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JP2009059610A - 燃料電池システム、および、電気自動車 - Google Patents

燃料電池システム、および、電気自動車 Download PDF

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JP2009059610A JP2007226666A JP2007226666A JP2009059610A JP 2009059610 A JP2009059610 A JP 2009059610A JP 2007226666 A JP2007226666 A JP 2007226666A JP 2007226666 A JP2007226666 A JP 2007226666A JP 2009059610 A JP2009059610 A JP 2009059610A
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修 弓田
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Abstract

【課題】燃料電池の触媒被毒を低減する技術を提供すること。
【解決手段】燃料電池システムであって、1つ以上の燃料電池からそれぞれ成る複数の燃料電池グループと、燃料電池グループが発電した電力を充電して蓄えるための蓄電部と、複数の燃料電池グループのうちの1つの燃料電池グループにおいて、各燃料電池セルの触媒被毒を低減させるために必要な必要電力量Prと、燃料電池システムに要求される発電要求電力量Peと、蓄電部の蓄電可能電力量Pkとが、下記式(1)を満たす場合に、その燃料電池グループに対して、その燃料電池グループの総発電量が必要電力量Pr以上となるように運転制御する触媒被毒低減処理を行う制御部と、を備える。
Pr<Pk+Pe・・・(1)
【選択図】図4

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
従来、電解質膜上に触媒電極層が形成された膜電極接合体(以下では、「MEA」(Membrane Electrode Assembly)とも呼ぶ)を備えた燃料電池が知られている。
特開2005−346979号公報 特開2005−265692号公報 特開2005−149741号公報
ところで、上記燃料電池を、例えば、低電圧で長時間稼動させたりした場合等に、触媒電極層が被毒されるおそれがあった。このように、触媒電極層が被毒されると、燃料電池の発電効率が低下するおそれがあった。なお、以下では、触媒電極層が被毒されることを、単に「触媒被毒」とも呼ぶ。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、燃料電池の触媒被毒を低減する技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
燃料電池システムであって、1つ以上の燃料電池からそれぞれ成る複数の燃料電池グループと、前記燃料電池グループが発電した電力を充電して蓄えるための蓄電部と、前記複数の燃料電池グループのうちの1つの前記燃料電池グループにおいて、各燃料電池セルの触媒被毒を低減させるために必要な必要電力量Prと、前記燃料電池システムに要求される発電要求電力量Peと、前記蓄電部の蓄電可能電力量Pkとが、下記式(1)を満たす場合に、その燃料電池グループに対して、その燃料電池グループの総発電量が前記必要電力量Pr以上となるように運転制御する触媒被毒低減処理を行う制御部と、を備えることを要旨とする。
Pr<Pk+Pe・・・(1)
上記構成の燃料電池システムによれば、燃料電池グループにおいて、触媒被毒を低減することができる。
[適用例2]適用例1に記載の燃料電池システムにおいて、前記複数の燃料電池グループは、所定数の燃料電池セルをそれぞれ備えることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池グループにおいて、所定数の燃料電池セルの触媒被毒を低減することができる。
[適用例3]適用例1または適用例2に記載の燃料電池システムにおいて、前記制御部は、前記燃料電池システムの起動処理時または前記燃料電池システムの停止処理時において、前記触媒被毒低減処理を行うことを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、触媒被毒低減処理を最後まで実行することが可能となる。
[適用例4]適用例1ないし適用例3のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記制御部は、各燃料電池グループについて、順番に前記触媒被毒低減処理を行うことを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、すべての燃料電池グループにおいて、燃料電池セルの触媒被毒を低減することができる。
[適用例5]適用例1ないし適用例4のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記蓄電部の定格容量に基づく電力量は、前記1つの燃料電池グループの必要電力量Pr以上であることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、蓄電可能電力量Pkが足りなくなることを抑制することができる。
[適用例6]適用例1ないし適用例5のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記制御部は、前記触媒被毒低減処理中において、発電要求電力量Peが、前記蓄電部の残存容量に基づく電力量と必要電力量Prとの和より大きくなった場合には、前記触媒被毒低減処理を停止することを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池システムにおいて、発電量の不足が生じることを抑制することができる。
[適用例7]
電気自動車であって、
電力供給源として、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の燃料電池システムを備えることを要旨とする。
上記構成の電気自動車によれば、燃料電池システムの燃料電池グループにおいて、触媒被毒を低減することができる。
なお、本発明は、上記した燃料電池システムや電気自動車の他、燃料電池や制御装置などの他の装置発明の態様で実現することも可能である。また、このような装置発明に限られず、燃料電池システムの制御方法や電気自動車の制御方法などの方法発明としての態様で実現することも可能である。さらには、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
また、本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、上記装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき次の順序で説明する。
A.第1実施例:
A1.電気自動車の概要:
図1は、本発明の第1実施例である電気自動車1000の概略構成を表わすブロック図である。電気自動車1000は、主に、電源装置115と、駆動モータ300と、減速ギヤ400と、を備えている。駆動モータ300は、電気自動車1000の駆動源であり、同期モータであって、回転磁界を形成するための位相コイルを備えている。この駆動モータ300は、出力軸310に接続されており、動力を出力軸310に伝達する。減速ギヤ400は、出力軸310を介して駆動モータ300から出力される動力を、その回転数を調節した上で車両駆動軸320に伝達する。また、電気自動車1000は、駆動モータ300などを制御して電気自動車1000の運転を制御する運転制御回路600を備えている。運転制御回路600は、イグニッションキーと接続され、電気自動車1000の運転者(ユーザ)がイグニッションキーをオン/オフした信号を検出する。
A2.電源装置の構成:
電源装置115は、主に、電気自動車1000における電力供給源としての燃料電池システム100と、2次電池20と、DC/DCコンバータ10と、インバータ30,40と、補機50と、電源制御回路200と、を備えており、駆動モータ300と、電源装置115内の補機50と、2次電池20とに電力を供給するための装置である。以下では、駆動モータ300、補機50、および、2次電池20を「負荷」とも呼ぶ。
DC/DCコンバータ10と、2次電池20と、インバータ30と、インバータ40とは、配線70を介して、並列に接続されている。また、燃料電池システム100は、後述する配線160を介してDC/DCコンバータ10と接続されている。なお、DC/DCコンバータ10へ電流が逆流しないように、配線70上に、ダイオードを設けるようにしてもよい。
インバータ30は、補機50と接続されており、直流電流を交流電流に変換して、補機50に供給すると共に、補機50に対する制御を行う。補機50としては、後述する燃料電池システムにおいて発電を行うために用いる補機類(以下では、燃料電池補機とも呼ぶ)や、電気自動車1000の駆動中に用いる補機類(以下では、自動車補機とも呼ぶ)などが挙げられる。燃料電池補機としては、後述の燃料電池システム100におけるブロワ110、水素循環ポンプ140や、冷媒循環ポンプ(図示せず)などが含まれ、自動車補機としては、エアコン(図示せず)などが含まれる。なお、このように、補機50には、燃料電池補機も含まれるが、図1では、燃料電池システム100の外側に示している。
インバータ40は、駆動モータ300と接続されており、直流電流を交流電流に変換して駆動モータ300に供給すると共に、駆動モータ300の速度調整やトルク制御などを行う。
DC/DCコンバータ10は、配線70における電圧を調節すると共に、後述する燃料電池システム100の燃料電池からの出力電圧を調節して燃料電池の発電量を制御する。また、DC/DCコンバータ10は、スイッチ(図示せず)を備え、そのスイッチをオン/オフすることにより、燃料電池システム100(各燃料電池)との電気的接続を解除することも可能である。
2次電池20としては、鉛蓄電池や、ニッケル−カドミウム蓄電池、ニッケル−水素蓄電池、リチウム2次電池など種々の2次電池を用いることができる。この2次電池20は、燃料電池システム100の各燃料電池が定常状態で発電を行う場合や、燃料電池システム100の始動処理時(暖気運転時など)や、燃料電池システム100の停止処理時(掃気処理時など)等に、各負荷に対して電力を補う。
また、2次電池20には、蓄電可能な電力量(以下では、蓄電可能電力量Pkとも呼ぶ)を検出するための蓄電可能量モニタ27が併設されている。本実施例では、蓄電可能量モニタ27は、2次電池20における充電・放電の電流値と時間とを積算して2次電池20の残存容量(SOC)を検出し、2次電池20の定格容量からその残存容量(SOC)を引いた容量に基づいて、蓄電可能電力量Pkを検出する。なお、この2次電池20は、後述の燃料電池システム100に含まれていてもよい。
A3.燃料電池システムの構成:
図2は、本実施例における燃料電池システム100の概略構成を表わす説明図である。燃料電池システム100は、4つの燃料電池Fc(N){N=1,2,3,4}と、燃料ガスとしての水素を貯蔵する水素タンク120と、酸化ガスとしての空気を供給するためのブロワ110と、空気給排流路112と、水素給排流路122と、水素遮断弁130と、水素循環ポンプ140と、パージ弁150と、を備えている。本実施例では、燃料電池Fc(N)として、固体高分子型燃料電池を用いている。なお、ブロワ110及び水素循環ポンプ140は、上述のように、燃料電池補機である。
各燃料電池Fc(N)は、図2に示すように、複数の単セルSLと、2つのターミナルTMと、2つのインシュレータISと、2つのエンドプレートEPと、を備えている。この燃料電池Fc(N)は、端から順に、エンドプレートEP、インシュレータIS、ターミナルTM、複数の単セルSL、ターミナルTM、インシュレータIS、及び、エンドプレートEPの順に積層して構成され、これらが所定の締結力で締結される。また、単セルSLは、電解質膜(図示せず)を、触媒電極層(アノードまたはカソード、図示せず)およびガス拡散層(図示せず)で挟持し、さらに、その積層体をセパレータ(図示せず)で挟持して構成される。電解質膜は、例えば、フッ素系樹脂や炭化水素系樹脂で構成される。また、触媒電極層は、例えば、触媒としての白金(Pt)を、カーボン粒子に担持した白金担持カーボンと、電解質から成る。ガス拡散層は、例えば、カーボンペーパから成り、セパレータは、例えば、表面にガス流路としての凹凸を有するカーボン板から成る。
水素タンク120が貯蔵する水素は、水素遮断弁130が開弁されると、水素給排流路122を介して、燃料電池Fc(4)、燃料電池Fc(3)、燃料電池Fc(2)、燃料電池Fc(1)の順に、それらにそれぞれ供給され、各燃料電池Fc(N)の触媒電極層(アノード)で電気化学反応に供される。
パージ弁150は、水素給排流路122において、燃料電池Fc(1)より水素の流れ方向の下流に設けられている。さらに、水素給排流路122において、燃料電池Fc(1)とパージ弁150との間に、水素循環流路124が設けられる。水素循環ポンプ140は、その水素循環流路124上に、水素循環ポンプ140が設けられている。燃料電池Fc(1)から排出された水素は、水素循環ポンプ140によって、水素給排流路122、水素循環流路124を介して、水素給排流路122において燃料電池Fc(4)と水素遮断弁130との間に導入され、再び各燃料電池Fc(N)に供給される。なお、燃料電池システム100において、適宜パージ弁150が開放され、各燃料電池Fc(N)内の水分やリークガス(窒素等)などを燃料電池システム100外部に排出する。
ブロワ110が取り込んだ圧縮空気は、空気給排流路112を介して、燃料電池Fc(1)、燃料電池Fc(2)、燃料電池Fc(3)、燃料電池Fc(4)の順に、それらにそれぞれ供給され、各燃料電池Fc(N)の触媒電極層(カソード)で電気化学反応に供される。燃料電池Fc(4)から排出された空気は、空気給排流路112を介して、燃料電池システム100の外部に排出される。また、燃料電池システム100において、水素あるいは空気を加湿する加湿器を、水素給排流路122や空気給排流路112に設けるようにしても良い。
また、各燃料電池Fc(N)は、図2に示すように、DC/DCコンバータ10と、配線160を介して、並列に接続される。また、配線160には、各燃料電池Fc(N)とDC/DCコンバータ10との接続をオン/オフ可能なスイッチ155(N){N=1,2,3,4}が設けられている。具体的には、スイッチ155(1)は、燃料電池Fc(1)とDC/DCコンバータ10との接続を、スイッチ155(2)は、燃料電池Fc(2)とDC/DCコンバータ10との接続を、スイッチ155(3)は、燃料電池Fc(3)とDC/DCコンバータ10との接続を、スイッチ155(4)は、燃料電池Fc(4)とDC/DCコンバータ10との接続を、それぞれオン/オフするためのスイッチである。
燃料電池システム100では、冷媒を循環させるための冷媒循環流路(図示せず)と、冷媒を循環させる冷媒循環ポンプ(図示せず)と、各燃料電池Fc(N)で暖められた冷媒を冷却するためのラジエタ(図示せず)と、を備えている。
電源装置115の電源制御回路200は、マイクロコンピュータを中心とした論理回路として構成され、詳しくは、予め設定された制御プログラムに従って所定の演算などを実行するCPU(図示せず)と、CPUで各種演算処理を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたROM(図示せず)と、同じくCPUで各種演算処理をするのに必要な各種データが一時的に読み書きされるRAM210と、各種の信号を入出力する入出力ポート等を備える。この電源制御回路200は、DC/DCコンバータ10、2次電池20、インバータ30、インバータ40、ブロワ110、水素遮断弁130、水素循環ポンプ140、パージ弁150、および、スイッチ155(1)〜(4)などを制御し、電源装置115全般の制御を行う。また、電源制御回路200は、蓄電可能量モニタ27が出力する信号、あるいは、運転制御回路600から車両の運転に関して入力される指示信号等を受信する。
また、電源制御回路200は、RAM210を備え、燃料電池システム100の累計運転時間が所定時間(例えば1000時間、2000時間、3000時間というような1000時間ごとに設定される時間)以上となった場合に、リフレッシュ要求フラグを記憶する。
さらに、電源制御回路200は、電気自動車1000の起動時に行われる燃料電池システム100の起動処理において、RAM210内にリフレッシュ要求フラグが記憶されている場合には、リフレッシュ処理を行う。このリフレッシュ処理は、各燃料電池Fc(N)のうちの一つの燃料電池Fc(N)を所定の電力量で発電させることで、その燃料電池Fc(N)が備える各単セルSLにおいて、触媒電極層の被毒を低減または解消(リフレッシュ)させるための処理である。なお、この所定の電力量、つまり、触媒電極層の被毒を低減または解消させるために必要な電力を、以下では、リフレッシュ必要電力量とも呼ぶ。この場合、燃料電池Fc(N)におけるリフレッシュ必要電力量を、Pr(N){N:1,2,3,4}とする。例えば、燃料電池Fc(1)におけるリフレッシュ必要電力量は、Pr(1)である。このリフレッシュ必要電力量Pr(N)は、各燃料電池Fc(N)ごとの具体的な設計等に基づいて予め決められており、電源制御回路200のRAM210にそれぞれ記憶されている。
なお、触媒電極層に触媒として白金(Pt)を用いた場合において、触媒(白金)が被毒する過程の例を次の式(1)に示す。
Pt+2H2O→Pt(OH)2+2H++2e-・・・・(1)
また、2次電池20は、その定格容量に基づく定格蓄電電力量が、各燃料電池Fc(N)のリフレッシュ必要電力量Pr(N)より大きいものを用いている。
A4.燃料電池システム起動処理:
図3は、燃料電池システム100の起動処理を示すフローチャートである。ユーザがイグニッションキー(図示せず)をオンにすると、運転制御回路600から電源制御回路200に駆動信号が送信される。電源制御回路200は、その駆動信号を受信すると、図3に示す、燃料電池システム100の起動処理を行う。この燃料電池システム100の起動処理は、上記駆動信号を受信してから、通常運転モードに移行するまでの間の処理である。この通常運転モードについての詳細は、後述する。
まず、燃料電池システム100の起動処理では、電源制御回路200は、ブロワ110や水素循環ポンプ140や冷媒循環ポンプなどの燃料電池補機を作動し、また、水素遮断弁130を開弁する(ステップS50)。これにより、各燃料電池Fc(N)に反応ガス(空気及び水素)が流通する。
続いて、電源制御回路200は、RAM210にリフレッシュ要求フラグが記憶されていると(ステップS70:Yes)、各燃料電池Fc(N)の各単セルSLで触媒被毒が進行していると判断し、下記に示すリフレッシュ処理を行う(ステップS100)。
図4は、リフレッシュ処理を示すフローチャートである。このリフレッシュ処理において、電源制御回路200は、まず、変数nに1を代入する(ステップS120)。
続いて、電源制御回路200は、燃料電池システム100に要求される発電要求電力量Peを検出する(ステップS130)。具体的には、電源制御回路200は、電気自動車1000の車速センサから車速を、アクセル開度センサからアクセル開度を検出し、それらに基づき、駆動モータ300で要求される電力(以下では、駆動モータ要求電力Pe1とも呼ぶ)を検出する。また、電源制御回路200は、その駆動モータ要求電力Pe1等に基づいて、補機50で要求される電力(以下では、補機要求電力Pe2とも呼ぶ)を検出する。そして、電源制御回路200は、駆動モータ要求電力Pe1と補機要求電力Pe2との和を発電要求電力量Peとして検出する。なお、ユーザによりアクセルが踏まれていない場合には、駆動モータ要求電力Pe1は、生じない。
続いて、電源制御回路200は、蓄電可能量モニタ27から蓄電可能電力量Pkを検出する(ステップS140)。また、電源制御回路200は、RAM210からリフレッシュ必要電力量Pr(n)を読み込む(ステップS150)。この場合、n=1であると、電源制御回路200は、リフレッシュ必要電力量Pr(1)を読み込む。
次に、電源制御回路200は、リフレッシュ必要電力量Pr(n)が、発電要求電力量Peと蓄電可能電力量Pkとの和より小さいか否かを判断する(ステップS160)。
電源制御回路200は、リフレッシュ必要電力量Pr(n)が、発電要求電力量Peと蓄電可能電力量Pkとの和より小さい場合(ステップS160:Yes)には、燃料電池Fc(n)における触媒電極層の被毒を低減または解消させるため、燃料電池Fc(n)のみをリフレッシュ必要電力量Pr(n)で運転制御する(ステップS170)。
具体的には、電源制御回路200は、まず、スイッチ155(n)以外のスイッチ155(N)をオフにし、スイッチ155(n)のみをオンにして、燃料電池Fc(n)のみDC/DCコンバータ10と接続されるようにする。次に、電源制御回路200は、リフレッシュ必要電力量Pr(n)に対応させて、燃料電池補機(補機50)を制御する。また、電源制御回路200は、燃料電池Fc(n)の出力電力−出力電流特性(P−I特性)に基づいて、リフレッシュ必要電力量Pr(n)から燃料電池Fc(n)に出力させる電流Inを定め、さらに、燃料電池Fc(n)の出力電圧−出力電流特性(V−I特性)に基づいて、電流Inから燃料電池Fc(n)に出力させる電圧Vnを定める。そして、電源制御回路200は、DC/DCコンバータ10に、燃料電池Fc(n)の出力電圧が電圧Vnとなるように制御させる。これにより、燃料電池Fc(n)は、リフレッシュ必要電力量Pr(n)で発電される。なお、燃料電池の出力電圧は、燃料電池の内部温度によっても変化するので、上記のV−I特性は、燃料電池Fc(n)の内部温度を考慮することが望ましい。
なお、触媒電極層に触媒として白金(Pt)を用いた場合において、リフレッシュ必要電力量Pr(n)で発電することにより、触媒(白金)の被毒が、低減または解消される過程の例を次の式(2)に示す。
Pt(OH)2+2H++2e-→Pt+2H2O・・・・(2)
電源制御回路200は、そのまま所定時間、燃料電池Fc(n)をリフレッシュ必要電力量Pr(n)で運転制御し(ステップS180:No)、燃料電池Fc(n)の運転制御開始から所定時間経過すると(ステップS180:Yes)、次に、変数nが4か否かを判断する(ステップS190)。
電源制御回路200は、変数nが4でない場合(ステップS190:No)には、変数nに1を足したものを新たな変数nとして(ステップS200)、ステップ130の処理にリターンする。
電源制御回路200は、変数nが4の場合(ステップS190:Yes)には、すべての燃料電池Fc(n)に対して、リフレッシュ必要電力量Pr(n)で運転制御するか否かの検証が終わったと判断し、このリフレッシュ処理を終了する。
一方、電源制御回路200は、リフレッシュ必要電力量Pr(n)が、発電要求電力量Peと蓄電可能電力量Pkとの和以上の場合(ステップS160:No)には、燃料電池Fc(n)をリフレッシュ必要電力量Pr(n)で発電させることができないので、次に、変数nが4か否かを判断する(ステップS210)。
電源制御回路200は、変数nが4でない場合(ステップS210:No)には、変数nに1を足したものを新たな変数nとして(ステップS220)、ステップ130の処理にリターンする。
電源制御回路200は、変数nが4の場合(ステップS210:No)には、すべての燃料電池Fc(n)に対して、リフレッシュ必要電力量Pr(n)で運転制御するか否かの検証が終わったと判断し、このリフレッシュ処理を終了する。また、この際、電源制御回路200は、RAM210に記憶してあるリフレッシュ要求フラグを消去する。
電源制御回路200は、リフレッシュ処理(ステップS100)が終了すると、燃料電池システム100の起動処理を終了し、通常運転モードに移行する。具体的には、電源制御回路200は、リフレッシュ処理が終了すると、発電要求電力量Peを検出すると共に、スイッチ155(1)〜スイッチ155(4)をすべてオンにして、各燃料電池Fc(n)とDC/DCコンバータ10とをそれぞれ接続する。そして、電源制御回路200は、各燃料電池Fc(n)の総発電電力量が発電要求電力量Peとなるように、各燃料電池Fc(n)の電圧をDC/DCコンバータ10に制御させる。すなわち、通常運転モードは、4つの燃料電池、燃料電池Fc(1)〜燃料電池Fc(4)で発電させるモードである。
一方、電源制御回路200は、燃料電池システム100の起動処理において、RAM210にリフレッシュ要求フラグが記憶されていない場合(ステップS70:No)、リフレッシュ処理は必要ないと判断し、リフレッシュ処理を行わず通常運転モードに移行する。
なお、電源制御回路200は、上述のステップS130の処理とは別に、随時、発電要求電力量Pe及び蓄電可能電力量Pk(または、残存容量(SOC))を検出しており、発電要求電力量Peが大きくなり、リフレッシュ必要電力量Pr(n)と2次電池20の残存容量(SOC)との和よりも、発電要求電力量Peの方が大きくなった場合には、発電量不足と判断し、割り込み処理として、このリフレッシュ処理を停止し、通常運転モードに移行する。また、電源制御回路200は、ステップS170の処理で、燃料電池Fc(n)をリフレッシュ必要電力量Pr(n)で運転制御中、発電要求電力量Peが小さくなり、蓄電により蓄電可能電力量Pkがある閾値まで小さくなると、割り込み処理として、このリフレッシュ処理を停止し、通常運転モードに移行する。
以上のように、本実施例の燃料電池システム100では、複数の燃料電池を備えており、リフレッシュ処理において、そのうちの一つの燃料電池Fc(N)のみに、発電させるようにしている。このようにすれば、その燃料電池Fc(N)において、リフレッシュ必要電力量Pr(N)で発電しても、2次電池20の蓄電可能電力量Pkが足りなくなることを抑制することができる。そして、リフレッシュ処理で、燃料電池Fc(N)を、リフレッシュ必要電力量Pr(N)で発電するようにしているで、その燃料電池Fc(N)の各単セルSLにおいて触媒被毒を低減または解消することができる。
また、本実施例の燃料電池システム100では、リフレッシュ処理(図4)を燃料電池システム100の起動処理時(すなわち、電気自動車1000の起動時)に行うようにしている。この起動処理時には、発電要求電力量Peが小さいと考えられるので、発電要求電力量Peから蓄電可能電力量Pkを引いた値が、リフレッシュ必要電力量Pr(N)より多くなる場合が少ないと考えられる。従って、リフレッシュ処理を最後まで続けることが可能となる。また、起動処理時において、電気自動車1000の走行に必要な電力を事前に2次電池20に蓄えることができる。
本実施例の燃料電池システム100では、燃料電池システム100の累計運転時間が所定時間となった場合に、リフレッシュ処理を行うようにしている。このようにすれば、定期的に各燃料電池Fc(N)の各単セルSLにおいて、触媒被毒を低減または解消することができる。その結果、燃料電池システム100の効率的な運転を行うことができる。
さらに、2次電池20は、定格容量に基づく定格蓄電電力量が、各燃料電池Fc(N)のリフレッシュ必要電力量Pr(N)より大きいものを用いているので、リフレッシュ処理(図4)において、蓄電可能電力量Pkが足りなくなることを抑制することができる。
なお、燃料電池システム100は、請求項における燃料電池システムに該当し、単セルSLは、請求項における燃料電池セルに該当し、各燃料電池Fc(N)は、請求項における燃料電池グループに該当し、2次電池20は、請求項における蓄電部に該当し、電源制御回路200は、請求項における制御部に該当し、リフレッシュ処理(図4)は、請求項における触媒被毒低減処理に該当する。
B.第2実施例:
B1.燃料電池システムの構成:
第2実施例の燃料電池システム100Aは、第1実施例の燃料電池システム100と同様の構成であり、その構成について同じ符号を用い説明を省略する。第1実施例の燃料電池システム100は、起動処理時に、リフレッシュ処理(図4)をしていたが、本実施例の燃料電池システム100Aは、停止処理時にリフレッシュ処理を行う。
B2.燃料電池システムの停止処理:
図5は、第2実施例における燃料電池システム停止処理のフローチャートである。ユーザがイグニッションキーをオフにすると、運転制御回路600から電源制御回路200に駆動停止信号が送信される。燃料電池システム100Aの電源制御回路200は、その駆動停止信号を受信すると、燃料電池システム100Aの停止処理を開始する。電源制御回路200は、この停止処理において、まず、RAM210にリフレッシュ要求フラグが記憶されていると(ステップS70:Yes)、各燃料電池Fc(N)の各単セルSLで触媒被毒が進行していると判断し、上記リフレッシュ処理(図4)を行う(ステップS100)。その後、電源制御回路200は、掃気処理を行い(ステップS500)、燃料電池補機(補機50)の作動を停止させ、また、水素遮断弁130を閉弁する(ステップS600)ことにより、燃料電池システム100Aを停止させて、本処理を終了する。
なお、電源制御回路200は、燃料電池システム100Aの停止処理において、RAM210にリフレッシュ要求フラグが記憶されていない場合(ステップS70:No)には、リフレッシュ処理(ステップS100)を行わずに、ステップS500の処理に移行する。
以上のように、本実施例の燃料電池システム100Aでは、リフレッシュ処理(図4)を燃料電池システム100の停止処理時に行うようにしている。この停止処理時には、発電要求電力量Peが小さいと考えられるので、ステップS160の処理で、発電要求電力量Peから蓄電可能電力量Pkを引いた値が、リフレッシュ必要電力量Pr(n)より多くなる場合が少ないと考えられる。従って、リフレッシュ処理を最後まで続けることが可能となる。また、次回に電気自動車1000の走行に必要な電力を事前に2次電池20に蓄えることができる。
C.変形例:
なお、本発明では、上記した実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
C1.変形例1:
上記実施例の燃料電池システムでは、各燃料電池Fc(N)をDC/DCコンバータ10に対して並列に接続しているが、本発明はこれに限られるものではなく、直列に接続するようにしてもよい。この場合を、以下に図6を用いて説明する。
図6は、変形例1の燃料電池システム100Bの概略構成を表す説明図である。本変形例の燃料電池システム100Bは、第1実施例の燃料電池システム100と以下の点で相違する。
すなわち、燃料電池システム100Bでは、各燃料電池Fc(1),Fc(2),Fc(3),Fc(4)が、この順に配線160aで直列に接続されている。具体的には、配線160aは、各燃料電池Fc(N)のターミナルTM同士を接続する。
また、燃料電池システム100Bにおいて、配線160には、スイッチ155(1)〜155(4)の他、各燃料電池Fc(N)とDC/DCコンバータ10との接続をオン/オフ可能なスイッチ155a(N){N=1,2,3,4}が設けられている。
ところで、電源制御回路200は、リフレッシュ処理(図4)において、燃料電池Fc(n)をリフレッシュ必要電力量Pr(n)で発電させる場合(ステップS170)には、スイッチ155(n)及びスイッチ155a(n)をオンにすると共に、他のスイッチ155(N)及びスイッチ155a(N)をオフにして、燃料電池Fc(n)のみDC/DCコンバータ10と接続させる。例えば、電源制御回路200は、リフレッシュ処理において、燃料電池Fc(1)についてリフレッシュ必要電力量Pr(1)で発電させる場合には、スイッチ155(1)及びスイッチ155a(1)をオンにすると共に、スイッチ155(2)〜(4)及びスイッチ155a(2)〜(4)をオフにして、燃料電池Fc(1)のみDC/DCコンバータ10と接続させる。
また、電源制御回路200は、通常運転モードで、すべての燃料電池Fc(N)で発電させる場合には、スイッチ155(1)及びスイッチ155a(4)をオンにすると共に、他のスイッチ155及びスイッチ155aをオフにすることで、各燃料電池Fc(N)は、DC/DCコンバータ10と直列に接続される。
以上のように、各燃料電池Fc(N)をDC/DCコンバータ10に直列に接続した場合であっても、リフレッシュ処理において、スイッチ155(N)及びスイッチ155a(N)のオン/オフを切り換えることにより、各燃料電池Fc(N)において、リフレッシュ必要電力量Pr(N)で発電させることができる。
C2.変形例2:
図7は、変形例2の燃料電池システムにおける燃料電池Fcaを示す図である。この図7の燃料電池Fcaは、エンドプレートEP及びインシュレータISの図示を省略している。上記実施例の燃料電池システムでは、各燃料電池をそれぞれ異なるユニットで構成し複数の燃料電池グループを形成していたが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、図7に示す燃料電池Fcaのように、ターミナルTMaを、4つの領域、すなわち、領域Fca(N){N:1,2,3,4}(領域Fca(1),領域Fca(2),領域Fca(3),領域Fca(4))に区分する。そして、これら各領域と、各単セルSLにおいて、各領域に対応する部分とを合わせた積層体を、それぞれ燃料電池グループとしてもよい。ターミナルTMにおいて、各領域Fca(N)は、絶縁領域TMaZによって互いに絶縁されている。また、各領域Fca(N)には、それぞれ端子a1〜a4が設けられ、その端子、及び、配線160を介してDC/DCコンバータ10に接続されている。このようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。なお、燃料電池Fcaの各単セルSLは、内部的に区分されておらず、反応ガスは、内部全体に供給される。
C3.変形例3:
上記実施例の燃料電池システムでは、リフレッシュ処理(図4)を、燃料電池システムの起動処理時や停止処理時に行うようにしていたが、本発明は、これに限られるものではなく、リフレッシュ処理を種々のタイミングで行うようにしてもよい。例えば、上記燃料電池システムは、リフレッシュ処理を通常運転モードで行うようにしてもよい。この場合、例えば、RAM210にリフレッシュ要求フラグが記憶されると、直ちにリフレッシュ処理を開始するようにしてもよいし、リフレッシュ要求フラグが記憶された後、発電要求電力量Peがリフレッシュ処理に適した値となった場合に、リフレッシュ処理を開始するようにしてもよい。また、上記燃料電池システムは、リフレッシュ処理を燃料電池システムの停止時(間欠運転中を含む)に行うようにしてもよい。このようにしても上記実施例と同様の効果を奏することができる。
C4.変形例4:
上記実施例の燃料電池システムにおいて、電源制御回路200は、燃料電池システムの累計運転時間が所定時間以上となった場合に、リフレッシュ要求フラグを記憶するようにしているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、電源制御回路200は、燃料電池Fc(N)のV−I特性が所定の割合(例えば、10%)低下した場合など、触媒被毒が進行していると考えられる状況になった場合に、リフレッシュ要求フラグを記憶するようにしてもよい。このようにしても上記実施例の効果を奏することができる。
C5.変形例5:
上記実施例の燃料電池システムは、電気自動車1000に搭載されているが、本発明はこれに限られるものではなく、その他の車両、船、飛行機、リニアモータカなど種々の移動体や、その他の装置(例えば、空調装置など)における電源装置として用いることが可能である。
C6.変形例6:
上記実施例の燃料電池システムでは、各燃料電池Fc(N)に反応ガスを給排する給排管(空気給排流路112および水素給排流路122)を、各燃料電池Fc(N)で共有しているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、各燃料電池Fc(N)に個別に反応ガスを給排する給排管を設けるようにしてもよい。また、この場合、燃料電池補機(補機50)も各燃料電池Fc(N)に対して個別に設けるようにしてもよい。このようにすれば、各燃料電池Fc(N)において、濃度が高い反応ガスを供給することができ、各燃料電池Fc(N)の発電効率を向上させることができる。
C7.変形例7:
上記実施例の燃料電池システムでは、リフレッシュ処理(図4)において、各燃料電池Fc(N)に対して順番に、リフレッシュ必要電力量Pr(N)で発電させるようにしているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、1回の燃料電池システムの起動処理または停止処理では、リフレッシュ処理において、全部の燃料電池Fc(N)に対してリフレッシュ必要電力量Pr(N)で発電させず、1つ、または、一部の燃料電池Fc(N)に対してのみ、リフレッシュ必要電力量Pr(N)で発電させるようにしてもよい。この場合、その起動処理または停止処理で、リフレッシュ必要電力量Pr(N)で発電させなかった燃料電池Fc(N)については、それ以降の起動処理または停止処理において、順番に、リフレッシュ必要電力量Pr(N)で発電させればよい。このようにすれば、リフレッシュ処理の時間を短くすることができ、すなわち、燃料電池システムの起動処理や停止処理の時間を短縮することができる。
C8.変形例8:
上記実施例の燃料電池システムでは、リフレッシュ処理(図4)において、各燃料電池Fc(N)を一つずつ、リフレッシュ必要電力量Pr(N)で発電させるようにしているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、リフレッシュ処理において、各燃料電池Fcのうち、複数の燃料電池Fc(N)を一度に、リフレッシュ必要電力量Prで発電させるようにしてもよい。このようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。このリフレッシュ必要電力量Prは、具体的な設計等に基づいて予め決められる。なお、この複数の燃料電池Fcは、請求項における燃料電池グループに該当する。
C9.変形例9:
上記実施例の燃料電池システムでは、燃料電池Fc(N)を4つ用いていたが、本発明はこれに限られるものではなく、燃料電池Fc(N)を、2,3つ、または、5つ以上用いるようにしてもよい。
本発明の第1実施例である電気自動車1000の概略構成を表わすブロック図である。 第1実施例における燃料電池システム100の概略構成を表わす説明図である。 燃料電池システム100の起動処理を示すフローチャートである。 リフレッシュ処理を示すフローチャートである。 第2実施例における燃料電池システム停止処理のフローチャートである。 変形例1の燃料電池システム100Bの概略構成を表す説明図である。 変形例2の燃料電池システムにおける燃料電池Fcaを示す図である。
符号の説明
10…DC/DCコンバータ
20…2次電池
27…蓄電可能量モニタ
30,40…インバータ
50…補機
70,160,160a…配線
100,100A,100B…燃料電池システム
110…ブロワ
112…空気給排流路
115…電源装置
120…水素タンク
122…水素給排流路
124…水素循環流路
130…水素遮断弁
140…水素循環ポンプ
150…パージ弁
155,155a…スイッチ
200…制御回路
210…RAM
300…駆動モータ
310…出力軸
320…車両駆動軸
400…減速ギヤ
1000…電気自動車
TMaZ…絶縁領域
SL…単セル
TM…ターミナル
EP…エンドプレート
IS…インシュレータ
Fc,Fca…燃料電池
Pe…発電要求電力量
Pk…蓄電可能電力量
Pr…リフレッシュ必要電力量

Claims (7)

  1. 燃料電池システムであって、
    1つ以上の燃料電池からそれぞれ成る複数の燃料電池グループと、
    前記燃料電池グループが発電した電力を充電して蓄えるための蓄電部と、
    前記複数の燃料電池グループのうちの1つの前記燃料電池グループにおいて、各燃料電池セルの触媒被毒を低減させるために必要な必要電力量Prと、前記燃料電池システムに要求される発電要求電力量Peと、前記蓄電部の蓄電可能電力量Pkとが、下記式(1)を満たす場合に、その燃料電池グループに対して、その燃料電池グループの総発電量が前記必要電力量Pr以上となるように運転制御する触媒被毒低減処理を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
    Pr<Pk+Pe・・・(1)
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記複数の燃料電池グループは、所定数の燃料電池セルをそれぞれ備えることを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記制御部は、
    前記燃料電池システムの起動処理時または前記燃料電池システムの停止処理時において、前記触媒被毒低減処理を行うことを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記制御部は、
    各燃料電池グループについて、順番に前記触媒被毒低減処理を行うことを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記蓄電部の定格容量に基づく電力量は、前記1つの燃料電池グループの必要電力量Pr以上であることを特徴とする燃料電池システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記制御部は、
    前記触媒被毒低減処理中において、発電要求電力量Peが、前記蓄電部の残存容量に基づく電力量と必要電力量Prとの和より大きくなった場合には、前記触媒被毒低減処理を停止することを特徴とする燃料電池システム。
  7. 電気自動車であって、
    電力供給源として、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の燃料電池システムを備えることを特徴とする電気自動車。
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