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JP2009068122A - 横編機およびその選針方法 - Google Patents

横編機およびその選針方法 Download PDF

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JP2009068122A
JP2009068122A JP2007234787A JP2007234787A JP2009068122A JP 2009068122 A JP2009068122 A JP 2009068122A JP 2007234787 A JP2007234787 A JP 2007234787A JP 2007234787 A JP2007234787 A JP 2007234787A JP 2009068122 A JP2009068122 A JP 2009068122A
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JP2007234787A
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Hirofumi Yagi
宏文 八木
Shigeyuki Tanaka
重行 田中
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Shima Seiki Mfg Ltd
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Shima Seiki Mfg Ltd
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Abstract

【課題】 キャリッジの小形化および軽量化で、編成の効率化を図ることができる横編機およびその選針方法を提供する。
【解決手段】 カムシステム13のみを使用する場合は、左方側の選針アクチュエータ16で二段階の選針を行う。左方側の端部の選針アクチュエータ14では、右方3Rへの移動時に、予備選針を行い、キャリッジ3の走行方向反転後に、セレクタ44の予備選針状態を変化させない退避選針を行う。可動セレクトジャック下げカム20の出没部20aは没入させる。キャリッジ3の両端には、固定セレクトジャック下げカム18,19を使用し、出没式にする必要がないので、キャリッジの小形化と軽量化とが可能になり、編成効率の向上とともに、コストダウンを図ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、編針を選択的に駆動して編成動作を行わせるための横編機およびその選針方法に関する。
従来から、横編機、特にコンピュータ制御で自動化されている横編機では、針床に並設される編針を個別に選針し、選針結果に応じて編成動作を行わせるための駆動が行われている。編針の選針と駆動とは、針床に沿って編針の並設方向に往復移動するキャリッジに搭載されるカムシステムで行われる。編針の編成動作としては、少なくとも、旧ループの編目を係止する編針に新ループの編目を形成して、旧ループの編目をノックオーバさせるように駆動するニットと、編針を駆動しないミスとの二種がある。二種を区別するための選針は、一つの選針アクチュエータで行うことができる。
横編機による横編地の基本的な編成動作には、ニットとミスとの他に、新ループの編目を形成する際に、旧ループの編目をノックオーバさせないで編針に残すタックもある。タックを含めると、選針動作としては、三種を区別する必要がある。キャリッジに設ける一つのカムシステムの両側に一つずつ選針アクチュエータを設け、キャリッジが往復移動する際に、同一の選針アクチュエータで二段階の選針を行うようにすれば、三種を区別する選針動作が可能になる(たとえば、特許文献1参照。)。キャリッジが一方側に移動する場合、カムシステムの他方側の端部に設けられる後行側の選針アクチュエータで、編針がキャリッジの内側から外側に出る際に、一段階目の選針として予備選針を行う。キャリッジが移動方向を反転して他方側に移動するときには、予備選針を行った選針アクチュエータは先行側となり、二段階目の選針として本選針を行う。三種を区別する選針動作の結果は、編針を構成するセレクトジャックの軌道位置が上位置、中位置または下位置の三つのうちの一つに選択されることに反映される。
特許文献1の第3図には、二つのカムシステムを搭載するキャリッジの構成が示されている。選針アクチュエータは、キャリッジの両端とともに、二つのカムシステムの間にも、一つずつ設けられる。二つのカムシステムの間に設けられる選針アクチュエータが一つであると、後行側のカムシステムに対しては一段階の選針しか行うことができないので、編成動作の選択に制限を受ける。カムシステムの間には二つの選針アクチュエータを配置すれば、複数のカムシステムで、それぞれ二段階の選針に基づく編成動作の切換えを編針毎に行うことができる(たとえば、特許文献2参照。)。
特公昭61−20670号公報 特開平5−156553号公報
横編機で編地を効率的に編成するためには、キャリッジの小形化および軽量化が必要である。このためには、キャリッジに複数のカムシステムを搭載し、キャリッジが一回走行する間に、複数の編成動作を行わせることが考えられる。ただし、キャリッジが一回走行する間に複数コースの編目を編成すると、各コースの編目は異なる編糸で編成される。各コースの編目を同一の編糸で編成する場合は、複数のカムシステムのうちの特定の一つのカムシステムで編成を行い、他のカムシステムは、必要に応じて目移し等に使用する。たとえば、キャリッジの走行方向に応じて常に先行側のカムシステムを編成に使用するようにすると、走行方向に応じて使用するカムシステムを変更しなければならない。使用するカムシステムを変更すると、編糸を給糸するためのヤーンフィーダを連行する位置も変更しなければならなくなる。
複数のカムシステムのうち、特定の一つのカムシステムのみを使用して編成を行うと、他のカムシステムは使用しないで休止させる。使用するカムシステムの一方側に休止するカムシステムがある場合、キャリッジが他方側に走行する際に、使用するカムシステムの一方側の選針アクチュエータでは予備選針を行い、休止するカムシステムでは予備選針された編針の選針状態を変化させないようにする必要がある。特許文献1および特許文献2では、セレクトジャックを下位置に下げるセレクトジャック下げカムを部分的に出没式にしている。セレクトジャック下げカムの可動部分を没状態にすれば、セレクトジャックを中位置までしか下げないので、予備選針で中位置にされたセレクトジャックの軌道位置を変化させないようにすることができる。
しかしながら、キャリッジの両端には、出没式のセレクトジャック下げカムが選針アクチュエータに対応して一つずつ配置される。セレクトジャック下げカムを出没式にすると、出没機構のための大形化や重量の増加が避けられない。また、セレクトジャック下げカムを出没式にすることで、構成部品なども増加し、製造コストも上昇してしまう。
本発明の目的は、キャリッジの小形化および軽量化で、編成の効率化を図ることができる横編機およびその選針方法を提供することである。
本発明は、選針用にセレクタとセレクトジャックとを備える編針が針床に並設され、針床を編針の並設方向に往復移動するキャリッジに、二段階の選針で、セレクトジャックを、下位置、中位置、または上位置のいずれかの軌道位置に案内し、各軌道位置に応じて編針を編成駆動するカムシステムが、移動方向に沿って複数搭載される横編機において、
キャリッジの内側のカムシステム間、およびカムシステムの外側となるキャリッジの端部にそれぞれ配置され、セレクタに作用して一段階の選針を行う選針アクチュエータと、
キャリッジの端部の選針アクチュエータの外側に隣接して配置され、選択状態のセレクタに作用してセレクトジャックを中位置の軌道位置に案内する固定セレクタ上げカムと、
キャリッジの端部の選針アクチュエータの内側に隣接して配置され、作用と不作用とが切換え可能で、作用時には選択状態のセレクタに作用してセレクトジャックを上位置の軌道位置に案内する可動セレクタ上げカムと、
キャリッジの端部の選針アクチュエータの外側で、かつ固定セレクタ上げカムよりも外側に隣接して配置され、セレクトジャックを強制的に下位置の軌道位置に案内するセレクトジャック下げカムと、
各選針アクチュエータおよび各可動セレクタ上げカムをそれぞれ制御する制御手段であって、
針床に対してのキャリッジの移動で最後尾となる選針アクチュエータで、二段階の選針の一段目としての予備選針を行い、移動方向を反転した後では、該選針アクチュエータに隣接するカムシステムで編成を行う場合は二段階の選針の二段目としての本選針を行うとともに、該カムシステムで編成を行わない場合は選針状態を維持するように制御し、
該選針アクチュエータの内側に隣接して配置される可動セレクタ上げカムを、本選針を行う場合は作用に、選針状態を維持する場合は不作用に切換える制御を行う、
制御手段をさらに含むことを特徴とする横編機である。
また本発明で、前記針床は、歯口を挟んで対向するように、前後に設けられ、
前後の針床を、相対的に左右にずらすラッキング機構も設けられ、
前記制御手段は、針床に対する前記キャリッジの移動として、針床に沿うキャリッジの走行に伴う移動とともに、ラッキング機構によるずれに伴う移動も含めて、前記制御を行うことを特徴とする。
また本発明で、前記複数のカムシステムを搭載するキャリッジは、前記針床に二基設けられ、
前記制御手段は、
二基のキャリッジを分けて、各キャリッジを独立に動作させるタンデム編成で、各キャリッジを同等に制御することと、
二基のキャリッジを連結して該複数の二倍の数のカムシステムを搭載する一つのキャリッジとして動作させる多カム編成で、先行側のキャリッジの最後尾となる選針アクチュエータは前記予備選針を行い、後行側のキャリッジの先頭となる選針アクチュエータは予備選針された選針状態を維持するように制御することとを、
切換え可能であることを特徴とする。
さらに本発明は、選針用にセレクタとセレクトジャックとを備える編針が針床に並設され、針床を編針の並設方向に往復移動するキャリッジに、二段階の選針で、セレクトジャックを、下位置、中位置、または上位置のいずれかの軌道位置に案内し、各軌道位置に応じて編針を編成駆動するカムシステムが、移動方向に沿って複数搭載される横編機で編針の選針を行う方法において、
キャリッジの内側のカムシステム間、およびカムシステムの外側となるキャリッジの端部に、セレクタに作用して一段階の選針を行う選針アクチュエータをそれぞれ配置し、
キャリッジの端部の選針アクチュエータの外側に隣接して、選択状態のセレクタに作用してセレクトジャックを中位置の軌道位置に案内する固定セレクタ上げカムを配置し、
キャリッジの端部の選針アクチュエータの内側に隣接して、作用と不作用とが切換え可能で、作用時には選択状態のセレクタに作用してセレクトジャックを上位置の軌道位置に案内する可動セレクタ上げカムを配置し、
キャリッジの端部の選針アクチュエータの外側で、かつ固定セレクタ上げカムよりも外側に隣接して、セレクトジャックを強制的に下位置の軌道位置に案内するセレクトジャック下げカムを配置しておき、
針床に対してのキャリッジの移動で最後尾となる選針アクチュエータで、二段階の選針の一段目としての予備選針を行い、移動方向を反転した後では、該選針アクチュエータに隣接するカムシステムで編成を行う場合は二段階の選針の二段目としての本選針を行うとともに、該カムシステムで編成を行わない場合は選針状態を変化させないようにし、
該選針アクチュエータの内側に隣接して配置される可動セレクタ上げカムは、本選針を行う場合は作用に、選針状態を維持する場合は不作用に切換える、
ことを特徴とする横編機の選針方法である。
本発明によれば、制御手段は、たとえばキャリッジが一方側に移動している際に、他方側の端部のカムシステムを使用していれば、最後尾となるキャリッジの他方側の端部の選針アクチュエータを、二段階の選針の一段目としての予備選針を行い、移動方向を反転して他方側に移動するときには、二段階の選針の二段目としての本選針を行うように制御する。二段階の選針で、セレクトジャックを、下位置、中位置、または上位置のいずれかの軌道位置に案内し、各軌道位置に応じて編針を編成駆動することができる。編成に使用するカムシステムがキャリッジの他方側の端部の選針アクチュエータに隣接していないときに、他方側の端部の選針アクチュエータでは、キャリッジの走行方向反転後に、選針状態を変化させないので、選針アクチュエータよりも他方側に配置されるセレクトジャック下げカムが選針状態に影響しないようにすることができる。セレクトジャック下げカムを出没式にする必要がないので、キャリッジの小形化と軽量化とが可能になり、編成効率の向上とともに、コストダウンを図ることができる。
また本発明によれば、前後に設けられる針床でラッキング機構によるずれがあっても、予備選針と本選針との二段階の選針を適切に行うことができる。
また本発明によれば、キャリッジが小形化され軽量化されるので、複数のカムシステムを搭載するキャリッジを針床に二基設け、二基のキャリッジを連結して二倍の数のカムシステムを搭載する一つのキャリッジとして動作させる多カム編成と、二基のカムシステムを分けて、各キャリッジを独立に動作させるタンデム編成とを、必要に応じて切換えて、効率的な編成を行うことができる。
さらに本発明によれば、キャリッジの内側のカムシステム間には、セレクタに作用して一段階の選針を行う選針アクチュエータをそれぞれ配置するので、カムシステム間の距離を小さくすることができる。カムシステムの外側となるキャリッジの端部にも一段階の選針を行う選針アクチュエータを配置する。端部の選針アクチュエータでは、キャリッジの針床に対する移動で後行側となるときには予備選針を行う。この選針アクチュエータは、移動方向の反転で先行側となり、後続側に隣接するカムシステムを編成に使用するときに本選針を行い、編成に使用しないときには編針の選針状態を変化させない。選針アクチュエータの外側には、選択状態のセレクタに作用してセレクトジャックを中位置の軌道位置に案内する固定セレクタ上げカムと、セレクタ上げカムよりも外側に隣接して、セレクトジャックを強制的に下位置の軌道位置に案内するセレクトジャック下げカムを配置しておく。端部の選針アクチュエータが後行側となるときに予備選針されたセレクタの状態は、キャリッジが移動方向を反転して端部の選針アクチュエータが先行側となるときまで維持される。反転後のセレクトジャックは、先行側となる端部の選針アクチュエータに到達する前に、セレクトジャック下げカムで、一旦、下位置に案内される。セレクタが予備選針で選択状態になっていれば、次に固定セレクタ上げカムを通過する際に上昇するセレクタがセレクトジャックを中位置に上げて、セレクトジャックを予備選針の選針状態に戻して端部の選針アクチュエータに入るようにすることができる。キャリッジの端部のセレクトジャック下げカムでは、出没式にする必要はないので、キャリッジを小形化し、軽量化することができ、編成の効率向上とともにコストダウンを図ることができる。
図1は、本発明の実施の一形態としての横編機1の概略的な構成を簡略化して示す。横編機1は、針床2に沿って走行するキャリッジ3をコントローラ4で制御しながら編地を編成する。キャリッジ3には、複数、たとえば三つのカムシステム11,12,13が走行方向に沿って配置される。各カムシステム11,12,13に対応して、編針のセレクタを針溝内で浮上している選択状態に戻すセレクタ復帰カム11a,12a,13aもそれぞれ設けられる。各カムシステム11,12,13の両側には、一つずつの選針アクチュエータ14,15,16,17が配置される。選針アクチュエータ14,17は、キャリッジ3の両端に配置される。選針アクチュエータ15,16は、カムシステム11,12,13の中間に配置される。各カムシステム11,12,13では、選針アクチュエータ14,15,16,17による選針に基づき、Bポジション、HポジションまたはAポジションの三つに分けられるセレクトジャックの軌道位置に応じて、編針を駆動する。
キャリッジ3の左端側および右端側の選針アクチュエータ14,17に対応して、固定セレクトジャック下げカム18,19が設けられる。固定セレクトジャック下げカム18,19は、突起部18a,19aを有する。キャリッジ3の中間の選針アクチュエータ15,16に対応して、可動セレクトジャック下げカム20,21が設けられる。可動セレクトジャック下げカム20,21は、出没部20a,21aを有する。各選針アクチュエータ14,15,16,17に関連して、固定セレクタ上げカム22,23、可動セレクタ上げカム24,25および切換式セレクタ上げカム26,27,28,29が設けられる。
選針アクチュエータ14,15,16,17での編針の選針は、位置センサ30が検出するキャリッジ3の位置に基づいて行われる。制御手段としてのコントローラ4は、キャリッジ3上での選針アクチュエータ14,15,16,17の位置のデータを有し、針床2に並設される各編針がどの選針アクチュエータ14,15,16,17の選針作用を受ける位置にあるかを把握して、各選針アクチュエータ14,15,16,17の制御を行う。位置センサ30が針床2に対するキャリッジ3の相対位置を直接検出するようにしておけば、針床2に対してキャリッジ3が走行して編針の位置が変化する場合の他に、前後の針床2をずらすラッキングでキャリッジ3に対する編針の位置が変化する場合も含めて、選針の制御を行うことができる。位置センサ30が横編機1のフレームに対するキャリッジ3の位置を検出する場合には、ラッキングではキャリッジ3が横編機1のフレームに対して静止するので、位置変化を直接検出することはできない。コントローラ4がラッキングの情報を加味すれば、ラッキングによるキャリッジ3の針床2に対する位置変化も含めて選針の制御を行うことができる。
図2は、図1に示す針床2に並設される編針40の構成の一例を示す。針床2には、キャリッジ3の走行方向となる右方3Rおよび左方3Lに垂直な方向に、一定のピッチで針溝が形成される。編針40は、各針溝内に、歯口に対して進退する摺動変位が可能な状態で収容される。編針40では、ニードル本体41の後部にニードルジャック42を係合させている。ニードルジャック42の背後には、セレクトジャック43とセレクタ44とが順次的に係合している。ニードルジャック42は、キャリッジ3のカムシステム11,12,13の作用を受ける編成動作用バット45と目移し動作用バット46とを、それぞれ有する。ニードルジャック42で、編成動作用バット45の後背部には、セレクトジャック43の先端付近に設ける押圧用バット47が作用する。セレクトジャック43に作用するセレクタ44は、選針アクチュエータ14,15,16,17による選針作用を受けるための位置決めに使用する上下のバット48a,48bの間に、選針用バット48cを有する。選針用バット48cは、各セレクタ44に一つずつ、ただし、たとえば破線で示すように八つの位置に分けて、隣接する編針では位置が異なるように設けられる。
ニードル本体41の先端部には、フック50が設けられ、歯口に進出して編糸の供給を受ける。フック50は、べら51で開閉される。ニードル本体41のフック50から少し後退した位置には、編目移し時に編目移し側で編目ループを保持する羽根52が設けられる。編針40としては、このようなべら針ばかりではなく、スライダでフックを開閉させる複合針を用いることもできる。
図3は、図1のキャリッジ3の構成を、より詳細に示す。両側のカムシステム11,13は、出没切換え可能に、編成用カムロック11b,13bと、出没目渡し用カムロック11c,13cおよび目受け用カムロック11d,13dとを有し、編成と目移しとを切換えて使用することができる。カムシステム12は、編成用カムロック12bのみを有する。
各選針アクチュエータ14,15,16,17は、複数、たとえば八つの揺動爪14a,15a,16a,17aを有する。各揺動爪14a,15a,16a,17aは、セレクタ44の選針用バット48cのいずれかを押圧するか否かでセレクタを非選択状態とするか選択状態とするかを切換える選択を行うことができる。
選針アクチュエータ14,15,16,17による選針用バット48cへの押圧の有無の組合せで、セレクタ44が選択される。選択状態のセレクタ44は、針溝内で浮上しており、下のバット48bに固定セレクタ上げカム22,23、可動セレクタ上げカム24,25および切換式セレクタ上げカム26,27;28,29が作用しうる状態となる。これらのカムが作用すると、セレクタ44の先端はセレクトジャック43の押圧用バット47を後方から前方の歯口側に押す。選針用バット48cが押圧されてセレクタ44が針溝内に沈むと非選択状態となる。セレクタ44の非選択状態は、セレクタ復帰カム11a,12a,13aでセレクタ44の尾端が針溝の底部側から押上げられて解消され、選択状態に戻る。
セレクトジャック43は、押圧用バット47がAポジション、HポジションまたはBポジションのいずれかの軌道を通るように案内される。押圧用バット47が経路に配置されているプレッサによって押圧されると、セレクトジャック43は針溝内に沈む。ニードルジャック42では、セレクトジャック43が針溝内に沈むと、編成動作用バット45が針溝から突出しなくなる。
切換式セレクタ上げカム26,27;28,29は出没切換え可能であり、さらに出没部26a,27a;28a,29aがそれぞれ設けられる。切換式セレクタ上げカム26,27;28,29が突出している状態では、出没部26a,27a;28a,29aの出没で、選択状態のセレクタ44を介してセレクトジャック43をAポジションまで案内するか、Hポジションまで案内するかを切換えることができる。
各選針アクチュエータ14,15,16,17でセレクタ44に対する選針を確実に行うため、セレクタ44の上のバット48aに作用してセレクタ44を基準位置に下げるセレクタ下げカム54,55,56,57がそれぞれ設けられる。また、カムシステム11,12,13には、セレクトジャック43の選針結果に応じ、押圧用バット47を押圧するためのプレッサ群58,59,60がそれぞれ設けられる。プレッサ群58,59,60には、セレクトジャック43の三つのポジションA,H,Bで押圧用バット47が通過する軌道位置毎に、異なるプレッサを配置することができる。押圧用バット47が押圧されると、セレクトジャック43を介して、ニードルジャック42の編成動作用バット45も針溝内に沈む。編成動作用バット45が針溝内に沈むと、編成用カムロック11b,12b,13bおよび目受け用カムロック11d,13dの作用を受けなくなる。プレッサ群58,59,60に配置されるプレッサが押圧用バット47への押圧を解除すると、ニードルジャック42およびセレクトジャック43は、尾端側に形成されているばねの付勢で針溝内で浮上し、編成動作用バット45や押圧用バット47は針溝から突出するように戻る。
カムシステム13のみを使用する場合のキャリッジ3の右行時の編端では、選針アクチュエータ16による予備選針の結果が現れる切換式セレクタ上げカム28の位置まで、キャリッジ3を移動させればよい。参照符62で示す範囲では、固定セレクトジャック下げカム18の影響を受けるけれども、左端側の選針アクチュエータ14でも予備選針を行っておけば、キャリッジ3が移動方向を反転しての左行時に、予備による選針状態を維持することができる。
以下、図1〜図3を参照して、コントローラ4による選針の制御を説明する。たとえばキャリッジ3が一方側である右方3Rに移動している際に、他方側である左方3Lの端部のカムシステム11を編成に使用し、次の左方3Lへの移動でも編成に使用するのであれば、右方への移動時に最後尾となる左方側の端部の選針アクチュエータ14で二段階の選針を行う。すなわち、右方3Rへの移動時に一段目としての予備選針を行い、移動方向を反転して左方3Lに移動するときには、二段目としての本選針を行う。二段階の選針で、セレクトジャック43を、下位置であるBポジション、中位置であるHポジション、または上位置であるAポジションのいずれかの軌道位置に案内し、各軌道位置に応じて編針40を編成駆動することができる。
同様に右方3Rと左方3Lとに移動しても、カムシステム11,12は編成に使用しないで、カムシステム13のみを編成に使用する場合は、左方側の選針アクチュエータ16で二段階の選針を行う。すなわち、右方3Lへの移動時、選針アクチュエータ16での予備選針でセレクタ44が非選択状態であれば、セレクトジャック43はBポジションの軌道位置を通り、本選針でもセレクタ44が非選択状態であればBポジションでカムシステム13の作用を受ける。選針アクチュエータ16による予備選針でセレクタ44が選択状態となれば、セレクトジャック43はHポジションの軌道位置を通る。予備選針でセレクトジャック43がHポジションとなっているときのセレクタ44に対する選針アクチュエータ16の本選針では、セレクタ44の選択状態でセレクトジャック43はAポジションの軌道位置に変り、非選択状態でHポジションの軌道位置を保つ。
右方3Rへの移動時、選針アクチュエータ16で予備選針を行うため、可動セレクトジャック下げカム21の出没部21aは突出させておく。これによって、予備選針の対象となるセレクトジャック43を、一旦、すべてBポジションにすることができる。切換式セレクタ上げカム28は、右方3Rへの移動時に突出し、左方3Lへの移動時には没入する方向性を有する。切換式セレクタ上げカム27は、左方3Lへの移動時に突出し、右方3Rへの移動時には没入する方向性を有する。この方向性から、右方3Rへの移動時には、切換式セレクタ上げカム28が突出し、切換式セレクタ上げカム27が没入する。切換式セレクタ上げカム28の出没部28aは没入させておく。これによって、予備選針でセレクタ44が選択状態になっているときのセレクトジャック43はHポジションに案内され、非選択状態となっているときのセレクトジャック43はBポジションを維持する。
右方3Rへの移動時に、編針40がカムシステム12,11を通過する際には、H軌道のすべてのプレッサを作用させる。可動セレクトジャック下げカム20の出没部20aは没入させる。セレクトジャック43がHポジションであれば、この選針状態を維持させるためである。選針アクチュエータ15は、セレクタ復帰カム12aで選択状態に戻されて針溝を浮上するセレクタ44を全部沈めるため、すべて非選針にする。選針アクチュエータ16での予備選針と同様にしてもよい。切換式セレクトジャック上げカム26は、切換式セレクトジャック上げカム28と同様に、方向性に基づいて突出し、出没部26aは没入させる。
固定セレクトジャック下げカム18の突起部18aが出没制御可能であれば、可動セレクトジャック下げカム21,20と同様に、突起部18aを没入させて、選針アクチュエータ14も、選針アクチュエータ15と同様に制御することができる。突起部18aの没入で、キャリッジ3の右方3Rへの移動時、選針アクチュエータ16で予備選針してHポジションとなっているセレクトジャック43は、Hポジションの選針状態を維持したままキャリッジ3に対して左方に抜ける。Hポジションの選針状態を維持して左方に抜けたセレクトジャック43は、キャリッジ3が反転して左方3Lに移動する際も、Hポジションを維持して選針アクチュエータ16まで移動し、本選針を行うことができる。途中の突起部18aの没入と、可動セレクトジャック下げカム20の出没部20aの没入とで、Hポジションのセレクトジャック43がBポジションになることがないからである。なお、右方3Rへの移動時に選針アクチュエータ14,15は全部のセレクタ44を針溝に沈める全没状態とする。キャリッジ3の反転後の左方3Lへの移動時にも、選針アクチュエータ14,15は全没状態とする。
本実施形態のように、突起部18aが出没しない固定セレクトジャック下げカム18を使用する場合、左方側の端部の選針アクチュエータ14では、右方3Rへの移動時に、選針アクチュエータ16での予備選針を再現する。選針アクチュエータ14よりも後行側にはセレクタ復帰カムが無いからである。選針アクチュエータ16による予備選針で選択状態となっているセレクトジャック43は、押圧用バット47の軌跡47Hとして示すように、Hポジションを保って選針アクチュエータ14に到達し、再度予備選針される。選針アクチュエータ16,14での2回の予備選針で選択状態となるセレクタ44は、固定セレクタ上げカム22で上バット48aの軌跡48aHおよび下バット48bの軌跡48bHとして示すように上昇するけれども、セレクトジャック43はすでにHポジションになっているので軌道47Hは変化しない。選針アクチュエータ14による予備選針で非選択状態になっているセレクタ44は、軌跡48aB,48bBとして示すように、固定セレクタ上げカム22の作用を受けないで基準位置を保つ。
さらにセレクトジャック43が固定セレクトジャック下げカム18の固定部18aに達すると、Hポジションのセレクトジャック43はBポジションに移行させられる。固定部18aの外側にも固定セレクタ上げカム22aが設けられているので、セレクタ44が選択状態であれば、セレクタ44は軌跡48aH,48bHに示すように再び上昇し、軌跡47Hに示すようにセレクトジャック43をHポジションに上昇させてから、キャリッジ3の左方に抜ける。選針アクチュエータ16,14による予備選針でセレクタ44が非選択状態であれば、軌跡48aB,48bBに示すように、セレクタ44は固定セレクタ上げカム22aの作用を受けず、基準位置を保ってキャリッジ3の左方に抜ける。また、軌跡47Bに示すように、セレクトジャック43の軌道位置もBポジションを保ってキャリッジ3の左方に抜ける。したがって、先行する選針アクチュエータ16での予備選針でセレクトジャック43がHポジションに選針されていれば、キャリッジ3を抜ける際もセレクトジャック43はHポジションを保つ。また、選針アクチュエータ16での予備選針でセレクトジャック43がBポジションに選針されていれば、キャリッジ3を抜ける際もセレクトジャック43はBポジションを保つ。
キャリッジ3の反転後の左方3Lへの移動時には、2回の予備選針でセレクタ44が選択状態となり、右方3Rへの移動時に固定セレクトジャック下げカム18でBポジションに移行させられた後、固定セレクタ上げカム22aでHポジションに上昇させられたセレクトジャック43は、固定セレクトジャック下げカム18の突起部18aを通過する際に、一旦、HポジションからBポジションに下げられる。しかしながら、再び固定セレクタ上げカム22を通過する際に、選択状態のセレクタ44は固定セレクタ上げカム22の作用を受けて、セレクトジャック43をBポジションからHポジションに移行させることができる。キャリッジ3の右行時に固定セレクタ上げカム22まで達していない編針40は、予備選針でセレクタ44が選択状態であればHポジションを保つ。したがって、選針アクチュエータ14に対して、予備選針でセレクタ44が選択状態となっている編針40は、キャリッジ3に対し、セレクトジャック43がHポジションで抜けてHポジションで入ることができる。
キャリッジ3が反転しての左方3Lへの移動時、選針アクチュエータ14は、セレクタ44の選針状態を変化させない退避選針を行う。退避選針は、全部の編針40でセレクタ44を選択するようにすればよい。キャリッジ3の左方にはセレクタ復帰カムが無いので、非選択状態となっているセレクタ44は選択状態に復帰しない。選針アクチュエータ14が選択しても、セレクタ44の非選択状態は変化しないので、予備選針の結果は維持される。
前述のように、右行時の予備選針でセレクタ44が選択状態となっている編針40は、固定セレクトジャック下げカム18でセレクトジャック43がBポジションに下げられても、固定セレクタ上げカム22aでHポジションに戻されてからキャリッジ3を抜ける。また、左行時に、キャリッジ3にHポジションで入り、固定セレクトジャック下げカム18でBポジションにセレクトジャック43が下げられても、固定セレクタ上げカム22の作用でHポジションに戻されてから選針アクチュエータ14に達する。選針アクチュエータ14の通過時に、セレクタ44はセレクタ下げカム54で基準位置に戻されるけれども、セレクトジャック43はHポジションを保つ。可動セレクタ上げカム24は、切換式セレクタ上げカム27などと同様に、方向性からは突出させることになるけれども、単独の出没制御で、没入させる。可動セレクタ上げカム24を突出させると、選針アクチュエータ14で選択状態に選針されたセレクタ44に作用して、セレクトジャック43をAポジションに移行させてしまう。予備選針でセレクタ44が選択状態となっていても、セレクトジャック43をHポジションに維持するために、可動セレクタ上げカム24は没入させる。
編針40がカムシステム11,12を通過する際には、セレクトジャック43のHポジションの軌道位置に設けられるすべてのプレッサを作用させる。カムシステム11,12間で、可動セレクトジャック下げカム20の出没部20aは没入させる。Hポジションのセレクトジャック43をBポジションに下げないためである。選針アクチュエータ15に到達するセレクタ44は、セレクタ復帰カム11aの作用を受けて、全部針溝内で浮上し、選択状態になっている。切換式セレクタ上げカム27は、方向性から突出するので、予備選針で非選択の編針40のセレクタ44が切換式セレクタ上げカム27の作用を受けることがないように、選針アクチュエータ15はすべて非選針にして、セレクタ44を針溝に沈めるか、予備選針と同様に選針して、非選択状態のセレクタ44を針溝に沈める。切換式セレクタ上げカム27の出没部27aは没入させる。選択状態のセレクタ44に対応するセレクトジャック43はHポジションを維持しているので、セレクタ44が切換式セレクタ上げカム27の作用を受けても影響がない。
編針40が選針アクチュエータ16に到達する際には、選針アクチュエータ16で右方3Rへの移動時の予備選針に対する二段階目の本選針を行う。これ以前の予備選針を含む行程では、HポジションとBポジションとを仕分した状態が保たれている。Hポジションに仕分けされているセレクトジャック43をBポジションに下げないために、可動セレクトジャック下げカム21の出没部21aは没入させる。
Hポジションに予備選針されている編針40を、本選針でさらに選針すれば、HポジションからAポジションに移行する。図3に示すカムシステム13では、Aポジションでは編針40がニットの編成動作、または目移しの渡し側の動作を行う。Hポジションに予備選針されている編針40を本選針では選針しなければ、Hポジションを保ち、編針40はタックの編成動作、または目移しの受け側の動作を行う。切換式セレクタ上げカム29は、方向性に従って突出させる。さらに、出没部29aも突出させる。本選針で選針されるセレクタ44に作用して、セレクトジャック43をHポジションからAポジションに移行させるためである。
以上のように、キャリッジ3の両端には、固定セレクトジャック下げカム18,19を使用し、出没式にする必要がないので、キャリッジの小形化と軽量化とが可能になり、編成効率の向上とともに、コストダウンを図ることができる。
図4は、本発明の実施の他の形態の横編機71としての構成を示す。横編機71では、たとえば2300mm程度の長尺の針床で、図1に示すキャリッジ3と同一構成のキャリッジ73とを使用し、単一編成とタンデム編成とを使い分けることができる。単一編成では、二つのキャリッジ3,73を連結して、六つのカムシステム11,12,13を有する一つのキャリッジとして使用する。このような単一編成では、六つのコース編成を同時に行うことができ、カット・ソー用の生地などに使用する編地を効率的に編成することができる。タンデム編成では、二つのキャリッジ3,73を分離して、三つのカムシステム11,12,13でそれぞれ編地を編成する。タンデム編成では、各キャリッジ3,73を、図1のキャリッジ3と同様に動作させることができる。多くのカムシステム11,12,13を使用する場合に、カムシステム11,12,13間に一つの選針アクチュエータ15,16のみを配置し、両端に固定セレクトジャック下げカム18,19を配置して、小形化、軽量化を図る効果が顕著になる。
単一編成で、キャリッジ3の右側のカムシステム13を編成に使用して二段階の選針を行う場合を想定する。他のカムシステム11,12とキャリッジ73のカムシステム11,12,13とを編成に使用しない場合、右行時には連結部分の先行側の選針アクチュエータ、すなわちキャリッジ3の選針アクチュエータ14では予備選針を行い、後行側となるキャリッジ73の選針アクチュエータ17で選針状態を維持する退避選針を行う。走行方向を反転しての左行時には、先行側の選針アクチュエータ17で予備選針を行い、後行側の選針アクチュエータ14で退避選針を行う。また、いずれの場合も、可動セレクタ上げカム24,25は没入させておく。
本発明の実施の一形態としての横編機1の概略的な構成を簡略化して示すブロック図である。 図1に示す針床2に並設される編針40の構成の一例を示す側面図である。 図1のキャリッジ3の構成を、より詳細に示す平面図である。 発明の実施の他の形態の横編機71としての構成を簡略化して示すカム配置図である。
符号の説明
1,71 横編機
2 針床
3,73 キャリッジ
4 コントローラ
11,12,13 カムシステム
14,15,16,17 選針アクチュエータ
18,19 固定セレクトジャック下げカム
20,21 可動セレクトジャック下げカム
22,22a,23 固定セレクタ上げカム
24,25 可動セレクタ上げカム
26,27,28,29 切換式セレクタ上げカム
30 位置センサ
40 編針
43 セレクトジャック
44 セレクタ

Claims (4)

  1. 選針用にセレクタとセレクトジャックとを備える編針が針床に並設され、針床を編針の並設方向に往復移動するキャリッジに、二段階の選針で、セレクトジャックを、下位置、中位置、または上位置のいずれかの軌道位置に案内し、各軌道位置に応じて編針を編成駆動するカムシステムが、移動方向に沿って複数搭載される横編機において、
    キャリッジの内側のカムシステム間、およびカムシステムの外側となるキャリッジの端部にそれぞれ配置され、セレクタに作用して一段階の選針を行う選針アクチュエータと、
    キャリッジの端部の選針アクチュエータの外側に隣接して配置され、選択状態のセレクタに作用してセレクトジャックを中位置の軌道位置に案内する固定セレクタ上げカムと、
    キャリッジの端部の選針アクチュエータの内側に隣接して配置され、作用と不作用とが切換え可能で、作用時には選択状態のセレクタに作用してセレクトジャックを上位置の軌道位置に案内する可動セレクタ上げカムと、
    キャリッジの端部の選針アクチュエータの外側で、かつ固定セレクタ上げカムよりも外側に隣接して配置され、セレクトジャックを強制的に下位置の軌道位置に案内するセレクトジャック下げカムと、
    各選針アクチュエータおよび各可動セレクタ上げカムをそれぞれ制御する制御手段であって、
    針床に対してのキャリッジの移動で最後尾となる選針アクチュエータで、二段階の選針の一段目としての予備選針を行い、移動方向を反転した後では、該選針アクチュエータに隣接するカムシステムで編成を行う場合は二段階の選針の二段目としての本選針を行うとともに、該カムシステムで編成を行わない場合は選針状態を維持するように制御し、
    該選針アクチュエータの内側に隣接して配置される可動セレクタ上げカムを、本選針を行う場合は作用に、選針状態を維持する場合は不作用に切換える制御を行う、
    制御手段をさらに含むことを特徴とする横編機。
  2. 前記針床は、歯口を挟んで対向するように、前後に設けられ、
    前後の針床を、相対的に左右にずらすラッキング機構も設けられ、
    前記制御手段は、針床に対する前記キャリッジの移動として、針床に沿うキャリッジの走行に伴う移動とともに、ラッキング機構によるずれに伴う移動も含めて、前記制御を行うことを特徴とする請求項1記載の横編機。
  3. 前記複数のカムシステムを搭載するキャリッジは、前記針床に二基設けられ、
    前記制御手段は、
    二基のキャリッジを分けて、各キャリッジを独立に動作させるタンデム編成で、各キャリッジを同等に制御することと、
    二基のキャリッジを連結して該複数の二倍の数のカムシステムを搭載する一つのキャリッジとして動作させる多カム編成で、先行側のキャリッジの最後尾となる選針アクチュエータは前記予備選針を行い、後行側のキャリッジの先頭となる選針アクチュエータは予備選針された選針状態を維持するように制御することとを、
    切換え可能であることを特徴とする請求項1または2記載の横編機。
  4. 選針用にセレクタとセレクトジャックとを備える編針が針床に並設され、針床を編針の並設方向に往復移動するキャリッジに、二段階の選針で、セレクトジャックを、下位置、中位置、または上位置のいずれかの軌道位置に案内し、各軌道位置に応じて編針を編成駆動するカムシステムが、移動方向に沿って複数搭載される横編機で編針の選針を行う方法において、
    キャリッジの内側のカムシステム間、およびカムシステムの外側となるキャリッジの端部に、セレクタに作用して一段階の選針を行う選針アクチュエータをそれぞれ配置し、
    キャリッジの端部の選針アクチュエータの外側に隣接して、選択状態のセレクタに作用してセレクトジャックを中位置の軌道位置に案内する固定セレクタ上げカムを配置し、
    キャリッジの端部の選針アクチュエータの内側に隣接して、作用と不作用とが切換え可能で、作用時には選択状態のセレクタに作用してセレクトジャックを上位置の軌道位置に案内する可動セレクタ上げカムを配置し、
    キャリッジの端部の選針アクチュエータの外側で、かつ固定セレクタ上げカムよりも外側に隣接して、セレクトジャックを強制的に下位置の軌道位置に案内するセレクトジャック下げカムを配置しておき、
    針床に対してのキャリッジの移動で最後尾となる選針アクチュエータで、二段階の選針の一段目としての予備選針を行い、移動方向を反転した後では、該選針アクチュエータに隣接するカムシステムで編成を行う場合は二段階の選針の二段目としての本選針を行うとともに、該カムシステムで編成を行わない場合は選針状態を変化させないようにし、
    該選針アクチュエータの内側に隣接して配置される可動セレクタ上げカムは、本選針を行う場合は作用に、選針状態を維持する場合は不作用に切換える、
    ことを特徴とする横編機の選針方法。
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