JP2009061630A - 筆記具の軸筒構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸筒部材と端部部材との螺合による装着が外れにくい構造にすると共に、当該構造により筆記具の見栄えが悪くなることがない筆記具の軸筒構造を提供とすることを目的とする。
【解決手段】軸筒部材の端部に端部部材を着脱可能に螺合する筆記具の軸筒構造であって、軸筒部材の端部の外周面に雄螺子部を形成し、端部部材の内周面に軸筒部材の雄螺子部と螺合する雌螺子部を形成すると共に雌螺子部より内方の位置にOリングを係止する係止溝を形成し、端部部材を軸筒部材へ螺合した際に、端部部材の係止溝に係止したOリングが軸筒部材の端部に接して弾発する構造を特徴とした筆記具の軸筒構造。
【選択図】図5
【解決手段】軸筒部材の端部に端部部材を着脱可能に螺合する筆記具の軸筒構造であって、軸筒部材の端部の外周面に雄螺子部を形成し、端部部材の内周面に軸筒部材の雄螺子部と螺合する雌螺子部を形成すると共に雌螺子部より内方の位置にOリングを係止する係止溝を形成し、端部部材を軸筒部材へ螺合した際に、端部部材の係止溝に係止したOリングが軸筒部材の端部に接して弾発する構造を特徴とした筆記具の軸筒構造。
【選択図】図5
Description
本発明は、軸筒部材の端部に端部部材を着脱可能に螺合する筆記具の軸筒構造に関する。
従来より筆記具の軸筒構造において、例えば筆記具本体の後端側に尾冠を、あるいはキャップ本体の先端側に頭冠を装着する筆記具の軸筒構造はよく知られている。これら尾冠や頭冠である端部部材は、軸筒本体やキャップ本体である軸筒部材に対して、一般的には嵌合や螺合によって装着されている。特に軸筒本体の端部内に消しゴムを挿着し、当該消しゴムを被覆するように端部部材を装着した構造の筆記具では、消しゴムを使用する際には端部部材の着脱が伴うため、端部部材の緩みや脱落を防止できるように、螺合による装着方法が多く採用されている。
またこの螺合による装着をさらに外れにくい構造とするために、例えば先行文献1や先行文献2の図に見られるような構造を採用しているのものが市場に普及されている。先行文献1の構造では、後軸の後端部の外周面に形成した溝部に、弾性体であるOリングを係止させて配設することで、尾冠を後軸に装着した際に、尾冠の前端部が後軸に配設したOリングを弾発して尾冠の緩みを防止できる構造としてある。先行文献2の構造では、大キャップに突起を設けると共に、大キャップの端部に螺合する小キャップに前記大キャップの突起に対応する凸部を設け、小キャップを大キャップに螺合する際に、小キャップの凸部が大キャップの突起を乗り越えて緩みを防止できる構造としてある。
特開2005−161829号公報
特開2002−362082号公報
しかしながら、先行文献1の構造では、尾冠を後軸から外した際に、Oリングが外部に露呈してしまうことから、Oリングの損傷や脱落が生じやすく、また弾性体からなるOリングが露呈することによって、筆記具の高級感を低減させてしまう場合があった。また先行文献2の構造では、大キャップの外側面および小キャップの内側面に対し、突起や凸部を形成する必要があり、大キャップや小キャップを樹脂材にて射出成形する以外の方法、例えば金属材の切削加工等では成形が困難であった。
本発明はこうした問題を鑑みて、軸筒部材と端部部材との螺合による装着が外れにくい構造にすると共に、当該構造により筆記具の見栄えが悪くなることがない筆記具の軸筒構造を提供とすることを目的とする。
本発明は、
「1.軸筒部材の端部に端部部材を着脱可能に螺合する筆記具の軸筒構造であって、前記軸筒部材の端部の外周面に雄螺子部を形成し、前記端部部材の内周面に前記軸筒部材の雄螺子部と螺合する雌螺子部を形成すると共に該雌螺子部より内方の位置にOリングを係止する係止溝を形成し、該端部部材を前記軸筒部材へ螺合した際に、前記端部部材の係止溝に係止したOリングが前記軸筒部材の端部に接して弾発する構造を特徴とした筆記具の軸筒構造。
2.前記軸筒が前軸部材と後軸部材とを有し、前記後軸部材を前記前軸部材に対して回転させることにより、前記軸筒内に収容した筆記体の先端を該軸筒の先端開口部から出没させる構造の回転繰出式の筆記具の軸筒であり、前記端部部材が前記後軸部材の後端部に螺合する尾冠であることを特徴とした1項に記載の筆記具の軸筒構造。」である。
「1.軸筒部材の端部に端部部材を着脱可能に螺合する筆記具の軸筒構造であって、前記軸筒部材の端部の外周面に雄螺子部を形成し、前記端部部材の内周面に前記軸筒部材の雄螺子部と螺合する雌螺子部を形成すると共に該雌螺子部より内方の位置にOリングを係止する係止溝を形成し、該端部部材を前記軸筒部材へ螺合した際に、前記端部部材の係止溝に係止したOリングが前記軸筒部材の端部に接して弾発する構造を特徴とした筆記具の軸筒構造。
2.前記軸筒が前軸部材と後軸部材とを有し、前記後軸部材を前記前軸部材に対して回転させることにより、前記軸筒内に収容した筆記体の先端を該軸筒の先端開口部から出没させる構造の回転繰出式の筆記具の軸筒であり、前記端部部材が前記後軸部材の後端部に螺合する尾冠であることを特徴とした1項に記載の筆記具の軸筒構造。」である。
本発明の筆記具の軸筒構造は、軸筒部材の端部に端部部材を螺合した際に、端部部材に係止したOリングが軸筒部材の端部に接して弾発するので、軸筒部材と端部部材との螺合が外れにくいものとなる。また、Oリングが端部部材の内部に位置することから、Oリングをシリコンやウレタンからなる弾性体とした場合においても、筆記具の見栄えが悪くなることがないと同時に、Oリングが端部部材内にあることから、当該Oリングが損傷を受けにくく、さらに軸筒部材の端部が端部部材内のOリングを奥に押し込む方向へ圧接するため、Oリング自体が抜け落ちてしまうことを防止できる。
次に図面を参照しながら、本発明の筆記具の軸筒構造の実施例について説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。本実施例の筆記具は、軸筒が前軸と後軸とを有し、後軸を前軸に対して回転させることにより、軸筒内に収容したシャープペンシルユニットおよびボールペンレフィルの筆記先端を、軸筒の先端開口部から出没させる構造の回転繰出式複合筆記具について説明を行う。尚、図中の同じ部材、同じ部品については、同じ符号としてある。また、筆記先端がある側を前方と表現し、その反対方向を後方と表現する。
図1は本実施例の回転繰出式複合筆記具である。筆記具1は、前軸部材2と、当該前軸部材2に対して回転する後軸部材3と、当該後軸部材3の後端部3aに配設した尾冠4とで、軸筒5を構成してあり、後軸部材3を前軸部材2に対して回転操作することにより、軸筒5内に具備した回転カム機構(図示せず)を作動させ、図1に示すように軸筒5内に収容したシャープペンシルユニットの先端筆記6やボールペンレフィルの筆記先端(図示せず)を、前軸部材2の先端開口部2aから出没させることができる構造である。尚、シャープペンシルユニットの先端6を突出させた状態で、後軸部材3を前軸部材2に対して前進させることにより、シャープペンシルユニットの筆記先端6から鉛芯7を繰り出すことができる。また後軸部材3の後方にはクリップ8を付設してある。
図2は後軸部材から尾冠を外した状態の図である。図2に示すように後軸部材3の後端部3aには小径部3bを設けてあり、該小径部3bの外周面には雄螺子部3cを形成してある。また、後軸部材3の後端開口部3dには、前記鉛芯7で筆記した筆跡を消すための消しゴム9を挿着してある。図3は図2の一部を断面としたもので、理解しやすいように、前述の消しゴム9を後端開口部3dから外した状態の図である。図3に示すように、尾冠4の前端開口部4aの内周面には雌螺子部4bを形成してある。雌螺子部4bは後軸部材3に形成した雄螺子部3cに着脱可能に螺合する。また、雌螺子部4bより内方の位置には係止溝4cを円周状に形成してあり、当該係止溝4cにOリング10を係止してある。図4は図3の一部端面図である。尾冠4内に形成した係止溝4cは、雌螺子部4b側となる前方壁4dと、前方壁4dから後方へ垂設した側壁4eと、側壁4eの後端から前方壁4dと同様に軸心方向に対して直交する後方壁4fとで構成してある。本実施例では、尾冠4の側壁4eに対し、後方壁4fが前方壁4dより軸心側に突出した状態である。Oリング10は係止溝4cにその断面の半分以上を係止させ固定してある。
図5は尾冠を後軸部材の後端部に螺合した状態で、要部を断面とした図である。図6は図5の一部端面図である。本実施例では図5に示すように、尾冠4を後軸部材3の後端部3aに螺合させた際に、Oリング10が後軸部材3の後端部3aに接する構造としてある。また図6に示すように、尾冠4が後軸部材3に螺合した状態で、Oリング10は後軸部材3の後端部3aに押されて変形するので、結果的にOリング10が後軸部材3の後端部3aを前方(図面下方)へ弾発して、尾冠4の緩み止めとなった。尚、本実施例では尾冠4の係止溝4cの後方壁4fが、軸心側に突出しているので、Oリング10が後軸部材3によって後方へ押された際にも、後方壁4fがOリング10の支えとなり、Oリング10が尾冠4の内方(図面上方)にずれてしまうことを防止してある。尚、本実施例では、図2に示すように、尾冠4を後軸部材3から外した状態においても、Oリング10が外部に露呈しないので、Oリング10の存在によって筆記具の見栄えが悪くなることはなかった。
また、本実施例の筆記具は前記の通り回転繰出式の複合筆記具であるため、使用時においてシャープペンシルユニットやボールペンレフィルの筆記先端を出没させる際に、図1で示した前軸部材2に対し後軸部材3を回転操作することとなるが、後軸部材3の回転操作時に指が尾冠4に触れた場合においても、尾冠4が緩んでしまうことはなかった。
図7は比較例の図であり、前述の先行文献1の図に見られるような従来より市場に普及されている構造のものである。図8は図7の尾冠を後軸部材に螺合した状態の一部端面図である。比較例では、後軸部材30の後端部30aに形成した雄螺子部30cの前方に、円周状の係止溝30dを形成してあり、当該係止溝30dにOリング10を係止させている。また、尾冠40の前端開口部40aの内周面に形成した雌螺子部40bを、後軸部材30の雄螺子部30cに螺合させることにより、Oリング10が尾冠40の前端に押圧されて変形し、結果的にOリング10が尾冠40の前端を後方(図面上方)へ弾発して尾冠40の緩み止めとなる。他の点は前記本発明の実施例と同様であるため説明を省略する。尚、図7に示すように比較例では、尾冠40を後部軸筒30から外した状態の時に、Oリング10が外部に露呈してしまうので、Oリング10が損傷を受けやすく、見栄えも悪くなってしまった。また比較例では、尾冠40を後軸部材30に螺合した状態においてOリング10を見えなくするように、尾冠40の前端に円周状の被覆部40cを設けるため、尾冠40の前端が厚くなってしまい、前述の本実施例の尾冠4と比較例の尾冠40の外径が同じである場合には、結果的に比較例の尾冠40の内径が小さくなり、後軸部材30に挿着する消しゴム(図示せず)の外径を小さくする必要が生じてしまった。
本発明による筆記具の軸筒構造は、筆記具用の軸筒としてだけでなく、化粧具や塗布具等の軸筒に用いることも可能である。
1…筆記具、2…前軸部材、2a…先端開口部、
3…後軸部材、3a…後端部、3b…小径部、
3c…雄螺子部、3d…後端開口部、
4…尾冠、4a…前端開口部、4b…雌螺子部、
4c…係止溝、4d…前方壁、4e…側壁、4f…後方壁、
5…軸筒、
6…筆記先端、7…鉛芯、
8…クリップ、9…消しゴム、
10…Oリング。
3…後軸部材、3a…後端部、3b…小径部、
3c…雄螺子部、3d…後端開口部、
4…尾冠、4a…前端開口部、4b…雌螺子部、
4c…係止溝、4d…前方壁、4e…側壁、4f…後方壁、
5…軸筒、
6…筆記先端、7…鉛芯、
8…クリップ、9…消しゴム、
10…Oリング。
Claims (2)
- 軸筒部材の端部に端部部材を着脱可能に螺合する筆記具の軸筒構造であって、前記軸筒部材の端部の外周面に雄螺子部を形成し、前記端部部材の内周面に前記軸筒部材の雄螺子部と螺合する雌螺子部を形成すると共に該雌螺子部より内方の位置にOリングを係止する係止溝を形成し、該端部部材を前記軸筒部材へ螺合した際に、前記端部部材の係止溝に係止したOリングが前記軸筒部材の端部に接して弾発する構造を特徴とした筆記具の軸筒構造。
- 前記軸筒が前軸部材と後軸部材とを有し、前記後軸部材を前記前軸部材に対して回転させることにより、前記軸筒内に収容した筆記体の先端を該軸筒の先端開口部から出没させる構造の回転繰出式の筆記具の軸筒であり、前記端部部材が前記後軸部材の後端部に螺合する尾冠であることを特徴とした請求項1に記載の筆記具の軸筒構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007230106A JP2009061630A (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | 筆記具の軸筒構造 |
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| JP2007230106A JP2009061630A (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | 筆記具の軸筒構造 |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2009061630A true JP2009061630A (ja) | 2009-03-26 |
Family
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Family Applications (1)
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| JP2007230106A Pending JP2009061630A (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | 筆記具の軸筒構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2009061630A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011178000A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Pentel Corp | 文房具、並びに、化粧具、口腔衛生具の軸と軸との連結構造 |
| JP2014124810A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Pilot Corporation | 熱変色性筆記具 |
-
2007
- 2007-09-05 JP JP2007230106A patent/JP2009061630A/ja active Pending
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