JP2009065072A - 光源装置、光源装置の製造方法、照明装置、モニタ装置及び画像表示装置 - Google Patents
光源装置、光源装置の製造方法、照明装置、モニタ装置及び画像表示装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】外部共振器の回転角の変化を低減でき、高い効率でのレーザ光の射出を継続可能な光源装置、その光源装置の製造方法、その光源装置を用いた照明装置、モニタ装置、及び画像表示装置を提供すること。
【解決手段】光を射出する光源部と、光源部により射出された光を共振させる外部共振器である体積ホログラム18と、第1軸を中心とする外部共振器の第1軸回転角を調整するための第1調整軸と、第1軸に略直交する軸である第2軸を中心とする外部共振器の第2軸回転角を調整するための第2調整軸とを備え、第1軸回転角及び第2軸回転角が調整された状態で外部共振器を固定する外部共振器固定部である第1固定部材21及び第2固定部材22と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】光を射出する光源部と、光源部により射出された光を共振させる外部共振器である体積ホログラム18と、第1軸を中心とする外部共振器の第1軸回転角を調整するための第1調整軸と、第1軸に略直交する軸である第2軸を中心とする外部共振器の第2軸回転角を調整するための第2調整軸とを備え、第1軸回転角及び第2軸回転角が調整された状態で外部共振器を固定する外部共振器固定部である第1固定部材21及び第2固定部材22と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、光源装置、光源装置の製造方法、照明装置、モニタ装置及び画像表示装置、特に、外部共振器を有する光源装置の技術に関する。
近年、画像表示装置の光源装置として、レーザ光源を用いる技術が提案されている。レーザ光源は、高出力化及び多色化に伴い、画像表示装置の光源として開発されている。光源として従来用いられているUHPランプと比較すると、レーザ光源は、高い色再現性、瞬時点灯が可能、長寿命等の利点がある。レーザ光源は、光を共振させる外部共振器を用いることで、レーザ光の波長を狭帯域化でき、またレーザ光の高出力化が可能となる。外部共振器を有する光源装置の技術は、例えば、特許文献1に提案されている。特許文献1の技術では、外部共振器として狭帯域反射フィルタが用いられている。
一般に、外部共振器は、接着部材を用いて基板に固定される。外部共振器の反射構造が光線に直交するように外部共振器の回転角を正確に調整することにより、半導体素子のミラー層と外部共振器との間で光を共振させることが可能となる。接着剤を用いて外部共振器を固定する場合、接着剤の層である接着層の厚みを変化させることで外部共振器の回転角が調整される。接着層の厚みが異なる場合、温度変化による接着層の伸縮量も異なることとなる。部分ごとに接着層の伸縮量が異なると、外部共振器の回転角が変化することとなるため、レーザ発振の効率を低下させることとなる。このように、従来の技術によると、外部共振器の回転角が変化し、レーザ発振の効率が低下する場合があるという問題を生じる。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、外部共振器の回転角の変化を低減でき、高い効率でのレーザ光の射出を継続可能な光源装置、その光源装置の製造方法、その光源装置を用いた照明装置、モニタ装置、及び画像表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光源装置は、光を射出する光源部と、光源部により射出された光を共振させる外部共振器と、第1軸を中心とする外部共振器の第1軸回転角を調整するための第1調整軸と、第1軸に略直交する軸である第2軸を中心とする外部共振器の第2軸回転角を調整するための第2調整軸とを備え、第1軸回転角及び第2軸回転角が調整された状態で外部共振器を固定する外部共振器固定部と、を有することを特徴とする。
光源装置の製造工程において、第1調整軸及び第2調整軸を利用することにより、外部共振器の第1軸回転角及び第2軸回転角を調整することができる。第1調整軸及び第2調整軸を備えた外部共振器固定部を用いることにより、接着層の厚みを変化させることによる外部共振器の回転角調整が不要となる。このため温度変化による外部共振器の回転角の変化を低減できる。外部共振器の回転角の変化を低減させることで、高い効率でのレーザ発振を継続できる。これにより、外部共振器の回転角の変化を低減でき、高い効率でのレーザ光の射出を継続可能な光源装置を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部が配置された基材を有し、外部共振器固定部は、第1調整軸により基材に対して第1軸回転角が調整された第1固定部材と、第2調整軸により第1固定部材に対して第2軸回転角が調整された第2固定部材と、を有することが望ましい。これにより、外部共振器の第1軸回転角及び第2軸回転角を調整できる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1調整軸を受け支える第1軸受け部と、第2調整軸を受け支える第2軸受け部と、のうちの少なくとも一つを有することが望ましい。第1軸受け部を用いることにより、基材に対して第1固定部材の第1軸回転角を調整できる。第2軸受け部を用いることにより、第1固定部材に対して第2固定部材の第2軸回転角を調整できる。
また、本発明の好ましい態様としては、基材に設けられ、第1固定部材を固定する第1固定面と、第1固定部材に設けられ、第2固定部材を固定する第2固定面と、第2固定部材に設けられ、外部共振器を固定する第3固定面と、のうちの少なくとも一つを有することが望ましい。これにより、外部共振器の回転ずれを低減できる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1固定面に第1固定部材を接着する第1接着部材と、第2固定面に第2固定部材を接着する第2接着部材と、第3固定面に外部共振器を接着する第3接着部材と、のうちの少なくとも一つを有することが望ましい。第1接着部材を用いることにより、第1固定面に第1固定部材を固定できる。第2接着部材を用いることにより、第2固定面に第2固定部材を固定できる。第3接着部材を用いることにより、第3固定面に外部共振器を固定できる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1固定部材は、第1固定部材のうち第1固定面に対向する面、及び第1固定面に対向する面とは反対側の面を貫通する第1貫通孔と、第1固定部材のうち第2固定面、及び第2固定面とは反対側の面を貫通する第2貫通孔と、のうちの少なくとも一つを有することが望ましい。第1貫通孔から接着剤を注入することにより、第1固定面への第1固定部材の固定を強固にできる。第2貫通孔から接着剤を注入することにより、第2固定面への第2固定部材の固定を強固にできる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1固定面に第1固定部材を固定する第1ネジ部と、第2固定面に第2固定部材を固定する第2ネジ部と、のうちの少なくとも一つを有することが望ましい。第1ネジ部を用いることにより、第1固定面からの第1固定部材の剥離を抑制できる。第2ネジ部を用いることにより、第2固定面からの第2固定部材の剥離を抑制できる。これにより、光源装置は高い信頼性を確保できる。第1ネジ部、第2ネジ部を用いることにより、接着剤を用いる場合と比較して、固定に要する時間を短縮できる。
また、本発明の好ましい態様としては、第2固定部材は、第1構造体及び第2構造体を有し、第1構造体及び第2構造体は、外部共振器を挟持することが望ましい。これにより、第1固定部材に近い位置に外部共振器を配置可能とし、光源装置を小型にできる。
また、本発明の好ましい態様としては、第2固定面は、第1固定部材のうち第1構造体に対向する面、及び第2構造体に対向する面のいずれか一方であることが望ましい。外部共振器が熱膨張する場合に、第1構造体及び第2構造体のうち第2固定面が設けられた側とは反対側へ外部共振器を伸張させることが可能となる。外部共振器を自由に伸張させることで、外部共振器での応力の発生を低減させることができる。外部共振器の歪みを低減可能とすることで、外部共振器の波長特性の変化、反射率の低下を低減できる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1軸及び第2軸は、いずれも光源部から外部共振器へ入射する光線に略直交することが望ましい。これにより、高い効率でのレーザ発振を可能とするための調整ができる。
また、本発明の好ましい態様としては、外部共振器は、光源部からの光を回折させる体積ホログラムを有することが望ましい。体積ホログラムを用いることにより、外部共振器におけるレーザ光の狭帯域化が可能となる。
さらに、本発明に係る光源装置の製造方法は、光源部からの光を共振させる外部共振器を有する光源装置の製造方法であって、第1調整軸を用いて、第1軸を中心とする外部共振器の第1軸回転角を調整する第1軸回転角調整工程と、第2調整軸を用いて、第1軸に略直交する軸である第2軸を中心とする外部共振器の第2軸回転角を調整する第2軸回転角調整工程と、第1軸回転角及び第2軸回転角が調整された状態で外部共振器を固定する外部共振器固定工程と、を含むことを特徴とする。これにより、外部共振器の回転角の変化を低減でき、高い効率でのレーザ光の射出を継続できる。
さらに、本発明に係る照明装置は、上記の光源装置を有し、光源装置からの光を用いて被照射物を照明することを特徴とする。上記の光源装置を用いることにより、高い効率でレーザ光を射出できる。これにより、高い効率で被照射物を照明可能な照明装置を得られる。
さらに、本発明に係るモニタ装置は、上記の照明装置と、照明装置により照明された被写体を撮像する撮像部と、を有することを特徴とする。上記の照明装置を用いることにより、高い効率で被照射物を照明できる。これにより、高い効率で供給された光を用いて明るい像をモニタすることが可能なモニタ装置を得られる。
さらに、本発明に係る画像表示装置は、上記の光源装置を有し、光源装置からの光を用いて画像を表示することを特徴とする。上記の光源装置を用いることにより、高い効率でレーザ光を射出できる。これにより、高い効率で供給された光を用いて明るい画像を表示することが可能な画像表示装置を得られる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る光源装置10の斜視構成を示す。図2は、光源装置10から光学プリズム14を取り除いた構成を示す。光学プリズム14、第二高調波発生(Second−Harmonic Generation;SHG)素子16、及び体積ホログラム18は、Z軸方向へ並列している。Y軸は、Z軸に垂直な軸である第1軸である。X軸は、Z軸及びY軸に垂直な軸である第2軸である。半導体素子11は、複数の基本波光を射出する光源部である。半導体素子11は、例えば、面発光型のアレイ光源である。基本波光は、例えば赤外光である。第1波長は、例えば1064nmである。半導体素子11は、サブマウント12上にマウントされている。サブマウント12は、半導体素子11で発生した熱を放散させる放熱基板である。
光学プリズム14は、半導体素子11からの光が入射する位置に設けられている。光学プリズム14は、半導体素子11を挟んで設けられた2つのプリズム支持部13上に配置されている。光学プリズム14は、直角三角形の側面を備える。光学プリズム14は、かかる直角三角形を二等分する2つの三角プリズムを貼り合わせて構成されている。2つの三角プリズムの間には、ダイクロイック膜15が挟持されている。ダイクロイック膜15は、第1波長の光を透過させ、第1波長とは異なる波長である第2波長の光を反射する。
SHG素子16は、SHG素子支持部17上に配置されている。SHG素子16は、半導体素子11からの第1波長の基本波光を波長変換し、第2波長の高調波光を射出する波長変換素子である。高調波光は、例えば可視光である。第2波長は、第1波長の半分の波長であって、例えば532nmである。SHG素子16は、直方体形状をなしている。
SHG素子16としては、例えば、非線形光学結晶を用いることができる。非線形光学結晶としては、例えば、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)の分極反転結晶(Periodically Poled Lithium Niobate;PPLN)を用いることができる。SHG素子16は、基本波光の第1波長に対応するピッチの分極反転構造を有する。SHG素子16を用いることで、容易に入手可能な汎用の光源を用いて、所望の波長かつ十分な光量のレーザ光を供給することが可能となる。
体積ホログラム18は、半導体素子11との間において、半導体素子11からの光を共振させる外部共振器である。体積ホログラム18は、第1波長の光を選択的に反射し、第1波長とは異なる波長(第2波長を含む)の光を透過させる。体積ホログラム18としては、例えば、VHG(Volume Holographic Grating)を用いることができる。VHGは、LiNbO3、BGO等のフォトリフラクティブ結晶、ポリマー等を用いて形成できる。体積ホログラム18には、二方向から入射させた入射光によって生じた干渉縞が記録されている。干渉縞は、高屈折率部分と低屈折率部分とが周期的に配列された周期構造として記録される。体積ホログラム18は、干渉縞とブラッグ条件が適合する光のみを、回折により選択的に反射する。体積ホログラム18は、第2固定部材22に嵌め込まれている。半導体素子11から体積ホログラム18へ入射する光線は、Z軸に略平行である。第1軸であるY軸、第2軸であるX軸は、いずれも半導体素子11から体積ホログラム18へ入射する光線に略直交する。
基材20は、板状部材に段差部23が設けられたものである。段差部23は、基材20のうち段差部23以外の部分と比較してY軸方向の高さが低くなるように形成された部分である。段差部23のうちXZ面に略平行な面は、第1固定部材21を固定する第1固定面31である。第1軸であるY軸は、第1固定面31に略垂直である。半導体素子11、プリズム支持部13、SHG素子支持部17は、基材20のうち段差部23以外の部分に配置されている。プリズム支持部13は、基材20上にて光学プリズム14を支持する板状部材である。光学プリズム14は、プリズム支持部13によって位置決めされている。SHG素子支持部17は、基材20上にてSHG素子16を支持する板状部材である。SHG素子16は、SHG素子支持部17によって位置決めされている。
第1固定部材21は、基材20のうち第1固定面31に配置されている。第2固定部材22は、第1固定部材21に配置されている。第2固定部材22は、円柱形状の第2凸部25を有する。第1固定部材21及び第2固定部材22は、体積ホログラム18を固定する外部共振器固定部である。基材20、第1固定部材21、及び第2固定部材22は、いずれの材料を用いて構成することとしても良く、例えば、金属材料を用いて構成することができる。
図3は、光源装置10のYZ断面構成を示す。半導体素子11は、X軸方向へ並列された複数の基本波光を、Y軸方向へ射出する。半導体素子11からの光は、光学プリズム14へ入射する。光学プリズム14へ入射した光は、光学プリズム14の界面で反射し、Z軸方向へ光路が折り曲げられた後、ダイクロイック膜15へ入射する。ダイクロイック膜15へ入射した基本波光は、ダイクロイック膜15を透過した後、光学プリズム14から射出する。光学プリズム14からの光は、SHG素子16へ入射する。
光学プリズム14からSHG素子16へ基本波光を入射させることにより生じた高調波光は、体積ホログラム18を透過する。体積ホログラム18を透過した高調波光は、光源装置10外へ射出する。光学プリズム14からSHG素子16を透過した基本波光は、体積ホログラム18で反射する。体積ホログラム18で反射した光は、SHG素子16へ入射する。
体積ホログラム18から基本波光を入射させることによりSHG素子16で生じた高調波光は、光学プリズム14内のダイクロイック膜15で反射し、Y軸方向へ光路が折り曲げられる。ダイクロイック膜15で反射した光は、光学プリズム14の界面での反射によりさらにZ軸方向へ光路が折り曲げられ、光学プリズム14から射出する。光学プリズム14から射出した光は、SHG素子16の近傍及び体積ホログラム18の近傍を通過する。SHG素子16の近傍及び体積ホログラム18の近傍を通過した光は、体積ホログラム18を透過した光と同様に、光源装置10外へ射出する。
体積ホログラム18側からSHG素子16を透過した基本波光は、光学プリズム14内のダイクロイック膜15を透過する。ダイクロイック膜15を透過した光は、光学プリズム14の界面で反射し、半導体素子11の方向へ進行する。光学プリズム14から半導体素子11へ入射した光は、半導体素子11に設けられたミラー層(不図示)で反射する。半導体素子11のミラー層、及び体積ホログラム18により反射された光は、半導体素子11から新たに射出する基本波光と共振して増幅される。光学プリズム14を用いることで、体積ホログラム18からSHG素子16へ基本波光を入射させることにより生じた高調波光を光源装置10外へ進行させ、かつSHG素子16を透過した基本波光を半導体素子11の方向へ進行させることができる。これにより、波長変換効率を向上させることができる。なお、光源部は、複数の光を射出する半導体素子11である場合に限られず、1つの光を射出する半導体素子であっても良い。
図4は、基材20、第1固定部材21、第2固定部材22、及び体積ホログラム18を展開して示したものである。第1固定部材21は、XZ面に略平行な1つの板状部材と、YZ面に略平行な2つの板状部材とを組み合わせた形状をなしている。第1凸部27は、第1固定部材21のうち、XZ面に略平行に形成された部分の底面35に設けられている。第1凸部27は、円柱形状をなしている。第1凸部27は、第1軸であるY軸に略平行に形成されている。第1凸部27は、第1軸を中心とする体積ホログラム18の第1軸回転角を調整するための第1調整軸として機能する。第1軸回転角は、第1軸を中心とする回転角である。
第2固定部材22は、第1固定部材21と同様に、XZ面に略平行な1つの板状部材と、YZ面に略平行な2つの板状部材とを組み合わせた形状をなしている。2つの第2凸部25は、第2固定部材22のうちYZ面に略平行に形成された部分の側面36にそれぞれ設けられている。2つの第2凸部25は、第2軸であるX軸に略平行に形成されている。2つの第2凸部25は、第2軸を中心とする体積ホログラム18の第2軸回転角を調整するための第2調整軸として機能する。第2軸回転角は、第2軸を中心とする回転角である。
第1凹部26は、基材20のうち第1固定面31に設けられている。第1凹部26は、第1固定部材21の第1凸部27を挿入可能に形成された円形状の穴である。第1凹部26は、第1調整軸である第1凸部27を受け支える第1軸受け部として機能する。第1固定部材21は、第1凹部26へ第1凸部27を挿入することにより、基材20上に設置される。第1固定部材21は、第1凸部27により基材20に対して第1軸回転角が調整されている。
2つの第2凹部28は、第1固定部材21のうちXZ面に略平行な両端部にそれぞれ設けられている。第2凹部28は、第2固定部材22の第2凸部25の一部を嵌め込み可能に形成された半円に近い形状の窪みである。2つの第2凹部28は、第2調整軸である第2凸部25を受け支える第2軸受け部として機能する。第2固定部材22は、第2凹部28に第2凸部25を載せることにより、第1固定部材21に設置される。第2固定部材22は、第2凸部25により第1固定部材21に対して第2軸回転角が調整されている。
第1固定面31は、第1固定部材21の底面35に略平行に形成されている。これにより、第1固定面31及び底面35の間をできるだけ狭くすることができる。第2固定面32は、第1固定部材21のうちYZ面に略平行、かつ第2固定部材22に対向する面である。第2固定面32は、第2固定部材22を固定する。第2固定面32は、第2固定部材22の側面36に略平行に形成されている。これにより、第2固定面32及び側面36の間をできるだけ狭くすることができる。第3固定面33は、第2固定部材22のうちYZ面に略平行、かつ体積ホログラム18に対向する面である。第3固定面33は、体積ホログラム18を固定する。第3固定面33は、体積ホログラム18のうちSHG素子16からの光が入射する入射面、及び高調波光が射出する射出面に隣接する側面37に略平行に形成されている。これにより、第3固定面33及び側面37の間をできるだけ狭くすることができる。
次に、光源装置10の製造工程のうち体積ホログラム18を固定するまでの手順を説明する。まず、基材20、第1固定部材21、第2固定部材22、及び体積ホログラム18を互いに組み合わせることで、体積ホログラム18を仮設置する。X軸方向、Y軸方向、Z軸方向についての体積ホログラム18の位置決めは、基材20、第1固定部材21、第2固定部材22、及び体積ホログラム18を組み合わせることによりなされる。
基材20、第1固定部材21、第2固定部材22、及び体積ホログラム18を組み合わせた後、第1軸回転角調整工程において、第1軸を中心とする体積ホログラム18の第1軸回転角を調整する。体積ホログラム18の第1軸回転角の調整は、基材20に対して、第1凸部27を中心として第1固定部材21を回転させることにより行う。基材20へ第1固定部材21を固定するまで、第1凸部27は、第1凹部26内で自由に回転できる。第1固定部材21は、第1凸部27及び第1凹部26を用いることにより、基材20に対して第1凸部27を中心とする第1軸回転角を調整できる。また、第2軸回転角調整工程において、第2軸を中心とする体積ホログラム18の第2軸回転角を調整する。体積ホログラム18の第2軸回転角の調整は、第1固定部材21に対して、第2凸部25を中心として第2固定部材22を回転させることにより行う。第1固定部材21へ第2固定部材22を固定するまで、第2凸部25は、第2凹部28上で自由に回転できる。第2固定部材22は、第2凸部25及び第2凹部28を用いることにより、第1固定部材21に対して第2凸部25を中心とする第2軸回転角を調整できる。
体積ホログラム18の第1軸回転角及び第2軸回転角は、半導体素子11からの光線に対して体積ホログラム18の干渉縞が垂直となるように調整される。体積ホログラム18の第1軸回転角及び第2軸回転角の調整は、例えば、調整用の光を体積ホログラム18へ入射し、体積ホログラム18から射出される光の強度が最大となる第1軸回転角及び第2軸回転角を見出すことにより行うことができる。第1軸回転角調整工程及び第2軸回転角調整工程は、並行して行うこととしても良い。VHGは、VHGの外形を構成する面に対して干渉縞が必ずしも平行ではなく、比較的大きく傾いている場合が多い。このため、本発明による回転角調整は、特にVHGに対して効果的である。
次に、外部共振器固定工程において、第1軸回転角及び第2軸回転角が調整された状態で体積ホログラム18を固定する。第1固定部材21は、接着剤を用いて第1固定面31及び底面35を接着することにより、基材20に固定される。第2固定部材22は、接着剤を用いて第2固定面32及び側面36を接着することにより、第1固定部材21に固定される。体積ホログラム18は、接着剤を用いて第3固定面33及び側面37を接着することにより、第2固定部材22に固定される。なお、外部共振器固定工程のうち第2固定部材22へ体積ホログラム18を固定する工程は、第1軸回転角調整工程及び第2軸回転角調整工程より前であっても良い。
図5は、第1固定部材21及び第2固定部材22を用いた体積ホログラム18の固定について説明するものである。各部材を接着する接着剤としては、例えば、紫外線硬化型接着剤や熱硬化型接着剤を用いることができる。紫外線硬化型接着剤や熱硬化型接着剤を用いる場合、接着剤を注入し、体積ホログラム18の第1軸回転角及び第2軸回転角を調整した後、接着剤を硬化させることができる。これにより、第1軸回転角及び第2軸回転角が調整された状態で体積ホログラム18を固定することができる。
第1固定面31及び底面35の接触部41には、第1固定面31に第1固定部材21を接着する第1接着部材が形成される。第1接着部材は、第1固定面31及び底面35を接着する接着剤を硬化させたものである。第2固定面32及び側面36の接触部42には、第2固定面32に第2固定部材22を接着する第2接着部材が形成される。第2接着部材は、第2固定面32及び側面36を接着する接着剤を硬化させたものである。第3固定面33及び側面37の接触部43には、第3固定面33に体積ホログラム18を接着する第3接着部材が形成される。第3接着部材は、第3固定面33及び側面37を接着する接着剤を硬化させたものである。なお、図中、接触部41、42、43は、太線により表している。
第1接着部材により第1固定面31に第1固定部材21を固定することで、第1固定部材21の第1軸回転角が固定される。第1固定面31は、第1凸部27を中心とする回転方向以外の方向についても、第1固定部材21の回転ずれを低減させる役目を果たす。第2接着部材により第2固定面32に第2固定部材22を固定することで、第2固定部材22の第2軸回転角が固定される。第2固定面32は、第2凸部25を中心とする回転方向以外の方向についても、第2固定部材22の回転ずれを低減させる役目を果たす。さらに、第3固定面33は、各方向における体積ホログラム18の回転ずれを低減させる役目を果たす。以上により、第1軸回転角及び第2軸回転角が正確に調整された状態で体積ホログラム18を固定することができる。
本発明の光源装置10は、第1固定部材21及び第2固定部材22を用いることにより、接着層の厚みを変化させることによる体積ホログラム18の回転角調整が不要となる。接触部41、42、43に接着層を形成する場合であっても、接着層を略均一な厚みとすることが可能である。接着層が略均一な厚みであれば、温度変化による接着層の伸縮量も略均一となる。このため温度変化による体積ホログラム18の回転角の変化を低減できる。体積ホログラム18の回転角の変化を低減させることで、高い効率でのレーザ発振を継続できる。これにより、外部共振器の回転角の変化を低減でき、高い効率でのレーザ光の射出を継続できるという効果を奏する。
なお、外部共振器固定部は、第1固定部材21に第1調整軸、基材20に第1軸受け部をそれぞれ設ける構成に限られず、基材20に第1調整軸、第1固定部材21に第1軸受け部をそれぞれ設ける構成であっても良い。また、外部共振器固定部は、第2固定部材22に第2調整軸、第1固定部材21に第2軸受け部をそれぞれ設ける構成に限られず、第1固定部材21に第2調整軸、第2固定部材22に第2軸受け部をそれぞれ設ける構成であっても良い。
第1軸、第2軸は、それぞれY軸、X軸とする場合に限られず、適宜設定することができる。基材20、第1固定部材21、及び第2固定部材22の形状は、体積ホログラム18の第1回転角及び第2回転角を調整可能であれば良く、適宜変形しても良い。例えば、基材20に段差部23を設けず、基材20のうち半導体素子11等が配置された面上に第1固定部材21を配置することとしても良い。外部共振器は、半導体素子11により射出された光を共振させるものであれば良く、体積ホログラム18である場合に限られない。光源装置10は、例えば、半導体レーザ励起固体(Diode Pumped Solid State;DPSS)レーザとしても良い。光源装置10は、必要に応じて、偏光選択用フィルタ、波長選択用フィルタ等の光学素子を設けても良い。
図6は、本実施例の変形例1について説明するものである。本変形例は、第1貫通孔51及び第2貫通孔52が設けられた第1固定部材50を有することを特徴とする。複数の第1貫通孔51は、第1固定部材50のうち、XZ面に略平行に形成された部分に設けられている。第1貫通孔51は、第1固定部材50のうち第1固定面31に対向する面である底面35(図4参照)、及び底面35とは反対側の上面53の間を貫通する。第1貫通孔51は、図示するように体積ホログラム18に対して紙面手前側に設けるのみならず、紙面奥側にも設けられている。
第2貫通孔52は、第1固定部材50のうち、YZ面に略平行に形成された部分に設けられている。第2貫通孔52は、第1固定部材50のうち第2固定面32、及び第2固定面32とは反対側の面である側面54の間を貫通する。第2貫通孔52は、図示するように紙面手前側の第2凸部25の近傍に設けるのみならず、紙面奥側の第2凸部25の近傍にも設けられている。
図7は、第1貫通孔51、及び第1貫通孔51の周辺の部分の断面構成を示す。接着層55は、第1貫通孔51の内部に形成されている。接着層55は、第1固定面31に第1固定部材50を接着する第1接着部材である。接着層55は、紫外線硬化型接着剤を硬化させたものである。第1貫通孔51から接着剤を注入することにより、接触部41の広い範囲において接着剤を行き渡らせることが可能となる。また、接着剤を注入後、第1貫通孔51を通して紫外線を照射させることにより、接触部41及び第1貫通孔51内の広い範囲において接着剤を硬化させることができる。第2貫通孔52についても、第1貫通孔51の場合と同様である。これにより、第1固定面31及び第1固定部材50、第2固定面32及び第2固定部材22の固定を強固にできる。なお、第1貫通孔51及び第2貫通孔52の位置、形状、数は、図示するものに限られず、適宜変更しても良い。
図8は、本実施例の変形例2について説明するものである。本変形例は、接着部材に代えて設けられた第1ネジ部57及び第2ネジ部58を有することを特徴とする。第1ネジ部57は、第1固定面31に第1固定部材50を固定する。複数の第1ネジ部57は、第1固定部材50のうち、XZ面に略平行に形成された部分に設けられている。第1ネジ部57は、底面35とは反対側の上面53から基材20まで貫通させて設けられている。第1ネジ部57は、図示するように体積ホログラム18に対して紙面手前側に設けるのみならず、紙面奥側にも設けられている。第1ネジ部57を用いることにより、第1固定面31からの第1固定部材50の剥離を抑制できる。
第2ネジ部58は、第2固定面32に第2固定部材22を固定する。複数の第2ネジ部58は、第1固定部材50のうち、YZ面に略平行に形成された部分に設けられている。第2ネジ部58は、第2固定面32とは反対側の面である側面54から第2固定部材22まで貫通させて設けられている。第2ネジ部58は、図示するように紙面手前側の第2凸部25の近傍に設けるのみならず、紙面奥側の第2凸部25の近傍にも設けられている。第2ネジ部58を用いることにより、第2固定面32からの第2固定部材22の剥離を抑制できる。第1ネジ部57及び第2ネジ部58により第1固定部材50、第2固定部材22の剥離を抑制可能とすることで、光源装置10は高い信頼性を確保できる。また、第1ネジ部57及び第2ネジ部58を用いることにより、接着剤を用いる場合と比較して、固定に要する時間を短縮できる。
図9は、本実施例の変形例3について説明するものである。本変形例は、第1構造体61及び第2構造体62を有することを特徴とする。第1構造体61及び第2構造体62は、体積ホログラム18を挟持する。第1構造体61及び第2構造体62は、上記の第2固定部材22(図4参照)のうちYZ面に略平行に形成された部分に相当する。第1構造体61及び第2構造体62は、対となって、第2固定部材として機能する。第2凸部25は、第1構造体61の側面36、及び第2構造体62の側面36に設けられている。
第1構造体61及び第2構造体62は、体積ホログラム18のうち側面37付近の部分を嵌め込み可能に形成された嵌合部63を有する。第1構造体61及び第2構造体62は、嵌合部63のうち側面37に対向する第3固定面33(図4参照)を有する。第1固定部材21のうち第1構造体61の側面36に対向する第2固定面32(図4参照)は、第1構造体61を固定する。第1固定部材21のうち第2構造体62の側面36に対向する第2固定面32は、第2構造体62を固定する。本変形例の場合も、体積ホログラム18を固定できる。また、第1構造体61及び第2構造体62を用いることにより、第2固定部材22のうちXZ面に略平行に形成された部分を省略でき、第1固定部材21に近い位置に体積ホログラム18を配置することが可能となる。これにより、光源装置10を小型にできる。
図10は、本実施例の変形例4について説明するものである。本変形例は、第2構造体62及び第1固定部材65の間に間隙66を設けることを特徴とする。第1固定部材65は、第2凸部25を貫通させる軸受け孔67を有する。軸受け孔67は、第2凸部25を受け支える第2軸受け部として機能する。
第1固定部材65のうち第1構造体61の側面36(図9参照)に対向する第2固定面32(図4参照)は、第1構造体61を固定する。これに対して、第1固定部材65のうち第2構造体62の側面36に対向する面に第2構造体62は固定されず、第1固定部材65及び第2構造体62の間に間隙66が設けられている。軸受け孔67に第2凸部25を貫通させることで、間隙66を設けることによる第2構造体62の落下を防止できる。
体積ホログラム18が熱膨張する場合に、間隙66が設けられた側へ体積ホログラム18を伸張させることが可能となる。体積ホログラム18を自由に伸張させることで、体積ホログラム18での応力の発生を低減させることができる。体積ホログラム18の歪みを低減可能とすることで、体積ホログラム18の波長特性の変化、反射率の低下を低減できる。なお、第2固定面32は、第1固定部材65のうち第1構造体61に対向する面、及び第2構造体62に対向する面のいずれか一方であれば良い。
図11は、本発明の実施例2に係るモニタ装置70の概略構成を示す。モニタ装置70は、装置本体71と、光伝送部72とを有する。装置本体71は、上記実施例1の光源装置10(図1参照)を備える。光伝送部72は、2つのライトガイド74、75を有する。光伝送部72のうち被写体(不図示)側の端部には、拡散板76及び結像レンズ77が設けられている。第1ライトガイド74は、光源装置10からの光を被写体へ伝送する。拡散板76は、第1ライトガイド74の射出側に設けられている。第1ライトガイド74内を伝播した光は、拡散板76を透過することにより、被写体側にて拡散する。光源装置10から拡散板76までの光路中の各部は、被写体を照明する照明装置を構成する。
第2ライトガイド75は、被写体からの光をカメラ73へ伝送する。結像レンズ77は、第2ライトガイド75の入射側に設けられている。結像レンズ77は、被写体からの光を第2ライトガイド75の入射面へ集光させる。被写体からの光は、結像レンズ77により第2ライトガイド75へ入射した後、第2ライトガイド75内を伝播してカメラ73へ入射する。
第1ライトガイド74、第2ライトガイド75としては、多数の光ファイバを束ねたものを用いることができる。光ファイバを用いることで、光を遠方へ伝送させることができる。カメラ73は、装置本体71内に設けられている。カメラ73は、光源装置10からの光により照明された被写体を撮像する撮像部である。第2ライトガイド75から入射した光をカメラ73へ入射させることで、カメラ73による被写体の撮像ができる。上記実施例1の光源装置10を用いることにより、高い効率で被照射物を照明できる。これにより、高い効率で供給された光を用いて明るい像をモニタできるという効果を奏する。
図12は、本発明の実施例3に係るプロジェクタ80の概略構成を示す。プロジェクタ80は、スクリーン89に光を供給し、スクリーン89で反射する光を観察することで画像を鑑賞するフロント投写型のプロジェクタである。プロジェクタ80は、赤色(R)光用光源装置81R、緑色(G)光用光源装置81G、青色(B)光用光源装置81Bを有する。各色光用光源装置81R、81G、81Bは、いずれも上記実施例1の光源装置10(図1参照)と同様の構成を有する。プロジェクタ80は、各色光用光源装置81R、81G、81Bからの光を用いて画像を表示する画像表示装置である。
R光用光源装置81Rは、R光を供給する光源装置である。拡散素子82は、照明領域の整形、拡大、照明領域における光量分布の均一化を行う。拡散素子82としては、例えば、回折光学素子である計算機合成ホログラム(Computer Generated Hologram;CGH)を用いることができる。フィールドレンズ83は、R光用光源装置81Rからの光を平行化させ、R光用空間光変調装置84Rへ入射させる。R光用光源装置81R、拡散素子82、及びフィールドレンズ83は、R光用空間光変調装置84Rを照明する照明装置を構成する。R光用空間光変調装置84Rは、照明装置からのR光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。R光用空間光変調装置84Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム85へ入射する。
G光用光源装置81Gは、G光を供給する光源装置である。拡散素子82及びフィールドレンズ83を経た光は、G光用空間光変調装置84Gへ入射する。G光用光源装置81G、拡散素子82、及びフィールドレンズ83は、G光用空間光変調装置84Gを照明する照明装置を構成する。G光用空間光変調装置84Gは、照明装置からのG光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。G光用空間光変調装置84Gで変調されたG光は、クロスダイクロイックプリズム85のうちR光が入射する面とは異なる面へ入射する。
B光用光源装置81Bは、B光を供給する光源装置である。拡散素子82及びフィールドレンズ83を経た光は、B光用空間光変調装置84Bへ入射する。B光用光源装置81B、拡散素子82、及びフィールドレンズ83は、B光用空間光変調装置84Bを照明する照明装置を構成する。B光用空間光変調装置84Bは、照明装置からのB光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。B光用空間光変調装置84Bで変調されたB光は、クロスダイクロイックプリズム85のうちR光が入射する面、及びG光が入射する面とは異なる面へ入射する。透過型液晶表示装置としては、例えば高温ポリシリコンTFT液晶パネル(High Temperature Polysilicon;HTPS)を用いることができる。
クロスダイクロイックプリズム85は、互いに略直交させて配置された2つのダイクロイック膜86、87を有する。第1ダイクロイック膜86は、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第2ダイクロイック膜87は、B光を反射し、R光及びG光を透過させる。クロスダイクロイックプリズム85は、それぞれ異なる方向から入射したR光、G光及びB光を合成し、投写レンズ88の方向へ射出する。投写レンズ88は、クロスダイクロイックプリズム85で合成された光をスクリーン89に向けて投写する。
上記の光源装置10と同様の構成を有する各色光用光源装置81R、81G、81Bを用いることにより、高い効率でレーザ光を射出できる。これにより、高い効率で供給された光を用いて明るい画像を表示することができるという効果を奏する。なお、プロジェクタ80は、R光用光源装置81R、G光用光源装置81G、B光用光源装置81Bがいずれも上記実施例の光源装置10と同様の構成である場合に限られない。例えば、R光用光源装置81Rは、SHG素子を用いず光源部からの基本波光をそのまま射出するものとしても良い。
プロジェクタは、空間光変調装置として透過型液晶表示装置を用いる場合に限られない。空間光変調装置としては、反射型液晶表示装置(Liquid Crystal On Silicon;LCOS)、DMD(Digital Micromirror Device)、GLV(Grating Light Valve)等を用いても良い。プロジェクタは、色光ごとに空間光変調装置を備える構成に限られない。プロジェクタは、一の空間光変調装置により2つ又は3つ以上の色光を変調する構成としても良い。プロジェクタは、空間光変調装置を用いる場合に限られない。プロジェクタは、ガルバノミラー等の走査手段により光源装置からのレーザ光を走査させ、被照射面において画像を表示するレーザスキャン型のプロジェクタであっても良い。プロジェクタは、画像情報を持たせたスライドを用いるスライドプロジェクタであっても良い。プロジェクタは、スクリーンの一方の面に光を供給し、スクリーンの他方の面から射出する光を観察することで画像を鑑賞する、いわゆるリアプロジェクタであっても良い。
本発明の光源装置は、画像表示装置である液晶ディスプレイに適用しても良い。本発明の光源装置と導光板とを組み合わせることにより、液晶パネルを照明する照明装置として用いることができる。この場合も、明るく高品質な画像を表示することができる。本発明の光源装置は、モニタ装置や画像表示装置に適用される場合に限られない。本発明の光源装置は、例えば、レーザ光を用いた露光のための露光装置やレーザ加工装置等の光学系に用いても良い。
以上のように、本発明に係る光源装置は、モニタ装置や画像表示装置に用いる場合に適している。
10 光源装置、11 半導体素子、12 サブマウント、13 プリズム支持部、14 光学プリズム、15 ダイクロイック膜、16 SHG素子、17 SHG素子支持部、18 体積ホログラム、20 基材、21 第1固定部材、22 第2固定部材、23 段差部、25 第2凸部、26 第1凹部、27 第1凸部、28 第2凹部、31 第1固定面、32 第2固定面、33 第3固定面、35 底面、36 側面、37 側面、41、42、43 接触部、50 第1固定部材、51 第1貫通孔、52 第2貫通孔、53 上面、54 側面、55 接着層、57 第1ネジ部、58 第2ネジ部、61 第1構造体、62 第2構造体、63 嵌合部、65 第1固定部材、66 間隙、67 軸受け孔、70 モニタ装置、71 装置本体、72 光伝送部、73 カメラ、74 第1ライトガイド、75 第2ライトガイド、76 拡散板、77 結像レンズ、80 プロジェクタ、81R R光用光源装置、81G G光用光源装置、81B B光用光源装置、82 拡散素子、83 フィールドレンズ、84R R光用空間光変調装置、84G G光用空間光変調装置、84B B光用空間光変調装置、85 クロスダイクロイックプリズム、86 第1ダイクロイック膜、87 第2ダイクロイック膜、88 投写レンズ、89 スクリーン
Claims (15)
- 光を射出する光源部と、
前記光源部により射出された光を共振させる外部共振器と、
第1軸を中心とする前記外部共振器の第1軸回転角を調整するための第1調整軸と、前記第1軸に略直交する軸である第2軸を中心とする前記外部共振器の第2軸回転角を調整するための第2調整軸とを備え、前記第1軸回転角及び前記第2軸回転角が調整された状態で前記外部共振器を固定する外部共振器固定部と、を有することを特徴とする光源装置。 - 前記光源部が配置された基材を有し、
前記外部共振器固定部は、前記第1調整軸により前記基材に対して前記第1軸回転角が調整された第1固定部材と、前記第2調整軸により前記第1固定部材に対して前記第2軸回転角が調整された第2固定部材と、を有することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。 - 前記第1調整軸を受け支える第1軸受け部と、
前記第2調整軸を受け支える第2軸受け部と、のうちの少なくとも一つを有することを特徴とする請求項2に記載の光源装置。 - 前記基材に設けられ、前記第1固定部材を固定する第1固定面と、
前記第1固定部材に設けられ、前記第2固定部材を固定する第2固定面と、
前記第2固定部材に設けられ、前記外部共振器を固定する第3固定面と、のうちの少なくとも一つを有することを特徴とする請求項2又は3に記載の光源装置。 - 前記第1固定面に前記第1固定部材を接着する第1接着部材と、
前記第2固定面に前記第2固定部材を接着する第2接着部材と、
前記第3固定面に前記外部共振器を接着する第3接着部材と、のうちの少なくとも一つを有することを特徴とする請求項4に記載の光源装置。 - 前記第1固定部材は、前記第1固定部材のうち前記第1固定面に対向する面、及び前記第1固定面に対向する面とは反対側の面を貫通する第1貫通孔と、前記第1固定部材のうち前記第2固定面、及び前記第2固定面とは反対側の面を貫通する第2貫通孔と、のうちの少なくとも一つを有することを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
- 前記第1固定面に前記第1固定部材を固定する第1ネジ部と、
前記第2固定面に前記第2固定部材を固定する第2ネジ部と、のうちの少なくとも一つを有することを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の光源装置。 - 前記第2固定部材は、第1構造体及び第2構造体を有し、
前記第1構造体及び前記第2構造体は、前記外部共振器を挟持することを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載の光源装置。 - 前記第2固定面は、前記第1固定部材のうち前記第1構造体に対向する面、及び前記第2構造体に対向する面のいずれか一方であることを特徴とする請求項8に記載の光源装置。
- 前記第1軸及び前記第2軸は、いずれも前記光源部から前記外部共振器へ入射する光線に略直交することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の光源装置。
- 前記外部共振器は、前記光源部からの光を回折させる体積ホログラムを有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の光源装置。
- 光源部からの光を共振させる外部共振器を有する光源装置の製造方法であって、
第1調整軸を用いて、第1軸を中心とする前記外部共振器の第1軸回転角を調整する第1軸回転角調整工程と、
第2調整軸を用いて、前記第1軸に略直交する軸である第2軸を中心とする前記外部共振器の第2軸回転角を調整する第2軸回転角調整工程と、
前記第1軸回転角及び前記第2軸回転角が調整された状態で前記外部共振器を固定する外部共振器固定工程と、を含むことを特徴とする光源装置の製造方法。 - 請求項1〜11のいずれか一項に記載の光源装置を有し、前記光源装置からの光を用いて被照射物を照明することを特徴とする照明装置。
- 請求項13に記載の照明装置と、
前記照明装置により照明された被写体を撮像する撮像部と、を有することを特徴とするモニタ装置。 - 請求項1〜11のいずれか一項に記載の光源装置を有し、前記光源装置からの光を用いて画像を表示することを特徴とする画像表示装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2007233697A JP2009065072A (ja) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | 光源装置、光源装置の製造方法、照明装置、モニタ装置及び画像表示装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2007233697A JP2009065072A (ja) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | 光源装置、光源装置の製造方法、照明装置、モニタ装置及び画像表示装置 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017059661A (ja) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | ウシオ電機株式会社 | 外部共振器型レーザ装置 |
-
2007
- 2007-09-10 JP JP2007233697A patent/JP2009065072A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017059661A (ja) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | ウシオ電機株式会社 | 外部共振器型レーザ装置 |
| US9692206B2 (en) | 2015-09-16 | 2017-06-27 | Ushio Denki Kabushiki Kaisha | External resonator type laser device |
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