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JP2009062860A - エンジン用排気処理装置 - Google Patents

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JP2009062860A
JP2009062860A JP2007230920A JP2007230920A JP2009062860A JP 2009062860 A JP2009062860 A JP 2009062860A JP 2007230920 A JP2007230920 A JP 2007230920A JP 2007230920 A JP2007230920 A JP 2007230920A JP 2009062860 A JP2009062860 A JP 2009062860A
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Kiyoshi Amo
清 天羽
Akira Nishioka
明 西岡
Hiroshi Yokota
比呂志 横田
Teruhiko Murakami
輝彦 村上
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Hitachi High Tech Corp
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Hitachi High Technologies Corp
Hitachi High Tech Corp
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Abstract

【課題】
ディーゼルエンジンから排出されるNOxの低減のために還元剤として尿素を供給する。尿素水噴霧にヒータ熱を効率よく供給し、気化したのちに加水分解促進を図り、生成されたアンモニアガスを脱硝触媒へ供給する排気処理装置を提供することを課題する。
【解決手段】
ヒータ43熱を利用した伝熱管42用いて還元剤である尿素水噴霧35を効率的に気化促進し、アンモニアを生成するために、伝熱管42内に反射部61と開口部62を有した遮蔽部材60を複数段配設し、その下流に加水分解触媒44を配設する。ここで、伝熱管42内壁面温度と遮蔽部材60温度は、尿素水噴霧35が滴状気化する膜沸騰温度以上とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、排気処理装置に係り、特に還元剤として尿素水を用い、排気中の窒素酸化物を効率良く除去するための排気処理装置において、発熱体であるヒータ熱によって、尿素水を効率よく気化促進させる技術に関する。
ディーゼルエンジン等の排気に含まれる窒素酸化物(以下、NOxという)を除去する方法として、排気が流通する煙道内に、NOxを選択的に還元剤と反応させる選択還元触媒を配置し、この上流側の排気中に還元剤(例えば炭化水素,アンモニアまたはその前駆体)を添加し、還元剤を選択還元触媒上でNOxと還元反応させて、NOxの排出濃度を低減させる技術が知られている。
この選択還元型触媒を用いるNOx低減手法をSCR(Selective Catalytic Reduction)と呼び、還元剤として尿素を用いるものを尿素SCRと呼ぶ。
この尿素SCRを車両に適用する例として、噴射ノズルから煙道内へ尿素水を噴射するとともに、排気熱を利用して尿素を加水分解し、生成されたアンモニアを用いて、NOxを低減する技術が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
この場合、例えば、尿素水をタンクに貯蔵しておき、タンクから供給された尿素水と車両側から供給される圧縮空気とを混合室内で混合し、これを煙道内の噴射ノズルから排気中に噴射する。ここで、尿素水量は、電磁弁の駆動パルス幅を制御して調整し、圧縮空気量は電子制御により調圧する。
また、エンジンの排気煙道と排気煙道中に設けられた脱硝触媒反応器と、尿素水を噴射して供給する噴射弁とを備えた排気処理装置であって、排気ガスの分流手段を設け、分流した排気ガス中に尿素水を噴射する第1の噴射弁を有し、第1の噴射弁から噴射された尿素水を加熱して尿素蒸気とする気化器を配設するとともに、気化器の下流側に尿素水を噴射する第2の噴射弁を設置した構成のものがある。これは、比較的低い排気温度時には、第1の噴射弁から噴射した尿素水噴霧から生成された尿素蒸気を排気煙道に供給し、高い排気温度のときに第2の噴射弁から噴射した尿素水噴霧を排気煙道に供給するエンジン用排気処理装置である(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−170013号公報 自動車技術Vol.57,No.9(2003)pp.94〜99
上述のようなSCR装置では、エンジンから排出されるNOxに見合った所定量の尿素水を脱硝触媒へほぼ均一に添加させ、速やかに加水分解させアンモニアを生成し、脱硝触媒上でNOxと反応できるようにすることが求められる。また、より効率的にNOx低減を行うためには、尿素水を脱硝触媒に到達する前にアンモニア化し、アンモニアを脱硝触媒にほぼ均一に分散させることが好ましい。
例えば、非特許文献1においては、圧縮空気と混合された尿素水は、煙道内に延在させて設けられた配管の先端の噴射ノズルを脱硝触媒上流側の煙道内中心部付近に配設することによって、脱硝触媒への尿素水の分散性を向上している。ここで、噴射された噴霧は、排気熱を利用して尿素水を加水分解させ、これにより生じるアンモニアによって、NOxを低減している。これは、高排気温度のときは、NOx低減に関して、効果的であると言えるが、低排気温度の場合は、煙道内に噴射された尿素水の排気熱による加水分解が促進できないために、良好なNOx低減効果は望めないと懸念される。
また、特許文献1においては、低排気温度のときに第1の噴射弁から噴射した尿素水噴霧を気化器にて尿素蒸気を生成した後に排気煙道内に供給し、高排気温度のときに第2の噴射弁から噴射した尿素水噴霧を排気煙道内に直接供給するものである。これは、エンジンの低排気温度から高排気温度までのエンジンの全運転領域において、高い脱硝性能を得ることが可能である。気化器は、伝熱管とヒータで構成され、尿素水の気化促進のために伝熱管内に流入させた排気に旋回流を形成させた旋回流れ中に第1の噴射弁から噴射された尿素水噴霧を供給させている。これによって、尿素水噴霧中の尿素水液滴を伝熱管内壁面へ誘導し、伝熱管内壁面上に液滴を接触する時間を確保し気化促進を図っている。
しかし、第1の噴射弁から噴射される尿素水噴霧中の噴霧粒径には分布がある。分布を持った噴霧液滴は、微小液滴から粗大液滴まで存在するために、すべての噴霧液滴が伝熱管内を流れる旋回流に同伴して、伝熱管内壁面に接触して気化促進されるとは限らない。すなわち、第1の噴射弁から所定圧力にて噴射された噴霧中のたとえば粗大液滴(質量の重い液滴)は、所定流速にて噴射された場合に、前記旋回流に同伴せずに、噴射方向下流側にほぼ直線的に噴射され、伝熱管内壁面へ接触することなく気化器を通過することが懸念される。気化器の伝熱管内壁面に接触せずに伝熱管下流側の各通路内に直接到達した尿素水噴霧液滴は、各通路内で尿素析出することが懸念される。各通路内に尿素が析出した場合は、NOx低減のためにエンジンから排出されたNOx排出量に見合った所定量の還元剤である尿素水噴霧が脱硝触媒へ効率的に供給することを妨げる。これは、結果的に尿素水の無駄につながる。また、上記技術で尿素水噴霧を完全に気化させよとした場合、伝熱管内での液滴の滞留時間を拡大する必要があるために、比較的大型な伝熱管が必要となることが懸念される。
本発明の目的は、エンジンの低排気温度から高排気温度を含む全運転領域にて、煙道内へ噴射供給される尿素水を効率よく加水分解させ、アンモニアを生成したのちに脱硝触媒へ供給することによって、高いNOx低減率(脱硝率)を確保する排気処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は主として次のような構成および動作を採用した。
排気を排気煙道に設けられた脱硝触媒反応器に導入し、脱硝触媒の存在下で窒素酸化物を還元する排気処理装置であり、前記脱硝触媒の上流側に噴射弁を有し、前記噴射弁から噴射された尿素水を気化するためのヒータ付設の気化器を有し、前記気化器は、伝熱管外周部にヒータが配設されて構成され、伝熱管内には尿素水と排気ガスが通過し、前記気化器で気化した尿素水を煙道内に供給する排気処理装置において、前記伝熱管内に複数段の遮蔽部材を配設する。前記遮蔽部材は、伝熱管軸流方向垂直断面の通路断面積を縮小と拡大させる反射部と開口部を有する。また、伝熱管内に噴射された噴霧液滴を伝熱管内壁面上に誘導し、衝突させる反射部を有する。
さらに、遮蔽部材の表面温度を、噴霧液滴が衝突した際に、液滴を保持しながら気化する膜沸騰温度以上とする。ここで、反射部に衝突した噴霧は、反射部面で膜沸騰しながら気化促進するとともに、伝熱管内壁面上に噴霧を反射する機能を有している。
さらに、遮蔽部材の開口部および反射部は、伝熱管軸流方向垂直断面に対して所定角度傾斜して配設し、前記各遮蔽部材が伝熱管軸流方向の隣り合う遮蔽部材の開口部および反射部が前記伝熱管軸流方向で同一軸と一致しないように異なった位置に配設する。
さらに、前記各遮蔽部材は、伝熱管内壁面との接触面積を拡大するために伝熱管軸流方向に所定長さを有する平行部を有する。
さらに、遮蔽部材群の下流側の伝熱管内、またはその下流側に金属製の母材に触媒を担持した加水分解触媒を配設する。
本発明によれば、低排気温度時に気化器である伝熱管内を通過する尿素水噴霧液滴に効率的にヒータ熱および排気熱を供給することができ、尿素水噴霧の気化促進が図れる。よって、伝熱管内もしくはその下流に配設された加水分解触媒に尿素水蒸気を供給できるために、加水分解反応を促進できアンモニアを効率的に生成できる。さらに、生成されたアンモニアを脱硝触媒へ供給するため、低排気温度時において高い脱硝性能を確保することができる。よって、エンジンの低排気温度から高排気温度の全運転領域において高い脱硝率を確保できる。
本発明では、エンジンの低排気温度から高排気温度を含む全運転領域にて、煙道内へ噴射供給される尿素水を効率よく加水分解させ、アンモニアを生成したのちに脱硝触媒へ供給することによって、高いNOx低減率(脱硝率)を確保する排気処理装置を提供することを目的としている。そのためには、低排気温度時の効率的なNOx低減率の確保が重要である。低排気温度時の効率的なNOx低減率の確保には、還元剤である尿素水を煙道内内壁等へ尿素を析出させないこと、そして、加水分解反応によってアンモニアガスとした後に脱硝触媒へ供給することが重要である。
そのために、伝熱管内に供給される尿素水噴霧を効率的に気化促進し、伝熱管外へ煙道内の内壁等に尿素析出の原因となる尿素液滴を流出させないこと、そして、伝熱管内または、その下流に配設した加水分解触媒によって、尿素水噴霧および尿素蒸気を効率的に加水分解反応を促進させ、アンモニアガスとして、煙道内および脱硝触媒へ供給することを課題とする。
上記課題を解決することによって、尿素水噴霧液滴が伝熱管外へ流出することを抑制できる。また、煙道内内壁等への尿素析出を抑制できる。また、尿素水噴霧を気化させたのちに加水分解触媒を通過させることにより、加水分解反応の促進を図ることができ、効率的にアンモニアの生成が可能となる。よって、生成されたアンモニアを脱硝触媒へ供給が可能となり、NOxの高い脱硝性能を実現できる排気処理装置を提供することが可能となる。
具体的には、本発明によれば、伝熱管内に反射部と開口部と平行部を有する遮蔽部材を複数段配設し、遮蔽部材の表面温を噴霧液滴が衝突した際に、液滴を保持しながら気化する膜沸騰温度以上としたことを特徴とした気化器を有する排気処理装置であり、伝熱管内に噴射弁から噴射された尿素水噴霧を噴射することによって、下記に記載する効果が得られる。
(1)噴射弁から伝熱管内に噴射された噴霧液滴が、噴霧の膜沸騰温度以上に加熱された各段の遮蔽部材の反射部に衝突することによって、反射部面上で噴霧が液滴状で膜沸騰しながら気化促進を図ると同時に、反射して積極的に加熱面である伝熱管内壁面へ噴霧液滴を衝突させることが可能となり、伝熱面から液滴への熱の伝達を促進でき、液滴の気化促進が図れる。したがって、伝熱管内への尿素析出を抑制しながら、気化促進ができる。さらに、遮蔽部材を配設しない平滑管の伝熱管内の軸流方向に向かって噴霧を噴射した場合と比べて、噴霧液滴が完全に気化するまでの気化時間を大幅に短縮でき、伝熱管の小型化(伝熱管長の短縮)が実現できる。
(2)伝熱管内に遮蔽部材を複数段配設することにより、各遮蔽部材の反射部と開口部で形成される開口面積が伝熱管のみの場合の軸流方向垂直断面積と比べて、各遮蔽部材の段数に応じて、流れの縮流と拡大を繰り返す。また、伝熱管軸流方向に配設された複数段の遮蔽部材において、隣り合う遮蔽部材の反射部および開口部の取り付け位置を同一軸上で一致しないように異なった位置に配設する。これらによって、伝熱管内に遮蔽部材が配設されない場合に比べて、遮蔽部材を配設した場合は、伝熱管内を通過する排気流速に変化を与えることが実現できるとともに、旋回流れを形成できるために、伝熱管内を流れる排気流れに乱れ(乱流)を生じさせることが実現でき、伝熱管内で気化する液滴の蒸発層を薄く出来るために排気と液滴との熱伝達が促進でき液滴の気化促進が図られる。
(3)さらに、伝熱管内に遮蔽部材を配設する段数により、伝熱管内での排気流れおよび噴霧液滴流れの旋回流れ(回数)のコントロールが実現できる。よって、伝熱管内での旋回流れによる伝熱管内を通過する液滴の流跡(軌跡)長さを拡大できる。たとえば、同じ長さの伝熱管内において、遮蔽部材を複数段配設することにより液滴の流跡(軌跡)長さを拡大できるために、伝熱管内壁面および排気からの熱を噴霧液滴へ授受する時間が確保でき、気化促進が図れる。さらに、伝熱管の小型化(伝熱管長の短縮)が実現できる。
(4)伝熱管内に遮蔽部材を複数段配設することによって、伝熱管内に遮蔽部材の反射部を突出すことを実現できるために、反射部が放熱フィンとなり、伝熱管内を流れる排気を昇温することが可能となり、排気による噴霧液滴気化促進が図れる。さらに、排気の昇温により遮蔽部材下流に配設された金属製の母材に触媒を担持した加水分解触媒を早期に活性化温度まで昇温できる。
(5)また、遮蔽部材の反射部に噴霧液滴を衝突させることによって、伝熱管内壁面の加熱面もしくは反射部に衝突しない噴霧液滴を激減できるために、噴霧中のたとえば粗大液滴を伝熱管外へ流出することを抑制できる。
以下、本発明の実施例を説明する。
本発明の実施形態に係る排気処理装置について、図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る排気処理装置の全体構成とその周辺構成を示す図であり、図2は、図1中に示した排気処理装置のA部に示す尿素添加装置70の外観斜視図を示す。図3(a),(b)は、それぞれ図2中に示した尿素添加装置70の外観斜視図のB方向およびC方向矢視図である。図4は、図3(b)中に示す尿添加装置70のE−E断面図である。図5は、図3(a)中に示す尿素添加装置70のD−D断面図である。図6は、図5中に示す尿素添加装置70のF部拡大図と伝熱管内を流れる分流排気14の代表的な流れの流線55を示す。図7(a),(b),(c)は、ぞれぞれ、尿素添加装置70の伝熱管42内に配設される遮蔽部材60、遮蔽部材60が4段組み合わせた場合の遮蔽部材60の組図、伝熱管旋回翼30の各斜視図を示す。また、図8は、本発明の尿素添加装置70を適用した場合の液滴蒸発時間の短縮した効果を示す図である。図11は、尿素水質量濃度に対する加熱板上での尿素水噴霧液滴の沸騰形態を検討した結果を示す。
図1に図示のごとく、本実施形態の排気処理装置は、例えば、ディーゼルエンジン1から排出された排気12が流れる煙道内に還元剤となる尿素水を供給するための尿素添加装置70と、その上流に配設され、黒煙粒子等の微粒子を除去するための微粒子除去装置DPF(Diesel Particulate Filter)17と、尿素添加装置70の下流側に配設され、排気中のNOxを処理するための脱硝触媒(SCR:Selective Catalytic Reduction:選択還元型NOx触媒)18を備えて構成される。
脱硝触媒18は、還元剤である尿素水およびその蒸気や加水分解触媒反応により生成されたアンモニアによって、排気12中のNOxの還元反応を促進させNOxの外気への排出量を低減する機能を備えた触媒である。なお、脱硝触媒18の下流側には、図示しない煙道およびマフラー等が配設され、外気へと連通している。
図1から図6に図示のごとく、尿素添加装置70には、その内部に形成された煙道10内に尿素水4を供給するメイン噴射弁26と、サブ噴射弁27が2つ配設されている。メイン噴射弁26は、煙道10内に尿素水4を噴射する際に用いられ、サブ噴射弁27は、後述する分流させた分流排気14が通過する伝熱管42内へ尿素水4を噴射する際に用いられる。
メイン噴射弁26から噴射される噴霧34は、煙道10内に形成された比較的広い空間36に噴射される。
また、尿素添加装置70の煙道10内には、空間36の下流側において、通路断面積が一旦縮小された絞り20が形成されている。この絞り20部には、排気13流れに旋回流を生じさせるための主流旋回翼19が配設されている。また、絞り20部の空間と、その上流側の煙道10内の空間36は、バイパスされた通路である分流通路41で連通されている。この分流通路41の他端は、絞り20部の上流側にて煙道10内を流れる軸流方向に沿った排気13の流れに対して対向するように分流通路入口40が開口している。分流通路入口40は、分流通路41を介して、その下流側に配設された旋回室33と連通している。旋回室33内には、伝熱管旋回翼30が配設されている。伝熱管旋回翼30の下流側には、伝熱管42が配設され、伝熱管42内部には、遮蔽部材60が複数段(本実施例の場合は、4段)配設している。
なお、遮蔽部材60は、伝熱管42軸流方向垂直断面の通路断面積を縮小と拡大させる反射部61と開口部62を有する。また、伝熱管42内に噴射された噴霧液滴を伝熱管内壁面上へ誘導し、衝突させる反射部61を有する。さらに、遮蔽部材60の反射部61および開口部62は、伝熱管42軸流方向垂直断面に対して所定角度傾斜して配設され、各遮蔽部材60が伝熱管42軸流方向の隣り合う遮蔽部材60の反射部61および開口部62が伝熱管軸流方向で同一軸に一致しないように異なった位置に配設している。さらに、各遮蔽板60部材は、伝熱管42内壁面との接触面積を拡大するために伝熱管42軸流方向に所定長さを有する平行部63を有している。
さらに、伝熱管42内に配設された遮蔽部材60群の下流側の伝熱管42内部には、加水分解触媒44が配設されている。伝熱管42の外周部には、発熱体であるヒータ43が配設され、ヒータ43を加熱することにより伝熱管42内壁面を加熱し、その内部を流れる噴霧35を気化促進する。ヒータ43の外周部には、外筒47が配設され、ヒータ43が外気と直接、接することが無い断熱構造としている。そして、ヒータ43と外筒47内壁の間には、空間である断熱層53を形成する。この断熱層53は、後述する外筒底部50内と連通する構造としている。
伝熱管42内部に配設された加水分解触媒44の下流側には、外筒47内部と連通した外筒底部50が配設され、外筒底部50の出口部には、加水分解触媒51が配設されている。
加水分解触媒51の出口部は、絞り20の外壁部と壁21の内壁部で形成される環状空間の整圧室45と連通している。整圧室45には、絞り20部に穿かれたアンモニア噴出孔46が複数穿かれ、アンモニア噴出孔46を介して、整圧室45と絞り20部の内部が連通する構成である。よって、絞り20上流側の煙道10内の空間36は、分流通路入口40,分流通路41内部,旋回室33,伝熱管42内部,外筒底部50,整圧室45,アンモニア噴出孔46を介して、絞り20内部と連通する構成である。ここで、絞り20に穿かれたアンモニア噴出孔46は、主流旋回翼19の下流側に配設されている。
つぎに、尿素水4の各部への供給経路につき説明する。尿素水タンク3内に予め貯蔵された尿素水4は、フィルター5を介してポンプ6にて吸引されたのち、ポンプ6から吐出された尿素水4がメイン噴射弁26とサブ噴射弁27に所定圧力にて供給される。ここで、メイン噴射弁26とサブ噴射弁27への調圧は、ポンプ6下流側のタンク3とを連通する流路途中で分岐された流路に配設された圧力調整弁7にて調圧される。
本実施例の尿素添加装置70は、エンジンの始動時などの低排気温度,少排気量の低負荷領域から、高排気温度,多排気量の高負荷領域までの比較的広い運転領域において、還元剤である尿素水を速やかに所定量、脱硝触媒18へ供給可能とするために、尿素添加装置70から煙道10内へ供給する尿素水の供給形態を変更することを可能としている。
以下にその詳細を説明する。
高排気温度時に主として用いるメイン噴射弁26から供給される尿素水の噴霧34の脱硝触媒18への供給について説明する。
本実施例の排気処理装置において、DPF17を通過した排気13は、尿素添加装置70の煙道10内の比較的広い空間36に供給される。ここで、メイン噴射弁26から煙道10内の空間36中に噴射された尿素水噴霧34は、排気13の熱の授受により、噴霧34中の液滴の蒸発とともに加水分解が促進されてアンモニアの生成が促進される。
さらに、空間36の下流側の煙道10は、通路断面積の絞られた絞り20に連通しており、絞り20部には、主流旋回翼19が配設されている。よって、排気13の気流に同伴して絞り20部を通過することによって、排気13の流速が増加するとともに、主流旋回翼19を通過することによる絞り20部での旋回流れの生成による流れの乱れが生じ、排気13と噴霧34の混合促進と気化促進を図っている。
以上の排気13流れと絞り20と主流旋回翼19の効果によって、メイン噴射弁26から噴射された噴霧34は、高温の排気13と排気中に含まれる水分によって、加水分解反応が促進されアンモニア化が促進されながら、脱硝触媒18へほぼ均一に尿素の噴霧液滴と蒸気およびアンモニアを供給可能となり、高い脱硝性能を得ることができる。
次に、低排気温度時に主として用いるサブ噴射弁27から供給される尿素水の噴霧34の脱硝触媒18への供給について説明する。
分流通路入口40から分流通路41内に流入した排気12の一部である分流排気14は、分流通路41を介して旋回室33に流入する。旋回室33内には、伝熱管旋回翼30が配設されている。伝熱管旋回翼30は、円筒状のリング38部の端面に複数の翼37形状の突起が形成された構造である(図7(c)参照)。旋回室33内壁面と伝熱管旋回翼30の間には空間が形成され、その空間に分流通路41から流入した分流排気14が流入する。前記空間に流入した分流排気14は、伝熱管旋回翼30を通過する際に旋回流を形成しながら、伝熱管42内に流入する。なお、伝熱管旋回翼30を介して、伝熱管42内に流入する分流排気14は、伝熱管旋回翼30に形成された各翼37間をほぼ均一流量で通過するように各翼37間の間隔を調整して配設されている。したがって、伝熱管42内に流入する分流排気14は、伝熱管旋回翼30を介することによって、伝熱管42入口部の周方向から、ほぼ均一流量で流入する。これは、噴霧35を伝熱管42内壁面の周方向に均一に供給するとともに、伝熱管42内で効率よく旋回させるために重要である。
また、旋回室33内に配設された伝熱管旋回翼30のリング38内側を介して、伝熱管42内に向けて、サブ噴射弁27から尿素水の噴霧35が噴射される。
ここで、分流排気14が伝熱管旋回翼30を通過することによって、伝熱管42内にて旋回流れを形成しながら流入するため、流れが直角曲り管内を通過する場合に比べて、分流排気14流れの偏流を抑制できるために通路圧損が低減でき、効率良く分流排気14を伝熱管内へ流入させることが可能となる。さらに、伝熱管42内で効率よく旋回流れを形成でき、伝熱管42内に噴射された噴霧35が旋回流れに同伴することが実現でき、噴霧35を伝熱管42内壁面へ強制的に接触させることが可能となる。よって、噴霧35中の液滴が伝熱管42内壁面へ接触させる時間が拡大することができる。すなわち、伝熱管42内にて噴霧35液滴が流れる流跡(流路)長さが拡大できるために、効率よく噴霧35を気化促進することが実現できる。
さらに、伝熱管42内部には、伝熱管42軸流方向に沿って、複数個の遮蔽部材60が配設されている。本実施例の場合は、遮蔽部材60を4段配設しているが、その段数に限定するものではなく、サブ噴射弁27から噴射される尿素水噴霧35量およびヒータの消費電力量等により、遮蔽部材60の段数を調整するものである。遮蔽部材60の段数等の調整により、伝熱管42内で旋回する分流排気14と噴霧35液滴の旋回流れの回数をコントロールできる。たとえば、本実施例の遮蔽部材60を4段配設した場合では、伝熱管42内での分流排気14の旋回流れは、図6中の太点線で示す流線55のごとくなる。発明者らの検討によれば、伝熱管旋回翼30付設の場合において、遮蔽部材60を配設しない図示しない伝熱管に比べて、伝熱管42内での旋回々数が格段に向上できることを確認した。
遮蔽部材60の構造は、伝熱管42軸流方向垂直断面の通路断面積を縮小と拡大させる反射部61および開口部62を有する。
さらに、遮蔽部材60の反射部61および開口部62は、伝熱管42軸流方向垂直断面に対して所定角度傾斜を有して形成されるとともに、前記各遮蔽部材60が伝熱管42軸流方向の隣り合う遮蔽部材60の反射部61および開口部62とが伝熱管42軸流方向で同一軸に一致しないように異なった位置に配設している。さらに、各遮蔽部材60は、伝熱管42内壁面との接触面積を拡大するために伝熱管軸流方向に所定長さを有する平行部63を有して形成されている。
上述のごとく、伝熱管42内に反射部61と開口部62と平行部63を有する遮蔽部材60を複数段配設することによって、伝熱管42軸流方向垂直断面の通路断面積をその段数に応じて複数回縮小と拡大ができ、さらに、隣り合う遮蔽部材60の反射部61と開口部62が伝熱管42軸流方向で同一軸上に一致しないように異なった位置に配設したために、伝熱管42内を流れる分流排気14とサブ噴射弁27から噴射された噴霧35液滴の伝熱管42内通過流速を変化(高速)することができる。すなわち、各遮蔽部材60の段数に応じて、伝熱管42内の流れの縮流と拡大を繰り返すことができる。また、分流排気14と噴霧35液滴に旋回流れを付与することができるとともに、遮蔽部材60の段数に応じて伝熱管42内での旋回流れ(回数)をコントロールできる。これらの作用によって、伝熱管42内を流れる分流排気14流れに乱れを生じさせることができ、伝熱管42内に噴射された噴霧35液滴が蒸発する際に形成される噴霧35液滴周りの蒸発層を薄くでき、分流排気14と噴霧35液滴の熱伝達が促進でき、噴霧35液滴の気化促進が図れる。
さらに、伝熱管42内において尿素水噴霧35の液滴と分流排気14に旋回流を形成することにより、噴霧35液滴の流跡(流路)を拡大させることができ、噴霧35の液滴に分流排気14およびヒータ43熱を授受する時間が拡大でき、気化促進を図ることを実現できる。
さらに、伝熱管42軸流方向垂直断面に対して所定角度傾斜を有して遮蔽部材60の反射部61が形成されているために、噴霧35液滴は、反射部61に衝突することによって気化促進されながら、反射して高温壁である加熱面の伝熱管42内壁面上に積極的に誘導され衝突する。高温壁である加熱面の伝熱管42壁面上に噴霧35液滴が積極的に衝突することによって、伝熱管42内壁面を介して、ヒータ43熱を積極的に授受することが出来るために気化促進が図られ、噴霧35液滴の蒸発時間の大幅な短縮化が実現できる。
さらに、伝熱管42内に遮蔽部材60を複数段配設することにより、遮蔽部材60の反射部61の1段目で反射された噴霧35液滴は、伝熱管42内壁面に衝突し、その後、2段目,3段目,4段目の反射部61にそれぞれ衝突し、その都度、伝熱管42内壁面側へ反射することによって、伝熱管42内壁面に複数回衝突しながら、各遮蔽部材60の開口部62を介して、伝熱管42内の下流方向に移動する。よって、加熱面である伝熱管42内壁面に複数回噴霧35を積極的に衝突させることが可能となり、伝熱管42外壁面に配設されたヒータ43の発熱を伝熱管42内壁面を介して、伝熱管42内壁面に衝突した噴霧35液滴に効果的に熱伝達できるために、ヒータ43熱による噴霧35の気化促進が実現できる。また、気流にのらない噴霧35中の粗大液滴が伝熱管42外へ流出することを抑制できる。
なお、本実施例では、伝熱管42入口に伝熱管旋回翼30配設し、伝熱管42入口部で分流排気14に旋回流れを形成させている。これは、伝熱管42内でより効果的に旋回流れを形成するために配設したものであるが、本実施例では、伝熱管旋回翼30を配設しない場合でも十分に分流排気14および噴霧35液滴を伝熱管42内で旋回流れおよび伝熱管42内壁面への噴霧35液滴の誘導等が実現でき、噴霧35液滴の気化促進が図れる。よって、伝熱管旋回翼30は、本実施例において必須構成ではない。
ここで、遮蔽部材60の反射部61は、サブ噴射弁27より噴射された噴霧35が比較的集中して衝突する。また、発熱体であるヒータ43で直接加熱される伝熱管42に比べ、伝熱管42内壁から熱伝導により熱量が供給される反射部61では、噴霧35が衝突した時に、伝熱管42内壁面に比べ、反射部61表面温度が低下する傾向にある。反射部61表面温度が著しく低下することは、反射部61表面上で尿素水噴霧35液滴が液流となり、その下流の加水分解触媒44もしくはその下流に流出することが懸念される。ここで、反射部61や加水分解触媒44もしくは、その下流において、液流となった尿素水は、尿素水中の水分だけが気化し、尿素が析出する恐れがある。これによって、各部の通路等で尿素析出を生じたり、尿素析出によるつまりが生じたりするために、本来供給すべき還元剤であるアンモニアガスおよびその蒸気を脱硝触媒18に円滑に供給できなくなることが懸念される。そのために、考慮すべき点は、伝熱管42内に配設された遮蔽部材60(特に反射部61)において、噴霧35液滴の沸騰形態が核沸騰形態ではなく、膜沸騰形態とする点である。遮蔽部材60にヒータ43から所定熱量を供給するとともに、遮蔽部材60の反射部61における噴霧35液滴を円滑に搬送するように遮蔽部材60の反射部61および開口部62の伝熱管42軸流方向垂直断面に対する取付け角度と、反射部61と開口部62の開口割合と、各遮蔽部材60の取付け間隔と、遮蔽部材60に伝熱管42内壁面との接触面積を拡大し、ヒータ43から遮蔽部材60へ供給される熱の伝達を促進するために伝熱管42軸流方向に伝熱管42内壁面に沿う所定長さを有する平行部63等を適正化することによって実現している。ここで、噴霧35液滴を伝熱管35内壁面上および遮蔽部材60の反射部61面上等で核沸騰させた場合、伝熱管42管内壁面と尿素水との間の熱伝達が促進され、伝熱管42内壁面温度が急激に低下し、その内壁面上で尿素が析出する。しかし、噴霧35液滴の伝熱管42内壁面および遮蔽部材60面上での沸騰形態を膜沸騰形態とすれば、核沸騰形態にした場合に比べて、ヒータ43からの熱伝達率は低下し気化促進が損なわれるが、噴霧35液滴が伝熱管42内で、液滴状のまま気化されることによって尿素析出が防止できる。
ここで、図11に尿素水質量濃度に対する加熱板上での尿素水噴霧液滴の沸騰形態を検討した結果を示す。本図は、発明者が本発明を実施するにあたり検討したものである。検討方法は、加熱板(ステンレス製)の温度を任意に調整可能とし、所定温度の加熱板に液滴(尿素水)を滴下し、液滴の蒸発形態の観察を実施した。目的は、伝熱管42内壁面温度および遮蔽部材60の反射部61等の設定温度における尿素水噴霧35の蒸発形態を把握することによって、尿素析出を防止する適正温度を見出すためである。横軸に尿素水質量濃度(wt%)を示し、縦軸に加熱板温度(℃)を示す。図11中点線の加熱板温度以上の領域(図中点線上側の領域)は、加熱板に滴下した尿素水液滴が液滴の状態で気化する膜沸騰(液滴状気化)領域を示す。そして、点線の加熱面温度以下の領域(図中点線下側の領域)は、加熱板に滴下した尿素水液滴が液滴の状態が瞬時に破壊され、加熱板に液膜となって、気化促進する核沸騰領域を示す。加熱板温度の高い膜沸騰領域(図中点線上側の領域)においては、液滴と加熱板の間に気層が存在し、滴状の状態で気化促進されるために蒸発時間は、比較的長くなる傾向にある。しかし、蒸発後の加熱板の表面は非常にきれいであり、尿素の析出がほとんどない。
それに対して、加熱板温度の低い核沸騰領域(図中点線下側の領域)において、核沸騰領域の比較的高い温度の場合は、加熱板に尿素液滴を滴下した場合、比較的速い時間で液滴が消滅し、蒸発時間は非常に短いことが判明した。また、核沸騰領域の比較的低い温度の場合は、加熱板に滴下した液滴が加熱板上で液膜を形成し、液膜内で気泡が生成し、比較的長い時間で蒸発し、蒸発時間は長いことが判明した。ここで、加熱板上での核沸騰領域(図中点線下側の領域)では、いずれの場合も加熱板の表面に尿素が析出することが判明した。また、還元剤である尿素水質量濃度によって膜沸騰および核沸騰温度が図中のごとく変化することを解明した。
これらの検討結果を踏まえ、加熱板を伝熱管42内壁面および遮蔽部材60に置き換えて考慮し、本発明の伝熱管42内壁面およびその内部に配設した遮蔽部材60に尿素析出を生じさせないためには、それらの表面温度は、図11中に示す膜沸騰(滴状気化)領域に存在させることが必要である。例えば、一般的な尿素SCRに用いられている尿素水質量濃度である尿素水質量濃度32.5wt%の場合、伝熱管42内壁面およびその内部に配設した遮蔽部材60の表面温度を約235℃以上とすることが好ましい。
そして、本発明の伝熱管42に適用した結果、伝熱管内壁面および遮蔽部材表面への尿素析出は防止でき、尿素水噴霧35の気化を実現できる伝熱管42を開発した。
遮蔽部材60は、伝熱管42内壁面に沿うように平行部63が形成されているため、伝熱管42内壁面と平行部63との接触面積が拡大させた構造となり、ヒータ43の熱が遮蔽部材60の反射部61に入熱しやすい構造となり、反射部61での噴霧35液滴の気化による温度低下を抑制している。
さらに、伝熱管42内部の遮蔽部材60最下流には、伝熱管42内壁面に沿った円筒形状であり、円筒垂直断面が格子状の加水分解触媒44が配設されている。この加水分解触媒44は、ヒータ43の熱を授受しやすくするために母材が金属製のものに加水分解触媒を担持したものが好ましい。加水分解触媒44の配設により、その上流に配設された遮蔽部材60で気化しきれなかった噴霧35液滴が存在した場合でも、気化促進が図れる。そして、気化促進された尿素蒸気および尿素液滴を加水分解し、アンモニア生成することが可能となる。また、伝熱管42外周にヒータ43を配設した伝熱管42内に加水分解触媒44を配設したことにより、ヒータ43熱にて直接的に加水分解触媒44の活性化温度に昇温することができ、排気12,14の温度が加水分解触媒44の活性化温度以下であってもヒータ43熱によって、伝熱管42内に配設された加水分解触媒44を活性化温度にまで昇温可能であり、アンモニアガス15を効率的に生成できる。
さらに、伝熱管42内に遮蔽部材60を複数段配設することによって、伝熱管42内に遮蔽部材60の反射部61が突出ているために、反射部61が放熱フィンとなり、伝熱管42内を流れる分流排気14を昇温でき、排気熱による噴霧35液滴気化促進が図れる。さらに、分流排気14の昇温により遮蔽部材60下流に配設された加水分解触媒を早期に活性化温度まで昇温できる。
さらに、伝熱管42内に遮蔽部材60を複数段配設したことによって、伝熱管42内での尿素水噴霧35の気化促進が図れるために伝熱管42を小型化できる。伝熱管42を小型化できることによって、外部(外気)への放熱面積を小さくできるために、ヒータ43から外気への放熱損失量を低減できる。
本実施例では、伝熱管42内に遮蔽部材60を配設する際に、平行部63軸流方向の長さによって、伝熱管42内軸流方向での配設位置を決定している。すなわち、遮蔽部材60の平行部63の軸流方向下流側の端部が、それぞれ、遮蔽部材60の軸流方向上流側の端部と接触して、伝熱管42内でのそれぞれの軸流方向の位置が決定している。また、最下流に位置する遮蔽部材60の平行部63下流側端部は、加水分解触媒44と接触することにより、伝熱管内で固定されている。ここで、加水分解触媒44は、伝熱管42と接触固定されている。
伝熱管42内で気化促進された尿素の蒸気は、分流排気14の熱と、発熱体であるヒータ43から伝熱管42内へ供給される熱により加水分解反応が促進される。さらに、伝熱管42内部に配設された複数段の遮蔽部材60の下流側に配設された加水分解触媒44,51を通過することにより、加水分解反応が一層促進され尿素水のアンモニアガス化を図ることが出来る。噴霧35のアンモニアガス化を促進したアンモニアガス15は、加水分解触媒51下流に配設された整圧室45に流入し、絞り20に穿たれた複数のアンモニア噴出孔46から、主流排気13に誘引されて絞り20内へ供給される。これは、主流排気13の通過する絞り20により、伝熱管42の圧力損失が高くなる分、絞り20側の整圧が下がり、伝熱管42の分流排気14の流量が確保されるためである。
絞り20内を通過することによって、排気12の流速と比べて主流排気13は、流速が早くなる。また、配設された主流旋回翼19を通過することで、主流旋回翼19の下流側の主流排気13流れは、局所的に乱れ、旋回流を形成してアンモニアガス15と混合促進が図られた混合ガス16として、脱硝触媒18へ供給することによって、高い脱硝性能を得ることができる。
このように本実施形態では、エンジンの運転状態に応じて、尿素添加装置70から煙道10および絞り20内へ供給する尿素水の供給形態を変更することによって、エンジンの全運転領域において、高い脱硝性能を確保できる。
ここで、エンジン1からの排気12は、エンジン1負荷によって温度変化し、排気12の温度が高いときは、尿素水を直接噴射しても、排気12から得られる熱によって尿素水の気化と加水分解反応が速やかに進み、還元剤となるアンモニアガスが脱硝触媒18に必要量供給されるが、排気12の温度が低いときは、尿素水の加水分解反応が促進されないためにアンモニアガス化が進まず、脱硝触媒18での還元反応も十分には進まなくなる。このため、一般に排気12の温度が低いときには、NOxの低減率(脱硝率)が悪化する。
次に、本実施例を適用した場合の伝熱管42内における液滴蒸発時間の短縮した効果を検討した結果を図8に示す。
横軸に時間を示し、縦軸に液滴蒸発率を示す。図8中の太点線で示した「従来例」の仕様は、直管の伝熱管42内に噴霧35を所定量噴射した場合であり、太実線で示した「本発明」の仕様は、伝熱管42内に遮蔽部材60を4段配設したものである。縦軸の液滴蒸発率は、伝熱管42出口部での噴霧35中液滴の蒸発割合を示している。図8中の細点線(完全気化)は、噴霧35中液滴が完全に気化した場合を示す。
図8から、液滴の蒸発率を向上(たとえば完全気化)させるための一手段として、伝熱管42内での噴霧35液滴の滞留する時間を拡大することが挙げられる。噴霧35液滴の滞留する時間の拡大により、ヒータ43が発熱する熱量および分流排気14のもつ熱量から、噴霧35液滴に授受される熱量が拡大でき、蒸発を促進でき完全気化が実現される(図8中の「従来例」太点線上C点)。しかし、従来例のような、直管の伝熱管42内に噴射された尿素水噴霧を完全に気化する場合は、伝熱管42内を通過する噴霧35液滴の飛翔速度と伝熱面温度および分流排気温度の関係から、実機搭載性を考慮した場合に非現実的な伝熱管長を必要とすることが推定される。
また、実機搭載性を考慮し、所定寸法(伝熱管長さ)にした場合(図8中の「従来例」の太点線上B点)では、噴霧35液滴の蒸発率が非常に低く伝熱管42外へ気化されない噴霧液滴として多量に流出することが懸念され、本尿素添加装置70が所望する高い脱硝性能を得ることは難しいと推定される。
一方、「本発明」の仕様の場合は、伝熱管42内に遮蔽部材60を4段配設したことにより、伝熱管42内を通過する分流排気14および噴霧35液滴流れに旋回流を形成することが実現でき、噴霧35液滴の流跡(流路)長さを直管の場合に比べて数倍拡大できるために、分流排気14および伝熱管42内壁面からの熱の授受する時間を拡大できるために気化促進が図られる。また、伝熱管42内に遮蔽部材60を複数段配設したことにより旋回流を生成でき、遮蔽部材60の反射部61および開口部62によって、伝熱管42軸流方向垂直断面を複数回縮小と拡大がすることを実現でき、分流排気14および噴霧35液滴の伝熱管内の通過速度を高速化できるために、流れに乱れを形成でき、噴霧35液滴周りの蒸発層を薄く出来るために、噴霧35液滴の気化促進が図れる。さらに、遮蔽部材60の反射部61が伝熱管42軸流方向垂直断面に対して所定角度傾斜して配設されているために、反射部61に衝突した噴霧35液滴を伝熱管42外周部に配設されたヒータで加熱された伝熱管42内壁面に積極的に誘導し、衝突させたために噴霧35液滴と伝熱管42内壁面での気化促進が図れる。さらに、遮蔽部材60の反射部61に噴射弁27から噴射される噴霧35中の気流にのらない粗大液滴をも衝突させるために、粗大液滴を気化促進でき、伝熱管42外への噴霧35液滴の流出を抑制できる。
以上の効果によって、伝熱管42内に噴射される尿素水噴霧35を伝熱管42内で完全に気化できるとともに、液滴の蒸発時間を短縮できるために、十分に車載に対応した小型の伝熱管42を実現できる。さらに、尿素水噴霧35を完全に気化できるために、加水分解触媒44,51上で加水分解反応を促進できるためにアンモニアガスを効率的に生成できる。よって、脱硝触媒18へアンモニアガスを供給できるために高い脱硝性能を維持できる。
次に、第2の実施例につき説明する。図9(a),(b)は、本発明の第2の実施例の伝熱管内に配設された遮蔽部材64と遮蔽部材64の組図の斜視図を示す。
第1の実施例との差異は、遮蔽部材64の形状の違いにあり、その他の形状,構成および作用効果に関しては、第1の実施例とほぼ同様であるために説明を割愛する。
第1の実施例と第2の実施例との差異は、遮蔽部材の反射部および開口部の取り付け位置である。
すなわち、第1の実施例の遮蔽部材60は、反射部61および開口部62が伝熱管42軸流方向垂直断面に対して所定角度を有し、配設されている(遮蔽部材60で表現すると、遮蔽部材60の平行部63に対して、反射部61および平行部62が所定角度の傾斜を有している)。また、その傾斜方向に平行に反射部61および開口部62の共有する端部が形成されている。これに対して、第2の実施例の遮蔽部材62は、平行部67に対して、反射部65および開口部66が所定角度で傾斜され、その傾斜方向に対して直行するごとく反射部65および開口部66の共有する端部が形成されている。そして、伝熱管42内に配設された場合に、隣り合う遮蔽部材64の反射部65および開口部66の共有する端部が直行するように配設されている。
上記構成の遮蔽部材64を適用することによって、第1の実施例同様の作用,効果を得ることができる。
なお、遮蔽部材64の開口部66形状および取り付け位置は、これに限定するものではなく、開口部66形状が半円形状のみならず開口を有したものであれば良い。また、伝熱管内に配設された複数段の遮蔽部材の開口部が隣り合う遮蔽部材の開口部と伝熱管軸流方向で一致しないように配設されていれば良い。
次に、第3の実施例につき説明する。図10(a),(b)は、本発明の第3の実施例の伝熱管内に配設された遮蔽部材72と遮蔽部材72の組図の斜視図を示す。
第1の実施例との差異は、遮蔽部材72の形状の違いにあり、その他の形状,構成および作用効果に関しては、第1の実施例とほぼ同様であるために説明を割愛する。
第1の実施例と第3の実施例との差異は、遮蔽部材の反射部および開口部の取り付け位置である。
すなわち、第1の実施例の遮蔽部材60は、反射部61および開口部62が伝熱管42軸流方向垂直断面に対して所定角度を有し配設されている(遮蔽部材60のみで表現すると、遮蔽部材60の平行部63に対して、反射部61および平行部62が所定角度の傾斜を有している)。これに対して、第3の実施例の遮蔽部材72は、平行部75に対して、反射部73および開口部74が垂直に形成されている。そして、伝熱管42内に配設された場合に、隣り合う遮蔽部材72の反射部73および開口部74が共有する端部がそれぞれ直行するように配設されている。
上記構成の遮蔽部材72を適用することによって、第1の実施例と比べて、反射部73が伝熱管42軸流方向垂直断面と平行に配設されているために、反射部73面上で噴霧35液滴が反射し、伝熱管42内壁面への衝突させる効果が低減するものの、反射部73での噴霧35液滴の捕集効果は、高まるために尿素水噴霧35の気化性能はさほど変わらず、第1の実施例同様の効果を得ることが可能である。
本発明に係る第1の実施例のエンジン用排気処理装置の全体構成を示す図である。 図1中に示した排気処理装置の尿素添加装置の外観斜視図である。 図2中に示した外観斜視図のB方向矢視図とC方向矢視図である。 図3中E−E断面図を示す図である。 図3中D−D断面図を示す図である。 図5中F部拡大図を示す図である。 本発明の第1の実施例の伝熱管内に配設された「遮蔽部材」と「遮蔽部材の組図」の斜視図、および伝熱管上流段部に配設された「旋回翼」の斜視図である。 本発明に係る排気処理装置の液滴蒸発時間の短縮した効果を示す図である。 本発明の第2の実施例の伝熱管内に配設された「遮蔽部材」と「遮蔽部材の組図」の斜視図である。 本発明の第3の実施例の伝熱管内に配設された「遮蔽部材」と「遮蔽部材の組図」の斜視図である。 尿素水質量濃度に対する加熱板上での尿素水噴霧液滴の沸騰形態を検討した結果を示す図である。
符号の説明
1 ディーゼルエンジン
3 尿素水タンク
4 尿素水
5 フィルター
6 ポンプ
7 圧力調整弁
12,13,16 排気
14 分流排気
15 アンモニアガス
17 DPF
18 脱硝触媒
19 主流旋回翼
26 メイン噴射弁
27 サブ噴射弁
30 伝熱管旋回翼
40 分流通路入口
41 分流通路
42 伝熱管
43 ヒータ
44 上流加水分解触媒
45 整圧室
46 アンモニアガス噴出孔
51 加水分解触媒
60,64,72 遮蔽部材
61,65,73 反射部
62,66,74 開口部
63,67,75 平行部
70 尿素供給装置

Claims (6)

  1. 排気中の窒素酸化物を還元するための排気処理装置であり、排気中に尿素水を噴射するための噴射弁を有し、前記噴射弁から噴射された尿素水噴霧を気化促進するためのヒータ付設の気化器を有し、前記気化器は伝熱管外周部にヒータが配設されて構成され、伝熱管内には尿素水噴霧と排気ガスが通過し、前記気化器で気化した尿素水噴霧を煙道内に供給するエンジン用排気処理装置において、
    前記伝熱管内部に、伝熱管内に供給される噴霧液滴の伝熱管内軸流方向速度成分を伝熱管内壁面に向かって複数回変換させ、噴霧液滴を伝熱管内壁面へ衝突させる装置を有し、前記伝熱管内壁面および前記伝熱管内壁面へ衝突させる装置を、噴霧液滴が膜沸騰する温度以上とすることを特徴とするエンジン用排気処理装置。
  2. 排気中の窒素酸化物を還元するための排気処理装置であり、排気中に尿素水を噴射するための噴射弁を有し、前記噴射弁から噴射された尿素水噴霧を気化促進するためのヒータ付設の気化器を有し、前記気化器は伝熱管外周部にヒータが配設されて構成され、伝熱管内には尿素水噴霧と排気ガスが通過し、前記気化器で気化した尿素水噴霧を煙道内に供給するエンジン用排気処理装置において、
    伝熱管内に反射部と開口部を有する遮蔽部材を複数段配設し、伝熱管内壁面と遮蔽部材を尿素水噴霧液滴が膜沸騰する温度以上とし、
    遮蔽部材は、伝熱管軸流方向垂直断面の通路断面積を縮小と拡大をさせ、伝熱管内に供給される噴霧液滴群の一部を各段の遮蔽部材の反射部に衝突させ気化するとともに反射させ、伝熱管内を通過する気流にのらない噴霧液滴が必ず伝熱管内壁面もしくは、遮蔽部材の反射部に衝突することを特徴とするエンジン用排気処理装置。
  3. 排気中の窒素酸化物を還元するための排気処理装置であり、排気中に尿素水を噴射するための噴射弁を有し、前記噴射弁から噴射された尿素水噴霧を気化促進するためのヒータ付設の気化器を有し、前記気化器は伝熱管外周部にヒータが配設されて構成され、伝熱管内には尿素水噴霧と排気ガスが通過し、前記気化器で気化した尿素水噴霧を煙道内に供給するエンジン用排気処理装置において、
    伝熱管内に反射部と開口部を有する遮蔽部材を複数段配設し、伝熱管内壁面と遮蔽部材を尿素水噴霧液滴が膜沸騰する温度以上とし、
    前記遮蔽部材の反射部と開口部によって、伝熱管軸流方向垂直断面の通路断面積を縮小と拡大させるとともに、伝熱管軸流方向垂直断面に対して、所定角度傾斜する反射部と開口部を有し、
    前記各遮蔽部材が伝熱管軸流方向の隣り合う遮蔽部材の反射部と開口部が前記伝熱管軸流方向で同一軸と一致しない異なった位置に配設し、前記遮蔽部材により伝熱管内を通過する排気ガスに旋回流を形成させるとともに、噴霧液滴を反射部で反射し、伝熱管内壁面に衝突させることを可能としたことを特徴とするエンジン用排気処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエンジン用排気処理装置において、
    前記伝熱管内壁面と遮蔽部材の表面温度を235℃以上としたことを特徴とするエンジン用排気処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエンジン用排気処理装置において、
    前記遮蔽部材は、伝熱管内壁面と接触するごとく伝熱管軸流方向に所定長さを有する平行部を有し、前記平行部によって、前記遮蔽部材を伝熱管内に固定するとともに、伝熱管内壁面と前記遮蔽部材との接触面積を拡大したことを特徴とするエンジン用排気処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のエンジン用排気処理装置において、
    前記遮蔽部材の下流の前記伝熱管内、またはその下流側に金属製の母材に触媒を担持した加水分解触媒を配設したことを特徴とするエンジン用排気処理装置。
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