JP2009065579A - 時刻同期システム、時刻同期方法、ノード及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、往復の伝送経路が非対称な経路が一部に含まれているようなネットワークでも、バウンダリークロックを用いることなく、マスタとスレーブとの間の時刻同期を正確に実現できる技術を提供すること
【解決手段】本発明のシステムは、通信相手となるノードまでのルーティング経路を調査する経路調査部と、往復のルーティング経路の一致状態を調査する経路比較部と、通信相手となるノードまでの片方向遅延時間を測定する遅延測定部と、マスタ−スレーブ間の時刻オフセットを補正する時刻同期部とを有し、スレーブは往復のルーティング経路が一致するようなマスタと時刻を同期させる。
【選択図】図5
【解決手段】本発明のシステムは、通信相手となるノードまでのルーティング経路を調査する経路調査部と、往復のルーティング経路の一致状態を調査する経路比較部と、通信相手となるノードまでの片方向遅延時間を測定する遅延測定部と、マスタ−スレーブ間の時刻オフセットを補正する時刻同期部とを有し、スレーブは往復のルーティング経路が一致するようなマスタと時刻を同期させる。
【選択図】図5
Description
本発明は、ネットワークを介して複数の装置の時刻を同期させるための技術に関し、特に、ネットワーク内におけるマスタノードとスレーブノードとの間の時刻オフセットを補正するためのシステムおよび方法に関するものである。
通信システムや制御システムが複雑化し、多数のノードが分散配置されるようになった現在、ノード間の時刻を同期させることが重要になっている。
たとえば、工業オートメーションのシステムでは、センサやモーションコントローラの時刻同期を維持することによって、より高度な処理を実行できるようになる。
ここで問題となるのは、温度変化や経年変化などの環境変化によって、個々の装置の時刻にズレが生じるという点である。このため、正確な時刻同期を維持するためには何らかの補正メカニズムが必要となる。
IEEE1588では、ネットワーク上にある各装置の時刻をマイクロ秒未満の精度で同期する方法が規定されている。
このIEEE1588で規定されている技術は、ネットワーク上にあるマスタとスレーブとの間でタイムスタンプ情報のやりとりを行い、各スレーブ・クロックは、マスタ・クロックのタイムスタンプやネットワーク伝播遅延に関する情報を入手し、時刻同期アルゴリズムによってマスタ・クロックとの差分を求め、自身の時計のズレを補正する。このようにして、スレーブ・クロックとマスタ・クロックとの時刻の同期を取ることで、トリガやイベント、タイムスタンプを全ての装置上で一致させることができる。
以下では、図1を用いて、時刻同期アルゴリズムの詳細内容を説明する。
〈ステップ1〉
まず、マスタ10がスレーブ11に対して定期的にSyncメッセージを送信する。
〈ステップ1〉
まず、マスタ10がスレーブ11に対して定期的にSyncメッセージを送信する。
このSyncメッセージの送出がトリガとなって、マスタ10は自身のローカル・システム・クロックのタイムスタンプ(Tm(0))を自装置に記録する。
Syncメッセージがスレーブ11に到着すると、それがトリガとなってスレーブ11は自身のローカル・システム・クロックのタイムスタンプ(Ts(0))を自装置に記録する。
〈ステップ2〉
次に、マスタ10がスレーブ11に対してFollow_upメッセージを送信する。このメッセージの中には、先にSyncメッセージを送出したときに記録したマスタ10のローカル・システム・クロックのタイムスタンプ(Tm(0))が含まれている。
〈ステップ2〉
次に、マスタ10がスレーブ11に対してFollow_upメッセージを送信する。このメッセージの中には、先にSyncメッセージを送出したときに記録したマスタ10のローカル・システム・クロックのタイムスタンプ(Tm(0))が含まれている。
スレーブ11は、自身が記録したローカル・システム・クロックのタイムスタンプ(Ts(0))と、送信されて来たFollow_upメッセージに含まれているマスタ10のローカル・システム・クロックのタイムスタンプ(Tm(0))とのタイムスタンプをもとに、以下のようにして、マスタ・クロックとスレーブ・クロックの差分を求める。
Dms=Ts(0)-Tm(0)=Delay-Offset (式1)
ここで、Delayはネットワークの伝播遅延であり、Offsetはマスタ・クロック10に対するスレーブ11の時刻オフセット(進み)である。
〈ステップ3〉
次に、スレーブ11がマスタ10に対して「Delay Request (Delay_Req)」メッセージを送信する。
Dms=Ts(0)-Tm(0)=Delay-Offset (式1)
ここで、Delayはネットワークの伝播遅延であり、Offsetはマスタ・クロック10に対するスレーブ11の時刻オフセット(進み)である。
〈ステップ3〉
次に、スレーブ11がマスタ10に対して「Delay Request (Delay_Req)」メッセージを送信する。
このDelay_Reqメッセージの送出がトリガとなって、スレーブ11は自身のローカル・システム時間のタイムスタンプ(Ts(1))を記録する。
Delay_Reqメッセージがマスタ10に到着すると、それがトリガとなってマスタ10は自身のローカル・システム時間のタイムスタンプ(Tm(1))を記録する。
〈ステップ4〉
マスタ10がスレーブ11に対して「Delay Response (Delay_Resp)」メッセージを返信する。このメッセージの中には、先にDelay_Reqメッセージを受信した時のマスタ10のタイムスタンプ(Tm(1))が含まれている。
〈ステップ4〉
マスタ10がスレーブ11に対して「Delay Response (Delay_Resp)」メッセージを返信する。このメッセージの中には、先にDelay_Reqメッセージを受信した時のマスタ10のタイムスタンプ(Tm(1))が含まれている。
スレーブ11は、自身が記録したローカル・システム・クロックのタイムスタンプ(Ts(1))と、送信されて来たDelay_Reqメッセージに含まれているマスタ10のローカル・システム・クロックのタイムスタンプ(Tm(1))とのタイムスタンプをもとに、マスタ・クロックとスレーブ・クロックとの差分を求める。
Dsm=Tm(1)-Ts(1)=Delay+Offset (式2)
以上のようにして得られたDsmとDmsとから、時刻オフセットを求めることができる。
(Dsm-Dms)/2=Offset (式3)
このように、4つの手順を踏むことで、スレーブ11はマスタ10との時刻オフセットを求めるとともに、このオフセットの情報を元に時刻ズレを補正することにより、マスタ10との時刻同期を行うことが可能である。
IEEE1588
Dsm=Tm(1)-Ts(1)=Delay+Offset (式2)
以上のようにして得られたDsmとDmsとから、時刻オフセットを求めることができる。
(Dsm-Dms)/2=Offset (式3)
このように、4つの手順を踏むことで、スレーブ11はマスタ10との時刻オフセットを求めるとともに、このオフセットの情報を元に時刻ズレを補正することにより、マスタ10との時刻同期を行うことが可能である。
IEEE1588
上記説明では、IEEE1588のスレーブが物理リンクでマスタに直接結ばれている場合を例にして説明した。しかしながら、実際には、マスタとスレーブとの間にルータやスイッチなどの装置が存在し、これらの装置によってマスタとスレーブとの間の遅延時間が変化してしまうので、ルータやスイッチなどの装置による遅延を考慮しないと、時刻同期精度が劣化する恐れがある。IEEE1588では、このようにルータやスイッチが介在するような場合でも、時刻同期を正確に行う方法として、バウンダリークロック(Boundary Clock)と呼ばれる機能を定義している。このバウンダリークロック機能をルータやスイッチに組み込むことにより、ルータやスイッチの転送処理による遅延時間のバラつきや変動を吸収することができる。以下において、その動作を説明する。
図2では、スイッチ21にバウンダリークロック22、スイッチ23にバウンダリークロック24を組み込んでいる。
このような構成の場合、バウンダリークロック22は、マスタ20に対するスレーブとして振る舞い、マスタ20と時刻同期を行う。
次に、バウンダリークロック22は、バウンダリークロック24のマスタとして振る舞い、バウンダリークロック24と時刻同期を行う。
このとき、バウンダリークロック24は、バウンダリークロック22に対するスレーブとして動作する。
そして、バウンダリークロック24は、スレーブ25に対するマスタとして振る舞い、スレーブ25の時刻同期を行う。
このように、マスタ20とスレーブ25とが直接接続されていない場合でも、それらの間に介在する装置に設けられているバウンダリークロックが時刻同期を中継していくことにより、スイッチやルータの転送処理による遅延変動の影響を受けることなく、正確な時刻同期を行うことができる。
しかしながら、バウンダリークロックは非常に特殊な機能であり、現在市販されているようなルータやスイッチには組み込まれていない。
そのため、上述の方法で時刻同期を行うには、スイッチやルータの設計を変更する必要があり、装置価格が上昇してしまう。
また、バウンダリークロックを中継させて時刻同期を行う場合の注意点として、中継するバウンダリークロックの数に比例して時刻同期誤差が蓄積してしまうことが挙げられる。これは、バウンダリークロックの発振器の安定精度にもよるが、中継するバウンダリークロック数が増えれば増えるほど、元々のマスタ20の時刻とズレが生じてくるので、バウンダリークロックを介してスレーブ25に伝達される時刻には大きな誤差が出てくる。
したがって、これらの問題を抱えているバウンダリークロックを用いることなく、離れたマスタとスレーブとの間の時刻を同期できる方法が切望されている。
ただし、上記バウンダリークロックを用いることなく、離れたノード間の時刻同期をネットワークを介して実現するには、同期精度の劣化要因を完全に除去する必要がある。同期精度を劣化させる要因として、ネットワークのルーティング経路の非対称性による同期のズレが挙げられる。
IEEE1588では、前述したように、ネットワーク内の遅延(Delay)がマスタとスレーブとの間で対称となっていることを前提としているが、ルーティング経路によっては遅延時間が非対称となるケースが存在する。
たとえば、図3のようなネットワークを考えた場合、マスタ30からスレーブ31に向けて送信されたパケットが通る経路32と、スレーブ31からマスタ30に向けて送信されたパケットが通る経路33は異なっている。
このように、ルーティング経路の非対称性により、ネットワークの伝播遅延が非対称となるケースが存在する。
この場合、IEEE1588では時刻同期精度が劣化してしまう。以下では、その精度劣化の影響について説明する。
図4のように、マスタ40からスレーブ41への伝送遅延をPropagate1、スレーブ41からマスタ40への伝送遅延をPropagate2とすると、上記の式1、式2は以下のように表せる。
Dms=Ts(i)-Tm(i)=Propagate1-Offset (式4)
Dsm=Tm(j)-Ts(j)=Propagate2+Offset (式5)
以上のようにして得られたDsmとDmsとから、時刻オフセットを求めようとすると以下のようになる。
(Dsm-Dms)/2=Offset+(Propagate2-Propagate1)/2 (式6)
上式から分かるように、時刻オフセットを求めようとしても、(Propagate2-Propagate1)/2だけの誤差が生じてしまうので、正確な時刻同期は不可能である。
Dms=Ts(i)-Tm(i)=Propagate1-Offset (式4)
Dsm=Tm(j)-Ts(j)=Propagate2+Offset (式5)
以上のようにして得られたDsmとDmsとから、時刻オフセットを求めようとすると以下のようになる。
(Dsm-Dms)/2=Offset+(Propagate2-Propagate1)/2 (式6)
上式から分かるように、時刻オフセットを求めようとしても、(Propagate2-Propagate1)/2だけの誤差が生じてしまうので、正確な時刻同期は不可能である。
そこで、本発明では、ネットワークのルーティング経路の非対称性による同期のズレを補正して、バウンダリークロックを用いることなく、離れたマスタとスレーブとの間の時刻を同期することを目的とする。
更に、ネットワークのルーティング経路の非対称性による同期のズレを補正しても、データリンク層や物理層が非対称であると、やはり時刻同期誤差が発生する。即ち、ネットワーク層、データリンク層、および物理層の3つのレイヤにおける伝送経路のうち、1つでも経路が非対称となっている場合には時刻同期誤差が発生する。
そこで、本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、非対称な経路が一部に含まれているようなネットワークでも、バウンダリークロックを用いることなく、マスタとスレーブとの間の時刻同期を正確に実現できる技術を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、時刻同期システムであって、マスタノードとスレーブノードとの間の往復のルーティング経路を調査する経路調査手段と、前記調査の結果、往復のルーティング経路が対称であるマスタノードとスレーブノードとの間の時刻オフセットを補正して互いの時刻を同期させる時刻同期手段とを備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、時刻同期方法であって、マスタノードとスレーブノードとの間の往復のルーティング経路を調査する経路調査ステップと、前記調査の結果、往復のルーティング経路が対称である場合、マスタノードの時刻にスレーブノードの時刻を合わせるように補正する時刻同期ステップとを有することを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、時刻を同期するプログラムであって、前記プログラムは前記ノードに、マスタノードと自ノードとの間の往復のルーティング経路を調査する経路調査処理と、前記調査の結果、往復のルーティング経路が対称である場合、マスタノードの時刻に自ノードの時刻を合わせるように補正する時刻同期処理とを実行させることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、時刻を同期させるノードであって、マスタノードとの間の往復のルーティング経路を調査する経路調査手段と、前記調査の結果、往復のルーティング経路が対称であるマスタノードとの間の時刻オフセットを補正して互いの時刻を同期させる時刻同期手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によると、スレーブは、ルーティング経路が往復で一致するマスタと時刻同期を図るとともに、他のノードとの間の片方向遅延時間の対称性を調査することにより、自身に残留している同期誤差量を推定することができる。そして、これによってネットワークの伝播経路が非対称の場合でも時刻同期を正確に実現できる。
これは、本発明の時刻同期システムが、通信相手となるノードまでのルーティング経路を調査する経路調査部と、往復のルーティング経路の一致状態を調査する経路比較部と、通信相手となるノードまでの片方向遅延時間を測定する遅延測定部と、マスタ−スレーブ間の時刻オフセットを補正する時刻同期部とを有し、スレーブは往復のルーティング経路が一致するようなマスタと時刻同期を図るからである。
更に、スレーブは他のノードとの間で測定された片方向遅延時間の対称性を確認することにより、スレーブに残留している時刻同期誤差量を推定できるからである。
これにより、ネットワーク層(IPなど)のルーティング経路が非対称となっている場合だけでなく、データリンク層(Ethernetなど)や物理層の伝播経路が非対称となっている場合でも、その同期誤差を検出するとともに補正することが可能である。
本発明の特徴と実施形態を説明するために、以下において、図面を参照して具体的な実施例を述べるものとする。しかしながら、これらの図面および説明は、本発明の典型的な実施形態のみを示しており、その範囲を限定するものではないことを理解されたい。
本発明を実施するための第1の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<構成>
図5は、本発明の時刻同期システムの構成図である。
図5を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、マスタ500、マスタ520と、スレーブ510、スレーブ530、スレーブ540、スレーブ550と、ネットワーク560とを含む。
図5は、本発明の時刻同期システムの構成図である。
図5を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、マスタ500、マスタ520と、スレーブ510、スレーブ530、スレーブ540、スレーブ550と、ネットワーク560とを含む。
マスタ500は、パケット送受信部501と、経路調査部502と、経路比較部503と、遅延測定部504と、時刻同期部505とを含んでいる。尚、マスタ500には他のマスタ、本実施の形態ではマスタ520との間のオフセットがないことを前提とする。
同じく、スレーブ510は、パケット送受信部511と、経路調査部512と、経路比較部513と、遅延測定部514と、時刻同期部515とを含んでいる。
マスタ520は、上述のマスタ500と同じ構成であり、同様にスレーブ530、スレーブ540、スレーブ550は上述のスレーブ510と同じ構成である。
ネットワーク560は、図5中に丸印で示される複数のルータを含んでいる。ただし、ネットワーク560は、図5には記載されていないが、ルータ間をネットワーク層の下位層に当たるデータリンク層のEthernetスイッチ(Ethernet:登録商標)や物理層の方向性分岐スイッチなどで接続されているものとする。
以下では、マスタ500とスレーブ510との間で時刻同期を行う場合を例にして、その構成要素を説明する。
<マスタ>
マスタ500の時刻同期部505は、時刻同期用メッセージをスレーブ510に送信するために生成する。なお、ここでは、このメッセージはIEEE1588に準拠したものを使用する場合を用いて説明するが、他の方法を用いても良い。この場合、時刻同期部505はSyncメッセージ、Follow-upメッセージ、およびDelay Responseメッセージを作成し、パケット送受信部501に渡す。また、時刻同期部505は、スレーブ510からのDelay Requestメッセージをパケット送受信部501を介して受け取る。
マスタ500の時刻同期部505は、時刻同期用メッセージをスレーブ510に送信するために生成する。なお、ここでは、このメッセージはIEEE1588に準拠したものを使用する場合を用いて説明するが、他の方法を用いても良い。この場合、時刻同期部505はSyncメッセージ、Follow-upメッセージ、およびDelay Responseメッセージを作成し、パケット送受信部501に渡す。また、時刻同期部505は、スレーブ510からのDelay Requestメッセージをパケット送受信部501を介して受け取る。
マスタ500の経路調査部502は、スレーブ510までのルーティング経路、即ち、スレーブ510との間でデータを送受信するにあたって選択された最適な経路を調べるために、スレーブ510に向けてトレースルート(traceroute)を実行する。トレースルートについては、例えば、非特許文献(http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/netcom/traceroute./html)に記載されているような方法を用いればよい。トレースルートでは、経路調査部502は、ルータを通過する度にTTL(Time to Live)を変化させるパケットをスレーブ510宛に送信する。また、経路調査部502は、TTLが0になった時点でルータから送り返されてくるICMP Time Exceededメッセージをパケット送受信部501を介して受け取る。このトレースルートにより、経路調査部502は、マスタ500からスレーブ510までの間に存在するルータを把握し、ルーティング経路情報を作成する。
そして、経路比較部503は、経路調査部502からトレースルートによって得られたスレーブ510までのルーティング経路情報を受け取る。経路比較部503は、このルーティング経路情報を通信相手となるスレーブ510の経路比較部513に転送する。
遅延測定部504は、通信相手となるスレーブ510とのオフセット時間を測定するために、パケット送受信部501を介してタイムスタンプが付加されたメッセージをスレーブ510の遅延測定部514とやり取りする。
パケット送受信部501は、時刻同期部505、経路調査部502、経路比較部503、および遅延測定部504から送信メッセージを受け取ると、受け取ったメッセージにIPヘッダとMACヘッダを付けた後、ネットワーク560に送信する。また、パケット送受信部501は、ネットワーク560からパケットを受信すると、そのパケットの宛先に応じて、時刻同期部505、経路調査部502、経路比較部503、および遅延測定部504に渡す。
<スレーブ>
スレーブ510の時刻同期部515は、時刻同期用メッセージをマスタ500の時刻同期部505から受信する。なお、ここでは、このメッセージは、IEEE1588に準拠したものを使用した場合を用いて説明するが他の方法を用いても良い。この場合、時刻同期部515は、Syncメッセージ、Follow-upメッセージ、およびDelay Responseメッセージをパケット送受信部511を介して受け取る。また、時刻同期部515は、Delay Requestメッセージを作成するとともに、パケット送受信部511を介してマスタ500へ送信する。
スレーブ510の時刻同期部515は、時刻同期用メッセージをマスタ500の時刻同期部505から受信する。なお、ここでは、このメッセージは、IEEE1588に準拠したものを使用した場合を用いて説明するが他の方法を用いても良い。この場合、時刻同期部515は、Syncメッセージ、Follow-upメッセージ、およびDelay Responseメッセージをパケット送受信部511を介して受け取る。また、時刻同期部515は、Delay Requestメッセージを作成するとともに、パケット送受信部511を介してマスタ500へ送信する。
スレーブ510の経路調査部512は、マスタ500までのルーティング経路を調べるために、マスタ500に向けてトレースルート(traceroute)を実行する。トレースルートでは、経路調査部512は、TTLを変化させながらマスタ500を宛先としたパケットを送信する。また、経路調査部512は、TTLが0になった時点でルータから送り返されてくるICMP Time Exceededメッセージをパケット送受信部511を介して受け取る。このトレースルートにより、経路調査部512は、スレーブ510からマスタ500までの間に存在するルータを把握し、ルーティング経路情報を作成することができる。
そして、経路比較部513は、経路調査部512から、トレースルートによって得られたマスタ500までのルーティング経路情報を受け取る。また、経路比較部513は、通信相手となるマスタ500の経路比較部503から、マスタ500からスレーブ510までのルーティング経路情報をネットワーク560を介して受け取る。これで、経路比較部513は、マスタ500→スレーブ510と、スレーブ510→マスタ500の往復のルーティング経路情報を手に入れる。そして、経路比較部513は、これら2つのルーティング経路情報を比較して、ルーティング経路に不一致の箇所があるかチェックする。不一致の箇所が見つからなければ、マスタ500と時刻同期を行うために、時刻同期部515に命令する。逆に、不一致する箇所が見つかった場合には、経路比較部513は、経路調査部512に別のマスタへのルーティング経路を調査するように指示を出す。
遅延測定部514は、通信相手となる任意のノードとの間の片方向遅延時間を測定するために、パケット送受信部511を介して、タイムスタンプが付加されたメッセージを他ノードの遅延測定部とやり取りする。
パケット送受信部511は、時刻同期部515、経路調査部512、および遅延測定部514から送信メッセージを受け取ると、受け取ったメッセージにIPヘッダとMACヘッダを付けた後、ネットワーク560に送信する。また、パケット送受信部511は、ネットワーク560からパケットを受信すると、そのパケットの宛先に応じて、時刻同期部515、経路調査部512、経路比較部513、および遅延測定部514に渡す。
<動作>
まず、第1の実施の形態の動作概要について述べる。
第1の実施の形態では、図5のように、丸印で示される複数のルータを含むネットワークを想定しており、ネットワーク層のルーティング経路が非対称になりうるモデルを想定している。さらに、ルータ間を結ぶリンクの一部は、リンク561(3重線)のように非対称線路になっているネットワークを想定している。本発明は、このようなネットワークでも、経路の非対称性によって生じる同期精度の劣化を防ぎ、正確な時刻同期を実現できるシステムであり、その動作概要について以下に述べる。
まず、第1の実施の形態の動作概要について述べる。
第1の実施の形態では、図5のように、丸印で示される複数のルータを含むネットワークを想定しており、ネットワーク層のルーティング経路が非対称になりうるモデルを想定している。さらに、ルータ間を結ぶリンクの一部は、リンク561(3重線)のように非対称線路になっているネットワークを想定している。本発明は、このようなネットワークでも、経路の非対称性によって生じる同期精度の劣化を防ぎ、正確な時刻同期を実現できるシステムであり、その動作概要について以下に述べる。
まず、ネットワーク層(IP)における経路の非対称性は、トレースルートでルーティング経路を調査することにより検出することが可能である。
したがって、スレーブは、まずトレースルートを用いて、ルーティング経路が双方向で対称となっているようなマスタを検出し、そのマスタと時刻同期を行う。
しかしながら、データリンク層や物理層における経路の非対称性は、トレースルートで調査しても検出することはできない。
なぜなら、トレースルートで検出できるデバイスはネットワーク層のルータだけであり、データリンク層のイーサネットスイッチ(イーサネット:登録商標)や物理層の方向性分岐スイッチはトレースルートではその存在を検出できないからである。
図5に示されるように、スレーブ530は、データリンク層や物理層の経路が非対称になっているリンク561を介してマスタ500と時刻同期を行っているが、上記の理由により、このスレーブ530には時刻同期誤差が残留してしまう。
そこで、このような時刻同期誤差が残っているスレーブ530を検出するために、第1の実施の形態では、経路が対称となっているノード同士で片方向遅延時間を測定する。例えば、時刻オフセットが残っていないスレーブ510とスレーブ540で片方向遅延時間を測定した場合、理由は以下で述べるが、スレーブ510→スレーブ540の片方向遅延時間と、スレーブ540→スレーブ510の片方向遅延時間は等しくなる。
一方、時刻オフセットが残留しているスレーブ530と、時刻オフセットが残留していないスレーブ510とで片方向遅延時間を測定した場合、スレーブ510→スレーブ540の片方向遅延時間と、スレーブ540→スレーブ510の片方向遅延時間は、スレーブ530の時刻オフセットの分だけ時間差が生じる。
第1の実施の形態では、この片方向遅延時間に関する特徴を利用することにより、時刻オフセットが残留しているスレーブを検出する。すなわち、時刻オフセットが残留していないスレーブであれば、複数の他のノードと片方向遅延時間を測定していけば、いつかは遅延時間が往復で対称となるようなノードを見つけることができる。これに対して、時刻オフセットが残留しているスレーブでは、いつまで経っても遅延時間が往復で対称となるようなノードを見つけることができない。
このように、片方向遅延時間の対称性を調査していくことにより、データリンク層や物理層の経路の非対称によって時刻オフセットが生じているスレーブを検出できる。
また、その時刻オフセット量は、以下で詳しく述べるように、往復の片方向遅延の時間差と相関がある値となっており、他のノードとの片方向遅延時間差から残留している時刻オフセット量を推測できる。
以上の理由から、第1の実施の形態は、ネットワーク層/データリンク層/物理層の経路が非対称となっているようなネットワークでも、正確な時刻同期システムを実現することができる。
次に、図5及び図6を参照しながら、第1の実施の形態の動作の詳細について説明する。
図6は、スレーブの処理の流れを示すフローチャートである。
以下の説明では、スレーブ510の動作を例に取り上げて説明する。
まず、スレーブ510の経路調査部512は、往復のルーティング経路が等しくなるようなマスタを検出すべく、スレーブ510から各マスタ(マスタ500、マスタ520)までのルーティング経路をトレースルートで調査する(ステップ602)。
この際、スレーブ510の経路調査部512は、各マスタからスレーブ510までのルーティング経路も調査するべく、各マスタの経路調査部に経路調査要求メッセージを送信する。
各マスタの経路調査部は、スレーブ510から経路調査要求メッセージを受け取ると、マスタからスレーブ510までのルーティング経路を調査する。この調査が完了すると、各マスタは、ルーティング経路の調査結果をスレーブ510の経路比較部513に送付する。
そして、経路比較部513において、スレーブ510と各マスタ(マスタ500、マスタ520)との間の往復のルーティング経路が対称かどうかチェックされる。
ここで、スレーブ510とマスタ520の間のルーティング経路は、図7に示されるように方向によって通過ルートが異なっているので、非対称となっている。
一方、スレーブ510とマスタ500の間のルーティング経路は、図8に示されるように往復で同一ルートを通っているので、対称である。
このため、経路比較部513は、マスタ500と時刻同期の処理を行うように時刻同期部515に指示する(図6のステップ603)。
そして、時刻同期部515は、マスタ500と時刻同期用メッセージを交換する。この時刻同期メッセージには、IEEE1588で規定されている方法を利用しても良い。
以上の処理により、マスタ500とスレーブ510の間で時刻同期が行われるが、この際、往復のルーティング経路が対称となっているマスタ500−スレーブ510間で時刻同期を行っているので、スレーブ510に時刻同期誤差は生じない。
しかしながら、ネットワーク層よりも下のレイヤの伝播経路、即ち、データリンク層や物理層における伝送経路が非対称になっている場合、これらの処理だけでは時刻同期誤差が残留してしまう。
例えば、図5の中で3重線によって示されているリンク561は、方向によって異なる伝送路を通るように設計されている。
図9は、そのリンク561の物理層における状態を示しているが、ルータからのケーブルは方向性分岐スイッチで2つに分岐され、パケットの伝播方向によって異なる経路を通るように制御されている。ここで、この2つの経路の伝播遅延時間差(片方向遅延誤差)をDoffsetとする。
このように、ネットワーク層よりも下のレイヤで非対称となっている場合には、上述のトレースルートを用いた方法ではその非対称性を検出できない。このため、例えば、図5で示されるように、スレーブ530がこのような非対称リンク561を介してマスタ500と時刻同期を行っているとすると、時刻同期誤差が残留してしまう。
このとき残留する時刻同期誤差はリンクの非対称遅延量の半分、すなわちDoffset/2であり、スレーブ530の時計はこの誤差分だけ時刻にズレが生じている。
各スレーブは、自身がもつ時計に、このような同期誤差が含まれていないかどうかを判断するとともに、その誤差量を推定するために、図6のステップ605〜616の処理を行う。
以下にその処理について述べる。
まず、各スレーブ(スレーブ510、スレーブ530、スレーブ540、スレーブ550)は、図6のステップ601〜603の処理を行い、ネットワーク層のルーティング経路が対称となるようなマスタと時刻同期処理を既に実行しているものとする。図8はマスタノード500とスレーブノード510とが時刻同期処理を実行して得られたルーティング経路を示し、図10はマスタノード500とスレーブノード530とが時刻同期処理を実行して得られたルーティング経路を示し、図11はマスタノード520とスレーブノード540とが時刻同期処理を実行して得られたルーティング経路を示し、図12はマスタノード500とスレーブノード550とが時刻同期処理を実行して得られたルーティング経路を示している。
ここで、ルーティング経路がリンク561を含んでいる場合にはスレーブに時刻同期誤差が残留することになるが、図8、図10、図11、図12の経路を見ると分かるように、スレーブ530、スレーブ550はこの条件に当てはまるので同期誤差が残ってしまう。
図13はその様子を示した図である。図13を参照すると、スレーブ530、スレーブ540には同期誤差が残っていないが(Offset=0)、スレーブ530、スレーブ550にはDoffset/2の同期誤差が含まれている。
このように、時刻同期誤差が残留しているスレーブ530、550を特定するとともに、その同期誤差量を検出すべく、各スレーブは図6のステップ605〜616の処理を実行する。
以下では、これらの処理のイメージを掴むため、同期誤差が残留しているスレーブ530のケースを例に挙げて説明する。
まず、スレーブ530の経路調査部512は往復のルーティング経路が対称となる“新たなノード”を探索する(ステップ605)。
ここで、新たなノードとは、以下のいずれかの条件を満足するノードのことをさす。
・ステップ603で、時刻同期を行ったマスタ500以外のマスタ(すなわち、本実施の形態ではマスタ520)
・既にマスタと時刻同期処理を実行している他のスレーブ(すなわち、本実施の形態ではスレーブ510、スレーブ540、スレーブ550)
・ステップ603で、時刻同期を行ったマスタ500以外のマスタ(すなわち、本実施の形態ではマスタ520)
・既にマスタと時刻同期処理を実行している他のスレーブ(すなわち、本実施の形態ではスレーブ510、スレーブ540、スレーブ550)
ここで、スレーブ530の経路調査部512は、最初の通信相手として、スレーブ540を選んだとする。
そして、スレーブ530の経路調査部512は、スレーブ540までの往復のルーティング経路が対称となるか確認するために、トレースルートで調査する(ステップ605)。このようにスレーブ530がスレーブ540との経路の対称性を調査する理由は、通信相手に選んだスレーブ540への経路が非対称になっている場合、スレーブ530とスレーブ540との間で片方向遅延時間を測定しても、その片方向遅延時間は時刻オフセットの影響だけでなく、スレーブ530とスレーブ540との間の経路の非対称性の影響も受けてしまうため、片方向遅延時間から時刻オフセットを正確に求めることができないからである。
ここで、図13のように、スレーブ530とスレーブ540との間のルーティング経路は往復で対称になっているものとする。
この場合、スレーブ530の経路比較部513がスレーブ530とスレーブ540との間のルーティング経路は往復で対称になっているものと判断し、ステップ606の処理に進むが、新たなノードはスレーブであるので、ステップ613の処理に進む。
このステップ613では、スレーブ530とこのスレーブ530が時刻同期したマスタ500との間のルーティング経路と、スレーブ540とこのスレーブ540が時刻同期したマスタ520との間のルーティング経路に重なる箇所がないかをスレーブ530の経路比較部513がチェックする。このように2つのルーティング経路の重なり具合を調査する理由は、もし2つの経路に重なっている箇所が存在する場合には、同じ量の時刻オフセットが2つのスレーブに残留している可能性があり、時刻同期誤差を除去できなくなるからである。
たとえば、スレーブ550とマスタ500との経路と、スレーブ530とマスタ500との経路は、図10、図12を見ると分かるようにリンク561で重なっているが、この場合両者には同じ量の時刻オフセット(Doffset/2)が残留している。
このように同じ量の時刻オフセットが残留しているスレーブ間で片方向遅延時間を測定すると、その遅延時間は双方向で対称となる。第1の実施の形態では、このように片方向遅延時間が対称となるようなノードを1つでも見つけられたスレーブには時刻オフセットが残留していないと判断してしまうため(ステップ609)、スレーブに残っている同期誤差を除去できなくなってしまう。
したがって、このようなエラーを防ぐために、図6のステップ613において、スレーブ530とマスタ500との間のルーティング経路と、スレーブ540とマスタ520との間のルーティング経路の重なり具合をチェックしている。
ここで、図10、図11を見ると分かるように、2つのルーティング経路はまったく独立しており、重なる箇所はないので、図6のステップ607に進む。
ステップ607では、スレーブ530−マスタ500間のルーティング経路とスレーブ530−スレーブ540間のルーティング経路に一致する箇所がないかスレーブ530の経路比較部513がチェックする。
このように2つのルーティング経路の重なり具合を調査する理由は、上記のステップ613と同じ理由である。つまり、この2つの経路に重なる箇所が存在する場合には、片方向遅延時間差を元にした判断に誤りが生じる可能性があり、このようなエラーを防ぐために、図6のステップ607において、2つのルーティング経路の重なり具合をチェックしている。
図10、図13を見ると分かるように、この2つのルーティング経路に重なる箇所は全くないので、スレーブ530の経路比較部513は、スレーブ540を片方向遅延時間を測定する対象として決定して、図6のステップ608に進む。
ステップ608では、スレーブ530の遅延測定部514がスレーブ530−スレーブ540間の片方向遅延時間を測定する。
片方向遅延時間の測定方法は、以下のとおりである。
送信側では、パケットを送信する瞬間の時刻をタイムスタンプとして付与してからパケットを送信する。
一方、受信側では、パケットを受信した時刻を観測する。
このパケット受信時刻とパケットに付与されている送信時刻タイムスタンプから片方向遅延時間を算出する。
ここで、スレーブ530→スレーブ540の片方向遅延時間は図13のように、
DS540S530=Delay'+Doffset/2
で表される。
DS540S530=Delay'+Doffset/2
で表される。
一方、スレーブ540→スレーブ530への片方向遅延時間は図13のように
DS530S540=Delay'-Doffset/2
で表される。
DS530S540=Delay'-Doffset/2
で表される。
ここで、スレーブ530の遅延測定部514は、DS540S530とDS530S540とを比較して、片方向遅延時間が対称であるか非対称であるかを確認する(ステップ609)。上記のように、スレーブ530−スレーブ540間の片方向遅延は方向によって異なっており一致しない。
このため、スレーブ530の遅延測定部514は図6のステップ610に進み、片方向遅延時間の差、スレーブ530に残留している片方向遅延誤差であるDoffsetをデータベースに保存する。
図6のステップ611の規定回数maxは、ここでは3に設定されているとする。
まだ一回目の試行であるので、スレーブ530はステップ605の処理に戻る。
次に、スレーブ530は、新たな通信相手(新たなノード)として、スレーブ550を選んだとする。
ここで、図14のように、スレーブ530−スレーブ550間は往復で同じルーティング経路を通っているので、ステップ606に進む。
新たなノードはスレーブであるので、ステップ613に進み、スレーブ530−マスタ500間のルーティング経路とスレーブ550−マスタ500間のルーティング経路に一致する箇所がないかチェックする。
ここで、図10、図12から分かるように、スレーブ530−マスタ500間のルーティング経路と、スレーブ550−マスタ500間のルーティング経路には、3重線で示されるリンク561が共有部分として存在している。
このため、スレーブ530は、このようなスレーブ550は通信相手として不適切と判定して、ステップ605に戻る。
(試行回数2回目)
スレーブ530は、次の通信相手(新たなノード)として、スレーブ510を選んだとする。
(試行回数2回目)
スレーブ530は、次の通信相手(新たなノード)として、スレーブ510を選んだとする。
ここで、図15のように、スレーブ530−スレーブ510間は往復で同じルーティング経路を通っているので、ステップ606に進む。
新たなノードはスレーブであるので、ステップ613に進み、スレーブ530−マスタ500間のルーティング経路とスレーブ510−マスタ500間のルーティング経路ルーティング経路に一致する箇所がないかチェックする。
図8、図10を見ると分かるように、この2つのルーティング経路に重なる箇所は全くないので、図6のステップ608に進む。
ステップ608では、スレーブ530−スレーブ510間の片方向遅延時間を測定する。
ここで、スレーブ510→スレーブ530の片方向遅延時間は図15のように、
DS510S530=Delay''-Doffset/2
で表される。
DS510S530=Delay''-Doffset/2
で表される。
一方、スレーブ530→スレーブ510への片方向遅延時間は図15のように、
DS530S510=Delay''+Doffset/2
で表される。
DS530S510=Delay''+Doffset/2
で表される。
このように、スレーブ530−スレーブ510間の片方向遅延は方向によって異なっており、一致しない。
このため、スレーブは図6のステップ610に進み、片方向遅延時間の差であるDoffsetをデータベースに保存する。
現在の試行回数は3回目であり、規定回数max=3を超えたので、ステップ615に抜ける。
この時点で、上述したように、スレーブ530はスレーブ510、540との片方向遅延誤差の測定結果を得ているが、スレーブ530にはDoffset/2の時刻オフセットが残っているため、他のスレーブとの片方向遅延は非対称となっていた。
そして、データベースに保存されている片方向遅延による片方向遅延誤差の時間は、どちらのスレーブともDoffsetであり、スレーブ530の時刻オフセット(Doffset/2)の2倍の値となっている。
したがって、スレーブ530の遅延測定部514はこのデータベースに保存されている遅延時間差を元に、2つのルーティング経路はまったく独立していると判定して、その遅延時間差を送出する。そしてスレーブ530の時刻同期部515は、送出された遅延時間差、即ちスレーブ530の時刻オフセット(Doffset/2)を補正することができる(図6のステップ615)。
このようにして時刻オフセットを補正することによりマスタノードと同期させると、時刻同期処理は終了する(図6のステップ616)。
以上の処理により、スレーブ530の時刻オフセットを補正できることが示された。
このように、時刻オフセットが残留しているスレーブの場合、他のノードと片方向遅延時間を測定していっても、いつまで経ってもその遅延時間差が0となるようなノードを見つけることはできない。
この特徴を利用することにより、時刻オフセットが残留しているスレーブは、『自装置には、時刻オフセットが残留している』ということを認識できる。
また、その時刻オフセット量は、他ノードとの片方向遅延時間差の半分となっており、測定結果から時刻オフセットを補正することが可能である。
上の例では、時刻オフセットが残留しているスレーブ530を例に挙げて、図6のステップ605〜616の処理を説明した。
一方、時刻オフセットが残留していないスレーブ510の場合の処理について考えてみる。
この場合も上記と同様の処理を行う。
まず、ステップ605において、スレーブ510は、最初の通信相手としてスレーブ540を選んだとする。
図16のように、スレーブ510−スレーブ540間の往復のルーティング経路は一致するので、ステップ606に進む。
新たなノードはスレーブであるので、ステップ613に進み、スレーブ510−マスタ500間のルーティング経路と、スレーブ550−マスタ500間のルーティング経路は一致する箇所がないかチェックする。
ここで、図8、図12を参照すると分かるように、スレーブ510−マスタ500間のルーティング経路と、スレーブ540−マスタ500間のルーティング経路は重なる箇所が一切ないのでステップ607に進む。
ここで、図8、図16を見ると分かるように、スレーブ510−マスタ500間のルーティング経路と、スレーブ510−スレーブ540間のルーティング経路に重なる箇所は一切ないのでステップ608に進む。
ステップ608では、スレーブ510−スレーブ540間の片方向遅延時間を測定する。
スレーブ510とスレーブ540には時刻オフセットが残ってないので、スレーブ510-スレーブ540間の片方向遅延時間は図16に示すように双方向で一致するので0となる。このため、図6のステップ614に進み、処理は終了となる。
このように、時刻オフセットが残留していないスレーブであれば、他のノードと片方向遅延時間を測定していけば、いつかはその遅延時間差が0となるようなノードを見つけることができる。この特徴を利用することにより、時刻オフセットが残留していないスレーブは、『自分には時刻オフセットが残留していない』ということを認識できる。従って、遅延測定部514は、スレーブ510とスレーブ540との往復の片方向遅延時間が対称であるため、残留している片方向遅延誤差は存在しないと認識して、時刻同期部515に同期しないことを通知する。
以上の処理により、第1の実施例は、ネットワーク層/データリンク層/物理層の経路が非対称となっているようなネットワークでも、時刻オフセットが残っているスレーブを特定するとともに、その残留オフセットを補正し、正確な時刻同期システムを実現できることが示された。
また、上記の説明では、図6のステップ609において、片方向遅延時間が対称、すなわち往復の片方向遅延時間が一致するかどうかチェックしていたが、要求される時刻同期精度によっては完全に一致している必要はない。
たとえば、要求される時刻同期精度が数μs程度の場合には、片方向遅延時間がサブμsオーダの範囲で一致していれば、要求される時刻同期精度よりも十分低い値に収まっているので、これらの片方向遅延時間は一致しているという判断を下して差し支えない。
このように、上記の説明は本発明の典型的な実施形態のみを示しており、当該領域に精通した技術者であれば、上記の説明を元にして、実施形態に様々な変化を容易につけることが可能であり、上記説明はその範囲を限定するものではないことを理解されたい。
尚、本発明は、上記ステップ603までの処理、即ちスレーブが往復のルーティング経路が一致するマスタと時刻を同期させる構成であっても、十分に、マスタとスレーブとの間の時刻同期を正確に実現できる。
<効果>
次に、本発明を実施するための第1の実施の形態の効果について説明する。
本発明を実施するための第1の実施の形態では、マスタとスレーブ間での時刻同期を行った後に、スレーブ間で片方向遅延の対称性をチェックすることにより、時刻オフセットが残留しているスレーブノードを特定し、そのオフセットを補正する。これにより、ネットワーク遅延が非対称の場合でも正確な時刻同期を実現できるので、本発明の目的を達成することができる。
次に、本発明を実施するための第1の実施の形態の効果について説明する。
本発明を実施するための第1の実施の形態では、マスタとスレーブ間での時刻同期を行った後に、スレーブ間で片方向遅延の対称性をチェックすることにより、時刻オフセットが残留しているスレーブノードを特定し、そのオフセットを補正する。これにより、ネットワーク遅延が非対称の場合でも正確な時刻同期を実現できるので、本発明の目的を達成することができる。
次に、本発明を実施するための第2の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
第2の実施の形態では、例えば、マスタ同士の間にオフセットが生じていたり、ある組み合わせのマスタとスレーブとの間の経路が非対称であったりしていて、スレーブ間の片方向遅延時間差が一意な値に収まらないケースを想定している。
このような場合でも、スレーブに残留している時刻オフセット量を推定するために、得られた片方向遅延時間差に平均化処理を施す。
これにより、最も確からしい時刻オフセット量を算出することができ、正確な時刻同期システムを実現できるので、本発明の目的を達成することができる。
<構成>
第2の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と同じであるため、同様の構成については同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
第2の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と同じであるため、同様の構成については同一番号を付し、その詳細な説明を省略する。
<動作>
次に、第2の実施の形態の動作について述べる。
第2の実施の形態では、図17のように、複数のマスタと複数のスレーブが存在し、各スレーブと各マスタの間はネットワーク層よりも下のレイヤで経路が非対称となっているリンク801、802、803、804、805で接続されているものとする。
次に、第2の実施の形態の動作について述べる。
第2の実施の形態では、図17のように、複数のマスタと複数のスレーブが存在し、各スレーブと各マスタの間はネットワーク層よりも下のレイヤで経路が非対称となっているリンク801、802、803、804、805で接続されているものとする。
各リンクの非対称量は、図17に示されるように、以下の通りである。
リンク801 = D'offset
リンク802 = D''offset
リンク803 = D'''offset
リンク804 = D''''offset
リンク805 = D'''''offset
リンク801 = D'offset
リンク802 = D''offset
リンク803 = D'''offset
リンク804 = D''''offset
リンク805 = D'''''offset
このようなネットワーク環境において、各スレーブが図17に示される経路でマスタと時刻同期処理を行った場合(図6のステップ603)、各スレーブには以下の量だけ時刻オフセットが残留する。
スレーブ750 = D'''''offset/ 2
スレーブ760 = D''''offset/ 2
スレーブ770 = D'''offset/ 2
スレーブ780 = D''offset/ 2
スレーブ790 = D'offset/ 2
スレーブ750 = D'''''offset/ 2
スレーブ760 = D''''offset/ 2
スレーブ770 = D'''offset/ 2
スレーブ780 = D''offset/ 2
スレーブ790 = D'offset/ 2
以下では、このような状況を想定した場合の、スレーブ790の動作について説明する。
スレーブ790の遅延測定部は、図6に示される各ステップの処理を続け、他の各スレーブとの片方向遅延時間の差をデータベースに保存していく。ここで、規定回数が5以上の値に設定されていれば、スレーブ790は他の全スレーブとの片方向遅延時間差の情報を有する。
データベースに保存されている片方向遅延時間差は、以下の通りである。
片方向遅延時間差(スレーブ790−スレーブ750) = D'offset - D'''''offset (式7)
片方向遅延時間差(スレーブ790−スレーブ760) = D'offset - D''''offset (式8)
片方向遅延時間差(スレーブ790−スレーブ770) = D'offset - D'''offset (式9)
片方向遅延時間差(スレーブ790−スレーブ780) = D'offset - D''offset (式10)
ここで、D'''''offset、D''''offset、D'''offset、およびD''offsetの間には相関がなく、正負の値を取りうるものとする。
片方向遅延時間差(スレーブ790−スレーブ750) = D'offset - D'''''offset (式7)
片方向遅延時間差(スレーブ790−スレーブ760) = D'offset - D''''offset (式8)
片方向遅延時間差(スレーブ790−スレーブ770) = D'offset - D'''offset (式9)
片方向遅延時間差(スレーブ790−スレーブ780) = D'offset - D''offset (式10)
ここで、D'''''offset、D''''offset、D'''offset、およびD''offsetの間には相関がなく、正負の値を取りうるものとする。
また、図17には5個のスレーブしか記載していないが、さらに多くのスレーブが集まれば、片方向遅延時間差に関するデータを多数集めることができる。
このように得られた片方向遅延時間差をプロットすると、図18のように、D'offsetを中心として、正規分布のようなグラフとなる。
正規分布となる理由は、D'''''offset、D''''offset、D'''offset、およびD''offsetの間には相関がないためである。
この場合、正規分布の平均値はD'offsetとなっているため、得られた片方向遅延時間差に平均値を求めることによりスレーブ760に残留している時刻オフセットD'offsetを推定できる。
また、平均値を求める際に、中心から大きく外れたデータを取り除いてから平均値を求めることで、推定精度を向上できる。
また、上記の説明では、平均値をとる方法について述べたが、単純に平均値をとるのではなく、各データの重み付け平均をとってもよい。
たとえば、スレーブとマスタの距離(ホップ数)が大きくなればなるほど、非対称の経路を通る可能性が高まるので、スレーブに時刻同期誤差が残留する確率が高くなる。
図17を見ると分かるように、マスタ740とスレーブ750の間には2つのルータしかないが、マスタ720とスレーブ770の間にはルータが5個も存在する。このため、スレーブ750に比べて、スレーブ770には大きな時刻同期誤差が含まれている可能性が高いので、各データにホップ数の逆数を掛けてから平均をとることにより、スレーブ770の時刻同期誤差の影響を緩和できる。
このような理由から、上記の式7〜式10に対して、それぞれホップ数の逆数を掛けた重み付け平均値を求めることによりスレーブ760に残留している時刻オフセットD'offsetをより正確に推定できる。
また、上記の説明では、マスタ−スレーブ間のホップ数の逆数を係数として重み付け平均を取る方法について述べたが、重み付け係数として、距離や遅延時間など他にも様々なパターンが考えられる。
以上の説明では、スレーブ790に着目して説明したが、他のスレーブにおいても同様の処理を行うことにより、各スレーブに残留している時刻オフセットを求めることができる。
<効果>
次に、本発明を実施するための第2の実施の形態の効果について説明する。
本発明を実施するための第2の実施の形態では、スレーブ間の片方向遅延時間差が一意な値とならない場合でも、得られた片方向遅延時間差に平均化処理を施すことにより、スレーブに残留している時刻オフセット量を推定する。
次に、本発明を実施するための第2の実施の形態の効果について説明する。
本発明を実施するための第2の実施の形態では、スレーブ間の片方向遅延時間差が一意な値とならない場合でも、得られた片方向遅延時間差に平均化処理を施すことにより、スレーブに残留している時刻オフセット量を推定する。
これにより、最も確からしい時刻オフセット量を算出することができ、正確な時刻同期システムを実現できるので、本発明の目的を達成することができる。
尚、上述した本発明の装置は、上記説明からも明らかなように、ハードウェアで構成することも可能であるが、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。
プログラムメモリに格納されているプログラムで動作するプロセッサによって、上述した実施の形態と同様の機能、動作を実現させる。尚、上述した実施の形態の一部の機能のみをコンピュータプログラムにより実現することも可能である。
500、520 マスタ
510、530、540、550 スレーブ
560 ネットワーク
501 パケット送受信部
502 経路調査部
503 経路比較部
504 遅延測定部
505 時刻同期部
511 パケット送受信部
512 経路調査部
513 経路比較部
514 遅延測定部
515 時刻同期部
510、530、540、550 スレーブ
560 ネットワーク
501 パケット送受信部
502 経路調査部
503 経路比較部
504 遅延測定部
505 時刻同期部
511 パケット送受信部
512 経路調査部
513 経路比較部
514 遅延測定部
515 時刻同期部
Claims (37)
- 時刻同期システムであって、
マスタノードとスレーブノードとの間の往復のルーティング経路を調査する経路調査手段と、
前記調査の結果、往復のルーティング経路が対称であるマスタノードとスレーブノードとの間の時刻オフセットを補正して互いの時刻を同期させる時刻同期手段と
を備えていることを特徴とする時刻同期システム。 - 前記時刻同期手段は、スレーブノードの時刻をマスタノードの時刻に合わせるように時刻オフセットを補正することを特徴とする請求項1に記載の時刻同期システム。
- 前記経路調査手段は、ネットワーク層における往復の伝送経路を調査することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の時刻同期システム。
- 往復のルーティング経路が対称であるマスタノードとの間の時刻オフセットを補正したスレーブノードに残留している片方向遅延誤差を測定する遅延測定手段を有し、
前記時刻同期手段は、前記測定された片方向遅延誤差に基づいて、スレーブノードの時刻を更に補正することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の時刻同期システム。 - 前記遅延測定手段は、前記経路調査手段が前記マスタノードとは異なるノードと前記スレーブノードとのルーティング経路を調査して、前記片方向遅延誤差の測定に用いると決定したノードと、前記スレーブノードとの間の往復の片方向遅延時間の非対称量を測定することによって、前記片方向遅延誤差を測定することを特徴とする請求項4に記載の時刻同期システム。
- 前記経路調査手段は、前記マスタノードとは異なるノードと前記スレーブノードとの往復のルーティング経路が対称であり、このルーティング経路と、前記マスタノードと前記スレーブノードとの間のルーティング経路とに重なる経路がない場合に、前記片方向遅延誤差の測定に用いるノードと決定することを特徴とする請求項5に記載の時刻同期システム。
- 前記マスタノードとは異なるノードは、マスタノード、または既にマスタノードと時刻を同期させているスレーブノードであることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の時刻同期システム。
- 前記遅延測定手段は、前記片方向遅延時間が対称となる、前記マスタノードとは異なるノードが少なくとも1つ存在する場合には、前記スレーブノードの時刻を補正しないと決定することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の時刻同期システム。
- 前記遅延測定手段は、前記片方向遅延時間が対称となるようなノードが1つも存在しない場合には、往復の片方向遅延時間の非対称量に基づいて、前記片方向遅延誤差を決定することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の時刻同期システム。
- 前記遅延測定手段は、前記スレーブノードと、前記マスタノードとは異なる複数のノードとの間の片方向遅延時間の非対称量の平均値を元にして、前記片方向遅延誤差を決定することを特徴とする請求項9に記載の時刻同期システム。
- 前記遅延測定手段は、前記スレーブノードと、前記マスタノードとは異なる複数のノードとの間の片方向遅延時間の重み付け平均値を元にして、前記片方向遅延誤差を決定することを特徴とする請求項9に記載の時刻同期システム。
- 前記重み付け平均値の重み付け係数は、前記マスタノードとは異なる複数のノードとそのノードが時刻同期を行ったマスタノードの間のホップ数の逆数であることを特徴とする請求項11に記載の時刻同期システム。
- 時刻同期方法であって、
マスタノードとスレーブノードとの間の往復のルーティング経路を調査する経路調査ステップと、
前記調査の結果、往復のルーティング経路が対称である場合、マスタノードの時刻にスレーブノードの時刻を合わせるように補正する時刻同期ステップと
を有することを特徴とする時刻同期方法。 - 前記経路調査ステップは、マスタノードとスレーブノードとの間の往復の経路上に存在するルータを調査することを特徴とする請求項13に記載の時刻同期方法。
- 前記経路調査ステップは、ネットワーク層における往復の伝送経路を調査することを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の時刻同期方法。
- 往復のルーティング経路が対称であるマスタノードとの間の時刻オフセットを補正したスレーブノードに残留している片方向遅延誤差を測定する遅延測定ステップと、
前記測定された片方向遅延誤差に基づいて、スレーブノードの時刻を補正する補正ステップと
を有することを特徴とする請求項13から請求項15のいずれかに記載の時刻同期方法。 - 前記遅延測定ステップは、
前記マスタノードとは異なるノードと前記スレーブノードとのルーティング経路を調査して前記片方向遅延誤差の測定に用いるノードを決定する決定ステップと、
前記決定されたノードと、前記スレーブノードとの間の往復の片方向遅延時間の非対称量に基づいて前記片方向遅延誤差を測定するステップと
を有することを特徴とする請求項16に記載の時刻同期方法。 - 前記決定ステップは、前記マスタノードとは異なるノードと前記スレーブノードとの往復のルーティング経路が対称であり、このルーティング経路と、前記マスタノードと前記スレーブノードとの間のルーティング経路とに重なる経路がない場合に、前記片方向遅延誤差の測定に用いるノードと決定することを特徴とする請求項17に記載の時刻同期方法。
- 前記マスタノードとは異なるノードは、マスタノード、または既にマスタノードと時刻を同期させているスレーブノードであることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の時刻同期方法。
- 前記遅延測定ステップは、前記片方向遅延時間が対称となる、前記マスタノードとは異なるノードが少なくとも1つ存在する場合には、前記スレーブノードの時刻を補正しないと決定することを特徴とする請求項17から請求項19のいずれかに記載の時刻同期方法。
- 前記遅延測定ステップは、前記片方向遅延時間が対称となるようなノードが1つも存在しない場合には、往復の片方向遅延時間の非対称量に基づいて、前記片方向遅延誤差を決定することを特徴とする請求項17から請求項19のいずれかに記載の時刻同期方法。
- 前記遅延測定ステップは、前記スレーブノードと、前記マスタノードとは異なる複数のノードとの間の片方向遅延時間の非対称量の平均値を元にして、前記片方向遅延誤差を決定することを特徴とする請求項21に記載の時刻同期方法。
- 前記遅延測定ステップは、前記スレーブノードと、前記マスタノードとは異なる複数のノードとの間の片方向遅延時間の重み付け平均値を元にして、前記片方向遅延誤差を決定することを特徴とする請求項21に記載の時刻同期方法。
- 前記遅延測定ステップは、前記マスタノードとは異なる複数のノードとそのノードが時刻同期を行ったマスタノードの間のホップ数の逆数を前記重み付け平均値の重み付け係数にして、前記片方向遅延誤差を決定することを特徴とする請求項23に記載の時刻同期方法。
- 時刻を同期するプログラムであって、前記プログラムは前記ノードに、
マスタノードと自ノードとの間の往復のルーティング経路を調査する経路調査処理と、
前記調査の結果、往復のルーティング経路が対称である場合、マスタノードの時刻に自ノードの時刻を合わせるように補正する時刻同期処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記経路調査処理は、マスタノードと自ノードとの間の往復の経路上に存在するルータを調査することを特徴とする請求項25に記載のプログラム。
- 前記経路調査処理は、ネットワーク層における往復の伝送経路を調査することを特徴とする請求項25又は請求項26に記載のプログラム。
- 往復のルーティング経路が対称であるマスタノードとの間の時刻オフセットを補正後に自ノードに残留している片方向遅延誤差を測定する遅延測定処理と、
前記測定された片方向遅延誤差に基づいて、自ノードの時刻を補正する補正処理と
を更に実行させることを特徴とする請求項25から請求項27のいずれかに記載のプログラム。 - 前記遅延測定処理は、
前記マスタノードとは異なるノードと自ノードとのルーティング経路を調査して前記片方向遅延誤差の測定に用いるノードを決定する決定処理と、
前記決定されたノードと、前記自ノードとの間の往復の片方向遅延時間の非対称量に基づいて前記片方向遅延誤差を測定する処理と
を有することを特徴とする請求項28に記載のプログラム。 - 前記決定処理は、前記マスタノードとは異なるノードと自ノードとの往復のルーティング経路が対称であり、このルーティング経路と、前記マスタノードと自ノードとの間のルーティング経路とに重なる経路がない場合に、前記片方向遅延誤差の測定に用いるノードと決定する処理であることを特徴とする請求項29に記載のプログラム。
- 前記マスタノードとは異なるノードは、マスタノード、または既にマスタノードと時刻を同期させているスレーブノードであることを特徴とする請求項29又は請求項30に記載のプログラム。
- 前記遅延測定処理は、前記片方向遅延時間が対称となる、前記マスタノードとは異なるノードが少なくとも1つ存在する場合には、前記スレーブノードの時刻を補正しないと決定する処理であることを特徴とする請求項29から請求項31のいずれかに記載のプログラム。
- 前記遅延測定処理は、前記片方向遅延時間が対称となるようなノードが1つも存在しない場合には、往復の片方向遅延時間の非対称量に基づいて、前記片方向遅延誤差を決定する処理であることを特徴とする請求項29から請求項31のいずれかに記載のプログラム。
- 前記遅延測定処理は、自ノードと、前記マスタノードとは異なる複数のノードとの間の片方向遅延時間の非対称量の平均値を元にして、前記片方向遅延誤差を決定する処理であることを特徴とする請求項33に記載のプログラム。
- 前記遅延測定処理は、自ノードと、前記マスタノードとは異なる複数のノードとの間の片方向遅延時間の重み付け平均値を元にして、前記片方向遅延誤差を決定する処理であることを特徴とする請求項33に記載のプログラム。
- 前記遅延測定処理は、前記マスタノードとは異なる複数のノードとそのノードが時刻同期を行ったマスタノードの間のホップ数の逆数を前記重み付け平均値の重み付け係数にして、前記片方向遅延誤差を決定する処理であることを特徴とする請求項35に記載のプログラム。
- 時刻を同期させるノードであって、
マスタノードとの間の往復のルーティング経路を調査する経路調査手段と、
前記調査の結果、往復のルーティング経路が対称であるマスタノードとの間の時刻オフセットを補正して互いの時刻を同期させる時刻同期手段と
を備えていることを特徴とするノード。
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