前記切り替え手段による前記駆動方式の切り替えのタイミングを、前記タイミング発生手段によって生成される前記垂直同期信号に同期させるよう制御する制御手段、
    前記読み出し手段によって読み出される電荷信号に基づく動画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段、
    として機能させることを特徴とする駆動方式切り替えプログラム。
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